潜水士 全分野の一問一答
📖 潜水士「全分野」の全340問と解説(一覧)
潜水士の全分野に関する一問一答(全340問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.水深10mでは、ゲージ圧力は約1.0MPaである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深10mでのゲージ圧力は「約0.1MPa」(1気圧)。1.0MPaは水深100m相当。
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問2.水深10mでの絶対圧力は約0.1MPaである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深10mでの絶対圧力は「約0.2MPa」(大気圧0.1+水圧0.1)。
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問3.ボイルの法則によると、圧力が2倍になれば気体の体積は2倍になる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ボイルの法則では、温度一定のとき圧力が2倍になると体積は1/2になります。
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問4.水中では、光は空気中より速く進む。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光は水中では空気中より遅く進みます。そのため水中では物体が実際より近く大きく見えます。
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問5.水中では音は空気中より遅く伝わる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水中では音は空気中の「約4倍速く」伝わります(水中約1500m/s、空気中約340m/s)。
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問6.水深が深くなるほど、水温は一般的に低下する。
正解:○(正しい)
解説:水温は水深が増すにつれ一般的に低下し、深海では約2〜4℃程度になります。
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問7.潜水作業では、視界の良い日でも水中での視認距離は制限される。
正解:○(正しい)
解説:水中では浮遊物や光の吸収・散乱により、視認距離は空気中と比べ大きく制限されます。
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問8.水の熱伝導率は空気の約1/25である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水の熱伝導率は空気の「約25倍」(水中での体温奪われ速度が早い理由)。
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問9.ダルトンの法則では、混合気体の全圧は最も大きい成分ガスの分圧と等しい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ダルトンの法則は「全圧=各成分ガスの分圧の和」(最大分圧との同等ではない)。
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問10.ヘンリーの法則によると、液体に溶解するガスの量は圧力に反比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ヘンリーの法則は溶解量が「圧力に比例」(深い水深で窒素溶解量増加→減圧症リスク)。
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問11.スクイズとは、体内の空洞部分が圧力変化により圧迫されることである。
正解:○(正しい)
解説:スクイズは潜降時に外圧が増加し、マスク内や中耳などの空間が圧迫される現象です。
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問12.潜水時の呼吸抵抗は、水深が深くなるほど小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深が深くなると呼吸ガスの密度が増加するため、呼吸抵抗は大きくなります。
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問13.水中では青色の光が最も早く吸収される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水中では「赤色」が最も早く吸収(だから水中は青く見える)。青色は最も遠くまで届く。
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問14.浮力は、物体が押しのけた水の体積に等しい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アルキメデスの原理:浮力=押しのけた水の「重さ」(体積ではない)。
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問15.海水の比重は淡水より小さい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。海水の比重は約1.025で、淡水(1.000)より大きくなります。塩分を含むためです。
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問16.潜水中の二酸化炭素の蓄積は、意識障害を引き起こすことがある。
正解:○(正しい)
解説:CO2が体内に蓄積すると、頭痛・めまい・意識障害を引き起こし、最悪の場合死亡する危険があります。
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問17.全面マスク式潜水は、ヘルメット式潜水より一般に作業深度が深い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。全面マスク式は「ヘルメット式より浅い」深度に使用(ヘルメット式は大深度・長時間用)。
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問18.スクーバ式潜水では、潜水者自身が呼吸ガスを携行する。
正解:○(正しい)
解説:スクーバ(SCUBA)式は自給気式とも呼ばれ、潜水者がボンベを背負って呼吸ガスを携行します。
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問19.フーカー式潜水では、水上からホースで空気が送られる。
正解:○(正しい)
解説:フーカー式は送気式の一種で、水上のコンプレッサーからホースを通じて潜水者に空気を供給します。
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問20.水深30mでの空気中の窒素分圧は、水面上の約2倍になる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深30mは絶対圧力4気圧、窒素分圧も「水面上の約4倍」(2倍ではない)。
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問21.潜水墜落とは、潜水中に急激に深い水深に落ちることである。
正解:○(正しい)
解説:潜水墜落は、海底の崖や傾斜により急に大深度に落下してしまう危険な状況です。
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問22.潜水業務における信号ロープは、潜水者と連絡員との通信手段の一つである。
正解:○(正しい)
解説:信号ロープはロープを引く回数で意思疎通を行う、基本的な水中通信手段です。
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問23.ドライスーツはウェットスーツより保温性が劣る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ドライスーツは体が濡れないため保温性に優れており、冷水域での長時間潜水に適しています。
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問24.潜水時に使用する空気は、油分や一酸化炭素が混入しないよう管理する。
正解:○(正しい)
解説:潜水用空気に油分やCOが混入すると中毒の危険があるため、コンプレッサーの管理が重要です。
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問25.水中でのバディシステムとは、2人1組で潜水作業を行うことである。
正解:○(正しい)
解説:バディシステムは安全確保のため2人1組で潜水し、互いの安全を監視する方法です。
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問26.水深20mにおける絶対圧力として、正しいものはどれか。
- ア.0.2MPa
- イ.0.4MPa
- ウ.0.3MPa
- エ.0.1MPa
正解:ウ.0.3MPa
解説:水深20mではゲージ圧力が0.2MPa、大気圧0.1MPaを加えた絶対圧力は0.3MPaとなります。
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問27.ボイルの法則に従い、水深30m(絶対圧力4気圧)で体積1リットルの空気を水面に持ち上げると、体積はどうなるか。
- ア.1リットルのまま
- イ.2リットル
- ウ.8リットル
- エ.4リットル
正解:エ.4リットル
解説:ボイルの法則により、圧力が4気圧から1気圧になると体積は4倍の4リットルになります。
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問28.潜水業務に使用される潜水器の種類として、誤っているものはどれか。
- ア.レギュレーター式潜水器
- イ.フーカー式潜水器
- ウ.ヘルメット式潜水器
- エ.スクーバ式潜水器
正解:ア.レギュレーター式潜水器
解説:潜水器の分類はスクーバ式(自給気式)、フーカー式、ヘルメット式の3種類です。レギュレーター式という分類はありません。
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問29.水中で物体が実際より大きく近く見える原因として、正しいものはどれか。
- ア.水の圧力による目の変形
- イ.光の屈折
- ウ.水の温度変化
- エ.水の濁り
正解:イ.光の屈折
解説:水中ではマスクのガラス面で光が屈折するため、物体が実際より約4/3倍大きく、約3/4の距離に近く見えます。
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問30.混合ガスの全圧と各成分ガスの分圧の関係を示す法則はどれか。
- ア.ボイルの法則
- イ.シャルルの法則
- ウ.ダルトンの法則
- エ.ヘンリーの法則
正解:ウ.ダルトンの法則
解説:ダルトンの分圧の法則は、混合気体の全圧が各成分ガスの分圧の和に等しいことを示します。
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問31.シャルルの法則によると、圧力一定のとき気体の体積は絶対温度に比例する。
正解:○(正しい)
解説:シャルルの法則は、圧力が一定の場合、気体の体積は絶対温度に比例して変化することを示します。
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問32.水深40mでの絶対圧力は0.4MPaである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深40mでのゲージ圧力は0.4MPa、大気圧0.1MPaを加えた絶対圧力は0.5MPaです。
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問33.水中では、物体が実際の距離の約1.5倍の位置に見える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水中では物体が「約3/4の位置(つまり近く)」に見えます(光の屈折)。1.5倍ではない。
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問34.潜水作業中、水流が強い場所ではロープを使って移動するのが安全である。
正解:○(正しい)
解説:水流の強い場所ではガイドロープやカレントラインを使用し、流されないよう安全を確保します。
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問35.ゲージ圧力とは、絶対真空を基準とした圧力のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ゲージ圧力は「大気圧を基準」(絶対真空基準は絶対圧力)。
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問36.水深が深くなるほど、浮力は小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。浮力はアルキメデスの原理により排除した液体の重量で決まり、水深自体は浮力に直接影響しません。ただし圧縮性のある物体は高圧で体積が減り浮力が減少します。
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問37.潜水業務では、潜水前にその日の潮流・潮汐を確認することが重要である。
正解:○(正しい)
解説:潮流・潮汐は水流の強さや方向、視界に影響するため、潜水前に確認し作業計画に反映する必要があります。
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問38.水中における視野は、空気中に比べて広くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水中ではマスクを通して見るため、空気中と比べて視野は狭くなります(通常の約2/3程度)。
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問39.海水中では淡水中より浮力が小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。海水は塩分により密度が大きいため、浮力は「淡水より大きく」なる(だから海では浮きやすい)。
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問40.潜水作業船には、潜水作業中であることを示す標識を掲げなければならない。
正解:○(正しい)
解説:潜水作業中の船は国際信号旗「A旗」を掲揚し、周囲の船舶に潜水作業中であることを知らせます。
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問41.ヘルメット式潜水器は、主に浅い水深での短時間作業に使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ヘルメット式は「大深度・長時間作業」用の本格潜水器(浅い水深用ではない)。
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問42.潜水中の作業量が増加すると、酸素消費量と二酸化炭素排出量が増加する。
正解:○(正しい)
解説:作業量の増加に伴い呼吸が増え、酸素消費量とCO2排出量が増加します。送気量も考慮が必要です。
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問43.水深50mで空気潜水を行っても、窒素酔いの心配はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深30m以深では「窒素酔いのリスク」が高まる。50mは典型的な発生水深。
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問44.水中での電話通信では、音声がひずむことがあるが意思疎通に支障はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高圧下ではヘリウム使用時などに声が変化したり、通信環境によっては意思疎通に支障が生じることがあります。
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問45.潜水服は水圧から身体を完全に保護する目的で着用する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水服は主に保温や身体の保護(外傷防止)を目的としており、水圧から身体を完全に保護するものではありません。
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問46.スクーバ式潜水では、残圧計でボンベ内の空気残量を確認できる。
正解:○(正しい)
解説:残圧計はボンベ内の圧力を表示し、潜水者が空気残量を確認して安全な潜水管理を行うための計器です。
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問47.水中ライトは、透明度の低い水中でも使用効果がある。
正解:○(正しい)
解説:透明度が低い場合でも至近距離での視認性向上や、近接作業時の照明として水中ライトは有効です。
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問48.潜水中に寒さを感じた場合は、作業を中断し浮上を考慮すべきである。
正解:○(正しい)
解説:寒さは低体温症の前兆であり、判断力や運動能力の低下につながるため、早めの浮上判断が重要です。
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問49.水深20mにおけるゲージ圧力として、正しいものはどれか。
- ア.0.1MPa
- イ.0.3MPa
- ウ.0.2MPa
- エ.0.4MPa
正解:ウ.0.2MPa
解説:水深10mごとにゲージ圧力は0.1MPaずつ増加するため、水深20mでは0.2MPaとなります。
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問50.水中で赤色の光が見えにくくなる主な理由として、正しいものはどれか。
- ア.赤色光は水に反射されやすいため
- イ.人間の目が水中では赤色を感知できなくなるため
- ウ.赤色光は水中で青色に変化するため
- エ.赤色光は波長が長く水に吸収されやすいため
正解:エ.赤色光は波長が長く水に吸収されやすいため
解説:赤色光は波長が長く、水に吸収されやすいため、深くなるほど赤色は見えなくなり青色が残ります。
