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数検4級の重要用語集|中学数学(中1〜中2)の頻出用語を解説

数検4級(実用数学技能検定4級)の学習でよく出てくる用語を、出題分野ごとに6つのカテゴリ(数と式/方程式/関数/図形/データと確率/検定の用語)に分けてまとめました。4級は中学校2年程度(中学1年〜2年の数学が中心)が目安で、1次の計算技能検定と2次の数理技能検定(記述)の2部構成です。用語の意味を押さえておくと、参考書や問題集の解説がぐっと読みやすくなります(中学3年で学ぶ平方根・2次方程式・三平方の定理・相似などは4級の範囲外のため含めていません)。

※出題範囲・検定方式は変わる場合があります。最新情報は必ず日本数学検定協会 公式情報でご確認ください。

数と式

正負の数(せいふのかず)
0より大きい正の数と、0より小さい負の数をまとめた呼び方。負の数にはマイナスの符号「−」をつけて表す。
符号(ふごう)
数が正か負かを表す「+」「−」の記号。正の数の+は省略されることが多い。
絶対値(ぜったいち)
数直線上で、原点(0)からその数までの距離を表す値。|a| と書き、つねに0以上になる。たとえば |−3|=3。
数直線(すうちょくせん)
直線上に基準の点0をとり、等間隔に目盛りをつけて数を対応させた直線。正の数は右、負の数は左に表す。
自然数(しぜんすう)
1,2,3,… と続く正の整数。0や負の数、分数・小数は自然数には含めない。
整数(せいすう)
正の整数(自然数)・0・負の整数をまとめた数。…,−2,−1,0,1,2,… のように、分数や小数を含まない数。
四則計算(しそくけいさん)
加法(たし算)・減法(ひき算)・乗法(かけ算)・除法(わり算)の4つの計算をまとめた呼び方。
加法(かほう)
たし算のこと。正負の数では、符号に注意して計算する。加法の答えを「和」という。
減法(げんぽう)
ひき算のこと。正負の数では、ひく数の符号を変えて加法に直して計算できる。減法の答えを「差」という。
乗法(じょうほう)
かけ算のこと。負の数どうしの積は正、正と負の積は負になる。乗法の答えを「積」という。
除法(じょほう)
わり算のこと。0でわることはできない。除法の答えを「商」、あまりがある場合のあまりを「余り」という。
累乗(るいじょう)
同じ数を何回かかけ合わせること。a を n 回かけたものを an と書き、n を指数という。
指数(しすう)
累乗 an で、かける回数を表す右肩の数 n のこと。a3 なら指数は3。
逆数(ぎゃくすう)
かけ合わせると1になる2つの数の一方。a の逆数は 1/a で、たとえば 2/3 の逆数は 3/2。
約数(やくすう)
ある整数をわり切ることのできる整数。たとえば12の約数は1,2,3,4,6,12。
倍数(ばいすう)
ある整数を整数倍してできる数。たとえば3の倍数は3,6,9,12,…。
素数(そすう)
1とその数自身のほかに約数をもたない、1より大きい自然数。2,3,5,7,11,… が素数で、2は唯一の偶数の素数。
素因数分解(そいんすうぶんかい)
自然数を素数の積の形に表すこと。たとえば 60=22×3×5。約数や公約数を調べるときに使う。
最大公約数(さいだいこうやくすう)
2つ以上の整数に共通する約数(公約数)のうち、最も大きいもの。約分などで使う。
最小公倍数(さいしょうこうばいすう)
2つ以上の整数に共通する倍数(公倍数)のうち、最も小さいもの。通分などで使う。
文字式(もじしき)
数の代わりに文字を使って表した式。2x+3 のように、数量の関係を一般的に表すのに使う。
項(こう)
式の中で、加法(+)で結ばれた一つひとつの部分。3x−2 では 3x と −2 が項である。
係数(けいすう)
文字を含むで、文字にかけられている数の部分。−5x の係数は −5 である。
定数項(ていすうこう)
文字を含まず、数だけでできている。3x−2 では −2 が定数項にあたる。
同類項(どうるいこう)
文字の部分が同じ項どうし。3x と 5x は同類項で、3x+5x=8x のようにまとめられる。
代入(だいにゅう)
式の中の文字に、決まった数をあてはめること。代入して計算した結果をその式の値という。
式の値(しきのあたい)
式の中の文字に数を代入して計算した結果。x=2 のとき 3x+1 の式の値は7。
単項式(たんこうしき)
数や文字をかけ合わせただけでできた式。3x や −2ab のように、加法・減法を含まない式。
多項式(たこうしき)
いくつかの単項式を加法・減法でつないだ式。2x+3y−1 など。
次数(じすう)
単項式でかけ合わされている文字の個数。多項式では最も次数の高い項の次数をその式の次数という。1次式・2次式などと呼ぶ。
分配法則(ぶんぱいほうそく)
かっこを開くときに使う法則。a(b+c)=ab+ac が成り立ち、各項にかけて計算する。
交換法則(こうかんほうそく)
加法や乗法で、計算する順序を入れかえても結果が変わらないという法則。a+b=b+a、a×b=b×a。
結合法則(けつごうほうそく)
加法や乗法で、どこから先に計算しても結果が変わらないという法則。(a+b)+c=a+(b+c) など。

