1級土木施工管理技士(第一次検定)の重要用語集50選【頻出キーワード解説】
1級土木施工管理技士 第一次検定で頻出する重要専門用語50選を、4試験区分(土木一般・力学/専門土木/施工管理法/法規・共通工学)に整理しました。各用語の定義と関連論点を簡潔に解説。試験前の総復習・暗記カード化にご活用ください。
※受験料・試験日程・合格基準等は改定される場合があります。最新情報は必ず全国建設研修センターの公式情報でご確認ください。
土木一般・力学系用語
- 標準貫入試験
- ボーリング孔底でサンプラーを所定の方法で打撃し、地盤の硬さ・締まり具合を調べる原位置試験。N値を求める。
- N値
- 標準貫入試験で得られる地盤の硬さ・締まり具合を示す指標。30cm貫入に要する打撃回数で表し、大きいほど良好な地盤。
- 最適含水比
- 締固め試験で最大乾燥密度が得られるときの含水比。盛土の品質管理の目安となる。
- 締固め度
- 現場で締め固めた土の乾燥密度を、室内試験で得た最大乾燥密度で除した百分率。盛土の品質を判定する指標。
- 土量変化率
- 地山・ほぐした土・締め固めた土の体積比を示す係数。ほぐし率Lと締固め率Cで土量計算を行う。
- CBR
- 路床・路盤材料の支持力を示す指標。標準荷重に対する貫入抵抗の比を百分率で表す。
- 圧密
- 粘性土が荷重を受け、間隙水が長時間かけて排出されることで体積が減少し沈下する現象。
- 土圧
- 土が擁壁や土留め壁に及ぼす圧力。静止土圧・主働土圧・受働土圧に区分される。
- 水セメント比
- コンクリート中の水量とセメント量の質量比。小さいほど強度・耐久性が高い。
- スランプ
- フレッシュコンクリートの軟らかさ(流動性)を示す指標。スランプコーンを引き上げた沈下量で表す。
- ワーカビリティー
- 運搬・打込み・締固め・仕上げにおけるコンクリートの作業のしやすさを表す性質。
- コールドジョイント
- 先打ちコンクリートが固まり始めた後に打ち継いだため一体化せず生じる不連続な打継ぎ目。
- アルカリシリカ反応
- 骨材中の反応性鉱物とセメントのアルカリ分が反応し、膨張・ひび割れを生じるコンクリートの劣化現象。
- 断面力
- 構造部材の任意断面に生じる軸力・せん断力・曲げモーメントの総称。構造力学の基本量。
専門土木系用語
- 場所打ち杭
- 地盤を掘削した孔に鉄筋かごを建て込み、現場でコンクリートを打設して造る杭。
- 既製杭
- 工場で製造された杭を現場へ運び込み、打込み・埋込みで設置する杭。PHC杭・鋼管杭等。
- NATM
- 地山の自立性を活かし、吹付けコンクリートとロックボルトで支保する山岳トンネル工法。
- RCD工法
- 超硬練りの貧配合コンクリートをブルドーザで敷均し、振動ローラで締め固めるダムコンクリートの合理化施工法。
- シールド工法
- シールドという筒状機械で地山を掘削しながら、セグメントで覆工して造るトンネル工法。
- 推進工法
- 立坑から管をジャッキで地中に押し込み、非開削で管路を構築する工法。
- ロックボルト
- トンネルや法面で地山に挿入する棒鋼。地山の一体化・落下防止・補強を図る。
- フィルダム
- 土砂や岩石を盛り立てて築造するダム。ロックフィルダム・アースダム等がある。
- 護岸
- 河川や海岸の堤防・斜面を流水や波浪による侵食から保護する構造物。
- 砂防えん堤
- 渓流に設け、土石流や土砂の流出を抑制・調節する砂防構造物。
- たわみ性舗装
- アスファルト混合物を用い、荷重をたわみながら路床へ分散させる舗装。一般的な道路舗装。
- 剛性舗装
- コンクリート版を用い、版の曲げ抵抗で荷重を支える舗装。耐久性に優れる。
