資格道場
学習状況 お問い合わせ ログイン 無料登録

1級土木施工管理技士(第一次検定) 全分野の一問一答

1 / -- 正解: 0
📖 1級土木施工管理技士(第一次検定)「全分野」の全300問と解説(一覧)

1級土木施工管理技士(第一次検定)の全分野に関する一問一答(全300問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.標準貫入試験は、質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ、本打ち30cmの貫入に要する打撃回数(N値)を求める試験である。

    正解:○(正しい)

    解説:標準貫入試験はハンマー質量63.5kg、落下高76cm、本打ち貫入量30cmでN値を測定し、地盤の硬軟や締まり具合、内部摩擦角の推定に用いられる。

  2. 問2.オランダ式二重管コーン貫入試験は、原位置における地盤のN値を直接測定する目的で用いられる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、オランダ式二重管コーン貫入試験は地盤の貫入抵抗を求める静的サウンディングであり、N値を直接測定するのは標準貫入試験である。

  3. 問3.土量の変化率Lは、ほぐした土量を地山の土量で除した値であり、運搬計画における運搬土量の算定に用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:変化率L=ほぐした土量/地山土量で運搬土量の算定に用いる。締固めた土量/地山土量はCで盛土量の算定に用いる。

  4. 問4.盛土の締固めにおける最適含水比とは、ある締固めエネルギーの下で最大乾燥密度が得られるときの含水比のことである。

    正解:○(正しい)

    解説:突固めによる土の締固め試験で、乾燥密度が最大となる含水比を最適含水比という。締固め管理の基準値として用いられる。

  5. 問5.締固め度は、現場で締め固めた土の湿潤密度を、室内締固め試験で得られた最大乾燥密度で除して求める。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、締固め度は現場の乾燥密度を室内試験の最大乾燥密度で除した百分率であり、湿潤密度ではなく乾燥密度を用いる。

  6. 問6.RI計器を用いた盛土の品質管理では、土の湿潤密度と含水比を非破壊かつ迅速に測定できる。

    正解:○(正しい)

    解説:RI計器はガンマ線と中性子線を利用して湿潤密度と含水比を短時間で測定でき、砂置換法に比べ多くの測点を効率的に管理できる。

  7. 問7.サンドドレーン工法は、軟弱粘性土地盤中に砂柱を打設して排水距離を短縮し、圧密を促進する地盤改良工法である。

    正解:○(正しい)

    解説:サンドドレーンは鉛直に砂杭を造成して間隙水の排水経路を短くし、圧密沈下を促進・短期化するバーチカルドレーン工法の一種である。

  8. 問8.プレローディング工法は、軟弱地盤に薬液を注入して地盤を固結させる工法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、プレローディング工法は構造物施工前にあらかじめ盛土等で載荷して圧密沈下を進行させ、強度増加と残留沈下の低減を図る載荷工法である。

  9. 問9.深層混合処理工法は、セメント等の固化材を軟弱地盤中で原位置土と混合撹拌し、強固な改良体を造成する工法である。

    正解:○(正しい)

    解説:深層混合処理工法はセメント系固化材を地中で混合し柱状や壁状の改良体をつくり、支持力増加・沈下抑制・すべり防止に用いられる。

  10. 問10.切土法面の勾配は、岩質や土質によらず一律に1:1.5とすることが土工指針で定められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、切土法面の勾配は地質・土質・法面高さ・湧水状況などに応じて個別に設定するものであり、一律ではない。

  11. 問11.植生工は、法面に植物を繁茂させることで表面侵食の防止や緑化を図る法面保護工である。

    正解:○(正しい)

    解説:植生工は植物の根系と被覆により表層の侵食を抑え、景観・環境面でも有効な法面保護工であり、種子吹付けや張芝などがある。

  12. 問12.コンクリートの水セメント比を小さくすると、一般に圧縮強度が低下し耐久性も低下する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、水セメント比を小さくすると一般にコンクリートの圧縮強度が増し、水密性や耐久性も向上する。

  13. 問13.AE剤を用いて連行された微細な空気泡は、コンクリートのワーカビリティーを改善し、凍結融解作用に対する抵抗性を高める。

    正解:○(正しい)

    解説:AE剤による独立微細気泡はボールベアリング効果でワーカビリティーを改善し、凍害に対する抵抗性も大きく向上させる。

  14. 問14.コンクリートの打継目は、せん断力の大きい位置に設け、打継面を部材の圧縮力の作用方向と平行にするのがよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、打継目はせん断力の小さい位置に設け、打継面を部材の圧縮力の作用方向と直角にするのが原則である。

  15. 問15.マスコンクリートでは、セメントの水和熱による温度上昇と冷却過程の温度差により温度ひび割れが生じやすい。

    正解:○(正しい)

    解説:マスコンクリートは断面が大きく内部に水和熱が蓄積し内外温度差が大きくなるため、低発熱型セメントの使用やパイプクーリング等の対策が必要となる。

  16. 問16.寒中コンクリートでは、打込み後の初期凍害を防ぐため、打込み時のコンクリート温度を一般に5〜20℃の範囲に保つ。

    正解:○(正しい)

    解説:寒中コンクリートは日平均気温4℃以下が予想される際に適用し、打込み温度を5〜20℃とし、所要強度が得られるまで保温・給熱養生を行う。

  17. 問17.コンクリートの養生は、打込み後の硬化を促進するため、できるだけ早期に乾燥させることが望ましい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、養生はコンクリートを適切な温度・湿潤状態に保つことが目的であり、初期に乾燥させるとひび割れや強度不足を招くため湿潤養生が原則である。

  18. 問18.棒状バイブレータによる締固めでは、挿入間隔を一般に50cm以下とし、下層に10cm程度挿入する。

    正解:○(正しい)

    解説:内部振動機の挿入間隔は一般に50cm以下、1か所5〜15秒程度、下層コンクリートに約10cm挿入して上下層を一体化させる。

  19. 問19.鉄筋の継手位置は、できるだけ応力の大きい断面に集中させて配置するのがよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、鉄筋の継手は応力の小さい位置に設け、同一断面に集中させず相互にずらして配置するのが原則である。

  20. 問20.鉄筋のかぶりは、鉄筋を腐食から保護し、所要の耐久性および耐火性を確保するために設けられる。

    正解:○(正しい)

    解説:かぶりはコンクリート表面から鉄筋までの最短距離で、鉄筋の防錆・付着力の確保・耐火性のために必要で、環境条件に応じ最小値が定められている。

  21. 問21.オールケーシング工法は、孔壁保護にベントナイト泥水を用い、ケーシングを使用しない場所打ち杭工法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、オールケーシング工法はケーシングチューブを揺動・回転圧入して全長にわたり孔壁を保護する工法であり、泥水を用いるのはリバースやアースドリル工法である。

  22. 問22.リバースサーキュレーション工法は、孔内水位を地下水位より高く保ち、その差水圧によって孔壁を保護する場所打ち杭工法である。

    正解:○(正しい)

    解説:リバース工法は孔内水位を地下水位より2m以上高く保持し、その差水圧と自然泥水で孔壁を保護しながら掘削土を泥水とともに排出する。

  23. 問23.中掘り杭工法は、既製杭の中空部にスパイラルオーガを挿入して掘削しながら杭を地中に沈設する工法である。

    正解:○(正しい)

    解説:中掘り杭工法は既製中空杭の内部から掘削して杭を沈め、先端処理は最終打撃またはセメントミルク噴出撹拌で行い、打込み工法より騒音・振動が小さい。

  24. 問24.直接基礎の支持地盤としては、岩盤や十分な支持力をもつ密な砂れき層などが望ましい。

    正解:○(正しい)

    解説:直接基礎は荷重を直接支持地盤に伝えるため、支持地盤は岩盤や密な砂れき層など十分な支持力と変形抵抗をもつことが必要である。

  25. 問25.ヒービングは、砂質地盤の掘削時に地下水の上向き浸透圧によって掘削底面の砂が湧き上がる現象である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、ヒービングは軟弱粘性土地盤で背面土の重量により掘削底面が盛り上がる現象であり、砂質地盤で水の浸透により砂が湧き上がるのはボイリングである。

  26. 問26.片持ばりの自由端に集中荷重が作用するとき、最大曲げモーメントは固定端に生じる。

    正解:○(正しい)

    解説:片持ばり自由端に集中荷重Pが作用すると、曲げモーメントは固定端で最大(P×スパン長)となり、自由端ではゼロである。

  27. 問27.単純ばりの中央に集中荷重が作用するとき、せん断力はスパン中央で最大となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、単純ばり中央集中荷重では曲げモーメントが中央で最大となり、せん断力は支点付近で最大値をとる。

  28. 問28.断面二次モーメントは、はりの曲げに対する変形のしにくさ(曲げ剛性)に関係する断面の性質である。

    正解:○(正しい)

    解説:断面二次モーメントIが大きいほど曲げ剛性EIが大きくたわみが小さくなる。長方形断面では幅bに比例し高さhの3乗に比例する。

  29. 問29.土の有効応力は、全応力に間隙水圧を加えたものに等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、有効応力は全応力から間隙水圧を差し引いたものに等しい。土のせん断強さは有効応力に支配される。

  30. 問30.粘性土地盤の圧密沈下は、間隙水が長時間かけて排水されることにより進行する遅い沈下である。

    正解:○(正しい)

    解説:圧密沈下は荷重で生じた過剰間隙水圧が消散して間隙水が排水される過程で生じる時間依存の沈下で、透水性の低い粘性土で顕著である。

  31. 問31.静水中のある点に作用する静水圧の大きさは、その点の水深に反比例して小さくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、静水圧p=水の単位体積重量γ×水深hで表され、水深に比例して大きくなる。同一深さでは方向によらず等しい大きさで作用する。

  32. 問32.開水路の流れにおいて、フルード数が1より大きい流れを常流という。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、フルード数が1より大きい流れは射流であり、1より小さい流れが常流、1のときが限界流である。

  33. 問33.土の内部摩擦角が大きいほど、一般にその土のせん断強さは小さくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、クーロンの破壊基準τ=c+σ′tanφより、内部摩擦角φが大きいほど有効応力に対するせん断強さは大きくなる。

  34. 問34.受働土圧は、主働土圧よりも一般に小さい値となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、受働土圧は擁壁が背面土を圧縮する側に変位する際の土圧で、主働土圧よりも一般に大きい値となる。静止土圧はその中間である。

  35. 問35.コンクリートの中性化は、空気中の二酸化炭素が侵入してアルカリ性を低下させ、鉄筋を腐食しやすくする劣化現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:中性化は二酸化炭素によりコンクリート表層のpHが低下し、鉄筋表面の不動態皮膜を破壊して腐食を進行させる劣化現象である。

  36. 問36.コンクリートの空気量が増加すると、一般に圧縮強度は増大する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、空気量が増加すると一般に圧縮強度は低下し、おおむね空気量1%増で強度が4〜6%低下する。

  37. 問37.コンクリートの打込み時の自由落下高さは、材料分離を防ぐためできるだけ大きくとるのがよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、自由落下高さが大きいと骨材分離を生じるため、できるだけ低くし、必要に応じシュートや縦樋を用いて打ち込む。

  38. 問38.ボイリングは、掘削底面付近の砂が下向きの浸透流によって締め固められ、支持力が増大する現象である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、ボイリングは地下水の上向き浸透流により砂が支持力を失い噴き上がる現象であり、掘削底面が破壊される。土留め根入れ長の確保や地下水位低下が対策となる。

  39. 問39.鉄筋コンクリート構造における材料の役割分担に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.引張応力の大半は鉄筋が、圧縮応力は主にコンクリートが負担する
    • イ.引張応力・圧縮応力ともにコンクリートが負担する
    • ウ.引張応力の大半はコンクリートが、圧縮応力は鉄筋が負担する
    • エ.鉄筋は応力を負担せず、ひび割れ防止のみに用いられる

    正解:ア.引張応力の大半は鉄筋が、圧縮応力は主にコンクリートが負担する

    解説:コンクリートは圧縮に強く引張に弱いため、引張側に鉄筋を配置して引張力を負担させ、圧縮はコンクリートが受け持つように設計される。

  40. 問40.標準貫入試験において、ハンマーの落下高さとして正しいものはどれか。

    • ア.50cm
    • イ.76cm
    • ウ.100cm
    • エ.30cm

    正解:イ.76cm

    解説:標準貫入試験はハンマー質量63.5kg、落下高76cm、本打ち貫入量30cmと規定されており、これらの組合せでN値を測定する。

  41. 問41.軟弱粘性土地盤の圧密促進を主目的とする地盤改良工法はどれか。

    • ア.サンドコンパクションパイル工法
    • イ.深層混合処理工法
    • ウ.サンドドレーン工法
    • エ.バイブロフローテーション工法

    正解:ウ.サンドドレーン工法

    解説:サンドドレーン工法は砂柱で排水距離を短縮し圧密を促進する。サンドコンパクションパイルは締固め、深層混合処理は固結、バイブロフローテーションは砂地盤の密度増大を目的とする。

  42. 問42.土量変化率に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.変化率Cは、ほぐした土量を地山土量で除した値である
    • イ.変化率Lは、締固めた土量を地山土量で除した値である
    • ウ.変化率Cは、常に1.0より大きい値となる
    • エ.変化率Lは、運搬計画における運搬土量の算定に用いる

    正解:エ.変化率Lは、運搬計画における運搬土量の算定に用いる

    解説:変化率Lはほぐした土量/地山土量で運搬土量の算定に用い、変化率Cは締固めた土量/地山土量で盛土量の算定に用いる。

  43. 問43.場所打ち杭工法のうち、孔内水位を地下水位より高く保ち、その差水圧で孔壁を保護する工法はどれか。

    • ア.リバースサーキュレーション工法
    • イ.アースドリル工法
    • ウ.オールケーシング工法
    • エ.深礎工法

    正解:ア.リバースサーキュレーション工法

    解説:リバースサーキュレーション工法は孔内水位を地下水位より約2m以上高く保ち、その差水圧と泥水で孔壁を保護する。オールケーシングはケーシング、アースドリルは安定液を用いる。

  44. 問44.コンクリートの配合設計において、水セメント比を小さくした場合の一般的な傾向として正しいものはどれか。

    • ア.圧縮強度が低下し、水密性も低下する
    • イ.圧縮強度が増大し、耐久性も向上する
    • ウ.ワーカビリティーが向上し、強度は低下する
    • エ.中性化速度が速くなり、耐久性が低下する

    正解:イ.圧縮強度が増大し、耐久性も向上する

    解説:水セメント比を小さくすると圧縮強度・水密性・耐久性が向上する一方、ワーカビリティーは低下する傾向がある。

  45. 問45.コンクリートの締固めに用いる棒状バイブレータの使用方法として正しいものはどれか。

    • ア.コンクリートを横移動させる目的で使用する
    • イ.挿入間隔は1m程度とし、下層には挿入しない
    • ウ.挿入間隔は50cm以下とし、下層に約10cm挿入する
    • エ.1か所あたり1分以上挿入し続ける

