色彩検定2級 全分野の一問一答
📖 色彩検定2級「全分野」の全375問と解説(一覧)
色彩検定2級の全分野に関する一問一答(全375問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.フランスの化学者で、ゴブラン織工場での経験をもとに「同時対照の法則」を体系化し、色彩調和論の基礎を築いた人物は誰か。
- ア.ムーン&スペンサー
- イ.オストワルト
- ウ.シュヴルール
- エ.ジャッド
正解:ウ.シュヴルール
解説:シュヴルール(M.E.シュヴルール)はゴブラン織染色工場の管理者として、隣り合う色が互いに影響し合う同時対照現象を研究し、色彩調和の法則を提唱しました。
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問2.色彩調和の4原理として「秩序・なじみ・類似性・明瞭性」を整理し、調和の条件を体系化したアメリカの色彩学者は誰か。
- ア.ジャッド
- イ.マンセル
- ウ.シュヴルール
- エ.イッテン
正解:ア.ジャッド
解説:ジャッド(D.B.ジャッド)は過去の調和論を分析し、秩序・なじみ(親近性)・類似性(共通性)・明瞭性(非あいまい性)の4原理にまとめました。
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問3.ジャッドが示した色彩調和の4原理に含まれないものはどれか。
- ア.なじみの原理
- イ.対比の原理
- ウ.秩序の原理
- エ.類似性の原理
正解:イ.対比の原理
解説:ジャッドの4原理は秩序の原理・なじみの原理・類似性の原理・明瞭性の原理です。「対比の原理」は4原理には含まれません。
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問4.ジャッドの4原理のうち、色立体上で規則的・幾何学的な関係にある色同士は調和するという原理はどれか。
- ア.秩序の原理
- イ.類似性の原理
- ウ.なじみの原理
- エ.明瞭性の原理
正解:ア.秩序の原理
解説:秩序の原理は、色空間上で等間隔や規則的・幾何学的な関係に基づいて選んだ色は調和しやすいという考え方です。
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問5.ジャッドの4原理のうち、自然界で見慣れた色の見え方に従う配色は調和するという原理はどれか。
- ア.なじみの原理
- イ.類似性の原理
- ウ.明瞭性の原理
- エ.秩序の原理
正解:ア.なじみの原理
解説:なじみ(親近性)の原理は、自然界の光と影による色の変化など、見慣れた色の組み合わせは調和して感じられるという考え方です。
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問6.ジャッドの4原理のうち、色相やトーンなどに共通する性質を持つ色同士は調和するという原理はどれか。
- ア.秩序の原理
- イ.明瞭性の原理
- ウ.なじみの原理
- エ.類似性の原理
正解:エ.類似性の原理
解説:類似性(共通性)の原理は、色相・明度・彩度・トーンなどに共通要素を持つ色は調和しやすいという考え方です。
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問7.ジャッドの4原理のうち、配色する色同士の関係があいまいでなくはっきりしていると調和するという原理はどれか。
- ア.秩序の原理
- イ.なじみの原理
- ウ.類似性の原理
- エ.明瞭性の原理
正解:エ.明瞭性の原理
解説:明瞭性(非あいまい性)の原理は、色相差や明度差などがあいまいでなく明確であるほど調和して見えるという考え方です。
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問8.ジャッドの4原理で「明瞭性の原理」は、別の言い方では何の原理と呼ばれるか。
- ア.親近性の原理
- イ.共通性の原理
- ウ.秩序の原理
- エ.非あいまい性の原理
正解:エ.非あいまい性の原理
解説:明瞭性の原理は、色の関係があいまいでないことを重視するため「非あいまい性の原理」とも呼ばれます。
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問9.ジャッドの4原理で「なじみの原理」は、別の言い方では何の原理と呼ばれるか。
- ア.秩序の原理
- イ.共通性の原理
- ウ.親近性の原理
- エ.非あいまい性の原理
正解:ウ.親近性の原理
解説:なじみの原理は、人が見慣れて親しみを感じる色の組み合わせを重視するため「親近性の原理」とも呼ばれます。
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問10.シュヴルールが提唱した、隣り合う色が互いの色相・明度に影響を及ぼし合う現象を何というか。
- ア.色の恒常性
- イ.色順応
- ウ.同時対照
- エ.継時対照
正解:ウ.同時対照
解説:同時対照は、隣接する色同士が互いに影響して、実際とは異なって見える現象です。シュヴルールはこれを色彩調和論の中心に据えました。
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問11.シュヴルールの調和論において、全体を一つの色味が支配することで統一感を生む調和を何というか。
- ア.支配(ドミナント)の調和
- イ.補色対の調和
- ウ.分裂補色の調和
- エ.明度対比の調和
正解:ア.支配(ドミナント)の調和
解説:シュヴルールは、全体に同系の色光や色味を行きわたらせて統一する「支配(ドミナント)の調和」を提唱しました。
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問12.シュヴルールが示した調和の分類で、近い色相同士を組み合わせて穏やかな統一感を得る調和を何というか。
- ア.支配の調和
- イ.同時対照の調和
- ウ.対立(対比)の調和
- エ.隣接(類似)の調和
正解:エ.隣接(類似)の調和
解説:シュヴルールは隣接する色相を組み合わせる「隣接(類似)の調和」を、まとまりのある穏やかな調和として位置づけました。
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問13.色彩調和論で「ドミナント」という語が意味するものとして最も適切なものはどれか。
- ア.対比する
- イ.分離する
- ウ.反復する
- エ.支配する・優勢である
正解:エ.支配する・優勢である
解説:ドミナント(dominant)は「支配する」の意で、ある色味やトーンが全体を支配して統一感を与えることを指します。
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問14.明度・彩度を二次元の図で表す「色の調和を幾何学的に扱える混色系」を考案し、調和論を展開したドイツの化学者は誰か。
- ア.ニュートン
- イ.オストワルト
- ウ.マンセル
- エ.シュヴルール
正解:イ.オストワルト
解説:オストワルト(W.オストワルト)は白・黒・純色の量比で色を表す表色系を作り、等価値系列や等白系列などの規則的な調和を提唱しました。
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問15.オストワルトの調和論で、白色量と黒色量が等しい色を結んだ系列を何というか。
- ア.補色系列
- イ.等色相系列
- ウ.等価値系列
- エ.無彩色系列
正解:ウ.等価値系列
解説:オストワルト表色系では、純色量だけが異なり白量・黒量が等しい色をつないだ「等価値系列」が調和すると考えました。
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問16.オストワルトの調和論で、含まれる白色量が等しい色をつないだ系列を何というか。
- ア.等価値系列
- イ.等白系列
- ウ.補色系列
- エ.等黒系列
正解:イ.等白系列
解説:オストワルト表色系では白量が一定の色をつないだ「等白系列」が秩序ある調和を生むとされました。
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問17.オストワルト表色系で色を構成する3要素の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.赤・緑・青
- イ.色相・トーン・面積
- ウ.純色量・白色量・黒色量
- エ.色相・明度・彩度
正解:ウ.純色量・白色量・黒色量
解説:オストワルト表色系は、純色量・白色量・黒色量の3要素の混合比で色を規定します。3要素の合計は常に100%です。
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問18.色彩調和を「調和の領域」と「あいまいの領域」に分けて定量的に扱おうとした調和論を提唱した人物(組)は誰か。
- ア.ジャッド
- イ.シュヴルール
- ウ.ムーン&スペンサー
- エ.オストワルト
正解:ウ.ムーン&スペンサー
解説:ムーン&スペンサーは、色立体上の距離をもとに調和の領域と不調和(あいまい)の領域を数量的に区分する調和論を提唱しました。
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問19.ムーン&スペンサーの調和論で、調和でも不調和でもなく中途半端で好ましくないとされた領域を何というか。
- ア.調和の領域
- イ.対比の領域
- ウ.秩序の領域
- エ.あいまいの領域
正解:エ.あいまいの領域
解説:ムーン&スペンサーは色差が小さすぎたり中途半端な範囲を「あいまいの領域」とし、これを避けることを重視しました。
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問20.ムーン&スペンサーの調和論の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.色の心理効果を統計調査した
- イ.色立体上の距離関係で調和を数量的に扱った
- ウ.ゴブラン織の染色実験から導いた
- エ.自然界の配色を分類した
正解:イ.色立体上の距離関係で調和を数量的に扱った
解説:ムーン&スペンサーは色立体上の幾何学的な距離関係を用いて、調和とあいまいの領域を数量的に整理した点が特徴です。
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問21.自然界で見られる、黄みに近い色ほど明るく、青紫みに近い色ほど暗いという明度関係に従った調和を何というか。
- ア.カマイユ
- イ.ナチュラルハーモニー
- ウ.コンプレックスハーモニー
- エ.トーンオントーン
正解:イ.ナチュラルハーモニー
解説:ナチュラルハーモニーは、色相のもつ自然な明度(黄が明るく青紫が暗い)に従った配色で、自然で落ち着いた印象になります。
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問22.ナチュラルハーモニーとは逆に、黄みの色を暗く、青紫みの色を明るくするなど自然の明度関係に反した配色を何というか。
- ア.トーナル
- イ.ドミナントカラー
- ウ.コンプレックスハーモニー
- エ.ナチュラルハーモニー
正解:ウ.コンプレックスハーモニー
解説:コンプレックスハーモニーは自然の明度感に逆らった配色で、複雑で人工的・現代的な印象を与えます。
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問23.ナチュラルハーモニーで「明るく」配置されるのは、おおむねどの色相に近い側か。
- ア.赤に近い側
- イ.緑に近い側
- ウ.黄に近い側
- エ.青紫に近い側
正解:ウ.黄に近い側
解説:自然界では黄に近い色ほど明るく見えるため、ナチュラルハーモニーでは黄みの側を明るくします。
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問24.色みを手がかりにした配色で、色相環上で同じか隣り合うものを中心にまとめる配色技法はどれか。
- ア.同一・隣接色相配色
- イ.対照色相配色
- ウ.三角配色
- エ.補色色相配色
正解:ア.同一・隣接色相配色
解説:同一・隣接色相による配色は色相差が小さく、まとまりや穏やかさを表現する基本技法です。
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問25.PCCSの色相環で、ある色相とその反対側にある色相を組み合わせる配色を何というか。
- ア.類似色相配色
- イ.同一色相配色
- ウ.補色色相配色
- エ.ドミナントカラー配色
正解:ウ.補色色相配色
解説:補色色相配色は色相環で正反対に位置する色を組み合わせるため、対比が強くメリハリのある印象になります。
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問26.トーンを手がかりにした配色のうち、色相を変化させながら同一または類似のトーンでまとめる配色はどれか。
- ア.トーンオントーン
- イ.トーナル
- ウ.カマイユ
- エ.トーンイントーン
正解:エ.トーンイントーン
解説:トーンイントーンは、色相は変えてもトーン(明度・彩度の調子)をそろえることで統一感を出す配色です。
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問27.同一または類似の色相を保ったまま、明度差を大きくつけてトーンを変化させる配色技法はどれか。
- ア.ビコロール
- イ.トーンイントーン
- ウ.セパレーション
- エ.トーンオントーン
正解:エ.トーンオントーン
解説:トーンオントーンは「トーンの上にトーンを重ねる」の意で、色相をそろえつつ明度差を大きくとった配色です。
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問28.「トーンオントーン」配色を構成する基本的な考え方として正しいものはどれか。
- ア.色相差を大きく明度をそろえる
- イ.補色を必ず用いる
- ウ.同系色相で明度差を大きくとる
- エ.無彩色だけで構成する
正解:ウ.同系色相で明度差を大きくとる
解説:トーンオントーンは色相をそろえ(同系色相)、明度差を大きくとってトーンに変化をつける配色です。
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問29.中明度・中彩度の地味で濁ったトーンを中心に、落ち着いた印象でまとめる配色を何というか。
- ア.ビビッド配色
- イ.トーナル
- ウ.ペールトーン配色
- エ.ビコロール
正解:イ.トーナル
解説:トーナルは英語のtone(調子)に由来し、ダル系など中間的で濁ったトーンを基調とする穏やかで落ち着いた配色です。
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問30.同一色相内で、ごくわずかな色味やトーンの違いだけで構成し、霧がかかったような曖昧で上品な印象をつくる配色を何というか。
- ア.フォカマイユ
- イ.ビコロール
- ウ.トリコロール
- エ.カマイユ
正解:エ.カマイユ
解説:カマイユ配色は、色相・トーンの差がごく小さく、一見一色のように見える微妙な配色で、上品で曖昧な雰囲気を持ちます。
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問31.カマイユよりもやや色相差・トーン差を広げ、カマイユに近いがもう少し変化を感じさせる配色を何というか。
- ア.トーナル
- イ.フォカマイユ
- ウ.カマイユ
- エ.ドミナントトーン
正解:イ.フォカマイユ
解説:フォカマイユ(faux camaïeu=偽のカマイユ)は、カマイユよりわずかに差を大きくした、ぼんやりした上品な配色です。
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問32.2色を組み合わせて構成する配色を何というか。
- ア.ビコロール
- イ.モノクロマティック
- ウ.トリコロール
- エ.ドミナント
正解:ア.ビコロール
解説:ビコロール(bicolore)は2色配色を指します。フランス語のbi(2)+colore(色)に由来し、明快ではっきりした印象です。
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問33.3色を組み合わせて構成する配色を何というか。
- ア.ビコロール
- イ.トリコロール
- ウ.カマイユ
- エ.トーナル
正解:イ.トリコロール
解説:トリコロール(tricolore)は3色配色を指します。フランス国旗のような明快で力強い対比が特徴です。
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問34.「トリコロール配色」の語源として正しい説明はどれか。
- ア.ラテン語で対比を意味する
- イ.フランス語で3色を意味する
- ウ.ドイツ語で調和を意味する
- エ.英語で混色を意味する
正解:イ.フランス語で3色を意味する
解説:トリコロールはフランス語で「3色」を意味し、3色(特に明快な対比をもつ3色)で構成する配色を指します。
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問35.特定の色味を全体に行きわたらせて支配的にし、統一感をつくる配色技法を何というか。
- ア.セパレーション
- イ.アクセントカラー
- ウ.ドミナントカラー
- エ.ドミナントトーン
正解:ウ.ドミナントカラー
解説:ドミナントカラーは、共通の色相(色味)を全体に効かせて支配させることで、まとまりのある統一感を生む配色です。
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問36.色相は自由に変化させつつ、特定のトーンを全体に共通させて統一感を出す配色技法を何というか。
- ア.カマイユ
- イ.ドミナントトーン
- ウ.ドミナントカラー
- エ.トリコロール
正解:イ.ドミナントトーン
解説:ドミナントトーンは、共通のトーンを全体に支配させることでまとまりを生む配色で、色相は多様でもよいのが特徴です。
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問37.ドミナントカラー配色とドミナントトーン配色の違いとして正しいものはどれか。
- ア.カラーは色相を、トーンはトーンを共通させる
- イ.カラーは2色、トーンは3色配色を指す
- ウ.カラーは無彩色、トーンは有彩色を使う
- エ.両者は全く同じ意味である
正解:ア.カラーは色相を、トーンはトーンを共通させる
解説:ドミナントカラーは共通の色相(色味)で、ドミナントトーンは共通のトーンで全体を支配する点が異なります。
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問38.全体的にまとまった配色の中に、目立つ色を少量加えて引き締める技法を何というか。
- ア.アクセントカラー
- イ.ドミナントカラー
- ウ.グラデーション
- エ.レピティション
正解:ア.アクセントカラー
解説:アクセントカラーは、地味で単調になりがちな配色に小面積の対照的な色を加え、変化と強調を与える技法です。
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問39.アクセントカラーを効果的に用いるための条件として最も適切なものはどれか。
- ア.必ず無彩色を用いる
- イ.大面積でベースと類似した色を用いる
- ウ.小面積でベースと対照的な色を用いる
- エ.ベース全体と同じ面積にする
正解:ウ.小面積でベースと対照的な色を用いる
解説:アクセントカラーは、ベースと対照的(色相・明度・彩度などで差が大きい)で、面積を小さくすることで効果を発揮します。
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問40.配色した色同士がなじみすぎたり対比が強すぎる場合に、間に別の色を挟んで関係を調整する技法を何というか。
- ア.グラデーション
- イ.アクセントカラー
- ウ.レピティション
- エ.セパレーション
正解:エ.セパレーション
解説:セパレーションは、色と色の境界に無彩色や金銀などを挟み、なじみすぎ・対比しすぎの関係を分離・調整する技法です。
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問41.セパレーションに用いるセパレーションカラーとして特によく使われる色はどれか。
- ア.白・黒・グレーなどの無彩色
- イ.必ず原色の赤
- ウ.補色のみ
- エ.蛍光色のみ
正解:ア.白・黒・グレーなどの無彩色
解説:セパレーションには白・黒・グレーなどの無彩色や金・銀がよく用いられ、隣接する色の関係を整えます。
