1級土木施工管理技士(第一次検定)「専門土木」の一問一答
📖 1級土木施工管理技士(第一次検定)「専門土木」の全75問と解説(一覧)
1級土木施工管理技士(第一次検定)の専門土木に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.鋼材の引張試験において、応力が比例限度を超えても弾性限度内であれば、荷重を除くと元の長さに戻る。
正解:○(正しい)
解説:弾性限度内では除荷すると永久ひずみが残らず元に戻る。比例限度を超えても弾性限度内であればこの性質は保たれる。
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問2.鋼材の炭素含有量が多くなるほど、一般に引張強さは低下し、伸びは増加する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは炭素含有量が多くなるほど引張強さや硬さは増加し、伸びや靱性は低下して溶接性も悪くなる。
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問3.耐候性鋼材は、表面に緻密なさび層を形成させることで腐食の進行を抑制し、無塗装での使用が可能となる鋼材である。
正解:○(正しい)
解説:耐候性鋼材は微量の合金元素により緻密な保護性さびを形成し、腐食速度を低減する。一定条件下では無塗装で使用できる。
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問4.突合せ溶接は、部材を重ね合わせてその隅角部を溶接する継手であり、応力集中が大きい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは部材を突き合わせて溶接するのが突合せ溶接で、重ね合わせて隅角部を溶接するのはすみ肉溶接である。
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問5.高力ボルト摩擦接合は、ボルトの軸力により生じる継手材間の摩擦抵抗で応力を伝達する接合方法である。
正解:○(正しい)
解説:高力ボルト摩擦接合はボルト導入軸力で母材を締め付け、接触面の摩擦力によって応力を伝達する接合方法である。
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問6.すみ肉溶接ののど厚は、原則として理論のど厚を用い、サイズの大きい方の脚長を基準に算定する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは理論のど厚はサイズ(脚長)の小さい方を基準とし、これに約0.7を乗じた値を用いて算定する。
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問7.鋼橋の架設においてケーブルエレクション工法は、深い谷や河川などで支保工が設けにくい場所に適している。
正解:○(正しい)
解説:ケーブルエレクション工法は鉄塔とケーブルで部材を吊り込み架設するため、支保工が困難な深い谷や河川渡河部に適する。
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問8.架設桁工法は、すでに架設された桁を作業桁として利用し、自走式クレーンで部材を吊り上げる工法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは架設桁工法は別途設けた架設桁の上から部材を移動・架設する工法で、自走式クレーンを用いるのは別工法である。
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問9.送出し工法は、橋桁を架設地点後方であらかじめ組み立て、手延べ機を用いて所定の位置まで押し出す工法である。
正解:○(正しい)
解説:送出し工法は後方で組み立てた橋桁を手延べ機などで前方へ送り出す工法で、桁下空間を利用できない場合などに用いる。
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問10.プレストレストコンクリートは、あらかじめ引張応力を導入することで、外力による圧縮応力を打ち消す構造である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはあらかじめ圧縮プレストレスを導入し、外力による引張応力を打ち消してひび割れを防ぐ構造である。
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問11.鋼橋の塗装は、防食機能のほか美観の保持を目的とし、下塗り・中塗り・上塗りの順に塗り重ねる。
正解:○(正しい)
解説:鋼橋塗装は腐食からの防食を主目的とし美観も担い、防せい力のある下塗りから順に塗り重ねていく。
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問12.ひび割れ注入工法は、幅の大きい欠損部にモルタル等を充てんして断面を修復する工法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはひび割れ注入工法は微細なひび割れにエポキシ樹脂等を注入する工法で、欠損部の断面修復は充てん工法等が担う。
