1級建築施工管理技士(第一次検定)「建築学・共通」の一問一答
📖 1級建築施工管理技士(第一次検定)「建築学・共通」の全75問と解説(一覧)
1級建築施工管理技士(第一次検定)の建築学・共通に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の照度の割合で表され、屋外の天候が変化しても原則として一定となる。
正解:○(正しい)
解説:昼光率は室内照度と全天空照度の比であり、天空の明るさが変化しても両者が同時に変化するため値はほぼ一定となる。これが昼光率を採光指標とする利点である。
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問2.次のうち、室内のある点の昼光率に直接影響を与えない要素はどれか。
- ア.人工照明光源の種類
- イ.窓の大きさと位置
- ウ.室内仕上げ材の反射率
- エ.隣棟による天空の遮蔽
正解:ア.人工照明光源の種類
解説:昼光率は窓の大きさ・位置、室内仕上げの反射率、隣棟等による天空の遮蔽で決まる。人工照明光源の種類は昼光率に直接影響しないため、これが答えとなる。
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問3.夏至において、終日の日射量は南向き鉛直面より水平面のほうが大きい。
正解:○(正しい)
解説:夏至は太陽高度が高いため、水平面の終日日射量が最大となり、南向き鉛直面はむしろ少なくなる。逆に冬至は南向き鉛直面が最大となる。
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問4.採光・照明の測光量に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.光度は単位面積から発する光束で、単位はlmである
- イ.照度は単位面積に入射する光束で、単位はlxである
- ウ.光束は面の明るさを表し、単位はcd/m2である
- エ.輝度は点光源の光の強さを表し、単位はcdである
正解:イ.照度は単位面積に入射する光束で、単位はlxである
解説:照度は単位面積に入射する光束で単位はlx。光度は点光源の光の強さ(cd)、光束は視感度補正した放射量(lm)、輝度は見かけの明るさ(cd/m2)であり、照度の記述が正しい。
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問5.壁体の内部結露を防止するには、断熱材の室内側(高温側)に防湿層を設けることが有効である。
正解:○(正しい)
解説:防湿層を室内側の高温側に設けると、水蒸気が壁体内部へ侵入するのを抑え、断熱材内部で露点に達して結露することを防げる。
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問6.結露に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.表面結露は表面温度を露点温度以上に保てば防げる
- イ.換気により室内の水蒸気量を減らすと結露しにくくなる
- ウ.内部結露防止には防湿層を断熱材の屋外側に設けるとよい
- エ.熱橋部分は表面温度が低下し結露が生じやすい
正解:ウ.内部結露防止には防湿層を断熱材の屋外側に設けるとよい
解説:防湿層は水蒸気の侵入を防ぐため断熱材の室内側(高温側)に設けるのが正しい。屋外側に設けると壁体内に侵入した水蒸気が抜けにくく内部結露を助長するため、屋外側とする記述が誤り。
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問7.室内空気環境において、二酸化炭素濃度は在室者数に応じて上昇するため、必要換気量算定の指標として用いられる。
正解:○(正しい)
解説:二酸化炭素は人の呼気から発生し、その濃度は汚染度の指標とされる。建築基準法では1000ppm以下を基準とし、必要換気量の算定に用いる。
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問8.片持ち梁に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.自由端の集中荷重ではたわみは固定端で最大となる
- イ.自由端の集中荷重ではせん断力は固定端でのみ生じる
- ウ.等分布荷重では固定端の曲げモーメントはwL2/8である
- エ.自由端の集中荷重では固定端で最大曲げモーメントが生じる
正解:エ.自由端の集中荷重では固定端で最大曲げモーメントが生じる
解説:片持ち梁の自由端に集中荷重が作用すると固定端で最大曲げモーメントが生じる。たわみは自由端で最大、せん断力は全長一定、等分布荷重の固定端モーメントはwL2/2であり、固定端で最大曲げモーメントが生じるとする記述が正しい。
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問9.残響時間とは、音源停止後に室内の音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間をいう。
正解:○(正しい)
解説:残響時間は音源停止後に音のエネルギー密度が100万分の1、すなわち音圧レベルで60dB減衰するまでの時間と定義される。
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問10.耐震・制振・免震に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.免震構造は積層ゴム等で固有周期を長くし地震力を低減する
