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消防設備士 乙種6類「消火器の構造・機能」の一問一答

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📖 消防設備士 乙種6類「消火器の構造・機能」の全86問と解説(一覧)

消防設備士 乙種6類の消火器の構造・機能に関する一問一答(全86問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.粉末消火器(ABC)は、電気火災のみに適応する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。粉末ABC消火器は「普通火災(A)・油火災(B)・電気火災(C)の全てに適応」。

  2. 問2.蓄圧式消火器は、本体容器内に常時圧力が蓄えられている。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式消火器は、容器内に窒素ガス等で常時加圧されており、レバーを握ると消火剤が放出されます。

  3. 問3.加圧式消火器は、本体容器内に常時圧力が蓄えられている方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。加圧式は「使用時にガスボンベの封板を破って加圧」。常時加圧は蓄圧式の特徴。

  4. 問4.二酸化炭素消火器は、主に窒息効果で消火する。

    正解:○(正しい)

    解説:CO2消火器は、二酸化炭素で酸素濃度を下げる窒息効果が主な消火原理です。

  5. 問5.強化液消火器は、窒息効果のみで消火する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。強化液消火器は「冷却効果と抑制効果(負触媒効果)」を併せ持ちます。

  6. 問6.消火器の安全栓(安全ピン)は、使用時に下方に押し込んで操作する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。安全栓は「上方に引き抜いて」操作(誤動作防止のため)。

  7. 問7.蓄圧式消火器の圧力ゲージは赤色の範囲が正常な圧力を示す。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。圧力ゲージは「緑色の範囲が正常」(赤は異常な過圧・低圧を示す)。

  8. 問8.消火器の使用温度範囲は、一般的に-30℃〜100℃である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器の使用温度範囲は一般的に「0℃〜40℃」(強化液は-20℃〜40℃等)。

  9. 問9.泡消火器は電気火災に適応している。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。泡は導電性があるため、電気火災に使用すると感電の危険があり、不適応です。

  10. 問10.消火器の放射距離は、一般に20〜30m程度である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器の放射距離は一般に「3〜8m」程度(20-30mは大型消火器でも難しい)。

  11. 問11.粉末消火器は再燃防止効果が高い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。粉末消火器は速効性がありますが、冷却効果が低いため再燃の危険があります。再燃防止には水や強化液が有効です。

  12. 問12.消火器本体の赤色塗装は、表面積の25%以上を赤色にしなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:消火器の外面は、その面積の25%以上を赤色に塗装することが定められています。

  13. 問13.住宅用消火器には、法定の点検義務がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。住宅用消火器は消防法上の設置義務対象外であり、法定の点検義務もありません。ただし自主的な点検は推奨されます。

  14. 問14.粉末消火器のBC型は、普通火災(A火災)には適応しない。

    正解:○(正しい)

    解説:BC型粉末消火器は炭酸水素ナトリウム等を主成分とし、油火災と電気火災のみに適応します。普通火災にはABC型を使用します。

  15. 問15.蓄圧式消火器の加圧ガスには、主に窒素ガスが使用される。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式消火器には不活性ガスである窒素ガスが一般的に使用されます。

  16. 問16.化学泡消火器は、単一の消火薬剤を機械的に泡立てて使用する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。化学泡消火器は「A剤(炭酸水素ナトリウム)とB剤(硫酸アルミニウム)の化学反応」で発泡。

  17. 問17.消火器のノズルは、粉末消火器と強化液消火器で同じ形状である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。粉末消火器は拡散させるホーン型ノズル、強化液消火器は直射するストレート型ノズルが一般的で、形状が異なります。

  18. 問18.大型消火器は、能力単位がA火災で20以上またはB火災で10以上のものをいう。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。大型消火器は「A火災10以上、B火災20以上」の能力単位(記述の数値が逆)。

  19. 問19.二酸化炭素消火器は、普通火災に適応している。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CO2消火器はB火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応しますが、A火災(普通火災)には不適応です。冷却効果が低く再燃のおそれがあります。