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問51.潜水業務で使用するスクーバ式潜水器のレギュレーターの主な役割はどれか。
- ア.ボンベの高圧空気を呼吸可能な圧力に調整する
- イ.水中での方向を示す
- ウ.潜水深度を計測する
- エ.水温を測定する
正解:ア.ボンベの高圧空気を呼吸可能な圧力に調整する
解説:レギュレーター(調整器)はボンベ内の高圧空気を周囲圧に合わせた呼吸しやすい圧力に減圧して供給する装置です。
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問52.淡水と海水で同じ物体を沈めた場合の浮力について、正しいものはどれか。
- ア.淡水の方が浮力が大きい
- イ.海水の方が浮力が大きい
- ウ.浮力は同じである
- エ.物体の重さによって、海水と淡水の大小が変わる
正解:イ.海水の方が浮力が大きい
解説:浮力は、物体が押しのけた液体の重さに等しい(アルキメデスの原理)。同じ物体を沈めれば押しのける体積は同じなので、浮力の大きさは液体の密度で決まる。海水は塩などの溶けた物質を含むため、密度が約1,028kg/m³(塩分35g/kgのとき)と、淡水(4℃で1,000kg/m³)より大きい。そのため海水の方が浮力が大きく、同じになることはない。浮力は押しのけた液体で決まり、物体自身の重さには関係しない。水温が上がると密度は小さくなるが、その変化は1℃あたり0.05〜0.34kg/m³程度で塩分による差より小さく、通常の水温では淡水と海水の大小は入れ替わらない。
根拠: コトバンク「アルキメデスの原理」(デジタル大辞泉・日本大百科全書) 流体の中で静止している物体は、それが押しのけた流体の重さだけ軽くなる(浮力を受ける)/物体には、物体が押しのけた部分の流体の重さに等しい浮力が働く / 東京大学大気海洋研究所 藤尾伸三「流体地球科学 第2回」講義資料(2015年) 1〜3ページ:4℃の真水の密度1000kg/m³、塩分が高くなると密度は大きくなる、塩分35g/kgの海水は約1028kg/m³、水温による密度の減少は1℃あたり0.05〜0.34kg/m³(0〜30℃)
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問53.水深30mで空気中の窒素(約79%)の分圧として、最も近いものはどれか。
- ア.約0.08MPa
- イ.約0.16MPa
- ウ.約0.32MPa
- エ.約0.24MPa
正解:ウ.約0.32MPa
解説:水深30mでの絶対圧力は0.4MPa。窒素分圧=0.4×0.79≒0.316MPaとなり、約0.32MPaが最も近い値です。
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問54.フーカー式潜水の特徴として、誤っているものはどれか。
- ア.水上からホースで送気される
- イ.行動範囲がホースの長さに制限される
- ウ.全面マスクまたはヘルメットを使用する
- エ.潜水者がボンベを携行する
正解:エ.潜水者がボンベを携行する
解説:フーカー式は送気式潜水であり、水上のコンプレッサーからホースで空気が供給されます。潜水者がボンベを携行するのはスクーバ式です。
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問55.ボイル・シャルルの法則で、気体の体積に影響を与える要素の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- ア.圧力と温度
- イ.温度と湿度
- ウ.圧力と湿度
- エ.温度と塩分濃度
正解:ア.圧力と温度
解説:ボイル・シャルルの法則は、気体の体積が圧力に反比例し、絶対温度に比例することを示す法則です。
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問56.ボイルの法則において、水深20mでの気体の体積は水面上の約1/2になる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深20mは絶対圧力3気圧、ボイル法則で体積は「水面上の1/3」(1/2は水深10m)。
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問57.ダルトンの法則によると、水深30mで空気中の酸素分圧は約0.21MPaである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深30mの絶対圧は約4気圧(約0.4MPa)。空気中の酸素は約21%なので酸素分圧は0.4MPa×0.21=約0.084MPa。0.21MPaは大気圧でも酸素分圧でもない(大気圧は約0.1MPa)。
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問58.水深40mでは、水面上で10リットルの空気は1リットルに圧縮される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深40mは絶対圧力5気圧、ボイル法則で10L→「2L」に圧縮(1Lではない、5気圧で1/5)。
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問59.ヘンリーの法則では、水温が上昇するとガスの溶解度は増加する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般に水温が上昇するとガスの溶解度は減少します。冷たい水の方が多くのガスを溶解できます。
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問60.水中で物体が約3/4の大きさに見えるのは、光の屈折による。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水中では物体が「約1.33倍に大きく」見える(屈折により)。3/4は「位置(距離)」の話。
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問61.水中では音源の方向を正確に判断することが困難である。
正解:○(正しい)
解説:水中では音速が空気中の約4.4倍と速いため、両耳に到達する時間差が小さくなり、音源の方向判断が困難になります。
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問62.水の比熱は空気より大きいため、水中では体温が急速に奪われる。
正解:○(正しい)
解説:水の比熱と熱伝導率が空気より大きいため、水中では空気中の約25倍の速さで体温が奪われます。
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問63.純酸素を用いた潜水は、水深40mまで安全に行える。
正解:×(誤り)
解説:純酸素潜水は「水深6m超で酸素中毒リスク」が急増。40mまで安全は誤り。
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問64.スクーバ式潜水のファーストステージは、ボンベの高圧を中間圧に減圧する装置である。
正解:○(正しい)
解説:ファーストステージはボンベの高圧(約200気圧)を中間圧(約10気圧)に減圧し、セカンドステージに送る装置です。
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問65.セカンドステージ(デマンドバルブ)は、潜水者が吸気したときだけ空気を供給する。
正解:○(正しい)
解説:デマンドバルブは吸気時の陰圧でダイアフラムが動き、空気を供給する仕組みで、呼気時には閉じます。
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問66.送気式潜水のヘルメットには、送気弁・排気弁・のぞき窓が備わっている。
正解:○(正しい)
解説:ヘルメット式潜水器には、送気を受ける送気弁、余剰空気を排出する排気弁、水中を観察するのぞき窓が装備されています。
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問67.フーカー式潜水では、コンプレッサーの故障に備えてボンベ(ベイルアウト)を携行することがある。
正解:○(正しい)
解説:フーカー式潜水では送気停止時の緊急用として、潜水者が小型ボンベ(ベイルアウトボトル)を携行することがあります。
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問68.水中での視界は、水温躍層(サーモクライン)を通過するとき一時的に低下することがある。
正解:○(正しい)
解説:水温躍層では異なる温度の水が接し、光の屈折が乱れるため一時的に視界がぼやけることがあります。
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問69.潜水者が水中で作業を行うとき、呼吸ガスの消費量は安静時の2〜3倍になることがある。
正解:○(正しい)
解説:水中での作業は運動負荷が高く、呼吸量が増加するため、安静時の2〜3倍以上のガス消費量になることがあります。
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問70.潜水中に使用するナイフは、ロープやネット等の絡まりから脱出するための安全器具である。
正解:○(正しい)
解説:潜水ナイフはロープ・漁網・海藻等に絡まった際に切断して脱出するための重要な安全器具です。
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問71.水深が深くなるにつれ、赤色の光だけが残り周囲が赤く見える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。赤色は「最初に吸収」され、深い水深では「青色だけが残り青く見える」(記述が逆)。
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問72.ゲージ圧力0.3MPaの水深では、絶対圧力は0.3MPaである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。絶対圧力=ゲージ圧力+大気圧なので、0.3MPa+0.1MPa=0.4MPaが絶対圧力です。
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問73.密閉容器を水深20mまで持ち込むと、容器にかかる圧力は水面上の3倍になる。
正解:○(正しい)
解説:水深20mでの絶対圧力は3気圧(0.3MPa)で、水面上の大気圧(1気圧)の3倍です。
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問74.潜水用コンプレッサーの吸気口は、排気ガスや粉塵の影響を受けない風上に設置する。
正解:○(正しい)
解説:コンプレッサーの吸気口から排気ガスや粉塵を吸い込むと、送気が汚染され中毒の原因となるため風上に設置します。
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問75.水中でのハンドシグナルは、水中電話が使えない場合の主要な通信手段である。
正解:○(正しい)
解説:水中電話がない場合、ハンドシグナル(手信号)やライト信号は潜水者間の重要な通信手段です。
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問76.潜水ヘルメットの排気弁は、潜水者が手動で操作して浮力を調整する。
正解:○(正しい)
解説:ヘルメット式潜水では、排気弁の開閉を手動で操作してスーツ内の空気量を調節し、浮力をコントロールします。
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問77.水面上で6リットルの空気を水深50mまで持ち込んだ場合、体積は約何リットルになるか。
- ア.約0.5リットル
- イ.約2リットル
- ウ.約1.5リットル
- エ.約1リットル
正解:エ.約1リットル
解説:水深50mでの絶対圧力は6気圧。ボイルの法則より6÷6=1リットルとなります。
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問78.水深30mにおける空気中の酸素分圧として、最も近いものはどれか。
- ア.約0.084MPa
- イ.約0.063MPa
- ウ.約0.042MPa
- エ.約0.105MPa
正解:ア.約0.084MPa
解説:水深30mでの絶対圧力は0.4MPa。酸素21%×0.4MPa=0.084MPaです。
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問79.水中での音の伝播速度として、最も近い値はどれか。
- ア.約340m/s
- イ.約1,500m/s
- ウ.約750m/s
- エ.約3,000m/s
正解:イ.約1,500m/s
解説:水中での音速は約1,500m/sで、空気中の約340m/sの約4.4倍です。
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問80.水の熱伝導率は空気と比較して約何倍か。
- ア.約5倍
- イ.約10倍
- ウ.約25倍
- エ.約50倍
正解:ウ.約25倍
解説:水の熱伝導率は空気の約25倍であり、このため水中では体温が急速に奪われます。
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問81.スクーバ式潜水器のレギュレーターにおいて、セカンドステージの役割はどれか。
- ア.ボンベの高圧を中間圧に減圧する
- イ.浮力を調整する
- ウ.残圧を表示する
- エ.中間圧を周囲圧に合わせて供給する
正解:エ.中間圧を周囲圧に合わせて供給する
解説:セカンドステージはファーストステージから送られた中間圧の空気を、周囲圧に合わせて呼吸に適した圧力で供給します。
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問82.海水の比重として、最も近い値はどれか。
- ア.1.025
- イ.1.010
- ウ.1.000
- エ.1.050
正解:ア.1.025
解説:海水の比重は約1.025で、塩分を含むため淡水(1.000)より大きくなります。
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問83.混合ガス潜水でヘリウムを使用する主な理由として、正しいものはどれか。
- ア.酸素供給を増やすため
- イ.窒素酔いを防止するため
- ウ.呼吸抵抗を下げるため
- エ.保温効果を高めるため
正解:イ.窒素酔いを防止するため
解説:ヘリウムは窒素と異なり麻酔作用がなく、大深度でも窒素酔いを防止できます。なお、ヘリウムは熱伝導率が高いため保温性はむしろ低下します。
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問84.水深10mで排水量20リットルの物体に働く海水中の浮力として、最も近いものはどれか。
- ア.約10kgf
- イ.約20kgf
- ウ.約20.5kgf
- エ.約30kgf
正解:ウ.約20.5kgf
解説:浮力は排除した水の重量に等しく、海水(比重1.025)×20リットル=20.5kgfとなります。水深は浮力に影響しません。
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問85.ドライスーツとウェットスーツの保温原理の違いについて、正しいものはどれか。
- ア.どちらも水を遮断して保温する
- イ.ドライスーツは電熱、ウェットスーツは化学発熱で保温する
- ウ.どちらも体温で温めた水で保温する
- エ.ドライスーツは空気層、ウェットスーツは水の薄い層で保温する
正解:エ.ドライスーツは空気層、ウェットスーツは水の薄い層で保温する
解説:ドライスーツは水の侵入を防ぎ空気層で保温し、ウェットスーツは侵入した薄い水の層を体温で温めて保温します。
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問86.潜水士免許は、市町村長が交付する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士免許は「都道府県労働局長」が交付(市町村長ではない)。
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問87.潜水士免許は、20歳以上であれば誰でも受験できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士免許試験には受験資格の制限がなく、年齢に関係なく誰でも受験できる。免許は免許試験の合格者に免許証を交付して行われる(労働安全衛生法72条)ものであり、受験そのものに「20歳以上」といった年齢条件は存在しない。
根拠: 労働安全衛生法 第72条 (出典: e-Gov法令検索)
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問88.潜水業務に就く者は、必ず潜水士免許を取得しなければならないが、研修中の者は例外的に免許なしで従事できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水業務は「必ず潜水士免許」が必要(研修例外なし)。労働安全衛生法上の有資格者業務。
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問89.事業者は、潜水作業者に対し特別教育を実施する義務がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水業務は免許が必要な業務であり、特別教育ではなく免許の取得が義務付けられています。
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問90.送気量は、潜水者ごとに調節できるようにしなければならない。
正解:○(正しい)
解説:事業者は送気量を潜水者ごとに個別に調節できるよう、必要な設備を設けなければなりません。
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問91.空気圧縮機により送気して行う潜水業務では、潜水業務従事者と連絡するための連絡員を置かなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則36条により、空気圧縮機・手押ポンプで送気する潜水業務と、携行させないボンベからの給気で行う潜水業務では連絡員を置く義務がある。携行ボンベによるスクーバ式潜水は同条の対象外である。
