色彩検定1級「測色・表色系(XYZ・CIELAB・マンセル)」の一問一答
📖 色彩検定1級「測色・表色系(XYZ・CIELAB・マンセル)」の全75問と解説(一覧)
色彩検定1級の測色・表色系(XYZ・CIELAB・マンセル)に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.CIE XYZ表色系における三刺激値X・Y・Zのうち、視感反射率(明るさ)に対応する値はどれか。
- ア.X
- イ.Z
- ウ.Y
- エ.X+Z
正解:ウ.Y
解説:Y値は等色関数ȳ(λ)が標準分光視感効率V(λ)に一致するよう定められており、明るさ(視感反射率・輝度に相当する明度情報)を表す。XとZは色味の情報を担う。
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問2.CIE XYZ表色系の等色関数として正しい組み合わせはどれか。
- ア.x̄・ȳ・z̄
- イ.r̄・ḡ・b̄
- ウ.L*・a*・b*
- エ.H・V・C
正解:ア.x̄・ȳ・z̄
解説:XYZ表色系では実在のRGB原刺激の負の値を避けるため仮想原刺激を用い、その等色関数をx̄(λ)・ȳ(λ)・z̄(λ)で表す。すべて正の値をとるよう定義されている。
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問3.xy色度図において、x・yの色度座標は三刺激値からどのように求められるか。x座標の式として正しいものはどれか。
- ア.x=X/Y
- イ.x=X/(Y+Z)
- ウ.x=(X-Y)/(X+Y+Z)
- エ.x=X/(X+Y+Z)
正解:エ.x=X/(X+Y+Z)
解説:色度座標はx=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)、z=Z/(X+Y+Z)で求められ、x+y+z=1が成り立つため2次元のxy平面で色を表せる。
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問4.xy色度図上で、色度座標x・y・zの和(x+y+z)はいくつになるか。
- ア.0
- イ.1
- ウ.100
- エ.X+Y+Z
正解:イ.1
解説:x=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)、z=Z/(X+Y+Z)であり、3つを足すと分子の和が分母に等しくなるため必ず1になる。よってzはx・yから決まる。
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問5.xy色度図の外周を描く、単色光(スペクトル)の色度点を連ねた曲線を何と呼ぶか。
- ア.純紫軌跡
- イ.黒体軌跡
- ウ.等色温度線
- エ.スペクトル軌跡
正解:エ.スペクトル軌跡
解説:可視スペクトルの各波長の単色光の色度点を結んだ曲線をスペクトル軌跡(スペクトル軌跡線)という。最も彩度の高い色が並び、色域の限界を示す。
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問6.xy色度図でスペクトル軌跡の両端(赤端と青紫端)を直線で結んだ部分を何と呼ぶか。
- ア.スペクトル軌跡
- イ.純紫軌跡
- ウ.白色軌跡
- エ.等彩度線
正解:イ.純紫軌跡
解説:可視スペクトルにない赤紫~紫の色は、長波長端(赤)と短波長端(青紫)を結ぶ直線上に位置する。この直線を純紫軌跡(純紫線)という。
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問7.xy色度図において、彩度が最も低い無彩色(白色点)が位置するのはおおよそどこか。
- ア.色度図の中央付近
- イ.スペクトル軌跡上
- ウ.純紫軌跡上
- エ.図の右下隅
正解:ア.色度図の中央付近
解説:白色点(無彩色点)は色度図のほぼ中央付近に位置し、ここから外周のスペクトル軌跡に近づくほど彩度が高くなる。標準光により白色点の位置は異なる。
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問8.xy色度図上で、ある色度点と白色点を結んだ直線をスペクトル軌跡まで延長して得られる波長を何と呼ぶか。
- ア.主波長
- イ.補色主波長
- ウ.中心波長
- エ.ピーク波長
正解:ア.主波長
解説:色度点と白色点を結び外周(スペクトル軌跡)と交わる点の波長を主波長(dominant wavelength)と呼び、その色の心理的な色相に対応する概念である。
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問9.CIE XYZ表色系は、色を混色の原理に基づいて数値化する。この体系の分類として正しいものはどれか。
- ア.混色系
- イ.顕色系
- ウ.感色系
- エ.減法系
正解:ア.混色系
解説:XYZ表色系は光(刺激)の混合量で色を表すため混色系に分類される。一方マンセルやNCSのように色票(見えの三属性)で表すものは顕色系である。
