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日本語検定4級の用語集【敬語・文法・表記の重要語】

日本語検定4級で問われる、敬語・文法・語彙・言葉の意味・漢字・表記の基本用語を読み・定義つきでまとめました。中学校で学ぶ国語の知識が中心で、尊敬語と謙譲語のちがい、主語と述語、助詞・助動詞、同音異義語・送り仮名・現代仮名遣いなど、間違えやすい概念をやさしく整理できます。学習の確認や直前のおさらいにご活用ください。

※出題範囲は変わる場合があります。最新情報は必ず日本語検定委員会 公式情報でご確認ください。

敬語の用語

敬語(けいご)
相手や場面に応じて敬意を表す言葉づかいの総称。尊敬語・謙譲語・丁寧語が基本で、さらに丁重語・美化語を加えた5分類で説明されることもある。
尊敬語(そんけいご)
相手や第三者の動作・状態を高めて敬意を表す敬語。「いらっしゃる」「おっしゃる」「お読みになる」など。動作の主は相手側。
謙譲語(けんじょうご)
自分側の動作をへりくだって述べ、その動作の向かう相手を高める敬語。「伺う」「申し上げる」「拝見する」など。動作の主は自分側。
丁寧語(ていねいご)
聞き手・読み手に対して丁寧に述べる敬語。「です」「ます」「ございます」など、文末を整える働きをする。
美化語(びかご)
物事を上品に言い表すために「お」「ご」を付ける言葉。「お茶」「お料理」「ご飯」など。
二重敬語(にじゅうけいご)
一つの語に同じ種類の敬語を重ねて使う過剰な敬語。「お読みになられる」など。原則は誤りとされる。
敬称(けいしょう)
人名や役職に付けて敬意を示す語。「様」「さん」「先生」など。相手と場面に応じた使い分けが問われる。
あいさつ語(あいさつご)
「おはようございます」「いただきます」「失礼します」など、場面に応じて交わす決まった言葉。正しい使い方が問われる。

文法の用語

主語(しゅご)
「何が(は)・誰が(は)」にあたる文の成分。「鳥が鳴く」の「鳥が」。述語と対応する。
述語(じゅつご)
「どうする・どんなだ・何だ」にあたる文の成分。「鳥が鳴く」の「鳴く」。主語の動作・状態などを表す。
修飾語(しゅうしょくご)
他の語を詳しく説明する語。「赤い花」の「赤い」、「速く走る」の「速く」など。
被修飾語(ひしゅうしょくご)
修飾語によって説明される語。「赤い花」の「花」のように、詳しくされる側の語。
品詞(ひんし)
単語を文法的な性質で分類したもの。名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞・助詞・助動詞の十品詞に分ける。
名詞(めいし)
物事の名前を表し、主語になれる自立語。「本」「山」「東京」など。活用しない。
動詞(どうし)
動作・存在などを表し、活用する自立語。「走る」「ある」など。言い切りはウ段の音で終わる。
形容詞(けいようし)
物事の性質・状態を表し、活用する自立語。言い切りが「い」で終わる。「高い」「美しい」など。
形容動詞(けいようどうし)
物事の性質・状態を表し、言い切りが「だ・です」で終わる活用語。「静かだ」「便利だ」など。
副詞(ふくし)
主に用言を修飾し、程度・状態などを表す自立語。「とても」「ゆっくり」「決して」など。活用しない。
連体詞(れんたいし)
体言(名詞)だけを修飾する自立語。「この」「大きな」「あらゆる」など。活用しない。
接続詞(せつぞくし)
語と語、文と文をつなぐ自立語。「しかし」「だから」「また」など。前後の関係を示す。
助詞(じょし)
自立語に付いて語と語の関係を示したり意味を添えたりする付属語。「が」「を」「に」「は」など。活用しない。
助動詞(じょどうし)
用言などに付いて意味を添える活用する付属語。「れる・られる」「せる・させる」「ない」「た」など。
活用(かつよう)
動詞・形容詞・形容動詞・助動詞が、後に続く語によって語形を変えること。未然・連用・終止・連体・仮定・命令の形がある。
自立語(じりつご)
それだけで意味がわかり、単独で文節を作れる語。名詞・動詞・形容詞などがあてはまる。
付属語(ふぞくご)
単独では文節を作れず、自立語に付いて使う語。助詞・助動詞がこれにあたる。
文節(ぶんせつ)
文を意味のまとまりで自然に区切った最小の単位。「ね」を入れて区切れる。「鳥が/鳴く」など。
ら抜き言葉(らぬきことば)
本来「ら」が必要な可能表現から「ら」を落とした言い方。「食べれる」「来れる」など。正しくは「食べられる」「来られる」。

