消防設備士 甲種2類「泡消火薬剤・混合方式」の一問一答
📖 消防設備士 甲種2類「泡消火薬剤・混合方式」の全55問と解説(一覧)
消防設備士 甲種2類の泡消火薬剤・混合方式に関する一問一答(全55問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.泡消火設備の主たる消火原理は、泡が可燃物の表面を覆って空気(酸素)を遮断する窒息作用と、泡水溶液による冷却作用である。
正解:○(正しい)
解説:泡消火は泡の被膜で可燃物表面を覆い酸素供給を断つ窒息作用が主で、これに泡水溶液の水分による冷却作用が加わる。両作用により第4類危険物などの油火災に有効。
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問2.次のうち、フッ素系界面活性剤を基剤とし油面に水成膜を形成する泡消火薬剤はどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤
- イ.たん白泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型泡消火薬剤
正解:ア.水成膜泡消火薬剤
解説:フッ素系界面活性剤を用い油面に水成膜を形成して速く消火するのは水成膜泡消火薬剤である。たん白泡は動物性たん白加水分解物、合成界面活性剤泡は高発泡にも使える薬剤、耐アルコール型は水溶性液体用でいずれも該当しない。
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問3.泡消火設備の消火原理は、可燃物を化学的に不燃化する抑制(負触媒)作用のみによる。
正解:×(誤り)
解説:泡消火の主体は泡が表面を覆って酸素を遮断する窒息作用であり、これに冷却作用が加わる。負触媒による抑制作用を主体とするという説明は誤り。
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問4.たん白泡消火薬剤は、動物性たん白質の加水分解物を主原料とし、安定した泡を形成する薬剤である。
正解:○(正しい)
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を基剤とし、粘性のある安定した泡をつくる。泡切れしにくく持続性に優れる。
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問5.動物性たん白の加水分解物を主原料とし、安定した泡を形成する泡消火薬剤はどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤
- イ.たん白泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.化学泡消火薬剤
正解:イ.たん白泡消火薬剤
解説:動物性たん白の加水分解物を基剤とし安定した泡をつくるのはたん白泡消火薬剤である。水成膜泡はフッ素系で水成膜を形成、合成界面活性剤泡は高発泡にも使用可、化学泡は二液反応式で該当しない。
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問6.水成膜泡消火薬剤(AFFF)はフッ素系界面活性剤を用い、油面に水成膜を形成して消火速度が速いという特徴をもつ。
正解:○(正しい)
解説:水成膜泡消火薬剤はフッ素系界面活性剤を基剤とし、油面上に薄い水成膜を広げて可燃性蒸気を封じるため、消火速度が速い。
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問7.合成界面活性剤泡消火薬剤は膨脹比を大きくとることができ、高発泡にも使用可能である。
正解:○(正しい)
解説:合成界面活性剤泡消火薬剤は発泡性に優れ、低発泡だけでなく高発泡(全域放出方式など)にも使用できる。
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問8.高発泡にも使用できるという特徴をもつ泡消火薬剤はどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.水成膜泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型泡消火薬剤
正解:ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
解説:発泡性に優れ低発泡から高発泡まで使用できるのは合成界面活性剤泡消火薬剤である。たん白泡は安定した泡、水成膜泡は油面への水成膜形成による速い消火、耐アルコール型は水溶性液体用が特徴で高発泡向けではない。
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問9.油面に水成膜を形成して消火速度が速いという特徴をもつのは、たん白泡消火薬剤である。
正解:×(誤り)
解説:油面に水成膜を形成して速い消火性能を示すのは水成膜泡消火薬剤(AFFF)である。たん白泡は動物性たん白加水分解物を基剤とし安定した泡を特徴とする別種の薬剤。
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問10.アルコールなどの水溶性液体の火災には、一般の泡消火薬剤ではなく耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。
正解:○(正しい)
解説:水溶性液体は一般の泡を溶かして消してしまうため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を使用する必要がある。
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問11.アルコールなどの水溶性液体の火災に用いるべき泡消火薬剤はどれか。
- ア.たん白泡消火薬剤
- イ.水成膜泡消火薬剤
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤
- エ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