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問10.次のうち、混色系の表色系に分類されるものはどれか。
- ア.マンセル表色系
- イ.NCS
- ウ.PCCS
- エ.オストワルト表色系
正解:エ.オストワルト表色系
解説:CIE XYZ表色系やオストワルト表色系は混色の量で色を規定する混色系。マンセル・NCS・PCCSは色票の見えの属性で表す顕色系に分類される。
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問11.次のうち、顕色系の表色系に分類されるものはどれか。
- ア.CIE XYZ表色系
- イ.オストワルト表色系
- ウ.RGB表色系
- エ.マンセル表色系
正解:エ.マンセル表色系
解説:マンセル表色系は色票(実際の色の見え=色相・明度・彩度)に基づく顕色系。XYZやオストワルトは混色量で表す混色系である。
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問12.顕色系(マンセル等)と混色系(XYZ等)の違いの説明として最も適切なものはどれか。
- ア.顕色系は混合量、混色系は見えで表す
- イ.両者とも光の混合量で表す
- ウ.両者とも色票の見えで表す
- エ.顕色系は色票の見え、混色系は混合量で表す
正解:エ.顕色系は色票の見え、混色系は混合量で表す
解説:顕色系は色票の見え(色の三属性)を基準に体系化し、混色系は光や原刺激の混合量で色を定量化する。両者は色を捉える原理が異なる。
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問13.CIELAB(L*a*b*)表色系のL*が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相角
- ウ.彩度(クロマ)
- エ.色温度
正解:ア.明度
解説:L*は明度(lightness)を表し、0が黒、100が白に対応する。a*・b*は色味(色度)を表す座標で、L*とは独立して明るさを示す。
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問14.CIELAB表色系において、a*が正に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.緑
- イ.赤
- ウ.黄
- エ.青
正解:イ.赤
解説:a*軸は赤―緑方向を表し、正(+)側が赤、負(−)側が緑に対応する。a*が正に大きいほど赤みが強い色を意味する。
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問15.CIELAB表色系において、a*が負に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.赤
- イ.緑
- ウ.黄
- エ.青
正解:イ.緑
解説:a*軸は赤(+)―緑(−)方向を表す。a*が負に大きいほど緑みが強い色を表す。赤緑はa*、黄青はb*が担当する。
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問16.CIELAB表色系において、b*が正に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.黄
- イ.赤
- ウ.緑
- エ.青
正解:ア.黄
解説:b*軸は黄―青方向を表し、正(+)側が黄、負(−)側が青に対応する。b*が正に大きいほど黄みが強い色を表す。
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問17.CIELAB表色系において、b*が負に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.赤
- イ.青
- ウ.緑
- エ.黄
正解:イ.青
解説:b*軸は黄(+)―青(−)方向を表す。b*が負に大きいほど青みが強い色を表す。赤緑方向はa*が担当する。
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問18.CIELABのa*軸とb*軸が表す色味方向の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.a*=黄青/b*=赤緑
- イ.a*=赤緑/b*=黄青
- ウ.a*=明度/b*=彩度
- エ.a*=色相/b*=明度
正解:イ.a*=赤緑/b*=黄青
解説:a*軸は赤(+)―緑(−)、b*軸は黄(+)―青(−)を表す。L*が明度で、a*b*の平面が色味(色度)を表現する。
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問19.CIELAB表色系で、a*=0かつb*=0となる色はどのような色か。
- ア.最も鮮やかな赤
- イ.無彩色(グレー軸)
- ウ.最も鮮やかな青
- エ.黄緑色
正解:イ.無彩色(グレー軸)
