消防設備士 甲種2類 全分野の一問一答
📖 消防設備士 甲種2類「全分野」の全297問と解説(一覧)
消防設備士 甲種2類の全分野に関する一問一答(全297問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.泡消火設備の主たる消火原理は、泡が可燃物の表面を覆って空気(酸素)を遮断する窒息作用と、泡水溶液による冷却作用である。
正解:○(正しい)
解説:泡消火は泡の被膜で可燃物表面を覆い酸素供給を断つ窒息作用が主で、これに泡水溶液の水分による冷却作用が加わる。両作用により第4類危険物などの油火災に有効。
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問2.次のうち、フッ素系界面活性剤を基剤とし油面に水成膜を形成する泡消火薬剤はどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤
- イ.たん白泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型泡消火薬剤
正解:ア.水成膜泡消火薬剤
解説:フッ素系界面活性剤を用い油面に水成膜を形成して速く消火するのは水成膜泡消火薬剤である。たん白泡は動物性たん白加水分解物、合成界面活性剤泡は高発泡にも使える薬剤、耐アルコール型は水溶性液体用でいずれも該当しない。
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問3.泡消火設備の消火原理は、可燃物を化学的に不燃化する抑制(負触媒)作用のみによる。
正解:×(誤り)
解説:泡消火の主体は泡が表面を覆って酸素を遮断する窒息作用であり、これに冷却作用が加わる。負触媒による抑制作用を主体とするという説明は誤り。
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問4.たん白泡消火薬剤は、動物性たん白質の加水分解物を主原料とし、安定した泡を形成する薬剤である。
正解:○(正しい)
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を基剤とし、粘性のある安定した泡をつくる。泡切れしにくく持続性に優れる。
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問5.動物性たん白の加水分解物を主原料とし、安定した泡を形成する泡消火薬剤はどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤
- イ.たん白泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.化学泡消火薬剤
正解:イ.たん白泡消火薬剤
解説:動物性たん白の加水分解物を基剤とし安定した泡をつくるのはたん白泡消火薬剤である。水成膜泡はフッ素系で水成膜を形成、合成界面活性剤泡は高発泡にも使用可、化学泡は二液反応式で該当しない。
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問6.水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を用い、油面に水成膜を形成して消火速度が速いという特徴をもつ。
正解:○(正しい)
解説:水成膜泡消火薬剤はフッ素系界面活性剤を基剤とし、油面上に薄い水成膜を広げて可燃性蒸気を封じるため、消火速度が速い。
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問7.合成界面活性剤泡消火薬剤は膨脹比を大きくとることができ、高発泡にも使用可能である。
正解:○(正しい)
解説:合成界面活性剤泡消火薬剤は発泡性に優れ、低発泡だけでなく高発泡(全域放出方式など)にも使用できる。
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問8.高発泡にも使用できるという特徴をもつ泡消火薬剤はどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.水成膜泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型泡消火薬剤
正解:ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
解説:発泡性に優れ低発泡から高発泡まで使用できるのは合成界面活性剤泡消火薬剤である。たん白泡は安定した泡、水成膜泡は油面への水成膜形成による速い消火、耐アルコール型は水溶性液体用が特徴で高発泡向けではない。
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問9.油面に水成膜を形成して消火速度が速いという特徴をもつのは、たん白泡消火薬剤である。
正解:×(誤り)
解説:油面に水成膜を形成して速い消火性能を示すのは水成膜泡消火薬剤(AFFF)である。たん白泡は動物性たん白加水分解物を基剤とし安定した泡を特徴とする別種の薬剤。
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問10.アルコールなどの水溶性液体の火災には、一般の泡消火薬剤ではなく耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。
正解:○(正しい)
解説:水溶性液体は一般の泡を溶かして消してしまうため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を使用する必要がある。
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問11.アルコールなどの水溶性液体の火災に用いるべき泡消火薬剤はどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.水成膜泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
正解:エ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
解説:水溶性液体は一般の泡を溶かして破壊するため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。他の3種は水溶性液体に対して泡が破壊されやすく効果が乏しい。
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問12.アルコールなど水溶性液体の火災に対しては、一般のたん白泡消火薬剤をそのまま用いれば十分に有効である。
正解:×(誤り)
解説:水溶性液体は泡の水分を吸収して泡を破壊するため、一般の泡では効果が乏しい。耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる必要がある。
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問13.膨脹比は、泡水溶液の体積を発生した泡の体積で除して求める。
正解:×(誤り)
解説:膨脹比の定義は発生した泡の体積÷泡水溶液の体積であり、分子と分母が逆である。施行規則第18条による。
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問14.膨脹比(発泡倍率)の定義として正しいものはどれか。
- ア.発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値
- イ.泡水溶液の体積を発生した泡の体積で除した値
- ウ.原液の体積を水の体積で除した値
- エ.発生した泡の体積を原液の体積で除した値
正解:ア.発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値
解説:施行規則第18条により膨脹比=発生した泡の体積÷泡水溶液の体積である。分子分母を逆にしたものや、原液・水の比とする定義はいずれも誤り。
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問15.施行規則第18条に基づき、膨脹比が20以下のものを低発泡という。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条で低発泡は膨脹比20以下と定められ、この区分ではフォームヘッドが用いられる。
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問16.施行規則第18条において、低発泡は膨脹比80以上のものをいう。
正解:×(誤り)
解説:低発泡は膨脹比20以下であって80以上ではない。膨脹比80以上1000未満のものは高発泡に区分される。施行規則第18条による。
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問17.施行規則第18条において、低発泡に区分される膨脹比の範囲はどれか。
- ア.80以上1000未満
- イ.20以下
- ウ.500以上
- エ.1000以上
正解:イ.20以下
解説:施行規則第18条で低発泡は膨脹比20以下と定められ、フォームヘッドが用いられる。80以上1000未満は高発泡の範囲であり、混同しやすい。
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問18.施行規則第18条では、高発泡は膨脹比が80以上1000未満のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条で高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、高発泡用泡放出口が用いられる。
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問19.高発泡用泡放出口を用いる高発泡の膨脹比は、20以下の範囲である。
正解:×(誤り)
解説:高発泡は膨脹比80以上1000未満である。20以下は低発泡でフォームヘッドを用いる区分であり、両者を取り違えている。施行規則第18条による。
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問20.施行規則第18条において、高発泡に区分される膨脹比の範囲はどれか。
- ア.20以下
- イ.40以上60未満
- ウ.80以上1000未満
- エ.1000以上2000未満
正解:ウ.80以上1000未満
解説:施行規則第18条で高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、高発泡用泡放出口が用いられる。20以下は低発泡でありフォームヘッドが用いられる区分。
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問21.泡の混合率3%型の原液は、原液3に対して水97の割合で希釈して用いる。
正解:○(正しい)
解説:3%型は泡水溶液100のうち原液3・水97の割合となるよう混合する。6%型は原液6・水94の割合。
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問22.泡の混合率6%型の原液は、原液6に対して水94の割合で希釈して用いる。
正解:○(正しい)
解説:6%型は泡水溶液100のうち原液6・水94の割合で混合する。3%型は原液3・水97の割合。
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問23.ポンプの吐出側の一部を吸込側へ戻す途中で泡消火薬剤を混合する混合方式はどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:エ.ポンプ・プロポーショナー方式
解説:吐出側の一部を吸込側へ返す返送管の途中で薬剤を混合するのはポンプ・プロポーショナー方式である。ラインは管路のベンチュリ管で吸引、プレッシャーは圧力タンクとベンチュリ管、プレッシャーサイドは薬剤専用ポンプで圧入する方式。
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問24.混合率3%型の泡消火薬剤原液は、原液30に対して水70の割合で混合して用いる。
正解:×(誤り)
解説:3%型は原液3に対して水97、すなわち泡水溶液の3%が原液となる割合である。原液30・水70では30%型に相当し誤り。
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問25.25%還元時間とは、泡に含まれる泡水溶液の25%が泡から還元(水として排出)するまでに要する時間をいう。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間は泡水溶液の25%が泡から水として抜けるまでの時間で、泡の安定性・保水性を示す指標である。
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問26.圧力タンクとベンチュリ管を利用して泡消火薬剤を混合する方式はどれか。
- ア.プレッシャー・プロポーショナー方式
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.ライン・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:ア.プレッシャー・プロポーショナー方式
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。ポンプは吐出側を吸込側へ返す途中で混合、ラインは管路のベンチュリ管で吸引、プレッシャーサイドは薬剤専用ポンプで圧入する。
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問27.25%還元時間は、その値が短いほど泡が安定していて保水性に優れていることを意味する。
正解:×(誤り)
解説:25%還元時間は長いほど泡から水が抜けにくく、安定性・保水性が高いことを示す。短いほど良いという説明は逆である。
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問28.25%還元時間は、その値が長いほど泡の安定性・保水性が高いと評価される指標である。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間が長いほど泡水溶液が泡内に保たれ、泡が長持ちして安定性・保水性が高いと評価される。
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問29.管路の途中に設けたベンチュリ管の負圧で泡消火薬剤を吸引する、構造が簡単で小規模設備向きの混合方式はどれか。
- ア.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- イ.ライン・プロポーショナー方式
- ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャー・プロポーショナー方式
正解:イ.ライン・プロポーショナー方式
解説:管路のベンチュリ管の負圧で薬剤を吸引し、構造が簡単で小規模設備に向くのはライン・プロポーショナー方式である。プレッシャーサイドは薬剤専用ポンプによる大規模向け、他も仕組みが異なる。
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問30.ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプの吐出側の一部を吸込側に戻す途中で泡消火薬剤を混合する方式である。
正解:○(正しい)
解説:ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプ吐出側の水の一部を吸込側へ返す配管の途中で薬剤を混入して混合する方式である。
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問31.プレッシャー・プロポーショナー方式は、圧力タンクとベンチュリ管を利用して泡消火薬剤を混合する方式である。
正解:○(正しい)
解説:プレッシャー・プロポーショナー方式は加圧された水を圧力タンクへ導き、ベンチュリ管の作用で薬剤を押し出して混合する方式である。
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問32.泡消火薬剤専用のポンプを用いて薬剤を圧入し、大規模設備に向く混合方式はどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
解説:薬剤専用ポンプで薬剤を圧入し流量変動に強く大規模設備に向くのはプレッシャーサイド・プロポーショナー方式である。ラインは小規模向けのベンチュリ吸引、プレッシャーは圧力タンク利用、ポンプは吐出側を吸込側へ返す途中で混合する方式。
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問33.薬剤専用のポンプを用いて薬剤を圧入する混合方式は、ライン・プロポーショナー方式である。
正解:×(誤り)
解説:薬剤専用ポンプで圧入するのはプレッシャーサイド・プロポーショナー方式である。ライン・プロポーショナー方式は管路のベンチュリ管で薬剤を吸引する別方式で、両者を取り違えている。
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問34.管路のベンチュリ管で薬剤を吸引する構造が簡単な混合方式は、一般に大規模で流量変動の大きい設備に最も適している。
正解:×(誤り)
解説:ベンチュリ管で吸引するライン・プロポーショナー方式は構造が簡単だが、流量が大きく変動する大規模設備には不向きで、小規模設備に向く。大規模には薬剤専用ポンプを用いるプレッシャーサイド方式が適する。
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問35.泡消火設備の消火原理として最も適切なものはどれか。
- ア.希釈作用と分解作用
- イ.抑制作用のみ
- ウ.除去作用のみ
- エ.窒息作用と冷却作用
正解:エ.窒息作用と冷却作用
解説:泡消火は泡が可燃物表面を覆って酸素を遮断する窒息作用が主で、泡水溶液の水分による冷却作用が加わる。抑制のみ・除去のみ・希釈と分解といった説明は誤り。
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問36.圧力タンクとベンチュリ管を利用して薬剤を混合するのは、ポンプ・プロポーショナー方式である。
正解:×(誤り)
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。ポンプ・プロポーショナー方式は吐出側の一部を吸込側に戻す途中で混合する別方式で、取り違えている。
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問37.泡消火設備は油火災(第4類危険物の火災)に対して有効である。
正解:○(正しい)
解説:泡は油面を覆って酸素を遮断する窒息作用により、水では消火困難な第4類危険物の油火災に有効である。
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問38.25%還元時間について正しく述べているものはどれか。
- ア.泡水溶液の25%が泡から還元するまでの時間で、長いほど泡が安定している
- イ.泡の25%が消えるまでの時間で、短いほど泡が安定している
- ウ.薬剤の25%が水と反応するまでの時間
- エ.泡の膨脹比が25に達するまでの時間
正解:ア.泡水溶液の25%が泡から還元するまでの時間で、長いほど泡が安定している
解説:25%還元時間は泡水溶液の25%が泡から水として抜けるまでの時間で、長いほど水が保たれ泡が安定・保水性が高いことを示す。短いほど良いとするのは逆で、膨脹比や薬剤反応の指標でもない。
