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第二種電気工事士 全分野の一問一答

1 / -- 正解: 0
📖 第二種電気工事士「全分野」の全503問と解説(一覧)

第二種電気工事士の全分野に関する一問一答(全503問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.電圧の単位はW(ワット)である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電圧の単位は「V(ボルト)」(Wは電力の単位)。

  2. 問2.電流の向きは、電子の移動する向きと同じである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流の向きは電子の移動方向とは逆向きです。電流は正電荷の移動方向として定義されています。

  3. 問3.オームの法則で正しいものはどれか。

    • ア.V = I × R
    • イ.V = I ÷ R
    • ウ.V = R ÷ I
    • エ.V = I + R

    正解:ア.V = I × R

    解説:オームの法則は V = I × R(電圧=電流×抵抗)です。

  4. 問4.抵抗が10Ω、電圧が100Vのとき、流れる電流は何Aか。

    • ア.1A
    • イ.10A
    • ウ.5A
    • エ.100A

    正解:イ.10A

    解説:オームの法則 I = V/R = 100/10 = 10A です。

  5. 問5.導体の抵抗は、長さに比例し断面積に反比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:導体の抵抗 R = ρ × L/A(ρ:抵抗率、L:長さ、A:断面積)で表されます。

  6. 問6.消費電力の公式として正しいものはどれか。

    • ア.P = V + I
    • イ.P = V ÷ I
    • ウ.P = V × I
    • エ.P = V − I

    正解:ウ.P = V × I

    解説:消費電力 P = V × I(ワット=ボルト×アンペア)です。

  7. 問7.100V、500Wの電熱器に流れる電流は何Aか。

    • ア.0.5A
    • イ.2A
    • ウ.50A
    • エ.5A

    正解:エ.5A

    解説:I = P/V = 500/100 = 5A です。

  8. 問8.直列回路では、各抵抗にかかる電圧は等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直列は「電流が等しく」電圧は分配される。電圧が等しいのは並列。

  9. 問9.並列回路では、各抵抗を流れる電流は等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。並列は「電圧が等しく」電流は分配される。電流が等しいのは直列。

  10. 問10.10Ωの抵抗2つを直列に接続した場合の合成抵抗はいくらか。

    • ア.20Ω
    • イ.10Ω
    • ウ.5Ω
    • エ.100Ω

    正解:ア.20Ω

    解説:直列接続の合成抵抗は R = R1 + R2 = 10 + 10 = 20Ω です。

  11. 問11.10Ωの抵抗2つを並列に接続した場合の合成抵抗はいくらか。

    • ア.10Ω
    • イ.5Ω
    • ウ.20Ω
    • エ.100Ω

    正解:イ.5Ω

    解説:並列接続の合成抵抗は 1/R = 1/R1 + 1/R2 = 1/10 + 1/10 = 2/10 → R = 5Ω です。

  12. 問12.交流の周波数が50Hzのとき、1秒間に電流の向きが50回変わる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。50Hzの交流では1秒間に50サイクル繰り返されるため、電流の向きは1秒間に100回変わります。

  13. 問13.力率が0.5のとき、皮相電力と有効電力は等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。力率「1」のとき皮相電力=有効電力。0.5なら有効電力は皮相の半分。

  14. 問14.単相交流100V、10Aで力率80%のときの消費電力はどれか。

    • ア.80W
    • イ.100W
    • ウ.800W
    • エ.1000W

    正解:ウ.800W

    解説:P = V × I × cosθ = 100 × 10 × 0.8 = 800W です。

  15. 問15.電力量の単位はkWh(キロワット時)である。

    正解:○(正しい)

    解説:電力量 = 電力 × 時間であり、単位はWh(ワット時)またはkWh(キロワット時)です。

  16. 問16.三相交流は、位相が90度ずつ異なる3つの単相交流を組み合わせたものである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。三相交流の位相差は「120度」(90度ではない)。

  17. 問17.三相3線式200V回路の線間電圧はいくらか。

    • ア.100V
    • イ.115V
    • ウ.173V
    • エ.200V

    正解:エ.200V

    解説:三相3線式200Vの線間電圧は200Vです。相電圧は200/√3 ≒ 115Vとなります。

  18. 問18.コンデンサに蓄えられる電荷QはQ = CVで表される。

    正解:○(正しい)

    解説:Q = CV(電荷=静電容量×電圧)はコンデンサの基本公式です。

  19. 問19.交流回路においてコイルのリアクタンスは周波数に反比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。コイルのリアクタンスXL=2πfL は周波数に「比例」(反比例ではない)。容量性リアクタンスが反比例。

  20. 問20.発熱量に関するジュールの法則で正しいものはどれか。

    • ア.H = I²Rt
    • イ.H = IRt
    • ウ.H = I²R/t
    • エ.H = IR²t

    正解:ア.H = I²Rt

    解説:ジュールの法則 H = I²Rt(発熱量=電流の2乗×抵抗×時間)です。

  21. 問21.キルヒホッフの第一法則(電流則)は、回路の任意の接続点に流入する電流の和と流出する電流の和が等しいことを示す。

    正解:○(正しい)

    解説:キルヒホッフの第一法則(KCL)は、ノード(節点)に流入する電流の総和はゼロ、すなわち流入電流と流出電流が等しいという法則です。

  22. 問22.キルヒホッフの第二法則(電圧則)は、閉回路における起電力の総和と電圧降下の総和が等しいことを示す。

    正解:○(正しい)

    解説:キルヒホッフの第二法則(KVL)は、閉回路を一周したとき、起電力の和と各抵抗での電圧降下の和が等しいという法則です。

  23. 問23.交流回路のインピーダンスは、抵抗とリアクタンスの単純な算術和で求められる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。インピーダンスZ = √(R² + X²) であり、抵抗Rとリアクタンスの二乗和の平方根で求めます。単純な足し算ではありません。

  24. 問24.容量性リアクタンスは、周波数が高くなるほど大きくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。容量性リアクタンスXc=1/(2πfC)は「周波数が高くなるほど小さくなる」(記述が逆)。

  25. 問25.RLC直列回路で誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが等しいとき、共振状態となりインピーダンスは最小になる。

    正解:○(正しい)

    解説:直列共振ではXL = Xcとなり、インピーダンスZ = Rのみとなって最小値をとります。このとき電流は最大になります。

  26. 問26.三相交流のΔ(デルタ)結線では、線間電圧と相電圧は異なる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Δ結線は「線間電圧=相電圧」(等しい)。線電流と相電流は√3倍違う。

  27. 問27.三相交流のY(スター)結線では、線電流と相電流は異なる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Y結線は「線電流=相電流」(等しい)。線間電圧は相電圧の√3倍。

  28. 問28.同じ抵抗値3個をΔ結線からY結線に変換すると、Y結線の各抵抗値はΔ結線の3倍になる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Δ→Y変換でY結線の各抵抗は「Δ結線の1/3」(3倍ではない)。

  29. 問29.銅の抵抗率はアルミニウムの抵抗率より大きい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。銅の抵抗率は約1.68×10⁻⁸Ω・mであり、アルミニウムの約2.65×10⁻⁸Ω・mより小さいです。銅の方が電気を通しやすい導体です。

  30. 問30.導体の抵抗は温度が上昇すると一般に減少する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属導体は温度上昇で「抵抗増加」(半導体・電解液は減少)。

  31. 問31.交流回路において、無効電力の単位はvar(バール)である。

    正解:○(正しい)

    解説:無効電力の単位はvar(バール)です。有効電力はW(ワット)、皮相電力はVA(ボルトアンペア)です。

  32. 問32.力率が遅れの場合、電流の位相は電圧より進んでいる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。遅れ力率とは、電流の位相が電圧より遅れていることを意味します。誘導性負荷(コイル)で生じます。進み力率は容量性負荷(コンデンサ)で生じます。

  33. 問33.ホイートストンブリッジ回路が平衡状態にあるとき、検流計を流れる電流は最大になる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。平衡時は「検流計電流ゼロ」(最大ではない)。

  34. 問34.コンデンサを直列接続すると、合成静電容量は個々より大きくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直列接続では「合成容量は個々より小さくなる」(直列の合成は1/Cの和の逆数)。

  35. 問35.磁界中の導体に電流を流すと導体に力が作用するが、この現象をフレミングの右手の法則で説明できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流を流した導体に力が作用するのはフレミングの左手の法則(電動機の原理)です。右手の法則は導体を動かしたときに生じる起電力の方向(発電機の原理)を表します。

  36. 問36.自己インダクタンスの単位はH(ヘンリー)である。

    正解:○(正しい)

    解説:インダクタンス(自己インダクタンス・相互インダクタンス)の単位はH(ヘンリー)です。コイルに1A/sの電流変化で1Vの起電力が生じるとき1Hです。

  37. 問37.三相交流回路の電力は、単相と同じ P = V × I × cosθ で計算される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。三相電力は「P = √3 × V × I × cosθ」(線間電圧・線電流)。√3係数が必要。

  38. 問38.半導体のダイオードは、交流を直流に変換する整流作用を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:ダイオードは一方向にしか電流を流さない性質を持ち、この特性を利用して交流を直流に変換(整流)できます。

  39. 問39.コンデンサに蓄えられるエネルギーは W = CV² で表される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。コンデンサに蓄えられるエネルギーは W = (1/2)CV² です。1/2を掛ける必要があります。

  40. 問40.電流の磁気作用を利用した計器は、可動鉄片形計器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流磁気作用の計器は「可動コイル形」(直流専用)。可動鉄片形は別原理(軟鉄片の磁化)。

  41. 問41.可動鉄片形計器は直流専用である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。可動鉄片形は「直流・交流両用」(記述が逆、直流専用は可動コイル形)。

  42. 問42.抵抗R[Ω]とインダクタンスL[H]の直列回路に角周波数ω[rad/s]の交流を加えたときのインピーダンスZ[Ω]はどれか。

    • ア.Z = √(R² + ω²L²)
    • イ.Z = R + ωL
    • ウ.Z = √(R² − ω²L²)
    • エ.Z = R × ωL

    正解:ア.Z = √(R² + ω²L²)

    解説:RL直列回路のインピーダンスは Z = √(R² + (ωL)²) です。抵抗とリアクタンスの二乗和の平方根で求めます。

  43. 問43.静電容量2μFと3μFのコンデンサを直列接続したときの合成静電容量はどれか。

    • ア.2.5μF
    • イ.1.2μF
    • ウ.5μF
    • エ.6μF

    正解:イ.1.2μF

    解説:直列接続の合成静電容量は 1/C = 1/2 + 1/3 = 5/6 → C = 6/5 = 1.2μF です。

  44. 問44.三相Y結線で相電圧が115Vのとき、線間電圧は約何Vか。

    • ア.100V
    • イ.150V
    • ウ.200V
    • エ.230V

    正解:ウ.200V

    解説:Y結線の線間電圧 = 相電圧 × √3 = 115 × 1.732 ≒ 200V です。

  45. 問45.20Ωの抵抗に5Aの電流が2分間流れたとき発生する熱量は何kJか。

    • ア.12kJ
    • イ.30kJ
    • ウ.120kJ
    • エ.60kJ

    正解:エ.60kJ

    解説:H = I²Rt = 5² × 20 × 120 = 60,000J = 60kJ です。

  46. 問46.100Vの電源に、8Ωの抵抗と6Ωの容量性リアクタンスを直列に接続した場合、回路に流れる電流は何Aか。

    • ア.10A
    • イ.7.1A
    • ウ.5A
    • エ.14.3A

    正解:ア.10A

    解説:インピーダンス Z = √(8² + 6²) = √(64 + 36) = √100 = 10Ω。電流 I = V/Z = 100/10 = 10A です。

  47. 問47.単相交流回路で電圧200V、電流10A、力率60%のとき、無効電力は約何varか。

    • ア.800var
    • イ.1600var
    • ウ.1200var
    • エ.2000var

    正解:イ.1600var

    解説:皮相電力S = 200×10 = 2000VA、有効電力P = 2000×0.6 = 1200W。無効電力Q = √(S²−P²) = √(4000000−1440000) = √2560000 = 1600var です。

  48. 問48.10Ω、20Ω、20Ωの3つの抵抗がある。20Ωの抵抗2つを並列にし、それを10Ωの抵抗と直列にしたときの合成抵抗はどれか。

    • ア.15Ω
    • イ.25Ω
    • ウ.20Ω
    • エ.50Ω

    正解:ウ.20Ω

    解説:20Ωの並列合成 = 20×20/(20+20) = 10Ω。これと10Ωの直列 = 10 + 10 = 20Ω です。

  49. 問49.三相3線式200V回路に三相平衡負荷を接続し、線電流が10Aで力率80%のとき、消費電力は約何Wか。

    • ア.1600W
    • イ.2000W
    • ウ.3460W
    • エ.2770W

    正解:エ.2770W

    解説:P = √3 × V × I × cosθ = 1.732 × 200 × 10 × 0.8 ≒ 2771W ≒ 2770W です。

  50. 問50.断面積が2mm²、長さが100mの銅線の抵抗は約何Ωか。ただし銅の抵抗率を1.7×10⁻⁸Ω・mとする。

    • ア.0.85Ω
    • イ.0.085Ω
    • ウ.8.5Ω
    • エ.85Ω

    正解:ア.0.85Ω

    解説:R = ρL/A = 1.7×10⁻⁸ × 100 / (2×10⁻⁶) = 1.7×10⁻⁶ / 2×10⁻⁶ = 0.85Ω です。

  51. 問51.P型半導体は、シリコンにリン(P)などの5価元素を添加して作られる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。P型半導体は「3価元素(ホウ素B等)」を添加(5価元素はN型)。

  52. 問52.N型半導体の多数キャリアは正孔(ホール)である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。N型半導体の多数キャリアは自由電子です。正孔が多数キャリアとなるのはP型半導体です。N型はリン(P)やヒ素(As)などの5価元素を添加して作ります。

  53. 問53.テスタの直流電圧レンジで交流電圧を測定すると、正しい値が得られない。

    正解:○(正しい)

    解説:テスタの直流電圧レンジでは交流を正しく測定できません。交流電圧を測定するときは必ず交流電圧レンジに切り替える必要があります。

  54. 問54.テスタで抵抗を測定する際、測定前にゼロオーム調整を行う必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:テスタの抵抗測定では、テストリードを短絡させて指針をゼロに合わせるゼロオーム調整を行ってから測定します。内蔵電池の消耗により誤差が生じるためです。

  55. 問55.電力計は電圧コイル1つで有効電力を測定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電力計は「電圧コイル+電流コイルの2コイル」が必要(瞬時積で電力測定)。

  56. 問56.力率を1.0に改善するには、遅れ無効電力と同じ大きさの遅れ無効電力を供給する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。遅れ無効電力に対しては「進み無効電力」を供給して打消し(遅れ+遅れではない)。

  57. 問57.変圧器の効率は、無負荷時に最大となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。変圧器効率最大は「鉄損=銅損」のとき(無負荷時は鉄損のみで効率0)。

  58. 問58.電線の許容電流は、周囲温度が高くなると増加する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。周囲温度上昇で「許容電流は減少」(放熱悪化のため)。

  59. 問59.ツェナーダイオードは、逆方向に一定電圧で降伏する特性を利用して定電圧回路に用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:ツェナーダイオードは逆バイアス時に一定電圧(ツェナー電圧)で降伏する特性があり、電圧安定化(レギュレータ)回路に広く使用されます。

  60. 問60.トランジスタのhFE(直流電流増幅率)とは、コレクタ電流をエミッタ電流で割った値である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。hFE(直流電流増幅率)はコレクタ電流(Ic)をベース電流(Ib)で割った値です。Ic/Ib = hFE であり、エミッタ電流ではありません。

  61. 問61.誘電体損失は、コイル内部で生じるエネルギー損失である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。誘電体損失は「コンデンサの絶縁体内部」で生じる損失(コイルではない、それは銅損・鉄損)。

  62. 問62.整流回路において、半波整流は全波整流に比べてリプルが小さい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。「全波整流の方がリプル小」(半波より平滑)。記述が逆。

  63. 問63.交流回路において、周波数が50Hzから60Hzに変わると、誘導性リアクタンスは減少する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。誘導性リアクタンス XL = 2πfL であり、周波数fが大きくなるとXLも大きくなります。減少するのは容量性リアクタンス(Xc = 1/2πfC)です。

  64. 問64.並列共振回路では、共振時にインピーダンスが最小になり電流は最大になる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。並列共振は「インピーダンス最大・電流最小」(直列共振が最小・最大)。

  65. 問65.電気回路のテブナンの定理は、任意の二端子回路を等価電圧源と直列抵抗で表すことができるという定理である。

    正解:○(正しい)

    解説:テブナンの定理(等価電圧源の定理)は、線形回路の任意の二端子を開放電圧の電圧源と内部抵抗の直列接続で等価表現できるという定理です。

  66. 問66.磁気回路の磁気抵抗は、磁路の長さに反比例し断面積に比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。磁気抵抗は「磁路長に比例・断面積に反比例」(記述が逆)。R=l/(μA)。

  67. 問67.電子の移動方向と電流の方向は同じである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電流の方向は正電荷の移動方向と定められており、電子(負電荷)の移動方向とは逆向きです。これは歴史的な慣例によるものです。

  68. 問68.電圧計の内部抵抗は小さいほど測定精度が高くなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電圧計の内部抵抗は「大きいほど精度高い」(並列接続で対象に影響しない)。電流計が小さいほど良い。

  69. 問69.電圧計の内部抵抗は、小さいほど測定精度が高くなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電圧計は回路に並列接続するため、内部抵抗が小さいと回路から大きな電流を取り込み測定値に影響します。内部抵抗は大きいほど精度が高くなります。