方程式

等式(とうしき)
=(イコール)を使って、2つの数や式が等しいことを表した式。=の左側を左辺、右側を右辺という。
等式の性質(とうしきのせいしつ)
等式の両辺に同じ数をたしたり、ひいたり、かけたり、0でない数でわったりしても、等式は成り立つという性質。方程式を解く土台になる。
等式変形(とうしきへんけい)
等式の性質を使って、ある文字について解いた形に式を変形すること。たとえば S=ab を a=S/b に直す。
方程式(ほうていしき)
まだ分かっていない数(未知数)を含み、その数が特定の値のときだけ成り立つ等式。
未知数(みちすう)
方程式の中の、まだ値が分かっていない数。ふつう x や y などの文字で表す。
解(かい)
方程式を成り立たせる未知数の値。その解を求めることを「方程式を解く」という。
移項(いこう)
等式の一方の辺の項を、符号を変えてもう一方の辺へ移すこと。方程式を解くときの基本操作。
1次方程式(いちじほうていしき)
未知数の次数が1の方程式。ax+b=0(a≠0)の形に整理でき、移項して x について解く。
連立方程式(れんりつほうていしき)
2つ以上の方程式を組にして、すべてを同時に成り立たせる解を求めるもの。中学では2元1次連立方程式を扱う。
2元1次方程式(にげんいちじほうていしき)
x と y の2つの文字(2元)を含み、それぞれの次数が1の方程式。ax+by=c の形で、連立方程式を組む式になる。
代入法(だいにゅうほう)
連立方程式の解き方の一つ。一方の式を x= や y= の形にして、もう一方の式に代入して文字を消す。
加減法(かげんほう)
連立方程式の解き方の一つ。2つの式をたしたり引いたりして、一方の文字を消去して解く。
消去(しょうきょ)
連立方程式を解くとき、代入法加減法を使って文字を1つ減らすこと。1つの文字だけの方程式に直して解く。

関数

関数(かんすう)
ともなって変わる2つの量 x、y があり、x の値を1つ決めると y の値がただ1つ決まるとき、y は x の関数であるという。
変数(へんすう)
いろいろな値をとる文字。関数では x や y が変数にあたる。決まった値をとる数は定数という。
変域(へんいき)
変数がとりうる値の範囲。たとえば「x の変域が 0≦x≦5」のように、不等号を使って表す。
比例(ひれい)
y が x に比例する関係。y=ax(a は0でない定数)で表され、x が2倍になると y も2倍になる。
反比例(はんぴれい)
y が x に反比例する関係。y=a/x(a は0でない定数)で表され、x が2倍になると y は1/2倍になる。
比例定数(ひれいていすう)
比例 y=ax や反比例 y=a/x における定数 a のこと。
座標(ざひょう)
平面上の点の位置を、x座標とy座標の組 (x, y) で表したもの。基準となる点を原点という。
座標平面(ざひょうへいめん)
横のx軸と縦のy軸を直角に交わらせ、平面上の点を座標で表せるようにした平面。
x軸・y軸(えっくすじく・わいじく)
座標平面の基準となる2本の数直線。横の軸を x 軸、縦の軸を y 軸といい、2つが交わる点が原点。
原点(げんてん)
座標平面で、x軸とy軸が交わる点。座標は (0, 0) で表す。
1次関数(いちじかんすう)
y=ax+b(a≠0)の形で表される関数。グラフは直線になり、a を傾き、b を切片という。
傾き(かたむき)
1次関数 y=ax+b の a のこと。グラフの直線の傾き具合を表し、x が1増えるときの y の増加量に等しい。
切片(せっぺん)
1次関数 y=ax+b の b のこと。グラフが y 軸と交わる点の y 座標を表す(y切片)。
変化の割合(へんかのわりあい)
x の増加量に対する y の増加量の割合。(y の増加量)÷(x の増加量)で求め、1次関数では傾き a に等しい。
グラフ(ぐらふ)
関数の x と y の対応を座標平面上の点の集まりとして表したもの。比例・反比例・1次関数などで、それぞれ特有の形になる。