    正解:ウ.挿入間隔は50cm以下とし、下層に約10cm挿入する

    解説:棒状バイブレータは挿入間隔50cm以下、下層に約10cm挿入し、1か所5〜15秒程度引抜きはゆっくり行う。横移動目的の使用や長時間挿入は分離を招く。

  46. 問46.軟弱地盤対策のうち、構造物施工前にあらかじめ載荷して圧密沈下を進行させる工法はどれか。

    • ア.サンドマット工法
    • イ.押え盛土工法
    • ウ.表層置換工法
    • エ.プレローディング工法

    正解:エ.プレローディング工法

    解説:プレローディング工法は事前に盛土等で載荷し圧密を進めて強度増加と残留沈下低減を図る。サンドマットは排水層、置換工法は軟弱土の入替え、押え盛土はすべり防止を目的とする。

  47. 問47.コンクリート用骨材に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.粗骨材は、5mmふるいに質量で85%以上とどまる骨材である
    • イ.細骨材は、5mmふるいに質量で85%以上とどまる骨材である
    • ウ.骨材中の塩化物量は、コンクリート強度に無関係である
    • エ.骨材の粒度分布は、ワーカビリティーに影響しない

    正解:ア.粗骨材は、5mmふるいに質量で85%以上とどまる骨材である

    解説:粗骨材は5mmふるいに質量で85%以上とどまる骨材、細骨材は5mmふるいを質量で85%以上通る骨材。骨材は清浄・堅硬で有害物を含まないことが必要。

  48. 問48.鉄筋の継手および加工に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.継手は、応力の大きい断面に集中して配置する
    • イ.継手は応力の小さい位置に設け、同一断面に集中させない
    • ウ.鉄筋の曲げ加工は、必ず加熱して行う
    • エ.重ね継手の長さは、鉄筋径によらず一定でよい

    正解:イ.継手は応力の小さい位置に設け、同一断面に集中させない

    解説:継手は応力の小さい位置に設け同一断面に集中させない。重ね継手長はコンクリート強度・鉄筋径等で変化し、鉄筋の曲げ加工は常温で行うのが原則。

  49. 問49.土の有効応力に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.有効応力は、全応力に間隙水圧を加えたものである
    • イ.有効応力は、間隙水圧そのものである
    • ウ.有効応力は、全応力から間隙水圧を差し引いたものである
    • エ.有効応力は、土のせん断強さとは無関係である

    正解:ウ.有効応力は、全応力から間隙水圧を差し引いたものである

    解説:テルツァギの有効応力の原理より有効応力=全応力−間隙水圧で、土のせん断強さや圧密は有効応力に支配される。

  50. 問50.開水路の流れにおいて、フルード数が1より大きい流れを何というか。

    • ア.層流
    • イ.常流
    • ウ.限界流
    • エ.射流

    正解:エ.射流

    解説:フルード数が1より大きい流れを射流、1より小さい流れを常流、ちょうど1の流れを限界流という。限界水深は比エネルギー最小の水深である。

  51. 問51.標準貫入試験の本打ちにおける貫入量として正しいものはどれか。

    • ア.30cm
    • イ.20cm
    • ウ.15cm
    • エ.50cm

    正解:ア.30cm

    解説:標準貫入試験は予備打ち15cmののち本打ち30cmを行い、本打ち30cmに要する打撃回数をN値とする。

  52. 問52.コンクリートの打継目の施工に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.打継目は、せん断力の大きい位置に設ける
    • イ.打継目はせん断力の小さい位置に設け、打継面を圧縮力と直角にする
    • ウ.旧コンクリート面のレイタンスは、除去せず残す
    • エ.打継面は、圧縮力の作用方向と平行にする

    正解:イ.打継目はせん断力の小さい位置に設け、打継面を圧縮力と直角にする

    解説:打継目はせん断力の小さい位置に設け、打継面を圧縮力の作用方向と直角にするのが原則。旧コンクリート面はレイタンスを除去し清掃する。

  53. 問53.盛土の締固め管理に用いる締固め度の説明として正しいものはどれか。

    • ア.現場の湿潤密度を室内最大乾燥密度で除した百分率
    • イ.室内最大乾燥密度を現場乾燥密度で除した百分率
    • ウ.現場の乾燥密度を室内最大乾燥密度で除した百分率
    • エ.現場の含水比を最適含水比で除した百分率

    正解:ウ.現場の乾燥密度を室内最大乾燥密度で除した百分率

    解説:締固め度=現場の乾燥密度/室内試験の最大乾燥密度×100で、湿潤密度ではなく乾燥密度で評価し所定値以上を管理基準とする。

  54. 問54.ニューマチックケーソン基礎に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.オープンケーソンに比べ支持層の確認が困難である
    • イ.孔壁保護にベントナイト泥水のみを用いる
    • ウ.圧縮空気を用いず、水中で掘削するのが特徴である
    • エ.作業室に圧縮空気を送り、地下水の浸入を防ぎながら掘削する

    正解:エ.作業室に圧縮空気を送り、地下水の浸入を防ぎながら掘削する

    解説:ニューマチックケーソンは底部作業室に地下水圧に見合う圧縮空気を送りドライな状態で掘削・沈設する。支持層確認や障害物処理が確実だが高気圧障害に注意が必要。

  55. 問55.暑中コンクリートの施工上の留意点として最も適当なものはどれか。

    • ア.練上がり温度を抑え、打込み後は速やかに湿潤養生を行う
    • イ.練上がり温度を高くし、凝結を促進させる
    • ウ.打込み後は乾燥を促進させ、早期に強度を発現させる
    • エ.スランプ低下を見込み、運搬時間をできるだけ長くとる

    正解:ア.練上がり温度を抑え、打込み後は速やかに湿潤養生を行う

    解説:暑中コンクリートは日平均気温25℃超で適用し、練上がり温度を低く抑え、運搬時間を短縮し、打込み後速やかに乾燥防止と湿潤養生を行う。

  56. 問56.片持ばりの自由端に集中荷重が作用するとき、最大曲げモーメントが生じる位置はどれか。

    • ア.自由端
    • イ.固定端
    • ウ.スパン中央
    • エ.スパンの3分の1点

    正解:イ.固定端

    解説:片持ばり自由端に集中荷重が作用すると、固定端で最大曲げモーメント(荷重×スパン長)が生じ、自由端ではゼロとなる。

  57. 問57.深層混合処理工法の特徴として正しいものはどれか。

    • ア.砂柱を造成して圧密を促進する工法である
    • イ.薬液を注入せず、振動のみで地盤を締め固める工法である
    • ウ.固化材を地中で土と混合し、固結改良体を造成する工法である
    • エ.軟弱土を掘削して良質土に置き換える工法である

    正解:ウ.固化材を地中で土と混合し、固結改良体を造成する工法である

    解説:深層混合処理工法はセメント系固化材を地中で原位置土と混合撹拌し、柱状や壁状の固結改良体を造成して支持力増加・沈下抑制・すべり防止を図る。

  58. 問58.ベルヌーイの定理に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.位置水頭と速度水頭の差が一定である
    • イ.圧力水頭のみが流線上で一定である
    • ウ.速度水頭は流れの位置に関係なくゼロである
    • エ.位置水頭・圧力水頭・速度水頭の和が流線上で一定である

    正解:エ.位置水頭・圧力水頭・速度水頭の和が流線上で一定である

    解説:理想流体の定常流れでは、位置水頭・圧力水頭・速度水頭の和(全水頭)が流線上で一定となり、実際の流れではこれに損失水頭を考慮する。

  59. 問59.コンクリートの空気量が増加した場合の一般的な傾向として正しいものはどれか。

    • ア.圧縮強度が低下し、耐凍害性は向上する
    • イ.圧縮強度が増大し、耐凍害性が低下する
    • ウ.圧縮強度・耐凍害性ともに低下する
    • エ.圧縮強度・耐凍害性ともに変化しない

    正解:ア.圧縮強度が低下し、耐凍害性は向上する

    解説:空気量が増加するとワーカビリティーは改善し耐凍害性は向上するが、圧縮強度は一般に低下する(おおむね1%増で4〜6%低下)。

  60. 問60.ボイリングおよびヒービングに関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.ボイリングは、軟弱粘性土地盤で生じる現象である
    • イ.ボイリングは砂質地盤、ヒービングは軟弱粘性土地盤で生じる
    • ウ.ヒービングは、砂質地盤で水の浸透により砂が噴き上がる現象である
    • エ.ボイリングとヒービングは、いずれも岩盤掘削時に生じる

    正解:イ.ボイリングは砂質地盤、ヒービングは軟弱粘性土地盤で生じる

    解説:ボイリングは砂質地盤で上向き浸透流により掘削底面の砂が噴き上がる現象、ヒービングは軟弱粘性土で背面土重量により掘削底面が盛り上がる現象である。

  61. 問61.断面二次モーメントに関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.長方形断面では、幅bの3乗に比例する
    • イ.断面二次モーメントが大きいほど、たわみは大きくなる
    • ウ.長方形断面では、高さhの3乗に比例する
    • エ.断面二次モーメントは、はりの軸方向力に比例する

    正解:ウ.長方形断面では、高さhの3乗に比例する

    解説:長方形断面の断面二次モーメントI=bh³/12で高さhの3乗に比例する。Iが大きいほど曲げ剛性が大きくたわみが小さい。

  62. 問62.中掘り杭工法に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.打込み杭工法に比べ騒音・振動が大きい工法である
    • イ.場所打ちコンクリート杭を造成する工法である
    • ウ.孔壁保護に常にベントナイト泥水を用いる工法である
    • エ.既製杭の中空部から掘削しながら杭を沈設する工法である

    正解:エ.既製杭の中空部から掘削しながら杭を沈設する工法である

    解説:中掘り杭工法は既製中空杭の内部からスパイラルオーガで掘削して杭を沈め、先端は最終打撃や根固め球根で処理し、打込み工法に比べ騒音・振動が小さい。

  63. 問63.受働土圧・主働土圧・静止土圧の大小関係として正しいものはどれか。

    • ア.受働土圧>静止土圧>主働土圧
    • イ.静止土圧>受働土圧>主働土圧
    • ウ.主働土圧=静止土圧=受働土圧
    • エ.主働土圧>静止土圧>受働土圧

    正解:ア.受働土圧>静止土圧>主働土圧

    解説:一般に受働土圧>静止土圧>主働土圧の関係となる。受働土圧は土を圧縮する側、主働土圧は土が緩む側の土圧である。

  64. 問64.マスコンクリートにおける温度ひび割れ対策として適当でないものはどれか。

    • ア.低発熱型(中庸熱・高炉)セメントを使用する
    • イ.早強ポルトランドセメントを多量に使用する
    • ウ.パイプクーリングを行い内部温度を下げる
    • エ.打込み区画を分割し、1回の打込み量を制限する

    正解:イ.早強ポルトランドセメントを多量に使用する

    解説:マスコンクリートでは低発熱型セメントの使用、パイプクーリング、打込み区画の分割で温度上昇・温度差を抑制する。早強セメント多用は発熱を増大させ逆効果である。

  65. 問65.土留め支保工の切ばりに関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.切ばりには、座屈の検討は不要である
    • イ.切ばりは、土留め壁を引き上げる引張部材である
    • ウ.切ばりは、土留め壁の側圧を受ける圧縮部材である
    • エ.切ばりは、地下水位を低下させる目的で設置する

    正解:ウ.切ばりは、土留め壁の側圧を受ける圧縮部材である

    解説:切ばりは腹起しを介して土留め壁の側圧を受ける圧縮材で座屈に対する検討が必要であり、プレロードを与えて変形を抑制することもある。

  66. 問66.コンクリートの細骨材率を大きくしすぎた場合の一般的な傾向として正しいものはどれか。

    • ア.単位水量・単位セメント量がともに減少する
    • イ.材料分離が生じやすくなる
    • ウ.ワーカビリティーが著しく向上し経済的になる
    • エ.単位水量・単位セメント量がともに増加する

    正解:エ.単位水量・単位セメント量がともに増加する

    解説:細骨材率を大きくしすぎると、所要のワーカビリティーを得るのに必要な単位水量および単位セメント量が増加し、不経済かつ収縮増大の原因となる。

  67. 問67.斜面安定解析における安全率の定義として正しいものはどれか。

    • ア.せん断抵抗力を滑動力で除した値である
    • イ.滑動力をせん断抵抗力で除した値である
    • ウ.土の単位体積重量を含水比で除した値である
    • エ.斜面の高さを斜面の勾配で除した値である

    正解:ア.せん断抵抗力を滑動力で除した値である

    解説:斜面の安全率Fs=すべり面上のせん断抵抗力/滑動力で表され、Fsが1より十分大きいことで安定が保たれる。

  68. 問68.コンクリートのブリーディングに関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.セメントの水和熱により内部温度が上昇する現象である
    • イ.練混ぜ水の一部が表面に上昇する現象で、過大になると付着強度を低下させる
    • ウ.骨材中のシリカとアルカリが反応する現象である
    • エ.二酸化炭素によりコンクリートが中性化する現象である

    正解:イ.練混ぜ水の一部が表面に上昇する現象で、過大になると付着強度を低下させる

    解説:ブリーディングは打込み後に固体粒子が沈降し練混ぜ水が表面に上昇する現象で、過大になると鉄筋下面に空隙を生じ付着強度を低下させる。

  69. 問69.建設機械の選定に関する記述として最も適当なものはどれか。

    • ア.ブルドーザは、長距離(500m以上)の運搬に最も適する
    • イ.スクレーパは、運搬距離が短いほど経済的である
    • ウ.ブルドーザは、短距離の掘削・押土運搬に適する
    • エ.建設機械の選定では、運搬距離は考慮しなくてよい

    正解:ウ.ブルドーザは、短距離の掘削・押土運搬に適する

    解説:ブルドーザは短距離(おおむね60m以下)の押土運搬に適する。長距離はダンプトラックやスクレーパが有利で、運搬距離に応じた機種選定が重要。

  70. 問70.寒中コンクリートの施工に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.日平均気温が25℃を超える時期に適用する
    • イ.打込み温度は0℃以下とするのが望ましい
    • ウ.養生は不要で、自然放置してよい
    • エ.初期凍害を防ぐため保温・給熱養生を行う

    正解:エ.初期凍害を防ぐため保温・給熱養生を行う

    解説:寒中コンクリートは日平均気温4℃以下が予想される際に適用し、打込み温度を5〜20℃とし、所要強度が得られるまで初期凍害を防ぐ保温・給熱養生を行う。

  71. 問71.トラス構造の理想化に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.各部材には軸方向力のみが生じる
    • イ.節点はすべて剛結合として扱う
    • ウ.外力は部材の途中に作用させるのが原則である
    • エ.各部材には曲げモーメントとせん断力のみが生じる