  70. 問70.直流回路のキルヒホッフの法則は、交流回路には適用できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。キルヒホッフの法則は直流回路だけでなく、交流回路にも適用できます。交流の場合は複素数(フェーザ)を用いて計算します。

  71. 問71.静電エネルギーの単位は、ジュール(J)で表される。

    正解:○(正しい)

    解説:静電エネルギー W = (1/2)CV² の単位はジュール(J)です。エネルギーの単位は電気エネルギーも静電エネルギーもすべてジュールです。

  72. 問72.シリコンダイオードの順方向電圧降下は約何Vか。

    • ア.0.6V
    • イ.0.2V
    • ウ.1.2V
    • エ.2.0V

    正解:ア.0.6V

    解説:シリコンダイオードの順方向電圧降下は約0.6~0.7Vです。ゲルマニウムダイオードは約0.2~0.3Vです。

  73. 問73.テスタの抵抗レンジで測定するとき、回路に流れる電流の電源はどれか。

    • ア.測定される回路の電源
    • イ.テスタ内蔵の電池
    • ウ.商用電源
    • エ.測定リード線の起電力

    正解:イ.テスタ内蔵の電池

    解説:テスタの抵抗測定では、テスタ内蔵の電池から被測定物に微小電流を流し、その電圧降下から抵抗値を算出します。

  74. 問74.単相交流回路で有効電力600W、無効電力800varのとき、力率は約何%か。

    • ア.50%
    • イ.75%
    • ウ.60%
    • エ.80%

    正解:ウ.60%

    解説:皮相電力S = √(P² + Q²) = √(360000 + 640000) = √1000000 = 1000VA。力率 = P/S = 600/1000 = 0.6 = 60% です。

  75. 問75.変圧器の巻数比が1:20のとき、一次側に100Vを加えると二次側電圧は何Vか。

    • ア.5V
    • イ.500V
    • ウ.20V
    • エ.2000V

    正解:エ.2000V

    解説:V2 = V1 × N2/N1 = 100 × 20/1 = 2000V です。巻数比が1:20なので20倍に昇圧されます。

  76. 問76.周囲温度が40℃の場所にIV電線を布設する場合、30℃基準の許容電流に掛ける温度補正係数として最も近いものはどれか。

    • ア.0.82
    • イ.0.63
    • ウ.1.00
    • エ.1.15

    正解:ア.0.82

    解説:周囲温度40℃の場合、基準温度30℃に対する温度補正係数は約0.82です(√((60-40)/(60-30))≒0.82)。温度が高いほど補正係数は小さくなり許容電流は減少します。

  77. 問77.抵抗率ρ[Ω・m]、長さl[m]、断面積A[m²]の導体の抵抗R[Ω]を表す式はどれか。

    • ア.R = ρA/l
    • イ.R = ρl/A
    • ウ.R = l/(ρA)
    • エ.R = ρ/(lA)

    正解:イ.R = ρl/A

    解説:導体の抵抗は R = ρl/A で表されます。長さに比例し断面積に反比例します。

  78. 問78.200Vの電源に力率0.8の負荷を接続し10Aの電流が流れた。力率を1.0に改善するために必要なコンデンサの無効電力は約何varか。

    • ア.800var
    • イ.1000var
    • ウ.1200var
    • エ.1600var

    正解:ウ.1200var

    解説:皮相電力S = 200×10 = 2000VA。cosθ=0.8のときsinθ=0.6。無効電力Q = S×sinθ = 2000×0.6 = 1200var。力率1.0にするには1200varのコンデンサが必要です。

  79. 問79.100V、40Wの白熱電球の点灯時の抵抗は約何Ωか。

    • ア.2.5Ω
    • イ.25Ω
    • ウ.400Ω
    • エ.250Ω

    正解:エ.250Ω

    解説:R = V²/P = 100²/40 = 10000/40 = 250Ω です。点灯時はフィラメントが高温になり抵抗値が大きくなります。

  80. 問80.50Hzにおけるインダクタンス0.1Hのコイルの誘導性リアクタンスは約何Ωか。

    • ア.31.4Ω
    • イ.15.7Ω
    • ウ.50Ω
    • エ.62.8Ω

    正解:ア.31.4Ω

    解説:XL = 2πfL = 2 × 3.14 × 50 × 0.1 = 31.4Ω です。

  81. 問81.2つの抵抗R1=6Ω、R2=3Ωを並列接続したときの合成抵抗は2Ωである。

    正解:○(正しい)

    解説:並列の合成抵抗 R = (R1×R2)/(R1+R2) = (6×3)/(6+3) = 18/9 = 2Ωとなります。

  82. 問82.直列接続された抵抗に流れる電流は、抵抗値に反比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直列接続では流れる電流はどの抵抗でも同じです。電流が抵抗値に反比例するのは、同じ電圧を並列抵抗に加えた場合です。

  83. 問83.抵抗率の単位はΩ/mである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。抵抗率の単位は「Ω・m」(オーム掛けるメートル、Ω/mではない)。

  84. 問84.銀は銅より導電率が低い(電気を通しにくい)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。銀の導電率は「銅より高い」(最高クラスの導電体)。価格高で実用は銅が主流。

  85. 問85.電線の抵抗値は、温度が上昇すると減少する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。銅やアルミなど金属導体の抵抗値は温度上昇とともに増加します。温度係数は正の値です。半導体は逆の特性を示します。

  86. 問86.交流の実効値は、同じ熱量を発生する直流の値と等しい。

    正解:○(正しい)

    解説:実効値の定義は「同じ抵抗に同じ時間流したとき、直流と同じ熱量(ジュール熱)を発生する交流の値」です。

  87. 問87.正弦波交流の最大値は、実効値の1/√2倍である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。最大値は「実効値の√2倍」(記述が逆)。実効値が最大値の1/√2倍。

  88. 問88.単相3線式100/200V回路で、中性線と電圧線の間の電圧は200Vである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相3線式では中性線と電圧線(非接地側)間は100V、電圧線同士は200Vになります。

  89. 問89.三相3線式Y結線の線間電圧は、相電圧と等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Y結線の線間電圧は「相電圧の√3倍」(等しいのはΔ結線)。

  90. 問90.三相3線式Δ結線(三角結線)の線電流は、相電流の√3倍である。

    正解:○(正しい)

    解説:Δ結線では線電流I_L = √3 × 相電流I_P です(線間電圧は相電圧と等しい)。

  91. 問91.三相電力の公式は、P = √3 × V × I × cosθ(線間電圧・線電流)である。

    正解:○(正しい)

    解説:三相電力の公式は P = √3 VI cosθ(Vは線間電圧、Iは線電流)で、Y結線・Δ結線どちらにも成立します。

  92. 問92.コンデンサのリアクタンスXcは、静電容量Cに比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。容量性リアクタンス Xc = 1/(2πfC) で、Cおよび周波数fに反比例します。Cが大きいほどXcは小さくなります。

  93. 問93.RLC直列回路では、XL = Xcのとき共振が起こりインピーダンスが最小になる。

    正解:○(正しい)

    解説:直列共振ではXL = Xcとなり虚部が打ち消しあってインピーダンスが抵抗Rのみ(最小)になり、電流が最大になります。

  94. 問94.無効電力の単位はvar(バール)である。

    正解:○(正しい)

    解説:無効電力Qの単位はvar(volt-ampere reactive)です。有効電力はW、皮相電力はVAで区別されます。

  95. 問95.電熱器で消費する電力は、電圧を2倍にすると4倍になる(抵抗一定の場合)。

    正解:○(正しい)

    解説:P = V²/R なので電圧を2倍にすると消費電力は2² = 4倍になります(抵抗が一定の場合)。

  96. 問96.電動機が消費する電力は、電圧と電流と力率の積で表される(単相の場合)。

    正解:○(正しい)

    解説:単相交流の有効電力 P = VI cosθ で、電圧V、電流I、力率cosθの積となります。

  97. 問97.回路の電流計の指示値が0を示すとき、その回路は開放されているか電流が流れていない状態である。

    正解:○(正しい)

    解説:電流計の指示が0ということは、その部分に電流が流れていない(回路が開いている、または電源が切れている)ことを意味します。

  98. 問98.ホイートストンブリッジは、未知の抵抗値を正確に測定する回路である。

    正解:○(正しい)

    解説:ホイートストンブリッジは平衡条件(R1R3 = R2R4)を利用して未知抵抗を高精度に測定する回路です。

  99. 問99.電気抵抗の温度係数が正の物質は、温度が上がると抵抗値が増加する。

    正解:○(正しい)

    解説:温度係数が正の物質(ほとんどの金属)は温度上昇で抵抗が増加します。銅の温度係数は約0.00393/℃です。

  100. 問100.平行平板コンデンサの静電容量は、極板間距離に比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。平行平板コンデンサの静電容量 C = εS/d は、極板間距離dに反比例します(面積Sと誘電率εには比例)。

  101. 問101.電磁誘導により発生する誘導起電力は、磁束の時間変化率に比例する(ファラデーの法則)。

    正解:○(正しい)

    解説:ファラデーの電磁誘導の法則により、誘導起電力 e = -N × dΦ/dt で、磁束の時間変化率(と巻数の積)に比例します。

  102. 問102.レンツの法則は、誘導起電力の方向に関する法則である。

    正解:○(正しい)

    解説:レンツの法則は「誘導電流は、磁束の変化を妨げる方向に流れる」という方向を示す法則です。エネルギー保存則の表れです。

  103. 問103.直流回路に接続されたコンデンサは、定常状態では電流を流さない。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサは直流定常状態では充電が完了して電流を通しません。過渡状態のみ充電電流が流れます。

  104. 問104.直流回路に接続されたコイルは、定常状態では短絡(抵抗ゼロ)と等価になる(コイルの内部抵抗を無視した場合)。

    正解:○(正しい)

    解説:直流定常状態ではdI/dt=0となり、理想コイルの両端電圧 V = L × dI/dt = 0、つまり短絡と等価になります。

  105. 問105.電線の表皮効果は、直流電流では発生しない現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:表皮効果は交流電流が導体表面に集中する現象で、直流では発生しません。周波数が高いほど顕著になります。

  106. 問106.力率が小さいと、同じ電力を送るのに大きな電流が必要になる。

    正解:○(正しい)

    解説:有効電力 P = VI cosθ なので、cosθが小さいほど同じPを得るのに大きなIが必要となり、線路損失(I²R)も増えます。

  107. 問107.電力損失は電流の2乗に比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:電線での電力損失 P_loss = I²R で電流の2乗に比例します。これが力率改善や高電圧送電が行われる理由です。

  108. 問108.水を電気分解したとき発生する気体は、陰極で水素、陽極で酸素である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気分解では陰極(カソード)で水素、陽極(アノード)で酸素が発生します。体積比は水素:酸素 = 2:1 です。

  109. 問109.蓄電池は化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄電池(鉛蓄電池、リチウムイオン電池等)は放電時に化学エネルギーを電気エネルギーに、充電時はその逆の変換を行います。

  110. 問110.三相誘導電動機の同期速度は、電源周波数に比例し極数に反比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:同期速度 Ns = 120f/p [rpm](fは周波数、pは極数)で、周波数に比例し極数に反比例します。

  111. 問111.電動機のすべり(スリップ)は、同期速度と回転子の速度が等しいときに0となる。

    正解:○(正しい)

    解説:すべり s = (Ns - N)/Ns で、同期速度Nsと回転子速度Nが等しいとs=0ですが、誘導電動機では原理上すべりが0にはなりません。

  112. 問112.電気エネルギーは発電所で生成された後、変電所で昇圧してから需要地に送電される。

    正解:○(正しい)

    解説:長距離送電では電流を小さくして損失を減らすため、発電所近くの変電所で超高圧(275kV~500kV)に昇圧して送電します。

  113. 問113.抵抗R1=3Ω、R2=6Ωを並列接続し、両端に12Vを加えたときの全電流は何Aか。

    • ア.2A
    • イ.6A
    • ウ.4A
    • エ.8A

    正解:イ.6A

    解説:合成抵抗 R = (3×6)/(3+6) = 2Ω。全電流 I = V/R = 12/2 = 6A です。

  114. 問114.100V回路に1kWの電熱器を接続したとき、20分間の電力量は何Whか。

    • ア.200Wh
    • イ.500Wh
    • ウ.333Wh
    • エ.1000Wh

    正解:ウ.333Wh

    解説:電力量 = 電力 × 時間 = 1000W × (20/60)h = 1000 × 1/3 ≒ 333Wh です。

  115. 問115.三相3線式200V、線電流10A、力率0.8のときの三相電力は約何Wか。

    • ア.1600W
    • イ.2000W
    • ウ.3460W
    • エ.2770W

    正解:エ.2770W

    解説:P = √3 × V × I × cosθ = 1.732 × 200 × 10 × 0.8 ≒ 2770W です。

  116. 問116.抵抗5Ωに2Aの電流が10分間流れたときのジュール熱はいくらか。

    • ア.12000J
    • イ.1200J
    • ウ.2400J
    • エ.20J

    正解:ア.12000J

    解説:H = I²Rt = 2² × 5 × (10×60) = 4 × 5 × 600 = 12000J です。

  117. 問117.導体の断面積を2倍、長さを3倍にすると抵抗は何倍になるか。

    • ア.2/3倍
    • イ.1.5倍
    • ウ.6倍
    • エ.1/6倍

    正解:イ.1.5倍

    解説:R = ρl/A で、長さ3倍、断面積2倍なら R' = ρ×3l/(2A) = (3/2)R = 1.5倍です。

  118. 問118.静電容量4μFのコンデンサに100Vを加えたとき蓄えられる電荷はいくらか。

    • ア.25μC
    • イ.4000μC
    • ウ.400μC
    • エ.100μC

    正解:ウ.400μC

    解説:Q = CV = 4×10⁻⁶ × 100 = 400×10⁻⁶ C = 400μC です。

  119. 問119.60Hzでインダクタンス0.2Hのコイルの誘導性リアクタンスは約何Ωか。

    • ア.37.7Ω
    • イ.12.6Ω
    • ウ.150Ω
    • エ.75.4Ω

    正解:エ.75.4Ω

    解説:XL = 2πfL = 2 × 3.14 × 60 × 0.2 ≒ 75.4Ω です。

  120. 問120.4極、周波数50Hzの三相誘導電動機の同期速度は何rpmか。

    • ア.1500rpm
    • イ.1200rpm
    • ウ.1000rpm
    • エ.3000rpm

    正解:ア.1500rpm

    解説:Ns = 120f/p = 120×50/4 = 1500rpm です。

  121. 問121.単相100V、500W、力率0.5の負荷に流れる電流は何Aか。

    • ア.2.5A
    • イ.10A
    • ウ.5A
    • エ.50A

    正解:イ.10A

    解説:I = P/(V×cosθ) = 500/(100×0.5) = 10A です。

  122. 問122.皮相電力1000VA、有効電力600Wの回路の無効電力はいくらか。

    • ア.400var
    • イ.600var
    • ウ.800var
    • エ.1000var

    正解:ウ.800var

    解説:Q = √(S² - P²) = √(1000² - 600²) = √(1000000 - 360000) = √640000 = 800var です。

  123. 問123.抵抗3Ωとリアクタンス4ΩをRL直列接続したときのインピーダンスはいくらか。

    • ア.1Ω
    • イ.12Ω
    • ウ.7Ω
    • エ.5Ω

    正解:エ.5Ω

    解説:Z = √(R² + X²) = √(3² + 4²) = √25 = 5Ω です(3-4-5直角三角形)。

  124. 問124.RL直列回路で抵抗3Ω、リアクタンス4Ωのときの力率はいくらか。

    • ア.0.6
    • イ.0.75
    • ウ.0.8
    • エ.1.0

    正解:ア.0.6

    解説:Z = 5Ω。力率 cosθ = R/Z = 3/5 = 0.6 です。

  125. 問125.直径2.6mmの電線の断面積は約何mm²か。

    • ア.2.0mm²
    • イ.5.3mm²
    • ウ.3.5mm²
    • エ.8.0mm²

    正解:イ.5.3mm²

    解説:断面積 S = π×(d/2)² = 3.14 × 1.3² ≒ 5.3mm² です。

  126. 問126.単相100V回路の屋内配線には、原則として接地側電線に白色を使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈により、接地側電線は白色または薄い灰色を使用することが定められています。

  127. 問127.合成樹脂管工事(PF管)は、コンクリート埋め込み配線に使用できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。PF管はコンクリート埋め込み配線に使用できます。ただしCD管(オレンジ色)はコンクリート埋込専用です。

  128. 問128.金属管工事に使用する電線の種類として正しいものはどれか。

    • ア.VVFケーブル
    • イ.IV電線(絶縁電線)
    • ウ.VVRケーブル
    • エ.CVケーブル

    正解:イ.IV電線(絶縁電線)

    解説:金属管工事では管内にIV電線(600Vビニル絶縁電線)などの絶縁電線を通線します。

  129. 問129.VVFケーブルの被覆色が灰色のものは屋内配線に使用できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。VVFケーブルは灰色被覆が一般的であり、屋内配線に広く使用されています。

  130. 問130.住宅のコンセント回路に使用するブレーカーの定格電流として最も一般的なものはどれか。

    • ア.15A
    • イ.30A
    • ウ.20A
    • エ.50A

    正解:ウ.20A

    解説:住宅のコンセント回路には一般的に20Aの配線用遮断器が使用されます。

  131. 問131.電線の許容電流は、電線の太さ(断面積)が大きいほど大きくなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電線の断面積が大きいほど抵抗が小さくなるため、許容電流は大きくなります。

