登録販売者 全分野の一問一答
📖 登録販売者「全分野」の全617問と解説(一覧)
登録販売者の全分野に関する一問一答(全617問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
-
問1.医薬品は、人体に対して必ずしも期待される有益な効果(薬効)のみをもたらすものではない。
正解:○(正しい)
解説:医薬品は薬効だけでなく、副作用など好ましくない反応を生じることがあります。これは医薬品の本質的な性質です。
-
問2.一般用医薬品は、医療用医薬品と比較して、効き目が強く副作用も大きい。
正解:×(誤り)
解説:一般用医薬品は「効き目が穏やかで安全性が高い」(医療用と比べて)。強く副作用大は誤り。
-
問3.医薬品の副作用とは、薬効として期待される作用のみを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。副作用は「医薬品が原因の有害な反応」(薬効作用ではなく望ましくない反応)。
-
問4.医薬品の使用上の注意において、「してはいけないこと」は守ることが望ましい事項である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「してはいけないこと」は守らないと症状の悪化や副作用のリスクが高まる重要な事項であり、必ず守るべき事項です。
-
問5.アレルギーは、医薬品の有効成分のみが原因で起こる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アレルギーは「有効成分だけでなく添加物」によっても起こる(賦形剤等)。
-
問6.一般用医薬品には、習慣性・依存性のある成分は一切含まれない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用にも「習慣性・依存性のある成分を含むもの」がある(鎮咳薬のジヒドロコデイン等)。
-
問7.医薬品の相互作用とは、1種類の医薬品の作用が変化することである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。相互作用は「2種類以上の医薬品併用」時の作用変化(増強・減弱)。1種類は単独作用。
-
問8.医薬品と食品(健康食品・サプリメントを含む)の間には、相互作用は起こらない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。食品との相互作用もあります。例えば、セントジョーンズワートは多くの医薬品の代謝を促進し、効果を弱めることがあります。
-
問9.小児は肝臓・腎臓の機能が発達しているため、医薬品の代謝・排泄が早い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小児は機能「未発達」で代謝・排泄に「時間がかかる」(早いではない、副作用リスク高)。
-
問10.高齢者は一般に、医薬品の副作用が現れにくい傾向がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高齢者は「副作用が現れやすい」(代謝・排泄機能低下のため)。
-
問11.妊婦が服用した医薬品は、胎盤関門に阻まれ胎児には全く影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品成分は「胎盤関門を通過して胎児に影響」することがある(特に催奇形性等)。
-
問12.プラセボ効果は、有効成分を含む医薬品でのみ現れる現象である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。プラセボ効果は「偽薬(有効成分なし)」でも効果が現れる現象(暗示効果)。
-
問13.一般用医薬品のリスク区分において、第1類医薬品は登録販売者が販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1類医薬品は薬剤師のみが販売できます。登録販売者が販売できるのは第2類・第3類医薬品です。
-
問14.セルフメディケーションとは、医療機関で医師の指示に従い治療を受けることをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セルフメディケーションは「自分で軽度不調を手当て」(医師指示は通常の医療)。
-
問15.医薬品の品質は、適切な保管がなされていれば、表示されている使用期限を過ぎても変わらない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。使用期限は適切に保管された場合の品質保証期限であり、期限を過ぎた医薬品は品質が保証されません。
-
問16.スティーブンス・ジョンソン症候群は、高熱を伴う全身の皮膚・粘膜の重篤な障害であり、医薬品の副作用として起こりうる。
正解:○(正しい)
解説:スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)は、38℃以上の高熱と広範な皮膚・粘膜障害を伴う重篤な副作用です。
-
問17.医薬品副作用被害救済制度は、医薬品の副作用による健康被害に対して医療費等の給付を行う制度である。
正解:○(正しい)
解説:医薬品副作用被害救済制度は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)が運営し、適正使用にもかかわらず副作用が生じた場合に救済給付を行います。
-
問18.一般用医薬品で対処可能な症状の範囲は、医療機関での治療を要する場合とは明確に区別できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品と医療用医薬品の対処範囲は明確に区別できるものではなく、症状の悪化時には受診勧奨が必要です。
-
問19.医薬品の用量を増やせば、それに比例して薬効も強くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。用量を増やしても薬効が比例して増すわけではなく、過量摂取は副作用や中毒のリスクを高めるだけです。適正用量を守ることが重要です。
-
問20.登録販売者は、購入者から相談があっても情報提供する義務はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。登録販売者は「相談があれば情報提供義務」(薬機法)。
-
問21.第1類医薬品は、安全性が高く特に注意を要しない医薬品である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1類は「特に注意を要するもの」(副作用等で日常生活支障のおそれ)。安全性高いは第3類。
-
問22.指定第2類医薬品は、第1類医薬品の中で特に注意を要するものを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。指定第2類は「第2類のうち特に注意要するもの」(第1類ではない)。
-
問23.第3類医薬品は副作用がないため、安全性に関する情報提供は一切不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3類医薬品も副作用が起こりうる医薬品です。購入者から相談があった場合は情報提供の義務があり、「一切不要」ではありません。ビタミン剤なども第3類に分類されます。
-
問24.OTC医薬品とは、処方箋が必須の医療用医薬品のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OTC(Over The Counter)は「処方箋なしで購入できる一般用医薬品」(処方箋必須は医療用)。
-
問25.医薬品の副作用は、用法用量を正しく守っていれば起こることはない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。用法用量を正しく守っていても副作用が起こることがあります。これは医薬品の本質的な性質であり、体質やアレルギーによっても発現します。
-
問26.医薬品の併用禁忌情報は、添付文書の「相談すること」の項に記載されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。併用禁忌は「してはいけないこと」の項(相談することは別の事項)。
-
問27.カフェインを含む眠気防止薬と、カフェインを含むかぜ薬を同時に服用しても、カフェインの過剰摂取にはならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。同一成分を含む複数の医薬品を併用すると、その成分が過剰摂取となり副作用のリスクが高まります。カフェインの過剰摂取は中枢神経の過度の興奮、不整脈などを引き起こします。
-
問28.医薬品の使用上の注意において「相談すること」とは、使用前に専門家に相談した上で判断すべき事項を示している。
正解:○(正しい)
解説:「相談すること」は、該当する人が使用する場合に専門家に相談して使用の可否を判断すべき内容で、「してはいけないこと」ほど厳格ではないが注意が必要な事項です。
-
問29.小児用の一般用医薬品であれば、成人が用量を増やして服用しても問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小児用製剤は小児の体格・代謝に合わせて設計されており、成人が用量を増やして服用することは想定されていません。成人には成人用の製剤を使用すべきです。
-
問30.医薬品の効果に対する副作用リスクは、必ず容認されなければならない。
正解:×(誤り)
解説:医薬品は副作用リスクが「許容される範囲」内であることが必要(必ず容認は誤り、リスク評価が前提)。
-
問31.アルコールは、医薬品の吸収・代謝には影響しない。
正解:×(誤り)
解説:アルコールは医薬品の「吸収・代謝に影響」する(肝代謝競合等)。影響しないは誤り。
-
問32.一般用医薬品は、副作用回避より使用継続のメリットを優先する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品は「副作用回避を優先」(重大副作用時は使用中断が原則)。
-
問33.医薬品の有効成分の血中濃度は、最大有効濃度を超えると薬効が現れる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。血中濃度は「最小有効濃度を超える」と薬効が現れる(最大ではない、最大は中毒域)。
-
問34.医薬品の副作用被害救済制度では、無承認無許可医薬品の使用による健康被害も救済の対象となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。救済制度の対象は、承認された医薬品を適正に使用した場合の副作用被害です。無承認無許可医薬品や個人輸入品による健康被害は対象外です。
-
問35.登録販売者は、医薬品販売後は購入者の状況に関わらず一律の情報提供で足りる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。登録販売者は「購入者の状況に応じた情報提供」が必要(一律では不適切)。
-
問36.一般用医薬品の効能効果の表現は、一般の生活者が理解しやすい平易な表現で記載される。
正解:○(正しい)
解説:一般用医薬品は一般の生活者が自ら選択・使用するものであるため、効能効果は「頭痛・歯痛」などの平易な表現で記載されます。医療用医薬品は診断名で記載されます。
-
問37.医薬品の品質は、光(日光)や温度、湿度の影響を受けて劣化することがある。
正解:○(正しい)
解説:医薬品は光・温度・湿度などの外的要因により品質が変化しうるため、適切な保管条件を守ることが重要です。特に直射日光や高温多湿を避ける必要があります。
-
問38.スイッチOTC医薬品とは、一般用医薬品から医療用医薬品に転用されたものである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スイッチOTCは「医療用→一般用への転用」(記述が逆)。
-
問39.薬物アレルギーは、用量に依存し、大量服用時のみ発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。薬物アレルギーは「用量に関係なく」起こることがある(少量でも発生)。
-
問40.医薬品の副作用として、ショック(アナフィラキシー)が起きた場合、直ちに救急医療を受ける必要がある。
正解:○(正しい)
解説:アナフィラキシーは急激な血圧低下・呼吸困難・意識障害等を伴う重篤なアレルギー反応であり、生命に関わるため直ちに救急対応が必要です。
-
問41.医療機関を受診中の患者には、登録販売者は一般用医薬品を販売できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。受診中の患者にも「医薬品の併用に注意し情報提供しつつ販売可能」(販売不可ではない)。
-
問42.医薬品の不適正使用とは、用法用量を守らない場合のほか、適応でない症状に使用する場合も含まれる。
正解:○(正しい)
解説:不適正使用には、用法用量の逸脱だけでなく、効能効果に該当しない症状への使用、長期連用、他の医薬品等との不適切な併用なども含まれます。
-
問43.一般用医薬品のリスク区分と販売時の情報提供に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.第1類医薬品の情報提供は登録販売者でも行える
- イ.第2類医薬品の情報提供は努力義務である
- ウ.第3類医薬品については相談があっても情報提供の義務はない
- エ.要指導医薬品はインターネットで販売できる
正解:イ.第2類医薬品の情報提供は努力義務である
解説:第2類医薬品の販売時の情報提供は「努力義務」です。第1類は薬剤師による義務的情報提供、第3類は相談対応義務あり、要指導医薬品はネット販売不可です。
-
問44.医薬品の副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.副作用は適正使用でも起こりうる
- イ.ショック(アナフィラキシー)は生命に関わる重篤な副作用である
- ウ.薬物アレルギーは内服薬のみで起こる
- エ.副作用の早期発見には使用者自身の注意が重要である
正解:ウ.薬物アレルギーは内服薬のみで起こる
解説:薬物アレルギーは内服薬に限らず、外用薬(塗り薬、点眼薬など)や注射薬でも起こりえます。免疫反応による過敏症であり、投与経路を問いません。
-
問45.セルフメディケーション税制の対象となる医薬品として、正しいものはどれか。
- ア.すべての一般用医薬品
- イ.医療用医薬品を含むすべての医薬品
- ウ.第1類医薬品のみ
- エ.スイッチOTC医薬品を中心とした特定の医薬品
正解:エ.スイッチOTC医薬品を中心とした特定の医薬品
解説:セルフメディケーション税制は、スイッチOTC医薬品を中心に対象品目が指定されており、すべての一般用医薬品が対象ではありません。パッケージに共通識別マークが付されています。
-
問46.医薬品の使用期限に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.使用期限は未開封・適切な保管条件での品質保証期限である
- イ.開封後も使用期限まで品質が保証される
- ウ.使用期限を1日過ぎただけなら使用しても問題ない
- エ.使用期限の表示は医療用医薬品のみに義務付けられている
正解:ア.使用期限は未開封・適切な保管条件での品質保証期限である
解説:使用期限は、未開封の状態で適切な保管条件のもとでの品質保証期限です。開封後は外気に触れるため品質の劣化が進みやすくなります。
-
問47.小児への医薬品使用に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.小児は成人よりも医薬品の代謝が速い
- イ.小児は血液脳関門が未発達なため、中枢神経系への影響が出やすい
- ウ.医薬品の用量は体重に単純に比例して決められる
- エ.5歳以上であれば錠剤を服用しても問題ない
正解:イ.小児は血液脳関門が未発達なため、中枢神経系への影響が出やすい
解説:小児は血液脳関門が未発達であるため、医薬品の成分が脳内に移行しやすく、中枢神経系への影響が成人よりも出やすい傾向があります。
-
問48.妊婦・授乳婦の医薬品使用に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.妊娠初期は医薬品の影響を受けにくい
- イ.ビタミン剤は妊婦でも制限なく服用できる
- ウ.授乳中の母親が服用した医薬品の成分は母乳中に移行することがある
- エ.妊娠後期であれば鎮痛薬を自由に使用できる
正解:ウ.授乳中の母親が服用した医薬品の成分は母乳中に移行することがある
解説:母親が服用した医薬品の成分は母乳中に移行し、乳児に影響を及ぼすことがあります。授乳中の医薬品使用は、必ず添付文書を確認し、必要に応じて授乳を避けるべきです。
-
問49.高齢者の医薬品使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.肝臓の代謝機能が低下し、薬物が体内に長く留まりやすい
- イ.腎臓の排泄機能が低下し、副作用が現れやすい
- ウ.嚥下機能が低下し、錠剤が飲み込みにくくなることがある
- エ.基礎疾患があっても一般用医薬品なら安全に使用できる
正解:エ.基礎疾患があっても一般用医薬品なら安全に使用できる
解説:高齢者は基礎疾患を持つことが多く、一般用医薬品であっても相互作用や禁忌に該当する可能性があります。「一般用だから安全」とは言えません。
-
問50.プラセボ効果に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.プラセボ効果を目的として一般用医薬品を使用することは適切ではない
- イ.プラセボ効果は望ましい効果のみに現れる
- ウ.プラセボ効果は科学的に実証された薬理作用である
- エ.プラセボ効果は主観的な症状にのみ現れ、客観的な指標には影響しない
正解:ア.プラセボ効果を目的として一般用医薬品を使用することは適切ではない
解説:プラセボ効果は有効成分によるものではないため、これを目的として医薬品を使用することは適切ではなく、プラセボ効果のみを根拠に一般用医薬品を使用すべきではありません。
-
問51.一般用医薬品のリスク区分は、一度決まると変更されることはない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リスク区分は「副作用報告等で変更されることがある」(再評価制度)。
-
問52.セルフメディケーション税制は、レシート提出が必須である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セルフメディケーション税制は「レシート保管義務はあるが提出は不要」(要請時に提示)。
-
問53.セルフメディケーション税制を利用するためには、申告者が健康診断や予防接種などの「一定の取組」を行っている必要がある。
正解:○(正しい)
解説:セルフメディケーション税制の適用要件として、申告者が特定健康診査、予防接種、定期健康診断、がん検診などの健康の保持増進及び疾病の予防への「一定の取組」を行っていることが必要です。
-
問54.健康食品(いわゆるサプリメント)は、医薬品のように疾病の治療効果を標榜することが認められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。健康食品は食品であり、医薬品的な効能効果(疾病の治療・予防)を標榜することは薬機法で禁止されています。機能性表示食品でも疾病の治療・予防を目的とする表現は認められません。
-
問55.特定保健用食品(トクホ)は、企業独自の判断で表示できる食品である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。トクホは「国(消費者庁長官)の審査・許可」が必要(独自判断は機能性表示食品)。
-
問56.機能性表示食品は、消費者庁長官の許可を受けて販売される食品である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。機能性表示食品は、事業者の責任で科学的根拠に基づき機能性を表示するもので、消費者庁への届出制です。トクホのように国の許可を受けるものではありません。
-
問57.プラセボ効果は、暗示効果のほか、条件付け(過去の服薬経験による学習効果)によっても生じることがある。
正解:○(正しい)
解説:プラセボ効果の発現メカニズムには、心理的な暗示効果に加え、過去に薬を飲んで症状が改善した経験に基づく条件付け(学習効果)も関与しています。
-
問58.プラセボ効果は、痛みや不眠などの主観的症状に対してのみ現れ、血圧や血糖値などの客観的指標には影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。プラセボ効果は主観的症状だけでなく、血圧や心拍数、免疫機能などの客観的指標にも影響を及ぼすことが研究で示されています。
-
問59.生物由来製品は、人その他の生物に由来するものを原料として製造される医薬品等であり、感染症の伝播リスクに特に注意が必要である。
正解:○(正しい)
解説:生物由来製品は、人や動物の血液・組織・細胞等を原料とするため、ウイルス等による感染症伝播のリスクがあり、特別な安全対策やトレーサビリティが求められます。
-
問60.血液製剤は、生物由来製品ではなく一般医薬品に分類される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。血液製剤(輸血用・血漿分画製剤)は「特定生物由来製品」に指定。
-
問61.グレープフルーツジュースは、一部の医薬品の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させることがある。
正解:○(正しい)
解説:グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリン類は、小腸のCYP3A4酵素を阻害し、カルシウム拮抗薬など一部の医薬品の代謝を妨げて血中濃度を上昇させます。
-
問62.牛乳はテトラサイクリン系抗生物質の吸収を促進するため、併用が推奨される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。牛乳に含まれるカルシウムはテトラサイクリン系やニューキノロン系の抗生物質とキレートを形成し、吸収を低下させます。併用は避けるべきです。
-
問63.セントジョーンズワートは医薬品の効果を強める作用がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セントジョーンズワートは「代謝促進で効果を弱める」(強めるではない、肝酵素誘導)。
-
問64.栄養機能食品は、表示にあたり国の許可・届出が必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。栄養機能食品は「許可・届出不要」(国の基準遵守のみ)。
-
問65.ダイエット目的で販売される健康食品の中には、医薬品成分が違法に添加されている製品が発見された事例がある。
正解:○(正しい)
解説:過去にダイエット用健康食品から食欲抑制薬のシブトラミンや甲状腺ホルモン、下剤成分などの医薬品成分が違法に検出された事例が報告されており、健康被害も発生しています。
-
問66.医薬品と健康食品の最大の違いは、医薬品には品質・有効性・安全性について国の審査・承認が必要な点である。
正解:○(正しい)
解説:医薬品は承認審査を経て品質・有効性・安全性が確認されていますが、健康食品にはそのような審査制度がなく、効能効果も保証されていません。これが両者の根本的な相違点です。
-
問67.医薬品の有効成分は合成化合物のみであり、天然由来の成分は医薬品とならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品の有効成分には合成化合物だけでなく、植物由来の生薬成分(センナ、甘草など)や微生物由来の抗生物質など天然由来のものも多数存在します。
-
問68.一般用医薬品のパッケージに記載されているリスク区分の表記は、購入者がリスクの程度を判断するための重要な情報である。
正解:○(正しい)
解説:リスク区分の表記は、購入者が副作用リスクの程度を把握し、適切な医薬品選択を行うための指標です。第1類・第2類・第3類の区分が外箱に明記されています。
-
問69.セルフメディケーション税制と通常の医療費控除は同じ年度に同時に利用できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セルフメディケーション税制と通常の医療費控除は選択制であり、同一年度にどちらか一方しか適用できません。納税者は有利な方を選択して申告します。
-
問70.健康食品で体調不良が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。健康食品は「医薬品ではない」ので救済制度の対象外(医薬品副作用が要件)。
-
問71.医薬品の効き目や安全性には個人差があり、同じ医薬品でも人によって効果の現れ方や副作用の出方が異なることがある。
正解:○(正しい)
解説:医薬品の作用には、年齢・性別・体重・遺伝的素因・肝臓や腎臓の機能・併用薬など多くの要因が影響するため、個人差が生じます。
-
問72.セルフメディケーション税制に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.通常の医療費控除と同一年度に併用できる
- イ.対象医薬品のパッケージには共通識別マークが付されている
- ウ.対象医薬品の年間購入額が12,000円を超えた部分について所得控除を受けられる
- エ.申告者が健康診断等の一定の取組を行っていることが要件である
正解:ア.通常の医療費控除と同一年度に併用できる
解説:セルフメディケーション税制と通常の医療費控除は選択制であり、同一年度に併用することはできません。いずれか有利な方を選択して確定申告します。
-
問73.健康食品に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.特定保健用食品は届出制で販売できる
- イ.栄養機能食品は国が定めた規格基準に適合すれば個別の許可なく表示できる
- ウ.機能性表示食品は消費者庁長官の許可が必要である
- エ.健康食品であれば「○○が治る」という表現を広告に使用できる
正解:イ.栄養機能食品は国が定めた規格基準に適合すれば個別の許可なく表示できる
解説:栄養機能食品は規格基準型の食品であり、定められた基準量の範囲内であれば個別の許可・届出なしに栄養成分の機能を表示できます。トクホは許可制、機能性表示食品は届出制です。
-
問74.医薬品と食品の相互作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.グレープフルーツジュースは一部の医薬品の血中濃度を上昇させる
