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第二種電気工事士 全分野の一問一答

1 / -- 正解: 0
📖 第二種電気工事士「全分野」の全749問と解説(一覧)

第二種電気工事士の全分野に関する一問一答(全749問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.電圧の単位はW(ワット)である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電圧の単位は「V(ボルト)」(Wは電力の単位)。

  2. 問2.電流の向きは、電子の移動する向きと同じである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流の向きは電子の移動方向とは逆向きです。電流は正電荷の移動方向として定義されています。

  3. 問3.オームの法則で正しいものはどれか。

    • ア.V = I × R
    • イ.V = I ÷ R
    • ウ.V = R ÷ I
    • エ.V = I + R

    正解:ア.V = I × R

    解説:オームの法則は V = I × R(電圧=電流×抵抗)です。

  4. 問4.抵抗が10Ω、電圧が100Vのとき、流れる電流は何Aか。

    • ア.1A
    • イ.10A
    • ウ.5A
    • エ.100A

    正解:イ.10A

    解説:オームの法則 I = V/R = 100/10 = 10A です。

  5. 問5.導体の抵抗は、長さに比例し断面積に反比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:導体の抵抗 R = ρ × L/A(ρ:抵抗率、L:長さ、A:断面積)で表されます。

  6. 問6.消費電力の公式として正しいものはどれか。

    • ア.P = V + I
    • イ.P = V ÷ I
    • ウ.P = V × I
    • エ.P = V − I

    正解:ウ.P = V × I

    解説:消費電力 P = V × I(ワット=ボルト×アンペア)です。

  7. 問7.100V、500Wの電熱器に流れる電流は何Aか。

    • ア.0.5A
    • イ.2A
    • ウ.50A
    • エ.5A

    正解:エ.5A

    解説:I = P/V = 500/100 = 5A です。

  8. 問8.直列回路では、各抵抗にかかる電圧は等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直列は「電流が等しく」電圧は分配される。電圧が等しいのは並列。

  9. 問9.並列回路では、各抵抗を流れる電流は等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。並列は「電圧が等しく」電流は分配される。電流が等しいのは直列。

  10. 問10.10Ωの抵抗2つを直列に接続した場合の合成抵抗はいくらか。

    • ア.20Ω
    • イ.10Ω
    • ウ.5Ω
    • エ.100Ω

    正解:ア.20Ω

    解説:直列接続の合成抵抗は R = R1 + R2 = 10 + 10 = 20Ω です。

  11. 問11.10Ωの抵抗2つを並列に接続した場合の合成抵抗はいくらか。

    • ア.10Ω
    • イ.5Ω
    • ウ.20Ω
    • エ.100Ω

    正解:イ.5Ω

    解説:並列接続の合成抵抗は 1/R = 1/R1 + 1/R2 = 1/10 + 1/10 = 2/10 → R = 5Ω です。

  12. 問12.交流の周波数が50Hzのとき、1秒間に電流の向きが50回変わる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。50Hzの交流では1秒間に50サイクル繰り返されるため、電流の向きは1秒間に100回変わります。

  13. 問13.力率が0.5のとき、皮相電力と有効電力は等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。力率「1」のとき皮相電力=有効電力。0.5なら有効電力は皮相の半分。

  14. 問14.単相交流100V、10Aで力率80%のときの消費電力はどれか。

    • ア.80W
    • イ.100W
    • ウ.800W
    • エ.1000W

    正解:ウ.800W

    解説:P = V × I × cosθ = 100 × 10 × 0.8 = 800W です。

  15. 問15.電力量の単位はkWh(キロワット時)である。

    正解:○(正しい)

    解説:電力量 = 電力 × 時間であり、単位はWh(ワット時)またはkWh(キロワット時)です。

  16. 問16.三相交流は、位相が90度ずつ異なる3つの単相交流を組み合わせたものである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。三相交流の位相差は「120度」(90度ではない)。

  17. 問17.三相3線式200V回路の線間電圧はいくらか。

    • ア.100V
    • イ.115V
    • ウ.173V
    • エ.200V

    正解:エ.200V

    解説:三相3線式200Vの線間電圧は200Vです。相電圧は200/√3 ≒ 115Vとなります。

  18. 問18.コンデンサに蓄えられる電荷QはQ = CVで表される。

    正解:○(正しい)

    解説:Q = CV(電荷=静電容量×電圧)はコンデンサの基本公式です。

  19. 問19.交流回路においてコイルのリアクタンスは周波数に反比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。コイルのリアクタンスXL=2πfL は周波数に「比例」(反比例ではない)。容量性リアクタンスが反比例。

  20. 問20.発熱量に関するジュールの法則で正しいものはどれか。

    • ア.H = I²Rt
    • イ.H = IRt
    • ウ.H = I²R/t
    • エ.H = IR²t

    正解:ア.H = I²Rt

    解説:ジュールの法則 H = I²Rt(発熱量=電流の2乗×抵抗×時間)です。

  21. 問21.キルヒホッフの第一法則(電流則)は、回路の任意の接続点に流入する電流の和と流出する電流の和が等しいことを示す。

    正解:○(正しい)

    解説:キルヒホッフの第一法則(KCL)は、ノード(節点)に流入する電流の総和はゼロ、すなわち流入電流と流出電流が等しいという法則です。

  22. 問22.キルヒホッフの第二法則(電圧則)は、閉回路における起電力の総和と電圧降下の総和が等しいことを示す。

    正解:○(正しい)

    解説:キルヒホッフの第二法則(KVL)は、閉回路を一周したとき、起電力の和と各抵抗での電圧降下の和が等しいという法則です。

  23. 問23.交流回路のインピーダンスは、抵抗とリアクタンスの単純な算術和で求められる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。インピーダンスZ = √(R² + X²) であり、抵抗Rとリアクタンスの二乗和の平方根で求めます。単純な足し算ではありません。

  24. 問24.容量性リアクタンスは、周波数が高くなるほど大きくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。容量性リアクタンスXc=1/(2πfC)は「周波数が高くなるほど小さくなる」(記述が逆)。

  25. 問25.RLC直列回路で誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが等しいとき、共振状態となりインピーダンスは最小になる。

    正解:○(正しい)

    解説:直列共振ではXL = Xcとなり、インピーダンスZ = Rのみとなって最小値をとります。このとき電流は最大になります。

  26. 問26.三相交流のΔ(デルタ)結線では、線間電圧と相電圧は異なる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Δ結線は「線間電圧=相電圧」(等しい)。線電流と相電流は√3倍違う。

  27. 問27.三相交流のY(スター)結線では、線電流と相電流は異なる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Y結線は「線電流=相電流」(等しい)。線間電圧は相電圧の√3倍。

  28. 問28.同じ抵抗値3個をΔ結線からY結線に変換すると、Y結線の各抵抗値はΔ結線の3倍になる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Δ→Y変換でY結線の各抵抗は「Δ結線の1/3」(3倍ではない)。

  29. 問29.銅の抵抗率はアルミニウムの抵抗率より大きい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。銅の抵抗率は約1.68×10⁻⁸Ω・mであり、アルミニウムの約2.65×10⁻⁸Ω・mより小さいです。銅の方が電気を通しやすい導体です。

  30. 問30.導体の抵抗は温度が上昇すると一般に減少する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属導体は温度上昇で「抵抗増加」(半導体・電解液は減少)。

  31. 問31.交流回路において、無効電力の単位はvar(バール)である。

    正解:○(正しい)

    解説:無効電力の単位はvar(バール)です。有効電力はW(ワット)、皮相電力はVA(ボルトアンペア)です。

  32. 問32.力率が遅れの場合、電流の位相は電圧より進んでいる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。遅れ力率とは、電流の位相が電圧より遅れていることを意味します。誘導性負荷(コイル)で生じます。進み力率は容量性負荷(コンデンサ)で生じます。

  33. 問33.ホイートストンブリッジ回路が平衡状態にあるとき、検流計を流れる電流は最大になる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。平衡時は「検流計電流ゼロ」(最大ではない)。

  34. 問34.コンデンサを直列接続すると、合成静電容量は個々より大きくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直列接続では「合成容量は個々より小さくなる」(直列の合成は1/Cの和の逆数)。

  35. 問35.磁界中の導体に電流を流すと導体に力が作用するが、この現象をフレミングの右手の法則で説明できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流を流した導体に力が作用するのはフレミングの左手の法則(電動機の原理)です。右手の法則は導体を動かしたときに生じる起電力の方向(発電機の原理)を表します。

  36. 問36.自己インダクタンスの単位はH(ヘンリー)である。

    正解:○(正しい)

    解説:インダクタンス(自己インダクタンス・相互インダクタンス)の単位はH(ヘンリー)です。コイルに1A/sの電流変化で1Vの起電力が生じるとき1Hです。

  37. 問37.三相交流回路の電力は、単相と同じ P = V × I × cosθ で計算される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。三相電力は「P = √3 × V × I × cosθ」(線間電圧・線電流)。√3係数が必要。

  38. 問38.半導体のダイオードは、交流を直流に変換する整流作用を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:ダイオードは一方向にしか電流を流さない性質を持ち、この特性を利用して交流を直流に変換(整流)できます。

  39. 問39.コンデンサに蓄えられるエネルギーは W = CV² で表される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。コンデンサに蓄えられるエネルギーは W = (1/2)CV² です。1/2を掛ける必要があります。

  40. 問40.電流の磁気作用を利用した計器は、可動鉄片形計器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流磁気作用の計器は「可動コイル形」(直流専用)。可動鉄片形は別原理(軟鉄片の磁化)。

  41. 問41.可動鉄片形計器は直流専用である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。可動鉄片形は「直流・交流両用」(記述が逆、直流専用は可動コイル形)。

  42. 問42.抵抗R[Ω]とインダクタンスL[H]の直列回路に角周波数ω[rad/s]の交流を加えたときのインピーダンスZ[Ω]はどれか。

    • ア.Z = √(R² + ω²L²)
    • イ.Z = R + ωL
    • ウ.Z = √(R² − ω²L²)
    • エ.Z = R × ωL

    正解:ア.Z = √(R² + ω²L²)

    解説:RL直列回路のインピーダンスは Z = √(R² + (ωL)²) です。抵抗とリアクタンスの二乗和の平方根で求めます。

  43. 問43.静電容量2μFと3μFのコンデンサを直列接続したときの合成静電容量はどれか。

    • ア.2.5μF
    • イ.1.2μF
    • ウ.5μF
    • エ.6μF

    正解:イ.1.2μF

    解説:直列接続の合成静電容量は 1/C = 1/2 + 1/3 = 5/6 → C = 6/5 = 1.2μF です。

  44. 問44.三相Y結線で相電圧が115Vのとき、線間電圧は約何Vか。

    • ア.100V
    • イ.150V
    • ウ.200V
    • エ.230V

    正解:ウ.200V

    解説:Y結線の線間電圧 = 相電圧 × √3 = 115 × 1.732 ≒ 200V です。

  45. 問45.20Ωの抵抗に5Aの電流が2分間流れたとき発生する熱量は何kJか。

    • ア.12kJ
    • イ.30kJ
    • ウ.120kJ
    • エ.60kJ

    正解:エ.60kJ

    解説:H = I²Rt = 5² × 20 × 120 = 60,000J = 60kJ です。

  46. 問46.100Vの電源に、8Ωの抵抗と6Ωの容量性リアクタンスを直列に接続した場合、回路に流れる電流は何Aか。

    • ア.10A
    • イ.7.1A
    • ウ.5A
    • エ.14.3A

    正解:ア.10A

    解説:インピーダンス Z = √(8² + 6²) = √(64 + 36) = √100 = 10Ω。電流 I = V/Z = 100/10 = 10A です。

  47. 問47.単相交流回路で電圧200V、電流10A、力率60%のとき、無効電力は約何varか。

    • ア.800var
    • イ.1600var
    • ウ.1200var
    • エ.2000var

    正解:イ.1600var

    解説:皮相電力S = 200×10 = 2000VA、有効電力P = 2000×0.6 = 1200W。無効電力Q = √(S²−P²) = √(4000000−1440000) = √2560000 = 1600var です。

  48. 問48.10Ω、20Ω、20Ωの3つの抵抗がある。20Ωの抵抗2つを並列にし、それを10Ωの抵抗と直列にしたときの合成抵抗はどれか。

    • ア.15Ω
    • イ.25Ω
    • ウ.20Ω
    • エ.50Ω

    正解:ウ.20Ω

    解説:20Ωの並列合成 = 20×20/(20+20) = 10Ω。これと10Ωの直列 = 10 + 10 = 20Ω です。

  49. 問49.三相3線式200V回路に三相平衡負荷を接続し、線電流が10Aで力率80%のとき、消費電力は約何Wか。

    • ア.1600W
    • イ.2000W
    • ウ.3460W
    • エ.2770W

    正解:エ.2770W

    解説:P = √3 × V × I × cosθ = 1.732 × 200 × 10 × 0.8 ≒ 2771W ≒ 2770W です。

  50. 問50.断面積が2mm²、長さが100mの銅線の抵抗は約何Ωか。ただし銅の抵抗率を1.7×10⁻⁸Ω・mとする。

    • ア.0.85Ω
    • イ.0.085Ω
    • ウ.8.5Ω
    • エ.85Ω

    正解:ア.0.85Ω

    解説:R = ρL/A = 1.7×10⁻⁸ × 100 / (2×10⁻⁶) = 1.7×10⁻⁶ / 2×10⁻⁶ = 0.85Ω です。

  51. 問51.P型半導体は、シリコンにリン(P)などの5価元素を添加して作られる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。P型半導体は「3価元素(ホウ素B等)」を添加(5価元素はN型)。

  52. 問52.N型半導体の多数キャリアは正孔(ホール)である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。N型半導体の多数キャリアは自由電子です。正孔が多数キャリアとなるのはP型半導体です。N型はリン(P)やヒ素(As)などの5価元素を添加して作ります。

  53. 問53.テスタの直流電圧レンジで交流電圧を測定すると、正しい値が得られない。

    正解:○(正しい)

    解説:テスタの直流電圧レンジでは交流を正しく測定できません。交流電圧を測定するときは必ず交流電圧レンジに切り替える必要があります。

  54. 問54.テスタで抵抗を測定する際、測定前にゼロオーム調整を行う必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:テスタの抵抗測定では、テストリードを短絡させて指針をゼロに合わせるゼロオーム調整を行ってから測定します。内蔵電池の消耗により誤差が生じるためです。

  55. 問55.電力計は電圧コイル1つで有効電力を測定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電力計は「電圧コイル+電流コイルの2コイル」が必要(瞬時積で電力測定)。

  56. 問56.力率を1.0に改善するには、遅れ無効電力と同じ大きさの遅れ無効電力を供給する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。遅れ無効電力に対しては「進み無効電力」を供給して打消し(遅れ+遅れではない)。

  57. 問57.変圧器の効率は、無負荷時に最大となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。変圧器効率最大は「鉄損=銅損」のとき(無負荷時は鉄損のみで効率0)。

  58. 問58.電線の許容電流は、周囲温度が高くなると増加する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。周囲温度上昇で「許容電流は減少」(放熱悪化のため)。

  59. 問59.ツェナーダイオードは、逆方向に一定電圧で降伏する特性を利用して定電圧回路に用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:ツェナーダイオードは逆バイアス時に一定電圧(ツェナー電圧)で降伏する特性があり、電圧安定化(レギュレータ)回路に広く使用されます。

  60. 問60.トランジスタのhFE(直流電流増幅率)とは、コレクタ電流をエミッタ電流で割った値である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。hFE(直流電流増幅率)はコレクタ電流(Ic)をベース電流(Ib)で割った値です。Ic/Ib = hFE であり、エミッタ電流ではありません。

  61. 問61.誘電体損失は、コイル内部で生じるエネルギー損失である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。誘電体損失は「コンデンサの絶縁体内部」で生じる損失(コイルではない、それは銅損・鉄損)。

  62. 問62.整流回路において、半波整流は全波整流に比べてリプルが小さい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。「全波整流の方がリプル小」(半波より平滑)。記述が逆。

  63. 問63.交流回路において、周波数が50Hzから60Hzに変わると、誘導性リアクタンスは減少する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。誘導性リアクタンス XL = 2πfL であり、周波数fが大きくなるとXLも大きくなります。減少するのは容量性リアクタンス(Xc = 1/2πfC)です。

  64. 問64.並列共振回路では、共振時にインピーダンスが最小になり電流は最大になる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。並列共振は「インピーダンス最大・電流最小」(直列共振が最小・最大)。

  65. 問65.電気回路のテブナンの定理は、任意の二端子回路を等価電圧源と直列抵抗で表すことができるという定理である。

    正解:○(正しい)

    解説:テブナンの定理(等価電圧源の定理)は、線形回路の任意の二端子を開放電圧の電圧源と内部抵抗の直列接続で等価表現できるという定理です。

  66. 問66.磁気回路の磁気抵抗は、磁路の長さに反比例し断面積に比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。磁気抵抗は「磁路長に比例・断面積に反比例」(記述が逆)。R=l/(μA)。

  67. 問67.電子の移動方向と電流の方向は同じである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流の方向は正電荷の移動方向と定められており、電子(負電荷)の移動方向とは逆向きです。これは歴史的な慣例によるものです。

  68. 問68.電圧計の内部抵抗は小さいほど測定精度が高くなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電圧計の内部抵抗は「大きいほど精度高い」(並列接続で対象に影響しない)。電流計が小さいほど良い。

  69. 問69.電圧計の内部抵抗は、小さいほど測定精度が高くなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電圧計は回路に並列接続するため、内部抵抗が小さいと回路から大きな電流を取り込み測定値に影響します。内部抵抗は大きいほど精度が高くなります。

  70. 問70.直流回路のキルヒホッフの法則は、交流回路には適用できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。キルヒホッフの法則は直流回路だけでなく、交流回路にも適用できます。交流の場合は複素数(フェーザ)を用いて計算します。

  71. 問71.静電エネルギーの単位は、ジュール(J)で表される。

    正解:○(正しい)

    解説:静電エネルギー W = (1/2)CV² の単位はジュール(J)です。エネルギーの単位は電気エネルギーも静電エネルギーもすべてジュールです。

  72. 問72.シリコンダイオードの順方向電圧降下は約何Vか。

    • ア.0.6V
    • イ.0.2V
    • ウ.1.2V
    • エ.2.0V

    正解:ア.0.6V

    解説:シリコンダイオードの順方向電圧降下は約0.6~0.7Vです。ゲルマニウムダイオードは約0.2~0.3Vです。

  73. 問73.テスタの抵抗レンジで測定するとき、回路に流れる電流の電源はどれか。

    • ア.測定される回路の電源
    • イ.テスタ内蔵の電池
    • ウ.商用電源
    • エ.測定リード線の起電力

    正解:イ.テスタ内蔵の電池

    解説:テスタの抵抗測定では、テスタ内蔵の電池から被測定物に微小電流を流し、その電圧降下から抵抗値を算出します。

  74. 問74.単相交流回路で有効電力600W、無効電力800varのとき、力率は約何%か。

    • ア.50%
    • イ.75%
    • ウ.60%
    • エ.80%

    正解:ウ.60%

    解説:皮相電力S = √(P² + Q²) = √(360000 + 640000) = √1000000 = 1000VA。力率 = P/S = 600/1000 = 0.6 = 60% です。

  75. 問75.変圧器の巻数比が1:20のとき、一次側に100Vを加えると二次側電圧は何Vか。

    • ア.5V
    • イ.500V
    • ウ.20V
    • エ.2000V

    正解:エ.2000V

    解説:V2 = V1 × N2/N1 = 100 × 20/1 = 2000V です。巻数比が1:20なので20倍に昇圧されます。

  76. 問76.周囲温度が40℃の場所にIV電線を布設する場合、30℃基準の許容電流に掛ける温度補正係数として最も近いものはどれか。

    • ア.0.82
    • イ.0.63
    • ウ.1.00
    • エ.1.15

    正解:ア.0.82

    解説:周囲温度40℃の場合、基準温度30℃に対する温度補正係数は約0.82です(√((60-40)/(60-30))≒0.82)。温度が高いほど補正係数は小さくなり許容電流は減少します。

  77. 問77.抵抗率ρ[Ω・m]、長さl[m]、断面積A[m²]の導体の抵抗R[Ω]を表す式はどれか。

    • ア.R = ρA/l
    • イ.R = ρl/A
    • ウ.R = l/(ρA)
    • エ.R = ρ/(lA)

    正解:イ.R = ρl/A

    解説:導体の抵抗は R = ρl/A で表されます。長さに比例し断面積に反比例します。

  78. 問78.200Vの電源に力率0.8の負荷を接続し10Aの電流が流れた。力率を1.0に改善するために必要なコンデンサの無効電力は約何varか。

    • ア.800var
    • イ.1000var
    • ウ.1200var
    • エ.1600var

    正解:ウ.1200var

    解説:皮相電力S = 200×10 = 2000VA。cosθ=0.8のときsinθ=0.6。無効電力Q = S×sinθ = 2000×0.6 = 1200var。力率1.0にするには1200varのコンデンサが必要です。

  79. 問79.100V、40Wの白熱電球の点灯時の抵抗は約何Ωか。

    • ア.2.5Ω
    • イ.25Ω
    • ウ.400Ω
    • エ.250Ω

    正解:エ.250Ω

    解説:R = V²/P = 100²/40 = 10000/40 = 250Ω です。点灯時はフィラメントが高温になり抵抗値が大きくなります。

  80. 問80.50Hzにおけるインダクタンス0.1Hのコイルの誘導性リアクタンスは約何Ωか。

    • ア.31.4Ω
    • イ.15.7Ω
    • ウ.50Ω
    • エ.62.8Ω

    正解:ア.31.4Ω

    解説:XL = 2πfL = 2 × 3.14 × 50 × 0.1 = 31.4Ω です。

  81. 問81.2つの抵抗R1=6Ω、R2=3Ωを並列接続したときの合成抵抗は2Ωである。

    正解:○(正しい)

    解説:並列の合成抵抗 R = (R1×R2)/(R1+R2) = (6×3)/(6+3) = 18/9 = 2Ωとなります。

  82. 問82.直列接続された抵抗に流れる電流は、抵抗値に反比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直列接続では流れる電流はどの抵抗でも同じです。電流が抵抗値に反比例するのは、同じ電圧を並列抵抗に加えた場合です。

  83. 問83.抵抗率の単位はΩ/mである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。抵抗率の単位は「Ω・m」(オーム掛けるメートル、Ω/mではない)。

  84. 問84.銀は銅より導電率が低い(電気を通しにくい)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。銀の導電率は「銅より高い」(最高クラスの導電体)。価格高で実用は銅が主流。

  85. 問85.電線の抵抗値は、温度が上昇すると減少する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。銅やアルミなど金属導体の抵抗値は温度上昇とともに増加します。温度係数は正の値です。半導体は逆の特性を示します。

  86. 問86.交流の実効値は、同じ熱量を発生する直流の値と等しい。

    正解:○(正しい)

    解説:実効値の定義は「同じ抵抗に同じ時間流したとき、直流と同じ熱量(ジュール熱)を発生する交流の値」です。

  87. 問87.正弦波交流の最大値は、実効値の1/√2倍である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。最大値は「実効値の√2倍」(記述が逆)。実効値が最大値の1/√2倍。

  88. 問88.単相3線式100/200V回路で、中性線と電圧線の間の電圧は200Vである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相3線式では中性線と電圧線(非接地側)間は100V、電圧線同士は200Vになります。

  89. 問89.三相3線式Y結線の線間電圧は、相電圧と等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Y結線の線間電圧は「相電圧の√3倍」(等しいのはΔ結線)。

  90. 問90.三相3線式Δ結線(三角結線)の線電流は、相電流の√3倍である。

    正解:○(正しい)

    解説:Δ結線では線電流I_L = √3 × 相電流I_P です(線間電圧は相電圧と等しい)。

  91. 問91.三相電力の公式は、P = √3 × V × I × cosθ(線間電圧・線電流)である。

    正解:○(正しい)

    解説:三相電力の公式は P = √3 VI cosθ(Vは線間電圧、Iは線電流)で、Y結線・Δ結線どちらにも成立します。

  92. 問92.コンデンサのリアクタンスXcは、静電容量Cに比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。容量性リアクタンス Xc = 1/(2πfC) で、Cおよび周波数fに反比例します。Cが大きいほどXcは小さくなります。

  93. 問93.RLC直列回路では、XL = Xcのとき共振が起こりインピーダンスが最小になる。

    正解:○(正しい)

    解説:直列共振ではXL = Xcとなり虚部が打ち消しあってインピーダンスが抵抗Rのみ(最小)になり、電流が最大になります。

  94. 問94.無効電力の単位はvar(バール)である。

    正解:○(正しい)

    解説:無効電力Qの単位はvar(volt-ampere reactive)です。有効電力はW、皮相電力はVAで区別されます。

  95. 問95.電熱器で消費する電力は、電圧を2倍にすると4倍になる(抵抗一定の場合)。

    正解:○(正しい)

    解説:P = V²/R なので電圧を2倍にすると消費電力は2² = 4倍になります(抵抗が一定の場合)。

  96. 問96.電動機が消費する電力は、電圧と電流と力率の積で表される(単相の場合)。

    正解:○(正しい)

    解説:単相交流の有効電力 P = VI cosθ で、電圧V、電流I、力率cosθの積となります。

  97. 問97.回路の電流計の指示値が0を示すとき、その回路は開放されているか電流が流れていない状態である。

    正解:○(正しい)

    解説:電流計の指示が0ということは、その部分に電流が流れていない(回路が開いている、または電源が切れている)ことを意味します。

  98. 問98.ホイートストンブリッジは、未知の抵抗値を正確に測定する回路である。

    正解:○(正しい)

    解説:ホイートストンブリッジは平衡条件(R1R3 = R2R4)を利用して未知抵抗を高精度に測定する回路です。

  99. 問99.電気抵抗の温度係数が正の物質は、温度が上がると抵抗値が増加する。

    正解:○(正しい)

    解説:温度係数が正の物質(ほとんどの金属)は温度上昇で抵抗が増加します。銅の温度係数は約0.00393/℃です。

  100. 問100.平行平板コンデンサの静電容量は、極板間距離に比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。平行平板コンデンサの静電容量 C = εS/d は、極板間距離dに反比例します(面積Sと誘電率εには比例)。

  101. 問101.電磁誘導により発生する誘導起電力は、磁束の時間変化率に比例する(ファラデーの法則)。

    正解:○(正しい)

    解説:ファラデーの電磁誘導の法則により、誘導起電力 e = -N × dΦ/dt で、磁束の時間変化率(と巻数の積)に比例します。

  102. 問102.レンツの法則は、誘導起電力の方向に関する法則である。

    正解:○(正しい)

    解説:レンツの法則は「誘導電流は、磁束の変化を妨げる方向に流れる」という方向を示す法則です。エネルギー保存則の表れです。

  103. 問103.直流回路に接続されたコンデンサは、定常状態では電流を流さない。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサは直流定常状態では充電が完了して電流を通しません。過渡状態のみ充電電流が流れます。

  104. 問104.直流回路に接続されたコイルは、定常状態では短絡(抵抗ゼロ)と等価になる(コイルの内部抵抗を無視した場合)。

    正解:○(正しい)

    解説:直流定常状態ではdI/dt=0となり、理想コイルの両端電圧 V = L × dI/dt = 0、つまり短絡と等価になります。

  105. 問105.電線の表皮効果は、直流電流では発生しない現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:表皮効果は交流電流が導体表面に集中する現象で、直流では発生しません。周波数が高いほど顕著になります。

  106. 問106.力率が小さいと、同じ電力を送るのに大きな電流が必要になる。

    正解:○(正しい)

    解説:有効電力 P = VI cosθ なので、cosθが小さいほど同じPを得るのに大きなIが必要となり、線路損失(I²R)も増えます。

  107. 問107.電力損失は電流の2乗に比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:電線での電力損失 P_loss = I²R で電流の2乗に比例します。これが力率改善や高電圧送電が行われる理由です。

  108. 問108.水を電気分解したとき発生する気体は、陰極で水素、陽極で酸素である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気分解では陰極(カソード)で水素、陽極(アノード)で酸素が発生します。体積比は水素:酸素 = 2:1 です。

  109. 問109.蓄電池は化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄電池(鉛蓄電池、リチウムイオン電池等)は放電時に化学エネルギーを電気エネルギーに、充電時はその逆の変換を行います。

  110. 問110.三相誘導電動機の同期速度は、電源周波数に比例し極数に反比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:同期速度 Ns = 120f/p [rpm](fは周波数、pは極数)で、周波数に比例し極数に反比例します。

  111. 問111.電動機のすべり(スリップ)は、同期速度と回転子の速度が等しいときに0となる。

    正解:○(正しい)

    解説:すべり s = (Ns - N)/Ns で、同期速度Nsと回転子速度Nが等しいとs=0ですが、誘導電動機では原理上すべりが0にはなりません。

  112. 問112.電気エネルギーは発電所で生成された後、変電所で昇圧してから需要地に送電される。

    正解:○(正しい)

    解説:長距離送電では電流を小さくして損失を減らすため、発電所近くの変電所で超高圧(275kV~500kV)に昇圧して送電します。

  113. 問113.抵抗R1=3Ω、R2=6Ωを並列接続し、両端に12Vを加えたときの全電流は何Aか。

    • ア.2A
    • イ.6A
    • ウ.4A
    • エ.8A

    正解:イ.6A

    解説:合成抵抗 R = (3×6)/(3+6) = 2Ω。全電流 I = V/R = 12/2 = 6A です。

  114. 問114.100V回路に1kWの電熱器を接続したとき、20分間の電力量は何Whか。

    • ア.200Wh
    • イ.500Wh
    • ウ.333Wh
    • エ.1000Wh

    正解:ウ.333Wh

    解説:電力量 = 電力 × 時間 = 1000W × (20/60)h = 1000 × 1/3 ≒ 333Wh です。

  115. 問115.三相3線式200V、線電流10A、力率0.8のときの三相電力は約何Wか。

    • ア.1600W
    • イ.2000W
    • ウ.3460W
    • エ.2770W

    正解:エ.2770W

    解説:P = √3 × V × I × cosθ = 1.732 × 200 × 10 × 0.8 ≒ 2770W です。

  116. 問116.抵抗5Ωに2Aの電流が10分間流れたときのジュール熱はいくらか。

    • ア.12000J
    • イ.1200J
    • ウ.2400J
    • エ.20J

    正解:ア.12000J

    解説:H = I²Rt = 2² × 5 × (10×60) = 4 × 5 × 600 = 12000J です。

  117. 問117.導体の断面積を2倍、長さを3倍にすると抵抗は何倍になるか。

    • ア.2/3倍
    • イ.1.5倍
    • ウ.6倍
    • エ.1/6倍

    正解:イ.1.5倍

    解説:R = ρl/A で、長さ3倍、断面積2倍なら R' = ρ×3l/(2A) = (3/2)R = 1.5倍です。

  118. 問118.静電容量4μFのコンデンサに100Vを加えたとき蓄えられる電荷はいくらか。

    • ア.25μC
    • イ.4000μC
    • ウ.400μC
    • エ.100μC

    正解:ウ.400μC

    解説:Q = CV = 4×10⁻⁶ × 100 = 400×10⁻⁶ C = 400μC です。

  119. 問119.60Hzでインダクタンス0.2Hのコイルの誘導性リアクタンスは約何Ωか。

    • ア.37.7Ω
    • イ.12.6Ω
    • ウ.150Ω
    • エ.75.4Ω

    正解:エ.75.4Ω

    解説:XL = 2πfL = 2 × 3.14 × 60 × 0.2 ≒ 75.4Ω です。

  120. 問120.4極、周波数50Hzの三相誘導電動機の同期速度は何rpmか。

    • ア.1500rpm
    • イ.1200rpm
    • ウ.1000rpm
    • エ.3000rpm

    正解:ア.1500rpm

    解説:Ns = 120f/p = 120×50/4 = 1500rpm です。

  121. 問121.単相100V、500W、力率0.5の負荷に流れる電流は何Aか。

    • ア.2.5A
    • イ.10A
    • ウ.5A
    • エ.50A

    正解:イ.10A

    解説:I = P/(V×cosθ) = 500/(100×0.5) = 10A です。

  122. 問122.皮相電力1000VA、有効電力600Wの回路の無効電力はいくらか。

    • ア.400var
    • イ.600var
    • ウ.800var
    • エ.1000var

    正解:ウ.800var

    解説:Q = √(S² - P²) = √(1000² - 600²) = √(1000000 - 360000) = √640000 = 800var です。

  123. 問123.抵抗3Ωとリアクタンス4ΩをRL直列接続したときのインピーダンスはいくらか。

    • ア.1Ω
    • イ.12Ω
    • ウ.7Ω
    • エ.5Ω

    正解:エ.5Ω

    解説:Z = √(R² + X²) = √(3² + 4²) = √25 = 5Ω です(3-4-5直角三角形)。

  124. 問124.RL直列回路で抵抗3Ω、リアクタンス4Ωのときの力率はいくらか。

    • ア.0.6
    • イ.0.75
    • ウ.0.8
    • エ.1.0

    正解:ア.0.6

    解説:Z = 5Ω。力率 cosθ = R/Z = 3/5 = 0.6 です。

  125. 問125.直径2.6mmの電線の断面積は約何mm²か。

    • ア.2.0mm²
    • イ.5.3mm²
    • ウ.3.5mm²
    • エ.8.0mm²

    正解:イ.5.3mm²

    解説:断面積 S = π×(d/2)² = 3.14 × 1.3² ≒ 5.3mm² です。

  126. 問126.図のような回路で、端子a-b間の合成抵抗〔Ω〕は。問126の図

    • イ.2.5
    • ロ.5
    • ハ.7.5
    • ニ.15

    正解:イ.2.5

    解説:左側の2本の5Ωは端子aと中央の接続点の間で並列になり、5×5÷(5+5)=2.5Ω。中央の接続点と端子bの間は、上側の5Ωと下側の導線(0Ω)が並列になり0Ω。したがって合成抵抗は 2.5Ω となる。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問1

  127. 問127.軟銅線の電気抵抗に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.電気抵抗は周囲温度が上昇すると大きくなる。
    • ロ.電気抵抗は軟銅線の断面積の2乗に反比例する。
    • ハ.電気抵抗は軟銅線の長さに比例する。
    • ニ.抵抗率はアルミニウム線よりも低い。

    正解:ロ.電気抵抗は軟銅線の断面積の2乗に反比例する。

    解説:導体の電気抵抗は R = ρL/A で表され、断面積 A に反比例する(「断面積の2乗に反比例」ではない)ため、ロが誤り。温度上昇で抵抗が増える(イ)、長さに比例する(ハ)、銅の抵抗率はアルミニウムより低い(ニ) は、いずれも正しい記述である。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問2

  128. 問128.消費電力が300Wの電熱器を、2時間使用したときの発熱量〔kJ〕は。

    • イ.600
    • ロ.1 080
    • ハ.2 160
    • ニ.3 600

    正解:ハ.2 160

    解説:発熱量 Q = 電力 × 時間。300W × 2時間 = 300 ×(2×3600秒)= 2 160 000J = 2 160kJ。したがってハ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問3

