色彩検定2級「インテリア・景観色彩・慣用色名」の一問一答
📖 色彩検定2級「インテリア・景観色彩・慣用色名」の全51問と解説(一覧)
色彩検定2級のインテリア・景観色彩・慣用色名に関する一問一答(全51問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.インテリアの配色計画で、室内の床・壁・天井など最も大きな面積を占め全体の基調となる色を何というか。
- ア.ベースカラー
- イ.アソートカラー
- ウ.アクセントカラー
- エ.ドミナントカラー
正解:ア.ベースカラー
解説:最大面積を占め空間の基調となる色をベースカラーといい、一般に約70%程度を占めます。落ち着いた低彩度色が選ばれます。
根拠: 愛知県共済 インターネット公開文化講座「色をまとめるテクニック」(カラーコーディネーターに聞く色の活用術) ベース・カラー/アソート・カラー/アクセント・カラーの説明と面積比 70%:25%:5%
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問2.インテリアの配色で、カーテンや家具・ソファなど中程度の面積を占め配色の主役となる色を何というか。
- ア.ベースカラー
- イ.アソートカラー
- ウ.アクセントカラー
- エ.セパレーションカラー
正解:イ.アソートカラー
解説:アソートカラーは配色の主役となる色で、面積比は約25%程度。ベースカラーとアクセントカラーの中間的役割を担います。
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問3.建物の外装の色彩計画で、完成後に行う「色彩管理」の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.完成した時点で色彩の検討はすべて終わるので、その後は何もしなくてよい
- イ.塗り替えのたびに、その時の流行色へ自由に変えるのがよい
- ウ.経年による退色や汚れを点検し、塗り替えの際にも計画した色が保たれるよう管理する
- エ.色の管理は建物の内部だけで行い、外装は対象にしない
正解:ウ.経年による退色や汚れを点検し、塗り替えの際にも計画した色が保たれるよう管理する
解説:外装の色は日射や雨風で退色・変色し、汚れも付きます。完成後も状態を点検し、塗り替え時に計画した色を確かめて保つことが色彩管理です。景観の中で長く使われる建物では、完成後の管理まで含めて色彩を考えます。
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問4.インテリア配色におけるベース・アソート・アクセントカラーの一般的な面積比として最も適切なものはどれか。
- ア.25:70:5
- イ.5:25:70
- ウ.33:33:33
- エ.70:25:5
正解:エ.70:25:5
解説:一般にベース約70%・アソート約25%・アクセント約5%が目安です。大きな面ほど低彩度・穏やかな色が安定します。
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問5.インテリアで大面積を占めるベースカラーに適した色の傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.低彩度で穏やかな色
- イ.高明度・高彩度の鮮やかな色
- ウ.補色対比の強い2色
- エ.純色に近い原色
正解:ア.低彩度で穏やかな色
解説:大面積には彩度を抑えた穏やかな色が向きます。高彩度色を広く使うと刺激が強く落ち着かない空間になります。
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問6.同じ色でも大きな面積で見ると、小さな面積で見たときより明るく鮮やかに見える現象を何というか。
- ア.色陰現象
- イ.面積効果
- ウ.同化現象
- エ.ハレーション
正解:イ.面積効果
解説:面積効果により、大面積では明度・彩度が高く感じられます。壁紙などは見本より明るく鮮やかに見える点に注意します。
根拠: 立川市景観色彩ガイドライン ~立川市景観計画における色彩基準の解説書~(平成30年4月) 2-2 色彩における配慮事項「色の見え方や素材を考慮した色彩の選定」 / 活かせるお仕事|色彩検定協会 建設業の項
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問7.寝室(ベッドルーム)の色彩計画として一般に推奨される傾向はどれか。
- ア.高彩度の刺激的な配色
- イ.原色を多用した配色
- ウ.落ち着いた低彩度の穏やかな配色
- エ.白黒の強い対比配色
正解:ウ.落ち着いた低彩度の穏やかな配色
解説:寝室は休息・睡眠の場であり、落ち着きと安らぎを与える低彩度・暖かみのある穏やかな配色が一般に推奨されます。
根拠: 寝室の壁紙(クロス)にこだわり安眠効果の高い空間に|色や機能の選び方を解説(リフォーム評価ナビ/住宅リフォーム・紛争処理支援センター) 「派手な柄や彩度の高い色はNG」の項