    正解:ア.各部材には軸方向力のみが生じる

    解説:理想トラスでは節点をピン結合とし外力を節点のみに作用させるため、各部材には軸方向力のみが生じ曲げモーメントは生じない。

  72. 問72.サウンディングに分類される試験として正しいものはどれか。

    • ア.一軸圧縮試験
    • イ.オランダ式二重管コーン貫入試験
    • ウ.圧密試験
    • エ.平板載荷試験

    正解:イ.オランダ式二重管コーン貫入試験

    解説:オランダ式二重管コーン貫入試験はサウンディングに分類される。一軸圧縮試験や圧密試験は室内土質試験、平板載荷試験は原位置の載荷試験である。

  73. 問73.コンクリートの養生に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.打込み後はできるだけ早期に乾燥させるのがよい
    • イ.養生期間中は直射日光に当てて温度を上げるのがよい
    • ウ.適切な温度・湿潤状態に保ち、所定期間湿潤養生を行う
    • エ.セメントの種類によらず養生期間は一定でよい

    正解:ウ.適切な温度・湿潤状態に保ち、所定期間湿潤養生を行う

    解説:養生は打込み後のコンクリートを適切な温度・湿潤状態に保ち水和を進行させることが目的で、早期乾燥はひび割れや強度不足を招くため湿潤養生を所定期間行う。

  74. 問74.土の三相とその関係を表す指標に関する記述として正しいものはどれか。

    • ア.間隙比は、間隙の質量を土粒子の質量で除した値である
    • イ.含水比は、水の体積を土全体の体積で除した百分率である
    • ウ.飽和度は、土粒子の体積を間隙の体積で除した値である
    • エ.含水比は、水の質量を土粒子の質量で除した百分率である

    正解:エ.含水比は、水の質量を土粒子の質量で除した百分率である

    解説:含水比は水の質量を土粒子の質量で除した百分率。土は固体・液体・気体の三相からなり、間隙比・飽和度などの指標で状態が表される。

  75. 問75.アルカリシリカ反応(ASR)の抑制対策として適当でないものはどれか。

    • ア.反応性骨材を高アルカリ形セメントと組み合わせて使用する
    • イ.アルカリシリカ反応性試験で無害と判定された骨材を使用する
    • ウ.高炉セメントなどの混合セメントを使用する
    • エ.低アルカリ形のセメントを使用する

    正解:ア.反応性骨材を高アルカリ形セメントと組み合わせて使用する

    解説:ASR抑制には低アルカリ形セメントの使用、無害な骨材の使用、高炉セメント等の混合セメント使用が有効。反応性骨材を高アルカリセメントと組み合わせて多用するのは逆効果。

  76. 問76.労働基準法上、使用者は労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第15条により、使用者は労働契約締結時に賃金・労働時間等の労働条件を明示する義務がある。一定事項は書面交付が必要である。

    根拠:労働基準法 第15条 (出典: e-Gov法令検索)

  77. 問77.労働基準法上、使用者は、原則として労働者に休憩時間を除き1週間について40時間を超えて労働させてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第32条により、法定労働時間は1週40時間、1日8時間と定められている。これを超える場合は三六協定が必要となる。

    根拠:労働基準法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)

  78. 問78.労働基準法上、使用者は、労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第34条のとおり、6時間超で45分、8時間超で1時間以上の休憩を労働時間の途中に与えなければならない。

    根拠:労働基準法 第34条 (出典: e-Gov法令検索)

  79. 問79.労働基準法上、常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第89条により、常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し、所轄労働基準監督署長に届け出る義務がある。

    根拠:労働基準法 第89条 (出典: e-Gov法令検索)

  80. 問80.労働基準法上、使用者は、その雇入れの日から起算して6か月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、年次有給休暇を与えなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第39条により、6か月継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者には10日の年次有給休暇を与えなければならない。

    根拠:労働基準法 第39条 (出典: e-Gov法令検索)

  81. 問81.労働基準法上、使用者は労働者を解雇しようとする場合、少なくとも30日前にその予告をするか、30日分以上の平均賃金を支払わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第20条の解雇予告の規定により、30日前の予告または30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)の支払いが必要である。

    根拠:労働基準法 第20条 (出典: e-Gov法令検索)

  82. 問82.労働基準法上、使用者は、産後8週間を経過しない女性を原則として就業させてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第65条により、産後8週間(本人請求かつ医師が支障なしと認めた場合は6週間)を経過しない女性は就業させてはならない。

    根拠:労働基準法 第65条 (出典: e-Gov法令検索)

  83. 問83.労働安全衛生法上、事業者は、建設業において常時100人以上の労働者を使用する事業場ごとに総括安全衛生管理者を選任しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働安全衛生法施行令第2条により、建設業では常時100人以上の労働者を使用する事業場で総括安全衛生管理者の選任が義務付けられている。

    根拠:労働安全衛生法施行令 第2条 (出典: e-Gov法令検索)

  84. 問84.労働安全衛生法上、つり足場、張出し足場または高さ5m以上の構造の足場の組立て・解体作業では、足場の組立て等作業主任者を選任しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:つり足場・張出し足場・高さ5m以上の足場の組立て等作業は、技能講習修了者から作業主任者を選任すべき作業に該当する。

  85. 問85.労働安全衛生法上、土止め支保工の切りばりまたは腹おこしの取付け・取外しの作業では、作業主任者を選任しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:土止め支保工作業主任者は、切りばり・腹おこしの取付けまたは取外しの作業について技能講習修了者から選任しなければならない。

  86. 問86.労働安全衛生法上、つり上げ荷重5t以上のクレーンの運転業務には、原則としてクレーン運転士免許が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:つり上げ荷重5t以上のクレーン運転は免許が必要で、5t未満(一部技能講習・特別教育)と区分されている。

  87. 問87.労働安全衛生法上、研削といしの取替えまたは取替え時の試運転の業務は、特別教育を要する業務である。

    正解:○(正しい)

    解説:研削といしの取替え・試運転の業務は労働安全衛生法に基づき特別教育を要する業務に該当する。

  88. 問88.建設業法上、建設工事の請負契約の当事者は、契約の締結に際して工事内容や請負代金の額等を書面に記載し、相互に交付しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第19条により、請負契約の当事者は工事内容・代金額・工期等を書面に記載し署名または記名押印して相互に交付する義務がある。

    根拠:建設業法 第19条 (出典: e-Gov法令検索)

  89. 問89.建設業法上、元請負人は、請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目等を定めようとするときは、あらかじめ下請負人の意見をきかなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第24条の2により、元請負人は工程の細目・作業方法等を定める際にあらかじめ下請負人の意見をきく義務がある。

    根拠:建設業法 第24条の2 (出典: e-Gov法令検索)

  90. 問90.建設業法上、建設業の許可は5年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によって効力を失う。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第3条により、建設業の許可は5年ごとに更新を受けなければ期間経過により失効する。

    根拠:建設業法 第3条 (出典: e-Gov法令検索)

  91. 問91.道路法上、道路に工作物や施設を設けて継続して道路を使用しようとする場合は、道路管理者の道路占用許可を受けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:道路法第32条により、道路に電柱・看板・地下埋設物等を設けて継続使用する場合は道路管理者の占用許可が必要である。

    根拠:道路法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)

  92. 問92.河川法上、河川区域内の土地において工作物を新築・改築・除却しようとする者は、河川管理者の許可を受けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:河川法第26条により、河川区域内の土地で工作物の新築・改築・除却を行う場合は河川管理者の許可が必要である。

    根拠:河川法 第26条 (出典: e-Gov法令検索)

  93. 問93.建築基準法上、工事を施工するために現場に設ける事務所や下小屋等の仮設建築物には、一定の規定の適用が緩和される。

    正解:○(正しい)

    解説:建築基準法第85条により、工事現場の仮設建築物には建蔽率・容積率や一部の規定の適用が緩和される。

    根拠:建築基準法 第85条 (出典: e-Gov法令検索)

  94. 問94.港則法上、特定港内において工事または作業をしようとする者は、港長の許可を受けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:港則法第31条により、特定港内またはその境界付近で工事・作業をしようとする者は港長の許可を受けなければならない。

    根拠:港則法 第31条 (出典: e-Gov法令検索)

  95. 問95.労働基準法上、賃金は通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならないが、毎月1回以上一定の期日を定めて支払う必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは賃金は通貨払・直接払・全額払に加え、毎月1回以上一定期日払の原則が適用される(労働基準法第24条)。

    根拠:労働基準法 第24条 (出典: e-Gov法令検索)

  96. 問96.労働基準法上、使用者は満16歳以上の男性であれば、坑内で行われるすべての業務に就かせることができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは満18歳未満の者は坑内労働が原則禁止であり、満16歳以上であっても坑内のすべての業務に就かせることはできない。

  97. 問97.労働基準法上、業務上負傷した労働者が療養のため休業する場合、使用者は休業の最初の日から平均賃金の100分の60の休業補償を行わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。労働基準法第76条により、使用者は休業の最初の日から平均賃金の100分の60の休業補償を行わなければなりません(労基法の休業補償に待期期間はありません)。なお労災保険の休業補償給付は待期3日を経た4日目以降に支給されます。

    根拠:労働基準法 第76条 (出典: e-Gov法令検索)

  98. 問98.労働基準法上、使用者は労働者の同意があれば、賃金の一部を労働者本人の借金の返済にあてるなど自由に控除して支払うことができる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは賃金は全額払が原則であり、法令や労使協定による場合を除き使用者が一方的に控除することはできない。

  99. 問99.労働安全衛生法上、安全管理者は事業場の労働者数にかかわらず、常時1人以上の労働者を使用するすべての事業場で選任しなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは安全管理者は建設業など一定業種で常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに選任する必要がある。

  100. 問100.労働安全衛生法上、元方安全衛生管理者は、統括安全衛生責任者の指揮のもと技術的事項を管理する者で、関係請負人が選任する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは元方安全衛生管理者は統括安全衛生責任者を選任した特定元方事業者(元請)が選任する。

  101. 問101.労働安全衛生法上、最大荷重1t未満のフォークリフトの運転業務は、技能講習を修了しなければ就業できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは最大荷重1t未満のフォークリフト運転業務は特別教育、1t以上は技能講習が必要である。

  102. 問102.労働安全衛生法上、コンクリート造の工作物(高さ5m以上)の解体または破壊の作業では、作業主任者を選任しなくてよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは高さ5m以上のコンクリート造工作物の解体・破壊作業ではコンクリート造の工作物の解体等作業主任者の選任が必要である。

  103. 問103.建設業法上、建設業を営もうとする者は、軽微な建設工事のみを請け負う場合であっても、必ず建設業の許可を受けなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは軽微な建設工事のみを請け負う場合は建設業の許可を受けなくてもよい。許可は一定規模以上の工事で必要となる。

  104. 問104.建設業法上、特定建設業者が発注者から直接請け負った工事を施工するときは、下請契約の金額にかかわらず常に監理技術者を置かなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは監理技術者を置くのは下請契約の総額が政令で定める金額以上となる場合であり、それ未満であれば主任技術者でよい。

  105. 問105.建設業法上、施工体系図は工事現場の見やすい場所には掲げる必要がなく、事務所内に保管しておけばよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは施工体系図は工事関係者および公衆が見やすい場所に掲げなければならない(公共工事では公衆の見やすい場所)。

  106. 問106.車両制限令上、道路を通行する車両の幅・重量・高さ・長さ等の最高限度を超える車両は、いかなる場合も道路を通行できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは制限を超える車両でも、道路管理者の特殊車両通行許可を受ければ通行できる。

  107. 問107.河川法上、河川保全区域内において土地の掘削や盛土を行う場合であっても、河川管理者の許可を受ける必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは河川保全区域内での土地の掘削・盛土・切土等は河川管理者の許可が必要である(一定の軽易な行為を除く)。

  108. 問108.火薬類取締法上、火薬類の取扱いにおいて、火薬と火工品(雷管等)は同一の容器に入れて運搬してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは火薬類と雷管等の火工品は同一の容器に入れて運搬してはならない。分離して取り扱う必要がある。

  109. 問109.騒音規制法上、指定地域内で特定建設作業を伴う工事を施工しようとする者は、作業終了後7日以内に市町村長へ届け出ればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは特定建設作業は原則として作業開始の7日前までに市町村長へ届け出なければならない。

  110. 問110.公共工事標準請負契約約款上、工事の施工にあたり設計図書に明示されていない施工条件について予期できない特別な状態が生じた場合、受注者は自己の判断のみで処理しなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは設計図書に明示のない特別な状態が生じた場合、受注者は監督員に通知し、発注者と協議して対応する。

  111. 問111.公共工事標準請負契約約款上、現場代理人と主任技術者(監理技術者)は、これを兼ねることができない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは現場代理人と主任技術者・監理技術者・専門技術者は、これを兼ねることができるとされている。

  112. 問112.トータルステーションは、角度のみを測定する機器であり、距離は別途巻尺等で測定する必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはトータルステーションは角度測定機(セオドライト)と光波測距儀を一体化し、角度と距離を同時に測定できる。

  113. 問113.光ファイバケーブルは、電気信号を金属導体で伝送するため電磁誘導の影響を受けやすく、長距離伝送には適していない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは光ファイバケーブルは光信号を伝送し、電磁誘導の影響を受けにくく長距離・大容量伝送に適している。

  114. 問114.次のうち、労働安全衛生法上、作業主任者を選任しなければならない作業として誤っているものはどれか。

    • ア.土止め支保工の切りばりまたは腹おこしの取付けの作業
    • イ.型枠支保工の組立てまたは解体の作業
    • ウ.つり足場の組立てまたは解体の作業
    • エ.高さが2m未満の人力のみによる単純な土砂の掘削の作業

    正解:エ.高さが2m未満の人力のみによる単純な土砂の掘削の作業

    解説:型枠支保工や土止め支保工、つり足場等は作業主任者選任が必要だが、高さ2m未満の単純な人力掘削は作業主任者選任の対象作業ではない。

  115. 問115.労働基準法上、満18歳に満たない者を就かせてはならない業務として、正しいものはどれか。

    • ア.クレーン、デリックの運転の業務
    • イ.クレーンの玉掛けの補助業務(軽易なもの)
    • ウ.事務所内における一般的な書類整理の業務
    • エ.重量物を取り扱わない軽作業の業務

    正解:ア.クレーン、デリックの運転の業務

    解説:クレーン・デリックの運転や重量物取扱い等の危険有害業務は年少者就業制限の対象である。一般事務や軽易な運搬は制限対象ではない。

  116. 問116.建設業法上、特定建設業の許可に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.下請として工事を施工する建設業者に必要な許可である
    • イ.元請として一定金額以上を下請に出す場合に必要な許可である
    • ウ.請負金額の大小にかかわらずすべての建設業者に必要な許可である
    • エ.建設業を営む個人事業主には不要な許可である

    正解:イ.元請として一定金額以上を下請に出す場合に必要な許可である

    解説:特定建設業は、元請として下請に出す金額の総額が政令で定める金額以上となる工事を施工する場合に必要となる許可である。

  117. 問117.労働安全衛生法上、建設業の安全衛生管理体制に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.総括安全衛生管理者は常時100人以上の労働者を使用する事業場で選任する
    • イ.統括安全衛生責任者は特定元方事業者が選任する
    • ウ.元方安全衛生管理者は関係請負人(下請)が選任する
    • エ.安全管理者は常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任する