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問39.たん白泡消火薬剤は植物性でんぷんを主原料とし、泡の安定性が低いことを特徴とする薬剤である。
正解:×(誤り)
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を基剤とし、安定した泡を形成する。植物性でんぷん原料で安定性が低いという説明は誤り。
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問40.泡消火設備の主な適用場所には、駐車場・自動車修理整備場・危険物施設・飛行機格納庫などがある。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は水損を嫌う場所や油火災に強く、駐車場・自動車修理整備場・危険物施設・飛行機格納庫・指定可燃物取扱所などに用いられる。
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問41.混合率3%型の泡消火薬剤で、泡水溶液を作るときの原液と水のおおよその割合として正しいものはどれか。
- ア.原液6・水94
- イ.原液3・水97
- ウ.原液30・水70
- エ.原液97・水3
正解:イ.原液3・水97
解説:3%型は泡水溶液の3%が原液となるよう原液3・水97の割合で混合する。原液6・水94は6%型、原液30・水70は30%相当で、いずれも3%型ではない。
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問42.ポンプ・プロポーショナー方式は、薬剤専用の加圧ポンプを別に設けて薬剤を圧入する方式である。
正解:×(誤り)
解説:薬剤専用ポンプで圧入するのはプレッシャーサイド・プロポーショナー方式である。ポンプ・プロポーショナー方式は主ポンプ吐出側の一部を吸込側に戻す途中で薬剤を混合する方式で、取り違えている。
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問43.移動式の泡消火設備は、ホースおよびノズルを用いて人が操作して放射する方式である。
正解:○(正しい)
解説:移動式泡消火設備はホース接続口にホース・ノズルを接続し、人が近づいて放射する方式である。固定式は放出口を配管で固定設置する。
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問44.低発泡の泡消火設備において主に用いられる、スプリンクラーヘッドに類似した泡放出口はどれか。
- ア.高発泡用泡放出口
- イ.フォームチャンバー
- ウ.フォームヘッド
- エ.アスピレーター型放出口
正解:ウ.フォームヘッド
解説:低発泡(膨脹比20以下)で用いられるスプリンクラーヘッド類似の泡放出口はフォームヘッドである。高発泡用泡放出口やアスピレーター型は高発泡向け、フォームチャンバーは屋外貯蔵タンク側板用。
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問45.高発泡(膨脹比80以上1000未満)では、低発泡に比べて少量の泡水溶液で大きな体積の泡を発生させることができる。
正解:○(正しい)
解説:膨脹比が大きい高発泡は、同じ泡水溶液からより多くの体積の泡を発生させる。区画全体を満たす全域放出方式などに用いられる。施行規則第18条による。
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問46.泡消火設備が特に有効とされる火災はどれか。
- ア.気体燃料の噴出火災
- イ.電気設備の火災(充電部)
- ウ.金属ナトリウムの火災
- エ.第4類危険物などの油火災
正解:エ.第4類危険物などの油火災
解説:泡は油面を覆って酸素を遮断するため第4類危険物などの油火災に有効である。充電中の電気設備には泡の導電性から不向き、禁水性の金属や気体噴出火災にも適さない。
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問47.泡消火薬剤の3種と、その特徴の組合せとして誤っているものはどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤 ─ でんぷんを基剤とし高発泡専用
- イ.水成膜泡消火薬剤 ─ フッ素系界面活性剤で油面に水成膜を形成
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤 ─ 高発泡にも使用可能
- エ.たん白泡消火薬剤 ─ 動物性たん白加水分解物を基剤とする安定した泡
正解:ア.水成膜泡消火薬剤 ─ でんぷんを基剤とし高発泡専用
解説:水成膜泡消火薬剤はフッ素系界面活性剤を基剤とし油面に水成膜を形成する薬剤で、でんぷん基剤でも高発泡専用でもないため誤り。他の3つの組合せは正しい。
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問48.泡消火薬剤の混合方式とその特徴の組合せとして誤っているものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式 ─ 管路のベンチュリ管で吸引し小規模向き
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式 ─ 圧力タンクとベンチュリ管を利用
- ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式 ─ 薬剤専用ポンプで圧入し大規模向き
- エ.プレッシャー・プロポーショナー方式 ─ 圧力タンクとベンチュリ管を利用
正解:イ.ポンプ・プロポーショナー方式 ─ 圧力タンクとベンチュリ管を利用
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。ポンプ・プロポーショナー方式は吐出側の一部を吸込側へ戻す途中で混合する方式なので、この組合せが誤り。
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問49.膨脹比に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.膨脹比は泡水溶液の体積を泡の体積で割った値である
- イ.膨脹比が大きいほど、多くの泡水溶液から少ない泡しか得られない
- ウ.膨脹比が大きいほど、少ない泡水溶液から多くの体積の泡が得られる
- エ.膨脹比が20以下のものを高発泡という
正解:ウ.膨脹比が大きいほど、少ない泡水溶液から多くの体積の泡が得られる
解説:膨脹比=泡の体積÷泡水溶液の体積なので、大きいほど少ない泡水溶液から多くの泡が得られる。分母分子を逆にした説明や、20以下を高発泡とする説明は誤り(20以下は低発泡)。
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問50.泡消火設備の混合方式のうち、大規模で流量変動の大きい設備に最も適しているものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
解説:薬剤専用ポンプで圧入するプレッシャーサイド・プロポーショナー方式は流量変動に強く大規模設備に適する。ラインは小規模向けで、他方式も大規模での適応性で劣る。
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問51.泡消火設備の適用場所として最も適切でないものはどれか。
- ア.常時通電している変電室の充電部
- イ.自動車修理・整備場
- ウ.飛行機格納庫
- エ.駐車場
正解:ア.常時通電している変電室の充電部
解説:泡は水分を含み導電性があるため、常時通電している充電部への直接放射には適さない。駐車場・自動車修理整備場・飛行機格納庫は水損を嫌い油火災の恐れがあり泡消火が適する。
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問52.泡放出口のうち、屋外貯蔵タンクの側板に設置して用いるものはどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.フォームチャンバー
- ウ.高発泡用泡放出口
- エ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
正解:イ.フォームチャンバー
解説:屋外貯蔵タンクの側板に固定して用いる泡放出口はフォームチャンバーである。フォームヘッドは低発泡の天井散布用、高発泡用泡放出口は区画向け、フォームウォーター・スプリンクラーヘッドは別用途。
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問53.泡消火薬剤の混合方式について、仕組みと名称の組合せが正しいものはどれか。
- ア.薬剤専用ポンプで圧入する ─ ライン・プロポーショナー方式
- イ.管路のベンチュリ管で吸引する ─ ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.圧力タンクとベンチュリ管を利用する ─ プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.吐出側を吸込側へ返す途中で混合する ─ プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:ウ.圧力タンクとベンチュリ管を利用する ─ プレッシャー・プロポーショナー方式
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式で正しい。薬剤専用ポンプで圧入はプレッシャーサイド、管路のベンチュリ管吸引はライン、吐出側を吸込側へ返すのはポンプ・プロポーショナー方式で他は組合せが誤り。
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問54.泡消火設備に関する記述として誤っているものはどれか。
- ア.泡は主に窒息作用と冷却作用で消火する
- イ.第4類危険物の油火災に有効である
- ウ.膨脹比20以下を低発泡、80以上1000未満を高発泡という
- エ.泡消火設備は電気設備の充電部火災に最も適した設備である
正解:エ.泡消火設備は電気設備の充電部火災に最も適した設備である
解説:泡は水分を含み導電性があるため充電中の電気設備の火災には適さない。窒息・冷却作用、油火災への有効性、膨脹比による低発泡・高発泡の区分はいずれも正しい。
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問55.高発泡用泡放出口が用いられるのは、膨脹比がどの範囲の泡を放出する場合か。
- ア.80以上1000未満
- イ.21以上79以下
- ウ.20以下
- エ.1000以上
正解:ア.80以上1000未満
解説:施行規則第18条で高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、この範囲の泡を放出するのに高発泡用泡放出口が用いられる。20以下は低発泡でフォームヘッドを用いる。
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問56.消防法の目的には、火災を予防・警戒・鎮圧して国民の生命・身体・財産を火災から保護することに加え、火災又は地震等の災害による被害を軽減することも含まれる。
正解:○(正しい)
解説:消防法の目的は火災の予防・警戒・鎮圧のほか、災害による被害軽減や傷病者の適切な搬送まで含み、生命・身体・財産の保護を図る点にある。根拠=消防法1条。
根拠:消防法 第1条 (出典: e-Gov法令検索)
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問57.多数の者が出入りする学校・病院・百貨店・旅館などで政令で定めるものは、消防法上「消防対象物」と呼ばれ「防火対象物」とは区別される。
正解:×(誤り)
解説:多数の者が出入りするなど政令で定める建物等は「防火対象物」に該当する。「消防対象物」は山林・舟車・建築物その他の工作物等を広く指す別概念である。根拠=消防法2条。
根拠:消防法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問58.消防法における「関係者」とは、防火対象物又は消防対象物の所有者・管理者・占有者をいう。
正解:○(正しい)
解説:関係者とは所有者・管理者・占有者の三者を指し、消防用設備等の設置維持義務等の名宛人となる。根拠=消防法2条4項。
根拠:消防法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問59.消防法上、火災に際して消火・避難その他の消防の活動に関し必要な事項を政令で定めるものとして、次のうち防火対象物の関係者に設置・維持が義務づけられる「消防用設備等」に含まれないものはどれか。
- ア.建築物の主要構造部
- イ.消防用水
- ウ.消火活動上必要な施設
- エ.消防の用に供する設備
正解:ア.建築物の主要構造部
解説:消防用設備等は、消防の用に供する設備(消火・警報・避難設備)、消防用水、消火活動上必要な施設の三区分からなる。建築物の主要構造部は建築基準法上の概念で消防用設備等ではない。根拠=消防法17条・施行令7条。
根拠:消防法 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問60.泡消火設備は、消防法施行令上の区分では警報設備に含まれる。
正解:×(誤り)
解説:泡消火設備は火災を消し止める設備であり消火設備に区分される。警報設備は自動火災報知設備など火災を知らせる設備を指す。根拠=施行令7条。
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問61.消防の用に供する設備のうち「消火設備」に該当するものはどれか。
- ア.連結送水管
- イ.泡消火設備
- ウ.排煙設備
- エ.非常コンセント設備
正解:イ.泡消火設備
解説:泡消火設備は消火設備に区分され、消防の用に供する設備に含まれる。連結送水管・排煙設備・非常コンセント設備はいずれも消火活動上必要な施設に区分される。根拠=施行令7条。
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問62.次のうち「消火活動上必要な施設」に区分されるものはどれか。
- ア.泡消火設備
- イ.スプリンクラー設備
- ウ.連結散水設備
- エ.屋内消火栓設備
正解:ウ.連結散水設備
解説:連結散水設備は消火活動上必要な施設に区分される。泡消火設備・スプリンクラー設備・屋内消火栓設備はいずれも消火設備であり区分が異なる。根拠=施行令7条。
-
問63.防火対象物の関係者は、政令で定める技術上の基準に従って消防用設備等を設置し、かつ、維持しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:関係者は消防用設備等を政令の技術基準に従い設置・維持する義務を負う。この設置維持義務が消防用設備等制度の根幹である。根拠=消防法17条。
根拠:消防法 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
-
問64.消防用設備等の設置維持義務を負うのは、その防火対象物の工事を施工した消防設備士である。
正解:×(誤り)
解説:設置維持義務を負うのは防火対象物の関係者(所有者・管理者・占有者)であり、工事を行う消防設備士ではない。根拠=消防法17条。
根拠:消防法 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
-
問65.消防法17条に基づき消防用設備等を設置・維持しなければならない防火対象物の範囲及び技術基準の細目を定めているのはどれか。
- ア.建築基準法施行令
- イ.総務省組織令
- ウ.都市計画法
- エ.消防法施行令及び施行規則
正解:エ.消防法施行令及び施行規則
解説:消防用設備等の設置対象や技術基準の細目は消防法施行令及び施行規則で定められる。市町村条例は付加的な上乗せ規定を担うにとどまる。根拠=消防法17条・施行令。
根拠:消防法 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
-
問66.消防用設備等の技術基準を定めた政令が改正・施行された場合、既存の防火対象物にはいかなる場合も新基準は適用されず、常に従前の基準のままでよい。
正解:×(誤り)
解説:既存防火対象物には遡及適用しないのが原則だが、消火器等の一部の設備や特定防火対象物など政令で定めるものには新基準が遡及適用される例外がある。根拠=消防法17条の2の5。
根拠:消防法 第17条の2の5 (出典: e-Gov法令検索)
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問67.市町村は、その地方の気候又は風土の特殊性により政令で定める技術基準では防火の目的を達し難いと認めるときであっても、条例で附加規定を設けることは一切認められていない。
正解:×(誤り)
解説:地方の気候・風土の特殊性に応じ、政令基準に上乗せする附加規定を市町村条例で定めることが認められている。附加規定は基準を緩和するのではなく強化する方向のものである。根拠=消防法17条2項。
根拠:消防法 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問68.防火対象物の関係者は、消防用設備等を定期に点検し、その結果を消防長又は消防署長に報告しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:関係者には消防用設備等の定期点検と結果の報告義務が課されている。この定期点検報告制度が維持管理の要である。根拠=消防法17条の3の3。
根拠:消防法 第17条の3の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問69.延べ面積等が政令で定める規模以上の防火対象物では、消防用設備等の点検を消防設備士又は消防設備点検資格者に行わせなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一定規模以上の防火対象物では点検を消防設備士又は消防設備点検資格者に行わせる必要がある。それ以外は関係者自らの点検も可能である。根拠=消防法17条の3の3・施行令36条。
根拠:消防法 第17条の3の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問70.消防用設備等の定期点検には機器点検と総合点検があり、機器点検は原則1年ごと、総合点検は原則3年ごとに実施する。
正解:×(誤り)
解説:機器点検はおおむね6か月ごと、総合点検はおおむね1年ごとに区分して実施する。1年ごと・3年ごととするのは点検の周期ではなく点検結果の報告周期に関わる数値である。根拠=消防法17条の3の3・点検基準告示。
根拠:消防法 第17条の3の3 (出典: e-Gov法令検索)
-
問71.特定防火対象物における消防用設備等の点検結果の報告は、何年に1回行うか。
- ア.1年に1回
- イ.3年に1回
- ウ.5年に1回
- エ.6か月に1回
正解:ア.1年に1回
解説:特定防火対象物では点検結果を1年に1回報告する。非特定防火対象物は3年に1回である。点検の実施周期とは別に報告周期が定められている。根拠=消防法17条の3の3・施行規則31条の6。
根拠:消防法 第17条の3の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問72.非特定防火対象物における消防用設備等の点検結果の報告は、何年に1回行うか。
- ア.1年に1回
- イ.3年に1回
- ウ.2年に1回
- エ.5年に1回
正解:イ.3年に1回
解説:非特定防火対象物では点検結果を3年に1回報告する。特定防火対象物の1年に1回より報告周期が長い。根拠=消防法17条の3の3・施行規則31条の6。