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問8.次の外来色名のうち、宝石・鉱物に由来するものはどれか。
- ア.サーモンピンク
- イ.ラベンダー
- ウ.ボルドー
- エ.ターコイズブルー
正解:エ.ターコイズブルー
解説:ターコイズブルーは宝石のトルコ石(ターコイズ)の色に由来する、明るい緑みの青です。サーモンピンクは魚の鮭の身、ラベンダーは植物、ボルドーはフランスの地名に由来します。
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問9.次の外来色名のうち、地名に由来し、その地で産するワインを思わせる暗い赤を表すものはどれか。
- ア.ボルドー
- イ.サーモンピンク
- ウ.ラベンダー
- エ.オリーブ
正解:ア.ボルドー
解説:ボルドーは、フランスのワインの産地ボルドーの地名に由来し、赤ワインのような暗い赤を表します。サーモンピンクは鮭の身、ラベンダーとオリーブは植物に由来する色名です。
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問10.和風(和モダンを含む)インテリアの色彩傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.蛍光色を基調にした色調
- イ.金属的でクールな色調
- ウ.木や土を思わせる自然な低彩度色や伝統色
- エ.原色の対比配色
正解:ウ.木や土を思わせる自然な低彩度色や伝統色
解説:和風は木・畳・土壁を思わせる自然な低彩度色や、藍・利休鼠などの伝統色を用い、落ち着いた趣をつくります。
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問11.建物や工作物のように長い期間使われるものの景観色彩を考えるときの姿勢として、最も適切なものはどれか。
- ア.その年の流行色を積極的に取り入れる
- イ.流行に左右されず、長い年月にわたって周囲になじむ色を選ぶ
- ウ.周囲より目立つ高彩度の色を選ぶ
- エ.数年ごとに塗り替える前提で色を決める
正解:イ.流行に左右されず、長い年月にわたって周囲になじむ色を選ぶ
解説:建物や工作物は数十年にわたって使われ、その間ずっと景観の一部になります。流行色ではなく、長く周囲の環境になじむ色を選ぶことが大切です。
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問12.照明の光色の呼び方のうち、色温度がおよそ5000Kの自然な白い光色を何と呼ぶか。
- ア.昼白色
- イ.電球色
- ウ.昼光色
- エ.温白色
正解:ア.昼白色
解説:昼白色は約5000K前後の自然な白い光色で、ものの色を見分けやすく多くの用途に使われます。昼光色は約6500Kの青みのある白、温白色は約3500K、電球色は約2800Kの赤みのある光色です。
根拠: JIS Z 9112:2019 蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分 箇条4・5(光源色の区分)、表1・表2、8.3
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問13.屋外の景観の色の見え方について、最も適切な説明はどれか。
- ア.屋外の色は、どの季節・時間帯でも常に同じに見える
- イ.屋外の色は、照明のある室内で見る色見本と同じに見える
- ウ.同じ外壁の色でも、太陽光の当たり方や季節・時間帯・天候によって見え方が変わる
- エ.屋外では面積が大きくなるほど色は暗くくすんで見える
正解:ウ.同じ外壁の色でも、太陽光の当たり方や季節・時間帯・天候によって見え方が変わる
解説:屋外の色は太陽光の影響を強く受け、季節や時間帯、天候によって見え方が変わります。また大きな面積の色は、小さな色見本より明るく鮮やかに見えやすくなります(面積効果)。
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問14.くつろぎや安らぎを重視するリビングや寝室の照明として一般に適しているとされる光色はどれか。
- ア.昼光色
- イ.昼白色
- ウ.電球色
- エ.青白い高色温度の光
正解:ウ.電球色
解説:暖かみのある電球色はリラックス効果が高く、くつろぎの空間であるリビングや寝室の照明に一般に適します。
根拠: みんなで節電アクション! 家庭でできる節電アクション LED活用法(調色)(環境省 COOL CHOICE) 調色:光の色の種類・光の色の使い分け / 照明を工夫して、お部屋をもっと心地よく!省エネもできる空間演出テクニック(環境省 COOL CHOICE) LEDの色と色温度、寝室でリラックス
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問15.住宅の外装の色彩設計で、周辺環境を把握するために行うこととして最も適切なものはどれか。
- ア.周辺の建物は見ずに、施主の好きな色だけで決める
- イ.インターネットの写真だけで周辺の色を判断する