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問42.色相・明度・彩度などを段階的に少しずつ変化させ、連続的なつながりを表現する配色技法を何というか。
- ア.セパレーション
- イ.レピティション
- ウ.グラデーション
- エ.ビコロール
正解:ウ.グラデーション
解説:グラデーションは、色を一定方向へ規則的・段階的に変化させ、リズムと連続性のある秩序だった印象を与える技法です。
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問43.グラデーション配色が生み出す主な効果として最も適切なものはどれか。
- ア.完全な単調さ
- イ.連続的でなめらかなリズムと秩序
- ウ.色の分離による独立性
- エ.強い対比による緊張感
正解:イ.連続的でなめらかなリズムと秩序
解説:グラデーションは段階的変化により、なめらかで連続的なリズムと秩序のある統一感を生み出します。
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問44.いくつかの色やまとまりを繰り返し配置することで、リズムと統一感を生む配色技法を何というか。
- ア.セパレーション
- イ.レピティション
- ウ.アクセントカラー
- エ.グラデーション
正解:イ.レピティション
解説:レピティション(repetition=反復)は、同じ配色単位を繰り返すことで、まとまりとリズム感を与える技法です。
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問45.「レピティション」という語が意味するものとして正しいものはどれか。
- ア.分離
- イ.段階変化
- ウ.反復・繰り返し
- エ.支配
正解:ウ.反復・繰り返し
解説:レピティション(repetition)は「反復・繰り返し」の意で、同じ配色のまとまりを繰り返すことを指します。
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問46.色相環上で隣り合う色相同士を用いる配色は、一般にどのような印象を与えるか。
- ア.穏やかでまとまりのある印象
- イ.常に派手で刺激的な印象
- ウ.強く緊張した印象
- エ.ばらばらで散漫な印象
正解:ア.穏やかでまとまりのある印象
解説:隣接色相配色は色相差が小さいため、穏やかでまとまりのある落ち着いた印象になります。
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問47.色相環上で正反対の補色同士を用いる配色は、一般にどのような印象を与えるか。
- ア.対比が強くダイナミックな印象
- イ.無彩色のような印象
- ウ.曖昧でぼんやりした印象
- エ.ごく穏やかで地味な印象
正解:ア.対比が強くダイナミックな印象
解説:補色配色は色相差が最大となるため、対比が強く、メリハリのあるダイナミックな印象になります。
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問48.無彩色(白・黒・グレー)だけ、または無彩色を基調にした配色の特徴として正しいものはどれか。
- ア.彩度差で構成される
- イ.色相対比が非常に強い
- ウ.必ず派手な印象になる
- エ.明度差で構成され洗練された印象になる
正解:エ.明度差で構成され洗練された印象になる
解説:無彩色配色は色みを持たず、明度差だけで構成されるため、洗練された落ち着きやモダンな印象を与えます。
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問49.配色を計画する際、最初に決めるべき基本的な事項として最も適切なものはどれか。
- ア.セパレーションカラー
- イ.配色の目的・イメージと基調色
- ウ.印刷インキの種類
- エ.アクセントカラーの面積
正解:イ.配色の目的・イメージと基調色
解説:配色は、目的やイメージ(コンセプト)を定め、それに合う基調色(ベースカラー)を決めてから展開するのが基本手順です。
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問50.配色における「ベースカラー」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.境界に挟む分離色
- イ.ごく小面積の強調色
- ウ.補色対の片方
- エ.最も広い面積を占める基調色
正解:エ.最も広い面積を占める基調色
解説:ベースカラーは配色の中で最も広い面積を占める基調となる色で、全体の印象を方向づけます。
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問51.配色における「アソートカラー」(中間色)の役割として最も適切なものはどれか。
- ア.無彩色専用の分離色
- イ.最小面積の強調色
- ウ.最大面積の基調色
- エ.ベースを補助し全体をまとめる中面積の色
正解:エ.ベースを補助し全体をまとめる中面積の色
解説:アソートカラーは、ベースカラーを補助しアクセントとの橋渡しをする、中間的な面積の色です。
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問52.配色の評価を行う際の観点として最も適切でないものはどれか。
- ア.統一感とアクセントのバランス
- イ.使用するインキの価格が安いか
- ウ.用いた配色技法が適切か
- エ.目的やイメージに合っているか
正解:イ.使用するインキの価格が安いか
解説:配色評価は、目的との適合・統一感・変化やアクセント・配色技法の妥当性などで行います。インキの価格は配色の良否評価の観点ではありません。
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問53.類似色相・類似トーンでまとめた配色を、より引き締めたい場合に有効な技法はどれか。
- ア.色数を1色に減らす
- イ.アクセントカラーを加える
- ウ.全体を無彩色に置き換える
- エ.さらに類似色を増やす
正解:イ.アクセントカラーを加える
解説:なじみすぎて単調なときは、対照的な色を小面積で加えるアクセントカラーが引き締めに有効です。
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問54.対比が強すぎてちらつく配色を落ち着かせたい場合に有効な技法はどれか。
- ア.彩度を最大にする
- イ.補色をさらに加える
- ウ.セパレーションを用いる
- エ.アクセントを増やす
正解:ウ.セパレーションを用いる
解説:強すぎる対比には、境界に無彩色などを挟むセパレーションで関係をやわらげる方法が有効です。
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問55.オストワルトの調和論の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.自然界の明度に従えば調和する
- イ.同時対照のみで調和を説明する
- ウ.表色系上で規則的に選んだ色は調和する
- エ.色立体の距離で調和を数量化する
正解:ウ.表色系上で規則的に選んだ色は調和する
解説:オストワルトは、表色系上で規則的(等価値系列・等白系列など)に選んだ色は秩序があり調和するという立場をとりました。
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問56.シュヴルールの調和論の中心となる現象「同時対照」の説明として正しいものはどれか。
- ア.暗所で色が見えにくくなる
- イ.照明変化に色が順応する
- ウ.隣り合う色を同時に見て互いに影響し合う
- エ.時間差で残像として見える
正解:ウ.隣り合う色を同時に見て互いに影響し合う
解説:同時対照は、隣り合う色を同時に見たときに互いの色相・明度・彩度が影響し合い、異なって見える現象です。
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問57.ジャッドの「類似性の原理」と最も関連が深い配色技法はどれか。
- ア.ドミナントトーン
- イ.補色対比のみの配色
- ウ.セパレーション
- エ.完全な無秩序配色
正解:ア.ドミナントトーン
解説:類似性(共通性)の原理は共通要素で調和させる考え方で、色相やトーンを共通させるドミナント系配色やトーンイントーンと結びつきます。
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問58.ジャッドの「秩序の原理」と最も関連が深い配色技法はどれか。
- ア.ランダムな配色
- イ.補色の単独使用
- ウ.曖昧なカマイユ
- エ.グラデーション
正解:エ.グラデーション
解説:秩序の原理は色空間上で規則的に色を選ぶ考え方で、段階的・規則的に変化させるグラデーションと結びつきます。
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問59.ナチュラルハーモニーが「自然」と感じられる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.自然界の色相と明度の関係に従っているから
- イ.色数が必ず多いから
- ウ.無彩色を含むから
- エ.必ず補色を含むから
正解:ア.自然界の色相と明度の関係に従っているから
解説:自然界では黄に近い色ほど明るく青紫に近い色ほど暗く見えるため、その明度関係に従う配色が自然に感じられます。
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問60.コンプレックスハーモニーが与える印象として最も適切なものはどれか。
- ア.完全に単調な印象
- イ.無彩色のような印象
- ウ.人工的・現代的で複雑な印象
- エ.素朴で自然な印象
正解:ウ.人工的・現代的で複雑な印象
解説:コンプレックスハーモニーは自然の明度関係に逆らうため、複雑で人工的・現代的・個性的な印象を与えます。
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問61.カマイユ配色とフォカマイユ配色の違いとして最も適切なものはどれか。
- ア.フォカマイユは無彩色のみ
- イ.フォカマイユのほうが色相・トーン差がやや大きい
- ウ.両者は全く同じ
- エ.カマイユは必ず補色を含む
正解:イ.フォカマイユのほうが色相・トーン差がやや大きい
解説:カマイユはごく微妙な差、フォカマイユ(偽カマイユ)はそれよりやや色相・トーンの差を広げた配色である点が異なります。
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問62.ビコロール配色・トリコロール配色に共通する一般的な特徴はどれか。
- ア.色数が非常に多い
- イ.必ず曖昧でぼんやりする
- ウ.必ず無彩色を含む
- エ.少ない色数で明快・力強い印象になる
正解:エ.少ない色数で明快・力強い印象になる
解説:ビコロール(2色)・トリコロール(3色)は、明快で対比のはっきりした、力強くわかりやすい印象が共通の特徴です。
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問63.トーナル配色が用いる中心的なトーンとして最も適切なものはどれか。
- ア.高明度のペールトーンのみ
- イ.高彩度のビビッドトーンのみ
- ウ.無彩色のみ
- エ.中明度・中彩度のダル系トーン
正解:エ.中明度・中彩度のダル系トーン
解説:トーナル配色は、ダルトーンを中心とした中明度・中彩度の濁った穏やかなトーンを基調とします。
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問64.配色の「リピート(反復)」によってリズムを生む技法と最も近いものはどれか。
- ア.アクセントカラー
- イ.セパレーション
- ウ.ドミナントトーン
- エ.レピティション
正解:エ.レピティション
解説:反復によってリズムや統一感を生むのはレピティションで、同じ配色単位を繰り返す技法です。
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問65.グラデーション配色において変化させることができる属性として適切でないものはどれか。
- ア.明度
- イ.彩度
- ウ.色相
- エ.印刷部数
正解:エ.印刷部数
解説:グラデーションは色相・明度・彩度などを段階的に変化させます。「印刷部数」は色の属性ではなく対象外です。
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問66.ドミナントカラー配色が成立する条件として最も適切なものはどれか。
- ア.共通の色相を全体に効かせる
- イ.必ず2色だけで構成する
- ウ.トーンだけを共通させる
- エ.無彩色のみで構成する
正解:ア.共通の色相を全体に効かせる
解説:ドミナントカラーは、共通の色相(色味)を全体に行きわたらせて支配させることで成立します。
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問67.配色技法のうち、「色と色の間に別の色を挟んで関係を調整する」のが目的のものはどれか。
- ア.レピティション
- イ.ドミナントカラー
- ウ.セパレーション
- エ.グラデーション
正解:ウ.セパレーション
解説:セパレーションは境界に分離色を挟み、なじみすぎ・対比しすぎを調整する技法です。
-
問68.シュヴルール・ジャッド・オストワルト・ムーン&スペンサーのうち、調和を「数量的・幾何学的に」扱おうとした点で代表的なのはどれか。
- ア.ムーン&スペンサー
- イ.イッテン
- ウ.ジャッド
- エ.シュヴルール
正解:ア.ムーン&スペンサー
解説:ムーン&スペンサーは色立体上の距離をもとに調和とあいまいの領域を数量的・幾何学的に区分した点で代表的です。
-
問69.次の調和論者と理論内容の組み合わせのうち、正しいものはどれか。
- ア.シュヴルール ― 同時対照の調和
- イ.オストワルト ― 4原理
- ウ.ムーン&スペンサー ― ゴブラン織の調和
- エ.ジャッド ― 同時対照の法則
正解:ア.シュヴルール ― 同時対照の調和
解説:シュヴルールは同時対照と支配・隣接などの調和を提唱しました。ジャッドの4原理やムーン&スペンサーのあいまい領域と取り違えないようにします。
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問70.色彩調和論の提唱者とその理論内容の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア.ジャッド ― 色彩調和の4原理
- イ.シュヴルール ― 等価値系列の調和
- ウ.ムーン&スペンサー ― なじみの原理
- エ.オストワルト ― 同時対照の調和
正解:ア.ジャッド ― 色彩調和の4原理
解説:ジャッドは秩序・なじみ・類似性・明瞭性の4原理を提唱しました。シュヴルールやオストワルトの理論と混同しないようにします。
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問71.調和論者と理論の対応として、正しい組み合わせはどれか。
- ア.シュヴルール ― あいまいの領域
- イ.オストワルト ― 等価値系列・等白系列の調和
- ウ.ムーン&スペンサー ― 4原理
- エ.ジャッド ― 同時対照の調和
正解:イ.オストワルト ― 等価値系列・等白系列の調和
解説:オストワルトは表色系をもとに等価値系列・等白系列などの規則的な調和を提唱しました。他の調和論と取り違えないようにします。
-
問72.配色を「色相を手がかりにする」場合と「トーンを手がかりにする」場合の説明として正しいものはどれか。
- ア.両者とも色相だけで組む
- イ.前者は色相の異同、後者はトーンの異同で組む
- ウ.両者とも面積だけで決める
- エ.前者は無彩色、後者は有彩色専用
正解:イ.前者は色相の異同、後者はトーンの異同で組む
解説:色相を手がかりにする配色は色相の異同で、トーンを手がかりにする配色はトーンの異同で組み立てます。トーンオントーン・トーンイントーンは後者の例です。
-
問73.配色技法の「グラデーション」と「レピティション」の違いとして正しいものはどれか。
- ア.両者とも補色を必須とする
- イ.前者は段階変化、後者は反復
- ウ.両者とも色を分離する
- エ.前者は反復、後者は段階変化
正解:イ.前者は段階変化、後者は反復
解説:グラデーションは段階的な連続変化、レピティションは同じ配色単位の反復という点で異なります。
-
問74.地味でなじみすぎた配色に変化を与える方法として、面積の観点から最も適切なものはどれか。
- ア.対照色を小面積で加える
- イ.無彩色で全面を覆う
- ウ.対照色を全体の半分の面積にする
- エ.ベースを全て対照色に変える
正解:ア.対照色を小面積で加える
解説:対照的な色を小面積で加えるアクセントカラーは、面積を抑えることで全体を崩さずに変化と引き締めを与えます。
-
問75.ジャッドの4原理を提唱した目的・意義として最も適切なものはどれか。
- ア.過去の調和論を整理し共通原理を体系化した
- イ.染色技術を改良した
- ウ.色名を標準化した
- エ.新しい表色系を開発した
正解:ア.過去の調和論を整理し共通原理を体系化した
解説:ジャッドは過去の多様な調和論を分析・整理し、共通する条件を4つの原理にまとめて体系化した点に意義があります。
-
問76.色温度を表す単位として正しいものはどれか。
- ア.ケルビン(K)
- イ.ルクス(lx)
- ウ.カンデラ(cd)
- エ.ナノメートル(nm)
正解:ア.ケルビン(K)
解説:色温度は黒体(完全放射体)の絶対温度に基づくため、絶対温度の単位ケルビン(K)で表します。
-
問77.色温度と光の色みの関係として正しいものはどれか。
- ア.色温度が低いほど青みを帯び、高いほど赤みを帯びる
- イ.色温度が低いほど赤みを帯び、高いほど青みを帯びる
- ウ.色温度は明るさを表し色みとは無関係である
- エ.色温度が高いほど無彩色に近づく
正解:イ.色温度が低いほど赤みを帯び、高いほど青みを帯びる
解説:色温度が低いほど赤みを帯び、高いほど青みを帯びます。たとえば朝夕の光は低く青空光は高い色温度です。
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問78.演色性を数値で評価する指標である「平均演色評価数」を表す記号はどれか。
- ア.Lx
- イ.Ra値はLmで表す
- ウ.Ra
- エ.CCT
正解:ウ.Ra
解説:平均演色評価数はRa(アールエー)で表します。基準光下の見えに近いほど100に近づきます。
-
問79.演色評価数Raの最大値(基準光と同じ見えのとき)はいくつか。
- ア.255
- イ.1000
- ウ.10
- エ.100
正解:エ.100
解説:Raは基準光下での色の見えを100として評価し、基準光と同等の見えなら最大値100となります。
-
問80.演色性に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.光源が物体の色をどう見せるかという光源の性質
- イ.物体が光をどれだけ反射するかという性質
- ウ.光源の明るさそのものを表す性質
- エ.目の順応の速さを表す性質
正解:ア.光源が物体の色をどう見せるかという光源の性質
解説:演色性とは、ある光源が物体の色をどのように見せるかという性質で、自然光に近い見えほど演色性が良いとされます。
-
問81.白熱電球の光の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.色温度が高く青みのある光色
- イ.色温度が低く赤みのある暖かい光色
- ウ.特定波長のみが強い不連続な分光分布
- エ.紫外線だけを放射する
正解:イ.色温度が低く赤みのある暖かい光色
解説:白熱電球は色温度が比較的低く(約2800K前後)、赤みのある暖かい光色で連続した分光分布をもち演色性は良好です。
-
問82.一般的な昼光色の蛍光灯の分光分布の特徴として正しいものはどれか。
- ア.可視域全体が完全に平坦な分布になる
- イ.赤外域のみにエネルギーが集中する
- ウ.特定波長に強いピークをもつ不連続な分布になりやすい
- エ.波長によらず一定の連続分布をもつ
正解:ウ.特定波長に強いピークをもつ不連続な分布になりやすい
解説:蛍光灯は蛍光体や水銀の輝線により特定波長に強いピークをもつ不連続な分光分布になりやすく、白熱電球のような滑らかな連続分布とは異なります。
-
問83.分光分布とは何を表したものか。
- ア.物体の表面の凹凸の分布
- イ.眼の錐体細胞の分布
- ウ.明度と彩度の分布
- エ.波長ごとの放射エネルギーの相対的な強さ
正解:エ.波長ごとの放射エネルギーの相対的な強さ
解説:分光分布は、光に含まれる各波長の放射エネルギーの相対的な強さを波長ごとに表したものです。
-
問84.物体の「分光反射率」が表すものとして正しいものはどれか。
- ア.各波長の光を物体が反射する割合
- イ.光源が放つ各波長のエネルギー量