正解:エ.耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤
解説:水溶性液体は一般の泡を溶かして破壊するため、耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる。他の3種は水溶性液体に対して泡が破壊されやすく効果が乏しい。
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問12.アルコールなど水溶性液体の火災に対しては、一般のたん白泡消火薬剤をそのまま用いれば十分に有効である。
正解:×(誤り)
解説:水溶性液体は泡の水分を吸収して泡を破壊するため、一般の泡では効果が乏しい。耐アルコール型(水溶性液体用)泡消火薬剤を用いる必要がある。
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問13.膨脹比は、泡水溶液の体積を発生した泡の体積で除して求める。
正解:×(誤り)
解説:膨脹比の定義は発生した泡の体積÷泡水溶液の体積であり、分子と分母が逆である。施行規則第18条による。
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問14.膨脹比(発泡倍率)の定義として正しいものはどれか。
- ア.発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値
- イ.泡水溶液の体積を発生した泡の体積で除した値
- ウ.原液の体積を水の体積で除した値
- エ.発生した泡の体積を原液の体積で除した値
正解:ア.発生した泡の体積を泡水溶液の体積で除した値
解説:施行規則第18条により膨脹比=発生した泡の体積÷泡水溶液の体積である。分子分母を逆にしたものや、原液・水の比とする定義はいずれも誤り。
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問15.施行規則第18条に基づき、膨脹比が20以下のものを低発泡という。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条で低発泡は膨脹比20以下と定められ、この区分ではフォームヘッドが用いられる。
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問16.施行規則第18条において、低発泡は膨脹比80以上のものをいう。
正解:×(誤り)
解説:低発泡は膨脹比20以下であって80以上ではない。膨脹比80以上1000未満のものは高発泡に区分される。施行規則第18条による。
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問17.施行規則第18条において、低発泡に区分される膨脹比の範囲はどれか。
- ア.80以上1000未満
- イ.20以下
- ウ.500以上
- エ.1000以上
正解:イ.20以下
解説:施行規則第18条で低発泡は膨脹比20以下と定められ、フォームヘッドが用いられる。80以上1000未満は高発泡の範囲であり、混同しやすい。
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問18.施行規則第18条では、高発泡は膨脹比が80以上1000未満のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:施行規則第18条で高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、高発泡用泡放出口が用いられる。
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問19.高発泡用泡放出口を用いる高発泡の膨脹比は、20以下の範囲である。
正解:×(誤り)
解説:高発泡は膨脹比80以上1000未満である。20以下は低発泡でフォームヘッドを用いる区分であり、両者を取り違えている。施行規則第18条による。
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問20.施行規則第18条において、高発泡に区分される膨脹比の範囲はどれか。
- ア.20以下
- イ.40以上60未満
- ウ.80以上1000未満
- エ.1000以上2000未満
正解:ウ.80以上1000未満
解説:施行規則第18条で高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、高発泡用泡放出口が用いられる。20以下は低発泡でありフォームヘッドが用いられる区分。
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問21.泡の混合率3%型の原液は、原液3に対して水97の割合で希釈して用いる。
正解:○(正しい)
解説:3%型は泡水溶液100のうち原液3・水97の割合となるよう混合する。6%型は原液6・水94の割合。
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問22.泡の混合率6%型の原液は、原液6に対して水94の割合で希釈して用いる。
正解:○(正しい)
解説:6%型は泡水溶液100のうち原液6・水94の割合で混合する。3%型は原液3・水97の割合。
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問23.ポンプの吐出側の一部を吸込側へ戻す途中で泡消火薬剤を混合する混合方式はどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:エ.ポンプ・プロポーショナー方式
解説:吐出側の一部を吸込側へ返す返送管の途中で薬剤を混合するのはポンプ・プロポーショナー方式である。ラインは管路のベンチュリ管で吸引、プレッシャーは圧力タンクとベンチュリ管、プレッシャーサイドは薬剤専用ポンプで圧入する方式。
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問24.混合率3%型の泡消火薬剤原液は、原液30に対して水70の割合で混合して用いる。