- イ.セントジョーンズワートは一部の医薬品の効果を弱める
- ウ.牛乳はすべての医薬品の吸収を促進する
- エ.アルコールは医薬品の代謝に影響を与えることがある
正解:ウ.牛乳はすべての医薬品の吸収を促進する
解説:牛乳はすべての医薬品の吸収を促進するわけではなく、テトラサイクリン系抗生物質などではカルシウムとのキレート形成により吸収が低下します。
-
問75.プラセボ効果に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.暗示や期待感によって症状が改善する現象である
- イ.条件付け(過去の服薬経験)も関与することがある
- ウ.客観的な生理指標にも影響を及ぼすことがある
- エ.有効成分の薬理作用によるものである
正解:エ.有効成分の薬理作用によるものである
解説:プラセボ効果は有効成分の薬理作用によるものではなく、心理的要因(暗示効果・期待感・条件付け)によって症状が改善する現象です。
-
問76.一般用医薬品のリスク区分の変更に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.市販後の安全性情報に基づき厚生労働大臣が変更できる
- イ.変更は国会の議決を経て行われる
- ウ.リスク区分は承認時に決まり、その後変更されることはない
- エ.変更は製造販売業者の申請がなければ行われない
正解:ア.市販後の安全性情報に基づき厚生労働大臣が変更できる
解説:リスク区分は固定ではなく、市販後の副作用報告や安全性に関する新たな知見に基づき、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて変更できます。
-
問77.生物由来製品に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.一般用医薬品にも多くの生物由来製品がある
- イ.特定生物由来製品では使用記録の長期保存が義務付けられている
- ウ.感染症伝播のリスクがないことが確認された製品のみが該当する
- エ.生物由来製品の表示は任意である
正解:イ.特定生物由来製品では使用記録の長期保存が義務付けられている
解説:特定生物由来製品(血液製剤等)は感染症伝播リスクが特に高いため、使用記録を少なくとも20年間保存することが義務付けられています。生物由来製品は一般用医薬品にはほとんどありません。
-
問78.医薬品と健康食品(サプリメント)の違いに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.医薬品は品質・有効性・安全性について国の審査を受けている
- イ.健康食品は疾病の治療効果を標榜できない
- ウ.健康食品による健康被害も医薬品副作用被害救済制度の対象である
- エ.医薬品には添付文書による情報提供が義務付けられている
正解:ウ.健康食品による健康被害も医薬品副作用被害救済制度の対象である
解説:医薬品副作用被害救済制度は医薬品の副作用による健康被害のみを対象としており、健康食品による健康被害は救済の対象外です。
-
問79.食品とカルシウムの相互作用に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.カルシウムを多く含む食品はすべての医薬品の吸収を高める
- イ.牛乳と一緒に服用すると胃腸障害が必ず起こる
- ウ.カルシウムサプリメントと医薬品の併用に注意は不要である
- エ.テトラサイクリン系抗生物質はカルシウムとキレートを形成し吸収が低下する
正解:エ.テトラサイクリン系抗生物質はカルシウムとキレートを形成し吸収が低下する
解説:テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗菌薬は、牛乳やカルシウム製剤に含まれるカルシウムイオンとキレート(不溶性の複合体)を形成し、消化管からの吸収が著しく低下します。
-
問80.セルフメディケーション税制の対象となるOTC医薬品を識別するための方法として、正しいものはどれか。
- ア.パッケージにセルフメディケーション税控除対象の共通識別マークがある
- イ.すべての一般用医薬品が対象なので識別は不要
- ウ.第1類医薬品のみが対象である
- エ.レシートに特別な記載はなく、自己判断で申告する
正解:ア.パッケージにセルフメディケーション税控除対象の共通識別マークがある
解説:対象のOTC医薬品のパッケージには共通識別マークが表示されています。また、レシートにも対象商品であることが明記されるため、確定申告の際に確認できます。
-
問81.サリドマイド薬害事件は、催眠鎮静薬として使用されたサリドマイドにより、四肢欠損などの先天異常児が出生したものである。
正解:○(正しい)
解説:サリドマイドは1957年代後半〜1960年代初頭に欧州・日本で多発した薬害。妊婦の催眠・つわり止めとして使用され、胎児に四肢の発達障害(アザラシ肢症)等を引き起こしました。
-
問82.スモン事件は、整腸薬として使用されたキノホルムにより、亜急性脊髄視神経症が発生したものである。
正解:○(正しい)
解説:スモン(SMON:Subacute Myelo-Optico-Neuropathy)は、整腸薬として使用されたキノホルムにより、視神経障害・下半身麻痺等を起こした薬害事件です。
-
問83.HIV薬害事件は、非加熱の血液凝固因子製剤の使用により、血友病患者にHIV感染が広がった事件である。
正解:○(正しい)
解説:HIV薬害は、非加熱の血液製剤を使用した血友病患者が多数HIVに感染した事件。1980年代に問題が表面化しました。
-
問84.CJD薬害事件は、ヒト乾燥硬膜の使用により、クロイツフェルト・ヤコブ病が発症した事件である。
正解:○(正しい)
解説:CJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)は、脳神経外科手術で使用されたヒト乾燥硬膜にプリオンが混入していたことで発生した薬害です。
-
問85.医薬品副作用被害救済制度は、医薬品の副作用による健康被害を受けた者に対する公的な救済制度である。
正解:○(正しい)
解説:医薬品副作用被害救済制度(PMDA運営)は、医薬品を適正使用したにも関わらず副作用で健康被害を受けた人に医療費・年金等を給付する制度です。
-
問86.医薬品副作用被害救済制度では、要指導医薬品は救済対象外である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。要指導医薬品も「救済対象に含む」(一般用医薬品全般、医療用も対象)。
-
問87.医薬品副作用被害救済制度の対象とならないのは、医薬品の不適正使用による健康被害の場合である。
正解:○(正しい)
解説:不適正使用(自己判断での過量服用、医師指示無視等)による被害は救済対象外。適正使用が前提です。
-
問88.ジェネリック医薬品は、先発医薬品と有効成分・効能効果が同じであり、価格が安い後発医薬品である。
正解:○(正しい)
解説:ジェネリック(後発)医薬品は先発と同一有効成分・同一効果効能で、開発費が抑えられているため価格が安いです。
-
問89.一般用医薬品(OTC)は、その効果・リスクから「セルフメディケーション」の中核を担う医薬品である。
正解:○(正しい)
解説:OTC(Over The Counter)医薬品は薬局・薬店で購入できる一般用医薬品。軽度な体調不良の自己治療(セルフメディケーション)の主軸です。
-
問90.健康食品(サプリメント)は、食品衛生法上の食品であり、医薬品的な効能効果を表示することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。健康食品は食品扱いのため、医薬品的な効能効果(病気の治療等)を表示することは医薬品医療機器等法で禁止されています。
-
問91.特定保健用食品(トクホ)は、消費者庁長官の許可を受けて特定の保健効果を表示できる食品である。
正解:○(正しい)
解説:トクホは個別審査で消費者庁長官の許可を得た食品で、「コレステロールの吸収を抑える」等の保健効果表示が可能です。
-
問92.機能性表示食品は、事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示できる食品制度である。
正解:○(正しい)
解説:機能性表示食品は届出制(許可制ではない)。事業者が科学的根拠を消費者庁に届出し、表示する制度です。
-
問93.一般用医薬品は、重篤な疾患の診断・治療目的のものも含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品は「軽度な不調用」、重篤な疾患の診断・治療は医療用(含まないが正しい)。
-
問94.受診勧奨とは、登録販売者が必要に応じて医療機関の受診を促すことであり、登録販売者の重要な役割である。
正解:○(正しい)
解説:受診勧奨は登録販売者の主要業務の1つ。一般用医薬品で対応できない症状や悪化リスクがある場合に受診を促します。
-
問95.医薬品の濫用は、適正な使用量を超えた使用や、依存目的での使用を含む。
正解:○(正しい)
解説:医薬品の濫用は、適正用量超過・依存目的・本来の用途と異なる使用等を含み、健康被害や社会的問題を引き起こします。
-
問96.一般用医薬品のリスク区分の見直しは、定期的に行われており、安全性情報に応じて区分が変更されることがある。
正解:○(正しい)
解説:安全性データの蓄積に応じて、要指導→第1類→第2類→第3類のように区分変更が起こります。
-
問97.スイッチOTCとは、医療用医薬品から一般用医薬品に転用された医薬品のことである。
正解:○(正しい)
解説:スイッチOTCは医療用→一般用に「スイッチ」された医薬品。代表例:ロキソニン、ガスター10など。
-
問98.医薬品は、その適切な使用と保管の責任は最終的に使用者本人にある。
正解:○(正しい)
解説:医薬品の適正使用・保管は使用者本人の責任。販売者は適切な情報提供を行いますが、最終判断と責任は購入者にあります。
-
問99.医薬品の容器・外箱の表示には、使用期限の表示が義務付けられている。
正解:○(正しい)
解説:使用期限は法定表示事項の1つ。期限を過ぎた医薬品は品質保証されません。
-
問100.医薬品の保管環境(温度・湿度・直射日光等)が適切でない場合、品質低下や効果減弱が起こり得る。
正解:○(正しい)
解説:医薬品は環境要因に影響されます。高温多湿・直射日光等で成分が分解・変質する場合があります。
-
問101.次のうち、サリドマイド薬害の主な健康被害として正しいものはどれか。
- ア.四肢の発達異常(アザラシ肢症)
- イ.視神経障害
- ウ.腎不全
- エ.皮膚癌
正解:ア.四肢の発達異常(アザラシ肢症)
解説:サリドマイドは妊婦の使用により胎児の四肢発達異常(アザラシ肢症)を起こしました。視神経障害はスモンの症状。
-
問102.医薬品副作用被害救済制度の運営主体はどれか。
- ア.厚生労働省
- イ.医薬品医療機器総合機構(PMDA)
- ウ.日本薬剤師会
- エ.消費者庁
正解:イ.医薬品医療機器総合機構(PMDA)
解説:医薬品副作用被害救済制度はPMDA(医薬品医療機器総合機構)が運営。厚労省管轄の独立行政法人です。
-
問103.次のうち、医薬品副作用被害救済制度の救済対象とならないものはどれか。
- ア.適正使用での副作用
- イ.製品の品質不良による健康被害
- ウ.不適正使用による健康被害
- エ.入院治療を要する程度の副作用
正解:ウ.不適正使用による健康被害
解説:不適正使用は救済対象外。適正使用での副作用、品質不良、入院相当の副作用などは対象です。
-
問104.保健機能食品制度に含まれないものはどれか。
- ア.特定保健用食品
- イ.機能性表示食品
- ウ.栄養機能食品
- エ.医薬部外品
正解:エ.医薬部外品
解説:保健機能食品は3種類(特定保健用・機能性表示・栄養機能)。医薬部外品は別カテゴリで医薬品医療機器等法の規制対象です。
-
問105.スイッチOTCの代表例として正しい組み合わせはどれか。
- ア.ロキソニンS(解熱鎮痛)
- イ.ビタミンC錠
- ウ.マルチビタミン剤
- エ.入浴剤
正解:ア.ロキソニンS(解熱鎮痛)
解説:ロキソニンS、ガスター10、アレジオンなどがスイッチOTCの代表例。医療用医薬品から一般用に転用された薬です。
-
問106.次のうち、登録販売者が販売できる医薬品はどれか。
- ア.第1類医薬品
- イ.第2類・第3類医薬品
- ウ.要指導医薬品
- エ.医療用医薬品(処方箋薬)
正解:イ.第2類・第3類医薬品
解説:登録販売者は第2類・第3類のみ販売可。第1類・要指導は薬剤師のみ、医療用は処方箋必須です。
-
問107.受診勧奨が必要となる典型的なケースはどれか。
- ア.軽度な頭痛
- イ.軽い擦り傷
- ウ.38℃以上の高熱が3日以上続く
- エ.一時的な眠気
正解:ウ.38℃以上の高熱が3日以上続く
解説:38℃以上の高熱が3日以上続く場合は重篤な感染症等の疑いがあり、医師の受診を勧めるべきケースです。
-
問108.医薬品の適正使用について、誤っているものはどれか。
- ア.用法・用量を守る
- イ.指定された保管方法を守る
- ウ.異常を感じたら使用を中止する
- エ.効果がないと感じたら自己判断で量を増やす
正解:エ.効果がないと感じたら自己判断で量を増やす
解説:効果がないと感じても自己判断での量増加は危険。受診勧奨や薬剤師相談が適切です。
-
問109.ジェネリック医薬品の特徴として誤っているものはどれか。
- ア.添加物・剤形は先発と完全に同じ
- イ.先発医薬品より価格が安い
- ウ.効能効果が先発と同じ
- エ.先発医薬品と有効成分が同じ
正解:ア.添加物・剤形は先発と完全に同じ
解説:ジェネリックは有効成分・効能効果は同じですが、添加物や剤形(錠剤の色・形等)は先発と異なる場合があります。
-
問110.次のうち、医薬品副作用被害救済制度から除外されるものはどれか。
- ア.一般用医薬品の副作用
- イ.医療機器の不具合による被害
- ウ.医療用医薬品の副作用
- エ.要指導医薬品の副作用
正解:イ.医療機器の不具合による被害
解説:医療機器の不具合は別の救済制度(生物由来製品感染等被害救済制度等)対象。医薬品副作用被害救済制度は医薬品のみが対象です。
-
問111.医薬品の添加物(賦形剤・安定剤・甘味料等)にも、まれにアレルギー反応を起こすものがある。
正解:○(正しい)
解説:添加物(タール色素・パラベン等)でアレルギーを起こす場合があります。添付文書でも添加物が表示されます。
-
問112.医薬品の有効成分は、必ず100%純度のものが使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品には有効成分のほかに賦形剤・結合剤・崩壊剤・着色料等の添加物が含まれます。100%純度ではありません。
-
問113.薬物動態は、吸収・代謝・蓄積の3つの過程からなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。薬物動態は「吸収・分布・代謝・排泄(ADME)」の4過程(蓄積は別概念)。
-
問114.医薬品の代謝は、主に腎臓で行われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品代謝は「主に肝臓」(CYP酵素群)。腎臓は排泄が主機能。
-
問115.医薬品の排泄は、主に皮膚から汗として行われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品排泄は「主に腎臓(尿)」(肝臓胆汁経由便も)。皮膚汗は微量。
-
問116.グレープフルーツジュースは、医薬品の代謝を促進し血中濃度を下げる。
正解:×(誤り)
解説:GFJは「代謝阻害」で血中濃度「上昇」(一部医薬品で)。下げるは誤り。
-
問117.医薬品と食品の相互作用は、基本的に医療用医薬品のみで起こり、一般用医薬品では起こらない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品でも食品との相互作用は起こります。例:解熱鎮痛薬とアルコール、鉄剤と緑茶(タンニン)等。
-
問118.食品中のアルコールは、肝臓での代謝過程で医薬品との相互作用を起こすことがある。
正解:○(正しい)
解説:アルコールは肝CYPに影響し、催眠鎮静薬・解熱鎮痛薬等との併用で副作用増強・肝障害リスクが高まります。
-
問119.一般用医薬品の効能効果は、医療用医薬品と同等まで認められる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品の効能効果は限定的(軽度な不調の対症療法等)。重篤疾患の診断・治療等は対象外で、医療用医薬品とは表現が異なります。
-
問120.医薬品と医療機器は、医薬品医療機器等法上で区別され、それぞれ別の規制が適用される。
正解:○(正しい)
解説:医薬品(薬理作用)と医療機器(物理作用・診断機器等)は異なるカテゴリで、医薬品医療機器等法で別々に規制されます。
-
問121.医薬品の服薬コンプライアンス(服薬遵守)は、効果的な治療のために重要である。
正解:○(正しい)
解説:コンプライアンス=服薬遵守。指示通りの服薬で治療効果が最大化。飲み忘れ・自己判断中止は治療失敗の原因となります。
-
問122.残薬(飲み残しの医薬品)の処分方法として、トイレに流すのが最も適切である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。トイレへの廃棄は環境汚染の原因。各自治体のごみ分別ルール(一般可燃ごみ等)に従うか、薬局の回収を利用します。
-
問123.医薬品の有効期限・使用期限を過ぎたものは、効果や安全性が保証されないため使用すべきでない。
正解:○(正しい)
解説:使用期限後は成分の分解・変質で効果減弱・有害物質生成の可能性があり、使用しないのが原則です。
-
問124.医薬品の代謝・排泄機能は、加齢とともに上昇する傾向がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。代謝・排泄機能は加齢とともに「低下」(記述が逆、高齢者で副作用増の理由)。
-
問125.同じ症状に対しても、患者の体質・年齢・併用薬などにより、適切な医薬品は異なる。
正解:○(正しい)
解説:医薬品選択は個別性が重要。アレルギー歴・既往歴・併用薬・年齢等を考慮した情報提供が登録販売者の役割です。
-
問126.一般用医薬品の中には、医療用医薬品から「スイッチ」(転用)された成分を含む製品がある。
正解:○(正しい)
解説:スイッチOTCは医療用→一般用への転用品。ロキソニン・ガスター10・アレジオン等が代表例。
-
問127.医薬品の試用品(サンプル)は、薬局・薬店で消費者に渡されることがある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品のサンプル配布は法令上認められておらず、医薬品は適切な情報提供のもと販売されます。
-
問128.医薬品の継続使用は、症状が改善しない場合でも自己判断で続けるべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品で改善が見られない場合は受診勧奨。自己判断での継続は重篤化リスクや副作用リスクを高めます。
-
問129.医薬品の有効血中濃度を超えると効果が増し、副作用は減る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。有効濃度を超えると「中毒域」で副作用増(一定範囲内が望ましい)。
-
問130.医薬品の薬理作用は、すべて受容体を介して発現する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。受容体結合以外にも、酵素阻害(NSAIDs等)・イオンチャネル作用・物理化学的作用(制酸薬等)等、多様な作用機序があります。
-
問131.次のうち、薬物動態(ADME)に含まれないものはどれか。
- ア.吸収
- イ.分布
- ウ.代謝
- エ.結合(受容体結合)
正解:エ.結合(受容体結合)
解説:ADMEは吸収・分布・代謝・排泄。受容体結合は薬力学(PD)の領域で、薬物動態(PK)とは区別されます。
-
問132.グレープフルーツジュースとの相互作用が問題となる主な医薬品分類はどれか。
- ア.カルシウム拮抗薬
- イ.抗生物質
- ウ.解熱鎮痛薬
- エ.抗ヒスタミン薬
正解:ア.カルシウム拮抗薬
解説:カルシウム拮抗薬(降圧薬)はCYP3A4で代謝され、グレープフルーツジュースの阻害作用で血中濃度が上昇します。
-
問133.医薬品の代謝の主な場所はどこか。
- ア.脳
- イ.肝臓
- ウ.心臓
- エ.肺
正解:イ.肝臓
解説:肝臓が医薬品代謝の中心。CYP酵素群が薬を代謝物に変換し、水溶性を高めて排泄を促します。
-
問134.残薬の適切な処分方法はどれか。
- ア.トイレに流す
- イ.川や下水に捨てる
- ウ.自治体のごみ分別ルールに従う
- エ.土に埋める
正解:ウ.自治体のごみ分別ルールに従う
解説:医薬品の不適切処分は環境汚染原因。自治体ルール(多くは可燃ごみ等)に従い、薬局回収も活用します。
-
問135.次のうち、医薬品と食品の相互作用の例として正しいものはどれか。
- ア.解熱鎮痛薬と水
- イ.ビタミンCとオレンジ
- ウ.カルシウム剤と牛乳
- エ.鉄剤と緑茶のタンニン(吸収阻害)
正解:エ.鉄剤と緑茶のタンニン(吸収阻害)
解説:鉄剤は緑茶・紅茶のタンニンと結合して吸収阻害。鉄剤服用時は緑茶等を避けます。
-
問136.医薬品の有効血中濃度域の説明として正しいものはどれか。
- ア.効果が現れ、かつ副作用リスクが許容範囲の濃度範囲
- イ.副作用が起こり始める濃度
- ウ.中毒症状の出る濃度
- エ.排泄が完了する濃度
正解:ア.効果が現れ、かつ副作用リスクが許容範囲の濃度範囲
解説:治療域(有効血中濃度域)は最小有効濃度〜最大耐容濃度の範囲。この中で投与量・服薬間隔を調整します。
-
問137.医薬品の作用機序として誤っているものはどれか。
- ア.受容体への結合
- イ.遺伝子配列の永久書き換え
- ウ.イオンチャネルへの作用
- エ.酵素活性の阻害
正解:イ.遺伝子配列の永久書き換え
解説:一般的な医薬品は遺伝子配列を永久書き換えしません(遺伝子治療薬は別)。受容体・酵素・チャネル等が主な作用標的です。
-
問138.次のうち、医薬品と医療機器の違いとして正しいものはどれか。
- ア.両者は法律上同一カテゴリ
- イ.医薬品も医療機器も薬理作用が主
- ウ.医薬品は薬理作用、医療機器は物理作用が主
- エ.医療機器は薬機法の規制対象外
正解:ウ.医薬品は薬理作用、医療機器は物理作用が主
解説:医薬品は化学物質の薬理作用、医療機器は物理的作用(電気・機械・物理刺激等)が主。両者とも薬機法の規制対象です。
-
問139.次のうち、添加物として一般的でないものはどれか。
- ア.乳糖(賦形剤)
- イ.ステアリン酸マグネシウム(滑沢剤)
- ウ.パラベン(保存剤)
- エ.ペニシリン(有効成分)
正解:エ.ペニシリン(有効成分)
解説:ペニシリンは有効成分(抗生物質)であり、添加物ではありません。他は全て添加物の典型例です。
-
問140.医薬品の服薬指導の中で重要な情報として誤っているものはどれか。
- ア.製造時のロット番号
- イ.副作用と対処法
- ウ.保管方法
- エ.用法・用量
正解:ア.製造時のロット番号
解説:ロット番号は通常購入者への情報提供では伝えません。用法・副作用・保管・相互作用が主な指導項目です。
-
問141.医薬品の小児用量は、年齢・体重に基づいて計算され、添付文書の指示に厳密に従う必要がある。
正解:○(正しい)
解説:小児は代謝・排泄機能が未発達で、年齢・体重別の用量設定が必須。添付文書の小児用量表示に従います。
-
問142.スイッチOTC化された成分の中には、再評価により販売中止やリスク区分変更が起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:スイッチOTC後の安全性データ蓄積により、リスク区分変更・販売中止等の措置が取られることがあります。
-
問143.一般用医薬品でも、購入者の年齢確認が必要な「濫用等のおそれのある医薬品」がある。
正解:○(正しい)
解説:コデイン類・エフェドリン等を含む医薬品は、2026年5月施行の改正で『指定濫用防止医薬品』(6成分=エフェドリン・コデイン・ジヒドロコデイン・ブロモバレリル尿素・プソイドエフェドリン・メチルエフェドリン)となり、購入者の年齢確認が義務化された。18歳未満には氏名確認と原則1箱(小容量)の数量制限がある。
-
問144.プラセボ効果は、思い込みや暗示により症状が改善される現象で、副作用が起こることはない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。プラセボでも頭痛・吐き気等の「ノセボ効果」(負のプラセボ効果)が起こります。心理的影響は両方向にあります。
-
問145.医薬品の使用方法(外用・内服・点眼等)を間違えると、効果が得られないだけでなく重大な健康被害につながる場合がある。
正解:○(正しい)
解説:外用薬の内服・点眼薬の点鼻等の用法ミスは効果が得られないどころか毒性発現リスクがあります。
-
問146.医薬品のセルフメディケーション税制は、特定のOTC医薬品購入額に応じた所得控除制度である。
正解:○(正しい)
解説:セルフメディケーション税制は、年間1.2万円超のスイッチOTC等の購入で所得控除が受けられる制度(2017年〜)です。
-
問147.特殊体質(緑内障・前立腺肥大・甲状腺疾患等)を持つ人は、医薬品選択時に特に注意が必要である。
正解:○(正しい)
解説:抗ヒスタミン薬・交感神経刺激薬等は特殊体質で症状悪化リスクがあり、購入時に既往歴確認が重要です。
-
問148.医薬品の「相談すること」に該当する基礎疾患があるとき、購入を断ってよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「相談すること」は禁忌ではなく要注意。販売自体を断る必要はなく、医師・薬剤師相談を促すか医療機関受診勧奨します。
-
問149.医薬品の保管場所は、子供の手の届かない場所を選ぶ必要がある。
正解:○(正しい)
解説:誤飲事故防止のため、子供の手の届かない場所での保管が原則。冷蔵庫保管が必要な薬もあります。
-
問150.一般用医薬品の購入頻度・購入量から、ユーザーの濫用や重大疾患の可能性を察知できる場合がある。
正解:○(正しい)
解説:異常な購入パターン(同じ薬の反復購入等)から濫用や未診断の重大疾患の兆候を察知し、声かけ・受診勧奨につなげるのも登録販売者の役割です。
-
問151.次のうち、購入者の年齢確認が必要な医薬品はどれか。
- ア.ビタミン剤
- イ.一般的な解熱鎮痛薬
- ウ.コデイン類含有の鎮咳薬
- エ.軟膏(外用消炎薬)
正解:ウ.コデイン類含有の鎮咳薬
解説:コデイン類含有の鎮咳薬は『指定濫用防止医薬品』で、購入時の年齢確認が必要(2026年5月施行。18歳未満には氏名確認と原則1箱の数量制限)。
-
問152.セルフメディケーション税制の対象となるのはどれか。
- ア.医療機器全般