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問13.高力ボルトの締付けは、継手の中央部から順次端部に向かって行うのが原則である。
正解:○(正しい)
解説:高力ボルトの締付けは、群の中央から端部へ向かって行うことで板の浮きや締付け不良を防ぐことができる。
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問14.河川堤防の腹付け工事において、新堤防は既設堤防の表法面側に増築するのが原則である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは腹付けは原則として裏法面側に行う。表法側への腹付けは流水の作用を受けるため避けられる。
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問15.溶接欠陥のうちブローホールは、溶接金属内に空気や水素ガスが残留して生じる球状の空洞である。
正解:○(正しい)
解説:ブローホールは溶融金属中のガスが凝固時に逃げ切れず残留して生じる球状の空隙で、強度低下の原因となる。
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問16.護岸の根固工は、法覆工の上端部に設けて天端の洗掘を防止する施設である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは根固工は法覆工の前面・基礎部に設け、河床洗掘による護岸の破壊を防止する施設である。
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問17.プレテンション方式は、PC鋼材を緊張した状態でコンクリートを打設し、硬化後に緊張力を解放して付着により応力を伝える方式である。
正解:○(正しい)
解説:プレテンション方式はあらかじめ緊張したPC鋼材にコンクリートを打設し、硬化後に鋼材とコンクリートの付着でプレストレスを伝える。
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問18.砂防えん堤の水通しは、対象とする流量を流下させるため、断面は原則として矩形断面とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは砂防えん堤の水通しは原則として逆台形(台形)断面とし、越流水を中央に集めて両袖の侵食を防ぐ。
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問19.ポストテンション方式では、コンクリート硬化後にシース内のPC鋼材を緊張し、定着具で固定したのちグラウトを注入する。
正解:○(正しい)
解説:ポストテンション方式は硬化後にシース内のPC鋼材を緊張・定着し、防せいと付着確保のためグラウトを注入する。
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問20.地すべり防止工のうち抑制工は、杭やアンカーなどの構造物によって直接すべり力に対抗する工法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは抑制工は地形・地下水等の自然条件を変えて滑動を抑える工法で、構造物で対抗するのは抑止工である。
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問21.コンクリートの中性化は、空気中の二酸化炭素の侵入によりコンクリートのアルカリ性が失われ、鉄筋が腐食しやすくなる現象である。
正解:○(正しい)
解説:中性化は二酸化炭素がコンクリート中の水酸化カルシウムと反応しpHを低下させ、鉄筋の不動態被膜が破壊され腐食を招く。
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問22.アスファルト舗装の上層路盤に用いる粒度調整路盤材料は、最大粒径が大きいほど良好な品質となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは粒度調整路盤材料は所定の粒度範囲に調整することが重要で、単に最大粒径が大きいほど良いわけではない。
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問23.アルカリシリカ反応は、骨材中の反応性シリカとセメント中のアルカリが反応し、生成物が吸水膨張してひび割れを生じさせる劣化機構である。
正解:○(正しい)
解説:アルカリシリカ反応は反応性骨材とアルカリが反応してできた生成物が吸水膨張し、亀甲状のひび割れを引き起こす。
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問24.アスファルト舗装の初転圧は、一般にタイヤローラを用いて高温のうちに行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは初転圧は一般にロードローラで行い、二次転圧にタイヤローラや振動ローラを用いるのが標準である。
