第三種冷凍機械責任者「冷凍機器と設備」の一問一答
📖 第三種冷凍機械責任者「冷凍機器と設備」の全79問と解説(一覧)
第三種冷凍機械責任者の冷凍機器と設備に関する一問一答(全79問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.往復動圧縮機(レシプロ圧縮機)は、ピストンとシリンダで構成される容積式圧縮機である。
正解:○(正しい)
解説:往復動圧縮機はシリンダ内をピストンが往復動して冷媒ガスを圧縮する容積式圧縮機で、小型から大型まで広く使用されています。
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問2.スクロール圧縮機は、固定スクロールと往復するピストンの組合せで圧縮する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スクロール圧縮機は「固定スクロールと旋回スクロール」の組合せ(往復ピストンは往復動式)。
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問3.スクリュー圧縮機は、ピストンとシリンダで構成される容積式圧縮機である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スクリュー圧縮機は「雄ロータと雌ロータのかみ合い」で圧縮する回転式(ピストン式は往復動)。
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問4.スクロール圧縮機は吸入弁と吐出し弁が必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スクロール圧縮機は「吸入・吐出弁が不要」(連続的な渦巻形成と圧縮で弁不要)。
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問5.密閉型圧縮機は、圧縮機と電動機が同一の容器内に密閉されている。
正解:○(正しい)
解説:密閉型(ハーメチック型)圧縮機は圧縮機と電動機が溶接密閉された容器内に収められ、軸シールが不要で冷媒漏れのリスクが少ない構造です。
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問6.空冷凝縮器は、冷却水を散布して冷媒を凝縮させる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。空冷凝縮器は「外気をファンで送風して冷却」(冷却水散布は蒸発式凝縮器・冷却塔)。
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問7.水冷シェルアンドチューブ凝縮器では、冷媒がチューブ内を、冷却水がシェル側を流れる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。水冷シェルアンドチューブは「冷却水がチューブ内・冷媒がシェル側」(記述が逆)。
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問8.温度自動膨張弁は、凝縮器入口の温度を一定に保つように冷媒流量を調節する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。温度自動膨張弁は「蒸発器出口の過熱度を一定」に保つよう調節(凝縮器入口ではない)。
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問9.電子膨張弁は、マイクロプロセッサにより精密な冷媒流量制御が可能である。
正解:○(正しい)
解説:電子膨張弁はステッピングモーターなどで弁開度を制御し、マイコンからの信号で過熱度や蒸発温度を精密に制御できます。インバータエアコンに多く採用されています。
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問10.キャピラリチューブは、太い管の摩擦抵抗を利用して冷媒を減圧する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。キャピラリチューブは「細い管」の摩擦抵抗で減圧(細管が特徴、太いではない)。
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問11.油分離器は、圧縮機の吸入管に設置して冷媒油を回収する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。油分離器は「吐出し管」に設置(吸入側ではない)。冷凍機油の凝縮器・蒸発器流入防止。
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問12.液分離器(アキュムレータ)は、凝縮器と膨張弁の間に設置する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アキュムレータは「蒸発器と圧縮機の間」(吸入管側)に設置(液冷媒の圧縮機侵入防止)。
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問13.ドライヤ(乾燥器)は、冷凍装置内の水分を吸着除去する装置である。
