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消防設備士 甲種1類「鑑別・製図・発展問題」の一問一答

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📖 消防設備士 甲種1類「鑑別・製図・発展問題」の全62問と解説(一覧)

消防設備士 甲種1類の鑑別・製図・発展問題に関する一問一答(全62問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.呼水槽(呼水装置)は、水源の水位がポンプより低い位置にある場合に、ポンプおよび吸水管内を常に水で満たしておくために設ける装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:水源の水位がポンプより低い位置にある加圧送水装置には、呼水装置を設けなければならない(消防法施行規則12条1項3号の2)。同号は、呼水装置に専用の呼水槽を設けること(イ)、呼水槽の容量は加圧送水装置を有効に作動できるものであること(ロ)、呼水槽には減水警報装置と自動給水装置を設けること(ハ)を定めている。ポンプケーシングと吸水管内を満水に保ち、確実に呼び水を行うための装置で、吸水管の先端のフート弁と組み合わせて用いる。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  2. 問2.フート弁は吸水管の先端(水中側)に設ける逆止弁付きの弁で、ポンプ停止中も吸水管内の水が水源へ戻らないように保持する役割を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:フート弁は吸水管先端に取り付ける逆止機能付きのストレーナ付き弁で、落水を防ぎ呼び水状態を維持する。呼水装置とともに用いる。

  3. 問3.圧力チャンバー(起動用圧力タンク)は、配管内の圧力低下を検知してポンプを自動起動させるために設ける装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:圧力チャンバー(起動用圧力タンク)は配管内の圧力低下を圧力スイッチで検知し、加圧送水装置(ポンプ)を自動起動させる起動用の装置である。★停止は自動では行わない。消火活動中に圧力が回復して自動停止すると危険なため、加圧送水装置の停止は原則として手動で行う。

  4. 問4.呼水槽に用いるオリフィスは、呼水槽への補給水量を絞る(減圧・流量調整する)ために管路に設ける絞り孔である。

    正解:○(正しい)

    解説:オリフィスは絞り孔(穴あき板)で、呼水槽の補給水や試験配管などで流量・圧力を調整する目的で用いる。末端試験弁の放水口にも同等孔が用いられる。

  5. 問5.連成計はポンプの吐出側に、圧力計は吸込側に設けるのが一般的で、圧力計は大気圧を境に正圧と負圧の両方を測定できる計器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。設置位置と計器の役割が逆である。正・負圧の両方を測れるのは連成計で、これをポンプ吸込側に設ける。圧力計は正圧のみを測る計器で吐出側に設ける。

  6. 問6.スプリンクラー設備の流水検知装置のうち、二次側配管を常時加圧水で満たしておくものを乾式流水検知装置という。

    正解:×(誤り)

    解説:この記述は誤り。二次側を常時加圧水で満たすのは湿式である。乾式は二次側を圧縮空気で満たす方式。消防法施行規則14条1項4号の2〜4の流水検知装置。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  7. 問7.一斉開放弁は、開放型ヘッドを用いるスプリンクラー設備等で、火災感知に連動して放水区域内の全ヘッドへ一斉に送水するために設ける弁である。

    正解:○(正しい)

    解説:一斉開放弁は開放型ヘッド(および水噴霧の放射区域)で用い、感知連動により放水区域の全ヘッドへ同時に加圧水を送る弁である。

  8. 問8.スプリンクラー設備の送水口には、その直近の見やすい箇所に、スプリンクラー用送水口である旨及びその送水圧力範囲を表示した標識を設ける。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。規則14条1項6号ホに定められている。消防隊が送水する際に、どの設備の送水口か、どの圧力で送水すべきかを判別できるようにするためである。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  9. 問9.壁面上部に取り付けて水平方向へ放水するヘッドを側壁型といい、その放水量は50L/min以上とされている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。側壁型ヘッドは壁面上部に設け水平方向へ放水するが、放水性能は放水圧力0.1MPa以上・放水量80L/min以上である(消防法施行規則13条の6第2項3号)。放水量50L/min以上は小区画型の値。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  10. 問10.開放型スプリンクラーヘッドは感熱部(ヒュージブルリンクやグラスバルブ)を持たず、常時放水口が開いた構造のヘッドで、舞台部などの一斉放水に用いる。

    正解:○(正しい)

