消防設備士 甲種3類「規格・令和4年二酸化炭素消火設備改正」の一問一答
📖 消防設備士 甲種3類「規格・令和4年二酸化炭素消火設備改正」の全45問と解説(一覧)
消防設備士 甲種3類の規格・令和4年二酸化炭素消火設備改正に関する一問一答(全45問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.令和4年の消防法施行規則改正により、二酸化炭素消火設備の配管のうち貯蔵容器と選択弁の間、又は起動用ガス容器と貯蔵容器の間の操作管に、消防庁長官が定める基準に適合する閉止弁を設けることが義務付けられた。
正解:○(正しい)
解説:正しい。二酸化炭素消火設備の誤放出による死亡事故が相次いだことを受けた保安強化改正で、貯蔵容器と選択弁の間の配管、又は操作管(起動用ガス容器と貯蔵容器の間)に、消防庁長官が定める基準に適合する閉止弁を設けることとされた。根拠:施行規則19条。
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問2.令和4年改正で二酸化炭素消火設備に義務付けられた閉止弁を設ける位置として、施行規則が定めているのはどれか。
- ア.非常電源と制御盤の間の給電線
- イ.噴射ヘッドと防護区画の壁面の間
- ウ.音響警報装置と受信機の間の配線経路
- エ.貯蔵容器と選択弁の間の配管、又は起動用ガス容器と貯蔵容器の間の操作管
正解:エ.貯蔵容器と選択弁の間の配管、又は起動用ガス容器と貯蔵容器の間の操作管
解説:閉止弁は、配管のうち貯蔵容器と選択弁の間、又は操作管(起動用ガス容器と貯蔵容器の間)に設ける。工事・整備時の誤放出を防ぐための人命保護措置である。噴射ヘッドや警報装置・電源の経路に設けるものではない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問3.令和4年改正で二酸化炭素消火設備に設けることとされた標識は、一辺が0.3m以上の大きさで、二酸化炭素が人体に危害を及ぼすおそれがあること等を表示するものである。
正解:○(正しい)
解説:正しい。標識は一辺0.3m以上とし、二酸化炭素が人体に危害を及ぼすおそれがあること、及び消火剤が放射された場合は当該場所に立ち入ってはならないことを表示する。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問4.令和4年改正で追加された二酸化炭素消火設備の標識は、受信機を設置する防災センター内の壁面のみに設ければよいとされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。標識は、二酸化炭素の貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所に設ける。防災センター内の壁面のみでよいわけではなく、人が誤って立ち入ることを防ぐ趣旨から貯蔵容器の場所と防護区画の出入口等に設ける必要がある。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問5.令和4年改正で追加された二酸化炭素消火設備の標識を設けるべき場所として、施行規則が定めているのはどれか。
- ア.二酸化炭素の貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所
- イ.消火ポンプを設置する機械室の入口のみ
- ウ.受信機を設置する防災センター内の壁面のみ
- エ.建築物の屋上の避雷設備の付近
正解:ア.二酸化炭素の貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所
解説:標識は、二酸化炭素の貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所に設ける。人が誤って立ち入ることを防ぐ人命保護の趣旨による。屋上や機械室、防災センター内の壁面のみに設けるものではない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問6.令和4年改正により、二酸化炭素消火設備では防護区画の出入口等の見やすい箇所に、消火剤が放出された旨を表示する表示灯を設けることとされた。
正解:○(正しい)
解説:正しい。放出された旨を知らせる表示灯を防護区画の出入口等に設け、放射中の区画への進入を防止する。閉止弁・標識とあわせた令和4年の保安強化措置である。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問7.令和4年の二酸化炭素消火設備の保安強化改正が行われた主たる背景として、最も適切なものはどれか。
- ア.二酸化炭素の地球温暖化係数が高いことが判明したため
- イ.二酸化炭素の誤放出による死亡事故が相次いだため
- ウ.オゾン層破壊物質としての規制が国際条約で強化されたため
- エ.消火剤の価格高騰により低圧式への転換が進んだため
正解:イ.二酸化炭素の誤放出による死亡事故が相次いだため
解説:工事・整備時などにおける二酸化炭素の誤放出により、作業者らが酸欠等で死亡する事故が相次いだことを受け、人命保護の観点から閉止弁・標識・表示灯等の保安対策が強化された。オゾン層破壊はハロゲン化物(ハロン)の論点であり、二酸化炭素改正の背景ではない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問8.令和4年改正で義務化された二酸化炭素消火設備の閉止弁は、消防庁長官が定める基準に適合するものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:正しい。閉止弁は消防庁長官が定める基準に適合するものを設ける必要がある。任意の弁でよいわけではなく、性能基準への適合が求められる。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問9.令和4年改正で二酸化炭素消火設備の標識に表示すべき事項として、施行規則が明記している内容はどれか。