- ケーソン
- 港湾・橋梁基礎で用いる箱状の鉄筋コンクリート構造物。所定位置に据え付けて構造体や基礎とする。
施工管理法系用語
- クリティカルパス
- ネットワーク式工程表で最も日数を要する経路。工期を決定し、余裕のない作業の連なり。
- トータルフロート
- 作業を最も早く開始した場合に生じる最大の余裕時間。クリティカルパス上ではゼロとなる。
- フリーフロート
- 後続作業の最早開始を遅らせずに、ある作業が使える余裕時間。トータルフロート以下となる。
- ネットワーク式工程表
- 作業の前後関係を矢線と結合点で表現する工程表。各作業の関連と余裕日数を明確にできる。
- バーチャート
- 縦軸に作業名、横軸に日時をとり、各作業の工期を横棒で表す工程表。作成が容易で見やすい。
- 出来高累計曲線
- 工事の出来高を時間経過に沿って累計したS字状の曲線。工程の進捗管理に用いる。
- QC七つ道具
- 品質管理に用いる7種の手法。ヒストグラム・管理図・パレート図・特性要因図・散布図・チェックシート・層別。
- 管理図
- 工程が安定状態にあるかを管理限界線で判定するグラフ。異常の早期発見に用いる。
- ヒストグラム
- 測定データを区間ごとの度数で柱状に表したグラフ。データのばらつき・分布の形を把握する。
- 度数率
- 労働災害の発生頻度を表す指標。延べ実労働時間100万時間あたりの死傷者数で算出する。
- 強度率
- 労働災害の重さを表す指標。延べ実労働時間1,000時間あたりの労働損失日数で算出する。
- 施工計画
- 工事目的物を品質・工程・安全・原価の条件を満たして造るための施工方法・手順を定める計画。
- TQM
- 全社的・組織的に品質管理を推進する総合的品質マネジメント。継続的改善を重視する。
法規・共通工学系用語
- 監理技術者
- 特定建設業者が一定金額以上の下請契約を結ぶ工事現場に専任で配置する技術者。1級土木施工管理技士が該当できる。
- 主任技術者
- 建設業者が施工する工事現場に配置義務がある技術者。施工の技術上の管理をつかさどる。
- 専任技術者
- 建設業の許可要件として営業所ごとに常勤で配置する技術者。請負契約の適正な締結・履行を担う。
- 施工体制台帳
- 下請を含む施工体制を明らかにするため、元請が作成する書類。下請業者・技術者等を記載する。
- マニフェスト
- 産業廃棄物管理票。排出事業者が廃棄物の流れを管理し、適正処理を確認するための伝票。
- 建設リサイクル法
- 一定規模以上の建設工事で、コンクリート・木材等の特定建設資材の分別解体・再資源化を義務付ける法律。
- 特定建設業
- 発注者から直接請け負った工事で、一定金額以上を下請に出す場合に必要な建設業許可の区分。
- 建設業法
- 建設工事の適正な施工確保と発注者保護を目的とし、許可・技術者配置・契約等を定める法律。
- 労働安全衛生法
- 労働者の安全と健康の確保、快適な職場環境の形成を目的とする法律。作業主任者制度等を定める。
- 水準測量
- レベルと標尺を用い、2点間の高低差を求めて各点の標高を決定する測量。
用語集の活用法・関連学習リソース
用語の意味を確認したら、実際の問題演習で定着させましょう。以下の関連ページもご活用ください。
- 過去問の傾向と対策 — 用語が問題でどう問われるか確認
- 施工管理法の章 — 工程・品質・安全の論点整理
- おすすめ参考書ランキング — 体系学習に使う書籍選び
- 一問一答で用語を演習 — 用語の使い方を実戦形式で確認
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