    解説:開放型スプリンクラーヘッドは感熱部がなく放水口が開いており、一斉開放弁と組み合わせて放水区域全体へ同時放水する。最大の放水区域に設置されるヘッドを同時に使用した場合に、それぞれの先端において放水圧力0.1メガパスカル以上、放水量80リットル毎分以上で放水できる性能が必要である(消防法施行規則13条の6第2項4号)。閉鎖型の標準型ヘッド・側壁型ヘッドも同じ0.1メガパスカル・80リットル毎分である(同項1号・3号)。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  11. 問11.屋内消火栓箱に設ける表示灯は、緑色の灯火とし、取付け面と15度以上の角度となる方向へ沿って10m離れた位置から容易に識別できるものとする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。屋内消火栓の位置を示す表示灯は赤色の灯火である(消防法施行規則12条1項3号)。取付面と15度以上の方向に沿って10m離れた地点から識別できることは正しいが、色は緑色ではなく赤色。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  12. 問12.標示温度が75度以上121度未満の閉鎖型スプリンクラーヘッドの色別は、赤である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。閉鎖型ヘッドの規格省令15条2項の表により、75度以上121度未満は白である。赤は162度以上200度未満、青は121度以上162度未満の区分である。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  13. 問13.易燃性の可燃物を収納する部分に設ける標準型ヘッドでは、デフレクターから下方0.45m以内、かつ、水平方向0.3m以内に何も設けられ又は置かれていなければよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。規則13条の2第4項1号ホにより、デフレクターから下方0.45m以内(易燃性の可燃物を収納する部分では0.9m以内)、かつ、水平方向0.3m以内には何も設け又は置いてはならない。易燃性の可燃物を収納する部分では下方の範囲が広くなる。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  14. 問14.屋外消火栓設備には、ホース格納箱の表面に「消火栓」、標識に「ホース格納箱」と表示するのが正しい。

    正解:×(誤り)

    解説:この記述は誤り。消防法施行規則22条3・4号では、箱表面に「ホース格納箱」、標識に「消火栓」と表示し、位置を示す表示灯は赤色とする。設問は表記が逆。

    根拠: 消防法施行規則 第22条 (出典: e-Gov法令検索)

  15. 問15.標準型ヘッドは、取付け面から0.4m以上突き出したはり等によって区画された部分ごとに設ける。ただし、はり等の相互間の中心距離が1.8m以下である場合は、この限りでない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。規則13条の2第4項1号イに定められている。深いはりで区画された部分では熱気流がさえぎられ、隣の区画のヘッドが作動しにくいためである。

  16. 問16.予作動式流水検知装置を用いるスプリンクラー設備では、ヘッドが開放してから60分以内に放水できるものとされている。

    正解:×(誤り)

    解説:この記述は誤り。消防法施行規則14条1項8号の2により、乾式・予作動式はヘッド開放後1分以内に放水できるものとする。60分ではない。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  17. 問17.スプリンクラー設備の制御弁は、床面からの高さが0.5m以上1m以下となる箇所に設ける。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。制御弁は床面から高さ0.8m以上1.5m以下の位置に設ける(消防法施行規則14条1項3号)。0.5m以上1m以下は送水口の設置高さ(地盤面から)であり、制御弁の値ではない。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  18. 問18.一斉開放弁または手動式開放弁は床面から0.8m以上1.5m以下に設け、手動式開放弁の操作に必要な力は250N以下とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。設置高さ0.8m以上1.5m以下は正しいが、手動式開放弁の操作に必要な力は150N以下とする(消防法施行規則14条1項1号)。250N以下ではない。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  19. 問19.開口部に設けるスプリンクラーヘッドは、当該開口部の上枠より0.3m以内の高さの壁面に設ける。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。規則13条の2第4項1号ヘにより、開口部に設けるヘッドは開口部の上枠より0.15m以内の高さの壁面に設ける。

  20. 問20.側壁型ヘッドは、取り付ける面から0.15m以内となるように設け、そのデフレクターは天井面から0.15m以内となるように設ける。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。規則13条の3第3項4号・5号に定められている。側壁型ヘッドは宿泊室等や廊下の壁の室内に面する部分に設ける(同項1号・2号)。

  21. 問21.閉鎖型スプリンクラーヘッドの規格上、フレームとは、放水口から流出する水流を細分させる作用を行う部分をいう。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。閉鎖型ヘッドの規格省令2条により、放水口から流出する水流を細分させる部分はデフレクター(3号)であり、フレームはヘッドの取付部とデフレクターを結ぶ部分(8号)をいう。