- ア.消火剤の充てん比及び貯蔵容器の耐圧試験圧力
- イ.設備の設置年月日及び次回点検予定日
- ウ.二酸化炭素が人体に危害を及ぼすおそれがあること、及び放射された場合は立ち入ってはならないこと
- エ.防護区画の面積及び噴射ヘッドの本数
正解:ウ.二酸化炭素が人体に危害を及ぼすおそれがあること、及び放射された場合は立ち入ってはならないこと
解説:標識には、二酸化炭素が人体に危害を及ぼすおそれがあること、及び消火剤が放射された場合は当該場所に立ち入ってはならないことを表示する。充てん比・面積・点検日などは標識の表示事項として規定されていない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問10.令和4年改正で設ける閉止弁は、防護区画の内部に露出させて設置しなければならないと施行規則で定められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。閉止弁を設ける位置は、配管のうち貯蔵容器と選択弁の間、又は操作管(起動用ガス容器と貯蔵容器の間)である。防護区画の内部に露出設置すべきという規定ではない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問11.令和4年改正で二酸化炭素消火設備に設ける表示灯の役割として、最も適切なものはどれか。
- ア.貯蔵容器の圧力低下を管理者に知らせる
- イ.遅延装置の作動残り時間を秒単位で表示する
- ウ.非常電源への切替えが完了したことを表示する
- エ.消火剤が放出された旨を表示し、放射された区画への進入を防止する
正解:エ.消火剤が放出された旨を表示し、放射された区画への進入を防止する
解説:表示灯は消火剤が放出された旨を防護区画の出入口等で表示し、放射された区画へ人が進入して被災することを防ぐためのものである。圧力管理・電源切替・遅延残時間の表示を目的とする装置ではない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問12.令和4年改正の二酸化炭素消火設備における標識の大きさは、一辺0.3m以上とされている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。標識は一辺0.3m以上の大きさとし、貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所に設ける。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問13.令和4年改正の二酸化炭素消火設備における標識の大きさは、一辺0.1m以上あれば足りるとされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。標識の大きさは一辺0.3m以上とされており、一辺0.1m以上では足りない。見やすさを確保して立入を防ぐ趣旨から一定以上の大きさが求められる。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問14.令和4年改正で二酸化炭素消火設備の標識に「消火剤が放射された場合は当該場所に立ち入ってはならないこと」を表示する趣旨として、最も適切なものはどれか。
- ア.放射された二酸化炭素による酸欠等から人命を保護するため
- イ.消火剤の再充てんまでの期間を明示するため
- ウ.防護区画の防火性能を維持するため
- エ.二酸化炭素の放射による設備の損傷を防ぐため
正解:ア.放射された二酸化炭素による酸欠等から人命を保護するため
解説:放射された二酸化炭素は区画内の酸素濃度を低下させ、人体に酸欠等の重大な危害を及ぼす。立入禁止の表示は人命保護を目的とするものである。設備損傷の防止や再充てん期間の明示、防火性能の維持が趣旨ではない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問15.二酸化炭素消火設備の高圧式における充てん比は、1.5以上1.9以下とされている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。高圧式二酸化炭素消火設備の貯蔵容器の充てん比は1.5以上1.9以下である。根拠:施行規則19条。
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問16.二酸化炭素消火設備の低圧式における貯蔵温度として、施行規則が定めているのはどれか。
- ア.零下10度以下
- イ.零下18度以下
- ウ.零下30度以下
- エ.零度以下
正解:イ.零下18度以下
解説:低圧式は二酸化炭素を零下18度以下の温度で容器に貯蔵する方式である。冷凍機で低温を維持し、高圧式より低い圧力で貯蔵する。根拠:施行規則19条。
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問17.全域放出方式の不活性ガス消火設備において、放出前に人が退避するための時間を確保する遅延装置は、20秒以上の遅延時間を確保するものとされている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。全域放出方式では、放出前に音響警報装置と20秒以上の遅延装置により在室者の退避時間を確保する。根拠:施行規則19条等。
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問18.二酸化炭素消火設備の選択弁を設けることとされている場合として、最も適切なものはどれか。
- ア.防護区画が1つのみで、貯蔵容器も1本の場合
- イ.移動式のみを設置する場合
- ウ.1の防火対象物又はその部分に防護区画又は防護対象物が2以上存する場合
- エ.低圧式を採用した場合に限る
