資格道場
📊 ログイン 無料登録

秘書検定3級の重要用語集|敬語・マナー・職務知識・文書用語を解説

秘書検定3級(秘書技能検定・文部科学省後援/公益財団法人 実務技能検定協会)の学習でよく出てくる用語を、「マナー・敬語に関する用語」「職務・一般知識に関する用語」「技能・文書に関する用語」の3カテゴリに分けてまとめました。3級は、理論(必要とされる資質・職務知識・一般知識)と実技(マナー・接遇・技能)の5領域から出題されます。敬語の種類や来客応対のことば、印章・郵便・文書のルールなど、意味を正しく押さえておくと、参考書や問題集の解説がぐっと読みやすくなります。

※出題範囲・検定方式は変わる場合があります。最新情報は必ず実務技能検定協会の公式情報でご確認ください。

マナー・敬語に関する用語

尊敬語(そんけいご)
相手や話題の人の動作・状態を高めて表す敬語。「いらっしゃる」「おっしゃる」「ご覧になる」のように、目上の人を主語にして敬意を表す言い方。
謙譲語(けんじょうご)
自分や身内の動作をへりくだって表し、相手を間接的に高める敬語。「伺う」「申し上げる」「拝見する」のように、自分側を低めて敬意を示す言い方。
丁寧語(ていねいご)
「です」「ます」「ございます」などを付けて、話し方そのものを丁寧にする敬語。相手を直接高めるのではなく、ことば全体を上品に整える言い方。
二重敬語(にじゅうけいご)
一つのことばに同じ種類の敬語を重ねて使う、過剰な言い方。「おっしゃられる」「ご覧になられる」のように、丁寧にしすぎてかえって不適切とされる表現。
クッション言葉(クッションことば)
依頼・断り・反論などを切り出す前に添えて、印象をやわらげることば。「恐れ入りますが」「申し訳ございませんが」「お手数ですが」などがこれにあたる。
上座(かみざ)
応接室・会議室・車内などで、上位者(来客・目上)に座っていただく上位の席。一般に出入口から遠い奥の席が上座とされる。
下座(しもざ)
上座に対して、案内する側・目下の人が座る下位の席。一般に出入口に近い席が下座とされ、来客応対や席次のマナーで上座と対で問われる。
席次(せきじ)
応接室・会議・乗り物・宴席などで、立場に応じて座る席の順序のこと。上座・下座の考え方にもとづいて決まり、来客応対の基本マナーとして重要。
来客応対(らいきゃくおうたい)
訪れた来客を出迎え、取り次ぎ・案内・お茶出し・見送りまで行う一連の応対のこと。秘書の代表的な業務で、言葉づかいや席次のマナーが問われる。
取り次ぎ(とりつぎ)
来客や電話を、担当者や上司へつなぐこと。相手の会社名・氏名・用件を正確に確認し、上司の意向を踏まえて適切に対応することが求められる。
名刺交換(めいしこうかん)
初対面のあいさつで名刺をやり取りすること。一般に目下や訪問した側から先に差し出し、両手で受け取って相手の名前を確認するのがマナーとされる。
TPO(ティーピーオー)
Time(時)・Place(場所)・Occasion(場合)の頭文字。状況に応じて服装・言葉づかい・態度を使い分ける、という考え方を表すことば。
報連相(ほうれんそう)
「報告・連絡・相談」をまとめた略語。仕事を円滑に進めるための基本で、上司への報告、関係者への連絡、判断に迷うときの相談を指す。
機密保持(きみつほじ)
上司や会社の機密・個人情報を外部にもらさず守ること。秘書は重要な情報に触れる立場のため、口外しない・書類を放置しないなどの配慮が求められる。
身だしなみ(みだしなみ)
清潔感があり、相手に好印象を与えるように整えた服装・髪型・所作のこと。自分の好み(おしゃれ)とは区別され、相手本位で整えることが重視される。
接遇(せつぐう)
相手に応じた心づかいをもって接し、もてなすこと。単なる事務的な対応ではなく、来客や取引先が心地よく感じられるよう配慮した応対を指す。
慶弔(けいちょう)
「慶事(おめでたいこと)」と「弔事(おくやみごと)」をまとめた言い方。祝い事・お悔やみへの対応や、贈答・あいさつのマナーとして出題される。