正解:○(正しい)
解説:ドライヤはシリカゲルやモレキュラーシーブなどの乾燥剤を内蔵し、冷媒中の水分を吸着除去します。膨張弁の凍結や金属腐食を防止するため液管に設置されます。
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問14.サイトグラスは、ガス管に設置して冷媒のガスの流れを目視で確認する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。サイトグラスは「液管」に設置して液冷媒の状態(気泡有無)を目視確認。
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問15.受液器(レシーバ)は、凝縮器出口に設置して液冷媒を一時的に貯留する容器である。
正解:○(正しい)
解説:受液器は凝縮器で液化した冷媒を一時的に貯え、負荷変動に対して膨張弁に安定して液冷媒を供給する役割を持ちます。冷媒の回収時にも利用されます。
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問16.圧縮機の吐出側にサクションストレーナを設置する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。サクションストレーナは「吸入側(サクション=吸入)」に設置(吐出側ではない)。
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問17.次のうち、往復動圧縮機の構成部品として正しいものはどれか。
- ア.ピストン・シリンダ・クランクシャフト
- イ.スクロール
- ウ.雄ロータ・雌ロータ
- エ.インペラ
正解:ア.ピストン・シリンダ・クランクシャフト
解説:往復動圧縮機はピストン、シリンダ、クランクシャフト、コネクティングロッド、吸入弁、吐出し弁などで構成されます。スクロールやロータは別種の圧縮機の部品です。
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問18.次のうち、膨張弁の種類に該当しないものはどれか。
- ア.温度自動膨張弁
- イ.逆止弁
- ウ.キャピラリチューブ
- エ.電子膨張弁
正解:イ.逆止弁
解説:逆止弁(チェックバルブ)は冷媒の逆流を防止する弁であり、膨張装置ではありません。膨張装置には温度自動膨張弁、電子膨張弁、キャピラリチューブなどがあります。
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問19.フィンコイル蒸発器のフィンピッチが大きいほど着霜しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フィンピッチが「小さい」ほど着霜しやすい(隙間が狭く霜が堆積しやすい)。
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問20.次のうち、圧縮機の容量制御方式として正しいものはどれか。
- ア.膨張弁の開度調整
- イ.凝縮器ファンの停止
- ウ.アンローダによるシリンダ無効化
- エ.受液器の液面調整
正解:ウ.アンローダによるシリンダ無効化
解説:アンローダ方式は往復動圧縮機のシリンダの一部を無効化して容量を段階的に制御する方式です。インバータ制御による回転数調整も容量制御の一つです。
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問21.プレート式熱交換器は、薄い金属板を多数重ね合わせて冷媒と流体を交互に流す構造である。
正解:○(正しい)
解説:プレート式熱交換器は波形のプレートを交互に積層し、プレート間に冷媒と被冷却流体を交互に流して熱交換する構造で、コンパクトで高効率です。
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問22.半密閉型圧縮機は、圧縮機と電動機が完全に密閉され分解できない構造である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。半密閉型は「ボルト締めで分解・修理可能」(密閉型と開放型の中間)。完全密閉は密閉型。
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問23.次のうち、スクロール圧縮機の特徴として正しいものはどれか。
- ア.吸入弁と吐出し弁が必要
- イ.振動が大きい
- ウ.大型の産業用冷凍に主に使われる
- エ.部品点数が少なく振動・騒音が小さい
正解:エ.部品点数が少なく振動・騒音が小さい
解説:スクロール圧縮機は吸入弁・吐出し弁が不要で部品点数が少なく、旋回運動のため振動・騒音が小さいのが特徴です。家庭用・業務用エアコンに広く使われます。
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問24.冷媒配管の断熱は、加熱を促進するために行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。冷媒配管の断熱は「結露防止と冷凍効果損失防止」(加熱促進ではない)。