- ウ.眼の波長ごとの感度
- エ.光が物体を透過する速度
正解:ア.各波長の光を物体が反射する割合
解説:分光反射率は、各波長の光が物体表面でどれだけ反射されるかを波長ごとに示した割合で、物体色を決める基本的な要因です。
-
問85.赤いリンゴが赤く見える理由として最も適切なものはどれか。
- ア.すべての波長を均等に反射するから
- イ.長波長域を多く反射し他の波長を吸収するから
- ウ.赤い光だけを自ら発光しているから
- エ.短波長だけを反射するから
正解:イ.長波長域を多く反射し他の波長を吸収するから
解説:赤いリンゴは長波長(赤付近)の光をよく反射し、それ以外の波長を多く吸収するため、反射光が赤みを帯びて見えます。
-
問86.光源色と物体色の違いの説明として正しいものはどれか。
- ア.光源色は反射光の色、物体色は発光の色
- イ.両者は完全に同じ概念である
- ウ.光源色は光源自体の色、物体色は反射・透過光による色
- エ.物体色は光源がなくても見える色
正解:ウ.光源色は光源自体の色、物体色は反射・透過光による色
解説:光源色は光源そのものが発する光の色、物体色は光が物体に当たり反射・透過した光によって見える色です。
-
問87.条件等色(メタメリズム)の説明として正しいものはどれか。
- ア.同じ色が時間とともに変色していく現象
- イ.補色どうしが混ざって無彩色になる現象
- ウ.明所と暗所で明るさの感じ方が変わる現象
- エ.分光分布が異なるのにある条件下で同じ色に見える現象
正解:エ.分光分布が異なるのにある条件下で同じ色に見える現象
解説:条件等色は、分光分布が異なる二つの色刺激が、ある観測条件(特定の光源・観察者)では同じ色に見える現象です。光源が変わると色が違って見えることがあります。
-
問88.条件等色について、ある光源下では一致して見えた2色が別の光源下では違って見えた。この原因として正しいものはどれか。
- ア.2色の分光反射率が異なるため
- イ.2色の明度が同じだから
- ウ.観察者の順応がないため
- エ.補色関係にあるため
正解:ア.2色の分光反射率が異なるため
解説:2色の分光反射率が異なるため、光源の分光分布が変わると反射光の組成が変化し、色の一致が崩れます。これが条件等色(メタメリック)ペアの特徴です。
-
問89.加法混色(色光の混色)で赤(R)と緑(G)の光を重ねると、近似的に何色になるか。
- ア.シアン
- イ.黄(イエロー)
- ウ.マゼンタ
- エ.黒
正解:イ.黄(イエロー)
解説:色光の三原色R・G・Bのうち赤と緑の光を加えると黄(イエロー)に近い色になります。これは加法混色の代表的な結果です。
-
問90.加法混色で色光の三原色(R・G・B)をすべて等量で重ねるとどうなるか。
- ア.黒になる
- イ.灰色のまま変化しない
- ウ.白色光になる
- エ.赤になる
正解:ウ.白色光になる
解説:加法混色では光を加えるほど明るくなり、R・G・Bの三原色を等量で重ねると白色光になります。
-
問91.減法混色(色料の混色)の三原色の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.赤・緑・青
- イ.赤・黄・青
- ウ.白・黒・灰
- エ.シアン・マゼンタ・イエロー
正解:エ.シアン・マゼンタ・イエロー
解説:色料(減法混色)の三原色はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)です。重ねるほど暗くなります。
-
問92.減法混色でシアンとイエローの色材を混ぜると、近似的に何色になるか。
- ア.緑
- イ.赤
- ウ.青紫
- エ.白
正解:ア.緑
解説:減法混色ではシアン(青緑)が赤を、イエローが青を吸収するため、共通して残る緑が見えます。よってシアン+イエローは緑になります。
-
問93.加法混色と減法混色の明るさの変化として正しいものはどれか。
- ア.加法は混ぜるほど暗く、減法は混ぜるほど明るくなる
- イ.加法は混ぜるほど明るく、減法は混ぜるほど暗くなる
- ウ.どちらも混ぜるほど明るくなる
- エ.どちらも明るさは変わらない
正解:イ.加法は混ぜるほど明るく、減法は混ぜるほど暗くなる
解説:加法混色は光を足すので混ぜるほど明るくなり、減法混色は光を吸収するので混ぜるほど暗くなります。
-
問94.テレビやディスプレイの色再現に用いられる混色方式として正しいものはどれか。
- ア.減法混色(CMYの色材)
- イ.回転混色のみ
- ウ.加法混色(RGBの色光)
- エ.併置加法混色のみ
正解:ウ.加法混色(RGBの色光)
解説:ディスプレイはR・G・Bの発光素子の光を加えて色を作る加法混色(同時加法混色)を利用しています。
-
問95.カラー印刷で基本となる混色方式として正しいものはどれか。
- ア.加法混色
- イ.同時加法混色
- ウ.継時加法混色
- エ.減法混色
正解:エ.減法混色
解説:印刷はインキ(色料)が光を吸収して色を作るため、C・M・Yを基本とする減法混色を利用します(実際は墨Kを加えてCMYK)。
-
問96.マンセル表色系の三属性の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.色相・明度・彩度
- イ.色相・輝度・透過率
- ウ.明度・温度・反射率
- エ.色相・面積・光沢
正解:ア.色相・明度・彩度
解説:マンセル表色系は色相(Hue)・明度(Value)・彩度(Chroma)の三属性で色を体系化します。
-
問97.マンセル表色系の基本となる主要10色相に含まれないものはどれか。
- ア.YR
- イ.YG
- ウ.BG
- エ.PB
正解:イ.YG
解説:マンセルの主要10色相はR・YR・Y・GY・G・BG・B・PB・P・RPです。中間略号としてYG(黄緑)は用いず、黄緑域はGYで表します。
-
問98.マンセル色相環は主要10色相をさらに細分し、全体で何分割されているか。
- ア.10分割
- イ.20分割
- ウ.100分割
- エ.24分割
正解:ウ.100分割
解説:マンセル色相環は10色相を各10段階に細分し、全体で100分割されています。各色相は1〜10の数字で表します。
-
問99.マンセル色相で各主要色相の代表(中心)となる番号はどれか。例として「R」の中心。
- ア.1
- イ.10
- ウ.0
- エ.5
正解:エ.5
解説:各主要色相の中心は5の位置で、たとえば赤の代表色相は5Rと表されます。色相記号の前の数字が5のとき各色相の中央を示します。
-
問100.マンセル明度(Value)の数値範囲として正しいものはどれか。
- ア.0(黒)から10(白)
- イ.0から100
- ウ.1から9
- エ.−5から+5
正解:ア.0(黒)から10(白)
解説:マンセル明度は理想的な黒0から理想的な白10までの数値で表します。
-
問101.マンセル表色系で無彩色を表す記号はどれか。
- ア.V
- イ.N
- ウ.C
- エ.W
正解:イ.N
解説:無彩色(白・灰・黒)は明度の数値の前にN(Neutral)を付けて表します(例:N5)。
-
問102.無彩色のマンセル表記「N5」が表すものとして正しいものはどれか。
- ア.彩度5の灰色
- イ.色相5の灰色
- ウ.明度5の灰色(無彩色)
- エ.明度0.5の灰色
正解:ウ.明度5の灰色(無彩色)
解説:Nは無彩色を示し、数字は明度です。N5は明度5の中程度の灰色を表します。
-
問103.マンセル彩度(Chroma)の特徴として正しいものはどれか。
- ア.すべての色で最大値は10で固定
- イ.0から100まで全色共通である
- ウ.無彩色でも彩度は1以上ある
- エ.色相や明度によって到達できる最大値が異なる
正解:エ.色相や明度によって到達できる最大値が異なる
解説:マンセル彩度は0(無彩色)から始まり上限が一定ではなく、色相や明度によって到達できる最大値が異なります。鮮やかな色ほど大きな値になります。
-
問104.マンセル記号「5R 4/14」の読み方として正しいものはどれか。
- ア.色相5R・明度4・彩度14
- イ.色相5R・彩度4・明度14
- ウ.明度5・色相4・彩度14
- エ.色相5・明度R4・彩度14
正解:ア.色相5R・明度4・彩度14
解説:HV/C形式で、5Rが色相、スラッシュ前の4が明度、スラッシュ後の14が彩度です。よって色相5R・明度4・彩度14を表します。
-
問105.マンセル記号のHV/C表記で、スラッシュの後ろに書かれる数値が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.彩度
- ウ.色相
- エ.光沢度
正解:イ.彩度
解説:マンセルはH V/C(色相 明度/彩度)の順で表記するため、スラッシュの後ろは彩度(Chroma)です。
-
問106.マンセル記号「2.5GY 8/10」のうち、明度を表す数値はどれか。
- ア.2.5
- イ.10
- ウ.8
- エ.2.5GY
正解:ウ.8
解説:HV/C表記でスラッシュ前が明度です。2.5GYが色相、8が明度、10が彩度なので明度は8です。
-
問107.マンセル色立体において、彩度が最も低い(中心軸上にある)色はどれか。
- ア.純色
- イ.原色
- ウ.補色
- エ.無彩色(中心の明度軸上の色)
正解:エ.無彩色(中心の明度軸上の色)
解説:マンセル色立体の中心の垂直軸は無彩色(明度のみ)であり彩度0です。外側へ離れるほど彩度が高くなります。
-
問108.マンセル色立体で、上方向(高い位置)ほど大きくなる属性はどれか。
- ア.明度
- イ.彩度
- ウ.色相
- エ.光沢
正解:ア.明度
解説:マンセル色立体は縦軸が明度で、上にいくほど明度が高く(白に近く)なります。色相は円周方向、彩度は中心からの距離です。
-
問109.マンセル色立体が左右非対称な「いびつな」立体になる主な理由はどれか。
- ア.明度の段階数が色相ごとに違うから
- イ.色相・明度ごとに最大彩度が異なるから
- ウ.色相環が100分割だから
- エ.無彩色軸が傾いているから
正解:イ.色相・明度ごとに最大彩度が異なるから
解説:色相や明度によって到達可能な最大彩度が異なるため、中心軸からの広がりが方向ごとに違い、左右非対称ないびつな立体になります。
-
問110.マンセル色相環上で、ある色相のほぼ正反対に位置する色相どうしの関係を何というか。
- ア.類似色相
- イ.同一色相
- ウ.補色
- エ.近似色相
正解:ウ.補色
解説:色相環で正反対に位置する色相どうしは補色(心理補色や物理補色)の関係にあります。マンセルでは環の反対側がこれにあたります。
-
問111.PCCSにおける「トーン(色調)」が示すものとして正しいものはどれか。
- ア.色相のみを表す概念
- イ.光源の色温度を表す概念
- ウ.反射率の高低のみを表す概念
- エ.明度と彩度を複合した色の調子
正解:エ.明度と彩度を複合した色の調子
解説:PCCSのトーンは明度と彩度を複合した概念で、色の調子(明るさと鮮やかさの程度)を示します。マンセルの明度・彩度に対応づけられます。
-
問112.PCCSの色相は全体でいくつに分割されているか。
- ア.24色相
- イ.10色相
- ウ.100色相
- エ.12色相
正解:ア.24色相
解説:PCCSの色相は24色相に分割されています。心理四原色(赤・黄・緑・青)を基礎に等間隔で配置されています。
-
問113.PCCSの色相番号で「2:R(赤)」のように番号を用いるが、マンセルと比べたPCCS色相の特徴として正しいものはどれか。
- ア.マンセルと完全に同一の色相分割である
- イ.心理四原色を基礎に等間隔で24色相を配置している
- ウ.色相を100分割している
- エ.彩度を含めて色相を定義する
正解:イ.心理四原色を基礎に等間隔で24色相を配置している
解説:PCCSは心理四原色を基礎に等歩度(見た目の差が等間隔)になるよう24色相を配置しており、マンセルの100分割とは異なる体系です。両者は対応づけが可能です。
-
問114.顕色系の表色系の説明として正しいものはどれか。
- ア.光の三刺激値を計算で求める表色系
- イ.分光分布だけで色を表す方式
- ウ.色票を知覚的属性で体系的に配列した表色系
- エ.色温度で色を表す方式
正解:ウ.色票を知覚的属性で体系的に配列した表色系
解説:顕色系は、実際の色票(色見本)を体系的に並べ、知覚的な属性で色を表す方式です。マンセル表色系がその代表です。
-
問115.混色系の表色系の説明として正しいものはどれか。
- ア.色票を並べて知覚的に色を表す
- イ.色相環のみで色を表す
- ウ.反射率を直接色名にする
- エ.三刺激値などの混合量で色を数量的に表す
正解:エ.三刺激値などの混合量で色を数量的に表す
解説:混色系は、原刺激の混合量(三刺激値など)で色を定量的に表す方式で、CIE XYZ表色系が代表例です。
-
問116.マンセル表色系とCIE XYZ表色系の分類として正しい組み合わせはどれか。
- ア.マンセル=顕色系、XYZ=混色系
- イ.マンセル=混色系、XYZ=顕色系
- ウ.両方とも顕色系
- エ.両方とも混色系
正解:ア.マンセル=顕色系、XYZ=混色系
解説:マンセルは色票による顕色系、CIE XYZは三刺激値による混色系に分類されます。
-
問117.CIE XYZ表色系で色を表す基本量はどれか。
- ア.色相・明度・彩度
- イ.三刺激値X・Y・Z
- ウ.ケルビン値
- エ.分光反射率のみ
正解:イ.三刺激値X・Y・Z
解説:CIE XYZ表色系では三刺激値X・Y・Zによって色を表します。これは等色実験に基づく混色系です。
-
問118.CIE XYZ表色系において、明るさ(測光量)に対応づけられている刺激値はどれか。
- ア.X
- イ.Z
- ウ.Y
- エ.すべて等しく対応する
正解:ウ.Y
解説:XYZのうちYは標準分光視感効率に一致するよう定められ、明るさ(輝度・反射率)に対応します。
-
問119.CIE色度図(xy色度図)で表されるものとして正しいものはどれか。
- ア.明度と彩度の関係
- イ.分光反射率の波形
- ウ.色温度の時間変化
- エ.色度座標x・yによる色みの位置
正解:エ.色度座標x・yによる色みの位置
解説:xy色度図は三刺激値から求めた色度座標x・yで色みを平面上に表したもので、明るさの情報は含みません。
-
問120.CIE色度図の馬蹄形の外周(曲線部分)は何を表すか。
- ア.単色光の色度点を結んだスペクトル軌跡
- イ.白色点の集まり
- ウ.等明度の境界線
- エ.補色の境界線
正解:ア.単色光の色度点を結んだスペクトル軌跡
解説:色度図外周の曲線はスペクトル軌跡(単色光の色度点を結んだ線)で、最も彩度の高い純粋な単色光の位置を示します。
-
問121.CIE色度図上で、白色点(無彩色)はおおよそどこに位置するか。
- ア.左下の隅
- イ.色度図のほぼ中央付近
- ウ.スペクトル軌跡の上
- エ.純紫軌跡の中央
正解:イ.色度図のほぼ中央付近
解説:無彩色(白色点)は色度図のほぼ中央付近に位置し、そこから外周に向かうほど彩度が高くなります。
-
問122.CIE色度図において、二つの色を混色して得られる色の位置の説明として正しいものはどれか。
- ア.必ず白色点に一致する
- イ.二色の外側に位置する
- ウ.二色の色度点を結んだ直線上に位置する
- エ.色度図の外周上に移動する
正解:ウ.二色の色度点を結んだ直線上に位置する
解説:加法混色では、二色の色度点を結んだ直線上に混色結果の色度点が位置します。混合比により直線上の位置が決まります。
-
問123.オストワルト表色系の色の構成要素として正しい組み合わせはどれか。
- ア.色相・明度・彩度の三属性
- イ.三刺激値X・Y・Z
- ウ.色温度・演色性・照度
- エ.純色量・白色量・黒色量の混合比
正解:エ.純色量・白色量・黒色量の混合比
解説:オストワルト表色系は、純色量・白色量・黒色量の三者の混合比で色を表し、これらの合計が常に100%になります。
-
問124.オストワルト表色系で、純色量・白色量・黒色量の合計はどうなるよう定められているか。
- ア.常に合計100%になる
- イ.色相ごとに合計が変わる
- ウ.合計は明度に等しい
- エ.合計は彩度の二乗になる
正解:ア.常に合計100%になる
解説:オストワルト表色系では純色量+白色量+黒色量=100%(一定)となるよう体系化されています。
-
問125.光の三属性に対応する色の三属性のうち、波長(の違い)に最も関係するものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相
- ウ.彩度
- エ.光沢
正解:イ.色相
解説:色相は主として光の波長の違いに対応する属性です。明度は明るさ、彩度は鮮やかさに関係します。
-
問126.色の明度に最も関係する物理的要因はどれか。
- ア.光の波長の偏り
- イ.純色の鮮やかさ
- ウ.反射する光の量(反射率の高さ)
- エ.光源の演色性
正解:ウ.反射する光の量(反射率の高さ)
解説:明度は物体色では主に分光反射率の高さ(反射する光の量)に対応し、反射率が高いほど明度が高くなります。
-
問127.彩度(色の鮮やかさ)に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.明るさの度合いを表す
- イ.波長そのものを表す
- ウ.光源の色温度を表す
- エ.色みの強さ(鮮やかさ)を表す
正解:エ.色みの強さ(鮮やかさ)を表す
解説:彩度は色みの強さ(鮮やかさ)を表し、無彩色に近いほど低く、純色に近いほど高くなります。
-
問128.次のうち色温度が最も高いと考えられる光はどれか。
- ア.晴天時の青空光
- イ.ろうそくの炎
- ウ.白熱電球
- エ.朝日
正解:ア.晴天時の青空光
解説:色温度は青みが強いほど高く、晴天時の青空光は約10000K以上と非常に高い色温度です。白熱電球やろうそくは低色温度です。
-
問129.昼光(自然光)のうち、いわゆる平均的な昼光の色温度の目安として最も近いものはどれか。
- ア.約2000K
- イ.約6500K
- ウ.約3000K
- エ.約20000K
正解:イ.約6500K
解説:標準的な昼光(D65)の色温度は約6500Kで、平均的な自然昼光の目安として用いられます。
-
問130.LED照明の色みを選ぶ際に用いられる「電球色」のLEDの特徴として正しいものはどれか。
- ア.高い色温度で青白い光色
- イ.紫外線のみを放射する
- ウ.低めの色温度で赤みのある暖かい光色
- エ.色温度が定義できない
正解:ウ.低めの色温度で赤みのある暖かい光色
解説:電球色LEDは白熱電球に近い低めの色温度(約2700〜3000K)で、赤みのある暖かい光色を再現します。
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問131.演色性が良い光源で物体を照らした場合の見えとして正しいものはどれか。
- ア.すべての色がくすんで見える
- イ.赤系だけが鮮やかに見える
- ウ.色が見分けられなくなる
- エ.物体本来の色が自然に再現されて見える
正解:エ.物体本来の色が自然に再現されて見える
解説:演色性が良い(Raが高い)光源では、基準光下と同様に物体本来の色が自然に再現されて見えます。
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問132.同じ色温度でも演色性が異なる光源があるのはなぜか。
- ア.色温度と演色性は別の指標で分光分布が異なるから
- イ.色温度が誤って測定されるから
- ウ.演色性は明るさで決まるから
- エ.両者は本来同じものだから
正解:ア.色温度と演色性は別の指標で分光分布が異なるから
解説:色温度は光色の指標、演色性は色の見え方の指標で別概念です。分光分布の連続性などが異なれば、色温度が同じでもRaが異なります。
-
問133.マンセル表色系で「同じ明度でも色相によって到達できる最大彩度が違う」ことから言えることとして正しいものはどれか。
- ア.すべての純色は同じ明度・彩度になる
- イ.純色の明度・彩度の位置は色相ごとに異なる
- ウ.彩度は色相と無関係である
- エ.明度が同じなら彩度も必ず同じ
正解:イ.純色の明度・彩度の位置は色相ごとに異なる
解説:色相ごとに最大彩度(純色の彩度)が異なるため、たとえば黄系は高明度で高彩度、青紫系は低明度寄りで高彩度になるなど、純色の位置が色相により異なります。
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問134.マンセル記号「N9」が示す色として最も適切なものはどれか。
- ア.黒に近い暗い無彩色
- イ.鮮やかな赤
- ウ.白に近い明るい無彩色
- エ.中明度の灰色
正解:ウ.白に近い明るい無彩色
解説:Nは無彩色で数字は明度です。N9は明度9と高く、白に近い明るい無彩色(ほぼ白)を表します。
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問135.マンセル記号「7.5B 5/8」の色相「7.5B」が示す位置の説明として正しいものはどれか。
- ア.赤色相の中央
- イ.明度7.5の意味
- ウ.彩度7.5の意味
- エ.青(B)色相内で中央5Bより番号が大きい位置の色