  20. 問20.消火器の使用方法は「ピン・ポン・パン」と覚える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器の使用手順は一般的に「ピン(安全栓を抜く)・ホース(ホースを向ける)・レバー(レバーを握る)」で、「ピン・ポン・パン」は正式な表現ではありません。

  21. 問21.加圧式消火器のガスボンベには、二酸化炭素が封入されていることが多い。

    正解:○(正しい)

    解説:加圧式消火器の加圧用ガスボンベには、一般的に二酸化炭素(CO2)が封入されています。

  22. 問22.消火器の放射時間は、一般的に10〜20秒程度である。

    正解:○(正しい)

    解説:一般的な消火器の放射時間は約10〜20秒程度です。短いため、的確に火元に向けて使用する必要があります。

  23. 問23.強化液消火器は、寒冷地でも使用できる。

    正解:○(正しい)

    解説:強化液(炭酸カリウム水溶液)は凝固点が低いため、-20℃程度まで使用可能な寒冷地向け消火器があります。

  24. 問24.水消火器(浸潤剤等入り)は、電気火災にも使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。水消火器は導電性があるため、電気火災には使用できません。感電の危険があります。

  25. 問25.消火器の適応火災は、消火器本体のラベルにマークで表示される。

    正解:○(正しい)

    解説:消火器には適応する火災の種類が絵表示(マーク)でラベルに表示されています。白地に炎はA火災、黄地に油はB火災、青地にコンセントはC火災です。

  26. 問26.蓄圧式消火器は、加圧式に比べて放射の途中で止めやすい。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式消火器はレバーを離すと放射が止まるため、断続的な使用が可能です。加圧式は一度操作すると止められません。

  27. 問27.ABC粉末消火器の主成分として、正しいものはどれか。

    • ア.炭酸水素ナトリウム
    • イ.炭酸カリウム
    • ウ.りん酸アンモニウム
    • エ.硫酸アルミニウム

    正解:ウ.りん酸アンモニウム

    解説:ABC粉末消火器の主成分はりん酸アンモニウムです。炭酸水素ナトリウムはBC型粉末消火器の主成分です。

  28. 問28.蓄圧式消火器の圧力ゲージにおいて、正常な圧力を示す色はどれか。

    • ア.赤色
    • イ.黄色
    • ウ.青色
    • エ.緑色

    正解:エ.緑色

    解説:蓄圧式消火器の指示圧力計では、緑色の範囲が正常な使用圧力を示しています。黄色は圧力過多を示します。

  29. 問29.消火器本体の赤色塗装の基準として、正しいものはどれか。

    • ア.表面積の25%以上
    • イ.表面積の10%以上
    • ウ.表面積の50%以上
    • エ.表面積の75%以上

    正解:ア.表面積の25%以上

    解説:消火器の外面は、その面積の25%以上を赤色に塗装することが定められています。

  30. 問30.強化液消火器の消火薬剤として使用されるものはどれか。

    • ア.硫酸アルミニウム水溶液
    • イ.炭酸カリウム水溶液
    • ウ.炭酸水素ナトリウム水溶液
    • エ.塩化カルシウム水溶液

    正解:イ.炭酸カリウム水溶液

    解説:強化液消火器は炭酸カリウム水溶液を消火薬剤として使用します。アルカリ性のため凝固点が低く、寒冷地でも使用可能です。

  31. 問31.加圧式消火器の加圧用ガスボンベに主に封入されているガスはどれか。

    • ア.窒素ガス
    • イ.アルゴンガス
    • ウ.二酸化炭素
    • エ.ヘリウムガス

    正解:ウ.二酸化炭素

    解説:加圧式消火器の加圧用ガスボンベには、一般的に二酸化炭素(CO2)が封入されています。

  32. 問32.機械泡消火器は、泡ヘッドから空気を吸入して泡を発生させる。

    正解:○(正しい)