    正解:ウ.元方安全衛生管理者は関係請負人(下請)が選任する

    解説:元方安全衛生管理者は統括安全衛生責任者を選任した特定元方事業者(元請)が選任する者であり、関係請負人(下請)が選任するものではない。

  118. 問118.道路法および車両制限令上、道路を通行する車両の制限に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.制限値は全国一律で道路ごとの差異はない
    • イ.制限値を超える車両は許可を受けても一切通行できない
    • ウ.車両の制限は道路交通法のみで定められている
    • エ.制限値を超える車両は道路管理者の特殊車両通行許可を受ければ通行できる

    正解:エ.制限値を超える車両は道路管理者の特殊車両通行許可を受ければ通行できる

    解説:車両制限令で定める一般的制限値を超える車両は、道路管理者の特殊車両通行許可を受けることで通行できる。

  119. 問119.河川法上、河川管理者の許可に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.河川区域内であれば工作物の新築は許可なく自由に行える
    • イ.河川区域内の土地で工作物を新築する場合は許可が必要である
    • ウ.河川区域内の土地で掘削や盛土を行う場合は許可が必要である
    • エ.河川保全区域内の掘削も原則として許可が必要である

    正解:ア.河川区域内であれば工作物の新築は許可なく自由に行える

    解説:河川区域内における工作物の新築や土地の掘削等は河川管理者の許可が必要であり、許可なく自由に行えるとする記述は誤りである。

  120. 問120.建築基準法上、工事現場に設ける仮設建築物に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.仮設建築物には一部の規定の適用が緩和される
    • イ.仮設建築物にはすべての規定がそのまま適用される
    • ウ.仮設建築物には建築基準法は一切適用されない
    • エ.仮設建築物は許可を受ければ恒久建築物として扱われる

    正解:ア.仮設建築物には一部の規定の適用が緩和される

    解説:工事を施工するために現場に設ける事務所等の仮設建築物には、建蔽率・容積率や一部の規定について適用が緩和される。

  121. 問121.火薬類取締法上、火薬類の取扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.火薬と雷管は同一の容器に入れて運搬してよい
    • イ.火薬類は火気のある場所での取扱いを避ける
    • ウ.火薬類を発破等で消費するには原則として知事の許可が必要である
    • エ.火薬類の取扱いには取扱保安責任者の選任が必要な場合がある

    正解:ウ.火薬類を発破等で消費するには原則として知事の許可が必要である

    解説:火薬類と火工品(雷管等)は同一の容器に入れて運搬してはならない。設問の中で同一容器で運搬できるとする記述が誤りである。

  122. 問122.騒音規制法上、特定建設作業の届出に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.届出は不要で規制基準の遵守のみでよい
    • イ.作業開始の前日までに都道府県知事へ届け出る
    • ウ.作業終了後7日以内に市町村長へ届け出る
    • エ.作業開始の7日前までに市町村長へ届け出る

    正解:エ.作業開始の7日前までに市町村長へ届け出る

    解説:指定地域内で特定建設作業を伴う工事を施工する者は、原則として作業開始の7日前までに市町村長へ届け出なければならない。

  123. 問123.港則法上、特定港における航法等に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.特定港内の工事・作業は港長の許可を受けずに自由に行える
    • イ.特定港内で工事をしようとする者は港長の許可が必要である
    • ウ.特定港内で危険物を運搬するには港長の許可等が必要な場合がある
    • エ.防波堤の入口付近では入航船が出航船の進路を避ける

    正解:ア.特定港内の工事・作業は港長の許可を受けずに自由に行える

    解説:特定港内またはその境界付近で工事・作業をしようとする者は港長の許可が必要であり、許可不要とする記述は誤りである。

  124. 問124.公共工事標準請負契約約款上、設計図書に含まれるものとして、正しいものはどれか。

    • ア.受注者が作成する施工計画書
    • イ.図面、仕様書、現場説明書および質問回答書
    • ウ.受注者が作成する出来形管理図表
    • エ.発注者が保有する用地買収関係書類

    正解:イ.図面、仕様書、現場説明書および質問回答書

    解説:標準請負契約約款上、設計図書は図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書をいう。施工計画書は受注者が作成するもので設計図書ではない。

  125. 問125.公共工事標準請負契約約款上、工事の一時中止に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.一時中止の場合、いかなる理由でも工期延長は認められない
    • イ.一時中止は受注者のみが命じることができる
    • ウ.受注者の責に帰さない一時中止では工期延長や増加費用が認められる
    • エ.一時中止中の費用はすべて受注者が負担する

    正解:ウ.受注者の責に帰さない一時中止では工期延長や増加費用が認められる

    解説:受注者の責に帰すことができない理由による一時中止では、必要に応じて工期の延長や増加費用の負担が認められる。

  126. 問126.測量における水準測量に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.標尺は鉛直に立てて読定する必要がある
    • イ.後視と前視の視準距離を等しくすると視準軸誤差が軽減される
    • ウ.後視と前視の視準距離を等しくすると地球の曲率の影響が軽減される
    • エ.後視と前視の視準距離を等しくすると誤差がかえって増大する

    正解:エ.後視と前視の視準距離を等しくすると誤差がかえって増大する

    解説:後視と前視の視準距離を等しくすると視準軸誤差や球差・気差の影響が軽減される。視準距離を等しくしても誤差が増大するという記述は誤りである。

  127. 問127.トラバース測量に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.閉合トラバースでは角閉合誤差を点検する
    • イ.トラバース測量は角度の測定を行わない測量である
    • ウ.開放トラバースは閉合誤差により高い精度が確認できる
    • エ.トラバース測量では距離測定は不要である

    正解:ア.閉合トラバースでは角閉合誤差を点検する

    解説:閉合トラバースでは内角の総和の理論値(n角形で180度かける(n−2))と実測値の差を角閉合誤差として点検する。

  128. 問128.GNSS測量に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.人工衛星からの電波を受信して位置を求める測量である
    • イ.上空が樹木等で遮られた場所でも精度に影響はない
    • ウ.曇天や夜間でも観測が可能である
    • エ.マルチパスの影響に配慮する必要がある

    正解:イ.上空が樹木等で遮られた場所でも精度に影響はない

    解説:GNSS測量は衛星電波を利用するため上空視界の確保が必要であり、上空が樹木や建物で遮られる場所では観測精度が低下する。

  129. 問129.建設機械の用途に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.バックホゥは機械位置より高い場所の掘削に適する
    • イ.クラムシェルは平地の敷ならし作業に最も適する
    • ウ.バックホゥは機械位置より低い場所の掘削に適する
    • エ.ブルドーザは長距離(数百m以上)の運搬に最も適する

    正解:ウ.バックホゥは機械位置より低い場所の掘削に適する

    解説:バックホゥはバケットを手前に引く動作により、機械位置より低い場所の掘削や正確な掘削に適している。

  130. 問130.建設機械のうち、深い基礎の掘削や水中掘削に最も適しているものはどれか。

    • ア.タイヤローラ
    • イ.ブルドーザ
    • ウ.モーターグレーダ
    • エ.クラムシェル

    正解:エ.クラムシェル

    解説:クラムシェルは開閉するバケットで土砂をつかみ上げる構造で、深い基礎掘削や水中掘削など狭く深い場所の掘削に適している。

  131. 問131.労働基準法上、労働時間・休憩・休日に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.法定労働時間は原則1日10時間である
    • イ.法定労働時間は原則1週40時間・1日8時間である
    • ウ.労働時間が6時間を超える場合は45分以上の休憩を与える
    • エ.使用者は毎週少なくとも1回の休日を与える

    正解:ア.法定労働時間は原則1日10時間である

    解説:法定労働時間は1週40時間・1日8時間であり、1日10時間が原則であるとする記述は誤りである。

  132. 問132.建設業法上、施工体制台帳および施工体系図に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.施工体制台帳には下請負人の名称等を記載する
    • イ.施工体系図は事務所内のみに保管しておけばよい
    • ウ.施工体制台帳は元請の特定建設業者が一定の場合に作成する
    • エ.施工体制台帳は工事現場ごとに備え置く

    正解:イ.施工体系図は事務所内のみに保管しておけばよい

    解説:施工体系図は工事関係者および公衆の見やすい場所に掲げる必要があり、事務所内のみに保管すればよいとする記述は誤りである。

  133. 問133.電気設備および電気通信設備に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.接地(アース)は感電事故防止には効果がない
    • イ.光ファイバケーブルは電磁誘導の影響を受けやすい
    • ウ.光ファイバケーブルは長距離・大容量伝送に適する
    • エ.電気機器の金属外箱には接地を施してはならない

    正解:ウ.光ファイバケーブルは長距離・大容量伝送に適する

    解説:光ファイバケーブルは光信号を伝送し、電磁誘導の影響を受けにくく長距離・大容量伝送に適している。

  134. 問134.労働安全衛生法上、特別教育を要する業務として、正しいものはどれか。

    • ア.一般的な書類整理の業務
    • イ.つり上げ荷重5t以上のクレーンの運転の業務
    • ウ.最大荷重5t以上のフォークリフトの運転の業務
    • エ.つり上げ荷重5t未満のクレーンの運転の業務

    正解:エ.つり上げ荷重5t未満のクレーンの運転の業務

    解説:つり上げ荷重5t未満のクレーンの運転や研削といしの取替え等は特別教育を要する業務である。5t以上のクレーン運転は免許が必要となる。

  135. 問135.公共工事標準請負契約約款上、設計図書の取扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.設計図書間に不一致があれば受注者が自己判断で一方を採用してよい
    • イ.設計図書に不明確な点があれば監督員に確認を求める
    • ウ.設計図書に誤謬・脱漏があれば発注者が必要な指示を行う
    • エ.設計図書は契約の内容を示す重要な書類である

    正解:ア.設計図書間に不一致があれば受注者が自己判断で一方を採用してよい

    解説:図面と仕様書に相違がある等の不一致を発見した場合、受注者は監督員に確認を求めるべきであり、自己の判断で一方を採用してよいとする記述は誤りである。

  136. 問136.労働基準法上、年少者・女性の保護に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.満18歳未満の者は原則として深夜業が禁止される
    • イ.満18歳未満の者は深夜であっても自由に使用できる
    • ウ.満18歳未満の者は原則として坑内労働が禁止される
    • エ.産後8週間を経過しない女性は原則として就業させてはならない

    正解:イ.満18歳未満の者は深夜であっても自由に使用できる

    解説:満18歳未満の者は原則として深夜業が禁止されており、年少者を深夜に自由に使用できるとする記述は誤りである。

  137. 問137.建設業法上、元請負人の義務に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.元請負人は工程の細目を下請負人の意見をきかずに一方的に定めてよい
    • イ.元請負人は前払金を受けても下請への配慮義務はない
    • ウ.元請負人は工程の細目等を定める際あらかじめ下請負人の意見をきく
    • エ.元請負人は下請負人へ完成検査を行う義務がない

    正解:ウ.元請負人は工程の細目等を定める際あらかじめ下請負人の意見をきく

    解説:元請負人は工程の細目や作業方法等を定めようとするときは、あらかじめ下請負人の意見をきかなければならない。

  138. 問138.労働安全衛生法上、技能講習を修了した者から作業主任者を選任すべき作業として、正しいものはどれか。

    • ア.工事用車両の通常の運行業務
    • イ.高さ3mの単純な人力による土砂運搬の作業
    • ウ.一般的な測量機器の据付けの作業
    • エ.つり足場の組立てまたは解体の作業

    正解:エ.つり足場の組立てまたは解体の作業

    解説:つり足場・張出し足場・高さ5m以上の足場の組立て等作業は、技能講習修了者から足場の組立て等作業主任者を選任すべき作業である。

  139. 問139.道路法上、道路占用許可に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.占用の場所や期間を変更する場合は軽微であれば手続不要である
    • イ.道路に継続して工作物を設ける場合は道路占用許可が必要である
    • ウ.道路占用許可は道路管理者が行う
    • エ.占用許可には占用料が課される場合がある

    正解:ア.占用の場所や期間を変更する場合は軽微であれば手続不要である

    解説:道路占用許可を受けた事項を変更しようとする場合は原則として道路管理者の許可(変更許可)が必要であり、軽微なら不要とする記述は誤りである。

  140. 問140.公共工事標準請負契約約款上、契約不適合(かし担保)に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.契約不適合があっても受注者は一切責任を負わない
    • イ.契約不適合があれば発注者は修補や損害賠償を請求できる
    • ウ.契約不適合の責任はすべて発注者が負う
    • エ.契約不適合の有無は受注者のみが判断する

    正解:イ.契約不適合があれば発注者は修補や損害賠償を請求できる

    解説:引渡しを受けた工事目的物に契約不適合があった場合、発注者は約款の定めに従い受注者に修補や損害賠償を請求できる。

  141. 問141.労働基準法上、賃金の支払に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.賃金は原則として通貨で支払う
    • イ.賃金は原則として直接労働者に支払う
    • ウ.賃金は原則として年1回まとめて支払えばよい
    • エ.賃金は原則としてその全額を支払う

    正解:ウ.賃金は原則として年1回まとめて支払えばよい

    解説:賃金は毎月1回以上一定期日に支払う原則があり、年1回まとめて支払えばよいとする記述は誤りである。

  142. 問142.労働安全衛生法上、計画の届出に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.計画の届出先は常に市町村長である
    • イ.建設工事の計画はすべて届出が不要である
    • ウ.計画の届出は工事完了後に行う
    • エ.一定の大規模・危険な建設工事の計画は事前に届け出る

    正解:エ.一定の大規模・危険な建設工事の計画は事前に届け出る

    解説:大規模・危険性の高い建設工事の計画は、仕事の開始前に労働基準監督署長または厚生労働大臣に届け出なければならない場合がある。

  143. 問143.建設業法上、主任技術者と監理技術者に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.すべての建設工事の現場に監理技術者を置かなければならない
    • イ.主任技術者は技術上の管理をつかさどる
    • ウ.監理技術者は一定金額以上を下請に出す元請が置く
    • エ.技術者は施工計画の作成や工程管理等を行う

    正解:ア.すべての建設工事の現場に監理技術者を置かなければならない

    解説:監理技術者を置くのは元請が下請に出す金額の総額が政令で定める金額以上の場合であり、すべての工事で監理技術者が必要とする記述は誤りである。

  144. 問144.振動規制法上、特定建設作業の規制に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.振動規制法には規制基準の定めがない
    • イ.特定建設作業の振動は敷地境界線で75デシベルを超えないこと等が基準である
    • ウ.振動規制法は屋内作業のみを対象とする
    • エ.特定建設作業の届出は不要である