根拠:消防法 第17条の3の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問73.甲種消防設備士は、政令で定める消防用設備等の工事に着手しようとするときは、その工事整備対象設備等の種類・工事場所等を、工事に着手しようとする日の10日前までに消防長又は消防署長に届け出なければならない。
正解:○(正しい)
解説:甲種消防設備士は着工しようとする日の10日前までに消防長又は消防署長へ着工届を提出する義務を負う。着工届出は甲種特有の義務である。根拠=消防法17条の14。
根拠:消防法 第17条の14 (出典: e-Gov法令検索)
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問74.消防用設備等の工事の着工届を消防長又は消防署長に提出する義務を負う者は誰か。
- ア.防火対象物の関係者
- イ.設計を行った建築士
- ウ.工事に当たる甲種消防設備士
- エ.工事を発注した施工会社の代表者
正解:ウ.工事に当たる甲種消防設備士
解説:着工届の提出義務者は工事に当たる甲種消防設備士本人である。工事完了後の設置届が関係者の義務であるのと名宛人が異なる。根拠=消防法17条の14。
根拠:消防法 第17条の14 (出典: e-Gov法令検索)
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問75.甲種消防設備士による着工届は、工事に着手しようとする日の何日前までに提出しなければならないか。
- ア.3日前まで
- イ.7日前まで
- ウ.14日前まで
- エ.10日前まで
正解:エ.10日前まで
解説:着工届は工事に着手しようとする日の10日前までに提出する。工事完了後の設置届(4日以内)とは期限の起算が異なる。根拠=消防法17条の14。
根拠:消防法 第17条の14 (出典: e-Gov法令検索)
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問76.防火対象物の関係者は、消防用設備等の設置に係る工事が完了したときは、工事完了後4日以内にその旨を消防長又は消防署長に届け出て検査を受けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:設置工事完了後、関係者は4日以内に設置届を提出し検査を受ける。着工届が甲種消防設備士の義務であるのに対し、設置届は関係者の義務である。根拠=消防法17条の3の2・施行規則31条の3。
根拠:消防法 第17条の3の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問77.消防用設備等の設置届及び検査を受ける義務を負うのは、工事を行った消防設備士である。
正解:×(誤り)
解説:設置届の提出と検査受検の義務者は防火対象物の関係者である。工事完了後の届出主体は関係者であり、着工届の甲種消防設備士とは区別される。根拠=消防法17条の3の2。
根拠:消防法 第17条の3の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問78.消防用機械器具等の検定制度における「型式承認」と「型式適合検定」を行う主体の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.型式承認は総務大臣、型式適合検定は日本消防検定協会等
- イ.型式承認は日本消防検定協会、型式適合検定は総務大臣
- ウ.型式承認・型式適合検定ともに都道府県知事
- エ.型式承認・型式適合検定ともに総務大臣
正解:ア.型式承認は総務大臣、型式適合検定は日本消防検定協会等
解説:型式承認は総務大臣が行い、個々の製品が型式に適合するか確認する型式適合検定は日本消防検定協会(又は登録検定機関)が行う。両者を担う主体が異なる。根拠=消防法21条の2以下。
根拠:消防法 第21条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問79.検定対象機械器具等は、型式承認を受けさえすれば、型式適合検定に合格していなくても販売し又は販売の目的で陳列することができる。
正解:×(誤り)
解説:検定対象品は型式承認に加え型式適合検定に合格し合格表示が付されて初めて販売・陳列が可能となる。型式承認を受けただけでは流通させられない。根拠=消防法21条の2。
根拠:消防法 第21条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問80.消防設備士でなければ行ってはならない工事又は整備は、すべての消防用設備等について定められている。
正解:×(誤り)
解説:消防設備士でなければ行えない工事整備は政令で定める特定の消防用設備等に限られる。簡易消火用具や動力消防ポンプ等は資格を要しないものもある。根拠=消防法17条の5・施行令36条の2。
根拠:消防法 第17条の5 (出典: e-Gov法令検索)
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問81.甲種消防設備士と乙種消防設備士が行える業務の範囲の違いとして正しいものはどれか。
- ア.甲種は整備・点検のみ、乙種は工事も行える
- イ.甲種は工事・整備・点検、乙種は整備・点検を行える
- ウ.甲種・乙種ともに工事のみを行える
- エ.甲種・乙種ともに整備・点検のみで工事はできない
正解:イ.甲種は工事・整備・点検、乙種は整備・点検を行える
解説:甲種消防設備士は工事・整備・点検が行え、乙種消防設備士は整備・点検に限られ工事はできない。泡消火設備でも甲種2類が工事を担い乙種2類は整備点検のみである。根拠=消防法17条の5・17条の6。
根拠:消防法 第17条の5 (出典: e-Gov法令検索)
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問82.甲種第2類の消防設備士免状を有する者が工事・整備・点検を行うことができる消防用設備等はどれか。
- ア.水噴霧消火設備
- イ.不活性ガス消火設備
- ウ.泡消火設備
- エ.屋内消火栓設備
正解:ウ.泡消火設備
解説:第2類の免状は泡消火設備を対象とする。水噴霧消火設備は第1類、不活性ガス消火設備は第3類の区分であり、類が異なると扱えない。根拠=消防法17条の6・施行令別表。
根拠:消防法 第17条の6 (出典: e-Gov法令検索)
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問83.乙種第2類の消防設備士は、泡消火設備の整備及び点検のほか、泡消火設備の新設工事も行うことができる。
正解:×(誤り)
解説:乙種消防設備士は整備・点検のみを行い工事はできない。泡消火設備の工事を行うには甲種第2類の免状が必要である。根拠=消防法17条の5・17条の6。
根拠:消防法 第17条の5 (出典: e-Gov法令検索)
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問84.屋内消火栓設備の表示灯の交換など政令で定める軽微な整備は、消防設備士でない者でも行うことができる。
正解:○(正しい)
解説:政令で定める軽微な整備は消防設備士でなくても行える。すべての整備が資格独占とされているわけではない。根拠=消防法17条の5・施行令36条の2。
根拠:消防法 第17条の5 (出典: e-Gov法令検索)
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問85.消防設備士免状は、これを交付した都道府県知事の管轄区域内でなければその効力を有しない。
正解:×(誤り)
解説:消防設備士免状は交付した都道府県以外でも全国で有効である。効力が交付地の区域内に限定されるわけではない。根拠=消防法17条の7。
根拠:消防法 第17条の7 (出典: e-Gov法令検索)
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問86.消防設備士免状の記載事項(氏名等)に変更が生じた場合の手続として正しいものはどれか。
- ア.市町村長に変更届を提出する
- イ.手続は不要で次回の講習時にまとめて訂正する
- ウ.総務大臣に再交付を申請する
- エ.免状を交付した知事又は居住地・勤務地の都道府県知事に書換えを申請する
正解:エ.免状を交付した知事又は居住地・勤務地の都道府県知事に書換えを申請する
解説:記載事項に変更があれば、免状交付をした都道府県知事又は居住地・勤務地を管轄する都道府県知事に書換えを申請する。総務大臣や市町村長ではない。根拠=消防法17条の7・施行令36条の5。
根拠:消防法 第17条の7 (出典: e-Gov法令検索)
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問87.消防設備士が免状を亡失・滅失・汚損・破損したときは、免状の再交付を申請することができる。
正解:○(正しい)
解説:免状を亡失・滅失・汚損・破損したときは、当該免状の交付又は書換えをした都道府県知事に再交付を申請できる。汚損・破損の場合は当該免状を添える。根拠=消防法17条の7・施行令36条の6。
根拠:消防法 第17条の7 (出典: e-Gov法令検索)
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問88.免状を亡失して再交付を受けた者が、その後亡失した免状を発見した場合はどうしなければならないか。
- ア.発見した免状を10日以内に再交付を受けた都道府県知事に提出する
- イ.発見した免状は自由に処分してよい
- ウ.両方の免状をそのまま保管し続ける
- エ.発見した免状を総務大臣に返納する
正解:ア.発見した免状を10日以内に再交付を受けた都道府県知事に提出する
解説:亡失した免状を再交付後に発見したときは、これを10日以内に再交付を受けた都道府県知事に提出しなければならない。二重の免状を保持し続けることはできない。根拠=施行令36条の6。
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問89.消防設備士は、その業務に従事するときであっても、消防設備士免状を携帯する義務はない。
正解:×(誤り)
解説:消防設備士は工事・整備等の業務に従事する際、免状を携帯する義務を負う。免状の携帯は業務従事の要件であり、携帯義務がないとするのは誤りである。根拠=消防法17条の13。
根拠:消防法 第17条の13 (出典: e-Gov法令検索)
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問90.消防設備士は、都道府県知事等が行う工事整備対象設備等の工事又は整備に関する講習を受けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:消防設備士は定められた期間ごとに都道府県知事等が行う講習を受講する義務がある。技術の進歩に対応するための継続的な受講義務である。根拠=消防法17条の10。
根拠:消防法 第17条の10 (出典: e-Gov法令検索)
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問91.消防設備士が受講しなければならない講習の受講時期に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.免状交付後3年以内に受け、以後は10年以内ごと
- イ.免状交付後の最初の4月1日から2年以内に受け、以後は前回受講後の最初の4月1日から5年以内ごと
- ウ.免状交付後5年以内に受け、以後は3年以内ごと
- エ.免状交付後に一度だけ受講すればよい
正解:イ.免状交付後の最初の4月1日から2年以内に受け、以後は前回受講後の最初の4月1日から5年以内ごと
解説:消防設備士は免状交付後の最初の4月1日から2年以内に最初の講習を受け、以後は前回受講後の最初の4月1日から5年以内ごとに受講する。受講は一度きりではない。根拠=消防法17条の10・施行規則33条の17。
根拠:消防法 第17条の10 (出典: e-Gov法令検索)
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問92.免状を交付した都道府県知事は、消防設備士がその業務に関し消防法令に違反したときは、免状の返納を命ずることができる。
正解:○(正しい)
解説:免状を交付した都道府県知事は、消防設備士が消防法令に違反したときに免状の返納を命ずることができる。これは消防設備士に対する規律の一つである。根拠=消防法17条の7。
根拠:消防法 第17条の7 (出典: e-Gov法令検索)
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問93.政令で定める防火対象物の管理について権原を有する者は、防火管理者を定め、防火管理上必要な業務を行わせなければならない。
正解:○(正しい)
解説:管理権原者は、政令で定める防火対象物について防火管理者を選任し、消防計画の作成や消火・避難訓練など防火管理上必要な業務を行わせる義務を負う。根拠=消防法8条。
根拠:消防法 第8条 (出典: e-Gov法令検索)
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問94.防火管理者を選任したときは届け出る必要があるが、解任したときは消防長又は消防署長への届出は不要である。
正解:×(誤り)
解説:管理権原者は防火管理者を定めたとき及び解任したとき、いずれも遅滞なくその旨を消防長又は消防署長に届け出る義務を負う。解任も届出対象である。根拠=消防法8条2項。
根拠:消防法 第8条 (出典: e-Gov法令検索)
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問95.防火管理者の責務に含まれないものはどれか。
- ア.防火対象物についての消防計画の作成
- イ.消火・通報・避難の訓練の実施
- ウ.消防用機械器具等の型式適合検定の実施
- エ.消防用設備等の点検・整備の監督
正解:ウ.消防用機械器具等の型式適合検定の実施
解説:型式適合検定は日本消防検定協会等が行うものであり、防火管理者の業務ではない。消防計画の作成、訓練の実施、消防用設備等の点検整備の監督は防火管理者の責務である。根拠=消防法8条・施行令3条の2。
根拠:消防法 第8条 (出典: e-Gov法令検索)
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問96.建築主事等が建築物の確認等を行う場合に、当該建築物の工事施工地又は所在地を管轄する消防長又は消防署長の同意を得なければならないとする制度を消防同意という。
正解:○(正しい)
解説:建築確認等に際し消防長又は消防署長の同意を得る制度が消防同意である。防火の観点から建築段階で消防機関が関与する仕組みである。根拠=消防法7条。
根拠:消防法 第7条 (出典: e-Gov法令検索)
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問97.消防同意を与えるかどうかを判断し同意を行う主体はどれか。
- ア.建築主事又は指定確認検査機関
- イ.総務大臣
- ウ.都道府県知事
- エ.工事施工地又は所在地を管轄する消防長又は消防署長
正解:エ.工事施工地又は所在地を管轄する消防長又は消防署長
解説:消防同意を行うのは、建築物の工事施工地又は所在地を管轄する消防長又は消防署長である。同意を求める側が建築主事等であり、同意する側が消防機関である。根拠=消防法7条。
根拠:消防法 第7条 (出典: e-Gov法令検索)
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問98.消防長又は消防署長は、防火対象物の消防用設備等が技術上の基準に適合していないと認めるときは、権原を有する関係者に対し必要な措置を命ずることができる。
正解:○(正しい)
解説:消防長又は消防署長は、消防用設備等が技術基準に適合しない場合、権原を有する関係者に対し設置・維持のため必要な措置を命ずることができる。是正のための命令権限である。根拠=消防法17条の4。
根拠:消防法 第17条の4 (出典: e-Gov法令検索)
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問99.消防用設備等に代えて、通常用いられる消防用設備等と同等以上の性能を有するものとして総務大臣の認定を受けた特殊消防用設備等を、設備等設置維持計画に従って設置・維持することができる。
正解:○(正しい)
解説:性能規定の導入により、総務大臣の認定を受けた特殊消防用設備等を設備等設置維持計画に従って設置・維持することが認められている。従来の仕様規定に代わる方法である。根拠=消防法17条3項。
根拠:消防法 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問100.消防用設備等の設置後に検査を受ける必要がある防火対象物は、規模にかかわらずすべての防火対象物である。
正解:×(誤り)
解説:設置後の検査が必要となるのは、政令で定める特定防火対象物や一定規模以上の防火対象物などである。すべての防火対象物が検査対象となるわけではない。根拠=消防法17条の3の2・施行令35条。
根拠:消防法 第17条の3の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問101.泡消火設備の設置及び維持に関する技術上の基準を定めているのは消防法施行令の第何条か。
- ア.第15条
- イ.第13条
- ウ.第11条
- エ.第21条
正解:ア.第15条
解説:泡消火設備に関する基準は消防法施行令第15条に定められている。第13条は設置を要する防火対象物、第11条は屋内消火栓設備に係る規定である。根拠=施行令15条。
根拠:消防法施行令 第15条 (出典: e-Gov法令検索)
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問102.泡消火設備の固定式の泡放出口は、防護対象物の形状・構造・性質・数量等に応じ、標準放射量で有効に消火できるように必要な個数を適当な位置に設けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:固定式の泡放出口は、防護対象物の形状等に応じ標準放射量で有効に消火できるよう、必要個数を適当な位置に設ける。これが固定式に関する令の基準である。根拠=施行令15条。
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問103.移動式の泡消火設備のホース接続口は、防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が定められた距離以下となるように設ける。
正解:○(正しい)
解説:移動式のホース接続口は、防護対象物の各部分から到達できるよう水平距離が基準以下となる位置に配置し、有効に消火できるようにする。到達性の確保が要件である。根拠=施行令15条。
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問104.泡消火設備の設置対象として消防法施行令に定められていないものはどれか。
- ア.自動車の修理又は整備の用に供される部分
- イ.図書館の閲覧室
- ウ.飛行機又は回転翼航空機の格納庫
- エ.指定可燃物を貯蔵し又は取り扱う部分
正解:イ.図書館の閲覧室
解説:泡消火設備が求められるのは駐車場・自動車修理整備場・危険物施設・航空機格納庫・道路の用に供される部分・指定可燃物取扱所などである。図書館の閲覧室は該当しない。根拠=施行令13条・15条。
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問105.泡消火設備は、泡が可燃物の表面を覆って酸素の供給を遮断する窒息作用と冷却作用により消火するため、油類などの火災に適する。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は泡が可燃物表面を覆い酸素を遮断する窒息作用と冷却作用により消火する。この特性から油火災など水では消火困難な火災に適する。根拠=施行令15条・泡消火設備の技術基準。