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問92.スクーバ式潜水は、水深60mまで業務として行うことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水深60mでの空気潜水は認められない。高気圧作業安全衛生規則15条2号(27条により潜水業務に準用)は、潜水作業者が吸入する時点の窒素の分圧を400kPa以下に収めるよう求めている。空気の窒素はおよそ79%なので、水深60mでは絶対圧が700kPa、窒素分圧は553kPaとなり基準を大きく超える。この基準から逆算すると空気潜水の限界水深は約40mで(水深40mなら絶対圧500kPa・窒素分圧395kPaで適合、41mで403kPaとなり超過)、一般に「空気を用いる潜水は水深40mまで」といわれるのはこの計算にもとづく。なお同条1号は酸素の分圧を18kPa以上160kPa以下と定めている。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第15条 (出典: e-Gov法令検索)
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問93.水深10m以上の場所で潜水業務を行うときは、あらかじめ作業計画を定め、その計画により作業を行わなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則12条の2(27条で水深10m以上の場所における潜水業務に準用)による。作業計画には、送気する気体の成分組成、潜降開始から浮上開始までの時間、最高の水深の圧力、潜降・浮上の速度、浮上を停止させる水深の圧力と時間を示す。
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問94.現行の法令(高圧則及びこれに基づく告示)では、潜水作業者の酸素ばく露量について1日当たりの上限は定められていない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高圧則16条(27条で潜水業務に準用)と平成26年厚生労働省告示第457号2条により、酸素ばく露量(UPTD)は1日について600、1週間について2500を超えないようにしなければならない。
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問95.潜水器を使用する業務では、予備の潜水器を備えなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。予備の潜水器の備え付けは法令上の義務ではありませんが、緊急用の呼吸ガス源は必要です。
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問96.再圧室の設置は推奨されるが、義務ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業者は、高気圧業務(潜水業務は水深10m以上の場所で行うものに限る)を行うときは、再圧室を設置し、又は利用できるような措置を講じなければならない(高気圧作業安全衛生規則42条1項)。推奨ではなく義務である。
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問97.潜水業務における浮上速度は、法令で規定されている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号により、浮上の速度は毎分10m以下と定められている。18条1項1号の「減圧の速度は毎分0.08メガパスカル以下」が、潜水業務では高気圧作業安全衛生規則27条の読替え表により「浮上の速度は毎分10メートル以下」となる。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問98.潜水作業中に異常を感じた潜水者は、直ちに連絡員に通報しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:潜水者は異常を感じたときは直ちに連絡員に連絡し、適切な措置を講じなければなりません。
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問99.高気圧業務健康診断は、雇入れ時と1年以内ごとに1回実施すればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高気圧業務健康診断は「6か月以内ごとに1回」(1年ではない)。
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問100.潜水士免許には、5年ごとの更新義務がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士免許は「有効期限なし」(更新義務もない)。
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問101.潜水業務に使用するボンベは、定期的な耐圧試験は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ボンベは「定期的に耐圧試験」が必要(高圧ガス保安法)。
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問102.水深10m未満の潜水業務では、潜水士免許は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水の深度に関わらず、潜水業務に従事するには潜水士免許が必要です。
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問103.潜水業務従事者に携行させたボンベからの給気を受けさせるときは、潜降直前に、そのボンベの現に有する給気能力を知らせなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則29条1号による。同条2号では、潜水業務従事者に異常がないかを監視する者を置くことも定めている。なお「潜水作業者名簿」という規定はなく、水深10m以上の潜水業務では、その都度、作業計画の事項と潜水作業者の氏名・減圧の日時を記載した書類を作成して5年間保存する(20条の2・27条)。
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問104.潜水業務において酸素を使った減圧は禁止されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。適切な方法・深度で行う酸素減圧は認められており、減圧時間の短縮に効果的です。ただし酸素中毒の管理が必要です。
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問105.潜水士試験は、学科試験と実技試験の両方がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士試験は「学科試験のみ」(実技試験はない)。
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問106.事業者は、潜水作業者に必要な保護具を無償で提供しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:事業者は労働安全衛生法に基づき、潜水作業に必要な保護具を労働者に無償で支給する義務があります。
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問107.空気圧縮機により送気して行う潜水業務において、潜水作業者に圧力調整器を使用させるときであっても、送気圧を計るための圧力計を設ける必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高気圧作業安全衛生規則9条により、空気圧縮機で送気する潜水業務では、空気を清浄にするための装置に加えて、潜水作業者が圧力調整器を使用するときは送気圧を計るための圧力計を、それ以外のときは送気量を計るための流量計を設けなければならない。ヘルメット式のように圧力調整器を使わない潜水では流量計となる。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第9条 (出典: e-Gov法令検索)
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問108.潜水業務を行う場合、緊急時の連絡方法をあらかじめ定めておく必要がある。
正解:○(正しい)
解説:事業者は緊急連絡体制を事前に整備し、事故発生時の搬送先・連絡先等を明確にしておく義務があります。
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問109.潜水業務の記録は、1年間保存すれば足りる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水業務記録は「5年間」保存(1年ではない)。
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問110.高気圧業務健康診断の結果は、本人への通知義務はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。診断結果は「本人に通知する義務」あり(労働安全衛生法66条の6)。
根拠: 労働安全衛生法 第66条の6 (出典: e-Gov法令検索)
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問111.潜水士免許が必要となる業務の基準として、正しいものはどれか。
- ア.送気やボンベからの給気を受けて行う、水深10mを超える潜水業務
- イ.潜水器を用い、送気やボンベからの給気を受けて水中で行う業務
- ウ.空気圧縮機による送気を受けて行う業務に限り、ボンベは除く
- エ.素潜りを含め、水中で行うすべての潜水業務
正解:イ.潜水器を用い、送気やボンベからの給気を受けて水中で行う業務
解説:高気圧作業安全衛生規則12条により、事業者は潜水士免許を受けた者でなければ潜水業務につかせてはならない。潜水業務とは、潜水器を用い、かつ、空気圧縮機や手押しポンプによる送気又はボンベからの給気を受けて水中で行う業務をいい、水深の要件はない。このため水深10mを超える場合に限るとするのは誤り。送気を受ける業務だけでなく、ボンベからの給気を受ける業務も含まれる。潜水器を用いない素潜りは潜水業務に当たらず、免許の対象ではない。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第12条 / 高気圧作業安全衛生規則 第1条の2 / 労働安全衛生法施行令 第20条 (出典: e-Gov法令検索)
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問112.高気圧業務への就業を、医師が必要と認める期間禁止しなければならない疾病として、法令に定められていないものはどれか。
- ア.メニエル氏病
- イ.白内障
- ウ.関節炎
- エ.貧血症
正解:イ.白内障
解説:高気圧作業安全衛生規則41条1項により、減圧症その他高気圧による障害、呼吸器系の疾病、貧血症その他血液又は循環器系の疾病、メニエル氏病又は中耳炎その他耳管狭さくを伴う耳の疾病、関節炎その他運動器の疾病などにかかっている労働者は、医師が必要と認める期間、高気圧業務への就業を禁止する。白内障は掲げられていない。
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問113.潜水業務において、連絡員の配置が義務づけられる条件として、正しいものはどれか。
- ア.携行させたボンベからの給気で行う潜水業務のうち、水深10mを超えて行う場合
- イ.空気圧縮機・手押ポンプによる送気、又は携行しないボンベからの給気で行う潜水業務の場合
- ウ.送気・給気の方式を問わず、水深20mを超えて行う潜水業務の場合
- エ.スクーバ式を含むすべての潜水業務で、潜水業務従事者が2人以上となる場合
正解:イ.空気圧縮機・手押ポンプによる送気、又は携行しないボンベからの給気で行う潜水業務の場合
解説:高気圧作業安全衛生規則36条は、空気圧縮機若しくは手押ポンプにより送気して行う潜水業務と、ボンベ(潜水業務従事者に携行させたものを除く)からの給気を受けて行う潜水業務について、潜水業務従事者2人以下ごとに1人の連絡員を置くよう定めている。要件は送気・給気の方式で、水深による区分はない。携行させたボンベによるスクーバ式は対象外なので、水深10m・20mで区切る選択肢も、スクーバ式を含めて人数で区切る選択肢も誤りである。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第36条 (出典: e-Gov法令検索)
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問114.潜水業務に関する記録の保存期間として、正しいものはどれか。
- ア.5年間
- イ.3年間
- ウ.1年間
- エ.10年間
正解:ア.5年間
解説:高圧則により、潜水業務の記録(潜水深度、潜水時間、浮上時間等)は5年間保存しなければなりません。
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問115.空気圧縮機により送気する場合、調節用空気槽について正しいものはどれか。
- ア.設置義務はない
- イ.潜水者ごとに設けなければならない
- ウ.2人に1個設ければよい
- エ.事業場に1個あればよい
正解:イ.潜水者ごとに設けなければならない
解説:高圧則により、空気圧縮機により送気する場合、潜水作業者ごとに調節用空気槽を設けなければなりません。
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問116.事業者は、潜水作業者に対して安全衛生教育を実施しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:労働安全衛生法に基づき、事業者は労働者に対して業務に関する安全衛生教育を実施する義務があります。
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問117.潜水士免許試験は、各都道府県で毎月実施されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士免許試験は各安全衛生技術センターで年に4〜6回程度実施されており、毎月ではありません。
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問118.送気式潜水では、潜水者ごとに送気量を調節する必要はなく、一括管理で足りる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水者ごとに「送気量を調節するためのバルブ」を設ける必要があります。
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問119.潜水業務中に事故が発生した場合、事業者は労働基準監督署に報告する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:労働災害が発生した場合、事業者は遅滞なく所轄の労働基準監督署に報告しなければなりません。
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問120.事業者は、高気圧業務健康診断の結果に基づき就業上の措置を講じなければならない。
正解:○(正しい)
解説:健康診断の結果、異常所見がある者については医師の意見を聴き、必要に応じて就業制限等の措置を講じます。
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問121.潜水士免許を持っていれば、どのような健康状態でも潜水業務に就くことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。免許を持っていても、健康診断で異常所見がある場合は就業制限を受ける場合があります。
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問122.高気圧作業安全衛生規則は、消防法に基づく省令である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高気圧作業安全衛生規則は「労働安全衛生法」に基づく省令(消防法ではない)。
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問123.潜水業務においては、潜水深度に応じた減圧手順を実施しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則により、事業者は潜水深度・潜水時間に応じた適切な減圧手順を定め、それに従い浮上させなければなりません。
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問124.連絡員は同時に2人までの潜水者の連絡を担当してもよい。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高気圧作業安全衛生規則36条により、空気圧縮機や手押ポンプで送気して行う潜水業務などでは、連絡員を潜水業務従事者2人以下ごとに1人置けばよいので、1人の連絡員が潜水者2人までの連絡を担当できる。3人以上を1人で受け持つことはできない。連絡員は、潜水者と連絡して潜降・浮上を適正に行わせ、送気を調節する者と連絡して必要な量の空気を送らせ、送気設備の故障などで危険があるときは速やかに潜水者に知らせる。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第36条 (出典: e-Gov法令検索)
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問125.潜水作業計画には、潜水深度のみを記載すれば足りる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。作業計画には、潜水作業者に送気し又はボンベに充塡する気体の成分組成、潜降を開始させる時から浮上を開始させる時までの時間、最高の水深の圧力、潜降及び浮上の速度、浮上を停止させる水深の圧力とその時間を示す(高圧則12条の2第2項・27条)。
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問126.潜水士免許証を他人に貸与した場合、免許の取消しの対象となりうる。
正解:○(正しい)
解説:免許証の貸与・不正使用は法令違反であり、免許の取消し・効力の一時停止の処分を受ける場合があります。
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問127.送気式潜水に使用する空気圧縮機の自主検査は、3年ごとに1回行えばよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。圧縮機の自主検査は「1年以内ごとに1回」(3年ではない)。
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問128.高気圧業務健康診断の項目には、関節の検査が含まれる。
正解:○(正しい)
解説:高気圧業務健康診断では、四肢の運動機能や関節の異常の有無を確認する検査項目が含まれています。