- イ.すべての一般用医薬品
- ウ.医療用医薬品の処方箋料
- エ.特定のスイッチOTC医薬品の購入
正解:エ.特定のスイッチOTC医薬品の購入
解説:セルフメディケーション税制は特定のスイッチOTC医薬品(対象成分が法令で指定)の購入が対象。年間1.2万円超で所得控除の対象。
-
問153.次のうち、特殊体質と注意すべき医薬品成分の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.緑内障 - 抗コリン作用
- イ.高血圧 - ビタミンC
- ウ.糖尿病 - グリチルリチン酸(少量)
- エ.腎不全 - ビタミンK
正解:ア.緑内障 - 抗コリン作用
解説:緑内障では抗コリン作用(散瞳・眼内圧上昇)で発作リスク。他の組合せは直接的な禁忌組合せではありません。
-
問154.小児への医薬品使用について、誤っているものはどれか。
- ア.年齢・体重に応じた用量設定
- イ.一般的に大人の半量を投与
- ウ.12歳未満コデイン類禁忌
- エ.15歳未満アスピリン避ける(ライ症候群)
正解:イ.一般的に大人の半量を投与
解説:一律「半量」は危険。添付文書の年齢別用量に従います。代謝・排泄機能の未発達を考慮した個別計算が必要。
-
問155.医薬品の保管について誤っているものはどれか。
- ア.子供の手の届かない場所
- イ.高温多湿を避ける
- ウ.使用期限切れでもしばらく使える
- エ.直射日光を避ける
正解:ウ.使用期限切れでもしばらく使える
解説:使用期限切れの医薬品は品質保証されません。期限切れは使用しないのが原則。
-
問156.かぜ薬(総合感冒薬)は、かぜの諸症状を緩和するためのものであり、ウイルスそのものを排除するものではない。
正解:○(正しい)
解説:かぜ薬は対症療法薬であり、発熱・鼻水・咳などの症状を和らげますが、原因ウイルスを直接退治するものではありません。
-
問157.アセトアミノフェンは、末梢で強い抗炎症作用を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アセトアミノフェンは「中枢作用主」、末梢抗炎症作用は「ほとんどない」。
-
問158.アスピリンは15歳以上の小児に推奨される解熱鎮痛薬である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アスピリンは「15歳未満には使用不可」(ライ症候群リスク)。
-
問159.抗ヒスタミン薬は眠気を催さず、運転にも影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。抗ヒスタミン薬は「眠気を催す副作用」あり(特に第1世代)。
-
問160.コデイン類を含む鎮咳薬は、12歳未満の小児にも安全に使用できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コデイン類は「12歳未満不可」(呼吸抑制リスク)。
-
問161.炭酸水素ナトリウム(重曹)は、胃酸を促進する作用がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。重曹は「胃酸を中和」する制酸薬(促進ではない)。
-
問162.スクラルファートは、ヨウ素を含むため透析患者には使用を避ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スクラルファートは「アルミニウムを含む」(ヨウ素ではない)。透析でアルミ蓄積。
-
問163.センノシドは、小腸を刺激して排便を促す浸潤性下剤である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。センノシドは「大腸刺激性下剤」(小腸ではない、浸潤性は別タイプ)。
-
問164.止瀉薬のロペラミドは、15歳未満の小児に使用してはならない。
正解:○(正しい)
解説:ロペラミドは中枢神経系への影響が懸念されるため、15歳未満の小児には使用禁忌です。
-
問165.ジフェンヒドラミンは、嘔吐中枢への刺激を増強し乗物酔いを誘発する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ジフェンヒドラミンは「嘔吐中枢への刺激抑制」で乗物酔い防止(誘発ではない)。
-
問166.点眼薬は、効果を最大化するため、できるだけ多くの滴をさす必要がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。点眼薬は「1滴で十分」(過剰は溢れて効果ない、副作用増)。
-
問167.ナファゾリン(血管収縮成分)は、長期連用しても問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ナファゾリン長期連用で「うっ血・鼻閉悪化(薬物性鼻炎)」のリスク。
-
問168.インドメタシンは、喘息既往者にも安全に使用できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。インドメタシン(NSAIDs)は「喘息既往者は使用回避」(アスピリン喘息誘発)。
-
問169.殺菌消毒薬のエタノールは、芽胞やノロウイルスを含むすべての微生物に対して有効である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。エタノールは結核菌(抗酸菌)や多くの細菌・真菌・エンベロープを持つウイルスには有効だが、細菌の芽胞やノロウイルス等のノンエンベロープウイルスには効果が不十分。すべての微生物に有効と一般化するのは正確ではない。
-
問170.漢方薬は、一般に副作用がないと考えてよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。漢方薬にも副作用はあります。例えば、甘草を含む漢方薬の長期服用で偽アルドステロン症(高血圧・浮腫・低カリウム血症)が起こることがあります。
-
問171.甘草を含む漢方薬は、大量摂取しても副作用はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。甘草大量摂取で「偽アルドステロン症」(むくみ・血圧上昇等)。
-
問172.デキストロメトルファンは、麻薬性の鎮咳成分である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。デキストロメトルファンは「非麻薬性鎮咳成分」(コデイン類が麻薬性)。
-
問173.ビタミンB1は、脂質代謝に関与し、不足すると壊血病となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。B1は「炭水化物代謝」、不足は「脚気」(壊血病はビタミンC不足)。
-
問174.一般用医薬品のH2ブロッカー(ファモチジン等)は、胃酸の分泌を抑える作用がある。
正解:○(正しい)
解説:H2ブロッカーは胃壁細胞のヒスタミンH2受容体を遮断し、胃酸分泌を抑制します。一般用医薬品としても販売されています。
-
問175.カフェインは中枢神経を抑制し、眠気を促進する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。カフェインは「中枢神経興奮で眠気抑制」(記述が逆)。
-
問176.ロキソプロフェンは、プロスタグランジン産生を促進する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ロキソプロフェン(NSAIDs)は「プロスタグランジン産生抑制」で抗炎症。
-
問177.イブプロフェンは、15歳未満の小児に使用できる解熱鎮痛成分である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品のイブプロフェンは15歳未満の小児への使用は認められていません。小児にはアセトアミノフェンが使用されます。
-
問178.アセトアミノフェンは、抗炎症作用が強く、小児には使用できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アセトアミノフェンは「抗炎症作用ほぼなし、小児にも使用可」(記述が逆)。
-
問179.かぜ薬に含まれるクロルフェニラミンマレイン酸塩は、鼻水・くしゃみを抑える抗ヒスタミン成分である。
正解:○(正しい)
解説:クロルフェニラミンマレイン酸塩は第一世代抗ヒスタミン薬で、ヒスタミンH1受容体を遮断して鼻水・くしゃみ等のアレルギー症状を抑えます。眠気の副作用があります。
-
問180.ジヒドロコデインリン酸塩は、非麻薬性の鎮咳成分であり、依存性はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ジヒドロコデインリン酸塩は「麻薬性」の鎮咳成分であり、長期連用により依存性が生じるおそれがあります。12歳未満の小児には使用禁忌です。
-
問181.ブロムヘキシンは、痰の粘性を増加させて排出を抑える成分である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ブロムヘキシンは「粘液分泌促進+粘性低下」で痰排出(増加・抑制ではない)。
-
問182.ジフェンヒドラミン塩酸塩を含む睡眠改善薬は、慢性的な不眠症の治療に用いることが推奨される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ジフェンヒドラミンの睡眠改善薬は、一時的な寝つきの悪さ等に用いるものであり、慢性的な不眠症には適しません。慢性不眠症の場合は医療機関の受診が必要です。
-
問183.テプレノンは、胃粘液の分泌を促進して胃粘膜を保護する成分である。
正解:○(正しい)
解説:テプレノンは胃粘液の分泌を促進し、プロスタグランジンの合成を促進することで胃粘膜の防御機能を高めます。
-
問184.ピレンゼピンは、胃のヒスタミン受容体(H2)を遮断する成分である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ピレンゼピンは「ムスカリン受容体(M1)遮断」(H2はファモチジン等)。
-
問185.酸化マグネシウムは、腸内で水分を吸収して膨張し、便の量を増やすことで排便を促す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。酸化マグネシウムは腸管内で水分を引き寄せる(浸透圧性下剤)ことで便を軟化させ排便を促します。便の量を増やすのは膨張性下剤(カルメロースなど)の作用です。
-
問186.麻黄のエフェドリンは、副交感神経を刺激する成分である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。エフェドリンは「交感神経刺激」(気管支拡張、副交感神経ではない)。
-
問187.ケトチフェンフマル酸塩を含む点眼薬は、抗アレルギー作用により花粉症の目のかゆみに用いられる。
正解:○(正しい)
解説:ケトチフェンは抗ヒスタミン作用に加え、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑制する抗アレルギー作用を持ち、アレルギー性結膜炎の目のかゆみ・充血に使用されます。
-
問188.ミノキシジルを配合した発毛剤は、女性は使用できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。女性用のミノキシジル配合発毛剤(ミノキシジル1%製剤)が一般用医薬品として販売されています。ただし男性用(5%製剤)は女性に使用できません。
-
問189.漢方薬の葛根湯(かっこんとう)は、かぜの初期で汗をかいていない場合に適するとされる。
正解:○(正しい)
解説:葛根湯は体力中等度以上で、かぜの初期の頭痛・発熱・肩こり等があり、自然には汗が出ない(表実証)の人に適しています。
-
問190.ビタミンAは水溶性ビタミンであり、過剰摂取しても体外に排泄される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ビタミンAは脂溶性ビタミンであり、過剰摂取すると体内に蓄積されます。妊婦の過剰摂取は胎児の先天異常のリスクがあるため注意が必要です。
-
問191.ビタミンCは、不足すると貧血の原因となる栄養素である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ビタミンC不足は「壊血病・しみ・そばかす」(貧血はB12・鉄不足)。
-
問192.フェルビナクは、外用の非ステロイド性抗炎症成分であり、筋肉痛や関節痛に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:フェルビナクは皮膚から吸収されて局所の炎症を抑えるNSAIDsの外用成分です。テープ剤やパップ剤として筋肉痛・関節痛・腱鞘炎などに使用されます。
-
問193.総合胃腸薬に含まれるジアスターゼは、タンパク質を分解する消化酵素である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ジアスターゼはデンプンを分解する消化酵素です。タンパク質を分解するのはプロザイム(タンパク質分解酵素)やビオヂアスターゼ中のプロテアーゼ成分です。
-
問194.クロトリマゾールは、水虫(白癬)の原因菌に対して効果がある抗真菌成分である。
正解:○(正しい)
解説:クロトリマゾールはイミダゾール系の抗真菌成分であり、白癬菌の細胞膜合成を阻害することで水虫(足白癬)やたむし(体部白癬)に効果を示します。
-
問195.プソイドエフェドリン塩酸塩は、鼻腔内の血管を収縮させて鼻づまりを改善するアドレナリン作動成分である。
正解:○(正しい)
解説:プソイドエフェドリンは交感神経刺激作用により鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻づまりを軽減します。甲状腺機能亢進症や高血圧の人は使用に注意が必要です。
-
問196.ロキソプロフェンナトリウムに関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.中枢性の鎮痛成分であり、抗炎症作用はない
- イ.プロドラッグであり、体内で活性代謝物に変換されて効果を発揮する
- ウ.小児用の用法が一般用医薬品として認められている
- エ.胃腸障害がないことが特徴のNSAIDsである
正解:イ.プロドラッグであり、体内で活性代謝物に変換されて効果を発揮する
解説:ロキソプロフェンはプロドラッグ製剤であり、体内で活性代謝物(トランス-OH体)に変換されて効果を発揮します。胃腸障害は比較的少ないですが「ない」わけではありません。
-
問197.鎮咳成分とその分類の組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.コデインリン酸塩 ── 非麻薬性鎮咳成分
- イ.デキストロメトルファン ── 麻薬性鎮咳成分
- ウ.ノスカピン ── 非麻薬性鎮咳成分
- エ.ジヒドロコデインリン酸塩 ── 非麻薬性鎮咳成分
正解:ウ.ノスカピン ── 非麻薬性鎮咳成分
解説:ノスカピンは非麻薬性鎮咳成分です。コデイン・ジヒドロコデインは麻薬性鎮咳成分、デキストロメトルファンは非麻薬性鎮咳成分です。
-
問198.アセトアミノフェンに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.小児の解熱鎮痛に使用できる
- イ.空腹時でも比較的胃腸障害が起きにくい
- ウ.過量摂取により重篤な肝機能障害を起こすことがある
- エ.プロスタグランジン合成阻害による強い抗炎症作用がある
正解:エ.プロスタグランジン合成阻害による強い抗炎症作用がある
解説:アセトアミノフェンは末梢でのプロスタグランジン合成阻害作用がほとんどなく、抗炎症作用はごくわずかです。中枢での解熱・鎮痛作用が主な薬理作用です。
-
問199.胃腸薬の成分とその作用の組合せとして、誤っているものはどれか。
- ア.センノシド ── 胃粘膜修復
- イ.炭酸水素ナトリウム ── 胃酸の中和
- ウ.スクラルファート ── 胃粘膜保護
- エ.ファモチジン ── H2受容体遮断による胃酸分泌抑制
正解:ア.センノシド ── 胃粘膜修復
解説:センノシドは大腸刺激性の瀉下成分(下剤)であり、胃粘膜修復作用はありません。ファモチジンのH2遮断、重曹の制酸、スクラルファートの粘膜保護は正しい組合せです。
-
問200.抗真菌成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.テルビナフィン塩酸塩はステロイド性の抗炎症成分である
- イ.ブテナフィン塩酸塩は真菌の細胞膜合成を阻害する
- ウ.ミコナゾール硝酸塩は細菌感染にのみ有効である
- エ.抗真菌外用薬は症状が消えたら直ちに使用を中止してよい
正解:イ.ブテナフィン塩酸塩は真菌の細胞膜合成を阻害する
解説:ブテナフィンはベンジルアミン系の抗真菌成分で、真菌細胞膜の構成成分であるエルゴステロールの合成を阻害します。水虫の治療は症状消失後も一定期間継続が必要です。
-
問201.漢方薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.漢方薬は体質(証)に関係なく使用できる
- イ.漢方薬は長期間服用しないと効果が現れない
- ウ.小青竜湯はアレルギー性鼻炎の鼻水・くしゃみに用いられる
- エ.甘草を含む漢方薬の副作用は報告されていない
正解:ウ.小青竜湯はアレルギー性鼻炎の鼻水・くしゃみに用いられる
解説:小青竜湯は、うすい水様の鼻水・くしゃみ・鼻閉を伴うアレルギー性鼻炎やかぜの初期に用いられます。漢方薬は証に合った処方が重要で、副作用もあります。
-
問202.ビタミンに関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.ビタミンB12はカルシウムの吸収に関与する
- イ.ビタミンDは水溶性ビタミンである
- ウ.ビタミンEの過剰摂取でも副作用は起こらない
- エ.ビタミンB2の欠乏で口角炎・口内炎が起こることがある
正解:エ.ビタミンB2の欠乏で口角炎・口内炎が起こることがある
解説:ビタミンB2(リボフラビン)は皮膚・粘膜の健康維持に関与し、欠乏すると口角炎・口内炎・舌炎などが起こります。ビタミンDは脂溶性、ビタミンB12は赤血球の生成に関与します。
-
問203.点眼薬の成分とその作用の組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.ネオスチグミンメチル硫酸塩 ── 毛様体筋に作用してピント調節機能を改善
- イ.ナファゾリン塩酸塩 ── 抗ヒスタミン作用で目のかゆみを抑制
- ウ.クロモグリク酸ナトリウム ── 血管収縮作用で充血を除去
- エ.プラノプロフェン ── 瞳孔散大作用
正解:ア.ネオスチグミンメチル硫酸塩 ── 毛様体筋に作用してピント調節機能を改善
解説:ネオスチグミンはコリンエステラーゼ阻害作用により、アセチルコリンの分解を抑え、毛様体筋に作用してピント調節機能を改善します。目の疲れに用いられます。
-
問204.鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.メクリジン塩酸塩は抗ヒスタミン作用を持つ
- イ.乗物酔い防止薬は乗車後に服用するのが最も効果的である
- ウ.ジフェニドール塩酸塩は内耳の前庭神経の調節作用を持つ
- エ.スコポラミン臭化水素酸塩は副交感神経遮断作用を持つ
正解:イ.乗物酔い防止薬は乗車後に服用するのが最も効果的である
解説:乗物酔い防止薬は、乗車・乗船の30分〜1時間前に服用するのが最も効果的です。乗車後の服用では予防効果が十分に発揮されません。
-
問205.外用消炎鎮痛成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.ジクロフェナクナトリウムは外用ではNSAIDsに分類されない
- イ.インドメタシンはステロイド性抗炎症成分である
- ウ.ケトプロフェンは光線過敏症を起こすことがあるため、貼付部位への紫外線照射を避ける
- エ.サリチル酸メチルは皮膚から吸収されず局所にのみ作用する
正解:ウ.ケトプロフェンは光線過敏症を起こすことがあるため、貼付部位への紫外線照射を避ける
解説:ケトプロフェンは光線過敏症の副作用があるため、貼付中および剥がした後も当分の間は貼付部位に紫外線を当てないよう注意が必要です。
-
問206.漢方の「証」は、年齢のみで判断される指標である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「証」は「体質や症状の現れ方を総合判断」(年齢のみではない)。
-
問207.漢方薬の麻黄湯は、体力虚弱で汗がよく出る人のかぜに適している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。麻黄湯は体力充実して、かぜの初期で悪寒・発熱・頭痛・関節痛があり、自然発汗がない人(表実証)に用いられます。虚弱で汗が出やすい人には適しません。
-
問208.漢方薬の小柴胡湯は、インターフェロン製剤との併用で間質性肺炎のリスクが高まるため併用禁忌である。
正解:○(正しい)
解説:小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用は間質性肺炎を発症する危険性が高いため併用禁忌とされています。死亡例も報告されています。
-
問209.点眼薬のうち、一般用医薬品の抗菌性点眼薬にはスルファメトキサゾールが配合されているものがある。
正解:○(正しい)
解説:スルファメトキサゾールはサルファ剤の一種で、結膜炎やものもらいなどの細菌感染症に対する一般用の抗菌性点眼薬に配合されています。
-
問210.緑内障の患者は、抗コリン作用を持つ成分を含む点眼薬の使用に注意が必要である。
正解:○(正しい)
解説:抗コリン成分は瞳孔散大を引き起こし、閉塞隅角緑内障では房水の流出が妨げられて眼圧が上昇するおそれがあります。緑内障の人は使用前に相談が必要です。
-
問211.含嗽薬(うがい薬)に含まれるポビドンヨードは、ヨウ素による殺菌消毒作用を持つ。
正解:○(正しい)
解説:ポビドンヨードはヨウ素をポリビニルピロリドンに結合させた殺菌消毒剤で、ヨウ素の酸化作用により広範囲の細菌・ウイルスに対して殺菌効果を発揮します。
-
問212.トローチ剤やドロップ剤は、口腔内で徐々に溶かして使用するため、噛み砕いて早く飲み込んでもよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。トローチ剤やドロップ剤は口腔内で徐々に溶かすことで有効成分を患部(咽頭等)に長時間作用させます。噛み砕くと効果が十分に発揮されません。
-
問213.アズレンスルホン酸ナトリウムは、口腔咽喉薬に含まれる抗炎症成分で、のどの炎症を鎮める作用がある。
正解:○(正しい)
解説:アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は抗炎症作用と組織修復促進作用を持ち、口腔咽喉薬やうがい薬に配合されています。
-
問214.消毒用エタノールの最も殺菌効果が高い濃度は、20%程度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。消毒用エタノールは「76.9〜81.4vol%」が最強(高すぎても低すぎても効果減)。
-
問215.次亜塩素酸ナトリウムは、ノロウイルスには効果がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。次亜塩素酸Naは「ノロウイルスに有効」(アルコール無効のためこれが推奨)。
-
問216.エタノールは芽胞を形成した細菌に対しても十分な殺菌効果がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。エタノールは多くの細菌やウイルスに有効ですが、芽胞を形成した細菌(枯草菌、破傷風菌など)や一部の真菌の胞子には効果が不十分です。
-
問217.妊婦はビスマス系の胃腸薬(次硝酸ビスマスなど)の使用を避けるべきである。
正解:○(正しい)
解説:ビスマス系製剤は胎児への影響が懸念されるため、妊婦への使用は避けるべきとされています。また、長期連用による精神神経症状の報告もあります。
-
問218.授乳中の母親がジフェンヒドラミンを含む医薬品を服用すると、乳児に昏睡を引き起こすおそれがある。
正解:○(正しい)
解説:ジフェンヒドラミンは母乳中に移行し、乳児に昏睡を引き起こすおそれがあるため、授乳中は服用を避けるか、服用時は授乳を中断する必要があります。
-
問219.エチニルエストラジオールを含む婦人薬は、妊娠中に使用しても胎児に影響はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。エチニルエストラジオール(女性ホルモン成分)は妊娠中に使用すると胎児の発育に影響を及ぼすおそれがあるため、妊婦又は妊娠している可能性のある人は使用を避けるべきです。
-
問220.アミノフィリンは、小児にも安全に使用できる成分である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アミノフィリン(テオフィリン系)は「小児で神経過敏・痙攣リスク」、特に注意。
-
問221.アスピリンは、出産予定日12週以内の妊婦にも安全に使用できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アスピリンは「出産予定日12週以内の妊婦は使用しない」(胎児への影響)。
-
問222.ベンザルコニウム塩化物は、陽イオン界面活性剤に分類される殺菌消毒薬である。
正解:○(正しい)
解説:ベンザルコニウム塩化物は第四級アンモニウム塩の陽イオン界面活性剤で、細菌の細胞膜を破壊して殺菌作用を示します。結核菌やウイルスには効果が低いです。
-
問223.クレゾール石ケン液は結核菌に効果がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。クレゾール石ケン液は「結核菌を含む一般細菌に殺菌効果」あり。
-
問224.漢方薬の芍薬甘草湯は、こむら返りや筋肉の痙攣に即効性があるとされるが、甘草による偽アルドステロン症に注意が必要である。
正解:○(正しい)
解説:芍薬甘草湯は急性の筋肉の痙攣・痛みに効果があり即効性がある漢方薬ですが、甘草を多く含むため、長期連用で偽アルドステロン症(低カリウム血症・高血圧・浮腫)に注意が必要です。
-
問225.サリチル酸は、皮膚の角質を硬化させる作用がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。サリチル酸は「角質を軟化」させる作用(うおのめ・たこ・いぼ除去)。
-
問226.オキシドールは過酸化水素を30%に希釈した消毒薬である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。オキシドールは「3%希釈」(30%は危険な高濃度)。
-