正解:エ.青(B)色相内で中央5Bより番号が大きい位置の色
解説:Bは青の主要色相で、前の数字7.5はその色相内での位置を示し、5B(中央)より大きいためB寄りからPB方向へ進んだ位置の青を表します。
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問136.マンセル色相環において5Rの補色(ほぼ正反対)に位置する色相はおおよそどれか。
- ア.5BG(青緑)
- イ.5Y(黄)
- ウ.5P(紫)
- エ.5YR(黄赤)
正解:ア.5BG(青緑)
解説:マンセル色相環で5Rのほぼ反対側は5BG(青緑)付近に位置し、これが補色関係にあたります。
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問137.加法混色の一種で、独楽(こま)などを高速回転させて色が混ざって見える現象を何というか。
- ア.減法混色
- イ.継時加法混色(回転混色)
- ウ.併置加法混色
- エ.条件等色
正解:イ.継時加法混色(回転混色)
解説:色のついた円盤を高速回転させると、時間的に光刺激が加算されて混色して見えます。これは継時加法混色(回転混色)です。
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問138.細かい色点を並べた印刷物や織物を離れて見ると色が混ざって見える現象を何というか。
- ア.減法混色
- イ.回転混色
- ウ.併置加法混色
- エ.条件等色
正解:ウ.併置加法混色
解説:小さな色面を並べて配置し、離れて見ると網膜上で加算され混色して見えます。これは併置加法混色(中間混色の一種)です。
-
問139.中間混色(併置・回転混色)の明度の特徴として正しいものはどれか。
- ア.必ず最も明るい色より明るくなる
- イ.必ず黒に近づく
- ウ.明度は変化しない
- エ.混色前の各色の明度の中間程度になる
正解:エ.混色前の各色の明度の中間程度になる
解説:中間混色の結果の明度は、混ぜた色の明度の中間程度になります。加法混色のように単純に明るくなるとは限らない点が特徴です。
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問140.カラー印刷の網点(ハーフトーン)による色再現は、主にどの混色を利用しているか。
- ア.インキの重なりによる減法混色を基本とする
- イ.回転混色のみ
- ウ.発光による加法混色のみ
- エ.条件等色のみ
正解:ア.インキの重なりによる減法混色を基本とする
解説:網点は微小なインキ点を併置するため、近距離では減法混色(重なり)、遠距離では併置加法混色が複合的に働きます。基本のインキ重なりは減法混色です。
-
問141.物体色において、照明光(光源)が変わると物体の見える色が変化する理由として正しいものはどれか。
- ア.物体自体が発光しているから
- イ.反射光は光源の分光分布と物体の分光反射率の積で決まるから
- ウ.眼の感度が光源で変わるから
- エ.物体の反射率が光源で変わるから
正解:イ.反射光は光源の分光分布と物体の分光反射率の積で決まるから
解説:物体色は『光源の分光分布×物体の分光反射率』で決まる反射光を眼が捉えた結果のため、光源の分光分布が変われば反射光も変化し色が変わります。
-
問142.白い紙が照明によって青白く見えたり黄ばんで見えたりする現象を説明する考え方として正しいものはどれか。
- ア.紙が波長を選んで反射するから
- イ.紙が発光するから
- ウ.反射率がほぼ一定なので光源色をそのまま反映する
- エ.彩度が高いから
正解:ウ.反射率がほぼ一定なので光源色をそのまま反映する
解説:白い紙はほぼ全波長を均等に反射するため、光源の分光分布(色温度)をそのまま反映し、低色温度なら黄ばみ高色温度なら青白く見えます。
-
問143.色順応(色の恒常性に関わる眼の働き)の説明として正しいものはどれか。
- ア.暗所で明るさに慣れる働きのみを指す
- イ.彩度を高く感じさせる錯覚
- ウ.色相を反転させる現象
- エ.照明光の色みに眼が順応し白を白と捉えようとする働き
正解:エ.照明光の色みに眼が順応し白を白と捉えようとする働き
解説:色順応は、照明光の色みに眼が順応し、白いものを白と判断しようとする働きで、これにより光源が多少変わっても物体色が安定して見える色の恒常性が保たれます。
-
問144.マンセル明度と物体の反射率の関係として最も適切なものはどれか。
- ア.明度が高いほど反射率は高いが単純な比例ではない
- イ.明度と反射率は完全に比例する
- ウ.明度が高いほど反射率は低い
- エ.両者は無関係である
正解:ア.明度が高いほど反射率は高いが単純な比例ではない
解説:マンセル明度は知覚的に等間隔になるよう定められており、反射率と単純な比例ではなく、視感反射率に基づく非線形な対応関係をもちます。明度が高いほど反射率は高い傾向です。
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問145.マンセル表色系が知覚的に「等歩度(等間隔)」であることの意味として正しいものはどれか。
- ア.物理量が等間隔である
- イ.記号の同じ数値差が見た目の差として均等になる
- ウ.反射率が等間隔である
- エ.色温度が等間隔である
正解:イ.記号の同じ数値差が見た目の差として均等になる
解説:等歩度とは、記号上の同じ数値差が見た目の差として均等になるよう配列されていることを指します。マンセルは知覚的等歩度を目指して構成されています。
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問146.次のマンセル記号のうち、最も彩度が高い(鮮やかな)色はどれか。
- ア.5R 4/2
- イ.5R 6/6
- ウ.5R 4/14
- エ.5R 8/1
正解:ウ.5R 4/14
解説:HV/CのCが彩度です。5R 4/14は彩度14で、彩度2・6・1の他より大きく、最も鮮やかな色です。
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問147.次のマンセル記号のうち、最も明度が高い(明るい)色はどれか。
- ア.2.5Y 3/4
- イ.2.5Y 5/6
- ウ.2.5Y 6/8
- エ.2.5Y 9/2
正解:エ.2.5Y 9/2
解説:HV/CのVが明度です。各記号のスラッシュ前を比べると2.5Y 9/2の明度9が最大で、最も明るい色です。
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問148.分光分布が連続的でなめらかな光源の例として最も適切なものはどれか。
- ア.白熱電球
- イ.三波長形蛍光灯
- ウ.低圧ナトリウムランプ
- エ.水銀灯
正解:ア.白熱電球
解説:白熱電球は黒体放射に近く、可視域全体にわたって連続的でなめらかな分光分布をもちます。蛍光灯や一部LEDは輝線やピークを含みます。
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問149.色光(加法混色)の三原色R・G・Bのうち、減法混色の三原色シアン(C)と補色関係にあるものはどれか。
- ア.緑(G)
- イ.赤(R)
- ウ.青(B)
- エ.黄(Y)
正解:イ.赤(R)
解説:シアンは赤(R)を吸収する色であり、加法混色の赤(R)と補色(互いに加えると白に近づく)関係にあります。
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問150.CIE標準観察者(等色関数)が定められている目的として最も適切なものはどれか。
- ア.個人ごとの色覚差を表すため
- イ.光源の明るさを測るため
- ウ.平均的な色覚に基づき色を数量化する基準とするため
- エ.物体の温度を測るため
正解:ウ.平均的な色覚に基づき色を数量化する基準とするため
解説:CIE標準観察者の等色関数は、平均的な人間の色覚に基づき色を数量的・客観的に表すための基準として定められています。
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問151.やわらかい・かたいといった配色イメージのうち、「やわらかい」印象を最も与えやすいトーンの組み合わせはどれか。
- ア.ペールトーンとライトトーンの組み合わせ
- イ.ビビッドトーンとダークトーンの組み合わせ
- ウ.ディープトーンとダルトーンの組み合わせ
- エ.ストロングトーンとビビッドトーンの組み合わせ
正解:ア.ペールトーンとライトトーンの組み合わせ
解説:ペールやライトなど明度が高く彩度の低い淡いトーン同士の組み合わせは、ふんわりと柔らかい印象を与えます。明度差が小さいほど柔らかさが強まります。
-
問152.配色から受ける「かたい(硬い)」印象を強めるのに最も適した条件はどれか。
- ア.高明度で明度差が小さい
- イ.中明度で彩度が低い
- ウ.低明度で明度差が大きい
- エ.高彩度で明度差が小さい
正解:ウ.低明度で明度差が大きい
解説:明度が低く明度差の大きい配色は引き締まって硬い印象になります。低明度・高コントラストが硬さを生む基本条件です。
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問153.「あたたかい」印象を与える配色として最も適切なのはどれか。
- ア.青緑から青紫を中心とした配色
- イ.無彩色のグレーを中心とした配色
- ウ.高明度の青を中心とした配色
- エ.赤から黄を中心とした暖色系の配色
正解:エ.赤から黄を中心とした暖色系の配色
解説:赤・橙・黄などの暖色系を中心とした配色は温かみを感じさせます。暖色の色相が温度感(温暖感)を決める主要因です。
-
問154.色の三属性のうち、配色の「温度感(あたたかい・つめたい)」に最も大きく影響するのはどれか。
- ア.色相
- イ.明度
- ウ.彩度
- エ.色名
正解:ア.色相
解説:温度感は主に色相によって決まり、暖色は温かく寒色は冷たく感じられます。明度や彩度より色相の影響が支配的です。
-
問155.「派手(はで)」な印象を最も強く与える配色の条件はどれか。
- ア.高彩度の色を対照的な色相で組み合わせる
- イ.低彩度の色を同系色でまとめる
- ウ.無彩色のみで組み合わせる
- エ.高明度の淡い色でまとめる
正解:ア.高彩度の色を対照的な色相で組み合わせる
解説:高彩度の色を中心にし色相差を大きくとった配色は派手で目立つ印象になります。彩度の高さが派手さの主因です。
-
問156.「地味(じみ)」な印象を与える配色として最も適切なのはどれか。
- ア.グレイッシュトーンの同系色配色
- イ.ビビッドトーンの多色配色
- ウ.高明度の鮮やかな配色
- エ.補色対比の強い配色
正解:ア.グレイッシュトーンの同系色配色
解説:低彩度・中低明度のグレイッシュなトーンでまとめた配色は落ち着いた地味な印象になります。彩度を抑えることが地味さにつながります。
-
問157.トーンの系統のうち、澄んだ清潔感のある「clear(クリア)」な印象に対応するトーン群として最も適切なのはどれか。
- ア.グレイッシュ・ダル・ダークグレイッシュの濁色系トーン
- イ.ペール・ライト・ブライトなどの清色系トーン
- ウ.ダーク・ディープの暗いトーン
- エ.無彩色のみ
正解:イ.ペール・ライト・ブライトなどの清色系トーン
解説:ペール・ライト・ブライトなど清色系で明るく濁りの少ないトーンはクリアで清潔感のある印象を与えます。
-
問158.「grayish」な印象に対応するトーン群として最も適切なのはどれか。
- ア.ビビッド・ブライトの鮮やかなトーン
- イ.ペール・ライトの淡いトーン
- ウ.ディープ・ダークの暗清色トーン
- エ.グレイッシュ・ダル・ダークグレイッシュの灰みトーン
正解:エ.グレイッシュ・ダル・ダークグレイッシュの灰みトーン
解説:グレイッシュ・ダル・ダークグレイッシュなど灰みを含む中間トーンは、くすんで落ち着いた印象を与えます。
-
問159.配色イメージ語「キュート」に最も合うトーン・色相の傾向はどれか。
- ア.暗いトーンの寒色中心
- イ.明るいトーンのピンクや黄を中心とした暖色寄り
- ウ.無彩色の低明度中心
- エ.くすんだダルトーンの寒色中心
正解:イ.明るいトーンのピンクや黄を中心とした暖色寄り
解説:キュートは赤・ピンク・黄などの暖色寄りで、ライトやブライトなど明るく可愛らしいトーンが合います。淡く愛らしい印象が特徴です。
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問160.配色イメージ語「エレガント」に最も合う傾向はどれか。
- ア.高彩度の原色を多用した派手な配色
- イ.原色の赤と黒の強いコントラスト配色
- ウ.紫やピンク系のソフトで上品なトーンの配色
- エ.鮮やかな黄緑中心のフレッシュな配色
正解:ウ.紫やピンク系のソフトで上品なトーンの配色
解説:エレガントは紫やピンク系を中心に、ソフトで上品なライトグレイッシュ〜ダルの中明度・低中彩度トーンが合います。優雅で繊細な印象です。
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問161.配色イメージ語「カジュアル」に最も合う傾向はどれか。
- ア.くすんだ低彩度の同系色配色
- イ.無彩色中心の落ち着いた配色
- ウ.暗いトーンの単色配色
- エ.明るく鮮やかな多色を組み合わせた配色
正解:エ.明るく鮮やかな多色を組み合わせた配色
解説:カジュアルは明るく親しみやすいビビッドやブライトの多色を組み合わせた、元気で楽しい印象の配色が合います。
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問162.配色イメージ語「シック」に最も合う傾向はどれか。
- ア.低彩度のグレイッシュな落ち着いた配色
- イ.高彩度の鮮やかな多色配色
- ウ.明るいパステル中心の配色
- エ.原色のコントラスト配色
正解:ア.低彩度のグレイッシュな落ち着いた配色
解説:シックはグレイッシュやダルなど低彩度のくすんだトーンを中心とした、落ち着いて洗練された配色が合います。
-
問163.配色イメージ語「ダイナミック」に最も合う傾向はどれか。
- ア.淡く柔らかいペールトーンの配色
- イ.低彩度のグレイッシュな静かな配色
- ウ.高彩度・高コントラストの力強い配色
- エ.無彩色のみの配色
正解:ウ.高彩度・高コントラストの力強い配色
解説:ダイナミックは高彩度・高コントラストの力強い配色で、暖色の鮮やかさや黒との対比などが躍動感を生みます。
-
問164.配色イメージ語「ナチュラル」に最も合う傾向はどれか。
- ア.原色のビビッドな多色配色
- イ.黒を基調とした重厚な配色
- ウ.高明度の青と白の冷たい配色
- エ.ベージュや黄緑など自然を思わせる中低彩度の配色
正解:エ.ベージュや黄緑など自然を思わせる中低彩度の配色
解説:ナチュラルはベージュやブラウン、黄緑など自然を思わせる色を中低彩度でまとめた、穏やかで安らぐ配色が合います。
-
問165.配色イメージ語「ロマンティック」に最も合う傾向はどれか。
- ア.淡いパステル系を中心とした優しい配色
- イ.暗いダークトーンの寒色配色
- ウ.高彩度の原色を多用した配色
- エ.無彩色の低明度配色
正解:ア.淡いパステル系を中心とした優しい配色
解説:ロマンティックはピンクや水色などの淡いパステル系を中心に、明るく甘く優しい印象でまとめた配色が合います。
-
問166.配色イメージ語「モダン」に最も合う傾向はどれか。
- ア.ベージュ中心の素朴な配色
- イ.暖色のパステルでまとめた配色
- ウ.無彩色に寒色やシャープなアクセントを加えた都会的な配色
- エ.くすんだ多色配色
正解:ウ.無彩色に寒色やシャープなアクセントを加えた都会的な配色
解説:モダンは白・黒・グレーの無彩色に寒色や鋭いアクセントを加えた、都会的でシャープな配色が合います。
-
問167.配色イメージ語「クラシック」に最も合う傾向はどれか。
- ア.明るいパステルの可愛らしい配色
- イ.高明度・高彩度の派手な配色
- ウ.無彩色のクールな配色
- エ.深みのある暗めの暖色やブラウン中心の重厚な配色
正解:エ.深みのある暗めの暖色やブラウン中心の重厚な配色
解説:クラシックは深みのある暗めの暖色(ディープ・ダーク)やブラウン、金などを中心とした、伝統的で重厚な配色が合います。
-
問168.配色イメージ語「ゴージャス」に最も合う傾向はどれか。
- ア.赤・金・紫など濃く深い色に黒を効かせた豪華な配色
- イ.淡く軽やかなパステル配色
- ウ.明るい寒色中心の爽やかな配色
- エ.低彩度のグレイッシュな配色
正解:ア.赤・金・紫など濃く深い色に黒を効かせた豪華な配色
解説:ゴージャスは赤・金・紫など濃く深い色に黒を効かせた、豪華で重厚感のある配色が合います。ディープ〜ダークの暖色が中心です。
-
問169.配色イメージ語「クリア(クリアー)」に最も合う傾向はどれか。
- ア.くすんだ低彩度の配色
- イ.白や明るい清色を中心とした澄んだ配色
- ウ.暗い暖色中心の重い配色
- エ.黒を基調とした配色
正解:イ.白や明るい清色を中心とした澄んだ配色
解説:クリアは白や明るい清色を中心に、澄んで清潔感のある配色が合います。濁りの少ない明るいトーンが特徴です。
-
問170.色彩のイメージを縦軸・横軸の形容詞対の座標上に位置づけ、配色や単色のイメージを可視化したものを何というか。
- ア.カラーオーダーシステム
- イ.トーンサークル
- ウ.イメージスケール
- エ.ヒュートーンシステム
正解:ウ.イメージスケール
解説:イメージスケールは「暖−冷」「軟−硬」などの軸上に色や配色を配置し、イメージを地図のように可視化する手法です。
-
問171.イメージスケールでしばしば用いられる代表的な評価軸の形容詞対として適切なものはどれか。
- ア.赤−緑、青−黄
- イ.明−暗のみ
- ウ.加法−減法
- エ.暖−冷、軟−硬
正解:エ.暖−冷、軟−硬
解説:イメージスケールは「WARM−COOL(暖−冷)」「SOFT−HARD(軟−硬)」などの形容詞対を軸に色のイメージを配置します。
-
問172.「明るい−暗い」「派手な−地味な」などの形容詞対を用いて、刺激の心理的イメージを数値的に測定する方法を何というか。
- ア.SD法(意味差判別法)
- イ.PCCS法
- ウ.マンセル法
- エ.色名法
正解:ア.SD法(意味差判別法)
解説:SD法(意味差判別法、セマンティック・ディファレンシャル法)は相反する形容詞対を尺度として評価させ、イメージを定量化する手法です。
-
問173.SD法(意味差判別法)を考案した心理学者は誰か。
- ア.マンセル
- イ.オストワルト
- ウ.ヤング
- エ.オズグッド
正解:エ.オズグッド
解説:SD法はアメリカの心理学者オズグッドによって考案された、形容詞対の評価尺度で対象の情緒的意味を測定する方法です。
-
問174.SD法による評価で得られる代表的な意味の因子として、一般に挙げられるものはどれか。
- ア.評価性・力量性・活動性
- イ.加法性・減法性・中間性
- ウ.色相性・明度性・彩度性
- エ.暖性・寒性・中性
正解:ア.評価性・力量性・活動性
解説:SD法では一般に評価性・力量性・活動性という3つの因子が抽出されるとされ、色のイメージ分析にも応用されます。
-
問175.トーンと感情効果の関係について、「やわらかく軽い」印象を最も与えるトーンはどれか。
- ア.ダークトーン
- イ.ビビッドトーン
- ウ.ディープトーン
- エ.ペールトーン
正解:エ.ペールトーン
解説:ペールトーンは高明度・低彩度で、やわらかく軽やかで優しい感情効果を与えます。明度が高いほど軽さが増します。
-
問176.トーンと感情効果の関係について、「強く力強い」印象を最も与えるトーンはどれか。
- ア.ペールトーン
- イ.ライトグレイッシュトーン
- ウ.ペールトーンとライトトーン
- エ.ビビッドトーン
正解:エ.ビビッドトーン
解説:ビビッドトーンは最も彩度が高く、鮮やかで強く力強い、活気のある感情効果を与えます。
-
問177.ビジュアルデザインにおける色の役割のうち、対象が人の目を引きつけ注意を集める性質を何というか。
- ア.視認性
- イ.識別性
- ウ.誘目性
- エ.明視性
正解:ウ.誘目性
解説:誘目性は、無意識のうちに人の注意を引きつける性質で、高彩度の暖色(特に赤)が高くなります。広告や警告表示で重要です。
-
問178.標識や文字などの対象が、どれだけ見えやすいか・発見しやすいかを表す性質を何というか。
- ア.視認性
- イ.誘目性
- ウ.識別性
- エ.演色性
正解:ア.視認性
解説:視認性は対象がどれだけ見つけやすいかを示す性質で、背景との明度差(コントラスト)が大きいほど高くなります。
-
問179.複数の対象を色によって区別し、見分けやすくする性質を何というか。
- ア.識別性
- イ.誘目性
- ウ.視認性
- エ.明度性
正解:ア.識別性
解説:識別性は色の違いによって対象を区別・分類しやすくする性質で、路線図や色分けされたグラフなどで活用されます。
-
問180.図と地の関係において、図(図形)として知覚されやすいのは一般にどちらの領域か。
- ア.面積が小さくまとまった領域
