登録販売者の申込方法と受験の流れ【完全ガイド】
登録販売者は、ドラッグストアや薬局で一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる国家資格です。各都道府県が試験を実施しており、申込方法や試験日程は都道府県によって異なります。
この記事では、登録販売者試験の受験申込から合格発表までの流れを詳しく解説します。
受験資格
登録販売者試験には受験資格の制限がありません。2015年度の制度改正により、それまで必要だった実務経験や学歴の要件が撤廃されました。
- 年齢制限なし
- 学歴不問
- 実務経験不要
- 国籍制限なし
ポイント:受験に資格は不要ですが、合格後に「登録販売者」として実際に医薬品を販売するには、直近5年間のうち2年以上の実務経験(通算1,920時間以上)が必要です。実務経験が足りない間は「研修中の登録販売者」として勤務します。
申込方法
登録販売者試験は各都道府県が独自に実施するため、申込方法は都道府県によって異なります。
一般的な申込の流れ
- 受験する都道府県を決める:居住地に関係なく、どの都道府県でも受験可能
- 願書を入手する:各都道府県の薬務課等のWebサイトからダウンロード、または窓口で配布
- 必要書類を準備する:願書、証明写真、受験料の払込証明書など
- 出願する:郵送またはオンラインで提出(都道府県による)
- 受験票を受け取る:試験日の2〜3週間前に届く
申込に必要な書類
- 受験願書(所定の様式)
- 証明写真(縦4.5cm x 横3.5cm程度、都道府県により異なる)
- 受験手数料の払込証明書または収入証紙
注意:申込期間は都道府県によって大きく異なり、試験日の2〜4ヶ月前が一般的です。期間が短い場合もあるため、早めに確認しましょう。申込期間を過ぎると受験できません。
試験日程・会場
登録販売者試験は年1回、各都道府県が独自の日程で実施します。試験日は都道府県によって8月〜12月の間で異なります。
ブロック別の試験時期の目安
| ブロック | 主な都道府県 | 試験時期の目安 |
|---|---|---|
| 関西広域連合 | 大阪・京都・兵庫など | 8月下旬 |
| 南関東 | 東京・神奈川・千葉・埼玉 | 9月上旬 |
| 北海道・東北 | 北海道・宮城・福島など | 8〜9月 |
| 北陸・東海 | 愛知・石川・静岡など | 9月 |
| 中国・四国 | 広島・岡山・香川など | 10〜11月 |
| 九州・沖縄 | 福岡・熊本・沖縄など | 11〜12月 |
併願のコツ:試験日が異なる複数の都道府県で受験することが可能です。出題範囲は全国共通の「試験問題作成に関する手引き」に基づいているため、複数受験で合格のチャンスを広げられます。
受験料
受験料は都道府県によって異なります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験料の範囲 | 12,800円〜18,100円程度 |
| 支払方法 | 収入証紙、銀行振込、コンビニ払いなど(都道府県による) |
注意:受験料は変更される場合があります。最新の金額は受験する都道府県の公式サイトで必ず確認してください。
試験当日の持ち物・注意点
持ち物
- 受験票:必ず持参(忘れた場合は当日受付で対応を確認)
- 本人確認書類:運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの
- 筆記用具:HBの鉛筆(シャープペンシル可)、消しゴム
- 時計:通信機能のないもの(会場に時計がない場合あり)
- 昼食・飲み物:試験は午前・午後にわたるため
試験の構成
| 試験科目 | 出題数 | 配点 |
|---|---|---|
| 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 | 20点 |
| 人体の働きと医薬品 | 20問 | 20点 |
| 主な医薬品とその作用 | 40問 | 40点 |
| 薬事関連法規・制度 | 20問 | 20点 |
| 医薬品の適正使用・安全対策 | 20問 | 20点 |
| 合計 | 120問 | 120点 |
試験時間は合計で約4時間(午前2時間+午後2時間)です。全問マークシート方式(4択または5択)で出題されます。
注意:試験の時間割(午前・午後の科目配分)は都道府県によって異なります。受験票に記載された時間割を必ず確認してください。
合格発表と合格後の手続き
合格基準
- 総合得点:全体の正答率が70%以上(120問中84問以上正解)
- 科目別足切り:各科目で正答率35%〜40%以上(都道府県による)
全体の正答率だけでなく、各科目で最低ラインをクリアする必要があります。1科目でも足切りを下回ると不合格になります。
合格発表
試験日から約1〜2ヶ月後に、各都道府県のWebサイトに合格者の受験番号が掲載されます。合格通知書も郵送されます。
合格後の手続き
- 販売従事登録の申請:勤務先がある都道府県に「販売従事登録」を申請
- 必要書類:合格通知書、医師の診断書、戸籍謄本など
- 登録販売者証の交付:登録が完了すると「登録販売者証」が交付される
- 外部研修の受講:年12時間以上の外部研修を毎年受講(義務)
実務経験について:合格後すぐに一人で医薬品を販売できるわけではありません。直近5年間で2年以上の実務経験(通算1,920時間以上)を積むまでは「研修中の登録販売者」として、薬剤師または経験のある登録販売者の管理下で勤務します。
まとめ
登録販売者試験は受験資格がなく、年齢や学歴を問わず誰でも受験できます。申込の手順をまとめると以下の通りです。
- 受験する都道府県を決める(試験日・受験料が異なる)
- 都道府県の公式サイトで願書を入手し、申込期間内に出願
- 受験料12,800〜18,100円を支払い
- 受験票を受け取り、試験当日に会場で受験(120問・約4時間)
- 約1〜2ヶ月後に合格発表、合格後は販売従事登録を申請
都道府県ごとに日程が異なるため、早めに情報を確認して計画的に準備しましょう。
今すぐ問題演習を始めよう!
登録販売者 一問一答 →
登録販売者 一問一答 →
無料登録で学習データを永続保存
今の記録はこの端末限定。無料の会員登録で、どの端末でもデータを引き継げます。