  22. 問22.易操作性1号消火栓は、放水性能(水平距離25m・放水圧力0.17MPa・放水量60L/min)を1号消火栓と同一とし、1人でも操作できる構造としたものである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。易操作性1号消火栓は1号と同性能で、放水量は130L/min以上である(水平距離25m・0.17MPa・130L/min・水源2.6㎥/個)。放水量60L/minは2号消火栓の値(消防法施行令第11条第3項)。

    根拠: 消防法施行令 第11条 (出典: e-Gov法令検索)

  23. 問23.感度種別が一種の閉鎖型スプリンクラーヘッドには、「①」又は「QR」の表示がされる。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。閉鎖型ヘッドの規格省令15条1項5号に定められている。このほか製造者名又は商標、製造年、標示温度、取付け方向などを表示する(同項1号〜4号)。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  24. 問24.流水検知装置に用いるウォーター・モーター・ゴングは、3m離れた位置で90dB以上の音量があるものでなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。流水検知装置の規格省令9条2項に定められており、あわせて3時間連続して鳴動させても機能に支障を生じないことが求められる。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  25. 問25.次のうち、ポンプの吸込側に設けて正圧・負圧の両方を測定する計器として正しいものはどれか。

    • ア.連成計
    • イ.圧力計
    • ウ.流量計
    • エ.水位計

    正解:ア.連成計

    解説:連成計は正圧・負圧の両方を測れる計器でポンプ吸込側に設ける。圧力計は正圧のみで吐出側、流量計は流量測定用。

  26. 問26.吸水管の先端に取り付け、逆止機能により停止中の落水を防ぐストレーナ付きの弁として正しいものはどれか。

    • ア.一斉開放弁
    • イ.フート弁
    • ウ.末端試験弁
    • エ.減圧弁

    正解:イ.フート弁

    解説:フート弁は吸水管先端に設ける逆止弁付き・ストレーナ付きの弁で、呼水装置とともに吸水管内の落水を防ぐ。

  27. 問27.配管内の圧力低下を検知してポンプを自動起動させるために設ける装置として正しいものはどれか。

    • ア.フート弁
    • イ.オリフィス
    • ウ.圧力チャンバー(起動用圧力タンク)
    • エ.呼水槽

    正解:ウ.圧力チャンバー(起動用圧力タンク)

    解説:圧力チャンバー(起動用圧力タンク)は圧力スイッチにより配管圧力の低下を検知し加圧送水装置を自動起動させる装置。

  28. 問28.地階を除く階数が10以下の防火対象物(令第12条第1項第1号の防火対象物で基準面積1,000㎡未満のものを除く)に小区画型ヘッドを用いるスプリンクラー設備で、ヘッドを十分な数設置する場合のポンプの吐出量として必要な最小の量はどれか。

    • ア.800L/min
    • イ.720L/min
    • ウ.400L/min
    • エ.480L/min

    正解:エ.480L/min

    解説:規則13条の6第1項2号の表により小区画型ヘッドの個数は8、規則14条1項11号ハ(イ)により小区画型ヘッドの吐出量はその個数に60L/minを乗じる。8×60=480L/minとなる。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  29. 問29.地階を除く階数が10以下の防火対象物に側壁型ヘッドを用いるスプリンクラー設備(湿式)で、ヘッドを十分な数設置する場合の水源水量として正しいものはどれか。

    • ア.12.8㎥
    • イ.16㎥
    • ウ.8㎥
    • エ.19.2㎥

    正解:ア.12.8㎥

    解説:規則13条の6第1項3号の表により、側壁型ヘッドの個数は地階を除く階数10以下で8、11以上で12とし、これに1.6㎥を乗じる。8×1.6=12.8㎥となる。

  30. 問30.広範囲型2号消火栓を1つの階に2個設置する場合のポンプ吐出量として正しいものはどれか(広範囲型2号の吐出量は1個あたり90L/min、算定個数は最大2)。

    • ア.160L/min
    • イ.180L/min
    • ウ.140L/min
    • エ.300L/min

    正解:イ.180L/min

    解説:広範囲型2号消火栓のポンプ吐出量は個数(最大2)×90L/min。2×90=180L/min(消防法施行規則第12条)。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  31. 問31.耐火建築物(令第12条第1項第4号の防火対象物)に有効散水半径2.8の高感度型ヘッドを設ける場合、天井の各部分から一のヘッドまでの水平距離として正しいものはどれか。