  132. 問132.1.6mmのIV電線の許容電流は約何Aか。

    • ア.17A
    • イ.49A
    • ウ.37A
    • エ.27A

    正解:エ.27A

    解説:単線1.6mmの600Vビニル絶縁電線の許容電流は27Aです(周囲温度30℃の場合)。

  133. 問133.ケーブル工事では、ケーブルを直接コンクリート壁に固定できる。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブル工事ではケーブルをサドル等で直接造営材に固定する方法が認められています。

  134. 問134.電線管内では電線の接続をしてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電線管内での電線の接続は禁止されており、接続はボックス内で行う必要があります。

  135. 問135.リングスリーブによる圧着接続で、1.6mm電線2本の場合に使用するスリーブの大きさはどれか。

    • ア.特小(○)
    • イ.小
    • ウ.中
    • エ.大

    正解:ア.特小(○)

    解説:1.6mm2本の場合はリングスリーブ特小(○マーク)を使用します。

  136. 問136.差込形コネクタは、繰り返し使用(取り外して再接続)ができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。差込形コネクタは一度差し込んだら取り外しての再使用はできません。再接続する場合は新しいコネクタを使用します。

  137. 問137.単相3線式100/200V回路の中性線には、過電流遮断器を設けてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:中性線が開放されると不平衡による異常電圧が発生するため、中性線には過電流遮断器を設けてはいけません。

  138. 問138.アウトレットボックスの用途として正しいものはどれか。

    • ア.電力量計の収納
    • イ.電線の引き入れ、接続点として使用
    • ウ.分電盤の固定
    • エ.ケーブルラックの支持

    正解:イ.電線の引き入れ、接続点として使用

    解説:アウトレットボックスは電線管工事で電線の引き入れや接続の中継点として使用されます。

  139. 問139.金属ダクト工事は、乾燥した場所で展開した場所に施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:金属ダクト工事は乾燥した展開場所(点検できる場所)に施設できます。

  140. 問140.地中埋設配線でケーブルを直接埋設する場合、埋設深さは原則何cm以上か。

    • ア.30cm
    • イ.40cm
    • ウ.60cm
    • エ.80cm

    正解:ウ.60cm

    解説:ケーブルを直接地中に埋設する場合、車両の通行がない場所で60cm以上の深さが必要です。

  141. 問141.低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ以上必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:電技の規定で、対地電圧150V以下(使用電圧300V以下)の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ以上が必要です。

  142. 問142.合成樹脂製可とう電線管(PF管)相互の接続にはカップリングを使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:PF管相互の接続にはPF管用カップリングを使用して接続します。

  143. 問143.三相誘導電動機の回転方向を逆にするには、3本の電源線のうち何本を入れ替えるか。

    • ア.1本
    • イ.入れ替えでは変えられない
    • ウ.3本
    • エ.2本

    正解:エ.2本

    解説:三相誘導電動機の回転方向は、3本の電源線のうち任意の2本を入れ替えることで逆転できます。

  144. 問144.ジョイントボックス内で電線を接続する場合、接続部分を絶縁テープで処理する。

    正解:○(正しい)

    解説:電線の接続部分は絶縁テープまたは絶縁キャップ等で確実に絶縁処理する必要があります。

  145. 問145.配線用遮断器の定格電流が20Aの場合、接続できる電線の太さの最小値はどれか。

    • ア.1.6mm
    • イ.2.0mm
    • ウ.2.6mm
    • エ.3.2mm

    正解:ア.1.6mm

    解説:定格電流20Aの場合、直径1.6mm以上の電線(許容電流27A)を使用できます。

  146. 問146.フロアダクト工事は、二重床(フリーアクセスフロア)内の配線方式として使用される。

    正解:○(正しい)

    解説:フロアダクトは床面内に埋め込む配線方式で、オフィスビルなどの二重床内配線に使用されます。

  147. 問147.金属管工事において、管の曲げ角度の合計が360度を超える区間にはボックスを設ける必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属管工事では1区間の曲げ角度の合計が270度を超えてはならないとされています。通線が困難になるためです。

  148. 問148.ライティングダクト工事では、ダクトの開口部を下向きに施設するのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:ライティングダクトは塵埃や水の侵入を防ぐため、開口部を下向きに施設するのが原則です。

  149. 問149.バスダクト工事は、工場などで大電流を効率よく供給するために用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:バスダクトは銅またはアルミの帯状導体をダクト内に収めたもので、大電流の幹線として工場などで使用されます。

  150. 問150.同一の金属管内に、異なる回路の電線を収めることは一切禁止されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。同一の金属管内に異なる回路の電線を収めることは原則禁止ですが、同一の配電盤から供給される回路など一定の条件下では認められます。

  151. 問151.がいし引き工事は、展開した場所であれば使用電圧300Vを超える低圧配線にも施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:がいし引き工事は、展開した場所(点検できる場所)では300Vを超える低圧屋内配線にも使用できます。

  152. 問152.CD管(合成樹脂製可とう電線管)は、自己消火性がないためコンクリート埋込配線専用である。

    正解:○(正しい)

    解説:CD管(オレンジ色)は自己消火性がないため、コンクリート埋込配線専用です。露出配線にはPF管(自己消火性あり)を使用します。

  153. 問153.VVRケーブルは、VVFケーブルに比べて外装が丸型であり柔軟性に優れている。

    正解:○(正しい)

    解説:VVR(ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸型)はVVF(平型)に比べて断面が円形で柔軟性があり、屈曲させやすい特徴があります。

  154. 問154.EM-EEFケーブルは、燃焼時にハロゲンガスを発生しない環境配慮型のケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:EM-EEF(エコケーブル)はポリエチレン系の材料を使用し、燃焼時にハロゲンガスや有毒ガスを発生しない環境に配慮したケーブルです。

  155. 問155.単相3線式配線では、中性線と電圧線の2線で200Vを取り出すことができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。200Vは2本の電圧線(非接地側電線)間から取り出します。中性線と電圧線の間からは100Vしか取り出せません。

  156. 問156.分電盤の主幹ブレーカーの定格電流は、幹線の許容電流以下でなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。幹線の許容電流は、主幹ブレーカーの定格電流以上でなければなりません。つまり幹線の方が大きな電流を流せる必要があります。

  157. 問157.過電流遮断器の定格電流が30Aの分岐回路に接続できるコンセントの定格は20A以上30A以下である。

    正解:○(正しい)

    解説:30A分岐回路では、20A以上30A以下のコンセントを使用します。電線は直径2.6mm以上(断面積5.5mm²以上)が必要です。

  158. 問158.電線の接続部分の電気抵抗は、電線自体の抵抗より増加させてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈により、電線の接続部分の電気抵抗は電線の電気抵抗を増加させないように接続しなければなりません。

  159. 問159.CVケーブルは、架橋ポリエチレンで絶縁されており、VVFケーブルより耐熱性が高い。

    正解:○(正しい)

    解説:CV(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース)ケーブルは許容温度が90℃であり、VVF(ビニル絶縁、60℃)より耐熱性に優れています。

  160. 問160.200V回路に使用するコンセントは、100V用のコンセントと同一形状でもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。200V用コンセントは100V用とは異なる形状(刃受けの配置)が定められており、誤接続を防止する構造になっています。

  161. 問161.金属製の電線管には、D種接地工事を施さなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:金属製の電線管は漏電時の感電を防止するため、D種接地工事(300V以下)を施す必要があります。使用電圧300V超ではC種接地工事です。

  162. 問162.より線の素線数が増えると、同じ断面積でも柔軟性が増す。

    正解:○(正しい)

    解説:より線は素線数が多いほど各素線が細くなるため柔軟性が増します。配線の取り回しが容易になりますが、端末処理が必要です。

  163. 問163.電線管内の電線の占積率は、原則として管の内断面積の32%以下でなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電線管の電線占積率は原則32%以下。ただし同一太さの電線で屈曲が少なく容易に引き入れ・引き替えできる場合は48%以下まで緩和でき、太さの異なる電線が混在する場合は32%以下とする(内線規程)。通線性と放熱を確保するため。

  164. 問164.合成樹脂管工事では、管の支持点間の距離は1.5m以下とする。

    正解:○(正しい)

    解説:合成樹脂管(硬質塩化ビニル管)の支持点間の距離は1.5m以下と定められています。

  165. 問165.引込口配線には、雨線外から屋内に引き込む部分に防水処理を施す必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:引込口は雨水の浸入を防ぐため、引込線の貫通部に防水処理(シーリング等)を確実に施す必要があります。

  166. 問166.ケーブルラック上にケーブルを布設する場合、ケーブルを束ねて固定する必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルラック上ではケーブルが移動しないよう、バインド線や結束バンド等で適切に固定する必要があります。

  167. 問167.VVFケーブル1.6mm 2心の場合、20Aの配線用遮断器で保護される回路の電線の長さの上限として考慮すべき要素はどれか。

    • ア.電線の色
    • イ.電圧降下の許容範囲
    • ウ.ケーブルの外径
    • エ.被覆の厚さ

    正解:イ.電圧降下の許容範囲

    解説:電線の長さが長くなると電圧降下が大きくなるため、幹線・分岐回路とも電圧降下の許容範囲(内線規程では2%以内等)を考慮する必要があります。

  168. 問168.電線の接続方法のうち、差込形コネクタによる接続と比べたリングスリーブ圧着の特徴として正しいものはどれか。

    • ア.工具が不要
    • イ.取り外しが容易
    • ウ.機械的強度が高い
    • エ.絶縁処理が不要

    正解:ウ.機械的強度が高い

    解説:リングスリーブ圧着は専用工具で金属スリーブを圧縮するため機械的強度が高いですが、取り外しはできず、絶縁テープによる処理も必要です。

  169. 問169.2.0mmの単線4本をリングスリーブで圧着する場合、使用するスリーブの大きさはどれか。

    • ア.小
    • イ.特小
    • ウ.大
    • エ.中

    正解:エ.中

    解説:2.0mm×4本の場合、断面積の合計が大きいため「中」スリーブを使用し、圧着マークは「中」です。

  170. 問170.接地線を電線管内に収める場合の注意事項として正しいものはどれか。

    • ア.被接地回路の電線と同一管内に収める
    • イ.単独の管に収めなければならない
    • ウ.接地線は電線管内に収めてはならない
    • エ.必ず金属管に収める

    正解:ア.被接地回路の電線と同一管内に収める

    解説:接地線は、被接地回路の電線と同一の電線管内に収めることができます。別回路の管に収めることは原則できません。

  171. 問171.分岐回路の過電流遮断器の定格電流が15Aの場合、使用できるコンセントの定格として正しいものはどれか。

    • ア.15Aのみ
    • イ.15A以下
    • ウ.20A以下
    • エ.10A以下

    正解:イ.15A以下

    解説:15A分岐回路では15A以下のコンセントを使用します。電線は直径1.6mm以上が必要です。

  172. 問172.住宅の単相3線式配線において、電圧線と中性線間の電圧はどれか。

    • ア.173V
    • イ.141V
    • ウ.100V
    • エ.200V

    正解:ウ.100V

    解説:単相3線式では電圧線と中性線の間が100V、電圧線同士の間が200Vです。

  173. 問173.単相2線式100V回路で、消費電力1500Wの負荷に電気を供給する場合の電流値はどれか。

    • ア.10A
    • イ.30A
    • ウ.20A
    • エ.15A

    正解:エ.15A

    解説:I = P/V = 1500/100 = 15A です。このため15A以上のブレーカーとコンセントが必要になります。

  174. 問174.電線管の太さの選定において考慮しなければならないものとして、最も適切なものはどれか。

    • ア.収容する電線の占積率
    • イ.電線の色
    • ウ.配管の長さのみ
    • エ.使用する接地工事の種類

    正解:ア.収容する電線の占積率

    解説:電線管の太さは、収容する電線の占積率(断面積の割合)が規定値以下となるよう選定します。

  175. 問175.地中電線路にケーブルを埋設する場合で、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所の埋設深さはどれか。

    • ア.0.6m以上
    • イ.1.2m以上
    • ウ.1.0m以上
    • エ.1.5m以上

    正解:イ.1.2m以上

    解説:車両等の重量物の圧力を受けるおそれがある場所では、埋設深さは1.2m以上が必要です。その他の場所は0.6m以上です。

  176. 問176.複線図において、電源の接地側(白線)はスイッチに接続する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。接地側白線は「コンセントと照明器具に直接接続」(スイッチには接続しない、非接地側がスイッチへ)。

  177. 問177.複線図で3路スイッチ間の渡り線には、必ず赤色と白色の電線を使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3路スイッチ間の渡り線は通常赤色と白色(または黒色)ですが、施工条件によって色の指定は異なります。必ずしも赤と白に限定されるわけではありません。

  178. 問178.技能試験の施工条件で「電源接地側電線は白色」とある場合、すべての白線が必ず接地側である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。白線「すべてが接地側とは限らない」(渡り配線等の自由配色も可)。

  179. 問179.接地線(アース線)には、原則として赤色の電線を使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。接地線は「緑色または緑/黄ストライプ」(赤色は非接地側等)。

  180. 問180.防水コンセントの設置場所は、必ず屋外でなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。防水コンセントは主に屋外で使用されますが、浴室周辺や水を使う場所など屋内でも使用される場合があります。設置場所の条件に応じて選定します。

  181. 問181.D種接地工事の接地線の太さは、原則として直径3.2mm以上の軟銅線を使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。D種接地は「直径1.6mm以上」(3.2mmは不要、過大)。

  182. 問182.VVFケーブル2心の非接地側電線は、必ず白色である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。非接地側は「黒色」が原則(白色は接地側)。

  183. 問183.VVFケーブル3心の赤色電線は、必ず接地側に使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3心の赤色は「200V回路や3路スイッチの渡り線」等に使用(接地側ではない、接地側は白)。

  184. 問184.ボックスコネクタは、合成樹脂管とアウトレットボックスを接続するために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ボックスコネクタは「金属管とアウトレットボックス」を接続(合成樹脂管はカップリング等)。

  185. 問185.ねじなし電線管(E管)の切断面はそのまま使用してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。切断面は「リーマで面取り」が必要(バリで電線被覆を傷つける防止)。

  186. 問186.合成樹脂管(硬質塩化ビニル管)は、トーチランプで加熱して曲げる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。合成樹脂管は「トーチランプ加熱は不可」(焼損する)。専用のヒーターやドライヤで温める。

  187. 問187.金属管工事で管を曲げる場合、管内側の曲げ半径は管内径の3倍以上とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属管の曲げ半径は「内径の6倍以上」(3倍は急すぎ)。

  188. 問188.ノーマルベンドは、電線管を斜めに曲げる付属品である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ノーマルベンドは「直角に曲げる」付属品(斜めではない)。

  189. 問189.同一の合成樹脂管内に、強電回路と弱電回路の電線を一緒に収めることができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。強電回路(電灯・コンセント回路等)と弱電回路(電話・通信線等)の電線は、原則として同一管内に収めてはいけません。相互の電磁的干渉や安全上の問題があるためです。

  190. 問190.ケーブル工事で天井裏のVVFケーブル支持点間距離は5m以下とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。造営材沿い以外の支持点間距離は「2m以下」(5mではない)。

  191. 問191.差込形コネクタで電線を接続する場合、心線の露出が多すぎると短絡の危険がある。

    正解:○(正しい)

    解説:差込形コネクタに電線を差し込む際、心線の露出(ストリップ長さ)が適切でないと、導体がコネクタから露出して短絡や感電の危険があります。

  192. 問192.埋込配線のスイッチボックスは、壁面から大きく突出するように施設する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。スイッチボックスは「壁面から突出しない」ように施設(突出は外観・安全上不可)。

  193. 問193.金属管内の通線作業に使用する細いワイヤーを「送り線」という。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。通線用ワイヤーは「呼び線」(送り線ではない)。

  194. 問194.技能試験で、ランプレセプタクルに電線を接続する際、ねじの締め付け方向と同じ向きに心線を巻く。

    正解:○(正しい)

    解説:ランプレセプタクルの端子ねじに心線を巻き付ける際は、ねじを締める方向(時計回り)と同じ向きに巻くことで、締め付け時に心線が外れにくくなります。

  195. 問195.技能試験で外装被覆(シース)の剥ぎ取りが長すぎると欠陥となる。

    正解:○(正しい)

    解説:外装被覆の剥ぎ取り長さが規定より長すぎると、心線の露出が多くなり「重大欠陥」または「軽欠陥」として減点・不合格の対象になります。

  196. 問196.技能試験で絶縁被覆を剥く際、心線に深い傷をつけると欠陥の対象になる。

    正解:○(正しい)

    解説:心線に深い傷(キズ)をつけると、その部分の断面積が減少し機械的強度や通電容量が低下するため、欠陥として扱われます。

  197. 問197.複線図でスイッチの電源側に接続する電線の色として正しいものはどれか。

    • ア.白(接地側)
    • イ.黒(非接地側)
    • ウ.緑(接地線)
    • エ.赤(3心の予備線)

    正解:イ.黒(非接地側)

