消防設備士 甲種2類「規格・基準」の一問一答
📖 消防設備士 甲種2類「規格・基準」の全44問と解説(一覧)
消防設備士 甲種2類の規格・基準に関する一問一答(全44問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.膨脹比(発泡倍率)は、発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値をいう。
正解:○(正しい)
解説:膨脹比は、発生した泡の体積を、その泡のもととなった泡水溶液(泡消火薬剤と水との混合液)の体積で除して求める。泡がどれだけ膨らんだかを表す指標である。根拠:施行規則18条。
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問2.低発泡とは、膨脹比が20以下のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:低発泡は膨脹比20以下と定められており、泡放出口としてフォームヘッドが用いられる。膨脹比が小さいほど水分を多く含む重い泡となる。根拠:施行規則18条。
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問3.高発泡とは、膨脹比が50以上500未満のものをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められている。高発泡用泡放出口を用いて全域放出方式または局所放出方式で放出する。根拠:施行規則18条。
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問4.膨脹比が20以下のものを高発泡、80以上1000未満のものを低発泡という。
正解:×(誤り)
解説:分類が逆である。膨脹比20以下が低発泡、80以上1000未満が高発泡と定められている。低発泡はフォームヘッド、高発泡は高発泡用泡放出口を用いる。根拠:施行規則18条。
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問5.膨脹比の分類において、低発泡と高発泡の境界に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満である
- イ.低発泡は膨脹比80以下、高発泡は膨脹比80を超えるものである
- ウ.低発泡は膨脹比100以下、高発泡は膨脹比100以上である
- エ.低発泡は膨脹比50以下、高発泡は膨脹比50以上500未満である
正解:ア.低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満である
解説:低発泡は膨脹比20以下、高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められている。低発泡はフォームヘッド、高発泡は高発泡用泡放出口を用いる。他の数値は規則の区分と一致しない。根拠:施行規則18条。
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問6.泡水溶液とは、泡消火薬剤と水とを混合した液をいう。
正解:○(正しい)
解説:泡水溶液は泡消火薬剤(原液)と水を所定の混合率で混合した液であり、これを発泡させて泡を生成する。膨脹比算定の分母となるのもこの泡水溶液の体積である。根拠:施行規則18条。
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問7.膨脹比が大きいほど、同じ量の泡水溶液から発生する泡の体積は小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。膨脹比は発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値であるため、膨脹比が大きいほど同じ泡水溶液からより多くの体積の泡が得られる。高発泡が区画を短時間で満たせるのはこのためである。根拠:施行規則18条。
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問8.低発泡の泡を放出する泡放出口として用いられるものはどれか。
- ア.高発泡用泡放出口
- イ.フォームヘッド
- ウ.送風機型発泡装置
- エ.アスピレーター型高発泡放出口
正解:イ.フォームヘッド
解説:低発泡(膨脹比20以下)にはフォームヘッドが用いられる。高発泡用泡放出口やアスピレーター型・送風機型は膨脹比80以上1000未満の高発泡に用いる放出口である。根拠:施行規則18条。
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問9.道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:駐車場等に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は、床面積1平方メートル当たり毎分3.7リットル以上と定められている。根拠:施行規則18条。
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問10.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、水成膜泡消火薬剤・たん白泡消火薬剤ともにフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上である。3.7は駐車場等に水成膜泡を用いる場合の値であり適用場所が異なる。根拠:施行規則18条。
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問11.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物にたん白泡消火薬剤を用いる場合、フォームヘッドの放射量は1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物では、たん白泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上と定められている。根拠:施行規則18条。
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問12.駐車場等に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量として、規則に定められた正しい値はどれか。