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問106.水噴霧消火設備と泡消火設備は、いずれも消防設備士の同一の類の免状で工事・整備を行うことができる。
正解:×(誤り)
解説:水噴霧消火設備は第1類、泡消火設備は第2類に区分され免状の類が異なる。両者を混同すると扱える設備を誤るため注意を要する。根拠=消防法17条の6・施行令別表。
根拠:消防法 第17条の6 (出典: e-Gov法令検索)
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問107.屋外の貯蔵タンクの側板部に設置され、タンク火災時に泡を送り込む固定式の泡放出口を何というか。
- ア.フォームヘッド
- イ.高発泡用泡放出口
- ウ.フォームチャンバー
- エ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
正解:ウ.フォームチャンバー
解説:屋外貯蔵タンクの側板に設けタンク火災に対処する固定式泡放出口はフォームチャンバーである。フォームヘッドは低発泡用の天井設置型で用途が異なる。根拠=施行令15条・泡放出口の技術基準。
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問108.泡消火設備には固定式のものしかなく、ホースを用いて人が操作する移動式は認められていない。
正解:×(誤り)
解説:泡消火設備は区画全体を泡で満たす全域放出方式や局所放出方式のほか、ホースを用いる移動式にも区分され、移動式も認められている。防護対象に応じて方式を選択する。根拠=施行令15条・泡消火設備の技術基準。
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問109.駐車の用に供される部分や自動車の修理・整備の用に供される部分に泡消火設備が求められる主な理由は、油類による火災の危険があり水損を避けたい場所であることにある。
正解:○(正しい)
解説:駐車場や自動車整備場は燃料など油類による火災危険があり、水では消火が困難で水損も嫌う。この特性のため泡消火設備が適し設置対象とされる。根拠=施行令13条・15条。
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問110.泡消火設備における低発泡と高発泡の膨脹比(発泡倍率)の区分に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.低発泡・高発泡ともに膨脹比100を境界とする
- イ.低発泡は膨脹比80以下、高発泡は膨脹比200以上
- ウ.低発泡は膨脹比5以下、高発泡は膨脹比50以上
- エ.低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満
正解:エ.低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満
解説:膨脹比は発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値で、低発泡は20以下、高発泡は80以上1000未満とされる。低発泡はフォームヘッド、高発泡は高発泡用泡放出口を用いる。根拠=消防法施行規則18条。
根拠:消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問111.フォームチャンバーは、屋外貯蔵タンクの側板に取り付けられる固定泡放出口である。
正解:○(正しい)
解説:フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板上部に設置し、タンク内の液面上に泡を放出する固定泡放出口である。ガソリン等の引火性液体を貯蔵するタンク火災に用いられる。
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問112.駐車の用に供する部分の泡消火設備には、一般にフォームチャンバーが用いられる。
正解:×(誤り)
解説:駐車場にはスプリンクラーヘッドに類似したフォームヘッドが用いられる。フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板に設置する固定泡放出口であり、用途が異なる。
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問113.フォームヘッドは低発泡の泡を放射する放出口で、スプリンクラーヘッドに類似した構造をもつ。
正解:○(正しい)
解説:フォームヘッドは低発泡(膨脹比20以下)の泡を天井面から広範囲に放射する放出口で、スプリンクラーヘッドに似た形状をもち、駐車場や自動車修理場などに用いられる。
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問114.高発泡用泡放出口には、アスピレーター型と送風機型がある。
正解:○(正しい)
解説:高発泡用泡放出口は、空気を取り込んで膨脹比の大きい泡をつくる。空気を自然吸引するアスピレーター型と、送風機(ファン)で強制的に空気を送り込む送風機型に大別される。
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問115.高発泡とは、膨脹比が20以下の泡をいう。
正解:×(誤り)
解説:膨脹比20以下は低発泡であり、これを放射する放出口がフォームヘッドである。高発泡は膨脹比80以上1000未満で、高発泡用泡放出口を用いる。根拠は施行規則第18条。
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問116.膨脹比が80以上1000未満の泡を高発泡という。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条により、高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められている。区画全体を泡で満たす全域放出方式などに用いられる。低発泡は膨脹比20以下である。
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問117.膨脹比とは、発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除して求めた値である。
正解:○(正しい)
解説:膨脹比(発泡倍率)は、発生した泡の体積÷泡水溶液(泡消火薬剤と水との混合液)の体積で表される。値が大きいほど発泡倍率が高い。根拠は施行規則第18条。
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問118.全域放出方式は、高発泡の泡で防護区画全体を満たして消火する方式である。
正解:○(正しい)
解説:全域放出方式は、高発泡用泡放出口から発生した膨脹比の大きい泡で防護区画全体を短時間で満たし、窒息作用によって消火する方式である。地下駐車場や飛行機格納庫などに用いられる。
-
問119.移動式の泡消火設備は、煙が著しく充満するおそれのある場所に設けることが原則とされている。
正解:×(誤り)
解説:移動式はホースを持って人が接近し放射するため、煙が著しく充満するおそれのある場所には適さず、そうした場所以外に設けるのが原則である。煙が充満する場所には固定式が適する。
-
問120.移動式の泡消火設備は、ホースおよびノズルを用いて人が操作し放射する方式である。
正解:○(正しい)
解説:移動式は、ホース接続口にホースを接続し、人がノズルを操作して泡を放射する方式である。煙が著しく充満するおそれのある場所以外に設けられる。
-
問121.道路の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッドの放射量は、1平方メートル当たり毎分3.7リットルと定められている。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条により、道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分で水成膜泡消火薬剤を用いる場合の放射量は、1平方メートル当たり毎分3.7リットルである。
-
問122.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物で水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッドの放射量は、1平方メートル当たり毎分6.5リットルである。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条により、指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、たん白泡・水成膜泡ともに1平方メートル当たり毎分6.5リットルの放射量が定められている。
-
問123.高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の床面積のみを基準として算定する。
正解:×(誤り)
解説:高発泡用泡放出口の放出量は、床面から防護対象物の最高位より上方一定高さまでの体積である冠泡体積に、膨脹比種別に応じた放出量を乗じて算定する。床面積のみでは求めない。根拠は施行規則第18条。
-
問124.冠泡体積とは、床面から防護対象物の最高位より上方の一定高さまでの体積をいう。
正解:○(正しい)
解説:冠泡体積は、床面から防護対象物の最高位より上方一定高さまでの体積であり、高発泡の全域放出方式で泡の放出量を算定する基礎となる。根拠は施行規則第18条。
-
問125.固定式の泡消火設備では、防護対象物の形状等に応じ標準放射量で消火できるよう泡放出口を配置する。
正解:○(正しい)
解説:施行令第15条により、固定式の泡放出口は防護対象物の形状・構造・性質等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を適当な位置に設ける。
-
問126.フォームウォーター・スプリンクラーヘッドは、泡と水の両方を放出できる放出口である。
正解:○(正しい)
解説:フォームウォーター・スプリンクラーヘッドは、泡消火薬剤混合液による泡放射と水の散水の両機能をもつ放出口で、飛行機格納庫などに用いられる。
-
問127.局所放出方式は、防護区画全体を泡で満たすことを目的とした方式である。
正解:×(誤り)
解説:区画全体を泡で満たすのは全域放出方式である。局所放出方式は、火災危険性の高い特定の対象物を局部的に泡で覆って消火する方式であり、目的が異なる。根拠は施行規則第18条。
-
問128.移動式の泡消火設備では、ホース接続口から防護対象物の各部分に泡を有効に放射できるように設ける。
正解:○(正しい)
解説:施行令第15条により、移動式のホース接続口は、防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が所定値以下となるよう、各部分へ有効に放射できる位置に設ける。
-
問129.フォームチャンバーは、屋外貯蔵タンクの底部に設置する放出口である。
正解:×(誤り)
解説:フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板上部に設置し、液面上へ泡を放出する。底部ではない。液面に泡を展開して油面を覆い窒息消火する。
-
問130.送風機型の高発泡用泡放出口は、ファンで空気を強制的に送り込んで泡を発生させる。
正解:○(正しい)
解説:送風機型は送風機(ファン)で空気を強制的に発泡ネットへ送り込み、膨脹比の大きい泡を大量に発生させる。アスピレーター型は空気を自然吸引する点で異なる。
-
問131.泡消火設備の全域放出方式は、低発泡のフォームヘッドを用いて区画を満たす方式である。
正解:×(誤り)
解説:区画全体を泡で満たす全域放出方式は、膨脹比の大きい高発泡用泡放出口を用いる。低発泡のフォームヘッドは天井面から泡を散布する方式であり、区画全体を泡で充満させる用途ではない。
-
問132.自動車の修理または整備の用に供する部分では、フォームヘッドが用いられる。
正解:○(正しい)
解説:自動車の修理・整備の用に供する部分は、道路・駐車場と同様にフォームヘッドを用いる。水成膜泡消火薬剤を用いる場合の放射量は1平方メートル当たり毎分3.7リットルである。
-
問133.アスピレーター型の高発泡用泡放出口は、送風機を用いず気流によって空気を吸引し発泡させる。
正解:○(正しい)
解説:アスピレーター型は、泡水溶液の噴流によって周囲の空気を吸い込み(自然吸引)発泡ネットで泡をつくる。送風機を用いる送風機型とは発泡の方式が異なる。
-
問134.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物でたん白泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッドの放射量は、1平方メートル当たり毎分3.7リットルである。
正解:×(誤り)
解説:指定可燃物ではたん白泡・水成膜泡ともに1平方メートル当たり毎分6.5リットルである。3.7リットルは道路・駐車場等で水成膜泡を用いる場合の値であり、混同しやすい。根拠は施行規則第18条。
-
問135.泡消火設備の設備方式には、大きく分けて固定式と移動式がある。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は、配管等を通じて放出口から自動的に放射する固定式と、ホースを人が操作する移動式に大別される。施行令第15条でそれぞれの基準が定められている。
-
問136.高発泡用泡放出口は、膨脹比が20以下の泡を発生させるために用いる。
正解:×(誤り)
解説:膨脹比20以下は低発泡であり、フォームヘッドが用いられる。高発泡用泡放出口は膨脹比80以上1000未満の高発泡をつくるための放出口である。根拠は施行規則第18条。
-
問137.屋外貯蔵タンクの固定泡消火設備には、フォームチャンバーが用いられる。
正解:○(正しい)
解説:屋外貯蔵タンクでは、側板上部に設置したフォームチャンバーから液面上へ泡を放出し、油面を覆って消火する。駐車場に用いるフォームヘッドとは用途が異なる。
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問138.移動式の泡消火設備は、火災時に多量の煙が著しく充満するおそれのある場所以外の部分に設ける。
正解:○(正しい)
解説:移動式は人がホースを持って接近し放射するため、煙が著しく充満するおそれのある場所には設けられない。そうした場所以外の部分に設けるのが原則である。
-
問139.フォームヘッドは、屋外貯蔵タンクの側板に設置して液面に泡を放出する放出口である。
正解:×(誤り)
解説:側板に設置して液面に泡を放出するのはフォームチャンバーである。フォームヘッドは天井面に設けてスプリンクラー状に泡を散布する低発泡用の放出口であり、用途が異なる。
-
問140.高発泡用泡放出口は、火災時に人が接近して煙にさらされることを前提とした移動式専用の放出口である。
正解:×(誤り)
解説:高発泡用泡放出口は主に全域放出方式・局所放出方式で用いる固定式の放出口である。人がホースで放射する移動式とは別の方式であり、移動式専用ではない。
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問141.泡放出口の一つであるフォームヘッドについて、正しい記述はどれか。
- ア.膨脹比1000以上の泡を専用に発生させる放出口である
- イ.低発泡の泡を天井面から散布する、スプリンクラーヘッドに類似した放出口である
- ウ.送風機で空気を送り込み高発泡の泡を大量発生させる放出口である
- エ.屋外貯蔵タンクの側板に設置し液面へ泡を放出する放出口である
正解:イ.低発泡の泡を天井面から散布する、スプリンクラーヘッドに類似した放出口である
解説:フォームヘッドは低発泡(膨脹比20以下)の泡を天井面から散布する、スプリンクラーヘッドに類似した放出口である。側板設置はフォームチャンバー、送風機による高発泡は送風機型の高発泡用泡放出口の説明であり、いずれも別の放出口である。膨脹比1000以上を専用に扱う区分は規定されていない。
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問142.屋外貯蔵タンクの側板に設置し、液面上に泡を放出する固定泡放出口はどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.アスピレーター型高発泡用泡放出口
- ウ.フォームチャンバー
- エ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
正解:ウ.フォームチャンバー
解説:屋外貯蔵タンクの側板上部に設置し液面上に泡を放出するのはフォームチャンバーである。フォームヘッドは駐車場等の天井面に、フォームウォーター・スプリンクラーヘッドは格納庫等に、高発泡用泡放出口は区画を泡で満たす用途に用いられ、いずれも設置場所・用途が異なる。
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問143.駐車の用に供する部分に主として用いられる泡放出口はどれか。
- ア.フォームチャンバー
- イ.アスピレーター型高発泡用泡放出口
- ウ.送風機型高発泡用泡放出口
- エ.フォームヘッド
正解:エ.フォームヘッド
解説:駐車場にはスプリンクラーヘッドに類似したフォームヘッドが用いられる。フォームチャンバーは屋外貯蔵タンク、高発泡用泡放出口は区画全体を泡で満たす全域放出方式などに用いられ、駐車場の一般的な放出口ではない。
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問144.施行規則第18条に定める低発泡の膨脹比の範囲として正しいものはどれか。
- ア.20以下
- イ.20を超え80未満
- ウ.80以上1000未満
- エ.1000以上
正解:ア.20以下
解説:低発泡は膨脹比20以下と定められ、フォームヘッドが用いられる。80以上1000未満は高発泡の範囲であり、高発泡用泡放出口が用いられる。根拠は施行規則第18条。
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問145.施行規則第18条に定める高発泡の膨脹比の範囲として正しいものはどれか。
- ア.20以下
- イ.80以上1000未満
- ウ.1000以上2000未満
- エ.20を超え80未満
正解:イ.80以上1000未満
解説:高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、高発泡用泡放出口を用いて全域放出方式などで区画を泡で満たす。20以下は低発泡でフォームヘッドが用いられる。根拠は施行規則第18条。
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問146.道路の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合の、フォームヘッドの放射量として正しいものはどれか。
- ア.1平方メートル当たり毎分6.5リットル
- イ.1平方メートル当たり毎分5.0リットル
- ウ.1平方メートル当たり毎分3.7リットル
- エ.1平方メートル当たり毎分8.0リットル
正解:ウ.1平方メートル当たり毎分3.7リットル
解説:道路・自動車修理整備・駐車の用に供する部分で水成膜泡消火薬剤を用いる場合の放射量は、1平方メートル当たり毎分3.7リットルである。6.5リットルは指定可燃物の場合の値であり混同しやすい。根拠は施行規則第18条。
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問147.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物で水成膜泡消火薬剤を用いる場合の、フォームヘッドの放射量として正しいものはどれか。