解説:a*もb*も0は色味がない状態を意味し、無彩色(白~灰~黒)を表す。明度はL*の値で決まり、L*=100で白、L*=0で黒となる。
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問20.CIELAB表色系が「均等色空間」と呼ばれる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色度図が円形だから
- イ.明度のみで色を表すから
- ウ.幾何的距離と知覚的色差が対応するよう設計されているから
- エ.波長と座標が比例するから
正解:ウ.幾何的距離と知覚的色差が対応するよう設計されているから
解説:CIELABは空間内の幾何的距離が人間が感じる色の差(知覚色差)にできるだけ対応するよう設計された均等色空間で、これにより色差を距離で評価できる。
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問21.CIELABを円筒座標で表現したCIELCh表色系の3つの値の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.L*・C*・h°
- イ.X・Y・Z
- ウ.H・V・C
- エ.x・y・Y
正解:ア.L*・C*・h°
解説:CIELChはL*(明度)、C*(クロマ=彩度)、h°(色相角)で表す。a*b*の直交座標を極座標に変換したもので、色相・彩度を直感的に扱える。
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問22.CIELCh表色系における「C*」が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相角
- ウ.白色度
- エ.クロマ(彩度)
正解:エ.クロマ(彩度)
解説:C*はクロマ(彩度に相当)で、a*b*平面上の原点(無彩色軸)からの距離 C*=√(a*²+b*²) で求められる。値が大きいほど鮮やかになる。
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問23.CIELCh表色系における「h°」が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相角
- ウ.彩度
- エ.色温度
正解:イ.色相角
解説:h°は色相角(hue angle)で、a*b*平面における角度として表される。0°付近が赤、90°付近が黄、180°付近が緑、270°付近が青に対応する。
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問24.CIELChのクロマC*は、a*とb*からどのように求められるか。
- ア.C*=a*+b*
- イ.C*=a*×b*
- ウ.C*=|a*−b*|
- エ.C*=√(a*²+b*²)
正解:エ.C*=√(a*²+b*²)
解説:クロマC*はa*b*平面の原点からの距離で、C*=√(a*²+b*²)で計算する。無彩色軸からの離れ具合が彩度の大きさを表す。
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問25.CIELChの色相角h°について、a*が正でb*が0付近のとき(およそh°=0°)に対応する色はどれか。
- ア.黄
- イ.緑
- ウ.青
- エ.赤
正解:エ.赤
解説:h°=0°付近はa*が正・b*≈0の方向で、赤に対応する。約90°が黄、約180°が緑、約270°が青となり、角度が色相を表す。
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問26.CIELChの色相角h°が約180°付近のとき、対応する色はどれか。
- ア.緑
- イ.赤
- ウ.黄
- エ.青
正解:ア.緑
解説:h°は0°が赤、90°が黄、180°が緑、270°が青に対応する。180°付近はa*が負・b*≈0方向で緑を表す。
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問27.CIELAB空間における2つの色の色差ΔE*ab(ΔE*)は、どのように定義されるか。
- ア.√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²)
- イ.ΔL*+Δa*+Δb*
- ウ.|ΔL*|×|Δa*|×|Δb*|
- エ.√(Δa*²+Δb*²)のみ
正解:ア.√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²)
解説:ΔE*ab=√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²)で、2色のL*a*b*座標間のユークリッド距離として定義される。値が大きいほど色の違いが大きい。
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問28.CIELABの色差ΔE*abが「ユークリッド距離」で表せるのは、CIELABがどのような色空間だからか。