    • ア.2.3m以下
    • イ.2.52m以下
    • ウ.2.8m以下
    • エ.3.0m以下

    正解:ウ.2.8m以下

    解説:規則13条の2第3項により、高感度型ヘッドの水平距離はR=X×r(r:有効散水半径)で求め、耐火建築物はX=1、それ以外の建築物はX=0.9である。1×2.8=2.8mとなる。

  32. 問32.次のうち、放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上・ホース接続口までの水平距離25m以下の設備として正しいものはどれか。

    • ア.屋外消火栓設備
    • イ.屋内消火栓設備(2号消火栓)
    • ウ.広範囲型2号消火栓
    • エ.屋内消火栓設備(1号消火栓)

    正解:エ.屋内消火栓設備(1号消火栓)

    解説:屋内消火栓設備の1号消火栓が該当(令11条3項1号)。2号は0.25MPa/60L/min/15m、広範囲型2号は0.17MPa/80L/min/25m。

  33. 問33.流水検知装置の二次側に圧力の設定を必要とするスプリンクラー設備で、消防法施行規則が流水検知装置の一次側と二次側にそれぞれ設けることを求めているものの組合せはどれか。

    • ア.一次側に圧力計、二次側に低圧時に警報を発する装置
    • イ.一次側に流量計、二次側に低圧時に警報を発する装置
    • ウ.一次側に圧力計、二次側に低圧時に排水する装置
    • エ.一次側に流量計、二次側に低圧時に排水する装置

    正解:ア.一次側に圧力計、二次側に低圧時に警報を発する装置

    解説:消防法施行規則14条1項は、流水検知装置の一次側には圧力計を設けること、二次側に圧力の設定を必要とするスプリンクラー設備では、流水検知装置の圧力設定値よりも二次側の圧力が低下したときに自動的に警報を発する装置を設けることを定めている。一次側に求められるのは流量計ではなく圧力計である。二次側の圧力低下に対して求められるのは、排水する装置ではなく、警報を発する装置である。

    根拠: 消防法施行規則(昭和三十六年自治省令第六号) 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  34. 問34.閉鎖型スプリンクラーヘッドの規格上、呼び15のヘッドの流量定数K(Q=K√(10P))の基準値として正しいものはどれか。

    • ア.50
    • イ.80
    • ウ.114
    • エ.130

    正解:イ.80

    解説:閉鎖型ヘッドの規格省令13条の表により、流量定数Kは呼び10で50、呼び15で80、呼び20で114(いずれも±5%)である。放水圧力0.1MPaではQ=K×√1=Kとなる。

  35. 問35.閉鎖型スプリンクラーヘッドで、取付け場所の最高周囲温度が106度以上の場合に用いるヘッドの標示温度として正しいものはどれか。

    • ア.200度以上
    • イ.121度以上
    • ウ.162度以上
    • エ.79度以上

    正解:ウ.162度以上

    解説:消防法施行規則14条1項7号。最高周囲温度106度以上→標示温度162度以上のヘッドを用いる。39度未満なら79度未満。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  36. 問36.開口部の上枠に設けるドレンチャー設備で、ドレンチャーヘッドを8個設置する場合の水源水量として正しいものはどれか。

    • ア.3.2㎥
    • イ.0.4㎥
    • ウ.1.6㎥
    • エ.2.0㎥

    正解:エ.2.0㎥

    解説:規則15条2項3号により、ドレンチャー設備の水源はヘッドの設置個数(5を超えるときは5)に0.4㎥を乗じて得た量以上とする。5×0.4=2.0㎥となる。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  37. 問37.屋内消火栓設備の圧力水槽を用いる加圧送水装置で、圧力水槽に設けなければならないものとして定められていないものはどれか。

    • ア.フート弁
    • イ.給気管
    • ウ.圧力計
    • エ.水位計

    正解:ア.フート弁

    解説:規則12条1項7号ロ(ハ)により、圧力水槽には圧力計、水位計、排水管、補給水管、給気管及びマンホールを設ける。フート弁は水源の水位がポンプより低い場合の吸水管に設けるものである(同項6号ハ)。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  38. 問38.次の設備・ヘッドのうち、水源水量の算定にヘッド数×1㎥(他は1.6㎥)を用いるものとして正しいものはどれか。