    解説:機械泡消火器は、消火薬剤を泡ヘッド(ノズル)から放射する際に空気を吸引混合して泡を発生させます。

  33. 問33.粉末消火器のABC型とBC型は、外観上区別がつかない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器本体のラベルに適応火災の絵表示が異なるため、外観上区別可能です。ABC型にはA火災の白マークがあります。

  34. 問34.蓄圧式消火器には、指示圧力計(圧力ゲージ)が取り付けられている。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式消火器には容器内の圧力を常時確認するための指示圧力計が取り付けられています。

  35. 問35.消火器の安全栓は、赤色に塗装されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器の安全栓は「黄色」(黄色のリング状で目立ちやすく、誤操作で外れにくい設計)。

  36. 問36.二酸化炭素消火器は、充てん量を圧力ゲージで確認する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。二酸化炭素消火器の充てん量は質量(重さ)で確認します。圧力ゲージは取り付けられていません。

  37. 問37.消火器のレバーには、踏み式のみがある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。レバーには「握り式と回転式(バルブ式)」(踏み式は別タイプの操作)。

  38. 問38.強化液消火器は、霧状に放射すれば電気火災にも使用できる。

    正解:○(正しい)

    解説:強化液消火器を霧状に放射すれば、感電のリスクが低くなり電気火災(C火災)にも適応します。棒状放射は不可です。

  39. 問39.消火器の本体容器には、製造年が表示されている。

    正解:○(正しい)

    解説:消火器本体には製造年、型式番号、使用方法、適応火災、総質量などが表示されています。

  40. 問40.消火器の使用済み表示装置は、すべての消火器に設けられている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。使用済み表示装置は加圧式消火器に設けられています。蓄圧式消火器は圧力ゲージで使用の有無を判断できます。

  41. 問41.二酸化炭素消火器は、密閉空間で使用すると酸欠の危険がある。

    正解:○(正しい)

    解説:CO2消火器は大量の二酸化炭素を放出するため、地下室等の密閉空間では酸欠事故のおそれがあり注意が必要です。

  42. 問42.泡消火器の泡は、油面を覆うことで窒息効果と冷却効果を発揮する。

    正解:○(正しい)

    解説:泡は油面を覆って酸素を遮断する窒息効果と、水分による冷却効果の両方で消火します。

  43. 問43.消火器の耐用年数は法令で一律に定められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器の耐用年数は法令で一律には定められていませんが、業界基準として概ね8〜10年とされています。

  44. 問44.車載式消火器は、車輪付きの台車に搭載された大型消火器である。

    正解:○(正しい)

    解説:車載式消火器は車輪付きの台車に搭載された大型消火器で、工場や駐車場などに設置されます。

  45. 問45.ハロン1301消火器は、オゾン層保護の観点はあるが現在も新規製造されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ハロン1301はオゾン層保護で「現在は新規製造されていません」(モントリオール議定書による規制)。

  46. 問46.粉末消火器の消火薬剤は、防湿処理(シリコン処理)が施されている。

    正解:○(正しい)

    解説:粉末消火剤は吸湿すると固化するため、シリコン等で防湿処理(撥水処理)が施されています。

  47. 問47.消火器のホースの長さは、種類や大きさに関わらず同一である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器のホースの長さは、消火器の種類や大きさによって異なります。大型消火器はホースが長くなります。

  48. 問48.蓄圧式消火器の加圧ガスには、酸素ガスが使用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。蓄圧式の加圧ガスは「窒素ガス」(一部圧縮空気)。酸素では消火薬剤の劣化・反応リスクがある。

  49. 問49.粉末消火器のBC型に使用される主成分はどれか。

    • ア.りん酸アンモニウム
    • イ.炭酸カリウム
    • ウ.炭酸水素ナトリウム
    • エ.硫酸アルミニウム

    正解:ウ.炭酸水素ナトリウム

    解説:BC型粉末消火器の主成分は炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素カリウムです。りん酸アンモニウムはABC型の主成分です。