- ア.円筒座標だから
- イ.混色系だから
- ウ.明度のみで構成されるから
- エ.均等色空間に近い設計だから
正解:エ.均等色空間に近い設計だから
解説:CIELABは知覚的に均等な(均等色空間に近い)設計であるため、空間内の直線距離(ユークリッド距離)で色差を近似的に評価できる。
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問29.色差ΔE*abの値が大きいことは、2つの色について何を意味するか。
- ア.色が似ている
- イ.明度が等しい
- ウ.色相が同じ
- エ.色の違いが大きい
正解:エ.色の違いが大きい
解説:ΔE*abは2色のL*a*b*座標間の距離で、値が大きいほど人が感じる色の違い(色の隔たり)が大きいことを意味する。
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問30.色差を求める式 ΔE*ab=√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²) で、ΔL*が表すものはどれか。
- ア.2色の色相の差
- イ.2色の彩度の差
- ウ.2色の波長の差
- エ.2色の明度の差
正解:エ.2色の明度の差
解説:ΔL*は2色の明度L*の差を表す。Δa*はa*の差(赤緑方向)、Δb*はb*の差(黄青方向)で、これらの二乗和の平方根が総合的な色差ΔE*abとなる。
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問31.マンセル表色系で色を表記する際の三属性HV/Cの順序として正しいものはどれか。
- ア.明度V・色相H・彩度C
- イ.色相H・明度V・彩度C
- ウ.彩度C・色相H・明度V
- エ.色相H・彩度C・明度V
正解:イ.色相H・明度V・彩度C
解説:マンセル表色系はH(Hue:色相)、V(Value:明度)、C(Chroma:彩度)の三属性で表し、表記はHV/C(例:5R 4/14)の形式をとる。
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問32.マンセル表色系の「H」が表す属性はどれか。
- ア.明度
- イ.色相
- ウ.彩度
- エ.光沢
正解:イ.色相
解説:Hはヒュー(Hue=色相)を表す。マンセルでは色相を環状に配置し、基本5色相(R・Y・G・B・P)と中間5色相の計10色相を基準とする。
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問33.マンセル表色系の「V」が表す属性はどれか。
- ア.色相
- イ.彩度
- ウ.色温度
- エ.明度
正解:エ.明度
解説:Vはバリュー(Value=明度)を表し、理想的な黒を0、理想的な白を10とする尺度で表される。数値が大きいほど明るい。
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問34.マンセル表色系の「C」が表す属性はどれか。
- ア.色相
- イ.明度
- ウ.彩度
- エ.明度差
正解:ウ.彩度
解説:Cはクロマ(Chroma=彩度)を表す。無彩色を0とし、外側へ向かうほど数値が大きく鮮やかになる。彩度の上限は色相・明度により異なる。
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問35.マンセル表色系の明度(Value)の尺度について、正しい記述はどれか。
- ア.黒0・白10の尺度
- イ.黒10・白0の尺度
- ウ.黒1・白100の尺度
- エ.黒−128・白127の尺度
正解:ア.黒0・白10の尺度
解説:マンセル明度は理想的な黒を0、理想的な白を10とし、その間を知覚的にほぼ等間隔となるよう段階づけた尺度である。
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問36.マンセル表色系で無彩色(ニュートラル)を表す記号はどれか。
- ア.N
- イ.W
- ウ.K
- エ.Z
正解:ア.N
解説:無彩色はNeutralの頭文字Nで表し、N+明度(例:N5)の形式で記す。彩度Cは0で色相は持たない。
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問37.マンセル色立体において、彩度(Chroma)は色立体のどの方向に対応するか。
- ア.上下方向(垂直軸)
- イ.円周に沿った方向
- ウ.中心から外周への水平方向
- エ.立体の対角方向
正解:ウ.中心から外周への水平方向
解説:マンセル色立体では中心の無彩色軸(明度軸)から外側へ向かう水平方向が彩度に対応する。中心ほど無彩色、外側ほど高彩度となる。
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問38.マンセル色立体において、明度(Value)は色立体のどの方向に対応するか。
- ア.中心から外周への方向
- イ.円周に沿った方向
- ウ.上下方向(垂直軸)
- エ.斜め45度方向