    解説:スイッチの電源側には非接地側(黒色)の電線を接続します。接地側(白色)はスイッチを通さず負荷に直接接続します。

  198. 問198.VVFケーブル1.6mm 3心の接地線として使用できる色はどれか。

    • ア.赤色
    • イ.白色
    • ウ.緑色の別途電線を使用
    • エ.黒色

    正解:ウ.緑色の別途電線を使用

    解説:VVFケーブルの白・黒・赤は電源線として使用するため、接地線には別途緑色(または緑/黄)の電線を使用します。

  199. 問199.リングスリーブの圧着で、1.6mm 2本と2.0mm 1本を接続する場合のスリーブサイズと刻印の組合せはどれか。

    • ア.小スリーブ・中刻印
    • イ.小スリーブ・○刻印
    • ウ.中スリーブ・中刻印
    • エ.小スリーブ・小刻印

    正解:エ.小スリーブ・小刻印

    解説:1.6mm×2本 + 2.0mm×1本の場合、断面積の合計は1.6²×π/4×2 + 2.0²×π/4 = 約7.2mm²で、小スリーブ・小刻印を使用します。

  200. 問200.金属管をボックスに接続する際、管端に取り付けて電線の被覆を保護する部品はどれか。

    • ア.ブッシング
    • イ.カップリング
    • ウ.サドル
    • エ.ステープル

    正解:ア.ブッシング

    解説:ブッシングは金属管の端に取り付けて、管の切断面で電線の被覆が傷つくのを防ぐ絶縁性の部品です。

  201. 問201.施工省略が認められない結線として正しいものはどれか。

    • ア.電源の接続
    • イ.器具と電線の結線
    • ウ.渡り線の接続
    • エ.接地線の接続

    正解:イ.器具と電線の結線

    解説:技能試験では器具と電線の結線は施工省略が認められません。ただし電源部分など一部の接続は施工省略の対象となることがあります。

  202. 問202.金属管工事で、直線部分の管を支持する間隔として正しいものはどれか。

    • ア.3m以下
    • イ.1m以下
    • ウ.2m以下
    • エ.0.5m以下

    正解:ウ.2m以下

    解説:金属管の直線部分の支持間隔は2m以下とされています。また、管の端から0.3m以内の位置でも支持する必要があります。

  203. 問203.電線管相互を接続する部品の名称はどれか。

    • ア.サドル
    • イ.コネクタ
    • ウ.ブッシング
    • エ.カップリング

    正解:エ.カップリング

    解説:カップリングは電線管同士を直線的に接続するための円筒形の部品です。コネクタはボックスへの接続に使用します。

  204. 問204.VVFケーブルを造営材に固定する際に使用する部品として適切なものはどれか。

    • ア.ステープル
    • イ.カップリング
    • ウ.ブッシング
    • エ.コネクタ

    正解:ア.ステープル

    解説:ステープル(サドル)はVVFケーブルを壁面や天井面などの造営材に固定するために使用する金属製または樹脂製の部品です。

  205. 問205.技能試験でアウトレットボックスにゴムブッシングを取り付ける目的はどれか。

    • ア.ボックスの防水性を高める
    • イ.ケーブルの被覆を保護する
    • ウ.電線の接続を容易にする
    • エ.ボックスの強度を高める

    正解:イ.ケーブルの被覆を保護する

    解説:ゴムブッシングはアウトレットボックスのノックアウト穴に取り付け、ケーブルが金属の角で傷つくのを防ぎ被覆を保護します。

  206. 問206.幹線の許容電流は、接続される電動機の定格電流の合計以上としなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。幹線は電動機の起動電流も考慮するため、電動機合計の定格電流の1.25倍(50A以下)または1.1倍(50A超)以上の許容電流が必要です。

  207. 問207.単相2線式100Vの幹線で、電線のこう長が長いと電圧降下が大きくなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電圧降下は電線の抵抗(長さに比例)に電流を掛けたものなので、こう長が長いほど大きくなります。

  208. 問208.低圧屋内幹線の電圧降下は、原則として標準電圧の2%以下とする。

    正解:○(正しい)

    解説:内線規程では、幹線の電圧降下は標準電圧の2%以下(幹線と分岐回路の合計で最大7%以下)とすることが推奨されています。

  209. 問209.分岐回路の過電流遮断器は、幹線分岐点から原則10m以内に設ける。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。分岐回路の遮断器は「分岐点から3m以内」(条件によって緩和もあるが基本3m)。10mではない。

  210. 問210.20A配線用遮断器に接続する分岐回路のコンセントは、定格30Aまで使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。20A遮断器の分岐回路には「15Aまたは20A」のコンセント(30Aは過大)。

  211. 問211.30A分岐回路のコンセントには、定格20Aのコンセントを接続してよい。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。定格30Aの分岐回路には、20A以上30A以下のコンセントを接続できます(内線規程)。電線は直径2.6mm以上(断面積5.5mm²以上)が必要です。

  212. 問212.VVFケーブル1.6mm-2心を金属管内に収めて配線する場合、電流減少係数を考慮する必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電線を管に収める場合、放熱条件が悪くなるため電線本数に応じた電流減少係数(例:3本以下で0.70)を許容電流に掛けて補正します。

  213. 問213.同一電線管内に収める電線数が3本以下の場合、電流減少係数は1.0である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3本以下の係数は「0.70」(1.0は減少なし、配線数増で発熱増えるため減少)。

  214. 問214.同一電線管内に収める電線数が4本の場合、電流減少係数は0.80である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。4本の場合は「0.63」(0.80ではない)。

  215. 問215.低圧屋内配線工事で、ケーブル工事は展開場所・点検できる隠ぺい場所・点検できない隠ぺい場所のいずれにも施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブル工事はすべての場所(展開・点検可能隠ぺい・点検不能隠ぺい、乾燥・湿気・水気)に施設可能な万能工事です。

  216. 問216.がいし引き工事は、すべての場所に施設できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。がいし引きは「展開場所・点検できる隠ぺい場所のみ」(点検不可隠ぺい場所等は不可)。

  217. 問217.金属管工事では、水気のある場所にも施設できる。

    正解:○(正しい)

    解説:金属管工事(薄鋼・厚鋼・ねじなし)は乾燥・湿気・水気いずれの場所にも、また展開・隠ぺい場所いずれにも施設できます。

  218. 問218.使用電圧300V以下のケーブル工事で、垂直に取り付ける場合の支持点間距離は2m以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。垂直の場合「6m以下」(2mより緩和)。水平が一般に2m以下。

  219. 問219.金属管の支持点間距離は、管の種類によらず3m以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属管の支持点間距離は原則2m以下(ただし管端や附属品の近くでは0.3m以内)です。

  220. 問220.メタルラス張りの壁を金属管が貫通する場合、絶縁管などでラスと電気的に絶縁しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:メタルラスと金属管が接触すると地絡の原因になるため、貫通部を絶縁管で隔離する必要があります。

  221. 問221.単相3線式の中性線を開放しても、負荷側に何ら影響はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。中性線開放は「過電圧・低電圧が発生」して機器損傷の原因(重大事故)。

  222. 問222.ねじなし電線管(E管)相互の接続は、ねじなしカップリングを使用して行う。

    正解:○(正しい)

    解説:ねじなし電線管相互の接続には、ねじなし電線管用カップリングを用いて留めねじで固定します。

  223. 問223.屋外の柱上で電線を接続する場合は、耐候性の接続材を用いる必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:屋外配線の接続では耐候性・防水性のある接続材(絶縁カバー、絶縁テープ等)を用い、水や紫外線から保護します。

  224. 問224.ケーブルラック工事で使用するケーブルは、原則としてケーブルラックに固定する必要はないが、垂直部分では固定が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルラックでは水平部分の固定は不要ですが、垂直部分ではケーブル自重によるずれ落ちを防ぐため固定が必要です。

  225. 問225.単相3線式の各分岐回路は、なるべく負荷を均等に配分することが望ましい。

    正解:○(正しい)

    解説:単相3線式は負荷が平衡していると中性線の電流が0になり効率が最も良くなります。不平衡は中性線電流を増やし損失が増加します。

  226. 問226.引込線は、需要家から電柱への電力供給用の架空電線である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。引込線は「電柱から需要家への電力供給」(方向が逆)。

  227. 問227.引込口装置は、電柱に設置する開閉器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。引込口装置は「需要家の建物内に設置する最初の開閉器」(電柱ではない)。

  228. 問228.住宅の接地極は、水道管の金属管を利用してもよい(条件あり)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。かつては認められていましたが、水道管が樹脂化していること等から現在は水道管を接地極として利用することは原則認められていません。

  229. 問229.電線の電圧降下は、電線の抵抗が大きいほど大きくなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電圧降下 e = IR × k(kは電路方式の係数)で、電線の抵抗が大きいほど電圧降下が大きくなります。

  230. 問230.単相2線式回路の電圧降下計算式は e = IR である(Rは片道の線抵抗)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相2線式は「e = 2IR」(往復で2倍、片道IRではない)。

  231. 問231.三相3線式回路の電圧降下は e = 2IR である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。三相3線式は「e = √3 IR」(√3係数、2倍ではない)。

  232. 問232.ライティングダクト工事は、水気のある場所にも施設できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ライティングダクトは「水気のある場所には不可」(屋内乾燥場所のみ)。

  233. 問233.ライティングダクトの開口部は上向きに取り付けるのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ライティングダクトの開口部は「下向き」が原則(埃・水分の侵入防止)。

  234. 問234.低圧屋内配線で引込口に近い箇所に開閉器を施設するのは、保守・点検を容易にするためである。

    正解:○(正しい)

    解説:引込口装置(開閉器)は点検・保守や緊急停止のため、引込口に近くかつ容易に操作できる箇所に施設します。

  235. 問235.三相誘導電動機の配線では、電動機の定格電流の3倍以上の許容電流を持つ電線を使用するのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電動機回路の電線許容電流は、電動機定格電流の1.25倍以上(50A以下の場合、内線規程)必要です。3倍は過剰です。

  236. 問236.配線用遮断器は、定格電流の1倍の電流では1分以内に遮断する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。配線用遮断器は「定格1倍では遮断してはならない」(定格電流での連続使用が前提)。

  237. 問237.配線用遮断器(30A以下)は、定格1.25倍で30分以内に動作しなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。30A以下は1.25倍で「60分以内」(30分ではない)。

  238. 問238.単相2線式100V、こう長20m、電流15A、電線抵抗0.04Ω/mのときの電圧降下は何Vか。

    • ア.6V
    • イ.12V
    • ウ.24V
    • エ.30V

    正解:ウ.24V

    解説:e = 2IR = 2 × 15 × (0.04×20) = 2 × 15 × 0.8 = 24V です。

  239. 問239.同一管内に電線を5本収めるときの電流減少係数はいくらか。

    • ア.0.70
    • イ.0.63
    • ウ.0.49
    • エ.0.56

    正解:エ.0.56

    解説:電線本数5~6本の電流減少係数は0.56です。

  240. 問240.20A分岐回路に使用できるコンセントの定格電流はどれか。

    • ア.15Aまたは20A
    • イ.20Aまたは30A
    • ウ.15Aのみ
    • エ.30Aのみ

    正解:ア.15Aまたは20A

    解説:20A配線用遮断器の分岐回路には定格15Aまたは20Aのコンセントを使用します(内線規程)。

  241. 問241.合成樹脂管工事(VE管)の支持点間距離の最大値はどれか。

    • ア.1.0m
    • イ.1.5m
    • ウ.2.0m
    • エ.3.0m

    正解:イ.1.5m

    解説:硬質塩化ビニル管(VE管)の支持点間距離は1.5m以下です。

  242. 問242.2.0mm単線IV電線を金属管内に3本収めるときの許容電流は約何Aか(基準許容電流35A)。

    • ア.17A
    • イ.27A
    • ウ.24A
    • エ.35A

    正解:ウ.24A

    解説:許容電流 = 基準許容電流 × 電流減少係数 = 35 × 0.70 = 24.5A ≒ 24A です。

  243. 問243.幹線の許容電流計算で、電動機以外の負荷40A、電動機合計20A(50A以下)の場合の必要な電線許容電流はいくらか。

    • ア.60A
    • イ.80A
    • ウ.72A
    • エ.65A

    正解:エ.65A

    解説:電動機の合計は50A以下なので1.25倍。40 + 20×1.25 = 40 + 25 = 65A 以上が必要です。

  244. 問244.三相3線式200V、こう長30m、電流10A、1線抵抗0.02Ω/mのときの電圧降下は約何Vか。

    • ア.10.4V
    • イ.6.0V
    • ウ.12.0V
    • エ.17.3V

    正解:ア.10.4V

    解説:e = √3 × I × R = 1.732 × 10 × (0.02×30) = 1.732 × 10 × 0.6 ≒ 10.4V です。

  245. 問245.低圧屋内配線工事の分岐回路の保護で、20A配線用遮断器に使用できる電線の最小太さは(単線)どれか。

    • ア.2.0mm
    • イ.1.6mm
    • ウ.2.6mm
    • エ.3.2mm

    正解:イ.1.6mm

    解説:20A配線用遮断器には1.6mm単線(許容電流27A)以上の電線が使用できます。

  246. 問246.電線管に収める電線の占積率(電線断面積の管内断面積に対する割合)は、原則何%以下か。

    • ア.48%
    • イ.40%
    • ウ.32%
    • エ.60%

    正解:ウ.32%

    解説:電線管の電線占積率は原則32%以下。同一太さの電線で容易に通線できる場合に限り48%以下まで緩和でき、太さの異なる電線が混在する場合は32%以下とする(内線規程)。

  247. 問247.単相3線式の中性線に禁止されているものはどれか。

    • ア.配線色に白色使用
    • イ.漏電遮断器の設置
    • ウ.接地工事
    • エ.過電流遮断器の設置

    正解:エ.過電流遮断器の設置

    解説:中性線が欠相すると不平衡電圧が発生し機器損傷の恐れがあるため、中性線への過電流遮断器の設置は禁止されています。

  248. 問248.住宅の分岐回路で、定格電流30Aの配線用遮断器に接続できる電線太さはどれか。

    • ア.2.6mm以上(または5.5mm²以上)
    • イ.2.0mm以上
    • ウ.1.6mm以上
    • エ.3.2mm以上

    正解:ア.2.6mm以上(または5.5mm²以上)

    解説:30A分岐回路には直径2.6mm以上または断面積5.5mm²以上の電線を使用します。

  249. 問249.店舗や住宅の幹線設計で、電灯と小形電気機械器具の定格電流の合計が50Aを超えるときの需要率の扱いはどれか。

    • ア.すべて100%を加算
    • イ.50Aまでは100%、超える部分は50%を加算
    • ウ.50Aまでは100%、超える部分は70%
    • エ.一律80%を加算

    正解:イ.50Aまでは100%、超える部分は50%を加算

    解説:内線規程では電灯等の合計が50A超の場合、50Aまでは100%、超過部分は50%として幹線容量を計算できます。

  250. 問250.メタルラス張り・ワイヤラス張り・金属板張りの造営材を金属管が貫通する場合の措置はどれか。

    • ア.金属管を接地する
    • イ.金属管にビニルテープを巻く
    • ウ.絶縁管(合成樹脂管)を用いて金属板と電気的に絶縁する
    • エ.措置は不要である

    正解:ウ.絶縁管(合成樹脂管)を用いて金属板と電気的に絶縁する

    解説:メタルラス等と金属管が接触すると漏電の原因になるため、絶縁管で隔離し電気的絶縁を確保する必要があります。

  251. 問251.第二種電気工事士は、自家用電気工作物の電気工事を行うことができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第二種は「一般用電気工作物のみ」(自家用は第一種または認定電気工事従事者)。

  252. 問252.第二種電気工事士が工事できる範囲として正しいものはどれか。

    • ア.事業用電気工作物
    • イ.自家用電気工作物(最大電力500kW未満)
    • ウ.一般用電気工作物
    • エ.すべての電気工作物

    正解:ウ.一般用電気工作物

    解説:第二種電気工事士は一般用電気工作物のみ工事できます。自家用電気工作物には第一種が必要です。

  253. 問253.電気工事士でなければ行えない作業として正しいものはどれか。

    • ア.電気機器の移動
    • イ.照明器具の電球交換
    • ウ.ヒューズの交換
    • エ.配線工事の電線の接続

    正解:エ.配線工事の電線の接続

    解説:電線の接続は電気工事士の資格がなければ行えません。電球やヒューズの交換は軽微な作業として誰でもできます。

  254. 問254.電気工事士免状は、市町村長が交付する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事士免状は「都道府県知事」が交付(市町村長ではない)。

  255. 問255.竣工検査で絶縁抵抗測定を行わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事の竣工検査では、絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験等を行う必要があります。

  256. 問256.対地電圧150V以下の住宅の屋内配線の絶縁抵抗値の最低基準はどれか。

    • ア.0.1MΩ
    • イ.0.2MΩ
    • ウ.0.4MΩ
    • エ.1.0MΩ

    正解:ア.0.1MΩ

    解説:使用電圧300V以下で対地電圧150V以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ以上が必要です。

  257. 問257.電気用品安全法において、特定電気用品にはPSEマーク(ひし形)が表示される。

    正解:○(正しい)

    解説:特定電気用品にはひし形のPSEマークが、特定電気用品以外の電気用品には丸形のPSEマークが表示されます。

  258. 問258.電気工事士は、電気工事の作業に従事するときの免状携帯義務はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事士は「業務従事中の免状携帯義務」あり(電気工事士法6条)。

  259. 問259.D種接地工事を省略できる場合として正しいものはどれか。

    • ア.湿気の多い場所の機器
    • イ.乾燥した場所に設置する対地電圧150V以下の機器
    • ウ.水回りの機器
    • エ.屋外に設置する機器

    正解:イ.乾燥した場所に設置する対地電圧150V以下の機器

    解説:乾燥した場所に設置する対地電圧150V以下の機器には、D種接地工事を省略できます。

  260. 問260.漏電遮断器の動作時間は、定格感度電流で1秒以内であればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。動作時間は「0.1秒以内」(1秒では遅すぎ、感電死亡に至る)。