図形

対頂角(たいちょうかく)
2直線が交わってできる、向かい合った角どうし。対頂角はつねに等しい。
同位角(どういかく)
2直線に1本の直線が交わってできる角のうち、同じ位置にある角どうし。2直線が平行なら同位角は等しい。
錯角(さっかく)
2直線に1本の直線が交わってできる角のうち、斜め向かいの位置にある角どうし。2直線が平行なら錯角は等しい。
平行(へいこう)
同じ平面上にある2直線が、どこまでのばしても交わらないこと。記号は ∥ で表す。
垂直(すいちょく)
2直線が交わってできる角が直角(90°)であること。記号は ⊥ で表す。
内角の和(ないかくのわ)
多角形の内側の角の合計。三角形は180°、四角形は360°で、n角形では 180°×(n−2) になる。
外角(がいかく)
多角形の1辺をのばしたときにできる、内角ととなり合う角。多角形の外角の和はつねに360°になる。
合同(ごうどう)
2つの図形の形と大きさが完全に等しく、重ね合わせるとぴったり一致すること。記号は ≡ で表す。
合同条件(ごうどうじょうけん)
三角形が合同になるための条件。「3辺が等しい」「2辺とその間の角が等しい」「1辺とその両端の角が等しい」の3つ。
二等辺三角形(にとうへんさんかくけい)
2つの辺の長さが等しい三角形。底角(等しい2辺にはさまれない2つの角)は等しい。
正三角形(せいさんかくけい)
3つの辺の長さがすべて等しい三角形。3つの内角もすべて等しく、それぞれ60°になる。
直角三角形(ちょっかくさんかくけい)
1つの内角が直角(90°)である三角形。直角に向かい合う辺を斜辺という。
平行四辺形(へいこうしへんけい)
向かい合う2組の辺がそれぞれ平行な四角形。向かい合う辺の長さ・向かい合う角はそれぞれ等しい。
ひし形(ひしがた)
4つの辺の長さがすべて等しい四角形。平行四辺形の特別な形で、対角線は垂直に交わる。
台形(だいけい)
向かい合う1組の辺が平行な四角形。平行な2辺を上底・下底という。
おうぎ形(おうぎがた)
円を2本の半径で切り取った、扇のような形。中心角の大きさに比例して弧の長さや面積が決まる。
中心角(ちゅうしんかく)
円の中心から、ある弧の両端へ引いた2本の半径がつくる角。おうぎ形の大きさを決める角。
弧(こ)
円周の一部分。2点で区切られた円周の曲線を弧という。
弦(げん)
円周上の2点を結んだ線分。円の中心を通る最も長い弦が直径である。
円周率(えんしゅうりつ)
円周の長さが直径の何倍かを表す定数。記号は π(パイ)で、約3.14。円周=直径×π で求める。
多面体(ためんたい)
平面だけで囲まれた立体。角柱・角錐などが多面体にあたる。
角柱(かくちゅう)
合同な2つの多角形を底面とし、側面が長方形でできた立体。三角柱・四角柱などがある。
円柱(えんちゅう)
合同な2つの円を底面とし、側面が曲面でできた立体。底面の円の半径と高さで大きさが決まる。
角錐(かくすい)
多角形の底面と、1つの頂点に集まる三角形の側面でできた立体。三角錐・四角錐などがある。
円錐(えんすい)
円を底面とし、1つの頂点に集まる曲面の側面でできた立体。
表面積(ひょうめんせき)
立体の表面全体の面積。角柱・円柱・角錐・円錐などで、底面積と側面積を合わせて求める。
側面積(そくめんせき)
立体の側面の面積。表面積から底面積を除いた部分にあたる。
体積(たいせき)
立体が占める空間の大きさ。角柱・円柱は(底面積×高さ)、錐体(角錐・円錐)はその1/3で求める。
投影図(とうえいず)
立体を正面から見た図(立面図)と真上から見た図(平面図)で表したもの。立体の形を平面で表す方法。