問227.漢方薬の「証」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.実証の人は体力が虚弱で胃腸が弱い傾向がある
- イ.虚証の人には麻黄湯のような発汗作用の強い処方が適する
- ウ.証に基づく処方選択は漢方医学の基本原則である
- エ.漢方薬は証に関係なく症状名だけで処方を決定する
正解:ウ.証に基づく処方選択は漢方医学の基本原則である
解説:漢方医学では、患者の体質・体力・症状の現れ方を総合的に判断した「証」に基づいて処方を決定することが基本原則です。同じ症状でも証が異なれば処方は変わります。
-
問228.眼科用薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.抗菌性点眼薬にはスルファメトキサゾールが配合されたものがある
- イ.コンタクトレンズ装着時に使用できない点眼薬がある
- ウ.ネオスチグミンメチル硫酸塩は目のピント調節機能を改善する
- エ.一般用点眼薬は開封後でも使用期限まで使用できる
正解:エ.一般用点眼薬は開封後でも使用期限まで使用できる
解説:点眼薬は開封後は微生物汚染のリスクがあるため、使用期限にかかわらず開封後は早期に使い切る必要があります。一般に開封後1か月を目安に廃棄します。
-
問229.口腔咽喉薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.アズレンスルホン酸ナトリウムは抗炎症作用でのどの炎症を鎮める
- イ.ポビドンヨードうがい薬はヨウ素アレルギーの人でも安全に使用できる
- ウ.トローチ剤は噛み砕いて早く飲み込むと効果が高まる
- エ.うがい薬は水で薄めず原液のまま使用する方が効果的である
正解:ア.アズレンスルホン酸ナトリウムは抗炎症作用でのどの炎症を鎮める
解説:アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は抗炎症作用と組織修復促進作用を持ち、咽頭の炎症・痛みを緩和します。トローチは溶かして使用、ポビドンヨードはヨウ素アレルギーに禁忌です。
-
問230.殺菌消毒薬の特徴に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.エタノールは芽胞を含むすべての微生物に有効である
- イ.消毒用エタノールは76.9〜81.4vol%の濃度で殺菌力が最も高い
- ウ.ベンザルコニウム塩化物は結核菌やウイルスにも十分有効である
- エ.次亜塩素酸ナトリウムは金属腐食性がなく安全に使える
正解:イ.消毒用エタノールは76.9〜81.4vol%の濃度で殺菌力が最も高い
解説:エタノールは約70〜80%の濃度で殺菌力が最も高くなります。芽胞には無効、次亜塩素酸ナトリウムは金属腐食性があり、ベンザルコニウムは結核菌やウイルスに効果が低いです。
-
問231.妊婦・授乳婦への注意が必要な医薬品成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.ジフェンヒドラミンは母乳に移行し乳児に昏睡を引き起こすおそれがある
- イ.アスピリンは出産予定日12週以内の妊婦に使用禁忌である
- ウ.エチニルエストラジオールは妊婦でも安全に使用できる
- エ.ビスマス系の胃腸薬は妊婦への使用を避けるべきである
正解:ウ.エチニルエストラジオールは妊婦でも安全に使用できる
解説:エチニルエストラジオール(女性ホルモン成分)は妊娠中の使用により胎児の発育に影響を及ぼすおそれがあるため、妊婦には使用を避けるべきです。安全に使用できるとはいえません。
-
問232.小児への使用が禁忌または注意が必要な成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.コデイン類は12歳未満の小児に使用禁忌である
- イ.アスピリンは小児でライ症候群のリスクがある
- ウ.ロペラミドは15歳未満の小児に使用禁忌である
- エ.アセトアミノフェンは小児に使用できない
正解:エ.アセトアミノフェンは小児に使用できない
解説:アセトアミノフェンは小児にも使用できる解熱鎮痛成分です。コデイン類の12歳未満禁忌、アスピリンのライ症候群リスク、ロペラミドの15歳未満禁忌はいずれも正しい記述です。
-
問233.漢方薬の芍薬甘草湯に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.甘草を含まないため長期連用しても安全である
- イ.即効性があるとされる漢方薬の一つである
- ウ.甘草の含有量が多いため偽アルドステロン症に注意が必要
- エ.こむら返りや筋肉のけいれんに用いられる
正解:ア.甘草を含まないため長期連用しても安全である
解説:芍薬甘草湯は名前の通り芍薬と甘草の2生薬からなり、甘草を多く含みます。長期連用で偽アルドステロン症のリスクがあるため「甘草を含まない」は誤りです。
-
問234.消毒薬のノロウイルスへの有効性に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.消毒用エタノールはノロウイルスに対して最も有効な消毒薬である
- イ.次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルスの消毒に有効である
- ウ.逆性石けん(ベンザルコニウム塩化物)はノロウイルスの消毒に有効である
- エ.石けんと流水による手洗いではノロウイルスを除去できない
正解:イ.次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルスの消毒に有効である
解説:ノロウイルスはノンエンベロープウイルスのため、エタノールや逆性石けんの効果は限定的です。次亜塩素酸ナトリウムが有効な消毒薬として推奨されています。
-
問235.緑内障と医薬品に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.開放隅角緑内障の患者は抗コリン薬を安全に使用できる
- イ.緑内障の患者はすべての点眼薬を使用できない
- ウ.閉塞隅角緑内障の患者は抗コリン成分で眼圧上昇のおそれがある
- エ.抗ヒスタミン薬は眼圧に影響しない
正解:ウ.閉塞隅角緑内障の患者は抗コリン成分で眼圧上昇のおそれがある
解説:閉塞隅角緑内障の患者は、抗コリン成分(抗ヒスタミン薬を含む)による瞳孔散大で房水の排出が妨げられ、急性の眼圧上昇を起こすおそれがあるため注意が必要です。
-
問236.ビタミンB1(チアミン)は、糖質の代謝に関与し、不足すると脚気(かっけ)の原因となる。
正解:○(正しい)
解説:ビタミンB1は糖代謝の補酵素。不足で脚気(末梢神経障害・心不全)、ウェルニッケ脳症等を起こします。
-
問237.ビタミンB6(ピリドキシン)は、タンパク質の代謝に関与する補酵素である。
正解:○(正しい)
解説:ビタミンB6はアミノ酸代謝の補酵素。皮膚炎・神経障害の予防に関与します。
-
問238.ビタミンB12は、コラーゲン生成に関与し不足すると壊血病となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。B12は「赤血球生成」関与、不足で貧血(コラーゲン・壊血病はビタミンC)。
-
問239.カルシウム製剤は、骨や歯の形成に関与し、骨粗しょう症の予防・改善目的で使用される。
正解:○(正しい)
解説:カルシウムは骨・歯の主要成分。一般用医薬品では滋養強壮の目的でカルシウム製剤が販売されています。
-
問240.婦人薬の主な使用目的は、月経周期に伴う不快症状(月経痛・腰痛・冷え性等)の緩和である。
正解:○(正しい)
解説:婦人薬は月経関連症状や更年期症状の緩和。当帰芍薬散・加味逍遙散等の漢方処方が代表的。
-
問241.加味逍遙散(かみしょうようさん)は、虚弱体質の女性で、肩こり・疲れ・精神不安等を伴う場合に使用される漢方処方である。
正解:○(正しい)
解説:加味逍遙散は女性の不定愁訴・更年期障害・PMS等に用いられる代表的婦人薬。
-
問242.駆虫薬のサントニンは、絛虫の駆除に用いられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。サントニンは回虫の駆除に用いられます。絛虫(条虫)の駆除には用いられません。
-
問243.痔疾用薬の局所麻酔成分(リドカイン等)は、痛みの緩和に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:痔疾用薬には局所麻酔(リドカイン)・消炎(ヒドロコルチゾン)・血管収縮(テトラヒドロゾリン)等の成分が配合されます。
-
問244.水虫薬の抗真菌成分のミコナゾール硝酸塩は、白癬菌(水虫菌)の細胞膜合成を阻害する。
正解:○(正しい)
解説:ミコナゾール・テルビナフィン等のアゾール系・アリルアミン系抗真菌薬は、真菌の細胞膜成分エルゴステロール合成を阻害します。
-
問245.ニコチン置換療法(禁煙補助剤のニコチンガム等)は、ニコチンを補給することで禁煙時のイライラ等を緩和する。
正解:○(正しい)
解説:禁煙補助剤はニコチンを別経路で補給し、離脱症状を抑えながら段階的にニコチン量を減らす方法です。
-
問246.殺菌消毒薬のヨードチンキは、創傷部位の殺菌に用いられるが、皮膚刺激性があるため大きな創傷面には使用しない。
正解:○(正しい)
解説:ヨードチンキはヨウ素+エタノール溶液。広範囲・深い創傷には皮膚刺激が強いため、ポビドンヨード等を使用します。
-
問247.ポビドンヨードは、ヨウ素を高分子化合物(ポビドン)に結合させた緩徐な殺菌作用を持つ消毒薬である。
正解:○(正しい)
解説:ポビドンヨードは安全性が高く、皮膚・粘膜・うがい等で広く使用されます。
-
問248.消毒用エタノールはノロウイルスにも有効である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。消毒用エタノールは「ノロウイルス・芽胞には効果限定的」(次亜塩素酸推奨)。
-
問249.殺虫剤のピレスロイド系成分(ペルメトリン等)は、神経系のナトリウムチャネルに作用して昆虫を麻痺させる。
正解:○(正しい)
解説:ピレスロイド系は昆虫の神経系Naチャネルを阻害し、麻痺・致死させます。哺乳類への毒性は比較的低い。
-
問250.葛根湯(かっこんとう)は、かぜの初期で頭痛・発熱・肩こり等がある場合に使用される代表的な漢方処方である。
正解:○(正しい)
解説:葛根湯は風邪の初期(悪寒・頭痛・項背部のこわばり)に使用。麻黄含有のため心臓疾患・高血圧者は注意。
-
問251.麻黄湯は、慢性の食欲不振・胃炎に使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。麻黄湯は「かぜ・インフルエンザ初期」(食欲不振等は小柴胡湯等)。
-
問252.小柴胡湯は、こむら返り・筋肉のけいれんに使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小柴胡湯は「慢性の食欲不振・胃炎」(こむら返りは芍薬甘草湯)。
-
問253.芍薬甘草湯は、慢性の食欲不振に使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。芍薬甘草湯は「こむら返り・筋肉痙攣」(食欲不振は別の漢方)。
-
問254.尿糖検査薬は、糖尿病のスクリーニングや経過観察に使用され、空腹時よりも食後の方が判定しやすい。
正解:○(正しい)
解説:尿糖は食後血糖値が高い時に検出されやすいため、食後の検査が推奨されます。確定診断は医療機関の血液検査が必要。
-
問255.妊娠検査薬は、尿中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検出することで妊娠を判定する。
正解:○(正しい)
解説:hCGは妊娠時に分泌されるホルモン。月経予定日の1週間後以降の検査が推奨されます。
-
問256.次のビタミンと欠乏症の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- ア.ビタミンD - 夜盲症
- イ.ビタミンB12 - 巨赤芽球性貧血
- ウ.ビタミンC - 壊血病
- エ.ビタミンB1 - 脚気
正解:ア.ビタミンD - 夜盲症
解説:ビタミンD不足は骨軟化症(成人)・くる病(小児)。夜盲症はビタミンA不足です。
-
問257.次のうち、痔疾用薬の主な配合成分でないものはどれか。
- ア.局所麻酔成分(リドカイン)
- イ.ペニシリン系抗生物質
- ウ.抗ヒスタミン成分
- エ.ステロイド消炎成分(ヒドロコルチゾン)
正解:イ.ペニシリン系抗生物質
解説:ペニシリン系抗生物質は処方薬で、一般用の痔疾用薬には配合されません。
-
問258.次の漢方処方と適応の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.葛根湯 - こむら返り
- イ.芍薬甘草湯 - かぜの初期
- ウ.麻黄湯 - インフルエンザ初期の発熱・関節痛
- エ.小柴胡湯 - 月経痛
正解:ウ.麻黄湯 - インフルエンザ初期の発熱・関節痛
解説:麻黄湯は強い発汗作用でインフルエンザ初期に有効。葛根湯=風邪初期、芍薬甘草湯=こむら返り、小柴胡湯=食欲不振等。
-
問259.次のうち、消毒用エタノールが効果薄なものはどれか。
- ア.一般細菌
- イ.結核菌
- ウ.インフルエンザウイルス
- エ.ノロウイルス
正解:エ.ノロウイルス
解説:ノロウイルスはノンエンベロープウイルスで、エタノールに比較的耐性。次亜塩素酸ナトリウムが有効です。
-
問260.禁煙補助剤(ニコチンガム)の使用上の注意として誤っているものはどれか。
- ア.噛む力で速くニコチンを放出させる
- イ.ガムのように激しく噛むのではなく、ゆっくりと噛む
- ウ.酸性飲料(コーヒー・炭酸等)の直前直後の使用は避ける
- エ.心疾患のある人は使用前に医師に相談する
正解:ア.噛む力で速くニコチンを放出させる
解説:速くニコチン放出させると副作用が強くなります。ゆっくり噛んで一定の血中濃度を保つのが正しい使い方。
-
問261.ヨードチンキの取扱いとして誤っているものはどれか。
- ア.小さな擦り傷の消毒
- イ.広範囲の創傷面に塗布
- ウ.ヨウ素アレルギー者は使用禁忌
- エ.密閉容器・冷暗所で保管
正解:イ.広範囲の創傷面に塗布
解説:ヨードチンキは皮膚刺激性が強いため広範囲の創傷面には不適。ポビドンヨード等を使用します。
-
問262.尿糖検査薬の使用について正しいものはどれか。
- ア.空腹時に検査するのが最適
- イ.結果が陽性なら糖尿病確定
- ウ.食後1〜2時間後の尿で検査するのが推奨
- エ.健康な人では絶対に陽性にならない
正解:ウ.食後1〜2時間後の尿で検査するのが推奨
解説:尿糖は食後の血糖上昇時に検出されやすいため、食後1〜2時間後の検査が推奨。陽性でも医療機関での確定診断が必要です。
-
問263.妊娠検査薬の使用時期として最適なものはどれか。
- ア.月経予定日当日
- イ.月経予定日の1週間前
- ウ.受精から3日後
- エ.月経予定日の1週間後以降
正解:エ.月経予定日の1週間後以降
解説:hCGの尿中濃度が検出可能になるのは月経予定日の1週間後以降が一般的。早すぎると偽陰性のリスクがあります。
-
問264.次のうち、ピレスロイド系殺虫剤の特徴として正しいものはどれか。
- ア.昆虫の神経系Naチャネルに作用
- イ.哺乳類への毒性も高い
- ウ.即効性がなく持続性のみある
- エ.殺菌効果がある
正解:ア.昆虫の神経系Naチャネルに作用
解説:ピレスロイド系は昆虫の神経Naチャネルを阻害し麻痺・致死。哺乳類への毒性は比較的低く、家庭用殺虫剤に広く使用されます。
-
問265.駆虫薬の使用について誤っているものはどれか。
- ア.空腹時に服用するのが基本
- イ.便秘の状態で服用しても効果は変わらない
- ウ.一般用駆虫薬は回虫・蟯虫が主な対象
- エ.駆虫薬の種類により対象寄生虫が異なる
正解:イ.便秘の状態で服用しても効果は変わらない
解説:駆虫効果のため、駆虫薬は空腹時服用+必要に応じて下剤併用が原則。便秘状態では効果が落ちます。
-
問266.鼻炎用内服薬のプソイドエフェドリンは、交感神経を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻づまりを緩和する。
正解:○(正しい)
解説:プソイドエフェドリンは交感神経刺激薬。血管収縮で鼻づまり緩和しますが、心臓刺激・血圧上昇等の全身性副作用に注意。
-
問267.去痰成分のグアイフェネシン(グアヤコールスルホン酸カリウム)は、気道分泌液を増加させて痰を出しやすくする。
正解:○(正しい)
解説:去痰薬は気道分泌促進・粘液溶解(カルボシステイン等)・線毛運動促進等の作用機序があります。
-
問268.カルボシステイン(粘液調整薬)は、痰の粘性を低下させ排出しやすくする。
正解:○(正しい)
解説:カルボシステインは痰中ムコ多糖を分解・粘性低下させる粘液調整薬。一般用にも配合されます。
-
問269.整腸薬の乳酸菌・ビフィズス菌は、腸内環境を整えることで下痢・便秘双方の改善に役立つ。
正解:○(正しい)
解説:プロバイオティクス(乳酸菌・ビフィズス菌等)は腸内細菌叢を整え、下痢・便秘・腸内ガス等を緩和します。
-
問270.胃腸鎮痛鎮痙薬のブチルスコポラミン臭化物(抗コリン作用)は、消化管の過剰な収縮を抑える。
正解:○(正しい)
解説:ブチルスコポラミン(ブスコパン等)は副交感神経抑制で消化管平滑筋の痙攣を緩和。緑内障・前立腺肥大者は注意。
-
問271.浣腸薬のグリセリン浣腸は、腸を刺激し排便を促す。
正解:○(正しい)
解説:グリセリン浣腸は浸透圧と腸壁刺激で排便を促進。高齢者・心疾患者では血圧変動・ショックのリスクに注意。
-
問272.点耳薬の耳垢柔軟剤(ジオクチルソジウムスルホサクシネート等)は、固くなった耳垢を柔らかくして除去しやすくする。
正解:○(正しい)
解説:耳垢柔軟剤は固く溜まった耳垢を軟化させ、耳鼻科での除去を容易にします。一般用にも一部存在。
-
問273.ニコチン置換療法の禁煙補助剤を使用する際、ニコチンガムを使う場合は喫煙とは併用しない。
正解:○(正しい)
解説:ニコチンガムと喫煙併用はニコチン過量摂取となり、めまい・吐き気等の症状を起こします。禁煙開始と同時にガム使用が原則。
-
問274.育毛剤のミノキシジルは、もともと血管拡張薬(降圧薬)として開発された成分である。
正解:○(正しい)
解説:ミノキシジルは経口の降圧薬として開発、副作用の多毛症から育毛剤に転用されました。一般用は外用ローション。
-
問275.皮膚用薬のヘパリン類似物質(ヒルドイド等)は、保湿・血行促進・抗炎症作用を持つ。
正解:○(正しい)
解説:ヘパリン類似物質は保湿性高く、乾燥肌・打撲の血腫吸収・血行促進等に使用されます。
-
問276.八味地黄丸(はちみじおうがん)は、高齢者の腰痛・頻尿・夜間尿等に使用される代表的な漢方処方である。
正解:○(正しい)
解説:八味地黄丸は加齢に伴う腎虚(陽虚)症状に使用。前立腺肥大による頻尿・冷え性・腰痛等に用いられます。
-
問277.防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、肥満傾向で便秘・むくみ等のある人に使用される漢方である。
正解:○(正しい)
解説:防風通聖散は実証の肥満・便秘・むくみ・湿疹等に用いる漢方。高血圧の随伴症状にも使われます。
-
問278.大建中湯(だいけんちゅうとう)は、腹部の冷え・腹痛・便秘等に使用される漢方処方である。
正解:○(正しい)
解説:大建中湯は腹部の冷え・腹部膨満感・便秘等に使用。手術後のイレウス予防にも処方される代表的処方。
-
問279.補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、虚弱体質・疲労倦怠・食欲不振等に使用される。
正解:○(正しい)
解説:補中益気湯は気虚(気力不足)の代表処方。慢性疲労・虚弱体質改善に用いられます。
-
問280.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、月経不順・月経痛・肩こり等の婦人科系症状に使用される。
正解:○(正しい)
解説:桂枝茯苓丸は瘀血(血の滞り)症状に使用。月経痛・更年期障害・打撲血腫等に用いられます。
-
問281.麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、痰が切れにくい乾性の咳(から咳)に使用される漢方処方である。
正解:○(正しい)
解説:麦門冬湯は乾燥性の咳・喉のイガイガ・口渇等に有効。気道粘膜の潤いを補う作用があります。
-
問282.小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、水様性の鼻汁・くしゃみが多いアレルギー性鼻炎・花粉症に使用される。
正解:○(正しい)
解説:小青竜湯はアレルギー性鼻炎・花粉症の水様性鼻汁・くしゃみに有効。麻黄含有のため注意。
-
問283.コタロー漢方薬の名称はメーカー名を冠したもので、効能効果は同名漢方処方と同様である。
正解:○(正しい)
解説:漢方処方の効能効果は規格に基づくため、メーカーが異なっても同一処方であれば効能効果は同等です。
-
問284.体力がある「実証」の人と、虚弱な「虚証」の人で、適する漢方処方は異なる。
正解:○(正しい)
解説:漢方医学では「証」(体質・症状の総合判定)に応じた処方選択が重要。実証用と虚証用は逆方向の処方になります。
-
問285.一般用漢方薬の容器・添付文書には、適する「証」の説明が記載されている。
正解:○(正しい)
解説:一般用漢方薬には「体力中等度の方」「比較的体力があり〜」のような証の表示が記載され、選択の指標となります。
-
問286.プソイドエフェドリンの主な副作用として正しいものはどれか。
- ア.眠気
- イ.口内炎
- ウ.便秘
- エ.不眠・心悸亢進・血圧上昇
正解:エ.不眠・心悸亢進・血圧上昇
解説:プソイドエフェドリンは交感神経刺激薬で、不眠・心悸亢進・血圧上昇等の副作用があります。心臓病・高血圧・甲状腺疾患は要注意。
-
問287.次のうち、痰の粘性を低下させる成分はどれか。
- ア.カルボシステイン
- イ.ジヒドロコデイン
- ウ.ジフェンヒドラミン
- エ.グリチルリチン酸
正解:ア.カルボシステイン
解説:カルボシステインは粘液調整薬で痰の粘性を低下。コデイン類は鎮咳薬、ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン薬、グリチルリチン酸は抗炎症薬。
-
問288.グリセリン浣腸の使用上の注意として誤っているものはどれか。
- ア.肛門裂傷の可能性がある人は注意
- イ.乳幼児には使用禁止
- ウ.高齢者・心疾患者は血圧変動に注意
- エ.激しい腹痛・嘔吐がある時は使用しない
正解:イ.乳幼児には使用禁止
解説:乳幼児用グリセリン浣腸も市販されており、小児用量で使用可能。完全禁止ではありません。
-
問289.次のうち、八味地黄丸の典型的な適応はどれか。
- ア.若年者の風邪
- イ.小児のアトピー性皮膚炎
- ウ.高齢者の腰痛・頻尿
- エ.妊婦のつわり
正解:ウ.高齢者の腰痛・頻尿
解説:八味地黄丸は加齢・腎虚に伴う症状(腰痛・頻尿・夜間尿・冷え)に使用。若年者・小児には適しません。
-
問290.次の漢方処方の組合せのうち、いずれも麻黄を含有するため注意を要するものはどれか。
- ア.補中益気湯・大建中湯
- イ.芍薬甘草湯・八味地黄丸
- ウ.当帰芍薬散・桂枝茯苓丸
- エ.葛根湯・小青竜湯・麻黄湯
正解:エ.葛根湯・小青竜湯・麻黄湯
解説:葛根湯・小青竜湯・麻黄湯はいずれも麻黄含有。心臓病・高血圧・甲状腺疾患・前立腺肥大・糖尿病等で注意が必要。
-
問291.禁煙補助剤(ニコチンガム)の使用について正しいものはどれか。
- ア.禁煙開始と同時にガム使用開始
- イ.喫煙と併用OK
- ウ.酸性飲料(コーヒー等)と直前直後の使用OK
- エ.心疾患者でも自由使用可
正解:ア.禁煙開始と同時にガム使用開始
解説:禁煙開始と同時にガム使用開始が原則。喫煙併用はニコチン過量、酸性飲料は吸収低下、心疾患は要相談。
-
問292.育毛剤ミノキシジル外用薬の特徴として正しいものはどれか。
- ア.即効性で1週間で効果
- イ.使用中止すると効果は失われていく
- ウ.内服でも安全
- エ.小児にも使用可能
正解:イ.使用中止すると効果は失われていく
解説:ミノキシジル外用薬は4〜6ヶ月以上の継続が必要、中止で効果失われます。内服は降圧薬として処方薬扱い、20歳未満は使用不可。
-
問293.皮膚用薬のヘパリン類似物質の主な作用として正しいものはどれか。
- ア.殺菌・抗真菌作用
- イ.日焼け止め
- ウ.保湿・血行促進・抗炎症作用
- エ.美白作用
正解:ウ.保湿・血行促進・抗炎症作用
解説:ヘパリン類似物質(ヒルドイド等)は保湿・血行促進・抗炎症作用。乾燥肌・打撲血腫吸収等に用います。
-
問294.次のうち、整腸薬の代表的な配合成分でないものはどれか。
- ア.ビフィズス菌
- イ.乳酸菌
- ウ.酪酸菌
- エ.ペニシリン
正解:エ.ペニシリン
解説:ペニシリンは抗生物質で、整腸薬には配合されません。プロバイオティクス(ビフィズス・乳酸・酪酸菌)が代表成分。
-
問295.かぜ薬の鎮咳成分のデキストロメトルファンは、中枢に作用して咳反射を抑制する非麻薬性鎮咳薬である。
正解:○(正しい)
解説:デキストロメトルファンは非麻薬性中枢性鎮咳薬。コデイン類より依存性は低いものの、過量で精神作用に注意。
-
問296.クロルフェニラミン(抗ヒスタミン)は第1世代に分類され、眠気の副作用が強い。
正解:○(正しい)
解説:クロルフェニラミン・ジフェンヒドラミン等の第1世代抗ヒスタミン薬は眠気の副作用が強く、運転禁止が記載されます。
-
問297.カフェインは、解熱鎮痛薬の効果増強や眠気覚ましとして配合される中枢神経興奮成分である。
正解:○(正しい)
解説:カフェインは中枢興奮で疲労感緩和・解熱鎮痛増強効果があります。過量で不眠・心悸亢進等の副作用も。
-
問298.カルシウム製剤は、骨粗しょう症対策・成長期の補給目的で配合される。
正解:○(正しい)
解説:カルシウム剤は骨形成補助・成長期補給・閉経後骨粗しょう症対策に使用。ビタミンD併用で吸収率向上。
-
問299.関節用薬の外用フェルビナクは、NSAIDsの一種で関節痛・筋肉痛に使用される。
正解:○(正しい)
解説:フェルビナクは外用NSAIDs。プロスタグランジン合成阻害で局所の鎮痛・抗炎症作用を発揮。アスピリン喘息禁忌。
-
問300.口腔咽喉薬の含嗽薬(うがい薬)は、口腔内の消毒・炎症緩和に使用される。
正解:○(正しい)
解説:うがい薬はポビドンヨード(消毒)・アズレン(抗炎症)・グリチルリチン(抗炎症)等を配合。
-
問301.ドリンク剤の生薬成分(ニンジン・タウリン等)は、滋養強壮目的で配合される。
正解:○(正しい)
解説:ドリンク剤の生薬・アミノ酸・ビタミン類は疲労感緩和・滋養強壮目的。ノンカフェインドリンクもあります。
-
問302.ビタミンE(トコフェロール)は、抗酸化作用があり末梢血行促進等の効果がある。
正解:○(正しい)
