測量士補「測量の基礎と法規」の一問一答
📖 測量士補「測量の基礎と法規」の全75問と解説(一覧)
測量士補の測量の基礎と法規に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.測量法における「測量」とは、土地の測量をいい、地図の調製及び測量用写真の撮影を含む。
正解:○(正しい)
解説:正しい。測量法第3条で測量は地図の調製や測量用写真の撮影を含むと定義されている。
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問2.基本測量とは、すべての測量の基礎となる測量で、国土地理院の行うものをいう。
正解:○(正しい)
解説:正しい。測量法第4条で基本測量は国土地理院が行うすべての測量の基礎となる測量と定義される。
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問3.基本測量及び公共測量以外の測量は、すべて測量法の規制対象外であり「測量」には含まれない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは基本測量・公共測量以外の測量も「測量」に含まれ、一部規定の適用を受ける。
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問4.測量計画機関とは、測量を計画する者をいい、公共測量においては当該測量を発注する国や地方公共団体などが該当する。
正解:○(正しい)
解説:正しい。測量計画機関は測量を企画・計画する主体で、公共測量では発注者がこれにあたる。
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問5.測量士は、測量に関する計画を作製し、又は実施することができる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。測量法第48条で測量士は測量計画の作製及び実施を行えると定められている。
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問6.測量士補は、測量に関する計画を自ら作製することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは測量士補は測量士の作製した計画に従い測量に従事する者で、計画作製はできない。
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問7.公共測量を実施する測量作業機関には、必ず一人以上の測量士を置かなければならない。
正解:○(正しい)
解説:正しい。測量法第55条で公共測量の作業機関には測量士を置くことが義務付けられている。
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問8.作業規程の準則は、基本測量にのみ適用され、公共測量には適用されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは作業規程の準則は公共測量の作業規程のひな型として国土交通大臣が定めるものである。
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問9.現在の測量の基準として用いられている測地系は、世界測地系(測量法に定める世界測地系)である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。2002年の測量法改正により日本測地系から世界測地系へ移行した。
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問10.標高とは、ある点から地球の中心までの距離をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは標高はジオイド面からその点までの鉛直距離(高さ)をいう。
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問11.楕円体高は、標高とジオイド高の和で表される。
正解:○(正しい)
解説:正しい。楕円体高=標高+ジオイド高の関係が成り立つ。
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問12.平面直角座標系では、原点を通る子午線上で縮尺係数を1.0000としている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは平面直角座標系の原点における縮尺係数は0.9999である。
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問13.日本の平面直角座標系は、全国を19の座標系(系)に分けて設定されている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。日本の平面直角座標系は第I系から第XIX系までの19系で構成される。
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問14.平面直角座標系では、X軸を東西方向、Y軸を南北方向にとっている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはX軸が南北方向(北が正)、Y軸が東西方向(東が正)である。
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問15.定誤差(系統誤差)は、原因が明らかであれば補正によって取り除くことができる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。定誤差は一定の傾向を持つため、原因を特定すれば補正で消去できる。
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問16.偶然誤差は、原因が不明で正負・大小が不規則に現れ、補正によって完全に取り除くことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは偶然誤差は不規則に現れ、補正で取り除けず最確値で処理する。