  261. 問261.電気工事業を営む者は、登録なしで自由に営業できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事業は「登録(または通知)」が必要(電気工事業法)。

  262. 問262.一般用電気工作物の定期調査は、何年に1回以上行われるか。

    • ア.1年
    • イ.2年
    • ウ.4年
    • エ.10年

    正解:ウ.4年

    解説:一般用電気工作物の定期調査は、電力会社等が4年に1回以上の頻度で実施します。

  263. 問263.単相3線式の中性線が欠相しても、負荷側に影響はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。中性線欠相は「異常電圧」で機器損傷の原因(重大事故)。

  264. 問264.引込線取付点の高さは、道路横断の場合、路面上何m以上か。

    • ア.3m
    • イ.4m
    • ウ.6m
    • エ.5m

    正解:エ.5m

    解説:引込線が道路を横断する場合は路面上5m以上、それ以外の場所では4m以上と定められています。

  265. 問265.接地抵抗は、接地抵抗計で測定する。

    正解:○(正しい)

    解説:接地抵抗の測定には専用の接地抵抗計(アーステスタ)を使用します。

  266. 問266.住宅の屋内配線で、対地電圧は原則として何V以下でなければならないか。

    • ア.150V
    • イ.100V
    • ウ.200V
    • エ.300V

    正解:ア.150V

    解説:住宅の屋内配線の対地電圧は原則として150V以下と定められています。

  267. 問267.電気工事士免状の交付を受けていない者は、軽微な工事も含めて電気工事を一切行えない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。軽微な工事(定義あり)は「免状なしでも可」(差込みプラグ接続等)。

  268. 問268.電気工事による感電死亡事故が発生した場合、届け出る義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:感電等による死亡事故や重大事故が発生した場合は、関係機関への届出が義務付けられています。

  269. 問269.低圧の電路で使用電圧が300Vを超え600V以下の場合、絶縁抵抗値の最低基準はどれか。

    • ア.0.1MΩ
    • イ.0.4MΩ
    • ウ.0.2MΩ
    • エ.1.0MΩ

    正解:イ.0.4MΩ

    解説:使用電圧が300Vを超え600V以下の場合、絶縁抵抗は0.4MΩ以上が必要です。

  270. 問270.電気工事士は、電気設備技術基準に適合するよう電気工事を行わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士は電気設備に関する技術基準を定める省令(電技)に適合するよう工事を行う義務があります。

  271. 問271.第一種電気工事士でなければ、自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の電気工事を行うことはできない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。認定電気工事従事者の認定を受けた者も、自家用電気工作物の簡易電気工事(低圧部分)を行うことができます。

  272. 問272.特種電気工事資格者がなくても、ネオン設備工事は誰でも行える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ネオン工事は「特種電気工事資格者」が必要(電気工事士法)。

  273. 問273.非常用予備発電装置の工事は、第二種電気工事士でも行える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。非常用予備発電装置工事は「特種電気工事資格者」が必要(第二種では不可)。

  274. 問274.電気工事士免状の書換えは、市町村長に申請する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。書換えは「免状を交付した都道府県知事」(市町村長ではない)。

  275. 問275.使用電圧が300Vを超える低圧回路の絶縁抵抗は、0.2MΩ以上でなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。使用電圧300V超600V以下の低圧回路の絶縁抵抗は0.4MΩ以上が必要です。0.2MΩは使用電圧300V以下で対地電圧150V超の場合の基準です。

  276. 問276.電気用品安全法の対象となる電気用品には、PSEマークの表示が義務付けられている。

    正解:○(正しい)

    解説:電気用品安全法により、対象となる電気用品にはPSEマーク(特定電気用品はひし形、その他は丸形)の表示が義務付けられています。

  277. 問277.特定電気用品には、テレビ・冷蔵庫などの大型家電が指定されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。特定電気用品は「電線・配線器具・ヒューズ等の安全上重要なもの」(テレビ・冷蔵庫は通常の電気用品)。

  278. 問278.電気工事士は、PSEマークの表示がない電気用品を電気工事に使用してはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法により、電気工事士は電気用品安全法に定められた表示(PSEマーク等)のない電気用品を使用してはいけません。

  279. 問279.一般用電気工作物の所有者は、定期的に自ら絶縁抵抗測定を行う義務がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。一般用電気工作物の定期調査は電力会社等の調査機関が4年に1回以上行います。所有者自身に測定義務はありません。

  280. 問280.C種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。C種接地は「10Ω以下」(300V超低圧用、100ΩはD種)。

  281. 問281.D種接地工事は、自動遮断装置があっても、接地抵抗値は100Ω以下のままである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。D種は0.5秒以内自動遮断装置がある場合「500Ω以下に緩和」可能。

  282. 問282.電路に施設する過電流遮断器は、短絡事故の際に確実に動作する遮断容量を有するものでなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:過電流遮断器は想定される短絡電流を安全に遮断できる遮断容量(kA)を持つものを選定する必要があります。

  283. 問283.住宅の屋内低圧配線の対地電圧は、原則として300V以下とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。住宅屋内は「150V以下」(300Vは事業所等)。

  284. 問284.引込線の取付点から分電盤までの配線を、屋外配線という。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。引込線取付点から分電盤までの配線は「引込口配線」です。屋外配線は建物の外壁面等に施設する配線を指します。

  285. 問285.幹線の許容電流は、接続される電動機の定格電流の合計の1.25倍以上と他の負荷の定格電流の合計を加えた値以上でなければならない場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電動機が接続される幹線は、電動機の始動電流を考慮して、電動機の定格電流合計の1.25倍(または1.1倍等条件による)以上にその他の負荷を加えた値以上とします。

  286. 問286.金属製の外箱を有する使用電圧200Vの機器には、C種接地工事を施す必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。200Vは300V以下の低圧であるため、D種接地工事を施します。C種接地工事は300Vを超える低圧機器に適用されます。

  287. 問287.電線の被覆が損傷し充電部が露出している場合は、電気設備技術基準に違反する。

    正解:○(正しい)

    解説:電技により、低圧の電路に使用する電線は絶縁電線でなければならず、被覆が損傷して充電部が露出している状態は基準違反です。

  288. 問288.低圧回路の絶縁性能は、漏えい電流が10mA以下であれば絶縁抵抗測定を省略できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。漏えい電流「1mA以下」で省略可能(10mAではない、感電閾値超過)。

  289. 問289.電気工事業者は、主任電気工事士を置かなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:登録電気工事業者は一般用電気工作物に係る営業所ごとに主任電気工事士(第一種電気工事士または実務経験3年以上の第二種電気工事士)を置く義務があります。

  290. 問290.電気工事業者は、営業所ごとに測定器を備える必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。営業所ごとに「絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計(テスタ)」備付け義務あり。

  291. 問291.木造住宅のメタルラス壁を貫通する配線では、電線が金属部分に接触しないよう防護措置を講じる必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:メタルラス壁を貫通するケーブル配線では、貫通部で電線が金属部分と接触しないよう絶縁管を使用する等の防護措置が必要です。

  292. 問292.電気工事の完了後、施工した者が自主的に竣工検査を行い、不備がないことを確認する義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈に基づき、電気工事完了後は絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、導通試験等の竣工検査を行い、技術基準に適合していることを確認する必要があります。

  293. 問293.使用電圧300V以下で対地電圧が150Vを超える場合の、低圧電路の絶縁抵抗の最低値はどれか。

    • ア.0.1MΩ
    • イ.1.0MΩ
    • ウ.0.4MΩ
    • エ.0.2MΩ

    正解:エ.0.2MΩ

    解説:使用電圧300V以下で対地電圧150V超の場合、絶縁抵抗は0.2MΩ以上が必要です。単相3線式200V回路(対地電圧100V)は0.1MΩ以上です。

  294. 問294.接地工事の種類と接地線の最小太さの組合せで正しいものはどれか。

    • ア.D種接地工事 — 1.6mm以上
    • イ.D種接地工事 — 2.6mm以上
    • ウ.C種接地工事 — 1.6mm以上
    • エ.A種接地工事 — 1.6mm以上

    正解:ア.D種接地工事 — 1.6mm以上

    解説:D種接地工事の接地線は直径1.6mm以上の軟銅線を使用します。C種接地工事も同じく1.6mm以上です。

  295. 問295.次の作業のうち、電気工事士の資格がなくても行える「軽微な工事」はどれか。

    • ア.コンセントの交換
    • イ.インターホンの配線(36V以下)
    • ウ.配線用遮断器の交換
    • エ.引掛シーリングの取り付け

    正解:イ.インターホンの配線(36V以下)

    解説:インターホンやベル(36V以下の配線)は軽微な作業として無資格で行えます。コンセント・遮断器の交換や器具の取付は電気工事士の資格が必要です。

  296. 問296.低圧電路の絶縁抵抗測定を行う際の正しい方法はどれか。

    • ア.負荷をすべて接続したまま測定する
    • イ.通電状態のまま測定する
    • ウ.電路を停電させ、負荷を外して測定する
    • エ.回路計(テスタ)で測定する

    正解:ウ.電路を停電させ、負荷を外して測定する

    解説:絶縁抵抗測定は電路を停電させ、開閉器を開放して負荷を切り離した状態で絶縁抵抗計(メガー)を用いて測定します。

  297. 問297.電気工事士免状の再交付を申請する先はどれか。

    • ア.電気技術者試験センター
    • イ.経済産業大臣
    • ウ.最寄りの電力会社
    • エ.免状を交付した都道府県知事

    正解:エ.免状を交付した都道府県知事

    解説:電気工事士免状の再交付は、免状を交付した都道府県知事に申請します。

  298. 問298.特定電気用品以外の電気用品に表示されるPSEマークの形状はどれか。

    • ア.丸形
    • イ.ひし形
    • ウ.三角形
    • エ.四角形

    正解:ア.丸形

    解説:特定電気用品以外の電気用品には丸形のPSEマークが表示されます。特定電気用品にはひし形のPSEマークが表示されます。

  299. 問299.一般用電気工作物の定期調査の頻度として正しいものはどれか。

    • ア.1年に1回以上
    • イ.4年に1回以上
    • ウ.2年に1回以上
    • エ.10年に1回以上

    正解:イ.4年に1回以上

    解説:一般用電気工作物の定期調査は、電力会社等の調査機関が4年に1回以上の頻度で実施します。

  300. 問300.電気工事業者が営業所に備えるべき器具の組合せとして正しいものはどれか。

    • ア.接地抵抗計・クランプメータ・検電器
    • イ.絶縁抵抗計・検電器・回路計
    • ウ.絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計
    • エ.回路計・検電器・クランプメータ

    正解:ウ.絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計

    解説:電気工事業法施行規則により、営業所には絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計(抵抗・交流電圧測定可能なもの)の3つを備え付ける義務があります。

  301. 問301.自家用電気工作物とは、600V以下の低圧で受電するものをいう。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。自家用電工は「600V超で受電する」電気工作物(高圧・特別高圧)。低圧は一般用。

  302. 問302.電気事故が発生した場合、電気関係報告規則に基づき経済産業大臣(産業保安監督部長)に報告しなければならない場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気関係報告規則により、感電死傷事故や主要電気工作物の破損事故等が発生した場合は、所轄の産業保安監督部長に事故報告を行う義務があります。

  303. 問303.竣工検査では、外観検査と通電試験のみで足りる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。竣工検査では「絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験」を必ず実施(外観・通電のみでは不十分)。

  304. 問304.竣工検査の導通試験では、点灯試験を行い照明器具が正常に点灯することを確認する。

    正解:○(正しい)

    解説:導通試験には配線の接続確認のほか、実際に通電して照明器具の点灯やコンセントの電圧を確認する点灯試験・通電試験が含まれます。

  305. 問305.電気用品安全法の特定電気用品には、テレビや冷蔵庫が含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。特定電気用品は「電線・ヒューズ・配線器具等」が中心(家電は通常の電気用品)。

  306. 問306.特定電気用品以外の電気用品はPSEマーク表示は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。特定電気用品以外も「PSEマーク(丸形)表示が必要」(特定電気用品はひし形)。

  307. 問307.電気工事士は、工事完了後に電気工事士免状の番号を記載した配線図を需要家に交付する義務がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気工事士法には、工事完了後に配線図を需要家に交付する義務の規定はありません。ただし電気工事業法に基づく帳簿の保存義務はあります。

  308. 問308.第二種電気工事士免状は、5年ごとに更新が必要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第二種電気工事士免状は「更新不要」(第一種は定期講習あり)。

  309. 問309.第一種電気工事士は、10年ごとに定期講習を受講する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第一種は「5年ごと」(10年ではない)の定期講習が必要。

  310. 問310.接地抵抗の測定は、補助接地極を2本使用する3極法(電位降下法)で行うのが一般的である。

    正解:○(正しい)

    解説:接地抵抗の測定は被測定接地極と2本の補助接地極(電流極と電圧極)を一直線に配置する電位降下法(3極法)が標準的な方法です。

  311. 問311.低圧の電路に地絡が生じた場合、自動的に電路を遮断する装置を施設することが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈では、金属製外箱を有する低圧の電気機器には、地絡時に自動的に電路を遮断する装置(漏電遮断器)を施設することが定められています。

  312. 問312.電気工事業者の帳簿の保存期間は1年である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。帳簿保存期間は「5年間」(1年ではない)。

  313. 問313.電圧600V以下で使用する電気機器は、すべて電気用品安全法の対象となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電気用品安全法の対象は政令で指定された電気用品のみであり、600V以下のすべての電気機器が対象とは限りません。対象品目は法令で具体的に列挙されています。

  314. 問314.通知電気工事業者は、登録と通知の両方が必要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。通知電気工事業者は「届出(通知)のみで登録不要」(建設業許可業者向け簡素化制度)。

  315. 問315.電線に直接大地と接触する部分がある場合、使用電圧に応じた絶縁抵抗の基準値を満たせば問題ない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電線が直接大地と接触する状態は、絶縁抵抗値に関わらず電技違反です。電線は適切な絶縁と支持で大地から隔離されている必要があります。

  316. 問316.住宅の屋内配線で200V回路を施設する場合、単相3線式で2本の電圧線間から取り出す。

    正解:○(正しい)

    解説:住宅の200V回路は単相3線式の2本の電圧線(非接地側電線)間から取り出します。各電圧線と中性線間は100Vですが、電圧線間は200Vとなります。

  317. 問317.定格消費電力2kW以上のルームエアコンは、専用回路(専用ブレーカー)で施設するのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:定格消費電力2kW以上のルームエアコンや電気温水器等は、他のコンセントと共用せず専用回路で施設することが内線規程で定められています。

  318. 問318.低圧電路の漏えい電流を測定する場合、クランプメータで負荷電線を一括して挟んで測定する。

    正解:○(正しい)

    解説:漏えい電流の測定はクランプメータで負荷電線(往復2線または3線)を一括して挟みます。正常なら往復電流が相殺しゼロになりますが、漏電があると差分が測定されます。

  319. 問319.絶縁抵抗測定時に測定値が徐々に上がっていく場合は、吸収電流の影響であり正常である。

    正解:○(正しい)

    解説:絶縁抵抗計で測定を開始すると、誘電体の充電電流(吸収電流)が流れるため、最初は低い値を示し徐々に上がって安定します。これは正常な現象です。

  320. 問320.接地抵抗測定において、補助接地極は被測定接地極から5m以上離して打ち込むのが望ましい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。補助接地極は被測定接地極から10m以上離して打ち込むのが標準です。近すぎると接地極の電位分布が重なり、正確な測定ができません。

  321. 問321.電気事業法では、一般用電気工作物の維持・管理責任は原則としてその所有者にある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法により、一般用電気工作物の維持・管理は所有者(または占有者)の責任です。技術基準に適合するよう維持する義務があります。

  322. 問322.一般用電気工作物の適用範囲として正しいものはどれか。

    • ア.出力100kW以上の太陽光発電設備
    • イ.600V以下で受電するすべての設備
    • ウ.高圧(6,600V)で受電する設備
    • エ.600V以下で受電する需要設備で出力50kW未満の小規模発電設備を含む

    正解:エ.600V以下で受電する需要設備で出力50kW未満の小規模発電設備を含む

    解説:一般用電気工作物は600V以下で受電する需要設備で、小規模発電設備(太陽光50kW未満等)を同一構内に設置するものを含みます。

  323. 問323.感電による死亡事故が発生した場合の報告先はどれか。

    • ア.所轄の産業保安監督部長
    • イ.市町村長
    • ウ.電力会社
    • エ.消防署

    正解:ア.所轄の産業保安監督部長

    解説:電気関係報告規則により、感電死亡事故等の重大事故は所轄の産業保安監督部長に報告します(24時間以内の速報と30日以内の詳報)。

  324. 問324.竣工検査で接地抵抗を測定する計器はどれか。

    • ア.絶縁抵抗計(メガー)
    • イ.接地抵抗計(アーステスタ)
    • ウ.回路計(テスタ)
    • エ.クランプメータ

    正解:イ.接地抵抗計(アーステスタ)

