資格道場
📊 ログイン 無料登録

色彩検定2級「光と色・色の表示(マンセル表色系)」の出題ポイント解説

実際の色味の見分けは図版を伴うため、本ページでは用語・理論を中心に解説します。色の識別は公式テキスト併用を推奨します。色彩検定2級では3級の三属性・PCCSに加えて、光源と色の見え方(色温度・演色性・条件等色)、そしてマンセル表色系を中心とした表色系の体系を正確に理解することが求められます。記号の読み方と数値の意味を確実に押さえましょう。

※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず色彩検定協会(AFT) 公式情報でご確認ください。

光源と色の見え方

同じ物体でも、照らす光(光源)によって色の見え方は変わります。2級では光源の性質を表す用語が頻出です。

用語意味
色温度(しきおんど)光源の色みを温度(ケルビン K)で表したもの。低いほど赤みがかり、高いほど青みがかる
演色性(えんしょくせい)光源が物体の色をどれだけ自然に見せるかの性質
演色評価数(Ra)演色性を数値化した指標。基準光に近いほど数値が高く、最大は100
分光反射率物体が波長ごとにどれだけの割合の光を反射するかを表したもの。物体色を決める要因

光の波長ごとの分布を分光分布といい、物体の分光反射率と光源の分光分布の組み合わせで、私たちが見る物体色が決まります。

条件等色(メタメリズム)

条件等色(メタメリズム)とは、分光反射率の異なる2つの色が、ある特定の光源の下では同じ色に見える現象です。光源が変わると同じには見えなくなるため、色合わせでは注意が必要です。

マンセル表色系

2級で最重要となる表色系がマンセル表色系です。色を色相(Hue)・明度(Value)・彩度(Chroma)の3軸で表し、知覚的な等間隔性を重視して作られています。

属性記号内容
色相H(Hue)R・YR・Y・GY・G・BG・B・PB・P・RP の10色相を基本とし、各色相を10分割(計100)して表す
明度V(Value)0(黒)〜10(白)の段階で表す
彩度C(Chroma)無彩色軸からの距離。0から始まり、上限は色相により異なる

表記は「H V/C」の形式で書きます。たとえば5R 4/14は「色相5R・明度4・彩度14」を意味します。無彩色は彩度を持たないため、明度の前にN(Neutral)を付け、N5(明度5の灰色)のように表します。

マンセルの基本10色相は、5主要色相(赤R・黄Y・緑G・青B・紫P)と、その中間の5色相(黄赤YR・黄緑GY・青緑BG・青紫PB・赤紫RP)で構成されます。

顕色系と混色系

表色系は成り立ちによって大きく2つに分けられます。

PCCSとの対応・その他の表色系

3級で学んだPCCS(日本色研配色体系)は、色相を24に分け、明度と彩度をまとめたトーンで色をとらえる顕色系です。マンセルが「H V/C」で1色ずつ精密に表すのに対し、PCCSは配色のしやすさを重視している点が違いです。

表色系特徴
マンセル表色系顕色系。H V/C で表す。知覚的な等歩度を重視
PCCS顕色系。24色相+トーンで配色に向く
オストワルト表色系顕色系。色を「純色量・白色量・黒色量」の合計を一定として表す
XYZ表色系(CIE)混色系。三刺激値X・Y・Zで色を数値化し、xy色度図で色を平面上に表す

XYZ表色系では、色の鮮やかさや色みは色度図(xy色度図)上の位置で表され、図の周囲(スペクトル軌跡)に近いほど鮮やかな色になります。

この章を覚えるコツ

用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。次は色彩心理とユニバーサルデザインの章に進みましょう。