正解:ウ.1の防火対象物又はその部分に防護区画又は防護対象物が2以上存する場合
解説:選択弁は、1の防火対象物又はその部分に防護区画又は防護対象物が2以上存する場合等に、放出先の区画を選択するために設ける。防護区画が1つだけなら選択弁は不要であり、移動式や低圧式の採否とは直接関係しない。根拠:施行規則19条。
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問19.局所放出方式の不活性ガス消火設備では、防護区画全体を不燃材料で区画し、開口部に自動閉鎖装置を設けなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。区画を不燃材料で区画し開口部に自動閉鎖装置を設けるのは、防護区画全体にガスを放出する全域放出方式の要件である。局所放出方式は防護対象物に直接放射する方式で区画を前提としない。根拠:施行令16条。
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問20.不活性ガス消火設備の放出方式のうち、防護対象物に直接消火剤を放射する方式はどれか。
- ア.全域放出方式
- イ.予作動方式
- ウ.移動式
- エ.局所放出方式
正解:エ.局所放出方式
解説:局所放出方式は、区画全体ではなく防護対象物に直接消火剤を放射する方式である。全域放出方式は区画全体に放出し、移動式はホースを人が操作して放射する。予作動方式はスプリンクラー設備の用語であり不活性ガス消火設備の放出方式ではない。根拠:施行令16条。
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問21.移動式の不活性ガス消火設備は、煙が著しく充満するおそれのある場所以外の場所に設けることとされている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。移動式はホースを人が操作して消火するため、避難・操作が困難となる煙が著しく充満するおそれのある場所には設けない。根拠:施行令16条。
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問22.ハロゲン化物消火設備の全域放出方式・局所放出方式の噴射ヘッドの技術基準について、施行令が定めている取扱いはどれか。
- ア.不活性ガス消火設備(第16条)の例による
- イ.屋内消火栓設備の例による
- ウ.粉末消火設備の例による
- エ.泡消火設備の例による
正解:ア.不活性ガス消火設備(第16条)の例による
解説:ハロゲン化物消火設備の全域・局所放出方式の噴射ヘッドは、不活性ガス消火設備(施行令16条)の例による。粉末消火設備の噴射ヘッドも同様に16条の例による。根拠:施行令17条。
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問23.粉末消火設備の全域放出方式・局所放出方式の噴射ヘッドの技術基準は、不活性ガス消火設備(施行令16条)の例によることとされている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。粉末消火設備の全域・局所放出方式の噴射ヘッドは、施行令16条(不活性ガス消火設備)の例による。ハロゲン化物消火設備も同様である。根拠:施行令18条。
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問24.全域放出方式の不活性ガス消火設備において、防護区画への放出に先立ち在室者へ危険を知らせる装置として設けるものはどれか。
- ア.漏電火災警報器
- イ.音響警報装置
- ウ.住宅用防災警報器
- エ.ガス漏れ検知器
正解:イ.音響警報装置
解説:全域放出方式では、放出前に音響警報装置を作動させ、20秒以上の遅延装置とあわせて在室者の退避時間を確保する。漏電火災警報器・住宅用防災警報器・ガス漏れ検知器はいずれも別目的の機器である。根拠:施行規則19条等。
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問25.不活性ガス消火設備の消火原理は、酸素濃度を希釈・低下させる窒息作用が主体である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。不活性ガス消火設備(二酸化炭素・窒素等)は、放出により防護区画の酸素濃度を低下させる窒息作用を主体とし、一部冷却作用も伴う。根拠:established knowledge(消火原理)。
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問26.ハロゲン化物消火剤の主たる消火作用として、最も適切なものはどれか。
- ア.水の気化熱による冷却作用
- イ.泡による窒息作用
- ウ.燃焼の連鎖反応を止める抑制作用(負触媒作用)
- エ.酸素の供給遮断のみによる窒息作用
正解:ウ.燃焼の連鎖反応を止める抑制作用(負触媒作用)
解説:ハロゲン化物消火剤は、燃焼の連鎖反応を止める抑制作用(負触媒作用)を主体とする。冷却主体は水系、窒息主体は不活性ガスや泡である。根拠:established knowledge(消火原理)。
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問27.粉末消火剤のうち第1種は炭酸水素ナトリウムを主成分とし、A火災(普通火災)にも有効なABC火災対応の汎用消火剤である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ABC火災に対応し普通火災(A火災)にも有効な汎用消火剤は、リン酸アンモニウムを主成分とする第3種である。第1種(炭酸水素ナトリウム、白色)はBC火災用である。根拠:established knowledge(粉末消火剤の種別)。