- ア.1平方メートル当たり毎分3.7リットル
- イ.1平方メートル当たり毎分4.5リットル
- ウ.1平方メートル当たり毎分10リットル
- エ.1平方メートル当たり毎分6.5リットル
正解:エ.1平方メートル当たり毎分6.5リットル
解説:指定可燃物ではたん白泡・水成膜泡ともに1平方メートル当たり毎分6.5リットルである。3.7リットルは道路・駐車場等で水成膜泡を用いる場合の値である。根拠は施行規則第18条。
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問148.高発泡用泡放出口のうち、送風機を用いず気流の噴出によって周囲の空気を吸引して発泡させる型式はどれか。
- ア.アスピレーター型
- イ.送風機型
- ウ.フォームチャンバー型
- エ.スプリンクラー型
正解:ア.アスピレーター型
解説:アスピレーター型は泡水溶液の噴流によって周囲の空気を自然吸引して発泡させる。送風機型はファンで空気を強制的に送り込む点で異なる。フォームチャンバーやスプリンクラーは高発泡用泡放出口の型式区分ではない。
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問149.泡消火設備の全域放出方式に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.低発泡のフォームヘッドで天井面から泡を散布する方式である
- イ.高発泡の泡で防護区画全体を満たして消火する方式である
- ウ.屋外貯蔵タンクの液面のみを泡で覆う方式である
- エ.ホースを人が操作して火点へ泡を放射する方式である
正解:イ.高発泡の泡で防護区画全体を満たして消火する方式である
解説:全域放出方式は、高発泡用泡放出口から膨脹比の大きい泡を発生させ、防護区画全体を短時間で満たして窒息消火する方式である。天井面散布はフォームヘッド、タンク液面はフォームチャンバー、ホース操作は移動式の説明で、いずれも別方式である。
-
問150.高発泡用泡放出口の放出量算定の基礎となる体積として正しいものはどれか。
- ア.床面積に天井高を乗じた区画全体の体積
- イ.防護対象物そのものの体積
- ウ.床面から防護対象物の最高位より上方一定高さまでの冠泡体積
- エ.タンクの内容積
正解:ウ.床面から防護対象物の最高位より上方一定高さまでの冠泡体積
解説:高発泡の放出量は、床面から防護対象物の最高位より上方一定高さまでの冠泡体積に、膨脹比種別に応じた放出量を乗じて算定する。区画全体の単純な体積や対象物自体の体積ではない。根拠は施行規則第18条。
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問151.移動式の泡消火設備を設けることが原則として認められない場所はどれか。
- ア.屋外の開放された場所
- イ.駐車の用に供する部分
- ウ.自動車の修理の用に供する部分
- エ.火災時に煙が著しく充満するおそれのある場所
正解:エ.火災時に煙が著しく充満するおそれのある場所
解説:移動式は人がホースを持って接近し放射するため、火災時に煙が著しく充満するおそれのある場所には設けられない。そうした場所以外の部分に設けるのが原則である。
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問152.泡と水の両方を放出でき、飛行機格納庫などに用いられる放出口はどれか。
- ア.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
- イ.フォームチャンバー
- ウ.アスピレーター型高発泡用泡放出口
- エ.フォームヘッド
正解:ア.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
解説:フォームウォーター・スプリンクラーヘッドは泡放射と水の散水の両機能をもち、飛行機格納庫などに用いられる。フォームチャンバーはタンク用、高発泡用泡放出口は区画充満用、フォームヘッドは駐車場等の低発泡用であり用途が異なる。
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問153.施行令第15条に定める固定式の泡放出口の設置に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.人がホースを操作して放射できるよう接続口を設ける
- イ.防護対象物の形状等に応じ標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を適当な位置に設ける
- ウ.屋外貯蔵タンクの底部に設ける
- エ.必ず区画全体を高発泡で満たすよう設ける
正解:イ.防護対象物の形状等に応じ標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を適当な位置に設ける
解説:施行令第15条により、固定式の泡放出口は防護対象物の形状・構造・性質等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を適当な位置に設ける。ホース接続口は移動式の規定、底部設置や高発泡限定は誤りである。
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問154.局所放出方式に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.防護区画全体を高発泡の泡で満たす方式である
- イ.屋外貯蔵タンクの液面に泡を放出する方式である
- ウ.火災危険性の高い特定の対象物を局部的に泡で覆う方式である
- エ.ホースで人が放射する方式である
正解:ウ.火災危険性の高い特定の対象物を局部的に泡で覆う方式である
解説:局所放出方式は、火災危険性の高い特定の防護対象物を局部的に泡で覆って消火する方式である。区画全体を満たすのは全域放出方式であり、両者を混同しないよう注意する。根拠は施行規則第18条。
-
問155.各泡放出口とその主たる設置場所の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.フォームヘッド ― 屋外貯蔵タンクの側板
- イ.フォームチャンバー ― 駐車の用に供する部分
- ウ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド ― 屋外貯蔵タンクの側板
- エ.高発泡用泡放出口 ― 全域放出方式を用いる区画
正解:エ.高発泡用泡放出口 ― 全域放出方式を用いる区画
解説:高発泡用泡放出口は全域放出方式などで区画を泡で満たす場所に用いられる。フォームヘッドは駐車場等の天井面、フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板であり、他の選択肢は設置場所が取り違えられている。
-
問156.低発泡の泡を放射するフォームヘッドの膨脹比の上限として正しいものはどれか。
- ア.20
- イ.10
- ウ.80
- エ.1000
正解:ア.20
解説:低発泡は膨脹比20以下と定められており、フォームヘッドが用いられる。80や1000は高発泡側の数値であり、低発泡の上限ではない。根拠は施行規則第18条。
-
問157.自動車の修理・整備の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合の、フォームヘッドの放射量として正しいものはどれか。
- ア.1平方メートル当たり毎分6.5リットル
- イ.1平方メートル当たり毎分3.7リットル
- ウ.1平方メートル当たり毎分12リットル
- エ.1平方メートル当たり毎分20リットル
正解:イ.1平方メートル当たり毎分3.7リットル
解説:自動車の修理・整備の用に供する部分は道路・駐車場と同じ区分で、水成膜泡消火薬剤を用いる場合の放射量は1平方メートル当たり毎分3.7リットルである。6.5リットルは指定可燃物の場合の値である。根拠は施行規則第18条。
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問158.次のうち、高発泡用泡放出口の型式に該当するものはどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.フォームチャンバー
- ウ.送風機型
- エ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
正解:ウ.送風機型
解説:高発泡用泡放出口はアスピレーター型と送風機型に大別される。フォームヘッド・フォームチャンバー・フォームウォーター・スプリンクラーヘッドはいずれも低発泡や別用途の放出口であり、高発泡用の型式ではない。
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問159.泡放出口とその特徴の組合せとして誤っているものはどれか。
- ア.フォームヘッド ― 低発泡の泡を天井面から散布する
- イ.フォームチャンバー ― 屋外貯蔵タンクの側板に設置する
- ウ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド ― 泡と水の両方を放出できる
- エ.高発泡用泡放出口 ― 膨脹比20以下の泡を発生させる
正解:エ.高発泡用泡放出口 ― 膨脹比20以下の泡を発生させる
解説:高発泡用泡放出口は膨脹比80以上1000未満の高発泡をつくる放出口であり、膨脹比20以下の低発泡を発生させるのはフォームヘッドである。この組合せが誤りである。他の三つはいずれも正しい。根拠は施行規則第18条。
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問160.屋外貯蔵タンクの側板に設置し、タンク内の油面へ泡を送り込む固定式の泡放出口を「フォームチャンバー」という。
正解:○(正しい)
解説:フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板部に取り付ける泡放出口で、タンク内へ泡を放出して油面を覆う固定泡消火設備の代表的な機器である。屋外貯蔵タンク火災の消火に用いられる。
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問161.スプリンクラーヘッドに似た形状で、低発泡の泡水溶液を天井面などから広範囲に散布する泡放出口を「フォームヘッド」という。
正解:○(正しい)
解説:フォームヘッドは低発泡(膨脹比20以下)用の泡放出口で、スプリンクラーヘッドに類似した形状をもち、駐車場や自動車修理場などで泡水溶液を散布する。標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を配置する。
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問162.膨脹比80以上1000未満の高発泡を発生させる高発泡用泡放出口には、空気を自然に吸い込ませる方式と、送風機で強制的に空気を送る方式がある。この2つの型式の名称として正しい組合せはどれか。
- ア.フォームチャンバー型とベンチュリ型
- イ.アスピレーター型と送風機型
- ウ.ライン型とプレッシャー型
- エ.固定型と移動型
正解:イ.アスピレーター型と送風機型
解説:高発泡用泡放出口は、泡水溶液の流れで空気を吸引して発泡させるアスピレーター型と、送風機(ファン)で空気を強制的に送って発泡させる送風機型に大別される。フォームチャンバーは屋外タンク用の別機器、ベンチュリやラインは混合方式に関する語である。
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問163.泡消火薬剤と水を一定の割合で混合して泡水溶液をつくる装置を総称して「プロポーショナー(泡消火薬剤混合装置)」という。
正解:○(正しい)
解説:プロポーショナーは泡消火薬剤の原液と水を規定の混合率(3%型・6%型など)で混合する装置の総称である。混合方式には複数の型式がある。
-
問164.圧力タンクとベンチュリ管を利用して薬剤を混合する方式の名称として正しいものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:ウ.プレッシャー・プロポーショナー方式
解説:プレッシャー・プロポーショナー方式は、圧力タンク(薬剤貯蔵槽)とベンチュリ管を組み合わせ、送水圧を利用して薬剤を吸引・圧送し混合する方式である。ライン方式は管路のベンチュリ管のみ、ポンプ方式は吐出側の一部を吸込側に戻す、プレッシャーサイド方式は専用ポンプで圧入する点が異なる。
-
問165.泡消火薬剤の原液を蓄えておく圧力タンク(泡消火薬剤貯蔵槽)は、管路のベンチュリ管だけで薬剤を吸引するライン・プロポーショナー方式に固有の機器である。
正解:×(誤り)
解説:圧力タンク型の泡消火薬剤貯蔵槽は、送水圧を利用して槽内の薬剤を押し出すプレッシャー・プロポーショナー方式で用いられる機器である。ライン・プロポーショナー方式は管路のベンチュリ管の負圧で薬剤を吸引するもので、圧力タンクを固有の構成とはしない。
-
問166.管路の途中に設けたベンチュリ管の負圧で薬剤を吸引する、比較的小規模な設備に適した混合方式はどれか。
- ア.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
- エ.ライン・プロポーショナー方式
正解:エ.ライン・プロポーショナー方式
解説:ライン・プロポーショナー方式は、管路(ライン)に設けたベンチュリ管で生じる負圧により薬剤を吸引して混合する方式で、構造が簡単なため小規模設備に向く。専用ポンプで圧入する大規模向けのプレッシャーサイド方式や、圧力タンクを使うプレッシャー方式とは仕組みが異なる。
-
問167.薬剤専用のポンプを設けて薬剤を配管に圧入する方式は、大規模な泡消火設備に適しており、これを「プレッシャーサイド・プロポーショナー方式」という。
正解:○(正しい)
解説:プレッシャーサイド・プロポーショナー方式は、薬剤専用のポンプで薬剤を主配管に圧入する方式で、大規模設備に適する。専用ポンプをもつため広い流量範囲で安定した混合が可能である。
-
問168.ポンプの吐出側の水の一部を吸込側へ戻す途中で薬剤を混合する方式を「ライン・プロポーショナー方式」という。
正解:×(誤り)
解説:ポンプの吐出側の一部を吸込側に戻す途中で薬剤を混合するのはポンプ・プロポーショナー方式である。ライン・プロポーショナー方式は管路のベンチュリ管で薬剤を吸引する別方式であり、名称が入れ替わっている。
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問169.管路の断面を絞って流速を上げ、生じた負圧で薬剤を吸引するために用いられる、絞りをもつ管の名称はどれか。
- ア.ベンチュリ管
- イ.フート弁
- ウ.呼水槽
- エ.一斉開放弁
正解:ア.ベンチュリ管
解説:ベンチュリ管は管の途中を絞って流速を高め、その部分に生じる負圧を利用して薬剤を吸引する。ライン方式やプレッシャー方式の混合に用いられる。フート弁は吸水管先端の逆止弁、呼水槽はポンプの呼び水用、一斉開放弁は放出弁であり用途が異なる。
-
問170.加圧送水装置として一般的に用いられるポンプの吸水管の先端に取り付け、ポンプ停止時に水が水源へ落ちるのを防ぐ逆止弁を「フート弁」という。
正解:○(正しい)
解説:フート弁は吸水管の先端(水源側)に設ける逆止弁で、ポンプ停止中も吸水管内の水を保持し、再始動時の呼び水を確保する。ろ過用のストレーナを兼ねることが多い。
-
問171.水源がポンプより低い位置にある場合に、ポンプ内および吸水管内を常に水で満たしておくために設ける水槽を「フート弁」という。
正解:×(誤り)
解説:ポンプ内と吸水管内を常時満水に保つために設ける水槽は呼水槽(呼び水槽)である。フート弁は吸水管の先端に設ける逆止弁であり、水を蓄える水槽ではない。名称の取り違えである。
-
問172.放出区域の複数のヘッドへ一斉に泡水溶液を送るため、火災信号や起動装置の操作で開放され、二次側配管へ一度に送水する弁を何というか。
- ア.フート弁
- イ.一斉開放弁
- ウ.流水検知装置
- エ.逃し弁
正解:イ.一斉開放弁
解説:一斉開放弁は、起動装置の操作や火災感知に連動して開き、放出区域内の全ヘッドへ一斉に送水する弁である。フート弁は吸水管先端の逆止弁、流水検知装置は流水を検知して信号を発する装置であり、機能が異なる。
-
問173.配管内の水の流れを検知して電気信号を発し、ポンプの起動やベルの鳴動につなげる装置を「一斉開放弁」という。
正解:×(誤り)
解説:配管内の流水を検知して信号を発するのは流水検知装置である。一斉開放弁は起動装置の操作等で開いて放出区域の全ヘッドへ一斉送水する放出弁であり、流水を検知する装置ではない。役割が異なる。
-
問174.泡消火薬剤の比重(原液と規格値との差)を測定する際に用いる測定器の名称はどれか。
- ア.pH計
- イ.発泡試験器
- ウ.比重計
- エ.膨脹比計
正解:ウ.比重計
解説:比重計は液体の比重を測る器具で、泡消火薬剤原液の性状点検などに用いる。pH計は水素イオン濃度、発泡試験器は発泡性能の確認に用いるもので、測定対象が異なる。
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問175.泡消火薬剤や泡水溶液の酸性・アルカリ性の度合い(水素イオン濃度)を測る測定器を「pH計」という。
正解:○(正しい)
解説:pH計は水素イオン濃度(酸性・アルカリ性の度合い)を測定する器具である。薬剤の劣化や変質の確認に用いられる。比重を測る比重計とは対象が異なる。
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問176.発生した泡の膨脹比や25%還元時間などの発泡性能を確認するために用いる器具を「pH計」という。
正解:×(誤り)
解説:発泡性能(膨脹比や25%還元時間など)を確認するのは発泡試験器(発泡倍率測定用の器具)である。pH計は水素イオン濃度を測るものであり、用途が異なる。
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問177.低発泡とは膨脹比が80以上1000未満のものをいい、その泡放出口としてフォームヘッドが用いられる。
正解:×(誤り)
解説:低発泡は膨脹比20以下と定義され、泡放出口にはフォームヘッドを用いる。膨脹比80以上1000未満は高発泡の範囲で、高発泡用泡放出口を用いるものであり、数値が高発泡のものと入れ替わっている。
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問178.高発泡の膨脹比の範囲として正しいものはどれか。
- ア.1000以上
- イ.20以下
- ウ.20以上80未満
- エ.80以上1000未満
正解:エ.80以上1000未満
解説:高発泡は膨脹比80以上1000未満と定義される。20以下は低発泡である。高発泡では高発泡用泡放出口を用い、区画全体を泡で満たす全域放出方式などに使われる。
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問179.駐車の用に供する部分にフォームヘッドを設ける場合、水成膜泡消火薬剤の標準的な放射量は毎分1平方メートル当たり6.5リットルである。
正解:×(誤り)
解説:道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分では、水成膜泡消火薬剤の放射量は毎分1平方メートル当たり3.7リットルである。6.5リットルは指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物での値であり、対象部分が異なる。
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問180.指定可燃物を貯蔵し又は取り扱う防火対象物にフォームヘッドを設ける場合、水成膜泡消火薬剤の放射量として正しいものはどれか(毎分1平方メートル当たり)。
- ア.6.5リットル
