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色彩検定1級「色彩心理・UD・ファッション・インテリア・景観・産業の色彩」の出題ポイント解説

色彩検定1級は2次に実技・記述があり範囲も広大です。本ページは1次の用語・理論を中心に解説し、実技・色の識別は公式テキスト併用を推奨します。1級の応用分野では、色彩心理の応用・色のユニバーサルデザイン(UD)・ファッション・インテリア・景観・産業の色彩が幅広く問われます。各分野の専門用語と基本的な考え方を正確に押さえましょう。

※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず色彩検定協会(AFT) 公式情報でご確認ください。

色彩心理の応用

色は感情や行動に影響を与えます。1級では色の心理的効果を、デザインや空間づくりに応用する視点で押さえます。

効果内容
暖色・寒色赤・橙などの暖色は温かく感じられ、青などの寒色は冷たく感じられる
進出色・後退色暖色や明るい色は手前に飛び出して見え、寒色や暗い色は奥に引っ込んで見える
膨張色・収縮色明るい色・暖色は大きく見え、暗い色・寒色は小さく見える
興奮色・沈静色赤などの鮮やかな暖色は興奮を、青などの寒色は沈静をもたらす

色のユニバーサルデザイン(UD)と色覚の多様性

色の見え方には個人差(色覚の多様性)があります。誰にとっても情報が伝わるよう配慮した設計がカラーユニバーサルデザイン(CUD)です。1級では色覚のタイプ分けと配慮の方法が頻出です。

特徴
C型多くの人がもつ一般的な色覚
P型主に赤の感度に関わる色覚の特性。赤と緑などの区別がつきにくいことがある
D型主に緑の感度に関わる色覚の特性。赤と緑などの区別がつきにくいことがある
T型主に青の感度に関わる色覚の特性(まれ)

配慮の方法としては、色だけで情報を区別せず、明度差をつける・形や文字・パターンを併用する・紛らわしい配色(赤と緑など)を避ける、といった工夫があります。

ファッションの色彩

流行色は業界団体が事前に選定・提案します。1級では団体名と役割を押さえます。

用語・団体内容
JAFCA(日本流行色協会)日本で流行色(トレンドカラー)の調査・提案を行う団体
インターカラー(国際流行色委員会)各国が参加し、シーズンに先立って国際的な流行色を選定する組織
パーソナルカラー個人の肌・髪・瞳の色に調和し、その人を魅力的に見せる色。季節になぞらえた分類などがある

インテリアの色彩

インテリアでは、空間全体の配色を3つの役割に分けて考えます。面積比の考え方が頻出です。

カラー役割面積の目安
ベースカラー床・壁・天井など空間の基調となる色約70%
アソートカラー家具・カーテンなど主役を引き立てる色約25%
アクセントカラークッションや小物など空間を引き締める強調色約5%

一般に、天井を明るく床を暗めにすると落ち着いた安定した印象になり、照明の色(色温度)も空間の雰囲気を大きく左右します。

景観の色彩

まちなみの色彩は法律にもとづいて管理されます。1級では関連法と基本方針を押さえます。

産業・安全・福祉の色彩

安全や福祉の分野では、色の意味が規格で定められています。1級頻出のJIS安全色を押さえましょう。

主な意味(JIS安全色)
防火・禁止・停止・危険
黄赤(オレンジ)危険・航海/航空の保安施設
注意・警告
安全・避難・救護・進行
指示・誘導
赤紫放射能

福祉の色彩では、加齢にともなう見え方の変化(黄みがかって見える・コントラストが感じにくくなる等)に配慮し、明度差を十分にとる、青と黒など区別しにくい配色を避ける、といった工夫が求められます。

この章を覚えるコツ

用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。次は慣用色名・色名体系の章に進みましょう。

この章の理解を問題で確認しよう!
→ この章の一問一答75問に挑戦

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