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問25.塩害は、コンクリート中の塩化物イオンにより鉄筋の腐食が促進され、ひび割れやかぶりの剥離を生じる劣化現象である。
正解:○(正しい)
解説:塩害は塩化物イオンが鉄筋の不動態被膜を破壊して腐食を促進し、腐食生成物の膨張でひび割れやはく落を生じる。
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問26.アスファルト舗装の継目は、既設舗装の継目と上下層で同じ位置に重ねて設けるのが望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは継目は上下層で同一位置を避けて15cm以上ずらし、弱点となる継目が重ならないようにする。
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問27.凍害は、コンクリート中の水分の凍結融解の繰返しによりスケーリングやひび割れが生じる劣化現象である。
正解:○(正しい)
解説:凍害は細孔内水分の凍結膨張と融解の繰返しでスケーリング、ポップアウト、微細ひび割れを生じさせる劣化現象である。
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問28.コンクリート舗装は、一般にアスファルト舗装に比べてたわみ性に富み、局部的な路床支持力の低下に追従しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはコンクリート舗装は剛性が高くたわみの小さい剛性舗装で、局部的な支持力低下には追従しにくい。
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問29.河川堤防の築堤盛土は、一層の仕上り厚さを30cm程度とし、適切な含水比で十分に締め固めて施工する。
正解:○(正しい)
解説:築堤盛土は一層仕上り厚さ30cm程度で薄層に敷きならし、最適含水比付近で締め固めて品質を確保する。
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問30.山岳トンネルの覆工コンクリートは、原則として地山が安定する前に早期に施工する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは覆工コンクリートは内空変位が収束し地山が安定したことを確認してから施工するのが原則である。
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問31.護岸の法覆工は、堤防および河岸の法面を流水による侵食から保護する施設である。
正解:○(正しい)
解説:法覆工は河岸や堤防法面を被覆して流水・流木等による侵食から保護する護岸の主要構造である。
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問32.ケーソンの据付けは、所定の位置に沈設したのち、内部に中詰めを行う前にただちに上部コンクリートを打設する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはケーソンは沈設後に中詰めを行い安定させてから蓋コンクリートや上部工を施工するのが標準である。
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問33.水制工は、流水の方向を制御して河岸への流水の作用を緩和し、河岸の侵食を防止する施設である。
正解:○(正しい)
解説:水制工は流れの向きや流速を制御し、河岸付近の流勢を弱めて侵食を防ぎ、土砂の堆積を促す施設である。
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問34.鉄道のロングレールは、温度変化による伸縮を継目部で吸収させるため、定尺レールより継目を多く設ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはロングレールは継目を減らして乗り心地と保守性を高めたもので、中間部は不動区間として伸縮しない。
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問35.樋門・樋管は、堤防を横断して設けられる構造物であるため、堤防との接合部の止水や沈下対策が重要である。
正解:○(正しい)
解説:樋門・樋管は堤体を貫通するため、空洞化や漏水を防ぐ止水矢板やしゃ水壁、沈下対策が施工上重要となる。
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問36.土圧式シールド工法は、切羽の安定を泥水の圧力により保持しながら掘進する工法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは土圧式は掘削土をチャンバー内に充満させその土圧で切羽を保持する工法で、泥水圧で保持するのは泥水式である。