職務・一般知識に関する用語

秘書(ひしょ)
上司が本来の仕事に専念できるよう、雑務や調整を引き受けて補佐する人。スケジュール管理・来客応対・文書作成などを担い、上司を支える役割を持つ。
直接補佐(ちょくせつほさ)
上司の身近で、スケジュール管理・来客応対・出張手配などを直接担う補佐の形。上司に付いて実務をサポートする、秘書の代表的な働き方のこと。
間接補佐(かんせつほさ)
特定の上司に専属せず、部門や複数の人の業務を後方から支える補佐の形。庶務・文書・庶務的な調整などを通じて間接的に支援する働き方のこと。
スケジュール管理(スケジュールかんり)
上司の予定(会議・面会・出張など)を把握し、重複や無理がないよう調整・管理すること。秘書の中心的な業務のひとつで、確認と連絡が要となる。
稟議書(りんぎしょ)
会議を開かずに、関係者に書面を回して承認を求める社内文書。担当者が起案し、関係者が順に押印・確認して決裁を得るための書類のこと。
決裁(けっさい)
権限を持つ上位者が、提案や申請の可否を最終的に決定すること。稟議書などにもとづき、責任者が承認(または却下)する手続きを指す。
株主総会(かぶぬしそうかい)
株式会社の最高意思決定機関で、株主が集まって重要事項を決議する会議。決算の承認や取締役の選任など、会社の基本的な事柄を決定する。
取締役会(とりしまりやくかい)
取締役で構成され、会社の業務執行に関する意思決定を行う会議。経営方針や重要な業務の決定、代表取締役の選定などを担う機関のこと。
代表取締役(だいひょうとりしまりやく)
会社を代表して契約などの行為を行う権限を持つ取締役。一般に社長などが就き、対外的に会社を代表する立場の人を指す。
決算(けっさん)
一定期間(会計年度)の収入・支出をまとめ、会社の経営成績や財産の状況を計算・確定すること。その結果は決算書(財務諸表)にまとめられる。
実印(じついん)
市区町村や法務局に登録し、印鑑証明書で本人のものと証明できる印鑑。契約など重要な場面で使われる、最も効力の重い印章のこと。
認印(みとめいん)
登録していない、日常的に使う印鑑。確認や受領など軽い場面で押すもので、実印・銀行印と区別される印章のこと。
銀行印(ぎんこういん)
銀行口座の開設や取引のために金融機関へ届け出る印鑑。預金の引き出しなどに用いられ、実印・認印とは別に管理されることが多い印章。
収入印紙(しゅうにゅういんし)
契約書や領収書など、一定額以上の文書に課される税金(印紙税)を納めるために貼る証票。所定の文書に貼付し、消印して使用する。
手形(てがた)
決められた期日に一定の金額を支払うことを約束した、有価証券の一種。商取引の支払い手段として用いられ、約束手形・為替手形などがある。
小切手(こぎって)
銀行に預けた資金から、記載した金額の支払いを依頼するために振り出す証券。現金の代わりに用いられる支払い手段のひとつ。
役職(やくしょく)
会長・社長・専務・常務・部長・課長など、組織内での地位や役割の呼び名。席次や呼称、敬称の使い分けにかかわる基本知識として問われる。