- ウ.室内の照明の下で周辺の写真を見て色を決める
- エ.周辺の建物の外壁・屋根や自然の色を色票で測り、マンセル値などで記録する
正解:エ.周辺の建物の外壁・屋根や自然の色を色票で測り、マンセル値などで記録する
解説:景観になじむ色を選ぶには、まず周辺の建物の外壁・屋根や樹木などの色を色票で測り、マンセル値などで記録して、地域の色の傾向を把握します。写真や室内照明の下では実際の色と違って見えることがあります。
根拠: 第27回 建材情報交流会「景観法施行に伴う建築物のカラーコーディネート」(エスケー化研) p.33「まとめ」、p.18「測色」、p.7–9「色見本」
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問16.インテリアにおいて素材と色の関係を説明したものとして最も適切なものはどれか。
- ア.光沢の有無や質感によって、同じ色でも見え方が変わる
- イ.色が同じなら、素材が変わっても見え方はほとんど変わらない
- ウ.光沢のある素材ほど、落ち着いたやわらかい色に見える
- エ.マットな素材ほど、ハイライトが目立ち鮮やかに見える
正解:ア.光沢の有無や質感によって、同じ色でも見え方が変わる
解説:同じ色でも素材の質感(光沢・凹凸)で見え方が変わります。光沢素材は鮮やかに、マットな素材は穏やかに見える傾向があります。
根拠: JIS Z 8105:2000 色に関する用語(2000年版で確認。2022年に改正され、現行版は JISC の閲覧のみ) 番号1047 光沢、番号1048 光沢度
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問17.天井を壁より明るい色にすると一般に得られる効果として最も適切なものはどれか。
- ア.天井が低く重く感じられる
- イ.空間が広く高く感じられる
- ウ.床が沈んで見える
- エ.彩度が下がって見える
正解:イ.空間が広く高く感じられる
解説:天井を壁より明るくすると、上部が軽く感じられ、空間が広く高く感じられます。明度の高い色は軽く感じられ、低い色は重く感じられるためです。逆に天井を暗くすると、低く重く感じられます。
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問18.狭い室内を実際より広く感じさせたいとき、壁の色として一般に効果的なのはどれか。
- ア.明度の低い濃い色
- イ.高彩度の暖色
- ウ.明度の高い淡い色
- エ.純色に近い赤
正解:ウ.明度の高い淡い色
解説:明度の高い淡い色は膨張色で、軽く開放的に感じられるため、壁に使うと空間を広く感じさせます。明度の低い濃い色は収縮色で重く感じられ、空間を狭く感じさせます。
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問19.ライフスタイルと色の関係についての記述として最も適切なものはどれか。
- ア.配色は居住者に関係なく一律に決めるべきである
- イ.色の好みは年齢と無関係である
- ウ.家族構成は配色計画に影響しない
- エ.居住者の生活スタイルや嗜好に合わせて配色を計画する
正解:エ.居住者の生活スタイルや嗜好に合わせて配色を計画する
解説:色の好みや適切な配色は、居住者の年齢・家族構成・生活スタイル・嗜好により異なるため、それらに合わせた計画が重要です。
根拠: シニアはくすんだ色が好き? 色彩心理学からみた年齢差による色の好み(一般社団法人 日本産業カウンセラー協会ブログ「働く人の心ラボ」) 記事冒頭の導入部
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問20.インテリアエレメントのうち、一度施工すると簡単には変えられず、長い期間同じ色が続きやすいものはどれか。
- ア.クッションや雑貨などの小物
- イ.床・壁・天井などの内装
- ウ.季節ごとに替えるカーテンやカバー類
- エ.テーブルに飾る花
正解:イ.床・壁・天井などの内装
解説:床・壁・天井は張り替えや塗り替えに手間と費用がかかるため、長期間同じ色が続きます。そのため流行に左右されにくい色を選ぶことが大切です。小物やカーテン、花は比較的簡単に取り替えられるエレメントです。
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問21.景観色彩の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.個々の建物が目立つことを最優先する
- イ.周囲の自然や街並みとの調和を重視する
- ウ.高彩度色を積極的に多用する
- エ.建物ごとに自由な色を競わせる
正解:イ.周囲の自然や街並みとの調和を重視する
解説:景観色彩は個々の建物の主張より、周囲の自然・街並みとの調和を重視し、地域全体としてのまとまりを目指します。
根拠: 景観法(平成十六年法律第百十号) 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問22.建築物の色彩などの形態意匠の制限を、地方公共団体が計画で定められるようにした、2004年制定の法律はどれか。