解説:ビタミンEは強い抗酸化作用と末梢血管拡張・血流改善作用。冷え性・しみ・更年期障害の補助に使われます。
-
問303.ビタミンA(レチノール)の過剰摂取は、頭痛・嘔吐・骨脆弱化等の中毒症状を起こす。
正解:○(正しい)
解説:ビタミンAは脂溶性ビタミンで体内蓄積性あり。過剰摂取で頭痛・嘔吐・脱毛・骨脆弱化等を起こします。妊婦は催奇形性もあり注意。
-
問304.マグネシウム配合の制酸薬は、便を硬くする作用がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Mg制酸薬は「便を軟化」(便秘がちな方に適、硬くするはCa系)。
-
問305.次のうち、第1世代抗ヒスタミン薬の特徴として正しいものはどれか。
- ア.眠気の副作用が強い
- イ.眠気の副作用が弱い
- ウ.抗コリン作用がない
- エ.速効性がない
正解:ア.眠気の副作用が強い
解説:第1世代(クロルフェニラミン・ジフェンヒドラミン等)は眠気が強く運転禁止記載が多い。第2世代は眠気軽減型。
-
問306.次のうち、外用NSAIDsで光線過敏症リスクがあるものはどれか。
- ア.アセトアミノフェン
- イ.ケトプロフェン
- ウ.カフェイン
- エ.グリチルリチン酸
正解:イ.ケトプロフェン
解説:ケトプロフェン外用薬は光線過敏症が代表的副作用。直射日光暴露を避ける指導が必要です。
-
問307.脂溶性ビタミンの過剰症で、特に妊婦が注意すべきものはどれか。
- ア.ビタミンB1
- イ.ビタミンC
- ウ.ビタミンA
- エ.ビタミンB12
正解:ウ.ビタミンA
解説:ビタミンA過剰摂取は催奇形性が報告されており、妊婦は1日5000IU超に注意。脂溶性で体内蓄積性が高い。
-
問308.次の制酸薬の組合せのうち、便秘傾向の人に適しているのはどれか。
- ア.ナトリウム成分のみ
- イ.アルミニウムゲル単独
- ウ.カルシウム単独
- エ.酸化マグネシウム
正解:エ.酸化マグネシウム
解説:酸化マグネシウムは制酸+緩下作用で便秘傾向の方に適します。アルミニウム単独は逆に便秘傾向を強める可能性。
-
問309.次のうち、ビタミンEの主な作用として正しいものはどれか。
- ア.抗酸化・末梢血行促進
- イ.骨形成促進
- ウ.夜間視力維持
- エ.止血
正解:ア.抗酸化・末梢血行促進
解説:ビタミンE:抗酸化・末梢血行促進。ビタミンD:骨形成、A:夜間視力、K:止血。
-
問310.消化管は、口腔→胃→食道→小腸→大腸→肛門の順に続く管である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。消化管は「口腔→咽頭→食道→胃→小腸→大腸→肛門」(食道は胃の前)。
-
問311.胃は、主にトリプシンを分泌してタンパク質を消化する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。胃は「ペプシン+胃酸」を分泌(トリプシンは膵液中の酵素)。
-
問312.小腸は、十二指腸・大腸の2部からなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小腸は「十二指腸・空腸・回腸」の3部(大腸は別の器官)。
-
問313.大腸では、栄養素の主要な吸収が行われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。大腸は「水分・電解質吸収」が主、栄養素吸収は小腸。
-
問314.肝臓は、酸素運搬を主機能とする臓器である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。肝臓は「栄養代謝・胆汁産生・解毒」が主機能(酸素運搬は赤血球)。
-
問315.胆汁は胆嚢で産生され、脂肪の消化を助ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。胆汁は肝臓で産生され、胆嚢に蓄えられ濃縮された後、十二指腸に分泌されます。胆嚢は貯蔵・濃縮の場であり、産生場所ではありません。
-
問316.膵臓は、外分泌機能のみを持ち内分泌は行わない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。膵臓は「外分泌(膵液)と内分泌(インスリン等)」両機能を持つ。
-
問317.腎臓は、消化機能を担う器官である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。腎臓は「血液ろ過+尿として老廃物排出」(消化は消化管)。
-
問318.心臓の右心室から送り出された血液は、全身に向かう(体循環)。
正解:×(誤り)
解説:誤り。右心室は「肺循環(肺へ)」、左心室が体循環(全身)。
-
問319.赤血球のヘモグロビンは、二酸化炭素のみを運搬する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ヘモグロビンは「酸素を運搬」(二酸化炭素は別経路で重炭酸イオン化)。
-
問320.白血球は酸素運搬を担う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。白血球は「免疫機能」(酸素運搬は赤血球)。
-
問321.血小板は、酸素を運搬する細胞である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。血小板は「血液凝固・止血」(酸素運搬ではない)。
-
問322.交感神経が優位になると、心拍数が減少し、瞳孔が縮小する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。交感神経優位は「心拍増・瞳孔散大」(記述が逆、副交感神経の作用)。
-
問323.副交感神経が優位になると、消化管運動は抑制される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。副交感神経優位は「消化管運動促進」(抑制は交感神経)。
-
問324.脳の血液脳関門(BBB)は、すべての医薬品成分の脳内への移行を阻止する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。血液脳関門は多くの物質の脳内移行を制限しますが、脂溶性の高い物質や小分子は通過することがあります。すべてを阻止するわけではありません。
-
問325.皮膚は、表皮・真皮・骨膜の3層構造である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。皮膚は「表皮・真皮・皮下組織」の3層(骨膜は別組織)。
-
問326.目の水晶体は、光を網膜に集め、色覚を担う部位である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水晶体は「ピント合わせ(焦点調節)」、色覚は網膜の錐体細胞。
-
問327.内耳の蝸牛は平衡感覚を司り、半規管は聴覚を司る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。蝸牛が聴覚を、半規管(前庭を含む)が平衡感覚を司ります。問題文は逆になっています。
-
問328.医薬品の有効成分が全身作用を発揮するには、消化管で代謝される必要がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。全身作用には「消化管から血液中に移行(吸収)」が必要(代謝ではない)。
-
問329.経口投与された医薬品は、主に大腸で吸収される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。経口医薬品は主に「小腸」で吸収(大腸は水分吸収)。
-
問330.プチアリン(唾液アミラーゼ)は、タンパク質を分解する消化酵素である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。プチアリンは「デンプン→麦芽糖」分解(タンパク質はペプシン等)。
-
問331.食道には消化腺があり、活発な消化が行われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。食道は「消化腺なし、蠕動運動のみ」(消化は胃以降)。
-
問332.胃の粘液は、食物の消化を促進する役割を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。胃粘液は「胃酸・ペプシンによる自己消化を防ぐ」役割(消化促進ではない)。
-
問333.十二指腸では、唾液と胆汁が合流して消化が行われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。十二指腸では「膵液と胆汁」が合流(唾液は口腔のみ)。
-
問334.大腸の腸内細菌は、糖質を分解しビタミンCを合成する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。腸内細菌は「食物繊維分解+ビタミンK・B群合成」(ビタミンCではない)。
-
問335.肝臓は、体内でアルコールを分解・解毒する主要な臓器である。
正解:○(正しい)
解説:肝臓ではアルコールがアルコール脱水素酵素(ADH)によりアセトアルデヒドに分解され、さらにアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により酢酸に分解されます。
-
問336.脾臓は、消化液を分泌する消化器である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。脾臓は「古い赤血球破壊+リンパ球産生」の免疫器官(消化器ではない)。
-
問337.腎臓で生成された原尿は、そのすべてが尿として排泄される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。糸球体で濾過された原尿は1日約150Lですが、尿細管で約99%が再吸収され、最終的な尿量は約1.5Lです。
-
問338.肺では、肺胞において窒素と酸素のガス交換が行われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。肺ガス交換は「酸素と二酸化炭素」(窒素は不変)。
-
問339.気管支は左右で太さが異なり、左気管支の方が太く短い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。右気管支が「太く短い」(記述が逆、左右の解剖学的差異)。
-
問340.動脈は心臓から送り出される血液を運ぶ血管であり、常に酸素を多く含む血液が流れる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。動脈は心臓から出る血液を運ぶ血管ですが、肺動脈には静脈血(酸素が少ない血液)が流れています。「動脈=酸素が多い」とは限りません。
-
問341.リンパ液は最終的に動脈に合流する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リンパ液は「静脈に合流」(鎖骨下静脈経由で血液循環へ)。
-
問342.副腎皮質から分泌されるアドレナリンは、心拍数を増加させ血圧を上昇させる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アドレナリンは副腎「髄質」から分泌されるホルモンです。副腎「皮質」からはコルチゾール(糖質コルチコイド)やアルドステロン(鉱質コルチコイド)が分泌されます。
-
問343.自律神経系は、交感神経のみで構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。自律神経は「交感神経と副交感神経」の2種類(多くの臓器に両方が分布)。
-
問344.中枢神経系は末梢神経のみからなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中枢神経は「脳と脊髄」(末梢神経は別系統)。
-
問345.角膜には血管が通っており、血液から酸素や栄養素の供給を受けている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。角膜には血管がなく(無血管組織)、酸素は涙液や房水を介して供給されます。透明性を維持するために血管がないことが特徴です。
-
問346.鼻腔の粘膜には線毛がなく、異物排除は単純に呼気で行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。鼻腔粘膜には「線毛があり異物排除」(粘液と線毛運動)。
-
問347.甲状腺ホルモンは、全身の代謝を抑制する働きがある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。甲状腺ホルモンは「代謝促進」(バセドウ病で過剰、橋本病で不足)。
-
問348.骨髄は、血液をろ過する造血器官である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。骨髄は「血球産生(造血)」(ろ過は腎臓)。
-
問349.皮膚の表皮の最外層は角質層であり、ケラチンというタンパク質で構成されている。
正解:○(正しい)
解説:角質層は死んだ細胞(角質細胞)が積み重なった層で、ケラチンという硬いタンパク質で構成され、体内からの水分蒸発防止や外部からの異物侵入防止のバリア機能を担っています。
-
問350.汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、体温調節に関与するのは主にエクリン腺である。
正解:○(正しい)
解説:エクリン腺は全身に分布し、水分の多い汗を分泌して蒸発による体温調節を行います。アポクリン腺は腋窩などに限局し、体臭の原因となります。
-
問351.医薬品の経皮吸収では、有効成分が皮膚の角質層を通過して体内に吸収される。
正解:○(正しい)
解説:外用薬の有効成分は角質層を通過し、真皮の毛細血管から吸収されて全身循環に入ることがあります。これが経皮吸収であり、貼付剤などの作用機序です。
-
問352.消化酵素とその働きの組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.リパーゼ ── タンパク質の分解
- イ.ペプシン ── タンパク質の分解
- ウ.トリプシン ── 脂肪の分解
- エ.アミラーゼ ── タンパク質の分解
正解:イ.ペプシン ── タンパク質の分解
解説:ペプシンは胃で分泌されるタンパク質分解酵素です。リパーゼは脂肪分解、トリプシンはタンパク質分解(膵液中)、アミラーゼはデンプン分解です。
-
問353.肝臓の機能に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.グリコーゲンを貯蔵し、必要時にグルコースに変換する
- イ.胆汁を産生して脂肪の消化を助ける
- ウ.インスリンを分泌して血糖値を調節する
- エ.アルブミンなどの血漿タンパク質を合成する
正解:ウ.インスリンを分泌して血糖値を調節する
解説:インスリンを分泌するのは膵臓のランゲルハンス島β細胞であり、肝臓ではありません。肝臓はグリコーゲン貯蔵、胆汁産生、血漿タンパク質合成などを行います。
-
問354.血液成分のうち、血漿に含まれないものはどれか。
- ア.アルブミン
- イ.フィブリノーゲン
- ウ.グロブリン
- エ.ヘモグロビン
正解:エ.ヘモグロビン
解説:ヘモグロビンは赤血球の内部に含まれるタンパク質であり、血漿成分ではありません。アルブミン・グロブリン・フィブリノーゲンは血漿タンパク質です。
-
問355.交感神経が優位な場合の身体反応として、誤っているものはどれか。
- ア.消化管の蠕動運動が促進される
- イ.心拍数が増加する
- ウ.瞳孔が散大する
- エ.気管支が拡張する
正解:ア.消化管の蠕動運動が促進される
解説:交感神経が優位になると消化管の蠕動運動は「抑制」されます。消化管運動を促進するのは副交感神経の作用です。
-
問356.腎臓に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.腎臓は腹腔内の前面に位置する
- イ.腎臓はエリスロポエチンを産生して赤血球の生成を促進する
- ウ.腎臓は1日に約15Lの原尿を生成する
- エ.腎臓のネフロンは糸球体のみで構成される
正解:イ.腎臓はエリスロポエチンを産生して赤血球の生成を促進する
解説:腎臓はエリスロポエチンを産生し、骨髄での赤血球産生を促進します。腎臓は後腹膜に位置し、原尿は1日約150L、ネフロンは糸球体と尿細管で構成されます。
-
問357.目の構造と機能に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.網膜は光を屈折させる透明な組織である
- イ.硝子体は水晶体の前方に存在する液体である
- ウ.虹彩は瞳孔の大きさを調節して光の量を調整する
- エ.結膜は眼球の後面を覆う膜である
正解:ウ.虹彩は瞳孔の大きさを調節して光の量を調整する
解説:虹彩は瞳孔の大きさを調節し、眼に入る光の量を調整します。網膜は光受容体がある膜、硝子体は水晶体の後方のゼリー状物質、結膜は眼球の前面を覆います。
-
問358.医薬品の吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.坐剤は直腸粘膜から吸収され、初回通過効果を大きく受ける
- イ.貼付剤の有効成分は全身には作用しない
- ウ.経口薬は胃で最も多く吸収される
- エ.舌下錠は口腔粘膜から吸収され、初回通過効果を受けにくい
正解:エ.舌下錠は口腔粘膜から吸収され、初回通過効果を受けにくい
解説:舌下錠は口腔粘膜の豊富な血管から吸収され、門脈を経由しないため初回通過効果を受けにくいです。坐剤も直腸下部からの吸収は初回通過効果を受けにくいのが特徴です。
-
問359.皮膚に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.表皮は真皮よりも厚い層である
- イ.真皮には知覚神経の末端が分布している
- ウ.皮脂腺は皮脂を分泌して皮膚の乾燥を防ぐ
- エ.メラニン色素は紫外線から皮膚を守る役割がある
正解:ア.表皮は真皮よりも厚い層である
解説:表皮は約0.2mmと薄く、真皮(約2mm)の方がはるかに厚い層です。メラニン色素の紫外線防御、真皮の知覚神経分布、皮脂腺の保湿機能はいずれも正しい記述です。
-
問360.胃から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を促進する消化管ホルモンである。
正解:○(正しい)
解説:ガストリンは胃の幽門部のG細胞から分泌される消化管ホルモンで、壁細胞に作用して塩酸(胃酸)の分泌を促進します。食物が胃に入ると分泌が亢進します。
-
問361.セクレチンは十二指腸から分泌され、膵液中の重炭酸イオンの分泌を促進する消化管ホルモンである。
正解:○(正しい)
解説:セクレチンは十二指腸のS細胞から分泌され、膵臓に作用して重炭酸イオンを豊富に含む膵液の分泌を促進し、胃酸で酸性化した十二指腸内容物を中和します。
-
問362.コレシストキニンは十二指腸から分泌され、胆嚢を収縮させて胆汁の放出を促す消化管ホルモンである。
正解:○(正しい)
解説:コレシストキニン(CCK)は脂肪やアミノ酸の刺激で十二指腸から分泌され、胆嚢収縮と膵消化酵素の分泌促進を行います。
-
問363.肝臓で行われる薬物代謝の第I相反応には、主にシトクロムP450(CYP)酵素群が関与している。
正解:○(正しい)
解説:CYP酵素は肝臓の滑面小胞体に存在する薬物代謝酵素群で、酸化・還元・加水分解などの第I相反応を触媒します。CYP3A4が最も多くの医薬品の代謝に関与しています。
-
問364.CYP酵素の活性には個人差があり、遺伝的多型により薬物の代謝速度が人によって異なることがある。
正解:○(正しい)
解説:CYP2D6やCYP2C19など一部のCYP酵素には遺伝的多型があり、代謝が速い人(高代謝型)と遅い人(低代謝型)がいます。これが薬効や副作用の個人差の一因となっています。
-
問365.血液脳関門は、脳の毛細血管壁の内皮細胞が密着結合(タイトジャンクション)で連結することにより形成される。
正解:○(正しい)
解説:脳の毛細血管は内皮細胞同士が密着結合で強く結ばれており、さらにアストロサイトの足突起が血管を取り囲むことで血液脳関門を形成し、物質の通過を制限しています。
-
問366.血液脳関門は胎児期から完全に発達しているため、胎児の脳は医薬品成分の影響を受けにくい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。胎児期の血液脳関門は未発達であり、薬物が容易に脳内に移行するため、胎児の脳は医薬品成分の影響を受けやすい状態にあります。小児でも同様に未発達です。
-
問367.リンパ節は、リンパ液に含まれる異物や病原体をろ過・除去する免疫器官である。
正解:○(正しい)
解説:リンパ節にはリンパ球やマクロファージが集まっており、リンパ液中の細菌・ウイルス・異物などを捕捉・処理するフィルターの役割を果たしています。
-
問368.リンパ管には弁があり、リンパ液が逆流しないように一方向に流れる仕組みになっている。
正解:○(正しい)
解説:リンパ管には静脈と同様に弁が備わっており、リンパ液が末梢から中枢に向かって一方向に流れるようにしています。周囲の筋肉の収縮がリンパ液の流れを助けます。
-
問369.内分泌腺は分泌物を導管を通じて体外や体腔内に放出する腺である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。導管を通じて分泌物を放出するのは外分泌腺(汗腺、唾液腺、消化腺など)です。内分泌腺は導管を持たず、ホルモンを直接血液中に分泌します。
-
問370.外分泌腺の例としては、汗腺、唾液腺、膵臓の腺房細胞などが挙げられる。
正解:○(正しい)
解説:外分泌腺は導管を通じて分泌物を体表や消化管内に放出する腺であり、汗腺(汗)、唾液腺(唾液)、膵臓の腺房細胞(膵液)などが代表例です。
-
問371.交感神経が優位になると、唾液の分泌は少量で粘稠な唾液が分泌される傾向がある。
正解:○(正しい)
解説:交感神経刺激では少量で粘り気の多い唾液が分泌されます。一方、副交感神経が優位なときは大量で水っぽい唾液が分泌され、消化が促進されます。
-
問372.副交感神経が優位になると、膀胱の排尿筋が収縮し排尿が促進される。
正解:○(正しい)
解説:副交感神経(骨盤神経)が優位になると排尿筋(膀胱壁の平滑筋)が収縮し、内尿道括約筋が弛緩して排尿が促進されます。交感神経優位時は逆に蓄尿に働きます。
-
問373.交感神経は「闘争か逃走」の反応に関与し、副交感神経は「休息と消化」に関与する。
正解:○(正しい)
解説:交感神経はストレスや緊急時に活性化して心拍増加・血圧上昇・瞳孔散大などの反応を起こし、副交感神経は安静時に優位となり消化促進・心拍低下・エネルギー蓄積を促します。
-
問374.胸管は体内最大のリンパ管であり、左鎖骨下静脈に合流する。
正解:○(正しい)
解説:胸管は下半身と左上半身のリンパ液を集める最大のリンパ管で、左の静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部)に注ぎ、リンパ液を血液循環に戻します。
-
問375.副腎は皮質と髄質からなり、皮質からはコルチゾールやアルドステロンが、髄質からはアドレナリンが分泌される。
正解:○(正しい)
解説:副腎皮質はステロイドホルモン(コルチゾール、アルドステロン、性ホルモン)を、副腎髄質はカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)を分泌します。
-
問376.下垂体前葉から分泌される成長ホルモンは、骨や筋肉の成長を促進する作用を持つ。
正解:○(正しい)
解説:成長ホルモン(GH)は下垂体前葉から分泌され、肝臓でIGF-1の産生を促し、骨端軟骨の増殖や筋肉のタンパク質合成を促進して身体の成長を司ります。
-
問377.交感神経が優位になると、気管支は収縮し呼吸が困難になる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。交感神経が優位になると気管支平滑筋は弛緩して気管支が拡張し、より多くの空気を取り込めるようになります。気管支を収縮させるのは副交感神経の作用です。
-
問378.副交感神経が優位になると、瞳孔は縮小(縮瞳)する。
正解:○(正しい)
解説:副交感神経は瞳孔括約筋を収縮させて瞳孔を縮小させます。暗い場所や交感神経優位時には瞳孔散大筋が収縮して瞳孔が散大します。
-
問379.肝臓の薬物代謝における第II相反応とは、第I相反応で生じた代謝物にグルクロン酸や硫酸などを結合させる抱合反応である。
正解:○(正しい)
解説:第II相反応(抱合反応)では、第I相反応で生じた代謝物にグルクロン酸・硫酸・グルタチオン・アミノ酸などを結合させ、水溶性を高めて尿中への排泄を容易にします。
-
問380.脳脊髄液は脳室内の脈絡叢で産生され、脳と脊髄を外部の衝撃から保護する役割がある。
正解:○(正しい)
解説:脳脊髄液は脳室の脈絡叢で産生され、くも膜下腔を循環して脳と脊髄をクッションのように保護するほか、栄養供給や老廃物除去の役割も果たしています。
-
問381.消化管ホルモンに関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.ガストリンは膵液の分泌を抑制する
- イ.コレシストキニンは胆嚢を収縮させて胆汁の放出を促す
- ウ.セクレチンは胃酸の分泌を促進する
- エ.インスリンは十二指腸から分泌される消化管ホルモンである
正解:イ.コレシストキニンは胆嚢を収縮させて胆汁の放出を促す
解説:コレシストキニン(CCK)は十二指腸から分泌され、胆嚢を収縮させて胆汁を十二指腸に放出させるとともに、膵臓からの消化酵素分泌を促進します。
-
問382.肝臓の薬物代謝に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.CYP3A4は最も多くの医薬品の代謝に関与するCYP酵素である
- イ.CYP酵素は肝臓の滑面小胞体に存在する
- ウ.CYP酵素の活性に遺伝的な個人差はない
- エ.第I相反応は主に酸化・還元・加水分解からなる
正解:ウ.CYP酵素の活性に遺伝的な個人差はない
解説:CYP酵素には遺伝的多型があり、CYP2D6やCYP2C19などでは代謝活性に大きな個人差があります。これが薬効や副作用発現の個人差の一因です。
-
問383.血液脳関門に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.すべての医薬品成分の脳内移行を完全に阻止する
- イ.脂溶性の低い物質ほど通過しやすい
- ウ.胎児期から完全に機能している
- エ.脳の毛細血管内皮細胞の密着結合により形成される
正解:エ.脳の毛細血管内皮細胞の密着結合により形成される
解説:血液脳関門は脳の毛細血管内皮細胞同士が密着結合で連結されることにより形成されます。脂溶性の高い物質は通過しやすく、すべてを完全に阻止するわけではありません。