    正解:イ.特定建設作業の振動は敷地境界線で75デシベルを超えないこと等が基準である

    解説:振動規制法では特定建設作業について、敷地境界線で75デシベルを超えないこと等の規制基準が定められている。

  145. 問145.測量における誤差に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.定誤差(系統誤差)は原因が明らかな場合は補正できる
    • イ.偶然誤差は確率的に処理し最確値を求める
    • ウ.光波測距では気温・気圧等の影響をまったく考慮しなくてよい
    • エ.過失(間違い)は観測のやり直し等により除去する

    正解:ウ.光波測距では気温・気圧等の影響をまったく考慮しなくてよい

    解説:気温・気圧等による影響は系統的に生じうるため補正の対象であり、まったく考慮不要とする記述は誤りである。

  146. 問146.労働基準法上、就業規則に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.常時5人以上で就業規則の作成・届出義務が生じる
    • イ.就業規則は作成すれば届出は不要である
    • ウ.就業規則の届出先は市町村長である
    • エ.常時10人以上で就業規則の作成・届出義務が生じる

    正解:エ.常時10人以上で就業規則の作成・届出義務が生じる

    解説:常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し、所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。

  147. 問147.建設業法上、建設業の許可に関する記述として、誤っているものはどれか。

    • ア.建設業の許可は一度受ければ更新は不要である
    • イ.軽微な建設工事のみ請け負う場合は許可がなくてもよい
    • ウ.許可には一般建設業と特定建設業の区分がある
    • エ.建設業の許可は5年ごとに更新を受ける必要がある

    正解:ア.建設業の許可は一度受ければ更新は不要である

    解説:建設業の許可は5年ごとに更新を受けなければ失効するため、一度受ければ更新不要とする記述は誤りである。

  148. 問148.公共工事標準請負契約約款上、工事の変更等に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.発注者は設計図書を変更することが一切できない
    • イ.発注者は設計図書の変更内容を通知して設計図書を変更できる
    • ウ.設計図書の変更は受注者のみが行える
    • エ.設計図書を変更しても工期や代金は変更されない

    正解:イ.発注者は設計図書の変更内容を通知して設計図書を変更できる

    解説:発注者は必要があると認めるとき設計図書の変更内容を受注者に通知して設計図書を変更でき、必要に応じて工期や請負代金を変更する。

  149. 問149.労働安全衛生法上、安全衛生管理体制における統括安全衛生責任者に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.統括安全衛生責任者は関係請負人(下請)が選任する
    • イ.統括安全衛生責任者は労働基準監督署が選任する
    • ウ.統括安全衛生責任者は特定元方事業者が選任する
    • エ.統括安全衛生責任者の選任は法令上不要である

    正解:ウ.統括安全衛生責任者は特定元方事業者が選任する

    解説:統括安全衛生責任者は、建設業等の特定元方事業者が選任し、元請・下請の労働者が同一場所で作業する際の統括管理を行う。

  150. 問150.労働安全衛生法上、ずい道等の建設の作業に関する記述として、正しいものはどれか。

    • ア.ずい道等の掘削作業では作業主任者の選任は不要である
    • イ.ずい道等の覆工作業は特別教育のみで作業主任者は不要である
    • ウ.ずい道等の作業に労働安全衛生法の規定は適用されない
    • エ.ずい道等の掘削作業ではずい道等の掘削作業主任者を選任する

    正解:エ.ずい道等の掘削作業ではずい道等の掘削作業主任者を選任する

    解説:ずい道等の掘削の作業や覆工の作業では、それぞれ技能講習修了者から作業主任者を選任しなければならない。

  151. 問151.施工計画書は工事の着手後に作成し、工事完了時に発注者へ提出すれば足りる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは施工計画書は工事着手前に作成し、発注者(監督員)の承諾を得てから工事を進める。

  152. 問152.直接仮設に該当しないものは次のうちどれか。

    • ア.型枠支保工
    • イ.足場
    • ウ.現場事務所
    • エ.工事用道路

    正解:ウ.現場事務所

    解説:現場事務所は工事の遂行を支援する間接仮設に分類される。足場・支保工・工事用道路は工事の施工に直接必要な直接仮設である。

  153. 問153.仮設備計画における指定仮設は、発注者が設計図書でその構造や仕様を指定したもので、施工者が任意に変更できない。

    正解:○(正しい)

    解説:指定仮設は発注者が仕様を指定するため変更には発注者の承諾が必要で、設計変更の対象になりうる。任意仮設は施工者の裁量で計画できる。

  154. 問154.任意仮設は発注者が構造・仕様を指定するため、施工者が施工方法を自由に選定することはできない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは任意仮設は施工者の裁量で計画でき、構造・仕様を指定するのは指定仮設である。

  155. 問155.建設機械の選定にあたり、施工単価が最小となる作業速度を一般に何と呼ぶか。

    • ア.最大速度
    • イ.標準速度
    • ウ.限界速度
    • エ.経済速度

    正解:エ.経済速度

    解説:経済速度は単位施工量あたりの費用が最小となる作業速度で、機械を高速で酷使すると損耗費・燃料費が増え不経済になる。

  156. 問156.工程・原価・品質の関係について、一般に施工速度を上げて工程を急ぐと施工原価は常に低下する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは施工を急ぎすぎると突貫工事となり原価はかえって増加する。原価が最小となる最適な施工速度が存在する。

  157. 問157.ネットワーク式工程表のトータルフロートとは、その作業が後続作業に影響を与えずに使用できる余裕時間である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは後続作業に影響を与えずに使える余裕はフリーフロートである。トータルフロートは工期に影響を与えない範囲の余裕時間。

  158. 問158.ネットワーク式工程表において、開始から終了までの所要日数が最も長い経路を何と呼ぶか。

    • ア.クリティカルパス
    • イ.フリーフロートパス
    • ウ.ダミーパス
    • エ.サブクリティカルパス

    正解:ア.クリティカルパス

    解説:クリティカルパスは最長経路で、その所要日数が全体工期を決定する。この経路上の作業が遅れると工期全体が延びる。

  159. 問159.ネットワーク式工程表のダミーは作業の前後関係(順序)のみを表す矢印で、所要時間と作業内容を持たない。

    正解:○(正しい)

    解説:ダミーは破線の矢印で表され、作業の順序関係のみを示す。所要時間はゼロで実体の作業を伴わない。

  160. 問160.クリティカルパス上の作業のトータルフロートは、原則として0である。

    正解:○(正しい)

    解説:クリティカルパスは最長経路で余裕がないため、その経路上の作業のトータルフロートは0となる。

  161. 問161.各種工程表のうち、横軸に暦日、縦軸に各作業をとり、作業の所要日数を横線で表すものはどれか。

    • ア.ガントチャート
    • イ.バーチャート
    • ウ.ネットワーク式工程表
    • エ.斜線式工程表

    正解:イ.バーチャート

    解説:バーチャート(横線式工程表)は作成が容易で各作業の日程が把握しやすいが、作業間の関連が不明確という欠点がある。

  162. 問162.工程管理曲線(バナナ曲線)は、出来高累計曲線の上方許容限界と下方許容限界を示し、実施工程がその範囲内にあるか管理するものである。

    正解:○(正しい)

    解説:バナナ曲線は予定工程曲線の許容上限・下限を示す。実績曲線がバナナの幅内に収まるよう工程を管理する。

  163. 問163.労働災害の強度率は、延べ実労働時間1000時間あたりの労働損失日数で災害の重さを表す。

    正解:○(正しい)

    解説:強度率=(労働損失日数÷延べ実労働時間数)×1000。災害の規模・程度(重さ)を表す指標である。

  164. 問164.トンネルや道路などの線状の工事で、横軸に時間、縦軸に距離(位置)をとって工事の進行を斜線で表す工程表はどれか。

    • ア.バナナ曲線
    • イ.ガントチャート
    • ウ.斜線式工程表
    • エ.パレート図

    正解:ウ.斜線式工程表

    解説:斜線式工程表(座標式工程表)は線状工事に適し、施工位置と進度の関係が一目で分かり、複数作業の重なりも把握しやすい。

  165. 問165.年千人率は、労働者100人あたり1年間に発生した死傷者数を示す指標である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは年千人率は労働者1000人あたり1年間の死傷者数を示す。=(死傷者数÷平均労働者数)×1000。

  166. 問166.くさび緊結式足場は、支柱に等間隔に取り付けられた緊結部にくさびで部材を打ち込んで組み立てる足場である。

    正解:○(正しい)

    解説:くさび緊結式足場(くさび式足場)は支柱の緊結部にくさびを打ち込み、手すり・布材等を緊結して組み立てる。

  167. 問167.出来高累計曲線(Sカーブ)が予定曲線の上方許容限界を上回っている場合、一般にとるべき対応として最も適切なものはどれか。

    • ア.直ちに作業員を増員する
    • イ.そのまま放置してよい
    • ウ.工期を短縮する変更契約を結ぶ
    • エ.工程の進みすぎを点検し投入量を調整する

    正解:エ.工程の進みすぎを点検し投入量を調整する

    解説:上方限界を超える進みすぎは過大投入の可能性があり、不経済となるため工程の再検討や投入量の調整を行う。

  168. 問168.土止め支保工の切ばり及び腹おこしの取付けは、原則として掘削を完了してからまとめて行う。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは切ばり・腹おこしは掘削の進行に応じて速やかに取り付け、土圧による崩壊を防ぐ。一括施工は危険。

  169. 問169.車両系建設機械を用いる作業では、最高速度が時速10kmを超える機械であっても、制限速度を定める必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは最高速度が時速10kmを超える車両系建設機械では、あらかじめ作業に応じた制限速度を定め労働者に守らせる。

  170. 問170.労働災害の発生頻度を表す度数率の計算式として正しいものはどれか。

    • ア.死傷者数÷延べ実労働時間数×1000000
    • イ.労働損失日数÷死傷者数×100
    • ウ.延べ労働損失日数÷延べ実労働時間数×1000
    • エ.死傷者数÷平均労働者数×1000

    正解:ア.死傷者数÷延べ実労働時間数×1000000

    解説:度数率=(労働災害による死傷者数÷延べ実労働時間数)×100万。100万延べ労働時間あたりの死傷者数を表す。

  171. 問171.移動式クレーンの定格荷重とは、フックなどのつり具の重量を含めた、つり上げることができる最大の荷重をいう。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは定格荷重はフック等のつり具の重量を除いた、実際につり上げられる荷重をいう。つり具を含むのは定格総荷重。

  172. 問172.建設工事公衆災害防止対策要綱では、工事現場と道路の境界には原則として固定柵等を設けて第三者の立入りを防止する。

    正解:○(正しい)

    解説:公衆災害防止対策では、工事区域と公衆の通行区域を柵・覆い等で明確に区分し、第三者の立入りや事故を防止する。

  173. 問173.高さ2m以上の作業床について、労働安全衛生規則上の原則として正しいものはどれか。

    • ア.幅20cm以上、隙間5cm以下
    • イ.幅40cm以上、隙間3cm以下
    • ウ.幅30cm以上、隙間5cm以下
    • エ.幅50cm以上、隙間なし

    正解:イ.幅40cm以上、隙間3cm以下

    解説:高さ2m以上の作業床は、つり足場を除き幅40cm以上、床材間の隙間3cm以下とし、墜落防止のため手すり等を設ける。

  174. 問174.酸素欠乏危険作業では、作業環境測定を作業開始前に行えば、その日の途中での再測定は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは酸素濃度等は作業中も変動するため、必要に応じ作業中も測定・換気を継続し安全を確認する。

  175. 問175.パレート図は、不適合や欠点をその発生件数の多い順に並べた棒グラフと累積曲線で表し、重点的に改善すべき項目を把握するものである。

    正解:○(正しい)

    解説:パレート図は不良項目を件数の多い順に並べ累積比率を示す。重点指向で改善対象を絞り込むのに用いる。

  176. 問176.型枠支保工としてパイプサポートを支柱に用いる場合の記述として正しいものはどれか。

    • ア.何本でも自由に継いで使用できる
    • イ.5本まで継いで使用できる
    • ウ.3本以上継いで使用してはならない
    • エ.継手はボルト2本で固定すればよい

    正解:ウ.3本以上継いで使用してはならない

    解説:パイプサポートを支柱とするときは3本以上継いで使用してはならず、継ぐ場合は4以上のボルト等で固定する。

  177. 問177.特性要因図は、特性(結果)とそれに影響を与える要因(原因)の関係を魚の骨のような形に体系的に整理した図である。

    正解:○(正しい)

    解説:特性要因図は魚の骨図とも呼ばれ、結果に対する要因を大骨・小骨に整理して原因の追究や改善検討に用いる。

  178. 問178.散布図は、対応する2種類のデータをグラフ上に点で表し、それらの相関関係の有無や強さを把握するものである。

    正解:○(正しい)

    解説:散布図は2つの特性の対をグラフに打点し、点の散らばり方から両者の相関の有無・強さ・傾向を読み取る。

  179. 問179.明り掘削の作業において、地山の崩壊や土石の落下による危険があるときに講ずべき措置として正しいものはどれか。

    • ア.作業を中止し全員を退避させたうえ何もしない
    • イ.監視員を1名配置すれば作業を継続できる
    • ウ.掘削を急いで早期に完了させる
    • エ.土止め支保工や防護網の設置等の措置を講ずる

    正解:エ.土止め支保工や防護網の設置等の措置を講ずる

    解説:明り掘削で崩壊・落下のおそれがあるときは、土止め支保工の設置、防護網の設置、立入禁止等の危険防止措置を講じる。

  180. 問180.新QC七つ道具は主に数値データの統計的解析に用いられ、言語データの整理には適さない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは新QC七つ道具(親和図法・連関図法等)は主に言語データ(定性的情報)の整理・分析に用いられる。

  181. 問181.ISO9000ファミリーは品質マネジメントシステムに関する国際規格であり、組織が顧客満足の向上を目指す仕組みを規定している。

    正解:○(正しい)

    解説:ISO9000ファミリーは品質マネジメントシステムの国際規格で、ISO14000の環境マネジメントとは区別される。

  182. 問182.車両系建設機械を用いて作業を行うとき、運転者が運転位置から離れる場合に講ずべき措置として正しいものはどれか。

    • ア.作業装置を地上に下ろし原動機を止め逸走を防止する
    • イ.バケットを上げたまま固定すればよい
    • ウ.周囲に作業員がいなければ何もしなくてよい
    • エ.エンジンをかけたまま離れてよい

    正解:ア.作業装置を地上に下ろし原動機を止め逸走を防止する

    解説:運転者が運転位置を離れるときは、バケット等の作業装置を地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかける等の逸走防止措置を講じる。

  183. 問183.抜取検査は、ロットからサンプルを抜き取って試験し、その結果をロットの合格判定基準と比較してロット全体の合否を判定する検査である。

    正解:○(正しい)

    解説:抜取検査はロットから一部を抜き取って検査し、判定基準と照合してロット全体の合格・不合格を判定する。

  184. 問184.コンクリートのスランプ試験は、フレッシュコンクリートの強度を直接測定する試験である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはスランプ試験はフレッシュコンクリートのコンシステンシー(軟らかさ・流動性)を測る試験で、強度試験ではない。

