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測量士補「多角測量・GNSS測量・水準測量」の一問一答

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📖 測量士補「多角測量・GNSS測量・水準測量」の全75問と解説(一覧)

測量士補の多角測量・GNSS測量・水準測量に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.結合トラバースとは、既知点から出発し別の既知点に結合する形のトラバースである。

    正解:○(正しい)

    解説:結合トラバースは既知点に始まり別の既知点で終わるため、両端で点検計算ができる。

  2. 問2.閉合トラバースとは、ある既知点から出発して同じ既知点に戻ってくる多角形状のトラバースである。

    正解:○(正しい)

    解説:閉合トラバースは出発点に戻るため、内角の和や閉合誤差で精度を点検できる。

  3. 問3.開放トラバースは、出発点にも別の既知点にも結合しないため、観測精度の点検ができない。

    正解:○(正しい)

    解説:開放トラバースは閉合条件がなく誤差検証ができないため、精度を要する測量には適さない。

  4. 問4.閉合トラバースの内角の総和は、多角形の辺数を n とすると常に 180°×n となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは内角の総和は 180°×(n−2) であり、n 角形の内角和の公式に従う。

  5. 問5.閉合比は、閉合誤差を全測線長の総和で除した値で表され、値が小さいほど精度が高い。

    正解:○(正しい)

    解説:閉合比=閉合誤差/路線全長。分数の分子を1とした形で表し、小さいほど高精度である。

  6. 問6.ある測線の方位角に交角を加えて次の測線の方位角を求める際、結果が360°を超えたら360°を加える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは360°を超えた場合は360°を減じて0〜360°の範囲に収める。

  7. 問7.測線の緯距は、その測線長に方位角の正弦を乗じて求める。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは緯距は測線長に方位角の余弦を乗じて求め、経距が正弦を乗じる。

  8. 問8.測線の経距は、その測線長に方位角の正弦を乗じて求める。

    正解:○(正しい)

    解説:経距=測線長×sin(方位角)。東西方向の成分を表し、緯距はcosを用いる。

  9. 問9.コンパス法則によるトラバース調整では、閉合誤差を各測線長に比例して配分する。

    正解:○(正しい)

    解説:コンパス法則は距離観測と角観測の精度が同程度のとき用い、測線長に比例して誤差配分する。

  10. 問10.トランシット法則による調整では、閉合誤差を各測線長に比例配分する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはトランシット法則は緯距・経距の絶対値に比例して誤差を配分する。

  11. 問11.水平角の対回観測では、望遠鏡の正位と反位の両方で観測し、視準軸誤差などを消去する。

    正解:○(正しい)

    解説:正反観測の平均をとることで視準軸誤差・水平軸誤差などの器械誤差を消去できる。

  12. 問12.GNSS測量では、上空視界が確保できない地下や屋内でも問題なく観測できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはGNSSは衛星電波の受信が必要で、上空視界のない場所では観測できない。

  13. 問13.スタティック法は、複数の受信機を固定して長時間同時観測し、基線ベクトルを高精度に求める方法である。

    正解:○(正しい)

    解説:スタティック法は静止観測を一定時間行い、基線解析で高精度な相対位置を得る方法である。

  14. 問14.ネットワーク型RTK法では、観測者が自前で基準局を設置する必要が必ずある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは電子基準点等の配信補正データを利用するため自前の基準局設置は不要である。

  15. 問15.サイクルスリップとは、受信中の搬送波位相の連続したカウントが途切れる現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:サイクルスリップは障害物などで電波が一時的に遮られ、位相の積算が不連続になる現象である。

  16. 問16.GNSS測量で直接得られる高さは標高であり、そのまま水準測量の標高として使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはGNSSで得るのは楕円体高であり、ジオイド高を補正して標高に換算する。

  17. 問17.直接水準測量は、レベルと標尺を用いて2点間の高低差を直接読み取って求める方法である。

    正解:○(正しい)

    解説:直接水準測量はレベルの水平視準線と標尺の目盛により2点間の比高を直接測定する。

  18. 問18.水準測量における後視とは、これから求める前方の点に立てた標尺の読みのことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは後視は標高が既知の点に立てた標尺の読みで、前方の読みは前視という。

  19. 問19.水準測量で高低差は、後視の読みから前視の読みを差し引いて求める。

    正解:○(正しい)

    解説:高低差=後視−前視。正であれば前視点が高く、負であれば低いことを示す。

  20. 問20.標尺の零目盛誤差は、同一標尺を測点の往復で使用しても消去できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは1区間の測点数を偶数にし2本の標尺を交互に用いると零目盛誤差は消去できる。

