日本語検定7級「敬語(けいご)」の出題ポイント
日本語検定(にほんごけんてい)7級(きゅう)は、いちばんやさしい級(きゅう)です。小学校(しょうがっこう)1・2年生(ねんせい)くらいの力(ちから)をためします。「敬語(けいご)」の領域(りょういき)では、むずかしい言(い)いかえは出(で)ません。「です・ます」をつけたていねいな言(い)いかたや、「ありがとうございます」などのあいさつが中心(ちゅうしん)です。この記事(きじ)では、とてもやさしく、ふりがなをつけて説明(せつめい)します。
※出題範囲は変わる場合があります。最新情報は必ず日本語検定委員会 公式情報でご確認ください。
1. 「です・ます」をつけてていねいに言(い)おう
友(とも)だちには「これは本(ほん)だ。」と言(い)います。先生(せんせい)やしらない人(ひと)には、「です」「ます」をつけて、ていねいに言(い)います。これがいちばんやさしい敬語(けいご)です。
| ふつうの言(い)いかた | ていねいな言(い)いかた |
|---|---|
| これは本(ほん)だ。 | これは本(ほん)です。 |
| あそこへ行(い)く。 | あそこへ行(い)きます。 |
| ごはんを食(た)べる。 | ごはんを食(た)べます。 |
| 犬(いぬ)がいる。 | 犬(いぬ)がいます。 |
「だ」を「です」に、「〜る・〜く・〜む」などのおわりを「〜ます」にかえるだけです。むずかしく考(かんが)えなくて大丈夫(だいじょうぶ)です。
「行(い)く」が「行(い)きます」になる
うごきの言(い)葉(ば)も、おわりに「ます」をつけるとていねいになります。下(した)の表(ひょう)を見(み)てみましょう。
| ふつう | ていねい(ます) |
|---|---|
| 行(い)く | 行(い)きます |
| 見(み)る | 見(み)ます |
| 読(よ)む | 読(よ)みます |
| 書(か)く | 書(か)きます |
| 来(く)る | 来(き)ます |
「行(い)った」をていねいに言(い)うときは「行(い)きました」です。すぎたこと(おわったこと)は「〜ました」になります。
2. やさしいあいさつの言(い)葉(ば)
7級では、毎日(まいにち)つかうあいさつもよく出(で)ます。だれかに何(なに)かをしてもらったら「ありがとうございます」と言(い)います。これも、あいてを大切(たいせつ)にするていねいな言(い)い方(かた)です。
- 朝(あさ)会(あ)ったとき → おはようございます
- 昼(ひる)に会(あ)ったとき → こんにちは
- 何(なに)かしてもらったとき → ありがとうございます
- わるいことをしたとき → ごめんなさい/すみません
- たのむとき → おねがいします
- わかれるとき → さようなら
「ありがとう」だけより「ありがとうございます」のほうがていねいです。先生(せんせい)や年(とし)うえの人(ひと)には、「ございます」をつけて言(い)いましょう。
3. 物(もの)の前(まえ)に「お」「ご」をつける
言(こと)葉(ば)の前(まえ)に「お」や「ご」をつけると、やさしくていねいな感(かん)じになります。これもやさしい敬語(けいご)のひとつです。
| ふつう | 「お」「ご」をつける |
|---|---|
| 茶(ちゃ) | お茶(ちゃ) |
| 花(はな) | お花(はな) |
| 名前(なまえ) | お名前(なまえ) |
| はなし | おはなし |
ただし、なんにでもつけてよいわけではありません。「おテレビ」「おバナナ」とは言(い)いません。よくつかう言(こと)葉(ば)だけ、おぼえておけば大丈夫(だいじょうぶ)です。
4. 身近(みぢか)な人(ひと)にていねいに言(い)う
先生(せんせい)やとなりのおばさんなど、身近(みぢか)な人(ひと)にはていねいに話(はな)します。下(した)のように言(い)えると、とてもよいです。
- 先生(せんせい)に → 「先生(せんせい)、おはようございます。」
- 本(ほん)をかしてくれた人(ひと)に → 「ありがとうございます。」
- たのむとき → 「これを見(み)せてください。」
- ぶつかったとき → 「ごめんなさい。」
「見(み)せて」より「見(み)せてください」、「やって」より「やってください」のほうがていねいです。「ください」をつけると、たのみ方(かた)がやさしくなります。
例題(れいだい)で考(かんが)えよう
問(とい) 先生(せんせい)に「ありがとう」を、いちばんていねいに言(い)うのはどれ?
- ありがとう。
- ありがとうございます。
- サンキュー。
考(かんが)え方(かた) 先生(せんせい)は年(とし)うえの人(ひと)なので、いちばんていねいな言(い)い方(かた)をえらびます。「ありがとう」よりも「ございます」をつけた2がていねいです。正解(せいかい)は2です。相手(あいて)が年(とし)うえのときは「ございます」をつける、とおぼえましょう。
日本語検定7級 敬語 の一問一答 →