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問17.過誤(錯誤)は、観測者の不注意や読み間違いなどによる誤りであり、測量成果から除外すべきものである。
正解:○(正しい)
解説:正しい。過誤は人為的な間違いであり、発見して除去しなければならない。
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問18.同じ精度で複数回観測した値の最確値は、それらの観測値の算術平均で求められる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。等精度観測の最確値は観測値の単純な算術平均となる。
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問19.軽重率は、観測回数に反比例し、観測距離に比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは軽重率は観測回数に比例し、観測距離(路線長)に反比例する。
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問20.複数の独立した観測値の和の標準偏差は、各観測値の標準偏差の単純な合計で求められる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは和の標準偏差は各標準偏差の二乗和の平方根で求める(誤差伝播)。
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問21.鋼巻尺は温度の変化によって伸縮するため、観測時には温度補正が必要となる場合がある。
正解:○(正しい)
解説:正しい。鋼巻尺は熱膨張により長さが変化するため温度補正を行う。
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問22.光波測距儀は、変調した光を測点間で往復させ、その位相差から距離を求める機器である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。光波測距儀は光の往復による位相差を利用して距離を測定する。
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問23.鋼巻尺による距離測定では、標準温度より低い温度で観測すると巻尺が縮み実際より短い値を読む。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは低温では巻尺が縮むため、実際より長い距離値を読み取る。
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問24.トータルステーションは、角度測定と距離測定を一台で同時に行うことができる測量機器である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。トータルステーションはセオドライトと光波測距儀を一体化した機器である。
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問25.セオドライト(トランシット)の視準軸誤差は、望遠鏡を正・反の両位置で観測し平均することで消去できる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。視準軸誤差は望遠鏡正反観測の平均により消去できる。
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問26.トランシットの水平目盛盤の偏心誤差は、対回観測(正反観測)を行っても消去できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは目盛盤の偏心誤差は正反観測の平均で消去できる。
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問27.電子基準点は、GNSS衛星からの信号を連続的に受信し、測量の基準点として利用される。
正解:○(正しい)
解説:正しい。電子基準点はGNSS連続観測局で測量の基準点として活用される。
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問28.測量法において、測量標を移転又は汚損した者に対する規定は存在しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは測量法は永久標識・測量標の保護を定め、損傷者への罰則がある。
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問29.地球の形状を表す回転楕円体において、扁平率は赤道半径と極半径が等しいときに最大となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは赤道半径と極半径が等しい(球体)と扁平率は0になる。
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問30.偶然誤差は、絶対値の小さい誤差ほど現れる頻度が高いという性質をもつ。
正解:○(正しい)
解説:正しい。偶然誤差は小さい誤差ほど多く現れ、正規分布に従う。
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問31.日本測地系から世界測地系への移行により、同じ地点の経緯度の数値はまったく変化しなかった。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは測地系の移行で同一地点でも経緯度の数値に差が生じた。
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問32.三角点は、水平位置(経緯度)の基準を与える基準点である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。三角点は水平位置の基準を与える基準点として全国に設置されている。
