消防設備士 甲種2類「規格・基準」の一問一答
📖 消防設備士 甲種2類「規格・基準」の全57問と解説(一覧)
消防設備士 甲種2類の規格・基準に関する一問一答(全57問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.膨脹比(発泡倍率)は、発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値をいう。
正解:○(正しい)
解説:膨脹比は、発生した泡の体積を、その泡のもととなった泡水溶液(泡消火薬剤と水との混合液)の体積で除して求める。泡がどれだけ膨らんだかを表す指標である。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問2.一斉開放弁のうち、さびの発生するおそれのある部分は、有効な防錆処理を施したものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一斉開放弁の材質は、本体の主要部分がJIS規格品又は同等以上の強度・耐食性をもつこと、さびの発生するおそれのある部分に有効な防錆処理を施すこと、ゴム・合成樹脂等が容易に変質しないことが求められる。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令3条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問3.高発泡とは、膨脹比が50以上500未満のものをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められている。高発泡用泡放出口を用いて全域放出方式または局所放出方式で放出する。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問4.泡消火設備のポンプを用いる加圧送水装置の原動機は、内燃機関によるものとしなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。泡消火設備の加圧送水装置は規則12条1項7号ハ(チ)の例によるため、原動機は電動機によるものとする。根拠:消防法施行規則18条4項9号・12条1項7号ハ(チ)。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問5.泡消火薬剤の技術上の規格において、温度20度で測定した合成界面活性剤泡消火薬剤の水素イオン濃度(pH)の範囲として正しいものはどれか。
- ア.6.5以上8.5以下
- イ.6.0以上7.5以下
- ウ.4.0以上6.0以下
- エ.9.0以上11.0以下
正解:ア.6.5以上8.5以下
解説:pHの範囲は、たん白泡が6.0以上7.5以下、合成界面活性剤泡が6.5以上8.5以下、水成膜泡が6.0以上8.5以下である。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令8条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問6.泡水溶液とは、泡消火薬剤と水とを混合した液をいう。
正解:○(正しい)
解説:泡水溶液は泡消火薬剤(原液)と水を所定の混合率で混合した液であり、これを発泡させて泡を生成する。膨脹比算定の分母となるのもこの泡水溶液の体積である。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問7.膨脹比が大きいほど、同じ量の泡水溶液から発生する泡の体積は小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。膨脹比は発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値であるため、膨脹比が大きいほど同じ泡水溶液からより多くの体積の泡が得られる。高発泡が区画を短時間で満たせるのはこのためである。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問8.泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令の適用対象から除かれている泡消火薬剤はどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.水溶性液体用泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.水成膜泡消火薬剤
正解:イ.水溶性液体用泡消火薬剤
解説:同省令は泡消火薬剤の技術上の規格を定めるものだが、趣旨の条文で水溶性液体用泡消火薬剤を対象から除いている。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令1条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問9.道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:駐車場等に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は、床面積1平方メートル当たり毎分3.7リットル以上と定められている。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問10.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、水成膜泡消火薬剤・たん白泡消火薬剤ともにフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上である。3.7は駐車場等に水成膜泡を用いる場合の値であり適用場所が異なる。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問11.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物にたん白泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、たん白泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上と定められている。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問12.呼び20Kの一斉開放弁の一次側の最高使用圧力の範囲として、規格上正しいものはどれか。