    解説:接地抵抗の測定には専用の接地抵抗計(アーステスタ)を使用します。絶縁抵抗計やテスタでは接地抵抗を正確に測定できません。

  325. 問325.特定電気用品に該当しないものはどれか。

    • ア.ヒューズ
    • イ.電線
    • ウ.電気スタンド
    • エ.配線用遮断器

    正解:ウ.電気スタンド

    解説:電気スタンドは特定電気用品以外の電気用品(丸形PSE)です。電線、ヒューズ、配線用遮断器は特定電気用品(ひし形PSE)に該当します。

  326. 問326.絶縁抵抗計(メガー)の定格測定電圧で、低圧回路の絶縁測定に使用するものはどれか。

    • ア.50V
    • イ.500V
    • ウ.1000V
    • エ.125Vまたは250V

    正解:エ.125Vまたは250V

    解説:低圧回路(600V以下)の絶縁抵抗測定には、定格測定電圧125Vまたは250Vの絶縁抵抗計を使用します。500V以上は高圧回路用です。

  327. 問327.電気工事業の登録の有効期間はどれか。

    • ア.5年
    • イ.1年
    • ウ.3年
    • エ.10年

    正解:ア.5年

    解説:電気工事業の登録の有効期間は5年です。更新する場合は有効期間満了前に更新手続きを行う必要があります。

  328. 問328.電気工事士法で定める「電気工事」に該当しない軽微な作業はどれか。

    • ア.コンセントの増設
    • イ.36V以下のベル・チャイム用配線
    • ウ.スイッチの交換
    • エ.分電盤の増設

    正解:イ.36V以下のベル・チャイム用配線

    解説:電圧36V以下で使用するベル・チャイム・インターホン等の配線工事は軽微な工事であり、電気工事士の資格がなくても行えます。

  329. 問329.B種接地工事の目的として正しいものはどれか。

    • ア.高圧機器の漏電保護
    • イ.低圧機器の感電防止
    • ウ.変圧器の高低圧混触時に低圧側の電位上昇を抑える
    • エ.避雷器の接地

    正解:ウ.変圧器の高低圧混触時に低圧側の電位上昇を抑える

    解説:B種接地工事は変圧器の低圧側中性点(または一端)に施し、高圧と低圧の混触(絶縁破壊)時に低圧側の対地電圧上昇を抑制することが目的です。

  330. 問330.電気設備技術基準に違反した場合の行政処分として正しいものはどれか。

    • ア.行政処分はない
    • イ.直ちに電気工事士免状が取り消される
    • ウ.罰金のみが科される
    • エ.技術基準適合命令を受ける場合がある

    正解:エ.技術基準適合命令を受ける場合がある

    解説:電気設備が技術基準に適合しない場合、経済産業大臣は設備の修理・改造・移転・使用制限等の技術基準適合命令を出すことができます。

  331. 問331.電気工事士法は、電気工事の欠陥による災害発生防止を目的とする法律である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法第1条では、電気工事の作業に従事する者の資格・義務を定め、電気工事の欠陥による災害の発生防止を目的としています。

  332. 問332.電気工事士法では、電気工事士でない者が電気工事の作業に従事することは禁止されている。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法により、電気工事の作業(軽微な作業を除く)は電気工事士でなければ従事できません。違反には罰則があります。

  333. 問333.自家用電気工作物のうち最大電力500kW未満の需要設備の電気工事は、第二種電気工事士でも全範囲を行える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。自家用は「第一種電気工事士または認定電気工事従事者」(第二種では原則不可)。

  334. 問334.第一種電気工事士が工事できるのは、最大電力1,000kW未満の自家用電気工作物に限られる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第一種は「最大電力500kW未満」の自家用+一般用(1,000kW未満ではない)。

  335. 問335.ネオン工事および非常用予備発電装置工事を行うには、それぞれ特種電気工事資格者の認定が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:ネオン工事・非常用予備発電装置工事は特種電気工事であり、それぞれの特種電気工事資格者の認定を受けた者だけが工事できます。

  336. 問336.電気工事業法に基づく登録電気工事業者は、営業所ごとに主任電気工事士を置かなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:登録電気工事業者は、一般用電気工作物の電気工事業を営む営業所ごとに主任電気工事士(第一種または第二種で3年以上の実務)を置く義務があります。

  337. 問337.電気事業法における技術基準は、電気工作物の設置者が自主的に維持する自己保安が原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法では、電気工作物の設置者(所有者・占有者)が技術基準に適合するよう自主的に維持する「自己保安」の原則があります。

  338. 問338.一般用電気工作物の調査は、電気事業者(または登録調査機関)により4年に1回以上の頻度で行われる。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法により、電気事業者は一般用電気工作物の技術基準適合性を4年に1回以上(特定の場合5年に1回)調査する義務があります。

  339. 問339.電気工事士法で軽微な工事に該当するもののひとつに、差込みプラグ・コードコネクタ等の接続器と電線の接続がある。

    正解:○(正しい)

    解説:コンセントに差し込むための差込みプラグにコードを接続する作業は軽微な工事であり、電気工事士でなくても行えます。

  340. 問340.電気工事士法で軽微な工事として、電圧100V以下の信号・呼出し用配線工事が含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。軽微な工事は「電圧36V以下」の信号・呼出し用(100V以下ではない、より厳しい)。

  341. 問341.電気工事士は、電気工事により作成した配線の技術基準適合を自ら確認する義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法・電技により、電気工事士は作業した配線が技術基準に適合するよう施工し、自ら適合を確認する義務があります。

  342. 問342.電気用品安全法の対象となる電気用品は、PSEマークが表示されていなければ販売できない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気用品安全法により、指定された電気用品は技術基準適合の上PSEマーク等を表示しなければ販売できません。違反には罰則があります。

  343. 問343.電気工事業法上の通知電気工事業者は、建設業の許可を受けている業者に適用される制度である。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法の電気工事業許可を持つ者が電気工事業を営むときは、電気工事業法の「登録」ではなく「通知」で足ります。

  344. 問344.A種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。A種接地は「10Ω以下」(高圧用、最も厳しい基準)。100ΩはD種(緩和なし)。

  345. 問345.C種接地工事の接地抵抗値は、原則として10Ω以下である。

    正解:○(正しい)

    解説:C種接地工事(使用電圧300V超の低圧機器)の接地抵抗値は10Ω以下です(地絡遮断0.5秒以内なら500Ω以下に緩和)。

  346. 問346.D種接地工事で、地絡時0.5秒以内に自動遮断する装置を施設した場合、接地抵抗値は500Ω以下でよい。

    正解:○(正しい)

    解説:D種接地工事は通常100Ω以下ですが、地絡発生時0.5秒以内に自動遮断する装置がある場合は500Ω以下に緩和されます。

  347. 問347.B種接地工事の接地抵抗値は、一律10Ω以下である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。B種接地抵抗値は変圧器の高圧側の電路の1線地絡電流による計算式(150/I等)で決まり、一律の値ではありません。

  348. 問348.使用電圧150V以下の低圧電路の絶縁抵抗値の最低基準は0.4MΩである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。150V以下は「0.1MΩ以上」(0.4MΩは300V超)。

  349. 問349.使用電圧300Vを超える低圧電路の絶縁抵抗値の最低基準は0.4MΩである。

    正解:○(正しい)

    解説:使用電圧300V超で600V以下の低圧電路の絶縁抵抗は0.4MΩ以上必要です。

  350. 問350.絶縁抵抗測定の代わりに、漏えい電流を測定して1mA以下であることを確認する方法も認められている。

    正解:○(正しい)

    解説:使用中で絶縁抵抗測定が困難な場合、漏えい電流1mA以下であれば絶縁性能を満たすと認められています(電技解釈)。

  351. 問351.住宅の屋内電路で、使用電圧が対地電圧150V以下の場合、原則として漏電遮断器の施設は義務付けられない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。対地電圧150V以下でも、水気のある場所のコンセントや金属製外箱を持つ機器では漏電遮断器の施設が義務付けられます。

  352. 問352.定格感度電流30mA以下、動作時間0.1秒以下の漏電遮断器を「高感度高速形」という。

    正解:○(正しい)

    解説:漏電遮断器は感度電流で「高感度(30mA以下)・中感度(30mA超1A以下)・低感度(1A超)」、動作時間で「高速形(0.1秒以内)」等に分類されます。

  353. 問353.住宅の屋内配線用漏電遮断器は、一般的に定格感度電流100mAのものが使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。住宅用は「定格感度15mAまたは30mA」(100mAは人体保護に不十分)。

  354. 問354.雷サージから電気機器を保護するには、避雷器(サージ保護デバイス)を施設するのが有効である。

    正解:○(正しい)

    解説:雷サージによる電気機器の破損を防ぐには、避雷器(SPD:Surge Protective Device)を電源入口近くに設置するのが効果的です。

  355. 問355.電気事業法に基づく事業用電気工作物の設置者は、保安規程を定め経済産業大臣に届け出る必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:事業用電気工作物(自家用を含む)の設置者は保安規程を定め、使用開始前に経済産業大臣に届け出る義務があります。

  356. 問356.自家用電気工作物の設置者は、電気主任技術者を選任しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:自家用電気工作物の設置者は保安監督のため電気主任技術者を選任する義務があります(外部委託承認を受けた場合は除く)。

  357. 問357.電気工事士免状を紛失した場合は、都道府県知事に再交付の申請ができる。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士免状を紛失・汚損した場合、免状を交付した都道府県知事に再交付の申請ができます。

  358. 問358.電気工事士免状の記載事項に変更があったときは、書換え申請をしなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:氏名・本籍地等、免状の記載事項に変更が生じたときは、都道府県知事に書換え申請をする義務があります。

  359. 問359.電気工事士は、電気工事士法に定められた義務を怠ると免状の返納を命じられることがある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法違反や技術基準違反を繰り返すと、都道府県知事により免状の返納命令を受ける場合があります。

  360. 問360.竣工検査の順序は、一般に外観検査→絶縁抵抗測定→接地抵抗測定→導通試験→通電試験とする。

    正解:○(正しい)

    解説:竣工検査は感電・短絡防止のため、外観→絶縁→接地→導通→通電(電圧測定)の順で行います。いきなり通電しないのが原則です。

  361. 問361.竣工検査時、絶縁抵抗測定は電路を充電していない状態で行う。

    正解:○(正しい)

    解説:絶縁抵抗測定は必ず電路の電源を遮断した非充電状態で行います。充電中の測定は計器故障や感電の原因になります。

  362. 問362.電気関係報告規則で、感電による負傷で入院した場合は事故報告の対象となる。

    正解:○(正しい)

    解説:感電死亡事故のほか、感電により入院した負傷事故も電気関係報告規則の事故報告対象です。

  363. 問363.C種接地工事の接地抵抗値(原則)はどれか。

    • ア.10Ω以下
    • イ.100Ω以下
    • ウ.500Ω以下
    • エ.1000Ω以下

    正解:ア.10Ω以下

    解説:C種接地工事(使用電圧300V超の低圧機器)の接地抵抗値は原則10Ω以下です。

  364. 問364.D種接地工事の接地線の太さ(原則)はどれか。

    • ア.直径2.6mm以上
    • イ.直径1.6mm以上の軟銅線
    • ウ.断面積5.5mm²以上
    • エ.直径4.0mm以上

    正解:イ.直径1.6mm以上の軟銅線

    解説:D種接地工事の接地線は直径1.6mm以上の軟銅線が原則です(特別な条件下では異なる場合があります)。

  365. 問365.使用電圧200V(対地電圧100V)の単相3線式回路における絶縁抵抗の最低基準はどれか。

    • ア.0.4MΩ
    • イ.0.2MΩ
    • ウ.0.1MΩ
    • エ.1.0MΩ

    正解:ウ.0.1MΩ

    解説:対地電圧150V以下なので、絶縁抵抗の最低基準は0.1MΩ以上です。

  366. 問366.絶縁抵抗測定の際、低圧回路(300V以下)に使用するメガーの標準的な定格測定電圧はどれか。

    • ア.50V
    • イ.500V
    • ウ.1000V
    • エ.250V

    正解:エ.250V

    解説:低圧(300V以下)回路の絶縁抵抗測定には定格測定電圧250Vメガーが標準的です(または125V)。

  367. 問367.電気工事士法で軽微な工事として認められないものはどれか。

    • ア.電圧600Vでの分電盤への配線
    • イ.コンセントへの差込みプラグの接続
    • ウ.インターホン(36V以下)の配線
    • エ.電球の交換

    正解:ア.電圧600Vでの分電盤への配線

    解説:電圧600Vの分電盤への配線は通常の電気工事であり、電気工事士の資格が必要です。他は軽微な工事に該当します。

  368. 問368.電気事業法で定める電気工作物の種類に含まれないものはどれか。

    • ア.一般用電気工作物
    • イ.公用電気工作物
    • ウ.電気事業用電気工作物
    • エ.自家用電気工作物

    正解:イ.公用電気工作物

    解説:電気事業法では電気工作物を「一般用」「事業用(電気事業用・自家用)」に分類します。「公用」というカテゴリはありません。

  369. 問369.竣工検査で点灯試験を行う主な目的はどれか。

    • ア.接地抵抗の測定
    • イ.絶縁耐力の確認
    • ウ.配線の接続が正しいかの最終確認
    • エ.漏電の有無の確認

    正解:ウ.配線の接続が正しいかの最終確認

    解説:点灯試験は通電して照明器具が正しく点灯すること、スイッチの動作等を確認する最終的な接続確認です。

  370. 問370.電気工事士が作業前に行うべき確認事項として最も重要なものはどれか。

    • ア.服装の確認
    • イ.天候の確認
    • ウ.工具の整理
    • エ.電路の電源遮断と検電

    正解:エ.電路の電源遮断と検電

    解説:作業前の電源遮断と検電は感電事故防止のため最重要事項です。検電器で無電圧を確認してから作業を開始します。

  371. 問371.電気工事業法に基づく電気工事業の登録の種類はどれか。

    • ア.登録電気工事業者
    • イ.建設電気工事業者
    • ウ.認証電気工事業者
    • エ.特定電気工事業者

    正解:ア.登録電気工事業者

    解説:電気工事業法では、一般用電気工作物等の電気工事業を営むには「登録電気工事業者」として都道府県知事等の登録が必要です。

  372. 問372.電気工事士法で、第二種電気工事士が行えない電気工事はどれか。

    • ア.一般住宅の屋内配線工事
    • イ.最大電力500kW未満の自家用電気工作物の一般電気工事
    • ウ.店舗の屋内配線工事
    • エ.一般用電気工作物の接地工事

    正解:イ.最大電力500kW未満の自家用電気工作物の一般電気工事

    解説:自家用電気工作物(500kW未満を含む)の一般電気工事は第一種電気工事士の範囲であり、第二種では行えません。

  373. 問373.電気工事業者が保存しなければならない帳簿の保存期間はどれか。

    • ア.3年間
    • イ.1年間
    • ウ.5年間
    • エ.10年間

    正解:ウ.5年間

    解説:電気工事業法施行規則により、電気工事業者は工事帳簿を営業所ごとに5年間保存する義務があります。

  374. 問374.電気用品安全法に基づくPSEマークで、特定電気用品に表示されるマークの形状はどれか。

    • ア.四角形
    • イ.丸形
    • ウ.三角形
    • エ.ひし形(ダイヤ形)

    正解:エ.ひし形(ダイヤ形)

    解説:特定電気用品にはひし形PSEマーク、特定電気用品以外の電気用品には丸形PSEマークが表示されます。

  375. 問375.接地抵抗計(アーステスタ)による接地抵抗測定で、補助接地極の配置で正しいものはどれか。

    • ア.被測定接地極・電圧極・電流極を一直線上に約10mずつ離して配置
    • イ.3つの接地極を三角形に配置
    • ウ.すべて同じ地点に配置
    • エ.補助接地極は不要

    正解:ア.被測定接地極・電圧極・電流極を一直線上に約10mずつ離して配置

    解説:電位降下法では被測定接地極・電圧補助極・電流補助極を一直線上に約10mずつ離して配置するのが標準的な方法です。

  376. 問376.2023年3月の電気事業法改正により、出力10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備は、一般用電気工作物から「小規模事業用電気工作物」に変更された。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。2023年3月20日施行。10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備等が一般用電気工作物から事業用電気工作物の一区分「小規模事業用電気工作物」へ移行した。

  377. 問377.小規模事業用電気工作物は、一般用電気工作物に含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、小規模事業用電気工作物は事業用電気工作物の一区分であり、一般用電気工作物とは別の区分である。

  378. 問378.電気工作物の区分のうち、2023年3月の電気事業法改正で新たに設けられた区分はどれか。

    • ア.一般用電気工作物
    • イ.自家用電気工作物
    • ウ.小規模事業用電気工作物
    • エ.事業用電気工作物

    正解:ウ.小規模事業用電気工作物

    解説:小規模事業用電気工作物。10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備・20kW未満の風力発電設備が該当し、事業用電気工作物の一区分である。

  379. 問379.漏電遮断器は、過電流を検出して回路を遮断する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。漏電遮断器は「地絡電流(漏電)」を検出(過電流は配線用遮断器の役割)。

  380. 問380.配線用遮断器(ブレーカー)は、過電流のみを遮断し、短絡電流は遮断できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。配線用遮断器は「過電流と短絡電流の両方」を遮断可能(重要保護機能)。

  381. 問381.次のうち、接地工事の種類と接地抵抗値の組み合わせで正しいものはどれか。

    • ア.D種接地工事 — 10Ω以下
    • イ.D種接地工事 — 100Ω以下
    • ウ.C種接地工事 — 100Ω以下
    • エ.A種接地工事 — 100Ω以下

    正解:イ.D種接地工事 — 100Ω以下

    解説:D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下です。300V以下の低圧用機器の接地に使用されます。

  382. 問382.蛍光灯の点灯に必要な安定器の役割として正しいものはどれか。

    • ア.交流を直流に変換する
    • イ.電圧を200Vに昇圧する
    • ウ.電流を制限し安定した放電を維持する
    • エ.力率を0にする

    正解:ウ.電流を制限し安定した放電を維持する

    解説:安定器は蛍光灯に流れる電流を制限し、安定した放電状態を維持する役割があります。

  383. 問383.LED照明は白熱電球に比べて消費電力が大きい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。LED照明は白熱電球に比べて消費電力が小さく(約1/7〜1/8)、発熱も少ないのが特徴です。

