資格道場
学習状況 お問い合わせ ログイン 無料登録

マンション管理士「建物構造・設備」の一問一答

1 / -- 正解: 0
📖 マンション管理士「建物構造・設備」の全67問と解説(一覧)

マンション管理士の建物構造・設備に関する一問一答(全67問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.マンションの共用部分の壁・柱・床などの構造耐力上主要な部分は、一般に木造(W造)が多く用いられる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。マンションの主要構造部はRC造・SRC造が一般的。木造は耐火性能・遮音性で不適。

  2. 問2.ラーメン構造は、柱と梁をピン接合(回転自由)で組み立てた構造である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ラーメン構造は「剛接合」で柱梁を組み立て地震力に抵抗。ピン接合はトラス等の構造。

  3. 問3.壁式構造は、柱と梁により建物を支える構造で、超高層マンションに適している。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。壁式構造は「耐力壁」によって建物を支え、5階建て程度までの低・中層マンションに用いられます。

  4. 問4.免震構造は、建物と基礎との間に免震装置(積層ゴム等)を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくする構造である。

    正解:○(正しい)

    解説:免震構造は建物基礎部に免震装置を置き、地震エネルギーの伝達を軽減します。

  5. 問5.制振(制震)構造は、建物内部にダンパー等の制振装置を組み込み、地震エネルギーを吸収する構造である。

    正解:○(正しい)

    解説:制振構造は建物内にダンパーを設置し、揺れのエネルギーを吸収する仕組みです。

  6. 問6.給水方式の高置水槽方式は、受水槽→高置水槽→揚水ポンプ→重力給水の順で給水される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。高置水槽方式は「受水槽→揚水ポンプ→高置水槽→重力給水」(揚水ポンプは高置水槽の前)。

  7. 問7.直結増圧方式は、受水槽を経由した上で増圧ポンプで各戸に給水する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。直結増圧方式は「受水槽を介さず」、増圧ポンプにより水道本管の水を直接各戸に給水。受水槽不要が特徴。

  8. 問8.排水方式の分流式とは、汚水・雑排水・雨水を全て同じ系統で排水する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。分流式は「汚水・雑排水と雨水を別系統」で流す方式。全部合流は合流式。

  9. 問9.排水トラップは、ゴム蓋により下水からの悪臭・害虫の侵入を防ぐ構造である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。排水トラップは「封水(水)」を保持して悪臭・害虫の侵入を防ぐ構造。ゴム蓋ではない。

  10. 問10.電気設備における単相3線式は、100Vのみが利用できる方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。単相3線式は「100Vと200V両方」が利用できる方式。エアコン・IH等の200V機器対応。

  11. 問11.マンションの共用部分の電気設備で、契約電力が50kW以上の場合、高圧一括受電契約とする方式がある。

    正解:○(正しい)

    解説:高圧一括受電は、マンション全体で高圧契約し各戸に配電する方式で、電気料金の削減効果があります。

  12. 問12.消防法上、延べ面積1,500m2以上のマンションには、自動火災報知設備の設置義務がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。自動火災報知設備の設置義務は延べ面積「500m2以上」(共同住宅)。1,500m2ではない。

  13. 問13.エレベーターは、建築基準法上、特定行政庁による定期検査報告は必要ない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。エレベーターは建築基準法12条で定期検査・報告が義務付けられています。

    根拠:建築基準法 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  14. 問14.共用部分の照明設備のうち、非常用照明は、停電時に自動点灯し避難経路を確保するためのものである。

    正解:○(正しい)

    解説:非常用照明は停電時に自動点灯し、避難経路の安全確保を目的とします(建築基準法施行令126条の4)。

    根拠:建築基準法施行令 第126条の4 (出典: e-Gov法令検索)

  15. 問15.保温材(断熱材)は、熱伝導率が低いほど断熱性能が高い。

    正解:○(正しい)

    解説:熱伝導率が低いほど熱の伝わりが小さく、断熱性能が高くなります。

  16. 問16.鉄筋コンクリートの中性化は、コンクリートのアルカリ性が失われ鉄筋が錆びやすくなる現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:コンクリート中性化はCO2の浸入によりアルカリ性が失われ、鉄筋の腐食・膨張・爆裂を引き起こします。

  17. 問17.マンションの構造種別のうち、一般に最も高層建築に適しているものはどれか。

    • ア.木造
    • イ.鉄骨造(S造)
    • ウ.鉄筋コンクリート造(RC造)
    • エ.鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