- ア.都市計画法
- イ.建築基準法
- ウ.景観法
- エ.屋外広告物法
正解:ウ.景観法
解説:景観法(平成16年法律第110号)は、良好な景観の形成を促進することを目的とする法律である。景観行政団体が定める景観計画では、行為の制限に関する事項として、建築物や工作物の形態・色彩その他の意匠(形態意匠)の制限を定める。市町村が都市計画に定める景観地区でも、建築物の形態意匠を制限できる。都市計画法(1968年)は都市の健全な発展と秩序ある整備、建築基準法(1950年)は建築物の敷地・構造・設備・用途の最低基準、屋外広告物法(1949年)は屋外広告物の表示や掲出する物件の規制の基準を定める法律で、いずれも2004年の制定ではない。
根拠: 景観法(平成十六年法律第百十号) 第1条 / 景観法(平成十六年法律第百十号) 第8条 / 景観法(平成十六年法律第百十号) 第61条 / 都市計画法(昭和四十三年法律第百号) 第1条 / 建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号) 第1条 / 屋外広告物法(昭和二十四年法律第百八十九号) 第1条 (出典: e-Gov法令検索)
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問23.建物の外観の色が「公共性」をもつといわれる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.建物の所有者だけでなく、周辺の多くの人の目に触れ、街並み全体の印象に影響するから
- イ.外観の色は必ず国が一律に決めているから
- ウ.外観の色は建物の内部の人にしか見えないから
- エ.公共の建物だけが景観を構成するから
正解:ア.建物の所有者だけでなく、周辺の多くの人の目に触れ、街並み全体の印象に影響するから
解説:外装の色は建物の所有者が選ぶものですが、道行く人や周辺の住民など多くの人が日常的に目にし、街並み全体の印象を左右します。そのため景観の色彩には、個人の好みだけでなく周囲への配慮が求められます。
根拠: 景観法(平成十六年法律第百十号)第2条(基本理念) 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問24.景観における外壁色(大面積色)の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.大面積こそ高彩度の派手な色にする
- イ.外壁は必ず純色を用いる
- ウ.大面積は低彩度で周囲になじむ色にする
- エ.外壁色は景観に影響しない
正解:ウ.大面積は低彩度で周囲になじむ色にする
解説:外壁など大面積色は低彩度で周囲になじむ穏やかな色が望ましく、高彩度色は看板など小面積のアクセントに留めるのが基本です。
根拠: 川崎市景観計画 別表1(景観計画特定地区 景観形成方針・基準) 川崎駅西口大宮町地区 建築物等のデザイン(4) / 川崎市景観計画 本編 第2章 良好な景観の形成に関する方針 住宅地の色彩に関する景観形成基準
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問25.ランドスケープという言葉が指す対象として最も適切なものはどれか。
- ア.屋外の景観・風景の総体
- イ.室内装飾全般
- ウ.照明計画のみ
- エ.印刷物のレイアウト
正解:ア.屋外の景観・風景の総体
解説:ランドスケープは庭園・公園・街路など、地形や植栽を含めた屋外空間・景観の総体を指す概念です。
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問26.自然環境と調和した景観色彩を考える際の基本的な姿勢として最も適切なものはどれか。
- ア.山の木々の緑をそのまま映すよう、彩度の高い緑を外壁の基本色にする
- イ.その土地の山並みや樹木、土や石の色を手がかりに、なじむ基本色を選ぶ
- ウ.どんな背景にもなじむよう、外壁は明るい白を基本色として統一する
- エ.地域らしさを出すため、寺社の朱色のような鮮やかな色を外壁の基本色にする
正解:イ.その土地の山並みや樹木、土や石の色を手がかりに、なじむ基本色を選ぶ
解説:景観法は、良好な景観は地域の自然・歴史・文化等と人々の生活等との調和により形成され、地域の固有の特性と密接に関連するとしている。景観色彩では、その土地の山並みや樹木、土や石などの色を手がかりに、なじむ色を選ぶのが基本。東京都景観色彩ガイドラインは、原色に近い高彩度の色彩は避け、自然の色となじみやすい暖色系の低彩度の色彩を基本とし、青や緑などの色相を基本とした建物は違和感を感じさせる場合があるとしている。また、緑の丘陵地を背景とした白い建築物は周囲から突出して見え、背景と同様の明度に抑えると緑に融和して見えるとしている。