  21. 問21.球差とは、地球が球面であることに起因して標尺の読みが大きくなる誤差である。

    正解:○(正しい)

    解説:球差は地球曲率により遠方の標尺の読みが過大になる誤差で、視準距離の2乗に比例する。

  22. 問22.気差は、大気の屈折により光線が曲がることで生じる誤差で、球差と同じ向きに作用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは気差は球差と逆向きに作用し、両誤差を合わせた両差として扱う。

  23. 問23.両差は球差と気差の影響を合わせたもので、前後の視準距離を等しくすれば消去できる。

    正解:○(正しい)

    解説:両差は後視・前視の視準距離を等しくすることで前後で相殺され消去できる。

  24. 問24.水準測量で標尺を傾けて立てると、読み取り値は実際より小さくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは標尺が傾くと視準線との交点が下がり、読みは実際より大きくなる。

  25. 問25.簡易水準測量は、3級・4級水準測量より低い精度で行う観測方法である。

    正解:○(正しい)

    解説:簡易水準測量は要求精度が比較的低い場合に用いる方法で、観測の制限が緩やかである。

  26. 問26.レベルの不等距離による視準線誤差は、観測値に往復の補正を加えなければ消去できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは前後の視準距離を等しくすれば視準線誤差は自動的に消去される。

  27. 問27.電子レベルは、バーコード標尺の像を読み取り高さや距離を自動的に算出する。

    正解:○(正しい)

    解説:電子レベルはバーコード目盛を画像処理で自動読み取りし、個人誤差を低減できる。

  28. 問28.GNSS観測における観測時間は、衛星配置や基線長に関わらず常に一定でよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは基線長が長いほど、また求める精度が高いほど観測時間を長くする必要がある。

  29. 問29.トラバース測量で観測角の精度が同等なら、角の閉合誤差は各観測角に等量を配分する。

    正解:○(正しい)

    解説:角の閉合誤差は各観測角の精度が同等なら観測角数で割り、各角に等量配分する。

  30. 問30.開放トラバースでも、出発点を起点に座標計算を行えば閉合比による点検が可能である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは開放トラバースは閉合する条件がないため閉合比による点検はできない。

  31. 問31.水準測量の往復観測において、往路と復路の較差が許容範囲を超えた場合は再測する。

    正解:○(正しい)

    解説:往復差が許容値を超えると観測の誤りが疑われるため、その区間を再観測する。

  32. 問32.GNSS測量の初期化(整数値バイアスの決定)は、キネマティック法では不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはキネマティック法やRTK法では整数値バイアスを決める初期化作業が必要である。

  33. 問33.水平角観測における正位とは、鉛直分度盤を望遠鏡の左側にした状態をいう。

    正解:○(正しい)

    解説:正位は分度盤が望遠鏡の左にある状態、反位は右にある状態で、両方の平均で誤差を消去する。

  34. 問34.レベルの視準線が傾いていても、前視と後視の視準距離が異なれば誤差は自動的に相殺される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは視準距離が異なると誤差が残り、距離を等しくして初めて相殺される。

  35. 問35.GNSS測量でサイクルスリップが多発しても、再観測せずそのまま採用してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはサイクルスリップが多いと解析精度が落ちるため、必要に応じ再観測する。

  36. 問36.観測差は、同一対回の正位と反位による水平角の較差を各対回間で比較した量である。

    正解:○(正しい)

    解説:観測差は対回ごとの正反観測差を比較した量で、倍角差とともに観測精度を点検する。

  37. 問37.GNSS測量では、観測点の上空に樹木や建物が多くても受信衛星数が減ることはない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは樹木や建物が上空をさえぎると受信できる衛星数が減り、測位精度が低下する。

  38. 問38.水準測量で標尺の継ぎ目部分に零目盛誤差以外の目盛誤差が生じることはない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは標尺は温度伸縮や継ぎ目のずれによる目盛誤差も生じうるため定期的な検定が必要である。