- イ.3.7リットル
- ウ.1.0リットル
- エ.20リットル
正解:ア.6.5リットル
解説:指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、水成膜泡消火薬剤・たん白泡消火薬剤ともに放射量は毎分1平方メートル当たり6.5リットルである。3.7リットルは駐車場等での水成膜泡消火薬剤の値であり、適用場所が異なる。
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問181.フォームヘッドの必要個数は、防護対象物の床面積を1個当たりの有効放射面積で割り、端数が生じた場合は切り捨てて個数を減らすのが原則である。
正解:×(誤り)
解説:必要個数は防護面積を1個当たりの有効放射面積で割って求めるが、端数分もカバーする必要があるため切り上げて個数を確保する。切り捨てると防護面積の一部が放射範囲から外れてしまい、有効に消火できない。
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問182.高発泡用泡放出口の放出量を算定する際の基礎となる、床面から防護対象物の最高位より上方一定高さまでの体積を何というか。
- ア.膨脹比
- イ.冠泡体積
- ウ.還元体積
- エ.混合率
正解:イ.冠泡体積
解説:冠泡体積は、床面から防護対象物の最高位より上方の一定高さまでの体積で、高発泡用泡放出口の放出量算定の基礎となる。これに膨脹比種別に応じた放出量を乗じて算定する。膨脹比や混合率は別の概念である。
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問183.高発泡用泡放出口の放出量は、冠泡体積に膨脹比種別に応じた毎分1立方メートル当たりの泡水溶液放出量を乗じて算定する。
正解:○(正しい)
解説:高発泡用泡放出口の放出量は、冠泡体積(立方メートル)に、膨脹比種別ごとに定められた毎分1立方メートル当たりの泡水溶液放出量を乗じて算定する。区画を泡で満たす全域放出方式の考え方に基づく。
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問184.泡消火設備の系統図を上流から下流へ並べたとき、正しい順序はどれか。
- ア.泡放出口 → 混合装置 → 加圧送水装置 → 水源 → 配管
- イ.混合装置 → 水源 → 泡放出口 → 加圧送水装置 → 配管
- ウ.水源 → 加圧送水装置 → 混合装置 → 配管 → 泡放出口
- エ.水源 → 泡放出口 → 混合装置 → 加圧送水装置 → 配管
正解:ウ.水源 → 加圧送水装置 → 混合装置 → 配管 → 泡放出口
解説:泡消火設備は、水源から加圧送水装置(ポンプ)で水を送り、混合装置(プロポーショナー)で薬剤を混合して泡水溶液とし、配管を経て泡放出口から放出する流れで構成される。放出口が最下流、水源が最上流となる。
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問185.加圧送水装置として最も一般的に用いられるのは、水源の水を加圧して配管へ送り出すポンプ(電動機駆動が一般的)である。
正解:○(正しい)
解説:加圧送水装置には高架水槽・圧力水槽・ポンプ方式があるが、泡消火設備ではポンプ(一般に電動機駆動)が広く用いられる。水源の水を加圧して混合装置・配管へ送る役割をもつ。
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問186.たん白泡消火薬剤の性質として正しいものはどれか。
- ア.泡を全く発生させない薬剤である
- イ.フッ素系界面活性剤で油面に水成膜を形成する
- ウ.アルコールなどの水溶性液体火災に特化した薬剤である
- エ.動物性たん白の加水分解物を主成分とし、安定した泡を形成する
正解:エ.動物性たん白の加水分解物を主成分とし、安定した泡を形成する
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を主成分とし、安定性・保水性の高い泡を形成する。油面に水成膜を形成するのは水成膜泡消火薬剤(AFFF)、水溶性液体用は耐アルコール型の特徴であり、それぞれ別の薬剤である。
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問187.水成膜泡消火薬剤(AFFF)は、動物性たん白の加水分解物を主成分とし、油面に水成膜を形成しない点が特徴である。
正解:×(誤り)
解説:水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を含み、油面上に水成膜を形成して速い消火速度を示すのが特徴である。動物性たん白の加水分解物を主成分とするのはたん白泡消火薬剤であり、両者の性状が取り違えられている。
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問188.高発泡にも使用できる泡消火薬剤として、合成界面活性剤泡消火薬剤があげられる。
正解:○(正しい)
解説:合成界面活性剤泡消火薬剤は発泡性に優れ、高発泡(膨脹比80以上1000未満)にも使用できる。区画全体を泡で満たす全域放出方式などで用いられる。
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問189.アルコールなどの水溶性液体の火災に対しては、通常の泡が消泡されやすいため、専用の薬剤を用いる。この薬剤の名称はどれか。
- ア.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
- イ.たん白泡消火薬剤
- ウ.水成膜泡消火薬剤
- エ.合成界面活性剤泡消火薬剤
正解:ア.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
解説:アルコールなど水溶性液体は通常の泡を溶かして消してしまうため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。たん白泡・水成膜泡・合成界面活性剤泡は水溶性液体では泡が破壊されやすく適さない。
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問190.泡消火設備の主たる消火原理は、泡が可燃物の表面を覆って空気(酸素)を遮断する窒息作用に、冷却作用が加わるものである。
正解:○(正しい)
解説:泡消火の主原理は、泡が可燃物表面を覆って酸素を遮断する窒息作用で、あわせて泡中の水による冷却作用も働く。油火災(第4類危険物)に有効である。
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問191.混合率が3%型の泡消火薬剤について、原液と水の割合として正しいものはどれか。
- ア.原液97に対して水3
- イ.原液3に対して水97
- ウ.原液3に対して水6
- エ.原液6に対して水3
正解:イ.原液3に対して水97
解説:3%型は泡水溶液全体に対し原液が3%を占めるもので、原液3に対して水97の割合となる。6%型は原液6に対して水94である。混合率は薬剤の希釈濃度を表し、膨脹比とは別の概念である。
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問192.「25%還元時間」とは、泡に含まれる泡水溶液の25%が泡から水として排出されるまでの時間をいい、値が長いほど泡が安定していることを示す。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間は、泡が含む泡水溶液の25%が還元(水として排出)するまでの時間で、泡の安定性・保水性の指標である。時間が長いほど泡は崩れにくく安定している。
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問193.屋外貯蔵タンクの火災に対して固定式の泡消火設備を設ける場合に、タンク側板に取り付けて用いる代表的な泡放出口はどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.高発泡用泡放出口(送風機型)
- ウ.フォームチャンバー
- エ.一斉開放弁
正解:ウ.フォームチャンバー
解説:屋外貯蔵タンクの固定泡消火設備では、タンク側板に取り付けるフォームチャンバーを用いてタンク内へ泡を放出する。フォームヘッドは駐車場等の低発泡散布用、高発泡用泡放出口は区画を泡で満たす用途、一斉開放弁は放出弁であり用途が異なる。
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問194.水噴霧消火設備は消防設備士の区分では第2類に、泡消火設備は第1類に該当する。
正解:×(誤り)
解説:区分が逆である。水噴霧消火設備が第1類、泡消火設備が第2類に該当する。甲種第2類は泡消火設備を対象とする資格であり、水系(水噴霧)との境界に注意する。
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問195.甲種第2類が対象とする消火設備として正しいものはどれか。
- ア.屋内消火栓設備
- イ.水噴霧消火設備
- ウ.不活性ガス消火設備
- エ.泡消火設備
正解:エ.泡消火設備
解説:甲種第2類は泡消火設備を対象とする。水噴霧消火設備は第1類、不活性ガス消火設備は第3類などに区分され、対象設備が異なる。混同しやすいので区分の境界を押さえる。
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問196.泡消火設備が適する場所として、駐車場や自動車の修理・整備場、危険物施設、飛行機の格納庫などがあげられる。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は、水損を嫌う場所や油火災に有効なため、駐車場・自動車修理整備場・危険物施設・飛行機格納庫・指定可燃物取扱所などに適する。窒息+冷却作用による消火が油火災で効果的である。
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問197.高発泡用泡放出口のうち、送風機(ファン)で空気を強制的に送り込んで発泡させる型式を何というか。
- ア.送風機型
- イ.アスピレーター型
- ウ.ベンチュリ型
- エ.フォームヘッド型
正解:ア.送風機型
解説:送風機型は送風機で空気を強制的に送って発泡させる高発泡用泡放出口である。アスピレーター型は泡水溶液の流れで空気を自然に吸引する方式で、発泡の駆動方法が異なる。ベンチュリは混合、フォームヘッドは低発泡用であり用途が異なる。
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問198.区画全体を泡で満たして消火する全域放出方式は、一般に高発泡の泡放出口を用いて行われる。
正解:○(正しい)
解説:全域放出方式は、防護区画全体を泡で満たして消火する方式で、大量の泡を発生できる高発泡(膨脹比80以上1000未満)用泡放出口を用いるのが一般的である。冠泡体積を基礎に放出量を算定する。
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問199.移動式の泡消火設備は、ホースを接続して人が操作し、防護対象物の各部分へ泡を放射できるように設ける方式である。
正解:○(正しい)
解説:移動式は、ホース接続口を設け、各部分へ到達できるように配置して人がホースで泡を放射する方式である。固定式(フォームヘッド等)とは放出手段が異なり、機動的な消火に用いられる。
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問200.泡消火薬剤の混合方式のうち、専用ポンプを用いず圧力タンク(薬剤貯蔵槽)の圧力を利用して薬剤を送り出す方式はどれか。
- ア.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- ウ.ライン・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
解説:プレッシャー・プロポーショナー方式は圧力タンクとベンチュリ管を利用し、送水圧で薬剤を押し出して混合する。薬剤専用ポンプを用いるのはプレッシャーサイド方式であり、駆動源が異なる。
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問201.フォームヘッドは高発泡(膨脹比80以上1000未満)用の泡放出口であり、区画全体を泡で満たす目的で用いられる。
正解:×(誤り)
解説:フォームヘッドは低発泡(膨脹比20以下)用の泡放出口である。高発泡には高発泡用泡放出口(アスピレーター型・送風機型)を用いる。発泡の区分が誤っている。
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問202.たん白泡消火薬剤の泡は、水成膜泡消火薬剤に比べ油面上に速やかに水成膜を形成する点が最大の特徴である。
正解:×(誤り)
解説:油面上に水成膜を形成するのは水成膜泡消火薬剤(AFFF)の特徴である。たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物による安定した泡を特徴とし、水成膜形成を主特徴とはしない。
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問203.ポンプ吐出側の水の一部を吸込側へ戻す途中で薬剤を混合する方式の名称として正しいものはどれか。
- ア.プレッシャー・プロポーショナー方式
- イ.ライン・プロポーショナー方式
- ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
解説:ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプ吐出側の水の一部を吸込側へ戻す経路の途中で薬剤を混合する方式である。圧力タンクを使うプレッシャー方式や、管路のベンチュリ管による吸引のライン方式とは仕組みが異なる。
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問204.泡消火薬剤の混合率における「6%型」とは、泡水溶液全体に対して水が6%を占めるものである。
正解:×(誤り)
解説:6%型は泡水溶液全体に対して原液(薬剤)が6%を占めるもので、原液6に対して水94の割合である。水が6%なのではなく原液が6%である点が誤っている。
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問205.固定式の泡放出口を設ける際は、防護対象物の形状等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を適当な位置に設けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:施行令の基準により、固定式の泡放出口は防護対象物の形状等に応じて、標準放射量で有効に消火できるよう必要個数を適当な位置に設ける。放射量と配置の両面から有効性を確保する趣旨である。
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問206.発泡試験器を用いて確認する項目として、最も適切なものはどれか。
- ア.配管内の流水の有無
- イ.薬剤の水素イオン濃度
- ウ.薬剤原液の比重
- エ.泡の膨脹比や発泡の状態
正解:エ.泡の膨脹比や発泡の状態
解説:発泡試験器は泡の膨脹比や発泡状態など発泡性能を確認する器具である。水素イオン濃度はpH計、比重は比重計、流水の有無は流水検知装置で扱うもので、測定対象が異なる。
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問207.低発泡の泡放出口としてフォームヘッドを用いる駐車場では、系統図上、混合装置で作られた泡水溶液が配管を経てフォームヘッドから散布される流れとなる。
正解:○(正しい)
解説:駐車場のような低発泡の用途では、水源→加圧送水装置→混合装置→配管→フォームヘッドの順に泡水溶液が送られ、ヘッドから散布される。膨脹比20以下の低発泡放出口としてフォームヘッドが用いられる。
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問208.泡消火設備が油火災(第4類危険物)に有効とされる主たる理由として、最も適切なものはどれか。
- ア.泡が油面を覆って酸素を遮断し、あわせて冷却する作用があるため
- イ.泡が油と反応して不燃性の固体に変えるため
- ウ.泡が油を吸収して完全に無害化するため
- エ.泡が油の比重を大きく変えて沈降させるため
正解:ア.泡が油面を覆って酸素を遮断し、あわせて冷却する作用があるため
解説:泡消火は、泡が油面を覆って空気(酸素)を遮断する窒息作用に、泡中の水による冷却作用が加わって消火する。油と反応して固体化したり油を無害化したりする作用によるものではない。
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問209.膨脹比(発泡倍率)は、発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値をいう。
正解:○(正しい)
解説:膨脹比は、発生した泡の体積を、その泡のもととなった泡水溶液(泡消火薬剤と水との混合液)の体積で除して求める。泡がどれだけ膨らんだかを表す指標である。根拠:施行規則18条。
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問210.低発泡とは、膨脹比が20以下のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:低発泡は膨脹比20以下と定められており、泡放出口としてフォームヘッドが用いられる。膨脹比が小さいほど水分を多く含む重い泡となる。根拠:施行規則18条。
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問211.高発泡とは、膨脹比が50以上500未満のものをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められている。高発泡用泡放出口を用いて全域放出方式または局所放出方式で放出する。根拠:施行規則18条。
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問212.膨脹比が20以下のものを高発泡、80以上1000未満のものを低発泡という。
正解:×(誤り)
解説:分類が逆である。膨脹比20以下が低発泡、80以上1000未満が高発泡と定められている。低発泡はフォームヘッド、高発泡は高発泡用泡放出口を用いる。根拠:施行規則18条。
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問213.膨脹比の分類において、低発泡と高発泡の境界に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満である
- イ.低発泡は膨脹比80以下、高発泡は膨脹比80を超えるものである
- ウ.低発泡は膨脹比100以下、高発泡は膨脹比100以上である
- エ.低発泡は膨脹比50以下、高発泡は膨脹比50以上500未満である
正解:ア.低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満である
解説:低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められている。低発泡はフォームヘッド、高発泡は高発泡用泡放出口を用いる。他の数値は規則の区分と一致しない。根拠:施行規則18条。
-
問214.泡水溶液とは、泡消火薬剤と水とを混合した液をいう。
正解:○(正しい)
解説:泡水溶液は泡消火薬剤(原液)と水を所定の混合率で混合した液であり、これを発泡させて泡を生成する。膨脹比算定の分母となるのもこの泡水溶液の体積である。根拠:施行規則18条。