- イ.制振構造は固有周期を地震動に一致させて揺れを抑える
- ウ.保有水平耐力は地震時の弾性範囲内の耐力をいう
- エ.耐震診断は新築建築物の構造設計手法である
正解:ア.免震構造は積層ゴム等で固有周期を長くし地震力を低減する
解説:免震構造は積層ゴム等で固有周期を長くし地震入力を低減する。制振は固有周期を一致させない、保有水平耐力は崩壊機構時の耐力、耐震診断は既存建物の評価であり、免震の記述が正しい。
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問11.同じ材料・厚さの単層壁では、面密度が大きいほど透過損失が大きく、遮音性能が高くなる。
正解:○(正しい)
解説:単層壁の透過損失は質量則に従い、面密度と周波数の積が大きいほど透過損失が大きくなり、遮音性能が向上する。
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問12.コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.スランプが大きいほど材料分離が生じやすい
- イ.水セメント比が大きいほど圧縮強度は大きくなる
- ウ.中性化が進行すると鉄筋が腐食しやすくなる
- エ.AE剤は耐凍害性の向上に有効である
正解:イ.水セメント比が大きいほど圧縮強度は大きくなる
解説:水セメント比が小さいほど組織が緻密になり圧縮強度は大きくなる。水セメント比が大きいほど圧縮強度が大きくなるとする記述が誤りである。
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問13.色彩において、暖色は実際より進出して見え、寒色は後退して見える傾向がある。
正解:○(正しい)
解説:進出色・後退色は色相の影響が大きく、赤・黄などの暖色や明度・彩度の高い色は進出して見え、青などの寒色や暗い色は後退して見える。
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問14.建築材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.グラスウールは吸湿すると断熱性能が低下する
- イ.合わせガラスは破損時の飛散防止に有効である
- ウ.木材は繊維方向と直交方向で強度が等しい等方性材料である
- エ.複層ガラスは中間の空気層により断熱性を高める
正解:ウ.木材は繊維方向と直交方向で強度が等しい等方性材料である
解説:木材は繊維方向と直交方向で強度が大きく異なる異方性材料である。等方性材料であるとする記述が誤りである。
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問15.PMV(予測平均申告)は、気温・湿度・気流・放射の環境4要素に着衣量と代謝量を加えた6要素で構成される。
正解:○(正しい)
解説:PMVは気温・相対湿度・気流速度・平均放射温度の環境4要素に、着衣量と代謝量の人体側2要素を加えた計6要素で温熱快適性を評価する。
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問16.電気設備・照明に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.キュービクルは低圧で受電する設備である
- イ.LED照明は白熱灯より発光効率が低い
- ウ.非常用照明は通常時の作業面照度確保が目的である
- エ.平均演色評価数Raは大きいほど演色性が高い
正解:エ.平均演色評価数Raは大きいほど演色性が高い
解説:平均演色評価数Raは大きいほど演色性が高い。キュービクルは高圧受電、LEDは白熱灯より発光効率が高い、非常用照明は停電時の避難用であり、Raの記述が正しい。
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問17.グレアとは、視野内に過度に輝度の高い部分があることなどにより生じる、見えにくさや不快感をいう。
正解:○(正しい)
解説:グレアは輝度対比が過大なときに生じ、減能グレアと不快グレアに分けられる。照明計画上の重要な検討事項である。
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問18.換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.重力換気量は給排気口の高低差が小さいほど大きくなる
- イ.二酸化炭素濃度は室内空気汚染の指標として用いられる
- ウ.風力換気量は風速にほぼ比例する
- エ.必要換気量は汚染質発生量を許容濃度差で除して求める
正解:ア.重力換気量は給排気口の高低差が小さいほど大きくなる
解説:重力換気の換気量は、給排気口の高低差が大きいほど、また室内外の温度差が大きいほど大きくなる。高低差が小さいほど大きくなるという記述が誤りである。
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問19.中性帯とは、温度差による重力換気において、室内外の圧力差がゼロとなる高さの位置をいう。
正解:○(正しい)
解説:重力換気では中性帯より下方で外気が流入し、上方で室内空気が流出する。中性帯の位置は給気口・排気口の高さと面積で決まる。