    正解:エ.鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

    解説:SRC造は鉄骨の粘り強さとRCの剛性を併せ持ち、高層マンションに最も多く採用されます。超高層ではCFT造等も使われます。

  18. 問18.マンションの給水方式の説明として、誤っているものはどれか。

    • ア.直結増圧方式は受水槽を経由して増圧ポンプで給水
    • イ.圧力水槽方式は受水槽+圧力ポンプで加圧供給
    • ウ.直結直圧方式は水道本管の圧力で直接給水
    • エ.高置水槽方式は最上階への揚水と重力給水

    正解:ア.直結増圧方式は受水槽を経由して増圧ポンプで給水

    解説:直結増圧方式は受水槽を経由せず、水道本管から直接増圧ポンプで給水する方式です。受水槽を経由するのは高置水槽方式・圧力水槽方式です。

  19. 問19.排水トラップの破封(封水切れ)の原因とならないものはどれか。

    • ア.自己サイホン作用
    • イ.排水管の勾配適正化
    • ウ.蒸発
    • エ.誘導サイホン作用

    正解:イ.排水管の勾配適正化

    解説:トラップ破封の原因は、自己サイホン・誘導サイホン・毛細管現象・蒸発・跳ね出しなど。適正勾配はむしろ破封を防ぎます。

  20. 問20.消防法上、屋内消火栓設備の設置義務が生じるマンション(共同住宅)の延べ面積基準として、一般に正しいものはどれか。

    • ア.300m²以上
    • イ.500m²以上
    • ウ.1,000m²以上(主要構造部が耐火構造で内装が難燃材料の場合は3,000m²以上)
    • エ.700m²以上

    正解:エ.700m²以上

    解説:消防法施行令11条により、共同住宅(令別表第一(5)項ロ)の屋内消火栓設備の設置基準は延べ面積700m²以上が原則。主要構造部が耐火構造で内装を難燃材料とした場合は3倍の2,100m²以上に緩和される。したがって基準は『700m²以上』。

    根拠:消防法施行令 第11条 (出典: e-Gov法令検索)

  21. 問21.マンションの地震対策構造のうち、建物内部にダンパー等を設置してエネルギーを吸収するものはどれか。

    • ア.耐震構造
    • イ.免震構造
    • ウ.剛構造
    • エ.制振(制震)構造

    正解:エ.制振(制震)構造

    解説:制振(制震)構造は建物内部にダンパーを組み込み、揺れのエネルギーを吸収します。免震は基礎免震、耐震は構造体の強度で耐える方式です。

  22. 問22.マンションの電気設備に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.単相2線式は100V・200V両方が利用可能
    • イ.動力電灯共用方式では動力と電灯を同一変圧器で供給する
    • ウ.単相3線式は中性線を含み100Vと200Vを利用可能
    • エ.三相3線式は家庭用に主に使用される

    正解:ウ.単相3線式は中性線を含み100Vと200Vを利用可能

    解説:単相3線式は中性線を含む3本の線で100V(中性-外側)と200V(外側同士)を利用できます。単相2線式は100Vのみ、三相は主に動力用です。

  23. 問23.マンションの外壁タイルの劣化診断方法として、最も一般的なものはどれか。

    • ア.X線回折分析
    • イ.超音波厚み測定
    • ウ.放射線透過試験
    • エ.目視調査と打診調査

    正解:エ.目視調査と打診調査

    解説:外壁タイルの浮き・剥離調査は目視+打診(テストハンマー)が基本。竣工後10年経過時の全面打診等調査が建築基準法で義務化されています。

  24. 問24.コンクリートの中性化進行の原因物質として、主なものはどれか。

    • ア.二酸化炭素(CO2)
    • イ.酸素(O2)
    • ウ.窒素(N2)
    • エ.塩素(Cl)

    正解:ア.二酸化炭素(CO2)

    解説:コンクリート中性化は空気中のCO2がコンクリート内のCa(OH)2と反応しCaCO3を生成、アルカリ性を失う現象です。

  25. 問25.建物の構造には、木造・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)等がある。

    正解:○(正しい)

    解説:構造種別:木造(戸建)・S造(中低層)・RC造(中高層マンション)・SRC造(超高層)。耐震性・耐火性・コストが異なる。

  26. 問26.RC造(鉄筋コンクリート造)は、コンクリートが圧縮力に強く、鉄筋が引張力に強い特性を生かした構造である。

    正解:○(正しい)