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問28.粉末消火剤の第1種の主成分と着色の組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.炭酸水素カリウムと尿素・灰色
- イ.炭酸水素カリウム・紫色
- ウ.リン酸アンモニウム・淡紅色
- エ.炭酸水素ナトリウム・白色
正解:エ.炭酸水素ナトリウム・白色
解説:第1種粉末は炭酸水素ナトリウムを主成分とし、白色でBC火災に有効である。紫色は第2種(炭酸水素カリウム)、淡紅色は第3種(リン酸アンモニウム)、灰色は第4種(炭酸水素カリウムと尿素)である。根拠:established knowledge(粉末消火剤の種別)。
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問29.粉末消火剤の第2種は炭酸水素ナトリウムを主成分とし、白色に着色されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第2種粉末は炭酸水素カリウムを主成分とし、紫色(淡紫)に着色される。炭酸水素ナトリウム・白色は第1種の特徴である。根拠:established knowledge(粉末消火剤の種別)。
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問30.粉末消火剤の第4種の主成分の組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.炭酸水素カリウムと尿素
- イ.リン酸アンモニウムと尿素
- ウ.炭酸水素ナトリウムと尿素
- エ.炭酸水素ナトリウムとリン酸アンモニウム
正解:ア.炭酸水素カリウムと尿素
解説:第4種粉末は炭酸水素カリウムと尿素の反応生成物を主成分とし、灰色でBC火災に有効である。リン酸アンモニウムは第3種の主成分である。根拠:established knowledge(粉末消火剤の種別)。
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問31.二酸化炭素は放出後に水損を生じやすいため、電気室・通信機器室などの水損を嫌う場所の消火には適さない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。二酸化炭素は放出後に残渣を残さず水損を生じないため、電気室・通信機器室・ボイラー室・駐車場など水損を嫌う場所の消火に適する。根拠:established knowledge(不活性ガス消火剤)。
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問32.不活性ガス消火剤の種別として、窒素とアルゴンを主成分とするものはどれか。
- ア.二酸化炭素(CO2)
- イ.IG-55(窒素+アルゴン)
- ウ.IG-100(窒素)
- エ.ハロン1301
正解:イ.IG-55(窒素+アルゴン)
解説:IG-55は窒素とアルゴンを主成分とする不活性ガス消火剤である。IG-100は窒素単体、CO2は二酸化炭素、ハロン1301はハロゲン化物であり不活性ガスではない。根拠:established knowledge(不活性ガス消火剤)。
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問33.常時人がいる場所に設ける不活性ガス消火設備の起動方式は、誤放出防止のため原則として自動起動方式とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。常時人がいる場所では、誤放出による人的被害を避けるため原則として手動起動方式とする。無人となる場所等で自動起動と手動起動を切り替えて用いる。根拠:established knowledge(起動方式)。
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問34.高圧式二酸化炭素消火設備の貯蔵に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア.二酸化炭素を零下18度以下に冷却して貯蔵する
- イ.窒素で加圧しながら大気圧で貯蔵する
- ウ.常温で貯蔵し、充てん比は1.5以上1.9以下とする
- エ.冷凍機で常時温度を維持しながら貯蔵する
正解:ウ.常温で貯蔵し、充てん比は1.5以上1.9以下とする
解説:高圧式は二酸化炭素を常温で貯蔵し、貯蔵容器の充てん比は1.5以上1.9以下とする。零下18度以下に冷却して貯蔵し冷凍機で温度維持するのは低圧式の特徴である。根拠:施行規則19条。
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問35.ハロン1301等のハロゲン化物消火剤は、海洋汚染を防ぐロンドン条約により生産が全廃された。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ハロン1301等はオゾン層破壊物質であり、モントリオール議定書により生産が全廃された。ロンドン条約は海洋への廃棄物投棄を規制する別の条約である。根拠:established knowledge(ハロゲン化物)。
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問36.全域放出方式の不活性ガス消火設備で、防護区画の開口部に自動閉鎖装置を設ける主たる目的はどれか。
- ア.放出後の換気を自動化するため
- イ.区画内の温度上昇を検知するため
- ウ.音響警報装置の音量を高めるため
- エ.放出した消火剤が開口部から流出するのを防ぎ消火濃度を保持するため
正解:エ.放出した消火剤が開口部から流出するのを防ぎ消火濃度を保持するため
解説:自動閉鎖装置は、放出した消火剤が開口部から流出して消火に必要な濃度が低下するのを防ぎ、区画内の消火濃度を保持するために設ける。換気促進や温度検知、警報音量とは無関係である。根拠:施行令16条。