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問215.膨脹比が大きいほど、同じ量の泡水溶液から発生する泡の体積は小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。膨脹比は発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値であるため、膨脹比が大きいほど同じ泡水溶液からより多くの体積の泡が得られる。高発泡が区画を短時間で満たせるのはこのためである。根拠:施行規則18条。
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問216.低発泡の泡を放出する泡放出口として用いられるものはどれか。
- ア.高発泡用泡放出口
- イ.フォームヘッド
- ウ.送風機型発泡装置
- エ.アスピレーター型高発泡放出口
正解:イ.フォームヘッド
解説:低発泡(膨脹比20以下)にはフォームヘッドが用いられる。高発泡用泡放出口やアスピレーター型・送風機型は膨脹比80以上1000未満の高発泡に用いる放出口である。根拠:施行規則18条。
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問217.道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:駐車場等に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は、床面積1平方メートル当たり毎分3.7リットル以上と定められている。根拠:施行規則18条。
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問218.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、水成膜泡消火薬剤・たん白泡消火薬剤ともにフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上である。3.7は駐車場等に水成膜泡を用いる場合の値であり適用場所が異なる。根拠:施行規則18条。
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問219.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物にたん白泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、たん白泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上と定められている。根拠:施行規則18条。
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問220.駐車場等に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量として、規則に定められた正しい値はどれか。
- ア.1平方メートル1分間当たり8.0リットル以上
- イ.1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上
- ウ.1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上
- エ.1平方メートル1分間当たり2.0リットル以上
正解:ウ.1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上
解説:道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は、毎分3.7リットル(1平方メートル当たり)以上である。6.5は指定可燃物の場合の値であり適用場所が異なる。根拠:施行規則18条。
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問221.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量として正しいものはどれか。
- ア.1平方メートル1分間当たり1.5リットル以上
- イ.1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上
- ウ.1平方メートル1分間当たり10.0リットル以上
- エ.1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上
正解:エ.1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上
解説:指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上である。3.7は駐車場等に水成膜泡を用いる場合の値であり混同しやすい。根拠:施行規則18条。
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問222.25%還元時間とは、泡に含まれる泡水溶液の25%が泡から還元(排出)するまでの時間をいい、泡の安定性・保水性の指標となる。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間は、泡に含まれる泡水溶液の25%が水として泡から排出されるまでの時間で、この時間が長いほど泡が壊れにくく安定していることを示す。発泡倍率とともに泡の性能を評価する試験項目である。
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問223.25%還元時間が短いほど、泡は壊れにくく安定性が高いといえる。
正解:×(誤り)
解説:逆である。25%還元時間は長いほど泡水溶液が泡から抜けにくく、泡の保水性・安定性が高いことを示す。時間が短い泡は速く水が抜けて崩れやすい。
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問224.たん白泡消火薬剤は、動物性たん白の加水分解物を主成分とし、安定した泡を形成する。
正解:○(正しい)
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を基剤とし、粘性が高く安定した耐久性のある泡を作る。屋外貯蔵タンクの固定泡消火設備などに用いられる。
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問225.水成膜泡消火薬剤(AFFF)は、油面に水成膜を形成せず、専ら冷却作用のみで消火する薬剤である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を含み、油面上に水成膜を形成して封止することで消火速度が速いのが特徴である。冷却作用のみで消火するという説明は誤りである。
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問226.合成界面活性剤泡消火薬剤は、高発泡用として使用することができる。
正解:○(正しい)
解説:合成界面活性剤泡消火薬剤は発泡性に優れ、低発泡だけでなく高発泡用としても使用できる。区画を泡で満たす全域放出方式などで用いられる。
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問227.アルコールなどの水溶性液体の火災に対しては、通常のたん白泡消火薬剤を用いれば十分に消火できる。
正解:×(誤り)
解説:水溶性液体(アルコール等)は泡の水分を奪って泡を消してしまうため、通常の泡では有効に消火できない。この場合は耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる必要がある。
-
問228.油面に水成膜を形成して消火速度が速いという特徴を持つ泡消火薬剤はどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤(AFFF)
- イ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- ウ.たん白泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型泡消火薬剤
正解:ア.水成膜泡消火薬剤(AFFF)
解説:水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を含み、油面上に水成膜を形成することで消火速度が速い。たん白泡は安定した泡、合成界面活性剤泡は高発泡向き、耐アルコール型は水溶性液体用という特徴を持つ。
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問229.水溶性液体(アルコール等)の火災に用いる泡消火薬剤として適切なものはどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.水成膜泡消火薬剤(AFFF)
正解:イ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
解説:アルコール等の水溶性液体は泡の水分を奪って泡を破壊するため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。他の薬剤は水溶性液体上では泡が消えてしまい有効に働かない。
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問230.泡消火設備の主な消火作用は、泡が可燃物表面を覆って酸素の供給を遮断する窒息作用と、冷却作用である。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は、泡が可燃物表面を被覆して空気(酸素)を遮断する窒息作用と、泡に含まれる水分による冷却作用によって消火する。油火災(第4類危険物)に有効である。
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問231.泡消火設備の主たる消火作用は、電気絶縁性を利用した抑制(負触媒)作用である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。泡消火設備の主たる消火作用は窒息作用と冷却作用である。泡は水分を含み導電性があるため電気火災には適さず、負触媒作用を主とするものでもない。
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問232.泡消火設備の消火作用として最も適切なものはどれか。
- ア.希釈作用と再結合作用
- イ.負触媒作用のみ
- ウ.窒息作用と冷却作用
- エ.気化熱による除去作用のみ
正解:ウ.窒息作用と冷却作用
解説:泡消火設備は、泡が可燃物表面を覆って酸素を遮断する窒息作用と、泡中の水分による冷却作用で消火する。油火災に有効である一方、電気を通すため電気設備には適さない。
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問233.泡消火薬剤の混合率には3%型と6%型があり、3%型は原液3に対して水97の割合で混合するものをいう。
正解:○(正しい)
解説:混合率は泡消火薬剤原液の希釈濃度を表し、3%型は原液3に水97、6%型は原液6に水94の割合で混合して泡水溶液を作る。設計に応じて薬剤タンク容量や混合装置が定まる。
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問234.混合率6%型の泡消火薬剤は、原液94に対して水6の割合で混合して泡水溶液を作る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。6%型は泡消火薬剤原液6に対して水94の割合で混合する(原液が全体の6%)。原液94・水6では濃度が逆であり誤りである。3%型は原液3+水97である。
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問235.混合率3%型の泡消火薬剤において、泡水溶液100リットルに含まれる原液量として正しいものはどれか。
- ア.原液6リットル
- イ.原液30リットル
- ウ.原液0.3リットル
- エ.原液3リットル
正解:エ.原液3リットル
解説:3%型は原液3に対し水97の割合、すなわち泡水溶液全体の3%が原液である。したがって泡水溶液100リットル中の原液は3リットルとなる。6リットルは6%型の場合の値である。
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問236.泡消火薬剤と水を混合して泡水溶液を作る装置を、混合装置(プロポーショナー)という。
正解:○(正しい)
解説:プロポーショナー(混合装置)は、水流に対して所定の混合率で泡消火薬剤を混合し泡水溶液を作る装置である。ポンプ式・プレッシャー式・ライン式・プレッシャーサイド式などの方式がある。
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問237.管路の途中に設けたベンチュリ管の負圧を利用して泡消火薬剤を吸引・混合する方式で、比較的小規模な設備に用いられるものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャー・プロポーショナー方式
正解:ア.ライン・プロポーショナー方式
解説:ライン・プロポーショナー方式は、管路のベンチュリ管に生じる負圧で泡消火薬剤を吸引・混合する簡便な方式で、小規模設備に用いられる。プレッシャーサイド式は専用ポンプで圧入する大規模向け方式である。
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問238.泡消火薬剤専用のポンプを用いて薬剤を圧入し、水流に混合する方式で、大規模設備に適するものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:イ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
解説:プレッシャーサイド・プロポーショナー方式は、薬剤専用ポンプで泡消火薬剤を主管路へ圧入し混合する方式で、大規模設備に適する。ライン式は小規模向け、プレッシャー式は圧力タンクとベンチュリ管を利用する方式である。
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問239.圧力タンクとベンチュリ管を利用して泡消火薬剤を混合する方式を、プレッシャー・プロポーショナー方式という。
正解:○(正しい)
解説:プレッシャー・プロポーショナー方式は、圧力タンクにかかる水圧とベンチュリ管の作用を利用して泡消火薬剤を混合する方式である。専用ポンプで圧入するプレッシャーサイド式とは区別される。
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問240.ポンプ・プロポーショナー方式は、圧力タンクとベンチュリ管のみを利用し、ポンプを一切用いない方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプ吐出側の水の一部をバイパスで吸込側へ戻す経路の途中に薬剤を混合する方式である。圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。
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問241.固定式の泡放出口は、防護対象物の形状等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける。
正解:○(正しい)
解説:施行令15条により、固定式の泡放出口は、防護対象物の形状・構造・性質・数量等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設けることとされている。根拠:施行令15条。
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問242.移動式の泡消火設備のホース接続口は、防護対象物の各部分からホース接続口まで有効に到達できるように設ける。
正解:○(正しい)
解説:施行令15条により、移動式の泡消火設備は、防護対象物の各部分からホース接続口まで有効に到達できるように接続口を設けることとされている。根拠:施行令15条。
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問243.固定式泡放出口の設置に関して施行令が定める放射量の基準として正しいものはどれか。
- ア.最小放射量を下回らなければ位置は問わない
- イ.最大放射量で放出できるよう設ける
- ウ.標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける
- エ.放射量の定めはなく個数のみを規定している
正解:ウ.標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける
解説:施行令15条により、固定式の泡放出口は防護対象物の形状等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設けることとされている。標準放射量と個数・位置の両方が要件である。根拠:施行令15条。
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問244.高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の冠泡体積に、膨脹比の種別に応じて定められた毎分1立方メートル当たりの泡水溶液放出量を乗じて算定する。
正解:○(正しい)
解説:全域放出方式の高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の冠泡体積(床面から防護対象物最高位より上方一定高さまでの体積)に、膨脹比種別ごとに定められた1立方メートル当たり毎分の泡水溶液放出量を乗じて算定する。根拠:施行規則18条。
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問245.冠泡体積とは、防護区画の天井面から床面までの全体の体積をいい、防護対象物の高さは考慮しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。冠泡体積は、床面から防護対象物の最高位より上方に定められた高さまでの空間の体積であり、防護対象物の高さを基準に算定する。天井から床までの全体積とする説明は誤りである。高発泡用泡放出口の放出量算定の基礎となる。根拠:施行規則18条。
-
問246.屋外貯蔵タンクの側板に設けて固定泡消火設備を構成する泡放出口はどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
- ウ.高発泡用泡放出口
- エ.フォームチャンバー
正解:エ.フォームチャンバー
解説:フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板に取り付け、タンク内の液面に泡を送り込む固定泡消火設備用の放出口である。フォームヘッドは低発泡、高発泡用泡放出口は区画全体を満たす用途に用いる。
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問247.高発泡用泡放出口は、膨脹比20以下の低発泡の泡を生成するために用いられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高発泡用泡放出口は膨脹比80以上1000未満の高発泡の泡を生成するために用いる。膨脹比20以下の低発泡にはフォームヘッドを用いる。高発泡用にはアスピレーター型と送風機型がある。根拠:施行規則18条。