    • ア.開放型ヘッド
    • イ.小区画型ヘッド
    • ウ.標準型ヘッド
    • エ.側壁型ヘッド

    正解:イ.小区画型ヘッド

    解説:消防法施行規則13条の6第1項。小区画型ヘッドはヘッド数×1㎥。標準型・側壁型・開放型はヘッド数×1.6㎥。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  39. 問39.2号消火栓を用いる屋内消火栓設備で、消防用ホースの摩擦損失水頭が5m、配管の摩擦損失水頭が10m、落差が20mのとき、ポンプの全揚程として必要な最小の値はどれか。

    • ア.35m
    • イ.52m
    • ウ.60m
    • エ.45m

    正解:ウ.60m

    解説:規則12条2項5号ロにより、2号消火栓のポンプの全揚程はH=h1+h2+h3+25mで求める。5+10+20+25=60mとなる(1号消火栓なら+17mで52m)。

    根拠: 消防法施行規則 第17条 (出典: e-Gov法令検索)

  40. 問40.1号消火栓を用いる屋内消火栓設備の圧力水槽で、消防用ホースの摩擦損失水頭圧が0.05MPa、配管の摩擦損失水頭圧が0.1MPa、落差の換算水頭圧が0.2MPaのとき、圧力水槽に必要な最小の圧力はどれか。

    • ア.0.35MPa
    • イ.0.60MPa
    • ウ.0.45MPa
    • エ.0.52MPa

    正解:エ.0.52MPa

    解説:規則12条1項7号ロ(イ)により、圧力水槽の圧力はP=p1+p2+p3+0.17MPaで求める。0.05+0.1+0.2+0.17=0.52MPaとなる(2号消火栓は+0.25MPa)。

    根拠: 消防法施行規則 第17条 (出典: e-Gov法令検索)

  41. 問41.屋内消火栓設備で、加圧送水装置(ポンプ)の全揚程に加える値(配管摩擦損失・落差等のほか)として、1号消火栓で加算する値はどれか。

    • ア.17m
    • イ.10m
    • ウ.35m
    • エ.25m

    正解:ア.17m

    解説:消防法施行規則12条1項7号ハ。ポンプ全揚程の加算値は1号=+17m、2号=+25m。屋外消火栓は+25m。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  42. 問42.次のうち、加圧送水装置(ポンプ)方式の全揚程を構成する要素として適切でないものはどれか。

    • ア.ノズル放水圧力に相当する水頭
    • イ.呼水槽の容量
    • ウ.落差(実揚程)
    • エ.配管の摩擦損失水頭

    正解:イ.呼水槽の容量

    解説:ポンプ全揚程は落差(実揚程)+配管等の摩擦損失水頭+ノズル放水圧力換算水頭+規定の加算値(1号17m/2号25m)で構成する。呼水槽の容量は全揚程の構成要素ではない。

  43. 問43.乾式または予作動式の流水検知装置を用いる閉鎖型スプリンクラー設備において、規定ヘッド数は湿式に比べて何倍として算定するか。

    • ア.1倍(同じ)
    • イ.2倍
    • ウ.1.5倍
    • エ.0.5倍

    正解:ウ.1.5倍

    解説:標準型で乾式・予作動式は規定ヘッド数を湿式の1.5倍として算定する(消防法施行規則13条の6第1項関連)。放水遅れを見込む措置。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  44. 問44.スプリンクラー設備の高架水槽を用いる加圧送水装置で、配管の摩擦損失水頭が8mのとき、必要な落差の最小値はどれか。

    • ア.8m
    • イ.25m
    • ウ.33m
    • エ.18m

    正解:エ.18m

    解説:規則14条1項11号イにより、スプリンクラー設備の高架水槽の落差はH=h1+10m(h1:配管の摩擦損失水頭)で求める。8+10=18mとなる。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  45. 問45.屋外消火栓には、その直近の見やすい箇所に「消火栓」と表示した標識を設ける。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。規則22条4号ロに定められている。一方、屋外消火栓箱の表面には「ホース格納箱」と表示する(同号イ)。

    根拠: 消防法施行規則 第22条 (出典: e-Gov法令検索)