技能・文書に関する用語

頭語(とうご)
手紙の書き出しに置くあいさつのことば。「拝啓」「謹啓」などがあり、文末の結語と決まった組み合わせで使うのが基本のマナー。
拝啓(はいけい)
一般的な手紙でよく使われる頭語のひとつ。結びには敬具を用いるのが決まった組み合わせとされる。
結語(けつご)
手紙の終わりに置く、結びのことば。「敬具」「敬白」などがあり、書き出しの頭語と対応した組み合わせで使う。
敬具(けいぐ)
頭語の拝啓に対応する代表的な結語。「拝啓〜敬具」のように、頭語と結語をそろえて使うのが手紙の基本作法。
時候の挨拶(じこうのあいさつ)
頭語のあとに続けて述べる、季節に応じたあいさつのことば。「初春の候」「向暑の候」のように、月や季節に合わせた決まった言い回しが用いられる。
御中(おんちゅう)
会社・団体・部署など、組織あての郵便物に付ける敬称。個人あての「様」とは使い分け、団体あての宛名に用いるのが正しい使い方。
各位(かくい)
複数の人に同じ文書を出すときに、宛名として用いる敬称。「関係者各位」「お客様各位」のように使い、「皆様」にあたる丁寧な呼びかけのことば。
親展(しんてん)
宛名本人に開封してほしい郵便物の表に記す表示。本人以外は開けないでほしいという意味を表し、機密性のある文書に用いられる外脇付けのひとつ。
脇付(わきづけ)
宛名の左下などに添えて、敬意や取り扱いの注意を示すことば。「親展」「至急」などがあり、封筒・文書の体裁を整えるために用いられる。
書留(かきとめ)
郵便物の引き受けから配達までの記録を残し、万一の損害を賠償する郵便のサービス。現金や重要書類を確実に送りたいときに利用される。
速達(そくたつ)
通常より早く届けてもらうための郵便のサービス。急ぎの文書を送るときに利用し、所定の料金を加えて差し出す扱いのこと。
議事録(ぎじろく)
会議の日時・出席者・議題・決定事項・発言などを記録した文書。会議の経過と結論を後から確認できるようにまとめる、技能領域で問われる書類。
定足数(ていそくすう)
会議を成立させ、議決を有効に行うために必要な最小限の出席人数のこと。これを満たさないと会議そのものが成立しないとされる。
議案(ぎあん)
会議で審議・決定するために提出される議題や案件のこと。会議の進行や議事録の作成にかかわる、会議関連の基本用語。
上書き(うわがき)
祝儀袋・不祝儀袋や贈り物の表書きに記す、その用途を表すことば。「御祝」「寿」「御霊前」などがあり、慶事・弔事に応じて使い分ける。
水引(みずひき)
祝儀袋・不祝儀袋にかける飾りのひも。色や結び方(蝶結び・結び切りなど)に意味があり、慶事・弔事や用途によって使い分ける。
のし(熨斗)
祝い事の進物や祝儀袋の右上に付ける飾り。慶事の贈り物に添えるもので、弔事には用いないなど、慶弔のマナーとして区別される。
ファイリング
書類を一定のルールで分類・整理し、必要なときにすぐ取り出せるように保管すること。文書管理の技能で、五十音順・年月順などの分類方法が問われる。
グラフ
数値の傾向や割合を視覚的に表す図。割合は円グラフ、推移は折れ線グラフ、量の比較は棒グラフ、というように、目的に応じて使い分ける表現方法。
秘文書(ひぶんしょ)
取り扱いに注意を要する、機密性の高い文書のこと。封筒に入れて「親展」とするなど、扱い方や保管のルールが技能領域で問われる。

📚 関連資格の用語集【教育・人事・キャリア】

同じ教育・人事・キャリアの資格では用語が重複・関連することが多くあります。あわせて確認すると理解が深まります。

メンタルヘルス・マネジメント検定III種の用語集 → メンタルヘルス・マネジメント検定II種の用語集 → 秘書検定2級の用語集 → 秘書検定準1級の用語集 → キャリアコンサルタントの用語集 →