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問25.次のうち、冷凍装置の配管材料として一般的に使用されるものはどれか。
- ア.銅管
- イ.塩化ビニル管
- ウ.鋳鉄管
- エ.コンクリート管
正解:ア.銅管
解説:冷凍装置の冷媒配管には主に銅管(りん脱酸銅管)が使用されます。加工性が良く、耐食性に優れ、冷媒との相性も良好です。大型装置には鋼管も使われます。
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問26.温度自動膨張弁の感温筒は、凝縮器出口の配管に取り付ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。感温筒は「蒸発器出口」に密着取付(凝縮器出口ではない)。
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問27.次のうち、乾燥器(ドライヤ)に使用される吸着剤として正しいものはどれか。
- ア.活性炭
- イ.モレキュラーシーブ
- ウ.消石灰
- エ.砂
正解:イ.モレキュラーシーブ
解説:モレキュラーシーブ(分子ふるい)は合成ゼオライトの一種で、微細な細孔で水分子を選択的に吸着します。シリカゲルとともにドライヤの吸着剤として使用されます。
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問28.二重管凝縮器は、内管と外管を並行流で冷媒と冷却水を流す構造である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。二重管凝縮器は「対向流」(冷媒と冷却水の温度差を最大化)が一般的(並行流ではない)。
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問29.フロートスイッチは、受液器やアキュムレータの液面を検知して運転を制御する。
正解:○(正しい)
解説:フロートスイッチはフロート(浮き)の上下動で液面の高さを検知し、電気信号に変換して圧縮機や電磁弁の制御に利用します。液面制御に重要な機器です。
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問30.次のうち、油分離器が必要となる冷凍装置の条件として最も適切なものはどれか。
- ア.家庭用冷蔵庫
- イ.小型ルームエアコン
- ウ.蒸発温度が低い低温用冷凍装置
- エ.ウォータークーラー
正解:ウ.蒸発温度が低い低温用冷凍装置
解説:蒸発温度が低い装置では油の粘度が上がり蒸発器から戻りにくくなるため、油分離器で吐出しガスから油を回収する必要性が高くなります。
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問31.逆止弁(チェックバルブ)は、冷媒を双方向に流すための弁である。
正解:×(誤り)
解説:逆止弁は「一方向のみ」流す弁(双方向は誤り)。
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問32.次のうち、蒸発器の種類として正しいものはどれか。
- ア.受液器
- イ.冷却塔
- ウ.油分離器
- エ.シェルアンドチューブ蒸発器
正解:エ.シェルアンドチューブ蒸発器
解説:シェルアンドチューブ蒸発器はシェル(胴体)内にチューブ(伝熱管)を配した液体冷却用蒸発器で、冷水やブラインの冷却に使われます。冷却塔、油分離器、受液器は蒸発器ではありません。
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問33.遠心圧縮機(ターボ圧縮機)は、インペラの回転による遠心力で冷媒を圧縮する速度式圧縮機である。
正解:○(正しい)
解説:遠心圧縮機はインペラ(羽根車)を高速回転させ、遠心力で冷媒ガスに速度エネルギーを与え、ディフューザで圧力エネルギーに変換する速度式圧縮機です。
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問34.ロータリ圧縮機は、往復動式とスクリュー式の2種類がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ロータリ圧縮機は「ローリングピストン式とロータリーベーン式」(往復動・スクリューは別の方式)。
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問35.次のうち、膨張弁の調整不良による影響として正しいものはどれか。
- ア.蒸発器の過熱度異常
- イ.凝縮器の汚れ
- ウ.冷却塔の故障
- エ.圧力計の誤差
正解:ア.蒸発器の過熱度異常
解説:膨張弁の開度が大きすぎると過熱度が低下し液バックの原因に、小さすぎると過熱度が過大となり冷凍能力が低下します。過熱度の異常は膨張弁の調整不良が主な原因です。
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問36.冷凍装置の配管には、熱伸縮を吸収するためのUベンドやフレキシブル管が使用される。
正解:○(正しい)
解説:冷凍装置の配管は温度変化により伸縮するため、Uベンド(U字曲げ)やフレキシブル管(可とう管)を設けて熱応力を吸収し、配管の破損を防止します。