- イ.面積が大きく広がる領域
- ウ.明度の低い領域のみ
- エ.彩度の低い領域のみ
正解:ア.面積が小さくまとまった領域
解説:一般に面積が小さくまとまった領域が図として、広く囲む領域が地として知覚されやすい傾向があります。図は前に、地は後ろに見えます。
-
問181.図と地の関係で、図と地の役割が入れ替わって見える図形を一般に何と呼ぶか。
- ア.残像図形
- イ.同化図形
- ウ.反転図形(図地反転図形)
- エ.対比図形
正解:ウ.反転図形(図地反転図形)
解説:ルビンの杯に代表されるように、図と地が反転して見える図形を反転図形(図地反転図形)と呼びます。
-
問182.印刷物で色を再現するときの基本となる、色料の減法混色で用いる3色(プロセスカラー)の組み合わせはどれか。
- ア.赤・緑・青(RGB)
- イ.赤・黄・青(RYB)
- ウ.シアン・マゼンタ・イエロー(CMY)
- エ.白・黒・灰
正解:ウ.シアン・マゼンタ・イエロー(CMY)
解説:印刷ではシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の色料三原色に黒(K)を加えたCMYKで色を再現します。混ぜるほど暗くなる減法混色です。
-
問183.ディスプレイ(テレビやパソコンの画面)で色を表現するときに用いる、色光の加法混色の三原色はどれか。
- ア.赤・緑・青(RGB)
- イ.シアン・マゼンタ・イエロー
- ウ.赤・黄・青
- エ.シアン・マゼンタ・イエロー・黒
正解:ア.赤・緑・青(RGB)
解説:ディスプレイは赤(R)・緑(G)・青(B)の色光を発光させて色を作る加法混色を用います。重ねるほど明るくなり、3色がそろうと白になります。
-
問184.印刷の色再現(CMYK)で用いられる混色方式として正しいのはどれか。
- ア.色料の減法混色
- イ.色光の加法混色
- ウ.中間混色(併置混色)のみ
- エ.継時加法混色のみ
正解:ア.色料の減法混色
解説:印刷は色料を重ねるほど反射光が減って暗くなる減法混色です。一方ディスプレイのRGBは加法混色である点と取り違えないことが重要です。
-
問185.ディスプレイ(RGB)の色再現で用いられる混色方式として正しいのはどれか。
- ア.色光の加法混色
- イ.色料の減法混色
- ウ.回転混色
- エ.染料の混合
正解:ア.色光の加法混色
解説:ディスプレイは光を足し合わせるほど明るくなる加法混色を用います。印刷のCMYKが減法混色であるのと対照的です。
-
問186.加法混色(RGB)で赤(R)と緑(G)の光を重ねると、おおむね何色に見えるか。
- ア.黒
- イ.青
- ウ.マゼンタ
- エ.黄
正解:エ.黄
解説:加法混色では赤と緑の光を重ねると黄に見えます。緑と青で青緑(シアン)、青と赤でマゼンタ、3色そろうと白になります。
-
問187.減法混色(CMY)でシアンとマゼンタの色料を重ねると、おおむね何色になるか。
- ア.赤
- イ.青
- ウ.緑
- エ.白
正解:イ.青
解説:減法混色ではシアンとマゼンタを重ねると青、マゼンタとイエローで赤、イエローとシアンで緑になります。3色重ねると黒っぽくなります。
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問188.画像のきめ細かさを表す「解像度」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.画面に表示できる色の総数
- イ.画面の明るさの最大値
- ウ.単位長さあたりの画素やドットの密度
- エ.色料の混色の度合い
正解:ウ.単位長さあたりの画素やドットの密度
解説:解像度は一定の長さや面積あたりの画素(ドット)の密度で、dpiやppiで表されます。値が大きいほど精細な画像になります。
-
問189.印刷物の解像度を表す単位として一般的に用いられるのはどれか。
- ア.cd/m²
- イ.dpi(dots per inch)
- ウ.nm(ナノメートル)
- エ.K(ケルビン)
正解:イ.dpi(dots per inch)
解説:印刷の解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dots per inch)で表されます。ディスプレイではppiが用いられます。
-
問190.印刷で網点(あみてん)を用いて連続的な濃淡を再現する混色は、視覚的にはどの混色に分類されるか。
- ア.併置混色(中間混色)
- イ.加法混色
- ウ.色料の単純な重ね合わせのみ
- エ.継時混色のみ
正解:ア.併置混色(中間混色)
解説:網点による印刷は微小な点の集まりを目が混ぜ合わせて見る併置混色(中間混色の一種)です。点の大きさで濃淡を表現します。
-
問191.案内・誘導などのために用いる視覚記号で、トイレや非常口などを単純な図形で示したものを何というか。
- ア.ロゴタイプ
- イ.タイポグラフィ
- ウ.ピクトグラム
- エ.インフォグラフ
正解:ウ.ピクトグラム
解説:ピクトグラム(絵文字・絵記号)は言語に頼らず情報を伝える視覚記号で、公共空間の案内サインなどに広く用いられます。
-
問192.ピクトグラムや案内サインで色を用いる主な目的として最も適切なものはどれか。
- ア.装飾的に美しく見せることのみ
- イ.情報の意味や種類を直感的に伝え識別性を高めること
- ウ.印刷コストを下げること
- エ.画面の解像度を上げること
正解:イ.情報の意味や種類を直感的に伝え識別性を高めること
解説:サインやピクトグラムでは、色によって情報の意味や種類を直感的に伝え、識別性や視認性を高めることが目的です。
-
問193.日本産業規格(JIS)の安全色において、「防火・禁止・停止」などを表す色はどれか。
- ア.緑
- イ.黄
- ウ.青
- エ.赤
正解:エ.赤
解説:JIS安全色では赤が「防火・禁止・停止・高度の危険」を表します。最も注意を要する事象に用いられます。
-
問194.JIS安全色において、「注意」を表し、つまずき・衝突などの警告に用いられる色はどれか。
- ア.赤
- イ.黄
- ウ.緑
- エ.赤紫
正解:イ.黄
解説:JIS安全色では黄が「注意」を表し、危険箇所の警告などに用いられます。黒との縞模様にすることも多くあります。
-
問195.JIS安全色において、「安全状態・避難・救護・進行」などを表す色はどれか。
- ア.赤
- イ.青
- ウ.緑
- エ.黄
正解:ウ.緑
解説:JIS安全色では緑が「安全状態・避難・進行」を表します。非常口や救護所の表示などに用いられます。
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問196.JIS安全色において、「指示・誘導」などを表す色はどれか。
- ア.青
- イ.緑
- ウ.赤
- エ.黄
正解:ア.青
解説:JIS安全色では青が「指示」を表し、行動を指示・誘導する標識などに用いられます。
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問197.JIS安全色で、安全色を引き立てるために文字・記号・縞模様などに用いられる「対比色」に該当する組み合わせはどれか。
- ア.赤と緑
- イ.青と黄
- ウ.白と黒
- エ.赤と青
正解:ウ.白と黒
解説:JISでは安全色を引き立てるための対比色として白と黒が規定されています。安全色の地に文字や縞を載せて視認性を高めます。
-
問198.安全色に高彩度の色が選ばれる主な理由として最も適切なものはどれか。
- ア.印刷が安価だから
- イ.色が褪せにくいから
- ウ.自然界に多い色だから
- エ.誘目性・視認性が高く注意を引きやすいから
正解:エ.誘目性・視認性が高く注意を引きやすいから
解説:安全色は危険や指示を確実に伝える必要があるため、誘目性や視認性の高い高彩度の色が選ばれます。注意を確実に引くためです。
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問199.情報を色分けして整理する「カラーコーディング」の効果として最も適切なものはどれか。
- ア.情報の色数を必ず増やせる
- イ.色による分類で識別性を高め理解を助ける
- ウ.印刷コストを必ず下げる
- エ.明度差をなくして見やすくする
正解:イ.色による分類で識別性を高め理解を助ける
解説:カラーコーディングは情報を色で分類し、識別性を高めて理解や検索を容易にする手法です。路線図やファイル整理などに使われます。
-
問200.ファッションにおける「シーズンカラー」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.その人の肌に似合う色のこと
- イ.流行を予測する団体の名称
- ウ.季節ごとに好まれる色の傾向のこと
- エ.印刷で使う標準色のこと
正解:ウ.季節ごとに好まれる色の傾向のこと
解説:シーズンカラーは春夏秋冬それぞれの季節感に合わせた色の傾向で、季節ごとに好まれる色味を指します。春は明るい、秋は深みのある色などが代表例です。
-
問201.一般的なシーズンカラーの傾向として、「春」に合うとされる色味として最も適切なものはどれか。
- ア.明るく軽やかな黄緑やピンク
- イ.深く暗い暖色
- ウ.くすんだ寒色
- エ.黒を基調とした重い色
正解:ア.明るく軽やかな黄緑やピンク
解説:春は芽吹きや花を思わせる、明るく軽やかな黄緑やピンクなどの高明度の色が合うとされます。あくまで一般的な傾向です。
-
問202.一般的なシーズンカラーの傾向として、「秋」に合うとされる色味として最も適切なものはどれか。
- ア.明るいパステル
- イ.鮮やかな水色
- ウ.高明度の白系
- エ.深みのあるブラウンやマスタードなどの暖色
正解:エ.深みのあるブラウンやマスタードなどの暖色
解説:秋は紅葉や実りを思わせる、深みのあるブラウンやマスタード、えんじなどの低明度寄りの暖色が合うとされます。
-
問203.流行色(トレンドカラー)の調査・選定・情報提供を行う日本の機関はどれか。
- ア.JIS(日本産業規格)
- イ.JPMA
- ウ.JAFCA(日本流行色協会)
- エ.CIE(国際照明委員会)
正解:ウ.JAFCA(日本流行色協会)
解説:JAFCA(日本流行色協会)は流行色の調査・予測・選定を行い、シーズンごとの流行色を発表する機関です。
-
問204.流行色(トレンドカラー)は一般に、実際に市場で売られる時期に対していつ頃選定・発表されるか。
- ア.実際のシーズンと同時
- イ.実際のシーズンの約2年前
- ウ.実際のシーズンの1か月前
- エ.実際のシーズンの直後
正解:イ.実際のシーズンの約2年前
解説:流行色は実際のシーズンの約2年前(おおむね18〜24か月前)に国際的な会議などで選定・発表され、生産に反映されます。
-
問205.国際的に流行色を選定する組織として、各国の流行色団体が加盟しているのはどれか。
- ア.国際照明委員会(CIE)
- イ.インターカラー(国際流行色委員会)
- ウ.国際標準化機構(ISO)
- エ.国際色彩学会
正解:イ.インターカラー(国際流行色委員会)
解説:インターカラー(国際流行色委員会)は各国の流行色団体が加盟し、国際的な流行色を選定する組織です。日本ではJAFCAが加盟しています。
-
問206.パーソナルカラーの基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.その季節に流行している色のこと
- イ.肌・髪・瞳に調和しその人を魅力的に見せる色のこと
- ウ.印刷で使う標準的な色のこと
- エ.国が定めた安全のための色のこと
正解:イ.肌・髪・瞳に調和しその人を魅力的に見せる色のこと
解説:パーソナルカラーは、肌・髪・瞳などの色に調和し、その人を魅力的に見せる色のことです。似合う色の傾向を見つける考え方です。
-
問207.パーソナルカラー診断で用いられる、肌の色みを大きく二分する基本的な分類はどれか。
- ア.高明度ベースと低明度ベース
- イ.イエローベースとブルーベース
- ウ.暖色ベースと無彩色ベース
- エ.清色ベースと濁色ベース
正解:イ.イエローベースとブルーベース
解説:パーソナルカラーでは肌の色みを黄みがかったイエローベースと青みがかったブルーベースに大別する考え方が基本になります。
-
問208.パーソナルカラーの四季タイプ分類において、一般にイエローベースに分類されるとされる組み合わせはどれか。
- ア.スプリングとオータム
- イ.サマーとウィンター
- ウ.スプリングとサマー
- エ.オータムとウィンター
正解:ア.スプリングとオータム
解説:四季タイプではスプリング(春)とオータム(秋)がイエローベース、サマー(夏)とウィンター(冬)がブルーベースに分類されるのが一般的な考え方です。
-
問209.パーソナルカラーの四季タイプ分類において、一般にブルーベースに分類されるとされる組み合わせはどれか。
- ア.スプリングとオータム
- イ.サマーとウィンター
- ウ.スプリングとウィンター
- エ.オータムとサマー
正解:イ.サマーとウィンター
解説:四季タイプではサマー(夏)とウィンター(冬)がブルーベース、スプリング(春)とオータム(秋)がイエローベースに分類されるのが一般的です。
-
問210.パーソナルカラーの「ウィンター(冬)」タイプに似合うとされる色の傾向として、一般的に説明されるものはどれか。
- ア.くすんだ黄みの強い色
- イ.淡く黄みがかった柔らかい色
- ウ.はっきりした原色やコントラストの強い澄んだ色
- エ.低彩度のブラウン系
正解:ウ.はっきりした原色やコントラストの強い澄んだ色
解説:ウィンタータイプはブルーベースで、はっきりとした原色や白・黒のコントラストの強い澄んだ色が似合うとされます。あくまで一般的傾向です。
-
問211.パーソナルカラーの「サマー(夏)」タイプに似合うとされる色の傾向として、一般的に説明されるものはどれか。
- ア.鮮やかな原色
- イ.黄みの強い深い暖色
- ウ.黒を基調とした強い色
- エ.青みのある柔らかなパステルやスモーキーな色
正解:エ.青みのある柔らかなパステルやスモーキーな色
解説:サマータイプはブルーベースで、青みのある柔らかなパステルやスモーキーな色が似合うとされます。一般的な目安としての傾向です。
-
問212.素材・質感と色の関係について、同じ色でも光沢のある(つやのある)素材で見られやすい特徴はどれか。
- ア.明度や彩度がつや消しより低く見える
- イ.ハイライトが目立ち明るく鮮やかに見えやすい
- ウ.色相が必ず暖色に偏る
- エ.無彩色にしか見えなくなる
正解:イ.ハイライトが目立ち明るく鮮やかに見えやすい
解説:光沢のある素材は表面で光を強く反射するため、同じ色でもつや消し素材よりも明るく鮮やかに、ハイライトが目立って見える傾向があります。
-
問213.素材・質感と色の関係について、起毛やマットな(つや消しの)素材で見られやすい特徴はどれか。
- ア.光を強く反射してつやのある素材より明るく見える
- イ.色相が必ず寒色に偏る
- ウ.光を散乱させ落ち着いてやわらかい色に見えやすい
- エ.彩度が必ず最大になる
正解:ウ.光を散乱させ落ち着いてやわらかい色に見えやすい
解説:マットな素材は光を散乱させるため、つやのある素材より落ち着いてやわらかく、深みのある色に見える傾向があります。
-
問214.ファッションのコーディネートにおける配色で、同一または隣接の色相でトーン差をつけてまとめる手法を何というか。
- ア.補色配色
- イ.トーンオントーン配色
- ウ.トリコロール配色
- エ.アクセントカラー配色
正解:イ.トーンオントーン配色
解説:ワントーン(トーンオントーン)配色は同一・類似の色相でトーン(明度・彩度)に差をつけてまとめる手法で、統一感とまとまりが出ます。
-
問215.コーディネートで、同一トーンを保ちながら色相を変化させてまとめる配色手法を何というか。
- ア.ドミナントカラー配色
- イ.セパレーション配色
- ウ.トーンイントーン配色
- エ.グラデーション配色
正解:ウ.トーンイントーン配色
解説:トーンイントーン配色は同一トーンを保って色相を変える手法で、明度や彩度の印象は統一されつつ色みに変化が生まれます。
-
問216.コーディネートで全身を一つの色相でまとめ、統一感を強く出す配色を何というか。
- ア.補色配色
- イ.セパレーション配色
- ウ.アクセントカラー配色
- エ.ドミナントカラー配色
正解:エ.ドミナントカラー配色
解説:ドミナントカラー配色は特定の色相を支配的に用いて全体をまとめる手法で、強い統一感が得られます。
-
問217.コーディネートで、隣り合う色がなじみすぎたり対立しすぎたりするのを、無彩色などを間にはさんで調整する配色を何というか。
- ア.セパレーション配色
- イ.グラデーション配色
- ウ.ドミナントカラー配色
- エ.トーンオントーン配色
正解:ア.セパレーション配色
解説:セパレーション配色は色と色の間に分離色(多くは無彩色)をはさみ、なじみすぎや対立を和らげて見やすくする手法です。
-
問218.全体を地味あるいは穏やかにまとめた中に、目立つ色を少量加えて引き締める配色手法を何というか。
- ア.トーンイントーン配色
- イ.アクセントカラー配色
- ウ.ドミナントカラー配色
- エ.グラデーション配色
正解:イ.アクセントカラー配色
解説:アクセントカラー配色は、まとまった配色の中に対照的な色を小面積加えて変化と引き締めを与える手法です。差し色とも呼ばれます。
-
問219.コーディネートで、色相や明度・彩度を段階的に少しずつ変化させて連続感を出す配色を何というか。
- ア.セパレーション配色
- イ.アクセントカラー配色
- ウ.補色配色
- エ.グラデーション配色
正解:エ.グラデーション配色
解説:グラデーション配色は色を段階的に変化させて連続的なつながりを表現する手法で、リズムや動きを感じさせます。
-
問220.ファッションで肌の色(肌色)になじませる色を選ぶ際の一般的な考え方として、最も適切なものはどれか。
- ア.必ず補色を選ぶ
- イ.必ず無彩色のみを選ぶ
- ウ.肌の色みに近い暖色系や中明度の色を選ぶ
- エ.必ず最高彩度の色を選ぶ
正解:ウ.肌の色みに近い暖色系や中明度の色を選ぶ
解説:肌になじませるには、肌の色みに近い暖色系や中明度の色を選ぶと自然になじみます。対照的な色は引き立て役として用いられます。
-
問221.ファッションにおける「フォーマル」な装いの配色として、一般的に適切とされるものはどれか。
- ア.鮮やかな多色のカジュアル配色
- イ.明るいパステルの可愛らしい配色
- ウ.原色のコントラスト配色
- エ.黒・紺・グレーなど落ち着いた色でまとめた配色
正解:エ.黒・紺・グレーなど落ち着いた色でまとめた配色
解説:フォーマルな装いは黒・紺・グレーなど落ち着いた低明度・低彩度の色でまとめると、きちんとした印象になります。
-
問222.ビジュアルデザインで背景(地)と文字(図)の見やすさを高めるために最も重要な配慮はどれか。
- ア.図と地の色相をそろえる
- イ.図と地の明度差を大きくする
- ウ.図と地の彩度を最大にする
- エ.図と地を同じ色にする
正解:イ.図と地の明度差を大きくする
解説:図と地の見やすさは明度差(コントラスト)が最も重要です。明度差が大きいほど文字が読みやすく視認性が高まります。
-
問223.印刷物とディスプレイで同じデザインを再現しようとしても色が一致しにくい主な理由として、最も適切なものはどれか。
- ア.どちらも同じRGBを使っているが解像度が違うから
- イ.減法混色と加法混色という混色方式や色域が異なるから
- ウ.印刷の方が色数が必ず多いから
- エ.ディスプレイは無彩色しか出せないから
正解:イ.減法混色と加法混色という混色方式や色域が異なるから
解説:印刷は色料の減法混色(CMYK)、ディスプレイは色光の加法混色(RGB)と再現方式が異なり、表現できる色域も違うため色が完全には一致しません。
-
問224.イメージスケールにおいて、ペールトーンの淡い配色は一般にどの領域に位置づけられやすいか。
- ア.ハード(硬)で重い領域
- イ.ダイナミックで力強い領域
- ウ.ソフト(軟)で軽い領域
- エ.クールでシャープな領域のみ
正解:ウ.ソフト(軟)で軽い領域
解説:ペールトーンの淡い配色は、やわらかく軽いため一般に「ソフト(軟)」寄りの領域に位置づけられます。明度が高く軽快な印象です。
-
問225.イメージスケールにおいて、低明度・高彩度の暖色を中心とした配色は一般にどの方向に位置づけられやすいか。
- ア.ソフトで淡い方向
- イ.ダイナミックでハードな方向
- ウ.クリアで清潔な方向のみ
- エ.地味で静かな方向のみ
正解:イ.ダイナミックでハードな方向
解説:低明度・高彩度の暖色を中心とした配色は重厚で力強く、一般にダイナミックでハード寄りの方向に位置づけられやすくなります。
-
問226.インテリアの配色計画で、室内の床・壁・天井など最も大きな面積を占め全体の基調となる色を何というか。
- ア.ベースカラー
- イ.アソートカラー
- ウ.アクセントカラー
- エ.ドミナントカラー
正解:ア.ベースカラー
解説:最大面積を占め空間の基調となる色をベースカラーといい、一般に約70%程度を占めます。落ち着いた低彩度色が選ばれます。
-