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問37.砂防えん堤の水抜きは、施工中の流水処理や堆砂後の水圧軽減などを目的として設けられる。
正解:○(正しい)
解説:水抜きは施工中の流水処理、堆砂後の浸透水排除や水圧軽減、土石流時の調節機能などを目的に設置される。
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問38.下水道の可とう性管は、土圧などの荷重を主に管自体の剛性で支持する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは可とう性管はたわみによって荷重を周囲の地盤反力に分担させて支持し、剛性管が管自体の剛性で支持する。
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問39.鋼構造物の防食法のうち、鋼材より卑な金属を接続して鋼材の腐食を防ぐ方法はどれか。
- ア.外部電源方式の選択排水
- イ.流電陽極方式の電気防食
- ウ.金属溶射による犠牲皮膜形成
- エ.陽極酸化による不動態化
正解:イ.流電陽極方式の電気防食
解説:流電陽極方式は鋼材より卑な金属を陽極とし、その犠牲腐食により鋼材の腐食を抑える電気防食法である。
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問40.鋼材の溶接品質管理において、突合せ溶接部の内部欠陥を非破壊で検出するために最も一般的に用いられる検査方法はどれか。
- ア.ハンマー打音試験
- イ.浸透探傷試験
- ウ.超音波探傷試験
- エ.目視による外観試験
正解:ウ.超音波探傷試験
解説:突合せ溶接部の内部欠陥は超音波探傷試験や放射線透過試験で検出する。表面欠陥には磁粉探傷等を用いる。
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問41.高力ボルト摩擦接合の継手において、所要の摩擦力を確保するために接合面に求められる処理として最も適切なものはどれか。
- ア.接合面を平滑な鏡面に仕上げる
- イ.接合面に油脂を塗布する
- ウ.接合面に薄い塗膜を全面に塗る
- エ.黒皮を除去し所定のすべり係数を確保する
正解:エ.黒皮を除去し所定のすべり係数を確保する
解説:高力ボルト摩擦接合は接触面のすべり係数確保のため、黒皮除去や粗面処理など所定のすべり係数を満たす表面とする。
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問42.鋼橋の架設工法のうち、深い谷において鉄塔とケーブルを用い部材を吊り込んで架設する工法はどれか。
- ア.ケーブルエレクション工法
- イ.送出し工法
- ウ.架設桁工法
- エ.ベント工法
正解:ア.ケーブルエレクション工法
解説:ケーブルエレクション工法は鉄塔とケーブルで部材を運搬・吊り込み、支保工が困難な深い谷等で用いられる。
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問43.コンクリート構造物の劣化機構のうち、骨材中の反応性鉱物とアルカリの反応により生成物が膨張し、ひび割れを生じさせるものはどれか。
- ア.中性化
- イ.アルカリシリカ反応
- ウ.塩害
- エ.凍害
正解:イ.アルカリシリカ反応
解説:アルカリシリカ反応は反応性骨材とアルカリの反応生成物が吸水膨張し、亀甲状ひび割れを引き起こす劣化機構である。
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問44.プレストレストコンクリートのポストテンション方式において、PC鋼材緊張後にシース内へグラウトを注入する主な目的はどれか。
- ア.コンクリートの自重を増す
- イ.シース内の温度上昇の促進
- ウ.PC鋼材の防せいと付着の確保
- エ.緊張力の増大
正解:ウ.PC鋼材の防せいと付着の確保
解説:ポストテンション方式のグラウトはPC鋼材の防せいと、鋼材とコンクリートの付着確保を主目的とする。
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問45.コンクリート構造物の中性化を抑制するための対策として、最も適切でないものはどれか。
- ア.水セメント比を小さくする
- イ.十分なかぶり厚さを確保する
- ウ.表面被覆材を施す
- エ.単位水量を大きくして打設する
正解:エ.単位水量を大きくして打設する
解説:中性化抑制には水セメント比を小さくする、密実なコンクリート、十分なかぶり、表面被覆が有効。単位水量を大きくすると逆効果である。
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問46.河川護岸を構成する施設のうち、護岸基礎前面の河床洗掘を防止し、法覆工の安定を図るものはどれか。
- ア.根固工
- イ.天端工
- ウ.すり付け工
- エ.法覆工
正解:ア.根固工
解説:根固工は法覆工の前面基礎部に設け、河床洗掘による護岸の損傷を防止する施設である。