  129. 問129.図のような交流回路で、負荷に対してコンデンサCを設置して、力率を100%に改善した。このときの電流計の指示値は。問129の図

    • イ.零になる。
    • ロ.コンデンサ設置前と比べて変化しない。
    • ハ.コンデンサ設置前と比べて増加する。
    • ニ.コンデンサ設置前と比べて減少する。

    正解:ニ.コンデンサ設置前と比べて減少する。

    解説:力率改善前は、負荷の有効電流と無効電流を合成した皮相電流が電流計に流れる。負荷に並列にコンデンサCを設置して力率を100%にすると、コンデンサの進み無効電流が負荷の遅れ無効電流を打ち消し、電流計には有効電流のみが流れる。よって電流計の指示値はコンデンサ設置前より減少する(ニ)。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問4

  130. 問130.図のような三相3線式200Vの回路で、c-o間の抵抗が断線した。断線前と断線後のa-o間の電圧Vの値〔V〕の組合せとして、正しいものは。問130の図

    • イ.断線前 116 ・ 断線後 116
    • ロ.断線前 116 ・ 断線後 100
    • ハ.断線前 100 ・ 断線後 116
    • ニ.断線前 100 ・ 断線後 100

    正解:ロ.断線前 116 ・ 断線後 100

    解説:断線前は平衡三相Y結線で、各抵抗にかかる相電圧は線間電圧200V÷√3≒116V。c-o間が断線すると、a-o間とb-o間の2つの抵抗Rが直列となって線間電圧200Vに接続され、a-o間の電圧は200V÷2=100Vとなる。よって断線前116V・断線後100V(ロ)。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5

  131. 問131.図のように、電線のこう長12mの配線により、消費電力1600Wの抵抗負荷に電力を供給した結果、負荷の両端の電圧は100Vであった。配線における電圧降下〔V〕は。ただし、電線の電気抵抗は長さ1000m当たり5.0Ωとする。問131の図

    • イ.1
    • ロ.2
    • ハ.3
    • ニ.4

    正解:ロ.2

    解説:負荷電流 I = P÷V = 1600÷100 = 16A。電線抵抗は1000m当たり5.0Ωなので、こう長12mの1線当たり r = 5.0×12÷1000 = 0.06Ω。単相2線式で往復2本ぶんの電圧降下が生じるので、v = 2×I×r = 2×16×0.06 = 1.92 ≒ 2V。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問6

  132. 問132.図のような単相3線式回路において、抵抗負荷は3.3Ωで一定である。スイッチSを開いているとき、図中の電圧Vは99Vであった。この状態からスイッチSを閉じた場合、電圧Vはどのように変化するか。ただし、電源電圧は105V一定で、電線1線当たりの抵抗は0.1Ωとする。問132の図

    • イ.3V下がる。
    • ロ.変化しない。
    • ハ.1V上がる。
    • ニ.3V上がる。

    正解:ニ.3V上がる。

    解説:S開放時は上側の負荷だけに電流が流れ、外側線と中性線で電圧降下が生じる。I = 105÷(0.1+3.3+0.1) = 30A、V = 30×3.3 = 99V(設問の値と一致)。Sを閉じると上下の負荷が平衡して中性線の電流が0になり、中性線での電圧降下が消える。平衡時 V = 105×3.3÷(3.3+0.1) ≒ 101.9V となり、99Vから約3V上がる。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問7

  133. 問133.図のような回路で、8Ωの抵抗での消費電力〔W〕は。問133の図

    • イ.200
    • ロ.800
    • ハ.1 200
    • ニ.2 000

    正解:ロ.800

    解説:20Ωと30Ωの並列は 20×30÷(20+30)=12Ω。これと8Ωが直列で全体20Ω。全電流は 200÷20=10A。8Ωは直列なので10Aが流れ、消費電力は 10²×8=800W。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問1

  134. 問134.電気抵抗R〔Ω〕、直径D〔mm〕、長さL〔m〕の導線の抵抗率〔Ω·m〕を表す式は。

    • イ.πDR/(4L×10³)
    • ロ.πD²R/(L²×10⁶)
    • ハ.πD²R/(4L×10⁶)
    • ニ.πDR/(4L²×10³)

    正解:ハ.πD²R/(4L×10⁶)

    解説:抵抗率 ρ=RA/L。断面積 A=π(D/2)²=πD²/4〔mm²〕で、m²に直すと×10⁻⁶。よって ρ=R×(πD²/4×10⁻⁶)÷L=πD²R/(4L×10⁶)。よってハ。(選択肢の分数式は原題の表記を記号で再編しています。)

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問2(一部改変)

  135. 問135.電線の接続不良により、接続点の接触抵抗が0.2Ωとなった。この電線に15Aの電流が流れると、接続点から1時間に発生する熱量〔kJ〕は。ただし、接触抵抗の値は変化しないものとする。

    • イ.11
    • ロ.45
    • ハ.72
    • ニ.162

    正解:ニ.162

    解説:発生熱量 Q=I²Rt=15²×0.2×(1×3600秒)=225×0.2×3600=162000J=162kJ。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問3

  136. 問136.定格電圧V〔V〕、定格電流I〔A〕の三相誘導電動機を定格状態で運転したところ、消費電力がP〔kW〕であった。この電動機の力率〔%〕を表す式は。

    • イ.P/(√3VI)×10⁵
    • ロ.√3P/(VI)×10⁵
    • ハ.√3VI/P×10⁵
    • ニ.VI/(√3P)×10⁵

    正解:イ.P/(√3VI)×10⁵

    解説:三相電力P〔W〕=√3×V×I×cosφ。P〔kW〕=√3VI・cosφ/1000。力率cosφについて解くと cosφ=1000P/(√3VI)、百分率は cosφ〔%〕=P×10⁵/(√3VI)。よってイ。(選択肢の分数式は記号で再編しています。)

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問4(一部改変)

  137. 問137.図のような三相3線式回路に流れる電流I〔A〕は。(各相に10Ωの抵抗を接続したY結線に、線間電圧200Vを加える。)問137の図

    • イ.8.3
    • ロ.11.6
    • ハ.14.3
    • ニ.20.0

    正解:ロ.11.6

    解説:Y(スター)結線なので相電圧=線間電圧÷√3=200÷1.73≒115.5V。各相の抵抗は10Ωなので、線電流=相電流=115.5÷10≒11.6A。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5

  138. 問138.図のように、電線のこう長8mの配線により、消費電力2 000Wの抵抗負荷に電力を供給した結果、負荷の両端の電圧は100Vであった。配線における電圧降下〔V〕は。ただし、電線の電気抵抗は長さ1 000m当たり3.2Ωとする。問138の図

    • イ.1
    • ロ.2
    • ハ.3
    • ニ.4

    正解:イ.1

    解説:負荷電流=2000÷100=20A。電線1本の抵抗=3.2Ω/1000m×8m=0.0256Ω。単相2線式の電圧降下は往復2線分で e=2×20×0.0256≒1V。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問6

  139. 問139.図のような単相3線式回路において、電線1線当たりの抵抗が0.1Ω、抵抗負荷に流れる電流がともに15Aのとき、この配線の電力損失〔W〕は。問139の図

    • イ.45
    • ロ.60
    • ハ.90
    • ニ.135

    正解:イ.45

    解説:単相3線式で上下の負荷がともに15Aで平衡しているため、中性線の電流は0。電力損失は外側2線分で 15²×0.1×2=45W。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問7

  140. 問140.図のような回路で、端子a-b間の合成抵抗〔Ω〕は。問140の図

    • イ.1
    • ロ.2
    • ハ.3
    • ニ.4

    正解:ロ.2

    解説:中央左の2Ωと下側の2Ωは並列で 2×2÷(2+2)=1Ω、中央右の3Ωと下側の6Ωは並列で 3×6÷(3+6)=2Ω。この1Ωと2Ωが直列で3Ω。これが上側の6Ωと端子a-b間で並列になり、3×6÷(3+6)=2Ω。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1

  141. 問141.A、B 2本の同材質の銅線がある。Aは直径1.6mm、長さ20m、Bは直径3.2mm、長さ40mである。Aの抵抗はBの抵抗の何倍か。

    • イ.2
    • ロ.3
    • ハ.4
    • ニ.5

    正解:イ.2

    解説:抵抗 R=ρL/A(Aは断面積で直径の2乗に比例)。R_A/R_B=(L_A/d_A²)/(L_B/d_B²)=(20/1.6²)/(40/3.2²)=(20/2.56)/(40/10.24)=7.81/3.91=2倍。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問2

  142. 問142.電線の接続不良により、接続点の接触抵抗が0.5Ωとなった。この電線に20Aの電流が流れると、接続点から1時間に発生する熱量〔kJ〕は。ただし、接触抵抗の値は変化しないものとする。

    • イ.72
    • ロ.144
    • ハ.720
    • ニ.1 440

    正解:ハ.720

    解説:発生熱量 Q=I²Rt=20²×0.5×(1×3600秒)=400×0.5×3600=720000J=720kJ。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問3

  143. 問143.図のような正弦波交流回路の電源電圧vに対する電流iの波形として、正しいものは。(電源にコンデンサCだけが接続された回路とする。)

    • イ.電流iが電圧vより位相が90°遅れる正弦波
    • ロ.電流iが電圧vと同位相で、振幅が小さい正弦波
    • ハ.電流iが電圧vより位相が90°進む正弦波
    • ニ.電流iが電圧vの2倍の周波数の正弦波

    正解:ハ.電流iが電圧vより位相が90°進む正弦波

    解説:コンデンサ(静電容量C)だけの交流回路では、電流iは電源電圧vより位相が90°進む。よってiがvより90°進む波形のハが正しい。(選択肢は原題の波形図を、位相関係を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問4(一部改変)

  144. 問144.定格電圧V〔V〕、定格電流I〔A〕の三相誘導電動機を定格状態で時間t〔h〕の間、連続運転したところ、消費電力量がW〔kW·h〕であった。この電動機の力率〔%〕を表す式は。

    • イ.W/(3VIt)×10⁵
    • ロ.√3VI/(Wt)×10⁵
    • ハ.3VI/W×10⁵
    • ニ.W/(√3VIt)×10⁵

    正解:ニ.W/(√3VIt)×10⁵

    解説:三相負荷の電力P〔W〕=√3×V×I×cosφ。消費電力量W〔kW·h〕=(P/1000)×t=√3VI・cosφ・t/1000。力率cosφについて解くと cosφ=1000W/(√3VIt)。百分率〔%〕にするため100を掛けて、力率〔%〕=W×10⁵/(√3VIt)。よってニ。(選択肢の分数式は原題の表記を記号で再編しています。)

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問5(一部改変)

  145. 問145.図のような単相2線式回路で、c-c'間の電圧が99Vのとき、a-a'間の電圧〔V〕は。ただし、rは電線の抵抗〔Ω〕とする。問145の図

    • イ.102
    • ロ.103
    • ハ.104
    • ニ.105

    正解:ニ.105

    解説:b-b'間には10A、a-a'側の各線には2つの負荷電流の和20Aが流れる。b-b'間電圧=c-c'間99V+b-c間の電圧降下(10×0.1×2線=2V)=101V。a-a'間電圧=b-b'間101V+a-b間の電圧降下(20×0.1×2線=4V)=105V。よってニ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問6

  146. 問146.図1のような単相3線式回路を、図2のような単相2線式回路に変更した場合、配線の電力損失はどうなるか。ただし、負荷電圧は100V一定で、負荷A、負荷Bはともに消費電力1kWの抵抗負荷で、電線の抵抗は1線当たり0.1Ωとする。問146の図

    • イ.1/4倍になる。
    • ロ.1/2倍になる。
    • ハ.2倍になる。
    • ニ.4倍になる。

    正解:ニ.4倍になる。

    解説:図1(単相3線式)は負荷A・Bともに10Aで平衡し中性線電流は0。電力損失は外側2線ぶんで 10²×0.1×2=20W。図2(単相2線式)は負荷A+B=2kWで20Aが流れ、電力損失は 20²×0.1×2=80W。80÷20=4倍。よってニ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問7

  147. 問147.図のような回路で、スイッチS₁を閉じ、スイッチS₂を開いたときの、端子a-b間の合成抵抗〔Ω〕は。問147の図

    • イ.45
    • ロ.60
    • ハ.75
    • ニ.120

    正解:ロ.60

    解説:S₁を閉じると、S₁と並列に接続された上側の30Ωが短絡される。S₂を開くと、その先の枝(30Ω+S₂)には電流が流れず切り離される。したがって電流経路は、端子aからの30Ω→短絡部→端子bへ至る縦の30Ω、の直列となり、30+30=60Ω。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問1

  148. 問148.直径1.6mm、長さ8mの軟銅線と電気抵抗が等しくなる長さ32mの軟銅線の直径〔mm〕は。ただし、軟銅線の抵抗率は同一とする。

    • イ.0.8
    • ロ.2.0
    • ハ.3.2
    • ニ.6.4

    正解:ハ.3.2

    解説:抵抗 R=ρL/A(断面積Aは直径の2乗に比例)。抵抗が等しい条件は L₁/d₁²=L₂/d₂²。8/1.6²=32/d²より、d²=32×1.6²/8=10.24、d=3.2mm。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問2

  149. 問149.電線の接続不良により、接続点の接触抵抗が0.2Ωとなった。この電線に10Aの電流が流れると、接続点から1時間に発生する熱量〔kJ〕は。ただし、接触抵抗の値は変化しないものとする。

    • イ.72
    • ロ.144
    • ハ.288
    • ニ.576

    正解:イ.72

    解説:発生熱量 Q=I²Rt=10²×0.2×(1×3600秒)=100×0.2×3600=72000J=72kJ。よってイ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問3

  150. 問150.図のような交流回路で、電源電圧102V、抵抗の両端の電圧が90V、リアクタンスの両端の電圧が48Vであるとき、負荷の力率〔%〕は。

    • イ.47
    • ロ.69
    • ハ.88
    • ニ.96

    正解:ハ.88

    解説:抵抗とリアクタンスの直列回路では、電源電圧V=√(V_R²+V_X²)=√(90²+48²)=√10404=102V。力率=V_R/V=90/102≒0.88=88%。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問4

  151. 問151.図のような三相3線式回路に流れる電流I〔A〕は。(各相に抵抗8Ωと誘導性リアクタンス6Ωが直列に接続されたY(スター)結線に、線間電圧200Vの対称三相交流を加えるものとする。)

    • イ.8.3
    • ロ.11.6
    • ハ.14.3
    • ニ.20.0

    正解:ロ.11.6

    解説:Y結線では相電圧=線間電圧/√3=200/1.73≒115.5V。1相のインピーダンスZ=√(8²+6²)=√100=10Ω。線電流=相電流=相電圧/Z=115.5/10≒11.6A。よってロ。(選択肢は原題の図の値を保ったまま、回路構成を文章に再編しています。)

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5(一部改変)

  152. 問152.図のような単相2線式回路(1φ2W 200V電源)において、配線の長さは100m、負荷電流は10Aで、抵抗負荷が接続されている。配線の電圧降下(V_s−V_r)を4V以内にするための電線の最小太さ(断面積)〔mm²〕は。ただし、電線の1km当たりの導体抵抗は、5.5mm²=3.33Ω/km、8mm²=2.31Ω/km、14mm²=1.30Ω/km、22mm²=0.82Ω/km とする。

    • イ.5.5
    • ロ.8
    • ハ.14
    • ニ.22

    正解:ハ.14

    解説:単相2線式の電圧降下 e=2×I×r×L。電線長100m=0.1kmなので e=2×10×r×0.1=2r(rは1km当たりの抵抗値)。5.5mm²ではe=6.66V、8mm²では4.62V、14mm²では2.60V、22mm²では1.64V。4V以内となる最小の太さは14mm²。よってハ。(原題の抵抗表と図を文章に再編しています。)

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問6(一部改変)

  153. 問153.図のような単相3線式回路において、電線1線当たりの抵抗が0.1Ωのとき、a-b間の電圧〔V〕は。問153の図

    • イ.99
    • ロ.100
    • ハ.101
    • ニ.102

    正解:ロ.100

    解説:上側の負荷電流20A、下側の負荷電流10Aなので、中性線には差の10Aが流れる。a-b間の電圧は、電源電圧103Vから上側外側線の電圧降下(20×0.1=2V)と中性線の電圧降下(10×0.1=1V)を差し引いて、103−2−1=100V。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問7

  154. 問154.抵抗R〔Ω〕に電圧V〔V〕を加えると、電流I〔A〕が流れ、P〔W〕の電力が消費される場合、抵抗R〔Ω〕を示す式として、誤っているものは。

    • イ.PI / V
    • ロ.P / I²
    • ハ.V² / P
    • ニ.V / I

    正解:イ.PI / V

    解説:抵抗Rは、オームの法則より R = V / I(ニ)。電力の関係 P = VI、P = I²R、P = V²/R から、R = P / I²(ロ)、R = V² / P(ハ)はいずれも正しい。イの PI / V は、P = VI を代入すると PI/V = I² となり抵抗Rを表さない。よって誤りはイ。(選択肢の分数式は原題の表記を文章に再編しています。)

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問2(一部改変)

  155. 問155.電熱器により、60kgの水の温度を20K上昇させるのに必要な電力量〔kW·h〕は。ただし、水の比熱は4.2kJ/(kg·K)とし、熱効率は100%とする。

    • イ.1.0
    • ロ.1.2
    • ハ.1.4
    • ニ.1.6

    正解:ハ.1.4

    解説:必要な熱量 Q = 比熱 × 質量 × 温度上昇 = 4.2 × 60 × 20 = 5040kJ。1kW·h = 3600kJ なので、5040 ÷ 3600 = 1.4kW·h。熱効率100%より必要な電力量も1.4kW·h。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問3

  156. 問156.図のような正弦波交流回路の電源電圧vに対する電流iの波形として、正しいものは。問156の図

    • イ.電流iが電圧vより位相が90°遅れる正弦波
    • ロ.電流iが電圧vと同位相で、振幅が小さい正弦波
    • ハ.電流iが電圧vより位相が90°進む正弦波
    • ニ.電流iが電圧vの2倍の周波数の正弦波

    正解:イ.電流iが電圧vより位相が90°遅れる正弦波

    解説:コイル(インダクタンスL)だけの交流回路では、電流iは電源電圧vより位相が90°遅れる。よってiがvより90°遅れる波形のイが正しい。(選択肢は原題の波形図を、位相関係を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問4(一部改変)

  157. 問157.図のような三相負荷に三相交流電圧を加えたとき、各線に20Aの電流が流れた。線間電圧E〔V〕は。問157の図

    • イ.120
    • ロ.173
    • ハ.208
    • ニ.240

    正解:ハ.208

    解説:Y(スター)結線なので線電流=相電流=20A。各相の抵抗6Ωにかかる相電圧は 20×6=120V。線間電圧Eは相電圧の√3倍で E=√3×120=1.73×120≒208V。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問5

  158. 問158.図のような三相3線式回路について、図中の×印の箇所で断線した場合、負荷の全消費電力〔kW〕は。ただし、負荷の抵抗は30Ωとし、配線の抵抗は無視し、電源電圧は一定とする。問158の図

    • イ.0.7
    • ロ.0.9
    • ハ.1.3
    • ニ.2.0

    正解:ニ.2.0

    解説:負荷はデルタ結線で各辺30Ω、線間電圧200V。×印で1線が断線すると、断線した頂点につながる2つの30Ωが直列(60Ω)となって残りの線間電圧200Vに接続され、もう1つの30Ωは200Vに直接接続される。消費電力は 200²÷60 + 200²÷30 = 667W + 1333W = 2000W = 2.0kW。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問6

  159. 問159.図のような単相3線式回路において、電線1線当たりの抵抗が0.2Ωのとき、a-b間の電圧〔V〕は。問159の図

    • イ.96
    • ロ.100
    • ハ.102
    • ニ.106

    正解:ハ.102

    解説:上下の抵抗負荷はともに10Aで平衡しているため中性線の電流は0。a-b間の電圧は、電源の半分104Vから外側線の電圧降下(10×0.2=2V)を引き、中性線の電圧降下は0Vなので、104-2=102V。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問7

  160. 問160.単相100V回路の屋内配線には、原則として接地側電線に白色を使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈により、接地側電線は白色または薄い灰色を使用することが定められています。

  161. 問161.合成樹脂管工事(PF管)は、コンクリート埋め込み配線に使用できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。PF管はコンクリート埋め込み配線に使用できます。ただしCD管(オレンジ色)はコンクリート埋込専用です。

  162. 問162.金属管工事に使用する電線の種類として正しいものはどれか。

    • ア.VVFケーブル
    • イ.IV電線(絶縁電線)
    • ウ.VVRケーブル
    • エ.CVケーブル

    正解:イ.IV電線(絶縁電線)

    解説:金属管工事では管内にIV電線(600Vビニル絶縁電線)などの絶縁電線を通線します。

  163. 問163.VVFケーブルの被覆色が灰色のものは屋内配線に使用できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。VVFケーブルは灰色被覆が一般的であり、屋内配線に広く使用されています。

  164. 問164.住宅のコンセント回路に使用するブレーカーの定格電流として最も一般的なものはどれか。

    • ア.15A
    • イ.30A
    • ウ.20A
    • エ.50A

    正解:ウ.20A

    解説:住宅のコンセント回路には一般的に20Aの配線用遮断器が使用されます。

  165. 問165.電線の許容電流は、電線の太さ(断面積)が大きいほど大きくなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電線の断面積が大きいほど抵抗が小さくなるため、許容電流は大きくなります。

  166. 問166.1.6mmのIV電線の許容電流は約何Aか。

    • ア.17A
    • イ.49A
    • ウ.37A
    • エ.27A

    正解:エ.27A

    解説:単線1.6mmの600Vビニル絶縁電線の許容電流は27Aです(周囲温度30℃の場合)。

  167. 問167.ケーブル工事では、ケーブルを直接コンクリート壁に固定できる。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブル工事ではケーブルをサドル等で直接造営材に固定する方法が認められています。

  168. 問168.電線管内では電線の接続をしてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電線管内での電線の接続は禁止されており、接続はボックス内で行う必要があります。

  169. 問169.リングスリーブによる圧着接続で、1.6mm電線2本の場合に使用するスリーブの大きさはどれか。

    • ア.特小(○)
    • イ.小
    • ウ.中
    • エ.大

    正解:ア.特小(○)

    解説:1.6mm2本の場合はリングスリーブ特小(○マーク)を使用します。

  170. 問170.差込形コネクタは、繰り返し使用(取り外して再接続)ができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。差込形コネクタは一度差し込んだら取り外しての再使用はできません。再接続する場合は新しいコネクタを使用します。

  171. 問171.単相3線式100/200V回路の中性線には、過電流遮断器を設けてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:中性線が開放されると不平衡による異常電圧が発生するため、中性線には過電流遮断器を設けてはいけません。

  172. 問172.アウトレットボックスの用途として正しいものはどれか。

    • ア.電力量計の収納
    • イ.電線の引き入れ、接続点として使用
    • ウ.分電盤の固定
    • エ.ケーブルラックの支持

    正解:イ.電線の引き入れ、接続点として使用

    解説:アウトレットボックスは電線管工事で電線の引き入れや接続の中継点として使用されます。

  173. 問173.金属ダクト工事は、乾燥した場所で展開した場所に施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:金属ダクト工事は乾燥した展開場所(点検できる場所)に施設できます。

  174. 問174.地中埋設配線でケーブルを直接埋設する場合、埋設深さは原則何cm以上か。

    • ア.30cm
    • イ.40cm
    • ウ.60cm
    • エ.80cm

    正解:ウ.60cm

    解説:ケーブルを直接地中に埋設する場合、車両の通行がない場所で60cm以上の深さが必要です。

  175. 問175.低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ以上必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:電技の規定で、対地電圧150V以下(使用電圧300V以下)の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ以上が必要です。

  176. 問176.合成樹脂製可とう電線管(PF管)相互の接続にはカップリングを使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:PF管相互の接続にはPF管用カップリングを使用して接続します。

  177. 問177.三相誘導電動機の回転方向を逆にするには、3本の電源線のうち何本を入れ替えるか。

    • ア.1本
    • イ.入れ替えでは変えられない
    • ウ.3本
    • エ.2本

    正解:エ.2本

    解説:三相誘導電動機の回転方向は、3本の電源線のうち任意の2本を入れ替えることで逆転できます。

  178. 問178.ジョイントボックス内で電線を接続する場合、接続部分を絶縁テープで処理する。

    正解:○(正しい)

    解説:電線の接続部分は絶縁テープまたは絶縁キャップ等で確実に絶縁処理する必要があります。

  179. 問179.配線用遮断器の定格電流が20Aの場合、接続できる電線の太さの最小値はどれか。

    • ア.1.6mm
    • イ.2.0mm
    • ウ.2.6mm
    • エ.3.2mm

    正解:ア.1.6mm

    解説:定格電流20Aの場合、直径1.6mm以上の電線(許容電流27A)を使用できます。

  180. 問180.フロアダクト工事は、二重床(フリーアクセスフロア)内の配線方式として使用される。

    正解:○(正しい)

    解説:フロアダクトは床面内に埋め込む配線方式で、オフィスビルなどの二重床内配線に使用されます。

  181. 問181.金属管工事において、管の曲げ角度の合計が360度を超える区間にはボックスを設ける必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属管工事では1区間の曲げ角度の合計が270度を超えてはならないとされています。通線が困難になるためです。

  182. 問182.ライティングダクト工事では、ダクトの開口部を下向きに施設するのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:ライティングダクトは塵埃や水の侵入を防ぐため、開口部を下向きに施設するのが原則です。

  183. 問183.バスダクト工事は、工場などで大電流を効率よく供給するために用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:バスダクトは銅またはアルミの帯状導体をダクト内に収めたもので、大電流の幹線として工場などで使用されます。

  184. 問184.同一の金属管内に、異なる回路の電線を収めることは一切禁止されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。同一の金属管内に異なる回路の電線を収めることは原則禁止ですが、同一の配電盤から供給される回路など一定の条件下では認められます。

  185. 問185.がいし引き工事は、展開した場所であれば使用電圧300Vを超える低圧配線にも施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:がいし引き工事は、展開した場所(点検できる場所)では300Vを超える低圧屋内配線にも使用できます。

  186. 問186.CD管(合成樹脂製可とう電線管)は、自己消火性がないためコンクリート埋込配線専用である。

    正解:○(正しい)

    解説:CD管(オレンジ色)は自己消火性がないため、コンクリート埋込配線専用です。露出配線にはPF管(自己消火性あり)を使用します。

  187. 問187.VVRケーブルは、VVFケーブルに比べて外装が丸型であり柔軟性に優れている。

    正解:○(正しい)

    解説:VVR(ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸型)はVVF(平型)に比べて断面が円形で柔軟性があり、屈曲させやすい特徴があります。

  188. 問188.EM-EEFケーブルは、燃焼時にハロゲンガスを発生しない環境配慮型のケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:EM-EEF(エコケーブル)はポリエチレン系の材料を使用し、燃焼時にハロゲンガスや有毒ガスを発生しない環境に配慮したケーブルです。

  189. 問189.単相3線式配線では、中性線と電圧線の2線で200Vを取り出すことができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。200Vは2本の電圧線(非接地側電線)間から取り出します。中性線と電圧線の間からは100Vしか取り出せません。

  190. 問190.分電盤の主幹ブレーカーの定格電流は、幹線の許容電流以下でなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。幹線を保護する過電流遮断器(主幹ブレーカー)は、その定格電流が幹線の許容電流以下でなければならない(電技解釈148条=保護協調)。つまり幹線の方が大きな電流を流せる必要があり、電線が過熱する前に遮断器が動作する。

  191. 問191.過電流遮断器の定格電流が30Aの分岐回路に接続できるコンセントの定格は20A以上30A以下である。

    正解:○(正しい)

    解説:30A分岐回路では、20A以上30A以下のコンセントを使用します。電線は直径2.6mm以上(断面積5.5mm²以上)が必要です。

  192. 問192.電線の接続部分の電気抵抗は、電線自体の抵抗より増加させてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈により、電線の接続部分の電気抵抗は電線の電気抵抗を増加させないように接続しなければなりません。

  193. 問193.CVケーブルは、架橋ポリエチレンで絶縁されており、VVFケーブルより耐熱性が高い。

    正解:○(正しい)

    解説:CV(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース)ケーブルは許容温度が90℃であり、VVF(ビニル絶縁、60℃)より耐熱性に優れています。

  194. 問194.200V回路に使用するコンセントは、100V用のコンセントと同一形状でもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。200V用コンセントは100V用とは異なる形状(刃受けの配置)が定められており、誤接続を防止する構造になっています。

  195. 問195.金属製の電線管には、D種接地工事を施さなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:金属製の電線管は漏電時の感電を防止するため、D種接地工事(300V以下)を施す必要があります。使用電圧300V超ではC種接地工事です。

  196. 問196.より線の素線数が増えると、同じ断面積でも柔軟性が増す。

    正解:○(正しい)

    解説:より線は素線数が多いほど各素線が細くなるため柔軟性が増します。配線の取り回しが容易になりますが、端末処理が必要です。

  197. 問197.電線管内の電線の占積率は、原則として管の内断面積の32%以下でなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電線管の電線占積率は原則32%以下。ただし同一太さの電線で屈曲が少なく容易に引き入れ・引き替えできる場合は48%以下まで緩和でき、太さの異なる電線が混在する場合は32%以下とする(内線規程)。通線性と放熱を確保するため。

  198. 問198.合成樹脂管工事では、管の支持点間の距離は1.5m以下とする。

    正解:○(正しい)

    解説:合成樹脂管(硬質塩化ビニル管)の支持点間の距離は1.5m以下と定められています。

  199. 問199.引込口配線には、雨線外から屋内に引き込む部分に防水処理を施す必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:引込口は雨水の浸入を防ぐため、引込線の貫通部に防水処理(シーリング等)を確実に施す必要があります。

  200. 問200.ケーブルラック上にケーブルを布設する場合、ケーブルを束ねて固定する必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルラック上ではケーブルが移動しないよう、バインド線や結束バンド等で適切に固定する必要があります。

  201. 問201.VVFケーブル1.6mm 2心の場合、20Aの配線用遮断器で保護される回路の電線の長さの上限として考慮すべき要素はどれか。

    • ア.電線の色
    • イ.電圧降下の許容範囲
    • ウ.ケーブルの外径
    • エ.被覆の厚さ

    正解:イ.電圧降下の許容範囲

    解説:電線の長さが長くなると電圧降下が大きくなるため、幹線・分岐回路とも電圧降下の許容範囲(内線規程では2%以内等)を考慮する必要があります。

  202. 問202.電線の接続方法のうち、差込形コネクタによる接続と比べたリングスリーブ圧着の特徴として正しいものはどれか。

    • ア.工具が不要
    • イ.取り外しが容易
    • ウ.機械的強度が高い
    • エ.絶縁処理が不要

    正解:ウ.機械的強度が高い

    解説:リングスリーブ圧着は専用工具で金属スリーブを圧縮するため機械的強度が高いですが、取り外しはできず、絶縁テープによる処理も必要です。

  203. 問203.2.0mmの単線4本をリングスリーブで圧着する場合、使用するスリーブの大きさはどれか。

    • ア.小
    • イ.特小
    • ウ.大
    • エ.中

    正解:エ.中

    解説:2.0mm×4本の場合、断面積の合計が大きいため「中」スリーブを使用し、圧着マークは「中」です。

  204. 問204.接地線を電線管内に収める場合の注意事項として正しいものはどれか。

    • ア.被接地回路の電線と同一管内に収める
    • イ.単独の管に収めなければならない
    • ウ.接地線は電線管内に収めてはならない
    • エ.必ず金属管に収める

    正解:ア.被接地回路の電線と同一管内に収める

    解説:接地線は、被接地回路の電線と同一の電線管内に収めることができます。別回路の管に収めることは原則できません。

  205. 問205.分岐回路の過電流遮断器の定格電流が15Aの場合、使用できるコンセントの定格として正しいものはどれか。

    • ア.15Aのみ
    • イ.15A以下
    • ウ.20A以下
    • エ.10A以下

    正解:イ.15A以下

    解説:15A分岐回路では15A以下のコンセントを使用します。電線は直径1.6mm以上が必要です。

  206. 問206.住宅の単相3線式配線において、電圧線と中性線間の電圧はどれか。

    • ア.173V
    • イ.141V
    • ウ.100V
    • エ.200V

    正解:ウ.100V

    解説:単相3線式では電圧線と中性線の間が100V、電圧線同士の間が200Vです。

  207. 問207.単相2線式100V回路で、消費電力1500Wの負荷に電気を供給する場合の電流値はどれか。

    • ア.10A
    • イ.30A
    • ウ.20A
    • エ.15A

    正解:エ.15A

    解説:I = P/V = 1500/100 = 15A です。このため15A以上のブレーカーとコンセントが必要になります。

  208. 問208.電線管の太さの選定において考慮しなければならないものとして、最も適切なものはどれか。

    • ア.収容する電線の占積率
    • イ.電線の色
    • ウ.配管の長さのみ
    • エ.使用する接地工事の種類

    正解:ア.収容する電線の占積率

    解説:電線管の太さは、収容する電線の占積率(断面積の割合)が規定値以下となるよう選定します。

  209. 問209.地中電線路にケーブルを埋設する場合で、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所の埋設深さはどれか。

    • ア.0.6m以上
    • イ.1.2m以上
    • ウ.1.0m以上
    • エ.1.5m以上

    正解:イ.1.2m以上

    解説:車両等の重量物の圧力を受けるおそれがある場所では、埋設深さは1.2m以上が必要です。その他の場所は0.6m以上です。

  210. 問210.複線図において、電源の接地側(白線)はスイッチに接続する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。接地側白線は「コンセントと照明器具に直接接続」(スイッチには接続しない、非接地側がスイッチへ)。

  211. 問211.複線図で3路スイッチ間の渡り線には、必ず赤色と白色の電線を使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3路スイッチ間の渡り線は通常赤色と白色(または黒色)ですが、施工条件によって色の指定は異なります。必ずしも赤と白に限定されるわけではありません。

  212. 問212.技能試験の施工条件で「電源接地側電線は白色」とある場合、すべての白線が必ず接地側である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。白線「すべてが接地側とは限らない」(渡り配線等の自由配色も可)。

  213. 問213.接地線(アース線)には、原則として赤色の電線を使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。接地線は「緑色または緑/黄ストライプ」(赤色は非接地側等)。

  214. 問214.防水コンセントの設置場所は、必ず屋外でなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。防水コンセントは主に屋外で使用されますが、浴室周辺や水を使う場所など屋内でも使用される場合があります。設置場所の条件に応じて選定します。

  215. 問215.D種接地工事の接地線の太さは、原則として直径3.2mm以上の軟銅線を使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。D種接地は「直径1.6mm以上」(3.2mmは不要、過大)。

  216. 問216.VVFケーブル2心の非接地側電線は、必ず白色である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。非接地側は「黒色」が原則(白色は接地側)。

  217. 問217.VVFケーブル3心の赤色電線は、必ず接地側に使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3心の赤色は「200V回路や3路スイッチの渡り線」等に使用(接地側ではない、接地側は白)。

  218. 問218.ボックスコネクタは、合成樹脂管とアウトレットボックスを接続するために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ボックスコネクタは「金属管とアウトレットボックス」を接続(合成樹脂管はカップリング等)。