    解説:RC造:コンクリート(圧縮)+鉄筋(引張)の合成効果。耐久性・耐火性・遮音性に優れる。

  27. 問27.建築物の耐震等級は1〜3の3段階で、等級3は等級1の1.5倍の地震力に対する耐性がある。

    正解:○(正しい)

    解説:耐震等級:1(建築基準法レベル)・2(×1.25倍)・3(×1.5倍)。住宅性能評価制度で評価。

  28. 問28.免震構造は、建物と基礎の間に免震装置(ゴム・ダンパー等)を入れて地震エネルギーを吸収する構造である。

    正解:○(正しい)

    解説:免震構造:基礎と上部構造の間に免震層。地震時の建物揺れを大幅減。タワーマンション等で採用。

  29. 問29.制震構造は、建物内部に制震装置(オイルダンパー等)を配置して地震エネルギーを吸収する構造である。

    正解:○(正しい)

    解説:制震構造:建物内のダンパーで揺れを吸収。免震より低コスト、耐震構造との組合せも可能。

  30. 問30.建物の給水方式には、水道直結方式・受水槽方式(高置水槽・直結増圧)等があり、マンション規模等で選択される。

    正解:○(正しい)

    解説:給水方式:水道直結(小規模)・受水槽方式(中規模・高層)・直結増圧(衛生面メリット)。設備規制と費用の兼合い。

  31. 問31.建物の排水方式には、合流式(雨水・汚水合流)・分流式(雨水・汚水分離)があり、近年は分流式が主流である。

    正解:○(正しい)

    解説:排水方式:合流式(古い住宅)と分流式(新築主流)。分流式は雨水放流・汚水処理を分離効率化。

  32. 問32.次の建物構造のうち、最も耐火性が低いものはどれか。

    • ア.木造
    • イ.鉄骨造(S造)
    • ウ.鉄筋コンクリート造(RC造)
    • エ.鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

    正解:ア.木造

    解説:木造は最も耐火性が低い(防火措置で耐火等級向上は可)。RC造・SRC造は耐火性高。

  33. 問33.次の地震対策構造のうち、建物と基礎の間に装置を入れるものはどれか。

    • ア.耐震構造
    • イ.免震構造
    • ウ.制震構造
    • エ.すべて同じ

    正解:イ.免震構造

    解説:免震構造:基礎と上部の間に免震層。耐震は建物自体を強化、制震は建物内部のダンパーで吸収。

  34. 問34.鉄筋コンクリート造(RC造)が成立する根拠の一つは、コンクリートと鉄筋の熱膨張係数が大きく異なり、温度変化時に互いの応力を打ち消し合う点にある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはコンクリートと鉄筋の線膨張係数はほぼ同じ(約1.0×10⁻⁵/℃)であり、これによりRC造が成立する。

  35. 問35.SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)は、RC造に比べ自重が重く、超高層建築には不向きである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはSRC造は鉄骨を内蔵し靭性に優れるため、中高層・超高層に適しRC造より粘り強い構造である。

  36. 問36.壁式構造は柱・梁を設けず耐力壁で建物を支える構造で、一般に5階建て程度までの低中層集合住宅に用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:ラーメン構造に比べ開口部の自由度は低いが、剛性が高く居住性に優れる。

  37. 問37.ピロティ構造は1階を柱のみとし壁を抜いた構造で、地震時に1階に変形が集中しやすく、新耐震基準下でも層崩壊リスクへの配慮が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:兵庫県南部地震で多数被害。柱の剛性確保・偏心抑制が設計上の重要課題。

  38. 問38.新耐震基準は1971年4月1日以降の建築確認に適用され、震度5程度の地震で全く損傷しないことを目標としている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは新耐震基準は1981年6月1日以降適用で、震度6強〜7で倒壊・崩壊しないことが目標。

  39. 問39.既存建物の耐震診断におけるIs値は、0.6以上であれば倒壊・崩壊の危険性が低いと判定される。

    正解:○(正しい)

    解説:Is値(構造耐震指標)0.6以上は新耐震基準相当。0.3未満は倒壊危険性が高い。

  40. 問40.長期優良住宅の認定基準には、耐震等級1相当、可変性、維持管理容易性、省エネ性等が含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは耐震等級は2以上(または免震建築物)が必要で、等級1相当では認定されない。

  41. 問41.ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、高断熱化・高効率設備・再生可能エネルギー導入により年間一次エネルギー収支ゼロを目指す住宅である。

    正解:○(正しい)

    解説:経産省・国交省・環境省が推進。集合住宅版はZEH-Mとして基準が定められている。

  42. 問42.コンクリートの水セメント比は小さいほど強度・耐久性が向上し、中性化進行も遅くなる。

    正解:○(正しい)