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問37.圧縮機のクランクケースヒータは、停止中に液冷媒が油に溶け込むのを防止する。
正解:○(正しい)
解説:クランクケースヒータは圧縮機停止中に冷凍機油を加温して液冷媒の溶け込み(寝込み)を防ぎ、起動時のフォーミング(泡立ち)や液圧縮を防止します。
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問38.次のうち、冷凍装置の安全装置の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.圧力計・温度計・流量計
- イ.安全弁・溶栓・破裂板
- ウ.膨張弁・電磁弁・逆止弁
- エ.ドライヤ・ストレーナ・サイトグラス
正解:イ.安全弁・溶栓・破裂板
解説:安全弁、溶栓(可溶栓)、破裂板は圧力上昇時に冷媒を放出して機器の破壊を防ぐ安全装置です。圧力計は計測機器、膨張弁は制御機器、ドライヤは附属機器です。
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問39.インバータ制御圧縮機は、圧縮機の回転数を変えることで連続的に容量を制御できる。
正解:○(正しい)
解説:インバータ制御は電源周波数を変換して電動機の回転数を連続的に制御し、負荷に応じた最適な冷凍能力で運転できます。省エネルギー効果が高い方式です。
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問40.水冷凝縮器の冷却水量が減少すると、凝縮圧力は低下する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。冷却水量減少で凝縮能力低下し「凝縮圧力は上昇」(低下ではない)。
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問41.次のうち、フィンコイル蒸発器に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.液体を冷却するための蒸発器
- イ.冷媒をフィンの外面に流す構造
- ウ.フィンを取り付けて伝熱面積を拡大した空気冷却器
- エ.高圧側に設置する機器
正解:ウ.フィンを取り付けて伝熱面積を拡大した空気冷却器
解説:フィンコイル蒸発器は伝熱管の外面に多数のフィン(薄い金属板)を取り付けて空気との接触面積を拡大し、空気を効率よく冷却する蒸発器です。
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問42.圧縮機に液冷媒が大量に吸入されても、特に問題はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。液冷媒大量吸入で「液圧縮を起こしバルブ・ピストン損傷」(重大故障)。
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問43.シェルアンドチューブ蒸発器で冷媒がシェル側を流れる方式を乾式という。
正解:×(誤り)
解説:誤り。乾式は「冷媒がチューブ内」を流れる方式(シェル側は満液式)。
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問44.満液式蒸発器は、伝熱管が液冷媒に浸っている構造であり、伝熱性能が高い。
正解:○(正しい)
解説:満液式蒸発器はシェル内に液冷媒を満たし、チューブ内を流れるブラインや水を冷却します。伝熱管が常に液冷媒に浸っているため伝熱性能が高い方式です。
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問45.次のうち、冷凍装置における振動・騒音対策として正しいものはどれか。
- ア.配管を剛体で固定する
- イ.配管を壁に密着させる
- ウ.圧縮機を直接コンクリート基礎に固定する
- エ.防振架台やフレキシブル管を使用する
正解:エ.防振架台やフレキシブル管を使用する
解説:圧縮機の振動が配管や建物に伝わるのを防ぐため、防振架台(防振ゴムやスプリング)やフレキシブル管(可とう管)を使用して振動を吸収・遮断します。
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問46.開放型圧縮機は、圧縮機と電動機が一体化されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。開放型は「圧縮機と電動機が別体」、軸シールで動力伝達(一体化は密閉型)。
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問47.次のうち、冷却塔のレジオネラ菌対策として正しいものはどれか。
- ア.定期的な清掃と水質管理を行う
- イ.冷却水温度を上げる
- ウ.冷却塔を密閉して外気を遮断する
- エ.冷却水の循環を停止する
正解:ア.定期的な清掃と水質管理を行う
解説:冷却塔はレジオネラ菌が繁殖しやすい環境であるため、定期的な清掃、薬剤による殺菌処理、水質管理を行うことが重要です。
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問48.圧縮機の電動機が過負荷になると、サーマルリレー(熱動型過電流継電器)が作動して電動機を保護する。
