第二種電気工事士を活かせる職種と年収【就職・転職ガイド】
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第二種電気工事士は、住宅・小規模店舗の電気工事に従事できる国家資格。就職・転職で強い武器になる代表的な資格です。この記事では2電工を活かせる職種・想定年収・キャリアパスをリアルに解説します。
第二種電気工事士を活かせる主な職種
1. 電気工事会社の施工担当
住宅・店舗・工場の電気配線・照明・コンセント設置を担当します。最も代表的なキャリアで、独立志向の人が多く、経験を積んで一人親方・会社設立を目指す人もいます。
2. ビルメンテナンス・設備管理
ビルメン4点セットの1枚として評価される電工2種。照明交換・軽微な配線工事・電気設備点検を担当します。
3. 工務店・リフォーム会社の電気担当
新築・リフォーム案件の電気工事を担当します。他職種との連携が必要で、幅広い現場知識が身につきます。
4. エアコン・通信設備工事
家庭用・業務用エアコンの取付や、LAN・インターフェイス工事などの関連業務。閑散期・繁忙期の波があり、繁忙期に集中して稼ぐ働き方になります。
5. 鉄道・プラント・大手インフラの電気技術員
鉄道会社・発電所・大規模プラントでの電気設備保全です。大手の安定雇用と手当が魅力で、電験三種と組み合わせるとさらに評価が上がります。
未経験から目指せるか
電気工事業界は未経験採用の門戸が広いのが特徴。20代はもちろん、30代・40代でも見習いから始められる会社が多数あります。資格取得+実技経験を積めば、数年で一人前の職人として独立することも可能です。
キャリアパス例
- 入社1〜2年目:電気工事会社で見習い、先輩に同行して配線・施工を学ぶ
- 3〜5年目:第一種電気工事士取得、単独現場を任される
- 5〜10年目:現場監督・施工管理、電験三種取得で活躍の幅拡大
- 10年目以降:独立して電気工事店を開業、もしくは大手建設会社の電気部門管理職へ
転職市場での需要
電気工事士は業界全体で深刻な人手不足。求人倍率は3倍を超えるエリアも多く、2電工保有+未経験でも複数の会社から声がかかるケースが多いです。EV充電設備・太陽光発電・蓄電池・オール電化など関連需要も急拡大中。
資格手当
資格手当の有無や金額は会社ごとに決まり、資格ごとの公的な統計はありません。国の調査では、技能手当・技術(資格)手当を出している企業は全体の48.5%、 支給された人の平均は月21,500円でした(令和6年11月分)。この資格が手当の対象になるか、いくらかは、応募先の求人票や就業規則で確かめてください。
| 企業規模 | 手当がある企業の割合(※) | 支給された人の平均(月額) |
|---|---|---|
| 1,000人以上 | 53.1% | 20,900円 |
| 300〜999人 | 57.5% | 19,100円 |
| 100〜299人 | 56.9% | 20,500円 |
| 30〜99人 | 51.3% | 25,000円 |
※何らかの手当を出している企業のうち、技能手当・技術(資格)手当を出している企業の割合。「技能手当・技術(資格)手当」は特定の技能、検査資格などを有する者に対して支給する賃金(調査の定義)。対象は常用労働者30人以上の民営企業。 出典:厚生労働省「令和7年就労条件総合調査」(概況 第17表(支給企業割合)・第18表(支給された労働者1人平均支給額))
第二種と第一種、電験三種で金額を分けている会社もあります。金額は会社ごとに違うため、求人票や就業規則で確かめてください。
国の統計で見る給与
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和7年)の職種別の値です。 電気工事士として工事に従事する人は、統計では「電気工事従事者」に数えられます(資格の有無は区別されていません)。
電気工事従事者
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 推定年収(※) | 628万円 |
| 毎月の給与(きまって支給する現金給与額) | 411,500円 |
| 年間賞与その他特別給与額 | 1,343,100円 |
| 平均年齢/平均勤続年数 | 41.6歳/14.3年 |
勤め先の規模で差があります(推定年収)。
| 企業規模 | 推定年収 |
|---|---|
| 1,000人以上 | 753万円 |
| 100〜999人 | 559万円 |
| 10〜99人 | 546万円 |
経験年数による違い(所定内給与額×12+年間賞与で計算。残業代は含みません)。
| 経験年数 | 年収の目安 |
|---|---|
| 0年 | 323万円 |
| 1〜4年 | 455万円 |
| 5〜9年 | 503万円 |
| 10〜14年 | 565万円 |
| 15年以上 | 669万円 |
※推定年収=毎月の給与(6月分・残業代などを含む)×12+前年1年間の賞与。当サイトで計算した値で、厚生労働省の公表値そのものではありません。 対象は一般労働者(短時間労働者を除く)・企業規模10人以上の事業所です。その職種で働く人全体の値で、この資格を持っている人だけの平均ではありません。 出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和7年 (e-Stat 職種別の表)
副業・独立は可能か
電気工事士は独立との相性が抜群の資格です。電気工事業の登録を受け、営業所ごとに主任電気工事士(第一種電気工事士、または第二種電気工事士の免状取得後3年以上の実務経験がある人)を置けば、個人事業主として開業できます。副業としては知人宅のコンセント増設・照明交換・エアコン取付などを請け負うケースもあります。ただし電気工事業の登録が必要なため、副業でも法令遵守が大切です。
よくある質問
Q. 第二種電気工事士だけで就職できますか?
電気工事会社やビルメンテナンス、工務店などでは、第二種電気工事士が応募条件や歓迎条件になっている求人があります。入社後に現場経験を積みながら、第一種電気工事士や電験三種へ進む方法もあります。
Q. 第二種電気工事士の想定年収はどのくらいですか?
資格ごとの年収の公的な統計はありません。この資格の仕事が数えられる職種の値では、「電気工事従事者」の推定年収は628万円(企業規模1,000人以上で753万円、10〜99人で546万円)です(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和7年をもとに、毎月の給与×12+年間賞与で当サイトが計算。資格を持っていない人も含む職種全体の値です)。年収は勤務先の業種や規模、地域、経験によっても変わります。
Q. 未経験から電気工事士になれますか?
未経験から始める場合は、見習いとして先輩のもとで配線や施工を覚えていくことが多い仕事です。応募先の求人票で、未経験者の受け入れや研修の有無を確かめましょう。
Q. 第二種電気工事士の資格手当はいくらですか?
資格手当の有無や金額は会社ごとに異なります。求人票や就業規則で、第二種・第一種電気工事士や電験三種の手当があるかを確認しましょう。
Q. 電気工事士で独立・副業は可能ですか?
電気工事業を営むには電気工事業の登録が必要で、一般用電気工作物の工事を行う営業所ごとに、第一種電気工事士か、第二種の免状取得後3年以上の実務経験がある第二種電気工事士を主任電気工事士として置きます。副業で請け負う場合も同じです。
まとめ
第二種電気工事士は手に職がつき、年齢を問わず働ける人気の国家資格です。電気工事会社・ビルメンから始めて、経験を積めば独立の道もあります。給与は勤務先の規模や経験年数で変わるため、上の「国の統計で見る給与」と求人票を見比べてください。これから手に職をつけたい方・安定職を求める方におすすめできる資格の1つです。
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