根拠: 景観法 第2条 / 東京都都市整備局「東京都景観色彩ガイドライン」 PDF 6ページ「色相、明度、彩度と景観の関わり」(青や緑、紫などの色相を基本とした建物は違和感/緑の丘陵地を背景とした白い箱状の建築物は突出して見え、背景と同様の明度を基調とすると融和/彩度の高い色彩は目立つ)・PDF 8ページ「色彩基準の基本的考え方」(原色に近い高彩度の色彩は避け、自然の色と馴染みやすい暖色系で低彩度の色彩を基本とする) (出典: e-Gov法令検索)
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問27.歴史的な街並みの景観色彩を保全する際の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.新しい派手な色で刷新する
- イ.建物ごとに自由な色を競わせる
- ウ.伝統的な色調を尊重し調和を保つ
- エ.無彩色のみに統一する
正解:ウ.伝統的な色調を尊重し調和を保つ
解説:歴史的街並みでは、伝統的な建材や既存の色調を尊重し、それらと調和する色を用いて統一感を保つことが重視されます。
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問28.「茜色」「群青」「ラベンダー」のように、由来や習慣に基づいて個々の色につけられた色名を何というか。
- ア.和色名
- イ.慣用色名
- ウ.外来色名
- エ.トーン名
正解:イ.慣用色名
解説:慣用色名は、慣用的な呼び方で表した色名です(JIS Z 8102)。植物・染料・鉱物・地名などにちなんだものが多くあります。茜色・群青は和色名、ラベンダーは外来色名で、どちらも慣用色名に含まれます。公式テキストも慣用色名を和色名と外来色名に分けて扱っています。和色名・外来色名だけでは3つをまとめて呼べません。トーン名は PCCS のトーン(ペール・ビビッドなど)の呼び名で、個々の色の名前ではありません。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名(2020年確認) 3 定義 b) 慣用色名「慣用的な呼び方で表した色名」/付表1 慣用色名(色名1 は「読み方」、色名2 は「対応英語」の列を持つ) / 色彩検定協会 色彩検定2級 新旧公式テキスト項目比較表 2020年改訂版テキスト 大項目「慣用色名」中項目「慣用色名(JISの慣用色名より)」小項目「和色名」「外来色名」
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問29.和色名「茜(あかね)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.黄緑系
- ウ.紫系
- エ.赤系
正解:エ.赤系
解説:茜は茜草の根で染めた色に由来し、やや沈んだ暗い赤系の色です。読みは「あかね」です。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.13 茜色(あかねいろ):4R 3.5/11、系統色名「こい赤」(基本色名 赤)
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問30.和色名「朱(朱色)」の、JIS Z 8102 の慣用色名に示される系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤紫系
- イ.黄系
- ウ.赤系
- エ.黄赤系
正解:ウ.赤系
解説:JIS Z 8102 の慣用色名では、朱色は「あざやかな黄みの赤」(6R 5.5/14)で、基本色名は赤です。黄みを帯びますが黄赤(橙)の系統ではありません。同じ付表の「赤橙」は「あざやかな黄赤」で、こちらが黄赤の系統です。
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問31.和色名「桜(さくら)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.暗い青
- イ.濃い緑
- ウ.淡い赤(淡赤)
- エ.鮮やかな黄
正解:ウ.淡い赤(淡赤)
解説:桜色は桜の花のような淡く明るい赤(淡赤)で、読みは「さくら」です。やわらかな印象の色です。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.3 桜色(さくらいろ):10RP 9/2.5、系統色名「ごくうすい紫みの赤」(基本色名 赤)
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問32.和色名「山吹(やまぶき)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄系
- イ.青系
- ウ.紫系
- エ.緑系
正解:ア.黄系
解説:山吹色はヤマブキの花のような鮮やかな黄、やや赤みのある黄系の色で、読みは「やまぶき」です。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.54 山吹色(やまぶきいろ):10YR 7.5/13、系統色名「あざやかな赤みの黄」(基本色名 黄) / #日常に色彩を -- COLOR YOUR LIFE 2022 Spring -- 色彩検定協会(春のテーマ色「山吹色」の解説) 春のテーマ色 山吹色(やまぶきいろ)の説明文