  185. 問185.移動式クレーンを用いる作業で、その日の作業開始前に行うべき点検として正しいものはどれか。

    • ア.年に1度の定期自主検査のみでよい
    • イ.巻過防止装置・ブレーキ・クラッチ等の機能を点検する
    • ウ.免許証の有効期限を確認する
    • エ.ワイヤロープの交換を毎日行う

    正解:イ.巻過防止装置・ブレーキ・クラッチ等の機能を点検する

    解説:移動式クレーンは作業開始前に巻過防止装置・過負荷警報装置その他の警報装置、ブレーキ、クラッチ、コントローラーの機能を点検する。

  186. 問186.ヒストグラムにおいて、分布の山が規格の上限・下限の中央付近にあり、両規格値内にゆとりをもって収まっている状態は、品質が安定し良好と判断できる。

    正解:○(正しい)

    解説:ヒストグラムの分布が規格の中央にあり規格内にゆとりがある場合、平均値・ばらつきとも良好で品質が安定しているといえる。

  187. 問187.ヒストグラムの分布が規格の下限を下回って広がっている場合、特に処置を行わなくても品質上問題はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは規格下限を割る場合は不適合品が発生しているため、平均値の修正やばらつき低減等の是正処置が必要である。

  188. 問188.酸素欠乏危険場所における作業で、空気中の酸素濃度を保つべき値として正しいものはどれか。

    • ア.14%以上
    • イ.16%以上
    • ウ.18%以上
    • エ.21%以上

    正解:ウ.18%以上

    解説:酸素欠乏とは空気中の酸素濃度が18%未満の状態をいう。作業環境は酸素濃度18%以上を保つよう換気等を行う。

  189. 問189.騒音規制法に基づく特定建設作業の騒音は、原則として作業場所の敷地境界線で85デシベルを超えてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:特定建設作業の規制基準では、敷地境界線における騒音の大きさは85デシベルを超えてはならないとされている。

  190. 問190.建設工事の濁水(水質汚濁)対策として、掘削や基礎工事で発生する濁水は沈砂池等を経て懸濁物質を沈降させてから放流する。

    正解:○(正しい)

    解説:濁水対策では沈砂池・濁水処理設備等を設け、懸濁物質を沈降・除去し、水質を改善してから公共用水域へ放流する。

  191. 問191.特定元方事業者が行う作業場所の巡視は、原則としてどの程度の頻度で行うこととされているか。

    • ア.週に1回以上
    • イ.随時でよく回数の定めはない
    • ウ.月に1回以上
    • エ.毎作業日に1回以上

    正解:エ.毎作業日に1回以上

    解説:特定元方事業者は労働災害防止のため、毎作業日に少なくとも1回、作業場所の巡視を行わなければならない。

  192. 問192.建設リサイクル法では、一定規模以上の対象建設工事について、特定建設資材を分別解体等により現場で分別し、再資源化等を行うことを義務付けている。

    正解:○(正しい)

    解説:建設リサイクル法は対象建設工事の受注者に、特定建設資材廃棄物の分別解体等および再資源化等を義務付けている。

  193. 問193.建設工事から生じるコンクリート塊やアスファルト・コンクリート塊は、廃棄物処理法上、一般廃棄物に分類される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはコンクリート塊・アスファルト塊などの工作物の除去に伴うがれき類は産業廃棄物に分類される。

  194. 問194.品質管理の基本となるPDCAサイクルの正しい順序はどれか。

    • ア.計画→実施→検討→処置
    • イ.処置→計画→実施→検討
    • ウ.実施→計画→処置→検討
    • エ.計画→検討→実施→処置

    正解:ア.計画→実施→検討→処置

    解説:PDCAは Plan(計画)→Do(実施)→Check(検討・評価)→Action(処置・改善)の順で回し、継続的に品質を向上させる。

  195. 問195.産業廃棄物の処理を委託した排出事業者は、マニフェストの交付後、処理が終了したことを確認する義務はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは排出事業者は返送されたマニフェスト(写し)により運搬・処分の終了を確認し、適正処理を確保する義務がある。

  196. 問196.再生資源利用計画は、土砂・砕石・加熱アスファルト混合物等の現場へ搬入する建設資材について、再生資源の利用を計画するものである。

    正解:○(正しい)

    解説:再生資源利用計画は現場へ搬入する資材(土砂・砕石・アスコン等)の再生資源利用を計画する。搬出側は再生資源利用促進計画。

  197. 問197.QC七つ道具のうち、データのばらつきの分布状態を柱状図で表し、規格値との関係や工程の状態を把握するものはどれか。

    • ア.パレート図
    • イ.ヒストグラム
    • ウ.管理図
    • エ.特性要因図

    正解:イ.ヒストグラム

    解説:ヒストグラムはデータを区間ごとに分け度数を柱状図で表す。分布の形・中心・ばらつき、規格値との関係を把握できる。

  198. 問198.施工計画の作成にあたっては、過去の経験のみに頼らず、新工法や新技術の採用も含めた複数の案を比較検討することが望ましい。

    正解:○(正しい)

    解説:施工計画では従来の経験に加え、新工法・新技術の採用も検討し、複数案を技術・経済・安全面から比較して最適案を選定する。

  199. 問199.建設機械の作業能力の算定に用いる作業効率は、現場条件にかかわらず常に一定の値で扱ってよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは作業効率は現場条件・土質・気象・運転員の熟練度・機械の整備状態等により変動するため一定ではない。

  200. 問200.QC七つ道具のうち、データを取りやすく整理しやすいよう、あらかじめ記入項目を定めた表はどれか。

    • ア.管理図
    • イ.ヒストグラム
    • ウ.チェックシート
    • エ.散布図

    正解:ウ.チェックシート

    解説:チェックシートはあらかじめ点検・記録項目を定めた表で、データの収集・整理を効率化し、現状把握や異常発見に役立つ。

  201. 問201.管理図において、打点が管理限界線の内側にあれば、点の並び方にかかわらず工程は常に正常と判断してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは限界線内でも、点の連・上昇下降の傾向・周期性等の並び方の異常(くせ)があれば工程に異常があると判断する。

  202. 問202.産業廃棄物の保管基準では、保管場所に囲いを設け、見やすい箇所に廃棄物の種類等を記載した掲示板を設けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:産業廃棄物の保管では、囲いの設置、種類等を記した掲示板の設置、飛散・流出・地下浸透・悪臭発散の防止措置が求められる。

  203. 問203.新QC七つ道具のうち、混沌とした言語データを相互の親和性によってグループ化し、問題の所在や構造を明らかにする手法はどれか。

    • ア.連関図法
    • イ.マトリックス図法
    • ウ.系統図法
    • エ.親和図法

    正解:エ.親和図法

    解説:親和図法は収集した言語データを似たもの同士でグループ化し、問題の構造や本質を整理・明確化する手法である。

  204. 問204.土止め支保工を設けたときは、設置後一切点検を行わなくてもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは7日を超えない期間ごと、中震以上の地震後、大雨等で地山が軟弱化したおそれのあるとき等に点検が必要である。

  205. 問205.工程・原価・品質の三者は互いに独立しており、一方を変化させても他に影響を及ぼすことはない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは工程・原価・品質は相互に関連し、施工速度を変えると原価や品質に影響が及ぶトレードオフの関係にある。

  206. 問206.抜取検査が全数検査よりも有利となる条件として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.わずかな不良も許されず全数の保証が必要な場合
    • イ.ある程度の不良の混入が許される場合
    • ウ.検査項目が多く全数検査に多大な費用がかかる場合
    • エ.破壊検査となる場合

    正解:ア.わずかな不良も許されず全数の保証が必要な場合

    解説:破壊検査が必要な場合や検査項目が多い場合は抜取検査が有利。一方、わずかな不良も許されず全数の保証が必要な場合は全数検査が適する。

  207. 問207.建設リサイクル法の特定建設資材には、コンクリート・木材・アスファルトコンクリートのほか、建設汚泥も含まれる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは特定建設資材はコンクリート、コンクリート及び鉄から成る資材、木材、アスファルト・コンクリートの4品目で、建設汚泥は含まれない。

  208. 問208.土の締固め管理において、現場の締固め度を求める際の基準となる最大乾燥密度を得る試験はどれか。

    • ア.土の一軸圧縮試験
    • イ.突固めによる土の締固め試験
    • ウ.土の液性限界・塑性限界試験
    • エ.土の粒度試験

    正解:イ.突固めによる土の締固め試験

    解説:突固めによる土の締固め試験により最大乾燥密度と最適含水比を求め、現場の乾燥密度と比較して締固め度を管理する。

  209. 問209.アスファルト混合物の品質管理のうち、舗設現場で締固め度を管理する指標として用いられるものはどれか。

    • ア.スランプ
    • イ.塩化物含有量
    • ウ.締固め度(密度比)
    • エ.空気量

    正解:ウ.締固め度(密度比)

    解説:アスファルト舗装では基準密度に対する現場の密度の比(締固め度)で締固め管理を行う。基準密度はマーシャル供試体等から定める。

  210. 問210.建設工事に伴う騒音・振動対策として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.作業時間帯を周辺環境に配慮して設定する
    • イ.低騒音型・低振動型建設機械を採用する
    • ウ.防音壁・防音シート等を設置する
    • エ.騒音・振動源となる機械を集中させ同時に稼働させる

    正解:エ.騒音・振動源となる機械を集中させ同時に稼働させる

    解説:騒音・振動対策では低騒音・低振動型機械の採用、機械の集中稼働の回避、防音壁の設置等が有効。同時稼働の集中はかえって悪化させる。

  211. 問211.建設工事に伴う大気汚染(粉じん)防止対策として、最も適切なものはどれか。

    • ア.散水や防じんシートにより粉じんの飛散を防止する
    • イ.土砂運搬車の荷台はシートで覆わない
    • ウ.強風時に集中して掘削作業を行う
    • エ.乾燥した土砂を高所から落下させて運搬する

    正解:ア.散水や防じんシートにより粉じんの飛散を防止する

    解説:粉じん対策では散水、防じんシート・防じんネットの設置、運搬車のタイヤ洗浄、荷台のシート掛け等を行い飛散を防ぐ。

  212. 問212.建設リサイクル法において、特定建設資材に該当しないものはどれか。

    • ア.コンクリート
    • イ.建設汚泥
    • ウ.木材
    • エ.アスファルト・コンクリート

    正解:イ.建設汚泥

    解説:特定建設資材はコンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリートの4品目。建設汚泥は含まれない。

  213. 問213.産業廃棄物の処理を委託する際に交付するマニフェスト(産業廃棄物管理票)の役割として、最も適切なものはどれか。

    • ア.廃棄物の市場価格を記録する
    • イ.工事の出来高を記録する
    • ウ.産業廃棄物の流れを管理し適正処理を確認する
    • エ.労働者の作業時間を記録する

    正解:ウ.産業廃棄物の流れを管理し適正処理を確認する

    解説:マニフェストは排出事業者が産業廃棄物の種類・数量・運搬・処分の流れを管理し、適正処理を確認・確保するための管理票である。

  214. 問214.建設発生土(残土)の処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

    • ア.発生土の量は工事計画に影響しない
    • イ.建設発生土はすべて産業廃棄物として処分する
    • ウ.発生土は現場周辺に自由に積み上げてよい
    • エ.他工事への流用や土質改良による有効利用を優先する

    正解:エ.他工事への流用や土質改良による有効利用を優先する

    解説:建設発生土は他の工事への流用や土質改良による有効利用を優先し、やむを得ない場合に適切に処分するのが原則である。

  215. 問215.ネットワーク式工程表で、ある作業の最遅完了時刻から最早開始時刻と作業日数を差し引いて得られる余裕はどれに当たるか。

    • ア.トータルフロート
    • イ.ディペンデントフロート
    • ウ.インターフェアリングフロート
    • エ.フリーフロート

    正解:ア.トータルフロート

    解説:トータルフロート=最遅完了時刻−最早開始時刻−作業日数。全体工期に影響を与えない範囲で使える余裕時間である。

  216. 問216.足場の組立て等作業主任者の選任が必要となるのは、つり足場・張出し足場、又は高さ何m以上の構造の足場の組立て等の作業か。

    • ア.高さ2m以上
    • イ.高さ5m以上
    • ウ.高さ10m以上
    • エ.高さ3m以上

    正解:イ.高さ5m以上

    解説:つり足場・張出し足場、または高さ5m以上の構造の足場の組立て・解体等の作業では、足場の組立て等作業主任者の選任が必要。

  217. 問217.工程管理曲線(バナナ曲線)において、実施工程曲線が下方許容限界を下回った場合の対応として最も適切なものはどれか。

    • ア.工程が進みすぎているので作業を抑制する
    • イ.そのまま放置してよい
    • ウ.工程の遅れの原因を究明し回復措置をとる
    • エ.工期を延長する変更契約を直ちに結ぶ

    正解:ウ.工程の遅れの原因を究明し回復措置をとる

    解説:下方限界を下回るのは工程の遅れを意味するため、原因を究明し人員・機械の増強や工法変更等で工程を回復させる。

  218. 問218.コンクリートの品質管理において、運搬車から荷卸し時に行う受入れ検査の項目として適切でないものはどれか。

    • ア.塩化物含有量
    • イ.スランプ
    • ウ.空気量
    • エ.中性化深さ

    正解:エ.中性化深さ

    解説:受入れ時の検査ではスランプ、空気量、塩化物含有量、温度等を確認する。中性化深さは硬化後の経年的な調査項目である。

  219. 問219.原価管理において、実行予算と実際原価の差異が判明した場合の対応として、最も適切なものはどれか。

    • ア.差異の原因を分析し是正措置を講じて以後に反映する
    • イ.差異が出たら直ちに工事を中止する
    • ウ.差異は工事完了まで一切調べない
    • エ.差異は発注者の責任なので放置する

    正解:ア.差異の原因を分析し是正措置を講じて以後に反映する

    解説:差異が生じたら原因を分析し、是正措置を講じて以後の施工に反映させ、採算の確保を図るのが原価管理の基本である。

  220. 問220.墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある高さ2m以上の箇所で作業を行うとき、原則として講ずべき措置として正しいものはどれか。

    • ア.特に措置は不要である
    • イ.作業床を設け、設けられないときは防網や墜落制止用器具を用いる
    • ウ.監視員を1名置けばよい
    • エ.ヘルメットの着用のみでよい

    正解:イ.作業床を設け、設けられないときは防網や墜落制止用器具を用いる

    解説:高さ2m以上の箇所では作業床を設けることが原則で、設けられないときは防網の設置や墜落制止用器具の使用等の措置を講じる。

  221. 問221.事前調査で確認する社会条件に該当しないものはどれか。

    • ア.用地境界の状況
    • イ.近隣環境(学校・病院等)
    • ウ.地下水位
    • エ.工事用道路の交通規制

    正解:ウ.地下水位

    解説:地下水位は地質・自然条件に属する。用地境界・近隣環境・交通規制は工事を取り巻く社会条件である。

  222. 問222.ネットワーク式工程表の作成において、最も重点的に進度管理すべき作業はどれか。

    • ア.フリーフロートの大きい作業
    • イ.最初に着手する作業
    • ウ.トータルフロートの大きい作業
    • エ.クリティカルパス上の作業

    正解:エ.クリティカルパス上の作業

    解説:クリティカルパス上の作業は余裕がなく、遅れると工期全体が延びるため、最も重点的に進度管理する必要がある。

  223. 問223.土の締固め度を表す式として正しいものはどれか。

    • ア.現場乾燥密度÷最大乾燥密度×100
    • イ.最大乾燥密度÷現場乾燥密度×100
    • ウ.現場含水比÷最適含水比×100
    • エ.湿潤密度÷乾燥密度×100