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問33.光波測距儀による距離測定では、観測距離が長くなるほど気象補正の影響は小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは観測距離が長いほど気象補正の影響は大きくなる。
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問34.最確値の標準偏差は、観測回数が多いほど小さくなる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。観測回数が増えると最確値の標準偏差は小さくなり精度が上がる。
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問35.標高補正において、観測地点の標高が高いほど補正量(距離の縮小量)は小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは標高が高いほど標高補正による距離の縮小量は大きくなる。
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問36.水準測量における観測の軽重率は、観測路線の距離に比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは水準測量の軽重率は観測路線の距離に反比例する。
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問37.測量士補試験に合格した者は、登録を受けなくても測量計画を自ら作製することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは測量士補は登録しても計画作製はできず、測量士の計画に従う。
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問38.公共測量の測量成果は、すべて非公開とされ一般には利用できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは公共測量成果は測量計画機関の承諾等により利用できる。
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問39.測量法に基づき、基本測量を行うことができるのは次のうちどれか。
- ア.国土地理院
- イ.地方公共団体
- ウ.民間測量会社
- エ.個人の測量士
正解:ア.国土地理院
解説:基本測量は測量法第4条により国土地理院が行うすべての測量の基礎となる測量である。
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問40.測量計画機関の指示又は委託を受けて、実際に測量作業を実施する者を何というか。
- ア.測量計画機関
- イ.測量作業機関
- ウ.基本測量機関
- エ.測量監督機関
正解:イ.測量作業機関
解説:測量作業機関は計画機関の委託等を受けて実際の測量作業を行う者である。
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問41.測量法において「すべての測量の基礎となる測量」と定義されているものはどれか。
- ア.基準点測量
- イ.公共測量
- ウ.基本測量
- エ.応用測量
正解:ウ.基本測量
解説:基本測量はすべての測量の基礎となる測量で国土地理院が実施する。
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問42.標高の基準となる、平均海面を陸地内部まで延長したと仮定した面を何というか。
- ア.準拠楕円体
- イ.水準面
- ウ.測地原点面
- エ.ジオイド
正解:エ.ジオイド
解説:ジオイドは平均海面を陸域へ延長した重力の等ポテンシャル面で標高の基準となる。
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問43.日本の平面直角座標系は、全国をいくつの座標系(系)に分けて設定されているか。
- ア.19
- イ.13
- ウ.16
- エ.9
正解:ア.19
解説:日本の平面直角座標系は第I系から第XIX系までの19系で構成される。
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問44.平面直角座標系の座標原点における縮尺係数として正しいものはどれか。
- ア.1.0000
- イ.0.9999
- ウ.1.0001
- エ.0.9990
正解:イ.0.9999
解説:平面直角座標系では原点の子午線上の縮尺係数を0.9999としている。
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問45.観測者の読み違いや記録ミスなど、人為的な不注意によって生じる誤りを何というか。
- ア.定誤差
- イ.偶然誤差
- ウ.過誤
- エ.気象誤差
正解:ウ.過誤
解説:過誤(錯誤)は人為的不注意による誤りで、発見して除去すべきものである。
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問46.原因が明らかであれば補正によって取り除くことができる誤差はどれか。
- ア.偶然誤差
- イ.過誤
- ウ.錯誤
- エ.定誤差
正解:エ.定誤差
解説:定誤差(系統誤差)は一定の傾向をもち原因を特定すれば補正で消去できる。
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問47.同じ精度で複数回測定した観測値から最確値を求める方法として正しいものはどれか。
- ア.観測値の算術平均をとる
- イ.最大値を採用する
- ウ.最小値を採用する
- エ.中央値を採用する
正解:ア.観測値の算術平均をとる
解説:等精度観測の最確値は観測値の算術平均で求められる。