  384. 問384.電磁開閉器は、電磁接触器と漏電遮断器の組み合わせである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電磁開閉器は「電磁接触器+サーマルリレー」(漏電遮断器ではない)。

  385. 問385.タイムスイッチの用途として正しいものはどれか。

    • ア.電圧を変換する
    • イ.過電流を検出する
    • ウ.漏電を検出する
    • エ.設定時刻に自動的に電源を入切する

    正解:エ.設定時刻に自動的に電源を入切する

    解説:タイムスイッチはあらかじめ設定した時刻に自動的に電源のON/OFFを行う装置です。

  386. 問386.埋込連用取付枠に取り付けられるコンセントやスイッチは最大5個である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。埋込連用取付枠は「最大3個」(5個ではない)。

  387. 問387.VVFストリッパは何に使用する工具か。

    • ア.VVFケーブルの被覆を剥く
    • イ.電線管を曲げる
    • ウ.リングスリーブを圧着する
    • エ.電線を測定する

    正解:ア.VVFケーブルの被覆を剥く

    解説:VVFストリッパはVVFケーブルのシースや絶縁被覆を簡単に剥くための専用工具です。

  388. 問388.圧着工具に「JIS C 9711適合品」の表示がないものでリングスリーブを圧着してもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。リングスリーブの圧着にはJIS C 9711に適合した圧着工具を使用する必要があります。

  389. 問389.ウォーターポンププライヤの用途として正しいものはどれか。

    • ア.リングスリーブの圧着
    • イ.金属管のロックナットの締め付け
    • ウ.電線の被覆剥き
    • エ.電線管の切断

    正解:イ.金属管のロックナットの締め付け

    解説:ウォーターポンププライヤは金属管工事でロックナットやブッシングの締め付けに使用します。

  390. 問390.検電器は、電線の太さを測定するために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。検電器は「電路の充電(電圧)の有無を確認」(太さ測定はノギス等)。

  391. 問391.クランプメータは、電線を切断して電流を測定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。クランプメータは「電線を切断せず(クランプして)」電流測定(切断は不要)。

  392. 問392.次のうち、絶縁抵抗計(メガー)で測定するものはどれか。

    • ア.接地抵抗
    • イ.電路の電流値
    • ウ.電路の絶縁抵抗
    • エ.電圧の波形

    正解:ウ.電路の絶縁抵抗

    解説:絶縁抵抗計(メガー)は電路の絶縁抵抗値をMΩ(メガオーム)単位で測定する計器です。

  393. 問393.変圧器(トランス)は、直流の電圧を変換する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。変圧器は「交流」の電圧を変換(直流は電磁誘導が起きないため変圧不可)。

  394. 問394.電線管の太さ(呼び径)で「E19」のEは何を表しているか。

    • ア.ねじなし電線管
    • イ.合成樹脂管
    • ウ.厚鋼電線管
    • エ.薄鋼電線管

    正解:ア.ねじなし電線管

    解説:「E」はねじなし電線管(E管)を表します。薄鋼電線管はC、厚鋼電線管はG、合成樹脂製可とう電線管はPF・CDで区別します。

  395. 問395.PF管はポリエチレン製の可とう性のある電線管である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。PF管は合成樹脂製可とう電線管で、素材は主にポリプロピレンまたは塩化ビニルです。自己消火性があります。

  396. 問396.回路計(テスタ)で測定できないものはどれか。

    • ア.絶縁抵抗
    • イ.直流電圧
    • ウ.交流電圧
    • エ.導通抵抗

    正解:ア.絶縁抵抗

    解説:絶縁抵抗の測定には専用の絶縁抵抗計(メガー)が必要です。回路計では絶縁抵抗は測定できません。

  397. 問397.コンセントの定格表示「15A 125V」は、最低15A・125V必要であることを示す。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。定格表示は「最大」使用範囲(最低ではない)。15A・125Vを超えてはならない。

  398. 問398.接地極付コンセントの接地端子には何色の電線を接続するか。

    • ア.白
    • イ.緑
    • ウ.赤
    • エ.黒

    正解:イ.緑

    解説:接地線は緑色または緑/黄のストライプの電線を使用し、接地端子に接続します。

  399. 問399.単相誘導電動機は、起動時にコンデンサを利用して回転磁界をつくるものがある。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサ始動式やコンデンサ運転式の単相誘導電動機は、コンデンサで位相差をつくり回転磁界を発生させて起動します。

  400. 問400.三相誘導電動機のスターデルタ始動法は、始動電流を全電圧始動の1/2に低減する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。スターデルタ始動は「1/3に低減」(1/2ではない)。

  401. 問401.変圧器の巻数比10:1のとき、一次側100Vに対して二次側は1,000Vとなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。巻数比10:1なら「二次側10V」(巻数比=電圧比)。1,000Vは10:1ではなく1:10。

  402. 問402.進相コンデンサは、回路の力率を悪化させるために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。進相コンデンサは「力率改善」用(悪化させるためではない)。遅れ無効電力を打ち消す。

  403. 問403.電力用ヒューズは、過電流が流れると溶断して回路を保護するが、繰り返し使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ヒューズは一度溶断すると再使用できません。溶断後は新しいヒューズに交換する必要があります。繰り返し使用できるのは配線用遮断器です。

  404. 問404.2極のタンブラスイッチは、3相200V回路の開閉に使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。2極スイッチは「単相200V回路」(3相は3極)。

  405. 問405.3路スイッチは、1か所から照明を入切するために使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。3路スイッチは「2か所から」入切(階段の上下等)。1か所は片切スイッチ。

  406. 問406.4路スイッチは、単独で使用して4か所から照明を入切できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。4路スイッチは「3路スイッチと組み合わせて」3か所以上の入切(単独不可)。

  407. 問407.漏電遮断器の人体感電保護用は、定格感度電流100mAのものである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。人体感電保護は「30mA以下」(高感度形)。100mAでは保護不十分。

  408. 問408.サーマルリレーは、モーターの過負荷による過熱を検出して保護する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:サーマルリレーはバイメタルの熱膨張を利用して過電流(過負荷)を検出し、電磁接触器を開放してモーターを焼損から保護します。

  409. 問409.零相変流器(ZCT)は、配線用遮断器の内部で過電流を検出する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ZCTは「漏電遮断器の内部で地絡電流」を検出(過電流ではない)。

  410. 問410.電力量計(積算電力計)は、使用した電力量(kWh)を積算して計量する。

    正解:○(正しい)

    解説:電力量計は電力と時間の積を積算し、消費した電力量をkWh単位で計量する計器です。電力会社の料金算出に使用されます。

  411. 問411.白熱電球のフィラメントはタングステン製であり、発光効率はLEDより高い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。白熱電球のフィラメントはタングステン製ですが、発光効率は約15lm/W程度でLED(100lm/W以上)に比べて大幅に低いです。

  412. 問412.インバータ式蛍光灯は、低周波で点灯させるためちらつきが多い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。インバータ式は「高周波で点灯しちらつきが少ない」(記述が逆)。

  413. 問413.配線用遮断器(MCCB)のトリップ方式として、熱動式と電磁式の2つの要素を持つものがある。

    正解:○(正しい)

    解説:一般的な配線用遮断器は、過電流にはバイメタルの熱動式、短絡電流には電磁式の2要素で動作する熱動電磁式が使われています。

  414. 問414.ネオン変圧器は、二次側が低電圧の特殊な変圧器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ネオン変圧器は「二次側が高電圧(数千V)」(低電圧ではない)。ネオン管点灯用。

  415. 問415.調光器は、蛍光灯の明るさを調整するために使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。調光器は「白熱電球」の調光が一般的(蛍光灯はインバータ式等で調光可だが原則白熱)。

  416. 問416.パイロットランプの異時点滅は、スイッチONでランプ点灯する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。異時点滅は「スイッチOFFでランプ点灯」(場所表示用、ON時ランプOFF)。

  417. 問417.防雨形コンセントは、屋内で水気のない場所での使用を目的としたコンセントである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。防雨形は「屋外で雨がかかる場所」用(屋内乾燥場所用ではない)。

  418. 問418.ホルソは、電線を切断するための工具である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ホルソは「アウトレットボックスに穴をあける」工具(切断はクリッパ・ペンチ)。

  419. 問419.ボルトクリッパは、絶縁被覆を剥がす工具である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ボルトクリッパは「太い電線・小ねじを切断」する工具(被覆剥ぎはストリッパ)。

  420. 問420.次のうち、三相誘導電動機の回転速度を求める式として正しいものはどれか(f:周波数、p:極数、s:すべり)。

    • ア.N = 60f(1−s)/p
    • イ.N = 120fp/(1−s)
    • ウ.N = 120f(1−s)/p
    • エ.N = f(1−s)/(120p)

    正解:ウ.N = 120f(1−s)/p

    解説:同期速度Ns = 120f/p に対し、実際の回転速度はすべりを考慮して N = 120f(1−s)/p [min⁻¹] です。

  421. 問421.変圧器の一次側巻線が200回、二次側巻線が100回のとき、一次側に200Vを加えた場合の二次側電圧はどれか。

    • ア.50V
    • イ.400V
    • ウ.200V
    • エ.100V

    正解:エ.100V

    解説:V2 = V1 × N2/N1 = 200 × 100/200 = 100V です。

  422. 問422.次のうち、リモコンリレー(ワンタッチリレー)の用途として正しいものはどれか。

    • ア.複数箇所から集中制御で照明を入切する
    • イ.電圧を変換する
    • ウ.漏電を検出する
    • エ.電力量を計量する

    正解:ア.複数箇所から集中制御で照明を入切する

    解説:リモコンリレーは分電盤付近に設置し、リモコンスイッチからの信号で照明の入切を集中制御するリレーです。

  423. 問423.接地端子付コンセントの記号として正しいものはどれか。

    • ア.EET
    • イ.E
    • ウ.ET
    • エ.ELB

    正解:イ.E

    解説:接地端子付コンセントは図記号で「コンセント記号+E」で表されます。EETは接地極付接地端子付コンセントの記号です。

  424. 問424.低圧進相コンデンサに直列リアクトルを設置する主な目的はどれか。

    • ア.電圧を降圧する
    • イ.力率を低下させる
    • ウ.高調波電流の拡大を防止する
    • エ.漏電を防止する

    正解:ウ.高調波電流の拡大を防止する

    解説:直列リアクトルは進相コンデンサに直列に接続し、コンデンサへの高調波電流の流入を抑制して回路の高調波障害を防止します。

  425. 問425.モーターブレーカー(MPCB)の機能として正しいものはどれか。

    • ア.力率改善を行う
    • イ.漏電保護のみを行う
    • ウ.電圧変換を行う
    • エ.モーターの過負荷・短絡保護の両方を行う

    正解:エ.モーターの過負荷・短絡保護の両方を行う

    解説:モーターブレーカー(MPCB)は配線用遮断器にモーター保護特性を持たせたもので、過負荷保護と短絡保護の両機能を1台で実現します。

  426. 問426.屋内配線の図記号で「●」(黒丸)が表すものはどれか。

    • ア.ジョイントボックス(接続点)
    • イ.コンセント
    • ウ.スイッチ
    • エ.照明器具

    正解:ア.ジョイントボックス(接続点)

    解説:配線図で「●」はジョイントボックス(アウトレットボックス)を表し、電線の接続点を示します。

  427. 問427.電動機の定格出力が2.2kWの場合、200V三相回路での全負荷電流は約何Aか(効率と力率の積を0.75とする)。

    • ア.5.7A
    • イ.8.5A
    • ウ.11A
    • エ.15A

    正解:イ.8.5A

    解説:I = P / (√3 × V × η × cosθ) = 2200 / (1.732 × 200 × 0.75) ≒ 2200 / 259.8 ≒ 8.5A です。

  428. 問428.配線器具の記号で「H」が表すものはどれか。

    • ア.防水コンセント
    • イ.3路スイッチ
    • ウ.確認表示灯内蔵スイッチ(位置表示灯付)
    • エ.タイムスイッチ

    正解:ウ.確認表示灯内蔵スイッチ(位置表示灯付)

    解説:スイッチの記号に「H」が付くものは確認表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ/位置表示灯付スイッチ)を表します。

  429. 問429.パイロットランプの同時点滅は、スイッチOFFでランプ点灯する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。同時点滅は「スイッチON=ランプ点灯」(負荷と同時動作)。OFF点灯は異時点滅。

  430. 問430.PF管は自己消火性がなく、CD管は自己消火性がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。PF管は「自己消火性あり(オレンジ色)」、CD管は「なし(黒色等)」(記述が逆)。

  431. 問431.電磁接触器は、電磁石を使わず手動で主接点を開閉する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。電磁接触器は「電磁石の吸引力で開閉」(手動操作不要、電気信号で動作)。

  432. 問432.計器用変流器(CT)は、大電流を小電流に変換して電流計で測定するための機器である。

    正解:○(正しい)

    解説:計器用変流器(CT)は大電流の回路に設置し、二次側に5A等の小電流を出力して電流計やリレーに供給します。一次側の電流を安全に測定できます。

  433. 問433.計器用変流器(CT)の二次側を開放しても、特に問題はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CT二次側「開放禁止」(高電圧発生で機器破損・感電危険)。短絡が安全。

  434. 問434.分電盤には、主幹ブレーカーと分岐ブレーカーが収められている。

    正解:○(正しい)

    解説:分電盤は主幹ブレーカー(漏電遮断器が一般的)と複数の分岐ブレーカー(配線用遮断器)を収めたもので、電力を各回路に分配します。

  435. 問435.分電盤の分岐ブレーカーには、回路名称を表示することが推奨されている。

    正解:○(正しい)

    解説:分電盤の各分岐ブレーカーには「台所コンセント」「洋室照明」など回路名称を表示し、点検や事故時に回路を特定しやすくすることが推奨されています。

  436. 問436.接地極は、なるべく乾燥した場所に埋設するのがよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。接地極は「水分を含んだ湿気のある場所」が良い(接地抵抗下げる、乾燥は不可)。

  437. 問437.漏電遮断器にはテストボタンが付いており、定期的に動作確認を行うことが推奨される。

    正解:○(正しい)

    解説:漏電遮断器のテストボタンを押すと擬似的に漏電状態をつくり、遮断器が正常に動作するか確認できます。月1回程度のテストが推奨されています。

  438. 問438.引掛シーリングローゼットは、照明器具を天井に取り付けるための接続器具である。

    正解:○(正しい)

    解説:引掛シーリングローゼットは天井に取り付ける照明器具用の接続器具で、照明器具のプラグを差し込むだけで機械的固定と電気的接続ができます。

  439. 問439.ワイドハンドル形スイッチは、操作面が大きいため手のひらや肘でも操作しやすい。

    正解:○(正しい)

    解説:ワイドハンドル形スイッチは操作面(ハンドル)が大きく設計されており、手のひらや肘など手指以外でも操作でき、バリアフリーにも対応しています。

  440. 問440.遅延スイッチは、スイッチをOFFにしてから一定時間後に照明が消灯する機能を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:遅延スイッチ(遅れスイッチ)はOFF操作後、設定した時間だけ照明を点灯し続けてから消灯します。トイレや廊下の換気扇連動などに使用されます。

  441. 問441.自動点滅器は、周囲の明るさに応じて照明を自動的にON/OFFする器具である。

    正解:○(正しい)

    解説:自動点滅器はCdSセル等の光センサで周囲の明るさを検知し、暗くなると自動でON、明るくなるとOFFにする器具です。門灯や防犯灯に使用されます。

  442. 問442.人感センサ付きスイッチは、赤外線で人の動きを検知して照明を点灯させる。

    正解:○(正しい)

    解説:人感センサ付きスイッチは焦電型赤外線センサで人体から発する赤外線の変化を検知し、自動的に照明をONにします。省エネや防犯に有効です。

  443. 問443.埋込型コンセントの取付枠には、金属製とプラスチック製があるが、どちらもD種接地工事が必要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。金属製の取付枠にはD種接地工事が必要ですが、プラスチック製(合成樹脂製)の取付枠は絶縁物なので接地工事は不要です。

  444. 問444.リモコンスイッチの操作電圧は、一般的に200V以上の高電圧が使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。リモコン操作電圧は「24V以下の低電圧」(高電圧は感電リスク)。

  445. 問445.高圧カットアウト(PC)は、低圧回路の過電流保護に使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。高圧カットアウトは「高圧回路(6.6kV等)」の過電流保護(低圧ではない)。

  446. 問446.CVTケーブルは、3本のCV単心ケーブルをより合わせた構造のケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:CVT(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシーストリプレックス形)ケーブルは、3本のCV単心ケーブルをより合わせた三相用ケーブルです。柔軟性に優れています。

  447. 問447.電線の公称断面積が5.5mm²の場合、許容電流は断面積2mm²の電線より大きい。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。許容電流は電線の断面積が大きいほど大きくなります。5.5mm²の許容電流は約49A、2mm²は約27A(IV電線・30℃基準)です。

  448. 問448.端子台への電線接続で、ねじ締め式の場合は適正トルクで締め付けることが重要である。

    正解:○(正しい)

    解説:端子台のねじ締めが弱いと接触不良による発熱・火災の原因になり、強すぎると電線の損傷や端子の破損を招きます。適正トルクでの締め付けが重要です。

  449. 問449.ケーブルグランドは、ケーブルをボックスに導入する際の固定と防水に使用される。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルグランド(防水パッキン付きコネクタ)はケーブルをボックスに導入する際にケーブルを固定し、水や粉塵の侵入を防ぐ部品です。