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問20.日照・日射に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.可照時間は緯度と季節によって変化する
- イ.夏至の終日日射量は南向き鉛直面が水平面より大きい
- ウ.庇は夏期の日射遮蔽に有効である
- エ.冬至の終日日射量は南向き鉛直面が最大となる
正解:イ.夏至の終日日射量は南向き鉛直面が水平面より大きい
解説:夏至の終日日射量は太陽高度が高いため水平面が最大となり、南向き鉛直面はむしろ少ない。冬至は南向き鉛直面が最大となる。夏至に南向き鉛直面が大きいとする記述が誤り。
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問21.照度は単位面積に入射する光束であり、その単位はlx(ルクス)である。
正解:○(正しい)
解説:照度は単位面積当たりの入射光束で単位はlx(lm/m2)である。光度はcd、輝度はcd/m2であり、これらの測光量を区別して理解する必要がある。
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問22.色彩に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.マンセル表色系は色を色相と明度の2属性で表す
- イ.寒色は一般に進出色として知覚される
- ウ.同じ色でも面積が大きいほど明度・彩度が高く見える
- エ.補色を並べると互いの彩度が低く見える
正解:ウ.同じ色でも面積が大きいほど明度・彩度が高く見える
解説:同じ色でも面積が大きいほど明度・彩度が高く鮮やかに見える面積効果がある。マンセルは3属性、寒色は後退色、補色対比は彩度を高めるため、面積効果の記述が正しい。
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問23.外気温が一定のとき、断熱材を厚くするほど、定常状態における壁体内の温度勾配は断熱材部分で急になる。
正解:○(正しい)
解説:熱抵抗の大きい断熱材部分では温度降下が大きくなり温度勾配が急になる。熱伝導率の大きい部分では温度勾配は緩やかになる。
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問24.スパンLの単純梁の中央に集中荷重Pが作用するとき、最大曲げモーメントの値として正しいものはどれか。
- ア.PL/2
- イ.PL/8
- ウ.PL/16
- エ.PL/4
正解:エ.PL/4
解説:単純梁中央集中荷重Pでは、両支点反力がP/2、中央で最大曲げモーメントが生じ、その値はP/2×(L/2)=PL/4となる。
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問25.必要換気量は、汚染質の発生量を、許容濃度と外気濃度の差で除して算定することができる。
正解:○(正しい)
解説:必要換気量Qは、汚染質発生量/(許容濃度−外気濃度)で算定する。室容積×換気回数でも求められ、二酸化炭素基準で用いられる。
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問26.鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.梁のあばら筋は主として曲げモーメントに抵抗する
- イ.梁の主筋は曲げモーメントに抵抗する
- ウ.柱の帯筋はコンクリートの拘束効果をもつ
- エ.かぶり厚さは耐久性・耐火性のために確保する
正解:ア.梁のあばら筋は主として曲げモーメントに抵抗する
解説:梁主筋は曲げモーメントに、あばら筋はせん断力に抵抗する。あばら筋が主として曲げモーメントに抵抗するという記述が誤りである。
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問27.床衝撃音遮断性能のうち、軽量床衝撃音は物の落下など、重量床衝撃音は子供の飛び跳ねなどを想定する。
正解:○(正しい)
解説:軽量床衝撃音はタッピングマシン、重量床衝撃音はバングマシン等で測定する。軽量は表面仕上材、重量は床スラブの質量・剛性が効く。
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問28.鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.高力ボルト摩擦接合は接合面の摩擦力で応力を伝達する
- イ.鋼材は不燃材なので耐火被覆は一切不要である
- ウ.圧縮材では座屈に対する検討が必要である
- エ.溶接接合は応力の流れが滑らかで剛性が高い
正解:イ.鋼材は不燃材なので耐火被覆は一切不要である
解説:鋼材は不燃材だが高温で強度が著しく低下するため耐火被覆が必要である。耐火被覆は一切不要とする記述が誤りである。
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問29.コールドドラフトとは、冷たい窓面付近で冷却された空気が下降し、足元に不快な気流を生じる現象である。
正解:○(正しい)
解説:コールドドラフトは窓ガラス等の冷面付近で空気が冷やされ下降流となる現象で、窓下に放熱器を設置する等の対策がとられる。