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問129.潜水業務に関する作業主任者を選任する必要がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水業務には作業主任者の選任義務はありません。ただし連絡員の配置は義務付けられています。
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問130.空気圧縮機により送気して行う潜水業務では、送気する空気を清浄にするための装置を1月以内ごとに1回以上点検しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:空気清浄装置は空気圧縮機で送気する場合に設置が義務づけられ(高圧則9条)、1月以内ごとに1回以上点検しなければならない(同34条2項1号ロ)。
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問131.潜水士免許証の交付を受けて潜水業務に就いている者は、氏名を変更したときは免許証の書替えを受けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:労働安全衛生規則67条2項により、免許証の交付を受けて業務に就いている者(就こうとする者を含む)は、氏名を変更したときに免許証書替申請書を提出して書替えを受ける。本籍の変更は書替えの事由ではない。
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問132.高気圧業務健康診断の結果は、所轄の市町村長に報告する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。健診結果は「所轄労働基準監督署長」に報告(市町村長ではない)。
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問133.高気圧作業安全衛生規則で、潜水作業者が吸入する時点の窒素の分圧の上限として定められているものはどれか。
- ア.400キロパスカル
- イ.160キロパスカル
- ウ.220キロパスカル
- エ.0.5キロパスカル
正解:ア.400キロパスカル
解説:高圧則15条1項(27条で潜水業務に準用)により、潜水作業者が吸入する時点の窒素の分圧は400kPa以下とする。酸素は18kPa以上160kPa以下、炭酸ガスは0.5kPa以下である。
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問134.高気圧業務健康診断において実施すべき検査項目に含まれないものはどれか。
- ア.四肢の運動機能の検査
- イ.血液型の検査
- ウ.肺活量の検査
- エ.鼓膜及び聴力の検査
正解:イ.血液型の検査
解説:高圧則に定める健康診断項目には四肢運動機能・鼓膜聴力・肺活量等が含まれますが、血液型の検査は含まれません。
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問135.労働安全衛生法に基づく潜水士免許の交付者として、正しいものはどれか。
- ア.厚生労働大臣
- イ.都道府県知事
- ウ.都道府県労働局長
- エ.労働基準監督署長
正解:ウ.都道府県労働局長
解説:潜水士免許は都道府県労働局長が交付します。試験は安全衛生技術センターで実施されます。
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問136.潜水業務において、法令上の浮上速度の上限として正しいものはどれか。
- ア.毎分5m
- イ.毎分8m
- ウ.毎分15m
- エ.毎分10m
正解:エ.毎分10m
解説:高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号により、浮上の速度は毎分10m以下と定められている。18条1項1号の「減圧の速度は毎分0.08メガパスカル以下」が、潜水業務では高気圧作業安全衛生規則27条の読替え表により「浮上の速度は毎分10メートル以下」となる。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問137.法令上、事故のため潜水業務従事者の浮上の速度を速め、又は浮上を停止する時間を短縮したときに、浮上後速やかに行わなければならない措置はどれか。
- ア.再圧室で最高の水深の圧力まで加圧する
- イ.水面で純酸素を30分以上吸入させる
- ウ.医師の診察を受けるまで安静にさせる
- エ.翌日まで潜水業務に就かせない
正解:ア.再圧室で最高の水深の圧力まで加圧する
解説:高気圧作業安全衛生規則32条により、事故のため浮上の速度を速め又は浮上停止時間を短縮したときは、浮上後速やかに再圧室に入れて当該潜水業務の最高の水深における圧力に等しい圧力まで加圧するか、当該最高の水深まで再び潜水させなければならない(2項)。
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問138.空気圧縮機により送気する場合に設ける予備空気槽内の空気の圧力の基準として、正しいものはどれか。
- ア.常時、最高の潜水深度における圧力以上
- イ.常時、最高の潜水深度における圧力の1.5倍以上
- ウ.常時、大気圧の1.5倍以上
- エ.特に基準はない
正解:イ.常時、最高の潜水深度における圧力の1.5倍以上
解説:高圧則8条2項1号により、予備空気槽内の空気の圧力は常時、最高の潜水深度における圧力の1.5倍以上でなければならない。内容積は同項2号により厚生労働大臣が定める式で計算した値以上とする。
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問139.高気圧業務健康診断の結果を本人に通知する期限として、正しいものはどれか。
- ア.1週間以内
- イ.1か月以内
- ウ.遅滞なく
- エ.3か月以内
正解:ウ.遅滞なく
解説:事業者は健康診断の結果を遅滞なく本人に通知しなければなりません。
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問140.空気圧縮機により送気して行う潜水業務で、潜水作業者と連絡員とが通話できる通話装置がない場合に、潜水作業者に携行させなければならないものとして、法令に定められていないものはどれか。
- ア.信号索
- イ.水中時計
- ウ.コンパス
- エ.鋭利な刃物
正解:ウ.コンパス
解説:高気圧作業安全衛生規則37条1項により、空気圧縮機等で送気して行う潜水業務では、潜水作業者に信号索、水中時計、水深計及び鋭利な刃物を携行させる(通話装置で通話できるときは、信号索・水中時計・水深計を携行させないことができる)。コンパスは定められていない。
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問141.高気圧作業安全衛生規則では、潜水者を加圧し又は減圧するときの速度について規定している。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号により、浮上(減圧)の速度は毎分10m以下と定められている。なお加圧(潜降)の速度を毎分0.08MPa以下と定める高気圧作業安全衛生規則14条は、高気圧作業安全衛生規則27条の準用の対象に入っていないため潜水業務には適用されない。潜水業務で速度が定められているのは浮上のほうである。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第14条 / 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問142.水深10m以上の場所における潜水業務の作業計画を定めたときは、その計画の事項を関係労働者に周知させなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則12条の2第3項(27条で準用)により、作業計画を定めたときは、気体の成分組成、潜降・浮上の速度、浮上を停止させる水深の圧力と時間などの事項を関係労働者に周知させる。
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問143.潜水士免許試験の受験には、18歳以上であることのほか実務経験が必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士試験に実務経験は不要で、年齢・学歴・経験に関係なく誰でも受験できます。
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問144.連絡員は、潜水者2名に対して1名を配置すればよい。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高気圧作業安全衛生規則第36条は、連絡員を潜水業務従事者2人以下ごとに1人置くと定めており、潜水者2名に対し連絡員1名でよいとされています。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第36条 (出典: e-Gov法令検索)
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問145.事業者は、水深10m以上の場所で潜水業務を行うときは、再圧室を設置し、又は利用できるような措置を講じなければならない。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高気圧作業安全衛生規則42条1項による。潜水業務で義務になるのは水深10m以上の場所で行うもので、高圧室内業務は深さを問わない。
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問146.潜水士免許の有効期限は10年間で、更新手続きが必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士免許には有効期限がなく、一度取得すれば生涯有効です。更新手続きは不要です。
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問147.高気圧業務健康診断の結果は、3年間保存する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。健診結果は「5年間」保存(3年ではない)。
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問148.空気圧縮機により送気する場合で、潜水業務従事者に圧力調整器を使用させないときは、送気量を計るための流量計を設けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則9条により、空気圧縮機で送気する場合は空気清浄装置のほか、圧力調整器を使用させるときは送気圧を計る圧力計を、それ以外のときは送気量を計る流量計を設ける。
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問149.潜水業務に使用するボンベは、10年ごとに耐圧検査を受ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ボンベの耐圧検査は「5年ごと」(10年ではない、高圧ガス保安法)。
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問150.事業者は、潜水作業者に対し潜水業務に関する安全衛生教育を実施する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:労働安全衛生法に基づき、事業者は潜水業務に従事する労働者に安全衛生教育を実施する義務があります。
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問151.高圧則は潜水作業者が吸入する時点の窒素の分圧を400キロパスカル以下とするため、空気を呼吸する潜水ではおおむね水深40mが限度となる。
正解:○(正しい)
解説:高圧則15条1項2号(27条で準用)により窒素分圧は400kPa以下。空気の窒素は約79%なので絶対圧約506kPa、水深でおおむね40mが限度となる。スクーバ式だけに深度の上限を定めた条文はない。
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問152.水深10m未満の場所で行う潜水業務のみに常時従事する労働者は、高気圧業務健康診断の対象とならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高気圧作業安全衛生規則38条1項の健康診断は、高圧室内業務又は潜水業務(高気圧業務)に常時従事する労働者が対象で、潜水業務の水深による区分はない。水深10m以上に限るのは作業計画・記録(12条の2・20条の2を27条で準用)や再圧室の設置(42条)である。
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問153.水深10m以上の場所における潜水業務を行ったときに作成する記録には、潜水作業者の氏名のほか、潜降及び浮上の速度など作業計画に示す事項を記録しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高気圧作業安全衛生規則27条で読み替えて準用する20条の2により、水深10m以上の場所で潜水業務を行う都度、作業計画の事項(潜水作業者に送気し又はボンベに充塡する気体の成分組成、潜降開始から浮上開始までの時間、最高の水深の圧力、潜降及び浮上の速度、浮上を停止させる水深の圧力と時間)と潜水作業者の氏名等を記録した書類を作成し、保存する。水深10m未満の潜水業務には準用されない。
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問154.事業者は、潜水作業者の見やすい場所に減圧の方法を掲示しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則により、事業者は浮上の速度や減圧停止の方法を潜水者の見やすい場所に掲示する義務があります。
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問155.再圧室を使用して加圧を行うときは、純酸素を使用しなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高気圧作業安全衛生規則44条1項2号により、再圧室で加圧を行うときは純酸素を使用してはならない。あわせて、出入りに必要な場合を除き主室と副室の間の扉を閉じて内部の圧力を等しく保ち(3号)、操作する者に加圧・減圧の状態などを常時監視させる(4号)。
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問156.再圧室は、出入りに必要な副室を有するものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:再圧室は治療中の患者がいる主室の圧力を変えずに人の出入りを可能にする副室(ロック)を備える必要があります。
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問157.事業者は、送気に用いるコンプレッサーに空気清浄装置を設けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則により、送気に用いる空気圧縮機には潜水者に清浄な空気を供給するための空気清浄装置の設置が義務付けられています。
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問158.潜水士免許を持たない者が潜水器を用いない素潜りで水中作業を行うことは違法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水士免許が必要なのは「潜水器を用い」て行う業務であり、潜水器を使用しない素潜りには免許は不要です。
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問159.空気圧縮機により送気して行う潜水業務を行うときは、空気圧縮機を1週以内ごとに1回以上点検しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:高圧則34条2項1号により、空気圧縮機・手押ポンプは1週、空気清浄装置と水深計は1月、水中時計は3月、流量計は6月ごとに1回以上点検する。点検・修理の概要は記録して3年間保存する(同条3項)。
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問160.高気圧業務健康診断結果報告書は、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:事業者は高気圧業務健康診断を実施した場合、結果報告書を所轄の労働基準監督署長に提出する義務があります。
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問161.潜水士免許は、重大な法令違反があった場合に取り消されることがある。
正解:○(正しい)
解説:労働安全衛生法に基づき、免許に係る業務について重大な法令違反があった場合、免許の取消し又は効力の停止処分を受けることがあります。
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問162.潜水業務で潜水業務従事者に使用させるさがり綱には、水深を表示する木札又は布等を何メートルごとに取り付けておかなければならないか。
- ア.1メートルごと
- イ.2メートルごと
- ウ.3メートルごと
- エ.5メートルごと
正解:ウ.3メートルごと
解説:高気圧作業安全衛生規則33条により、事業者は潜水業務を行うときは潜降・浮上のためのさがり綱を備えて使用させ(1項)、さがり綱には3メートルごとに水深を表示する木札又は布等を取り付けておかなければならない(2項)。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問163.高気圧作業安全衛生規則で、潜水作業者が吸入する時点の炭酸ガス(二酸化炭素)の分圧の上限として定められているものはどれか。
- ア.5キロパスカル
- イ.50キロパスカル
- ウ.18キロパスカル
- エ.0.5キロパスカル
正解:エ.0.5キロパスカル
解説:高圧則15条1項3号(27条で潜水業務に準用)により、潜水作業者が吸入する時点の炭酸ガスの分圧は0.5kPa以下とする。
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問164.高気圧業務健康診断の実施頻度として、法令上正しいものはどれか。
- ア.6か月以内ごとに1回
- イ.3か月以内ごとに1回
- ウ.1年以内ごとに1回
- エ.2年以内ごとに1回
正解:ア.6か月以内ごとに1回
解説:高圧則により、高気圧業務健康診断は雇入れ時及び6か月以内ごとに1回実施する義務があります。
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問165.再圧室について、設置時及びその後定期に、送気設備・排気設備の作動の状況や電路の漏電の有無などを点検しなければならない間隔として、法令上正しいものはどれか。
