日本語検定7級「言葉の意味」の出題ポイント
日本語検定7級は、小学校の1年生・2年生くらいの日本語の力をためす、いちばんやさしい級です。「言葉の意味」の領域では、言葉がどんな意味か、文に合う言葉はどれかを聞かれます。むずかしい言葉は出ません。おうちや学校でまいにち使う、みぢかな言葉ばかりです。この章では、出やすいところをとてもやさしくせつめいし、かんたんな れいだい でコツをつかみます。
※出題範囲は変わる場合があります。最新情報は必ず日本語検定委員会 公式情報でご確認ください。
「言葉の意味」で聞かれること
7級の「言葉の意味」は、つぎの4つに分けると れんしゅう しやすくなります。
- 言葉の意味:その言葉が、どんな意味かをえらびます。「うれしい」「おおきい」などの みぢかな 言葉が出ます。
- 文に合う言葉:( )の中に入る言葉を、文の つながり に合わせてえらびます。
- にた言葉のちがい:「たべる」と「のむ」のように、にているけれど使い方がちがう言葉です。
- ようす・うごき・きもちの言葉:人やものの ようす や、する こと、心の中を あらわす 言葉です。
ようす・うごき・きもちの言葉
言葉には、いろいろな しゅるい があります。まずは3つの なかま に分けて おぼえましょう。
| なかま | どんな言葉? | れい |
|---|---|---|
| ようすの言葉 | 人やものが どんな ようすか | あかるい・しずか・おおきい |
| うごきの言葉 | する こと・うごき | はしる・たべる・かく |
| きもちの言葉 | 心の中・気もち | うれしい・かなしい・たのしい |
言葉を おぼえる ときは、みじかい 文 ごと こえに 出して みましょう。たとえば「あかるい」なら「あかるい へや」、「はしる」なら「いぬが はしる」のように、文 ごと おぼえると、意味も つかいかた も しぜんに 身につきます。
言葉の意味をえらぶ
「言葉の意味」の もんだい では、その言葉が なにを あらわすか を こたえます。みぢかな 言葉から、ひとつずつ ていねいに おぼえましょう。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| うれしい | いいことが あって、こころが はずむ ようす |
| びっくりする | きゅうな ことに おどろく |
| やさしい | 人に しんせつ な ようす |
| げんき | からだ や こころが しっかりして いる ようす |
| しずか | 音が なくて、おちついて いる ようす |
れいだい:「びっくりする」は、どんな ときに つかう 言葉でしょう。
- ア ねむい とき イ きゅうに おどろいた とき ウ おなかが すいた とき
こたえ:イ 「びっくりする」は、きゅうな ことに おどろく ことです。ねむい とき や おなかが すいた ときには つかいません。
文に合う言葉をえらぶ
( )に入る言葉を えらぶ もんだい では、前と あと の文を よく読んで、いちばん しぜんに つながる 言葉を えらびます。文の ようす を 頭の中で 思いうかべる のが コツです。
れいだい:あさ、とりが( )ないて います。
- ア しくしく イ ちゅんちゅん ウ わんわん
こたえ:イ とりの なきごえ は「ちゅんちゅん」です。「しくしく」は人が なく ようす、「わんわん」は いぬ の なきごえ なので、ここでは 合いません。だれが・なにが する ことかを 考える と、合う言葉が 見つかります。
にた言葉のちがい
にている言葉でも、つかう ばめん が ちがう ことが あります。ちがいを 知って おくと、もんだい で まよわなく なります。
- たべる/のむ:「たべる」は ごはん や パン など かんで 口に入れる こと、「のむ」は みず や ジュース など かまずに 口に入れる こと。
- みる/きく:「みる」は 目で とらえる こと、「きく」は 耳で とらえる こと。
- おおきい/たかい:「おおきい」は はば や 形が ひろい こと、「たかい」は うえ の ほうに ある こと。
- はしる/あるく:「はしる」は はやく 足を うごかす こと、「あるく」は ゆっくり 足を すすめる こと。
みぢかな きまり文句
7級では、いくつかの言葉が あわさった、やさしい いいまわし も 出る ことが あります。言葉の とおり の 意味では なく、きまった 意味を あらわす ので、まるごと おぼえると よいでしょう。
| いいまわし | 意味 |
|---|---|
| 目を まるく する | とても おどろく |
| 手を かす | てつだう・たすける |
| 耳を すます | しずかに して よく きく |
たとえば「目を まるく する」は、本当に 目の 形を かえる わけ では なく、「とても おどろく」という 意味です。からだ の 言葉(目・手・耳)を つかった いいまわし が おおい ので、まとめて おぼえると 思い出しやすく なります。
もうひとつ れいだい
れいだい:つぎの 文の( )に 合う言葉を えらびましょう。
はじめて の はっぴょう で、むねが( )した。
- ア どきどき イ ぐっすり ウ ぺこぺこ
こたえ:ア 「はじめて の はっぴょう」で、こころ が はりつめて いる ようす に 合うのは「どきどき」です。「ぐっすり」は よく ねむる ようす、「ぺこぺこ」は おなかが すいた ようす なので、ここでは 合いません。
てんを とる コツ
- 言葉は 文 ごと おぼえる:意味だけ で なく、みじかい 文 ごと こえに 出すと、つかいかた まで 身に つきます。
- ( )の 前と あと を よむ:文の つながり が 分かり、合う言葉が えらびやすく なります。
- にた言葉は ならべて おぼえる:「たべる・のむ」のように、ちがいを くらべる と まちがえにくく なります。
- ようす・うごき・きもち で 分ける:言葉を なかま 分け すると、おぼえやすく なります。
漢字の つかいかた が 気に なったら漢字の章を、ひらがな や かたかな の かきかた を しらべたい ときは表記の章も あわせて 読むと、もっと よく 分かります。
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