正解:ウ.上下方向(垂直軸)
解説:マンセル色立体では中心の無彩色軸(垂直方向)の上下が明度に対応し、下が黒、上が白となる。水平方向が彩度、円周方向が色相である。
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問39.マンセル色立体において、色相(Hue)は色立体のどの方向に対応するか。
- ア.円周方向(回転)
- イ.上下方向
- ウ.中心からの距離
- エ.立体の高さの2乗
正解:ア.円周方向(回転)
解説:マンセル色立体では円周(水平面の回転方向)に沿って色相が配置される。垂直軸が明度、中心からの距離が彩度を表す。
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問40.マンセル表色系の基本5色相として正しい組み合わせはどれか。
- ア.R・O・Y・G・B
- イ.R・Y・G・B・P
- ウ.C・M・Y・K・W
- エ.赤・橙・黄・緑・青
正解:イ.R・Y・G・B・P
解説:マンセルの基本5色相はR(赤)・Y(黄)・G(緑)・B(青)・P(紫)で、これに中間のYR・GY・BG・PB・RPを加えた10色相を基準とする。
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問41.マンセル表記「5R 4/14」のうち、「14」が表すものはどれか。
- ア.色相
- イ.明度
- ウ.彩度
- エ.明度と彩度の和
正解:ウ.彩度
解説:HV/C表記では/(スラッシュ)の後がクロマ(彩度)。5R 4/14は色相5R・明度4・彩度14を意味し、14は鮮やかさの度合いを示す。
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問42.マンセル表記「5R 4/14」のうち、「4」が表すものはどれか。
- ア.色相番号
- イ.彩度
- ウ.色温度
- エ.明度
正解:エ.明度
解説:HV/C表記でスラッシュの前の数値が明度(Value)。5R 4/14は明度4を意味し、黒0~白10の尺度上での明るさを示す。
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問43.マンセル彩度(Chroma)の最大値が色相や明度によって異なる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色相ごと明度ごとに到達可能な最高彩度が異なるから
- イ.明度軸が傾いているから
- ウ.色相が無限にあるから
- エ.彩度に上限がないから
正解:ア.色相ごと明度ごとに到達可能な最高彩度が異なるから
解説:実在する色材で表現できる最高彩度は色相・明度ごとに異なるため、マンセル色立体は球形ではなく凹凸のある不規則な立体(いびつな形)になる。彩度の上限が一定でない。
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問44.マンセル色立体の形が、各色相・明度で彩度の上限が異なるため、規則的な球体にならず不規則な立体になることを何と表現するか。
- ア.完全な球体になる
- イ.正立方体になる
- ウ.円錐になる
- エ.いびつな(不規則な)立体になる
正解:エ.いびつな(不規則な)立体になる
解説:マンセル色立体は色相・明度ごとに最高彩度が異なるため、いびつな(凹凸のある不規則な)立体形状になる。これは実在色材の彩度限界を反映している。
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問45.マンセル表色系とCIE XYZ表色系の関係についての説明として正しいものはどれか。
- ア.両者は全く対応づけられない
- イ.変換表等により相互に対応づけられている
- ウ.マンセルは波長と直接一致する
- エ.XYZにはマンセルの色相がない
正解:イ.変換表等により相互に対応づけられている
解説:マンセル値(HV/C)と三刺激値XYZ(xy色度・Y)は変換表や換算式により相互に対応づけられている。顕色系と混色系を結びつける関係が整備されている。
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問46.マンセル表色系が日本でJIS規格として採用される際の名称として正しいものはどれか。
- ア.JIS規格には存在しない
- イ.オストワルト規格
- ウ.JIS Z 8721(三属性による色の表示)
- エ.NCS規格
正解:ウ.JIS Z 8721(三属性による色の表示)
解説:日本ではマンセル表色系がJIS Z 8721(三属性による色の表示方法)として採用されており、HV/C表記による色の標準的な表示方法を規定している。
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問47.オストワルト表色系で、色を構成する3要素として正しい組み合わせはどれか。
- ア.色相・明度・彩度
- イ.L*・a*・b*
- ウ.純色量・白色量・黒色量
- エ.赤・緑・青の量
正解:ウ.純色量・白色量・黒色量