正解:×(誤り)
解説:3%型は原液3に対して水97、すなわち泡水溶液の3%が原液となる割合である。原液30・水70では30%型に相当し誤り。
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問25.25%還元時間とは、泡に含まれる泡水溶液の25%が泡から還元(水として排出)するまでに要する時間をいう。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間は泡水溶液の25%が泡から水として抜けるまでの時間で、泡の安定性・保水性を示す指標である。
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問26.圧力タンクとベンチュリ管を利用して泡消火薬剤を混合する方式はどれか。
- ア.プレッシャー・プロポーショナー方式
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.ライン・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:ア.プレッシャー・プロポーショナー方式
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。ポンプは吐出側を吸込側へ返す途中で混合、ラインは管路のベンチュリ管で吸引、プレッシャーサイドは薬剤専用ポンプで圧入する。
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問27.25%還元時間は、その値が短いほど泡が安定していて保水性に優れていることを意味する。
正解:×(誤り)
解説:25%還元時間は長いほど泡から水が抜けにくく、安定性・保水性が高いことを示す。短いほど良いという説明は逆である。
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問28.25%還元時間は、その値が長いほど泡の安定性・保水性が高いと評価される指標である。
正解:○(正しい)
解説:25%還元時間が長いほど泡水溶液が泡内に保たれ、泡が長持ちして安定性・保水性が高いと評価される。
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問29.管路の途中に設けたベンチュリ管の負圧で泡消火薬剤を吸引する、構造が簡単で小規模設備向きの混合方式はどれか。
- ア.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- イ.ライン・プロポーショナー方式
- ウ.ポンプ・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャー・プロポーショナー方式
正解:イ.ライン・プロポーショナー方式
解説:管路のベンチュリ管の負圧で薬剤を吸引し、構造が簡単で小規模設備に向くのはライン・プロポーショナー方式である。プレッシャーサイドは薬剤専用ポンプによる大規模向け、他も仕組みが異なる。
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問30.ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプの吐出側の一部を吸込側に戻す途中で泡消火薬剤を混合する方式である。
正解:○(正しい)
解説:ポンプ・プロポーショナー方式は、ポンプ吐出側の水の一部を吸込側へ返す配管の途中で薬剤を混入して混合する方式である。
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問31.プレッシャー・プロポーショナー方式は、圧力タンクとベンチュリ管を利用して泡消火薬剤を混合する方式である。
正解:○(正しい)
解説:プレッシャー・プロポーショナー方式は加圧された水を圧力タンクへ導き、ベンチュリ管の作用で薬剤を押し出して混合する方式である。
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問32.泡消火薬剤専用のポンプを用いて薬剤を圧入し、大規模設備に向く混合方式はどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
- エ.ポンプ・プロポーショナー方式
正解:ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
解説:薬剤専用ポンプで薬剤を圧入し流量変動に強く大規模設備に向くのはプレッシャーサイド・プロポーショナー方式である。ラインは小規模向けのベンチュリ吸引、プレッシャーは圧力タンク利用、ポンプは吐出側を吸込側へ返す途中で混合する方式。
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問33.薬剤専用のポンプを用いて薬剤を圧入する混合方式は、ライン・プロポーショナー方式である。
正解:×(誤り)
解説:薬剤専用ポンプで圧入するのはプレッシャーサイド・プロポーショナー方式である。ライン・プロポーショナー方式は管路のベンチュリ管で薬剤を吸引する別方式で、両者を取り違えている。
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問34.管路のベンチュリ管で薬剤を吸引する構造が簡単な混合方式は、一般に大規模で流量変動の大きい設備に最も適している。
正解:×(誤り)
解説:ベンチュリ管で吸引するライン・プロポーショナー方式は構造が簡単だが、流量が大きく変動する大規模設備には不向きで、小規模設備に向く。大規模には薬剤専用ポンプを用いるプレッシャーサイド方式が適する。
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問35.泡消火設備の消火原理として最も適切なものはどれか。
- ア.希釈作用と分解作用
- イ.抑制作用のみ
- ウ.除去作用のみ
- エ.窒息作用と冷却作用
正解:エ.窒息作用と冷却作用