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問30.地盤および基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.直接基礎は浅い良質な地盤に荷重を伝える
- イ.圧密沈下は粘性土地盤で長期にわたり進行する
- ウ.液状化は飽和した緩い粘性土地盤で生じやすい
- エ.支持杭は先端支持力で荷重を支持する
正解:ウ.液状化は飽和した緩い粘性土地盤で生じやすい
解説:液状化は飽和した緩い砂質地盤で生じやすく、粘性土ではほとんど生じない。液状化が緩い粘性土地盤で生じやすいとする記述が誤りである。
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問31.室内表面の結露を防ぐには、表面温度を露点温度より高く保ち、室内の絶対湿度を下げることが有効である。
正解:○(正しい)
解説:表面結露対策は、断熱強化による表面温度の上昇と、換気・除湿による室内水蒸気量(絶対湿度)の低減が基本となる。
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問32.鋼材の性質に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.鋼材は炭素量が増えるほど溶接性が向上する
- イ.鋼材のヤング係数は鋼種により大きく異なる
- ウ.シャルピー衝撃試験は鋼材の引張強さを評価する
- エ.降伏比が小さいほど降伏後の塑性変形能力に余裕がある
正解:エ.降伏比が小さいほど降伏後の塑性変形能力に余裕がある
解説:降伏比は降伏点÷引張強さで、小さいほど降伏後の塑性変形能力に余裕があり耐震上有利である。炭素量増で溶接性は低下、ヤング係数は鋼種でほぼ一定、シャルピー試験は靭性評価であり、降伏比の記述が正しい。
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問33.マンセル表色系では、色を色相・明度・彩度の3属性で表す。
正解:○(正しい)
解説:マンセル表色系は色相・明度・彩度の3属性で色を表記し、例えば5R 4/14のように表す。建築の色彩計画で広く用いられる。
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問34.防水材料・シーリング材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.ムーブメントの大きい目地には高モジュラスのシーリング材が適する
- イ.アスファルト防水は複数層のルーフィングを積層する
- ウ.改質アスファルトシート防水にはトーチ工法がある
- エ.シーリング材は被着体との接着性が重要である
正解:ア.ムーブメントの大きい目地には高モジュラスのシーリング材が適する
解説:ムーブメントの大きい目地には追従性に優れる低モジュラスのシーリング材が適する。高モジュラスが適するとする記述が誤りである。
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問35.音の三要素は、音の大きさ・音の高さ・音色である。
正解:○(正しい)
解説:音の三要素は大きさ(音圧)、高さ(周波数)、音色(波形・倍音構成)であり、これにより音の聴感的特性が決まる。
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問36.防災設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.差動式感知器は周囲温度の上昇率により作動する
- イ.定温式感知器は周囲温度の上昇率により作動する
- ウ.自然排煙方式は煙の浮力を利用して排出する
- エ.スプリンクラー設備は初期消火に有効である
正解:イ.定温式感知器は周囲温度の上昇率により作動する
解説:定温式感知器は周囲温度が一定温度に達したときに作動する。周囲温度の上昇率により作動するのは差動式であり、定温式が上昇率で作動するとする記述が誤りである。
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問37.層間変形角は、各階の層間変位をその階の高さで除した値で表される。
正解:○(正しい)
解説:層間変形角は層間変位÷階高で表され、建築基準法では原則として1/200以下とすることが求められる。
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問38.熱に関する用語の説明として、最も不適当なものはどれか。
- ア.熱伝達は固体表面とそれに接する流体との間の熱移動である
- イ.熱伝導は固体内部での熱移動である
- ウ.熱放射は媒体である空気を必要とする熱移動である
- エ.熱貫流は壁体を介した両側の流体間の熱移動である
正解:ウ.熱放射は媒体である空気を必要とする熱移動である
解説:熱伝達は固体表面と流体間、熱伝導は固体内部、熱貫流は壁体を介した両側流体間の熱移動である。熱放射は電磁波による熱移動で媒体を必要としないため、空気が必要とする記述が誤り。
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問39.可照時間とは、ある地点で実際に日照のあった時間をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、可照時間は日の出から日の入りまで障害物がない場合に日照を受けうる時間をいい、実際に日照のあった時間は日照時間という。