解説:オストワルト表色系は純色量・白色量・黒色量の3要素の混合比で色を表し、3つの和を一定(100%)とする混色系である。マンセルとは構成原理が異なる。
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問48.オストワルト表色系において、純色量・白色量・黒色量の3つの量の和はどうなるよう定められているか。
- ア.色相ごとに変わる
- イ.常に一定(100%)
- ウ.明度に比例する
- エ.和は0になる
正解:イ.常に一定(100%)
解説:オストワルト表色系では純色量+白色量+黒色量=100%(一定)となるよう定められ、混合比で色を表現する。これが混色系としての特徴である。
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問49.オストワルト表色系は色をどのような原理で表すか。表色系の分類として正しいものはどれか。
- ア.顕色系
- イ.感色系
- ウ.混色系
- エ.減法系
正解:ウ.混色系
解説:オストワルト表色系は純色・白・黒の量の混合比で色を規定する混色系に分類される。マンセルやNCSのような色票の見えに基づく顕色系とは異なる。
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問50.PCCS(日本色研配色体系)で用いられる、色相と色調(トーン)による色の体系について、トーンが組み合わせる2つの属性はどれか。
- ア.色相と色温度
- イ.色相と波長
- ウ.白色量と黒色量
- エ.明度と彩度を複合した概念
正解:エ.明度と彩度を複合した概念
解説:PCCSのトーン(色調)は明度と彩度を複合した概念で、色相とトーンの2軸で色を体系化する。これにより配色が扱いやすくなっている。
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問51.PCCSにおいて、明度と彩度を複合的にまとめた色の調子を表す概念を何と呼ぶか。
- ア.ヒュー
- イ.トーン(色調)
- ウ.クロマ
- エ.バリュー
正解:イ.トーン(色調)
解説:PCCSでは明度と彩度を複合した概念を「トーン(色調)」と呼び、色相とトーンの組み合わせで色を整理する。配色教育やイメージ表現に適している。
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問52.PCCSの色相環は、心理四原色(赤・黄・緑・青)を基礎に何色相で構成されているか。
- ア.10色相
- イ.20色相
- ウ.24色相
- エ.100色相
正解:ウ.24色相
解説:PCCSの色相環は心理四原色を基礎に等間隔感を重視して構成され、24色相からなる。色相番号1~24で表される。
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問53.PCCSにおける色の三属性のうち「色相」を表す記号や呼称として用いられるものはどれか。
- ア.ヒュー(Hue)
- イ.バリュー(Value)
- ウ.クロマ(Chroma)
- エ.トーン
正解:ア.ヒュー(Hue)
解説:PCCSでは色相をHue(ヒュー)と呼び、24色相を色相番号で表す。明度はLightness、彩度はSaturationの語で扱われる。
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問54.色を「見えの三属性」で体系化する顕色系の代表例として、マンセル以外に挙げられる体系はどれか。
- ア.CIE XYZ
- イ.オストワルト
- ウ.RGB表色系
- エ.NCS
正解:エ.NCS
解説:NCS(ナチュラル・カラー・システム)は人の知覚に基づく顕色系で、白・黒・赤・黄・緑・青の6基本色を基準に色を記述する。混色系のXYZとは原理が異なる。
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問55.「均等色空間」という概念が目指している性質として、最も適切なものはどれか。
- ア.波長と座標が比例すること
- イ.明度のみで色を区別できること
- ウ.空間内の距離が知覚色差に比例すること
- エ.彩度を無視できること
正解:ウ.空間内の距離が知覚色差に比例すること
解説:均等色空間は、色空間内で同じだけ離れていれば、どの位置でも人が感じる色の差(知覚色差)がほぼ等しくなることを目指す。CIELABはその代表である。
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問56.xy色度図の長所と短所について、短所として正しい指摘はどれか。
- ア.明るさを表せること
- イ.彩度を表せないこと
- ウ.図上の距離が知覚色差と一致しないこと
- エ.色相を表せないこと
正解:ウ.図上の距離が知覚色差と一致しないこと
解説:xy色度図は色度(色味)を平面で表せる利点があるが、図上の距離が知覚的な色差と一致しない(均等でない)という短所がある。これを改善する一つがCIELAB等である。