解説:泡消火は泡が可燃物表面を覆って酸素を遮断する窒息作用が主で、泡水溶液の水分による冷却作用が加わる。抑制のみ・除去のみ・希釈と分解といった説明は誤り。
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問36.圧力タンクとベンチュリ管を利用して薬剤を混合するのは、ポンプ・プロポーショナー方式である。
正解:×(誤り)
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。ポンプ・プロポーショナー方式は吐出側の一部を吸込側に戻す途中で混合する別方式で、取り違えている。
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問37.泡消火設備は油火災(第4類危険物の火災)に対して有効である。
正解:○(正しい)
解説:泡は油面を覆って酸素を遮断する窒息作用により、水では消火困難な第4類危険物の油火災に有効である。
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問38.25%還元時間について正しく述べているものはどれか。
- ア.泡水溶液の25%が泡から還元するまでの時間で、長いほど泡が安定している
- イ.泡の25%が消えるまでの時間で、短いほど泡が安定している
- ウ.薬剤の25%が水と反応するまでの時間
- エ.泡の膨脹比が25に達するまでの時間
正解:ア.泡水溶液の25%が泡から還元するまでの時間で、長いほど泡が安定している
解説:25%還元時間は泡水溶液の25%が泡から水として抜けるまでの時間で、長いほど水が保たれ泡が安定・保水性が高いことを示す。短いほど良いとするのは逆で、膨脹比や薬剤反応の指標でもない。
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問39.たん白泡消火薬剤は植物性でんぷんを主原料とし、泡の安定性が低いことを特徴とする薬剤である。
正解:×(誤り)
解説:たん白泡消火薬剤は動物性たん白の加水分解物を基剤とし、安定した泡を形成する。植物性でんぷん原料で安定性が低いという説明は誤り。
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問40.泡消火設備の主な適用場所には、駐車場・自動車修理整備場・危険物施設・飛行機格納庫などがある。
正解:○(正しい)
解説:泡消火設備は水損を嫌う場所や油火災に強く、駐車場・自動車修理整備場・危険物施設・飛行機格納庫・指定可燃物取扱所などに用いられる。
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問41.混合率3%型の泡消火薬剤で、泡水溶液を作るときの原液と水のおおよその割合として正しいものはどれか。
- ア.原液6・水94
- イ.原液3・水97
- ウ.原液30・水70
- エ.原液97・水3
正解:イ.原液3・水97
解説:3%型は泡水溶液の3%が原液となるよう原液3・水97の割合で混合する。原液6・水94は6%型、原液30・水70は30%相当で、いずれも3%型ではない。
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問42.ポンプ・プロポーショナー方式は、薬剤専用の加圧ポンプを別に設けて薬剤を圧入する方式である。
正解:×(誤り)
解説:薬剤専用ポンプで圧入するのはプレッシャーサイド・プロポーショナー方式である。ポンプ・プロポーショナー方式は主ポンプ吐出側の一部を吸込側に戻す途中で薬剤を混合する方式で、取り違えている。
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問43.移動式の泡消火設備は、ホースおよびノズルを用いて人が操作して放射する方式である。
正解:○(正しい)
解説:移動式泡消火設備はホース接続口にホース・ノズルを接続し、人が近づいて放射する方式である。固定式は放出口を配管で固定設置する。
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問44.低発泡の泡消火設備において主に用いられる、スプリンクラーヘッドに類似した泡放出口はどれか。
- ア.高発泡用泡放出口
- イ.フォームチャンバー
- ウ.フォームヘッド
- エ.アスピレーター型放出口
正解:ウ.フォームヘッド
解説:低発泡(膨脹比20以下)で用いられるスプリンクラーヘッド類似の泡放出口はフォームヘッドである。高発泡用泡放出口やアスピレーター型は高発泡向け、フォームチャンバーは屋外貯蔵タンク側板用。
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問45.高発泡(膨脹比80以上1000未満)では、低発泡に比べて少量の泡水溶液で大きな体積の泡を発生させることができる。
正解:○(正しい)
解説:膨脹比が大きい高発泡は、同じ泡水溶液からより多くの体積の泡を発生させる。区画全体を満たす全域放出方式などに用いられる。施行規則第18条による。
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問46.泡消火設備が特に有効とされる火災はどれか。
- ア.気体燃料の噴出火災
- イ.電気設備の火災(充電部)
- ウ.金属ナトリウムの火災
- エ.第4類危険物などの油火災
正解:エ.第4類危険物などの油火災
解説:泡は油面を覆って酸素を遮断するため第4類危険物などの油火災に有効である。充電中の電気設備には泡の導電性から不向き、禁水性の金属や気体噴出火災にも適さない。
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問47.泡消火薬剤の3種と、その特徴の組合せとして誤っているものはどれか。
- ア.水成膜泡消火薬剤 ─ でんぷんを基剤とし高発泡専用
- イ.水成膜泡消火薬剤 ─ フッ素系界面活性剤で油面に水成膜を形成
- ウ.合成界面活性剤泡消火薬剤 ─ 高発泡にも使用可能
- エ.たん白泡消火薬剤 ─ 動物性たん白加水分解物を基剤とする安定した泡
正解:ア.水成膜泡消火薬剤 ─ でんぷんを基剤とし高発泡専用