    解説:W/C比が低いと緻密で気密性の高いコンクリートとなる。JASS5では耐久設計上65%以下を推奨。

  43. 問43.コンクリートのスランプ値が大きいほど流動性が低く、施工性に劣る。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはスランプ値が大きいほど軟らかく流動性が高い(施工性良好だが強度・耐久性は低下傾向)。

  44. 問44.アルカリ骨材反応(ASR)は、骨材中のシリカ分とセメント中のアルカリ成分が反応して膨張し、コンクリートにひび割れを生じさせる劣化現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:亀甲状(パターン状)ひび割れが特徴。低アルカリセメント・無害骨材使用で抑制可能。

  45. 問45.鉄筋のかぶり厚さとは、鉄筋の中心からコンクリート表面までの距離を指し、専ら美観上の理由で定められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはかぶり厚さは鉄筋表面から最短距離で測り、構造耐力・耐久性・耐火性のために必要(令79条)。

  46. 問46.鉄骨造(S造)の鋼材は熱に強く、火災時にも500℃を超えても強度低下しないため、耐火被覆は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは鋼材は500℃で強度が約半減するため、ロックウール吹付け等の耐火被覆が必須となる。

  47. 問47.直結増圧方式は、水道本管から受水槽を経由せず増圧ポンプで直接各戸に給水する方式で、衛生面・省スペース面で優れる。

    正解:○(正しい)

    解説:中規模マンションで普及。水道事業者の承認が必要で、断水時の対応・最上階の水圧確保が課題。

  48. 問48.排水通気管の主な目的は、トラップの封水を保護し、排水時の負圧・正圧を緩和することである。

    正解:○(正しい)

    解説:サイホン現象による破封防止・排水促進が役割。伸頂通気・ループ通気・各個通気方式がある。

  49. 問49.排水方式の合流式は、汚水・雑排水・雨水を全て同一系統で排水するもので、降雨時に未処理水が放流される問題がある。

    正解:○(正しい)

    解説:古い都市部に多く、近年は分流式に切り替え進行中。CSO(合流式下水道越流水)対策が課題。

  50. 問50.ガス設備のマイコンメーターは、地震時(震度5相当以上)・大量流出時に自動的にガス供給を遮断する安全装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:感震遮断・流量遮断・圧力遮断機能を有する。設置義務はないが普及率はほぼ100%。

  51. 問51.電気設備の単相3線式は、100Vと200Vの両方が利用できる方式で、現代マンションの標準仕様となっている。

    正解:○(正しい)

    解説:中性線と2本の電圧線で200Vエアコン・IH対応。100V/100V/200Vが取出し可能。

  52. 問52.自家発電設備(非常用発電機)は、消防法上、停電時に180秒以内に電圧を確立すれば足りるとされている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは非常電源は停電後40秒以内に電圧を確立する性能が消防法上求められる。負荷投入は10秒以内が原則。

  53. 問53.ロープ式エレベーターは油圧式に比べ昇降速度が遅く、高層階対応に不向きである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはロープ式は高速・高層対応に適しており、油圧式は低層・低速向きである。

  54. 問54.スプリンクラー設備は、共同住宅では地階を除く階数11以上の階に設置義務がある(消防法施行令12条)。

    正解:○(正しい)

    解説:11階以上の階全てに設置。共同住宅用スプリンクラー(特定施設水道連結型)緩和規定もある。

  55. 問55.連結送水管は、消防隊専用の消火設備で、地階を除く階数が7以上の建物または5階以上で延べ面積6,000m²以上の建物に設置義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:消防隊が建物外送水口から圧送し、各階の放水口で消火活動を行う設備。

  56. 問56.中央熱源方式の空調設備は、機械室で一括製造した冷温水・蒸気を各住戸へ供給する方式で、初期コストは高いが省エネ性・メンテ性に優れる場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:高級・大型マンションで採用。共用部の維持管理コスト負担と各戸個別制御の制約が課題。