  219. 問219.ねじなし電線管(E管)の切断面はそのまま使用してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。切断面は「リーマで面取り」が必要(バリで電線被覆を傷つける防止)。

  220. 問220.合成樹脂管(硬質塩化ビニル管)は、トーチランプで加熱して曲げる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。合成樹脂管は「トーチランプ加熱は不可」(焼損する)。専用のヒーターやドライヤで温める。

  221. 問221.金属管工事で管を曲げる場合、管内側の曲げ半径は管内径の3倍以上とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属管の曲げ半径は「内径の6倍以上」(3倍は急すぎ)。

  222. 問222.ノーマルベンドは、電線管を斜めに曲げる付属品である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ノーマルベンドは「直角に曲げる」付属品(斜めではない)。

  223. 問223.同一の合成樹脂管内に、強電回路と弱電回路の電線を一緒に収めることができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。強電回路(電灯・コンセント回路等)と弱電回路(電話・通信線等)の電線は、原則として同一管内に収めてはいけません。相互の電磁的干渉や安全上の問題があるためです。

  224. 問224.ケーブル工事で天井裏のVVFケーブル支持点間距離は5m以下とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。造営材沿い以外の支持点間距離は「2m以下」(5mではない)。

  225. 問225.差込形コネクタで電線を接続する場合、心線の露出が多すぎると短絡の危険がある。

    正解:○(正しい)

    解説:差込形コネクタに電線を差し込む際、心線の露出(ストリップ長さ)が適切でないと、導体がコネクタから露出して短絡や感電の危険があります。

  226. 問226.埋込配線のスイッチボックスは、壁面から大きく突出するように施設する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。スイッチボックスは「壁面から突出しない」ように施設(突出は外観・安全上不可)。

  227. 問227.金属管内の通線作業に使用する細いワイヤーを「送り線」という。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。通線用ワイヤーは「呼び線」(送り線ではない)。

  228. 問228.技能試験で、ランプレセプタクルに電線を接続する際、ねじの締め付け方向と同じ向きに心線を巻く。

    正解:○(正しい)

    解説:ランプレセプタクルの端子ねじに心線を巻き付ける際は、ねじを締める方向(時計回り)と同じ向きに巻くことで、締め付け時に心線が外れにくくなります。

  229. 問229.技能試験で外装被覆(シース)の剥ぎ取りが長すぎると欠陥となる。

    正解:○(正しい)

    解説:外装被覆の剥ぎ取り長さが規定より長すぎると、心線の露出が多くなり「重大欠陥」または「軽欠陥」として減点・不合格の対象になります。

  230. 問230.技能試験で絶縁被覆を剥く際、心線に深い傷をつけると欠陥の対象になる。

    正解:○(正しい)

    解説:心線に深い傷(キズ)をつけると、その部分の断面積が減少し機械的強度や通電容量が低下するため、欠陥として扱われます。

  231. 問231.複線図でスイッチの電源側に接続する電線の色として正しいものはどれか。

    • ア.白(接地側)
    • イ.黒(非接地側)
    • ウ.緑(接地線)
    • エ.赤(3心の予備線)

    正解:イ.黒(非接地側)

    解説:スイッチの電源側には非接地側(黒色)の電線を接続します。接地側(白色)はスイッチを通さず負荷に直接接続します。

  232. 問232.VVFケーブル1.6mm 3心の接地線として使用できる色はどれか。

    • ア.赤色
    • イ.白色
    • ウ.緑色の別途電線を使用
    • エ.黒色

    正解:ウ.緑色の別途電線を使用

    解説:VVFケーブルの白・黒・赤は電源線として使用するため、接地線には別途緑色(または緑/黄)の電線を使用します。

  233. 問233.リングスリーブの圧着で、1.6mm 2本と2.0mm 1本を接続する場合のスリーブサイズと刻印の組合せはどれか。

    • ア.小スリーブ・中刻印
    • イ.小スリーブ・○刻印
    • ウ.中スリーブ・中刻印
    • エ.小スリーブ・小刻印

    正解:エ.小スリーブ・小刻印

    解説:1.6mm×2本 + 2.0mm×1本の場合、断面積の合計は1.6²×π/4×2 + 2.0²×π/4 = 約7.2mm²で、小スリーブ・小刻印を使用します。

  234. 問234.金属管をボックスに接続する際、管端に取り付けて電線の被覆を保護する部品はどれか。

    • ア.ブッシング
    • イ.カップリング
    • ウ.サドル
    • エ.ステープル

    正解:ア.ブッシング

    解説:ブッシングは金属管の端に取り付けて、管の切断面で電線の被覆が傷つくのを防ぐ絶縁性の部品です。

  235. 問235.施工省略が認められない結線として正しいものはどれか。

    • ア.電源の接続
    • イ.器具と電線の結線
    • ウ.渡り線の接続
    • エ.接地線の接続

    正解:イ.器具と電線の結線

    解説:技能試験では器具と電線の結線は施工省略が認められません。ただし電源部分など一部の接続は施工省略の対象となることがあります。

  236. 問236.金属管工事で、直線部分の管を支持する間隔として正しいものはどれか。

    • ア.3m以下
    • イ.1m以下
    • ウ.2m以下
    • エ.0.5m以下

    正解:ウ.2m以下

    解説:金属管の直線部分の支持間隔は2m以下とされています。また、管の端から0.3m以内の位置でも支持する必要があります。

  237. 問237.電線管相互を接続する部品の名称はどれか。

    • ア.サドル
    • イ.コネクタ
    • ウ.ブッシング
    • エ.カップリング

    正解:エ.カップリング

    解説:カップリングは電線管同士を直線的に接続するための円筒形の部品です。コネクタはボックスへの接続に使用します。

  238. 問238.VVFケーブルを造営材に固定する際に使用する部品として適切なものはどれか。

    • ア.ステープル
    • イ.カップリング
    • ウ.ブッシング
    • エ.コネクタ

    正解:ア.ステープル

    解説:ステープル(サドル)はVVFケーブルを壁面や天井面などの造営材に固定するために使用する金属製または樹脂製の部品です。

  239. 問239.技能試験でアウトレットボックスにゴムブッシングを取り付ける目的はどれか。

    • ア.ボックスの防水性を高める
    • イ.ケーブルの被覆を保護する
    • ウ.電線の接続を容易にする
    • エ.ボックスの強度を高める

    正解:イ.ケーブルの被覆を保護する

    解説:ゴムブッシングはアウトレットボックスのノックアウト穴に取り付け、ケーブルが金属の角で傷つくのを防ぎ被覆を保護します。

  240. 問240.幹線の許容電流は、接続される電動機の定格電流の合計以上としなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。幹線は電動機の起動電流も考慮するため、電動機合計の定格電流の1.25倍(50A以下)または1.1倍(50A超)以上の許容電流が必要です。

  241. 問241.単相2線式100Vの幹線で、電線のこう長が長いと電圧降下が大きくなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電圧降下は電線の抵抗(長さに比例)に電流を掛けたものなので、こう長が長いほど大きくなります。

  242. 問242.低圧屋内幹線の電圧降下は、原則として標準電圧の2%以下とする。

    正解:○(正しい)

    解説:内線規程では、幹線の電圧降下は標準電圧の2%以下(幹線と分岐回路の合計で最大7%以下)とすることが推奨されています。

  243. 問243.分岐回路の過電流遮断器は、幹線分岐点から原則10m以内に設ける。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。分岐回路の遮断器は「分岐点から3m以内」(条件によって緩和もあるが基本3m)。10mではない。

  244. 問244.20A配線用遮断器に接続する分岐回路のコンセントは、定格30Aまで使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。20A遮断器の分岐回路には「15Aまたは20A」のコンセント(30Aは過大)。

  245. 問245.30A分岐回路のコンセントには、定格20Aのコンセントを接続してよい。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。定格30Aの分岐回路には、20A以上30A以下のコンセントを接続できます(内線規程)。電線は直径2.6mm以上(断面積5.5mm²以上)が必要です。

  246. 問246.VVFケーブル1.6mm-2心を金属管内に収めて配線する場合、電流減少係数を考慮する必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電線を管に収める場合、放熱条件が悪くなるため電線本数に応じた電流減少係数(例:3本以下で0.70)を許容電流に掛けて補正します。

  247. 問247.同一電線管内に収める電線数が3本以下の場合、電流減少係数は1.0である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3本以下の係数は「0.70」(1.0は減少なし、配線数増で発熱増えるため減少)。

  248. 問248.同一電線管内に収める電線数が4本の場合、電流減少係数は0.80である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。4本の場合は「0.63」(0.80ではない)。

  249. 問249.低圧屋内配線工事で、ケーブル工事は展開場所・点検できる隠ぺい場所・点検できない隠ぺい場所のいずれにも施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブル工事はすべての場所(展開・点検可能隠ぺい・点検不能隠ぺい、乾燥・湿気・水気)に施設可能な万能工事です。

  250. 問250.がいし引き工事は、すべての場所に施設できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。がいし引きは「展開場所・点検できる隠ぺい場所のみ」(点検不可隠ぺい場所等は不可)。

  251. 問251.金属管工事では、水気のある場所にも施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:金属管工事(薄鋼・厚鋼・ねじなし)は乾燥・湿気・水気いずれの場所にも、また展開・隠ぺい場所いずれにも施設できます。

  252. 問252.使用電圧300V以下のケーブル工事で、垂直に取り付ける場合の支持点間距離は2m以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。垂直の場合「6m以下」(2mより緩和)。水平が一般に2m以下。

  253. 問253.金属管の支持点間距離は、管の種類によらず3m以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属管の支持点間距離は原則2m以下(ただし管端や附属品の近くでは0.3m以内)です。

  254. 問254.メタルラス張りの壁を金属管が貫通する場合、絶縁管などでラスと電気的に絶縁しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:メタルラスと金属管が接触すると地絡の原因になるため、貫通部を絶縁管で隔離する必要があります。

  255. 問255.単相3線式の中性線を開放しても、負荷側に何ら影響はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。中性線開放は「過電圧・低電圧が発生」して機器損傷の原因(重大事故)。

  256. 問256.ねじなし電線管(E管)相互の接続は、ねじなしカップリングを使用して行う。

    正解:○(正しい)

    解説:ねじなし電線管相互の接続には、ねじなし電線管用カップリングを用いて留めねじで固定します。

  257. 問257.屋外の柱上で電線を接続する場合は、耐候性の接続材を用いる必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:屋外配線の接続では耐候性・防水性のある接続材(絶縁カバー、絶縁テープ等)を用い、水や紫外線から保護します。

  258. 問258.ケーブルラック工事で使用するケーブルは、原則としてケーブルラックに固定する必要はないが、垂直部分では固定が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルラックでは水平部分の固定は不要ですが、垂直部分ではケーブル自重によるずれ落ちを防ぐため固定が必要です。

  259. 問259.単相3線式の各分岐回路は、なるべく負荷を均等に配分することが望ましい。

    正解:○(正しい)

    解説:単相3線式は負荷が平衡していると中性線の電流が0になり効率が最も良くなります。不平衡は中性線電流を増やし損失が増加します。

  260. 問260.引込線は、需要家から電柱への電力供給用の架空電線である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。引込線は「電柱から需要家への電力供給」(方向が逆)。

  261. 問261.引込口装置は、電柱に設置する開閉器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。引込口装置は「需要家の建物内に設置する最初の開閉器」(電柱ではない)。

  262. 問262.住宅の接地極は、水道管の金属管を利用してもよい(条件あり)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。かつては認められていましたが、水道管が樹脂化していること等から現在は水道管を接地極として利用することは原則認められていません。

  263. 問263.電線の電圧降下は、電線の抵抗が大きいほど大きくなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電圧降下 e = IR × k(kは電路方式の係数)で、電線の抵抗が大きいほど電圧降下が大きくなります。

  264. 問264.単相2線式回路の電圧降下計算式は e = IR である(Rは片道の線抵抗)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相2線式は「e = 2IR」(往復で2倍、片道IRではない)。

  265. 問265.三相3線式回路の電圧降下は e = 2IR である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。三相3線式は「e = √3 IR」(√3係数、2倍ではない)。

  266. 問266.ライティングダクト工事は、水気のある場所にも施設できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ライティングダクトは「水気のある場所には不可」(屋内乾燥場所のみ)。

  267. 問267.ライティングダクトの開口部は上向きに取り付けるのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ライティングダクトの開口部は「下向き」が原則(埃・水分の侵入防止)。

  268. 問268.低圧屋内配線で引込口に近い箇所に開閉器を施設するのは、保守・点検を容易にするためである。

    正解:○(正しい)

    解説:引込口装置(開閉器)は点検・保守や緊急停止のため、引込口に近くかつ容易に操作できる箇所に施設します。

  269. 問269.三相誘導電動機の配線では、電動機の定格電流の3倍以上の許容電流を持つ電線を使用するのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電動機回路の電線許容電流は、電動機定格電流の1.25倍以上(50A以下の場合、内線規程)必要です。3倍は過剰です。

  270. 問270.配線用遮断器は、定格電流の1倍の電流では1分以内に遮断する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。配線用遮断器は「定格1倍では遮断してはならない」(定格電流での連続使用が前提)。

  271. 問271.配線用遮断器(30A以下)は、定格1.25倍で30分以内に動作しなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。30A以下は1.25倍で「60分以内」(30分ではない)。

  272. 問272.単相2線式100V、こう長20m、電流15A、電線抵抗0.04Ω/mのときの電圧降下は何Vか。

    • ア.6V
    • イ.12V
    • ウ.24V
    • エ.30V

    正解:ウ.24V

    解説:e = 2IR = 2 × 15 × (0.04×20) = 2 × 15 × 0.8 = 24V です。

  273. 問273.同一管内に電線を5本収めるときの電流減少係数はいくらか。

    • ア.0.70
    • イ.0.63
    • ウ.0.49
    • エ.0.56

    正解:エ.0.56

    解説:電線本数5~6本の電流減少係数は0.56です。

  274. 問274.20A分岐回路に使用できるコンセントの定格電流はどれか。

    • ア.15Aまたは20A
    • イ.20Aまたは30A
    • ウ.15Aのみ
    • エ.30Aのみ

    正解:ア.15Aまたは20A

    解説:20A配線用遮断器の分岐回路には定格15Aまたは20Aのコンセントを使用します(内線規程)。

  275. 問275.合成樹脂管工事(VE管)の支持点間距離の最大値はどれか。

    • ア.1.0m
    • イ.1.5m
    • ウ.2.0m
    • エ.3.0m

    正解:イ.1.5m

    解説:硬質塩化ビニル管(VE管)の支持点間距離は1.5m以下です。

  276. 問276.2.0mm単線IV電線を金属管内に3本収めるときの許容電流は約何Aか(基準許容電流35A)。

    • ア.17A
    • イ.27A
    • ウ.24A
    • エ.35A

    正解:ウ.24A

    解説:許容電流 = 基準許容電流 × 電流減少係数 = 35 × 0.70 = 24.5A ≒ 24A です。

  277. 問277.幹線の許容電流計算で、電動機以外の負荷40A、電動機合計20A(50A以下)の場合の必要な電線許容電流はいくらか。

    • ア.60A
    • イ.80A
    • ウ.72A
    • エ.65A

    正解:エ.65A

    解説:電動機の合計は50A以下なので1.25倍。40 + 20×1.25 = 40 + 25 = 65A 以上が必要です。

  278. 問278.三相3線式200V、こう長30m、電流10A、1線抵抗0.02Ω/mのときの電圧降下は約何Vか。

    • ア.10.4V
    • イ.6.0V
    • ウ.12.0V
    • エ.17.3V

    正解:ア.10.4V

    解説:e = √3 × I × R = 1.732 × 10 × (0.02×30) = 1.732 × 10 × 0.6 ≒ 10.4V です。

  279. 問279.低圧屋内配線工事の分岐回路の保護で、20A配線用遮断器に使用できる電線の最小太さは(単線)どれか。

    • ア.2.0mm
    • イ.1.6mm
    • ウ.2.6mm
    • エ.3.2mm

    正解:イ.1.6mm

    解説:20A配線用遮断器には1.6mm単線(許容電流27A)以上の電線が使用できます。

  280. 問280.電線管に収める電線の占積率(電線断面積の管内断面積に対する割合)は、原則何%以下か。

    • ア.48%
    • イ.40%
    • ウ.32%
    • エ.60%

    正解:ウ.32%

    解説:電線管の電線占積率は原則32%以下。同一太さの電線で容易に通線できる場合に限り48%以下まで緩和でき、太さの異なる電線が混在する場合は32%以下とする(内線規程)。

  281. 問281.単相3線式の中性線に禁止されているものはどれか。

    • ア.配線色に白色使用
    • イ.漏電遮断器の設置
    • ウ.接地工事
    • エ.過電流遮断器の設置

    正解:エ.過電流遮断器の設置

    解説:中性線が欠相すると不平衡電圧が発生し機器損傷の恐れがあるため、中性線への過電流遮断器の設置は禁止されています。

  282. 問282.住宅の分岐回路で、定格電流30Aの配線用遮断器に接続できる電線太さはどれか。

    • ア.2.6mm以上(または5.5mm²以上)
    • イ.2.0mm以上
    • ウ.1.6mm以上
    • エ.3.2mm以上

    正解:ア.2.6mm以上(または5.5mm²以上)

    解説:30A分岐回路には直径2.6mm以上または断面積5.5mm²以上の電線を使用します。

  283. 問283.店舗や住宅の幹線設計で、電灯と小形電気機械器具の定格電流の合計が50Aを超えるときの需要率の扱いはどれか。

    • ア.すべて100%を加算
    • イ.50Aまでは100%、超える部分は50%を加算
    • ウ.50Aまでは100%、超える部分は70%
    • エ.一律80%を加算

    正解:イ.50Aまでは100%、超える部分は50%を加算

    解説:内線規程では電灯等の合計が50A超の場合、50Aまでは100%、超過部分は50%として幹線容量を計算できます。

  284. 問284.メタルラス張り・ワイヤラス張り・金属板張りの造営材を金属管が貫通する場合の措置はどれか。

    • ア.金属管を接地する
    • イ.金属管にビニルテープを巻く
    • ウ.絶縁管(合成樹脂管)を用いて金属板と電気的に絶縁する
    • エ.措置は不要である

    正解:ウ.絶縁管(合成樹脂管)を用いて金属板と電気的に絶縁する

    解説:メタルラス等と金属管が接触すると漏電の原因になるため、絶縁管で隔離し電気的絶縁を確保する必要があります。

  285. 問285.金属管による低圧屋内配線工事で、管内に断面積3.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)4本を収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.63とする。

    • イ.19
    • ロ.23
    • ハ.31
    • ニ.49

    正解:ロ.23

    解説:断面積3.5mm²の600Vビニル絶縁電線の許容電流は37A。管内に多数の電線を収めると放熱が悪くなるため電流減少係数を乗じる。37×0.63 = 23.31 ≒ 23A。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問8

  286. 問286.図のように、三相の電動機と電熱器が低圧屋内幹線に接続されている場合、幹線の太さを決める根拠となる電流の最小値〔A〕は。ただし、需要率は100%とする。問286の図

    • イ.45
    • ロ.50
    • ハ.55
    • ニ.60

    正解:イ.45

    解説:電動機の定格電流の合計 IM = 10A、電熱器(抵抗負荷)の定格電流の合計 IH = 15+20 = 35A。電動機以外の負荷 IH があり IM ≤ IH の場合、幹線の許容電流の基準となる電流は IM+IH = 10+35 = 45A でよい。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問9

  287. 問287.低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。

    • イ.配線用遮断器 20A・電線 1.6mm・定格電流30Aのコンセント1個
    • ロ.配線用遮断器 30A・電線 2.0mm・定格電流30Aのコンセント1個
    • ハ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント1個
    • ニ.配線用遮断器 30A・電線 2.6mm・定格電流15Aのコンセント2個

    正解:ハ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント1個

    解説:20A分岐回路は電線1.6mm以上・コンセント20A以下、30A分岐回路は電線2.6mm(断面積5.5mm²)以上・コンセント20〜30A、と定められている。イは20A遮断器に30Aコンセント(過大)で不適、ロは30A遮断器に2.0mm電線(細すぎ)で不適、ニは30A遮断器に15Aコンセント(過小)で不適。ハは20A遮断器・2.0mm電線・20Aコンセントですべて条件を満たす。よってハ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問10(一部改変)

  288. 問288.600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形1.6mmを使用した低圧屋内配線工事で、絶縁電線相互の終端接続部分の絶縁処理として、不適切なものは。ただし、ビニルテープはJISに定める厚さ約0.2mmの電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープとする。

    • イ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分を自己融着性絶縁テープ(厚さ約0.5mm)で半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。
    • ロ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分を黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(厚さ約0.5mm)で半幅以上重ねて3回(6層)巻いた。
    • ハ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分をビニルテープで半幅以上重ねて3回(6層)巻いた。
    • ニ.差込形コネクタにより接続し、接続部分をビニルテープで巻かなかった。

    正解:イ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分を自己融着性絶縁テープ(厚さ約0.5mm)で半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。

    解説:自己融着性絶縁テープで巻いた場合は、その上にさらに保護テープ(ビニルテープ等)を半幅以上重ねて巻く必要がある。イは自己融着テープを1回(2層)巻いただけで保護テープがなく、絶縁処理として不適切。ロ・ハはテープ厚と巻き回数が基準を満たし、ニは差込形コネクタ自体が絶縁物なのでテープ不要で適切。よって不適切なものはイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問19

  289. 問289.ケーブル工事(キャブタイヤケーブルを除く)の支持点間の距離について、次の空欄(A)及び(B)に当てはまる組合せとして、適切なものは。ケーブル工事の支持点間の距離は、ケーブルを造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合は (A)〔m〕(接触防護措置を施した場所において垂直に取り付ける場合は (B)〔m〕)以下とする。

    • イ.(A) 2 ・ (B) 6
    • ロ.(A) 6 ・ (B) 2
    • ハ.(A) 3 ・ (B) 6
    • ニ.(A) 2 ・ (B) 5

    正解:イ.(A) 2 ・ (B) 6

    解説:ケーブルを造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合の支持点間の距離は2m以下、接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合は6m以下と定められている。よって(A)2・(B)6でイ。(選択肢は原題の2段組を、内容を保ったまま1行に再編しています。)

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問20(一部改変)

  290. 問290.木造住宅の単相3線式100/200V屋内配線工事で、不適切な工事方法は。ただし、使用する電線は600Vビニル絶縁電線、直径1.6mm(軟銅線)とする。

    • イ.合成樹脂製可とう電線管(CD管)を木造の床下や壁の内部及び天井裏に配管した。
    • ロ.合成樹脂製可とう電線管(PF管)内に通線し、支持点間の距離を1.0mで造営材に固定した。
    • ハ.同じ径の硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE)2本をTSカップリングで接続した。
    • ニ.金属管を点検できない隠ぺい場所で使用した。

    正解:イ.合成樹脂製可とう電線管(CD管)を木造の床下や壁の内部及び天井裏に配管した。

    解説:CD管(合成樹脂製可とう電線管)は自己消火性がなく、原則コンクリート埋込専用であり、木造の床下・壁内・天井裏にそのまま配管することはできない。よってイが不適切。PF管の1.0m支持、VE管どうしのTSカップリング接続、点検できない隠ぺい場所での金属管使用は、いずれも適切である。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問21

  291. 問291.機械器具の金属製外箱に施すD種接地工事に関する記述で、不適切なものは。

    • イ.一次側200V、二次側100V、3kV·Aの絶縁変圧器(二次側非接地)の二次側電路に電動丸のこぎりを接続し、接地を施さないで使用した。
    • ロ.三相200V定格出力0.75kWの電動機の接地線に直径1.6mmのIV電線(軟銅線)を使用した。
    • ハ.単相100V移動式の電気ドリル(二重絶縁ではない)の接地線として、多心コードの断面積0.75mm²の1心を使用した。
    • ニ.単相100V定格出力0.4kWの電動機を水気のある場所に設置し、定格感度電流15mA、動作時間0.1秒の電流動作型漏電遮断器を取り付けたので、接地工事を省略した。

    正解:ニ.単相100V定格出力0.4kWの電動機を水気のある場所に設置し、定格感度電流15mA、動作時間0.1秒の電流動作型漏電遮断器を取り付けたので、接地工事を省略した。

    解説:水気のある場所では、漏電遮断器を施設してもD種接地工事を省略することはできない(省略できるのは乾燥した場所などに限られる)。よってニが不適切。絶縁変圧器(非接地)二次側の扱い、接地線の太さ(1.6mm・0.75mm²)はいずれも適切である。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問22

  292. 問292.金属管工事による低圧屋内配線の施工方法として、不適切なものは。

    • イ.太さ25mmの薄鋼電線管に断面積8mm²の600Vビニル絶縁電線3本を引き入れた。
    • ロ.太さ25mmの薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使用した。
    • ハ.薄鋼電線管とアウトレットボックスとの接続部にロックナットを使用した。
    • ニ.ボックス間の配管でノーマルベンドを使った屈曲箇所を2箇所設けた。

    正解:ロ.太さ25mmの薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使用した。

    解説:コンビネーションカップリングは、薄鋼電線管と2種金属製可とう電線管など異種の管を接続するための継手である。薄鋼電線管どうしの接続にはカップリング(ねじ込み式)を用いるため、ロが不適切。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問23

  293. 問293.②で示す部分の最少電線本数(心線数)は。問293の図

    • イ.3
    • ロ.4
    • ハ.5
    • ニ.6

    正解:ハ.5

    解説:②の接続部分を複線図に展開して、電源・スイッチ・各照明への渡り線を最少にすると、必要な電線は5本(心線数5)となる。よってハ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問32

  294. 問294.⑪で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問294の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:リングスリーブは接続する電線の本数で大きさが決まり、1.6mmでは2〜4本が小、5〜6本が中となる。⑪の各接続点を複線図で数えてこの基準で判定すると、使用するリングスリーブは最少で小1個・中2個(ニ)となる。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問41

  295. 問295.⑫で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし、使用するケーブルの心線数は最少とする。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問295の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑫の部分を複線図に展開して各ケーブルの心線数を最少にすると、必要なケーブルは2心のVVFケーブル2本(ハ)となる。よってハ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問42

  296. 問296.⑰で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合の、リングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。また、写真に示すリングスリーブ中央の○、小、中は刻印を表す。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問296の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:圧着接続後の刻印は、VVF1.6を2本接続した箇所は「○」、3〜4本接続した箇所は「小」となる。⑰の各接続点に応じてリングスリーブの種類・個数・刻印を正しく組み合わせたものはハである。よってハ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問47

  297. 問297.⑲で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問297の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑲の接続点に集まる電線(VVF1.6)を複線図で数え、接続する電線の本数に応じて差込形コネクタ(2本用・3本用・4本用など)を最少個数で組み合わせると、イの組合せが正しい。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問49

  298. 問298.金属管による低圧屋内配線工事で、管内に直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)4本を収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.63とする。

    • イ.17
    • ロ.22
    • ハ.30
    • ニ.35

    正解:ロ.22

    解説:直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線の許容電流は35A。管内に4本収めるときの電流減少係数0.63を乗じて 35×0.63=22.05≒22A。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問8

  299. 問299.図のような電熱器H1台と電動機M2台が接続された単相2線式の低圧屋内幹線がある。この幹線の太さを決定する根拠となる電流Iw〔A〕と幹線に施設しなければならない過電流遮断器の定格電流を決定する根拠となる電流Ib〔A〕の組合せとして、適切なものは。ただし、需要率は100%とする。問299の図

    • イ.Iw 50 / Ib 125
    • ロ.Iw 50 / Ib 130
    • ハ.Iw 60 / Ib 130
    • ニ.Iw 60 / Ib 150

    正解:ハ.Iw 60 / Ib 130

    解説:電動機の定格電流の合計 IM=20+20=40A、電熱器 IH=10A。IM>IHかつIM≦50Aなので、幹線の許容電流 Iw=1.25×IM+IH=1.25×40+10=60A。過電流遮断器の定格 Ib は、3×IM+IH=130A と 2.5×Iw=150A の小さい方で130A。よって Iw=60・Ib=130 のハ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問9

  300. 問300.低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。

    • イ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個
    • ロ.配線用遮断器 30A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個
    • ハ.配線用遮断器 20A・電線 1.6mm・定格電流30Aのコンセント1個
    • ニ.配線用遮断器 30A・電線 2.6mm・定格電流15Aのコンセント1個

    正解:イ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個

    解説:20A(配線用遮断器)の分岐回路は、電線1.6mm以上・コンセント20A以下と定められている。イは20A・2.0mm・20Aコンセントですべて条件を満たす。ロは30A遮断器に2.0mm電線(30A分岐は2.6mm・断面積5.5mm²以上が必要)、ハは20A遮断器に30Aコンセント(過大)、ニは30A遮断器に15Aコンセント(過小)でいずれも不適。よってイ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問10(一部改変)

  301. 問301.低圧屋内配線工事で、600Vビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブE形を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組合せで、a〜dのうちから不適切なものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。 a:1.6mm 2本 → 小スリーブ・刻印○ b:1.6mm 2本と2.0mm 1本 → 中スリーブ・刻印中 c:1.6mm 4本 → 中スリーブ・刻印中 d:1.6mm 1本と2.0mm 2本 → 中スリーブ・刻印中

    • イ.a、b
    • ロ.b、c
    • ハ.c、d
    • ニ.a、d

    正解:ロ.b、c

    解説:a(1.6mm×2本→小スリーブ・○刻印)は適切。b(1.6mm×2本+2.0mm×1本)は小スリーブ・小刻印が正しく、中/中は不適切。c(1.6mm×4本)は小スリーブ・小刻印が正しく、中/中は不適切。d(1.6mm×1本+2.0mm×2本→中スリーブ・中刻印)は適切。したがって不適切なものはb・cで、ロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問19

  302. 問302.使用電圧100Vの低圧屋内配線のライティングダクト工事として、不適切なものは。

    • イ.ライティングダクトの開口部を下に向け、支持点間の距離を1.5mとし、造営材に堅ろうに取り付けた。
    • ロ.ライティングダクトの終端部をエンドキャップを用いて閉そくした。
    • ハ.ライティングダクトの全長が3.5mであったので、D種接地工事を省略した。
    • ニ.建造物の壁を貫通してライティングダクトを設置した。

    正解:ニ.建造物の壁を貫通してライティングダクトを設置した。

    解説:ライティングダクトは造営材(建造物)を貫通して施設してはならない。よってニが不適切。イ(開口部下向き・支持点間2m以下)・ロ(終端をエンドキャップで閉そく)・ハ(全長4m以下・対地150V以下でD種接地省略)はいずれも適切。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問20

  303. 問303.使用電圧200Vの三相電動機回路の施工方法で、不適切なものは。

    • イ.湿気の多い場所に1種金属製可とう電線管を用いた金属可とう電線管工事を行った。
    • ロ.造営材に沿って取り付けた600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルの支持点間の距離を2m以下とした。
    • ハ.金属管工事に600Vビニル絶縁電線を使用した。
    • ニ.乾燥した場所の金属管工事で、管の長さが3mなので金属管のD種接地工事を省略した。

    正解:イ.湿気の多い場所に1種金属製可とう電線管を用いた金属可とう電線管工事を行った。

    解説:1種金属製可とう電線管は、乾燥した展開場所または点検できる隠ぺい場所にのみ施設でき、湿気の多い場所には使用できない。よってイが不適切。ロ・ハ・ニはいずれも適切。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問21

  304. 問304.ケーブル工事による低圧屋内配線で、ケーブルと弱電流電線の接近又は交差する箇所がa〜dの4箇所あった。a〜dのうちから適切なものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。 a:弱電流電線と交差する箇所で接触していた。 b:弱電流電線と重なり合って接触している長さが3mあった。 c:弱電流電線と接触しないように離隔距離を10cm離して施設していた。 d:弱電流電線と接触しないように堅ろうな隔壁を設けて施設していた。

    • イ.dのみ
    • ロ.c、d
    • ハ.b、c、d
    • ニ.a、b、c、d

    正解:ロ.c、d

    解説:ケーブルと弱電流電線は接触してはならない。aは交差箇所で接触、bは重なって接触しており不適切。cは離隔距離を確保、dは堅ろうな隔壁を設けており適切。したがって適切なものはc・dで、ロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問22

  305. 問305.硬質ポリ塩化ビニル電線管による合成樹脂管工事として、不適切なものは。

    • イ.管の支持点間の距離は2mとした。
    • ロ.管相互及び管とボックスとの接続で、専用の接着剤を使用し、管の差込み深さを管の外径の0.9倍とした。
    • ハ.湿気の多い場所に施設した管とボックスとの接続箇所に、防湿装置を施した。
    • ニ.三相200V配線で、簡易接触防護措置を施した場所に施設した管と接続する金属製プルボックスに、D種接地工事を施した。

    正解:イ.管の支持点間の距離は2mとした。

    解説:硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE)による合成樹脂管工事の支持点間の距離は1.5m以下と定められている。イの2mはこれを超えるため不適切。ロ(接着剤使用で差込み深さ管外径0.8倍以上→0.9倍)・ハ(湿気の多い場所の接続に防湿装置)・ニ(金属製プルボックスにD種接地)はいずれも適切。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問23

  306. 問306.②で示す図記号の器具の取り付け場所は。問306の図

    • イ.床面
    • ロ.天井面
    • ハ.壁面
    • ニ.二重床面

    正解:ロ.天井面

    解説:②で示す図記号の器具の取り付け場所は天井面である。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問32

  307. 問307.⑪で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問307の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑪のボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数から必要な差込形コネクタ(2本用・3本用等)の種類と個数を最少で求めると、写真ロの組合せとなる。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問41

  308. 問308.⑫で示す電線管相互を接続するために使用されるものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問308の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑫で示す電線管(硬質ポリ塩化ビニル電線管)相互を接続するために使用されるのは写真ハである。よってハ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問42

  309. 問309.⑰で示す図記号の器具は。ただし、写真下の図は接点の構成を示す。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問309の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:写真下の接点構成から、⑰で示す図記号の器具に対応するのは写真ニである。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問47

  310. 問310.⑲で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。また、写真に示すリングスリーブ中央の○、小は刻印を表す。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問310の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑲のボックス内の接続を複線図に展開して数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ5個(刻印はすべて○)となる。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問49

  311. 問311.金属管による低圧屋内配線工事で、管内に断面積5.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)4本を収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.63とする。

    • イ.19
    • ロ.24
    • ハ.31
    • ニ.49

    正解:ハ.31

    解説:断面積5.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の許容電流は49A。管内に4本収めるときの電流減少係数0.63を乗じて、49×0.63=30.87≒31A。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問8

  312. 問312.図のように定格電流125Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して、10mの位置に過電流遮断器を施設するとき、a-b間の電線の許容電流の最小値〔A〕は。問312の図

    • イ.44
    • ロ.57
    • ハ.69
    • ニ.89

    正解:ハ.69

    解説:分岐点から分岐回路の過電流遮断器までの距離が8mを超える場合、分岐電線の許容電流は幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上であればよい。125A×0.55=68.75≒69A。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問9