-
問384.リンパ系に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.リンパ液は最終的に動脈に合流する
- イ.リンパ管には弁があり一方向の流れを保つ
- ウ.リンパ節にはリンパ球やマクロファージが存在する
- エ.胸管は体内最大のリンパ管である
正解:ア.リンパ液は最終的に動脈に合流する
解説:リンパ液は最終的に鎖骨下静脈に合流して血液循環に戻ります。動脈に合流するわけではありません。
-
問385.内分泌腺と外分泌腺に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.内分泌腺は導管を通じて分泌物を放出する
- イ.膵臓は内分泌機能と外分泌機能の両方を持つ
- ウ.甲状腺は外分泌腺の一つである
- エ.汗腺は内分泌腺に分類される
正解:イ.膵臓は内分泌機能と外分泌機能の両方を持つ
解説:膵臓は外分泌部(腺房細胞から消化酵素を含む膵液を導管を通じて分泌)と内分泌部(ランゲルハンス島からインスリン等を血中に分泌)の両方の機能を持つ器官です。
-
問386.交感神経と副交感神経の作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.交感神経優位で心拍数が増加する
- イ.副交感神経優位で消化管の蠕動運動が促進される
- ウ.交感神経優位で膀胱の排尿筋が収縮する
- エ.交感神経優位で気管支が拡張する
正解:ウ.交感神経優位で膀胱の排尿筋が収縮する
解説:交感神経優位時には膀胱の排尿筋は弛緩し、内尿道括約筋が収縮して蓄尿に働きます。排尿筋が収縮して排尿が促進されるのは副交感神経の作用です。
-
問387.副腎に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.副腎皮質からアドレナリンが分泌される
- イ.副腎髄質からコルチゾールが分泌される
- ウ.アルドステロンは副腎髄質から分泌される鉱質コルチコイドである
- エ.コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドである
正解:エ.コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドである
解説:コルチゾールは副腎皮質の束状層から分泌される糖質コルチコイドで、糖代謝・抗炎症・免疫抑制などの作用があります。アドレナリンは副腎髄質、アルドステロンは副腎皮質から分泌されます。
-
問388.脳脊髄液に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.脳脊髄液は脳室の脈絡叢で産生される
- イ.脳脊髄液は硬膜上腔を循環している
- ウ.脳脊髄液は脊髄のみに存在する
- エ.脳脊髄液は血液と同じ成分で構成される
正解:ア.脳脊髄液は脳室の脈絡叢で産生される
解説:脳脊髄液は脳室内の脈絡叢で産生され、脳室からくも膜下腔に流れて脳と脊髄を取り囲み、物理的保護・栄養供給・老廃物除去の役割を果たしています。
-
問389.薬物代謝の第II相反応(抱合反応)に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.薬物の脂溶性を高めて組織への分布を促進する
- イ.グルクロン酸や硫酸を結合させて水溶性を高め排泄を促進する
- ウ.主にCYP酵素により触媒される酸化反応である
- エ.抱合反応は腎臓でのみ行われる
正解:イ.グルクロン酸や硫酸を結合させて水溶性を高め排泄を促進する
解説:第II相反応(抱合反応)はグルクロン酸・硫酸・グルタチオンなどを代謝物に結合させ、水溶性を高めて腎臓からの尿中排泄を容易にします。主に肝臓で行われます。
-
問390.気管は、咽頭から続いて肺へつながり、左右の気管支に分岐する。
正解:○(正しい)
解説:気管は咽頭の下から始まり、左右の気管支(主気管支)に分かれて両肺に入ります。
-
問391.肺胞は、肺における酸素と二酸化炭素のガス交換が行われる最小単位である。
正解:○(正しい)
解説:肺胞は気管支の末端の小さな袋状構造で、毛細血管との間でO2・CO2のガス交換が行われます。
-
問392.横隔膜は、収縮することで胸腔内が広がり、空気を吸い込む(吸気)。
正解:○(正しい)
解説:横隔膜(呼吸筋)の収縮で胸腔が拡張し、肺に空気が入ります(吸気)。弛緩で呼気となります。
-
問393.眼球の角膜には血管がないため、酸素は涙液から供給される。
正解:○(正しい)
解説:角膜は無血管組織。酸素は涙液から、栄養は房水から供給されます。点眼薬は角膜から吸収されます。
-
問394.中耳は鼓膜と内耳の間にあり、3つの耳小骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)を含む。
正解:○(正しい)
解説:中耳の耳小骨は音を内耳に伝える役割。鼻炎時にエウスタキオ管経由で中耳炎を起こすことがあります。
-
問395.皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造からなる。
正解:○(正しい)
解説:皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織。バリア機能・体温調節・感覚受容等を担います。
-
問396.甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝の調節を行うホルモンである。
正解:○(正しい)
解説:甲状腺ホルモン(T3・T4)は基礎代謝・エネルギー代謝を促進。バセドウ病(過剰)・橋本病(不足)等の疾患があります。
-
問397.副腎髄質はアドレナリン・ノルアドレナリンを分泌し、ストレス反応に関与する。
正解:○(正しい)
解説:副腎髄質はカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)を分泌。「闘争か逃走か」反応を担います。副腎皮質はステロイドホルモン分泌。
-
問398.下垂体は、間脳の視床下部の支配下で、各種ホルモンの分泌を調節する内分泌の中枢である。
正解:○(正しい)
解説:下垂体は前葉・後葉に分かれ、視床下部からの指令で成長ホルモン・甲状腺刺激ホルモン・ACTH・抗利尿ホルモン等を分泌します。
-
問399.骨格筋は、自分の意思で動かせる随意筋である。
正解:○(正しい)
解説:骨格筋は随意筋(意識的に動かせる)。心筋・平滑筋は不随意筋(自律神経支配)です。
-
問400.体温調節中枢は、間脳の視床下部にある。
正解:○(正しい)
解説:体温調節中枢は視床下部にあり、発汗・血管拡張収縮・震え等で体温を調節します。
-
問401.免疫には、生まれつき備わっている自然免疫と、後天的に獲得する獲得免疫がある。
正解:○(正しい)
解説:自然免疫(先天免疫):マクロファージ・好中球等。獲得免疫(適応免疫):T細胞・B細胞・抗体産生等。
-
問402.抗体は、Bリンパ球が分化した形質細胞によって産生される。
正解:○(正しい)
解説:B細胞は抗原刺激で活性化し、形質細胞となって抗体(免疫グロブリン)を産生します。
-
問403.スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)は、医薬品による重篤な皮膚粘膜障害である。
正解:○(正しい)
解説:SJSは皮膚・粘膜に水疱・びらんが生じる重篤な副作用。発症すると致命的になることがあります。
-
問404.中毒性表皮壊死融解症(TEN、ライエル症候群)は、SJSよりも重症型の皮膚剥離症状を呈する。
正解:○(正しい)
解説:TENはSJSの重症型で、皮膚の30%以上が剥離する致命的な状態。早期発見・原因薬剤の中止が極めて重要です。
-
問405.医薬品による肝機能障害は、自覚症状(倦怠感・黄疸等)が現れる前に肝酵素値の異常で発見されることがある。
正解:○(正しい)
解説:薬剤性肝障害は初期は無症状のことが多く、定期的な血液検査で肝酵素(ALT・AST等)の上昇で発見されます。
-
問406.偽アルドステロン症は、グリチルリチン酸(甘草成分)の長期過剰摂取で起こる電解質異常を伴う症状である。
正解:○(正しい)
解説:グリチルリチン酸(漢方薬・甘草に含有)の過剰摂取で、低カリウム血症・高血圧・浮腫等を起こします。
-
問407.ショック(アナフィラキシー)は、医薬品による即時型のアレルギー反応で、生命に関わる重篤な状態である。
正解:○(正しい)
解説:アナフィラキシーは投与後数分〜数十分で血圧低下・呼吸困難等を起こす重篤反応。エピペン(アドレナリン)投与・救急対応が必要。
-
問408.消化性潰瘍は、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の副作用として起こりうる。
正解:○(正しい)
解説:NSAIDsは胃粘膜のプロスタグランジン合成を阻害し、胃潰瘍・十二指腸潰瘍を起こすことがあります。
-
問409.腸間膜静脈硬化症は、漢方薬(特に山梔子(さんしし)含有処方)の長期服用で起こる稀な副作用である。
正解:○(正しい)
解説:山梔子含有漢方(黄連解毒湯等)の長期服用で起こることが報告されており、慢性的な下痢・腹痛・腸管狭窄等を呈します。
-
問410.次のうち、ガス交換が行われる場所はどれか。
- ア.気管
- イ.気管支
- ウ.肺胞
- エ.横隔膜
正解:ウ.肺胞
解説:ガス交換(O2取込・CO2放出)は肺胞で行われます。気管・気管支は空気の通り道、横隔膜は呼吸筋。
-
問411.次の組合せのうち、ホルモンと分泌器官の対応として正しいものはどれか。
- ア.インスリン − 甲状腺
- イ.甲状腺ホルモン − 膵臓
- ウ.コルチゾール − 副腎髄質
- エ.アドレナリン − 副腎髄質
正解:エ.アドレナリン − 副腎髄質
解説:アドレナリン・ノルアドレナリン → 副腎髄質。インスリン・グルカゴン → 膵臓。コルチゾール → 副腎皮質。甲状腺ホルモン → 甲状腺。
-
問412.皮膚の3層構造として正しい順序(外側から)はどれか。
- ア.表皮 → 真皮 → 皮下組織
- イ.真皮 → 表皮 → 皮下組織
- ウ.表皮 → 皮下組織 → 真皮
- エ.皮下組織 → 真皮 → 表皮
正解:ア.表皮 → 真皮 → 皮下組織
解説:皮膚は外側から表皮→真皮→皮下組織。表皮の最外層は角質層で、バリア機能を担います。
-
問413.次のうち、自律神経系(副交感神経)の作用として正しいものはどれか。
- ア.心拍数増加
- イ.消化管運動促進
- ウ.瞳孔散大
- エ.気管支拡張
正解:イ.消化管運動促進
解説:副交感神経:消化管運動促進・心拍数低下・瞳孔縮小・気管支収縮。交感神経はその逆方向の作用です。
-
問414.スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)の主な症状はどれか。
- ア.四肢の麻痺
- イ.記憶障害
- ウ.皮膚・粘膜の水疱・びらん
- エ.視野欠損
正解:ウ.皮膚・粘膜の水疱・びらん
解説:SJSは皮膚・粘膜(口腔・眼・性器等)の水疱・びらんが特徴。発熱を伴い、重篤化するとTENに進行します。
-
問415.次のうち、医薬品の副作用としての肝機能障害を疑う症状はどれか。
- ア.口内炎のみ
- イ.関節痛のみ
- ウ.頭痛のみ
- エ.黄疸(皮膚・白目が黄色くなる)
正解:エ.黄疸(皮膚・白目が黄色くなる)
解説:黄疸(ビリルビン上昇)は肝機能障害の典型症状。倦怠感・食欲不振・尿濃染なども伴います。
-
問416.偽アルドステロン症の原因として最も関連の深い成分はどれか。
- ア.グリチルリチン酸
- イ.カフェイン
- ウ.タウリン
- エ.カルシウム
正解:ア.グリチルリチン酸
解説:グリチルリチン酸(甘草・漢方処方に含有)の過剰摂取で、低K血症・高血圧・浮腫等が起こります。
-
問417.次のうち、免疫機構に関する記述として誤っているものはどれか。
- ア.B細胞は抗体を産生する
- イ.赤血球は免疫の主役である
- ウ.好中球は最も多い白血球で食作用を持つ
- エ.T細胞は細胞性免疫を担う
正解:イ.赤血球は免疫の主役である
解説:免疫の主役は白血球(B/T細胞・好中球・マクロファージ等)。赤血球は酸素運搬を担当し免疫には直接関与しません。
-
問418.医薬品によるアナフィラキシーショックの初期対応として正しいものはどれか。
- ア.しばらく経過観察
- イ.次の服用までに改善するか様子見
- ウ.直ちに使用中止し医療機関を受診
- エ.ビタミン剤を服用
正解:ウ.直ちに使用中止し医療機関を受診
解説:アナフィラキシーは生命に関わる緊急事態。ただちに使用中止+救急医療が必要です。
-
問419.消化管の構造として誤っているものはどれか。
- ア.口腔 → 咽頭 → 食道 → 胃
- イ.胃 → 小腸 → 大腸
- ウ.小腸の構造:十二指腸 → 空腸 → 回腸
- エ.大腸の構造:盲腸 → 直腸 → 結腸
正解:エ.大腸の構造:盲腸 → 直腸 → 結腸
解説:大腸は盲腸→上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸→直腸の順。「直腸→結腸」は誤りです。
-
問420.医薬品の副作用として、まれに不整脈(QT延長等)が起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:一部の医薬品(抗不整脈薬・抗精神病薬・一部抗ヒスタミン薬等)でQT延長を起こし、致死的不整脈に至る場合があります。
-
問421.アスピリン喘息は、アスピリンや一部のNSAIDsで誘発される気管支喘息の重い発作である。
正解:○(正しい)
解説:アスピリン喘息はNSAIDs不耐症ともいい、解熱鎮痛薬で重い喘息発作を起こす体質。NSAIDs使用は厳禁です。
-
問422.医薬品による間質性肺炎は、咳・息切れ・発熱を伴い、進行すると呼吸不全に至る重篤な副作用である。
正解:○(正しい)
解説:薬剤性間質性肺炎は漢方薬(小柴胡湯等)・抗菌薬・降圧薬等で起こる重篤な副作用。早期発見・原因薬剤中止が重要。
-
問423.医薬品による無菌性髄膜炎は、抗菌薬・解熱鎮痛薬等で起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:薬剤性無菌性髄膜炎は頭痛・発熱・項部硬直を伴うが髄液から細菌は検出されない病態。NSAIDs等が原因薬剤となります。
-
問424.進行性多巣性白質脳症(PML)は、JCウイルスによる脳の感染症で、免疫抑制薬等で起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:PMLは免疫抑制薬・生物学的製剤等で発症するJCウイルス再活性化による重篤な脳疾患。一般用医薬品ではまれです。
-
問425.血液製剤や生物由来製品は感染症リスクが低く、規制も緩やかである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。生物由来製品は「感染症伝播リスクが高い」ため特に厳しい規制対象。
-
問426.医薬品の保管温度は気にする必要がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品は「温度・湿度・光」の影響を受け劣化する。保管環境は重要。
-
問427.医薬品はすべて室温保管で問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一部の医薬品は「冷蔵保管」が必要(インスリン・生物製剤等)。
-
問428.医薬品の使用期限は表示義務がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品の容器・外箱には「使用期限の表示が義務付け」(薬機法)。
-
問429.医薬品の保管は誰でも触れる場所で問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品は「子供の手の届かない場所」に保管(誤飲防止)。
-
問430.加齢による医薬品の代謝・排泄機能の変化はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。加齢により「代謝・排泄機能は低下」(高齢者の副作用リスク増)。
-
問431.同じ症状なら、患者の体質に関係なく同じ医薬品が適切である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品選択は「体質・年齢・併用薬等で異なる」(一律ではない)。
-
問432.βアドレナリン受容体遮断薬(β遮断薬)は、心拍数を低下させる。
正解:○(正しい)
解説:β遮断薬は心臓のβ1受容体を遮断し、心拍数低下・心収縮力低下を起こします。降圧薬・狭心症治療薬として使用。
-
問433.アスピリンは15歳未満でも安全に使用できる解熱鎮痛薬である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アスピリンは「15歳未満不可」(ライ症候群リスク)。
-
問434.医薬品成分が母乳に移行することがあるため、授乳婦への医薬品投与には注意が必要である。
正解:○(正しい)
解説:多くの医薬品が母乳に移行し乳児に影響する可能性があります。授乳中は薬剤師・医師相談が必要。
-
問435.医薬品成分の血液脳関門の通過しやすさは、その分子の脂溶性に依存する。
正解:○(正しい)
解説:血液脳関門は脂溶性分子を通しやすく、水溶性分子・大分子は通過しにくい構造。薬の脳内移行に大きく影響します。
-
問436.排尿困難・尿閉は、抗ヒスタミン作用の医薬品の典型的な副作用である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。排尿困難は「抗コリン作用」が主原因(抗ヒスタミンも一部影響)。
-
問437.緑内障患者は、抗コリン作用医薬品で眼内圧が低下する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。緑内障で抗コリン薬は「眼圧上昇」リスク(低下ではない、悪化要因)。
-
問438.前立腺肥大症患者は、抗コリン作用医薬品で排尿障害が改善する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。前立腺肥大の抗コリン薬は「排尿障害悪化」リスク(改善ではない)。
-
問439.医薬品の血中濃度は、半減期に応じて時間とともに減衰する。
正解:○(正しい)
解説:半減期(T1/2)は血中濃度が半分になる時間。半減期が長い薬ほど効果持続時間が長く、蓄積リスクもあります。
-
問440.次のうち、抗コリン作用による副作用として正しい組合せはどれか。
- ア.下痢・流涎・徐脈
- イ.口渇・便秘・排尿困難
- ウ.発汗増加・縮瞳
- エ.気管支拡張・徐脈
正解:イ.口渇・便秘・排尿困難
解説:抗コリン作用は副交感神経抑制で、口渇・便秘・排尿困難・散瞳・頻脈・気管支拡張等を起こします。
-
問441.アスピリン喘息のリスクが高い患者層はどれか。
- ア.高齢者すべて
- イ.小児
- ウ.解熱鎮痛薬で喘息発作の既往がある人
- エ.インフルエンザ罹患中の人
正解:ウ.解熱鎮痛薬で喘息発作の既往がある人
解説:アスピリン喘息はNSAIDsで喘息発作既往がある人に多発。一度起きると同種薬剤で再発リスク高。
-
問442.ライ症候群のリスクから15歳未満に使用すべきでない解熱鎮痛成分はどれか。
- ア.アセトアミノフェン
- イ.ロキソプロフェン
- ウ.イブプロフェン
- エ.アスピリン
正解:エ.アスピリン
解説:アスピリンは15歳未満で水痘・インフルエンザ罹患時にライ症候群(脳症・肝障害)リスク。15歳未満禁忌。
-
問443.次のうち、医薬品によるうつ症状の関連薬剤として該当しないものはどれか。
- ア.ビタミンC
- イ.βアドレナリン遮断薬
- ウ.副腎皮質ステロイド
- エ.インターフェロン
正解:ア.ビタミンC
解説:ビタミンCはうつ症状の原因薬剤ではありません。ステロイド・β遮断薬・インターフェロン等が関連。
-
問444.ポリファーマシーの問題点として正しいものはどれか。
- ア.服薬コンプライアンス向上
- イ.相互作用と副作用リスクの増大
- ウ.医療費削減
- エ.治療効果の単純な合算
正解:イ.相互作用と副作用リスクの増大
解説:ポリファーマシー(多剤併用)は相互作用・副作用・服薬コンプライアンス低下のリスクを高めます。高齢者で特に問題化。
-
問445.間質性肺炎を起こしうる漢方処方として知られるものはどれか。
- ア.葛根湯
- イ.芍薬甘草湯
- ウ.小柴胡湯
- エ.麦門冬湯
正解:ウ.小柴胡湯
解説:小柴胡湯は薬剤性間質性肺炎の代表例。インターフェロン併用で特にリスク高となり警告が出ています。
-
問446.医薬品の血液脳関門通過に関係する性質はどれか。
- ア.尿pH
- イ.水溶性
- ウ.タンパク結合率
- エ.脂溶性
正解:エ.脂溶性
解説:血液脳関門は脂溶性分子を通しやすく、脂溶性が高い薬ほど中枢移行しやすい性質があります。
-
問447.NSAIDsによる急性腎障害の機序として正しいものはどれか。
- ア.腎血流維持に重要なプロスタグランジン合成阻害
- イ.腎臓への直接毒性
- ウ.腎結石形成促進
- エ.尿細管細胞の細菌感染
正解:ア.腎血流維持に重要なプロスタグランジン合成阻害
解説:NSAIDsはプロスタグランジン合成を阻害し、腎血流低下→急性腎障害を起こすメカニズム。腎機能低下者・脱水時にリスク高。
-
問448.抗ヒスタミン薬の眠気副作用が特に問題になる行動はどれか。
- ア.睡眠
- イ.自動車運転・機械操作
- ウ.読書
- エ.ストレッチ
正解:イ.自動車運転・機械操作
解説:抗ヒスタミン薬の眠気は自動車運転・機械操作で重大事故のリスク。添付文書で運転禁止が記載されます。
-
問449.医薬品の半減期が長いほど何が起こるか。
- ア.即効性が高い
- イ.効果持続が短い
- ウ.体内に蓄積しやすい
- エ.副作用が出ない
正解:ウ.体内に蓄積しやすい
解説:半減期が長い薬は排泄が遅く体内に蓄積しやすい。服薬間隔・累積効果に注意が必要です。
-
問450.医薬品により幻覚・妄想等の精神症状が現れることがあり、特に高齢者で起こりやすい。
正解:○(正しい)
解説:高齢者は脳の感受性増加・代謝排泄低下のため、医薬品による精神症状(せん妄・幻覚等)リスクが高くなります。
-
問451.医薬品の副作用として、味覚障害・嗅覚障害が起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:抗菌薬・降圧薬・抗精神病薬等で味覚障害(亜鉛代謝阻害等)が起こります。早期気づきで原因薬剤中止が重要。
-
問452.医薬品によるめまい(ふらつき)は、内耳・中枢神経・血圧変動等が原因で起こる。
正解:○(正しい)
解説:めまい原因は多様:抗ヒスタミン薬の中枢抑制、降圧薬の血圧低下、内耳毒性(一部抗菌薬)等。転倒リスクに注意。
-
問453.高齢者では、医薬品による副作用としての転倒リスクが高い。
正解:○(正しい)
解説:高齢者は薬剤性めまい・低血圧・筋力低下等で転倒・骨折リスク増。ベンゾジアゼピン系・抗精神病薬等で特にリスク。
-
問454.医薬品の血液障害(再生不良性貧血・白血球減少等)は、稀ではあるが致命的になりうる重篤な副作用である。
正解:○(正しい)
解説:薬剤性血液障害は頻度低いが重篤。発熱・倦怠感・出血傾向等で疑い、血液検査で確定診断します。
-
問455.小児の発熱時、特に水痘・インフルエンザ罹患時のアスピリン使用はライ症候群(脳症・肝障害)の重大なリスクがある。
正解:○(正しい)
解説:ライ症候群は小児の急性脳症・肝障害を伴う致死的疾患。アスピリン使用と関連が指摘され、15歳未満では禁忌。
-
問456.光線過敏症は、医薬品使用後に日光に当たることで発疹・皮膚炎が起こる副作用である。
正解:○(正しい)
解説:光線過敏症は外用ケトプロフェン・一部の抗菌薬(テトラサイクリン等)で起こりえます。日光暴露を避ける指導が必要。
-
問457.ステロイド外用薬の長期連用は、皮膚疾患の改善のみで副作用はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ステロイド長期連用で「皮膚萎縮・毛細血管拡張・色素脱失等の局所副作用」あり。
-
問458.消化性潰瘍は、ストレス・ピロリ菌感染のほか、NSAIDs等の薬剤性でも起こる。
正解:○(正しい)
解説:消化性潰瘍の原因:ピロリ菌・NSAIDs・ストレス等。NSAIDs連用時は胃粘膜保護剤の併用が推奨されます。
-
問459.医薬品による発汗異常(多汗・無汗)は、自律神経への影響で起こる副作用である。
正解:○(正しい)
解説:抗コリン薬は発汗抑制、SSRI等は発汗増加。体温調節障害につながる場合があり、特に高齢者で注意。
-
問460.次のうち、医薬品による光線過敏症のリスクがある成分はどれか。
- ア.プラセボ
- イ.ビタミンC内服
- ウ.カルシウム製剤
- エ.ケトプロフェン外用薬
正解:エ.ケトプロフェン外用薬
解説:ケトプロフェン外用薬は光線過敏症の典型例。使用部位に直射日光が当たらないよう注意指導が必要です。
-
問461.ステロイド外用薬の局所副作用として正しいものはどれか。
- ア.皮膚萎縮・毛細血管拡張
- イ.皮膚の硬化
- ウ.体毛の消失
- エ.皮膚癌の発生
正解:ア.皮膚萎縮・毛細血管拡張
解説:ステロイド外用薬の長期連用で皮膚萎縮・毛細血管拡張・色素脱失・易感染等が起こります。皮膚癌の直接原因ではありません。
-
問462.医薬品による味覚障害の機序として正しいものはどれか。
- ア.脳の永久損傷
- イ.亜鉛代謝阻害
- ウ.味蕾の物理破壊
- エ.舌の血流停止
正解:イ.亜鉛代謝阻害
解説:医薬品の味覚障害は亜鉛代謝阻害が主機序。降圧薬・抗菌薬・抗精神病薬等で起こります。
-
問463.高齢者で特に注意が必要な医薬品副作用はどれか。
- ア.免疫力過剰増強
- イ.若返り効果
- ウ.転倒・骨折リスク
- エ.体毛増加
正解:ウ.転倒・骨折リスク
解説:高齢者では薬剤性めまい・低血圧で転倒→骨折→寝たきりリスク。多剤併用(ポリファーマシー)で増大します。
-
問464.ライ症候群を予防するため、15歳未満で避けるべき成分はどれか。
- ア.アセトアミノフェン
- イ.ロキソプロフェン
- ウ.イブプロフェン
- エ.アスピリン
正解:エ.アスピリン
解説:アスピリン(アセチルサリチル酸)は15歳未満で水痘・インフルエンザ罹患時にライ症候群リスク。アセトアミノフェンが代替として推奨されます。
-
問465.登録販売者は、第1類医薬品も販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。登録販売者は「第2類・第3類医薬品のみ販売可」(第1類は薬剤師のみ)。
-
問466.薬局は、医薬品の調剤と販売を行う施設であり、開設には都道府県知事の許可が必要である。
正解:○(正しい)
解説:薬局の開設には都道府県知事(保健所設置市は市長、特別区は区長)の許可が必要です。管理者として薬剤師を置かなければなりません。
-