- ア.1.0メガパスカル以上1.4メガパスカル以下
- イ.1.6メガパスカル以上2.2メガパスカル以下
- ウ.2.0メガパスカル以上2.8メガパスカル以下
- エ.3.0メガパスカル以上4.0メガパスカル以下
正解:ウ.2.0メガパスカル以上2.8メガパスカル以下
解説:一次側の最高使用圧力は、呼び10Kが1.0以上1.4以下、16Kが1.6以上2.2以下、20Kが2.0以上2.8以下(単位メガパスカル)の範囲内でなければならない。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令3条の2。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問13.泡消火設備の配管の耐圧力は、当該配管に給水する加圧送水装置の締切圧力の何倍以上の水圧を加えた場合に耐えるものでなければならないか。
- ア.1.0倍以上
- イ.1.2倍以上
- ウ.1.3倍以上
- エ.1.5倍以上
正解:エ.1.5倍以上
解説:泡消火設備の配管は規則12条1項6号に準じて設けるため、締切圧力の1.5倍以上の水圧に耐えるものとする。根拠:消防法施行規則18条4項8号・12条1項6号リ。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問14.一般の(耐寒用・超耐寒用でない)泡消火薬剤の流動点は、温度零下7.5度以下でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:流動点は、一般のものが零下7.5度以下、耐寒用が零下12.5度以下、超耐寒用が零下22.5度以下と定められている。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令7条。
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問15.たん白泡消火薬剤の消火性能試験では、発泡終了後5分間、点火器で泡面に炎を近づけても再燃しなければよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。低発泡の消火性能試験では、発泡終了後15分間(合成界面活性剤泡は12分間)点火器で炎を近づけても再燃しないことが求められる。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令13条1項2号。
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問16.変質試験後の泡消火薬剤の沈殿量は、0.2容量パーセント以下でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:沈殿量は、温度20度の泡消火薬剤で0.1容量パーセント以下、変質試験後の泡消火薬剤で0.2容量パーセント以下と定められている。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令9条1項・3項。
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問17.泡消火設備の加圧送水装置は、遠隔操作によってのみ停止されるものでなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。泡消火設備の加圧送水装置は規則12条1項7号トの例により、直接操作によってのみ停止されるものとする。根拠:消防法施行規則18条4項9号・12条1項7号ト。
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問18.合成界面活性剤泡消火薬剤は、高発泡用として使用することができる。
正解:○(正しい)
解説:合成界面活性剤泡消火薬剤は発泡性に優れ、低発泡だけでなく高発泡用としても使用できる。区画を泡で満たす全域放出方式などで用いられる。
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問19.泡消火設備の加圧送水装置に用いる圧力水槽の水量は、当該圧力水槽の体積の4分の3以下であればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。圧力水槽の水量は、当該圧力水槽の体積の3分の2以下でなければならない。根拠:消防法施行規則18条4項9号・12条1項7号ロ(ロ)。
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問20.泡消火設備のポンプを用いる加圧送水装置で、ポンプの吸込側に設けなければならない計器はどれか。
- ア.連成計
- イ.圧力計
- ウ.流量計
- エ.水位計
正解:ア.連成計
解説:ポンプには、吐出側に圧力計、吸込側に連成計(正圧と負圧の両方を測れる計器)を設ける。根拠:消防法施行規則18条4項9号・12条1項7号ハ(ホ)。
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問21.泡消火設備の呼水装置の呼水槽に設けなければならないものの組合せとして正しいものはどれか。
- ア.水位計と排水管
- イ.減水警報装置と呼水槽へ水を自動的に補給するための装置
- ウ.圧力計と連成計
- エ.逆止弁と流量計
正解:イ.減水警報装置と呼水槽へ水を自動的に補給するための装置
解説:呼水装置には専用の呼水槽を設け、呼水槽には減水警報装置と自動的に水を補給するための装置を設ける。根拠:消防法施行規則18条4項6号・12条1項3号の2。
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問22.泡消火薬剤の低発泡の消火性能試験(B火災模型によるもの)では、消火に要する時間は5分以内でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:ガソリンを入れたB火災模型(低発泡用)に点火し、1分後に泡水溶液を連続して発泡させた場合、消火に要する時間は5分以内であることが求められる。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令13条1項1号。
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問23.泡消火設備のポンプは、吐出量が定格吐出量の150パーセントであるときの全揚程が、定格全揚程の50パーセント以上であればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。吐出量が定格吐出量の150パーセントのときの全揚程は、定格全揚程の65パーセント以上でなければならない。根拠:消防法施行規則18条4項9号・12条1項7号ハ(ハ)。