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問40.室内の音環境に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.単層壁の透過損失は面密度が大きいほど大きい
- イ.残響時間は室容積が大きいほど長くなる傾向がある
- ウ.吸音率は材料の表面状態や厚さの影響を受ける
- エ.会議室は明瞭度確保のため残響時間を長くするのがよい
正解:エ.会議室は明瞭度確保のため残響時間を長くするのがよい
解説:会議室や教室など明瞭度を要する室は残響時間を短くするのが望ましい。残響時間が長すぎると音が重なって明瞭度が低下するため、長くするのがよいとする記述が誤り。
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問41.熱伝導率は、材料内部の熱の伝わりやすさを表し、一般に密度が大きい材料ほど小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、一般に密度が大きい材料ほど熱伝導率は大きくなる。空隙が多く密度の小さい断熱材は熱伝導率が小さい。
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問42.等分布荷重wを受けるスパンLの単純梁において、最大曲げモーメントの値として正しいものはどれか。
- ア.wL2/8
- イ.wL2/2
- ウ.wL2/4
- エ.wL2/12
正解:ア.wL2/8
解説:等分布荷重wを受ける単純梁では、中央で最大曲げモーメントが生じ、その値はwL2/8となる。最大せん断力は支点でwL/2である。
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問43.同じ音圧レベルの音を2つ重ねると、音圧レベルは約6dB上昇する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、同じ音圧レベルの音を2つ重ねると音のエネルギーが2倍となり、音圧レベルは約3dB上昇する。6dB上昇は音圧が2倍の場合である。
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問44.構造力学に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.長方形断面の図心軸に関する断面二次モーメントはbh3/12である
- イ.座屈荷重は座屈長さが大きいほど大きくなる
- ウ.曲げモーメント図はせん断力図を積分した形となる
- エ.トラス部材には主として軸方向力が生じる
正解:イ.座屈荷重は座屈長さが大きいほど大きくなる
解説:座屈荷重は座屈長さの2乗に反比例するため、座屈長さが大きいほど座屈荷重は小さくなる。座屈長さが大きいほど座屈荷重が大きくなるとする記述が誤りである。
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問45.音の高さは音の周波数で決まり、周波数が高いほど低い音として知覚される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、周波数が高いほど高い音として知覚される。人の可聴範囲は概ね20Hzから20kHzである。
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問46.地盤改良工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.サンドドレーン工法は粘性土地盤の圧密を促進する
- イ.深層混合処理工法は固化材で地盤を固化する
- ウ.バイブロフローテーション工法は粘性土地盤の圧密促進が目的である
- エ.サンドコンパクションパイル工法は液状化対策に有効である
正解:ウ.バイブロフローテーション工法は粘性土地盤の圧密促進が目的である
解説:バイブロフローテーション工法は砂質地盤を振動と注水で締め固める工法であり、粘性土の圧密促進が目的ではない。粘性土地盤の圧密促進が目的とする記述が誤りである。
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問47.相対湿度が高いほど露点温度は低くなり、結露は発生しにくくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、相対湿度が高いほど露点温度は高くなり、結露が発生しやすくなる。湿度が高いと少ない温度低下で飽和に達する。
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問48.測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.水準測量は2点間の高低差を求める測量である
- イ.トラバース測量は折れ線に沿って測点位置を求める
- ウ.閉合トラバースの閉合誤差は各測点に配分して調整する
- エ.GNSS測量は上空視界が遮られても高精度に測定できる
正解:エ.GNSS測量は上空視界が遮られても高精度に測定できる
解説:GNSS測量は衛星電波の受信が必要なため、上空視界が遮られる場所では精度低下や測定不能となる。上空視界が遮られても高精度に測定できるとする記述が誤りである。
