日本語検定6級の用語集【敬語・文法・表記の重要語】
日本語検定6級(小学校中学年程度)の学習でよく出てくる日本語のことばを、「ていねいなことば(敬語)の用語」「文法の用語」「語彙・意味の用語」「漢字・表記の用語」「検定の用語」の5つのカテゴリに分けてまとめました。小学校中学年(3・4年生)のお子さんにもわかるように、読みがなとやさしいことばで説明しています。意味を知っておくと、問題集の解説がぐっと読みやすくなります。
※最新情報は必ず日本語検定委員会 公式情報でご確認ください。
ていねいなことば(敬語)の用語
- 敬語(けいご)
- 相手をうやまう気持ちを表すことばづかい。ていねいに言ったり、相手を高めて言ったりする。
- ていねいな言い方(ていねいないいかた)
- 「です」「ます」をつけて、おだやかでていねいに話す言い方。だれに対しても使える、いちばん基本のことばづかい。
- 尊敬する言い方(そんけいするいいかた)
- 相手や目上の人の動作を高めて、うやまう気持ちを表す言い方。「言う」を「おっしゃる」と言うなど。尊敬語ともいう。
- へりくだる言い方(へりくだるいいかた)
- 自分の動作を低くして、相手を立てる言い方。「行く」を「うかがう」と言うなど。けんじょう語ともいう。
- 美化語(びかご)
- 「お茶」「ご飯」のように、ことばの前に「お」「ご」をつけて上品に言うことば。
- 敬称(けいしょう)
- 名前のあとにつけて、その人をうやまう気持ちを表すことば。「さん」「さま」「先生」などがある。
- あいさつ
- 人と会ったときや別れるときなどにかわすことば。「おはようございます」「ありがとうございます」など。
- 呼び方(よびかた)
- 相手や自分をどう呼ぶか。場面や相手によって「わたし」「ぼく」「お父さん」などを使い分ける。
文法の用語
- 主語(しゅご)
- 文の中で「だれが」「何が」にあたることば。「犬がほえる」の「犬が」が主語にあたる。
- 述語(じゅつご)
- 文の中で「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたることば。「犬がほえる」の「ほえる」が述語にあたる。
- 修飾語(しゅうしょくご)
- ほかのことばをくわしく説明することば。「大きい犬」の「大きい」のように、様子や数などをくわしくする。
- こそあど言葉(こそあどことば)
- 「これ・それ・あれ・どれ」のように、ものや場所などを指し示すことば。指示語ともいう。
- つなぎ言葉(つなぎことば)
- 文と文をつなぐことば。「しかし」「だから」「そして」などがあり、前後の関係を表す。接続語ともいう。
- 助詞(じょし)
- ことばのあとについて、意味や関係を表す小さなことば。「が」「を」「に」「は」など。「てにをは」とも呼ばれる。
- 動詞(どうし)
- 「走る」「食べる」のように、動作やはたらきを表すことば。文の述語になることが多い。
- 名詞(めいし)
- 「犬」「学校」「友だち」のように、ものや人、ことがらの名前を表すことば。
- 形容詞(けいようし)
- 「高い」「やさしい」のように、ものの様子や気持ちを表し、言い切りが「い」で終わることば。
- 様子を表す言葉(ようすをあらわすことば)
- 「とても」「ゆっくり」のように、動作や様子をくわしくすることば。副詞などがこれにあたる。
- 文(ぶん)
- まとまった一つの考えを表し、「。」(句点)で終わることばのまとまり。
- 文節(ぶんせつ)
- 文を、意味がわかるていどに区切った小さなまとまり。「ね」を入れて区切れるところが切れ目になる。
- 単語(たんご)
- ことばを、これ以上分けると意味がなくなるところまで分けた、いちばん小さなまとまり。
- です・ます調(ですますちょう)
- 「です・ます」で終わる、ていねいな文の書き方・話し方。敬体ともいう。
- だ・である調(だであるちょう)
- 「だ・である」で終わる、ふつうの文の書き方。常体ともいい、作文では文末をそろえるとよい。
語彙・意味の用語
- 語彙(ごい)
- 知っていることばの集まりや、ことばの数のこと。語彙が多いほど、いろいろな文章を正しく読み書きできる。
- 慣用句(かんようく)
- 二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とはちがう特別な意味を表す言い方。「手をかす(手伝う)」「鼻が高い(じまんに思う)」など。
- ことわざ
- 昔から言いつたえられてきた、教えや知恵をふくむ短いことば。「ちりも積もれば山となる」などがある。
- 四字熟語(よじじゅくご)