解説:水成膜泡消火薬剤はフッ素系界面活性剤を基剤とし油面に水成膜を形成する薬剤で、でんぷん基剤でも高発泡専用でもないため誤り。他の3つの組合せは正しい。
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問48.泡消火薬剤の混合方式とその特徴の組合せとして誤っているものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式 ─ 管路のベンチュリ管で吸引し小規模向き
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式 ─ 圧力タンクとベンチュリ管を利用
- ウ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式 ─ 薬剤専用ポンプで圧入し大規模向き
- エ.プレッシャー・プロポーショナー方式 ─ 圧力タンクとベンチュリ管を利用
正解:イ.ポンプ・プロポーショナー方式 ─ 圧力タンクとベンチュリ管を利用
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式である。ポンプ・プロポーショナー方式は吐出側の一部を吸込側へ戻す途中で混合する方式なので、この組合せが誤り。
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問49.膨脹比に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.膨脹比は泡水溶液の体積を泡の体積で割った値である
- イ.膨脹比が大きいほど、多くの泡水溶液から少ない泡しか得られない
- ウ.膨脹比が大きいほど、少ない泡水溶液から多くの体積の泡が得られる
- エ.膨脹比が20以下のものを高発泡という
正解:ウ.膨脹比が大きいほど、少ない泡水溶液から多くの体積の泡が得られる
解説:膨脹比=泡の体積÷泡水溶液の体積なので、大きいほど少ない泡水溶液から多くの泡が得られる。分母分子を逆にした説明や、20以下を高発泡とする説明は誤り(20以下は低発泡)。
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問50.泡消火設備の混合方式のうち、大規模で流量変動の大きい設備に最も適しているものはどれか。
- ア.ライン・プロポーショナー方式
- イ.ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:エ.プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
解説:薬剤専用ポンプで圧入するプレッシャーサイド・プロポーショナー方式は流量変動に強く大規模設備に適する。ラインは小規模向けで、他方式も大規模での適応性で劣る。
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問51.泡消火設備の適用場所として最も適切でないものはどれか。
- ア.常時通電している変電室の充電部
- イ.自動車修理・整備場
- ウ.飛行機格納庫
- エ.駐車場
正解:ア.常時通電している変電室の充電部
解説:泡は水分を含み導電性があるため、常時通電している充電部への直接放射には適さない。駐車場・自動車修理整備場・飛行機格納庫は水損を嫌い油火災の恐れがあり泡消火が適する。
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問52.泡放出口のうち、屋外貯蔵タンクの側板に設置して用いるものはどれか。
- ア.フォームヘッド
- イ.フォームチャンバー
- ウ.高発泡用泡放出口
- エ.フォームウォーター・スプリンクラーヘッド
正解:イ.フォームチャンバー
解説:屋外貯蔵タンクの側板に固定して用いる泡放出口はフォームチャンバーである。フォームヘッドは低発泡の天井散布用、高発泡用泡放出口は区画向け、フォームウォーター・スプリンクラーヘッドは別用途。
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問53.泡消火薬剤の混合方式について、仕組みと名称の組合せが正しいものはどれか。
- ア.薬剤専用ポンプで圧入する ─ ライン・プロポーショナー方式
- イ.管路のベンチュリ管で吸引する ─ ポンプ・プロポーショナー方式
- ウ.圧力タンクとベンチュリ管を利用する ─ プレッシャー・プロポーショナー方式
- エ.吐出側を吸込側へ返す途中で混合する ─ プレッシャーサイド・プロポーショナー方式
正解:ウ.圧力タンクとベンチュリ管を利用する ─ プレッシャー・プロポーショナー方式
解説:圧力タンクとベンチュリ管を利用するのはプレッシャー・プロポーショナー方式で正しい。薬剤専用ポンプで圧入はプレッシャーサイド、管路のベンチュリ管吸引はライン、吐出側を吸込側へ返すのはポンプ・プロポーショナー方式で他は組合せが誤り。
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問54.泡消火設備に関する記述として誤っているものはどれか。
- ア.泡は主に窒息作用と冷却作用で消火する
- イ.第4類危険物の油火災に有効である
- ウ.膨脹比20以下を低発泡、80以上1000未満を高発泡という
- エ.泡消火設備は電気設備の充電部火災に最も適した設備である
正解:エ.泡消火設備は電気設備の充電部火災に最も適した設備である
解説:泡は水分を含み導電性があるため充電中の電気設備の火災には適さない。窒息・冷却作用、油火災への有効性、膨脹比による低発泡・高発泡の区分はいずれも正しい。
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問55.高発泡用泡放出口が用いられるのは、膨脹比がどの範囲の泡を放出する場合か。
- ア.80以上1000未満
- イ.21以上79以下
- ウ.20以下
- エ.1000以上
正解:ア.80以上1000未満
解説:施行規則第18条で高発泡は膨脹比80以上1000未満と定められ、この範囲の泡を放出するのに高発泡用泡放出口が用いられる。20以下は低発泡でフォームヘッドを用いる。