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消防設備士 乙6の難易度と合格率【他の資格と比較】

消防設備士 乙種6類は消火器の点検・整備を行うための国家資格です。消防設備士の中でも受験者数が最も多く、令和7年度は約3.2万人が受験しています。この記事では、消防設備士乙6の難易度・合格率を他の資格と比較しながら詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 消防設備士乙6の合格率の推移
  • 試験の難易度レベル
  • 他の人気資格との難易度比較
  • 合格するためのポイント

消防設備士 乙6とは?

消防設備士は、消防用設備等の工事・整備・点検を行うために必要な国家資格です。甲種(工事・整備・点検が可能)と乙種(整備・点検のみ可能)に分かれており、さらに取り扱う設備の種類によって類が分かれています。

乙種6類は消火器を対象とした区分です。消火器は工事の概念がないため甲種は存在せず、乙種のみの区分となっています。ビルメンテナンス・防災設備業界・不動産管理など幅広い分野で活用できます。

試験名消防設備士 乙種第6類
対象設備消火器
試験形式筆記試験(マークシート)+ 実技試験(鑑別・記述式)
試験時間1時間45分
受験料4,400円(2024年5月改定)
受験資格なし(誰でも受験可能)
試験頻度都道府県により年1〜10回(令和8年度)

※受験料・試験日程・合格基準は改定される場合があります。最新情報は必ず消防試験研究センターの公式サイトでご確認ください。

合格基準に注意!
筆記試験は各科目40%以上かつ全体60%以上、実技試験(鑑別)は60%以上の正答率が必要です。1科目でも40%を下回ると不合格となるため、苦手科目を作らない学習が重要です。

消防設備士 乙6の合格率の推移

消防設備士乙種6類の合格率は例年35〜40%程度で推移しています。以下は過去5年間の合格率の推移です。

年度受験者数合格者数合格率
令和元年度(2019年度)21,3338,17638.3%
令和2年度(2020年度)20,9558,94442.7%
令和3年度(2021年度)25,63410,24039.9%
令和4年度(2022年度)25,0239,71238.8%
令和5年度(2023年度)25,1369,56738.1%
令和6年度(2024年度)25,8359,34536.2%
令和7年度(2025年度)32,40011,54135.6%

コロナ禍の令和2年は受験者数が減少しましたが、合格率自体は大きく変動していません。毎年約4割の受験者が合格しており、試験の難易度は安定しています。

合格率35〜40%程度という数字は一見低く感じるかもしれませんが、受験資格が不要で誰でも受けられる試験であること、記念受験や勉強不足のまま受験する人も一定数いることを考慮すると、きちんと準備すれば十分合格可能な水準です。

難易度を他の資格と比較

消防設備士乙6の難易度を、同じ分野や同レベルの人気資格と比較してみましょう。

資格名合格率難易度学習期間の目安
消防設備士 乙6約36%やや易しい1〜1.5ヶ月
危険物取扱者 乙4約30〜35%やや易しい1〜2ヶ月
危険物取扱者 丙種約50%易しい2〜3週間
第二種電気工事士約55〜65%普通2〜3ヶ月
二級ボイラー技士約50〜55%やや易しい1〜1.5ヶ月
潜水士約73〜76%易しい2〜4週間
消防設備士 甲4約30〜35%普通2〜3ヶ月

危険物取扱者 乙4との比較

危険物乙4は合格率約30〜35%と消防設備士乙6より低い数字ですが、受験者数が年間約22万人(令和7年度)と桁違いに多く、初学者や記念受験の割合が高いことが影響しています。実質的な難易度は同程度と言えます。ただし消防設備士乙6は実技試験(鑑別)がある分、対策の幅が広くなります。

二級ボイラー技士との比較

二級ボイラー技士は合格率約50〜55%で、消防設備士乙6よりもやや高めです。どちらもビルメンテナンス業界で求められる資格であり、ビルメン4点セット(第二種電気工事士・危険物乙4・二級ボイラー技士・冷凍機械責任者)と合わせて取得されることが多いです。

消防設備士 甲4との比較

消防設備士甲種4類(自動火災報知設備)は合格率約30〜35%で、乙6よりも難易度が高くなります。甲種には製図試験があり、電気回路の知識も求められるため、学習範囲が大幅に広がります。乙6で消防設備士の試験形式に慣れてから甲4に挑戦するのが効果的です。

合格するためのポイント

1. 筆記試験は各科目の足切りに注意する

消防設備士乙6の不合格原因として最も多いのが、特定科目の足切りです。全体の正答率が60%を超えていても、1科目でも40%を下回ると不合格になります。特に「基礎的知識(機械)」は出題数が5問と少なく、4問間違える(正解1問以下)と40%を切ってしまうため注意が必要です。