  39. 問39.閉合トラバースで多角形が六角形(n=6)のとき、内角の総和の理論値は次のうちどれか。

    • ア.540°
    • イ.720°
    • ウ.900°
    • エ.1080°

    正解:イ.720°

    解説:n角形の内角和は180°×(n−2)。n=6では180°×4=720°となる。

  40. 問40.トラバース測量で閉合誤差を全測線長の総和で除して得られる、精度を表す指標の名称はどれか。

    • ア.観測差
    • イ.倍角差
    • ウ.閉合比
    • エ.方位角

    正解:ウ.閉合比

    解説:閉合誤差を路線全長で割った値を閉合比といい、値が小さいほど高精度を意味する。

  41. 問41.測線長 L と方位角 θ から経距を求める計算式として正しいものはどれか。

    • ア.L÷cosθ
    • イ.L×cosθ
    • ウ.L×tanθ
    • エ.L×sinθ

    正解:エ.L×sinθ

    解説:経距は東西方向成分で L×sinθ、緯距は南北方向成分で L×cosθ により求める。

  42. 問42.距離観測と角観測の精度が同程度のときに用いる、測線長に比例して閉合誤差を配分する調整法はどれか。

    • ア.コンパス法則
    • イ.トランシット法則
    • ウ.最小二乗法
    • エ.ヘルマート法則

    正解:ア.コンパス法則

    解説:コンパス法則は両観測精度が同等のとき用い、誤差を各測線長に比例配分する方法である。

  43. 問43.閉合誤差を緯距・経距の絶対値に比例して配分する、角観測の精度が高いときに適した調整法はどれか。

    • ア.コンパス法則
    • イ.トランシット法則
    • ウ.平均法
    • エ.シンプソン法則

    正解:イ.トランシット法則

    解説:トランシット法則は角観測の精度が距離より高いとき、緯距・経距の絶対値に比例配分する。

  44. 問44.GNSS の略語「Global Navigation Satellite System」の日本語訳として正しいものはどれか。

    • ア.電子基準点網
    • イ.地理情報システム
    • ウ.全地球航法衛星システム
    • エ.汎用測地座標系

    正解:ウ.全地球航法衛星システム

    解説:GNSSは全地球航法衛星システムを意味し、GPS等の衛星測位システムの総称である。

  45. 問45.電波が建物等で反射し、直接波と干渉してGNSSの測位精度を低下させる現象はどれか。

    • ア.対流圏遅延
    • イ.サイクルスリップ
    • ウ.電離層遅延
    • エ.マルチパス

    正解:エ.マルチパス

    解説:マルチパスは反射波の混入により電波の到達時間に誤差が生じ測位精度を劣化させる。

  46. 問46.地球が球面であることに起因し、遠方の標尺の読みが過大になる誤差はどれか。

    • ア.球差
    • イ.気差
    • ウ.零目盛誤差
    • エ.視準軸誤差

    正解:ア.球差

    解説:球差は地球曲率により遠方の標尺の読みが大きくなる誤差で、視準距離の2乗に比例する。

  47. 問47.水準測量で標尺の零目盛誤差を消去するために有効な方法として正しいものはどれか。

    • ア.視準距離を変える
    • イ.測点数を偶数にし2本の標尺を交互に使う
    • ウ.観測を片道のみとする
    • エ.標尺を傾けて立てる

    正解:イ.測点数を偶数にし2本の標尺を交互に使う

    解説:区間内の測点数(器械据付回数)を偶数にし、2本の標尺を交互に使うと零目盛誤差が消える。

  48. 問48.複数の受信機を固定し長時間同時観測して基線ベクトルを高精度に求めるGNSS観測法はどれか。

    • ア.RTK法
    • イ.単独測位法
    • ウ.スタティック法
    • エ.三角測量法

    正解:ウ.スタティック法

    解説:スタティック法は静止観測を一定時間続け、基線解析で高精度な相対位置を得る方法である。

  49. 問49.基準局の補正データを無線で受信し、移動局の位置をその場で即時に得るGNSS観測法はどれか。

    • ア.スタティック法
    • イ.三辺測量法
    • ウ.短縮スタティック法
    • エ.RTK法

    正解:エ.RTK法