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問47.砂防えん堤において、越流水によるえん堤下流部の洗掘を防止する目的で設けられる施設はどれか。
- ア.水通し
- イ.前庭保護工
- ウ.袖
- エ.水抜き
正解:イ.前庭保護工
解説:前庭保護工は副えん堤や水叩き等で構成され、越流水落下による下流部の洗掘やえん堤基礎の被害を防止する。
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問48.地すべり防止工のうち、抑止工に分類されるものはどれか。
- ア.排土工
- イ.横ボーリング工
- ウ.杭工
- エ.地下水排除工
正解:ウ.杭工
解説:杭工は抑止工に分類され、構造物のせん断抵抗で直接すべり力に対抗する。横ボーリング工等は抑制工である。
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問49.アスファルト舗装における加熱アスファルト混合物の締固め作業で、初転圧に一般的に用いられる機械はどれか。
- ア.モーターグレーダ
- イ.バックホゥ
- ウ.コンクリートフィニッシャ
- エ.ロードローラ
正解:エ.ロードローラ
解説:初転圧は一般にロードローラ(マカダムローラ等)で行い、二次転圧にタイヤローラや振動ローラを用いる。
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問50.アスファルト舗装の構成において、表層・基層の直下にあって上層からの荷重を分散して路床に伝える層はどれか。
- ア.路盤
- イ.路床
- ウ.盛土
- エ.凍上抑制層
正解:ア.路盤
解説:路盤(上層路盤・下層路盤)は表層・基層の直下にあり、上部からの荷重を分散して路床に伝達する。
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問51.コンクリートダムの施工合理化工法であるRCD工法の特徴として、最も適切なものはどれか。
- ア.軟練りコンクリートをバケットで運搬し打設する
- イ.超硬練りコンクリートをブルドーザ敷きならし・振動ローラ締固めする
- ウ.型枠を用いず吹付けにより堤体を構築する
- エ.プレキャストブロックを積み上げて堤体とする
正解:イ.超硬練りコンクリートをブルドーザ敷きならし・振動ローラ締固めする
解説:RCD工法は超硬練りの貧配合コンクリートをブルドーザで敷きならし振動ローラで締め固める面状工法である。
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問52.ダムの基礎処理として行うグラウチングのうち、貯水池からの浸透流を抑制するため基礎岩盤深部に遮水帯を形成するものはどれか。
- ア.コンソリデーショングラウチング
- イ.コンタクトグラウチング
- ウ.カーテングラウチング
- エ.ブランケットグラウチング
正解:ウ.カーテングラウチング
解説:カーテングラウチングは基礎岩盤の深部に遮水カーテンを形成し、浸透流や揚圧力を低減する。
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問53.山岳トンネルのNATMにおいて、地山を内部から締め付け一体化させ、ゆるみの発生を抑制する支保部材はどれか。
- ア.吹付けコンクリート
- イ.鋼アーチ支保工
- ウ.覆工コンクリート
- エ.ロックボルト
正解:エ.ロックボルト
解説:ロックボルトは地山を縫い付け補強し、亀裂面のせん断抵抗を高めてゆるみを抑制する支保部材である。
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問54.防波堤の形式のうち、下部に捨石マウンドを、その上に直立壁を組み合わせた構造であり、傾斜堤と直立堤双方の長所をもつものはどれか。
- ア.混成堤
- イ.傾斜堤
- ウ.直立堤
- エ.消波ブロック被覆堤
正解:ア.混成堤
解説:混成堤は捨石マウンドと直立壁を組み合わせ、傾斜堤と直立堤の長所をもち比較的深い水深にも適用できる。
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問55.港湾工事において、ケーソンを所定の位置に据え付ける際の作業手順として最も適切なものはどれか。
- ア.上部工施工→中詰め→沈設→曳航
- イ.曳航→注水沈設→中詰め→上部工施工
- ウ.中詰め→曳航→上部工施工→沈設
- エ.沈設→上部工施工→曳航→中詰め
正解:イ.曳航→注水沈設→中詰め→上部工施工
解説:ケーソンは曳航・浮上のうえ注水沈設し、所定位置に据え付けた後に中詰めを行い、上部工を施工する。
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問56.浚渫工事に用いる作業船のうち、硬い土質や狭隘な場所での浚渫に適し、バケットで土砂をつかみ取る方式のものはどれか。
- ア.ポンプ浚渫船
- イ.ドラグサクション浚渫船
- ウ.グラブ浚渫船
- エ.バックホゥ浚渫船
正解:ウ.グラブ浚渫船
解説:グラブ浚渫船はグラブバケットで土砂をつかみ取る方式で、狭隘部や硬土質の浚渫に適する。