- ア.1平方メートル1分間当たり8.0リットル以上
- イ.1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上
- ウ.1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上
- エ.1平方メートル1分間当たり2.0リットル以上
正解:ウ.1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上
解説:道路・自動車の修理整備・駐車の用に供する部分に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は、毎分3.7リットル(1平方メートル当たり)以上である。6.5は指定可燃物の場合の値であり適用場所が異なる。根拠:施行規則18条。
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問13.指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量として正しいものはどれか。
- ア.1平方メートル1分間当たり1.5リットル以上
- イ.1平方メートル1分間当たり3.7リットル以上
- ウ.1平方メートル1分間当たり10.0リットル以上
- エ.1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上
正解:エ.1平方メートル1分間当たり6.5リットル以上
解説:指定可燃物を貯蔵・取り扱う防火対象物に水成膜泡消火薬剤を用いる場合のフォームヘッド放射量は毎分6.5リットル(1平方メートル当たり)以上である。3.7は駐車場等に水成膜泡を用いる場合の値であり混同しやすい。根拠:施行規則18条。
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問14.25%還元時間とは、泡に含まれる泡水溶液の25%が泡から還元(排出)するまでの時間をいい、泡の安定性・保水性の指標となる。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間は、泡に含まれる泡水溶液の25%が水として泡から排出されるまでの時間で、この時間が長いほど泡が壊れにくく安定していることを示す。発泡倍率とともに泡の性能を評価する試験項目である。
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問15.25%還元時間が短いほど、泡は壊れにくく安定性が高いといえる。
正解:×(誤り)
解説:逆である。25%還元時間は長いほど泡水溶液が泡から抜けにくく、泡の保水性・安定性が高いことを示す。時間が短い泡は速く水が抜けて崩れやすい。
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問16.たん白泡消火薬剤は、動物性たん白の加水分解物を主成分とし、安定した泡を形成する。
正解:○(正しい)
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を基剤とし、粘性が高く安定した耐久性のある泡を作る。屋外貯蔵タンクの固定泡消火設備などに用いられる。
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問17.水成膜泡消火薬剤(AFFF)は、油面に水成膜を形成せず、専ら冷却作用のみで消火する薬剤である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を含み、油面上に水成膜を形成して封止することで消火速度が速いのが特徴である。冷却作用のみで消火するという説明は誤りである。
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問18.合成界面活性剤泡消火薬剤は、高発泡用として使用することができる。
正解:○(正しい)
解説:合成界面活性剤泡消火薬剤は発泡性に優れ、低発泡だけでなく高発泡用としても使用できる。区画を泡で満たす全域放出方式などで用いられる。
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問19.アルコールなどの水溶性液体の火災に対しては、通常のたん白泡消火薬剤を用いれば十分に消火できる。
正解:×(誤り)
解説:水溶性液体(アルコール等)は泡の水分を奪って泡を消してしまうため、通常の泡では有効に消火できない。この場合は耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる必要がある。
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問20.油面に水成膜を形成して消火速度が速いという特徴を持つ泡消火薬剤はどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤(AFFF)
- イ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- ウ.たん白泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型泡消火薬剤
正解:ア.水成膜泡消火薬剤(AFFF)
解説:水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を含み、油面上に水成膜を形成することで消火速度が速い。たん白泡は安定した泡、合成界面活性剤泡は高発泡向き、耐アルコール型は水溶性液体用という特徴を持つ。
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問21.水溶性液体(アルコール等)の火災に用いる泡消火薬剤として適切なものはどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.水成膜泡消火薬剤(AFFF)
正解:イ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
解説:アルコール等の水溶性液体は泡の水分を奪って泡を破壊するため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。他の薬剤は水溶性液体上では泡が消えてしまい有効に働かない。