問467.店舗販売業では、要指導医薬品も販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。店舗販売業は「一般用医薬品のリスク区分のみ販売」(要指導は薬局のみ)。
-
問468.要指導医薬品は、インターネット販売も認められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。要指導医薬品は「対面販売のみ」(インターネット販売不可)。
-
問469.指定第2類医薬品は、情報提供場所から30メートル以内に陳列する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。指定第2類は「7メートル以内」(30mではない)。
-
問470.第3類医薬品の販売にあたっては、登録販売者による情報提供の義務はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3類医薬品は積極的な情報提供の「義務」はありませんが、購入者から相談があった場合は情報提供の義務があります。「努力義務」の情報提供です。
-
問471.医薬品容器の法定表示には、製造販売業者の氏名は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品容器・外箱に「製造販売業者の氏名・名称・住所表示」が義務(薬機法)。
-
問472.一般用医薬品の添付文書の記載事項は、法律で定められている。
正解:○(正しい)
解説:添付文書には、用法用量、効能効果、使用上の注意、成分・分量等の記載が医薬品医療機器等法で義務付けられています。
-
問473.配置販売業は、一般用医薬品を配置により販売する業態であり、第1類医薬品も取り扱える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。配置販売業では、経年変化が起こりにくいことなどの条件を満たした第2類・第3類医薬品のみ販売できます。第1類は取り扱えません。
-
問474.医薬部外品は、人体に対する作用が緩和なものであり、医薬品のような効能効果の表示はできない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬部外品は、一定範囲の効能効果(例:殺菌、口臭防止など)の表示が認められています。ただし医薬品ほど強い表現はできません。
-
問475.化粧品は、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増すなどの目的で使用されるものである。
正解:○(正しい)
解説:化粧品は、人体に対する作用が緩和で、清潔・美化・魅力増進・皮膚や毛髪の健やかな保持を目的とするものと定義されています。
-
問476.毒薬は白地に赤枠・赤字、劇薬は黒地に白枠・白字で表示する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。毒薬「黒地に白枠白字」、劇薬「白地に赤枠赤字」(記述が逆)。
-
問477.特定販売(インターネット販売)では、第1類医薬品は販売できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特定販売では「第1類医薬品も販売可」(適切な情報提供等の条件付き)。
-
問478.医薬品の広告において、虚偽・誇大な表示は医薬品医療機器等法で禁止されている。
正解:○(正しい)
解説:医薬品医療機器等法第66条により、虚偽または誇大な広告は禁止されています。違反者には罰則が科せられます。
-
問479.薬局開設者は、毎年、その届出事項に変更がないか確認し、届け出なければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。届出事項に変更があった場合は30日以内に届け出る必要がありますが、変更がなければ毎年届け出る義務はありません。
-
問480.登録販売者試験合格すれば、登録なしで業務に従事できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。試験合格+「販売従事登録」が必要(合格のみでは業務不可)。
-
問481.店舗販売業者は、店舗管理者の氏名を掲示する必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。店舗管理者の氏名は「見やすい場所に掲示」する義務あり。
-
問482.医薬品の販売に際し、購入者が若年者である場合でも、年齢確認を行う義務は法律上ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。濫用のおそれがある医薬品(コデイン含有薬等)については、若年者への販売時に年齢確認等の措置が求められています。
-
問483.行政庁は、薬事に関する法令に違反した薬局等に対して、業務停止命令や許可の取消しを行うことができる。
正解:○(正しい)
解説:都道府県知事等の行政庁は、法令違反のあった薬局・店舗に対し、改善命令・業務停止命令・許可取消し等の行政処分を行えます。
-
問484.医薬品の副作用等の情報は、製造販売業者から厚生労働大臣への報告が義務付けられている。
正解:○(正しい)
解説:製造販売業者は、医薬品の副作用や不具合等の情報を知った場合、定められた期限内に厚生労働大臣に報告する義務があります。
-
問485.医薬品医療機器等法(薬機法)は、医薬品・医療機器等の品質・有効性・安全性の確保を目的とする法律である。
正解:○(正しい)
解説:薬機法(旧薬事法)は、医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器・再生医療等製品の品質、有効性及び安全性の確保等を目的として制定された法律です。
-
問486.店舗販売業の許可は、店舗ごとに都道府県知事(保健所設置市は市長、特別区は区長)が与える。
正解:○(正しい)
解説:店舗販売業の許可は、店舗の所在地を管轄する都道府県知事等が店舗ごとに与えます。複数店舗を営業する場合は、それぞれの店舗について許可を受ける必要があります。
-
問487.店舗管理者は、その店舗の許可を受けた事業者に対して必要な意見を述べなければならない。
正解:○(正しい)
解説:店舗管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないよう、店舗販売業者に対して必要な意見を述べなければならず、店舗販売業者はその意見を尊重しなければなりません。
-
問488.第2類医薬品を販売する際、登録販売者は書面を用いた情報提供を行わなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第2類医薬品の情報提供は「努力義務」であり、書面を用いた情報提供が「義務」とされているのは第1類医薬品と要指導医薬品です。
-
問489.配置販売業者は、医薬品を開封して分割販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。配置販売は「分割販売不可」(封のまま配置)。
-
問490.一般用医薬品の容器に「一般用医薬品」表示は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般用医薬品は「『一般用医薬品』の文字表示が義務」(直接の容器・被包)。
-
問491.第1類医薬品は、購入者が直接手に取れる場所に陳列する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1類は「購入者が直接手に取れない措置」が必要(カウンター内・カギ付き等)。
-
問492.特定販売(インターネット販売)は、届出なしで自由に始められる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特定販売は「届出が必要」(薬機法施行規則)。
-
問493.医薬品広告で、医師が効能効果を保証したかのような表現は認められる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医師等の保証表現は「禁止」(薬機法66条)。誇大広告にあたる。
-
問494.生物由来製品は、感染症リスクがないため流通記録は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。生物由来製品は「流通・使用記録の義務」あり(感染症リスクへの備え)。
-
問495.日本薬局方に収載されている医薬品は、すべて処方箋なしで購入できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。日本薬局方は医薬品の規格基準書であり、収載されている医薬品には医療用医薬品も含まれます。処方箋の要否とは直接関係ありません。
-
問496.医薬品の製造販売業の許可は厚生労働大臣が与えるが、製造業の許可は都道府県知事が与える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品の製造販売業の許可は厚生労働大臣、製造業の許可も厚生労働大臣が与えます。都道府県知事が許可を与えるのは薬局・店舗販売業・配置販売業です。
-
問497.医薬部外品は、品目ごとの承認は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬部外品は「品目ごとに承認」が必要(厚生労働省)。
-
問498.化粧品は、医薬品的な効能効果を標榜することはできない。
正解:○(正しい)
解説:化粧品は、医薬品的な効能効果(「シミが消える」「ニキビが治る」等)を標榜することはできません。認められるのは56項目の効能効果の範囲内です。
-
問499.薬局開設者は、必ず自ら薬剤師でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。薬局開設者は薬剤師でなくてもよく、「管理薬剤師を置けば」開設可(要件あり)。
-
問500.登録販売者の販売従事登録は、試験に合格した都道府県以外の都道府県でも受けることができる。
正解:○(正しい)
解説:販売従事登録は、勤務先の店舗所在地の都道府県知事に申請します。試験の合格地と登録先の都道府県が異なっていても問題ありません。
-
問501.医薬品の個人輸入は、自己使用の場合であっても法的に一切認められていない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。個人が自己使用の目的で一定数量以内の医薬品を輸入することは認められています。ただし、輸入した医薬品を他人に譲渡・販売することは違法です。
-
問502.医薬品副作用被害救済制度の給付には、医療費のみがある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給付は「医療費・医療手当・障害年金・遺族年金等」(医療費のみではない)。
-
問503.行政庁は、医薬品の販売業者が法令に違反した場合、その店舗の構造設備の改善を命じることができる。
正解:○(正しい)
解説:行政庁は、構造設備が基準に適合しない場合、改善命令を出すことができます。そのほか業務停止命令や許可の取消しなどの行政処分も可能です。
-
問504.濫用のおそれがある医薬品の販売時、購入者の年齢・購入目的の確認は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。濫用おそれ医薬品は「年齢・購入目的の確認」が義務(コデイン類等)。
-
問505.医薬品の販売名は、虚偽・誇大でなければ自由に命名できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬品の販売名は、承認審査の対象であり、医薬品としてふさわしい名称でなければなりません。既存の医薬品と紛らわしい名称や、効能効果を暗示するような不適切な名称は認められません。
-
問506.店舗販売業者は、登録販売者に研修を受けさせる義務はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。研修義務「あり」(外部・内部研修受講で資質維持)。
-
問507.一般用医薬品のリスク区分と情報提供に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.第1類医薬品の書面による情報提供は努力義務である
- イ.指定第2類医薬品は第1類医薬品と同じ販売規制を受ける
- ウ.第2類医薬品は購入者から相談がなくても積極的に情報提供する義務がある
- エ.第3類医薬品であっても購入者から相談があった場合は情報提供が義務である
正解:エ.第3類医薬品であっても購入者から相談があった場合は情報提供が義務である
解説:第3類医薬品は販売時の積極的情報提供は努力義務ですが、購入者から相談があった場合の情報提供は義務です。第1類の情報提供は義務(努力義務ではない)です。
-
問508.店舗販売業に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.許可の有効期間は10年である
- イ.調剤を行うことはできない
- ウ.店舗管理者は薬剤師または登録販売者でなければならない
- エ.薬剤師がいなくても第2類・第3類医薬品は販売できる
正解:ア.許可の有効期間は10年である
解説:店舗販売業の許可の有効期間は6年です。許可の更新を怠ると失効します。他の選択肢はいずれも正しい記述です。
-
問509.医薬品の表示に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.使用期限の表示は第1類医薬品のみに義務付けられている
- イ.第2類医薬品には「2」の数字を枠囲みで記載する
- ウ.第3類医薬品にはリスク区分の表示は不要である
- エ.要指導医薬品には「要指導医薬品」の文字を記載しなくてよい
正解:イ.第2類医薬品には「2」の数字を枠囲みで記載する
解説:第2類医薬品には「2」の数字を枠の中に表示します。指定第2類医薬品は「2」の文字を枠の中に表示します。すべての医薬品に使用期限・リスク区分の表示が必要です。
-
問510.特定販売(インターネット販売)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.要指導医薬品は特定販売できない
- イ.ホームページに店舗の外観の写真を表示しなければならない
- ウ.薬剤師がいなくても第1類医薬品を特定販売できる
- エ.注文を受けてから遅滞なく発送しなければならない
正解:ウ.薬剤師がいなくても第1類医薬品を特定販売できる
解説:第1類医薬品のインターネット販売であっても、薬剤師による情報提供が必要です。薬剤師がいない場合に第1類医薬品を販売することはできません。
-
問511.医薬品の広告に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.一般用医薬品の広告には効能効果を一切記載できない
- イ.医薬品の購入を促す懸賞や景品の提供は一切禁止されている
- ウ.広告の規制は製造販売業者にのみ適用される
- エ.未承認の医薬品の広告は薬機法で禁止されている
正解:エ.未承認の医薬品の広告は薬機法で禁止されている
解説:薬機法第68条により、未承認の医薬品の広告は禁止されています。一般用医薬品は承認された範囲での効能効果の広告が可能であり、広告規制は何人にも適用されます。
-
問512.毒薬・劇薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.劇薬を一般の人に販売する際は、品名・数量・使用目的等を記載した書類の交付を受ける
- イ.毒薬は白地に赤枠・赤字で表示する
- ウ.毒薬・劇薬は一般用医薬品としても販売されている
- エ.毒薬・劇薬の保管に施錠は不要である
正解:ア.劇薬を一般の人に販売する際は、品名・数量・使用目的等を記載した書類の交付を受ける
解説:劇薬を一般の人に販売する際は、品名・数量・使用目的・購入者の住所氏名・年月日を記載した書類に署名または記名押印させなければなりません。毒薬・劇薬は一般用医薬品にはありません。
-
問513.医薬品副作用被害救済制度に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.PMDAが救済給付の事務を行っている
- イ.製造販売業者の過失が認められた場合にのみ給付される
- ウ.殺虫剤・殺鼠剤による健康被害は対象外である
- エ.一般用医薬品の副作用による健康被害も給付の対象となる
正解:イ.製造販売業者の過失が認められた場合にのみ給付される
解説:医薬品副作用被害救済制度は、製造販売業者の過失の有無にかかわらず給付されます(無過失責任)。適正使用にもかかわらず副作用被害が生じた場合の救済制度です。
-
問514.登録販売者の資質向上に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.外部研修は5年に1回受講すればよい
- イ.外部研修は店舗販売業者が費用を負担する義務はない
- ウ.登録販売者は毎年度、店舗販売業者が行う研修を受けなければならない
- エ.研修を受けなくても罰則はないため、受講は任意である
正解:ウ.登録販売者は毎年度、店舗販売業者が行う研修を受けなければならない
解説:登録販売者は、毎年度、店舗販売業者等が行う外部研修(継続的研修)を受けなければなりません。これは薬機法施行規則で義務付けられています。
-
問515.店舗販売業は、店舗において一般用医薬品を販売する業態であり、処方箋に基づく調剤は行えない。
正解:○(正しい)
解説:店舗販売業は一般用医薬品の販売に限られ、処方箋に基づく調剤は薬局のみに認められた業務です。店舗販売業では調剤を行うことはできません。
-
問516.配置販売業は、一般用医薬品を購入者の居宅等に配置して販売する業態であり、配置後に代金を回収する先用後利の販売形態をとる。
正解:○(正しい)
解説:配置販売業は「先用後利」(先に使用させ、使用した分だけ後から代金を受け取る)という独自の販売形態です。配置できるのは経年変化が起こりにくい第2類・第3類医薬品に限られます。
-
問517.配置販売業者は、第1類医薬品を含むすべてのリスク区分の一般用医薬品を配置販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。配置販売業で取り扱えるのは第2類・第3類医薬品のみです。第1類医薬品は配置販売できません。また、要指導医薬品も配置販売の対象外です。
-
問518.薬局製造販売医薬品は、全国どこの薬局でも販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。薬局製造販売医薬品は「当該薬局でのみ」販売可(他薬局では販売不可)。
-
問519.薬局製造販売医薬品は、他の薬局や店舗販売業者に卸売りすることができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。薬局製造販売医薬品は当該薬局においてのみ販売・授与できるものであり、他の薬局や販売業者への卸売りは認められていません。
-
問520.特定販売(インターネット販売)では、実店舗に貯蔵・陳列している一般用医薬品のみを販売できる。
正解:○(正しい)
解説:特定販売で販売できるのは、その店舗に貯蔵・陳列している一般用医薬品に限られます。実店舗にない医薬品をネット上だけで販売することはできません。
-
問521.特定販売を行うホームページには、店舗の外観写真や勤務する登録販売者の氏名等を表示しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:特定販売のホームページには、薬局又は店舗の主要構造の外観写真、一般用医薬品の陳列状況の写真、勤務する薬剤師・登録販売者の氏名等の情報を表示しなければなりません。
-
問522.毒物劇物取締法は、医薬品も規制対象とする法律である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。毒物劇物取締法は「医薬品以外の毒物・劇物」が規制対象(医薬品は対象外)。
-
問523.毒物劇物取締法では、年齢に関係なく毒物・劇物を販売できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「18歳未満には販売してはならない」(毒劇物取締法)。
-
問524.一般用医薬品のリスク区分が変更された場合、製造販売業者は速やかにパッケージの表示を変更しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:リスク区分が変更された場合、製造販売業者は直接の容器・被包の表示を変更する必要があります。経過措置期間内に新しい表示への切り替えが求められます。
-
問525.リスク区分が変更された医薬品について、変更前の旧区分の在庫品は直ちに販売禁止となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リスク区分が変更された場合でも、通常は一定の経過措置期間が設けられ、旧表示の在庫品も期間内は販売が認められます。ただし、新しい区分に基づく取り扱いが必要です。
-
問526.都道府県知事は、薬事監視員に薬局や店舗販売業の施設への立入検査を行わせることができる。
正解:○(正しい)
解説:薬機法に基づき、都道府県知事は薬事監視員に薬局・店舗販売業等の施設に立ち入り、帳簿・書類・医薬品等を検査させ、関係者に質問させることができます。
-
問527.行政庁による業務停止命令は、必ず裁判所の許可を得てから発出される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。業務停止命令は行政処分であり、都道府県知事等の行政庁の権限で発出されます。裁判所の許可は必要ありません。処分に不服がある場合は行政不服審査法による審査請求が可能です。
-
問528.厚生労働大臣は、医薬品の安全性に関する緊急命令として、製造販売業者に販売の一時停止を命じることができる。
正解:○(正しい)
解説:厚生労働大臣は、保健衛生上の危害の発生・拡大を防止するため、緊急の必要がある場合には、製造販売業者に対し販売の一時停止その他の必要な応急措置を命じることができます。
-
問529.店舗販売業と配置販売業の両方の許可を受けている場合、配置販売業の品目として第1類医薬品を取り扱うことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。配置販売業で取り扱える医薬品は第2類・第3類に限られ、店舗販売業の許可も持っていても配置販売として第1類を配置することはできません。業態ごとの規制が適用されます。
-
問530.特定販売においても、要指導医薬品は販売することができない。
正解:○(正しい)
解説:要指導医薬品は対面での情報提供・指導が義務付けられているため、インターネットによる特定販売は認められていません。
-
問531.管理薬剤師が不在のときも、一般用医薬品の販売を継続できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。管理薬剤師不在時は「販売継続不可」(管理体制保持義務)。
-
問532.医薬品の製造販売後安全管理の基準として、GVP(Good Vigilance Practice)が定められている。
正解:○(正しい)
解説:GVP(医薬品の製造販売後安全管理の基準)は、製造販売業者が市販後の副作用情報の収集・評価・報告等を適切に行うための基準です。安全対策の実施体制を定めています。
-
問533.登録販売者は、薬剤師と同様に調剤業務を行うことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。調剤は薬剤師のみに認められた業務であり、登録販売者は調剤を行うことができません。登録販売者の業務は第2類・第3類医薬品の販売と情報提供に限られます。
-
問534.行政庁は、不良医薬品や不正表示医薬品を発見した場合、その製品の回収を命じることができる。
正解:○(正しい)
解説:行政庁は薬機法に基づき、不良医薬品や虚偽・誇大な表示のある医薬品について、廃棄、回収その他公衆衛生上の危険の発生を防止するために必要な措置を命じることができます。
-
問535.医薬品の製造販売後調査の基準として、GPSP(Good Post-marketing Study Practice)が定められている。
正解:○(正しい)
解説:GPSP(医薬品の製造販売後の調査及び試験の実施の基準)は、市販後の使用成績調査や製造販売後臨床試験を適切に実施するための基準で、有効性・安全性の継続的な確認を目的としています。
-
問536.店舗販売業と配置販売業の違いに関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.配置販売業は第1類医薬品を含むすべての一般用医薬品を販売できる
- イ.店舗販売業は処方箋に基づく調剤も行える
- ウ.店舗販売業の許可は厚生労働大臣が与える
- エ.配置販売業は先用後利の販売形態をとる
正解:エ.配置販売業は先用後利の販売形態をとる
解説:配置販売業は「先に使用させ、後から使用した分の代金を受け取る」先用後利の独自の販売形態をとります。第1類医薬品は取り扱えず、調剤は薬局のみ、店舗販売業の許可は都道府県知事が与えます。
-
問537.薬局製造販売医薬品に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.当該薬局においてのみ販売が認められている
- イ.他の薬局に卸売りすることが認められている
- ウ.どの薬局でも自由に製造販売できる
- エ.製造に関する基準や許可は不要である
正解:ア.当該薬局においてのみ販売が認められている
解説:薬局製造販売医薬品は、薬局開設者が自局の設備で製造し、当該薬局においてのみ販売・授与できます。厚生労働大臣の定める基準に適合する必要があり、他薬局への卸売りは不可です。
-
問538.毒物及び劇物取締法に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.医薬品も毒物劇物取締法の規制対象に含まれる
- イ.毒物・劇物の販売には都道府県知事への登録が必要である
- ウ.毒物・劇物は年齢に関係なく誰でも購入できる
- エ.毒物劇物取締法は薬機法の一部である
正解:イ.毒物・劇物の販売には都道府県知事への登録が必要である
解説:毒物・劇物の販売業を営むには、店舗ごとに都道府県知事への登録が必要です。医薬品は毒劇法の対象外、18歳未満への販売は禁止、毒劇法と薬機法は別の法律です。
-
問539.リスク区分が変更された際の措置に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.旧区分の在庫品は直ちにすべて廃棄しなければならない
- イ.リスク区分の変更はパッケージ表示に影響しない
- ウ.変更後は新しい区分に応じた情報提供と陳列が必要となる
- エ.販売側に特段の対応は求められない
正解:ウ.変更後は新しい区分に応じた情報提供と陳列が必要となる