  450. 問450.PF管とCD管の外観上の最も明確な違いはどれか。

    • ア.CD管は黒色である
    • イ.PF管はオレンジ色である
    • ウ.CD管はオレンジ色である
    • エ.PF管は白色のみである

    正解:ウ.CD管はオレンジ色である

    解説:CD管はオレンジ色(だいだい色)で一目で識別できます。PF管はグレー、ベージュ、黒色など複数の色があります。

  451. 問451.電磁開閉器(MC+THR)において、サーマルリレーが動作(トリップ)する原因はどれか。

    • ア.モーターの正常運転
    • イ.電源電圧の低下
    • ウ.電源周波数の変動
    • エ.モーターの過負荷による過電流

    正解:エ.モーターの過負荷による過電流

    解説:サーマルリレーはバイメタルの熱変形を利用して過電流を検出します。モーターの過負荷により定格を超える電流が流れるとバイメタルが変形してトリップします。

  452. 問452.計器用変圧器(VT)の用途として正しいものはどれか。

    • ア.高電圧を低電圧に変換して電圧計で測定する
    • イ.大電流を小電流に変換する
    • ウ.電力量を積算する
    • エ.力率を改善する

    正解:ア.高電圧を低電圧に変換して電圧計で測定する

    解説:計器用変圧器(VT: Voltage Transformer)は高電圧の回路から低電圧(通常110V)を取り出し、電圧計や電力計などの計器に供給します。

  453. 問453.分電盤の主幹ブレーカーに漏電遮断器が使用される主な理由はどれか。

    • ア.電気料金を節約する
    • イ.漏電事故による感電・火災を防止する
    • ウ.雷サージを防ぐ
    • エ.電圧変動を抑える

    正解:イ.漏電事故による感電・火災を防止する

    解説:主幹に漏電遮断器を設置することで、住宅全体の漏電(地絡)を検出し、感電事故や漏電火災を防止します。

  454. 問454.次のうち、接地工事の種類で低圧電気機器(300V以下)に施すものはどれか。

    • ア.B種接地工事
    • イ.A種接地工事
    • ウ.D種接地工事
    • エ.C種接地工事

    正解:ウ.D種接地工事

    解説:D種接地工事は使用電圧300V以下の低圧電気機器の外箱や金属管などに施します。A種は高圧、B種は変圧器の中性点、C種は300V超の低圧に適用します。

  455. 問455.開閉器の図記号で「S」が表す開閉器はどれか。

    • ア.漏電遮断器
    • イ.電磁開閉器
    • ウ.配線用遮断器
    • エ.タンブラスイッチ(壁スイッチ)

    正解:エ.タンブラスイッチ(壁スイッチ)

    解説:配線図の図記号で「S」はタンブラスイッチ(単極スイッチ)を表します。電磁開閉器はMC、配線用遮断器はMCCBまたはB、漏電遮断器はELBです。

  456. 問456.写真で見分けるとき、リングスリーブ用圧着工具の柄の色はどれか。

    • ア.黄色
    • イ.赤色
    • ウ.青色
    • エ.緑色

    正解:ア.黄色

    解説:JIS C 9711適合のリングスリーブ用圧着工具の柄は黄色です。圧着端子用は赤色の柄なので、色で区別できます。

  457. 問457.配線図記号で「WP」が表すものはどれか。

    • ア.防水形スイッチ
    • イ.防雨形コンセント
    • ウ.ワイドパネル
    • エ.壁付コンセント

    正解:イ.防雨形コンセント

    解説:WPは「Waterproof(防雨形)」の略で、コンセント記号にWPが付くと防雨形コンセントを表します。

  458. 問458.合成樹脂管工事で使用するTSカップリングの「TS」が意味するものはどれか。

    • ア.可とう性を示す
    • イ.耐熱を示す
    • ウ.接着接合を示す(Taper Sizing)
    • エ.防水を示す

    正解:ウ.接着接合を示す(Taper Sizing)

    解説:TSはTaper Sizing(テーパーサイジング)の略で、接着剤による接合方式を示します。TS継手は硬質塩化ビニル管(VE管)用の接着接合部品です。

  459. 問459.三相誘導電動機のスターデルタ始動法は、始動電流を直入れ始動の1/3に抑えることができる。

    正解:○(正しい)

    解説:スターデルタ始動では始動時Y結線にして相電圧を1/√3に下げるため、始動電流・始動トルクが直入れ始動の1/3になります。

  460. 問460.三相誘導電動機の直入れ始動(全電圧始動)は、始動電流が定格電流の5~7倍程度流れる。

    正解:○(正しい)

    解説:三相誘導電動機の始動電流は通常、定格電流の5~7倍と大きくなるため、容量が大きい電動機では始動電流を抑える工夫が必要です。

  461. 問461.進相コンデンサを電動機と並列に接続することで、力率を改善できる。

    正解:○(正しい)

    解説:進相コンデンサは進み無効電力を供給し、電動機の遅れ無効電力を打ち消すことで力率を改善します。

  462. 問462.進相コンデンサには、放電抵抗または放電コイルを設ける必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:進相コンデンサは電源遮断後も電荷が残り感電の危険があるため、放電抵抗または放電コイルで残留電荷を速やかに放電する必要があります。

  463. 問463.誘導灯は、停電時に非常電源に自動的に切り替わり点灯する照明設備である。

    正解:○(正しい)

    解説:誘導灯は消防法により設置が義務付けられた避難用照明で、停電時には内蔵または別置の非常電源で20分以上点灯します。

  464. 問464.HID灯(高輝度放電灯)は、点灯直後にすぐ最大の明るさになる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。HID灯(水銀灯・メタルハライドランプ・高圧ナトリウム灯)は始動に数分、再始動に10分程度かかり、すぐには最大光束になりません。

  465. 問465.インバータは、直流を交流に変換する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:インバータ(逆変換装置)は直流を交流に変換し、周波数・電圧を制御します。電動機の速度制御や太陽光発電システム等で使用されます。

  466. 問466.インバータで三相誘導電動機を制御すると、周波数を変えることで回転速度を調整できる。

    正解:○(正しい)

    解説:インバータによる可変電圧可変周波数(VVVF)制御では、Ns = 120f/p より周波数fを変えて回転速度を連続的に制御できます。

  467. 問467.コンバータは、交流を直流に変換する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:コンバータ(順変換装置・整流器)は交流を直流に変換する装置です。整流用ダイオード等が使用されます。

  468. 問468.電磁調理器(IHクッキングヒーター)は、電磁誘導により鍋自体を発熱させる。

    正解:○(正しい)

    解説:IHクッキングヒーターは高周波磁界を発生させ、鍋底に渦電流を誘起して鍋自体を発熱させます。

  469. 問469.単相誘導電動機は、始動時に自ら回転を始めることができる(補助装置なしで)。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相誘導電動機は始動トルクがないため、始動コンデンサやくま取りコイル等の始動装置が必要です。

  470. 問470.小容量の単相誘導電動機には、コンデンサ始動形が広く使用されている。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサ始動形はコンデンサで位相をずらして回転磁界を作り、始動トルクを得る方式で家庭用ポンプやファン等に多用されます。

  471. 問471.EM-EEFケーブルは、エコマテリアル系の架橋ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:EM-EEFは「エコマテリアル」シリーズで鉛やハロゲンを含まず、燃焼時に有害ガスを発生しにくい環境配慮型ケーブルです。

  472. 問472.VVRケーブルは、丸形の外装をもつビニル絶縁ビニルシースケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:VVR(ビニル絶縁ビニルシース丸形)ケーブルは断面が丸形のケーブルで、屋内・屋外の低圧配線に広く使用されます。

  473. 問473.CVケーブルは、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルの略である。

    正解:○(正しい)

    解説:CVケーブル(Crosslinked Polyethylene insulated Vinyl sheathed)は架橋ポリエチレン絶縁・ビニルシースのケーブルで、高い耐熱性と絶縁性を持ちます。

  474. 問474.HIV電線は、通常のIV電線より耐熱性が高い。

    正解:○(正しい)

    解説:HIV電線(二種ビニル絶縁電線)はIV電線(60℃)より高い75℃の最高許容温度を持ち、高温の場所や電熱器具の配線に使用されます。

  475. 問475.通常の配線用遮断器の定格遮断容量は、回路の予想短絡電流より大きい必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:遮断器は予想される短絡電流を安全に遮断できる定格遮断容量を持つものを選定する必要があります。

  476. 問476.リングスリーブの刻印は、圧着後にその圧着が適正であることを示す。

    正解:○(正しい)

    解説:リングスリーブ圧着後に残る刻印(○、小、中、大)は、使用した圧着ダイスの種類と圧着の適正を示します。

  477. 問477.リングスリーブ「中」の圧着ダイスの刻印は「中」である。

    正解:○(正しい)

    解説:リングスリーブ刻印:特小=○、小=小、中=中、大=大、のルールで中スリーブには「中」の刻印を使用します。

  478. 問478.エントランスキャップは、屋外で電線管の端部に取り付けて雨水の侵入を防ぐ部品である。

    正解:○(正しい)

    解説:エントランスキャップは金属管の管端に取り付けて電線を引き出す際、雨水が管内に侵入するのを防ぐ屋外用の部品です。

  479. 問479.ターミナルキャップは、電線管の管端において垂直に電線を引き出すときに用いる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ターミナルキャップは水平方向に電線を引き出すのに用います。垂直引き出しにはエントランスキャップを使用します。

  480. 問480.ロックナットは、金属管をボックスに固定するためのねじ付きナットである。

    正解:○(正しい)

    解説:ロックナットは金属管の管端のねじに取り付け、ボックス内側から締め込んで管を固定する部品です。

  481. 問481.圧着端子(R型端子)は、電線の端に圧着して端子台にねじ止めするために使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:圧着端子(R型:丸型端子、Y型:Y字型端子)は電線の末端に圧着工具で取り付け、端子台のねじで固定するために使用します。

  482. 問482.電動機用プーリは、ベルトで動力を伝達するための車状部品である。

    正解:○(正しい)

    解説:プーリ(滑車)は電動機のシャフトに取り付け、Vベルト等で他の機械に動力を伝達するための部品です。

  483. 問483.自動販売機に内蔵される電気機器には、通常、漏電遮断器による保護が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:屋外や水気のある場所の自動販売機は感電リスクが高いため、漏電遮断器による保護が電技解釈で義務付けられています。

  484. 問484.電気温水器は、ヒーター方式とヒートポンプ方式に大別される。

    正解:○(正しい)

    解説:電気温水器は電熱ヒーター方式(直接加熱)と、エコキュートなどヒートポンプ方式(効率的)があり、後者の方が省エネです。

  485. 問485.サーミスタは、温度変化により抵抗値が変化する素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:サーミスタは温度で抵抗値が変化する半導体素子で、NTC(負特性)型とPTC(正特性)型があり、温度センサとして広く使用されます。

  486. 問486.フォトトランジスタは、光を受けてコレクタ電流が変化する半導体素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:フォトトランジスタは光量に応じてコレクタ電流が変化する素子で、光センサやフォトカプラ等に使用されます。

  487. 問487.サイリスタ(SCR)は、ゲート信号で導通状態にできる整流素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:サイリスタはアノード・カソード・ゲートの3端子を持ち、ゲート信号でON(導通)にできる半導体素子です。電力制御に使用されます。

  488. 問488.トライアック(TRIAC)は、交流の両方向に導通できるサイリスタである。

    正解:○(正しい)

    解説:トライアックは双方向性3端子サイリスタで、交流の両半サイクルに対して制御でき、調光器や電動工具の速度制御等に使われます。

  489. 問489.変圧器の一次・二次巻線の絶縁抵抗測定には、絶縁抵抗計(メガー)を使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:変圧器巻線間・巻線-大地間の絶縁抵抗測定には絶縁抵抗計(メガー)を使用します。使用電圧に応じた定格測定電圧のものを選びます。

  490. 問490.進相コンデンサに流れる電流は、電圧より90度位相が進んでいる。

    正解:○(正しい)

    解説:コンデンサに流れる電流は電圧より90度位相が進みます。この特性を利用して遅れ力率の改善に使用されます。

  491. 問491.三相誘導電動機をY-Δ始動したとき、直入れ始動に対する始動電流の比はいくらか。

    • ア.1/√3
    • イ.1/2
    • ウ.1/√2
    • エ.1/3

    正解:エ.1/3

    解説:Y-Δ始動の始動電流は直入れ始動の1/3になります(始動トルクも1/3)。

  492. 問492.低圧電動機の過負荷保護装置として一般的なものはどれか。

    • ア.サーマルリレー(熱動継電器)
    • イ.漏電遮断器
    • ウ.避雷器
    • エ.ヒューズ

    正解:ア.サーマルリレー(熱動継電器)

    解説:サーマルリレー(熱動継電器)はバイメタルの熱変形で過負荷電流を検出し、電磁接触器をトリップさせて電動機を停止させます。

  493. 問493.次の電線のうち、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルを表す記号はどれか。

    • ア.VVF
    • イ.CV
    • ウ.VVR
    • エ.IV

    正解:イ.CV

    解説:CV(Crosslinked polyethylene insulated Vinyl sheathed)は架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルの記号です。

  494. 問494.耐熱性が最も高い電線はどれか。

    • ア.IV
    • イ.VVF
    • ウ.HIV
    • エ.DV

    正解:ウ.HIV

    解説:HIV(二種ビニル絶縁電線、最高許容温度75℃)はIV(60℃)・VVF(60℃)・DV(60℃)より耐熱性が高いです。

  495. 問495.インバータ(VVVF制御)の主な用途はどれか。

    • ア.絶縁抵抗の測定
    • イ.直流電動機の整流
    • ウ.力率の改善
    • エ.三相誘導電動機の速度制御

    正解:エ.三相誘導電動機の速度制御

    解説:VVVFインバータは三相誘導電動機の可変速制御に使用され、エレベータ、ポンプ、ファン等の省エネに貢献します。

  496. 問496.進相コンデンサの放電抵抗の主な目的はどれか。

    • ア.電源遮断後の残留電荷を放電して感電を防ぐ
    • イ.力率を改善する
    • ウ.突入電流を抑制する
    • エ.発熱を防ぐ

    正解:ア.電源遮断後の残留電荷を放電して感電を防ぐ

    解説:放電抵抗は電源切離し後にコンデンサの残留電荷を速やかに放電し、保守点検時の感電事故を防止します。

  497. 問497.サイリスタを用いた位相制御の用途として正しいものはどれか。

    • ア.変圧器の昇圧
    • イ.白熱電球の調光
    • ウ.漏電検出
    • エ.絶縁抵抗測定

    正解:イ.白熱電球の調光

    解説:サイリスタ(またはトライアック)による位相制御は、白熱電球の調光器や電動工具の速度制御などに使用されます。

  498. 問498.写真で配線用遮断器と漏電遮断器を見分ける最もわかりやすい特徴はどれか。

    • ア.配線用遮断器は大きい
    • イ.漏電遮断器は2極のみ
    • ウ.漏電遮断器にはテストボタンがある
    • エ.両者に外観上の違いはない

    正解:ウ.漏電遮断器にはテストボタンがある

    解説:漏電遮断器(ELB)には漏電テスト用の「テストボタン」がついており、配線用遮断器(MCCB)との識別ポイントです。

  499. 問499.アウトレットボックスに塩化ビニル電線管(VE管)を接続する場合に使用する部品はどれか。

    • ア.ブッシング
    • イ.ボックスコネクタ
    • ウ.ロックナット
    • エ.TSコネクタ

    正解:エ.TSコネクタ

    解説:VE管とアウトレットボックスの接続にはTSコネクタ(接着式コネクタ)を使用します。

  500. 問500.コンセントの「接地極付コンセント(3Pコンセント)」の用途はどれか。

    • ア.エアコン、洗濯機等の感電防止を要する機器の接続
    • イ.照明器具の接続
    • ウ.一般家電の接続
    • エ.ネットワーク機器の接続

    正解:ア.エアコン、洗濯機等の感電防止を要する機器の接続

    解説:接地極付コンセントは電気洗濯機・冷蔵庫・エアコン等、水気がある場所や金属外箱機器の感電防止のために使用されます。

  501. 問501.電気温水器の配線で、通常設置される保護装置はどれか。

    • ア.避雷器
    • イ.漏電遮断器と専用配線用遮断器
    • ウ.力率改善コンデンサ
    • エ.進相コンデンサ

    正解:イ.漏電遮断器と専用配線用遮断器

    解説:電気温水器は大容量で水気のある機器のため、専用の配線用遮断器と漏電遮断器で保護します。

  502. 問502.単相誘導電動機のコンデンサ始動形において、始動後に切り離されるものはどれか。

    • ア.外箱
    • イ.主巻線
    • ウ.始動巻線と始動コンデンサ
    • エ.ロータ

    正解:ウ.始動巻線と始動コンデンサ

    解説:コンデンサ始動形ではある回転数に達すると遠心力スイッチにより始動巻線と始動コンデンサが切り離されます。

  503. 問503.VVFケーブル用ジョイントボックスの代わりに使用される、電線の接続と絶縁保護ができる部品はどれか。

    • ア.ブッシング
    • イ.サドル
    • ウ.カップリング
    • エ.ジョイントカバー(絶縁ジョイントボックス)

    正解:エ.ジョイントカバー(絶縁ジョイントボックス)

    解説:ジョイントカバー(絶縁カバー付ジョイントボックス)は小容量のVVFケーブルの接続点を絶縁保護する簡易部品です。