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問57.鉄道のロングレールについて、温度変化による軸方向力に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア.継目部で伸縮を吸収するため軸方向力は生じない
- イ.温度上昇時にレールが自由に伸びる
- ウ.温度低下時のみ軸方向力が生じる
- エ.中間部は不動区間となり大きな軸方向力が生じる
正解:エ.中間部は不動区間となり大きな軸方向力が生じる
解説:ロングレールは中間部が不動区間となり伸縮しないため、温度変化による軸方向力(張力・圧縮力)が大きくなる。
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問58.シールド工法のうち、掘削した土砂をカッターチャンバー内に充満させ、その土圧で切羽の安定を保持する方式はどれか。
- ア.土圧式シールド工法
- イ.泥水式シールド工法
- ウ.手掘り式シールド工法
- エ.ブラインド式シールド工法
正解:ア.土圧式シールド工法
解説:土圧式シールドは掘削土をチャンバー内に充満させその土圧で切羽を保持し、スクリューコンベヤで排土する。
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問59.下水道の管きょに用いる管種のうち、たわみによって荷重を周囲地盤の反力に分担させて支持するものはどれか。
- ア.鉄筋コンクリート管などの剛性管
- イ.硬質塩化ビニル管などの可とう性管
- ウ.陶管などの剛性管
- エ.石綿セメント管
正解:イ.硬質塩化ビニル管などの可とう性管
解説:可とう性管は管がたわむことで荷重を周囲地盤の反力に分担させて支持する。剛性管は管自体の剛性で支持する。
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問60.推進工法において、発進立坑に設置し、管を地中に押し込むために用いる設備はどれか。
- ア.立坑築造用の山留め支保工
- イ.泥水処理プラント
- ウ.元押しジャッキ
- エ.セグメント組立装置
正解:ウ.元押しジャッキ
解説:元押しジャッキは発進立坑に設置し、先導体および後続の推進管を地中へ押し込む推力を与える設備である。
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問61.鋼材に含まれる元素のうち、含有量が多くなると鋼の強さや硬さを増す一方で、溶接性や靱性を低下させるものはどれか。
- ア.マンガン
- イ.ニッケル
- ウ.クロム
- エ.炭素
正解:エ.炭素
解説:炭素は含有量が増えると強さ・硬さを高めるが、溶接性や靱性・伸びを低下させる代表的元素である。
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問62.コンクリート舗装に設ける目地のうち、温度上昇によるコンクリート版の膨張に対応するために設けるものはどれか。
- ア.膨張目地
- イ.突合せ目地
- ウ.収縮目地
- エ.施工目地
正解:ア.膨張目地
解説:膨張目地は温度上昇による版の膨張を吸収し、ブローアップ等の破損を防止するために設ける目地である。
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問63.河川堤防の腹付け工事に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア.原則として表法面側に腹付けを行う
- イ.原則として裏法面側に腹付けを行い段切りを施す
- ウ.新旧堤防の接合面は段切りせず平滑にする
- エ.腹付け後は締固めを行わない
正解:イ.原則として裏法面側に腹付けを行い段切りを施す
解説:腹付けは原則として裏法面側に行い、新旧法面のなじみを良くするため段切りを施して施工する。
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問64.山岳トンネルの掘削工法のうち、断面を上半・下半などに分割して掘削する工法の名称はどれか。
- ア.全断面工法
- イ.中央導坑先進工法
- ウ.ベンチカット工法
- エ.側壁導坑先進工法
正解:ウ.ベンチカット工法
解説:ベンチカット工法はトンネル断面を上半・下半に分割し、ベンチを設けて段階的に掘削する代表的工法である。
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問65.コンクリート構造物の塩害に対する補修・対策として、最も適切でないものはどれか。
- ア.脱塩工法により塩化物イオンを除去する
- イ.表面被覆により塩化物の侵入を遮断する
- ウ.電気防食により鉄筋腐食を抑制する
- エ.未洗浄の海砂を骨材として使用する
正解:エ.未洗浄の海砂を骨材として使用する
解説:塩害対策には脱塩工法、断面修復、表面被覆、電気防食が有効。塩化物を多く含む未洗浄の海砂を用いるのは逆効果である。
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問66.営業線近接工事における安全確保のための措置として、最も適切でないものはどれか。