  50. 問50.消火器の適応火災を示す絵表示で、油火災(B火災)の地色はどれか。

    • ア.白色
    • イ.赤色
    • ウ.青色
    • エ.黄色

    正解:エ.黄色

    解説:A火災(普通火災)は白地、B火災(油火災)は黄地、C火災(電気火災)は青地で表示されます。

  51. 問51.消火器の放射時の操作手順として、正しい順序はどれか。

    • ア.安全栓を抜く→ホースを向ける→レバーを握る
    • イ.レバーを握る→安全栓を抜く→ホースを向ける
    • ウ.ホースを向ける→安全栓を抜く→レバーを握る
    • エ.安全栓を抜く→レバーを握る→ホースを向ける

    正解:ア.安全栓を抜く→ホースを向ける→レバーを握る

    解説:消火器の操作手順は、(1)安全栓を抜く (2)ホースを火元に向ける (3)レバーを握って放射の順です。

  52. 問52.蓄圧式消火器と加圧式消火器の違いとして、正しいものはどれか。

    • ア.蓄圧式は圧力ゲージがなく、加圧式には圧力ゲージがある
    • イ.蓄圧式は放射を途中で止められるが、加圧式は止められない
    • ウ.蓄圧式の方が加圧式より構造が複雑である
    • エ.蓄圧式は使用済み表示装置があるが、加圧式にはない

    正解:イ.蓄圧式は放射を途中で止められるが、加圧式は止められない

    解説:蓄圧式はレバーを離すと放射が止まり断続使用が可能ですが、加圧式は一度操作すると全量放射されます。

  53. 問53.消火器に表示が義務付けられている事項として、含まれないものはどれか。

    • ア.製造年
    • イ.使用方法
    • ウ.販売価格
    • エ.適応火災

    正解:ウ.販売価格

    解説:消火器には製造年、使用方法、適応火災、型式番号、製造者名等の表示が義務付けられていますが、販売価格は含まれません。

  54. 問54.二酸化炭素消火器が適応する火災の組合せとして、正しいものはどれか。

    • ア.A火災・B火災
    • イ.A火災・B火災・C火災
    • ウ.A火災・C火災
    • エ.B火災・C火災

    正解:エ.B火災・C火災

    解説:二酸化炭素消火器はB火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応します。A火災(普通火災)には冷却効果が低く不適応です。

  55. 問55.消火器の本体容器に使用される材質として、最も一般的なものはどれか。

    • ア.鋼板(スチール)
    • イ.アルミニウム合金
    • ウ.ステンレス鋼
    • エ.強化プラスチック

    正解:ア.鋼板(スチール)

    解説:消火器の本体容器には鋼板(スチール)が最も一般的に使用されています。耐圧性と経済性に優れています。

  56. 問56.次の消火器のうち、A火災・B火災・C火災のすべてに適応するものはどれか。

    • ア.化学泡消火器
    • イ.ABC粉末消火器
    • ウ.二酸化炭素消火器
    • エ.水消火器

    正解:イ.ABC粉末消火器

    解説:ABC粉末消火器はりん酸アンモニウムを主成分とし、A・B・C全ての火災に適応します。

  57. 問57.蓄圧式消火器は使用時にレバーを離すと放射を中断でき、再放射が可能である。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式消火器は常時加圧されているため、レバーの操作で放射・中断を繰り返すことができます。

  58. 問58.加圧式消火器は、一度レバーを握ると途中で放射を止めることが困難である。

    正解:○(正しい)

    解説:加圧式消火器は、加圧用ガスボンベの封板を一度破ると消火剤が全量放出されるまで止められないものが多いです。

  59. 問59.蓄圧式消火器には指示圧力計が設けられているが、加圧式消火器には設けられていない。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式は常時加圧のため指示圧力計で圧力を確認します。加圧式は使用時のみ加圧されるため圧力計は不要です。