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問48.光波測距儀による距離測定で、観測時の気温・気圧が標準状態と異なることに対して行う補正はどれか。
- ア.傾斜補正
- イ.気象補正
- ウ.標高補正
- エ.縮尺補正
正解:イ.気象補正
解説:気象補正は気温・気圧による光速変化を補正するものである。
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問49.観測した距離を平均海面(基準面)上の距離に換算するために行う補正はどれか。
- ア.気象補正
- イ.傾斜補正
- ウ.標高補正
- エ.張力補正
正解:ウ.標高補正
解説:標高補正は高所での距離を平均海面上の距離へ換算する補正である。
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問50.平面直角座標系の縮尺係数に起因して行う距離の補正を何というか。
- ア.標高補正
- イ.気象補正
- ウ.傾斜補正
- エ.縮尺補正
正解:エ.縮尺補正
解説:縮尺補正(投影補正)は座標系の縮尺係数による距離の換算補正である。
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問51.鋼巻尺による距離測定で、温度変化による巻尺の伸縮に対して行う補正はどれか。
- ア.温度補正
- イ.縮尺補正
- ウ.気象補正
- エ.傾斜補正
正解:ア.温度補正
解説:温度補正は鋼巻尺の熱膨張による長さ変化を補正するものである。
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問52.角度測定と距離測定を一台で同時に行うことができる測量機器はどれか。
- ア.レベル
- イ.トータルステーション
- ウ.鋼巻尺
- エ.標尺
正解:イ.トータルステーション
解説:トータルステーションはセオドライトと光波測距儀を一体化した機器である。
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問53.水平位置(経緯度)の基準を与える基準点はどれか。
- ア.水準点
- イ.図根点
- ウ.三角点
- エ.引照点
正解:ウ.三角点
解説:三角点は水平位置の基準を与える基準点である。
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問54.標高(高さ)の基準を与える基準点はどれか。
- ア.三角点
- イ.多角点
- ウ.電子基準点
- エ.水準点
正解:エ.水準点
解説:水準点は標高の基準を与える基準点で水準測量により設置される。
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問55.GNSS衛星からの信号を連続的に受信し、測量の基準点として用いられるものはどれか。
- ア.電子基準点
- イ.水準点
- ウ.図根点
- エ.三角点
正解:ア.電子基準点
解説:電子基準点はGNSSを連続観測する基準点である。
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問56.地球をモデル化した回転楕円体の形状について正しく述べたものはどれか。
- ア.完全な球体である
- イ.赤道半径が極半径より大きい
- ウ.極半径が赤道半径より大きい
- エ.赤道半径と極半径が等しい
正解:イ.赤道半径が極半径より大きい
解説:地球楕円体は赤道方向に膨らみ、赤道半径が極半径より大きい扁平な形状である。
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問57.測量法第1条に掲げられた測量法の目的として正しいものはどれか。
- ア.測量士の社会的地位の向上
- イ.測量機器の規格統一
- ウ.測量の重複を除き正確さを確保すること
- エ.地図出版業の振興
正解:ウ.測量の重複を除き正確さを確保すること
解説:測量法は測量の重複の排除と正確さの確保等を目的としている。
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問58.互いに独立な観測値の和の標準偏差を求める方法として正しいものはどれか。
- ア.各標準偏差の単純な和
- イ.各標準偏差の平均
- ウ.最大の標準偏差を採用
- エ.各標準偏差の二乗和の平方根
正解:エ.各標準偏差の二乗和の平方根
解説:独立な観測値の和の標準偏差は各標準偏差の二乗和の平方根で求める。
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問59.楕円体高・標高・ジオイド高の関係を正しく表したものはどれか。
- ア.楕円体高=標高+ジオイド高
- イ.標高=楕円体高+ジオイド高
- ウ.ジオイド高=楕円体高+標高
- エ.標高=ジオイド高-楕円体高
正解:ア.楕円体高=標高+ジオイド高
解説:楕円体高は標高とジオイド高の和で表される。
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問60.現在、日本の測量の基準として用いられている測地系はどれか。
- ア.日本測地系
- イ.世界測地系
- ウ.東京測地系
- エ.旧日本測地系
正解:イ.世界測地系
解説:2002年の測量法改正により日本測地系から世界測地系へ移行した。
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問61.地球全体を経度6度ごとの帯(ゾーン)に分けて投影する図法はどれか。
- ア.平面直角座標系
- イ.正距方位図法
- ウ.UTM図法
- エ.正積円筒図法
正解:ウ.UTM図法
解説:UTM図法は経度6度幅のゾーンに分けて投影する横メルカトル図法である。
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問62.セオドライトの視準軸誤差を消去するための観測方法として正しいものはどれか。
- ア.観測回数を1回に減らす
- イ.観測時間帯を変える
- ウ.気温の高い時に観測する
- エ.望遠鏡の正反観測の平均をとる
正解:エ.望遠鏡の正反観測の平均をとる
解説:視準軸誤差は望遠鏡を正・反の両位置で観測し平均することで消去できる。