この章の理解を問題で確認しよう!
→ この章の一問一答75問に挑戦

この資格の関連記事

色彩検定2級の勉強法・おすすめ参考書【独学60〜120時間・3級からの上位】
色彩検定2級(色彩検定協会・文科省後援)の勉強法・参考書・学習スケジュールを解説。マンセル表色系・色彩調和論・色のユニバーサルデザイン・配色イメージ・景観色彩・慣用色名の分野別攻略法と60〜120時間の独学プラン、一部記述問題への備え、無料の一問一答375問の活用法を紹介します。
色彩検定2級の難易度と合格率【3級・UC級と比較】
色彩検定2級の難易度・合格率(約70%前後と言われる)を解説。一部記述を含むマークシート方式・満点の70%前後が合格基準。3級・UC級との難易度差、マンセル表色系や色彩調和論など分野別の難所、3級から2級へのステップアップ戦略を整理します。
色彩検定2級の申込方法と受験の流れ【受験資格なし・一部記述あり】
色彩検定2級の受験資格(年齢制限なし・3級未取得でも受験可)・申込方法・受験の流れを解説。個人受験と団体受験、検定料10,000円(2026年度・変動あり)、一部記述を含むマークシート方式70分、満点の70%前後の合格基準、当日の持ち物までを完全ガイドします。
色彩検定2級のよくある質問15選|勉強時間・3級併願・記述対策
色彩検定2級のよくある疑問15問を解決。受験資格・難易度・勉強時間の目安・3級との併願や飛び級・UC級との違い・独学で受かるか・公式テキストは必要か・一部記述問題の対策・マンセル表色系の覚え方・合格基準70%まで完全網羅します。
色彩検定2級の合格体験記【3級経由の学生・社会人・実務者の3モデルケース】
色彩検定2級の学習モデルケース3例。3級から進んだ学生(80時間)・キャリアアップの社会人(独学100時間)・実務のデザイナー(120時間)それぞれの学習期間・使用教材・マンセル表色系や色彩調和論の攻略・記述対策を一般的なモデルとして紹介します。
色彩検定の試験日程・申込スケジュール【2級・2026年度版】
色彩検定2級の試験日程を解説。夏期(6月ごろ)・冬期(11月ごろ)の年2回実施で、申込期間の目安、夏冬どちらを選ぶかの考え方、記述対策を含め合格から逆算した学習スケジュールを紹介します。確定日程は色彩検定協会の公式サイトでご確認ください。
色彩検定2級の過去問の傾向と対策【分野別頻出・記述対策】
色彩検定2級の過去問の傾向と対策を分野別に解説。公式過去問題集の入手法、マンセル表色系・色彩調和論・色のUD・配色イメージ・景観色彩・慣用色名の出題配分と頻出パターン、一部記述問題への備え、効率的な過去問演習の進め方を紹介します。
色彩検定2級の重要用語集|マンセル・調和論・UD・色名を解説
色彩検定2級で押さえたい重要用語を、色の表示と光(マンセル表色系・演色性・条件等色・XYZ表色系など)・心理と調和論とUD(色の恒常性・シュヴルール・ジャッドの4原理・色覚の多様性など)・配色イメージと応用と色名(イメージスケール・CMYK・JIS安全色・景観法・慣用色名など)の3カテゴリで読み付き解説。検索機能つきです。
色彩検定2級は就職・実務で役立つ?活かせる場面を解説
色彩検定2級が活かせる場面を解説。デザイン・アパレル・美容・建築/インテリア・広告/Web・景観/まちづくりなどで色彩設計や配色提案に活かせるほか、就活の自己PR、1級へのステップとして役立ちます。3級より実務寄りの色彩力が活きる具体的な場面を整理します。
色彩検定2級のおすすめ参考書・問題集【用途別の選び方】
色彩検定2級の独学合格に向けた参考書・問題集を用途別に紹介。公式テキスト2級編・公式過去問題集・分野別問題集の選び方を解説し、マンセル表色系や色彩調和論、一部記述問題に対応できる教材選びのポイントをまとめます。
色彩検定2級は独学?通信講座?学習法を比較
色彩検定2級の学習方法を比較。独学(公式テキスト+過去問・費用数千円)、通信講座、スクールを費用・サポート・向いている人で整理。マンセルや色彩調和論、記述対策をふまえ、3級の知識を土台に2級合格へ向けた最適な学習ルートの選び方を解説します。
色彩検定2級「色彩心理と色のユニバーサルデザイン」の出題ポイント解説
色彩検定2級「色彩心理と色のUD」の頻出ポイントを解説。色の恒常性・順応、各種対比と同化・補色残像・ハレーション・リープマン効果、視認性/明視性/誘目性/可読性、色覚の多様性(C/P/D/T型)・カラーユニバーサルデザイン・配慮の方法を用語中心に紹介します。
色彩検定2級「色彩調和論と配色技法」の出題ポイント解説
色彩検定2級「色彩調和論と配色技法」の頻出ポイントを解説。シュヴルールの同時対照、ジャッドの色彩調和の4原理、オストワルト・ムーン&スペンサーの調和論、ナチュラル/コンプレックスハーモニー、ビコロール・トリコロール・ドミナント・セパレーションなどの配色技法を紹介します。
色彩検定2級「配色イメージ・ビジュアル・ファッション」の出題ポイント解説
色彩検定2級「配色イメージ・ビジュアル・ファッション」の頻出ポイントを解説。トーンと感情効果・イメージスケール・SD法、ビジュアルデザインの誘目性と図と地、CMYK(印刷・減法)とRGB(ディスプレイ・加法)、JIS安全色、シーズンカラーや流行色(JAFCA)・パーソナルカラーを紹介します。
色彩検定2級「インテリア・景観色彩・慣用色名」の出題ポイント解説
色彩検定2級「インテリア・景観色彩・慣用色名」の頻出ポイントを解説。インテリアのベース/アソート/アクセントカラーと面積比・スタイル・照明、景観色彩(景観法・屋外広告物・外壁の低彩度)、慣用色名の体系と和色名・外来色名の読みと系統を紹介します。
無料登録で学習データを永続保存
今の記録はこの端末限定。無料の会員登録で、どの端末でもデータを引き継げます。
無料登録

他の資格にも挑戦しよう

🧯
消防設備士 乙種6類
300問 合格率38.5%
🌊
潜水士
340問 合格率80%
💥
危険物取扱者 丙種
314問 合格率50%
🔥
二級ボイラー技士
319問 合格率55%
第二種電気工事士
500問 合格率60%
💻
ITパスポート
500問 合格率50%