解説:リスク区分が変更された場合、販売店は新しい区分に応じた情報提供の方法と陳列場所の変更が必要です。通常は経過措置期間が設けられ、旧表示品の即時廃棄は不要です。
-
問540.行政庁の監視指導に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.薬事監視員は薬局等に立ち入り検査を行うことができる
- イ.行政庁は法令違反者に業務停止命令を出すことができる
- ウ.行政庁は不良医薬品の回収を命じることができる
- エ.業務停止命令は裁判所の許可を得なければ発出できない
正解:エ.業務停止命令は裁判所の許可を得なければ発出できない
解説:業務停止命令は行政処分であり、行政庁の権限で発出されます。裁判所の許可は不要です。不服がある場合は行政不服審査法に基づく審査請求が可能です。
-
問541.配置販売業に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ア.配置販売業者は医薬品を開封して分割販売できる
- イ.配置販売業者は配置する区域を届け出なければならない
- ウ.配置販売業の許可は都道府県知事が与える
- エ.配置する医薬品は経年変化が起こりにくいことが要件の一つである
正解:ア.配置販売業者は医薬品を開封して分割販売できる
解説:配置販売業では医薬品を開封して分割販売することは認められていません。配置薬は個々の容器のままで配置する必要があります。
-
問542.医薬品の製造販売後の安全管理に関する基準の組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.GVP──製造管理基準、GPSP──品質管理基準
- イ.GVP──製造販売後の安全管理基準、GPSP──製造販売後の調査・試験基準
- ウ.GVP──非臨床試験基準、GPSP──臨床試験基準
- エ.GVP──広告基準、GPSP──表示基準
正解:イ.GVP──製造販売後の安全管理基準、GPSP──製造販売後の調査・試験基準
解説:GVP(Good Vigilance Practice)は製造販売後の安全管理基準、GPSP(Good Post-marketing Study Practice)は製造販売後の調査及び試験の基準であり、いずれも市販後の安全対策に関する基準です。
-
問543.特定販売で販売可能な医薬品の範囲に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ア.要指導医薬品を含むすべての医薬品が販売可能
- イ.第1類医薬品はインターネットでは販売できない
- ウ.一般用医薬品(第1類〜第3類)が販売可能で要指導医薬品は不可
- エ.第3類医薬品のみが特定販売の対象である
正解:ウ.一般用医薬品(第1類〜第3類)が販売可能で要指導医薬品は不可
解説:特定販売では一般用医薬品の全リスク区分(第1類・第2類・第3類)を販売できますが、要指導医薬品は対面販売が義務のため特定販売の対象外です。
-
問544.医薬品の販売従事者は、消費者からの相談に対して情報提供を行う義務がある。
正解:○(正しい)
解説:薬剤師・登録販売者は購入者からの相談に応じて適切な情報提供を行う義務(医薬品医療機器等法36条の10)があります。
-
問545.一般用医薬品の販売従事者は、薬局・店舗内での名札着用が義務付けられている。
正解:○(正しい)
解説:名札に「薬剤師」「登録販売者」「一般従事者」の区別を明示する義務があります。
-
問546.副作用報告制度は、医薬関係者への任意報告制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。医薬関係者の副作用報告は「努力義務」(任意ではない、薬機法)。
-
問547.製造販売業者は、自社製品で重篤な副作用が発生した場合、所定の期間内に厚生労働大臣に報告する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:製造販売業者の副作用報告は法定義務。重篤な副作用は15日以内、その他は30日以内等の期限が定められています。
-
問548.医薬品の添付文書は、最低限「商品名・薬効分類・形状」「成分・分量」「効能・効果」「用法・用量」「使用上の注意」を記載しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:添付文書の法定記載事項は厚生労働省令で詳細に規定されています。これらは購入者の適正使用に不可欠な情報です。
-
問549.添付文書の「使用上の注意」は、「してはいけないこと」のみで構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。使用上の注意は「してはいけないこと・相談すること・その他の注意」の3区分。
-
問550.医薬品の不良品(異物混入・変質等)が発見された場合、販売者は速やかに販売停止・回収等の措置をとる必要がある。
正解:○(正しい)
解説:不良医薬品は販売停止・回収・廃棄等の適切な措置が必要。製造販売業者・販売業者の双方に責任があります。
-
問551.医薬品の販売広告は、虚偽・誇大な表現でなければ承認された効能効果以外の表示も認められる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。承認された効能効果以外の表示は禁止です。承認外効能の表示は虚偽・誇大広告として違法となります。
-
問552.医薬品医療機器等法に違反した販売者には、業務停止命令・許可取消し等の行政処分が科される場合がある。
正解:○(正しい)
解説:法令違反には立入検査・改善命令・業務停止・許可取消し等の段階的な行政処分があります。
-
問553.医薬部外品の販売には、特別な許可は必要ないが、製造販売には許可が必要である。
正解:○(正しい)
解説:医薬部外品は薬局・薬店以外でも自由に販売可能ですが、製造販売には製造販売業の許可が必要です。
-
問554.化粧品の販売は許可制であり、誰でも自由に販売はできない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。化粧品の販売は「特別な許可不要」(製造販売には許可必要)。
-
問555.医薬品の容器・外箱表示で、「指定第2類医薬品」は枠で囲った「2」の文字で表示する。
正解:○(正しい)
解説:指定第2類医薬品は通常の第2類より注意喚起のため、枠囲みの「2」(または⊕等の記号)で表示されます。
-
問556.医薬品の販売記録は、すべての医薬品について義務付けられている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。販売記録は「特定の医薬品(要指導・第1類等)のみ」義務(全部ではない)。
-
問557.濫用等のおそれのある医薬品(コデイン類等)の販売は、原則として1人1個に制限される。
正解:○(正しい)
解説:指定濫用防止医薬品(コデイン類等)は購入数量が制限される。18歳未満は原則1箱(小容量)のみで、複数個・大容量は購入理由の確認が必要(2026年5月施行の改正薬機法)。
-
問558.医薬品の輸入・販売を行うには、製造販売業の許可が必要である。
正解:○(正しい)
解説:医薬品の製造販売・輸入販売には、それぞれ製造販売業(厚労大臣)・販売業(都道府県知事)の許可が必要です。
-
問559.配置販売業の配置員は、身分証明書の携帯義務はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。配置員は「都道府県知事の身分証明書携帯義務」あり。
-
問560.医薬品リスク管理計画(RMP)は、新医薬品の販売後の安全性監視のために製造販売業者が作成する計画である。
正解:○(正しい)
解説:RMPはRisk Management Planの略。新薬発売後のリスク評価・最小化計画で、PMDA・医療関係者と共有されます。
-
問561.緊急安全性情報(イエローレター)は、医薬品の重篤な副作用情報等を医療関係者に緊急に通知するための文書である。
正解:○(正しい)
解説:イエローレター(緊急安全性情報)は、厚生労働省の指示または製造販売業者の自主的決定に基づき、製造販売業者が作成・配布する文書。医療関係者に対し緊急対応が必要な安全性情報を伝達する。
-
問562.医薬品の店舗販売業の許可は、都道府県知事が行う(保健所設置市・特別区はその長)。
正解:○(正しい)
解説:店舗販売業・配置販売業の許可は都道府県知事(保健所設置市の市長または特別区の区長の場合あり)が行います。
-
問563.副作用情報の収集と分析は、製造販売業者と独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が連携して実施する。
正解:○(正しい)
解説:PMDA は副作用報告の窓口・分析機関。製造販売業者と連携して安全性情報を収集・整理し、行政処分の判断材料として厚労省に提供します。
-
問564.医薬品の濫用等のおそれのある成分として誤っているものはどれか。
- ア.エフェドリン
- イ.コデイン
- ウ.パラセタモール(アセトアミノフェン)
- エ.ジヒドロコデイン
正解:ウ.パラセタモール(アセトアミノフェン)
解説:パラセタモール(アセトアミノフェン)は濫用懸念薬には該当しません。エフェドリン・コデイン類は濫用懸念で販売数量制限あり。
-
問565.次のうち、医薬品の販売従事者の名札に表示すべきものはどれか。
- ア.販売実績
- イ.住所と電話番号
- ウ.出身大学
- エ.資格区分(薬剤師・登録販売者・一般従事者)
正解:エ.資格区分(薬剤師・登録販売者・一般従事者)
解説:名札には資格区分の表示が義務付けられています。住所等のプライバシー情報は表示不要です。
-
問566.緊急安全性情報(イエローレター)の発出主体はどこか。
- ア.製造販売業者(厚生労働省の指示等に基づく)
- イ.消費者庁
- ウ.都道府県薬務課
- エ.日本薬剤師会
正解:ア.製造販売業者(厚生労働省の指示等に基づく)
解説:緊急安全性情報は、厚生労働省の指示または製造販売業者の自主的決定に基づき、製造販売業者が作成・配布する。PMDAは情報伝達(PMDAメディナビ等)を担うが、作成・配布の主体は製造販売業者である。
-
問567.医薬品の苦情処理について、薬局・薬店が一義的に対応すべきものはどれか。
- ア.効能効果に関する個人的不満
- イ.品質に関する苦情
- ウ.製造販売業者への直接連絡
- エ.法令違反の通報先選定
正解:イ.品質に関する苦情
解説:薬局・薬店は購入者からの一次窓口として品質苦情等を受け付け、必要に応じて製造販売業者・行政機関に連絡します。
-
問568.次のうち、医薬品の不良品が発見された場合の販売者の対応として誤っているものはどれか。
- ア.販売停止
- イ.回収
- ウ.次回購入時に新品と交換すれば対応終了
- エ.PMDA等への報告
正解:ウ.次回購入時に新品と交換すれば対応終了
解説:不良品は単なる交換では対応不十分。販売停止・回収・行政報告が法令上必要です。
-
問569.次の医薬品リスク区分のうち、薬剤師による情報提供が義務付けられているものはどれか。
- ア.指定第2類医薬品
- イ.第2類医薬品
- ウ.第3類医薬品
- エ.要指導医薬品・第1類医薬品
正解:エ.要指導医薬品・第1類医薬品
解説:要指導・第1類は薬剤師による情報提供が義務(第1類は書面交付)。第2・3類は薬剤師または登録販売者で、第3類は努力義務にとどまります。
-
問570.次のうち、医薬品医療機器等法上の医薬品の定義に該当しないものはどれか。
- ア.おもちゃ(医薬品的効能を標榜しない)
- イ.人または動物の疾病の診断・治療等を目的とした物
- ウ.日本薬局方収載品
- エ.人または動物の身体の構造・機能に影響を及ぼすことが目的とされている物
正解:ア.おもちゃ(医薬品的効能を標榜しない)
解説:おもちゃは医薬品ではありません。日本薬局方収載品・診断治療目的の物・身体構造機能影響を目的の物が医薬品の定義です。
-
問571.医薬品の製造販売後調査について正しいものはどれか。
- ア.医療用医薬品のみが対象
- イ.一般用医薬品も対象になる場合がある
- ウ.製造販売後3年で終了
- エ.国が直接調査する
正解:イ.一般用医薬品も対象になる場合がある
解説:製造販売後調査(PMS)は新医薬品全般が対象で、一般用も再審査期間中は調査されます。製造販売業者が実施します。
-
問572.次のうち、配置販売業に関する記述として誤っているものはどれか。
- ア.配置員は都道府県知事の身分証携帯義務
- イ.使用期限を超過した薬は配置できない
- ウ.一般用医薬品全リスク区分を取扱える
- エ.対面販売義務がある
正解:ウ.一般用医薬品全リスク区分を取扱える
解説:配置販売業は経年変化の少ない医薬品に限定されており、第1類など一部医薬品の配置は実質困難です。すべてのリスク区分は取扱えません。
-
問573.医薬品医療機器等法の目的は、保健衛生の向上に必要な規制と、医薬品等の品質・有効性・安全性の確保等である。
正解:○(正しい)
解説:薬機法(医薬品医療機器等法)第1条に目的が明記されています。保健衛生向上が最終目的、品質・有効性・安全性の確保が手段。
-
問574.医薬品販売業の許可は、許可を受けた事業所外でも営業可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。許可は「事業所の所在地以外では営業不可」(許可は所在地特定)。
-
問575.医薬品の分割販売とは、購入者の求めに応じて医薬品を分けて販売することで、薬局・店舗販売業のいずれも実施できる。
正解:○(正しい)
解説:分割販売(小分け販売)は薬機法令上、薬局・店舗販売業で認められた行為。ただし販売記録・表示の追加義務があります。
-
問576.配置販売業では、医薬品の分割販売は認められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。配置販売は「分割販売不可」(封のまま配置のみ)。
-
問577.医薬品の特定販売(インターネット販売)では、要指導医薬品は販売できない。
正解:○(正しい)
解説:要指導医薬品は対面販売(対面情報提供)が義務付けられており、特定販売(ネット)では取扱不可です。
-
問578.特定販売を行う場合、薬局・店舗の設備・営業時間等の情報をホームページに表示する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:特定販売はホームページに薬剤師・登録販売者の情報、営業時間、店舗写真等を表示する義務(透明性確保)。
-
問579.医薬品の店舗販売業の構造設備基準には、要指導医薬品・第1類医薬品の陳列場所の規定が含まれる。
正解:○(正しい)
解説:要指導・第1類は購入者が直接手に取れない陳列(カウンター内・施錠等)が義務。第2・3類は通常陳列OK。
-
問580.都道府県知事は、医薬品の販売業者に対し、立入検査・収去(サンプル採取)を行う権限がある。
正解:○(正しい)
解説:薬機法69条で都道府県知事(および権限委任を受けた市区長)に立入検査・収去・帳簿閲覧の権限が認められています。
-
問581.医薬品の販売業者が法令違反を行った場合、業務停止命令・許可取消し等の行政処分が科される。
正解:○(正しい)
解説:法令違反には改善命令→業務停止→許可取消し等の段階的行政処分があり、悪質な場合は刑事告発もあります。
-
問582.医薬品の容器・外箱の表示は、すべて日本語でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。日本国内流通品は日本語表示が原則ですが、輸出向け等で英語等の併記もあります。法定表示は日本語必須。
-
問583.一般用医薬品の添付文書は、最新の安全性情報を反映するため、随時改訂される。
正解:○(正しい)
解説:添付文書は新たな副作用情報・相互作用情報等を反映して随時改訂。販売者は最新版で情報提供する責任があります。
-
問584.医薬品リスク管理計画(RMP)は、新医薬品の市販後に作成・実施される計画である。
正解:○(正しい)
解説:RMPは新薬の承認時に作成され、市販後の安全性情報収集・リスク最小化策を含む計画です。
-
問585.不良医薬品の流通を発見した場合、製造販売業者・薬局等は厚生労働大臣に報告する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:不良品(異物混入・変質・偽造品等)は薬機法に基づき、関係者から厚労大臣(PMDA経由)への報告義務があります。
-
問586.医薬品の収去(サンプル採取)は、無償で実施される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。収去は「買い上げ(有償)」形式で実施(無償ではない)。
-
問587.医薬品の苦情対応は、薬局・薬店が一次的に対応し、必要に応じて行政・製造販売業者に連絡する。
正解:○(正しい)
解説:消費者の苦情・相談は薬局・薬店が一次窓口。原因・対応によっては製造販売業者・自治体・PMDA等に連絡します。
-
問588.業務停止命令を受けた業者は、停止期間中の給与支払義務がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。業務停止中も「従業員への給与支払義務」あり(労働法上、業者責任)。
-
問589.医薬品の試験販売(治験)は、薬機法上の販売行為とは別の規制(GCP等)が適用される。
正解:○(正しい)
解説:治験はGCP(Good Clinical Practice)等の臨床試験規則で規制され、薬機法とは別枠の運用となります。
-
問590.一般用医薬品の販売者は、医薬品の使用方法等に関する情報を購入者に分かりやすく提供する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:薬機法36条の10で、薬剤師・登録販売者は購入者への適切な情報提供義務が規定されています。
-
問591.医薬品の容器・外箱には、製造販売業者の氏名(または名称)と住所を表示する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:製造販売業者の表示は法定義務。万が一の問題発生時の責任所在を明確にするためです。
-
問592.医薬品リスク管理計画(RMP)の内容は、PMDAウェブサイトで公開される。
正解:○(正しい)
解説:RMPの概要はPMDAウェブで公開され、医療関係者・一般公衆がアクセスできます。透明性確保のため。
-
問593.次のうち、医薬品の特定販売(ネット販売)で取扱可能なものはどれか。
- ア.一般用医薬品(要指導以外)
- イ.要指導医薬品
- ウ.医療用医薬品
- エ.麻薬
正解:ア.一般用医薬品(要指導以外)
解説:特定販売は一般用医薬品(要指導以外=第1類・第2類・第3類)のみ取扱可。要指導は対面義務、医療用は処方箋必須。
-
問594.医薬品の店舗販売業で要指導医薬品を陳列する方法として正しいものはどれか。
- ア.購入者が自由に手に取れる陳列
- イ.カウンター内・施錠等で購入者が直接手に取れない陳列
- ウ.シェルフの最上段
- エ.すべて店外陳列
正解:イ.カウンター内・施錠等で購入者が直接手に取れない陳列
解説:要指導・第1類は購入者が直接手に取れない陳列が義務(カウンター内・施錠等)。薬剤師の対面販売・情報提供が前提。
-
問595.次のうち、医薬品の分割販売で必須の表示事項はどれか。
- ア.分割販売者の年齢
- イ.分割した日時のみ
- ウ.分割販売者の住所と連絡先
- エ.分割販売の理由
正解:ウ.分割販売者の住所と連絡先
解説:分割販売には分割販売者(薬局・店舗販売業者)の名称・住所・連絡先等の表示が義務。トレーサビリティ確保のため。
-
問596.医薬品の販売業に関する立入検査の権限を有するのは誰か。
- ア.消費者庁長官
- イ.保健所所長のみ
- ウ.日本薬剤師会会長
- エ.都道府県知事(権限委任の市長等)
正解:エ.都道府県知事(権限委任の市長等)
解説:立入検査は都道府県知事(または権限委任を受けた保健所設置市の市長・特別区の区長)の権限です。
-
問597.次のうち、医薬品医療機器等法(薬機法)の目的に含まれないものはどれか。
- ア.製造販売業者の利益最大化
- イ.保健衛生の向上
- ウ.研究開発の促進
- エ.品質・有効性・安全性の確保
正解:ア.製造販売業者の利益最大化
解説:製造販売業者の利益最大化は薬機法の目的ではありません。品質・安全性・保健衛生・研究開発促進が目的です。
-
問598.医薬品の販売業者が法令違反した場合の行政処分の段階として正しいものはどれか。
- ア.即座に許可取消し
- イ.改善命令→業務停止→許可取消し
- ウ.罰金のみ
- エ.行政処分はない
正解:イ.改善命令→業務停止→許可取消し
解説:行政処分は段階的に:改善命令→業務停止命令→許可取消し。悪質な場合や違反程度に応じて段階を飛ばすこともあります。
-
問599.医薬品の収去(行政サンプル採取)に関する正しい記述はどれか。
- ア.無償の押収である
- イ.事業者が任意に提供できる
- ウ.適正対価を支払う買い上げ形式
- エ.購入者の同意が必要
正解:ウ.適正対価を支払う買い上げ形式
解説:収去は適正対価を支払う買い上げ形式で行われます(事業者の任意ではなく強制権あり)。
-
問600.医薬品の特定販売(ネット販売)で必須のホームページ表示事項として誤っているものはどれか。
- ア.店舗の写真
- イ.薬剤師・登録販売者の氏名
- ウ.営業時間
- エ.製造販売業者の決算書
正解:エ.製造販売業者の決算書
解説:決算書の表示は不要。店舗写真・販売従事者情報・営業時間・連絡先・取扱医薬品リスク区分等が法定表示事項です。
-
問601.医薬品の許可制度として正しい組合せはどれか。
- ア.薬局・店舗販売業 - 都道府県知事許可
- イ.製造販売業 - 都道府県知事許可
- ウ.医療機器販売業 - 厚労大臣許可
- エ.化粧品製造業 - 不要
正解:ア.薬局・店舗販売業 - 都道府県知事許可
解説:薬局・店舗販売業・配置販売業は都道府県知事許可。製造販売業は厚労大臣許可。化粧品製造業は地方厚生局長許可。
-
問602.医薬品リスク管理計画(RMP)の概要はどこで公開されているか。
- ア.製造販売業者の社内ウェブのみ
- イ.PMDAウェブサイト
- ウ.日本薬剤師会会員専用サイト
- エ.公開されていない
正解:イ.PMDAウェブサイト
解説:RMP概要はPMDAウェブで公開され、医療関係者・一般がアクセス可能。透明性確保のためです。
-
問603.濫用等のおそれのある医薬品の販売時、購入者の年齢確認・購入数量制限・他店での購入状況確認が必要である。
正解:○(正しい)
解説:指定濫用防止医薬品の販売時は年齢確認・他店購入有無・数量の確認が必要。18歳未満は原則1箱、複数個・大容量は購入理由の確認が必要(2026年5月施行の改正薬機法)。
-
問604.指定第2類医薬品は、情報提供の場所から7メートル以内の範囲に陳列する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:指定第2類は通常の第2類より注意喚起のため、相談カウンターから7m以内陳列が法定義務。
-
問605.薬剤師は、要指導医薬品の販売時に、書面(または電磁的記録)による情報提供義務がある。
正解:○(正しい)
解説:要指導・第1類は薬剤師による書面情報提供が義務。電子データでの提供も認められます。
-
問606.医薬品の販売時、購入者からの質問・相談に対して、適切な対応ができるよう設備・体制を整える義務がある。
正解:○(正しい)
解説:薬機法では情報提供のための設備(相談カウンター等)・人員配置(薬剤師・登録販売者)の確保が義務付けられます。
-
問607.医薬品の店舗管理者は、薬剤師または登録販売者でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:店舗管理者の資格要件:薬剤師(要指導・第1類取扱い必要時)または所定要件を満たす登録販売者(第2・3類のみの店舗)。
-
問608.配置販売業の許可は、配置を行う区域の都道府県知事から受ける必要がある。
正解:○(正しい)
解説:配置販売業は配置区域の都道府県ごとに許可が必要。複数県で配置するには各県の許可が必要です。
-
問609.医薬品の小分け販売(個別の容器詰替え販売)は、薬局・店舗販売業のいずれも認められない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。分割販売(小分け販売)は薬局・店舗販売業で認められた行為。配置販売業のみ不可です。
-
問610.特定医薬品の販売記録の保存期間は5年間である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。販売記録の保存期間は「2年間」(特定医薬品要指導・第1類等)。
-
問611.医薬品の苦情を受けた薬局・薬店は、製造販売業者および都道府県知事に報告する義務がある場合がある。
正解:○(正しい)
解説:重大な苦情(健康被害・偽造品疑い等)は製造販売業者・行政への報告義務があります。
-
問612.医薬品医療機器等法上の「医薬品」には、機械器具も含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「医薬品」と「医療機器」は別概念(機械器具は医療機器、両者を医薬品医療機器等法で別規定)。
-
問613.濫用等のおそれのある医薬品の販売時の必須確認事項として誤っているものはどれか。
- ア.購入者の年齢
- イ.購入者の住所
- ウ.他店での購入状況
- エ.購入数量
正解:イ.購入者の住所
解説:住所確認は必須ではありません。年齢・他店購入有無・購入数量制限が法定確認事項です。
-
問614.指定第2類医薬品の陳列条件として正しいものはどれか。
- ア.店舗外陳列
- イ.要指導と同じく施錠陳列
- ウ.情報提供場所から7m以内
- エ.陳列場所制限なし
正解:ウ.情報提供場所から7m以内
解説:指定第2類は情報提供場所(カウンター)から7m以内の陳列が義務。要指導・第1類より緩いが第2類より厳しい規制。
-
問615.次のうち、薬剤師でなければ販売できない医薬品はどれか。
- ア.第3類医薬品
- イ.指定第2類医薬品
- ウ.医薬部外品
- エ.要指導医薬品・第1類医薬品
正解:エ.要指導医薬品・第1類医薬品
解説:要指導・第1類は薬剤師のみが販売可。第2・3類は登録販売者も販売可、医薬部外品は誰でも販売可。
-
問616.医薬品の店舗管理者の資格要件として正しいものはどれか。
- ア.薬剤師または所定要件を満たす登録販売者
- イ.誰でも可
- ウ.医師のみ
- エ.看護師でも可
正解:ア.薬剤師または所定要件を満たす登録販売者
解説:店舗管理者は薬剤師または所定の実務経験等を満たす登録販売者。要指導・第1類取扱いには薬剤師管理者必須。
-
問617.医薬品の販売記録の保存期間として正しいものはどれか(要指導・第1類の場合)。
- ア.1年
- イ.2年
- ウ.5年
- エ.10年
正解:イ.2年
解説:要指導・第1類医薬品の販売記録は2年間保存。トレーサビリティと事後検証のための法定義務です。