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色彩検定2級「色彩心理と色のユニバーサルデザイン」の出題ポイント解説

実際の色味の見分けは図版を伴うため、本ページでは用語・理論を中心に解説します。色の識別は公式テキスト併用を推奨します。色彩検定2級では3級で学んだ対比・同化に加え、色の恒常性や順応視認性・誘目性などの見えやすさ、そして2級で重視される色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン(CUD)を体系的に理解しましょう。

※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず色彩検定協会(AFT) 公式情報でご確認ください。

色の恒常性と順応

対比・同化と関連現象

3級でも学んだ対比・同化を、2級ではより細かく区別します。

現象内容
色相対比隣り合う色の影響で、色相がずれて見える
明度対比背景との明暗の差で、明るさが違って見える
彩度対比周囲の彩度の影響で、鮮やかさが違って見える
補色対比補色どうしを並べると、互いに鮮やかさが強調される
同化細かい色が混ざり合い、隣の色に近づいて見える(対比と逆の効果)
補色残像ある色を見続けた後、視線を移すと補色の残像が見える
ハレーション彩度の高い補色どうしの境界がちらついて見えにくくなる現象
リープマン効果明度差が小さい色どうしを隣り合わせると、境界が不明瞭でぼやけて見える現象

見えやすさ・伝わりやすさの指標

色の組み合わせが「どれだけ目立つか・読みやすいか」を表す用語です。2級では用語と意味の対応が頻出します。

指標意味
視認性対象の存在の見つけやすさ。背景との明度差が大きいほど高い
明視性対象の形や細部の見分けやすさ
誘目性意図せずとも目を引きつける度合い。暖色・高彩度が高い
識別性複数の対象を色で区別しやすい度合い
可読性文字や文章の読みやすさ。背景と文字の明度差が重要

色覚の多様性

2級で重視されるのが、色の見え方には個人差があるという色覚の多様性です。色覚のタイプは次のように分類されます。

特徴
C型一般的な色覚(多数派)
P型(1型)L錐体(長波長)の働きが弱い・欠ける。赤の感じ方に違い
D型(2型)M錐体(中波長)の働きが弱い・欠ける。緑の感じ方に違い
T型(3型)S錐体(短波長)の働きが弱い・欠ける。まれな型

P型・D型では、赤と緑、オレンジと黄緑などの組み合わせが区別しにくくなる場合があります。

カラーユニバーサルデザイン(CUD)

できるだけ多くの人に情報が正しく伝わるよう色を配慮する考え方をカラーユニバーサルデザイン(CUD)、誰もが使いやすい色使いをカラーバリアフリーといいます。配慮の代表的な方法は次のとおりです。

この章を覚えるコツ

用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。次は色彩調和論と配色技法の章に進みましょう。

この章の理解を問題で確認しよう!
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