🔧 ビルメン系の国家資格一覧
ビル設備管理に必須の国家資格群。ビルメン4点セット(電工2種・ボイラー2級・冷凍3種・危険物乙4)から電験三種への発展が王道キャリアです。
収録資格(9資格)
二級ボイラー技士
二級ボイラー技士は伝熱面積25㎡未満のボイラー取扱いに必要な国家資格。受験者約2.5万人/年、合格率約55%。ビルメン4点セットの定番で、ホテル・病院・工場・大型施設の設備管理に必須。年複数回実施、独学100-150時間で合格圏。実技講習修了が免状交付要件、受験料6,800円。
第二種電気工事士
第二種電気工事士は一般住宅・小規模店舗の電気工事を行う国家資格。受験者約10万人/年、学科合格率約60%・技能合格率約70%。電気工事業の登竜門で、ビルメン業界でも評価が高い人気資格。学科+技能の2段階試験、年2回(上期・下期)実施、独学150-200時間で合格圏、受験料11,100円(インターネット申込・令和8年度〜)。
第三種冷凍機械責任者
第三種冷凍機械責任者は冷凍能力100t未満の冷凍設備の保安管理を行う国家資格。受験者約1万人/年、合格率約40%。ビルメン4点セットの一角でホテル・病院・倉庫・大型施設の冷凍空調設備保安監督に必須。年1回11月実施、独学150-200時間で合格圏、受験料9,800円(インターネット申込)、講習修了で科目免除あり。
第三種電気主任技術者
第三種電気主任技術者(電験三種)は5万V未満の事業用電気工作物の保安監督を行う国家資格。受験者約4万人/年、合格率約12%。理論・電力・機械・法規の4科目・科目合格制度あり、ビル・工場・発電所で重宝される技術系難関資格。年2回(上期・下期)実施、独学500-1000時間で合格圏、受験料7,700円。
第一種電気工事士
第一種電気工事士は自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の電気工事に従事できる国家資格。受験者約4万人/年、合格率約60%(学科)/65%(技能)。第二種の上位資格でビル・工場の高圧受電設備工事も扱える人気資格、免状交付には実務経験3年以上必要(令和3年改正で5年から短縮)。年1回実施、独学200-300時間で合格圏、受験料11,300円。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
特定建築物(延床面積3,000m²以上の事務所・店舗・ホテル・学校等)における環境衛生上の維持管理を担う国家資格。通称「ビル管理士」「ビル管」。年1回(10月)実施、全180問の四肢択一マークシート式。合格基準は各科目40%以上かつ全科目65%以上で、ビルメンテナンス業界の頂点資格として需要・年収ともに高い。
第二種電気主任技術者(一次)
第二種電気主任技術者(電験二種)は17万V未満の事業用電気工作物の保安監督を行う国家資格。電験三種の上位区分で、大規模ビル・工場・発電所の主任技術者になれる難関資格。一次試験は理論・電力・機械・法規の4科目・多肢選択方式で、科目合格制度(3年有効)あり。年1回・8月実施、平均合格率約28.7%、受験料13,800円(ネット申込)。
第一種電気主任技術者 一次
電気主任技術者の最上位資格。電圧無制限で全ての事業用電気工作物の保安監督が可能。一次試験は理論・電力・機械・法規の4科目(マークシート方式・各60%以上で合格・科目合格制度3年有効)。一次合格率約30〜33%・受験者約1,500人/年。発電所・送配電・大規模工場の主任技術者として活躍可能。
一級ボイラー技士
二級ボイラー技士の上位資格。伝熱面積25㎡以上500㎡未満のボイラーの取扱責任者になれる。試験は構造10問+取扱10問+燃料燃焼10問+法令10問=計40問・全マークシート式・4時間。合格率約50〜60%。受験料6,800円。免許交付には学科合格+実務経験2年が必要。大規模工場・ホテル・病院・地域熱供給で重宝されるビルメン系発展資格。
ビルメン系資格 かんたん比較表
受験者数・合格率・受験料・収録問題数を一覧で比較できます。横スクロールで全項目を確認してください。
| 資格名 | 年間受験者数 | 合格率 | 受験料 | 収録問題数 |
|---|---|---|---|---|
| 二級ボイラー技士 | 25,000人 | 55.00% | 6,800円 | 319問 |
| 第二種電気工事士 | 100,000人 | 60.00% | 11,100円(インターネット申込・令和8年度〜) | 503問 |
| 第三種冷凍機械責任者 | 10,000人 | 40.00% | 9,800円(インターネット申込)/ 10,300円(書面申込) | 318問 |
| 第三種電気主任技術者 | 40,000人 | 12.50% | 7,700円(CBT・筆記とも) | 482問 |
| 第一種電気工事士 | 36,000人 | 57.00% | 11,300円(インターネット)/ 12,500円(書面) | 300問 |
| 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) | 9,500人 | 20.00% | 17,900円 | 750問 |
| 第二種電気主任技術者(一次) | 7,000人 | 28.70% | 13,800円(ネット)/ 14,200円(書面) | 450問 |
| 第一種電気主任技術者 一次 | 1,500人 | 32.00% | 13,800円(電子申請)/14,200円(書面申請) | 390問 |
| 一級ボイラー技士 | 12,000人 | 55.00% | 6,800円 | 298問 |
カテゴリの特徴と学習戦略
ビルメン(ビルメンテナンス)系は「ビルメン4点セット」を揃えるのが就職・転職の定石。取りやすい順に積み上げ、最後に電験三種で年収アップを狙います。
- 第二種電気工事士:ビルメンの基本中の基本。筆記+技能試験で電気設備の土台を作ります。4点セットの主役。
- 二級ボイラー技士:空調・給湯のボイラー設備管理。学科中心で取得しやすく、4点セットの一角。
- 一級ボイラー技士:二級の上位。伝熱面積25㎡以上500㎡未満のボイラー取扱責任者になれる。学科のみで取得可・大規模工場やビルで重宝される発展先。
- 第三種冷凍機械責任者:空調・冷凍設備の保安。4点セットの最後の1枚で、科目免除を使うと負担を減らせます。
- 第一種電気工事士:第二種の上位。大規模設備の工事が可能になり、ビル管理の現場で重宝されます。
- 第三種電気主任技術者(電験三種):ビルメン系の最高峰の一角。高圧受電設備の保安監督ができ、資格手当・年収が大きく上がる発展先です。
- 第二種電気主任技術者(電験二種)一次:電験三種の上位資格。17万V未満の特別高圧設備まで保安監督でき、大規模ビル・工場の主任技術者になれます。一次試験は理論・電力・機械・法規の4科目で科目合格制度あり。
- 第一種電気主任技術者(電験一種)一次:電気主任技術者の最上位資格。電圧上限なし(全ての事業用電気工作物の保安監督が可能)で、発電所・送配電・大規模工場の主任技術者になれます。一次試験は二種と同じ4科目構成だが論点が高度化。技術系電気資格の最高峰として年収・市場価値が大きく向上します。
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士):特定建築物の維持管理を統括する国家資格。受験には実務2年が必要ですが、ビルメン系の頂点として年収・職位ともに大きく評価されます。
ポイント:電工2種・ボイラー2級・冷凍3種+危険物乙4の4点セットで就職、その後 電工1種・電験三種で技術系の頂点、さらに電験二種で大規模設備対応、電験一種で電気主任技術者の最頂点、最後にビル管理士で管理系の頂点を取るのが鉄板ルートです。
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