問227.インテリアの配色で、カーテンや家具・ソファなど中程度の面積を占め配色の主役となる色を何というか。
- ア.ベースカラー
- イ.アソートカラー
- ウ.アクセントカラー
- エ.セパレーションカラー
正解:イ.アソートカラー
解説:アソートカラーは配色の主役となる色で、面積比は約25%程度。ベースカラーとアクセントカラーの中間的役割を担います。
-
問228.インテリアの配色で、クッションや小物などごく小面積に用いて空間を引き締める色を何というか。
- ア.ベースカラー
- イ.アソートカラー
- ウ.アクセントカラー
- エ.ベースカラー2
正解:ウ.アクセントカラー
解説:アクセントカラーは小面積(約5%程度)に用い、空間に変化や強調を与える色です。彩度の高い色が効果的に働きます。
-
問229.インテリア配色におけるベース・アソート・アクセントカラーの一般的な面積比として最も適切なものはどれか。
- ア.25:70:5
- イ.5:25:70
- ウ.33:33:33
- エ.70:25:5
正解:エ.70:25:5
解説:一般にベース約70%・アソート約25%・アクセント約5%が目安です。大きな面ほど低彩度・穏やかな色が安定します。
-
問230.インテリアで大面積を占めるベースカラーに適した色の傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.低彩度で穏やかな色
- イ.高明度・高彩度の鮮やかな色
- ウ.補色対比の強い2色
- エ.純色に近い原色
正解:ア.低彩度で穏やかな色
解説:大面積には彩度を抑えた穏やかな色が向きます。高彩度色を広く使うと刺激が強く落ち着かない空間になります。
-
問231.同じ色でも大きな面積で見ると、小さな面積で見たときより明るく鮮やかに見える現象を何というか。
- ア.色陰現象
- イ.面積効果
- ウ.同化現象
- エ.ハレーション
正解:イ.面積効果
解説:面積効果により、大面積では明度・彩度が高く感じられます。壁紙などは見本より明るく鮮やかに見える点に注意します。
-
問232.寝室(ベッドルーム)の色彩計画として一般に推奨される傾向はどれか。
- ア.高彩度の刺激的な配色
- イ.原色を多用した配色
- ウ.落ち着いた低彩度の穏やかな配色
- エ.白黒の強い対比配色
正解:ウ.落ち着いた低彩度の穏やかな配色
解説:寝室は休息・睡眠の場であり、落ち着きと安らぎを与える低彩度・暖かみのある穏やかな配色が一般に推奨されます。
-
問233.食欲を増進させる効果があるとされ、ダイニングの配色に取り入れやすい色相系統はどれか。
- ア.寒色系
- イ.無彩色
- ウ.青緑系
- エ.暖色系
正解:エ.暖色系
解説:暖色系(赤・橙・黄)は食欲を増進させるとされ、食卓周りに取り入れやすい色です。寒色系は食欲を抑える傾向があります。
-
問234.勉強や仕事に集中する書斎・ワークスペースに取り入れると効果的とされる色相系統はどれか。
- ア.寒色系
- イ.暖色系
- ウ.高彩度の赤
- エ.鮮やかな黄
正解:ア.寒色系
解説:青などの寒色系は気持ちを落ち着かせ集中力を高める効果が期待され、書斎やワークスペースに向くとされます。
-
問235.モダンスタイルのインテリアに用いられる色づかいの傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.ベージュや木目の自然な色調
- イ.無彩色を基調にシャープでシンプル
- ウ.金や深い赤の重厚な色調
- エ.パステルの可愛らしい色調
正解:イ.無彩色を基調にシャープでシンプル
解説:モダンは無彩色(白・グレー・黒)を基調に、直線的でシャープな印象をつくります。アクセントに鮮やかな色を効かせます。
-
問236.ナチュラルスタイルのインテリアに用いられる色づかいの傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.黒を基調にした無機質な色調
- イ.原色を多用した派手な色調
- ウ.ベージュや木目の自然で穏やかな色調
- エ.金属的でクールな色調
正解:ウ.ベージュや木目の自然で穏やかな色調
解説:ナチュラルはベージュ・アイボリー・木目など自然素材を思わせる暖かみのある穏やかな色調が中心となります。
-
問237.クラシックスタイルのインテリアに用いられる色づかいの傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.明るいパステルカラー
- イ.蛍光色のような鮮やかな色
- ウ.無彩色のみのモノトーン
- エ.深く重厚な落ち着いた色調
正解:エ.深く重厚な落ち着いた色調
解説:クラシックは深みのある茶・えんじ・濃緑など重厚で落ち着いた色調を用い、格調高く伝統的な雰囲気をつくります。
-
問238.エレガントスタイルのインテリアに用いられる色づかいの傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.上品で繊細な紫みやグレイッシュな色調
- イ.原色の対比が強い色調
- ウ.黒一色の重い色調
- エ.蛍光色の派手な色調
正解:ア.上品で繊細な紫みやグレイッシュな色調
解説:エレガントは紫みやグレイッシュな上品で繊細な中明度・低彩度の色調を用い、優雅で洗練された印象をつくります。
-
問239.カジュアルスタイルのインテリアに用いられる色づかいの傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.くすんだ重厚な色調
- イ.明るく親しみやすい多色づかい
- ウ.無彩色中心の静かな色調
- エ.深い紫の格調高い色調
正解:イ.明るく親しみやすい多色づかい
解説:カジュアルは明るく親しみやすい配色で、ビビッドやクリアな色を多色使いし、楽しく活発な印象をつくります。
-
問240.和風(和モダンを含む)インテリアの色彩傾向として最も適切なものはどれか。
- ア.蛍光色を基調にした色調
- イ.金属的でクールな色調
- ウ.木や土を思わせる自然な低彩度色や伝統色
- エ.原色の対比配色
正解:ウ.木や土を思わせる自然な低彩度色や伝統色
解説:和風は木・畳・土壁を思わせる自然な低彩度色や、藍・利休鼠などの伝統色を用い、落ち着いた趣をつくります。
-
問241.照明の光色のうち、夕日のような暖かみのあるオレンジがかった光色を一般に何と呼ぶか。
- ア.昼白色
- イ.昼光色
- ウ.温白色
- エ.電球色
正解:エ.電球色
解説:電球色は色温度が約2700K前後の暖かみのある光色で、くつろぎや落ち着きを演出します。寝室やリビングに向きます。
-
問242.照明の光色のうち、太陽光に近い自然な白い光色を一般に何と呼ぶか。
- ア.昼白色
- イ.電球色
- ウ.電球色2
- エ.温白色
正解:ア.昼白色
解説:昼白色は約5000K前後の自然な白色光で、太陽光に近くものの色を見分けやすいため、多用途に適します。
-
問243.照明の光色のうち、青みを帯びたすっきりと明るい光色を一般に何と呼ぶか。
- ア.電球色
- イ.昼光色
- ウ.昼白色
- エ.温白色
正解:イ.昼光色
解説:昼光色は約6500K前後の青みを帯びた明るい光色で、すっきりと活動的な印象を与え、勉強部屋などに向きます。
-
問244.くつろぎや安らぎを重視するリビングや寝室の照明として一般に適しているとされる光色はどれか。
- ア.昼光色
- イ.昼白色
- ウ.電球色
- エ.青白い高色温度の光
正解:ウ.電球色
解説:暖かみのある電球色はリラックス効果が高く、くつろぎの空間であるリビングや寝室の照明に一般に適します。
-
問245.色温度と光色の関係として正しいものはどれか。
- ア.色温度が低いほど青い光になる
- イ.色温度が高いほど赤い光になる
- ウ.色温度は光色と無関係である
- エ.色温度が低いほど暖かみのある赤い光になる
正解:エ.色温度が低いほど暖かみのある赤い光になる
解説:色温度が低いほど赤み・暖かみのある光色、高いほど青み・すっきりした光色になります。電球色は低く昼光色は高い色温度です。
-
問246.インテリアにおいて素材と色の関係を説明したものとして最も適切なものはどれか。
- ア.光沢の有無や質感によって同じ色でも見え方が変わる
- イ.素材が変わっても色の見え方は一切変わらない
- ウ.色は素材より照明だけで決まる
- エ.マット素材ほど鮮やかに見える
正解:ア.光沢の有無や質感によって同じ色でも見え方が変わる
解説:同じ色でも素材の質感(光沢・凹凸)で見え方が変わります。光沢素材は鮮やかに、マットな素材は穏やかに見える傾向があります。
-
問247.天井を壁より明るい色にすると一般に得られる効果として最も適切なものはどれか。
- ア.天井が低く重く感じられる
- イ.空間が広く高く感じられる
- ウ.床が沈んで見える
- エ.彩度が下がって見える
正解:イ.空間が広く高く感じられる
解説:天井を明るくすると空間が広く高く感じられます。明度の高い色は膨張・後退ぎみに働き、開放感を生みます。
-
問248.狭い室内を実際より広く感じさせたいとき、壁の色として一般に効果的なのはどれか。
- ア.明度の低い濃い色
- イ.高彩度の暖色
- ウ.明度の高い淡い色
- エ.純色に近い赤
正解:ウ.明度の高い淡い色
解説:明度が高く彩度の低い淡い色は膨張・後退して見え、空間を広く感じさせます。暗く濃い色は狭く感じさせます。
-
問249.ライフスタイルと色の関係についての記述として最も適切なものはどれか。
- ア.配色は居住者に関係なく一律に決めるべきである
- イ.色の好みは年齢と無関係である
- ウ.家族構成は配色計画に影響しない
- エ.居住者の生活スタイルや嗜好に合わせて配色を計画する
正解:エ.居住者の生活スタイルや嗜好に合わせて配色を計画する
解説:色の好みや適切な配色は、居住者の年齢・家族構成・生活スタイル・嗜好により異なるため、それらに合わせた計画が重要です。
-
問250.インテリアでセパレーションカラー(分離色)を用いる主なねらいとして最も適切なものはどれか。
- ア.色同士の境界に挟んで配色を整える
- イ.最大面積を占めさせて基調にする
- ウ.彩度を最大化する
- エ.色をすべて同化させる
正解:ア.色同士の境界に挟んで配色を整える
解説:セパレーションカラーは隣接する色の境界に細く挟み、なじみすぎや対比が強すぎる配色を整え、まとまりを与える手法です。
-
問251.景観色彩の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.個々の建物が目立つことを最優先する
- イ.周囲の自然や街並みとの調和を重視する
- ウ.高彩度色を積極的に多用する
- エ.建物ごとに自由な色を競わせる
正解:イ.周囲の自然や街並みとの調和を重視する
解説:景観色彩は個々の建物の主張より、周囲の自然・街並みとの調和を重視し、地域全体としてのまとまりを目指します。
-
問252.良好な景観の形成を促進するために2004年に制定された日本の法律はどれか。
- ア.都市計画法
- イ.建築基準法
- ウ.景観法
- エ.屋外広告物法
正解:ウ.景観法
解説:景観法は2004年に制定された、良好な景観形成を目的とする法律です。地方公共団体が景観計画を定める根拠となります。
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問253.地方公共団体が区域を定め、その区域内の建築物の形態・色彩などについて基準を設けることができる制度はどれか。
- ア.用途地域
- イ.防火地域
- ウ.高度地区
- エ.景観計画
正解:エ.景観計画
解説:景観法に基づき地方公共団体が景観計画を定め、その区域内で建築物の形態・色彩等に関する基準を設けることができます。
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問254.屋外広告物の表示について規制する制度の目的として最も適切なものはどれか。
- ア.良好な景観の保全や危害防止のため表示を規制する
- イ.広告主の利益を最大化する
- ウ.広告の数を増やすため
- エ.色彩を自由化するため
正解:ア.良好な景観の保全や危害防止のため表示を規制する
解説:屋外広告物の規制は、良好な景観の保全や風致の維持、危害の防止を目的とし、表示場所・大きさ・色彩等を制限します。
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問255.環境色彩において、街並み全体の調和を支える大面積の色を一般に何と位置づけるか。
- ア.アクセントカラー
- イ.ベースカラー
- ウ.セパレーションカラー
- エ.補色
正解:イ.ベースカラー
解説:環境色彩でも、建物外壁など大面積の色はベースカラーとして低彩度の穏やかな色とし、景観全体の調和を支えます。
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問256.景観における外壁色(大面積色)の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.大面積こそ高彩度の派手な色にする
- イ.外壁は必ず純色を用いる
- ウ.大面積は低彩度で周囲になじむ色にする
- エ.外壁色は景観に影響しない
正解:ウ.大面積は低彩度で周囲になじむ色にする
解説:外壁など大面積色は低彩度で周囲になじむ穏やかな色が望ましく、高彩度色は看板など小面積のアクセントに留めるのが基本です。
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問257.マンセル値を用いた外壁色の景観規制で、一般に上限が設けられやすい属性はどれか。
- ア.色相のみで彩度は無制限
- イ.明度は一切問わない
- ウ.マンセル値は規制に使えない
- エ.彩度(クロマ)に上限を設ける
正解:エ.彩度(クロマ)に上限を設ける
解説:景観計画では外壁の彩度(クロマ)に上限を設け、派手すぎる色を避ける手法がよく用いられます。色相ごとに上限を変える例もあります。
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問258.ランドスケープという言葉が指す対象として最も適切なものはどれか。
- ア.屋外の景観・風景の総体
- イ.室内装飾全般
- ウ.照明計画のみ
- エ.印刷物のレイアウト
正解:ア.屋外の景観・風景の総体
解説:ランドスケープは庭園・公園・街路など、地形や植栽を含めた屋外空間・景観の総体を指す概念です。
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問259.自然環境と調和した景観色彩を考える際の基本的な姿勢として最も適切なものはどれか。
- ア.地域の自然色を無視して流行色を採用する
- イ.地域固有の自然の色を手がかりに調和を図る
- ウ.全国一律の派手な色で統一する
- エ.自然色は景観計画に関係しない
正解:イ.地域固有の自然の色を手がかりに調和を図る
解説:地域の山・海・土・植生など、その土地固有の自然の色を手がかりにし、それらと調和する色を選ぶことが基本となります。
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問260.歴史的な街並みの景観色彩を保全する際の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.新しい派手な色で刷新する
- イ.建物ごとに自由な色を競わせる
- ウ.伝統的な色調を尊重し調和を保つ
- エ.無彩色のみに統一する
正解:ウ.伝統的な色調を尊重し調和を保つ
解説:歴史的街並みでは、伝統的な建材や既存の色調を尊重し、それらと調和する色を用いて統一感を保つことが重視されます。
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問261.色名の体系のうち、「赤」「黄」「青」のように色みの系統を表すおおもとの色名を何というか。
- ア.系統色名
- イ.慣用色名
- ウ.固有色名
- エ.基本色名
正解:エ.基本色名
解説:基本色名は色を表す最も基本的な色名で、JISでは有彩色10種・無彩色3種が定められています。系統色名や慣用色名の基礎となります。
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問262.基本色名に明度・彩度や色相の修飾語を組み合わせて系統的に色を表す色名を何というか。
- ア.系統色名
- イ.基本色名
- ウ.慣用色名
- エ.個別名
正解:ア.系統色名
解説:系統色名は「明るい」「暗い」「くすんだ」などの修飾語と色相を組み合わせ、色を体系的・客観的に表す色名です。
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問263.「茜色」「群青」「ラベンダー」のように、由来や習慣に基づいて個々の色につけられた色名を何というか。
- ア.基本色名
- イ.慣用色名
- ウ.系統色名
- エ.標準色名
正解:イ.慣用色名
解説:慣用色名(固有色名)は、染料・植物・地名などに由来し慣習的に用いられる具体的な色名です。系統色名で言い換えできます。
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問264.JIS系統色名における修飾語の組み合わせ方として正しいものはどれか。
- ア.色温度+単位
- イ.地名のみ
- ウ.明度・彩度の修飾語+色相
- エ.数値のみ
正解:ウ.明度・彩度の修飾語+色相
解説:JIS系統色名は、明度・彩度に関する修飾語(明るい・暗い・鮮やかな等)と色相名を組み合わせて表します。
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問265.和色名「茜(あかね)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.黄緑系
- ウ.紫系
- エ.赤系
正解:エ.赤系
解説:茜は茜草の根で染めた色に由来し、やや沈んだ暗い赤系の色です。読みは「あかね」です。
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問266.和色名「緋(ひ)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.黄系
- ウ.青系
- エ.緑系
正解:ア.赤系
解説:緋は鮮やかで濃い赤を表す色名で、読みは「ひ」です。緋色として親しまれます。
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問267.和色名「朱(しゅ)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.赤橙系
- ウ.紫系
- エ.黄緑系
正解:イ.赤橙系
解説:朱は黄みを帯びた鮮やかな赤、すなわち赤橙系の色で、読みは「しゅ」です。神社の鳥居などに見られます。
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問268.和色名「桜(さくら)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.暗い青
- イ.濃い緑
- ウ.淡い赤(淡赤)
- エ.鮮やかな黄
正解:ウ.淡い赤(淡赤)
解説:桜色は桜の花のような淡く明るい赤(淡赤)で、読みは「さくら」です。やわらかな印象の色です。
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問269.和色名「臙脂」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.あさぎ・青系
- イ.もえぎ・黄緑系
- ウ.るり・青系
- エ.えんじ・赤系
正解:エ.えんじ・赤系
解説:臙脂は「えんじ」と読み、やや暗く深い赤の系統です。古くから染料として用いられました。
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問270.和色名「山吹(やまぶき)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄系
- イ.青系
- ウ.紫系
- エ.緑系
正解:ア.黄系
解説:山吹色はヤマブキの花のような鮮やかな黄、やや赤みのある黄系の色で、読みは「やまぶき」です。
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問271.和色名「萌黄」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.あかね・赤系
- イ.もえぎ・黄緑系
- ウ.はなだ・青系
- エ.ふじ・青紫系
正解:イ.もえぎ・黄緑系
解説:萌黄は「もえぎ」と読み、若葉が萌え出るような黄緑系の色です。新緑を思わせる色名です。
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問272.和色名「若草(わかくさ)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.暗い赤系
- イ.青紫系