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問33.和色名「萌黄」の読みと、JIS Z 8102 の慣用色名に示される系統の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.もえき・黄緑系
- イ.もえぎ・緑系
- ウ.もえき・緑系
- エ.もえぎ・黄緑系
正解:エ.もえぎ・黄緑系
解説:萌黄は「もえぎ」と読みます。JIS Z 8102 の慣用色名では、萌黄は「つよい黄緑」(4GY 6.5/9)で、基本色名は黄緑です。なお、同じ読みの「もえぎ(萌葱)色」は「暗い緑」で別の色です。
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問34.和色名「浅葱」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.あさつき・赤系
- イ.せんじ・黄系
- ウ.うすき・紫系
- エ.あさぎ・青緑〜青系
正解:エ.あさぎ・青緑〜青系
解説:浅葱は「あさぎ」と読み、薄い葱の葉のような青緑〜明るい青系の色です。藍染の薄い色として知られます。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.93 浅葱色(あさぎいろ):2.5B 5/8、系統色名「あざやかな緑みの青」(基本色名 青)
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問35.和色名「縹」の読みと、JIS Z 8102 の慣用色名に示される系統の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.ひょう・青系
- イ.はなだ・青緑系
- ウ.はなだ・青系
- エ.ひょう・青緑系
正解:ウ.はなだ・青系
解説:縹は「はなだ」と読みます。JIS Z 8102 の慣用色名では、はなだ(縹)色は「つよい青」(3PB 4/7.5)で、基本色名は青です。
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問36.和色名「群青(ぐんじょう)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.青系
- ウ.黄緑系
- エ.茶系
正解:イ.青系
解説:群青は鮮やかで深い青系の色で、読みは「ぐんじょう」です。岩絵具の青色顔料に由来します。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.112 群青色(ぐんじょういろ):7.5PB 3.5/11、系統色名「こい紫みの青」(基本色名 青)
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問37.和色名「瑠璃」の読みと、JIS Z 8102 の慣用色名に示される系統の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.るり・青紫系
- イ.りゅうり・青系
- ウ.りゅうり・青紫系
- エ.るり・青系
正解:エ.るり・青系
解説:瑠璃は「るり」と読みます。JIS Z 8102 の慣用色名では、るり(瑠璃)色は「こい紫みの青」(6PB 3.5/11)で、紫みを帯びますが基本色名は青です。青紫の系統ではありません。
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問38.和色名「藍(あい)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.黄系
- ウ.紫系
- エ.青系
正解:エ.青系
解説:藍は藍染による濃く深い青系の色で、読みは「あい」です。ジャパンブルーとも称される日本の代表的な青です。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.101 藍色(あいいろ):2PB 3/5、系統色名「暗い青」(基本色名 青) / 色彩検定協会 #日常に色彩を COLOR YOUR LIFE 2022 Autumn(藍色の解説) 秋のテーマ色「藍色(あいいろ)」
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問39.和色名「藤(藤色)」の読みと、JIS Z 8102 の慣用色名に示される系統の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.とう・紫系
- イ.ふじ・青紫系
- ウ.ふじ・紫系
- エ.とう・青紫系
正解:イ.ふじ・青紫系
解説:藤は「ふじ」と読みます。JIS Z 8102 の慣用色名では、藤色は「明るい青紫」(10PB 6.5/6.5)で、基本色名は紫ではなく青紫です。