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問63.偶然誤差の性質として正しいものはどれか。
- ア.絶対値の小さい誤差ほど現れる頻度が高い
- イ.常に正の値だけが現れる
- ウ.補正により完全に除去できる
- エ.原因が必ず特定できる
正解:ア.絶対値の小さい誤差ほど現れる頻度が高い
解説:偶然誤差は小さい誤差ほど現れる頻度が高く正規分布に従う。
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問64.測量士補が測量に関してできることとして正しいものはどれか。
- ア.測量計画を単独で作製する
- イ.測量士の作製した計画に従い測量に従事する
- ウ.作業規程の準則を定める
- エ.基本測量を独自に実施する
正解:イ.測量士の作製した計画に従い測量に従事する
解説:測量士補は測量士の作製した計画に従って測量に従事する。
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問65.鋼巻尺で距離を測定する際、標準張力との差により行う補正はどれか。
- ア.気象補正
- イ.縮尺補正
- ウ.張力補正
- エ.傾斜補正
正解:ウ.張力補正
解説:張力補正は標準張力との差による巻尺の伸びを補正するものである。
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問66.光波測距儀の測距原理として正しいものはどれか。
- ア.気圧の変化を測る
- イ.音波の反射時間を測る
- ウ.磁気の強さを測る
- エ.変調した光の往復による位相差を利用する
正解:エ.変調した光の往復による位相差を利用する
解説:光波測距儀は変調光を往復させ位相差から距離を求める。
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問67.基準点測量における「既知点」の説明として正しいものはどれか。
- ア.位置がすでに与えられている点
- イ.位置を新たに求める対象の点
- ウ.測量機器を据える任意の点
- エ.標識のない仮の点
正解:ア.位置がすでに与えられている点
解説:既知点は座標等の位置があらかじめ与えられている点である。
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問68.作業規程の準則に基づいて公共測量の品質を確保するための取組みはどれか。
- ア.観測をすべて一人で行う
- イ.作業工程ごとに点検を行う
- ウ.補正計算を省略する
- エ.成果を非公開にする
正解:イ.作業工程ごとに点検を行う
解説:準則は工程ごとの点検・品質管理により成果の品質を確保する。
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問69.測量法における「公共測量」に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.国土地理院が行うすべての測量
- イ.個人が趣味で行う測量
- ウ.国や公共団体の費用負担等による基本測量以外の測量
- エ.測量機器の検定作業
正解:ウ.国や公共団体の費用負担等による基本測量以外の測量
解説:公共測量は国や公共団体の費用負担・補助による基本測量以外の測量である。
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問70.等精度で同じ量を多数回観測したとき、観測回数を増やすと最確値の標準偏差はどうなるか。
- ア.ゼロになる
- イ.大きくなる
- ウ.変わらない
- エ.小さくなる
正解:エ.小さくなる
解説:観測回数が増えると最確値の標準偏差は小さくなり精度が向上する。
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問71.GNSS測量で三次元の位置を決定するために最低限必要な観測衛星数はどれか。
- ア.4機
- イ.1機
- ウ.2機
- エ.3機
正解:ア.4機
解説:GNSSは時刻誤差を含む三次元位置決定に最低4機の衛星を要する。
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問72.日本測地系から世界測地系への移行に伴い生じた変化として正しいものはどれか。
- ア.標高の概念が廃止された
- イ.同一地点の経緯度の数値に差が生じた
- ウ.測量士の資格が不要になった
- エ.地図がすべて無効になった
正解:イ.同一地点の経緯度の数値に差が生じた
解説:測地系の移行により同一地点でも経緯度の数値に差が生じた。
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問73.平面直角座標系の座標軸の取り方として正しいものはどれか。
- ア.X軸を東西方向、Y軸を南北方向にとる
- イ.X軸とY軸を斜めにとる
- ウ.X軸を南北方向、Y軸を東西方向にとる
- エ.軸の方向は系ごとに自由に決める
正解:ウ.X軸を南北方向、Y軸を東西方向にとる
解説:平面直角座標系はX軸が南北方向(北が正)、Y軸が東西方向(東が正)である。
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問74.緯度と経度の表し方として正しいものはどれか。
- ア.緯度は東西180度、経度は南北90度で表す
- イ.緯度も経度も0〜360度で表す
- ウ.緯度も経度も南北90度で表す
- エ.緯度は南北90度、経度は東西180度で表す
正解:エ.緯度は南北90度、経度は東西180度で表す
解説:緯度は赤道を0度に南北90度、経度は本初子午線を0度に東西180度で表す。
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問75.測量における「点検測量」の主な目的として正しいものはどれか。
- ア.観測値や成果の品質を確認する
- イ.測量機器を販売する
- ウ.測量士を養成する
- エ.地図を印刷する
正解:ア.観測値や成果の品質を確認する
解説:点検測量は観測値や成果の品質確認・誤りの検出のために行う。