  60. 問60.二酸化炭素消火器の消火剤は、常温常圧の気体として充填されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CO2消火器は「液化炭酸ガス(高圧液体)」として充填(常温常圧では気体だが消火器内では高圧で液化)。

  61. 問61.二酸化炭素消火器は、密閉空間でも酸欠の心配はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CO2消火器は密閉空間で「酸欠の危険」あり(CO2が酸素を置換して窒息する)。

  62. 問62.強化液消火器の消火剤は、主に炭酸カリウム水溶液である。

    正解:○(正しい)

    解説:強化液消火器は炭酸カリウム(K2CO3)の濃厚水溶液を消火剤として使用します。凝固点が低く寒冷地でも使用可能です。

  63. 問63.化学泡消火器は、内部のA剤とB剤が化学反応して泡を発生させる。

    正解:○(正しい)

    解説:化学泡消火器は外筒のA剤(炭酸水素ナトリウム)と内筒のB剤(硫酸アルミニウム)の反応でCO2を含む泡を発生させます。

  64. 問64.機械泡消火器は、ノズル部分で消火剤と空気を機械的に混合して泡を生成する。

    正解:○(正しい)

    解説:機械泡消火器は、ノズル部分で消火薬剤と空気を機械的に撹拌混合して泡を生成します。化学反応は用いません。

  65. 問65.消火器のホースの長さは、消火器の種類や大きさに関わらず統一されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ホースの長さは消火器の種類や大きさにより異なります。大型消火器はホースが長く設計されています。

  66. 問66.自動車用消火器は、振動等による誤作動を防ぐため専用の取付装置が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:自動車用消火器は車両の振動で安全栓が外れたり消火剤が漏れたりしないよう、専用の取付金具で確実に固定します。

  67. 問67.破壊転倒式の操作方式は、化学泡消火器に用いられていた古い方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:破壊転倒式は化学泡消火器の古い操作方式で、消火器を逆さにして内筒の蓋を破壊し、薬剤を混合させる方式です。

  68. 問68.消火器本体容器の材質には、鋼板やステンレス鋼板が使用されるが、アルミニウム合金は使用されない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。消火器本体容器にはアルミニウム合金も使用されることがあります。二酸化炭素消火器の高圧容器などに用いられます。

  69. 問69.蓄圧式消火器の内部圧力は、温度の変化に伴って変動する。

    正解:○(正しい)

    解説:蓄圧式消火器の内圧は温度上昇で高くなり、温度低下で低くなります。使用温度範囲内であれば緑色範囲に収まります。

  70. 問70.住宅用消火器は業務用消火器より設計標準使用期限が短い。

    正解:○(正しい)

    解説:住宅用消火器の設計標準使用期限は概ね5年で、業務用消火器の概ね10年より短く設定されています。

  71. 問71.粉末消火器の放射時間は、強化液消火器に比べて一般に長い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。粉末消火器の放射時間は強化液より「短い」(一般に粉末は10秒前後、強化液は30秒前後)。

  72. 問72.ハロゲン化物消火器は、オゾン層保護の観点から現在は製造が規制されている。

    正解:○(正しい)

    解説:ハロン1301等はオゾン層を破壊するため、モントリオール議定書に基づき製造が規制されています。

  73. 問73.車載式の大型消火器は、運搬用の車輪を有していない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。車載式は「車輪付き」(運搬用台車に搭載)。車輪なしは手提げ式。

  74. 問74.消火器の安全栓は、上方に引き抜く構造でなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:安全栓はリング部分を上方に引き抜く構造が規定されており、引き抜きに要する力は30N以下と定められています。

  75. 問75.消火器のノズルの形状は、消火剤の種類によって異なる。

    正解:○(正しい)

