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色彩検定2級「配色イメージ・ビジュアル・ファッション」の出題ポイント解説

実際の色味の見分けは図版を伴うため、本ページでは用語・理論を中心に解説します。色の識別は公式テキスト併用を推奨します。色彩検定2級では、トーンと感情効果・イメージスケールといった配色イメージ、誘目性や図と地・印刷と表示の混色・安全色などのビジュアルデザイン、そしてシーズンカラーや流行色・パーソナルカラーのファッション分野を横断的に学びます。

※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず色彩検定協会(AFT) 公式情報でご確認ください。

配色イメージとトーンの感情効果

色やトーンは見る人に特定の印象(イメージ)を与えます。2級ではトーンと感情効果の対応、イメージ語の分類が問われます。

トーン系統与えるイメージ
ビビッド(鮮やか)派手・活動的・力強い・刺激的
ペール・ライト(明るく淡い)やさしい・かわいい・軽い・清潔
ダル(にごった中間)落ち着いた・渋い・大人っぽい・地味
ダーク(暗い)重厚・高級・伝統的・男性的

暖色系・高彩度は「暖かい・進出的・興奮」、寒色系・低彩度は「涼しい・後退的・沈静」といった感情効果をもちます。

イメージスケールとSD法

色や配色がもつイメージを評価・整理する方法も2級で扱われます。

用語内容
イメージ語「ナチュラル」「エレガント」「ダイナミック」など、配色の印象を表す言葉
イメージスケール色や配色のイメージを「暖かい-冷たい」「やわらかい-かたい」などの軸でマップ上に位置づけたもの
SD法(意味微分法)「明るい-暗い」「派手-地味」など反対の形容詞対を尺度に使い、印象を数値的に評価する手法

ビジュアルデザインと見えやすさ

ビジュアルデザインでは、情報を見つけやすく・伝わりやすくする色の働きが重要です。

用語内容
誘目性意図せずとも目を引きつける度合い。赤などの暖色・高彩度が高い
視認性対象の見つけやすさ。背景との明度差が大きいほど高い
図と地注目される対象(図)と背景(地)の関係。図と地の明度差が大きいほど図が際立つ

印刷と表示の混色

色を再現する方法によって、混色の仕組みが異なります。2級では加法・減法とCMYK・RGBの対応が頻出です。

方式原色混色の種類特徴
印刷(カラー印刷)C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)+K(黒)減法混色色を重ねるほど暗くなる。理論上CMYで黒に近づくが、引き締めにKを加える
ディスプレイ(画面)R(赤)・G(緑)・B(青)加法混色光を重ねるほど明るくなり、RGBすべてで白になる

印刷では網点の大きさで濃淡を表現する網点(あみてん)が使われ、CMYの3色だけでは沈んだ黒になりやすいため黒インク(K)を加えてプロセスカラー(4色)とします。

安全色とピクトグラム

公共空間や産業現場では、色の意味をJISで標準化しています。2級では安全色の色と意味の対応が問われます。

安全色主な意味
防火・禁止・停止・高度の危険
黄赤(オレンジ)危険・航海/航空の保安施設
注意・警告
安全状態・進行・救護・避難
指示・誘導
赤紫放射能

ピクトグラム(絵文字・図記号)は、言語によらず情報を伝える図記号で、安全色やコントラストと組み合わせて使われます。色だけに頼らず形で伝える点はカラーユニバーサルデザインの考え方とも共通します。

ファッションと流行色

ファッション分野では、季節・流行・個人に合わせた色の使い分けを学びます。

用語内容
シーズンカラー春夏秋冬など季節に応じて好まれる色・展開される色の傾向
流行色(トレンドカラー)シーズンごとに提案・予測される色。日本ではJAFCA(日本流行色協会)が国際的な流行色情報をもとに選定・発信する
パーソナルカラーその人の肌・髪・瞳の色に調和し、似合う色のこと。スプリング・サマー・オータム・ウィンターの4タイプ分類が代表的

流行色は実際の販売シーズンより前に提案されるのが特徴で、JAFCAは国際流行色委員会などの情報をふまえて日本の流行色を発表します。

この章を覚えるコツ

用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。次はインテリア・景観色彩・慣用色名の章に進みましょう。

この章の理解を問題で確認しよう!
→ この章の一問一答75問に挑戦

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