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問22.泡消火設備の主な消火作用は、泡が可燃物表面を覆って酸素の供給を遮断する窒息作用と、冷却作用である。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は、泡が可燃物表面を被覆して空気(酸素)を遮断する窒息作用と、泡に含まれる水分による冷却作用によって消火する。油火災(第4類危険物)に有効である。
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問23.泡消火設備の主たる消火作用は、電気絶縁性を利用した抑制(負触媒)作用である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。泡消火設備の主たる消火作用は窒息作用と冷却作用である。泡は水分を含み導電性があるため電気火災には適さず、負触媒作用を主とするものでもない。
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問24.泡消火設備の消火作用として最も適切なものはどれか。
- ア.希釈作用と再結合作用
- イ.負触媒作用のみ
- ウ.窒息作用と冷却作用
- エ.気化熱による除去作用のみ
正解:ウ.窒息作用と冷却作用
解説:泡消火設備は、泡が可燃物表面を覆って酸素を遮断する窒息作用と、泡中の水分による冷却作用で消火する。油火災に有効である一方、電気を通すため電気設備には適さない。
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問25.泡消火薬剤の混合率には3%型と6%型があり、3%型は原液3に対して水97の割合で混合するものをいう。
正解:○(正しい)
解説:混合率は泡消火薬剤原液の希釈濃度を表し、3%型は原液3に水97、6%型は原液6に水94の割合で混合して泡水溶液を作る。設計に応じて薬剤タンク容量や混合装置が定まる。
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問26.混合率6%型の泡消火薬剤は、原液94に対して水6の割合で混合して泡水溶液を作る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。6%型は泡消火薬剤原液6に対して水94の割合で混合する(原液が全体の6%)。原液94・水6では濃度が逆であり誤りである。3%型は原液3+水97である。
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問27.混合率3%型の泡消火薬剤において、泡水溶液100リットルに含まれる原液量として正しいものはどれか。
- ア.原液6リットル
- イ.原液30リットル
- ウ.原液0.3リットル
- エ.原液3リットル
正解:エ.原液3リットル
解説:3%型は原液3に対し水97の割合、すなわち泡水溶液全体の3%が原液である。したがって泡水溶液100リットル中の原液は3リットルとなる。6リットルは6%型の場合の値である。
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問28.泡消火薬剤と水を混合して泡水溶液を作る装置を、混合装置(プロポーショナー)という。
正解:○(正しい)
解説:プロポーショナー(混合装置)は、水流に対して所定の混合率で泡消火薬剤を混合し泡水溶液を作る装置である。ポンプ式・プレッシャー式・ライン式・プレッシャーサイド式などの方式がある。
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問29.管路の途中に設けたベンチュリ管の負圧を利用して泡消火薬剤を吸引・混合する方式で、比較的小規模な設備に用いられるものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャー・プロポーショナー方式
正解:ア.ライン・プロポーショナー方式
解説:ライン・プロポーショナー方式は、管路のベンチュリ管に生じる負圧で泡消火薬剤を吸引・混合する簡便な方式で、小規模設備に用いられる。プレッシャーサイド式は専用ポンプで圧入する大規模向け方式である。
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問30.泡消火薬剤専用のポンプを用いて薬剤を圧入し、水流に混合する方式で、大規模設備に適するものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:イ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
解説:プレッシャーサイド・プロポーショナー方式は、薬剤専用ポンプで泡消火薬剤を主管路へ圧入し混合する方式で、大規模設備に適する。ライン式は小規模向け、プレッシャー式は圧力タンクとベンチュリ管を利用する方式である。
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問31.圧力タンクとベンチュリ管を利用して泡消火薬剤を混合する方式を、プレッシャー・プロポーショナー方式という。
正解:○(正しい)
解説:プレッシャー・プロポーショナー方式は、圧力タンクにかかる水圧とベンチュリ管の作用を利用して泡消火薬剤を混合する方式である。専用ポンプで圧入するプレッシャーサイド式とは区別される。
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問32.ポンプ・プロポーショナー方式は、圧力タンクとベンチュリ管のみを利用し、ポンプを一切用いない方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプ吐出側の水の一部をバイパスで吸込側へ戻す経路の途中に薬剤を混合する方式である。圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。
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問33.固定式の泡放出口は、防護対象物の形状等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける。
正解:○(正しい)