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問57.CIE XYZ表色系で、白色点を定める際に基準となるものとして適切なものはどれか。
- ア.CIE標準光(標準イルミナント)
- イ.観察者の年齢
- ウ.色票の枚数
- エ.彩度の上限
正解:ア.CIE標準光(標準イルミナント)
解説:白色点はCIE標準光(標準イルミナント。例:D65・D50・A・C等)によって定まる。光源が変われば色度図上の白色点の位置も変化する。
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問58.CIE XYZの三刺激値のうち、X・Zが主に担っている情報はどれか。
- ア.明るさの情報
- イ.色味(色度)の情報
- ウ.光沢の情報
- エ.テクスチャの情報
正解:イ.色味(色度)の情報
解説:Yが明るさ(視感反射率)を担うのに対し、XとZは主に色味(色度)の情報を担う。三刺激値全体で色を一意に表す。
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問59.CIELAB表色系で、L*が100に近づくほど、また0に近づくほど、それぞれどのような明度になるか。
- ア.L*=100が黒、L*=0が白
- イ.L*=100が赤、L*=0が緑
- ウ.L*=100が白、L*=0が黒
- エ.L*はどちらも灰色
正解:ウ.L*=100が白、L*=0が黒
解説:L*は0が黒、100が白を表す明度指標で、値が大きいほど明るい。a*b*が0であればL*の値に応じた灰色~白黒の無彩色になる。
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問60.CIELChとCIELABの関係についての説明として正しいものはどれか。
- ア.全く別の色空間である
- イ.CIELChは明度を持たない
- ウ.CIELChは混色系である
- エ.CIELABの直交座標を極座標で表したものである
正解:エ.CIELABの直交座標を極座標で表したものである
解説:CIELChはCIELABのa*b*直交座標を極座標(C*とh°)に変換したもので、L*は共通。直交座標と円筒座標という同じ空間の異なる表現である。
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問61.色差ΔE*abにおいて、L*の差のみが大きくa*・b*の差が0の場合、2つの色はどのように異なるか。
- ア.色相だけが異なる
- イ.明度だけが異なる
- ウ.彩度だけが異なる
- エ.全く同じ色である
正解:イ.明度だけが異なる
解説:Δa*・Δb*が0でΔL*のみ大きい場合、色味(色相・彩度)は同じで明度だけが異なる。すなわち明るさの違いだけが生じている。
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問62.CIELChの色相角h°について、約90°付近に対応する色はどれか。
- ア.黄
- イ.赤
- ウ.緑
- エ.青
正解:ア.黄
解説:h°は0°が赤、90°が黄、180°が緑、270°が青に対応する。90°付近はb*が正・a*≈0方向で黄を表す。
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問63.CIELChの色相角h°について、約270°付近に対応する色はどれか。
- ア.青
- イ.赤
- ウ.黄
- エ.緑
正解:ア.青
解説:h°は0°が赤、90°が黄、180°が緑、270°が青に対応する。270°付近はb*が負・a*≈0方向で青を表す。
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問64.マンセル表色系で、ある色の彩度Cが0であるとき、その色はどのような色か。
- ア.最も鮮やかな有彩色
- イ.黄色
- ウ.純色
- エ.無彩色
正解:エ.無彩色
解説:彩度C=0は色味を持たない状態を意味し、無彩色(明度に応じた白~灰~黒)となる。Nに明度を添えて表記される。
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問65.マンセル表色系の特徴として、明度・彩度の各尺度が目指して設計されている性質はどれか。
- ア.波長に正比例
- イ.知覚的にほぼ等間隔(等歩度)
- ウ.光のエネルギーに正比例
- エ.彩度は対数尺度のみ
正解:イ.知覚的にほぼ等間隔(等歩度)
解説:マンセルは明度・彩度の各段階が知覚的にほぼ等間隔(等歩度)に感じられるよう設計されている。これにより視覚的に均等な色の体系を実現している。
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問66.CIE XYZ表色系における等色関数ȳ(λ)は、ある視覚特性と一致するよう定められている。その特性はどれか。
- ア.標準分光視感効率V(λ)
- イ.暗順応特性
- ウ.色相弁別特性
- エ.光沢知覚特性
正解:ア.標準分光視感効率V(λ)