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問24.飛行機又は回転翼航空機の格納庫にフォーム・ウォーター・スプリンクラーヘッドを用いる泡消火設備の水源水量は、床面積の何分の1以上の部分に設けられたすべての泡ヘッドを同時に開放した場合に、標準放射量で10分間放射できる量とされているか。
- ア.2分の1以上
- イ.4分の1以上
- ウ.3分の1以上
- エ.5分の1以上
正解:ウ.3分の1以上
解説:格納庫等(屋上のヘリポート部分を含む)では床面積(屋上部分の面積)の3分の1以上の部分、指定可燃物の部分では床面積50平方メートルの部分のすべての泡ヘッドを同時開放して10分間放射できる量とする。根拠:消防法施行規則18条2項1号。
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問25.泡消火薬剤の容器は、JISに適合する鋼製タイトヘッドドラム、鋼製ペール若しくはポリエチレンかん、又はこれらと同等以上の耐食性・耐撃性等を有するものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:泡消火薬剤の容器は、鋼製タイトヘッドドラム・鋼製ペール・ポリエチレンかんのいずれか、又はこれらと同等以上の耐食性・耐撃性等をもつものとされている。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令15条。
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問26.混合率6%型の泡消火薬剤は、原液94に対して水6の割合で混合して泡水溶液を作る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。6%型は泡消火薬剤原液6に対して水94の割合で混合する(原液が全体の6%)。原液94・水6では濃度が逆であり誤りである。3%型は原液3+水97である。
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問27.泡消火設備の操作回路の配線に使用する電線として、消防法施行規則に定められているものはどれか。
- ア.600ボルトビニル絶縁電線に限る
- イ.電線の種類に定めはない
- ウ.屋外用ビニル絶縁電線又はこれと同等以上のもの
- エ.600ボルト二種ビニル絶縁電線又はこれと同等以上の耐熱性を有する電線
正解:エ.600ボルト二種ビニル絶縁電線又はこれと同等以上の耐熱性を有する電線
解説:操作回路と移動式の表示灯の回路の配線は規則12条1項5号の例により、600ボルト二種ビニル絶縁電線又は同等以上の耐熱性を有する電線を用い、金属管工事等で設ける。根拠:消防法施行規則18条4項7号・12条1項5号。
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問28.一斉開放弁は、弁体を開放した後に通水が中断した場合においても、再び通水できるものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一斉開放弁の構造として、弁体が常時閉止で起動装置の作動により開放すること、開放後に通水が中断しても再び通水できることなどが定められている。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令2条。
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問29.駐車の用に供される部分にフォームヘッドを用いる泡消火設備の、一の放射区域の面積として正しいものはどれか。
- ア.50平方メートル以上100平方メートル以下
- イ.80平方メートル以上160平方メートル以下
- ウ.100平方メートル以上200平方メートル以下
- エ.30平方メートル以上60平方メートル以下
正解:ア.50平方メートル以上100平方メートル以下
解説:フォームヘッドを用いる泡消火設備の一の放射区域は、道路部分では80平方メートル以上160平方メートル以下、その他の防火対象物又はその部分では50平方メートル以上100平方メートル以下とする。根拠:消防法施行規則18条4項5号。
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問30.泡消火設備で、加圧送水装置の吐出側直近部分の配管に設けなければならないものの組合せとして正しいものはどれか。
- ア.フート弁及びろ過装置
- イ.逆止弁及び止水弁
- ウ.一斉開放弁及び流水検知装置
- エ.減圧弁及び安全弁
正解:イ.逆止弁及び止水弁
解説:泡消火設備の配管は規則12条1項6号に準じて設けるため、加圧送水装置の吐出側直近部分の配管には逆止弁及び止水弁を設ける。根拠:消防法施行規則18条4項8号・12条1項6号ロ。
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問31.一斉開放弁は、流速毎秒4.5メートル(内径80ミリメートル以下のものは毎秒6メートル)の加圧水等を30分間通水した場合に、機能に支障を生じないものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一斉開放弁の機能として、起動後15秒(内径200ミリメートル超は60秒)以内の開放のほか、所定の流速で30分間通水しても機能に支障を生じないことが求められる。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令5条。
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問32.泡消火設備の加圧送水装置には、締切運転時における水温上昇防止のための逃し配管を設ける必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。泡消火設備の加圧送水装置にも、締切運転時の水温上昇を防ぐ逃し配管を設ける。根拠:消防法施行規則18条4項9号・12条1項7号ハ(ト)。