- ア.2週間をこえない期間ごと
- イ.1月をこえない期間ごと
- ウ.2月をこえない期間ごと
- エ.1年をこえない期間ごと
正解:イ.1月をこえない期間ごと
解説:高気圧作業安全衛生規則45条1項により、再圧室は、設置時及びその後1月をこえない期間ごとに、送気設備及び排気設備の作動の状況、通話装置及び警報装置の作動の状況、電路の漏電の有無、電気機械器具及び配線の損傷その他異常の有無を点検する。点検結果は記録して3年間保存する(同条2項)。
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問166.高気圧業務健康診断の結果、異常の所見があると診断された労働者について、事業者が医師から意見を聴かなければならない期限は、健康診断が行われた日から数えてどれか。
- ア.2週間以内
- イ.1月以内
- ウ.3月以内
- エ.1年以内
正解:ウ.3月以内
解説:高気圧作業安全衛生規則39条の2第1項1号により、高気圧業務健康診断の結果に基づく医師からの意見聴取は、健康診断が行われた日から3月以内に行い、聴取した意見を高気圧業務健康診断個人票に記載する(同項2号)。
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問167.送気式潜水における予備空気槽の内容積の基準として、正しいものはどれか。
- ア.最高の潜水深度と潜水時間から、厚生労働大臣が定める式で計算した値以上
- イ.潜水者の人数と潜水時間から、厚生労働大臣が定める式で計算した値以上
- ウ.潜水者の人数と槽内の空気の圧力から、厚生労働大臣が定める式で計算した値以上
- エ.最高の潜水深度と槽内の空気の圧力から、厚生労働大臣が定める式で計算した値以上
正解:エ.最高の潜水深度と槽内の空気の圧力から、厚生労働大臣が定める式で計算した値以上
解説:予備空気槽は、送気を受ける潜水業務従事者ごとに設け、その内容積は厚生労働大臣が定める方法で計算した値以上とする(高圧則8条)。告示で V=60(0.03D+0.4)/P(潜水作業者に圧力調整器を使わせる場合は V=40(0.03D+0.4)/P)と定められ、Vは内容積(L)、Dは最高の潜水深度(m)、Pは槽内の空気の圧力(MPa)である。式に入るのは最高の潜水深度と槽内の空気の圧力だけで、潜水者の人数や潜水時間は入らない。なお、槽内の空気の圧力は、常時、最高の潜水深度における圧力の1.5倍以上とする。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第8条 / 平成26年厚生労働省告示第457号「高気圧作業安全衛生規則第八条第二項等の規定に基づく厚生労働大臣が定める方法等」 第1条(予備空気槽の内容積の計算方法)第1号 圧力調整器を使用させる場合 V=40(0.03D+0.4)/P、第2号 それ以外 V=60(0.03D+0.4)/P(V 内容積 L、D 最高の潜水深度 m、P 予備空気槽内の空気の圧力 MPa) (出典: e-Gov法令検索)
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問168.高気圧業務健康診断の検査項目に含まれないものはどれか。
- ア.視力の検査
- イ.鼓膜及び聴力の検査
- ウ.肺活量の検査
- エ.四肢の運動機能の検査
正解:ア.視力の検査
解説:高圧則の健康診断項目には四肢運動機能・鼓膜聴力・肺活量等が含まれますが、視力の検査は含まれません。
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問169.連絡員の配置に関する法令上の規定として、正しいものはどれか。
- ア.潜水者3名に対して1名配置する
- イ.潜水者1名に対して1名配置する
- ウ.潜水者2名に対して1名配置する
- エ.連絡員の配置に法的義務はない
正解:ウ.潜水者2名に対して1名配置する
解説:高気圧作業安全衛生規則第36条により、連絡員は潜水業務従事者2人以下ごとに1人を配置します。よって潜水者2名に対して1名でよいとされます。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第36条 (出典: e-Gov法令検索)
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問170.潜水業務従事者に、圧力1メガパスカル以上の気体を充塡したボンベからの給気を受けさせるときに使用させなければならない圧力調整器はどれか。
- ア.1段の減圧方式によるもの
- イ.2段以上の減圧方式によるもの
- ウ.逆止弁を内蔵したもの
- エ.手動で減圧を調節するもの
正解:イ.2段以上の減圧方式によるもの
解説:高気圧作業安全衛生規則30条により、事業者は、潜水業務従事者に圧力1メガパスカル以上の気体を充塡したボンベからの給気を受けさせるときは、2段以上の減圧方式による圧力調整器を使用させなければならない。
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問171.減圧症は、体内に溶け込んだ酸素が気泡化することで発症する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧症は「窒素」が急減圧で気泡化して発症(酸素は速やかに代謝される)。
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問172.減圧症の症状には、関節痛・皮膚のかゆみ・しびれなどがある。
正解:○(正しい)
解説:減圧症(ベンズ)の症状は、関節痛、皮膚症状、神経症状など多岐にわたります。
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問173.窒素酔いは、低圧下で窒素の分圧が低下することにより起こる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。窒素酔いは「高圧下で窒素分圧上昇」により起こる(水深30m以深で典型)。
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問174.酸素中毒は、低い酸素分圧の気体を長時間吸入することで起こる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。酸素中毒は「高い酸素分圧」の気体吸入で発生(純酸素を高水深等で)。低圧では起こりません。
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問175.副鼻腔スクイズは、浮上時に起こりやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スクイズは潜降時に外圧増加により体内空洞が圧迫されて起こります。浮上時はリバースブロックが起こります。
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問176.中耳スクイズの予防には、こまめな耳抜きが有効である。
正解:○(正しい)
解説:耳抜きにより中耳内の圧力を外圧と均等にすることで、鼓膜への過度な圧力差を防ぎます。
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問177.減圧症の治療には、再圧チャンバーでの再圧治療が有効である。
正解:○(正しい)
解説:再圧チャンバーで高い圧力をかけて気泡を再溶解させ、その後ゆっくり減圧する治療が標準的です。
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問178.一酸化炭素中毒は、潜水中に発生することはなく、地上でのみ起こる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水中も「送気にCOが混入」した場合に発生(コンプレッサー排気混入等)。
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問179.低体温症は、水中での長時間作業で起こりやすい。
正解:○(正しい)
解説:水の熱伝導率は空気の約25倍であり、水中では体温が急速に奪われ低体温症のリスクが高くなります。
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問180.肺破裂(エアエンボリズム)は、息を吐きながら浮上した場合に起こる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。肺破裂は「息を止めたまま浮上」した場合に発生(肺内空気膨張で破裂)。吐きながらが正解動作。
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問181.減圧症は、潜水終了後24時間以上経過してから発症することはない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧症は多くの場合潜水後数時間以内に発症しますが、まれに24時間以上経過後に発症することもあります。
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問182.高気圧障害の予防には、適切な減圧手順の遵守が最も重要である。
正解:○(正しい)
解説:適切な浮上速度と減圧停止時間を守ることが、減圧症など高気圧障害の最も重要な予防策です。
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問183.疲労や脱水は、減圧症の発症リスクには影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。疲労・脱水・肥満等は減圧症リスクを「高めます」(血流・代謝低下で窒素排出遅延)。
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問184.窒素酔いの症状は、浮上しても回復しない不可逆な障害である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。窒素酔いは浮上で「速やかに回復」(不可逆ではない)。
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問185.潜水後の飲酒は減圧症の予防に効果がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。飲酒は脱水を促進し血液循環に影響するため、潜水後の飲酒はむしろ減圧症のリスクを高めます。
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問186.リバースブロックとは、潜降時に体腔内のガスが圧縮できない状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リバースブロックは「浮上時」に体腔内ガスが膨張して排出できない状態(潜降時ではない)。
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問187.チョークス(呼吸型減圧症)は、肺に気泡が詰まる重篤な状態である。
正解:○(正しい)
解説:チョークスは窒素気泡が肺血管に大量に詰まり、胸痛・呼吸困難を引き起こす重篤な減圧症です。
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問188.皮膚型減圧症では、皮膚にかゆみや斑点が現れることがある。
正解:○(正しい)
解説:皮膚型減圧症では、かゆみ・発疹・大理石模様の斑点(皮膚マーブリング)が現れることがあります。
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問189.酸素中毒の中枢神経型では、けいれん発作が起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:中枢神経型酸素中毒では、視覚障害・耳鳴り・筋のけいれん・全身けいれん発作が起こる危険があります。
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問190.減圧症の応急処置では、患者をうつ伏せに寝かせ、空気のみを吸入させる。
正解:×(誤り)
解説:減圧症応急処置は「仰向け、純酸素吸入」(うつ伏せ・空気のみは誤り)。
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問191.骨壊死は、長年にわたる潜水業務の慢性的な影響で起こることがある。
正解:○(正しい)
解説:無症候性減圧症の繰り返しにより、長期間にわたって骨の一部が壊死する無菌性骨壊死が生じることがあります。
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問192.高圧下での酸素濃度は、空気中と同じ21%であれば安全である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。濃度が21%でも深度が深い(高圧)と酸素分圧が上昇するため、酸素中毒のリスクが生じます。
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問193.水中での体温低下を防ぐため、潜水前の水分補給は控えるべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。脱水は減圧症のリスクを高めるため、潜水前には十分な水分補給が推奨されます。
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問194.潜水作業者は、定期的に特殊健康診断を受ける必要がある。
正解:○(正しい)
解説:高気圧業務に従事する労働者は、6ヶ月以内ごとに1回、特殊健康診断を受ける義務があります。
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問195.減圧症は1型の方が2型より重篤である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧症は「2型(神経・呼吸器症状)が1型(関節・皮膚症状)より重篤」(記述が逆)。
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問196.減圧症の原因として、正しいものはどれか。
- ア.体内に溶け込んだ窒素の気泡化
- イ.酸素の過剰摂取
- ウ.二酸化炭素の蓄積
- エ.水圧による内臓の圧迫
正解:ア.体内に溶け込んだ窒素の気泡化
解説:減圧症は、高圧下で体内に溶け込んだ窒素が、急な減圧により気泡化して血管や組織を障害することで発症します。
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問197.窒素酔い(窒素麻酔)が発生しやすくなる水深として、正しいものはどれか。
- ア.水深10m前後
- イ.水深30m以深
- ウ.水深20m前後
- エ.水深5m以浅
正解:イ.水深30m以深
解説:窒素酔いは一般に水深30m以深で発生しやすくなり、判断力の低下や多幸感などの症状が現れます。
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問198.酸素中毒の症状として、誤っているものはどれか。
- ア.けいれん
- イ.視野狭窄
- ウ.低体温症
- エ.吐き気
正解:ウ.低体温症
解説:酸素中毒の症状にはけいれん、視野狭窄、吐き気、耳鳴りなどがあります。低体温症は酸素中毒の症状ではありません。
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問199.減圧症に対する根本的な治療として、最も適切なものはどれか。
- ア.患部を冷やす
- イ.安静にして水分を取らせる
- ウ.患部をマッサージする
- エ.再圧治療(再圧チャンバー)を行う
正解:エ.再圧治療(再圧チャンバー)を行う
解説:減圧症の根本的な治療は再圧室(再圧チャンバー)による再圧治療である。現場での応急処置としては安静・酸素吸入・水分補給を行いながら、速やかに再圧治療ができる医療機関へ搬送する。
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問200.副鼻腔スクイズの主な原因として、正しいものはどれか。
- ア.潜降時に、風邪などで鼻の奥の通り道がふさがっていること
- イ.潜降時に、鼻からマスクの中へ息を送り込まないこと
- ウ.浮上時に、肺の中の空気を吐かずに膨張させること
- エ.潜降時に、耳栓をして外耳に閉じた空間をつくること
正解:ア.潜降時に、風邪などで鼻の奥の通り道がふさがっていること
解説:副鼻腔スクイズ(副鼻腔の圧外傷)は、潜降中に周囲の圧力が上がって副鼻腔内の空気が圧縮されるのに、鼻とつながる通り道がふさがっていて圧力を等しくできないために起こる。副鼻腔は、アレルギーや風邪などの炎症で狭くなっていない限り、周囲の圧力と釣り合う。鼻からマスクの中へ息を送り込まないと起こるのはマスクのスクイズで、目の充血などが出る。浮上時に肺の中の空気を吐かずに膨張させると起こるのは肺の圧外傷である。耳栓をすると鼓膜との間に閉じた空間ができて圧力が釣り合わず、耳の圧外傷の原因になる。どれも副鼻腔の障害ではない。
根拠: MSDマニュアル家庭版「圧外傷」(2025年7月更新) 冒頭(マスクの圧外傷=眼の充血、副鼻腔の圧外傷=顔面痛や鼻血)、肺の圧外傷(圧縮された空気を吸い、息を吐かずに上昇すると空気が膨張)、副鼻腔の圧外傷(副鼻腔のスクイーズ)、圧外傷の予防(副鼻腔はアレルギーや上気道の感染症による炎症などで狭窄していない限り圧と均衡/フェイスマスク内部の圧は鼻から空気を送り込むことで均衡/耳栓と鼓膜の間に閉鎖された空間ができて圧が均衡しないので耳栓は着用すべきでない) / MSDマニュアル プロフェッショナル版「圧外傷の概要」 冒頭(浮上中はガスの膨張が肺・消化管に、潜降中はガスの圧縮が耳・副鼻腔・潜水用フェイスマスク内の空間に影響)、圧外傷(ダイバーにはスクイーズ)のリスクは副鼻腔閉塞・耳管閉塞などにより増大
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問201.減圧症の1型は主に脊髄障害として現れる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧症1型は「関節・筋肉痛(ベンズ)」が主症状(脊髄障害は2型)。
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問202.酸素中毒の肺型は、長時間にわたり高濃度の酸素を吸入した場合に発症する。
正解:○(正しい)
解説:肺型酸素中毒は、比較的低い酸素分圧でも長時間吸入することで肺組織に炎症を起こす慢性型です。
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問203.空気塞栓症は、潜降時に肺胞が破裂して発症する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。空気塞栓症は「浮上時」(息止めで肺内圧上昇)に肺胞破裂で発症(潜降時ではない)。