  313. 問313.低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。

    • イ.配線用遮断器 30A・電線 5.5mm²・定格電流15Aのコンセント1個
    • ロ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個
    • ハ.配線用遮断器 30A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個
    • ニ.配線用遮断器 20A・電線 1.6mm・定格電流30Aのコンセント1個

    正解:ロ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個

    解説:20A(配線用遮断器)の分岐回路は、電線1.6mm以上・コンセント20A以下と定められている。ロは20A・2.0mm・20Aコンセントですべて条件を満たす。イは30A遮断器に15Aコンセント(過小)、ハは30A遮断器に2.0mm電線(30A分岐は2.6mm・断面積5.5mm²以上が必要)、ニは20A遮断器に30Aコンセント(過大)でいずれも不適。よってロ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問10(一部改変)

  314. 問314.600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形1.6mmを使用した低圧屋内配線工事で、絶縁電線相互の終端接続部分の絶縁処理として、不適切なものは。ただし、ビニルテープはJISに定める厚さ約0.2mmの電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープとする。

    • イ.差込形コネクタにより接続し、接続部分をビニルテープで巻かなかった。
    • ロ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分を黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(厚さ約0.5mm)で半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。
    • ハ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分をビニルテープで半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。
    • ニ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分にリングスリーブ用の絶縁キャップを被せ、ビニルテープで巻かなかった。

    正解:ハ.リングスリーブ(E形)により接続し、接続部分をビニルテープで半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。

    解説:厚さ約0.2mmのビニルテープで絶縁処理する場合は、半幅以上重ねて2回(4層)以上巻く必要がある。ハは1回(2層)で不足のため不適切。ロは厚さ約0.5mmの絶縁テープなら1回(2層)でよく、ニは絶縁キャップで代替、イは差込形コネクタ自体が絶縁体なのでテープ不要。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問19

  315. 問315.使用電圧100Vの屋内配線の施設場所における工事の種類で、不適切なものは。

    • イ.点検できない隠ぺい場所であって、乾燥した場所のライティングダクト工事
    • ロ.点検できない隠ぺい場所であって、湿気の多い場所の防湿装置を施した合成樹脂管工事(CD管を除く)
    • ハ.展開した場所であって、湿気の多い場所のケーブル工事
    • ニ.展開した場所であって、湿気の多い場所の防湿装置を施した金属管工事

    正解:イ.点検できない隠ぺい場所であって、乾燥した場所のライティングダクト工事

    解説:ライティングダクト工事は、展開した場所または点検できる隠ぺい場所で、かつ乾燥した場所にのみ施設できる。「点検できない隠ぺい場所」への施設は不適切。よってイ。ロ・ハ・ニはいずれも施設できる。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問20

  316. 問316.店舗付き住宅の屋内に三相3線式200V、定格消費電力2.5kWのルームエアコンを施設した。このルームエアコンに電気を供給する電路の工事方法として、適切なものは。ただし、配線は接触防護措置を施し、ルームエアコン外箱等の人が触れるおそれがある部分は絶縁性のある材料で堅ろうに作られているものとする。

    • イ.専用の過電流遮断器を施設し、合成樹脂管工事で配線し、コンセントを使用してルームエアコンと接続した。
    • ロ.専用の漏電遮断器(過負荷保護付)を施設し、ケーブル工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。
    • ハ.専用の配線用遮断器を施設し、金属管工事で配線し、コンセントを使用してルームエアコンと接続した。
    • ニ.専用の開閉器のみを施設し、金属管工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。

    正解:ロ.専用の漏電遮断器(過負荷保護付)を施設し、ケーブル工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。

    解説:対地電圧150Vを超える(200V)三相ルームエアコンでは、漏電遮断器を施設し、コンセントを用いず直接接続する必要がある。ロは過負荷保護付の漏電遮断器(過電流遮断機能を兼ねる)を施設し直接接続しており適切。イ・ハはコンセント接続で不可、ニは過電流遮断器も漏電遮断器も示されていない。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問21

  317. 問317.D種接地工事を省略できないものは。ただし、電路には定格感度電流15mA、動作時間0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器が取り付けられているものとする。

    • イ.乾燥した場所に施設する三相200V(対地電圧200V)動力配線の電線を収めた長さ3mの金属管
    • ロ.水気のある場所のコンクリートの床に施設する三相200V(対地電圧200V)誘導電動機の鉄台
    • ハ.乾燥した木製の床の上で取り扱うように施設する三相200V(対地電圧200V)空気圧縮機の金属製外箱部分
    • ニ.乾燥した場所に施設する単相3線式100/200V(対地電圧100V)配線の電線を収めた長さ7mの金属管

    正解:ロ.水気のある場所のコンクリートの床に施設する三相200V(対地電圧200V)誘導電動機の鉄台

    解説:漏電遮断器(15mA以下・0.1秒以下)による接地省略は「水気のある場所以外」に限られる。ロは水気のある場所であり、この省略規定が適用されず、また絶縁性のない床・対地200Vのため他の省略条件にも当たらず、省略できない。イ(乾燥・管長4m以下)・ハ(乾燥木製床=絶縁性の床)・ニ(乾燥・対地150V以下・管長8m以下)はいずれも省略できる。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問22

  318. 問318.②で示す引込口開閉器が省略できる場合の、工場と倉庫との間の電路の長さの最大値〔m〕は。問318の図

    • イ.5
    • ロ.10
    • ハ.15
    • ニ.20

    正解:ハ.15

    解説:引込口開閉器は、使用電圧300V以下で、他の屋内電路に接続する長さ15m以下の電路であれば省略できる。工場と倉庫との間の電路の長さの最大値は15m。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問32

  319. 問319.⑪で示す部分の接地抵抗を測定するものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問319の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:接地抵抗を測定するのは接地抵抗計(アーステスタ)で、補助接地棒と3色(緑・黄・赤)の測定用リード線を備えた写真ニである。よってニ。イは絶縁抵抗計、ハは回路計(テスタ)。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問41

  320. 問320.⑫で示すジョイントボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問320の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑫のジョイントボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数を数えると、使用するリングスリーブは最少で大スリーブ3個となる。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問42

  321. 問321.⑰で示す部分に使用するトラフは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問321の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑰で示す地中埋設ケーブルを保護するために使用するトラフ(ケーブルを収める樋)は写真ロである。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問47

  322. 問322.⑲で示すジョイントボックス内の電線相互の接続作業に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問322の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑲のジョイントボックス内の電線相互の接続作業に使用されないのは写真イである。ロ・ハ・ニは当該接続作業(切断・被覆はぎ取り・圧着等)で使用する。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問49

  323. 問323.合成樹脂製可とう電線管(PF管)による低圧屋内配線工事で、管内に断面積5.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)3本を収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.70とする。

    • イ.26
    • ロ.34
    • ハ.42
    • ニ.49

    正解:ロ.34

    解説:断面積5.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の許容電流は49A。管内に3本収めるときの電流減少係数0.70を乗じて、49×0.70=34.3≒34A。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問8

  324. 問324.図のように定格電流100Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して、6mの位置に過電流遮断器を施設するとき、a-b間の電線の許容電流の最小値〔A〕は。問324の図

    • イ.25
    • ロ.35
    • ハ.45
    • ニ.55

    正解:ロ.35

    解説:分岐点から分岐回路の過電流遮断器までの距離が3mを超え8m以下の場合、分岐電線の許容電流は幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上であればよい。100A×0.35=35A。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問9

  325. 問325.低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。

    • イ.配線用遮断器 30A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント1個
    • ロ.配線用遮断器 20A・電線 2.6mm・定格電流30Aのコンセント1個
    • ハ.配線用遮断器 30A・電線 5.5mm²・定格電流15Aのコンセント2個
    • ニ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個

    正解:ニ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流20Aのコンセント2個

    解説:20A(配線用遮断器)の分岐回路は、電線1.6mm以上・コンセント20A以下と定められている。ニは20A・2.0mm・20Aコンセントですべて条件を満たす。イは30A遮断器に2.0mm電線(30A分岐は2.6mm=5.5mm²以上が必要)で不適、ロは20A遮断器に30Aコンセント(過大)で不適、ハは30A遮断器に15Aコンセント(過小)で不適。よってニ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問10(一部改変)

  326. 問326.単相100Vの屋内配線工事における絶縁電線相互の接続で、次のような箇所があった。a〜dのうちから適切なものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。 a:電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆した。 b:電線の引張強さが10%減少した。 c:電線の電気抵抗が5%増加した。 d:電線の電気抵抗を増加させなかった。

    • イ.aのみ
    • ロ.b及びc
    • ハ.b及びd
    • ニ.a、b及びd

    正解:ニ.a、b及びd

    解説:電線の接続では、①接続部を絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので被覆する(a○)、②電線の引張強さを20%以上減少させない(b=10%減少はOK○)、③電気抵抗を増加させない(d○。c=5%増加は不可×)ことが求められる。適切なものはa・b・dで、ニ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問19

  327. 問327.低圧屋内配線工事(臨時配線工事の場合を除く)で、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事の施工方法として、適切なものは。

    • イ.接触防護措置を施した場所で、造営材の側面に沿って垂直に取り付け、その支持点間の距離を8mとした。
    • ロ.金属製遮へい層のない電話用弱電流電線と共に同一の合成樹脂管に収めた。
    • ハ.建物のコンクリート壁の中に直接埋設した。
    • ニ.丸形ケーブルを、屈曲部の内側の半径をケーブル外径の8倍にして曲げた。

    正解:ニ.丸形ケーブルを、屈曲部の内側の半径をケーブル外径の8倍にして曲げた。

    解説:ケーブルの屈曲部の内側の半径は、原則としてケーブル仕上り外径の6倍以上とする。8倍はこれを満たすので適切(ニ)。イは、造営材の側面に沿って垂直に取り付け接触防護措置を施す場合でも支持点間距離は6m以下(通常は2m以下)で、8mはこれを超え不可、ロは弱電流電線と同一管に収めることはできず不可、ハはVVFの直接埋設は不可。よってニ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問20

  328. 問328.住宅の屋内に三相200Vのルームエアコンを施設した。工事方法として、適切なものは。ただし、三相電源の対地電圧は200Vで、ルームエアコン及び配線は簡易接触防護措置を施すものとする。

    • イ.定格消費電力が1.5kWのルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器を取り付け、合成樹脂管工事で配線し、コンセントを使用してルームエアコンと接続した。
    • ロ.定格消費電力が1.5kWのルームエアコンに供給する電路に、専用の漏電遮断器を取り付け、合成樹脂管工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。
    • ハ.定格消費電力が2.5kWのルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器と漏電遮断器を取り付け、ケーブル工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。
    • ニ.定格消費電力が2.5kWのルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器を取り付け、金属管工事で配線し、コンセントを使用してルームエアコンと接続した。

    正解:ハ.定格消費電力が2.5kWのルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器と漏電遮断器を取り付け、ケーブル工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。

    解説:対地電圧150Vを超える(200V)三相ルームエアコンでは、専用の開閉器・過電流遮断器に加えて漏電遮断器を施設する必要がある。ハは配線用遮断器と漏電遮断器を備えて直接接続しており適切。イ・ニは漏電遮断器がなく、かつコンセント接続で(対地電圧150Vを超える機器は直接接続が必要)不適、ロは過電流遮断器(配線用遮断器)が示されていない。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問21

  329. 問329.特殊場所とその場所に施工する低圧屋内配線工事の組合せで、不適切なものは。

    • イ.プロパンガスを他の小さな容器に小分けする可燃性ガスのある場所 MIケーブルを使用したケーブル工事
    • ロ.石油を貯蔵する危険物の存在する場所 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを防護装置に収めないで使用したケーブル工事
    • ハ.小麦粉をふるい分けする可燃性粉じんのある場所 硬質ポリ塩化ビニル電線管VE28を使用した合成樹脂管工事
    • ニ.自動車修理工場の吹き付け塗装作業を行う可燃性ガスのある場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事

    正解:ロ.石油を貯蔵する危険物の存在する場所 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを防護装置に収めないで使用したケーブル工事

    解説:危険物(石油等)の存在する場所でケーブル工事を行う場合、ケーブルは損傷のおそれがないように防護装置(管等)に収めて施設する必要がある。「防護装置に収めないで使用」は不適切(ロ)。イ・ハ・ニは適切。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問22

  330. 問330.三相3線式200V回路の屋内配線を金属管工事により施設した場合に、適切なものは。

    • イ.太さ2.0mmの600Vビニル絶縁電線3本を同一管内に収めるのに、太さ19mmの薄鋼電線管を用いた。
    • ロ.太さ31mmの薄鋼電線管の曲げ半径(内側)を管の内径の5倍にして曲げた。
    • ハ.電線に屋外用ビニル絶縁電線を使用した。
    • ニ.長さ6mの金属管を乾燥した場所に施設したので、管に施すD種接地工事を省略した。

    正解:イ.太さ2.0mmの600Vビニル絶縁電線3本を同一管内に収めるのに、太さ19mmの薄鋼電線管を用いた。

    解説:太さ2.0mmの600Vビニル絶縁電線3本を19mmの薄鋼電線管に収めるのは、電線の断面積と管径の関係から適切(イ)。ロは金属管の曲げ半径は管内径の6倍以上が必要で5倍は不可、ハは屋外用ビニル絶縁電線(OW)は屋内配線に使用できない、ニは対地電圧200Vの金属管でD種接地を省略できるのは管長4m以下(乾燥)で6mは不可。よってイ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問23

  331. 問331.②で示す部分の配線工事にEM電線を使用した場合、使用できない電線の記号(種類)は。問331の図

    • イ.EM-EEF
    • ロ.EM-CE
    • ハ.EM-EE
    • ニ.EM-IE

    正解:ニ.EM-IE

    解説:②で示す部分はFEP管(波付硬質合成樹脂管)に収める地中等の配線で、ケーブルを使用する箇所である。EM-EEF・EM-CE・EM-EEはいずれもケーブルだが、EM-IEは600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線(単なる絶縁電線)であり、この部分には使用できない。よってニ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問32

  332. 問332.⑪で示す図記号の機器は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問332の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑪で示す部分は単相3線式(1φ3W)電灯回路の主開閉器となる漏電遮断器で、中性線欠相保護を備えたものである。1φ3W用(3極2素子)の漏電遮断器に該当する写真ロが正しい。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問41

  333. 問333.⑫で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とし、写真に示すリングスリーブ中央の○、小、中は刻印を表す。また、地下1階へ至る配線の電線本数(心線数)は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問333の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑫のボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数(VVF1.6)を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ4個となり、その圧着マーク(刻印)の組合せは写真ロのとおりとなる。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問42

  334. 問334.⑰で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とし、地下1階へ至る配線の電線本数(心線数)は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問334の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑰のボックス内の接続を複線図に展開して電線本数を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ5個となる。写真ハが正しい。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問47

  335. 問335.この配線図の図記号から、この工事で使用されているコンセントは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問335の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:この配線図に用いられている接地極付コンセントの図記号に対応するのは、写真ロの接地極付コンセントである。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問49

  336. 問336.低圧屋内配線の合成樹脂管工事で、管内に直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)を4本収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下とする。

    • イ.17
    • ロ.19
    • ハ.22
    • ニ.24

    正解:ハ.22

    解説:直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線の許容電流は35A。管内に4本収める場合の電流減少係数は0.63なので、35×0.63=22.05≒22A。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問8

  337. 問337.図のように定格電流50Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して、7mの位置に過電流遮断器を施設するとき、a-b間の電線の許容電流の最小値〔A〕は。問337の図

    • イ.12.5
    • ロ.17.5
    • ハ.22.5
    • ニ.27.5

    正解:ロ.17.5

    解説:分岐点から分岐回路の過電流遮断器までの距離が3mを超え8m以下の場合、分岐電線の許容電流は幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上であればよい。50A×0.35=17.5A。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問9

  338. 問338.低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。

    • イ.配線用遮断器 20A・電線 2.0mm・定格電流30Aのコンセント1個
    • ロ.配線用遮断器 30A・電線 2.0mm・定格電流30Aのコンセント1個
    • ハ.配線用遮断器 40A・電線 8mm²・定格電流30Aのコンセント1個
    • ニ.配線用遮断器 30A・電線 2.6mm・定格電流15Aのコンセント2個

    正解:ハ.配線用遮断器 40A・電線 8mm²・定格電流30Aのコンセント1個

    解説:分岐回路は配線用遮断器の定格電流に応じて電線の太さとコンセントの定格が定められている。30A超40A以下の分岐回路では、電線は断面積8mm²以上、コンセントは定格30A以上40A以下と決められている。ハは40A・8mm²・30Aコンセントですべて条件を満たす。イは20A遮断器に30Aコンセント(過大)で不適、ロは30A遮断器に2.0mm電線(細すぎ)で不適、ニは30A遮断器に15Aコンセント(過小)で不適。よってハ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問10(一部改変)

  339. 問339.低圧屋内配線工事で、600Vビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブ(E形)を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組合せで、不適切なものは。

    • イ.直径2.0mm 3本の接続に、中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。
    • ロ.直径1.6mm 3本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークを「小」にした。
    • ハ.直径2.0mm 2本の接続に、中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。
    • ニ.直径1.6mm 1本と直径2.0mm 2本の接続に、中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。

    正解:ハ.直径2.0mm 2本の接続に、中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。

    解説:リングスリーブ(E形)は電線の組合せごとに使用する大きさと圧着マーク(刻印)が定められている。直径2.0mm2本の接続は、断面積の合計から「小スリーブ・刻印小」が正しく、ハの「中スリーブ・刻印中」は不適切。イ(2.0mm3本→中・中)、ロ(1.6mm3本→小・小)、ニ(1.6mm1本+2.0mm2本→中・中)はいずれも適切な組合せである。よって不適切なものはハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問19

  340. 問340.単相3線式100/200Vの電力が供給されている2階建て木造住宅の低圧屋内配線工事として、不適切なものは。

    • イ.乾燥した場所の天井ふところに、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形を用いたケーブル工事を行った。
    • ロ.乾燥した場所の点検口のある天井裏に、600Vビニル絶縁電線を合成樹脂製可とう電線管(CD管)に通線して施工した。
    • ハ.湿気の多い場所の床下に、硬質ポリ塩化ビニル電線管による合成樹脂管工事を行った。
    • ニ.展開した場所で乾燥した場所の居間に、ライティングダクト工事を行った。

    正解:ロ.乾燥した場所の点検口のある天井裏に、600Vビニル絶縁電線を合成樹脂製可とう電線管(CD管)に通線して施工した。

    解説:合成樹脂製可とう電線管のCD管は自己消火性がなく、原則として直接コンクリートに埋め込んで施設する用途に限られる。天井裏など隠ぺい場所への配管には使用できないため、ロが不適切。イ(乾燥した天井ふところのVVFケーブル工事)、ハ(湿気の多い床下の硬質塩化ビニル電線管VE工事)、ニ(展開した乾燥した居間のライティングダクト工事)はいずれも適切。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問20

  341. 問341.D種接地工事を省略できないものは。ただし、電路には定格感度電流30mA、動作時間が0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器が取り付けられているものとする。

    • イ.乾燥したコンクリートの床に施設する三相200V(対地電圧200V)誘導電動機の鉄台
    • ロ.乾燥した木製の床の上で取り扱うように施設する三相200V(対地電圧200V)空気圧縮機の金属製外箱部分
    • ハ.乾燥した場所に施設する単相3線式100/200V(対地電圧100V)配線の電線を収めた長さ7mの金属管
    • ニ.乾燥した場所に施設する三相200V(対地電圧200V)動力配線の電線を収めた長さ3mの金属管

    正解:イ.乾燥したコンクリートの床に施設する三相200V(対地電圧200V)誘導電動機の鉄台

    解説:漏電遮断器による接地省略の条件は「定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下」であり、設問の漏電遮断器(30mA)はこれを満たさない。したがって各選択肢は他の省略条件で判断する。ロは乾燥した木製の床(絶縁性のもの)の上で取り扱うため省略可、ハは対地電圧150V以下・乾燥した場所・管長8m以下(7m)の金属管で省略可、ニは乾燥した場所・管長4m以下(3m)の金属管で省略可。イは対地電圧200V(150V超)の誘導電動機の鉄台をコンクリート床(絶縁性でない)に施設するもので、どの省略条件にも当てはまらず省略できない。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問22

  342. 問342.電磁的不平衡を生じないように、電線を金属管に挿入する方法として、適切なものは。(適切なものを下図のイ〜ニから選ぶ)問342の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:電磁的不平衡(電線の往復電流による磁束が打ち消されず、金属管が発熱・うなりを生じる現象)を防ぐには、同一回路の電線(行き帰りの電線すべて)を1本の金属管に一括して収める必要がある。イは各回路の電線がすべて同一管にまとめて収められており適切。他は1回路の電線が別々の管に分かれて収められており、電磁的不平衡を生じる。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問23

  343. 問343.②で示す図記号の器具の種類は。問343の図

    • イ.接地極付コンセント
    • ロ.接地端子付コンセント
    • ハ.接地極付接地端子付コンセント
    • ニ.漏電遮断器付コンセント

    正解:ロ.接地端子付コンセント

    解説:②で示す図記号は、傍記「ET」が付いた接地端子付コンセントである。接地極付コンセントは「E」、接地極付接地端子付コンセントは「EET」、漏電遮断器付コンセントは別の傍記で表されるため、②とは異なる。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問32

  344. 問344.⑪で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問344の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑪のボックス内の接続を複線図に表し、各接続点の電線本数から必要な差込形コネクタ(2本用・3本用など)の種類と個数を最少で求めると、写真ハの組合せとなる。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問41

  345. 問345.⑫で示す図記号のものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問345の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑫で示す図記号はアウトレットボックス(ジョイントボックス)を表す。これに該当するのは、ノックアウト(管を接続する打抜き穴)を備えた金属製アウトレットボックスの写真ロである。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問42

  346. 問346.⑰で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問346の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:⑰のボックス内の接続を複線図に表し、各接続点の電線本数を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ2個・中スリーブ1個となる。写真ニが正しい。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問47

  347. 問347.この配線図の2階部分の施工で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問347の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:この配線図の2階部分は600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事で施工される。写真ロののこぎりは主に木材や硬質塩化ビニル管の切断に用いる工具で、2階部分の施工では一般に使用しない。リングスリーブ用圧着工具(イ)・ケーブルカッター(ハ)・電工ナイフ(ニ)はいずれもケーブル工事で使用する工具である。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問49

  348. 問348.第二種電気工事士は、自家用電気工作物の電気工事を行うことができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第二種は「一般用電気工作物のみ」(自家用は第一種または認定電気工事従事者)。

  349. 問349.第二種電気工事士が工事できる範囲として正しいものはどれか。

    • ア.事業用電気工作物
    • イ.自家用電気工作物(最大電力500kW未満)
    • ウ.一般用電気工作物
    • エ.すべての電気工作物

    正解:ウ.一般用電気工作物

    解説:第二種電気工事士は一般用電気工作物のみ工事できます。自家用電気工作物には第一種が必要です。

  350. 問350.電気工事士でなければ行えない作業として正しいものはどれか。

    • ア.電気機器の移動
    • イ.照明器具の電球交換
    • ウ.ヒューズの交換
    • エ.配線工事の電線の接続

    正解:エ.配線工事の電線の接続

    解説:電線の接続は電気工事士の資格がなければ行えません。電球やヒューズの交換は軽微な作業として誰でもできます。

  351. 問351.電気工事士免状は、市町村長が交付する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事士免状は「都道府県知事」が交付(市町村長ではない)。

  352. 問352.竣工検査で絶縁抵抗測定を行わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事の竣工検査では、絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験等を行う必要があります。

  353. 問353.対地電圧150V以下の住宅の屋内配線の絶縁抵抗値の最低基準はどれか。

    • ア.0.1MΩ
    • イ.0.2MΩ
    • ウ.0.4MΩ
    • エ.1.0MΩ

    正解:ア.0.1MΩ

    解説:使用電圧300V以下で対地電圧150V以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ以上が必要です。

  354. 問354.電気用品安全法において、特定電気用品にはPSEマーク(ひし形)が表示される。

    正解:○(正しい)

    解説:特定電気用品にはひし形のPSEマークが、特定電気用品以外の電気用品には丸形のPSEマークが表示されます。

  355. 問355.電気工事士は、電気工事の作業に従事するときの免状携帯義務はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事士は電気工事の作業に従事するときは免状を携帯しなければならない(電気工事士法5条2項)。

  356. 問356.D種接地工事を省略できる場合として正しいものはどれか。

    • ア.湿気の多い場所の機器
    • イ.乾燥した場所に設置する対地電圧150V以下の機器
    • ウ.水回りの機器
    • エ.屋外に設置する機器

    正解:イ.乾燥した場所に設置する対地電圧150V以下の機器

    解説:乾燥した場所に設置する対地電圧150V以下の機器には、D種接地工事を省略できます。

  357. 問357.漏電遮断器の動作時間は、定格感度電流で1秒以内であればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。動作時間は「0.1秒以内」(1秒では遅すぎ、感電死亡に至る)。

  358. 問358.電気工事業を営む者は、登録なしで自由に営業できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事業は「登録(または通知)」が必要(電気工事業法)。

  359. 問359.一般用電気工作物の定期調査は、何年に1回以上行われるか。

    • ア.1年
    • イ.2年
    • ウ.4年
    • エ.10年

    正解:ウ.4年

    解説:一般用電気工作物の定期調査は、電力会社等が4年に1回以上の頻度で実施します。

  360. 問360.単相3線式の中性線が欠相しても、負荷側に影響はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。中性線欠相は「異常電圧」で機器損傷の原因(重大事故)。

  361. 問361.引込線取付点の高さは、道路横断の場合、路面上何m以上か。

    • ア.3m
    • イ.4m
    • ウ.6m
    • エ.5m

    正解:エ.5m

    解説:引込線が道路を横断する場合は路面上5m以上、それ以外の場所では4m以上と定められています。

  362. 問362.接地抵抗は、接地抵抗計で測定する。

    正解:○(正しい)

    解説:接地抵抗の測定には専用の接地抵抗計(アーステスタ)を使用します。

  363. 問363.住宅の屋内配線で、対地電圧は原則として何V以下でなければならないか。

    • ア.150V
    • イ.100V
    • ウ.200V
    • エ.300V

    正解:ア.150V

    解説:住宅の屋内配線の対地電圧は原則として150V以下と定められています。

  364. 問364.電気工事士免状の交付を受けていない者は、軽微な工事も含めて電気工事を一切行えない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。軽微な工事(定義あり)は「免状なしでも可」(差込みプラグ接続等)。

  365. 問365.電気工事による感電死亡事故が発生した場合、届け出る義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:感電等による死亡事故や重大事故が発生した場合は、関係機関への届出が義務付けられています。

  366. 問366.低圧の電路で使用電圧が300Vを超え600V以下の場合、絶縁抵抗値の最低基準はどれか。

    • ア.0.1MΩ
    • イ.0.4MΩ
    • ウ.0.2MΩ
    • エ.1.0MΩ

    正解:イ.0.4MΩ

    解説:使用電圧が300Vを超え600V以下の場合、絶縁抵抗は0.4MΩ以上が必要です。

  367. 問367.電気工事士は、電気設備技術基準に適合するよう電気工事を行わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士は電気設備に関する技術基準を定める省令(電技)に適合するよう工事を行う義務があります。

  368. 問368.第一種電気工事士でなければ、自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の電気工事を行うことはできない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。認定電気工事従事者の認定を受けた者も、自家用電気工作物の簡易電気工事(低圧部分)を行うことができます。

  369. 問369.特種電気工事資格者がなくても、ネオン設備工事は誰でも行える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ネオン工事は「特種電気工事資格者」が必要(電気工事士法)。

  370. 問370.非常用予備発電装置の工事は、第二種電気工事士でも行える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。非常用予備発電装置工事は「特種電気工事資格者」が必要(第二種では不可)。

  371. 問371.電気工事士免状の書換えは、市町村長に申請する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。書換えは「免状を交付した都道府県知事」(市町村長ではない)。

  372. 問372.使用電圧が300Vを超える低圧回路の絶縁抵抗は、0.2MΩ以上でなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。使用電圧300V超600V以下の低圧回路の絶縁抵抗は0.4MΩ以上が必要です。0.2MΩは使用電圧300V以下で対地電圧150V超の場合の基準です。

  373. 問373.電気用品安全法の対象となる電気用品には、PSEマークの表示が義務付けられている。

    正解:○(正しい)

    解説:電気用品安全法により、対象となる電気用品にはPSEマーク(特定電気用品はひし形、その他は丸形)の表示が義務付けられています。

  374. 問374.特定電気用品には、テレビ・冷蔵庫などの大型家電が指定されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。特定電気用品は「電線・配線器具・ヒューズ等の安全上重要なもの」(テレビ・冷蔵庫は通常の電気用品)。

  375. 問375.電気工事士は、PSEマークの表示がない電気用品を電気工事に使用してはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法により、電気工事士は電気用品安全法に定められた表示(PSEマーク等)のない電気用品を使用してはいけません。

  376. 問376.一般用電気工作物の所有者は、定期的に自ら絶縁抵抗測定を行う義務がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。一般用電気工作物の定期調査は電力会社等の調査機関が4年に1回以上行います。所有者自身に測定義務はありません。

  377. 問377.C種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。C種接地は「10Ω以下」(300V超低圧用、100ΩはD種)。

  378. 問378.D種接地工事は、自動遮断装置があっても、接地抵抗値は100Ω以下のままである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。D種は0.5秒以内自動遮断装置がある場合「500Ω以下に緩和」可能。

  379. 問379.電路に施設する過電流遮断器は、短絡事故の際に確実に動作する遮断容量を有するものでなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:過電流遮断器は想定される短絡電流を安全に遮断できる遮断容量(kA)を持つものを選定する必要があります。

  380. 問380.住宅の屋内低圧配線の対地電圧は、原則として300V以下とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。住宅屋内は「150V以下」(300Vは事業所等)。

  381. 問381.引込線の取付点から分電盤までの配線を、屋外配線という。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。引込線取付点から分電盤までの配線は「引込口配線」です。屋外配線は建物の外壁面等に施設する配線を指します。

  382. 問382.幹線の許容電流は、接続される電動機の定格電流の合計の1.25倍以上と他の負荷の定格電流の合計を加えた値以上でなければならない場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電動機が接続される幹線は、電動機の始動電流を考慮して、電動機の定格電流合計の1.25倍(または1.1倍等条件による)以上にその他の負荷を加えた値以上とします。

  383. 問383.金属製の外箱を有する使用電圧200Vの機器には、C種接地工事を施す必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。200Vは300V以下の低圧であるため、D種接地工事を施します。C種接地工事は300Vを超える低圧機器に適用されます。

  384. 問384.電線の被覆が損傷し充電部が露出している場合は、電気設備技術基準に違反する。

    正解:○(正しい)

    解説:電技により、低圧の電路に使用する電線は絶縁電線でなければならず、被覆が損傷して充電部が露出している状態は基準違反です。

  385. 問385.低圧回路の絶縁性能は、漏えい電流が10mA以下であれば絶縁抵抗測定を省略できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。漏えい電流「1mA以下」で省略可能(10mAではない、感電閾値超過)。

  386. 問386.電気工事業者は、主任電気工事士を置かなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:登録電気工事業者は一般用電気工作物に係る営業所ごとに主任電気工事士(第一種電気工事士または実務経験3年以上の第二種電気工事士)を置く義務があります。

  387. 問387.電気工事業者は、営業所ごとに測定器を備える必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。営業所ごとに「絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計(テスタ)」備付け義務あり。

  388. 問388.木造住宅のメタルラス壁を貫通する配線では、電線が金属部分に接触しないよう防護措置を講じる必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:メタルラス壁を貫通するケーブル配線では、貫通部で電線が金属部分と接触しないよう絶縁管を使用する等の防護措置が必要です。

  389. 問389.電気工事の完了後、施工した者が自主的に竣工検査を行い、不備がないことを確認する義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈に基づき、電気工事完了後は絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、導通試験等の竣工検査を行い、技術基準に適合していることを確認する必要があります。

  390. 問390.使用電圧300V以下で対地電圧が150Vを超える場合の、低圧電路の絶縁抵抗の最低値はどれか。

    • ア.0.1MΩ
    • イ.1.0MΩ
    • ウ.0.4MΩ
    • エ.0.2MΩ

    正解:エ.0.2MΩ

    解説:使用電圧300V以下で対地電圧150V超の場合、絶縁抵抗は0.2MΩ以上が必要です。単相3線式200V回路(対地電圧100V)は0.1MΩ以上です。

  391. 問391.接地工事の種類と接地線の最小太さの組合せで正しいものはどれか。

    • ア.D種接地工事 — 1.6mm以上
    • イ.D種接地工事 — 2.6mm以上
    • ウ.B種接地工事 — 1.6mm以上
    • エ.A種接地工事 — 1.6mm以上

    正解:ア.D種接地工事 — 1.6mm以上

    解説:C種・D種接地工事の接地線は直径1.6mm以上の軟銅線。A種は2.6mm以上、B種は原則4mm以上(引張強さ2.46kN以上)が必要(電技解釈17条)。よって正しい組合せはD種—1.6mm以上で、B種を1.6mmとするのは誤り。

  392. 問392.次の作業のうち、電気工事士の資格がなくても行える「軽微な工事」はどれか。

    • ア.コンセントの交換
    • イ.インターホンの配線(36V以下)
    • ウ.配線用遮断器の交換
    • エ.引掛シーリングの取り付け

    正解:イ.インターホンの配線(36V以下)

    解説:インターホンやベル(36V以下の配線)は軽微な作業として無資格で行えます。コンセント・遮断器の交換や器具の取付は電気工事士の資格が必要です。

  393. 問393.低圧電路の絶縁抵抗測定を行う際の正しい方法はどれか。

    • ア.負荷をすべて接続したまま測定する
    • イ.通電状態のまま測定する
    • ウ.電路を停電させ、負荷を外して測定する
    • エ.回路計(テスタ)で測定する

    正解:ウ.電路を停電させ、負荷を外して測定する

    解説:絶縁抵抗測定は電路を停電させ、開閉器を開放して負荷を切り離した状態で絶縁抵抗計(メガー)を用いて測定します。

  394. 問394.電気工事士免状の再交付を申請する先はどれか。

    • ア.電気技術者試験センター
    • イ.経済産業大臣
    • ウ.最寄りの電力会社
    • エ.免状を交付した都道府県知事

    正解:エ.免状を交付した都道府県知事

    解説:電気工事士免状の再交付は、免状を交付した都道府県知事に申請します。

  395. 問395.特定電気用品以外の電気用品に表示されるPSEマークの形状はどれか。

    • ア.丸形
    • イ.ひし形
    • ウ.三角形
    • エ.四角形

    正解:ア.丸形

    解説:特定電気用品以外の電気用品には丸形のPSEマークが表示されます。特定電気用品にはひし形のPSEマークが表示されます。

  396. 問396.一般用電気工作物の定期調査の頻度として正しいものはどれか。

    • ア.1年に1回以上
    • イ.4年に1回以上
    • ウ.2年に1回以上
    • エ.10年に1回以上

    正解:イ.4年に1回以上

    解説:一般用電気工作物の定期調査は、電力会社等の調査機関が4年に1回以上の頻度で実施します。

  397. 問397.電気工事業者が営業所に備えるべき器具の組合せとして正しいものはどれか。

    • ア.接地抵抗計・クランプメータ・検電器
    • イ.絶縁抵抗計・検電器・回路計
    • ウ.絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計
    • エ.回路計・検電器・クランプメータ