解説:ȳ(λ)は明所視の標準分光視感効率V(λ)に一致するよう定義されている。これによりY値が明るさ(視感反射率)を表す根拠となっている。
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問67.x・y・Yの3つで色を表す「xyY表色系」において、Yが担う役割はどれか。
- ア.色相
- イ.彩度
- ウ.明るさ(視感反射率)
- エ.色温度
正解:ウ.明るさ(視感反射率)
解説:xyY表色系ではx・yが色度(色味)、Yが明るさ(視感反射率)を担う。XYZ三刺激値をxy色度と明るさYに分けて表現したものである。
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問68.CIELAB色空間で「鮮やかな赤」を表すおおよその座標として最も適切なものはどれか。
- ア.a*が大きな負・b*が大きな負
- イ.a*=0・b*=0
- ウ.a*が大きな正・b*はやや正
- エ.L*=0・a*=0・b*=0
正解:ウ.a*が大きな正・b*はやや正
解説:鮮やかな赤はa*が大きな正の値、b*はやや正、L*は中程度となる(例:a*>0が大)。a*が赤緑、b*が黄青を担うため、赤はa*正方向で表される。
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問69.CIELAB色空間で「鮮やかな青」を表すおおよその座標として最も適切なものはどれか。
- ア.b*が大きな正
- イ.a*が大きな正
- ウ.b*が大きな負
- エ.L*=100
正解:ウ.b*が大きな負
解説:鮮やかな青はb*が大きな負の値(青方向)、a*はやや負~0付近となる。b*軸が黄(+)青(−)を担うため、青はb*負方向で表される。
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問70.顕色系・混色系という分類において、CIELAB(L*a*b*)はどちらに位置づけられるか。
- ア.顕色系
- イ.減色系
- ウ.混色系(CIE系)
- エ.感色系
正解:ウ.混色系(CIE系)
解説:CIELABはXYZ三刺激値(混色系)から数式変換で導かれる均等色空間であり、混色系(CIE系)の体系に属する。色票の見えに基づく顕色系とは異なる。
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問71.マンセル表色系の表記「N5」が表す色はどれか。
- ア.色相5の赤
- イ.明度5の灰色(無彩色)
- ウ.彩度5の青
- エ.明度0の黒
正解:イ.明度5の灰色(無彩色)
解説:Nは無彩色(Neutral)を表し、続く数値は明度。N5は明度5の中間的な灰色(ミディアムグレー)を意味する。色相・彩度は持たない。
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問72.色差の概念を用いる目的として最も適切なものはどれか。
- ア.色の違いを数値で客観的に評価するため
- イ.波長を測定するため
- ウ.光沢を測定するため
- エ.明度のみを測るため
正解:ア.色の違いを数値で客観的に評価するため
解説:色差ΔE*abは2色の違いを数値で客観的に評価する指標で、品質管理(色の合否判定)や色の再現精度の管理などに用いられる。
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問73.CIE xy色度図上で、ある色度点が白色点に近いほど、その色はどのような傾向になるか。
- ア.彩度が高い
- イ.明度が0になる
- ウ.彩度が低い
- エ.色相が消える
正解:ウ.彩度が低い
解説:白色点に近いほど無彩色に近く彩度が低い。逆に外周のスペクトル軌跡に近づくほど彩度が高くなる。色相は白色点からの方向で示される。
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問74.CIELAB・CIELChを定めるCIEの目的として最も適切なものはどれか。
- ア.絵の具を製造するため
- イ.色を国際的に標準化して測定・伝達するため
- ウ.印刷インキを販売するため
- エ.照明器具を設計するためのみ
正解:イ.色を国際的に標準化して測定・伝達するため
解説:CIE(国際照明委員会)は色を測定・伝達するための国際的な標準体系を定めることを目的とし、XYZ・CIELAB・CIELch等の測色の基盤を整備している。
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問75.マンセル表色系・オストワルト表色系・CIE XYZ表色系を顕色系と混色系に分類した場合、混色系に属するものの組み合わせはどれか。
- ア.マンセルとオストワルト
- イ.マンセルとCIE XYZ
- ウ.CIE XYZとオストワルト
- エ.マンセルのみ
正解:ウ.CIE XYZとオストワルト
解説:混色系は混合量で色を表すCIE XYZとオストワルト。マンセルは色票の見え(三属性)に基づく顕色系である。よって混色系はXYZとオストワルト。