データと確率

度数(どすう)
それぞれの階級に入るデータの個数。各階級の度数を表にしたものを度数分布表という。
度数分布表(どすうぶんぷひょう)
データをいくつかの区間(階級)に分け、各階級の度数を整理した表。データの分布のようすをつかめる。
階級(かいきゅう・データ)
度数分布表で、データを区切る一つひとつの区間。階級の幅や、各階級の中央の値(階級値)を用いて分析する。
階級値(かいきゅうち)
階級の真ん中の値。たとえば「10以上20未満」の階級値は15。平均値を求めるときなどに使う。
相対度数(そうたいどすう)
各階級の度数が、全体の度数(総度数)に対してどれくらいの割合かを表した値。(その階級の度数)÷(総度数)で求める。
累積度数(るいせきどすう)
最初の階級から、ある階級までの度数を順に足し合わせた値。「○未満が何個か」を読み取るのに使う。
ヒストグラム(ひすとぐらむ)
度数分布表をもとに、各階級の度数を長方形(柱)の高さで表したグラフ。柱状グラフともいう。
平均値(へいきんち)
データの値をすべて足し合わせ、データの個数で割った値。データの中心的な傾向を表す代表値の一つ。
中央値(ちゅうおうち)
データを大きさの順に並べたとき、ちょうど中央にくる値。メジアンともいい、極端な値の影響を受けにくい。
最頻値(さいひんち)
データの中で最も多く現れる値。モードともいい、度数が最大の値(または階級)を表す代表値。
範囲(はんい)
データの最大値から最小値を引いた値。レンジともいい、データの散らばりの大きさを表す簡単な指標。
代表値(だいひょうち)
データ全体の特徴を1つの数で表した値。平均値中央値最頻値などがある。
確率(かくりつ)
あることがらの起こりやすさを数で表したもの。同様に確からしい場合、(そのことがらが起こる場合の数)÷(起こりうるすべての場合の数)で求める。
場合の数(ばあいのかず)
あることがらについて、起こりうるすべての場合の総数。樹形図や表を使って数え上げる。
樹形図(じゅけいず)
起こりうる場合を、枝分かれする図で順序よく書き出したもの。数え落としや重複を防いで場合の数を求められる。
同様に確からしい(どうようにたしからしい)
どの結果も同じ程度に起こると考えられること。さいころの各目やコインの表裏など。確率を求める前提になる。

検定の用語

実用数学技能検定(じつようすうがくぎのうけんてい)
日本数学検定協会が実施する数学・算数の技能検定。通称「数検」。階級が分かれており、4級は中学校2年程度(中1〜中2が中心)が目安。
1次(計算技能検定)(いちじ・けいさんぎのうけんてい)
数検4級の前半の検定で、計算を中心とした問題で構成される。本サイトの一問一答が対応するのはこの1次の部分。
2次(数理技能検定)(にじ・すうりぎのうけんてい)
数検4級の後半の検定で、記述式の問題で構成される。考え方の筋道を式や文章で示す力が問われ、本サイトの一問一答では対象外。
計算技能(けいさんぎのう)
数式を正確に計算したり、方程式を解いたりする技能。1次(計算技能検定)で主に問われる力のこと。
数理技能(すうりぎのう)
数学的に考え、筋道を立てて表現したり説明したりする技能。2次(数理技能検定)で問われる、記述式中心の力のこと。
記述式(きじゅつしき)
答えだけでなく、解答に至る考え方や計算の過程を書いて示す解答形式。数検4級の2次で採用され、論理の筋道も採点の対象になる。
階級(かいきゅう・検定)
数検における習熟度の段階区分。1級から各級まで分かれており、4級は5級の上、3級の下に位置づけられる。
合格基準(ごうかくきじゅん)
合格に必要な得点の目安。数検4級は1次が全問題の70%程度、2次が60%程度が合格ラインの目安とされ、両方を満たすと合格となる。
検定料(けんていりょう)
検定を受けるために支払う受検料。数検4級は2026年度で4,000円とされるが、年度や受検方式で変動するため公式での確認が必要。
提携会場(ていけいかいじょう)
協会が実施する個人受検で利用される検定会場。指定された日程・会場で受検する形式で、団体受検と区別される。
団体受検(だんたいじゅけん)
学校・塾などがまとめて申し込み、その施設で実施する受検方式。在籍者などがまとまって受検する形態で、個人受検と区別される。
5級(ごきゅう)
4級の一つ下の階級で、中学校1年程度が目安とされる。4級は5級より範囲が広がり、中学2年程度(中1〜中2)が中心となる。
3級(さんきゅう)
4級の一つ上の階級で、中学校卒業程度(中1〜中3)が目安とされる。4級合格後の次のステップとして挑戦されることが多い。

📚 関連資格の用語集【語学・教育】

同じ語学・教育の資格では用語が重複・関連することが多くあります。あわせて確認すると理解が深まります。

英検7級の用語集 → 英検6級の用語集 → 英検5級の用語集 → 漢検5級の用語集 → 数検5級の用語集 → 英検4級の用語集 → 漢検4級の用語集 → 漢検3級の用語集 → 数検3級の用語集 → 英検3級の用語集 → 漢検準2級の用語集 → 数検準2級の用語集 → 英検準2級の用語集 → 漢検2級の用語集 → 数検2級の用語集 → 英検2級の用語集 → 登録日本語教員の用語集 → 漢検準1級の用語集 → 数検準1級の用語集 → 英検準1級の用語集 → 漢検1級の用語集 → 数検1級の用語集 → 英検1級の用語集 →

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