- ウ.黄緑系
- エ.灰系
正解:ウ.黄緑系
解説:若草色は若い草のような明るく冴えた黄緑系の色で、読みは「わかくさ」です。春らしい色名です。
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問273.和色名「浅葱」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.あさつき・赤系
- イ.せんじ・黄系
- ウ.うすき・紫系
- エ.あさぎ・青緑〜青系
正解:エ.あさぎ・青緑〜青系
解説:浅葱は「あさぎ」と読み、薄い葱の葉のような青緑〜明るい青系の色です。藍染の薄い色として知られます。
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問274.和色名「縹」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.はなだ・青系
- イ.あかね・赤系
- ウ.やまぶき・黄系
- エ.すみれ・紫系
正解:ア.はなだ・青系
解説:縹は「はなだ」と読み、藍染による明るい青系の色です。古くからの代表的な青の色名です。
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問275.和色名「群青(ぐんじょう)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.青系
- ウ.黄緑系
- エ.茶系
正解:イ.青系
解説:群青は鮮やかで深い青系の色で、読みは「ぐんじょう」です。岩絵具の青色顔料に由来します。
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問276.和色名「瑠璃」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.あい・赤系
- イ.とび・黄系
- ウ.るり・青系
- エ.ねず・緑系
正解:ウ.るり・青系
解説:瑠璃は「るり」と読み、宝石ラピスラズリのような冴えた青系の色です。深く澄んだ青を表します。
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問277.和色名「藍(あい)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.黄系
- ウ.紫系
- エ.青系
正解:エ.青系
解説:藍は藍染による濃く深い青系の色で、読みは「あい」です。ジャパンブルーとも称される日本の代表的な青です。
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問278.和色名「紺(こん)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.暗い青系
- イ.明るい黄系
- ウ.鮮やかな赤系
- エ.緑みの灰系
正解:ア.暗い青系
解説:紺は藍染の中でも特に濃い、暗い青系の色で、読みは「こん」です。落ち着いた深みのある青です。
-
問279.和色名「藤」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.あかね・赤系
- イ.ふじ・青紫系
- ウ.もえぎ・黄緑系
- エ.とび・茶系
正解:イ.ふじ・青紫系
解説:藤は「ふじ」と読み、フジの花のような薄く明るい青紫系の色です。やわらかな印象を持つ色名です。
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問280.和色名「菫」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.さくら・赤系
- イ.あさぎ・青系
- ウ.すみれ・紫系
- エ.わかくさ・黄緑系
正解:ウ.すみれ・紫系
解説:菫は「すみれ」と読み、スミレの花のような青みの紫系の色です。落ち着いた紫を表します。
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問281.和色名「利休鼠」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.りきゅうちゃ・赤系
- イ.りきゅうあお・青系
- ウ.りきゅうき・黄系
- エ.りきゅうねず・緑みの灰系
正解:エ.りきゅうねず・緑みの灰系
解説:利休鼠は「りきゅうねず」と読み、緑みを帯びた灰色(緑みの灰)系の色です。落ち着いた渋い色合いです。
-
問282.和色名「鶯」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.うぐいす・暗い黄緑系
- イ.うぐいす・鮮やかな青系
- ウ.うぐいす・赤系
- エ.うぐいす・紫系
正解:ア.うぐいす・暗い黄緑系
解説:鶯は「うぐいす」と読み、ウグイスの羽のような暗くくすんだ黄緑系の色です。落ち着いた和の色です。
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問283.和色名「鳶」の読みと系統として正しいものはどれか。
- ア.とび・青系
- イ.とび・暗い赤茶系
- ウ.とび・黄緑系
- エ.とび・紫系
正解:イ.とび・暗い赤茶系
解説:鳶は「とび」と読み、トビの羽のような暗い赤茶系の色です。鳶色として親しまれる落ち着いた茶です。
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問284.外来色名「バーミリオン(vermilion)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.赤系
- エ.紫系
正解:ウ.赤系
解説:バーミリオンは黄みを帯びた鮮やかな赤(朱色に近い赤系)で、辰砂に由来する顔料の名です。
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問285.外来色名「スカーレット(scarlet)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄系
- イ.青系
- ウ.緑系
- エ.赤系
正解:エ.赤系
解説:スカーレットは冴えた鮮やかな赤(緋色に近い赤系)の色名です。やや黄みのある強い赤を指します。
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問286.外来色名「カーマイン(carmine)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.緑系
- ウ.青系
- エ.黄系
正解:ア.赤系
解説:カーマインはコチニールに由来する、やや紫みを帯びた鮮やかな赤系の色名です。
-
問287.外来色名「マゼンタ(magenta)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.赤紫系
- ウ.黄系
- エ.茶系
正解:イ.赤紫系
解説:マゼンタは鮮やかな赤紫系の色で、色の三原色の一つとしても知られます。
-
問288.外来色名「ローズ(rose)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.黄緑系
- ウ.赤紫系
- エ.茶系
正解:ウ.赤紫系
解説:ローズはバラの花にちなんだ、紫みを帯びた赤(赤紫系)の色名です。
-
問289.外来色名「コバルトブルー(cobalt blue)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.赤系
- イ.緑系
- ウ.黄系
- エ.青系
正解:エ.青系
解説:コバルトブルーはコバルト顔料に由来する、鮮やかで深みのある青系の色名です。
-
問290.外来色名「プルシャンブルー(prussian blue)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.暗い青系
- イ.明るい黄系
- ウ.鮮やかな赤系
- エ.緑みの灰系
正解:ア.暗い青系
解説:プルシャンブルーは紺青とも呼ばれる、暗く深い青系の色名です。合成顔料として広く用いられました。
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問291.外来色名「エメラルドグリーン(emerald green)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.赤系
- エ.黄系
正解:イ.緑系
解説:エメラルドグリーンは宝石エメラルドのような、冴えた青みの緑系の色名です。
-
問292.外来色名「オリーブ(olive)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.赤系
- ウ.緑系
- エ.紫系
正解:ウ.緑系
解説:オリーブはオリーブの実のような、暗く渋い黄みの緑系の色名です。
-
問293.外来色名「オーカー(ochre)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.紫系
- エ.黄〜茶系
正解:エ.黄〜茶系
解説:オーカー(黄土色)は土に由来する、くすんだ黄〜黄茶系の色名です。
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問294.外来色名「カーキ(khaki)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄〜茶系
- イ.青系
- ウ.赤紫系
- エ.緑みの青系
正解:ア.黄〜茶系
解説:カーキは土ぼこりのような、くすんだ黄褐色(黄〜茶系)の色名です。軍服の色として知られます。
-
問295.外来色名「セピア(sepia)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.茶系
- ウ.緑系
- エ.紫系
正解:イ.茶系
解説:セピアはイカ墨に由来する、暗い黄みの茶系の色名です。古写真の色合いとして知られます。
-
問296.外来色名「ラベンダー(lavender)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.紫系
- エ.赤系
正解:ウ.紫系
解説:ラベンダーはラベンダーの花のような、薄く明るい紫系の色名です。やわらかな印象の色です。
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問297.外来色名「モーブ(mauve)」の系統として最も適切なものはどれか。
- ア.黄系
- イ.緑系
- ウ.赤橙系
- エ.紫系
正解:エ.紫系
解説:モーブは世界初の合成染料に由来する、くすんだ紫系の色名です。やや青みの紫を指します。
-
問298.JIS慣用色名についての説明として最も適切なものはどれか。
- ア.JISが選定し系統色名やマンセル値を対応づけた慣用色名
- イ.個人が自由に命名する色名
- ウ.色温度を表す色名
- エ.印刷でのみ使う特殊な記号
正解:ア.JISが選定し系統色名やマンセル値を対応づけた慣用色名
解説:JIS慣用色名は、慣用的に使われる色名のうちJISが選定し対応するマンセル値や系統色名を定めたもので、色名の標準化を図っています。
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問299.慣用色名の由来分類として一般に挙げられるものの組み合わせとして最も適切なものはどれか。
- ア.色温度と照度の数値
- イ.動植物・鉱物・染料・地名などの由来
- ウ.明度と彩度の記号のみ
- エ.色相環の角度のみ
正解:イ.動植物・鉱物・染料・地名などの由来
解説:慣用色名は、動植物・鉱物・染料・地名・人名などに由来して名づけられます。茜・群青・カーキなどが代表例です。
-
問300.慣用色名を客観的・体系的に言い換える際に用いるのに適した色名はどれか。
- ア.別の慣用色名
- イ.色温度
- ウ.系統色名
- エ.ブランド名
正解:ウ.系統色名
解説:慣用色名は人や時代で印象が異なるため、客観的に伝えるには修飾語+色相で表す系統色名に言い換えるのが適しています。
-
問301.照明の明るさが大きく変化しても、白い紙は白、黒い紙は黒として見え続ける。このように照明条件が変わっても物の明るさが一定に保たれて知覚される現象を何というか。
- ア.明るさの恒常性
- イ.明順応
- ウ.補色残像
- エ.色順応
正解:ア.明るさの恒常性
解説:明るさの恒常性は、照度が変化しても物体表面の明るさ(反射率に対応する見え)が安定して知覚される現象。網膜に届く光量自体は変化している。
-
問302.夕日や白熱電球など光源の色が変わっても、白い物はおおむね白く、肌の色はおおむね肌色に見える。この現象を何というか。
- ア.色の恒常性
- イ.色順応
- ウ.色相対比
- エ.明るさの恒常性
正解:ア.色の恒常性
解説:色の恒常性は、照明光の分光分布(色味)が変化しても物体本来の色がほぼ一定に見える現象で、脳が照明色を割り引いて知覚するためと考えられている。
-
問303.色のついた照明下にしばらくいると、最初は強く感じた照明の色みが次第に気にならなくなり、白い物が白く見えてくる。この順応を何というか。
- ア.明順応
- イ.暗順応
- ウ.色順応
- エ.補色順応
正解:ウ.色順応
解説:色順応は、ある色光に目が慣れることで、その色みの影響が弱まって感じられる順応現象。色の恒常性が成立する一因でもある。
-
問304.暗い映画館に入った直後は何も見えないが、しばらくすると周囲が見えるようになる。この目の働きを何というか。
- ア.色順応
- イ.明るさの恒常性
- ウ.補色残像
- エ.暗順応
正解:エ.暗順応
解説:暗順応は、暗所で時間をかけて感度が高まる順応で、桿体(かんたい)が主に働く。完全に順応するには数十分かかる。
-
問305.暗い場所から明るい屋外に出たとき、最初はまぶしくても次第に普通に見えるようになる順応を何というか。
- ア.明順応
- イ.暗順応
- ウ.色順応
- エ.縁辺対比
正解:ア.明順応
解説:明順応は、明るい場所に目が慣れて感度を下げる順応。錐体(すいたい)が働き、暗順応に比べて短時間(数分以内)で完了する。
-
問306.中性的な灰色を赤の背景に置くと緑みを帯びて見え、緑の背景に置くと赤みを帯びて見える。背景の色みと反対方向に色みがずれて見えるこの現象を何というか。
- ア.色相対比
- イ.明度対比
- ウ.彩度対比
- エ.補色対比
正解:ア.色相対比
解説:色相対比は、隣接または背景の色相の影響で、対象の色相が背景の補色方向にずれて知覚される対比現象である。
-
問307.同じ明るさのグレーでも、白地の上では暗く、黒地の上では明るく見える。この対比を何というか。
- ア.色相対比
- イ.彩度対比
- ウ.明度対比
- エ.縁辺対比
正解:ウ.明度対比
解説:明度対比は、周囲の明度の影響で対象の明度が反対方向にずれて見える現象。白地では暗く、黒地では明るく感じられる。
-
問308.同じ鮮やかさの色でも、より鮮やかな色に囲まれると鈍く見え、無彩色やくすんだ色に囲まれると鮮やかに見える。この対比を何というか。
- ア.明度対比
- イ.色相対比
- ウ.補色対比
- エ.彩度対比
正解:エ.彩度対比
解説:彩度対比は、周囲の彩度の影響で対象の彩度が反対方向にずれて見える現象。鮮やかな地では対象がくすんで見える。
-
問309.互いに補色に近い2色を隣り合わせると、双方の彩度がいっそう高く(鮮やかに)見える。この現象を何というか。
- ア.補色対比
- イ.明度対比
- ウ.色相対比
- エ.同化
正解:ア.補色対比
解説:補色対比は、補色関係の2色を並べると互いの彩度が強調され、より鮮やかに見える対比現象である。
-
問310.色と色が接する境界付近で、対比効果が特に強く現れる現象を何というか。
- ア.同時対比
- イ.同化
- ウ.継時対比
- エ.縁辺対比
正解:エ.縁辺対比
解説:縁辺対比(へりの対比)は、2色の境界近くで明度や色相の対比が強調されて見える現象で、境目に明暗のふちが見えることがある。
-
問311.明度の異なる帯(グレースケール)を並べると、各帯の境界付近で明るい側はより明るく、暗い側はより暗く見える縞模様が現れる。この縁辺対比に関連する現象を何というか。
- ア.ハレーション
- イ.リープマン効果
- ウ.マッハバンド
- エ.補色残像
正解:ウ.マッハバンド
解説:マッハバンドは、明度が段階的に変化する境界で生じる縁辺対比の一種で、境目に実際より明暗が強調された帯が知覚される。
-
問312.赤い色をしばらく見つめてから白い壁に視線を移すと、青緑色の像が見える。このように刺激色の補色が残って見える現象を何というか。
- ア.陽性残像
- イ.同時対比
- ウ.色順応
- エ.補色残像(陰性残像)
正解:エ.補色残像(陰性残像)
解説:補色残像(陰性残像)は、ある色を凝視した後に視線を移すと、その色の補色が残像として見える継時的な現象である。
-
問313.明るい光を見た直後に目を閉じると、見ていたものと同じ明るさ・色みの像が短時間残る。このような残像を何というか。
- ア.陽性残像
- イ.陰性残像
- ウ.補色残像
- エ.継時対比
正解:ア.陽性残像
解説:陽性残像は、刺激と同じ明暗・色みの像が短時間残る残像で、強い光を見た直後などに生じる。補色が見える陰性残像とは異なる。
-
問314.残像を時間差で生じる対比としてとらえる場合、赤を見た後に置いた灰色が青緑みを帯びて見える。このような時間差の対比を何というか。
- ア.継時対比
- イ.同時対比
- ウ.縁辺対比
- エ.同化
正解:ア.継時対比
解説:継時対比(けいじたいひ)は、先に見た色の影響が後に見る色に時間差で及ぶ対比で、補色残像と同じ原理による。
-
問315.同じ明度に近い鮮やかな2色(例:赤と青緑)が接すると、境界がちらついて不安定に見えることがある。この現象を何というか。
- ア.マッハバンド
- イ.リープマン効果
- ウ.ハレーション
- エ.同化
正解:ウ.ハレーション
解説:ハレーションは、明度が近く彩度の高い補色同士などが隣接したとき、境界がぎらつき不安定に見える現象である。
-
問316.明度差の小さい高彩度の2色を隣接させると境界が不安定に見える。これを避けるため境界に細い無彩色の線(セパレーション)を入れると見やすくなる。この境界が不安定に見える現象は何か。
- ア.リープマン効果
- イ.補色残像
- ウ.マッハバンド
- エ.ハレーション
正解:エ.ハレーション
解説:ハレーションは明度差が小さく彩度の高い色同士で起こりやすく、セパレーション(分離)配色で明度差を補うと緩和できる。
-
問317.図と地の色の明度差が小さいと、図形の輪郭が見えにくくなる。逆に明度差を十分にとると図がはっきり見える、という関係を指摘した効果を何というか。
- ア.リープマン効果
- イ.ハレーション
- ウ.マッハバンド
- エ.同化
正解:ア.リープマン効果
解説:リープマン効果は、図と地の明度差が小さいと図形が判別しにくくなる現象で、視認性確保には十分な明度差が必要であることを示す。
-
問318.細い縞や小さな模様として色を配置すると、対比とは逆に、隣接色に近づいて見える(地の色に溶け込む)現象を何というか。
- ア.同化
- イ.対比
- ウ.縁辺対比
- エ.補色残像
正解:ア.同化
解説:同化は、対象が小さい・細い・隣接色との面積差が大きいなどの条件で、対象の色が周囲の色に近づいて見える現象で、対比とは反対方向に作用する。
-
問319.色の同化が起こりやすい条件として最も適切なものはどれか。
- ア.対象の面積が大きいとき
- イ.2色の明度差が非常に大きいとき
- ウ.対象が細かく小さいとき
- エ.補色同士のとき
正解:ウ.対象が細かく小さいとき
解説:同化は、模様が細かい・面積が小さい・図と地の色が似ているなどの条件で起こりやすい。逆に面積が大きく色差が大きいと対比が起こりやすい。
-
問320.白い背景に置いた灰色のグレーが、細い黒い格子を重ねると暗く、白い格子を重ねると明るく見えた。この現象は対比と同化のどちらか。
- ア.対比
- イ.残像
- ウ.恒常性
- エ.同化
正解:エ.同化
解説:細かい格子を重ねると対象がその色に近づいて見えるのは同化である。黒い格子では暗く、白い格子では明るく同化する。
-
問321.明度の同化が起こると、対象の明度はどのように知覚されるか。
- ア.隣接色と反対方向にずれる
- イ.常に中間の灰色になる
- ウ.変化しない
- エ.隣接色に近づく
正解:エ.隣接色に近づく
解説:明度の同化では、対象の明度が隣接色の明度に近づいて見える。明るい色に囲まれれば明るく、暗い色に囲まれれば暗く感じる。
-
問322.対象を遠くからでもすぐ見つけられる、目立つ程度を表す性質を何というか。
- ア.誘目性
- イ.明視性
- ウ.識別性
- エ.可読性
正解:ア.誘目性
解説:誘目性(ゆうもくせい)は、特に探していなくても自然に目を引く度合いで、高彩度・暖色(赤など)が高い傾向がある。
-
問323.対象の形や細部が、はっきりと見分けられる程度を表す性質を何というか。
- ア.誘目性