    正解:ウ.絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計

    解説:電気工事業法施行規則により、営業所には絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計(抵抗・交流電圧測定可能なもの)の3つを備え付ける義務があります。

  398. 問398.自家用電気工作物とは、600V以下の低圧で受電するものをいう。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。自家用電工は「600V超で受電する」電気工作物(高圧・特別高圧)。低圧は一般用。

  399. 問399.電気事故が発生した場合、電気関係報告規則に基づき経済産業大臣(産業保安監督部長)に報告しなければならない場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気関係報告規則により、感電死傷事故や主要電気工作物の破損事故等が発生した場合は、所轄の産業保安監督部長に事故報告を行う義務があります。

  400. 問400.竣工検査では、外観検査と通電試験のみで足りる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。竣工検査では「絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験」を必ず実施(外観・通電のみでは不十分)。

  401. 問401.竣工検査の導通試験では、点灯試験を行い照明器具が正常に点灯することを確認する。

    正解:○(正しい)

    解説:導通試験には配線の接続確認のほか、実際に通電して照明器具の点灯やコンセントの電圧を確認する点灯試験・通電試験が含まれます。

  402. 問402.電気用品安全法の特定電気用品には、テレビや冷蔵庫が含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。特定電気用品は「電線・ヒューズ・配線器具等」が中心(家電は通常の電気用品)。

  403. 問403.特定電気用品以外の電気用品はPSEマーク表示は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。特定電気用品以外も「PSEマーク(丸形)表示が必要」(特定電気用品はひし形)。

  404. 問404.電気工事士は、工事完了後に電気工事士免状の番号を記載した配線図を需要家に交付する義務がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事士法には、工事完了後に配線図を需要家に交付する義務の規定はありません。ただし電気工事業法に基づく帳簿の保存義務はあります。

  405. 問405.第二種電気工事士免状は、5年ごとに更新が必要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第二種電気工事士免状は「更新不要」(第一種は定期講習あり)。

  406. 問406.第一種電気工事士は、10年ごとに定期講習を受講する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第一種は「5年ごと」(10年ではない)の定期講習が必要。

  407. 問407.接地抵抗の測定は、補助接地極を2本使用する3極法(電位降下法)で行うのが一般的である。

    正解:○(正しい)

    解説:接地抵抗の測定は被測定接地極と2本の補助接地極(電流極と電圧極)を一直線に配置する電位降下法(3極法)が標準的な方法です。

  408. 問408.低圧の電路に地絡が生じた場合、自動的に電路を遮断する装置を施設することが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈では、金属製外箱を有する低圧の電気機器には、地絡時に自動的に電路を遮断する装置(漏電遮断器)を施設することが定められています。

  409. 問409.電気工事業者の帳簿の保存期間は1年である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。帳簿保存期間は「5年間」(1年ではない)。

  410. 問410.電圧600V以下で使用する電気機器は、すべて電気用品安全法の対象となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気用品安全法の対象は政令で指定された電気用品のみであり、600V以下のすべての電気機器が対象とは限りません。対象品目は法令で具体的に列挙されています。

  411. 問411.通知電気工事業者は、登録と通知の両方が必要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。通知電気工事業者は「届出(通知)のみで登録不要」(建設業許可業者向け簡素化制度)。

  412. 問412.電線に直接大地と接触する部分がある場合、使用電圧に応じた絶縁抵抗の基準値を満たせば問題ない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電線が直接大地と接触する状態は、絶縁抵抗値に関わらず電技違反です。電線は適切な絶縁と支持で大地から隔離されている必要があります。

  413. 問413.住宅の屋内配線で200V回路を施設する場合、単相3線式で2本の電圧線間から取り出す。

    正解:○(正しい)

    解説:住宅の200V回路は単相3線式の2本の電圧線(非接地側電線)間から取り出します。各電圧線と中性線間は100Vですが、電圧線間は200Vとなります。

  414. 問414.定格消費電力2kW以上のルームエアコンは、専用回路(専用ブレーカー)で施設するのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:定格消費電力2kW以上のルームエアコンや電気温水器等は、他のコンセントと共用せず専用回路で施設することが内線規程で定められています。

  415. 問415.低圧電路の漏えい電流を測定する場合、クランプメータで負荷電線を一括して挟んで測定する。

    正解:○(正しい)

    解説:漏えい電流の測定はクランプメータで負荷電線(往復2線または3線)を一括して挟みます。正常なら往復電流が相殺しゼロになりますが、漏電があると差分が測定されます。

  416. 問416.絶縁抵抗測定時に測定値が徐々に上がっていく場合は、吸収電流の影響であり正常である。

    正解:○(正しい)

    解説:絶縁抵抗計で測定を開始すると、誘電体の充電電流(吸収電流)が流れるため、最初は低い値を示し徐々に上がって安定します。これは正常な現象です。

  417. 問417.接地抵抗測定において、補助接地極は被測定接地極から5m以上離して打ち込むのが望ましい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。補助接地極は被測定接地極から10m以上離して打ち込むのが標準です。近すぎると接地極の電位分布が重なり、正確な測定ができません。

  418. 問418.電気事業法では、一般用電気工作物の維持・管理責任は原則としてその所有者にある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法により、一般用電気工作物の維持・管理は所有者(または占有者)の責任です。技術基準に適合するよう維持する義務があります。

  419. 問419.一般用電気工作物の適用範囲として正しいものはどれか。

    • ア.出力100kW以上の太陽光発電設備
    • イ.600V以下で受電するすべての設備
    • ウ.高圧(6,600V)で受電する設備
    • エ.600V以下で受電する需要設備で出力50kW未満の小規模発電設備を含む

    正解:エ.600V以下で受電する需要設備で出力50kW未満の小規模発電設備を含む

    解説:一般用電気工作物は600V以下で受電する需要設備で、小規模発電設備(太陽光50kW未満等)を同一構内に設置するものを含みます。

  420. 問420.感電による死亡事故が発生した場合の報告先はどれか。

    • ア.所轄の産業保安監督部長
    • イ.市町村長
    • ウ.電力会社
    • エ.消防署

    正解:ア.所轄の産業保安監督部長

    解説:電気関係報告規則により、感電死亡事故等の重大事故は所轄の産業保安監督部長に報告します(24時間以内の速報と30日以内の詳報)。

  421. 問421.竣工検査で接地抵抗を測定する計器はどれか。

    • ア.絶縁抵抗計(メガー)
    • イ.接地抵抗計(アーステスタ)
    • ウ.回路計(テスタ)
    • エ.クランプメータ

    正解:イ.接地抵抗計(アーステスタ)

    解説:接地抵抗の測定には専用の接地抵抗計(アーステスタ)を使用します。絶縁抵抗計やテスタでは接地抵抗を正確に測定できません。

  422. 問422.特定電気用品に該当しないものはどれか。

    • ア.ヒューズ
    • イ.電線
    • ウ.電気スタンド
    • エ.配線用遮断器

    正解:ウ.電気スタンド

    解説:電気スタンドは特定電気用品以外の電気用品(丸形PSE)です。電線、ヒューズ、配線用遮断器は特定電気用品(ひし形PSE)に該当します。

  423. 問423.絶縁抵抗計(メガー)の定格測定電圧で、低圧回路の絶縁測定に使用するものはどれか。

    • ア.50V
    • イ.500V
    • ウ.1000V
    • エ.125Vまたは250V

    正解:エ.125Vまたは250V

    解説:低圧回路(600V以下)の絶縁抵抗測定には、定格測定電圧125Vまたは250Vの絶縁抵抗計を使用します。500V以上は高圧回路用です。

  424. 問424.電気工事業の登録の有効期間はどれか。

    • ア.5年
    • イ.1年
    • ウ.3年
    • エ.10年

    正解:ア.5年

    解説:電気工事業の登録の有効期間は5年です。更新する場合は有効期間満了前に更新手続きを行う必要があります。

  425. 問425.電気工事士法で定める「電気工事」に該当しない軽微な作業はどれか。

    • ア.コンセントの増設
    • イ.36V以下のベル・チャイム用配線
    • ウ.スイッチの交換
    • エ.分電盤の増設

    正解:イ.36V以下のベル・チャイム用配線

    解説:電圧36V以下で使用するベル・チャイム・インターホン等の配線工事は軽微な工事であり、電気工事士の資格がなくても行えます。

  426. 問426.B種接地工事の目的として正しいものはどれか。

    • ア.高圧機器の漏電保護
    • イ.低圧機器の感電防止
    • ウ.変圧器の高低圧混触時に低圧側の電位上昇を抑える
    • エ.避雷器の接地

    正解:ウ.変圧器の高低圧混触時に低圧側の電位上昇を抑える

    解説:B種接地工事は変圧器の低圧側中性点(または一端)に施し、高圧と低圧の混触(絶縁破壊)時に低圧側の対地電圧上昇を抑制することが目的です。

  427. 問427.電気設備技術基準に違反した場合の行政処分として正しいものはどれか。

    • ア.行政処分はない
    • イ.直ちに電気工事士免状が取り消される
    • ウ.罰金のみが科される
    • エ.技術基準適合命令を受ける場合がある

    正解:エ.技術基準適合命令を受ける場合がある

    解説:電気設備が技術基準に適合しない場合、経済産業大臣は設備の修理・改造・移転・使用制限等の技術基準適合命令を出すことができます。

  428. 問428.電気工事士法は、電気工事の欠陥による災害発生防止を目的とする法律である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法第1条では、電気工事の作業に従事する者の資格・義務を定め、電気工事の欠陥による災害の発生防止を目的としています。

  429. 問429.電気工事士法では、電気工事士でない者が電気工事の作業に従事することは禁止されている。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法により、電気工事の作業(軽微な作業を除く)は電気工事士でなければ従事できません。違反には罰則があります。

  430. 問430.自家用電気工作物のうち最大電力500kW未満の需要設備の電気工事は、第二種電気工事士でも全範囲を行える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。自家用は「第一種電気工事士または認定電気工事従事者」(第二種では原則不可)。

  431. 問431.第一種電気工事士が工事できるのは、最大電力1,000kW未満の自家用電気工作物に限られる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第一種は「最大電力500kW未満」の自家用+一般用(1,000kW未満ではない)。

  432. 問432.ネオン工事および非常用予備発電装置工事を行うには、それぞれ特種電気工事資格者の認定が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:ネオン工事・非常用予備発電装置工事は特種電気工事であり、それぞれの特種電気工事資格者の認定を受けた者だけが工事できます。

  433. 問433.電気工事業法に基づく登録電気工事業者は、営業所ごとに主任電気工事士を置かなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:登録電気工事業者は、一般用電気工作物の電気工事業を営む営業所ごとに主任電気工事士(第一種または第二種で3年以上の実務)を置く義務があります。

  434. 問434.電気事業法における技術基準は、電気工作物の設置者が自主的に維持する自己保安が原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法では、電気工作物の設置者(所有者・占有者)が技術基準に適合するよう自主的に維持する「自己保安」の原則があります。

  435. 問435.一般用電気工作物の調査は、電気事業者(または登録調査機関)により4年に1回以上の頻度で行われる。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法により、電気事業者は一般用電気工作物の技術基準適合性を4年に1回以上(特定の場合5年に1回)調査する義務があります。

  436. 問436.電気工事士法で軽微な工事に該当するもののひとつに、差込みプラグ・コードコネクタ等の接続器と電線の接続がある。

    正解:○(正しい)

    解説:コンセントに差し込むための差込みプラグにコードを接続する作業は軽微な工事であり、電気工事士でなくても行えます。

  437. 問437.電気工事士法で軽微な工事として、電圧100V以下の信号・呼出し用配線工事が含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。軽微な工事は「電圧36V以下」の信号・呼出し用(100V以下ではない、より厳しい)。

  438. 問438.電気工事士は、電気工事により作成した配線の技術基準適合を自ら確認する義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法・電技により、電気工事士は作業した配線が技術基準に適合するよう施工し、自ら適合を確認する義務があります。

  439. 問439.電気用品安全法の対象となる電気用品は、PSEマークが表示されていなければ販売できない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気用品安全法により、指定された電気用品は技術基準適合の上PSEマーク等を表示しなければ販売できません。違反には罰則があります。

  440. 問440.電気工事業法上の通知電気工事業者は、建設業の許可を受けている業者に適用される制度である。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法の電気工事業許可を持つ者が電気工事業を営むときは、電気工事業法の「登録」ではなく「通知」で足ります。

  441. 問441.A種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。A種接地は「10Ω以下」(高圧用、最も厳しい基準)。100ΩはD種(緩和なし)。

  442. 問442.C種接地工事の接地抵抗値は、原則として10Ω以下である。

    正解:○(正しい)

    解説:C種接地工事(使用電圧300V超の低圧機器)の接地抵抗値は10Ω以下です(地絡遮断0.5秒以内なら500Ω以下に緩和)。

  443. 問443.D種接地工事で、地絡時0.5秒以内に自動遮断する装置を施設した場合、接地抵抗値は500Ω以下でよい。

    正解:○(正しい)

    解説:D種接地工事は通常100Ω以下ですが、地絡発生時0.5秒以内に自動遮断する装置がある場合は500Ω以下に緩和されます。

  444. 問444.B種接地工事の接地抵抗値は、一律10Ω以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。B種接地抵抗値は変圧器の高圧側の電路の1線地絡電流による計算式(150/I等)で決まり、一律の値ではありません。

  445. 問445.使用電圧150V以下の低圧電路の絶縁抵抗値の最低基準は0.4MΩである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。150V以下は「0.1MΩ以上」(0.4MΩは300V超)。

  446. 問446.使用電圧300Vを超える低圧電路の絶縁抵抗値の最低基準は0.4MΩである。

    正解:○(正しい)

    解説:使用電圧300V超で600V以下の低圧電路の絶縁抵抗は0.4MΩ以上必要です。

  447. 問447.絶縁抵抗測定の代わりに、漏えい電流を測定して1mA以下であることを確認する方法も認められている。

    正解:○(正しい)

    解説:使用中で絶縁抵抗測定が困難な場合、漏えい電流1mA以下であれば絶縁性能を満たすと認められています(電技解釈)。

  448. 問448.住宅の屋内電路で、使用電圧が対地電圧150V以下の場合、原則として漏電遮断器の施設は義務付けられない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。対地電圧150V以下でも、水気のある場所のコンセントや金属製外箱を持つ機器では漏電遮断器の施設が義務付けられます。

  449. 問449.定格感度電流30mA以下、動作時間0.1秒以下の漏電遮断器を「高感度高速形」という。

    正解:○(正しい)

    解説:漏電遮断器は感度電流で「高感度(30mA以下)・中感度(30mA超1A以下)・低感度(1A超)」、動作時間で「高速形(0.1秒以内)」等に分類されます。

  450. 問450.住宅の屋内配線用漏電遮断器は、一般的に定格感度電流100mAのものが使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。住宅用は「定格感度15mAまたは30mA」(100mAは人体保護に不十分)。

  451. 問451.雷サージから電気機器を保護するには、避雷器(サージ保護デバイス)を施設するのが有効である。

    正解:○(正しい)

    解説:雷サージによる電気機器の破損を防ぐには、避雷器(SPD:Surge Protective Device)を電源入口近くに設置するのが効果的です。

  452. 問452.電気事業法に基づく事業用電気工作物の設置者は、保安規程を定め経済産業大臣に届け出る必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:事業用電気工作物(自家用を含む)の設置者は保安規程を定め、使用開始前に経済産業大臣に届け出る義務があります。

  453. 問453.自家用電気工作物の設置者は、電気主任技術者を選任しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:自家用電気工作物の設置者は保安監督のため電気主任技術者を選任する義務があります(外部委託承認を受けた場合は除く)。

  454. 問454.電気工事士免状を紛失した場合は、都道府県知事に再交付の申請ができる。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士免状を紛失・汚損した場合、免状を交付した都道府県知事に再交付の申請ができます。

  455. 問455.電気工事士免状の記載事項に変更があったときは、書換え申請をしなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:氏名・本籍地等、免状の記載事項に変更が生じたときは、都道府県知事に書換え申請をする義務があります。

  456. 問456.電気工事士は、電気工事士法に定められた義務を怠ると免状の返納を命じられることがある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法違反や技術基準違反を繰り返すと、都道府県知事により免状の返納命令を受ける場合があります。

  457. 問457.竣工検査の順序は、一般に外観検査→絶縁抵抗測定→接地抵抗測定→導通試験→通電試験とする。

    正解:○(正しい)

    解説:竣工検査は感電・短絡防止のため、外観→絶縁→接地→導通→通電(電圧測定)の順で行います。いきなり通電しないのが原則です。

  458. 問458.竣工検査時、絶縁抵抗測定は電路を充電していない状態で行う。

    正解:○(正しい)

    解説:絶縁抵抗測定は必ず電路の電源を遮断した非充電状態で行います。充電中の測定は計器故障や感電の原因になります。

  459. 問459.電気関係報告規則で、感電による負傷で入院した場合は事故報告の対象となる。

    正解:○(正しい)

    解説:感電死亡事故のほか、感電により入院した負傷事故も電気関係報告規則の事故報告対象です。

  460. 問460.C種接地工事の接地抵抗値(原則)はどれか。

    • ア.10Ω以下
    • イ.100Ω以下
    • ウ.500Ω以下
    • エ.1000Ω以下

    正解:ア.10Ω以下

    解説:C種接地工事(使用電圧300V超の低圧機器)の接地抵抗値は原則10Ω以下です。

  461. 問461.D種接地工事の接地線の太さ(原則)はどれか。

    • ア.直径2.6mm以上
    • イ.直径1.6mm以上の軟銅線
    • ウ.断面積5.5mm²以上
    • エ.直径4.0mm以上

    正解:イ.直径1.6mm以上の軟銅線

    解説:D種接地工事の接地線は直径1.6mm以上の軟銅線が原則です(特別な条件下では異なる場合があります)。

  462. 問462.使用電圧200V(対地電圧100V)の単相3線式回路における絶縁抵抗の最低基準はどれか。

    • ア.0.4MΩ
    • イ.0.2MΩ
    • ウ.0.1MΩ
    • エ.1.0MΩ

    正解:ウ.0.1MΩ

    解説:対地電圧150V以下なので、絶縁抵抗の最低基準は0.1MΩ以上です。

  463. 問463.絶縁抵抗測定の際、低圧回路(300V以下)に使用するメガーの標準的な定格測定電圧はどれか。

    • ア.50V
    • イ.500V
    • ウ.1000V
    • エ.250V

    正解:エ.250V

    解説:低圧(300V以下)回路の絶縁抵抗測定には定格測定電圧250Vメガーが標準的です(または125V)。

  464. 問464.電気工事士法で軽微な工事として認められないものはどれか。

    • ア.電圧600Vでの分電盤への配線
    • イ.コンセントへの差込みプラグの接続
    • ウ.インターホン(36V以下)の配線
    • エ.電球の交換

    正解:ア.電圧600Vでの分電盤への配線

    解説:電圧600Vの分電盤への配線は通常の電気工事であり、電気工事士の資格が必要です。他は軽微な工事に該当します。

  465. 問465.電気事業法で定める電気工作物の種類に含まれないものはどれか。

    • ア.一般用電気工作物
    • イ.公用電気工作物
    • ウ.電気事業用電気工作物
    • エ.自家用電気工作物

    正解:イ.公用電気工作物

    解説:電気事業法では電気工作物を「一般用」「事業用(電気事業用・自家用)」に分類します。「公用」というカテゴリはありません。

  466. 問466.竣工検査で点灯試験を行う主な目的はどれか。

    • ア.接地抵抗の測定
    • イ.絶縁耐力の確認
    • ウ.配線の接続が正しいかの最終確認
    • エ.漏電の有無の確認

    正解:ウ.配線の接続が正しいかの最終確認

    解説:点灯試験は通電して照明器具が正しく点灯すること、スイッチの動作等を確認する最終的な接続確認です。

  467. 問467.電気工事士が作業前に行うべき確認事項として最も重要なものはどれか。

    • ア.服装の確認
    • イ.天候の確認
    • ウ.工具の整理
    • エ.電路の電源遮断と検電

    正解:エ.電路の電源遮断と検電

    解説:作業前の電源遮断と検電は感電事故防止のため最重要事項です。検電器で無電圧を確認してから作業を開始します。

  468. 問468.電気工事業法において、電気工事業を営もうとする者が都道府県知事等の手続を経て称する事業者の区分はどれか。

    • ア.登録電気工事業者
    • イ.建設電気工事業者
    • ウ.認証電気工事業者
    • エ.特定電気工事業者

    正解:ア.登録電気工事業者

    解説:電気工事業法では、一般用電気工作物等の電気工事業を営むには「登録電気工事業者」として都道府県知事等の登録が必要です。

  469. 問469.電気工事士法で、第二種電気工事士が行えない電気工事はどれか。

    • ア.一般住宅の屋内配線工事
    • イ.最大電力500kW未満の自家用電気工作物の一般電気工事
    • ウ.店舗の屋内配線工事
    • エ.一般用電気工作物の接地工事

    正解:イ.最大電力500kW未満の自家用電気工作物の一般電気工事

    解説:自家用電気工作物(500kW未満を含む)の一般電気工事は第一種電気工事士の範囲であり、第二種では行えません。

  470. 問470.電気工事業者が保存しなければならない帳簿の保存期間はどれか。

    • ア.3年間
    • イ.1年間
    • ウ.5年間
    • エ.10年間

    正解:ウ.5年間

    解説:電気工事業法施行規則により、電気工事業者は工事帳簿を営業所ごとに5年間保存する義務があります。

  471. 問471.電気用品安全法に基づくPSEマークで、特定電気用品に表示されるマークの形状はどれか。

    • ア.四角形
    • イ.丸形
    • ウ.三角形
    • エ.ひし形(ダイヤ形)

    正解:エ.ひし形(ダイヤ形)

    解説:特定電気用品にはひし形PSEマーク、特定電気用品以外の電気用品には丸形PSEマークが表示されます。

  472. 問472.接地抵抗計(アーステスタ)による接地抵抗測定で、補助接地極の配置で正しいものはどれか。

    • ア.被測定接地極・電圧極・電流極を一直線上に約10mずつ離して配置
    • イ.3つの接地極を三角形に配置
    • ウ.すべて同じ地点に配置
    • エ.補助接地極は不要

    正解:ア.被測定接地極・電圧極・電流極を一直線上に約10mずつ離して配置

    解説:電位降下法では被測定接地極・電圧補助極・電流補助極を一直線上に約10mずつ離して配置するのが標準的な方法です。

  473. 問473.2023年3月の電気事業法改正により、出力10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備は、一般用電気工作物から「小規模事業用電気工作物」に変更された。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。2023年3月20日施行。10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備等が一般用電気工作物から事業用電気工作物の一区分「小規模事業用電気工作物」へ移行した。

  474. 問474.小規模事業用電気工作物は、一般用電気工作物に含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、小規模事業用電気工作物は事業用電気工作物の一区分であり、一般用電気工作物とは別の区分である。

  475. 問475.電気工作物の区分のうち、2023年3月の電気事業法改正で新たに設けられた区分はどれか。

    • ア.一般用電気工作物
    • イ.自家用電気工作物
    • ウ.小規模事業用電気工作物
    • エ.事業用電気工作物

    正解:ウ.小規模事業用電気工作物

    解説:小規模事業用電気工作物。10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備・20kW未満の風力発電設備が該当し、事業用電気工作物の一区分である。

  476. 問476.低圧回路を試験する場合の測定器とその用途の組合せとして、誤っているものは。

    • イ.回路計(テスタ) と 導通試験
    • ロ.検相器 と 三相回路の相順(相回転)の確認
    • ハ.電力計 と 消費電力量の測定
    • ニ.クランプ式電流計 と 負荷電流の測定

    正解:ハ.電力計 と 消費電力量の測定

    解説:電力計が測定するのは電力[W]であり、消費電力量[W·h]は電力量計(積算電力計)で測定する。よってハの組合せが誤り。他の組合せはいずれも正しい。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問24

  477. 問477.低圧屋内配線の電路と大地間の絶縁抵抗を測定した。「電気設備に関する技術基準を定める省令」に適合していないものは。

    • イ.単相3線式100/200Vの使用電圧200V空調回路の絶縁抵抗を測定したところ0.16MΩであった。
    • ロ.三相3線式の使用電圧200V(対地電圧200V)電動機回路の絶縁抵抗を測定したところ0.18MΩであった。
    • ハ.単相2線式の使用電圧100V屋外庭園灯回路の絶縁抵抗を測定したところ0.12MΩであった。
    • ニ.単相2線式の使用電圧100V屋内配線の絶縁抵抗を、分電盤で各回路を一括して測定したところ、1.5MΩであったので個別分岐回路の測定を省略した。

    正解:ロ.三相3線式の使用電圧200V(対地電圧200V)電動機回路の絶縁抵抗を測定したところ0.18MΩであった。

    解説:絶縁抵抗の最小値は、対地電圧150V以下で0.1MΩ、150V超300V以下で0.2MΩ、300V超で0.4MΩ。ロは対地電圧200V(150V超300V以下)で基準0.2MΩに対し0.18MΩと下回るため不適合。イ(対地100V・0.16)、ハ(対地100V・0.12)は0.1MΩ以上で適合、ニも一括1.5MΩで基準を満たす。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問25

  478. 問478.次の測定手順は、接地抵抗計(電池式)の精密測定(3極法)に関する記述である。次の空欄( )に当てはまるものとして、適切なものは。 1. 測定の前に、補助接地極が適切な位置に配置されていることを確認する。 2. 測定の前に、接地抵抗計の電池が有効であることを確認する。 3. 測定の前に、接地極の( )が許容値以下であることを確認する。 4. 測定ボタンを押して、接地抵抗値を読む。

    • イ.地電圧
    • ロ.地電流
    • ハ.地抵抗
    • ニ.地容量

    正解:イ.地電圧

    解説:接地抵抗計(電池式)で精密測定(3極法)を行う前には、接地極の地電圧(大地に対して現れる残留電圧)が許容値以下であることを確認する。地電圧が高いと正確な接地抵抗値が得られないためである。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問26

  479. 問479.単相3線式回路の漏れ電流の有無を、クランプ形漏れ電流計を用いて測定する場合の測定方法として、正しいものは。ただし、原題では中性線を斜線で示している。

    • イ.中性線と片方の電圧線(外側線)の2本をクランプで挟む。
    • ロ.片方の電圧線(外側線)1本だけをクランプで挟む(もう1本の電圧線と中性線は挟まない)。
    • ハ.中性線だけをクランプで挟む。
    • ニ.3線(2本の電圧線と中性線)すべてをまとめてクランプで挟む。

    正解:ニ.3線(2本の電圧線と中性線)すべてをまとめてクランプで挟む。

    解説:漏れ電流をクランプ形漏れ電流計で測定するときは、その回路のすべての電線(単相3線式なら2本の電圧線と中性線の3本)を一括して挟む。漏れがなければ各線電流のベクトル和が0となって指示は0、地絡(漏れ)があると和が0にならず漏れ電流が測定できる。一部の線だけを挟むと負荷電流を拾ってしまい正しく測定できない。よってニ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問27(一部改変)

  480. 問480.「電気工事士法」において、一般用電気工作物の工事又は作業で電気工事士でなければ従事できないものは。

    • イ.差込み接続器にコードを接続する工事
    • ロ.配電盤を造営材に取り付ける作業
    • ハ.地中電線用の暗きょを設置する工事
    • ニ.火災感知器に使用する小型変圧器(二次電圧が36V以下)二次側の配線工事

    正解:ロ.配電盤を造営材に取り付ける作業

    解説:イ(差込み接続器にコードを接続)、ハ(地中電線用の暗きょを設置)、ニ(二次電圧36V以下の小型変圧器二次側の配線)は、いずれも電気工事士法上の軽微な工事に当たり、電気工事士でなくても行える。ロの配電盤を造営材に取り付ける作業は軽微な作業に該当せず、電気工事士でなければ従事できない。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問28

  481. 問481.「電気用品安全法」の適用を受ける次の配線器具のうち、特定電気用品の組合せとして、正しいものは。ただし、定格電圧、定格電流、極数等から全てが「電気用品安全法」に定める電気用品であるとする。

    • イ.タンブラースイッチ、カバー付ナイフスイッチ
    • ロ.電磁開閉器、フロートスイッチ
    • ハ.タイムスイッチ、配線用遮断器
    • ニ.ライティングダクト、差込み接続器

    正解:ハ.タイムスイッチ、配線用遮断器

    解説:特定電気用品(構造・使用方法などから危険・障害の発生するおそれが多い電気用品)には、配線用遮断器やタイムスイッチが含まれる。ハはタイムスイッチと配線用遮断器の組合せで、いずれも特定電気用品である。よってハ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問29

  482. 問482.「電気設備に関する技術基準を定める省令」に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.同省令は「電気工事士法」の規定に基づき、定められている。
    • ロ.電圧の種別である低圧、高圧及び特別高圧を規定している。
    • ハ.電気設備は、感電、火災その他人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えるおそれがないように施設しなければならないと規定している。
    • ニ.電気の使用場所における低圧の電路の絶縁性能については、使用電圧の区分に応じ、絶縁抵抗値を規定している。

    正解:イ.同省令は「電気工事士法」の規定に基づき、定められている。

    解説:「電気設備に関する技術基準を定める省令」(電技省令)は電気事業法に基づいて定められており、電気工事士法に基づくものではない。よってイが誤り。ロ(電圧の種別)、ハ(施設の原則)、ニ(低圧電路の絶縁抵抗値)は、いずれも同省令の内容として正しい。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問30

  483. 問483.①で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値〔V〕は。問483の図

    • イ.24
    • ロ.30
    • ハ.40
    • ニ.60

    正解:ニ.60

    解説:小勢力回路(呼び鈴・チャイム等)で使用できる電圧の最大値は60Vと定められている。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問31

  484. 問484.⑨で示す部分の電路と大地間の絶縁抵抗として、許容される最小値〔MΩ〕は。問484の図

    • イ.0.1
    • ロ.0.2
    • ハ.0.4
    • ニ.1.0

    正解:イ.0.1

    解説:⑨の部分は対地電圧150V以下(100V)であり、電路と大地間の絶縁抵抗の最小値は0.1MΩと定められている。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問39

  485. 問485.⑭で示す回路の負荷電流を測定するものは。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問485の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:回路を切らずに負荷電流を測定するには、クランプ形電流計を用いる。写真イがクランプ形電流計である。ロは照度計、ハは回路計(テスタ)、ニは検相器で、いずれも負荷電流の測定には用いない。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問44

  486. 問486.アナログ式回路計(電池内蔵)の回路抵抗測定に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.回路計の電池が有効であることを確認する。
    • ロ.抵抗測定レンジに切り換える。被測定物の概略値が想定される場合は、測定レンジの倍率を適正なものにする。
    • ハ.赤と黒の測定端子(テストリード)を短絡し、指針が0Ωになるよう調整する。
    • ニ.被測定物に、赤と黒の測定端子(テストリード)を接続し、その時の指示値を読む。なお、測定レンジに倍率表示がある場合は、読んだ指示値を倍率で割って測定値とする。

    正解:ニ.被測定物に、赤と黒の測定端子(テストリード)を接続し、その時の指示値を読む。なお、測定レンジに倍率表示がある場合は、読んだ指示値を倍率で割って測定値とする。

    解説:抵抗測定で測定レンジに倍率表示がある場合は、読んだ指示値に倍率を乗じて(掛けて)測定値とする。ニは「倍率で割って」としており誤り。イ・ロ・ハは正しい。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問24

  487. 問487.アナログ形絶縁抵抗計(電池内蔵)を用いた絶縁抵抗測定に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗計の電池が有効であることを確認する。
    • ロ.絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗測定のレンジに切り替え、測定モードにし、接地端子(E:アース)と線路端子(L:ライン)を短絡し零点を指示することを確認する。
    • ハ.電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は、機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する。
    • ニ.被測定回路に電源電圧が加わっている状態で測定する。

    正解:ニ.被測定回路に電源電圧が加わっている状態で測定する。

    解説:絶縁抵抗測定は、被測定回路の電源を切った無電圧の状態で行う。ニは「電源電圧が加わっている状態で測定する」としており誤り。イ・ロ・ハは正しい。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問25

  488. 問488.使用電圧100Vの低圧電路に、地絡が生じた場合0.1秒で自動的に電路を遮断する装置が施してある。この電路の屋外にD種接地工事が必要な自動販売機がある。その接地抵抗値a〔Ω〕と電路の絶縁抵抗値b〔MΩ〕の組合せとして、「電気設備に関する技術基準を定める省令」及び「電気設備の技術基準の解釈」に適合していないものは。

    • イ.a 600 / b 2.0
    • ロ.a 500 / b 1.0
    • ハ.a 100 / b 0.2
    • ニ.a 10 / b 0.1

    正解:イ.a 600 / b 2.0

    解説:使用電圧100V(対地電圧100V)の絶縁抵抗は0.1MΩ以上でよい。D種接地は、0.1秒で動作する地絡遮断装置があるため接地抵抗500Ω以下に緩和される。イは接地抵抗a=600Ω(500Ωを超える)で適合していない。ロ(500Ω/1.0MΩ)・ハ(100Ω/0.2MΩ)・ニ(10Ω/0.1MΩ)はいずれも適合。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問26

  489. 問489.図は測定器の目盛板を示したものである。この測定器に関する記述として、誤っているものは。問489の図

    • イ.この測定器は電圧計である。
    • ロ.永久磁石可動コイル形の測定器である。
    • ハ.測定器を水平に置いて測定する。
    • ニ.交流回路用の測定器である。

    正解:ロ.永久磁石可動コイル形の測定器である。

    解説:図の目盛板には可動鉄片形計器の記号が示されており、この測定器は可動鉄片形である。ロの「永久磁石可動コイル形」は誤り。電圧計(V)で交流回路用(〜の記号)、目盛板を水平に置いて使用する記号も示されており、イ・ハ・ニは正しい。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問27

  490. 問490.「電気工事士法」において、一般用電気工作物に係る工事の作業で、a、bともに電気工事士でなければ従事できないものは。

    • イ.a:配電盤を造営材に取り付ける。 b:電線管を曲げる。
    • ロ.a:地中電線用の管を設置する。 b:定格電圧100Vの電力量計を取り付ける。
    • ハ.a:電線を支持する柱を設置する。 b:電線管に電線を収める。
    • ニ.a:接地極を地面に埋設する。 b:定格電圧125Vの差込み接続器にコードを接続する。

    正解:イ.a:配電盤を造営材に取り付ける。 b:電線管を曲げる。

    解説:配電盤を造営材に取り付ける作業(a)と電線管を曲げる作業(b)は、いずれも電気工事士でなければ従事できない電気工事である。よってイ。ロ・ハ・ニには電気工事士でなくてもできる軽微な作業(電力量計の取付・地中管の設置・柱の設置・差込み接続器へのコード接続など)が含まれる。例えばニは、a(接地極を地面に埋設する作業)は電気工事士が必要だが、b(差込み接続器へのコード接続)が軽微な作業のため、a・bともに必要には当たらない。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問28