正解:○(正しい)
解説:サーマルリレーは電動機に過電流が流れたとき、バイメタルの熱変形を利用して回路を遮断し、電動機の焼損を防止する保護装置です。
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問49.次のうち、水冷シェルアンドチューブ凝縮器の保守管理として正しいものはどれか。
- ア.冷却水を循環させずに溜め水で使用する
- イ.スケール除去のためチューブ内を定期的にブラシ洗浄する
- ウ.チューブの腐食を防ぐため冷却水を停止する
- エ.凝縮器を断熱材で覆い外気を遮断する
正解:イ.スケール除去のためチューブ内を定期的にブラシ洗浄する
解説:シェルアンドチューブ凝縮器はチューブ内にスケール(水あか)が付着すると伝熱性能が低下するため、定期的にブラシや薬品でチューブ内を洗浄する必要があります。
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問50.プレート式熱交換器は、波形に成形した伝熱プレートを多数重ねて構成され、小型で高い伝熱性能を持つ。
正解:○(正しい)
解説:プレート式熱交換器はステンレス等の薄い金属プレートを波形に成形し重ね合わせた構造で、伝熱面積が大きく取れるため小型で高効率な熱交換が可能です。
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問51.プレート式熱交換器は、シェルアンドチューブ式に比べて冷媒充填量を少なくできる利点がある。
正解:○(正しい)
解説:プレート式は内容積が小さいため冷媒充填量が少なくて済み、冷媒コストの削減や万一の漏えい時の影響低減につながります。
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問52.冷媒配管のろう付けには、酸素ガスを流しながら行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ろう付けには「窒素ガス」を流して酸化防止(酸素は燃焼促進で逆効果)。
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問53.冷媒配管のろう付けには、銅管同士の接合にはりん銅ろうが一般的に使用される。
正解:○(正しい)
解説:銅管同士のろう付けにはりん銅ろう(BCuP)が使用されます。りん銅ろうはフラックスなしで銅管を接合でき、冷媒配管の施工に広く用いられています。
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問54.シェルアンドチューブ蒸発器の満液式では、伝熱管が液冷媒に浸されており、管外で冷媒が蒸発する。
正解:○(正しい)
解説:満液式シェルアンドチューブ蒸発器ではシェル内に液冷媒が満たされ、チューブ内を流れる被冷却水(ブライン)から熱を吸収してチューブ外面で冷媒が蒸発します。
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問55.乾式シェルアンドチューブ蒸発器では、冷媒がシェル側を、被冷却水がチューブ内を流れる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。乾式は「冷媒がチューブ内・被冷却水がシェル側」(記述が逆、満液式と混同)。
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問56.ユニットクーラーは、蒸発器・送風機・除霜装置などを一体化した冷却ユニットである。
正解:○(正しい)
解説:ユニットクーラー(エアクーラー)は冷却コイル(蒸発器)、送風ファン、除霜ヒーターやドレンパンなどを一つのケーシングに収めた冷却装置で、冷蔵庫や冷凍庫内に設置されます。
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問57.ユニットクーラーの送風機は、蒸発器を通過した冷風を庫内に送るために使用する。
正解:○(正しい)
解説:ユニットクーラーの送風機(ファン)は庫内の空気を蒸発器の冷却コイルに送り、冷却された空気を庫内に循環させて均一な温度分布を得る役割があります。
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問58.ブラインクーラーは、ブライン(二次冷媒)を冷却するための蒸発器である。
正解:○(正しい)
解説:ブラインクーラーは冷媒で二次冷媒(ブライン)を冷却するための熱交換器で、間接冷却方式の冷凍装置に使用されます。シェルアンドチューブ式やプレート式があります。
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問59.開放式冷却塔は、冷却水が外気と直接接触して蒸発冷却される方式である。
正解:○(正しい)
解説:開放式冷却塔は冷却水を充填材に散布し、外気と直接接触させて水の蒸発潜熱で冷却する方式です。構造が簡単で冷却効率が高いですが、水質汚染の影響を受けやすくなります。
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問60.密閉式冷却塔は、冷却水が密閉された伝熱管内を流れ、管外で散布水が蒸発冷却する方式である。
