登録販売者の難易度と合格率【他の資格と比較】

登録販売者は、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(第二類・第三類医薬品)を販売できる公的資格です。2009年の薬事法改正で創設され、薬剤師に次ぐ医薬品販売の専門家として、医薬品業界で高いニーズがあります。

この記事では、登録販売者試験の難易度を合格率の推移や他の資格との比較をもとに詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 登録販売者試験の合格率の推移(過去5年分)
  • 都道府県による合格率の違い
  • 他の人気資格との難易度比較
  • 合格するためのポイント

登録販売者とは?

登録販売者は、一般用医薬品のうち第二類医薬品第三類医薬品を販売できる資格です。一般用医薬品の約9割がこの2分類に該当するため、登録販売者がいればほとんどの市販薬を取り扱うことができます。

ドラッグストア、薬局、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ホームセンターなど、医薬品を扱う幅広い店舗で活躍できます。学歴や実務経験に関係なく誰でも受験でき、各都道府県で年1回実施されます。

資格名登録販売者
試験実施各都道府県(年1回)
試験方式マークシート方式(120問・240分)
出題科目5科目(医薬品の知識、人体の働き、薬事関連法規など)
合格基準総得点の7割以上、かつ各科目3.5〜4割以上
受験料12,800〜18,200円(都道府県により異なる)
受験資格なし(誰でも受験可能)

登録販売者の合格率の推移

登録販売者試験の全国平均合格率は以下の通りです。

年度全国平均合格率受験者数(概数)
2020年度41.5%約52,900人
2021年度49.3%約61,000人
2022年度44.4%約55,600人
2023年度44.0%約55,300人
2024年度約46%前後約53,000人

合格率はおおむね40〜50%の範囲で推移しています。約半数が不合格になる試験であり、しっかりとした準備が必要です。

都道府県による合格率の差に注意
登録販売者試験は各都道府県が独自に問題を作成するため、合格率にばらつきがあります。合格率が高い県では60%近くになることもあれば、低い県では30%台にとどまることもあります。ただし、出題範囲は厚生労働省の手引きに統一されているため、基本的な対策方法は全国共通です。

難易度を他の資格と比較

登録販売者の難易度を、他の人気資格と比較します。

資格名合格率勉強時間目安難易度
FP3級70〜80%30〜80時間易しい
ITパスポート50〜60%50〜100時間易しい〜普通
登録販売者40〜50%200〜400時間普通
日商簿記2級20〜30%200〜350時間やや難
宅建士15〜18%300〜500時間難しい
薬剤師国家試験約70%大学6年間非常に難しい(受験資格)

登録販売者は合格率・勉強時間ともに中程度の難易度です。ただし、暗記量が非常に多い点が特徴で、特に医薬品の成分名や副作用の知識は覚えるべき量が膨大です。コツコツ継続的に学習する姿勢が求められます。

薬剤師との難易度の違い

薬剤師は6年制の薬学部を卒業する必要があり、受験資格を得るまでのハードルが非常に高い資格です。一方、登録販売者は学歴不問で受験でき、独学でも合格可能です。扱える医薬品の範囲は限られますが、ドラッグストア等での就職・転職には十分な資格です。

合格するためのポイント

1. 第3章の「主な医薬品とその作用」を重点的に

5科目のうち、最も配点が高く難易度も高いのが第3章「主な医薬品とその作用」です。40問出題され、医薬品の成分名・効能・副作用を幅広く暗記する必要があります。全体の学習時間の4割以上をこの章に充てるのが効果的です。

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2. 足切りラインに注意する

登録販売者試験は総得点で7割以上に加えて、各科目で足切りライン(3.5〜4割)が設定されています。苦手科目を放置すると、全体では合格点に達していても不合格になります。全科目バランスよく学習しましょう。

よくある不合格パターン
総得点は合格ラインを超えていたのに、第3章や第4章(薬事関連法規)で足切りに引っかかるケースが多く見られます。苦手科目でも最低限の点数を確保できるように対策しましょう。

3. 過去問を繰り返し解く

登録販売者試験は過去問からの類似出題が多い傾向があります。自分の受験する都道府県だけでなく、他の地域の過去問にも取り組むことで、幅広い出題パターンに対応できます。一問一答形式で繰り返し解くと効率的です。

4. 語呂合わせを活用する

第3章の医薬品成分は暗記量が膨大なため、語呂合わせを活用して効率よく覚えましょう。参考書やWebサイトで紹介されている語呂合わせを参考に、自分に合った覚え方を見つけることが大切です。

まとめ

登録販売者試験の難易度と合格率について、ポイントをまとめます。

登録販売者は、学歴不問で受験でき、取得後は医薬品業界で安定した需要がある実用的な資格です。しっかり準備して合格を目指しましょう。

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