  491. 問491.「電気用品安全法」における特定電気用品に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.電気用品の製造の事業を行う者は、一定の要件を満たせば製造した特定電気用品に〈PS〉Eの表示を付すことができる。
    • ロ.電線、ヒューズ、配線器具等の部品材料であって構造上表示スペースを確保することが困難な特定電気用品にあっては、特定電気用品に表示する記号に代えて〈PS〉Eとすることができる。
    • ハ.電気用品の輸入の事業を行う者は、一定の要件を満たせば輸入した特定電気用品に(PS)の表示を付すことができる。
    • ニ.電気用品の販売の事業を行う者は、経済産業大臣の承認を受けた場合等を除き、法令に定める表示のない特定電気用品を販売してはならない。

    正解:ハ.電気用品の輸入の事業を行う者は、一定の要件を満たせば輸入した特定電気用品に(PS)の表示を付すことができる。

    解説:特定電気用品の表示記号はひし形の〈PS〉E(◇PSE)である。ハは輸入した特定電気用品に丸形の(PS)E(○PSE、特定電気用品以外の表示)を付すとしており誤り。イ(製造事業者は〈PS〉Eを付せる)・ロ(表示スペース困難な場合は〈PS〉E文字表示可)・ニ(表示のない特定電気用品の販売禁止)は正しい。よってハ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問29

  492. 問492.「電気設備に関する技術基準を定める省令」に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.電圧の種別である低圧、高圧及び特別高圧を規定している。
    • ロ.電気設備は、感電、火災その他人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えるおそれがないように施設しなければならないと規定している。
    • ハ.「電気機械器具」とは、電路を構成する機械器具をいうと定義されている。
    • ニ.「電線」とは、通常の使用状態で電気が通じているところをいうと定義されている。

    正解:ニ.「電線」とは、通常の使用状態で電気が通じているところをいうと定義されている。

    解説:電技省令で「電線」は、強電流電気の伝送に使用する電気導体等と定義されている。ニの「通常の使用状態で電気が通じているところ」は電技省令第1条の『電路』の定義であり、電線の定義としては誤り。イ・ロ・ハは正しい。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問30

  493. 問493.①で示す図記号の名称は。問493の図

    • イ.リモコンセレクタスイッチ
    • ロ.漏電警報器
    • ハ.リモコントランス
    • ニ.表示スイッチ

    正解:イ.リモコンセレクタスイッチ

    解説:①の図記号はリモコンセレクタスイッチである。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問31

  494. 問494.⑨で示す図記号の器具を用いる目的は。問494の図

    • イ.過電流を遮断する。
    • ロ.地絡電流を遮断する。
    • ハ.過電流と地絡電流を遮断する。
    • ニ.不平衡電流を遮断する。

    正解:イ.過電流を遮断する。

    解説:⑨で示す図記号の器具は配線用遮断器で、過電流を遮断することを目的として用いる。よってイ。地絡電流を遮断するのは漏電遮断器。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問39

  495. 問495.⑭で示す回路の漏れ電流を測定できるものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問495の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑭の回路の漏れ電流を測定できるのは、クランプ形漏れ電流計(写真イ)である。よってイ。回路計・検電器・絶縁抵抗計では漏れ電流は測定できない。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問44

  496. 問496.アナログ式回路計(電池内蔵)の測定レンジを図のように選定し測定したところ、目盛板の値を示した。測定値として、正しいものは。問496の図

    • イ.直流205V
    • ロ.抵抗4.5Ω
    • ハ.交流205V
    • ニ.直流20.5mA

    正解:ハ.交流205V

    解説:測定レンジの切換つまみが交流電圧(ACV)のレンジに合わせられており、目盛板の指針は電圧・電流の目盛で約205を指している。したがって測定値は交流205Vである。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問24

  497. 問497.絶縁抵抗計(電池内蔵)に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.絶縁抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)がある。
    • ロ.絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗計の電池が有効であることを確認する。
    • ハ.絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は、交流電圧である。
    • ニ.電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は、機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する。

    正解:ハ.絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は、交流電圧である。

    解説:絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は直流電圧である。「交流電圧である」は誤り。イ・ロ・ニは正しい。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問25

  498. 問498.次の空欄(A)、(B)及び(C)に当てはまる組合せとして、正しいものは。使用電圧が300Vを超える低圧の電路の電線相互間及び電路と大地との間の絶縁抵抗は区切ることのできる電路ごとに(A)〔MΩ〕以上でなければならない。また、当該電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱には(B)接地工事を施し、接地抵抗値は(C)〔Ω〕以下に施設することが必要である。ただし、当該電路に施設された地絡遮断装置の動作時間は0.5秒を超えるものとする。

    • イ.(A)0.4 (B)C種 (C)10
    • ロ.(A)0.4 (B)C種 (C)500
    • ハ.(A)0.2 (B)D種 (C)100
    • ニ.(A)0.4 (B)D種 (C)500

    正解:イ.(A)0.4 (B)C種 (C)10

    解説:使用電圧300V超の低圧電路の絶縁抵抗は0.4MΩ以上(A=0.4)。300V超の低圧機器の接地はC種接地工事(B=C種)。地絡遮断装置の動作時間が0.5秒を超えるため500Ωへの緩和は適用されず、C種接地抵抗は10Ω以下(C=10)。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問26

  499. 問499.単相3線式回路の漏れ電流を、クランプ形漏れ電流計を用いて測定する場合の測定方法として、正しいものは。ただし、原題では中性線を斜線で示している。

    • イ.中性線と片方の電圧線(外側線)の2本をクランプで挟む。
    • ロ.片方の電圧線(外側線)1本だけをクランプで挟む。
    • ハ.3線(2本の電圧線と中性線)すべてをまとめてクランプで挟む。
    • ニ.2本の電圧線(外側線)だけをクランプで挟み、中性線は挟まない。

    正解:ハ.3線(2本の電圧線と中性線)すべてをまとめてクランプで挟む。

    解説:漏れ電流をクランプ形漏れ電流計で測定するときは、その回路のすべての電線(単相3線式なら2本の電圧線と中性線の3本)を一括して挟む。漏れがなければ各線電流のベクトル和が0となり指示は0、地絡(漏れ)があると和が0にならず漏れ電流が測定できる。一部の線だけでは負荷電流を拾い正しく測定できない。よってハ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問27(一部改変)

  500. 問500.「電気工事士法」において、一般用電気工作物に係る工事の作業でa、bともに電気工事士でなければ従事できないものは。

    • イ.a:配電盤を造営材に取り付ける。 b:電線管を曲げる。
    • ロ.a:地中電線用の管を設置する。 b:定格電圧200Vの電力量計を取り付ける。
    • ハ.a:電線を支持する柱を設置する。 b:電線管に電線を収める。
    • ニ.a:接地極を地面に埋設する。 b:定格電圧125Vの差込み接続器にコードを接続する。

    正解:イ.a:配電盤を造営材に取り付ける。 b:電線管を曲げる。

    解説:配電盤を造営材に取り付ける作業(a)と電線管を曲げる作業(b)は、いずれも電気工事士でなければ従事できない電気工事である。よってイ。ロ・ハ・ニに含まれる電力量計の取付・地中管の設置・柱の設置・接地極の埋設・差込み接続器へのコード接続などは、電気工事士でなくてもできる軽微な工事・作業である。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問28

  501. 問501.低圧の屋内電路に使用する次の電気用品のうち、特定電気用品の組合せとして、正しいものは。 A:定格電圧200V、定格電流30Aの配線用遮断器 B:定格電圧300V、定格電流20Aのリモートコントロールリレー C:定格電圧125V、定格電流15Aのライティングダクト D:定格電圧125V、定格電流15Aの差込み接続器

    • イ.A、B
    • ロ.A、D
    • ハ.B、C
    • ニ.C、D

    正解:ロ.A、D

    解説:特定電気用品は危険・障害の発生するおそれが多い電気用品で、A(配線用遮断器)とD(差込み接続器)が該当する。B(リモートコントロールリレー)とC(ライティングダクト)は特定電気用品以外の電気用品。よってA・Dの組合せのロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問29

  502. 問502.「電気設備に関する技術基準を定める省令」で定められている交流の電圧区分で、正しいものは。

    • イ.低圧は600V以下、高圧は600Vを超え10 000V以下
    • ロ.低圧は600V以下、高圧は600Vを超え7 000V以下
    • ハ.低圧は750V以下、高圧は750Vを超え10 000V以下
    • ニ.低圧は750V以下、高圧は750Vを超え7 000V以下

    正解:ロ.低圧は600V以下、高圧は600Vを超え7 000V以下

    解説:交流の電圧区分は、低圧=600V以下、高圧=600Vを超え7 000V以下、特別高圧=7 000V超と定められている。よってロ。(直流は低圧750V以下。)

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問30

  503. 問503.①で示す部分の最少電線本数(心線数)は。問503の図

    • イ.3
    • ロ.4
    • ハ.5
    • ニ.6

    正解:ロ.4

    解説:①で示す部分を複線図に展開して電線本数を数えると、最少で4本(心線数4)となる。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問31

  504. 問504.⑨で示す部分に使用するコンセントの極配置(刃受)は。(下の図イ〜ニから選ぶ)問504の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑨で示す部分は三相200V用のコンセントで、その極配置(刃受)に対応するのは図イである。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問39

  505. 問505.⑭で示す点滅器の取付け工事に使用されることのない材料は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問505の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:⑭の点滅器(スイッチ)の取付け工事に一般的に使用されないのは写真ニである。イ・ロ・ハは当該取付け工事で使用する。よってニ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問44

  506. 問506.アナログ式回路計(電池内蔵)の回路抵抗測定に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.回路計の電池が有効であることを確認する。
    • ロ.抵抗測定レンジに切り換える。被測定物の概略値が想定される場合は、測定レンジの倍率を適正なものにする。
    • ハ.赤と黒の測定端子(テストリード)を開放し、指針が0Ωになるよう調整する。
    • ニ.被測定物に、赤と黒の測定端子(テストリード)を接続し、その時の指示値を読む。なお、測定レンジに倍率表示がある場合は、読んだ指示値に倍率を乗じて測定値とする。

    正解:ハ.赤と黒の測定端子(テストリード)を開放し、指針が0Ωになるよう調整する。

    解説:抵抗測定の0Ω調整(ゼロオーム調整)は、赤と黒のテストリードを短絡(接触)させて指針が0Ωを指すように行う。「テストリードを開放して0Ωに調整」は誤り(開放時は∞Ωを指す)。イ・ロ・ニは正しい。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問24

  507. 問507.選択肢の各図のうち、アナログ式絶縁抵抗計の表示部として、正しいものは。(下図のイ〜ニから選ぶ)問507の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:絶縁抵抗計(メガー)の目盛は、無限大(∞)から0まで、高抵抗側が広く低抵抗側が詰まった非直線目盛で、単位はMΩである。∞の表示があり100〜0MΩを非直線に配したハが正しい。ロは目盛にLEAD/LAGがあり力率計、イ・ニは直線的な目盛で絶縁抵抗計の表示部ではない。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問25

  508. 問508.接地抵抗計(電池式)に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.接地抵抗測定の前には、接地抵抗計の電池が有効であることを確認する。
    • ロ.接地抵抗測定の前には、端子間を開放して測定し、指示計の零点の調整をする。
    • ハ.接地抵抗測定の前には、接地極の地電圧が許容値以下であることを確認する。
    • ニ.接地抵抗測定の前には、補助極を適正な位置に配置することが必要である。

    正解:ロ.接地抵抗測定の前には、端子間を開放して測定し、指示計の零点の調整をする。

    解説:接地抵抗計の零点(0Ω)調整は、端子間を短絡して行う。「端子間を開放して測定し零点調整する」は誤り。イ(電池の確認)・ハ(地電圧の確認)・ニ(補助極の配置)は正しい。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問26

  509. 問509.直動式指示電気計器の目盛板に図のような記号がある。記号の意味及び測定できる回路で、正しいものは。問509の図

    • イ.永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて、直流回路で使用する。
    • ロ.永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて、交流回路で使用する。
    • ハ.可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて、直流回路で使用する。
    • ニ.可動鉄片形で目盛板を水平に置いて、交流回路で使用する。

    正解:イ.永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて、直流回路で使用する。

    解説:図の左の記号は永久磁石可動コイル形計器を、右の「—」は目盛板を水平に置いて使用することを表す。永久磁石可動コイル形は直流回路の測定に用いる。よって「永久磁石可動コイル形・水平・直流回路」のイが正しい。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問27

  510. 問510.「電気工事士法」に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.「一般用電気工作物等」とは、一般用電気工作物(電気事業法第38条第一項に規定する一般用電気工作物をいう。)及び小規模事業用電気工作物(同条第三項に規定する小規模事業用電気工作物をいう。)をいう。
    • ロ.電気工事士は、一般用電気工作物等に係る電気工事の作業に従事するときは経済産業省令で定める技術基準に適合するようにその作業をしなければならない。
    • ハ.電気工事士は、作業に従事するときは、電気工事士免状を事務所に保管していなければならない。
    • ニ.都道府県知事は、電気工事士に対し、電気工事の業務に関して報告をさせることができる。

    正解:ハ.電気工事士は、作業に従事するときは、電気工事士免状を事務所に保管していなければならない。

    解説:電気工事士は、電気工事の作業に従事するときは電気工事士免状を携帯していなければならない。「事務所に保管していなければならない」は誤り。イ(定義)・ロ(技術基準適合義務)・ニ(都道府県知事の報告徴収)は正しい。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問28

  511. 問511.低圧の屋内電路に使用する次のもののうち、特定電気用品の組合せとして、正しいものは。 A:定格電圧100V、定格電流20Aの漏電遮断器 B:定格電圧100V、定格消費電力25Wの換気扇 C:定格電圧600V、導体の太さ(直径)2.0mmの3心ビニル絶縁ビニルシースケーブル D:内径16mmの合成樹脂製可とう電線管(PF管)

    • イ.A、B
    • ロ.A、C
    • ハ.B、D
    • ニ.C、D

    正解:ロ.A、C

    解説:特定電気用品は危険・障害の発生するおそれが多い電気用品で、A(漏電遮断器)とC(定格600V以下で一定の太さ・線心以下の絶縁電線・ケーブル)が該当する。B(換気扇)とD(PF管)は特定電気用品以外の電気用品。よってA・Cの組合せのロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問29

  512. 問512.一般用電気工作物に関する記述として、誤っているものは。ただし、発電設備は電圧600V以下とする。

    • イ.低圧で受電するものであっても、出力8kWの内燃力発電設備を同一構内に施設した場合は、一般用電気工作物とならない。
    • ロ.低圧で受電するものであっても、受電用電線路以外の電線路で構外にある電気工作物と電気的に接続されているものは、一般用電気工作物とならない。
    • ハ.低圧で受電するものであっても、火薬類を製造する事業場など、設置する場所によっては、一般用電気工作物とならない。
    • ニ.高圧で受電するものは、受電電力の容量、需要設備の業種にかかわらず、一般用電気工作物とならない。

    正解:イ.低圧で受電するものであっても、出力8kWの内燃力発電設備を同一構内に施設した場合は、一般用電気工作物とならない。

    解説:出力10kW未満の内燃力を原動力とする火力発電設備は小規模発電設備に該当し、同一構内に施設しても一般用電気工作物となり得る。出力8kW(10kW未満)は一般用電気工作物となるため、「一般用電気工作物とならない」とするイは誤り。ロ・ハ・ニは正しい。よってイ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問30

  513. 問513.①で示す引込線取付点の地表上の高さの最低値〔m〕は。ただし、引込線は道路を横断せず、技術上やむを得ない場合で、交通に支障がないものとする。問513の図

    • イ.2
    • ロ.2.5
    • ハ.3
    • ニ.4

    正解:ロ.2.5

    解説:低圧引込線の取付点の高さは、原則として地表上4m以上だが、技術上やむを得ない場合で交通に支障がないときは2.5m以上まで下げることができる。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問31

  514. 問514.⑨で示す部分の最少電線本数(心線数)は。問514の図

    • イ.2
    • ロ.3
    • ハ.4
    • ニ.5

    正解:イ.2

    解説:⑨で示す部分を複線図に展開して電線本数を数えると、最少で2本(心線数2)となる。よってイ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問39

  515. 問515.⑭で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし、心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問515の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑭で示す部分の配線に必要な最少心線数を複線図から求めると、2心のケーブル2本(写真ハ)が必要となる。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問44

  516. 問516.次の①〜④は、一般用電気工作物の低圧屋内配線工事が完了したときの検査の内容を示したものである。空欄(A)、(B)及び(C)に当てはまるものの組合せとして、適切なものは。 ① 目視点検:目視で電気設備が適切に設置されているか確認する。 ② 絶縁抵抗の測定:(A)ごとに、所定の抵抗値以上であることを確認する。 ③ 接地抵抗の測定:(B)が、所定の抵抗値以下であることを確認する。 ④ 導通試験:(C)や導通チェッカーで配線の断線や、誤接続などがないか確認する。

    • イ.(A)無充電状態の回路 (B)測定接地極 (C)回路計
    • ロ.(A)充電状態の回路 (B)測定接地極 (C)検電器
    • ハ.(A)無充電状態の回路 (B)補助接地極 (C)回路計
    • ニ.(A)充電状態の回路 (B)補助接地極 (C)検電器

    正解:イ.(A)無充電状態の回路 (B)測定接地極 (C)回路計

    解説:②絶縁抵抗の測定は、電源を切った無充電状態の回路(電路)ごとに、所定の抵抗値以上であることを確認する(A=無充電状態の回路)。③接地抵抗の測定は、測定対象である測定接地極の抵抗が所定値以下であることを確認する(B=測定接地極。補助接地極は測定を補助する極で、抵抗値の合否を見る対象ではない)。④導通試験は、回路計(テスタ)や導通チェッカーで断線・誤接続の有無を確認する(C=回路計)。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問24

  517. 問517.絶縁抵抗測定が困難なので、単相100/200Vの分電盤の各分岐回路に対し、使用電圧が加わった状態で、クランプ形漏れ電流計を用いて、漏えい電流を測定した。その測定結果は、使用電圧100VのA回路は0.5mA、使用電圧200VのB回路は1.5mA、使用電圧100VのC回路は3mAであった。絶縁性能が「電気設備の技術基準の解釈」に適合している回路は。

    • イ.すべて適合している。
    • ロ.A回路とB回路が適合している。
    • ハ.A回路のみが適合している。
    • ニ.すべて適合していない。

    正解:ハ.A回路のみが適合している。

    解説:絶縁抵抗の測定が困難な場合、使用電圧を加えた状態でクランプ形漏れ電流計により漏えい電流を測定してもよく、漏えい電流が1mA以下であれば絶縁性能に適合しているとみなす。A回路0.5mA(≦1mA)は適合、B回路1.5mA・C回路3mAはいずれも1mAを超え不適合。したがって適合しているのはA回路のみで、ハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問25

  518. 問518.直読式接地抵抗計(アーステスタ)を使用して直読で接地抵抗を測定する場合、補助接地極(2箇所)の配置として、適切なものは。

    • イ.被測定接地極を端とし、一直線上に2箇所の補助接地極を順次10m程度離して配置する。
    • ロ.被測定接地極を中央にして、左右一直線上に補助接地極を5m程度離して配置する。
    • ハ.被測定接地極を端とし、一直線上に2箇所の補助接地極を順次1m程度離して配置する。
    • ニ.被測定接地極と2箇所の補助接地極を相互に5m程度離して正三角形に配置する。

    正解:イ.被測定接地極を端とし、一直線上に2箇所の補助接地極を順次10m程度離して配置する。

    解説:直読式接地抵抗計(アーステスタ)で測定するときは、被測定接地極(E)を一端とし、そこから一直線上に2箇所の補助接地極(P・C)を順次約10m程度の間隔で配置する。よってイ。間隔が短すぎる配置(ハの1m程度)や正三角形配置(ニ)、中央配置(ロ)では正しい測定ができない。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問26

  519. 問519.直読式指示電気計器の目盛板に図のような記号があった。記号の意味として正しいものは。問519の図

    • イ.永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて使用する。
    • ロ.永久磁石可動コイル形で目盛板を鉛直に立てて使用する。
    • ハ.誘導形で目盛板を水平に置いて使用する。
    • ニ.可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて使用する。

    正解:ニ.可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて使用する。

    解説:図の左の記号は可動鉄片形計器を表し、右の⊥は目盛板を鉛直に立てて使用することを表す。したがって「可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて使用する」ニが正しい。永久磁石可動コイル形(イ・ロ)や誘導形(ハ)は別の記号で表される。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問27

  520. 問520.電気の保安に関する法令についての記述として、誤っているものは。

    • イ.「電気工事士法」は、電気工事の作業に従事する者の資格及び義務を定めた法律である。
    • ロ.「電気設備に関する技術基準を定める省令」は、電気事業法の規定に基づき定められた経済産業省令である。
    • ハ.「電気用品安全法」は、電気用品の製造、販売等を規制し、電気用品の安全性を確保するために定めた法律で電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的とする。
    • ニ.「電気用品安全法」において、「一般用電気工作物等」と「自家用電気工作物」を定義している。

    正解:ニ.「電気用品安全法」において、「一般用電気工作物等」と「自家用電気工作物」を定義している。

    解説:「一般用電気工作物等」や「自家用電気工作物」を定義しているのは電気事業法であり、電気用品安全法ではない。よってニが誤り。イ(電気工事士法=作業従事者の資格・義務)、ロ(電気設備技術基準=電気事業法に基づく経済産業省令)、ハ(電気用品安全法=電気用品の製造・販売等を規制し安全性を確保)はいずれも正しい。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問28

  521. 問521.「電気用品安全法」の適用を受ける次の電気用品のうち、特定電気用品は。

    • イ.定格電流20Aの配線用遮断器
    • ロ.消費電力30Wの換気扇
    • ハ.外径19mmの金属製の電線管
    • ニ.消費電力1kWの電気ストーブ

    正解:イ.定格電流20Aの配線用遮断器

    解説:特定電気用品は、構造や使用方法から危険又は障害の発生するおそれが多い電気用品で、配線用遮断器(定格100A以下)はこれに該当する。換気扇(ロ)・金属製の電線管(ハ)・電気ストーブ(ニ)は特定電気用品以外の電気用品である。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問29

  522. 問522.「電気設備に関する技術基準を定める省令」に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.電圧の種別である低圧、高圧及び特別高圧を規定している。
    • ロ.電気設備は、感電、火災その他人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えるおそれがないように施設しなければならないと規定している。
    • ハ.「電線」とは、電気使用場所において施設する電線(電気機械器具内の電線及び電線路の電線を除く。)をいうと定義している。
    • ニ.「電気機械器具」とは、電路を構成する機械器具をいうと定義している。

    正解:ハ.「電線」とは、電気使用場所において施設する電線(電気機械器具内の電線及び電線路の電線を除く。)をいうと定義している。

    解説:電気設備に関する技術基準を定める省令(電技省令)では、「電線」を強電流電気の伝送に使用する電気導体等と定義しており、「電気使用場所において施設する電線」のように場所を限定してはいない。ハの記述は屋内配線等の限定的な定義に近く、電技省令の「電線」の定義としては誤り。イ(電圧の種別)、ロ(危害・損傷防止の施設義務)、ニ(電気機械器具の定義)はいずれも正しい。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問30

  523. 問523.①で示す部分の工事方法として、適切なものは。問523の図

    • イ.金属可とう電線管工事
    • ロ.金属線ぴ工事
    • ハ.600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形を使用したケーブル工事
    • ニ.金属管工事

    正解:ハ.600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形を使用したケーブル工事

    解説:①で示す部分は引込口から屋内へ至る配線を示す。この部分には600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)を用いたケーブル工事が適切である。金属線ぴ工事(ロ)は乾燥した展開・点検できる屋内に限られ、この部分には適さない。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問31

  524. 問524.⑨で示す部分の電路と大地間の絶縁抵抗として、許容される最小値〔MΩ〕は。問524の図

    • イ.0.1
    • ロ.0.2
    • ハ.0.3
    • ニ.0.4

    正解:イ.0.1

    解説:⑨で示す部分は単相200Vのルームエアコン回路だが、単相3線式(1φ3W)方式のため対地電圧は100V(150V以下)である。電路と大地間の絶縁抵抗の最小値は、対地電圧150V以下で0.1MΩと定められている。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問39

  525. 問525.⑭で示す図記号の器具は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問525の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑭で示す部分は単相200V回路の配線用遮断器である。単相200V(1φ3W間)は2線とも電圧線となるため、過電流引外し素子が2極2素子(2P2E)のものを用いる。写真イが2P2Eの配線用遮断器で、これが該当する。ロ・ハは漏電遮断器、ニは2P1Eのため異なる。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問44

  526. 問526.漏電遮断器は、過電流を検出して回路を遮断する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。漏電遮断器は「地絡電流(漏電)」を検出(過電流は配線用遮断器の役割)。

  527. 問527.配線用遮断器(ブレーカー)は、過電流のみを遮断し、短絡電流は遮断できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。配線用遮断器は「過電流と短絡電流の両方」を遮断可能(重要保護機能)。

  528. 問528.次のうち、接地工事の種類と接地抵抗値の組み合わせで正しいものはどれか。

    • ア.D種接地工事 — 10Ω以下
    • イ.D種接地工事 — 100Ω以下
    • ウ.C種接地工事 — 100Ω以下
    • エ.A種接地工事 — 100Ω以下

    正解:イ.D種接地工事 — 100Ω以下

    解説:D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下です。300V以下の低圧用機器の接地に使用されます。

  529. 問529.蛍光灯の点灯に必要な安定器の役割として正しいものはどれか。

    • ア.交流を直流に変換する
    • イ.電圧を200Vに昇圧する
    • ウ.電流を制限し安定した放電を維持する
    • エ.力率を0にする

    正解:ウ.電流を制限し安定した放電を維持する

    解説:安定器は蛍光灯に流れる電流を制限し、安定した放電状態を維持する役割があります。

  530. 問530.LED照明は白熱電球に比べて消費電力が大きい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。LED照明は白熱電球に比べて消費電力が小さく(約1/7〜1/8)、発熱も少ないのが特徴です。

  531. 問531.電磁開閉器は、電磁接触器と漏電遮断器の組み合わせである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電磁開閉器は「電磁接触器+サーマルリレー」(漏電遮断器ではない)。

  532. 問532.タイムスイッチの用途として正しいものはどれか。

    • ア.電圧を変換する
    • イ.過電流を検出する
    • ウ.漏電を検出する
    • エ.設定時刻に自動的に電源を入切する

    正解:エ.設定時刻に自動的に電源を入切する

    解説:タイムスイッチはあらかじめ設定した時刻に自動的に電源のON/OFFを行う装置です。

  533. 問533.埋込連用取付枠に取り付けられるコンセントやスイッチは最大5個である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。埋込連用取付枠は「最大3個」(5個ではない)。

  534. 問534.VVFストリッパは何に使用する工具か。

    • ア.VVFケーブルの被覆を剥く
    • イ.電線管を曲げる
    • ウ.リングスリーブを圧着する
    • エ.電線を測定する

    正解:ア.VVFケーブルの被覆を剥く

    解説:VVFストリッパはVVFケーブルのシースや絶縁被覆を簡単に剥くための専用工具です。

  535. 問535.圧着工具に「JIS C 9711適合品」の表示がないものでリングスリーブを圧着してもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。リングスリーブの圧着にはJIS C 9711に適合した圧着工具を使用する必要があります。

  536. 問536.ウォーターポンププライヤの用途として正しいものはどれか。

    • ア.リングスリーブの圧着
    • イ.金属管のロックナットの締め付け
    • ウ.電線の被覆剥き
    • エ.電線管の切断

    正解:イ.金属管のロックナットの締め付け

    解説:ウォーターポンププライヤは金属管工事でロックナットやブッシングの締め付けに使用します。

  537. 問537.検電器は、電線の太さを測定するために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。検電器は「電路の充電(電圧)の有無を確認」(太さ測定はノギス等)。

  538. 問538.クランプメータは、電線を切断して電流を測定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。クランプメータは「電線を切断せず(クランプして)」電流測定(切断は不要)。

  539. 問539.次のうち、絶縁抵抗計(メガー)で測定するものはどれか。

    • ア.接地抵抗
    • イ.電路の電流値
    • ウ.電路の絶縁抵抗
    • エ.電圧の波形

    正解:ウ.電路の絶縁抵抗

    解説:絶縁抵抗計(メガー)は電路の絶縁抵抗値をMΩ(メガオーム)単位で測定する計器です。

  540. 問540.変圧器(トランス)は、直流の電圧を変換する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。変圧器は「交流」の電圧を変換(直流は電磁誘導が起きないため変圧不可)。

  541. 問541.電線管の太さ(呼び径)で「E19」のEは何を表しているか。

    • ア.ねじなし電線管
    • イ.合成樹脂管
    • ウ.厚鋼電線管
    • エ.薄鋼電線管

    正解:ア.ねじなし電線管

    解説:「E」はねじなし電線管(E管)を表します。薄鋼電線管はC、厚鋼電線管はG、合成樹脂製可とう電線管はPF・CDで区別します。

  542. 問542.PF管はポリエチレン製の可とう性のある電線管である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。PF管は合成樹脂製可とう電線管で、素材は主にポリプロピレンまたは塩化ビニルです。自己消火性があります。

  543. 問543.回路計(テスタ)で測定できないものはどれか。

    • ア.絶縁抵抗
    • イ.直流電圧
    • ウ.交流電圧
    • エ.導通抵抗

    正解:ア.絶縁抵抗

    解説:絶縁抵抗の測定には専用の絶縁抵抗計(メガー)が必要です。回路計では絶縁抵抗は測定できません。

  544. 問544.コンセントの定格表示「15A 125V」は、最低15A・125V必要であることを示す。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。定格表示は「最大」使用範囲(最低ではない)。15A・125Vを超えてはならない。

  545. 問545.接地極付コンセントの接地端子には何色の電線を接続するか。

    • ア.白
    • イ.緑
    • ウ.赤
    • エ.黒

    正解:イ.緑

    解説:接地線は緑色または緑/黄のストライプの電線を使用し、接地端子に接続します。

  546. 問546.単相誘導電動機は、起動時にコンデンサを利用して回転磁界をつくるものがある。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサ始動式やコンデンサ運転式の単相誘導電動機は、コンデンサで位相差をつくり回転磁界を発生させて起動します。

  547. 問547.三相誘導電動機のスターデルタ始動法は、始動電流を全電圧始動の1/2に低減する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。スターデルタ始動は「1/3に低減」(1/2ではない)。

  548. 問548.変圧器の巻数比10:1のとき、一次側100Vに対して二次側は1,000Vとなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。巻数比10:1なら「二次側10V」(巻数比=電圧比)。1,000Vは10:1ではなく1:10。

  549. 問549.進相コンデンサは、回路の力率を悪化させるために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。進相コンデンサは「力率改善」用(悪化させるためではない)。遅れ無効電力を打ち消す。

  550. 問550.電力用ヒューズは、過電流が流れると溶断して回路を保護するが、繰り返し使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ヒューズは一度溶断すると再使用できません。溶断後は新しいヒューズに交換する必要があります。繰り返し使用できるのは配線用遮断器です。

  551. 問551.2極のタンブラスイッチは、3相200V回路の開閉に使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。2極スイッチは「単相200V回路」(3相は3極)。

  552. 問552.3路スイッチは、1か所から照明を入切するために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3路スイッチは「2か所から」入切(階段の上下等)。1か所は片切スイッチ。

  553. 問553.4路スイッチは、単独で使用して4か所から照明を入切できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。4路スイッチは「3路スイッチと組み合わせて」3か所以上の入切(単独不可)。

  554. 問554.漏電遮断器の人体感電保護用は、定格感度電流100mAのものである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。人体感電保護は「30mA以下」(高感度形)。100mAでは保護不十分。

  555. 問555.サーマルリレーは、モーターの過負荷による過熱を検出して保護する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:サーマルリレーはバイメタルの熱膨張を利用して過電流(過負荷)を検出し、電磁接触器を開放してモーターを焼損から保護します。

  556. 問556.零相変流器(ZCT)は、配線用遮断器の内部で過電流を検出する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ZCTは「漏電遮断器の内部で地絡電流」を検出(過電流ではない)。

  557. 問557.電力量計(積算電力計)は、使用した電力量(kWh)を積算して計量する。

    正解:○(正しい)

    解説:電力量計は電力と時間の積を積算し、消費した電力量をkWh単位で計量する計器です。電力会社の料金算出に使用されます。

  558. 問558.白熱電球のフィラメントはタングステン製であり、発光効率はLEDより高い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。白熱電球のフィラメントはタングステン製ですが、発光効率は約15lm/W程度でLED(100lm/W以上)に比べて大幅に低いです。

  559. 問559.インバータ式蛍光灯は、低周波で点灯させるためちらつきが多い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。インバータ式は「高周波で点灯しちらつきが少ない」(記述が逆)。

  560. 問560.配線用遮断器(MCCB)のトリップ方式として、熱動式と電磁式の2つの要素を持つものがある。

    正解:○(正しい)

    解説:一般的な配線用遮断器は、過電流にはバイメタルの熱動式、短絡電流には電磁式の2要素で動作する熱動電磁式が使われています。

  561. 問561.ネオン変圧器は、二次側が低電圧の特殊な変圧器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ネオン変圧器は「二次側が高電圧(数千V)」(低電圧ではない)。ネオン管点灯用。

  562. 問562.調光器は、蛍光灯の明るさを調整するために使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。調光器は「白熱電球」の調光が一般的(蛍光灯はインバータ式等で調光可だが原則白熱)。

  563. 問563.パイロットランプの異時点滅は、スイッチONでランプ点灯する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。異時点滅は「スイッチOFFでランプ点灯」(場所表示用、ON時ランプOFF)。

  564. 問564.防雨形コンセントは、屋内で水気のない場所での使用を目的としたコンセントである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。防雨形は「屋外で雨がかかる場所」用(屋内乾燥場所用ではない)。

  565. 問565.ホルソは、電線を切断するための工具である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ホルソは「アウトレットボックスに穴をあける」工具(切断はクリッパ・ペンチ)。

  566. 問566.ボルトクリッパは、絶縁被覆を剥がす工具である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ボルトクリッパは「太い電線・小ねじを切断」する工具(被覆剥ぎはストリッパ)。

  567. 問567.次のうち、三相誘導電動機の回転速度を求める式として正しいものはどれか(f:周波数、p:極数、s:すべり)。

    • ア.N = 60f(1−s)/p
    • イ.N = 120fp/(1−s)
    • ウ.N = 120f(1−s)/p
    • エ.N = f(1−s)/(120p)