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問40.外来色名「バーミリオン(vermilion)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.赤系
- エ.紫系
正解:ウ.赤系
解説:バーミリオンは黄みを帯びた鮮やかな赤(朱色に近い赤系)で、辰砂に由来する顔料の名です。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.166 バーミリオン:6R 5.5/14、系統色名「あざやかな黄みの赤」(基本色名 赤) / #日常に色彩を -- COLOR YOUR LIFE 2022 Winter(色彩検定協会) 冬のテーマ色「バーミリオン」の説明
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問41.外来色名「スカーレット(scarlet)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄系
- イ.青系
- ウ.緑系
- エ.赤系
正解:エ.赤系
解説:スカーレットは、JIS Z 8102 の慣用色名で「あざやかな黄みの赤」(7R 5/14)とされる外来色名です。基本色名は赤なので、赤系の色です。
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問42.外来色名「カーマイン(carmine)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.緑系
- ウ.青系
- エ.黄系
正解:ア.赤系
解説:カーマインはコチニール(カイガラムシ)から得られる色素に由来する外来色名です。JIS Z 8102 の慣用色名では「あざやかな赤」(4R 4/14)で、基本色名は赤です(紫みの赤ではありません)。
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問43.外来色名「マゼンタ(magenta)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.赤紫系
- ウ.黄系
- エ.茶系
正解:イ.赤紫系
解説:マゼンタは鮮やかな赤紫系の色で、色の三原色の一つとしても知られます。
根拠: マゼンタとは? 意味や使い方 - コトバンク(色名がわかる辞典(講談社)ほか) 「色名がわかる辞典」の「マゼンタ」の項
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問44.外来色名「コバルトブルー(cobalt blue)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.緑系
- ウ.黄系
- エ.青系
正解:エ.青系
解説:コバルトブルーはコバルト顔料に由来する、鮮やかで深みのある青系の色名です。
根拠: コバルトブルー(こばるとぶるー)とは? 意味や使い方(デジタル大辞泉、日本国語大辞典、色名がわかる辞典ほか)- コトバンク デジタル大辞泉・色名がわかる辞典の各項目
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問45.外来色名「エメラルドグリーン(emerald green)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.赤系
- エ.黄系
正解:イ.緑系
解説:エメラルドグリーンは宝石のエメラルドにちなんだ色名で、JISの慣用色名では4G 6/8、つよい緑とされています。
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問46.外来色名「オリーブ(olive)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.赤系
- ウ.黄系
- エ.紫系
正解:ウ.黄系
解説:オリーブはオリーブの実にちなんだ色名で、JISの慣用色名では7.5Y 3.5/4、暗い緑みの黄とされています。緑に見えやすい色ですが、マンセル色相は黄(Y)です。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.206 オリーブ:7.5Y 3.5/4、系統色名「暗い緑みの黄」(基本色名 黄)
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問47.外来色名「カーキ(khaki)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄〜茶系
- イ.青系
- ウ.赤紫系
- エ.緑みの青系
正解:ア.黄〜茶系
解説:カーキは、くすんだ黄〜茶系の色の色名で、軍服などに用いられる。名前は「土ぼこり」を意味する語(もとウルドゥー語・ヒンディー語)に由来する。JIS の慣用色名では「カーキー」と書き、1YR 5/5.5、系統色名は「くすんだ黄赤」である。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.176 カーキー:1YR 5/5.5、系統色名「くすんだ黄赤」(基本色名 黄赤) / カーキ色(デジタル大辞泉・改訂新版 世界大百科事典ほか)- コトバンク デジタル大辞泉:「土ぼこりの意で、もとウルドゥー語」「軍服などに用いられる」/世界大百科事典:もとヒンディー語で〈ほこり〉の意、最初、軍服に使用された保護色