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問49.吸音率は、入射音のエネルギーに対する反射音のエネルギーの割合で定義される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、吸音率は入射音のエネルギーに対する反射しなかった(吸収および透過した)音のエネルギーの割合で定義される。
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問50.建築設備(給排水衛生)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.水道直結直圧方式は高層建築物の上階給水に最も適する
- イ.高置水槽方式は重力により安定した給水圧が得られる
- ウ.排水トラップの封水深は50〜100mm程度が標準である
- エ.通気管はトラップの破封防止のために設ける
正解:ア.水道直結直圧方式は高層建築物の上階給水に最も適する
解説:水道直結直圧方式は水道本管の圧力をそのまま利用するため、給水圧が限られ高層建築物の上階給水には適さない。高層の上階給水に最も適するとする記述が誤りである。
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問51.全天空照度は、直射日光を含む天空全体からの照度をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、全天空照度は直射日光を除いた天空光のみによる水平面照度をいい、昼光率算定の基準となる量である。
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問52.空調・換気設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.VAV方式は風量を変化させて室温を制御する
- イ.定風量単一ダクト方式は各室の個別制御に最も適する
- ウ.ファンコイルユニット方式は各室の個別制御がしやすい
- エ.全熱交換器は給気と排気の間で熱と湿気を回収する
正解:イ.定風量単一ダクト方式は各室の個別制御に最も適する
解説:定風量単一ダクト方式(CAV)は送風温度を変えて室温制御するため各室個別制御は難しい。各室の個別制御に最も適するとする記述が誤りである。
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問53.夏期に日射遮蔽を行う場合、窓の室内側にブラインドを設けるほうが、室外側に設けるより効果が大きい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、室外側で遮蔽するほうが効果が大きい。室外側なら吸収熱の多くが屋外へ放散され、室内側では熱が室内に入った後の遮蔽となる。
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問54.舗装・外構に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.アスファルト舗装はたわみ性舗装に分類される
- イ.コンクリート舗装は剛性舗装で養生に時間を要する
- ウ.アスファルト舗装は剛性舗装で施工後早期の交通開放ができない
- エ.透水性舗装は雨水を地中へ浸透させる機能をもつ
正解:ウ.アスファルト舗装は剛性舗装で施工後早期の交通開放ができない
解説:アスファルト舗装はたわみ性舗装に分類され、施工後早期に交通開放できる。アスファルト舗装が剛性舗装で早期開放できないとする記述が誤りである。
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問55.熱貫流率(U値)が大きいほど、その部位の断熱性能は高い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、熱貫流率が小さいほど熱が伝わりにくく断熱性能は高い。U値が大きい部位は熱損失が大きい。
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問56.鉄筋コンクリート構造において、コンクリートと鉄筋を組み合わせて用いる主な理由として、最も適当なものはどれか。
- ア.コンクリートの圧縮力を鉄筋が、引張力をコンクリートが負担するため
- イ.鉄筋が火災時の熱からコンクリートを保護するため
- ウ.鉄筋によりコンクリートの乾燥収縮を完全に防止できるため
- エ.コンクリートが圧縮に、鉄筋が引張に強く互いの弱点を補えるため
正解:エ.コンクリートが圧縮に、鉄筋が引張に強く互いの弱点を補えるため
解説:コンクリートは圧縮に強く引張に弱いため、引張に強い鉄筋を引張側に配置して両者の長所を生かす。両者の線膨張係数がほぼ等しく一体性が保たれることも利点である。
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問57.鉄筋コンクリート造のかぶり厚さは、主として構造耐力上の理由から定められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、かぶり厚さは鉄筋の防錆・耐火・付着の確保のために定められ、構造耐力よりも耐久性・耐火性が主目的である。
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問58.コンクリートの調合・性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.単位水量は耐久性向上のためできる限り大きくするのが望ましい