    正解:ウ.N = 120f(1−s)/p

    解説:同期速度Ns = 120f/p に対し、実際の回転速度はすべりを考慮して N = 120f(1−s)/p [min⁻¹] です。

  568. 問568.変圧器の一次側巻線が200回、二次側巻線が100回のとき、一次側に200Vを加えた場合の二次側電圧はどれか。

    • ア.50V
    • イ.400V
    • ウ.200V
    • エ.100V

    正解:エ.100V

    解説:V2 = V1 × N2/N1 = 200 × 100/200 = 100V です。

  569. 問569.次のうち、リモコンリレー(ワンタッチリレー)の用途として正しいものはどれか。

    • ア.複数箇所から集中制御で照明を入切する
    • イ.電圧を変換する
    • ウ.漏電を検出する
    • エ.電力量を計量する

    正解:ア.複数箇所から集中制御で照明を入切する

    解説:リモコンリレーは分電盤付近に設置し、リモコンスイッチからの信号で照明の入切を集中制御するリレーです。

  570. 問570.接地端子付コンセントの記号として正しいものはどれか。

    • ア.EET
    • イ.E
    • ウ.ET
    • エ.ELB

    正解:ウ.ET

    解説:接地端子付コンセントは図記号「ET」で表されます。E=接地極付、EET=接地極付接地端子付、ELB=漏電遮断器です。

  571. 問571.低圧進相コンデンサに直列リアクトルを設置する主な目的はどれか。

    • ア.電圧を降圧する
    • イ.力率を低下させる
    • ウ.高調波電流の拡大を防止する
    • エ.漏電を防止する

    正解:ウ.高調波電流の拡大を防止する

    解説:直列リアクトルは進相コンデンサに直列に接続し、コンデンサへの高調波電流の流入を抑制して回路の高調波障害を防止します。

  572. 問572.モーターブレーカー(MPCB)の機能として正しいものはどれか。

    • ア.力率改善を行う
    • イ.漏電保護のみを行う
    • ウ.電圧変換を行う
    • エ.モーターの過負荷・短絡保護の両方を行う

    正解:エ.モーターの過負荷・短絡保護の両方を行う

    解説:モーターブレーカー(MPCB)は配線用遮断器にモーター保護特性を持たせたもので、過負荷保護と短絡保護の両機能を1台で実現します。

  573. 問573.JIS C 0303 の屋内配線用図記号で「●」(黒丸・数字の傍記なし)が表す器具はどれか。

    • ア.ジョイントボックス(接続点)
    • イ.コンセント
    • ウ.スイッチ
    • エ.照明器具

    正解:ウ.スイッチ

    解説:JIS C 0303(構内電気設備の配線用図記号)で「●」は点滅器(スイッチ)の基本記号である。数字を添えない「●」が片切スイッチ、「●3」が3路スイッチ、「●4」が4路スイッチを表し、傍記でWP(防雨形)・H(位置表示灯内蔵)・L(確認表示灯内蔵)などを区別する。ジョイントボックス(アウトレットボックス)は●ではなく別のボックス類の記号で表すので混同しないこと。コンセントは二又の記号、照明器具は○を基本とする記号で、いずれも●ではない。

  574. 問574.電動機の定格出力が2.2kWの場合、200V三相回路での全負荷電流は約何Aか(効率と力率の積を0.75とする)。

    • ア.5.7A
    • イ.8.5A
    • ウ.11A
    • エ.15A

    正解:イ.8.5A

    解説:I = P / (√3 × V × η × cosθ) = 2200 / (1.732 × 200 × 0.75) ≒ 2200 / 259.8 ≒ 8.5A です。

  575. 問575.配線器具の記号で「H」が表すものはどれか。

    • ア.防水コンセント
    • イ.3路スイッチ
    • ウ.位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ)
    • エ.タイムスイッチ

    正解:ウ.位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ)

    解説:スイッチの記号に「H」が付くものは位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ=スイッチがオフのとき点灯し暗所で位置を示す)を表します。オンのとき点灯する確認表示灯内蔵スイッチは「L(パイロットランプ)」です。

  576. 問576.パイロットランプの同時点滅は、スイッチOFFでランプ点灯する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。同時点滅は「スイッチON=ランプ点灯」(負荷と同時動作)。OFF点灯は異時点滅。

  577. 問577.PF管は自己消火性がなく、CD管は自己消火性がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。自己消火性はPF管が「あり」・CD管が「なし」で、本文は逆。色はCD管がオレンジ色(だいだい色)、PF管はグレー・ベージュ・黒色等である。

  578. 問578.電磁接触器は、電磁石を使わず手動で主接点を開閉する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電磁接触器は「電磁石の吸引力で開閉」(手動操作不要、電気信号で動作)。

  579. 問579.計器用変流器(CT)は、大電流を小電流に変換して電流計で測定するための機器である。

    正解:○(正しい)

    解説:計器用変流器(CT)は大電流の回路に設置し、二次側に5A等の小電流を出力して電流計やリレーに供給します。一次側の電流を安全に測定できます。

  580. 問580.計器用変流器(CT)の二次側を開放しても、特に問題はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CT二次側「開放禁止」(高電圧発生で機器破損・感電危険)。短絡が安全。

  581. 問581.分電盤には、主幹ブレーカーと分岐ブレーカーが収められている。

    正解:○(正しい)

    解説:分電盤は主幹ブレーカー(漏電遮断器が一般的)と複数の分岐ブレーカー(配線用遮断器)を収めたもので、電力を各回路に分配します。

  582. 問582.分電盤の分岐ブレーカーには、回路名称を表示することが推奨されている。

    正解:○(正しい)

    解説:分電盤の各分岐ブレーカーには「台所コンセント」「洋室照明」など回路名称を表示し、点検や事故時に回路を特定しやすくすることが推奨されています。

  583. 問583.接地極は、なるべく乾燥した場所に埋設するのがよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。接地極は「水分を含んだ湿気のある場所」が良い(接地抵抗下げる、乾燥は不可)。

  584. 問584.漏電遮断器にはテストボタンが付いており、定期的に動作確認を行うことが推奨される。

    正解:○(正しい)

    解説:漏電遮断器のテストボタンを押すと擬似的に漏電状態をつくり、遮断器が正常に動作するか確認できます。月1回程度のテストが推奨されています。

  585. 問585.引掛シーリングローゼットは、照明器具を天井に取り付けるための接続器具である。

    正解:○(正しい)

    解説:引掛シーリングローゼットは天井に取り付ける照明器具用の接続器具で、照明器具のプラグを差し込むだけで機械的固定と電気的接続ができます。

  586. 問586.ワイドハンドル形スイッチは、操作面が大きいため手のひらや肘でも操作しやすい。

    正解:○(正しい)

    解説:ワイドハンドル形スイッチは操作面(ハンドル)が大きく設計されており、手のひらや肘など手指以外でも操作でき、バリアフリーにも対応しています。

  587. 問587.遅延スイッチは、スイッチをOFFにしてから一定時間後に照明が消灯する機能を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:遅延スイッチ(遅れスイッチ)はOFF操作後、設定した時間だけ照明を点灯し続けてから消灯します。トイレや廊下の換気扇連動などに使用されます。

  588. 問588.自動点滅器は、周囲の明るさに応じて照明を自動的にON/OFFする器具である。

    正解:○(正しい)

    解説:自動点滅器はCdSセル等の光センサで周囲の明るさを検知し、暗くなると自動でON、明るくなるとOFFにする器具です。門灯や防犯灯に使用されます。

  589. 問589.人感センサ付きスイッチは、赤外線で人の動きを検知して照明を点灯させる。

    正解:○(正しい)

    解説:人感センサ付きスイッチは焦電型赤外線センサで人体から発する赤外線の変化を検知し、自動的に照明をONにします。省エネや防犯に有効です。

  590. 問590.埋込型コンセントの取付枠には、金属製とプラスチック製があるが、どちらもD種接地工事が必要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属製の取付枠にはD種接地工事が必要ですが、プラスチック製(合成樹脂製)の取付枠は絶縁物なので接地工事は不要です。

  591. 問591.リモコンスイッチの操作電圧は、一般的に200V以上の高電圧が使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。リモコン操作電圧は「24V以下の低電圧」(高電圧は感電リスク)。

  592. 問592.高圧カットアウト(PC)は、低圧回路の過電流保護に使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。高圧カットアウトは「高圧回路(6.6kV等)」の過電流保護(低圧ではない)。

  593. 問593.CVTケーブルは、3本のCV単心ケーブルをより合わせた構造のケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:CVT(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシーストリプレックス形)ケーブルは、3本のCV単心ケーブルをより合わせた三相用ケーブルです。柔軟性に優れています。

  594. 問594.電線の公称断面積が5.5mm²の場合、許容電流は断面積2mm²の電線より大きい。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。許容電流は電線の断面積が大きいほど大きくなります。5.5mm²の許容電流は約49A、2mm²は約27A(IV電線・30℃基準)です。

  595. 問595.端子台への電線接続で、ねじ締め式の場合は適正トルクで締め付けることが重要である。

    正解:○(正しい)

    解説:端子台のねじ締めが弱いと接触不良による発熱・火災の原因になり、強すぎると電線の損傷や端子の破損を招きます。適正トルクでの締め付けが重要です。

  596. 問596.ケーブルグランドは、ケーブルをボックスに導入する際の固定と防水に使用される。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルグランド(防水パッキン付きコネクタ)はケーブルをボックスに導入する際にケーブルを固定し、水や粉塵の侵入を防ぐ部品です。

  597. 問597.PF管とCD管の外観上の最も明確な違いはどれか。

    • ア.CD管は黒色である
    • イ.PF管はオレンジ色である
    • ウ.CD管はオレンジ色である
    • エ.PF管は白色のみである

    正解:ウ.CD管はオレンジ色である

    解説:CD管はオレンジ色(だいだい色)で一目で識別できます。PF管はグレー、ベージュ、黒色など複数の色があります。

  598. 問598.電磁開閉器(MC+THR)において、サーマルリレーが動作(トリップ)する原因はどれか。

    • ア.モーターの正常運転
    • イ.電源電圧の低下
    • ウ.電源周波数の変動
    • エ.モーターの過負荷による過電流

    正解:エ.モーターの過負荷による過電流

    解説:サーマルリレーはバイメタルの熱変形を利用して過電流を検出します。モーターの過負荷により定格を超える電流が流れるとバイメタルが変形してトリップします。

  599. 問599.計器用変圧器(VT)の用途として正しいものはどれか。

    • ア.高電圧を低電圧に変換して電圧計で測定する
    • イ.大電流を小電流に変換する
    • ウ.電力量を積算する
    • エ.力率を改善する

    正解:ア.高電圧を低電圧に変換して電圧計で測定する

    解説:計器用変圧器(VT: Voltage Transformer)は高電圧の回路から低電圧(通常110V)を取り出し、電圧計や電力計などの計器に供給します。

  600. 問600.分電盤の主幹ブレーカーに漏電遮断器が使用される主な理由はどれか。

    • ア.電気料金を節約する
    • イ.漏電事故による感電・火災を防止する
    • ウ.雷サージを防ぐ
    • エ.電圧変動を抑える

    正解:イ.漏電事故による感電・火災を防止する

    解説:主幹に漏電遮断器を設置することで、住宅全体の漏電(地絡)を検出し、感電事故や漏電火災を防止します。

  601. 問601.次のうち、接地工事の種類で低圧電気機器(300V以下)に施すものはどれか。

    • ア.B種接地工事
    • イ.A種接地工事
    • ウ.D種接地工事
    • エ.C種接地工事

    正解:ウ.D種接地工事

    解説:D種接地工事は使用電圧300V以下の低圧電気機器の外箱や金属管などに施します。A種は高圧、B種は変圧器の中性点、C種は300V超の低圧に適用します。

  602. 問602.開閉器の図記号で「S」が表す開閉器はどれか。

    • ア.漏電遮断器
    • イ.電磁開閉器
    • ウ.配線用遮断器
    • エ.タンブラスイッチ(壁スイッチ)

    正解:エ.タンブラスイッチ(壁スイッチ)

    解説:配線図の図記号で「S」はタンブラスイッチ(単極スイッチ)を表します。電磁開閉器はMC、配線用遮断器はMCCBまたはB、漏電遮断器はELBです。

  603. 問603.写真で見分けるとき、リングスリーブ用圧着工具の柄の色はどれか。

    • ア.黄色
    • イ.赤色
    • ウ.青色
    • エ.緑色

    正解:ア.黄色

    解説:JIS C 9711適合のリングスリーブ用圧着工具の柄は黄色です。圧着端子用は赤色の柄なので、色で区別できます。

  604. 問604.配線図記号で「WP」が表すものはどれか。

    • ア.防水形スイッチ
    • イ.防雨形コンセント
    • ウ.ワイドパネル
    • エ.壁付コンセント

    正解:イ.防雨形コンセント

    解説:WPは「Waterproof(防雨形)」の略で、コンセント記号にWPが付くと防雨形コンセントを表します。

  605. 問605.合成樹脂管工事で使用するTSカップリングの「TS」が意味するものはどれか。

    • ア.可とう性を示す
    • イ.耐熱を示す
    • ウ.接着接合を示す(Taper Sizing)
    • エ.防水を示す

    正解:ウ.接着接合を示す(Taper Sizing)

    解説:TSはTaper Sizing(テーパーサイジング)の略で、接着剤による接合方式を示します。TS継手は硬質塩化ビニル管(VE管)用の接着接合部品です。

  606. 問606.三相誘導電動機のスターデルタ始動法は、始動電流を直入れ始動の1/3に抑えることができる。

    正解:○(正しい)

    解説:スターデルタ始動では始動時Y結線にして相電圧を1/√3に下げるため、始動電流・始動トルクが直入れ始動の1/3になります。

  607. 問607.三相誘導電動機の直入れ始動(全電圧始動)は、始動電流が定格電流の5~7倍程度流れる。

    正解:○(正しい)

    解説:三相誘導電動機の始動電流は通常、定格電流の5~7倍と大きくなるため、容量が大きい電動機では始動電流を抑える工夫が必要です。

  608. 問608.進相コンデンサを電動機と並列に接続することで、力率を改善できる。

    正解:○(正しい)

    解説:進相コンデンサは進み無効電力を供給し、電動機の遅れ無効電力を打ち消すことで力率を改善します。

  609. 問609.進相コンデンサには、放電抵抗または放電コイルを設ける必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:進相コンデンサは電源遮断後も電荷が残り感電の危険があるため、放電抵抗または放電コイルで残留電荷を速やかに放電する必要があります。

  610. 問610.誘導灯は、停電時に非常電源に自動的に切り替わり点灯する照明設備である。

    正解:○(正しい)

    解説:誘導灯は消防法により設置が義務付けられた避難用照明で、停電時には内蔵または別置の非常電源で20分以上点灯します。

  611. 問611.HID灯(高輝度放電灯)は、点灯直後にすぐ最大の明るさになる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。HID灯(水銀灯・メタルハライドランプ・高圧ナトリウム灯)は始動に数分、再始動に10分程度かかり、すぐには最大光束になりません。

  612. 問612.インバータは、直流を交流に変換する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:インバータ(逆変換装置)は直流を交流に変換し、周波数・電圧を制御します。電動機の速度制御や太陽光発電システム等で使用されます。

  613. 問613.インバータで三相誘導電動機を制御すると、周波数を変えることで回転速度を調整できる。

    正解:○(正しい)

    解説:インバータによる可変電圧可変周波数(VVVF)制御では、Ns = 120f/p より周波数fを変えて回転速度を連続的に制御できます。

  614. 問614.コンバータは、交流を直流に変換する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:コンバータ(順変換装置・整流器)は交流を直流に変換する装置です。整流用ダイオード等が使用されます。

  615. 問615.電磁調理器(IHクッキングヒーター)は、電磁誘導により鍋自体を発熱させる。

    正解:○(正しい)

    解説:IHクッキングヒーターは高周波磁界を発生させ、鍋底に渦電流を誘起して鍋自体を発熱させます。

  616. 問616.単相誘導電動機は、始動時に自ら回転を始めることができる(補助装置なしで)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相誘導電動機は始動トルクがないため、始動コンデンサやくま取りコイル等の始動装置が必要です。

  617. 問617.小容量の単相誘導電動機には、コンデンサ始動形が広く使用されている。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサ始動形はコンデンサで位相をずらして回転磁界を作り、始動トルクを得る方式で家庭用ポンプやファン等に多用されます。

  618. 問618.EM-EEFケーブルは、エコマテリアル系の架橋ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:EM-EEFは「エコマテリアル」シリーズで鉛やハロゲンを含まず、燃焼時に有害ガスを発生しにくい環境配慮型ケーブルです。

  619. 問619.VVRケーブルは、丸形の外装をもつビニル絶縁ビニルシースケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:VVR(ビニル絶縁ビニルシース丸形)ケーブルは断面が丸形のケーブルで、屋内・屋外の低圧配線に広く使用されます。

  620. 問620.CVケーブルは、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルの略である。

    正解:○(正しい)

    解説:CVケーブル(Crosslinked Polyethylene insulated Vinyl sheathed)は架橋ポリエチレン絶縁・ビニルシースのケーブルで、高い耐熱性と絶縁性を持ちます。

  621. 問621.HIV電線は、通常のIV電線より耐熱性が高い。

    正解:○(正しい)

    解説:HIV電線(二種ビニル絶縁電線)はIV電線(60℃)より高い75℃の最高許容温度を持ち、高温の場所や電熱器具の配線に使用されます。

  622. 問622.通常の配線用遮断器の定格遮断容量は、回路の予想短絡電流より大きい必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:遮断器は予想される短絡電流を安全に遮断できる定格遮断容量を持つものを選定する必要があります。

  623. 問623.リングスリーブの刻印は、圧着後にその圧着が適正であることを示す。

    正解:○(正しい)

    解説:リングスリーブ圧着後に残る刻印(○、小、中、大)は、使用した圧着ダイスの種類と圧着の適正を示します。

  624. 問624.リングスリーブ「中」の圧着ダイスの刻印は「中」である。

    正解:○(正しい)

    解説:リングスリーブ刻印:特小=○、小=小、中=中、大=大、のルールで中スリーブには「中」の刻印を使用します。

  625. 問625.エントランスキャップは、屋外で電線管の端部に取り付けて雨水の侵入を防ぐ部品である。

    正解:○(正しい)

    解説:エントランスキャップは金属管の管端に取り付けて電線を引き出す際、雨水が管内に侵入するのを防ぐ屋外用の部品です。

  626. 問626.ターミナルキャップは、電線管の管端において垂直に電線を引き出すときに用いる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ターミナルキャップは水平方向に電線を引き出すのに用います。垂直引き出しにはエントランスキャップを使用します。

  627. 問627.ロックナットは、金属管をボックスに固定するためのねじ付きナットである。

    正解:○(正しい)

    解説:ロックナットは金属管の管端のねじに取り付け、ボックス内側から締め込んで管を固定する部品です。

  628. 問628.圧着端子(R型端子)は、電線の端に圧着して端子台にねじ止めするために使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:圧着端子(R型:丸型端子、Y型:Y字型端子)は電線の末端に圧着工具で取り付け、端子台のねじで固定するために使用します。

  629. 問629.電動機用プーリは、ベルトで動力を伝達するための車状部品である。

    正解:○(正しい)

    解説:プーリ(滑車)は電動機のシャフトに取り付け、Vベルト等で他の機械に動力を伝達するための部品です。

  630. 問630.自動販売機に内蔵される電気機器には、通常、漏電遮断器による保護が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:屋外や水気のある場所の自動販売機は感電リスクが高いため、漏電遮断器による保護が電技解釈で義務付けられています。

  631. 問631.電気温水器は、ヒーター方式とヒートポンプ方式に大別される。

    正解:○(正しい)

    解説:電気温水器は電熱ヒーター方式(直接加熱)と、エコキュートなどヒートポンプ方式(効率的)があり、後者の方が省エネです。

  632. 問632.サーミスタは、温度変化により抵抗値が変化する素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:サーミスタは温度で抵抗値が変化する半導体素子で、NTC(負特性)型とPTC(正特性)型があり、温度センサとして広く使用されます。

  633. 問633.フォトトランジスタは、光を受けてコレクタ電流が変化する半導体素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:フォトトランジスタは光量に応じてコレクタ電流が変化する素子で、光センサやフォトカプラ等に使用されます。

  634. 問634.サイリスタ(SCR)は、ゲート信号で導通状態にできる整流素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:サイリスタはアノード・カソード・ゲートの3端子を持ち、ゲート信号でON(導通)にできる半導体素子です。電力制御に使用されます。

  635. 問635.トライアック(TRIAC)は、交流の両方向に導通できるサイリスタである。

    正解:○(正しい)

    解説:トライアックは双方向性3端子サイリスタで、交流の両半サイクルに対して制御でき、調光器や電動工具の速度制御等に使われます。

  636. 問636.変圧器の一次・二次巻線の絶縁抵抗測定には、絶縁抵抗計(メガー)を使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:変圧器巻線間・巻線-大地間の絶縁抵抗測定には絶縁抵抗計(メガー)を使用します。使用電圧に応じた定格測定電圧のものを選びます。

  637. 問637.進相コンデンサに流れる電流は、電圧より90度位相が進んでいる。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサに流れる電流は電圧より90度位相が進みます。この特性を利用して遅れ力率の改善に使用されます。

  638. 問638.三相誘導電動機をY-Δ始動したとき、直入れ始動に対する始動電流の比はいくらか。

    • ア.1/√3
    • イ.1/2
    • ウ.1/√2
    • エ.1/3

    正解:エ.1/3

    解説:Y-Δ始動の始動電流は直入れ始動の1/3になります(始動トルクも1/3)。

  639. 問639.低圧電動機の過負荷保護装置として一般的なものはどれか。

    • ア.サーマルリレー(熱動継電器)
    • イ.漏電遮断器
    • ウ.避雷器
    • エ.ヒューズ

    正解:ア.サーマルリレー(熱動継電器)

    解説:サーマルリレー(熱動継電器)はバイメタルの熱変形で過負荷電流を検出し、電磁接触器をトリップさせて電動機を停止させます。

  640. 問640.次の電線のうち、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルを表す記号はどれか。

    • ア.VVF
    • イ.CV
    • ウ.VVR
    • エ.IV

    正解:イ.CV

    解説:CV(Crosslinked polyethylene insulated Vinyl sheathed)は架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルの記号です。

  641. 問641.耐熱性が最も高い電線はどれか。

    • ア.IV
    • イ.VVF
    • ウ.HIV
    • エ.DV

    正解:ウ.HIV

    解説:HIV(二種ビニル絶縁電線、最高許容温度75℃)はIV(60℃)・VVF(60℃)・DV(60℃)より耐熱性が高いです。

  642. 問642.インバータ(VVVF制御)の主な用途はどれか。

    • ア.絶縁抵抗の測定
    • イ.直流電動機の整流
    • ウ.力率の改善
    • エ.三相誘導電動機の速度制御

    正解:エ.三相誘導電動機の速度制御

    解説:VVVFインバータは三相誘導電動機の可変速制御に使用され、エレベータ、ポンプ、ファン等の省エネに貢献します。

  643. 問643.進相コンデンサの放電抵抗の主な目的はどれか。

    • ア.電源遮断後の残留電荷を放電して感電を防ぐ
    • イ.力率を改善する
    • ウ.突入電流を抑制する
    • エ.発熱を防ぐ

    正解:ア.電源遮断後の残留電荷を放電して感電を防ぐ

    解説:放電抵抗は電源切離し後にコンデンサの残留電荷を速やかに放電し、保守点検時の感電事故を防止します。

  644. 問644.サイリスタを用いた位相制御の用途として正しいものはどれか。

    • ア.変圧器の昇圧
    • イ.白熱電球の調光
    • ウ.漏電検出
    • エ.絶縁抵抗測定

    正解:イ.白熱電球の調光

    解説:サイリスタ(またはトライアック)による位相制御は、白熱電球の調光器や電動工具の速度制御などに使用されます。

  645. 問645.写真で配線用遮断器と漏電遮断器を見分ける最もわかりやすい特徴はどれか。

    • ア.配線用遮断器は大きい
    • イ.漏電遮断器は2極のみ
    • ウ.漏電遮断器にはテストボタンがある
    • エ.両者に外観上の違いはない

    正解:ウ.漏電遮断器にはテストボタンがある

    解説:漏電遮断器(ELB)には漏電テスト用の「テストボタン」がついており、配線用遮断器(MCCB)との識別ポイントです。

  646. 問646.アウトレットボックスに塩化ビニル電線管(VE管)を接続する場合に使用する部品はどれか。

    • ア.ブッシング
    • イ.ボックスコネクタ
    • ウ.ロックナット
    • エ.TSコネクタ

    正解:エ.TSコネクタ

    解説:VE管とアウトレットボックスの接続にはTSコネクタ(接着式コネクタ)を使用します。

  647. 問647.コンセントの「接地極付コンセント(3Pコンセント)」の用途はどれか。

    • ア.エアコン、洗濯機等の感電防止を要する機器の接続
    • イ.照明器具の接続
    • ウ.一般家電の接続
    • エ.ネットワーク機器の接続

    正解:ア.エアコン、洗濯機等の感電防止を要する機器の接続

    解説:接地極付コンセントは電気洗濯機・冷蔵庫・エアコン等、水気がある場所や金属外箱機器の感電防止のために使用されます。

  648. 問648.電気温水器の配線で、通常設置される保護装置はどれか。

    • ア.避雷器
    • イ.漏電遮断器と専用配線用遮断器
    • ウ.力率改善コンデンサ
    • エ.進相コンデンサ

    正解:イ.漏電遮断器と専用配線用遮断器

    解説:電気温水器は大容量で水気のある機器のため、専用の配線用遮断器と漏電遮断器で保護します。

  649. 問649.単相誘導電動機のコンデンサ始動形において、始動後に切り離されるものはどれか。

    • ア.外箱
    • イ.主巻線
    • ウ.始動巻線と始動コンデンサ
    • エ.ロータ

    正解:ウ.始動巻線と始動コンデンサ

    解説:コンデンサ始動形ではある回転数に達すると遠心力スイッチにより始動巻線と始動コンデンサが切り離されます。

  650. 問650.VVFケーブル用ジョイントボックスの代わりに使用される、電線の接続と絶縁保護ができる部品はどれか。

    • ア.ブッシング
    • イ.サドル
    • ウ.カップリング
    • エ.ジョイントカバー(絶縁ジョイントボックス)

    正解:エ.ジョイントカバー(絶縁ジョイントボックス)

    解説:ジョイントカバー(絶縁カバー付ジョイントボックス)は小容量のVVFケーブルの接続点を絶縁保護する簡易部品です。

  651. 問651.合成樹脂管工事に使用されるTSカップリングの使用目的は。

    • イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
    • ロ.硬質ポリ塩化ビニル電線管をアウトレットボックス等に接続するのに用いる。
    • ハ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の管端を保護するのに用いる。
    • ニ.硬質ポリ塩化ビニル電線管と合成樹脂製可とう電線管とを接続するのに用いる。

    正解:イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。

    解説:TSカップリングは、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)どうしを差込接着して接続するための継手である。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問11

  652. 問652.許容電流から判断して、公称断面積0.75mm²のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。ただし、電熱器具の定格電圧は100Vで、周囲温度は30℃以下とする。

    • イ.150Wの電気はんだごて
    • ロ.600Wの電気がま
    • ハ.1 500Wの電気湯沸器
    • ニ.2 000Wの電気乾燥器

    正解:ロ.600Wの電気がま

    解説:公称断面積0.75mm²のゴムコードの許容電流は7A。定格電圧100Vで使用できる最大電力は 7A×100V=700W。選択肢のうち700W以下で最も大きいのは600W(ロ)。1 500Wは15A必要で許容電流を超える。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問12

  653. 問653.電気工事の作業と使用する工具の組合せとして、誤っているものは。

    • イ.金属製キャビネットに穴をあける作業とノックアウトパンチャ
    • ロ.木造天井板に電線管を通す穴をあける作業と羽根ぎり
    • ハ.電線、メッセンジャワイヤ等のたるみを取る作業と張線器
    • ニ.薄鋼電線管を切断する作業とプリカナイフ

    正解:ニ.薄鋼電線管を切断する作業とプリカナイフ

    解説:プリカナイフは2種金属製可とう電線管(プリカチューブ)を切断する工具であり、薄鋼電線管の切断には金切りのこ等を用いる。よってニが誤り。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問13

  654. 問654.一般用低圧三相かご形誘導電動機に関する記述で、誤っているものは。

    • イ.負荷が増加すると回転速度はやや低下する。
    • ロ.全電圧始動(じか入れ)での始動電流は全負荷電流の4〜8倍程度である。
    • ハ.電源の周波数が60Hzから50Hzに変わると回転速度が増加する。
    • ニ.3本の結線のうちいずれか2本を入れ替えると逆回転する。

    正解:ハ.電源の周波数が60Hzから50Hzに変わると回転速度が増加する。

    解説:誘導電動機の回転速度は電源周波数に比例する。周波数が60Hzから50Hzに下がれば回転速度は減少するので、ハの「増加する」は誤り。よってハ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問14

  655. 問655.低圧三相誘導電動機に対して低圧進相コンデンサを並列に接続する目的は。

    • イ.回路の力率を改善する。
    • ロ.電動機の振動を防ぐ。
    • ハ.電源の周波数の変動を防ぐ。
    • ニ.回転速度の変動を防ぐ。

    正解:イ.回路の力率を改善する。

    解説:誘導電動機は遅れ力率の負荷である。進相コンデンサを並列接続すると進み無効電流で遅れ無効電流を打ち消し、回路の力率を改善できる。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問15

  656. 問656.写真に示す材料が使用される工事は。問656の図

    • イ.金属ダクト工事
    • ロ.金属管工事
    • ハ.金属可とう電線管工事
    • ニ.金属線ぴ工事

    正解:ニ.金属線ぴ工事

    解説:写真は幅25mmの金属製の線ぴ(メタルモール)で、壁や天井の面に沿わせて絶縁電線を収める。よって金属線ぴ工事に用いる(ニ)。金属ダクトはもっと大形、金属管は円形の管、金属可とう電線管は屈曲自在の管で、いずれも形状が異なる。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問16

  657. 問657.写真に示す材料の用途は。問657の図

    • イ.VVFケーブルを接続する箇所に用いる。
    • ロ.スイッチやコンセントを取り付けるのに用いる。
    • ハ.合成樹脂管工事において、電線を接続する箇所に用いる。
    • ニ.天井からコードを吊り下げるときに用いる。

    正解:イ.VVFケーブルを接続する箇所に用いる。

    解説:写真の材料はVVFケーブルの接続部に用いるもの(VVF用ジョイントボックス/接続部を収めるカバー)で、VVFケーブル相互を接続する箇所に用いる。よってイ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問17

  658. 問658.写真に示す工具の用途は。問658の図

    • イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる。
    • ロ.合成樹脂製可とう電線管の接続加工に用いる。
    • ハ.ライティングダクトの曲げ加工に用いる。
    • ニ.金属管(鋼製電線管)の曲げ加工に用いる。

    正解:イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる。

    解説:写真はガストーチ(トーチランプ)で、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)を加熱して軟らかくし、曲げ加工する際に用いる。よってイ。金属管の曲げにはパイプベンダを用いる。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問18

  659. 問659.③で示す図記号の器具の種類は。問659の図

    • イ.遅延スイッチ
    • ロ.熱線式自動スイッチ
    • ハ.位置表示灯を内蔵する点滅器
    • ニ.確認表示灯を内蔵する点滅器

    正解:ニ.確認表示灯を内蔵する点滅器

    解説:③の図記号は点滅器に確認表示灯(負荷の点灯中に点灯する表示灯)を内蔵したものを表す。よってニ。位置表示灯内蔵(消灯中に点灯)とは表示の意味が異なる。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問33

  660. 問660.④で示す図記号の器具の種類は。問660の図

    • イ.接地極付接地端子付漏電遮断器付コンセント
    • ロ.接地極付コンセント
    • ハ.接地極付接地端子付コンセント
    • ニ.接地端子付コンセント

    正解:イ.接地極付接地端子付漏電遮断器付コンセント

    解説:④の図記号は接地極付・接地端子付(EET)に加え、漏電遮断器付(EL)であることを表す。よって接地極付接地端子付漏電遮断器付コンセント(イ)。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問34

  661. 問661.⑤で示す部分にペンダントを取り付けたい。図記号は。問661の図

    • イ.選択肢イ
    • ロ.選択肢ロ
    • ハ.選択肢ハ
    • ニ.選択肢ニ

    正解:ロ.

    解説:ペンダントの図記号は、丸の中に横線を引いたロである。イ(CL)はシーリング(天井直付)、ニ(CH)はシャンデリヤを表す。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問35

  662. 問662.⑥で示す部分はルームエアコンの屋内ユニットである。その図記号の傍記表示は。問662の図

    • イ.B
    • ロ.O
    • ハ.I
    • ニ.R

    正解:ハ.I

    解説:ルームエアコンの図記号の傍記で、屋外ユニットは「O」(outdoor)、屋内ユニットは「I」(indoor)で表す。⑥は屋内ユニットなので「I」(ハ)。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問36

  663. 問663.⑦で示すコンセントの極配置(刃受)は。問663の図

    • イ.選択肢イ
    • ロ.選択肢ロ
    • ハ.選択肢ハ
    • ニ.選択肢ニ

    正解:ニ.