    解説:粉末消火器は拡散型、泡消火器は発泡型、二酸化炭素消火器はホーン型など、消火剤の性質に応じたノズル形状となっています。

  76. 問76.強化液消火器は、A火災・B火災・C火災のすべてに適応する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。強化液消火器(霧状放射)はA火災とB火災に適応しますが、棒状放射の場合は導電性があるためC火災には不適です。霧状でもC火災適応は製品により異なります。

  77. 問77.泡消火器は、油の表面を泡で覆って窒息消火と冷却消火の効果を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:泡消火器は、油面を泡で覆って酸素を遮断する窒息効果と、泡に含まれる水分による冷却効果を併せ持ちます。

  78. 問78.ABC粉末消火器の消火剤の主成分はどれか。

    • ア.炭酸水素ナトリウム
    • イ.りん酸アンモニウム
    • ウ.炭酸水素カリウム
    • エ.炭酸カリウム

    正解:イ.りん酸アンモニウム

    解説:ABC粉末消火器の主成分はりん酸アンモニウム(NH4H2PO4)で、A・B・C全ての火災に適応します。

  79. 問79.消火器の適応火災を示す絵表示で、油火災(B火災)を示す色はどれか。

    • ア.白色
    • イ.青色
    • ウ.黄色
    • エ.赤色

    正解:ウ.黄色

    解説:適応火災の絵表示は、普通火災(A火災)が白色、油火災(B火災)が黄色、電気火災(C火災)が青色です。

  80. 問80.二酸化炭素消火器が適応する火災の組合せとして正しいものはどれか。

    • ア.A火災とB火災
    • イ.A火災・B火災・C火災
    • ウ.A火災とC火災
    • エ.B火災とC火災

    正解:エ.B火災とC火災

    解説:二酸化炭素消火器はB火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応します。A火災(普通火災)には冷却効果が乏しく不適です。

  81. 問81.消火器の外面に赤色塗装が必要な面積の割合として正しいものはどれか。

    • ア.25%以上
    • イ.15%以上
    • ウ.10%以上
    • エ.50%以上

    正解:ア.25%以上

    解説:消火器の外面は、その面積の25%以上を赤色に塗装しなければなりません。

  82. 問82.大型消火器の能力単位の基準として正しいものはどれか。

    • ア.A火災5以上またはB火災10以上
    • イ.A火災10以上またはB火災20以上
    • ウ.A火災15以上またはB火災30以上
    • エ.A火災20以上またはB火災40以上

    正解:イ.A火災10以上またはB火災20以上

    解説:大型消火器は、A火災の能力単位10以上またはB火災の能力単位20以上のものと定義されています。

  83. 問83.消火器の安全栓の引き抜き荷重の上限として正しいものはどれか。

    • ア.10N以下
    • イ.20N以下
    • ウ.30N以下
    • エ.50N以下

    正解:ウ.30N以下

    解説:安全栓の引き抜き荷重は30N(約3kgf)以下と規定されています。誰でも容易に引き抜ける力です。

  84. 問84.消火器の設計標準使用期限について、業務用消火器の一般的な期限はどれか。

    • ア.5年
    • イ.8年
    • ウ.15年
    • エ.10年

    正解:エ.10年

    解説:業務用消火器の設計標準使用期限は概ね10年です。住宅用消火器は概ね5年です。

  85. 問85.蓄圧式消火器に充填される加圧ガスとして最も一般的なものはどれか。

    • ア.窒素ガス
    • イ.酸素ガス
    • ウ.ヘリウムガス
    • エ.水素ガス

    正解:ア.窒素ガス

    解説:蓄圧式消火器には窒素ガス(N2)が最も一般的に使用されます。不活性で安全性が高いためです。

  86. 問86.消火器の使用温度範囲として、一般的なものはどれか。

    • ア.-10℃〜30℃
    • イ.0℃〜40℃
    • ウ.5℃〜50℃
    • エ.-20℃〜60℃

    正解:イ.0℃〜40℃

    解説:一般的な消火器の使用温度範囲は0℃〜40℃です。寒冷地用は-20℃〜40℃のものもあります。