関連学習リソース

今すぐ問題演習を始めよう!
秘書検定3級 一問一答 →

この資格の関連記事

秘書検定3級の勉強法・おすすめ参考書【独学20〜40時間・就活で人気】
秘書検定3級(文部科学省後援・実務技能検定協会)の勉強法・参考書・学習スケジュールを解説。理論(必要とされる資質・職務知識・一般知識)と実技(マナー・接遇・技能)の5領域の攻略法と20〜40時間の独学プラン、無料の一問一答300問の活用法を紹介します。
秘書検定3級の難易度と合格率【2級・準1級と比較】
秘書検定3級の難易度・合格率(約72%と言われる入門級)を解説。マークシート(選択)+一部記述・面接なし。2級・準1級との難易度差、理論と実技の各領域6割という合格基準、はじめてでも独学合格できる戦略を整理します。
秘書検定3級の申込方法と受験の流れ【受験資格なし・面接なし】
秘書検定3級の受験資格(年齢制限なし)・申込方法・受験の流れを解説。検定料3,800円(2026年度・変動あり)、年3回(6月・11月・翌2月)とCBT随時受験、マークシート+一部記述・約120分、理論と実技の各領域6割の合格基準、当日の持ち物までを完全ガイドします。
秘書検定3級のよくある質問15選|勉強時間・2級併願・就活
秘書検定3級のよくある疑問15問を解決。受験資格・難易度・勉強時間の目安・2級との併願や飛び級・面接の有無・独学で受かるか・公式テキストは必要か・CBT受験・就活での評価・合格基準まで完全網羅します。
秘書検定3級の合格体験記【就活学生・新社会人・再就職の3モデルケース】
秘書検定3級の学習モデルケース3例。就活前の学生(30時間)・新社会人(マナー習得に25時間)・再就職を目指す方(35時間)それぞれの学習期間・使用教材・敬語やマナーの覚え方を一般的なモデルとして紹介します。
秘書検定の試験日程・申込スケジュール【3級・2026年版】
秘書検定3級の試験日程を解説。年3回(6月・11月・翌2月ごろ)の会場試験とCBTの随時受験があり、申込期間の目安、会場かCBTかの選び方、合格から逆算した学習スケジュールを紹介します。確定日程は実務技能検定協会の公式サイトでご確認ください。
秘書検定3級の過去問の傾向と対策【領域別頻出ポイント】
秘書検定3級の過去問の傾向と対策を領域別に解説。公式問題集の入手法、必要とされる資質・職務知識・一般知識・マナー接遇・技能の出題配分と頻出パターン、効率的な過去問演習の進め方を紹介します。記述問題は公式テキストで補完を。
秘書検定3級は就職・仕事で役立つ?活かせる場面を解説
秘書検定3級が活かせる場面を解説。就職活動の自己PR、事務・営業事務・受付・秘書・接客など幅広い職種で、ビジネスマナーや一般常識の証明として役立ちます。社会人の基礎力として活きる具体的な場面を整理します。
秘書検定3級のおすすめ参考書・問題集【用途別の選び方】
秘書検定3級の独学合格に向けた参考書・問題集を用途別に紹介。公式テキスト・公式実問題集・対策テキストの選び方を解説し、マナーや敬語、記述問題に対応できる教材選びのポイントをまとめます。
秘書検定3級は独学?通信講座?学習法を比較
秘書検定3級の学習方法を比較。独学(公式テキスト+問題集・費用数千円が主流)、通信講座、学校の対策講座を費用・サポート・向いている人で整理。独学が中心となる3級で、自分に合った学習ルートの選び方を解説します。
秘書検定3級「必要とされる資質」の出題ポイント解説
秘書検定3級「必要とされる資質」の頻出ポイントを解説。秘書に求められる人柄や資質、機密保持、身だしなみとTPO、上司への配慮と補佐の心構え、基本的な状況判断、態度・あいさつ、自己管理を選択問題の知識中心に紹介します。
秘書検定3級「職務知識」の出題ポイント解説
秘書検定3級「職務知識」の頻出ポイントを解説。秘書の役割と機能(直接補佐・間接補佐)、秘書の種類、スケジュール管理・来客・電話・出張手配・会議準備などの定型業務、上司不在時の対応、権限の範囲を選択問題の知識中心に紹介します。
秘書検定3級「一般知識」の出題ポイント解説
秘書検定3級「一般知識」の頻出ポイントを解説。企業・経営の基礎用語(株式会社・株主総会・取締役会)、会計財務(決算・手形小切手)、人事労務、法律(実印認印・収入印紙)、カタカナ・ビジネス用語、敬称を選択問題の知識中心に紹介します。
秘書検定3級「マナー・接遇」の出題ポイント解説
秘書検定3級「マナー・接遇」の頻出ポイントを解説。敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け)、電話応対、来客接遇(席次・茶菓・見送り)、言葉遣いとクッション言葉、交際(慶弔・上書き・水引)を選択問題の知識中心に紹介します。
秘書検定3級「技能(会議・文書・ファイリング)」の出題ポイント解説
秘書検定3級「技能」の頻出ポイントを解説。会議の用語と議事録、ビジネス文書(頭語結語・敬称・時候の挨拶)、文書取扱いと郵便の種類、ファイリング、グラフの使い分け、印章を選択問題の知識中心に紹介します。
無料登録で学習データを永続保存
今の記録はこの端末限定。無料の会員登録で、どの端末でもデータを引き継げます。
無料登録

この資格と一緒に取られる資格

🧯
秘書検定2級
375問 合格率53%
🌊
秘書検定準1級
375問 合格率44%
💥
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1
488問
🔥
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2
375問
消防設備士 乙種6類
300問 合格率38.5%
💻
潜水士
340問 合格率80%