- イ.視認性
- ウ.明視性
- エ.誘導性
正解:ウ.明視性
解説:明視性(めいしせい)は、対象の細部や形が見やすい度合いで、図と地の明度差が大きいほど高くなる。
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問324.対象がそこに存在することを発見しやすい程度を表す、背景からの見つけやすさを何というか。
- ア.可読性
- イ.識別性
- ウ.明視性
- エ.視認性
正解:エ.視認性
解説:視認性(しにんせい)は、対象の存在を見つけやすい度合いで、背景との明度差・色相差が大きいほど高い。標識などの設計に関わる。
-
問325.複数の対象を、色によって互いに区別・分類しやすい程度を表す性質を何というか。
- ア.誘目性
- イ.可読性
- ウ.明視性
- エ.識別性
正解:エ.識別性
解説:識別性(しきべつせい)は、複数の対象を色で見分けやすい度合いで、路線図や色分けされた情報伝達で重要となる。
-
問326.文字や数字などが正しく読み取りやすい程度を表す性質を何というか。
- ア.可読性
- イ.誘目性
- ウ.視認性
- エ.識別性
正解:ア.可読性
解説:可読性(かどくせい)は、文字情報の読みやすさで、文字色と背景色の明度差が大きいほど高くなる。
-
問327.視認性を高めるために最も効果的な配色条件はどれか。
- ア.図と地の明度差を大きくする
- イ.図と地の色相を同じにする
- ウ.図と地の彩度をそろえる
- エ.図と地を補色だが同明度にする
正解:ア.図と地の明度差を大きくする
解説:視認性は図と地の明度差を大きくすると最も効果的に高まる。色相差や彩度差も寄与するが、明度差の影響が大きい。
-
問328.黒い文字の可読性が高い背景色として最も適切なものはどれか。
- ア.濃い紺
- イ.黒に近い茶
- ウ.白や淡い黄
- エ.中明度の灰
正解:ウ.白や淡い黄
解説:可読性は文字色と背景色の明度差に依存する。黒文字には明度の高い白や淡い黄などが背景として適し、明度差が確保される。
-
問329.高速道路の案内標識など、遠くからの誘目性・視認性が求められる対象で一般に効果的とされる色の傾向はどれか。
- ア.低彩度の寒色
- イ.低明度の中性色
- ウ.高彩度の暖色
- エ.無彩色のみ
正解:ウ.高彩度の暖色
解説:誘目性は高彩度の暖色(特に赤)が高い傾向にある。背景との明度差を確保したうえで高彩度色を用いると発見されやすい。
-
問330.明視性と誘目性の違いとして正しいものはどれか。
- ア.明視性は目立ちやすさ、誘目性は読みやすさ
- イ.明視性は誘目性の言い換え
- ウ.両者は同じ意味
- エ.明視性は細部の見分けやすさ、誘目性は目を引く度合い
正解:エ.明視性は細部の見分けやすさ、誘目性は目を引く度合い
解説:明視性は見た対象の細部の見分けやすさ、誘目性は自然に目を引く目立ちやすさで、両者は別の概念である。
-
問331.赤い色が一般に暖かさや興奮を感じさせるように、色から感じる温度感のうち、暖かく感じる色を何というか。
- ア.寒色
- イ.中性色
- ウ.暖色
- エ.補色
正解:ウ.暖色
解説:暖色は赤・橙・黄など暖かさを感じさせる色相群で、進出・興奮の心理効果をもつとされる。寒色は青系で冷たさを感じさせる。
-
問332.青や青緑など、心理的に冷たさや沈静を感じさせる色を何というか。
- ア.暖色
- イ.純色
- ウ.中性色
- エ.寒色
正解:エ.寒色
解説:寒色は青系の色相群で、冷たさ・後退・沈静の心理効果をもつとされる。暖色(赤系)と対をなす。
-
問333.緑や紫など、暖色にも寒色にも明確には属さない色相群を何というか。
- ア.中性色
- イ.純色
- ウ.清色
- エ.濁色
正解:ア.中性色
解説:中性色は緑・紫など、暖色・寒色のどちらにも強くは属さない色相群を指す。
-
問334.同じ大きさ・同じ位置でも、暖色は前に出て見え、寒色は奥に引っ込んで見える傾向がある。前に出て見える色を何というか。
- ア.進出色
- イ.後退色
- ウ.収縮色
- エ.補色
正解:ア.進出色
解説:進出色は前方に近づいて見える色で、暖色・高明度・高彩度の傾向がある。後退色は奥に見え、寒色・低明度の傾向がある。
-
問335.明度が高い明るい色は実際より大きく、低明度の暗い色は小さく見える傾向がある。大きく見える色を何というか。
- ア.収縮色
- イ.中性色
- ウ.後退色
- エ.膨張色
正解:エ.膨張色
解説:膨張色は実際より大きく見える色で、高明度・暖色の傾向がある。収縮色は小さく見え、低明度・寒色の傾向がある。
-
問336.色から受ける軽い・重いの感覚(重量感)に最も影響する色の属性はどれか。
- ア.色相
- イ.彩度
- ウ.明度
- エ.色温度
正解:ウ.明度
解説:色の軽重感は主に明度に左右され、高明度ほど軽く、低明度ほど重く感じられる。
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問337.色から受ける硬い・柔らかいの感覚(硬軟感)に最も関係が深い色の属性の組み合わせはどれか。
- ア.色相と色温度
- イ.彩度のみ
- ウ.色相のみ
- エ.明度と彩度
正解:エ.明度と彩度
解説:色の硬軟感は明度と彩度に関係し、高明度・低彩度の色は柔らかく、低明度・高彩度の色は硬く感じられる傾向がある。
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問338.色によって時間の経過の感じ方が変わるとされ、一般に長く(時間がたつのが遅く)感じられやすいとされる色の傾向はどれか。
- ア.暖色
- イ.寒色
- ウ.無彩色のみ
- エ.低彩度の色
正解:ア.暖色
解説:暖色系の環境では時間が長く感じられやすく、寒色系の環境では短く感じられやすいといわれる。これは色の心理的効果の一例である。
-
問339.色を見たときに生じる、温度・重さ・距離などの感覚的なイメージのうち、多くの人に共通してみられる連想を何というか。
- ア.個人的連想
- イ.抽象的連想のみ
- ウ.共通(一般的)連想
- エ.色の象徴のみ
正解:ウ.共通(一般的)連想
解説:共通(一般的)連想は、暖色=暖かい、青=冷たい・清潔のように多くの人に共通する色の連想で、個人的連想や象徴と区別される。
-
問340.色を見たときに「炎」「空」など具体的な物を思い浮かべる連想を、抽象的連想に対して何というか。
- ア.抽象的連想
- イ.錯視
- ウ.象徴
- エ.具体的連想
正解:エ.具体的連想
解説:具体的連想は赤→炎・血、青→空・海のように具体物を思い浮かべる連想。抽象的連想は赤→情熱、青→冷静のように抽象概念を思い浮かべる。
-
問341.信号機の赤が「止まれ」、白衣の白が「清潔」を表すように、色がある意味を社会的・文化的に表すことを何というか。
- ア.色の錯視
- イ.色の恒常性
- ウ.色順応
- エ.色の象徴
正解:エ.色の象徴
解説:色の象徴(シンボル)は、色が文化や社会の中で特定の意味を表す働き。連想が固定化・共有されたものといえる。
-
問342.色覚の型のうち、一般的に多数派とされる3種類の錐体すべてが標準的に機能している型を何と表すか。
- ア.P型
- イ.D型
- ウ.C型
- エ.T型
正解:ウ.C型
解説:C型は3種類の錐体が標準的に機能する一般型(一般色覚)を指す。CUDの説明では多数派の色覚をC型と表現する。
-
問343.色を感じる視細胞である錐体は、一般に何種類あり、それぞれ主にどの波長域に感度をもつとされるか。
- ア.1種類(明暗のみ)
- イ.2種類(明暗と色)
- ウ.4種類(赤緑青黄)
- エ.3種類(L・M・S)
正解:エ.3種類(L・M・S)
解説:錐体は一般にL(長波長=赤に対応)、M(中波長=緑)、S(短波長=青)の3種類があり、これらの応答の組み合わせで色を感じる。
-
問344.色覚の多様性において、L錐体(長波長感度)の特性が一般型と異なる型を表す記号はどれか。
- ア.P型
- イ.D型
- ウ.T型
- エ.C型
正解:ア.P型
解説:P型は主にL錐体に関わる色覚特性の型を指す(第1の色覚型)。CUDではC型・P型・D型・T型などの記号で多様性を表す。
-
問345.色覚の多様性において、M錐体(中波長感度)の特性が一般型と異なる型を表す記号はどれか。
- ア.C型
- イ.D型
- ウ.T型
- エ.S型
正解:イ.D型
解説:D型は主にM錐体に関わる色覚特性の型(第2の色覚型)を指す。P型とともに赤と緑の区別がつきにくい傾向があるとされる。
-
問346.色覚の多様性において、S錐体(短波長感度)の特性が一般型と異なる、比較的まれな型を表す記号はどれか。
- ア.P型
- イ.D型
- ウ.T型
- エ.C型
正解:ウ.T型
解説:T型は主にS錐体に関わる色覚特性の型(第3の色覚型)で、比較的まれとされる。青と黄の区別などに影響しうる。
-
問347.色覚特性のうち、生まれつきのものを後天性と区別して何というか。
- ア.後天性
- イ.先天性
- ウ.一時性
- エ.可逆性
正解:イ.先天性
解説:先天色覚異常(先天性)は遺伝的要因で生まれつき生じるもの。後天性は病気・加齢などで後から生じるもので、両者は区別される。
-
問348.病気や加齢、薬の影響などで後から色の見え方が変化する色覚特性を何というか。
- ア.先天性
- イ.遺伝性
- ウ.後天性
- エ.固定性
正解:ウ.後天性
解説:後天色覚異常(後天性)は、白内障・網膜疾患・加齢などにより後から生じる色覚の変化を指し、先天性と区別される。
-
問349.P型・D型の色覚をもつ人にとって、特に見分けにくいとされる代表的な色の組み合わせはどれか。
- ア.青と黄
- イ.白と黒
- ウ.赤と緑
- エ.紫と灰
正解:ウ.赤と緑
解説:P型・D型では、赤と緑、緑と茶、赤と黒などが見分けにくい傾向があるとされる。CUDではこうした組み合わせを避ける配慮が求められる。
-
問350.カラーユニバーサルデザイン(CUD)の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.最も鮮やかな色だけを使う
- イ.色覚の多様性に配慮し多くの人に伝わる設計をする
- ウ.色は一切使わない
- エ.流行色のみを使う
正解:イ.色覚の多様性に配慮し多くの人に伝わる設計をする
解説:CUDは、色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が正しく伝わるよう配色や表示を設計する考え方である。
-
問351.CUDの観点から、色だけで情報を区別する設計を避けるために併用すると効果的な手がかりはどれか。
- ア.より多くの色相を増やす
- イ.彩度をすべて上げる
- ウ.文字・形・位置などの色以外の手がかりを併用する
- エ.背景を必ず黒にする
正解:ウ.文字・形・位置などの色以外の手がかりを併用する
解説:色以外の手がかり(文字・形・位置・模様・線種など)を併用することで、色の見え方に関わらず情報が伝わりやすくなる。
-
問352.路線図で複数の路線を色だけで区別すると見分けにくい人がいる。CUDとして適切な工夫はどれか。
- ア.色数をさらに増やす
- イ.路線名や記号を併記する
- ウ.すべて同系色でまとめる
- エ.彩度を下げて統一する
正解:イ.路線名や記号を併記する
解説:色に加えて路線名・番号・記号・線の種類などを併記することで、色の識別が難しい人にも区別できるようになる。
-
問353.見分けにくい色同士を隣接させて使わざるを得ない場合、CUDとして有効な配色の工夫はどれか。
- ア.境界をぼかす
- イ.2色とも彩度を上げる
- ウ.白や黒の縁取り(セパレーション)を入れる
- エ.2色を同じ明度にそろえる
正解:ウ.白や黒の縁取り(セパレーション)を入れる
解説:見分けにくい色の間に白や黒の細い縁取り(セパレーション)を入れ、明度差を確保すると境界が判別しやすくなる。
-
問354.CUDで色を選ぶとき、見分けやすさを確保するうえで最も重視すべき色の差はどれか。
- ア.色相差だけ
- イ.彩度差だけ
- ウ.色温度差
- エ.明度差
正解:エ.明度差
解説:色相だけに頼らず、明度差を十分に確保することが多様な色覚で見分けやすくする基本となる。
-
問355.加齢に伴う一般的な色の見え方の変化として、最も多くみられるとされるものはどれか。
- ア.赤がまったく見えなくなる
- イ.青系が見分けにくくなる傾向がある
- ウ.明度差が分かりやすくなる
- エ.色が鮮やかに見える
正解:イ.青系が見分けにくくなる傾向がある
解説:加齢で水晶体が黄色っぽく濁ること(黄変)により、青系が見分けにくくなったり、青と黒、白と黄の区別がつきにくくなる傾向がある。
-
問356.高齢者の色の見え方に配慮した表示として適切なものはどれか。
- ア.淡い色同士で配色する
- イ.コントラスト(明度差)を十分にとる
- ウ.青と黒を隣接させる
- エ.彩度を全体に下げる
正解:イ.コントラスト(明度差)を十分にとる
解説:高齢者では明度差・コントラストを十分にとり、淡い色同士や青と黒のような紛らわしい組み合わせを避けると見やすくなる。
-
問357.視力が弱く、拡大や強いコントラストを必要とする状態(弱視等)を指す語はどれか。
- ア.ロービジョン
- イ.色順応
- ウ.明順応
- エ.ハレーション
正解:ア.ロービジョン
解説:ロービジョンは、視力低下や視野狭窄などで日常生活に支障がある視覚の状態を指し、明度コントラストの確保や拡大表示などの配慮が有効である。
-
問358.ロービジョンの人に配慮した文字表示として、最も効果的とされるものはどれか。
- ア.背景と文字の明度を近づける
- イ.文字と背景の明度差を大きくする
- ウ.小さい文字で多色にする
- エ.薄い色の文字にする
正解:イ.文字と背景の明度差を大きくする
解説:ロービジョンでは、文字と背景の明度コントラストを高く確保し、十分な文字サイズにすることが読みやすさにつながる。
-
問359.CUDにおいて「色のバリアフリー(カラーバリアフリー)」が目指すこととして適切なものはどれか。
- ア.流行色を広めること
- イ.色による情報の障壁をなくすこと
- ウ.色数を最小にすること
- エ.派手な配色にすること
正解:イ.色による情報の障壁をなくすこと
解説:カラーバリアフリーは、色の見え方の違いによって情報が伝わらない障壁(バリア)をなくし、誰にでも情報が伝わるようにすることを目指す。
-
問360.色相対比により、同じ黄みの色が背景の色相によって違う色相に見える。この対比の効果が小さくなる条件として正しいものはどれか。
- ア.対象が大きいほど対比が弱まる
- イ.対象が小さく細かいほど対比が弱まる(同化が優位)
- ウ.明度差が大きいほど対比が弱まる
- エ.背景が無彩色だと対比が弱まる
正解:イ.対象が小さく細かいほど対比が弱まる(同化が優位)
解説:色相対比は、対象と背景の色相が離れているほど強く、近いと弱まる。また面積が小さく細かいと同化が優位となり対比効果は弱まる。
-
問361.暖色の純色を見続けると、その補色である寒色系の残像が見えることがある。赤に対する補色残像の色として最も適切なものはどれか。
- ア.黄
- イ.紫
- ウ.青緑
- エ.橙
正解:ウ.青緑
解説:赤の補色は青緑(シアン寄りの緑)であり、赤を凝視した後の陰性残像は青緑色として知覚される。
-
問362.緑をしばらく凝視した後に見える補色残像の色として最も適切なものはどれか。
- ア.青
- イ.赤(赤紫)
- ウ.黄
- エ.青緑
正解:イ.赤(赤紫)
解説:緑の補色は赤(赤紫寄り)であり、緑を凝視した後の陰性残像は赤系として知覚される。
-
問363.色の心理効果のうち、「生理的効果」に該当する説明として最も適切なものはどれか。
- ア.色から特定の物を連想すること
- イ.色が脈拍や体感温度など身体反応に影響すること
- ウ.色に社会的な意味があること
- エ.色名を覚えること
正解:イ.色が脈拍や体感温度など身体反応に影響すること
解説:生理的効果は、色が脈拍・血圧・体感温度など身体反応に及ぼす影響を指す。心理的効果(気分・感情への影響)と区別して説明される。
-
問364.安全色などで赤が「防火・禁止・停止」を表すように、社会で意味が共有された色の使い方は、心理効果のどの側面と最も関係が深いか。
- ア.色の恒常性
- イ.明暗順応
- ウ.色の象徴・連想
- エ.色の同化
正解:ウ.色の象徴・連想
解説:安全色のように意味が共有された色の使い方は、色の象徴・連想(社会的・文化的な意味づけ)と関係が深い。
-
問365.視認性を確保したい標識で、文字色と背景色の関係として最も望ましいものはどれか。
- ア.同じ明度で色相だけ変える
- イ.明度差を大きくとる
- ウ.彩度だけを上げる
- エ.補色だが同明度にする
正解:イ.明度差を大きくとる
解説:視認性・可読性は明度差で決まるため、文字色と背景色は明度差を大きくとる組み合わせが望ましい。
-
問366.明視性を高めたい図表で、細部の形を見分けやすくするための配色として適切なものはどれか。
- ア.図と地の明度を近づける
- イ.図と地を同色にする
- ウ.彩度のみを下げる
- エ.図と地の明度差を大きくする
正解:エ.図と地の明度差を大きくする
解説:明視性は図と地の明度差が大きいほど高まる。細部の形を見分けやすくするには明度コントラストを確保する。
-
問367.色の同化のうち、隣接色に明度が近づいて見える現象を特に何というか。
- ア.明度の同化
- イ.彩度対比
- ウ.明度対比
- エ.色相対比
正解:ア.明度の同化
解説:明度の同化は、対象の明度が隣接色の明度に近づいて見える同化現象。色相・彩度にも同化は起こる。
-
問368.細い縞模様で色相が隣接色に近づいて見える同化を特に何というか。
- ア.色相対比
- イ.色相の同化
- ウ.補色対比
- エ.縁辺対比
正解:イ.色相の同化
解説:色相の同化は、対象の色相が隣接色の色相に近づいて見える同化現象で、細い縞や小さな模様で生じやすい。
-
問369.CUDの実践として、グラフを色分けする際に最も適切な配慮はどれか。
- ア.凡例を色だけで離れた場所に置く
- イ.模様やラベルを併用し凡例を近くに置く
- ウ.隣接する系列を似た色にする
- エ.赤と緑で区別する
正解:イ.模様やラベルを併用し凡例を近くに置く
解説:色分けに加えて、凡例を要素のそばに直接配置したり、ハッチング(模様)やラベルを併用すると、色の識別が難しい人にも伝わりやすい。
-
問370.CUDの観点から避けたほうがよいとされる配色・表示はどれか。
- ア.明度差の大きい白黒
- イ.赤と緑だけで重要情報を区別する
- ウ.形と色の併用
- エ.色+ラベルの併用
正解:イ.赤と緑だけで重要情報を区別する
解説:赤と緑のように見分けにくい色だけで重要な区別を示すことは避けるべきで、明度差や色以外の手がかりを併用する。
-
問371.色の知覚と認知に関し、同じ波長の光でも周囲や文脈によって違う色に見えることがある理由として最も適切なものはどれか。
- ア.波長が変化するから
- イ.周囲の色や照明など文脈の影響を脳で受けるから
- ウ.色の恒常性が働かないから
- エ.錐体が1種類しかないから
正解:イ.周囲の色や照明など文脈の影響を脳で受けるから
解説:色は網膜への刺激だけでなく、周囲の色(対比・同化)や照明、過去の経験など文脈の影響を受けて脳で認知されるため、同じ刺激でも見えが変わる。
-
問372.暖色を多く用いた室内は、寒色を用いた室内より体感温度が高く感じられることがある。この差はおおむねどの程度の体感差として語られることが多いか。
- ア.体感差はまったく生じない
- イ.数℃程度の体感差が生じうる
- ウ.20℃以上の差が生じる
- エ.明度のみで決まり色相は無関係
正解:イ.数℃程度の体感差が生じうる
解説:暖色系と寒色系の室内では体感温度に数℃程度の差が生じうるといわれる。色の生理的・心理的効果の一例である。
-
問373.信号機が赤・青(緑)・黄で構成されるが、色だけに頼らず位置(並び順)でも判断できるようにしている。これはCUDのどの考え方に通じるか。
- ア.彩度を上げる
- イ.色以外の手がかり(位置)の併用
- ウ.色数を増やす
- エ.明度を下げる
正解:イ.色以外の手がかり(位置)の併用
解説:信号の位置の固定は、色以外の手がかり(位置)の併用にあたり、色の見え方によらず意味が伝わるCUDの考え方に通じる。
-
問374.暗順応の途中で、明所では見えていた赤い花が暗くなるにつれて青い花より暗く(沈んで)見えるようになる現象を何というか。
- ア.プルキンエ現象
- イ.ハレーション
- ウ.リープマン効果
- エ.色の恒常性
正解:ア.プルキンエ現象
解説:プルキンエ現象は、暗くなるにつれ感度のピークが短波長側に移り、赤が暗く青が相対的に明るく見える現象で、桿体への移行による。
-
問375.明所視で主に働く視細胞と、暗所視で主に働く視細胞の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.明所=桿体/暗所=錐体
- イ.明所=錐体/暗所=桿体
- ウ.どちらも錐体
- エ.どちらも桿体
正解:イ.明所=錐体/暗所=桿体
解説:明所視では色を感じる錐体が、暗所視では明暗に敏感な桿体が主に働く。プルキンエ現象はこの切り替わりに関係する。