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問33.一斉開放弁には、流水方向を示す矢印や取付け方向などを、見やすい箇所に容易に消えないように表示しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一斉開放弁の表示事項には、種別及び型式番号、製造者名、製造年、内径・呼び・一次側の使用圧力範囲、圧力損失値、流水方向を示す矢印、取付け方向などがある。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令6条。
根拠: 消防法施行令 第15条 (出典: e-Gov法令検索)
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問34.泡消火設備の加圧送水装置には、泡放出口の放出圧力又はノズル先端の放射圧力が、当該泡放出口又はノズルの性能範囲の上限値を超えないための措置を講じなければならない。
正解:○(正しい)
解説:圧力が高すぎると泡放出口やノズルが性能どおりに発泡できないため、加圧送水装置には性能範囲の上限値を超えないための措置を講じる。根拠:消防法施行規則18条4項9号ニ。
根拠: 消防法施行令 第15条 (出典: e-Gov法令検索)
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問35.固定式泡放出口の設置に関して施行令が定める放射量の基準として正しいものはどれか。
- ア.最小放射量を下回らなければ位置は問わない
- イ.最大放射量で放出できるよう設ける
- ウ.標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける
- エ.放射量の定めはなく個数のみを規定している
正解:ウ.標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける
解説:消防法施行令15条により、固定式の泡放出口は防護対象物の形状等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設けることとされている。標準放射量と個数・位置の両方が要件である。根拠:消防法施行令15条。
根拠: 消防法施行令 第15条 (出典: e-Gov法令検索)
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問36.高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の冠泡体積に、膨脹比の種別に応じて定められた毎分1立方メートル当たりの泡水溶液放出量を乗じて算定する。
正解:○(正しい)
解説:全域放出方式の高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の冠泡体積(床面から防護対象物最高位より上方一定高さまでの体積)に、膨脹比種別ごとに定められた1立方メートル当たり毎分の泡水溶液放出量を乗じて算定する。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問37.冠泡体積とは、防護区画の天井面から床面までの全体の体積をいい、防護対象物の高さは考慮しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。冠泡体積は、床面から防護対象物の最高位より上方に定められた高さまでの空間の体積であり、防護対象物の高さを基準に算定する。天井から床までの全体積とする説明は誤りである。高発泡用泡放出口の放出量算定の基礎となる。根拠:消防法施行規則18条。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問38.呼び10Kの一斉開放弁の弁座に、弁を閉止した状態で2分間加えた場合に漏水を生じないことが求められる圧力はどれか。
- ア.1.0メガパスカル
- イ.2.0メガパスカル
- ウ.2.4メガパスカル
- エ.1.5メガパスカル
正解:エ.1.5メガパスカル
解説:弁座の漏水試験の圧力は、呼び10Kで1.5メガパスカル、16Kで2.4メガパスカル、20Kで3.0メガパスカルである(弁箱の耐圧試験は10Kで2.0メガパスカル)。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令4条3項。
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問39.泡消火設備の配管のうち、一斉開放弁の二次側の金属製のものには、亜鉛メッキ等による防食処理を施す必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一斉開放弁の二次側のうち金属製の配管には、亜鉛メッキ等による防食処理を施さなければならない(消防法施行規則第18条第4項第8号)。二次側は平常時に水が満たされておらず、空気に触れて腐食しやすいためである。
根拠: 消防法施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問40.水噴霧消火設備は消防設備士甲種第2類、泡消火設備は甲種第1類の対象設備である。
正解:×(誤り)
解説:この記述は誤り。類が逆である。泡消火設備が甲種第2類、水噴霧消火設備が第1類の対象である。混同しないよう注意が必要である。
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問41.泡消火設備は、水では消火が困難で水損を嫌う場所や油火災に適しており、駐車場・危険物施設・飛行機格納庫などに用いられる。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は油火災(第4類危険物)に有効で、放水による損害を避けたい場所にも適する。駐車場、危険物施設、飛行機格納庫、指定可燃物取扱所などに設置される。
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問42.全域放出方式は、ホースを人が持って移動しながら防護対象物に泡を放出する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ホースを人が持って移動しながら放出するのは移動式である。全域放出方式は、主に高発泡の泡で防護区画全体を短時間に満たして窒息消火する方式であり、飛行機格納庫などに用いられる。
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問43.発泡倍率および25%還元時間の試験は、いずれも泡消火薬剤の性能を評価するために行うものである。
正解:○(正しい)