正解:○(正しい)
解説:密閉式冷却塔は冷却水が密閉された伝熱管(コイル)内を流れ、管外に散布される水の蒸発潜熱で間接的に冷却します。冷却水の水質が維持しやすい利点があります。
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問61.密閉式冷却塔は、開放式冷却塔に比べて冷却水の汚れが少ない利点がある。
正解:○(正しい)
解説:密閉式は冷却水が外気と直接接触しないため、粉塵やレジオネラ菌などによる汚染を受けにくく、水質管理が容易です。ただし開放式に比べて冷却効率はやや低くなります。
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問62.冷媒配管の防露(断熱)は、低温の配管表面への結露を防止するために行う。
正解:○(正しい)
解説:低温の吸入配管や液管は周囲空気の露点温度以下になると結露が生じます。結露は配管の腐食や水滴の落下による被害の原因となるため、断熱材で防露処理を施します。
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問63.冷媒配管の防振対策として、圧縮機の接続部にフレキシブルチューブを使用することがある。
正解:○(正しい)
解説:圧縮機は運転中に振動を発生するため、配管との接続部にフレキシブルチューブ(可とう管)を使用して振動の伝搬を防止し、配管の亀裂や破損を防ぎます。
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問64.温度自動膨張弁の感温筒は、蒸発器出口の吸入配管に密着して取り付ける。
正解:○(正しい)
解説:感温筒は蒸発器出口の吸入配管に密着させて取り付け、吸入ガスの温度(過熱度)を検出します。検出した温度に応じて膨張弁の開度を調整し、適正な過熱度を維持します。
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問65.キャピラリチューブは、細い管の摩擦抵抗で冷媒を減圧膨張させる固定絞り方式の膨張装置である。
正解:○(正しい)
解説:キャピラリチューブは内径0.5〜2mm程度の細い銅管で、管内の摩擦抵抗により冷媒を減圧させます。構造が簡単で安価ですが、負荷変動への対応能力は温度自動膨張弁に劣ります。
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問66.シェルアンドチューブ凝縮器の冷却水側にスケール防止のため、水処理を行うことが重要である。
正解:○(正しい)
解説:冷却水中のカルシウムやマグネシウム等の硬度成分はスケールとなって伝熱管に付着し、伝熱性能を著しく低下させます。水処理によるスケール防止が重要です。
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問67.圧縮機の吸入側に設置する液分離器(アキュムレータ)は、液冷媒を一時的に貯留して蒸発させてからガスのみを圧縮機に送る。
正解:○(正しい)
解説:アキュムレータは蒸発器から戻る冷媒中に液冷媒が含まれていた場合に液を分離・貯留し、上部からガス冷媒のみを圧縮機に吸入させて液圧縮を防止します。
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問68.冷媒配管の吸入管は、圧縮機に向かって下り勾配で配管するのが基本である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。吸込み蒸気配管(吸入管)の横走り管は、圧縮機に向かって下り勾配(約1/200)で配管し、Uトラップを設けない。これにより冷凍機油が蒸気とともに圧縮機へ戻る。上り勾配や水平では液・油が溜まり、液戻り(液バック)の原因となる。
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問69.吐出し管は圧縮機から凝縮器に向かって上り勾配で配管し、圧縮機停止時に油や液冷媒が圧縮機に逆流しないようにする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。吐出しガス配管の横走り管は、凝縮器に向かって下り勾配で配管する。これにより圧縮機停止時に配管内で凝縮した液冷媒や油が圧縮機へ逆流するのを防ぐ。『凝縮器に向かって上り勾配』では停止時に液・油が低所である圧縮機側へ流れ、逆流を招く。
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問70.受液器は凝縮器と膨張弁の間に設置し、負荷変動に応じた冷媒量の過不足を調整する役割がある。
正解:○(正しい)
解説:受液器は凝縮器で液化した冷媒を一時的に貯蔵し、蒸発器側の負荷変動に応じて必要な冷媒液を安定的に膨張弁に供給する役割を持ちます。
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問71.プレート式熱交換器の特徴として、誤っているものはどれか。
- ア.シェルアンドチューブ式より高圧に適している
- イ.冷媒充填量が少なくて済む
- ウ.プレートの追加で容量変更が容易である
- エ.小型で高い伝熱性能を持つ