    正解:ア.現場乾燥密度÷最大乾燥密度×100

    解説:締固め度=(現場の乾燥密度÷室内試験で求めた最大乾燥密度)×100で表し、締固めの良否を判定する。

  224. 問224.品質管理における抜取検査で、ロットの合否を判定するために用いるものはどれか。

    • ア.全数の測定値
    • イ.抜取検査方式(合格判定基準)
    • ウ.工事の出来高
    • エ.作業員の経験年数

    正解:イ.抜取検査方式(合格判定基準)

    解説:抜取検査では、あらかじめ定めた抜取検査方式(合格判定個数等の判定基準)に基づき、サンプルの結果からロットの合否を判定する。

  225. 問225.建設工事の騒音・振動対策として、機械の選定段階で行うべき最も適切な対策はどれか。

    • ア.機械を敷地境界に近づけて配置する
    • イ.作業時間を深夜に集中させる
    • ウ.低騒音型・低振動型の建設機械を選定する
    • エ.防音対策は行わず作業を急ぐ

    正解:ウ.低騒音型・低振動型の建設機械を選定する

    解説:発生源対策として、低騒音型・低振動型建設機械を選定することが最も効果的で、設計・計画段階から検討する。

  226. 問226.鋼材の引張試験において、応力が比例限度を超えても弾性限度内であれば、荷重を除くと元の長さに戻る。

    正解:○(正しい)

    解説:弾性限度内では除荷すると永久ひずみが残らず元に戻る。比例限度を超えても弾性限度内であればこの性質は保たれる。

  227. 問227.鋼材の炭素含有量が多くなるほど、一般に引張強さは低下し、伸びは増加する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは炭素含有量が多くなるほど引張強さや硬さは増加し、伸びや靱性は低下して溶接性も悪くなる。

  228. 問228.耐候性鋼材は、表面に緻密なさび層を形成させることで腐食の進行を抑制し、無塗装での使用が可能となる鋼材である。

    正解:○(正しい)

    解説:耐候性鋼材は微量の合金元素により緻密な保護性さびを形成し、腐食速度を低減する。一定条件下では無塗装で使用できる。

  229. 問229.突合せ溶接は、部材を重ね合わせてその隅角部を溶接する継手であり、応力集中が大きい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは部材を突き合わせて溶接するのが突合せ溶接で、重ね合わせて隅角部を溶接するのはすみ肉溶接である。

  230. 問230.高力ボルト摩擦接合は、ボルトの軸力により生じる継手材間の摩擦抵抗で応力を伝達する接合方法である。

    正解:○(正しい)

    解説:高力ボルト摩擦接合はボルト導入軸力で母材を締め付け、接触面の摩擦力によって応力を伝達する接合方法である。

  231. 問231.すみ肉溶接ののど厚は、原則として理論のど厚を用い、サイズの大きい方の脚長を基準に算定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは理論のど厚はサイズ(脚長)の小さい方を基準とし、これに約0.7を乗じた値を用いて算定する。

  232. 問232.鋼橋の架設においてケーブルエレクション工法は、深い谷や河川などで支保工が設けにくい場所に適している。

    正解:○(正しい)

    解説:ケーブルエレクション工法は鉄塔とケーブルで部材を吊り込み架設するため、支保工が困難な深い谷や河川渡河部に適する。

  233. 問233.架設桁工法は、すでに架設された桁を作業桁として利用し、自走式クレーンで部材を吊り上げる工法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは架設桁工法は別途設けた架設桁の上から部材を移動・架設する工法で、自走式クレーンを用いるのは別工法である。

  234. 問234.送出し工法は、橋桁を架設地点後方であらかじめ組み立て、手延べ機を用いて所定の位置まで押し出す工法である。

    正解:○(正しい)

    解説:送出し工法は後方で組み立てた橋桁を手延べ機などで前方へ送り出す工法で、桁下空間を利用できない場合などに用いる。

  235. 問235.プレストレストコンクリートは、あらかじめ引張応力を導入することで、外力による圧縮応力を打ち消す構造である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはあらかじめ圧縮プレストレスを導入し、外力による引張応力を打ち消してひび割れを防ぐ構造である。

  236. 問236.鋼橋の塗装は、防食機能のほか美観の保持を目的とし、下塗り・中塗り・上塗りの順に塗り重ねる。

    正解:○(正しい)

    解説:鋼橋塗装は腐食からの防食を主目的とし美観も担い、防せい力のある下塗りから順に塗り重ねていく。

  237. 問237.ひび割れ注入工法は、幅の大きい欠損部にモルタル等を充てんして断面を修復する工法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはひび割れ注入工法は微細なひび割れにエポキシ樹脂等を注入する工法で、欠損部の断面修復は充てん工法等が担う。

  238. 問238.高力ボルトの締付けは、継手の中央部から順次端部に向かって行うのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:高力ボルトの締付けは、群の中央から端部へ向かって行うことで板の浮きや締付け不良を防ぐことができる。

  239. 問239.河川堤防の腹付け工事において、新堤防は既設堤防の表法面側に増築するのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは腹付けは原則として裏法面側に行う。表法側への腹付けは流水の作用を受けるため避けられる。

  240. 問240.溶接欠陥のうちブローホールは、溶接金属内に空気や水素ガスが残留して生じる球状の空洞である。

    正解:○(正しい)

    解説:ブローホールは溶融金属中のガスが凝固時に逃げ切れず残留して生じる球状の空隙で、強度低下の原因となる。

  241. 問241.護岸の根固工は、法覆工の上端部に設けて天端の洗掘を防止する施設である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは根固工は法覆工の前面・基礎部に設け、河床洗掘による護岸の破壊を防止する施設である。

  242. 問242.プレテンション方式は、PC鋼材を緊張した状態でコンクリートを打設し、硬化後に緊張力を解放して付着により応力を伝える方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:プレテンション方式はあらかじめ緊張したPC鋼材にコンクリートを打設し、硬化後に鋼材とコンクリートの付着でプレストレスを伝える。

  243. 問243.砂防えん堤の水通しは、対象とする流量を流下させるため、断面は原則として矩形断面とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは砂防えん堤の水通しは原則として逆台形(台形)断面とし、越流水を中央に集めて両袖の侵食を防ぐ。

  244. 問244.ポストテンション方式では、コンクリート硬化後にシース内のPC鋼材を緊張し、定着具で固定したのちグラウトを注入する。

    正解:○(正しい)

    解説:ポストテンション方式は硬化後にシース内のPC鋼材を緊張・定着し、防せいと付着確保のためグラウトを注入する。

  245. 問245.地すべり防止工のうち抑制工は、杭やアンカーなどの構造物によって直接すべり力に対抗する工法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは抑制工は地形・地下水等の自然条件を変えて滑動を抑える工法で、構造物で対抗するのは抑止工である。

  246. 問246.コンクリートの中性化は、空気中の二酸化炭素の侵入によりコンクリートのアルカリ性が失われ、鉄筋が腐食しやすくなる現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:中性化は二酸化炭素がコンクリート中の水酸化カルシウムと反応しpHを低下させ、鉄筋の不動態被膜が破壊され腐食を招く。

  247. 問247.アスファルト舗装の上層路盤に用いる粒度調整路盤材料は、最大粒径が大きいほど良好な品質となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは粒度調整路盤材料は所定の粒度範囲に調整することが重要で、単に最大粒径が大きいほど良いわけではない。

  248. 問248.アルカリシリカ反応は、骨材中の反応性シリカとセメント中のアルカリが反応し、生成物が吸水膨張してひび割れを生じさせる劣化機構である。

    正解:○(正しい)

    解説:アルカリシリカ反応は反応性骨材とアルカリが反応してできた生成物が吸水膨張し、亀甲状のひび割れを引き起こす。

  249. 問249.アスファルト舗装の初転圧は、一般にタイヤローラを用いて高温のうちに行う。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは初転圧は一般にロードローラで行い、二次転圧にタイヤローラや振動ローラを用いるのが標準である。

  250. 問250.塩害は、コンクリート中の塩化物イオンにより鉄筋の腐食が促進され、ひび割れやかぶりの剥離を生じる劣化現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:塩害は塩化物イオンが鉄筋の不動態被膜を破壊して腐食を促進し、腐食生成物の膨張でひび割れやはく落を生じる。

  251. 問251.アスファルト舗装の継目は、既設舗装の継目と上下層で同じ位置に重ねて設けるのが望ましい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは継目は上下層で同一位置を避けて15cm以上ずらし、弱点となる継目が重ならないようにする。

  252. 問252.凍害は、コンクリート中の水分の凍結融解の繰返しによりスケーリングやひび割れが生じる劣化現象である。

    正解:○(正しい)

    解説:凍害は細孔内水分の凍結膨張と融解の繰返しでスケーリング、ポップアウト、微細ひび割れを生じさせる劣化現象である。

  253. 問253.コンクリート舗装は、一般にアスファルト舗装に比べてたわみ性に富み、局部的な路床支持力の低下に追従しやすい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはコンクリート舗装は剛性が高くたわみの小さい剛性舗装で、局部的な支持力低下には追従しにくい。

  254. 問254.河川堤防の築堤盛土は、一層の仕上り厚さを30cm程度とし、適切な含水比で十分に締め固めて施工する。

    正解:○(正しい)

    解説:築堤盛土は一層仕上り厚さ30cm程度で薄層に敷きならし、最適含水比付近で締め固めて品質を確保する。

  255. 問255.山岳トンネルの覆工コンクリートは、原則として地山が安定する前に早期に施工する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは覆工コンクリートは内空変位が収束し地山が安定したことを確認してから施工するのが原則である。

  256. 問256.護岸の法覆工は、堤防および河岸の法面を流水による侵食から保護する施設である。

    正解:○(正しい)

    解説:法覆工は河岸や堤防法面を被覆して流水・流木等による侵食から保護する護岸の主要構造である。

  257. 問257.ケーソンの据付けは、所定の位置に沈設したのち、内部に中詰めを行う前にただちに上部コンクリートを打設する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはケーソンは沈設後に中詰めを行い安定させてから蓋コンクリートや上部工を施工するのが標準である。

  258. 問258.水制工は、流水の方向を制御して河岸への流水の作用を緩和し、河岸の侵食を防止する施設である。

    正解:○(正しい)

    解説:水制工は流れの向きや流速を制御し、河岸付近の流勢を弱めて侵食を防ぎ、土砂の堆積を促す施設である。

  259. 問259.鉄道のロングレールは、温度変化による伸縮を継目部で吸収させるため、定尺レールより継目を多く設ける。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはロングレールは継目を減らして乗り心地と保守性を高めたもので、中間部は不動区間として伸縮しない。

  260. 問260.樋門・樋管は、堤防を横断して設けられる構造物であるため、堤防との接合部の止水や沈下対策が重要である。

    正解:○(正しい)

    解説:樋門・樋管は堤体を貫通するため、空洞化や漏水を防ぐ止水矢板やしゃ水壁、沈下対策が施工上重要となる。

  261. 問261.土圧式シールド工法は、切羽の安定を泥水の圧力により保持しながら掘進する工法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは土圧式は掘削土をチャンバー内に充満させその土圧で切羽を保持する工法で、泥水圧で保持するのは泥水式である。

  262. 問262.砂防えん堤の水抜きは、施工中の流水処理や堆砂後の水圧軽減などを目的として設けられる。

    正解:○(正しい)

    解説:水抜きは施工中の流水処理、堆砂後の浸透水排除や水圧軽減、土石流時の調節機能などを目的に設置される。

  263. 問263.下水道の可とう性管は、土圧などの荷重を主に管自体の剛性で支持する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは可とう性管はたわみによって荷重を周囲の地盤反力に分担させて支持し、剛性管が管自体の剛性で支持する。

  264. 問264.鋼構造物の防食法のうち、鋼材より卑な金属を接続して鋼材の腐食を防ぐ方法はどれか。

    • ア.外部電源方式の選択排水
    • イ.流電陽極方式の電気防食
    • ウ.金属溶射による犠牲皮膜形成
    • エ.陽極酸化による不動態化

    正解:イ.流電陽極方式の電気防食

    解説:流電陽極方式は鋼材より卑な金属を陽極とし、その犠牲腐食により鋼材の腐食を抑える電気防食法である。

  265. 問265.鋼材の溶接品質管理において、突合せ溶接部の内部欠陥を非破壊で検出するために最も一般的に用いられる検査方法はどれか。

    • ア.ハンマー打音試験
    • イ.浸透探傷試験
    • ウ.超音波探傷試験
    • エ.目視による外観試験

    正解:ウ.超音波探傷試験

    解説:突合せ溶接部の内部欠陥は超音波探傷試験や放射線透過試験で検出する。表面欠陥には磁粉探傷等を用いる。

  266. 問266.高力ボルト摩擦接合の継手において、所要の摩擦力を確保するために接合面に求められる処理として最も適切なものはどれか。

    • ア.接合面を平滑な鏡面に仕上げる
    • イ.接合面に油脂を塗布する
    • ウ.接合面に薄い塗膜を全面に塗る
    • エ.黒皮を除去し所定のすべり係数を確保する

    正解:エ.黒皮を除去し所定のすべり係数を確保する

    解説:高力ボルト摩擦接合は接触面のすべり係数確保のため、黒皮除去や粗面処理など所定のすべり係数を満たす表面とする。

  267. 問267.鋼橋の架設工法のうち、深い谷において鉄塔とケーブルを用い部材を吊り込んで架設する工法はどれか。

    • ア.ケーブルエレクション工法
    • イ.送出し工法
    • ウ.架設桁工法
    • エ.ベント工法

    正解:ア.ケーブルエレクション工法

    解説:ケーブルエレクション工法は鉄塔とケーブルで部材を運搬・吊り込み、支保工が困難な深い谷等で用いられる。

  268. 問268.コンクリート構造物の劣化機構のうち、骨材中の反応性鉱物とアルカリの反応により生成物が膨張し、ひび割れを生じさせるものはどれか。

    • ア.中性化
    • イ.アルカリシリカ反応
    • ウ.塩害
    • エ.凍害

    正解:イ.アルカリシリカ反応

    解説:アルカリシリカ反応は反応性骨材とアルカリの反応生成物が吸水膨張し、亀甲状ひび割れを引き起こす劣化機構である。

  269. 問269.プレストレストコンクリートのポストテンション方式において、PC鋼材緊張後にシース内へグラウトを注入する主な目的はどれか。

    • ア.コンクリートの自重を増す
    • イ.シース内の温度上昇の促進
    • ウ.PC鋼材の防せいと付着の確保
    • エ.緊張力の増大

    正解:ウ.PC鋼材の防せいと付着の確保

    解説:ポストテンション方式のグラウトはPC鋼材の防せいと、鋼材とコンクリートの付着確保を主目的とする。

  270. 問270.コンクリート構造物の中性化を抑制するための対策として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.水セメント比を小さくする
    • イ.十分なかぶり厚さを確保する
    • ウ.表面被覆材を施す
    • エ.単位水量を大きくして打設する