  57. 問57.新耐震基準が適用された建築確認の境界日として正しいものはどれか。

    • ア.1981年6月1日
    • イ.1971年4月1日
    • ウ.1995年1月17日
    • エ.2000年6月1日

    正解:ア.1981年6月1日

    解説:1981年6月1日以降の建築確認が新耐震基準。震度6強〜7で倒壊しないことを目標とする。

  58. 問58.既存建物の耐震診断におけるIs値で、「倒壊・崩壊の危険性が低い」と判定される基準値として正しいものはどれか。

    • ア.0.3以上
    • イ.0.6以上
    • ウ.0.5以上
    • エ.1.0以上

    正解:イ.0.6以上

    解説:Is値0.6以上で新耐震相当。0.3未満は倒壊危険性高、0.3以上0.6未満は危険性あり。

  59. 問59.コンクリートの中性化進行を遅らせる方策として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.水セメント比を小さくする
    • イ.かぶり厚さを大きくする
    • ウ.セメント量を減らし骨材量を増やす
    • エ.外装タイル・塗装で表面を保護する

    正解:ウ.セメント量を減らし骨材量を増やす

    解説:セメント量を減らすとアルカリ性が低下し中性化が進行しやすくなる。残る3つは中性化抑制策。

  60. 問60.鉄骨造(S造)の耐火被覆材として、最も一般的に用いられるものはどれか。

    • ア.アスファルトモルタル
    • イ.アクリル樹脂シーリング
    • ウ.アルカリ防錆塗料
    • エ.ロックウール吹付け

    正解:エ.ロックウール吹付け

    解説:ロックウール(岩綿)吹付けが代表的。耐火塗料・けい酸カルシウム板等も使用される。

  61. 問61.マンションの給水方式のうち、受水槽を設けない方式として正しいものはどれか。

    • ア.直結増圧方式
    • イ.圧力タンク方式(受水槽あり)
    • ウ.高置水槽方式
    • エ.ポンプ直送方式(受水槽あり)

    正解:ア.直結増圧方式

    解説:直結増圧方式は水道本管から増圧ポンプで直送し受水槽を経由しない。中規模マンションに普及。

  62. 問62.排水トラップの破封原因として、最も関係が薄いものはどれか。

    • ア.自己サイホン作用
    • イ.管内の正圧上昇による排水促進
    • ウ.毛管現象
    • エ.誘導サイホン作用

    正解:イ.管内の正圧上昇による排水促進

    解説:正圧上昇は逆に封水を押し上げ吹き出しの原因とはなるが、破封(封水喪失)の典型原因ではない。

  63. 問63.共同住宅にスプリンクラー設備の設置が義務付けられる階として、消防法施行令上正しいものはどれか(地階を除く)。

    • ア.6階以上の階
    • イ.8階以上の階
    • ウ.11階以上の階
    • エ.15階以上の階

    正解:ウ.11階以上の階

    解説:消防法施行令12条で11階以上の階に設置義務。共同住宅用スプリンクラーの緩和規定あり。

    根拠:消防法施行令 第12条 (出典: e-Gov法令検索)

  64. 問64.エレベーターの方式に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.ロープ式は高層・高速対応に適する
    • イ.油圧式は低層・低速向きで機械室は地階に配置される
    • ウ.機械室レス(マシンルームレス)は昇降路内に巻上機を配置する
    • エ.油圧式は高層化に伴い消費電力を大幅に削減できるため超高層に最適である

    正解:エ.油圧式は高層化に伴い消費電力を大幅に削減できるため超高層に最適である

    解説:誤りは「油圧式が超高層に最適」。油圧式は低層向きで超高層には不向き、ロープ式が高層対応。

  65. 問65.建築物の防水工法のうち、火気を使用せず施工性に優れ、改修工事に適するものはどれか。

    • ア.ウレタン塗膜防水
    • イ.アスファルト常温工法
    • ウ.アスファルト熱工法
    • エ.ステンレスシート防水

    正解:ア.ウレタン塗膜防水

    解説:ウレタン塗膜防水は液状塗布で複雑形状・改修に好適、火気不要で都市部マンション改修で広く採用。

  66. 問66.コンクリートのアルカリ骨材反応(ASR)の抑制策として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.低アルカリ形セメントの使用
    • イ.水セメント比を大きくし流動性を高める
    • ウ.高炉スラグ・フライアッシュ等の混合セメント使用
    • エ.無害骨材の使用

    正解:イ.水セメント比を大きくし流動性を高める

    解説:水セメント比を大きくすると耐久性は低下しASR抑制にならない。残る3つはJASS5等で推奨される抑制策。

  67. 問67.非常用自家発電設備において、消防法上停電後に電圧を確立すべき時間として正しいものはどれか。

    • ア.10秒以内
    • イ.60秒以内
    • ウ.40秒以内
    • エ.180秒以内

    正解:ウ.40秒以内

    解説:非常電源の電圧確立は40秒以内が消防法基準。負荷投入は10秒以内が原則とされる。