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問248.水噴霧消火設備は消防設備士甲種第2類、泡消火設備は甲種第1類の対象設備である。
正解:×(誤り)
解説:類が逆である。泡消火設備が甲種第2類、水噴霧消火設備が第1類の対象である。混同しないよう注意が必要である。
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問249.泡消火設備は、水では消火が困難で水損を嫌う場所や油火災に適しており、駐車場・危険物施設・飛行機格納庫などに用いられる。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は油火災(第4類危険物)に有効で、放水による損害を避けたい場所にも適する。駐車場、危険物施設、飛行機格納庫、指定可燃物取扱所などに設置される。
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問250.全域放出方式は、ホースを人が持って移動しながら防護対象物に泡を放出する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ホースを人が持って移動しながら放出するのは移動式である。全域放出方式は、主に高発泡の泡で防護区画全体を短時間に満たして窒息消火する方式であり、飛行機格納庫などに用いられる。
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問251.発泡倍率および25%還元時間の試験は、いずれも泡消火薬剤の性能を評価するために行うものである。
正解:○(正しい)
解説:発泡倍率(膨脹比)は泡がどれだけ膨らむか、25%還元時間は泡がどれだけ安定して水を保持するかを評価する試験であり、いずれも泡の性能を確認するために行う。
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問252.膨脹比が20以下で、泡放出口としてフォームヘッドを用いる分類はどれか。
- ア.低発泡
- イ.中発泡
- ウ.超高発泡
- エ.高発泡
正解:ア.低発泡
解説:膨脹比20以下で泡放出口としてフォームヘッドを用いるのは低発泡である。膨脹比80以上1000未満は高発泡で、高発泡用泡放出口を用いる。根拠:施行規則18条。
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問253.パスカルの原理により、密閉された液体の一部に加えた圧力は、液体のすべての部分に同じ大きさで伝わる。
正解:○(正しい)
解説:パスカルの原理は、密閉容器内の静止流体の一点に加えた圧力が、流体全体に減衰することなく等しく伝わることを示す。油圧ジャッキやプレッシャー・プロポーショナーの動作原理の基礎となる。
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問254.ゲージ圧とは、絶対圧に大気圧を加えた圧力のことである。
正解:×(誤り)
解説:ゲージ圧は大気圧を基準(ゼロ)として測った圧力であり、絶対圧=ゲージ圧+大気圧の関係になる。したがってゲージ圧は絶対圧から大気圧を差し引いた値であり、記述は逆になっている。
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問255.断面積0.02平方メートルのピストンに600Nの力を加えたとき、ピストンにかかる圧力として正しいものはどれか。
- ア.30kPa
- イ.12kPa
- ウ.3kPa
- エ.300kPa
正解:ア.30kPa
解説:圧力=力÷面積で求める。600N÷0.02平方メートル=30000Pa=30kPaとなる。
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問256.水の密度を1000kg/立方メートル、重力加速度を9.8m/s²とすると、水深10mの位置における水圧(ゲージ圧)はおよそ98kPaである。
正解:○(正しい)
解説:静水圧はp=ρghで求める。1000×9.8×10=98000Pa=98kPaとなり、記述は正しい。これは水頭10mが約98kPaに相当することを意味する。
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問257.水の密度を1000kg/立方メートル、重力加速度を9.8m/s²とするとき、圧力196kPa(ゲージ圧)に相当する水頭はいくらか。
- ア.10m
- イ.20m
- ウ.50m
- エ.100m
正解:イ.20m
解説:水頭h=p÷(ρg)で求める。196000÷(1000×9.8)=196000÷9800=20mとなる。
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問258.連続の式によれば、非圧縮性流体が断面積の変化する管を流れるとき、断面積が大きいほど流速は速くなる。
正解:×(誤り)
解説:連続の式Q=A×v(流量一定)より、流量が一定なら断面積Aと流速vは反比例する。したがって断面積が大きいほど流速は遅くなり、断面積が小さいほど速くなる。記述は逆である。
-
問259.内径が一定の配管内を流量0.6立方メートル/minで水が流れている。管の断面積が0.005平方メートルのとき、管内の平均流速はおよそいくらか。
- ア.1.0m/s
- イ.0.5m/s
- ウ.2.0m/s
- エ.3.0m/s
正解:ウ.2.0m/s
解説:流速v=Q÷Aで求める。流量0.6立方メートル/minを毎秒に直すと0.6÷60=0.01立方メートル/s。v=0.01÷0.005=2.0m/sとなる。
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問260.ベルヌーイの定理は、粘性や摩擦損失を無視できる理想流体において、流線上で圧力エネルギー・運動エネルギー・位置エネルギーの総和が一定に保たれることを示す。
正解:○(正しい)
解説:ベルヌーイの定理は、非圧縮・非粘性の理想流体で、単位体積あたりの圧力・速度水頭・位置水頭の和(総エネルギー)が流線上で保存されることを表す。ベンチュリ管による薬剤混合の原理でもある。
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問261.ベンチュリ管は、管の断面積を絞った部分で流速が減少し圧力が上昇することを利用しており、この上昇した圧力で泡消火薬剤を吸引する。
正解:×(誤り)
解説:ベルヌーイの定理より、絞り部では流速が増して圧力が低下する。この負圧(低下した圧力)を利用して薬剤を吸引・混合するのがライン・プロポーショナー方式である。流速が減少し圧力が上昇するとする記述は誤り。
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問262.内径100mmの管が内径50mmの管に接続されている。太い管内の流速が1m/sのとき、細い管内の流速はいくらか。
- ア.0.5m/s
- イ.2m/s
- ウ.8m/s
- エ.4m/s
正解:エ.4m/s
解説:連続の式A1v1=A2v2を用いる。断面積は内径の2乗に比例するため、内径が半分になると断面積は4分の1になる。流量一定なら流速は4倍となり、1×4=4m/sとなる。
-
問263.渦巻ポンプ(遠心ポンプ)は、羽根車の回転による遠心力で水にエネルギーを与え、圧力を高めて送水するポンプである。
正解:○(正しい)
解説:渦巻ポンプは羽根車(インペラ)の高速回転で生じる遠心力によって水の速度エネルギーを高め、それを渦巻室(ケーシング)で圧力エネルギーに変換して送水する。消火設備の加圧送水装置に広く用いられる。
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問264.ポンプの全揚程とは、実揚程から配管の摩擦損失水頭を差し引いたものである。
正解:×(誤り)
解説:全揚程は、実際の揚水高さ(実揚程)に配管やバルブでの摩擦損失水頭、および必要放水圧力に相当する水頭を加えたものである。差し引くのではなく加えるため、記述は誤り。
-
問265.ポンプのキャビテーションに関する記述として、正しいものはどれか。
- ア.吸込側の圧力が飽和蒸気圧より低くなり、水が局所的に気化して気泡を生じる現象である
- イ.水温が低いほど発生しやすくなる現象である
- ウ.吐出側の圧力が高すぎるときに気泡が発生する現象である
- エ.羽根車の回転が遅すぎるときに発生する現象である
正解:ア.吸込側の圧力が飽和蒸気圧より低くなり、水が局所的に気化して気泡を生じる現象である
解説:キャビテーションは、ポンプ吸込側などで局所的に圧力がその温度における飽和蒸気圧より低下し、水が気化して気泡(空洞)が発生し、それが崩壊して振動・騒音・壊食を招く現象である。吸込揚程が過大な場合や水温が高い場合に起きやすい。
-
問266.キャビテーションを防止するためには、ポンプの吸込揚程を大きくとることが有効である。
正解:×(誤り)
解説:吸込揚程を大きくすると吸込側の圧力がより低下し、飽和蒸気圧を下回りやすくなるためキャビテーションが発生しやすくなる。防止するには吸込揚程を小さくする(水源をポンプに近づける等)ことが有効であり、記述は誤り。
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問267.全揚程50m、吐出量が毎分0.6立方メートルのポンプを考える。水の密度1000kg/立方メートル、重力加速度9.8m/s²とするとき、このポンプの理論水動力(損失を無視した水に与える動力)はおよそいくらか。
- ア.約0.49kW
- イ.約4.9kW
- ウ.約2.9kW
- エ.約29kW
正解:イ.約4.9kW
解説:水動力P=ρ×g×Q×Hで求める。吐出量0.6立方メートル/minは0.01立方メートル/s。P=1000×9.8×0.01×50=4900W=約4.9kWとなる。
-
問268.管路を流れる水の直管部の摩擦損失水頭は流速に正比例するため、流速が2倍になると損失もちょうど2倍になる。
正解:×(誤り)
解説:ダルシー・ワイスバッハの式より、直管の摩擦損失水頭は流速の2乗に比例する。流速が2倍になれば損失は2の2乗=4倍になり、2倍ではない。正比例とする記述は誤り。
-
問269.応力とは、材料に外力が加わったとき、その内部に生じる単位面積あたりの抵抗力のことである。
正解:○(正しい)
解説:応力は、外力に対して材料内部に生じる単位断面積あたりの内力であり、応力=荷重÷断面積で表される。引張応力・圧縮応力・せん断応力などがある。
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問270.断面積4平方センチメートルの丸棒に8000Nの引張荷重が作用しているとき、棒に生じる引張応力はいくらか。
- ア.2MPa
- イ.200MPa
- ウ.20MPa
- エ.2000MPa
正解:ウ.20MPa
解説:応力=荷重÷断面積で求める。断面積4平方センチメートル=0.0004平方メートル。8000÷0.0004=20000000Pa=20MPaとなる。
-
問271.ひずみとは、材料に生じた変形量を元の長さで割った値であり、単位をもたない無次元量である。
正解:○(正しい)
解説:縦ひずみは伸び(変形量)を元の長さで除した比であり、長さ÷長さで無次元となる。応力とひずみの比例定数が縦弾性係数(ヤング率)である。
-
問272.引張強さが400MPaの材料を、許容応力80MPaで使用する場合の安全率はいくらか。
- ア.2
- イ.3
- ウ.4
- エ.5
正解:エ.5
解説:安全率=基準強さ÷許容応力で求める。400÷80=5となる。安全率が大きいほど余裕をもった設計となる。
-
問273.炭素鋼は、炭素含有量が増えるほど一般に硬さと引張強さが増すが、粘り強さ(延性)は低下する傾向がある。
正解:○(正しい)
解説:炭素鋼は炭素量が増えると硬く強くなる一方、伸びや靱性といった延性は低下してもろくなる傾向がある。用途に応じた炭素量の選定が重要である。
-
問274.ステンレス鋼は、炭素含有量を高めることで表面に不動態皮膜を形成し、優れた耐食性をもつ合金鋼である。
正解:×(誤り)
解説:ステンレス鋼の耐食性は主にクロムを一定量以上含むことで表面に緻密な不動態皮膜を生じることに由来する。耐食性の主因は炭素ではなくクロムであり、記述は誤り。
-
問275.金属材料の性質を表す用語のうち、外力を受けて破壊せずに大きく変形(伸び)できる性質を表すものはどれか。
- ア.延性
- イ.脆性
- ウ.剛性
- エ.硬さ
正解:ア.延性
解説:延性は、材料が引張力を受けて破断せずに細長く伸びる性質を指す。脆性は逆にわずかな変形で割れる性質、剛性は変形しにくさ、硬さは表面の傷つきにくさを表す。
-
問276.オームの法則によれば、抵抗が一定のとき、導体に流れる電流は加えた電圧に比例する。
正解:○(正しい)
解説:オームの法則V=IRより、抵抗Rが一定ならば電流Iは電圧Vに比例する。電気回路計算の最も基本となる法則である。
-
問277.抵抗20オームに10Vの電圧を加えたとき、流れる電流はいくらか。
- ア.5A
- イ.0.5A
- ウ.2A
- エ.0.2A
正解:イ.0.5A
解説:オームの法則I=V÷Rで求める。10÷20=0.5Aとなる。
-
問278.5オームと15オームの抵抗を直列に接続したときの合成抵抗はいくらか。
- ア.3.75オーム
- イ.10オーム
- ウ.20オーム
- エ.75オーム
正解:ウ.20オーム
解説:直列接続の合成抵抗は各抵抗の和で求める。5+15=20オームとなる。
-
問279.6オームと3オームの抵抗を並列に接続したときの合成抵抗はいくらか。
- ア.18オーム
- イ.4.5オーム
- ウ.9オーム
- エ.2オーム
正解:エ.2オーム
解説:並列接続の合成抵抗は積÷和で求める。(6×3)÷(6+3)=18÷9=2オームとなる。
-
問280.同じ抵抗値Rの抵抗を3本並列に接続すると、合成抵抗はRの3倍になる。
正解:×(誤り)
解説:等しい抵抗をn本並列に接続すると合成抵抗はR÷nになる。3本ならR÷3となり、3倍ではなく3分の1になる。記述は誤り。
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問281.10オームの抵抗2本を並列にしたものに、さらに5オームの抵抗を直列に接続した回路全体の合成抵抗はいくらか。
- ア.10オーム
- イ.5オーム
- ウ.15オーム
- エ.25オーム
正解:ア.10オーム
解説:まず10オーム2本の並列は(10×10)÷(10+10)=100÷20=5オーム。これに5オームを直列に加えるので5+5=10オームとなる。
-
問282.直列回路では、各抵抗に流れる電流は等しく、各抵抗にかかる電圧は抵抗値に比例して分配される。
正解:○(正しい)
解説:直列回路は電流の通り道が1本なので各素子を流れる電流は等しい。一方、各抵抗の電圧降下はV=IRより抵抗値に比例して分圧される。記述は正しい。
-
問283.並列回路では、各抵抗にかかる電圧は等しく、各抵抗に流れる電流は抵抗値に比例して分配される。
正解:×(誤り)
解説:並列回路では各素子に同じ電圧がかかる。しかし電流はI=V÷Rより抵抗値に反比例して分流するため、抵抗値が小さいほど多く流れる。比例するとする記述は誤り。
-
問284.30Vの電源に、20オームと40オームの抵抗を直列に接続した。40オームの抵抗にかかる電圧はいくらか。
- ア.10V
- イ.20V
- ウ.24V
- エ.15V
正解:イ.20V
解説:直列回路の電流はI=30÷(20+40)=30÷60=0.5A。40オームにかかる電圧はV=0.5×40=20Vとなる。分圧の考え方で30×40÷60=20Vとしても同じ。
-
問285.電力Pは、電圧Vと電流Iを用いてP=V×Iで表され、抵抗Rを用いるとP=I²×Rとも表せる。
正解:○(正しい)
解説:電力P=VIが基本であり、オームの法則V=IRを代入するとP=I²R、またP=V²÷Rとも表せる。いずれも同じ電力を異なる変数で表した式である。
-
問286.100Vの電源に接続された抵抗に2Aの電流が流れているとき、この抵抗で消費される電力はいくらか。
- ア.50W
- イ.100W
- ウ.200W
- エ.400W
正解:ウ.200W
解説:電力P=V×Iで求める。100×2=200Wとなる。
-
問287.抵抗値5オームの導体に4Aの電流が流れているとき、この抵抗で消費される電力はいくらか。
- ア.100W
- イ.20W
- ウ.40W
- エ.80W
正解:エ.80W
解説:電力P=I²×Rで求める。4の2乗=16、16×5=80Wとなる。
-
問288.電磁誘導とは、コイルを貫く磁束が時間的に変化するとき、コイルに起電力が生じる現象である。
正解:○(正しい)
解説:ファラデーの電磁誘導の法則により、コイルを貫く磁束が変化すると、その変化を妨げる向きに誘導起電力が生じる。変圧器や発電機、リレーの動作原理の基礎である。
-
問289.フレミングの左手の法則は、磁界中の電流が受ける力(電磁力)の向きを求めるのに用いられ、電動機の回転原理を説明する。
正解:○(正しい)
解説:フレミングの左手の法則は、磁界・電流・力の三者の向きの関係を示し、磁界中の導体に電流が流れたときに受ける力の向きを表す。電動機(モータ)が回転する原理を説明する。
-
問290.正弦波交流において、最大値が141Vのとき、その実効値はおよそいくらか。
- ア.100V
- イ.71V
- ウ.141V
- エ.200V
正解:ア.100V
解説:正弦波交流の実効値は最大値÷√2で求める。141÷1.41=約100Vとなる。家庭用100Vの交流はこの実効値を表している。
-
問291.正弦波交流の実効値が200Vのとき、その最大値はおよそいくらか。
- ア.141V
- イ.283V
- ウ.200V
- エ.400V
正解:イ.283V
解説:最大値は実効値×√2で求める。200×1.41=約283Vとなる。実効値200Vの正弦波交流は約283Vの波高値をもつ。
-
問292.交流回路における力率とは、皮相電力に対する有効電力の割合を表し、1に近いほど電力が効率よく利用されている。
正解:○(正しい)
解説:力率=有効電力÷皮相電力であり、電圧と電流の位相差の余弦(cosθ)に等しい。力率が1に近いほど無効分が少なく、電力が有効に消費される。誘導電動機では力率改善が課題となる。
-
問293.三相誘導電動機は、回転磁界と回転子との速度差(すべり)が全くゼロの状態で最も大きなトルクを発生する。
正解:×(誤り)
解説:三相誘導電動機は、回転磁界と回転子の間にすべり(速度差)があることで回転子に電流が誘導され、トルクが生じる。すべりがゼロだと誘導電流が流れずトルクは発生しない。記述は誤り。
-
問294.電磁リレーは、コイルに電流を流して電磁石とし、その吸引力で接点を開閉することで、小さな電流で大きな電流の回路を制御できる。
正解:○(正しい)
解説:電磁リレーはコイルの電磁力で可動接点を動かし、別回路の接点を開閉する。制御用の小電流で主回路の大電流を入り切りでき、消火設備の制御盤や起動回路に用いられる。
-
問295.絶縁抵抗は電気機器や配線の絶縁性能を表す指標であり、その値が小さいほど絶縁状態が良好であることを示す。
正解:×(誤り)
解説:絶縁抵抗は絶縁物を通じて漏れる電流の流れにくさを表し、値が大きいほど漏れ電流が少なく絶縁が良好である。値が小さいほど良好とする記述は逆であり誤り。絶縁抵抗の低下は漏電や地絡の原因となる。
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問296.12Vの電源に抵抗を接続したところ3Aの電流が流れた。この抵抗値はいくらか。
- ア.0.25オーム
- イ.9オーム
- ウ.4オーム
- エ.36オーム
正解:ウ.4オーム
解説:オームの法則R=V÷Iで求める。12÷3=4オームとなる。
-
問297.60Wの電熱線を100Vで使用したとき、流れる電流はいくらか。
- ア.1.67A
- イ.0.06A
- ウ.6A
- エ.0.6A
正解:エ.0.6A
解説:電力P=V×Iより電流I=P÷Vで求める。60÷100=0.6Aとなる。