解説:施行令15条により、固定式の泡放出口は、防護対象物の形状・構造・性質・数量等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設けることとされている。根拠:施行令15条。
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問34.移動式の泡消火設備のホース接続口は、防護対象物の各部分からホース接続口まで有効に到達できるように設ける。
正解:○(正しい)
解説:施行令15条により、移動式の泡消火設備は、防護対象物の各部分からホース接続口まで有効に到達できるように接続口を設けることとされている。根拠:施行令15条。
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問35.固定式泡放出口の設置に関して施行令が定める放射量の基準として正しいものはどれか。
- ア.最小放射量を下回らなければ位置は問わない
- イ.最大放射量で放出できるよう設ける
- ウ.標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける
- エ.放射量の定めはなく個数のみを規定している
正解:ウ.標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設ける
解説:施行令15条により、固定式の泡放出口は防護対象物の形状等に応じ、標準放射量で有効に消火できるよう必要な個数を適当な位置に設けることとされている。標準放射量と個数・位置の両方が要件である。根拠:施行令15条。
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問36.高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の冠泡体積に、膨脹比の種別に応じて定められた毎分1立方メートル当たりの泡水溶液放出量を乗じて算定する。
正解:○(正しい)
解説:全域放出方式の高発泡用泡放出口の放出量は、防護区画の冠泡体積(床面から防護対象物最高位より上方一定高さまでの体積)に、膨脹比種別ごとに定められた1立方メートル当たり毎分の泡水溶液放出量を乗じて算定する。根拠:施行規則18条。
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問37.冠泡体積とは、防護区画の天井面から床面までの全体の体積をいい、防護対象物の高さは考慮しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。冠泡体積は、床面から防護対象物の最高位より上方に定められた高さまでの空間の体積であり、防護対象物の高さを基準に算定する。天井から床までの全体積とする説明は誤りである。高発泡用泡放出口の放出量算定の基礎となる。根拠:施行規則18条。
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問38.屋外貯蔵タンクの側板に設けて固定泡消火設備を構成する泡放出口はどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
- ウ.高発泡用泡放出口
- エ.フォームチャンバー
正解:エ.フォームチャンバー
解説:フォームチャンバーは屋外貯蔵タンクの側板に取り付け、タンク内の液面に泡を送り込む固定泡消火設備用の放出口である。フォームヘッドは低発泡、高発泡用泡放出口は区画全体を満たす用途に用いる。
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問39.高発泡用泡放出口は、膨脹比20以下の低発泡の泡を生成するために用いられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高発泡用泡放出口は膨脹比80以上1000未満の高発泡の泡を生成するために用いる。膨脹比20以下の低発泡にはフォームヘッドを用いる。高発泡用にはアスピレーター型と送風機型がある。根拠:施行規則18条。
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問40.水噴霧消火設備は消防設備士甲種第2類、泡消火設備は甲種第1類の対象設備である。
正解:×(誤り)
解説:類が逆である。泡消火設備が甲種第2類、水噴霧消火設備が第1類の対象である。混同しないよう注意が必要である。
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問41.泡消火設備は、水では消火が困難で水損を嫌う場所や油火災に適しており、駐車場・危険物施設・飛行機格納庫などに用いられる。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は油火災(第4類危険物)に有効で、放水による損害を避けたい場所にも適する。駐車場、危険物施設、飛行機格納庫、指定可燃物取扱所などに設置される。
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問42.全域放出方式は、ホースを人が持って移動しながら防護対象物に泡を放出する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ホースを人が持って移動しながら放出するのは移動式である。全域放出方式は、主に高発泡の泡で防護区画全体を短時間に満たして窒息消火する方式であり、飛行機格納庫などに用いられる。
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問43.発泡倍率および25%還元時間の試験は、いずれも泡消火薬剤の性能を評価するために行うものである。
正解:○(正しい)
解説:発泡倍率(膨脹比)は泡がどれだけ膨らむか、25%還元時間は泡がどれだけ安定して水を保持するかを評価する試験であり、いずれも泡の性能を確認するために行う。
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問44.膨脹比が20以下で、泡放出口としてフォームヘッドを用いる分類はどれか。
- ア.低発泡
- イ.中発泡
- ウ.超高発泡
- エ.高発泡
正解:ア.低発泡
解説:膨脹比20以下で泡放出口としてフォームヘッドを用いるのは低発泡である。膨脹比80以上1000未満は高発泡で、高発泡用泡放出口を用いる。根拠:施行規則18条。