解説:発泡倍率(膨脹比)は泡がどれだけ膨らむか、25%還元時間は泡がどれだけ安定して水を保持するかを評価する試験であり、いずれも泡の性能を確認するために行う。
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問44.道路・自動車の修理整備・駐車の用に供される部分以外の防火対象物に設ける移動式の泡消火設備の水源水量は、ノズル1個当たりどれだけの放射量で何分間放射できる量とされているか。
- ア.毎分200リットル・15分間
- イ.毎分200リットル・20分間
- ウ.毎分100リットル・15分間
- エ.毎分100リットル・20分間
正解:ア.毎分200リットル・15分間
解説:移動式の泡消火設備の水源水量は、ノズル2個(ホース接続口が1個なら1個)を同時に使用した場合に、道路・自動車の修理整備・駐車の用に供される部分ではノズル1個当たり毎分100リットル、その他の部分では毎分200リットルの放射量で15分間放射できる量とする(消防法施行規則18条2項4号)。本問はその他の部分なので毎分200リットル・15分間。毎分100リットルは道路・駐車部分などの値、20分間は局所放出方式の泡水溶液の量を求めるときの放出時間である。
根拠: 消防法施行規則(昭和三十六年自治省令第六号) 第18条 (出典: e-Gov法令検索)
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問45.一斉開放弁の技術上の規格を定める省令は、スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備に使用する一斉開放弁を対象とし、配管との接続部の内径が300ミリメートルを超えるものは対象から除かれている。
正解:○(正しい)
解説:規格省令の対象は、スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備に使用する一斉開放弁であり、配管との接続部の内径が300ミリメートルを超えるものは除外されている。泡消火設備専用の規格ではない点も押さえたい。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令1条。
根拠: 一斉開放弁の技術上の規格を定める省令 第1条 (出典: e-Gov法令検索)
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問46.一斉開放弁の弁体は、常時開放の状態にあり、起動装置の作動により閉止する構造でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:この記述は誤り。動作が逆である。正しくは、弁体は常時閉止の状態にあり、起動装置の作動により開放する構造とされている。また、弁体を開放した後に通水が中断した場合でも、再び通水できることが求められる。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令2条。
根拠: 一斉開放弁の技術上の規格を定める省令 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問47.一斉開放弁は、起動装置を作動させた場合、15秒(内径が200ミリメートルを超えるものにあっては60秒)以内に開放するものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一斉開放弁の開放時間は、起動装置作動後15秒以内と定められ、内径200ミリメートルを超える大口径のものに限り60秒以内とされている。実技・筆記の双方で問われやすい数値である。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令5条。
根拠: 一斉開放弁の技術上の規格を定める省令 第5条 (出典: e-Gov法令検索)
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問48.呼び10Kの一斉開放弁の一次側の最高使用圧力は、1.6メガパスカル以上2.2メガパスカル以下の範囲内でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:この記述は誤り。1.6以上2.2以下は呼び16Kに対する範囲である。正しくは、呼び10Kの最高使用圧力は1.0メガパスカル以上1.4メガパスカル以下であり、呼び20Kは2.0以上2.8以下と定められている。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令3条の2。
根拠: 一斉開放弁の技術上の規格を定める省令 第3条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問49.たん白泡消火薬剤の比重は、温度20度で測定した場合、1.10以上1.20以下の範囲内でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:泡消火薬剤の比重は温度20度の薬剤を比重浮ひょうで測定し、たん白泡消火薬剤は1.10以上1.20以下と定められている。合成界面活性剤泡は0.90以上1.20以下、水成膜泡は1.00以上1.15以下であり、種別ごとに範囲が異なる。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令5条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第5条 (出典: e-Gov法令検索)
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問50.泡消火薬剤の引火点は、規格上、温度30度以上であればよいとされている。
正解:×(誤り)
解説:この記述は誤り。正しくは、泡消火薬剤の引火点はペンスキーマルテンス密閉法により測定した場合において温度60度以上でなければならない。薬剤自体が容易に引火しないことを担保する規定である。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令10条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第10条 (出典: e-Gov法令検索)