  46. 問46.屋内消火栓の開閉弁を天井に設ける場合、屋内消火栓箱の直近の箇所に設ける赤色の灯火は、取付け位置から5m離れたところから容易に識別できるものであればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。規則12条1項3号ハ(イ)により、取付け位置から10m離れたところで、かつ、床面からの高さが1.5mの位置から容易に識別できる赤色の灯火を設ける。

    根拠: 消防法施行規則 第22条 (出典: e-Gov法令検索)

  47. 問47.屋外消火栓設備のポンプ吐出量は、設置個数(最大2)×400L/minで算定し、放水圧力の上限は0.6MPaとする。

    正解:○(正しい)

    解説:消防法施行規則22条10号。屋外消火栓のポンプ吐出量は個数(最大2)×400L/min、放水圧力上限0.6MPa、全揚程+25m。

    根拠: 消防法施行規則 第22条 (出典: e-Gov法令検索)

  48. 問48.標準型スプリンクラーヘッドのうち、ラック式倉庫に用いる場合の放水量は80L/min以上でよい。

    正解:×(誤り)

    解説:この記述は誤り。消防法施行規則13条の6第2項1号。標準型は原則80L/min以上だが、ラック式倉庫は114L/min以上とされる。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  49. 問49.劇場等の舞台部に設ける開放型スプリンクラー設備の一斉開放弁又は手動式開放弁の二次側配管には、放水区域に放水することなく当該弁の作動を試験するための装置を設ける。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。規則14条1項1号ニに定められている(令12条1項2号の舞台部に設置するものに限る)。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  50. 問50.小区画型スプリンクラーヘッドの放水性能は、放水圧力0.1MPa以上・放水量80L/min以上である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。小区画型は放水圧力0.1MPa以上・放水量50L/min以上である(消防法施行規則13条の6第2項2号)。放水量80L/min以上は標準型・側壁型・開放型の値。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の6 (出典: e-Gov法令検索)

  51. 問51.呼水装置の呼水槽には、減水したときに警報を発する減水警報装置と、呼水槽へ水を自動的に補給するための装置を設けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。消防法施行規則12条1項3号の2ハにより、呼水槽には減水警報装置及び呼水槽へ水を自動的に補給するための装置を設けることとされている。呼水槽の水がなくなるとポンプが空運転となり揚水不能となるため、減水の監視と自動補給の両方が義務付けられている。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  52. 問52.小区画型ヘッドは、宿泊室・病室等の壁の室内に面する部分に設ける。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。規則13条の3第2項2号により、小区画型ヘッドは天井の室内に面する部分に設ける。壁の室内に面する部分に設けるのは側壁型ヘッドである(同条3項2号)。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  53. 問53.屋内消火栓設備の配管に用いるバルブ類のうち、開閉弁又は止水弁にはその開閉方向を、逆止弁にはその流れ方向を表示しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。消防法施行規則12条1項6号ト(ハ)に定められている。点検や火災時の操作の際に弁の状態や取付け方向を誤らないための規定であり、鑑別ではバルブの外観とあわせて表示事項の違いが問われる。開閉弁・止水弁は開閉方向、逆止弁は流れ方向と整理して覚えること。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  54. 問54.ポンプを用いる加圧送水装置の吸水管は、2台のポンプで共用することができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消防法施行規則12条1項6号ハ(イ)により、吸水管はポンプごとに専用としなければならない。共用すると一方のポンプの運転により他方の吸水に空気を巻き込むなど、揚水性能に支障を生じるおそれがあるためである。なお、吸水管にはろ過装置(フート弁に附属するものを含む)を設ける必要がある。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  55. 問55.スプリンクラー設備の末端試験弁は、その一次側に圧力計が、二次側にスプリンクラーヘッドと同等の放水性能を有するオリフィス等の試験用放水口が取り付けられるものでなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。消防法施行規則14条1項5号の2ロに定められている。末端試験弁は一次側の圧力計で放水圧力を確認しながら、オリフィスからヘッド1個分相当の水を流して流水検知装置等の作動を試験する構成であり、直近の見やすい箇所に末端試験弁である旨の標識も必要である。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  56. 問56.閉鎖型スプリンクラーヘッドのデフレクターと当該ヘッドの取付け面との距離は、0.5m以下としなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消防法施行規則13条の2第4項1号ハにより、デフレクターと取付け面との距離は0.3m以下としなければならない。取付け面から離れすぎると天井面に沿って流れる熱気流から感熱部が外れ、作動が遅れるためである。デフレクターの下方0.45m以内・水平方向0.3m以内の障害物禁止の数値と混同しないこと。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の2 (出典: e-Gov法令検索)