    正解:エ.単位水量を大きくして打設する

    解説:中性化抑制には水セメント比を小さくする、密実なコンクリート、十分なかぶり、表面被覆が有効。単位水量を大きくすると逆効果である。

  271. 問271.河川護岸を構成する施設のうち、護岸基礎前面の河床洗掘を防止し、法覆工の安定を図るものはどれか。

    • ア.根固工
    • イ.天端工
    • ウ.すり付け工
    • エ.法覆工

    正解:ア.根固工

    解説:根固工は法覆工の前面基礎部に設け、河床洗掘による護岸の損傷を防止する施設である。

  272. 問272.砂防えん堤において、越流水によるえん堤下流部の洗掘を防止する目的で設けられる施設はどれか。

    • ア.水通し
    • イ.前庭保護工
    • ウ.袖
    • エ.水抜き

    正解:イ.前庭保護工

    解説:前庭保護工は副えん堤や水叩き等で構成され、越流水落下による下流部の洗掘やえん堤基礎の被害を防止する。

  273. 問273.地すべり防止工のうち、抑止工に分類されるものはどれか。

    • ア.排土工
    • イ.横ボーリング工
    • ウ.杭工
    • エ.地下水排除工

    正解:ウ.杭工

    解説:杭工は抑止工に分類され、構造物のせん断抵抗で直接すべり力に対抗する。横ボーリング工等は抑制工である。

  274. 問274.アスファルト舗装における加熱アスファルト混合物の締固め作業で、初転圧に一般的に用いられる機械はどれか。

    • ア.モーターグレーダ
    • イ.バックホゥ
    • ウ.コンクリートフィニッシャ
    • エ.ロードローラ

    正解:エ.ロードローラ

    解説:初転圧は一般にロードローラ(マカダムローラ等)で行い、二次転圧にタイヤローラや振動ローラを用いる。

  275. 問275.アスファルト舗装の構成において、表層・基層の直下にあって上層からの荷重を分散して路床に伝える層はどれか。

    • ア.路盤
    • イ.路床
    • ウ.盛土
    • エ.凍上抑制層

    正解:ア.路盤

    解説:路盤(上層路盤・下層路盤)は表層・基層の直下にあり、上部からの荷重を分散して路床に伝達する。

  276. 問276.コンクリートダムの施工合理化工法であるRCD工法の特徴として、最も適切なものはどれか。

    • ア.軟練りコンクリートをバケットで運搬し打設する
    • イ.超硬練りコンクリートをブルドーザ敷きならし・振動ローラ締固めする
    • ウ.型枠を用いず吹付けにより堤体を構築する
    • エ.プレキャストブロックを積み上げて堤体とする

    正解:イ.超硬練りコンクリートをブルドーザ敷きならし・振動ローラ締固めする

    解説:RCD工法は超硬練りの貧配合コンクリートをブルドーザで敷きならし振動ローラで締め固める面状工法である。

  277. 問277.ダムの基礎処理として行うグラウチングのうち、貯水池からの浸透流を抑制するため基礎岩盤深部に遮水帯を形成するものはどれか。

    • ア.コンソリデーショングラウチング
    • イ.コンタクトグラウチング
    • ウ.カーテングラウチング
    • エ.ブランケットグラウチング

    正解:ウ.カーテングラウチング

    解説:カーテングラウチングは基礎岩盤の深部に遮水カーテンを形成し、浸透流や揚圧力を低減する。

  278. 問278.山岳トンネルのNATMにおいて、地山を内部から締め付け一体化させ、ゆるみの発生を抑制する支保部材はどれか。

    • ア.吹付けコンクリート
    • イ.鋼アーチ支保工
    • ウ.覆工コンクリート
    • エ.ロックボルト

    正解:エ.ロックボルト

    解説:ロックボルトは地山を縫い付け補強し、亀裂面のせん断抵抗を高めてゆるみを抑制する支保部材である。

  279. 問279.防波堤の形式のうち、下部に捨石マウンドを、その上に直立壁を組み合わせた構造であり、傾斜堤と直立堤双方の長所をもつものはどれか。

    • ア.混成堤
    • イ.傾斜堤
    • ウ.直立堤
    • エ.消波ブロック被覆堤

    正解:ア.混成堤

    解説:混成堤は捨石マウンドと直立壁を組み合わせ、傾斜堤と直立堤の長所をもち比較的深い水深にも適用できる。

  280. 問280.港湾工事において、ケーソンを所定の位置に据え付ける際の作業手順として最も適切なものはどれか。

    • ア.上部工施工→中詰め→沈設→曳航
    • イ.曳航→注水沈設→中詰め→上部工施工
    • ウ.中詰め→曳航→上部工施工→沈設
    • エ.沈設→上部工施工→曳航→中詰め

    正解:イ.曳航→注水沈設→中詰め→上部工施工

    解説:ケーソンは曳航・浮上のうえ注水沈設し、所定位置に据え付けた後に中詰めを行い、上部工を施工する。

  281. 問281.浚渫工事に用いる作業船のうち、硬い土質や狭隘な場所での浚渫に適し、バケットで土砂をつかみ取る方式のものはどれか。

    • ア.ポンプ浚渫船
    • イ.ドラグサクション浚渫船
    • ウ.グラブ浚渫船
    • エ.バックホゥ浚渫船

    正解:ウ.グラブ浚渫船

    解説:グラブ浚渫船はグラブバケットで土砂をつかみ取る方式で、狭隘部や硬土質の浚渫に適する。

  282. 問282.鉄道のロングレールについて、温度変化による軸方向力に関する記述として最も適切なものはどれか。

    • ア.継目部で伸縮を吸収するため軸方向力は生じない
    • イ.温度上昇時にレールが自由に伸びる
    • ウ.温度低下時のみ軸方向力が生じる
    • エ.中間部は不動区間となり大きな軸方向力が生じる

    正解:エ.中間部は不動区間となり大きな軸方向力が生じる

    解説:ロングレールは中間部が不動区間となり伸縮しないため、温度変化による軸方向力(張力・圧縮力)が大きくなる。

  283. 問283.シールド工法のうち、掘削した土砂をカッターチャンバー内に充満させ、その土圧で切羽の安定を保持する方式はどれか。

    • ア.土圧式シールド工法
    • イ.泥水式シールド工法
    • ウ.手掘り式シールド工法
    • エ.ブラインド式シールド工法

    正解:ア.土圧式シールド工法

    解説:土圧式シールドは掘削土をチャンバー内に充満させその土圧で切羽を保持し、スクリューコンベヤで排土する。

  284. 問284.下水道の管きょに用いる管種のうち、たわみによって荷重を周囲地盤の反力に分担させて支持するものはどれか。

    • ア.鉄筋コンクリート管などの剛性管
    • イ.硬質塩化ビニル管などの可とう性管
    • ウ.陶管などの剛性管
    • エ.石綿セメント管

    正解:イ.硬質塩化ビニル管などの可とう性管

    解説:可とう性管は管がたわむことで荷重を周囲地盤の反力に分担させて支持する。剛性管は管自体の剛性で支持する。

  285. 問285.推進工法において、発進立坑に設置し、管を地中に押し込むために用いる設備はどれか。

    • ア.立坑築造用の山留め支保工
    • イ.泥水処理プラント
    • ウ.元押しジャッキ
    • エ.セグメント組立装置

    正解:ウ.元押しジャッキ

    解説:元押しジャッキは発進立坑に設置し、先導体および後続の推進管を地中へ押し込む推力を与える設備である。

  286. 問286.鋼材に含まれる元素のうち、含有量が多くなると鋼の強さや硬さを増す一方で、溶接性や靱性を低下させるものはどれか。

    • ア.マンガン
    • イ.ニッケル
    • ウ.クロム
    • エ.炭素

    正解:エ.炭素

    解説:炭素は含有量が増えると強さ・硬さを高めるが、溶接性や靱性・伸びを低下させる代表的元素である。

  287. 問287.コンクリート舗装に設ける目地のうち、温度上昇によるコンクリート版の膨張に対応するために設けるものはどれか。

    • ア.膨張目地
    • イ.突合せ目地
    • ウ.収縮目地
    • エ.施工目地

    正解:ア.膨張目地

    解説:膨張目地は温度上昇による版の膨張を吸収し、ブローアップ等の破損を防止するために設ける目地である。

  288. 問288.河川堤防の腹付け工事に関する記述として、最も適切なものはどれか。

    • ア.原則として表法面側に腹付けを行う
    • イ.原則として裏法面側に腹付けを行い段切りを施す
    • ウ.新旧堤防の接合面は段切りせず平滑にする
    • エ.腹付け後は締固めを行わない

    正解:イ.原則として裏法面側に腹付けを行い段切りを施す

    解説:腹付けは原則として裏法面側に行い、新旧法面のなじみを良くするため段切りを施して施工する。

  289. 問289.山岳トンネルの掘削工法のうち、断面を上半・下半などに分割して掘削する工法の名称はどれか。

    • ア.全断面工法
    • イ.中央導坑先進工法
    • ウ.ベンチカット工法
    • エ.側壁導坑先進工法

    正解:ウ.ベンチカット工法

    解説:ベンチカット工法はトンネル断面を上半・下半に分割し、ベンチを設けて段階的に掘削する代表的工法である。

  290. 問290.コンクリート構造物の塩害に対する補修・対策として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.脱塩工法により塩化物イオンを除去する
    • イ.表面被覆により塩化物の侵入を遮断する
    • ウ.電気防食により鉄筋腐食を抑制する
    • エ.未洗浄の海砂を骨材として使用する

    正解:エ.未洗浄の海砂を骨材として使用する

    解説:塩害対策には脱塩工法、断面修復、表面被覆、電気防食が有効。塩化物を多く含む未洗浄の海砂を用いるのは逆効果である。

  291. 問291.営業線近接工事における安全確保のための措置として、最も適切でないものはどれか。

    • ア.見張りを省略し列車運行中も自由に作業する
    • イ.列車接近時の合図方法を定める
    • ウ.必要に応じて線路閉鎖手続を行う
    • エ.列車見張員を配置する

    正解:ア.見張りを省略し列車運行中も自由に作業する

    解説:営業線近接工事では列車見張員配置、列車接近合図、線路閉鎖手続が必要。見張りを省略した作業は安全上認められない。

  292. 問292.鋼橋のすみ肉溶接における脚長とのど厚の関係について、最も適切なものはどれか。

    • ア.理論のど厚は脚長と等しい
    • イ.理論のど厚は脚長に約0.7を乗じた値である
    • ウ.理論のど厚は脚長に約1.4を乗じた値である
    • エ.のど厚は脚長と無関係である

    正解:イ.理論のど厚は脚長に約0.7を乗じた値である

    解説:等脚すみ肉溶接の理論のど厚は脚長(サイズ)に約0.7(1/√2)を乗じた値で算定する。

  293. 問293.ダム本体施工中に河川の流水を一時的に迂回させるための仮設備の総称はどれか。

    • ア.基礎処理工
    • イ.原石山開発
    • ウ.転流工
    • エ.骨材製造設備

    正解:ウ.転流工

    解説:転流工は仮排水トンネルや仮締切りにより河川流水を迂回させ、ダム本体施工区域を確保する仮設備の総称である。

  294. 問294.下水道管きょにおいて、河川や地下埋設物の下を横断するために設ける逆サイホン状の構造の名称はどれか。

    • ア.取付け管
    • イ.雨水吐き室
    • ウ.マンホールポンプ
    • エ.伏越し

    正解:エ.伏越し

    解説:伏越しは障害物の下を横断するための逆サイホン状構造で、土砂堆積を防ぐため流速を確保して計画する。

  295. 問295.鉄道の軌道において、バラスト道床が果たす機能として最も適切でないものはどれか。

    • ア.レールに信号電流を流す
    • イ.軌道に適度な弾性を与える
    • ウ.道床内の排水を良好にする
    • エ.列車荷重を路盤に分散して伝える

    正解:ア.レールに信号電流を流す

    解説:バラスト道床は荷重分散、軌道の弾性付与、排水確保等を担う。レールに信号電流を流す機能は道床の役割ではない。

  296. 問296.山岳トンネルにおける覆工コンクリートの施工時期に関する記述として、最も適切なものはどれか。

    • ア.掘削直後ただちに施工する
    • イ.内空変位の収束を確認してから施工する
    • ウ.支保工設置前に施工する
    • エ.計測結果にかかわらず一定間隔で施工する

    正解:イ.内空変位の収束を確認してから施工する

    解説:覆工コンクリートは内空変位が収束し地山が安定したことを観察・計測で確認してから施工するのが原則である。

  297. 問297.鋼道路橋の架設工法のうち、橋桁下に仮支柱を設けて桁を支持しながら架設する工法はどれか。

    • ア.送出し工法
    • イ.片持ち式工法
    • ウ.ベント工法
    • エ.フローティングクレーン工法

    正解:ウ.ベント工法

    解説:ベント工法は橋桁下にベント(仮支柱)を設置して桁を支持しながら架設する工法で、桁下空間が利用できる場合に適する。

  298. 問298.海岸堤防の形式のうち、堤体表面を緩やかな勾配とし、波のエネルギーを徐々に減衰させる構造のものはどれか。

    • ア.直立型堤防
    • イ.ケーソン式堤防
    • ウ.矢板式堤防
    • エ.緩傾斜堤

    正解:エ.緩傾斜堤

    解説:緩傾斜堤は表法面を緩勾配とし、波のエネルギーを斜面で徐々に減衰させる構造で、親水性にも優れる。

  299. 問299.コンクリート構造物の補修・補強工法のうち、欠損部やはく離部にモルタル等を充てんし、断面を回復させる工法はどれか。

    • ア.断面修復工法
    • イ.外ケーブル工法
    • ウ.ひび割れ注入工法
    • エ.連続繊維シート接着工法

    正解:ア.断面修復工法

    解説:断面修復工法は劣化・欠損した部分をはつり取り、ポリマーセメントモルタル等を充てんして断面と耐久性を回復させる。

  300. 問300.トンネルの観察・計測において、施工の安全性確認のため一般に測定される項目として最も適切なものはどれか。

    • ア.地下水のpH値
    • イ.内空変位および天端沈下
    • ウ.覆工コンクリートの色調
    • エ.坑内の照度

    正解:イ.内空変位および天端沈下

    解説:山岳トンネルでは内空変位や天端沈下などを計測し、支保の妥当性や地山の安定状況を把握して施工の安全性を確認する。