- イ.水セメント比が小さいほど圧縮強度・耐久性が高くなる
- ウ.スランプは打込み箇所での値が所定の範囲内であることを確認する
- エ.細骨材率が大きすぎると単位水量が増す傾向がある
正解:ア.単位水量は耐久性向上のためできる限り大きくするのが望ましい
解説:単位水量を大きくすると流動性は増すが、乾燥収縮・ブリーディングが増え強度・耐久性が低下する。単位水量はできる限り小さくするのが原則で、大きくするのが望ましいとする記述が誤りである。
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問59.細長比が大きい柱ほど座屈しにくく、許容圧縮応力度は大きくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、細長比が大きい柱ほど座屈しやすく、許容圧縮応力度は小さくなる。細長比は座屈長さを断面二次半径で除した値である。
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問60.建築材料としての鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.鋼材のヤング係数は鋼種にかかわらずほぼ一定である
- イ.鋼材は高温になっても常温時とほぼ同じ強度を保持する
- ウ.炭素量が増えると強度は増すが溶接性は低下する
- エ.鋼材は冷間加工により強度が増し靭性が低下する
正解:イ.鋼材は高温になっても常温時とほぼ同じ強度を保持する
解説:鋼材は約500度を超えると強度・剛性が著しく低下するため、鉄骨造では耐火被覆が必要である。高温になっても強度はほとんど低下しないとする記述が誤りである。
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問61.鉄骨構造のトラスは部材を三角形に組み、各部材には主として曲げモーメントが生じる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、トラスの各部材には主として軸方向力(引張または圧縮)が生じ、曲げモーメントは原則として生じない。
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問62.建築設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.連結送水管は消防隊が外部から送水し消火に用いる設備である
- イ.受変電設備は高圧で受電し低圧に変成して配電する
- ウ.屋内消火栓設備は建物外周のみに設け屋内には設置しない
- エ.排煙設備には自然排煙方式と機械排煙方式がある
正解:ウ.屋内消火栓設備は建物外周のみに設け屋内には設置しない
解説:屋内消火栓設備は建物内の人が操作して初期消火を行う設備である。建物外周のみに設置し屋内に設けないとする記述が誤りで、屋内の各所に消火栓箱を配置する。
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問63.木構造の筋かいは圧縮力のみを負担するため、引張力に対しては効果がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、筋かいは断面・取付け方により圧縮筋かい・引張筋かいとして機能し、両方向の水平力に抵抗できるよう配置する。
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問64.建築物の構造方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.壁式構造は耐力壁により鉛直・水平荷重を支持する
- イ.ブレース構造は筋かいにより水平力に抵抗する
- ウ.トラス構造は部材を三角形に組み軸力で抵抗する
- エ.ラーメン構造は柱と梁をピン接合して構成する
正解:エ.ラーメン構造は柱と梁をピン接合して構成する
解説:ラーメン構造は柱と梁を剛接合して水平力に抵抗する。柱と梁をピン接合して構成するという記述が誤りで、ピン接合では水平力に抵抗できずブレース等が必要となる。
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問65.オイラー座屈による座屈荷重は、柱の材端支持条件にかかわらず一定である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、オイラー座屈荷重は座屈長さに依存し、両端固定・両端ピン・片持ち等の支持条件で座屈長さが変わるため一定ではない。
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問66.建築物の耐震に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.剛性率が小さい階ほど地震時の損傷が少なく耐震上有利である
- イ.偏心率が大きいとねじれ振動が生じやすく耐震上不利となる
- ウ.ピロティ形式は1階の剛性が小さくなりやすく注意を要する
- エ.靭性に富む構造は地震エネルギーを吸収しやすい
正解:ア.剛性率が小さい階ほど地震時の損傷が少なく耐震上有利である
解説:剛性率は各階の剛性のばらつきを示す指標で、特定階の剛性が極端に小さいと層崩壊を起こしやすく耐震上不利となる。剛性率が小さい階ほど耐震上有利とする記述が誤りである。