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問204.潜水後に関節痛が生じた場合、まず患部を温めるのが適切な応急処置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水後の関節痛は減圧症の可能性があり、温めるのではなく安静にして酸素吸入を行い、速やかに再圧治療を受けます。
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問205.二酸化炭素中毒は、頭痛・めまいなどの症状から始まることが多い。
正解:○(正しい)
解説:CO2中毒の初期症状は頭痛・めまい・呼吸促迫で、進行すると意識障害やけいれんを起こします。
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問206.窒素酔いの症状は、飲酒時の酩酊状態に類似している。
正解:○(正しい)
解説:窒素酔いは多幸感・判断力低下・集中力低下など、アルコール酩酊に似た症状を呈します。
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問207.高炭酸ガス症は、十分な換気で予防できず、必ず発症する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高炭酸ガス症(CO2蓄積)は「十分な換気・通常呼吸」で予防可能(必ず発症ではない)。
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問208.中耳のリバースブロックは、潜降時に発生する障害である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リバースブロックは浮上時に中耳内の膨張した空気が排出できず生じる障害です。潜降時に起こるのはスクイズです。
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問209.歯のスクイズは、虫歯や治療済みの歯に空洞がある場合に起こりやすい。
正解:○(正しい)
解説:虫歯の空洞や不完全な充填物の隙間に圧力差が生じ、歯痛(歯のスクイズ)を引き起こします。
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問210.低体温症になると、判断力の低下や手指の巧緻性が失われる。
正解:○(正しい)
解説:低体温症では体温低下に伴い、震え・判断力低下・手指の感覚喪失などが起こり、重症化すると意識障害に至ります。
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問211.肥満の潜水者は、やせた潜水者に比べて減圧症のリスクが低い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。肥満は減圧症リスク「高い」(脂肪組織への窒素溶解量が大)。低くはない。
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問212.皮膚マーブリング(大理石模様)は、減圧症の皮膚症状の一つである。
正解:○(正しい)
解説:皮膚の血管に窒素気泡が詰まることで血流障害が起き、大理石模様の斑点(マーブリング)が現れることがあります。
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問213.一酸化炭素は無色無臭のため、送気中に混入しても気づきにくい。
正解:○(正しい)
解説:COは無色無臭であり、潜水者が送気中の混入に気づかず中毒症状が進行する危険があります。
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問214.再圧治療は、発症から24時間を超えると効果が全くない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。再圧治療は「時間が経過しても効果が期待できる」(早いほど効果大だが、遅延でも実施価値あり)。
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問215.減圧症の予防には、潜水前のアルコール摂取を避けることが重要である。
正解:○(正しい)
解説:アルコールは脱水を促進し末梢血管を拡張させるため、減圧症のリスクを高めます。潜水前の飲酒は避けるべきです。
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問216.潜水後に胸痛と呼吸困難があっても、潜水とは無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水後の胸痛・呼吸困難は「チョークス(呼吸型減圧症)」の可能性。緊急対応必要。
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問217.高所移動(山越えなど)は潜水後の減圧症リスクには関係しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高所移動は「減圧症リスクを高めます」(さらに低圧環境に晒されるため)。24時間以内回避推奨。
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問218.潜水後24時間以内にサウナに入ることは、減圧症の予防に効果がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。サウナは脱水や末梢血管拡張を促し、残留窒素の気泡化リスクを高めるため、潜水後のサウナは避けるべきです。
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問219.2型減圧症の症状に含まれないものはどれか。
- ア.麻痺・しびれ
- イ.関節痛のみ
- ウ.呼吸困難
- エ.めまい・視覚障害
正解:イ.関節痛のみ
解説:2型減圧症は神経系・心肺系の重篤な症状(麻痺・めまい・呼吸困難等)を伴います。関節痛のみは1型に分類されます。
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問220.一酸化炭素中毒の特徴的な症状として、正しいものはどれか。
- ア.皮膚が青紫色になる
- イ.皮膚が黄色くなる
- ウ.皮膚や粘膜が鮮紅色になる
- エ.皮膚が白くなる
正解:ウ.皮膚や粘膜が鮮紅色になる
解説:COはヘモグロビンと結合してカルボキシヘモグロビンを形成し、皮膚や粘膜が鮮紅色(チェリーレッド)になるのが特徴です。
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問221.減圧症の発症リスクを高める要因として、誤っているものはどれか。
- ア.脱水
- イ.肥満
- ウ.飲酒
- エ.十分な水面休息時間の確保
正解:エ.十分な水面休息時間の確保
解説:脱水・肥満・飲酒は減圧症のリスクを高めますが、十分な水面休息時間の確保はむしろリスクを低減する要因です。
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問222.酸素中毒が発生しやすくなる酸素分圧の目安として、正しいものはどれか。
- ア.0.2MPa以上
- イ.0.1MPa以上
- ウ.0.16MPa以上
- エ.0.05MPa以上
正解:ウ.0.16MPa以上
解説:酸素分圧が約0.16MPa(約1.6気圧)以上になると中枢神経型酸素中毒のリスクが高まるとされ、純酸素潜水の深度制限の根拠になります。
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問223.窒素酔いが発生した場合の最も適切な対処法はどれか。
- ア.その場で安静にして症状の回復を待つ
- イ.浅い水深まで浮上する
- ウ.酸素ボンベに切り替える
- エ.作業を速やかに完了させる
正解:イ.浅い水深まで浮上する
解説:窒素酔いは窒素分圧の低下により速やかに回復するため、浅い水深に浮上することが最も適切な対処法です。
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問224.潜水後の減圧症の好発時間帯として、最も多いのはどれか。
- ア.潜水直後
- イ.潜水後6〜12時間以内
- ウ.潜水後1〜3時間以内
- エ.潜水後24時間以降
正解:ウ.潜水後1〜3時間以内
解説:減圧症の症状は潜水終了後1〜3時間以内に発症することが最も多く、大部分が12時間以内に発症します。
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問225.減圧症の応急処置として、酸素吸入が有効な理由はどれか。
- ア.体温を上昇させるため
- イ.痛みを軽減するため
- ウ.意識を覚醒させるため
- エ.血液中の窒素の排出を促進するため
正解:エ.血液中の窒素の排出を促進するため
解説:100%酸素を吸入すると、吸入ガス中の窒素がなくなり、血液と組織から窒素が酸素に置換されて排出が促進されます。
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問226.減圧症1型の主な症状は、四肢の関節痛・筋肉痛と皮膚のかゆみである。
正解:○(正しい)
解説:1型減圧症は運動器系(関節痛・筋肉痛)と皮膚症状(かゆみ・発疹)が中心で、比較的軽症です。
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問227.減圧症2型では、脊髄障害による下半身麻痺が生じることがある。
正解:○(正しい)
解説:2型減圧症は脊髄に窒素気泡が生じ、下半身の麻痺・しびれ・排尿障害等の重篤な神経症状を呈することがあります。
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問228.中枢神経型酸素中毒の前駆症状には、口唇や顔面の筋のぴくつきがある。
正解:○(正しい)
解説:中枢神経型酸素中毒では、全身けいれん発作に先立ち、口唇・顔面の筋のぴくつき、視覚障害、耳鳴りなどの前駆症状が現れることがあります。
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問229.肺型酸素中毒は、酸素分圧0.05MPa程度の環境でも長時間吸入すると発症する。
正解:○(正しい)
解説:正しい。肺型酸素中毒(ロレイン・スミス効果)は、酸素分圧約0.05MPa以上の環境で長時間(12時間以上等)吸入した場合に発症します。通常の大気圧(酸素分圧約0.021MPa)では発症しません。
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問230.再圧タンクでの治療では、まず患者を低圧下に置き、その後段階的に加圧する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。再圧治療は「まず高圧(深い水深相当)に置き、段階的に減圧」(記述が逆)。
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問231.減圧症の応急処置として、100%酸素の吸入は窒素排出を促進する効果がある。
正解:○(正しい)
解説:100%酸素を吸入すると吸入ガスから窒素がなくなり、血液中の窒素分圧勾配が大きくなって窒素の排出が促進されます。
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問232.低体温症の初期段階では、激しい震えが生じる。
正解:○(正しい)
解説:低体温症の初期(軽度:35〜32℃)では体が熱を産生しようとして激しい震え(シバリング)が生じます。
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問233.低体温症が進行すると、震えが止まり意識障害が生じることがある。
正解:○(正しい)
解説:中等度以上の低体温症(32℃以下)では、体温調節機能が限界に達してシバリングが止まり、意識障害や不整脈が生じます。
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問234.減圧症の搬送時は、患者を右側臥位(右側を下にして横向き)にすることが推奨される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧症の搬送は「左側臥位(左下)」が推奨(気泡が静脈系に戻るのを防ぐため)。
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問235.骨壊死(無菌性骨壊死)は、一度の潜水事故で急性に発症する障害である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。骨壊死は長年の潜水業務による慢性的な影響で、微小な窒素気泡が骨組織の血流を障害して徐々に発症する慢性障害です。
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問236.一酸化炭素はヘモグロビンとの結合力が酸素の約10倍である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。COはHbとの結合力が酸素の「約200〜250倍」(10倍ではない、これがCO中毒の重篤性の理由)。
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問237.副鼻腔のリバースブロックでは、浮上時に鼻出血が生じることがある。
正解:○(正しい)
解説:副鼻腔のリバースブロックは浮上時に副鼻腔内のガスが膨張して排出できず、粘膜損傷による鼻出血が生じることがあります。
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問238.窒素酔いは水深30m以深で発生しやすく、マルティニの法則で説明される。
正解:○(正しい)
解説:マルティニの法則は「水深15m(約10m説もあり)ごとにマティーニ1杯分の酩酊効果がある」とする窒素酔いの目安です。
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問239.潜水者が水中で高体温症になることはない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。温水域でドライスーツを着用して激しい作業を行った場合など、まれに高体温症が生じることがあります。
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問240.減圧症予防のため、潜水前日は十分な睡眠をとり、体調を整えることが重要である。
正解:○(正しい)
解説:睡眠不足や疲労は血液循環に悪影響を及ぼし、窒素の排出効率が低下して減圧症のリスクが高まります。
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問241.チョークス(呼吸型減圧症)では、深呼吸をすると胸骨下の痛みが増強する特徴がある。
正解:○(正しい)
解説:チョークスでは肺血管に窒素気泡が大量に詰まり、深呼吸時に胸骨下の灼熱痛が増強するのが特徴的な症状です。
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問242.空気塞栓症は、減圧症よりも発症が早く、浮上直後〜数分以内に症状が現れる。
正解:○(正しい)
解説:空気塞栓症は肺胞破裂により気泡が直接血流に入るため、浮上直後〜数分以内に急激な症状(意識障害等)が現れます。
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問243.減圧症患者に水分を摂取させることは、応急処置として適切である。
正解:○(正しい)
解説:脱水は減圧症を悪化させるため、意識がある患者には水分(スポーツドリンク等)を摂取させることが推奨されます。
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問244.スキップ呼吸(意図的に呼吸間隔を空ける呼吸法)は、二酸化炭素蓄積の原因となる。
正解:○(正しい)
解説:スキップ呼吸は空気節約のため意図的に呼吸を抑えますが、CO2の排出が不十分となり高炭酸ガス症の原因になります。
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問245.高気圧業務への従事が長い潜水者は、聴力低下のリスクが高い。
正解:○(正しい)
解説:繰り返しの圧力変化による中耳・内耳への影響や、騒音環境への長期暴露により、聴力低下のリスクが高まります。
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問246.減圧症の症状がいったん改善しても、その後再発することがある。
正解:○(正しい)
解説:減圧症は一時的に症状が軽減しても窒素気泡が残存していれば再発の可能性があり、必ず医療機関を受診すべきです。
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問247.肺胞内の空気と、肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換を何というか。
- ア.外呼吸
- イ.内呼吸
- ウ.組織呼吸
- エ.細胞呼吸
正解:ア.外呼吸
解説:肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換を外呼吸という(公表試験問題で正しいとされた記述)。これに対し、血液と全身の組織の細胞との間で行われるガス交換は内呼吸(組織呼吸)である。
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問248.各種臓器に双方の神経が分布し、互いに相反する作用をもつ神経の組合せはどれか。
- ア.交感神経と副交感神経
- イ.感覚神経と運動神経
- ウ.脳神経と脊髄神経
- エ.中枢神経と末梢神経
正解:ア.交感神経と副交感神経
解説:自律神経である交感神経系と副交感神経系は、各種臓器に双方の神経が分布し、相反する作用をもっている(公表試験問題で正しいとされた記述)。
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問249.心臓から大動脈を通して全身へ血液を送り出す部屋はどれか。
- ア.右心房
- イ.右心室
- ウ.左心房
- エ.左心室
正解:エ.左心室
解説:全身へは左心室から大動脈を通して血液が送り出される。全身から戻った静脈血は大静脈から右心房に入り、右心室から肺動脈を通って肺に送られる(公表試験問題の正答。「左心房から大動脈」とする記述は誤りとされている)。
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問250.低体温症の深部体温による重症度分類で、中等度低体温に該当する体温はどれか。
- ア.32〜28℃
- イ.35〜32℃
- ウ.36〜35℃
- エ.28℃以下
正解:ア.32〜28℃
解説:低体温症は軽度(35〜32℃)、中等度(32〜28℃)、重度(28℃以下)に分類されます。中等度ではシバリング消失や意識障害が生じます。