    解説:RTK法はリアルタイムキネマティック法で、補正データにより移動局の位置を即時算出する。

  50. 問50.受信中の搬送波位相の連続カウントが障害物等により途切れる現象を何というか。

    • ア.サイクルスリップ
    • イ.マルチパス
    • ウ.ジオイド
    • エ.アンビギュイティ

    正解:ア.サイクルスリップ

    解説:サイクルスリップは電波の一時的な遮断により搬送波位相の積算が不連続になる現象である。

  51. 問51.既知点から出発し別の既知点に結合する形式のトラバースの名称はどれか。

    • ア.閉合トラバース
    • イ.結合トラバース
    • ウ.開放トラバース
    • エ.放射トラバース

    正解:イ.結合トラバース

    解説:両端が既知点に結ばれる形式を結合トラバースといい、両端で点検計算が可能である。

  52. 問52.直接水準測量において、2点間の高低差を求める計算として正しいものはどれか。

    • ア.前視−後視
    • イ.後視+前視
    • ウ.後視−前視
    • エ.前視÷後視

    正解:ウ.後視−前視

    解説:高低差は後視の読みから前視の読みを引いて求める。正なら前視点が高い。

  53. 問53.大気の屈折により光線が曲がることで生じ、球差と逆向きに作用する水準測量の誤差はどれか。

    • ア.球差
    • イ.個人誤差
    • ウ.両差
    • エ.気差

    正解:エ.気差

    解説:気差は大気屈折による誤差で球差と逆向きに働き、両者を合わせて両差と呼ぶ。

  54. 問54.標尺をわずかに傾けて立てて読み取った場合、読み取り値はどうなるか。

    • ア.実際より大きくなる
    • イ.実際より小さくなる
    • ウ.変化しない
    • エ.読みが負になる

    正解:ア.実際より大きくなる

    解説:標尺が傾くと視準線との交点が下がるため、読みは実際の値より大きくなる。

  55. 問55.国土地理院が全国に設置したGNSS連続観測点の名称はどれか。

    • ア.三角点
    • イ.電子基準点
    • ウ.水準点
    • エ.図根点

    正解:イ.電子基準点

    解説:電子基準点はGNSSを連続観測する基準点で、測量や地殻変動監視に利用される。

  56. 問56.測線の方位角に交角を加えて求めた値が360°を超えた場合の処理として正しいものはどれか。

    • ア.360°を加える
    • イ.180°を減じる
    • ウ.360°を減じる
    • エ.そのまま採用する

    正解:ウ.360°を減じる

    解説:方位角は0〜360°の範囲で表すため、360°を超えたら360°を減じる。

  57. 問57.水準測量で往復観測を行う主な目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.観測時間の短縮
    • イ.標尺の本数削減
    • ウ.視準距離の延長
    • エ.誤りの発見と精度の向上

    正解:エ.誤りの発見と精度の向上

    解説:往路と復路の高低差を比較して誤りを発見し、平均により観測精度を高めるため行う。

  58. 問58.トラバース測量で測線長 L と方位角 θ から緯距を求める式として正しいものはどれか。

    • ア.L×cosθ
    • イ.L×tanθ
    • ウ.L×sinθ
    • エ.L÷sinθ

    正解:ア.L×cosθ

    解説:緯距は南北方向成分で L×cosθ により求める。経距は L×sinθ である。

  59. 問59.電子基準点の配信補正データを利用し、自前の基準局を設置せず観測できるGNSS手法はどれか。

    • ア.スタティック法
    • イ.ネットワーク型RTK法
    • ウ.単独RTK法
    • エ.三辺測量法

    正解:イ.ネットワーク型RTK法

    解説:ネットワーク型RTK法は電子基準点網の補正情報を利用し、自前の基準局なしで観測できる。

  60. 問60.水平角観測における「正位」の状態を正しく説明したものはどれか。

    • ア.鉛直分度盤が望遠鏡の右側にある状態
    • イ.望遠鏡を真上に向けた状態
    • ウ.鉛直分度盤が望遠鏡の左側にある状態
    • エ.標尺を倒した状態