- 漢字四文字でできた熟語で、ひとまとまりの意味を表すもの。「一石二鳥」「十人十色」などがある。
- 類義語(るいぎご)
- 意味がよく似ていることば。「うれしい」と「楽しい」、「方法」と「やり方」などがこれにあたる。
- 対義語(たいぎご)
- 意味が反対のことば。「大きい」と「小さい」、「のぼる」と「くだる」などがこれにあたる。反対語ともいう。
- 同じ読みの漢字(おなじよみのかんじ)
- 読み方が同じで、意味のちがう漢字。「あつい」を「暑い・熱い・厚い」と書き分けるなど。
- 擬音語(ぎおんご)
- 音や声を、それらしいことばで表したもの。「ワンワン」「ザーザー」など。オノマトペの一つ。
- 擬態語(ぎたいご)
- 様子や気持ちを、それらしいことばで表したもの。「きらきら」「にこにこ」など。オノマトペの一つ。
- 複合語(ふくごうご)
- 二つ以上のことばが合わさって、一つのことばになったもの。「青空」「走り回る」などがこれにあたる。
- 外来語(がいらいご)
- 外国から日本語に取り入れられたことば。「テレビ」「パン」などで、ふつうかたかなで書く。
- 熟語(じゅくご)
- 二つ以上の漢字が組み合わさってできたことば。「学校」「読書」のように、まとまった意味を表す。
- 和語(わご)
- むかしから日本にあったことば。「やま」「かわ」のように、訓読みで読むことが多い。
漢字・表記の用語
- 配当漢字(はいとうかんじ)
- 小学校で、学年ごとに習うことが決められている漢字。6級の漢字は1〜4年生の配当漢字が中心になる。
- 音読み(おんよみ)
- むかし中国から伝わった発音をもとにした読み方。「山(サン)」のように、かたかなで書くことが多い。
- 訓読み(くんよみ)
- 漢字の意味を日本語にあてはめた読み方。「山(やま)」のように、ひらがなで書くと意味がわかる読み方。
- 送りがな(おくりがな)
- 漢字のあとにつけて、読み方をはっきりさせるひらがな。「走る」の「る」、「美しい」の「しい」がこれにあたる。
- かなづかい
- ひらがな・かたかなの正しい書き方の決まり。「おおきい」「とおく」のように、まちがえやすい書き方に気をつける。
- 表記(ひょうき)
- ことばを文字で書き表すこと。漢字・ひらがな・かたかなの使い分けや、送りがな・かなづかいなどをまとめていう。
- 部首(ぶしゅ)
- 漢字を仲間分けするための共通の部分。「さんずい」「きへん」などがあり、漢字辞典を引くときの目印にもなる。
- 画数(かくすう)
- 漢字を作っている点や線(画)の数。ひと続きで書く線を一画と数える。
- 筆順(ひつじゅん)
- 漢字を書くときの、点や線を書く順番。「上から下へ」「左から右へ」などの決まりがある。書き順ともいう。
- ふりがな
- 漢字の読み方をしめすために、その上や横に小さくつけるひらがな。ルビともいう。
- 句読点(くとうてん)
- 文を読みやすくするためにつける点。文の終わりにつける「。」(句点)と、区切りにつける「、」(読点)のこと。
- かたかな
- 外来語や音を表すときなどに使う文字。「テレビ」「ワンワン」のように書く。
- ローマ字(ローマじ)
- アルファベットを使って、日本語の音を書き表す書き方。「やま」を「yama」と書くなど。
検定の用語
- 日本語検定(にほんごけんてい)
- 日本語を正しく使う力をはかる検定。日本語検定委員会が主催し、2007年に始まった。文部科学省が後援している。
- 領域(りょういき)
- 日本語検定で出題が分かれている分野のこと。6級では敬語・文法・語彙・言葉の意味・漢字・表記の6つの領域がある。
- 総合問題(そうごうもんだい)
- 短い文章や会話を読んで、複数の領域の力をまとめて使って答える問題。読み書きの総合的な力をためす。
- 認定(にんてい)
- 日本語検定での合格にあたる結果。全体の得点率が約70%以上で、その級の力が身についていると認められること。
- 準認定(じゅんにんてい)
- 得点率が約60%以上で、認定に近い力があると認められる結果。認定までもう一歩のレベルを示す。
- 領域別得点率(りょういきべつとくてんりつ)
- 6つの領域それぞれでとった得点の割合。6級では各領域で約50%以上が求められ、苦手分野をつくらないことが大切。
- 個人受験(こじんじゅけん)
- 自分で公式サイトなどから申し込んで受ける受け方。お子さん一人や、家族での受験はこの形になる。
- 団体受験(だんたいじゅけん)
- 学校や塾などがまとめて申し込み、その会場で受ける受け方。クラスのみんなで受けることもある。
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