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問51.泡消火薬剤の低発泡の発泡性能試験では、標準発泡ノズルで発泡させた場合の泡の膨脹率が6倍(水成膜泡消火薬剤にあっては5倍)以上で、かつ25%還元時間が1分以上でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:温度20度の泡水溶液を水圧力0.69メガパスカル・放水量毎分10リットルの標準発泡ノズルで発泡させた場合、膨脹率は6倍以上(水成膜泡は5倍以上)、25%還元時間は1分以上と定められている。変質試験後の泡水溶液についても同様の性能が求められる。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令12条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第12条 (出典: e-Gov法令検索)
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問52.合成界面活性剤泡消火薬剤の高発泡の発泡性能試験では、標準発泡装置で発泡させた場合の泡の膨脹率が80倍以上であればよい。
正解:×(誤り)
解説:この記述は誤り。正しくは、合成界面活性剤泡消火薬剤を標準発泡装置で発泡させた場合の膨脹率は500倍以上で、かつ25%還元時間は3分以上でなければならない。80倍という数値は設備側の高発泡の膨脹比区分(80以上1000未満)の下限であり、薬剤の高発泡性能試験の基準値ではない。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令12条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第12条 (出典: e-Gov法令検索)
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問53.泡消火薬剤(一般用)は、零下5度以上30度以下の使用温度範囲で消火の機能を有効に発揮できるものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:一般の泡消火薬剤の使用温度範囲は零下5度以上30度以下と定められている。耐寒用は零下10度以上30度以下、超耐寒用は零下20度以上30度以下であり、下限側のみが種別で異なる。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令4条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第4条 (出典: e-Gov法令検索)
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問54.泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令における「水成膜泡消火薬剤」の定義として正しいものはどれか。
- ア.たん白質を加水分解したものを基剤とする泡消火薬剤をいう
- イ.動植物油を基剤とし、油面に厚い泡層を形成する泡消火薬剤をいう
- ウ.合成界面活性剤を基剤とする泡消火薬剤で、油面上に水成膜を生成するものをいう
- エ.不活性気体を化学反応で発生させて発泡する泡消火薬剤をいう
正解:ウ.合成界面活性剤を基剤とする泡消火薬剤で、油面上に水成膜を生成するものをいう
解説:規格省令上、水成膜泡消火薬剤は「合成界面活性剤を基剤とする泡消火薬剤で、油面上に水成膜を生成するもの」と定義される。基剤は合成界面活性剤泡と同じ系統だが、水成膜の生成の有無で区別される点が特徴である。たん白質の加水分解物を基剤とするのはたん白泡消火薬剤の定義である。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令2条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問55.たん白泡消火薬剤の水素イオン濃度(pH)について、温度20度で測定した場合の規格上の範囲として正しいものはどれか。
- ア.6.0以上7.5以下
- イ.6.5以上8.5以下
- ウ.5.0以上9.0以下
- エ.7.0以上10.0以下
正解:ア.6.0以上7.5以下
解説:たん白泡消火薬剤のpHは6.0以上7.5以下と定められている。合成界面活性剤泡は6.5以上8.5以下、水成膜泡は6.0以上8.5以下であり、たん白泡のみ上限が7.5と低い点が識別ポイントである。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令8条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第8条 (出典: e-Gov法令検索)
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問56.呼び10Kの一斉開放弁の弁箱に対する耐圧試験の条件として正しいものはどれか。
- ア.1.0メガパスカルを5分間加えて漏水を生じないこと
- イ.1.4メガパスカルを1分間加えて変形を生じないこと
- ウ.3.2メガパスカルを2分間加えて破壊を生じないこと
- エ.2.0メガパスカルを2分間加えて漏水・変形・損傷・破壊を生じないこと
正解:エ.2.0メガパスカルを2分間加えて漏水・変形・損傷・破壊を生じないこと
解説:一斉開放弁の弁箱は、呼び10Kでは2.0メガパスカルの圧力を2分間加えた場合に漏水・変形・損傷又は破壊を生じないものでなければならない。呼び16Kは3.2メガパスカル、呼び20Kは4.0メガパスカルであり、いずれも加圧時間は2分間である。根拠:一斉開放弁の技術上の規格を定める省令4条。
根拠: 一斉開放弁の技術上の規格を定める省令 第4条 (出典: e-Gov法令検索)
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問57.温度20度の泡消火薬剤の沈殿量に関する規格上の基準として正しいものはどれか。
- ア.1.0容量パーセント以下であること
- イ.0.1容量パーセント以下であること
- ウ.5.0容量パーセント以下であること
- エ.沈殿量に関する基準は定められていない
正解:イ.0.1容量パーセント以下であること
解説:泡消火薬剤の沈殿量は、温度20度の薬剤を測定した場合において0.1容量パーセント以下でなければならない。沈殿が多い薬剤は混合装置や配管の詰まりの原因となるため、経年劣化の点検でも着目される項目である。根拠:泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令9条。
根拠: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令 第9条 (出典: e-Gov法令検索)