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問251.再圧治療で最も広く使用されている治療表はどれか。
- ア.USN Treatment Table 5
- イ.USN Treatment Table 6
- ウ.DCIEM Treatment Table
- エ.Comex Treatment Table
正解:イ.USN Treatment Table 6
解説:米海軍治療表6(USN Treatment Table 6)は減圧症の再圧治療に最も広く使用されている標準的な治療表です。
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問252.UPTDという単位を用いて1日及び1週間のばく露量を管理するのは、主にどの障害を防ぐためか。
- ア.肺酸素中毒
- イ.空気塞栓症
- ウ.減圧症
- エ.窒素酔い
正解:ア.肺酸素中毒
解説:UPTD(肺酸素毒性量単位)は肺酸素中毒を防ぐための酸素ばく露量の指標で、高気圧作業安全衛生規則16条(27条で潜水業務に準用)と告示で上限が定められている。公表試験問題では「UPTDは空気塞栓症のリスクを評価する指標」とする記述が誤りとされている。
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問253.生命の維持に重要な呼吸中枢があるのはどこか。
- ア.延髄
- イ.小脳
- ウ.大脳皮質
- エ.脊髄
正解:ア.延髄
解説:呼吸中枢は延髄にある。小脳は随意運動や平衡機能の調整に関与し、大脳皮質には運動機能中枢・感覚中枢・記憶中枢などがある(公表試験問題で正しいとされた記述)。
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問254.減圧症の応急処置で、患者を搬送する際に適切な体位はどれか。
- ア.仰臥位または左側臥位
- イ.腹臥位(うつ伏せ)
- ウ.座位
- エ.立位
正解:ア.仰臥位または左側臥位
解説:減圧症患者は仰臥位(仰向け)または左側臥位で安静にし、頭部を低くしすぎないようにして搬送します。
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問255.水中での体温低下を防ぐ方法として、最も効果的なものはどれか。
- ア.潜水前に温かい飲み物を大量に飲む
- イ.適切な保温スーツを着用する
- ウ.水中で激しく体を動かして体温を上げる
- エ.潜水前にアルコールを飲んで血流を促進する
正解:イ.適切な保温スーツを着用する
解説:適切な保温スーツ(ドライスーツ等)の着用が体温低下防止に最も効果的です。アルコールは末梢血管を拡張させ逆効果です。
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問256.潜降速度は、毎分30m以下とすることが望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。毎分30mでは速すぎる。潜降速度は毎分10m以下が目安とされる。ただしこれは高気圧作業安全衛生規則の規定ではなく、耳抜き不良やスクイズを避けるための実務上の目安である(同規則が速度を定めているのは浮上のほうで、高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号により毎分10m以下)。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問257.浮上速度は、毎分20m以下であれば問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。浮上速度は毎分10m以下である。高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号の規定で、18条1項1号の「減圧の速度は毎分0.08メガパスカル以下」が、潜水業務では高気圧作業安全衛生規則27条の読替え表により「浮上の速度は毎分10メートル以下」となる。毎分20mでは減圧症のリスクが高い。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問258.耳抜きは、潜降中に耳に痛みを感じてから初めて行えばよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。耳抜きは痛みが出る前から、潜降に合わせてこまめに行う。痛みを感じたら潜降を止め、少し浮上して耳抜きをやり直す。無理に潜降を続けると中耳の圧外傷(スクイズ)を起こす。
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問259.送気量は、潜水深度が深くなるほど多く必要になる。
正解:○(正しい)
解説:水深が深くなるほど圧力が高くなり、同じ体積の空気を送るにはより多くの量が必要です。
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問260.減圧停止とは、潜降途中の指定水深で一定時間停止することである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧停止は「浮上途中」の指定水深で停止(潜降途中ではない)。窒素排出のため。
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問261.無減圧潜水とは、減圧停止を必ず実施する潜水のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。無減圧潜水は「減圧停止なしで浮上できる」潜水(必須実施ではない)。
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問262.送気式潜水で使用するコンプレッサーの吸気口は、排気ガスの影響を受けない場所に設置する。
正解:○(正しい)
解説:コンプレッサーの吸気口から排気ガスを吸い込むと、一酸化炭素中毒の危険があります。
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問263.潜水後の飛行機搭乗は、潜水終了直後でも問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水後は体内に窒素が残っているため、飛行機搭乗(低圧環境)は最低12〜24時間以上空ける必要があります。
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問264.安全停止とは、通常水深10〜15mで5分間停止することである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。安全停止は「水深3〜6mで3〜5分間」停止(10〜15mではない)。
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問265.送気ホースは、キンク(折れ曲がり)が発生しないよう注意する。
正解:○(正しい)
解説:ホースのキンクは空気の流れを遮断し、潜水者への送気が停止する重大事故につながります。
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問266.予備空気槽(リザーブタンク)は、送気が停止した場合の緊急用である。
正解:○(正しい)
解説:予備空気槽はコンプレッサー故障時などの緊急時に、潜水者が安全に浮上するための予備空気を貯蔵します。
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問267.スクーバ潜水のボンベ残圧が10気圧になったら浮上を開始する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。残圧「50気圧」で浮上開始(10気圧では遅すぎ、緊急浮上の領域)。
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問268.潜降時は、頭から潜降(ヘッドファースト)するのが基本である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜降は「足から(フィートファースト)」が基本(耳抜き・スクイズ防止のため)。
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問269.反復潜水を行う場合、体内残留窒素を考慮する必要がある。
正解:○(正しい)
解説:前回の潜水で体内に残った窒素が完全に排出される前に再潜水すると、減圧症のリスクが高まります。
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問270.緊急浮上時は、息を止めて一気に浮上するべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。息を止めて浮上すると、肺内の空気が膨張して肺破裂(エアエンボリズム)を起こす危険があります。浮上時は息を吐き続けます。
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問271.減圧表は、潜水深度のみから減圧停止を判断するものである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧表は「潜水深度と潜水時間」の両方から判断(時間も重要因子)。
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問272.送気式潜水では、潜水前に必ず送気系統の点検を行う。
正解:○(正しい)
解説:送気系統の故障は生命に関わるため、コンプレッサー・ホース・接続部等の点検は潜水前に必ず行います。
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問273.混合ガス潜水では、深度に応じてヘリウムを混合した呼吸ガスを使用する。
正解:○(正しい)
解説:大深度潜水では窒素酔いを防ぐため、窒素の代わりにヘリウムを混合した呼吸ガスを使用します。
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問274.潜水者への送気圧力は、最大潜水深度の圧力に0.1MPaを加えた値以上とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。送気圧は最大潜水深度の圧力に0.7MPaを加えた値以上とする(高気圧作業安全衛生規則28条2項)。0.1MPaでは足りない。なお同項は潜水業務従事者に圧力調整器を使用させる場合の規定で、あわせてその水深の圧力下で毎分40L以上を送気できる空気圧縮機を使うことも求めている。圧力調整器を使わない場合は同条1項により送気量を毎分60L以上とする。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第28条 (出典: e-Gov法令検索)
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問275.流量計は、潜水者に供給される空気量を測定する計器である。
正解:○(正しい)
解説:流量計により送気量を監視し、潜水者に十分な空気が供給されていることを確認します。
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問276.潜水前の健康チェックでは、風邪の症状がないか確認する。
正解:○(正しい)
解説:風邪をひいていると耳管が腫れて耳抜きができず、中耳スクイズを起こす危険があります。
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問277.繰り返し潜水の場合、水面休息時間は短いほど安全である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水面休息時間が短いと体内残留窒素が十分に排出されず、減圧症のリスクが高まります。十分な休息時間が必要です。
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問278.潜水作業の連絡員は、常に潜水者との連絡を維持しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:連絡員は信号ロープや水中電話等により、潜水者との連絡を常時維持する義務があります。
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問279.ヘルメット式潜水では、潜水服内の空気量を排気弁で調節できる。
正解:○(正しい)
解説:ヘルメット式潜水では排気弁を操作して服内の空気量を調節し、浮力をコントロールします。
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問280.潜水作業中は、作業船を固定(アンカリング)する必要がある。
正解:○(正しい)
解説:送気ホースや信号ロープへの影響を防ぐため、作業船は潜水作業中に確実に固定する必要があります。
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問281.スクーバ式潜水における潜降速度の目安として、正しいものはどれか。
- ア.毎分5m以下
- イ.毎分30m以下
- ウ.毎分20m以下
- エ.毎分10m以下
正解:エ.毎分10m以下
解説:潜降速度は毎分10m以下が目安とされる。急激な潜降は耳抜き不良やスクイズの原因になる。ただしこれは実務上の目安であって、高気圧作業安全衛生規則が定めているのは浮上の速度のほう(高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号・毎分10m以下)である。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問282.送気式潜水において、予備空気槽(リザーブタンク)の目的として、正しいものはどれか。
- ア.送気が途絶えた場合の緊急用空気の確保
- イ.潜水時間を延ばすため
- ウ.水中での作業効率を高めるため
- エ.減圧停止時間を短縮するため
正解:ア.送気が途絶えた場合の緊急用空気の確保
解説:予備空気槽は、コンプレッサーの故障などで送気が途絶えた際に、潜水者が安全に浮上するための緊急用空気を蓄えるものです。
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問283.浮上速度について、正しいものはどれか。
- ア.毎分20m以下
- イ.毎分10m以下
- ウ.毎分30m以下
- エ.制限はない
正解:イ.毎分10m以下
解説:浮上速度は毎分10m以下である(高気圧作業安全衛生規則27条において読み替えて準用する18条1項1号)。18条1項1号の「減圧の速度は毎分0.08メガパスカル以下」が、潜水業務では高気圧作業安全衛生規則27条の読替え表により「浮上の速度は毎分10メートル以下」となる。急速な浮上は減圧症の原因となる。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第18条 / 高気圧作業安全衛生規則 第27条 (出典: e-Gov法令検索)
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問284.送気式潜水で使用するコンプレッサーの空気取入口について、正しいものはどれか。
- ア.水面近くに設置する
- イ.エンジンの近くに設置する
- ウ.排気ガスが入らない場所に設置する
- エ.密閉した室内に設置する
正解:ウ.排気ガスが入らない場所に設置する
解説:コンプレッサーの空気取入口は、エンジンの排気ガスやその他の有害ガスを吸い込まない場所に設置する必要があります。
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問285.潜水者への送気量を決定する要素として、関係のないものはどれか。
- ア.潜水深度
- イ.作業の強度
- ウ.水温
- エ.潜水者の体重
正解:エ.潜水者の体重
解説:送気量は潜水深度(圧力)、作業強度、水温などにより決まります。潜水者の体重は送気量の決定要素ではありません。
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問286.潜降中に耳が痛くなった場合は、いったん潜降を停止して耳抜きを行う。
正解:○(正しい)
解説:耳痛は中耳スクイズの兆候であり、潜降を停止して耳抜きを行い、圧力を均等にしてから潜降を再開します。
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問287.減圧停止中に排尿を我慢することは、減圧症予防に効果的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。排尿を我慢する必要はなく、むしろ水分不足(脱水)は減圧症のリスクを高めるため、適切な水分摂取が重要です。
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問288.スクーバ潜水ではBCDを使用して中性浮力を保つことが重要である。
正解:○(正しい)
解説:BCD(浮力調整装置)で空気の出し入れを行い中性浮力を維持することで、安全で効率的な潜水が可能になります。
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問289.送気式潜水の送気ホースの長さは、潜水深度ぴったりにする必要がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。送気ホースは潜水深度より「十分に長く」する必要があります(移動範囲確保のため)。
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問290.潜降時にマスクのスクイズを感じたら、口から水を吹き込む。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マスクスクイズは「鼻から少量の空気を吹き込む」(マスク内圧調整)。口から水ではない。
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問291.無減圧限界時間は、潜水深度が深いほど短くなる。
正解:○(正しい)
解説:深度が深いほど窒素の溶解速度が速くなるため、減圧停止なしで浮上できる時間(無減圧限界時間)は短くなります。
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問292.ナイトロックスは通常の空気より酸素濃度が低い混合ガスである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ナイトロックスは「酸素濃度が高い」混合ガス(窒素酔い軽減・減圧症リスク低減目的)。
-
問293.飽和潜水では、体内の不活性ガスが飽和状態に達してから作業を行う。
正解:○(正しい)
解説:飽和潜水は体内の不活性ガスが飽和するまで加圧した後に作業を行い、一度の減圧で浮上する方式です。
-
問294.送気式潜水で空気槽の圧力が低下しても、潜水者にすぐに知らせる必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。空気槽圧力低下は「直ちに潜水者に知らせる」必要があります(緊急事態)。