正解:ア.シェルアンドチューブ式より高圧に適している
解説:プレート式熱交換器は薄いプレートを重ねた構造のため、シェルアンドチューブ式に比べて耐圧性に劣ります。小型・高効率・冷媒量低減・容量変更の柔軟性が利点です。
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問72.冷媒配管のろう付け施工に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ア.窒素ブローを行いながらろう付けする
- イ.ろう付け時のフラックスは管内に残っても問題ない
- ウ.銅管と鋼管の接合には銀ろうを使用する
- エ.銅管同士はりん銅ろうで接合する
正解:イ.ろう付け時のフラックスは管内に残っても問題ない
解説:フラックスが管内に残ると冷凍装置内を汚染し、膨張弁の詰まりや冷凍機油の劣化の原因となります。フラックスの残留は確実に除去する必要があります。
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問73.シェルアンドチューブ蒸発器の満液式と乾式の比較として、正しいものはどれか。
- ア.満液式は冷媒がチューブ内を流れる
- イ.乾式は冷媒がシェル側に満たされる
- ウ.満液式は乾式に比べて冷媒充填量が多い
- エ.乾式は満液式に比べて油戻りが悪い
正解:ウ.満液式は乾式に比べて冷媒充填量が多い
解説:満液式はシェル内が液冷媒で満たされるため、乾式に比べて冷媒充填量が多くなります。満液式は冷媒が管外、乾式は冷媒が管内を流れます。満液式の方が油戻りが悪い傾向があります。
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問74.冷却塔の種類に関する記述として、正しいものはどれか。
- ア.開放式は冷却水が外気と接触しない
- イ.密閉式は開放式より冷却効率が高い
- ウ.開放式は密閉式より水質管理が容易である
- エ.密閉式は冷却水が伝熱管内を流れる
正解:エ.密閉式は冷却水が伝熱管内を流れる
解説:密閉式冷却塔は冷却水が密閉された伝熱管内を流れ、外気と直接接触しません。開放式は水質汚染を受けやすく、密閉式は冷却効率がやや低い代わりに水質管理が容易です。
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問75.配管の防振対策として、適切でないものはどれか。
- ア.配管支持金具の間隔を広げる
- イ.防振ゴムの使用
- ウ.フレキシブルチューブの使用
- エ.防振ハンガーの使用
正解:ア.配管支持金具の間隔を広げる
解説:配管支持金具の間隔を広げると配管の振動が大きくなり逆効果です。フレキシブルチューブ、防振ゴム、防振ハンガーは振動を吸収・絶縁する有効な防振対策です。
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問76.ユニットクーラーに関する記述として、誤っているものはどれか。
- ア.蒸発器と送風機を一体化した装置である
- イ.被冷却物が液体の場合に使用される
- ウ.除霜装置を内蔵しているものが多い
- エ.冷蔵庫や冷凍庫内に設置される
正解:イ.被冷却物が液体の場合に使用される
解説:ユニットクーラーは空気を冷却するための装置です。被冷却物が液体(水やブライン)の場合はシェルアンドチューブ蒸発器やプレート式蒸発器を使用します。
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問77.温度自動膨張弁の感温筒に関する記述として、正しいものはどれか。
- ア.凝縮器出口の配管に取り付ける
- イ.圧縮機の吐出し配管に取り付ける
- ウ.蒸発器出口の吸入配管の上部に取り付ける
- エ.受液器の出口配管に取り付ける
正解:ウ.蒸発器出口の吸入配管の上部に取り付ける
解説:感温筒は蒸発器出口の吸入配管に密着させて取り付けます。配管の上部に取り付けるのは、管底に溜まった油や液の温度ではなくガスの温度を正確に検出するためです。
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問78.冷媒配管の吸入管の配管方法として、正しいものはどれか。
- ア.圧縮機に向かって下り勾配にする
- イ.水平に配管する
- ウ.勾配は不要で自由に配管してよい
- エ.圧縮機に向かって上り勾配にする
正解:ア.圧縮機に向かって下り勾配にする
解説:吸入管は圧縮機に向かって下り勾配(約1/200)にして、冷凍機油が蒸気とともに圧縮機へ戻るようにする(Uトラップは設けない)。上り勾配や水平配管では液が溜まり液戻り(液バック)の原因となる。
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問79.ブラインクーラーの説明として、正しいものはどれか。
- ア.ブライン(二次冷媒)を冷却するための熱交換器である
- イ.冷媒を加熱するための装置である
- ウ.空気を冷却するための蒸発器である
- エ.冷却水を冷却するための冷却塔である
正解:ア.ブライン(二次冷媒)を冷却するための熱交換器である
解説:ブラインクーラーは冷媒でブライン(エチレングリコール溶液等の二次冷媒)を冷却するための蒸発器(熱交換器)で、間接冷却方式の冷凍装置に使用されます。