語彙・言葉の意味の用語

慣用句(かんようく)
二つ以上の語が結びつき、全体で特定の意味を表す決まった言い回し。「油を売る」「足を洗う」など。
ことわざ
昔から言い伝えられ、教訓や知恵を短く表した言葉。「急がば回れ」「石の上にも三年」など。
四字熟語(よじじゅくご)
漢字四字で一つの意味を表す熟語。「一期一会」「臨機応変」など。意味と正しい表記の両方が問われる。
故事成語(こじせいご)
中国などの古い出来事(故事)に由来する成句。「矛盾」「漁夫の利」など。由来とセットで覚える。
類義語(るいぎご)
意味が似ている語どうし。「進歩」と「向上」など。少しずつ異なる使い分けが問われる。
対義語(たいぎご)
意味が反対・対立する語どうし。「需要」と「供給」、「具体」と「抽象」など。
同音異義語(どうおんいぎご)
音読みが同じで意味・漢字が異なる語。「対象・対照」「保証・保障」など。文脈に合う漢字を選ぶ問題が出る。
和語(わご)
もともと日本にあった言葉。訓読みで読むことが多い。「やま」「はたらき」など。
漢語(かんご)
中国から取り入れた、または漢字音で作られた語。音読みで読む。「努力」「会議」など。
外来語(がいらいご)
外国語から取り入れてカタカナで書く語。「リスク」「サービス」など。和語・漢語との言い換えが問われることがある。
擬音語(ぎおんご)
物音や声をまねて表した語。「ワンワン」「ザーザー」など。擬声語ともいう。
擬態語(ぎたいご)
様子や状態を感じのままに表した語。「きらきら」「のんびり」など。擬音語と合わせてオノマトペと呼ぶ。

漢字の用語

常用漢字(じょうようかんじ)
一般の社会生活で漢字使用の目安として定められた漢字。現在は2,136字。4級は中学までに学ぶ範囲が中心。
音読み(おんよみ)
漢字を中国由来の音で読む読み方。「山(サン)」「水(スイ)」など。漢語に多い。
訓読み(くんよみ)
漢字を日本語の意味にあてて読む読み方。「山(やま)」「水(みず)」など。和語に対応する。
熟語(じゅくご)
二字以上の漢字が結びついて一つの意味を表す語。「読書」「学校」など。組み立て方にいくつかの型がある。
同訓異字(どうくんいじ)
訓読みが同じで意味・漢字が異なる字。「あつい(暑い・熱い・厚い)」「はかる(計る・量る・測る)」など。使い分けが問われる。
熟字訓(じゅくじくん)
二字以上の熟語全体に特別な訓を当てた読み。「今日(きょう)」「大人(おとな)」「梅雨(つゆ)」など。
部首(ぶしゅ)
漢字を分類・配列するための共通の構成要素。「氵(さんずい)」「亻(にんべん)」など。漢字の意味の手がかりにもなる。
画数(かくすう)
漢字を構成する点や線の数。筆順と合わせて、正しい字形を書くための基本となる。
筆順(ひつじゅん)
漢字を書くときの点画の順序。正しい筆順は整った字形と書き間違い防止につながる。

表記の用語

送り仮名(おくりがな)
漢字の後に添えて読み方を明確にする仮名。「行う」「断る」「短い」など。送り仮名の付け方のきまりが問われる。
現代仮名遣い(げんだいかなづかい)
現代語の発音に基づく仮名の使い方のきまり。「言う(いう)」「通り(とおり)」など。歴史的仮名遣いと区別する。
連濁(れんだく)
二語が結びつくとき、後ろの語の頭の音が濁る現象。「手+紙→てがみ」「青+空→あおぞら」など。
促音(そくおん)
つまる音。小さい「っ」で表す。「学校(がっこう)」など。表記上の位置・大きさに注意。
拗音(ようおん)
「きゃ」「しゅ」「ちょ」のように、小さい「ゃ・ゅ・ょ」を添えて表す音。表記の正確さが問われる。
長音(ちょうおん)
のばす音。「おかあさん」「コーヒー」など。仮名やカタカナでの長音表記のきまりに注意。
仮名(かな)
日本語特有の表音文字。ひらがな・カタカナの総称。漢字とともに日本語の表記を構成する。
句読点(くとうてん)
文の切れ目を示す符号。句点「。」と読点「、」の総称。読みやすさや意味の区切りを左右する。
符号(ふごう)
文章で使う記号類。かぎかっこ「」、なかぐろ・などがある。正しい用法が表記領域で問われる。

試験・領域の用語

領域(りょういき)
日本語検定の出題分野。敬語・文法・語彙・言葉の意味・漢字・表記の6領域からなり、それぞれの得点もチェックされる。
総合問題(そうごうもんだい)
6領域の知識を、手紙・案内文などまとまった文章の中で総合的に問う出題。文脈に合う言葉づかい・表記を選ぶ力が試される。
認定(にんてい)
受検級の基準(4級はおおむね総得点70%程度が目安)を満たして合格すること。
準認定(じゅんにんてい)
認定にはわずかに届かないが一定の水準(4級はおおむね60%程度が目安)を満たした評価。実力の証明になる。

📚 関連資格の用語集【語学・教育】

同じ語学・教育の資格では用語が重複・関連することが多くあります。あわせて確認すると理解が深まります。

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