- ア.見張りを省略し列車運行中も自由に作業する
- イ.列車接近時の合図方法を定める
- ウ.必要に応じて線路閉鎖手続を行う
- エ.列車見張員を配置する
正解:ア.見張りを省略し列車運行中も自由に作業する
解説:営業線近接工事では列車見張員配置、列車接近合図、線路閉鎖手続が必要。見張りを省略した作業は安全上認められない。
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問67.鋼橋のすみ肉溶接における脚長とのど厚の関係について、最も適切なものはどれか。
- ア.理論のど厚は脚長と等しい
- イ.理論のど厚は脚長に約0.7を乗じた値である
- ウ.理論のど厚は脚長に約1.4を乗じた値である
- エ.のど厚は脚長と無関係である
正解:イ.理論のど厚は脚長に約0.7を乗じた値である
解説:等脚すみ肉溶接の理論のど厚は脚長(サイズ)に約0.7(1/√2)を乗じた値で算定する。
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問68.ダム本体施工中に河川の流水を一時的に迂回させるための仮設備の総称はどれか。
- ア.基礎処理工
- イ.原石山開発
- ウ.転流工
- エ.骨材製造設備
正解:ウ.転流工
解説:転流工は仮排水トンネルや仮締切りにより河川流水を迂回させ、ダム本体施工区域を確保する仮設備の総称である。
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問69.下水道管きょにおいて、河川や地下埋設物の下を横断するために設ける逆サイホン状の構造の名称はどれか。
- ア.取付け管
- イ.雨水吐き室
- ウ.マンホールポンプ
- エ.伏越し
正解:エ.伏越し
解説:伏越しは障害物の下を横断するための逆サイホン状構造で、土砂堆積を防ぐため流速を確保して計画する。
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問70.鉄道の軌道において、バラスト道床が果たす機能として最も適切でないものはどれか。
- ア.レールに信号電流を流す
- イ.軌道に適度な弾性を与える
- ウ.道床内の排水を良好にする
- エ.列車荷重を路盤に分散して伝える
正解:ア.レールに信号電流を流す
解説:バラスト道床は荷重分散、軌道の弾性付与、排水確保等を担う。レールに信号電流を流す機能は道床の役割ではない。
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問71.山岳トンネルにおける覆工コンクリートの施工時期に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア.掘削直後ただちに施工する
- イ.内空変位の収束を確認してから施工する
- ウ.支保工設置前に施工する
- エ.計測結果にかかわらず一定間隔で施工する
正解:イ.内空変位の収束を確認してから施工する
解説:覆工コンクリートは内空変位が収束し地山が安定したことを観察・計測で確認してから施工するのが原則である。
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問72.鋼道路橋の架設工法のうち、橋桁下に仮支柱を設けて桁を支持しながら架設する工法はどれか。
- ア.送出し工法
- イ.片持ち式工法
- ウ.ベント工法
- エ.フローティングクレーン工法
正解:ウ.ベント工法
解説:ベント工法は橋桁下にベント(仮支柱)を設置して桁を支持しながら架設する工法で、桁下空間が利用できる場合に適する。
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問73.海岸堤防の形式のうち、堤体表面を緩やかな勾配とし、波のエネルギーを徐々に減衰させる構造のものはどれか。
- ア.直立型堤防
- イ.ケーソン式堤防
- ウ.矢板式堤防
- エ.緩傾斜堤
正解:エ.緩傾斜堤
解説:緩傾斜堤は表法面を緩勾配とし、波のエネルギーを斜面で徐々に減衰させる構造で、親水性にも優れる。
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問74.コンクリート構造物の補修・補強工法のうち、欠損部やはく離部にモルタル等を充てんし、断面を回復させる工法はどれか。
- ア.断面修復工法
- イ.外ケーブル工法
- ウ.ひび割れ注入工法
- エ.連続繊維シート接着工法
正解:ア.断面修復工法
解説:断面修復工法は劣化・欠損した部分をはつり取り、ポリマーセメントモルタル等を充てんして断面と耐久性を回復させる。
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問75.トンネルの観察・計測において、施工の安全性確認のため一般に測定される項目として最も適切なものはどれか。
- ア.地下水のpH値
- イ.内空変位および天端沈下
- ウ.覆工コンクリートの色調
- エ.坑内の照度
正解:イ.内空変位および天端沈下
解説:山岳トンネルでは内空変位や天端沈下などを計測し、支保の妥当性や地山の安定状況を把握して施工の安全性を確認する。