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問67.制振構造は、建物の固有周期を地震動の卓越周期と一致させることで揺れを低減する構造である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、制振構造はダンパー等で振動エネルギーを吸収して揺れを低減する。固有周期を地震動に一致させると共振し危険である。
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問68.建築環境工学に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.昼光率は全天空照度に対する室内のある点の照度の割合である
- イ.熱貫流率が大きいほど壁体の断熱性能が高い
- ウ.残響時間は室容積が大きいほど長くなる傾向がある
- エ.結露は表面温度が露点温度を下回ると生じる
正解:イ.熱貫流率が大きいほど壁体の断熱性能が高い
解説:壁体の熱貫流率(U値)が小さいほど熱が伝わりにくく断熱性能が高い。熱貫流率が大きいほど断熱性能が高いとする記述が誤りである。
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問69.コンクリートのスランプ値が大きいほど施工性は向上するが、材料分離は生じにくくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、スランプが大きい(軟らかい)ほど施工性は向上するが、材料分離やブリーディングが生じやすくなる傾向がある。
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問70.鉄骨構造の接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.高力ボルト摩擦接合は接合面の摩擦力で応力を伝達する
- イ.隅肉溶接は重ね継手やT継手に用いられる
- ウ.完全溶込み溶接は隅肉溶接より一般に耐力が劣る
- エ.溶接と高力ボルトを併用する場合は応力分担に注意する
正解:ウ.完全溶込み溶接は隅肉溶接より一般に耐力が劣る
解説:完全溶込み溶接は母材と同等以上の耐力が期待でき応力を全断面で伝達できる。隅肉溶接より耐力が劣るとする記述が誤りで、完全溶込み溶接のほうが一般に耐力が高い。
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問71.グラスウールやロックウールは無機質繊維系断熱材で、吸湿しても断熱性能は変化しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、繊維系断熱材は吸湿・吸水すると空隙の空気が水に置き換わり断熱性能が大きく低下する。防湿が重要である。
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問72.建築材料の防水・仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.アスファルト防水はルーフィングを積層して防水層を形成する
- イ.シート防水は塩化ビニル樹脂系や加硫ゴム系がある
- ウ.塗膜防水は液状材料を塗り重ねて連続した防水層をつくる
- エ.ムーブメントの大きい目地には高モジュラスのシーリング材を用いる
正解:エ.ムーブメントの大きい目地には高モジュラスのシーリング材を用いる
解説:シーリング材は目地のムーブメントに追従する必要があり、動きの大きい目地には低モジュラスのものが適する。動きの大きい目地に硬く伸びにくい高モジュラスを用いるとする記述が誤りである。
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問73.木材は、繊維方向よりも繊維直角方向のほうが圧縮・引張強度が大きい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、木材は繊維方向の強度が大きく、繊維直角方向の強度は小さい。異方性材料であることが木材の特徴である。
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問74.測量・積算に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ア.水準測量は2点間の水平距離を求める測量である
- イ.トラバース測量は折れ線に沿って測点の位置を求める
- ウ.GNSS測量は人工衛星からの電波を受信して位置を求める
- エ.建築数量積算は設計寸法による正味数量を基本とする
正解:ア.水準測量は2点間の水平距離を求める測量である
解説:水準測量は2点間の高低差を求める測量である。水準測量が2点間の水平距離を求める測量とする記述が誤りで、水平距離や角度は距離測量・角測量で求める。
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問75.コンクリートの単位水量が大きいほど乾燥収縮は小さくなり、ひび割れが生じにくくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、単位水量が大きいほど乾燥収縮が大きくなり、収縮ひび割れが生じやすくなる。単位水量はできるだけ小さくするのが原則である。