    解説:⑦は250Vの接地極付コンセントである。ニは横向きの刃受2本(250V)に丸い接地極穴を備えた極配置で、これに該当する。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問37

  664. 問664.⑧で示す器具は抜け止め形の防雨形コンセントである。その図記号の傍記表示は。問664の図

    • イ.K
    • ロ.LK
    • ハ.L
    • ニ.T

    正解:ロ.LK

    解説:抜け止め形コンセントの傍記表示は「LK」である。よってロ。引掛形は「T」で表す。防雨形は別に「WP」を傍記する。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問38

  665. 問665.⑩で示す図記号の器具の種類は。問665の図

    • イ.引掛シーリング(丸)
    • ロ.シーリング(天井直付)
    • ハ.天井コンセント(引掛形)
    • ニ.埋込器具

    正解:ニ.埋込器具

    解説:⑩の図記号「DL」はダウンライト、すなわち天井に埋め込む埋込器具を表す。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問40

  666. 問666.⑬で示す部分に取り付ける機器は。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問666の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑬で示す部分には、過負荷保護付の漏電遮断器を取り付ける。写真ロが漏電遮断器(過負荷保護付・テストボタン付)である。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問43

  667. 問667.⑮で示す図記号の器具は。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問667の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑮の図記号「DL」はダウンライト(埋込形照明器具)を表す。写真ロが埋込形のダウンライトである。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問45

  668. 問668.⑯で示す図記号の器具は。ただし、写真に示す点滅器は「ワイド形」である。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問668の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:⑯の図記号は調光器(ライトコントロール)を表す。写真ニがダイヤル式の調光器(調光対応LED専用)である。イは位置表示灯内蔵、ロは熱線式自動スイッチ、ハは確認表示灯内蔵の点滅器。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問46

  669. 問669.⑱で示す図記号のものは。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問669の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑱の図記号が表すのは写真ロの器具(樹脂製の透明カバー)である。イ・ハ・ニはいずれも金属製のボックス類(アウトレットボックス・スイッチボックス等)で、⑱の図記号とは異なる。よってロ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問48

  670. 問670.この配線図の図記号で使用されていないスイッチは。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。(選択肢は下の写真イ〜ニから選ぶ)問670の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:写真下の接点構成から、イは3路スイッチ、ニは4路スイッチである。この配線図には4路スイッチ(記号「4」)は使われていないため、使用されていないスイッチはニ。よってニ。

    出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問50

  671. 問671.アウトレットボックス(金属製)の使用方法として、不適切なものは。

    • イ.金属管工事で電線の引き入れを容易にするのに用いる。
    • ロ.金属管工事で電線相互を接続する部分に用いる。
    • ハ.配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。
    • ニ.照明器具などを取り付ける部分で電線を引き出す場合に用いる。

    正解:ハ.配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。

    解説:アウトレットボックス(金属製)は、金属管工事で電線の引き入れ・電線相互の接続・照明器具等の取付け部分での電線引き出しに用いる。配線用遮断器を集合して設置するのは分電盤(キャビネット)であり、アウトレットボックスの用途ではない。よってハが不適切。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問11

  672. 問672.低圧屋内配線として使用する600Vビニル絶縁電線(IV)の絶縁物の最高許容温度〔℃〕は。

    • イ.45
    • ロ.60
    • ハ.75
    • ニ.90

    正解:ロ.60

    解説:600Vビニル絶縁電線(IV)の絶縁物(ビニル)の最高許容温度は60℃である。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問12

  673. 問673.硬質ポリ塩化ビニル電線管の切断及び曲げ作業に使用する工具の組合せとして、適切なものは。

    • イ.合成樹脂管用カッタ・圧着工具・パイプベンダ
    • ロ.電工ナイフ・面取器・パイプベンダ
    • ハ.電工ナイフ・圧着工具・トーチランプ
    • ニ.合成樹脂管用カッタ・面取器・トーチランプ

    正解:ニ.合成樹脂管用カッタ・面取器・トーチランプ

    解説:硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE)の切断には合成樹脂管用カッタ、切断面の面取りには面取器、曲げ加工には加熱用のトーチランプを用いる。よってこの組合せのニが適切。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問13

  674. 問674.三相誘導電動機の始動において、全電圧始動(じか入れ始動)と比較して、スターデルタ始動の特徴として、正しいものは。

    • イ.始動時間が短くなる。
    • ロ.始動電流が小さくなる。
    • ハ.始動トルクが大きくなる。
    • ニ.始動時の巻線に加わる電圧が大きくなる。

    正解:ロ.始動電流が小さくなる。

    解説:スターデルタ始動は、始動時に固定子巻線をスター結線にすることで始動電流を全電圧始動の約1/3に抑える始動方法である。よって「始動電流が小さくなる」ロが正しい。始動トルクも小さくなり、始動時に巻線に加わる電圧も小さくなる。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問14

  675. 問675.組み合わせて使用する機器で、その組合せが明らかに誤っているものは。

    • イ.ネオン変圧器と高圧水銀灯
    • ロ.光電式自動点滅器と庭園灯
    • ハ.零相変流器と漏電警報器
    • ニ.スターデルタ始動装置と一般用低圧三相かご形誘導電動機

    正解:イ.ネオン変圧器と高圧水銀灯

    解説:ネオン変圧器はネオン管を点灯させるための機器であり、高圧水銀灯には専用の安定器を用いる。したがって「ネオン変圧器と高圧水銀灯」の組合せは明らかに誤り。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問15

  676. 問676.写真の矢印で示す材料の名称は。問676の図

    • イ.金属ダクト
    • ロ.ケーブルラック
    • ハ.ライティングダクト
    • ニ.2種金属製線ぴ

    正解:ロ.ケーブルラック

    解説:写真の矢印は、はしご状の支持材で多数のケーブルを載せて配線する材料を示しており、ケーブルラックである。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問16

  677. 問677.写真に示す器具の名称は。問677の図

    • イ.キーソケット
    • ロ.線付防水ソケット
    • ハ.プルソケット
    • ニ.ランプレセプタクル

    正解:ロ.線付防水ソケット

    解説:写真は電線(線)が接続された防水型のソケットで、線付防水ソケットである。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問17

  678. 問678.写真に示す工具の用途は。問678の図

    • イ.リーマと組み合わせて、金属管の面取りに用いる。
    • ロ.面取器と組み合わせて、ダクトのバリを取るのに用いる。
    • ハ.羽根ぎりと組み合わせて、鉄板に穴を開けるのに用いる。
    • ニ.ホルソと組み合わせて、コンクリートに穴を開けるのに用いる。

    正解:イ.リーマと組み合わせて、金属管の面取りに用いる。

    解説:写真はハンドル(曲柄)を回して回転させる手回し工具(ハンドブレース)で、リーマ(面取り用の刃)と組み合わせて金属管の切り口の面取りに用いる。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問18

  679. 問679.③で示す部分に使用するコンセントの極配置(刃受)は。(下の図イ〜ニから選ぶ)問679の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:③で示す部分に使用するコンセントの極配置(刃受)は図ニである。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問33

  680. 問680.④で示す図記号の名称は。問680の図

    • イ.誘導灯
    • ロ.保安用照明
    • ハ.一般用照明
    • ニ.非常用照明

    正解:イ.誘導灯

    解説:④で示す図記号は誘導灯である。よってイ。保安用照明(ロ)・一般用照明(ハ)・非常用照明(ニ)とは図記号が異なる。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問34

  681. 問681.⑤で示す部分の配線で(VE28)とあるのは。問681の図

    • イ.外径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管である。
    • ロ.外径28mmの合成樹脂製可とう電線管である。
    • ハ.内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管である。
    • ニ.内径28mmの合成樹脂製可とう電線管である。

    正解:ハ.内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管である。

    解説:配線図の(VE28)の「VE」は硬質ポリ塩化ビニル電線管を表し、数値28は呼び方(内径に近い呼び径)を示す。したがって内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管のハが正しい。よってハ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問35

  682. 問682.⑥で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値〔Ω〕の組合せとして、正しいものは。なお、引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない。問682の図

    • イ.C種接地工事 10Ω
    • ロ.C種接地工事 50Ω
    • ハ.D種接地工事 100Ω
    • ニ.D種接地工事 500Ω

    正解:ハ.D種接地工事 100Ω

    解説:⑥は使用電圧300V以下のためD種接地工事となる。引込線の電源側に地絡遮断装置が設置されていないため接地抵抗の緩和(500Ω)は適用されず、許容最大値は100Ω以下となる。よってD種接地工事・100Ωのハ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問36

  683. 問683.⑦で示す箇所に設置する機器の図記号は。(下の図イ〜ニから選ぶ)問683の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑦で示す箇所に設置する機器の図記号は図ロである。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問37

  684. 問684.⑧で示す部分の電路と大地間の絶縁抵抗として、許容される最小値〔MΩ〕は。問684の図

    • イ.0.1
    • ロ.0.2
    • ハ.0.4
    • ニ.1.0

    正解:イ.0.1

    解説:⑧で示す部分は単相100V(対地電圧100V、150V以下)の回路で、電路と大地間の絶縁抵抗の許容最小値は0.1MΩ。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問38

  685. 問685.⑩の部分の最少電線本数(心線数)は。問685の図

    • イ.2
    • ロ.3
    • ハ.4
    • ニ.5

    正解:ロ.3

    解説:⑩で示す部分を複線図に展開して電線本数を数えると、最少で3本(心線数3)となる。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問40

  686. 問686.⑬で示す部分の配線工事で一般的に使用されることのない工具は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問686の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑬で示す部分は合成樹脂管(硬質ポリ塩化ビニル電線管)工事で、金属管用のパイプレンチ(写真イ)は一般に使用しない。ロ(合成樹脂管用カッタ)・ハ(面取器)・ニ(トーチランプ)は使用する。よってイ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問43

  687. 問687.⑮で示す図記号の部分に使用される機器は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問687の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:⑮で示す図記号の部分に使用される機器は写真ニである。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問45

  688. 問688.⑯の示す接地線を直線重合せ接続する場合の工具とスリーブの組合せとして、適切なものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問688の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:⑯の接地線を直線重合せ接続する場合は、重ね合せ接続用(直線重合せ用)のP形スリーブと、これに対応する専用の圧着工具(裸圧着端子・スリーブ用、赤色柄)を用いる。突合せ接続にはB形スリーブを用いる点で区別される。よって赤色柄の圧着工具とPスリーブの組合せのニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問46

  689. 問689.⑱で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、接地線の配線も含まれるものとする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問689の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑱のボックス内の接続を複線図に展開し、接地線の配線も含めて数えると、使用するリングスリーブは最少で中スリーブ3個となる。よってロ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問48

  690. 問690.この配線図で、使用されていないコンセントは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問690の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:この配線図で使用されていないコンセントは写真ニ(単相200V用)である。イ・ロ・ハは図中に用いられている。よってニ。

    出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問50

  691. 問691.多数の金属管が集合する場所等で、通線を容易にするために用いられるものは。

    • イ.分電盤
    • ロ.プルボックス
    • ハ.フィクスチュアスタッド
    • ニ.スイッチボックス

    正解:ロ.プルボックス

    解説:プルボックスは、多数の金属管が集合する場所などに設け、電線の引き入れ(通線)を容易にするために用いる箱である。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問11

  692. 問692.600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)の絶縁物の最高許容温度〔℃〕は。

    • イ.60
    • ロ.75
    • ハ.90
    • ニ.120

    正解:ハ.90

    解説:600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)の絶縁物(架橋ポリエチレン)の最高許容温度は90℃である。よってハ。(ビニル絶縁のVVFの60℃より高い。)

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問12

  693. 問693.ノックアウトパンチャの用途で、適切なものは。

    • イ.金属製キャビネットに穴を開けるのに用いる。
    • ロ.太い電線を圧着接続する場合に用いる。
    • ハ.コンクリート壁に穴を開けるのに用いる。
    • ニ.太い電線管を曲げるのに用いる。

    正解:イ.金属製キャビネットに穴を開けるのに用いる。

    解説:ノックアウトパンチャは、金属製キャビネットやボックスなどに電線管を接続するための穴(ノックアウト)を開けるのに用いる。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問13

  694. 問694.極数6の三相かご形誘導電動機を周波数60Hzで使用するとき、最も近い回転速度〔min⁻¹〕は。

    • イ.600
    • ロ.1 200
    • ハ.1 800
    • ニ.3 600

    正解:ロ.1 200

    解説:同期速度 Ns=120f/p=120×60/6=1200min⁻¹。実際の回転速度はすべりの分だけこれよりわずかに低いが、最も近い値は1200min⁻¹。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問14

  695. 問695.低圧電路に使用する定格電流が20Aの配線用遮断器に25Aの電流が継続して流れたとき、この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間〔分〕の限度(最大の時間)は。

    • イ.20
    • ロ.30
    • ハ.60
    • ニ.120

    正解:ハ.60

    解説:定格電流30A以下の配線用遮断器は、定格電流の1.25倍の電流で60分以内、2倍の電流で2分以内に自動的に動作しなければならない。25A/20A=1.25倍なので、動作時間の限度は60分。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問15

  696. 問696.写真に示す材料の名称は。なお、材料の表面には「タイシガイセン EM600V EEF/F 1.6mm JIS JET〈PS〉E○○社 タイネン 2017」が記されている。問696の図

    • イ.無機絶縁ケーブル
    • ロ.600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形
    • ハ.600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形
    • ニ.600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル

    正解:ハ.600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形

    解説:表面の「EM600V EEF/F」は、エコ電線のEM-EEF平形を表す。すなわち600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形である。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問16

  697. 問697.写真に示す器具の○で囲まれた部分の名称は。問697の図

    • イ.漏電警報器
    • ロ.電磁接触器
    • ハ.漏電遮断器
    • ニ.熱動継電器

    正解:ニ.熱動継電器

    解説:写真は電磁接触器と熱動継電器を組み合わせた電磁開閉器で、○で囲まれた下部は過負荷を検出して回路を保護する熱動継電器(サーマルリレー)である。よってニ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問17

  698. 問698.写真に示す工具の名称は。問698の図

    • イ.手動油圧式圧着器
    • ロ.手動油圧式カッタ
    • ハ.ノックアウトパンチャ(油圧式)
    • ニ.手動油圧式圧縮器

    正解:イ.手動油圧式圧着器

    解説:写真は手動の油圧を利用して太い電線に圧着端子やスリーブを圧着する手動油圧式圧着器である。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問18

  699. 問699.③で示す図記号の名称は。問699の図

    • イ.圧力スイッチ
    • ロ.押しボタン
    • ハ.電磁開閉器用押しボタン
    • ニ.握り押しボタン

    正解:ハ.電磁開閉器用押しボタン

    解説:③の図記号は電磁開閉器用押しボタンである。よってハ。圧力スイッチ・押しボタン・握り押しボタンとは図記号が異なる。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問33

  700. 問700.④で示す電線の種類は。問700の図

    • イ.600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線
    • ロ.600V耐燃性架橋ポリエチレン絶縁電線
    • ハ.600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル
    • ニ.600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形

    正解:ハ.600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル

    解説:④で示す図記号は動力回路の電線でEM-CE(傍記)、すなわち600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルを表す。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問34

  701. 問701.⑤で示す図記号の器具の名称は。問701の図

    • イ.タイマ付スイッチ
    • ロ.熱線式自動スイッチ
    • ハ.熱線式自動スイッチ用センサ
    • ニ.自動点滅器

    正解:ニ.自動点滅器

    解説:⑤の図記号は自動点滅器である。よってニ。周囲の明るさに応じて屋外灯などを自動的に点滅させる。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問35

  702. 問702.⑥で示す部分に施設してはならない過電流遮断装置は。問702の図

    • イ.2極にヒューズを取り付けたカバー付ナイフスイッチ
    • ロ.2極2素子の配線用遮断器
    • ハ.2極にヒューズを取り付けたカットアウトスイッチ
    • ニ.2極1素子の配線用遮断器

    正解:ニ.2極1素子の配線用遮断器

    解説:⑥で示す部分は各極が非接地の回路で、過電流遮断器は各極(2極)に過電流引外し素子が必要となる。2極1素子(2P1E)の配線用遮断器は1極に素子がなく、この部分には施設してはならない。よってニ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問36

  703. 問703.⑦で示す部分の接地工事の電線(軟銅線)の最小太さと、接地抵抗の最大値との組合せで、正しいものは。問703の図

    • イ.1.6mm 100Ω
    • ロ.1.6mm 500Ω
    • ハ.2.0mm 100Ω
    • ニ.2.0mm 600Ω

    正解:ロ.1.6mm 500Ω

    解説:⑦はD種接地工事で、接地線(軟銅線)の最小太さは1.6mm。動作時間0.1秒以内の漏電遮断器が施設されているため、接地抵抗の最大値は500Ω以下に緩和される。よって1.6mm・500Ωのロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問37

  704. 問704.⑩で示す部分に取り付けるモータブレーカの図記号は。(下の図イ〜ニから選ぶ)問704の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:モータブレーカ(電動機保護用配線用遮断器)の図記号は、Bを四角で囲んだ図イである。よってイ。BEは漏電遮断器、Ⓢ・Sは開閉器等を表す。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問40

  705. 問705.⑬で示すVVF用ジョイントボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問705の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑬のVVF用ジョイントボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数から必要な差込形コネクタ(2本用・3本用等)の種類と個数を最少で求めると、写真イの組合せとなる。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問43

  706. 問706.⑮で示す図記号のコンセントは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問706の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑮で示す図記号のコンセントに対応するのは写真ハである。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問45

  707. 問707.⑯で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし、心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問707の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑯で示す部分の配線に必要な最少心線数のケーブルは、3心(白・赤・黒)のケーブル(写真ハ)である。よってハ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問46

  708. 問708.⑱で示す図記号の機器は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問708の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑱で示す図記号の機器は、電動機の力率を改善する低圧進相コンデンサで、写真イ(進相コンデンサ)である。よってイ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問48

  709. 問709.⑳で示す図記号の電線管をモーターに接続するために使用されるものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問709の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑳で示す電線管をモーターに接続するために使用されるのは写真ロである。よってロ。

    出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問50

  710. 問710.金属管工事に使用される「ねじなしボックスコネクタ」に関する記述として、誤っているものは。

    • イ.ボンド線を接続するための接地用の端子がある。
    • ロ.ねじなし電線管と金属製アウトレットボックスを接続するのに用いる。
    • ハ.ねじなし電線管との接続は止めネジを回して、ネジの頭部をねじ切らないように締め付ける。
    • ニ.絶縁ブッシングを取り付けて使用する。

    正解:ハ.ねじなし電線管との接続は止めネジを回して、ネジの頭部をねじ切らないように締め付ける。

    解説:ねじなしボックスコネクタは、止めネジをネジの頭部がねじ切れるまで締め付けて固定する。「ネジの頭部をねじ切らないように締め付ける」は誤り。イ(接地用端子)・ロ(電線管とボックスの接続)・ニ(絶縁ブッシングの取付)は正しい。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問11

  711. 問711.許容電流から判断して、公称断面積1.25mm²のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。ただし、電熱器具の定格電圧は100Vで、周囲温度は30℃以下とする。

    • イ.600Wの電気炊飯器
    • ロ.1000Wのオーブントースター
    • ハ.1500Wの電気湯沸器
    • ニ.2000Wの電気乾燥器

    正解:ロ.1000Wのオーブントースター

    解説:公称断面積1.25mm²のゴムコードの許容電流は12A。定格100Vでは使用できる最大電力は12×100=1200W。よって1200W以下で最も大きい1000Wのオーブントースター(ロ)が使用できる。1500W(15A)・2000W(20A)は許容電流を超え使用できない。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問12

  712. 問712.電気工事の種類と、その工事に使用する工具との組合せで、適切なものは。

    • イ.合成樹脂管工事とリード型ねじ切り器
    • ロ.ライティングダクト工事と合成樹脂管用カッタ
    • ハ.金属管工事とパイプベンダ
    • ニ.金属線ぴ工事とボルトクリッパ

    正解:ハ.金属管工事とパイプベンダ

    解説:金属管工事では、管を曲げるためにパイプベンダを使用する(ハ)。イのリード型ねじ切り器は金属管のねじ切り用、ロの合成樹脂管用カッタはライティングダクトには使わない、ニのボルトクリッパは太い電線等の切断用で金属線ぴ工事の工具ではない。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問13

  713. 問713.極数6の一般用三相かご形誘導電動機を周波数50Hzで使用するとき、最も近い回転速度〔min⁻¹〕は。

    • イ.500
    • ロ.1000
    • ハ.1500
    • ニ.3000

    正解:ロ.1000

    解説:同期速度 Ns=120f/p=120×50/6=1000min⁻¹。実際の回転速度はすべりの分だけこれよりわずかに低いが、最も近い値は1000min⁻¹。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問14

  714. 問714.組み合わせて使用する機器で、その組合せとして、明らかに誤っているものは。

    • イ.光電式自動点滅器 と 庭園灯
    • ロ.零相変流器 と 漏電警報器
    • ハ.ネオン変圧器 と メタルハライドランプ
    • ニ.スターデルタ始動装置 と 一般用低圧三相かご形誘導電動機

    正解:ハ.ネオン変圧器 と メタルハライドランプ

    解説:ネオン変圧器はネオン管を点灯させる機器で、メタルハライドランプには専用の安定器(点灯装置)を用いる。したがってネオン変圧器とメタルハライドランプの組合せは誤り。イ・ロ・ニは正しい組合せ。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問15

  715. 問715.写真に示す材料の用途は。問715の図

    • イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
    • ロ.金属管と硬質ポリ塩化ビニル電線管とを接続するのに用いる。
    • ハ.合成樹脂製可とう電線管相互を接続するのに用いる。
    • ニ.合成樹脂製可とう電線管とCD管とを接続するのに用いる。

    正解:イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。

    解説:写真は硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)どうしをまっすぐ接続するためのカップリング(TSカップリング)である。よってイ。合成樹脂製可とう電線管(PF管)用や異種管接続用のものとは形状が異なる。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問16

  716. 問716.写真に示す器具の名称は。問716の図

    • イ.漏電警報器
    • ロ.電磁開閉器
    • ハ.配線用遮断器(電動機保護兼用)
    • ニ.漏電遮断器

    正解:ハ.配線用遮断器(電動機保護兼用)

    解説:写真は3極の配線用遮断器(電動機保護兼用のMCCB)である。漏電を検出するテストボタンや零相変流器を備えておらず、過負荷・短絡保護を行う。よってハ。漏電遮断器(ニ)はテストボタンを備える点で異なる。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問17

  717. 問717.写真に示す工具の電気工事における用途は。問717の図

    • イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる。
    • ロ.金属管(鋼製電線管)の曲げ加工に用いる。
    • ハ.合成樹脂製可とう電線管の曲げ加工に用いる。
    • ニ.ライティングダクトの曲げ加工に用いる。

    正解:イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる。

    解説:写真はトーチランプ(ガストーチ)で、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)を加熱して軟らかくし、曲げ加工するのに用いる。よってイ。金属管はパイプベンダで曲げるため加熱は行わない。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問18

  718. 問718.③で示す図記号の器具の種類は。問718の図

    • イ.遅延スイッチ
    • ロ.位置表示灯を内蔵する点滅器
    • ハ.確認表示灯を内蔵する点滅器
    • ニ.熱線式自動スイッチ

    正解:ロ.位置表示灯を内蔵する点滅器

    解説:③の図記号は点滅器に傍記「H」が付いたもので、位置表示灯(消灯時に点灯し暗い場所でもスイッチの位置がわかるパイロットランプ)を内蔵する点滅器である。よってロ。確認表示灯内蔵(負荷の入り時に点灯、傍記L)とは異なる。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問33

  719. 問719.④で示す図記号の名称は。問719の図

    • イ.電磁開閉器用押しボタン
    • ロ.遅延スイッチ
    • ハ.圧力スイッチ
    • ニ.確認表示灯付電磁開閉器用押しボタン

    正解:ニ.確認表示灯付電磁開閉器用押しボタン

    解説:④の図記号は、電磁開閉器用押しボタンに確認表示灯(ランプ)を付したもので、確認表示灯付電磁開閉器用押しボタンである。よってニ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問34

  720. 問720.⑤で示す図記号の機器は。問720の図

    • イ.制御配線の信号により動作する開閉器(電磁開閉器)
    • ロ.電流計付箱開閉器
    • ハ.電動機の始動装置
    • ニ.電動機の力率を改善する低圧進相用コンデンサ

    正解:イ.制御配線の信号により動作する開閉器(電磁開閉器)

    解説:⑤の図記号は電磁開閉器(マグネットスイッチ)で、制御配線からの信号(押しボタン等)によって主回路を開閉する開閉器である。よってイ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問35

  721. 問721.⑥で示す機器の定格電流の最大値〔A〕は。問721の図

    • イ.15
    • ロ.20
    • ハ.25
    • ニ.30

    正解:ロ.20

    解説:⑥で示す分岐回路に施設する配線用遮断器の定格電流の最大値は、その分岐回路の電線の太さ・コンセントの条件から20Aである。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問36

  722. 問722.⑦で示す部分の接地工事における接地抵抗の許容される最大値〔Ω〕は。なお、引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない。問722の図

    • イ.10
    • ロ.100
    • ハ.300
    • ニ.500

    正解:ロ.100

    解説:⑦で示す部分は使用電圧300V以下の機器の接地でD種接地工事となる。地絡を生じたときに自動的に電路を遮断する装置(地絡遮断装置)が設置されていないため、500Ωへの緩和は適用されず、接地抵抗の許容最大値は100Ω以下である。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問37

  723. 問723.⑧で示す図記号の器具の名称は。問723の図

    • イ.圧力スイッチ
    • ロ.フロートレススイッチ電極
    • ハ.電磁開閉器用押しボタン
    • ニ.フロートスイッチ

    正解:ロ.フロートレススイッチ電極

    解説:⑧の図記号は、水位を検出するための電極(レベルスイッチの電極)で、フロートレススイッチ電極である。受水槽等の水位制御に用いる。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問38

  724. 問724.⑩で示す部分は引掛形のコンセントである。その図記号の傍記表示は。問724の図

    • イ.EL
    • ロ.H
    • ハ.T
    • ニ.LK

    正解:ハ.T

    解説:引掛形コンセントの傍記表示は「T」である。よってハ。ELは漏電遮断器付、LKは抜け止め形の傍記で異なる。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問40

  725. 問725.⑬で示す地下1階のポンプ室内で使用されていないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問725の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ニ.

    解説:⑬のポンプ室は金属管工事で施工され、アウトレットボックスやフロートレススイッチ電極等が用いられる。写真ニ(表示灯付の埋込スイッチ)はこのポンプ室の施工では使用されていない。よってニ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問43

  726. 問726.⑮で示す部分の工事で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問726の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑮で示す部分はねじなし電線管による金属管工事で、管にねじを切る必要がないため、ねじ切り用の工具(写真イ)は使用されない。他の工具(パイプバイス・金切りのこ・パイプベンダ)は使用する。よってイ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問45

  727. 問727.⑯で示す部分の工事で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問727の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑯で示す部分はねじなし電線管による金属管工事で、管をねじ込んで接続する通常のカップリング(写真ロ)は使用されない(ねじなし電線管には専用の継手を用いる)。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問46

  728. 問728.⑱で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問728の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑱のボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数から必要な差込形コネクタ(2本用・3本用・4本用)の種類と個数を最少で求めると、写真ロの組合せとなる。よってロ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問48

  729. 問729.この配線図の図記号から、この工事で使用されていないスイッチは。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問729の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:写真下の接点構成図から各スイッチの種類を判別すると、写真ハは3路スイッチ(端子0・1・3)である。この配線図には3路スイッチは用いられておらず、ハが使用されていないスイッチである。よってハ。

    出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問50

  730. 問730.金属線ぴ工事に使用する金属製線ぴに関する記述として、正しいものは。

    • イ.壁等に固定して絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く。)を収める。
    • ロ.コンクリート床内に埋め込んで絶縁電線を収める。
    • ハ.本体と導体とが一体となった材料で、照明器具等を直接取り付けて使用する。
    • ニ.天井等につるし、ケーブルを並べて支持するのに用いる。

    正解:イ.壁等に固定して絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く。)を収める。

    解説:金属線ぴ(1種=メタルモール、2種=レースウェイ)は、壁や天井の表面に固定し、その中に絶縁電線を収める配線材料である。屋外用ビニル絶縁電線(OW)は収められない。イが正しい。ロ(コンクリート埋込)は線ぴを埋設できず不可、ハは本体と導体が一体のライティングダクトの説明、ニはケーブルラックの説明で、いずれも金属線ぴの説明ではない。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問11

  731. 問731.600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形の絶縁物の最高許容温度〔℃〕は。

    • イ.60
    • ロ.75
    • ハ.90
    • ニ.120

    正解:ロ.75

    解説:600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形(EM-EEF、エコ電線)の絶縁物(ポリエチレン)の最高許容温度は75℃である。一般の600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(VVF)の60℃より高い。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問12

  732. 問732.ねじなし電線管の曲げ加工に使用する工具は。

    • イ.トーチランプ
    • ロ.ディスクグラインダ
    • ハ.パイプレンチ
    • ニ.パイプベンダ

    正解:ニ.パイプベンダ

    解説:ねじなし電線管(E管)などの金属管の曲げ加工には、パイプベンダ(ヒッキー等)を用いる。イのトーチランプは硬質塩化ビニル電線管の曲げ加工に使う加熱器具、ロのディスクグラインダは切断・研削用、ハのパイプレンチは管の締付け用である。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問13

  733. 問733.必要に応じ、スターデルタ始動を行う電動機は。

    • イ.一般用三相かご形誘導電動機
    • ロ.三相巻線形誘導電動機
    • ハ.直流分巻電動機
    • ニ.単相誘導電動機

    正解:イ.一般用三相かご形誘導電動機

    解説:スターデルタ始動は、始動時に固定子巻線をスター(Y)結線にして始動電流を抑え、運転時にデルタ(Δ)結線へ切り換える始動方法で、一般用の三相かご形誘導電動機に用いられる。巻線形(ロ)は二次抵抗始動、直流分巻(ハ)・単相誘導(ニ)はスターデルタ始動の対象ではない。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問14

  734. 問734.系統連系型の小出力太陽光発電設備において、使用される機器は。

    • イ.調光器
    • ロ.低圧進相コンデンサ
    • ハ.自動点滅器
    • ニ.パワーコンディショナ

    正解:ニ.パワーコンディショナ

    解説:系統連系型の太陽光発電設備では、太陽電池が発電する直流を交流に変換し、商用電力系統と協調して運転するためにパワーコンディショナ(パワコン)を用いる。調光器(イ)・低圧進相コンデンサ(ロ)・自動点滅器(ハ)は太陽光発電設備に固有の機器ではない。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問15

  735. 問735.写真に示す材料の名称は。問735の図

    • イ.ユニバーサル
    • ロ.ノーマルベンド
    • ハ.ベンダ
    • ニ.カップリング

    正解:ロ.ノーマルベンド

    解説:写真は、金属管(厚鋼・薄鋼電線管)の配管経路を直角に曲げるために用いる継手で、ノーマルベンドである。ユニバーサル(イ)は露出配管の直角部に使う別形状の継手、ベンダ(ハ)は管を曲げる工具、カップリング(ニ)は管どうしをまっすぐ接続する継手。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問16

  736. 問736.写真に示す器具の用途は。問736の図

    • イ.照明器具の明るさを調整するのに用いる。
    • ロ.人の接近による自動点滅器に用いる。
    • ハ.蛍光灯の力率改善に用いる。
    • ニ.周囲の明るさに応じて街路灯などを自動点滅させるのに用いる。

    正解:ロ.人の接近による自動点滅器に用いる。

    解説:写真は、人体から出る熱線(赤外線)を検知して自動的に負荷を入り切りする熱線式自動スイッチ(人感センサ付スイッチ)である。人の接近によって動作するのでロが正しい。周囲の明るさで街路灯を点滅させるのは自動点滅器(ニ)で、これとは別物である。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問17

  737. 問737.写真に示す工具の用途は。問737の図

    • イ.電線の支線として用いる。
    • ロ.太い電線を曲げてくせをつけるのに用いる。
    • ハ.施工時の電線管の回転等すべり止めに用いる。
    • ニ.架空線のたるみを調整するのに用いる。

    正解:ニ.架空線のたるみを調整するのに用いる。

    解説:写真は、電線をつかんで引っ張り、架空電線のたるみ(張り)を調整する張線器(シメラー)である。支線(イ)や電線の曲げ(ロ)、電線管のすべり止め(ハ)には用いない。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問18

  738. 問738.③で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値〔V〕は。問738の図

    • イ.24
    • ロ.30
    • ハ.40
    • ニ.60

    正解:ニ.60

    解説:小勢力回路とは、電磁開閉器の操作回路や呼鈴・チャイム等に使う、最大使用電圧60V以下の回路をいう。③で使用できる電圧の最大値は60Vである。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問33

  739. 問739.④で示す部分の配線で(VE28)とあるのは。問739の図

    • イ.内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管
    • ロ.内径28mmの合成樹脂製可とう電線管
    • ハ.外径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管
    • ニ.外径28mmの合成樹脂製可とう電線管

    正解:イ.内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管

    解説:配線図の(VE28)の「VE」は硬質ポリ塩化ビニル電線管を表し、数値「28」は管の呼び方(内径に近い呼び径)を示す。したがって「内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管」のイが正しい。合成樹脂製可とう電線管はPF管・CD管で表され、VEとは異なる。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問34

  740. 問740.⑤で示す図記号の名称は。問740の図

    • イ.600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線
    • ロ.600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル
    • ハ.600V耐燃性架橋ポリエチレン絶縁電線
    • ニ.600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形

    正解:ロ.600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル

    解説:⑤で示す図記号は傍記「EM-CE」で、600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルを表す(エコ電線の一つ)。よってロ。イ(EM-IE=600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線)、ニ(EM-EEF=600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形)とは異なる。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問35

  741. 問741.⑥で示す図記号の名称は。問741の図

    • イ.ジャンクションボックス
    • ロ.ジョイントボックス
    • ハ.VVF用ジョイントボックス
    • ニ.プルボックス

    正解:ハ.VVF用ジョイントボックス

    解説:⑥で示す図記号(□で示すボックス)はVVF用ジョイントボックスを表す。ジョイントボックス(ロ)は○の記号、ジャンクションボックス(イ)・プルボックス(ニ)は用途・記号が異なる。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問36

  742. 問742.⑦で示す部分の最少電線本数(心線数)は。問742の図

    • イ.2
    • ロ.3
    • ハ.4
    • ニ.5

    正解:ロ.3

    解説:⑦で示す部分を複線図に展開して電線本数を数えると、最少で3本(心線数3)となる。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問37

  743. 問743.⑧で示す図記号の名称は。問743の図

    • イ.一般形調光器
    • ロ.ワイド形調光器
    • ハ.一般形点滅器
    • ニ.ワイドハンドル形点滅器

    正解:ニ.ワイドハンドル形点滅器

    解説:⑧で示す図記号はワイドハンドル形の点滅器を表す。一般形調光器(イ)・ワイド形調光器(ロ)・一般形点滅器(ハ)とは図記号(傍記)が異なる。よってニ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問38

  744. 問744.⑩で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値〔Ω〕の組合せとして、正しいものは。問744の図

    • イ.C種接地工事 10Ω
    • ロ.C種接地工事 50Ω
    • ハ.D種接地工事 100Ω
    • ニ.D種接地工事 500Ω

    正解:ニ.D種接地工事 500Ω

    解説:⑩で示す部分は分電盤の接地で、使用電圧300V以下のためD種接地工事となる。回路には動作時間0.5秒以内(本設問では0.1秒以下)の漏電遮断器が施設されているので、接地抵抗の許容最大値は通常の100Ω以下から500Ω以下に緩和される。よってニ(D種接地工事・500Ω)。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問40

  745. 問745.⑬で示す図記号の器具は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問745の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:⑬で示す部分は単相200Vのルームエアコン用コンセントである。200V(250V)用の接地極付コンセントに該当する写真ハが正しい。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問43

  746. 問746.⑮で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし、使用するケーブルの心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問746の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ロ.

    解説:⑮で示す部分の配線に必要な最少心線数のケーブルは、3心(白・赤・黒)の600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)1本である。写真ロが該当する。よってロ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問45

  747. 問747.⑯で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。また、写真に示すリングスリーブ中央の○、小、中は刻印を表す。なお、ボックスからスイッチ(ク、ケ、コ)に至るケーブルの心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問747の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:⑯のボックス内の接続を複線図に表し、各接続点の電線本数を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ5個(刻印○が3個、刻印小が2個)となる。写真イが正しい。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問46

  748. 問748.この配線図で、使用されていないスイッチは。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問748の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:イ.

    解説:写真下の接点構成図を手がかりに各スイッチの種類を判別すると、この配線図で使用されていないスイッチは写真イである。ロは遅れ機構付きのスイッチ(遅延スイッチ)、ハ・ニは3路スイッチで、いずれも図中に用いられている。よってイ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問48

  749. 問749.この配線図の施工で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)問749の図

    • イ.
    • ロ.
    • ハ.
    • ニ.

    正解:ハ.

    解説:この配線図は屋内をVVFケーブル工事、引込口等を硬質塩化ビニル電線管(VE)で施工しており、ねじなし金属電線管は使用していない。写真ハはねじなし電線管用のカップリング(止めねじ付き)で、この配線図の施工では一般に使用しない。イ(合成樹脂製スイッチボックス)・ロ(ステープル)・ニ(合成樹脂製可とう電線管用の付属品)は使用する。よってハ。

    出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問50