2. 実技試験(鑑別)は消火器の外観を覚える

実技試験は消火器の写真やイラストを見て名称・用途・操作方法を答える記述式です。実際に消火器を操作するわけではありません。粉末消火器・強化液消火器・二酸化炭素消火器・ハロゲン化物消火器の外観(ノズル形状・本体の色)を写真で区別できるようにしましょう。

3. 過去問の類似問題が繰り返し出題される

消防設備士の試験では、過去に出題された問題と類似した問題が繰り返し出る傾向があります。テキストでの学習に加えて、一問一答形式の問題演習を繰り返すことが合格への最短ルートです。

よくある質問

Q. 消防設備士乙6の合格率はどれくらいですか?

消防設備士乙種6類の合格率は近年おおむね35〜40%で、令和7年度は35.6%でした。筆記・実技の両方で合格基準を満たす必要があるため、苦手分野を残さない対策が大切です。

Q. 消防設備士乙6は難しいですか?

受験資格が不要で、1〜1.5か月程度の学習期間がひとつの目安です。筆記は各科目40%以上かつ全体60%以上、実技は60%以上が合格基準なので、苦手科目を作らない学習が大切です。

Q. 消防設備士乙6と危険物取扱者乙4はどちらが難しいですか?

合格率は乙6が約36%(令和7年度)、危険物乙4が約30〜35%で、乙4は受験者が多いぶん学習途中の受験者も含まれます。乙6には実技試験(鑑別)があるため、筆記に加えて写真問題の対策も必要です。

Q. 消防設備士乙6の受験者数は年間どれくらいですか?

消防設備士乙種6類の受験者数は約3.2万人(令和7年度)で、消防設備士の中で最も受験者が多い区分です。消火器という身近な設備を扱うため、ビルメンテナンスや防災の仕事を目指す方が多く受験しています。

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4. 学習期間は1〜1.5ヶ月を確保する

消防設備士乙6の学習期間は、1日30分〜1時間の学習で約1〜1.5ヶ月が目安です。テキスト通読に1〜2週間、一問一答での問題演習に2〜3週間、実技対策に1週間という配分がおすすめです。

まとめ

消防設備士乙6の難易度と合格率について、ポイントをまとめます。

消防設備士乙6は、しっかり準備すれば合格できる資格です。まずは問題演習から始めてみましょう。

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📊 同カテゴリ資格との難易度比較【危険物・消防】

「消防設備士 乙種6類(乙6)」を同じ危険物・消防の資格と難易度・学習時間・コスパで横並び比較しました(難易度が低い順)。自分に合った受験順や次に狙う資格の検討にお使いください。

資格 難易度 学習時間目安 国の統計で見る年収 コスパ
危険物取扱者 乙種1類 Lv1・入門 20〜40時間 — ○
危険物取扱者 乙種2類 Lv1・入門 20〜40時間 — ○
危険物取扱者 乙種3類 Lv1・入門 20〜40時間 — ○
危険物取扱者 乙種5類 Lv1・入門 20〜40時間 — ○
危険物取扱者 丙種 Lv1・入門 30〜40時間 — ○
危険物取扱者 乙種6類 Lv1・入門 30〜60時間 — ◎
危険物取扱者 乙種4類 Lv1・入門 40〜60時間 — ◎
消防設備士 乙種7類 Lv1・入門 40〜60時間 — ◎
消防設備士 乙種6類 ◀ この資格 Lv2・やさしめ 60〜100時間 — ○
高圧ガス販売主任者 第二種 Lv2・やさしめ 150〜200時間 — ◎
消防設備士 甲種5類 Lv3・標準 70〜110時間 — ○
危険物取扱者 甲種 Lv3・標準 100〜150時間 — ○
消防設備士 甲種4類 Lv3・標準 100〜150時間 — ○
消防設備士 甲種1類 Lv4・難関 60〜100時間 — ○
消防設備士 甲種2類 Lv4・難関 80〜120時間 — ○
消防設備士 甲種3類 Lv4・難関 80〜120時間 — ○

※年収は、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和7年の職種別・産業別の値から、毎月の給与×12+年間賞与で当サイトが計算した推定値です。資格を持っていない人も含む職種(または業種)全体の値で、資格ごとの年収ではありません。「—」は対応する公的な統計が無いものです。 難易度Lv・学習時間・コスパは目安です。資格の組合せ・コスパ全体像は資格コスパ比較ランキングもご覧ください。

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