-
問295.浮上中は呼吸を止めずに通常の呼吸を続けることが重要である。
正解:○(正しい)
解説:浮上中に呼吸を止めると肺内の空気が膨張し、肺破裂やエアエンボリズムの危険があるため、通常の呼吸を続けます。
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問296.送気管(ホース)の逆止弁は、水の逆流を防止する目的で設けられている。
正解:○(正しい)
解説:逆止弁はコンプレッサー停止時やホース破損時に海水が逆流して送気系統に入ることを防ぎます。
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問297.デコンプレッションコンピュータ(ダイブコンピュータ)は減圧表の代わりとなる。
正解:○(正しい)
解説:ダイブコンピュータはリアルタイムで深度・時間から無減圧限界や減圧スケジュールを計算し、減圧表に代わるツールです。
-
問298.浮上時の安全停止は法令上の義務であり、省略すると罰則対象となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。安全停止は「法令上の義務ではなく」推奨。減圧症予防のため実施が望ましい。
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問299.送気式潜水では、潜水前に送気ホースの気密試験を実施する。
正解:○(正しい)
解説:ホースの漏れは送気不足につながるため、潜水前に接続部を含めた気密試験で漏れがないことを確認します。
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問300.潜降ロープは、潜降速度を調節するために用いる。
正解:○(正しい)
解説:潜降ロープを掴みながら潜降することで、速度をコントロールし安全に潜降することができます。
-
問301.減圧停止中に体を動かすことは、窒素の排出を促進する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧停止中の過度な運動は気泡の形成を促進する恐れがあるため、安静を保つことが推奨されます。
-
問302.複数回の潜水を行う場合、最も浅い潜水を最初に行うことが望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。反復潜水は「最も深い潜水を最初」に行う(窒素飽和を考慮)。最も浅いではない。
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問303.毎分20Lの呼吸を行う潜水者が、水深10mで、内容積12L・空気圧力19MPa(ゲージ圧力)の空気ボンベを使用してスクーバ式潜水を行う。ボンベの残圧が5MPa(ゲージ圧力)になったら浮上するものとすると、潜水可能時間に最も近いものはどれか。
- ア.37分
- イ.42分
- ウ.47分
- エ.52分
正解:イ.42分
解説:使える空気は12L×(19−5)MPa÷0.1MPa=1,680L(大気圧換算)。水深10mの絶対圧力は0.2MPaなので、毎分20Lの呼吸は大気圧換算で毎分40Lにあたる。1,680÷40=42分(公表試験問題の正答)。
-
問304.耳抜きの方法として用いられるバルサルバ法について、正しいものはどれか。
- ア.口を大きく開ける方法
- イ.顎を左右に動かす方法
- ウ.鼻をつまんで息を鼻腔に送り込む方法
- エ.唾を飲み込む方法
正解:ウ.鼻をつまんで息を鼻腔に送り込む方法
解説:バルサルバ法は鼻をつまんで口を閉じ、息を鼻腔方向に送り込むことで耳管を開いて中耳の圧力を均等にする方法です。
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問305.スクーバ潜水でボンベの残圧を確認する計器として、正しいものはどれか。
- ア.水深計
- イ.コンパス
- ウ.流量計
- エ.残圧計
正解:エ.残圧計
解説:残圧計(サブマーシブルプレッシャーゲージ)はボンベ内の空気残圧を表示し、潜水者が残量を確認する計器です。
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問306.減圧表を使用する際に必要な情報の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- ア.潜水深度と潜水時間(滞底時間)
- イ.潜水深度と水温
- ウ.潜水時間と潮流の速さ
- エ.水温と潮流の速さ
正解:ア.潜水深度と潜水時間(滞底時間)
解説:減圧表は潜水深度と滞底時間(潜水時間)から、必要な減圧停止の水深と時間を算出するものです。
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問307.反復潜水時に水面休息時間を十分にとる理由として、正しいものはどれか。
- ア.体力を回復させるため
- イ.体内の残留窒素を排出するため
- ウ.器材を整備するため
- エ.水温を測定し直すため
正解:イ.体内の残留窒素を排出するため
解説:反復潜水では前回の潜水で体内に残った窒素を排出する時間が必要であり、不十分だと減圧症のリスクが高まります。
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問308.潜降時にフィートファースト(足から潜降)が推奨される理由として、正しいものはどれか。
- ア.水の抵抗が少ないため
- イ.潜降速度が速くなるため
- ウ.耳抜きがしやすく周囲を確認しやすいため
- エ.浮力が安定するため
正解:ウ.耳抜きがしやすく周囲を確認しやすいため
解説:フィートファーストで潜降すると頭が上になり耳抜きがしやすく、また周囲の状況を確認しやすくなります。
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問309.送気式潜水で使用する調節用空気槽(ボリュームタンク)の目的として、正しいものはどれか。
- ア.水中での通信のため
- イ.予備空気を蓄えるため
- ウ.潜水時間を延ばすため
- エ.送気圧力の脈動を抑え安定した送気を行うため
正解:エ.送気圧力の脈動を抑え安定した送気を行うため
解説:調節用空気槽はコンプレッサーからの脈動を吸収し、潜水者に安定した圧力の空気を供給する目的で設けられます。
-
問310.圧力調整器を使用させない潜水方式で、大気圧下での送気量が毎分240Lの空気圧縮機を用いて送気するとき、法令上、潜水できる最高の水深に最も近いものはどれか。
- ア.10m
- イ.20m
- ウ.30m
- エ.40m
正解:ウ.30m
解説:高気圧作業安全衛生規則28条1項により、送気量はその水深の圧力下で毎分60L以上必要。240Lの空気は絶対圧力0.4MPa(大気圧の4倍)で60Lになるので、ゲージ圧力0.3MPa=水深30mが限度となる(公表試験問題の正答)。
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問311.潜降中に耳抜きができない場合は、少し浮上して再度試みるべきである。
正解:○(正しい)
解説:耳抜きができない場合、無理に潜降すると中耳スクイズを起こすため、少し浮上して圧力差を小さくしてから再度試みます。
-
問312.潜水業務に用いるコンプレッサーの圧縮効率は、圧力の上昇に伴い増加する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コンプレッサーの圧縮効率は、圧力の上昇に伴い低下する(公表試験問題の正答)。
根拠: 高気圧作業安全衛生規則 第28条 (出典: e-Gov法令検索)
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問313.調節用空気槽(ボリュームタンク)は、コンプレッサーからの脈動を吸収する役割がある。
正解:○(正しい)
解説:調節用空気槽はコンプレッサーの圧力脈動を平滑化し、潜水者に安定した圧力で空気を供給します。
-
問314.BCDのインフレーターは、口から空気を吹き込む方法と、ボンベから直接給気する方法がある。
正解:○(正しい)
解説:BCDへの給気は、経口インフレーション(口吹き込み)とパワーインフレーション(ボンベからの給気)の2つの方法があります。
-
問315.送気式潜水に使用する空気槽は、始業前に、槽内の汚物を圧縮空気と一緒にドレーンコックから排出させる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。調節用空気槽などの空気槽の底には水分・油分などの汚物がたまるので、始業前にドレーンコックを開き、圧縮空気と一緒に排出させる(公表試験問題で正しいとされた記述)。
-
問316.潜水後12時間以内であれば飛行機への搭乗が推奨されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜水後「24時間以内は飛行機搭乗を避ける」のが推奨(高度上昇で減圧症リスク)。
-
問317.減圧表で求めた減圧停止時間より長く停止することは、安全上問題がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減圧停止時間を長くすることは、窒素の排出をより促進するため安全性が高まります。短くすることが問題です。
-
問318.送気ホースに逆止弁を設ける目的は、コンプレッサー停止時の海水逆流を防ぐことである。
正解:○(正しい)
解説:逆止弁はコンプレッサー停止時やホース損傷時に、海水が送気系統に逆流するのを防止する安全装置です。
-
問319.反復潜水の場合、残留窒素時間を加算して減圧表を使用する。
正解:○(正しい)
解説:前回の潜水で体内に残った窒素を残留窒素時間として加算し、実際の滞底時間と合算して減圧表から減圧スケジュールを求めます。
-
問320.トンネリングとは、送気ホースが障害物に引っかかって送気が遮断される現象をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。トンネリングは潜水者の視野が狭くなり周囲の状況認識が低下する現象です。ホースの引っかかりはキンクと呼びます。
-
問321.中性浮力とは、水中で浮きも沈みもしない状態のことである。
正解:○(正しい)
解説:中性浮力は物体に働く浮力と重力が均衡した状態で、水中で一定の深度に留まることができます。
-
問322.浮力調整具(BC)を装着したスクーバ式潜水では、インフレーターを肩より上に上げ、給気ボタンを押して潜降を始める。
正解:×(誤り)
解説:誤り。潜降を始めるときは、インフレーターを肩より上に上げて排気ボタンを押し、浮力調整具の空気を抜いて潜降する(公表試験問題の正答)。給気ボタンを押すと浮力が増して潜降できない。
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問323.緊急浮上時には、気道を開いて息を吐きながら浮上しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:緊急浮上時に息を止めると肺内空気が膨張し肺破裂を起こすため、必ず気道を開いて息を吐きながら浮上します。
-
問324.ダイブコンピュータは、マルチレベルプロファイルの潜水に対応できる。
正解:○(正しい)
解説:ダイブコンピュータはリアルタイムで深度変化に対応した窒素量を計算し、多段深度(マルチレベル)の潜水管理が可能です。
-
問325.潜降ロープに目印の結び目を付けることは、潜降速度の管理に役立つ。
正解:○(正しい)
解説:潜降ロープに一定間隔で結び目を付けることで、潜降速度や深度を目視で確認でき、安全管理に役立ちます。
-
問326.潜水業務従事者に圧力調整器を使用させる場合、送気圧はその水深の圧力に0.3メガパスカルを加えた値以上であればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。高圧則28条2項により、圧力調整器を使用させる場合は、その水深の圧力下で毎分40リットル以上の送気ができる空気圧縮機を使い、送気圧をその水深の圧力に0.7メガパスカルを加えた値以上とする。
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問327.飽和潜水では、減圧にかかる時間は滞底時間に比例して長くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。飽和潜水では体内の不活性ガスが既に飽和状態のため、滞底時間が延びても減圧時間は変わりません。深度にのみ依存します。
-
問328.スクーバ式潜水でオクトパスとは、緊急時に使用する予備のセカンドステージのことである。
正解:○(正しい)
解説:オクトパスはバディのエア切れ等の緊急時に空気を供給するための予備のセカンドステージ(呼吸器)です。
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問329.安全停止は法令上の義務ではないが、減圧症予防のため実施が推奨される。
正解:○(正しい)
解説:安全停止(水深5m付近で3分間)は法的義務ではありませんが、減圧症リスクを低減する効果があり推奨されています。
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問330.送気式潜水でホースが破損した場合、予備空気槽の空気で浮上する。
正解:○(正しい)
解説:ホース破損時には予備空気槽(リザーブタンク)に蓄えた空気を使用して、安全に浮上することができます。
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問331.浮上速度が速すぎても、体内窒素は徐々に排出されるため減圧症は起こらない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。浮上速度が速すぎると「窒素が急激に気泡化」して減圧症を引き起こします。
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問332.空気圧縮機により送気する場合(圧力調整器を使用させない場合)、潜水業務従事者ごとの送気量として、その水深の圧力下で毎分何リットル以上が必要か。
- ア.毎分60リットル
- イ.毎分40リットル
- ウ.毎分30リットル
- エ.毎分80リットル
正解:ア.毎分60リットル
解説:高圧則28条1項により、空気圧縮機又は手押ポンプで送気するときは、潜水業務従事者ごとに、その水深の圧力下における送気量を毎分60リットル以上とする。大気圧換算の量ではない。
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問333.耳抜きの方法のうち、鼻をつまんで鼻腔に空気を送り込む方法を何というか。
- ア.フレンツェル法
- イ.バルサルバ法
- ウ.トインビー法
- エ.ヘッドティルト法
正解:イ.バルサルバ法
解説:バルサルバ法は鼻をつまんで口を閉じ、鼻腔に空気を送り込んで中耳の圧力を均等にする最も一般的な耳抜き法です。
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問334.無減圧限界時間について、正しい記述はどれか。
- ア.水深に関係なく一定である
- イ.水深が深いほど長くなる
- ウ.水深が深いほど短くなる
- エ.水温のみに依存する
正解:ウ.水深が深いほど短くなる
解説:水深が深いほど窒素の溶解速度が速くなるため、減圧停止なしで安全に浮上できる時間は短くなります。
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問335.反復潜水で水面休息時間が不十分な場合に生じるリスクとして、最も適切なものはどれか。
- ア.酸素中毒のリスク増大
- イ.窒素酔いのリスク増大
- ウ.一酸化炭素中毒のリスク増大
- エ.減圧症のリスク増大
正解:エ.減圧症のリスク増大
解説:水面休息時間が短いと体内の残留窒素が十分に排出されず、次の潜水で減圧症のリスクが高まります。
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問336.減圧停止を必要とする潜水を行った後、航空機に搭乗するまでの待機時間の目安として最も適切なものはどれか。
- ア.24時間以上
- イ.12時間以上
- ウ.18時間以上
- エ.6時間以上
正解:ア.24時間以上
解説:DANの指針(2002年)では、無減圧の1回潜水後は12時間以上、反復潜水や連日の潜水後は18時間以上、減圧停止を要した潜水の後は18時間より十分に長く待つとされる。選択肢の中では24時間以上が適切である。
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問337.空気圧縮機により送気する場合でも、予備空気槽を設けなくてよいのはどれか。
- ア.水深10m未満で潜水するとき
- イ.予備空気槽の基準に適合する予備ボンベを潜水業務従事者に携行させるとき
- ウ.連絡員を2人配置するとき
- エ.送気時間が30分以内のとき
正解:イ.予備空気槽の基準に適合する予備ボンベを潜水業務従事者に携行させるとき
解説:高圧則8条3項により、送気を調節するための空気槽が予備空気槽の基準に適合するとき、又は同じ基準に適合する予備ボンベを潜水業務従事者に携行させるときは、予備空気槽を設けなくてよい。水深や送気時間による免除はない。
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問338.BCD(浮力調整装置)を使用して中性浮力を維持する方法として、正しいものはどれか。
- ア.潜降時にBCDに空気を入れ、浮上時も空気を入れる
- イ.潜降時にBCDから空気を抜き、浮上時に空気を入れる
- ウ.潜降時にBCDに空気を入れ、浮上時に空気を抜く
- エ.潜降時にBCDから空気を抜き、浮上時も空気を抜く
正解:ウ.潜降時にBCDに空気を入れ、浮上時に空気を抜く
解説:潜降時は水圧で体積が減少し浮力が低下するため空気を追加し、浮上時は体積増加で浮力が増すため空気を排出して中性浮力を保ちます。
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問339.ナイトロックス(エンリッチドエア)を使用する利点として、正しいものはどれか。
- ア.最大潜水深度を深くできる
- イ.水中での保温効果が高まる
- ウ.呼吸抵抗が減少する
- エ.無減圧限界時間を延長できる
正解:エ.無減圧限界時間を延長できる
解説:ナイトロックスは酸素濃度が高く窒素濃度が低いため、窒素の吸収が減り無減圧限界時間を延長できます。ただし酸素中毒のリスクから最大深度は制限されます。
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問340.減圧表の使い方として、計画深度と実際の最大深度が異なった場合の対応で正しいものはどれか。
- ア.実際の最大深度を基準にする
- イ.計画深度を基準にする
- ウ.両方の平均深度を基準にする
- エ.浅い方の深度を基準にする
正解:ア.実際の最大深度を基準にする
解説:減圧表は実際に到達した最大深度を基準に使用します。計画より深くなった場合は実深度に基づく減圧スケジュールに従います。