    正解:ウ.鉛直分度盤が望遠鏡の左側にある状態

    解説:正位は鉛直分度盤が望遠鏡の左側にある状態をいい、右側にある状態を反位という。

  61. 問61.水準測量における「後視」の説明として正しいものはどれか。

    • ア.これから求める点に立てた標尺の読み
    • イ.レベルの高さそのもの
    • ウ.視準線の傾き
    • エ.標高が既知の点に立てた標尺の読み

    正解:エ.標高が既知の点に立てた標尺の読み

    解説:後視は標高が既知の点に立てた標尺の読みで、これから求める点の読みは前視という。

  62. 問62.球差と気差の影響を合わせたものを何というか。

    • ア.両差
    • イ.閉合差
    • ウ.観測差
    • エ.誤差楕円

    正解:ア.両差

    解説:球差と気差を合わせたものを両差といい、視準距離を等しくすれば消去できる。

  63. 問63.バーコード標尺の像を画像処理で自動的に読み取るレベルの名称はどれか。

    • ア.チルチングレベル
    • イ.電子レベル
    • ウ.ハンドレベル
    • エ.気泡管レベル

    正解:イ.電子レベル

    解説:電子レベルはバーコード目盛を自動読み取りし、個人誤差を低減できる機器である。

  64. 問64.GNSS基線解析によって最終的に求められる量として正しいものはどれか。

    • ア.衛星の軌道要素
    • イ.ジオイド高の絶対値
    • ウ.2点間の基線ベクトル
    • エ.電離層の厚さ

    正解:ウ.2点間の基線ベクトル

    解説:基線解析は同時観測データから2点間の三次元的な位置の差である基線ベクトルを算出する。

  65. 問65.観測精度の点検ができず精密な測量に適さないトラバースはどれか。

    • ア.結合トラバース
    • イ.閉合トラバース
    • ウ.網トラバース
    • エ.開放トラバース

    正解:エ.開放トラバース

    解説:開放トラバースは出発点にも他の既知点にも結合しないため、閉合条件による点検ができない。

  66. 問66.トラバース測量で角の閉合誤差を各観測角に配分する一般的な方法はどれか。

    • ア.各観測角に等量を配分する
    • イ.緯距に比例配分する
    • ウ.測線長に比例配分する
    • エ.最大角のみで調整する

    正解:ア.各観測角に等量を配分する

    解説:各観測角の精度が同等なら、角の閉合誤差を観測角数で割り各角に等量配分する。

  67. 問67.レベルの視準線が水平でないことによる誤差を消去する観測上の工夫として正しいものはどれか。

    • ア.標尺を毎回交換する
    • イ.前視と後視の視準距離を等しくする
    • ウ.正位と反位で観測する
    • エ.観測時間を長くする

    正解:イ.前視と後視の視準距離を等しくする

    解説:後視と前視の視準距離を等しくすれば視準線誤差が前後で相殺され消去される。

  68. 問68.GNSS測量がトータルステーションによる測量に比べて有利な点として正しいものはどれか。

    • ア.上空視界が不要である
    • イ.天候の影響を全く受けない
    • ウ.観測点間の見通しが不要である
    • エ.屋内でも観測できる

    正解:ウ.観測点間の見通しが不要である

    解説:GNSSは衛星電波で位置を求めるため観測点相互の見通しが不要で、長距離観測に有利である。

  69. 問69.キネマティック法やRTK法で観測開始時に行う、整数値バイアスを決定する作業を何というか。

    • ア.平均化
    • イ.点検計算
    • ウ.対回観測
    • エ.初期化

    正解:エ.初期化

    解説:初期化は搬送波位相の整数値バイアス(アンビギュイティ)を決める作業で観測前に必要である。

  70. 問70.閉合トラバースで多角形が五角形(n=5)のとき、内角の総和の理論値はどれか。

    • ア.540°
    • イ.360°
    • ウ.900°
    • エ.720°

    正解:ア.540°

    解説:n角形の内角和は180°×(n−2)。n=5では180°×3=540°となる。

  71. 問71.GNSS測量で良好な観測を行うために観測点に求められる条件として正しいものはどれか。

    • ア.建物に囲まれている
    • イ.上空視界が開けマルチパスが少ない
    • ウ.樹木の真下にある
    • エ.地下にある

    正解:イ.上空視界が開けマルチパスが少ない

    解説:上空視界が良好で衛星電波を十分に受信でき、反射物の少ない場所が望ましい。

  72. 問72.GNSS測量で得られる楕円体高を標高に換算する際に用いる量はどれか。

    • ア.球差
    • イ.気差
    • ウ.ジオイド高
    • エ.方位角

    正解:ウ.ジオイド高

    解説:楕円体高からジオイド高を差し引くことで標高が求められる。

  73. 問73.トラバース測量における「交角(夾角)」の説明として正しいものはどれか。

    • ア.測線と北方向がなす角
    • イ.測線の鉛直角
    • ウ.標尺の傾き角
    • エ.隣り合う2測線がなす角

    正解:エ.隣り合う2測線がなす角

    解説:交角は前測線と次測線がなす角で、進行方向に対し右回り・左回りを区別して観測する。

  74. 問74.閉合トラバースの内角の総和の理論値を求める計算式として正しいものはどれか。

    • ア.180°×(n−2)
    • イ.180°×(n+2)
    • ウ.360°×n
    • エ.180°×n

    正解:ア.180°×(n−2)

    解説:n角形の内角の総和は180°×(n−2)で求められ、閉合トラバースの角の点検に用いる。

  75. 問75.GNSS測量で受信機を移動させながら各点を短時間で観測する方式の名称はどれか。

    • ア.スタティック法
    • イ.キネマティック法
    • ウ.三辺測量法
    • エ.単独測位法

    正解:イ.キネマティック法

    解説:キネマティック法は受信機を移動させながら観測し、短時間で多くの点の位置を得る方法である。