  57. 問57.スプリンクラー設備の制御弁には、みだりに閉止できない措置を講じ、かつ、その直近の見やすい箇所にスプリンクラー設備の制御弁である旨を表示した標識を設けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。消防法施行規則14条1項3号ロ及びハに定められている。制御弁が閉止されたままではヘッドが開放しても放水されないため、封印等でみだりな閉止を防ぎ、標識により弁の所在と用途を明示することが求められている。

    根拠: 消防法施行規則 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  58. 問58.閉鎖型スプリンクラーヘッドは、当該ヘッドの軸心が取付け面に対して45度傾斜するように設けなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消防法施行規則13条の2第4項1号ニにより、スプリンクラーヘッドはヘッドの軸心が取付け面に対して直角となるように設けなければならない。傾斜して取り付けると設計どおりの散水分布が得られないためであり、正しくは直角である。

    根拠: 消防法施行規則 第13条の2 (出典: e-Gov法令検索)

  59. 問59.駐車の用に供される部分(床面積80㎡)に水噴霧消火設備を設ける場合、確保すべき水源水量として正しいものはどれか。

    • ア.10㎥
    • イ.16㎥
    • ウ.20㎥
    • エ.32㎥

    正解:ウ.20㎥

    解説:消防法施行規則17条3項2号により、駐車の用に供される部分の水源水量は、床面積(50㎡を超える場合は50㎡とする)1㎡につき20L/minの割合で計算した量で20分間放射できる量以上とする。20L/min×50㎡=1,000L/min、これを20分間で1,000×20=20,000L=20㎥となる。80㎡をそのまま用いた32㎥や、10L/minで計算した10㎥は誤りである。

    根拠: 消防法施行規則 第17条 (出典: e-Gov法令検索)

  60. 問60.屋外消火栓設備において、屋外消火栓を3個設置する場合に確保すべき水源水量として正しいものはどれか。

    • ア.14㎥
    • イ.21㎥
    • ウ.7㎥
    • エ.5.2㎥

    正解:ア.14㎥

    解説:消防法施行令19条3項3号により、屋外消火栓設備の水源水量は設置個数(2を超えるときは2とする)に7㎥を乗じて得た量以上とする。3個設置でも算定上の個数は2であり、2×7=14㎥となる。3個をそのまま乗じた21㎥や、1個分の7㎥、屋内1号消火栓(2×2.6㎥)と混同した5.2㎥は誤りである。

    根拠: 消防法施行令 第19条 (出典: e-Gov法令検索)

  61. 問61.1号消火栓を各階に2個設置する屋内消火栓設備において、ポンプを用いる加圧送水装置のポンプ吐出量として正しいものはどれか。

    • ア.70L/min
    • イ.140L/min
    • ウ.150L/min
    • エ.300L/min

    正解:エ.300L/min

    解説:消防法施行規則12条1項7号ハ(イ)により、ポンプの吐出量は屋内消火栓の設置個数が最も多い階における設置個数(2を超えるときは2とする)に150L/minを乗じて得た量以上とする。したがって150×2=300L/minである。70L/minは2号消火栓の場合に乗じる量(消防法施行規則12条2項5号イ)であり、1号消火栓の乗数と取り違えないこと。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  62. 問62.配管中の流体を一方向にのみ流し、逆方向の流れを自動的に防止する弁として正しいものはどれか。

    • ア.逆止弁(チェック弁)
    • イ.仕切弁(ゲート弁)
    • ウ.玉形弁(グローブ弁)
    • エ.バタフライ弁

    正解:ア.逆止弁(チェック弁)

    解説:逆止弁(チェック弁)は、流体の圧力により弁体が開閉し、一方向の流れのみを許して逆流を自動的に防止する弁であり、スイング式やリフト式がある。消防法施行規則12条1項6号ト(ハ)により逆止弁にはその流れ方向を表示しなければならない。仕切弁や玉形弁は流路の開閉・流量調整用、バタフライ弁は円板状の弁体を回転させて開閉する弁であり、いずれも逆流防止機能を目的とするものではない。

    根拠: 消防法施行規則 第12条 (出典: e-Gov法令検索)