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問37.粉末消火剤の消火作用の説明として、最も適切なものはどれか。
- ア.抑制作用(負触媒作用)と窒息作用による
- イ.冷却作用のみによる
- ウ.泡による窒息作用のみによる
- エ.酸素の付加による酸化促進による
正解:ア.抑制作用(負触媒作用)と窒息作用による
解説:粉末消火剤は、燃焼の連鎖反応を止める抑制作用(負触媒作用)に加え、分解生成物による窒息作用も伴う。冷却主体は水系であり、酸化促進は消火作用ではない。根拠:established knowledge(消火原理)。
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問38.甲種第3類の消防設備士は、不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備の工事及び整備を行うことができる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。甲種第3類はガス系消火設備(不活性ガス・ハロゲン化物・粉末)の工事・整備・点検を行うことができる。乙種は工事を行うことができない。根拠:established knowledge(免状区分)。
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問39.IG-541を構成する成分の組合せとして、正しいものはどれか。
- ア.窒素のみ
- イ.窒素・アルゴン・二酸化炭素
- ウ.アルゴンと二酸化炭素のみ
- エ.窒素とアルゴンのみ
正解:イ.窒素・アルゴン・二酸化炭素
解説:IG-541は窒素・アルゴン・二酸化炭素を混合した不活性ガス消火剤である。窒素単体はIG-100、窒素とアルゴンの混合はIG-55である。根拠:established knowledge(不活性ガス消火剤)。
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問40.令和4年改正で二酸化炭素消火設備に閉止弁を義務付けた主目的は、工事・整備時等における消火剤の誤放出を防止し人命を保護することにある。
正解:○(正しい)
解説:正しい。閉止弁は配管の途中で消火剤の流れを遮断し、工事・整備時等の誤放出による死亡事故を防ぐ人命保護措置として義務化された。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問41.低圧式二酸化炭素消火設備の貯蔵温度を維持するために用いられるものとして、最も適切なものはどれか。
- ア.電気ヒーター
- イ.加圧用窒素ボンベ
- ウ.冷凍機
- エ.太陽光集熱器
正解:ウ.冷凍機
解説:低圧式は二酸化炭素を零下18度以下の低温で貯蔵するため、冷凍機で常時温度を維持する。ヒーターや集熱器は加熱側であり不適切で、加圧用窒素は温度維持のための装置ではない。根拠:施行規則19条、established knowledge。
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問42.二酸化炭素消火設備で複数の防護区画を1つの貯蔵容器群で共用する場合、区画ごとに選択弁を設けて放出先を選択する。
正解:○(正しい)
解説:正しい。複数の防護区画を共通の貯蔵容器群で防護する場合、区画ごとに選択弁を設け、起動用ガスで対象区画の選択弁と容器弁を開放して放出先を選択する。根拠:施行規則19条、established knowledge。
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問43.令和4年改正後の二酸化炭素消火設備に関する記述として、正しいものはどれか。
- ア.閉止弁・標識・表示灯の設置はいずれも任意である
- イ.標識は一辺0.1m以上あればよい
- ウ.表示灯は貯蔵容器室の内部のみに設ければよい
- エ.貯蔵容器と選択弁の間又は操作管に閉止弁を設け、標識・表示灯も設ける
正解:エ.貯蔵容器と選択弁の間又は操作管に閉止弁を設け、標識・表示灯も設ける
解説:令和4年改正では、貯蔵容器と選択弁の間又は操作管に閉止弁を設け、防護区画の出入口等に標識(一辺0.3m以上)及び放出された旨の表示灯を設けることとされた。これらは任意ではなく、標識は一辺0.3m以上を要し、表示灯は防護区画の出入口等に設ける。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。
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問44.全域放出方式の不活性ガス消火設備には非常電源を設ける必要はなく、常用電源のみで足りるとされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。全域放出方式の不活性ガス消火設備には、停電時にも確実に作動するよう非常電源を設ける必要がある。根拠:施行規則19条等。
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問45.令和4年改正で二酸化炭素消火設備の標識・表示灯を防護区画の出入口等に設ける最大の狙いとして、最も適切なものはどれか。
- ア.放射区画への人の進入を防ぎ、酸欠等の人的被害を防止すること
- イ.消火剤の充てん量を増やすこと
- ウ.防護区画の断熱性能を高めること
- エ.設備の維持管理コストを低減すること
正解:ア.放射区画への人の進入を防ぎ、酸欠等の人的被害を防止すること
解説:標識と表示灯を防護区画の出入口等に設ける狙いは、放出された旨を明示して放射区画への人の進入を防ぎ、酸欠等の人的被害を防止することにある。コスト低減・充てん量増加・断熱性能とは関係しない。根拠:施行規則19条(令和4年改正)。