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問48.外来色名「セピア(sepia)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.茶系
- ウ.緑系
- エ.紫系
正解:イ.茶系
解説:セピアは、イカの墨から作る暗褐色の顔料(絵の具)の色で、暗い茶系の色名である。モノクロの古い写真が色あせて茶色っぽくなったことから、「セピア調」という言い方もある。JIS の慣用色名では 10YR 2.5/2、系統色名は「ごく暗い赤みの黄」である。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.196 セピア:10YR 2.5/2、系統色名「ごく暗い赤みの黄」(基本色名 黄) / セピア(デジタル大辞泉・色名がわかる辞典ほか)- コトバンク デジタル大辞泉:イカの墨を原料として製する暗褐色の顔料/色名がわかる辞典:モノクロの古い写真が色あせて茶色っぽくなったことから「セピア調」
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問49.外来色名「モーブ(mauve)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.赤紫系
- ウ.青系
- エ.青紫系
正解:エ.青紫系
解説:モーブは世界で最初につくられた合成染料の色に由来する色名で、JISの慣用色名では5P 4.5/9、系統色名は「つよい青紫」です。基本色名は青紫で、JISでは紫とは別の色相名として扱います。
根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.249 モーブ:5P 4.5/9、系統色名「つよい青紫」(基本色名 青紫)
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問50.慣用色名の付け方の説明として、最も適切なものはどれか。
- ア.マンセル記号の数値をそのまま読んで付ける
- イ.動植物・鉱物・染料・地名などの名前からとって付ける
- ウ.色から受ける印象を表す言葉(暖かい・軽い・やわらかいなど)を組み合わせて付ける
- エ.色彩の専門団体が流行色として発表した名前を、その年に使う
正解:イ.動植物・鉱物・染料・地名などの名前からとって付ける
解説:慣用色名は、茜色・群青色・カーキーのように、動植物・鉱物・染料・地名などの名前からとって付けられ、広く知られて日常的に使われるようになった色名である。暖かい・軽い・やわらかいなどの言葉は、色から受ける印象(色の心理的効果)を表すもので、色名の付け方ではない。流行色は時期ごとに選ばれて発表される色で、長く使われて定着した慣用色名とは別のものである。マンセル記号の数値は色を表す記号で、それを読んでも慣用色名にはならない。
根拠: 色名(プラスカラーズ) 固有色名の説明(身の回りにあるものや動物、鉱物、自然現象、顔料・染料の名前、人物や地名などからとられたもの)と、広く知られて日常的によく使われるようになったものを特に慣用色名と呼ぶ説明 / JIS Z 8102:2001 物体色の色名 3. 用語 b) 慣用色名、11.3 色名末尾の“色”の扱い方(慣用色名が動植物の名称・物質の名称・固有名詞などと紛らわしい場合) / 愛知県共済 インターネット公開文化講座「流行色のしくみ」 本文(インターカラーと春夏・秋冬の流行色選定の説明) / 同じ物が違って見える【不思議な色の心理的効果】(プラスカラーズ、色彩検定1級カラーコーディネーター監修、参考文献:色彩検定公式テキスト2020年改訂版) 暖色と寒色の節、および膨張色と収縮色の節の後の段落(柔らかい色と硬い色、軽い色と重い色)
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問51.景観を構成する要素のうち、人工要素に当たるものはどれか。
- ア.山や樹木
- イ.空や海
- ウ.土や岩
- エ.建築物・道路・橋などの構造物
正解:エ.建築物・道路・橋などの構造物
解説:景観は、山や樹木、空、海、土などの自然要素と、人がつくった建築物や道路、橋などの人工要素から構成されます。人工要素の色は、変化する自然要素の色との調和を考えて計画することが大切です。
根拠: 道路のデザイン ― 景観に配慮した道路附属物等ガイドライン(案)改定原稿(国土交通省) PDF p.8(沿道の建築物・広告・標識・照明を「人工的要素」とする記述) / 既存の景観施策の体系的なとりまとめと評価(国土交通省)第1章 1-1・1-3 景観構成要素と景観誘導に係る法令の関係整理 1-1 表「対象にした景観構成要素」、1-3