色彩検定1級 全分野の一問一答
📖 色彩検定1級「全分野」の全450問と解説(一覧)
色彩検定1級の全分野に関する一問一答(全450問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.「同時対照の法則」を体系的に提唱し、近代色彩調和論の出発点とされる人物は誰か。
- ア.オストワルト
- イ.シュヴルール
- ウ.ジャッド
- エ.ムーン&スペンサー
正解:イ.シュヴルール
解説:シュヴルールはゴブラン織工場で隣り合う糸の色が互いに影響し合う現象を研究し、同時対照の法則を提唱した。近代調和論の先駆者である。
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問2.シュヴルールが研究の契機としたとされる仕事の現場として正しいものはどれか。
- ア.印刷工場の製版部門
- イ.ゴブラン織物工場の染色部門
- ウ.ガラス工場のステンドグラス部門
- エ.陶磁器工場の絵付け部門
正解:イ.ゴブラン織物工場の染色部門
解説:シュヴルールはゴブラン織物工場の染色部門で、黒い糸が周囲の色によって異なって見える苦情を調査し、同時対照の法則を見いだした。
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問3.シュヴルールの「同時対照の法則」が示す内容として最も適切なものはどれか。
- ア.隣接する色が互いに対照的に強調し合って見える
- イ.時間をおいて見ると色が薄れて見える
- ウ.暗い場所では色が黄みを帯びる
- エ.面積が大きいほど明るく見える
正解:ア.隣接する色が互いに対照的に強調し合って見える
解説:同時対照とは、隣接する2色が同時に見えるとき互いの色相・明度・彩度が対照的に強調し合って見える現象を指す。
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問4.シュヴルールが示した調和の分類のうち、互いに近い色相どうしを組み合わせる調和を何と呼ぶか。
- ア.対比の調和
- イ.隣接の調和
- ウ.支配の調和
- エ.面積の調和
正解:イ.隣接の調和
解説:シュヴルールは色相環で近接する色どうしの組み合わせを「隣接の調和(類似の調和)」とし、穏やかな統一感を生むとした。
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問5.シュヴルールの調和論で、全体に共通の色味(一枚のフィルターをかけたような状態)を与えることで統一する調和を何と呼ぶか。
- ア.隣接の調和
- イ.同時対照の調和
- ウ.支配(ドミナント)の調和
- エ.補色対比の調和
正解:ウ.支配(ドミナント)の調和
解説:支配(ドミナント)の調和は、配色全体に一つの共通した色味を覆いかぶせることで統一感を生む手法である。
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問6.シュヴルールの調和論において、色相環上で大きく離れた色どうしを組み合わせる調和を何と呼ぶか。
- ア.隣接の調和
- イ.対比の調和
- ウ.支配の調和
- エ.等純の調和
正解:イ.対比の調和
解説:対比の調和は、色相差の大きい色や補色関係の色を組み合わせ、互いを引き立て合うことで成立する調和である。
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問7.シュヴルールが配色に灰色や黒の枠を用いて色どうしの干渉を弱める手法は、現代の何という配色技法の源流とされるか。
- ア.セパレーション配色
- イ.グラデーション配色
- ウ.ドミナントカラー配色
- エ.トーンオントーン配色
正解:ア.セパレーション配色
解説:境界に無彩色などを挟んで色どうしの対照を和らげる手法は、現代のセパレーション配色の考え方の源流とされる。
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問8.「色彩調和の4原理」を提唱し、それまでの調和論を整理・統合したアメリカの色彩学者は誰か。
- ア.シュヴルール
- イ.ジャッド
- ウ.オストワルト
- エ.マンセル
正解:イ.ジャッド
解説:ジャッドは過去の多くの調和論を分析し、共通する考え方を秩序・なじみ・類似・明瞭の4原理にまとめた。
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問9.ジャッドの色彩調和の4原理に含まれないものはどれか。
- ア.美度の原理
- イ.秩序の原理
- ウ.なじみの原理
- エ.明瞭性の原理
正解:ア.美度の原理
解説:ジャッドの4原理は秩序・なじみ(親近性)・類似性(共通性)・明瞭性(非あいまい性)である。美度の原理は含まれない。
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問10.ジャッドの4原理のうち、色立体や色相環など一定の規則に従って選ばれた色は調和するとする原理はどれか。
- ア.秩序の原理
- イ.なじみの原理
- ウ.類似性の原理
- エ.明瞭性の原理
正解:ア.秩序の原理
解説:秩序の原理は、等間隔など何らかの規則的な秩序に基づいて選ばれた色の組み合わせは調和するという考え方である。
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問11.ジャッドの4原理のうち、自然界で見慣れた色の関係は調和するとする原理はどれか。
- ア.秩序の原理
- イ.明瞭性の原理
- ウ.類似性の原理
- エ.なじみ(親近性)の原理
正解:エ.なじみ(親近性)の原理
解説:なじみ(親近性)の原理は、日常的に見慣れた自然の色の組み合わせは違和感なく調和するという考え方である。
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問12.ジャッドの4原理のうち、色相・明度・彩度などに共通の性質をもつ色は調和するとする原理はどれか。
- ア.なじみの原理
- イ.類似性(共通性)の原理
- ウ.明瞭性の原理
- エ.秩序の原理
正解:イ.類似性(共通性)の原理
解説:類似性(共通性)の原理は、色の三属性のいずれかに共通点をもつ色どうしは調和するという考え方である。
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問13.ジャッドの4原理のうち、色の関係があいまいでなくはっきりしている配色は調和するとする原理はどれか。
- ア.なじみの原理
- イ.明瞭性(非あいまい性)の原理
- ウ.秩序の原理
- エ.類似性の原理
正解:イ.明瞭性(非あいまい性)の原理
解説:明瞭性(非あいまい性)の原理は、色どうしの差が明確で関係がはっきりしている配色は調和するという考え方である。
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問14.ジャッドの4原理のうち、配色が中途半端であいまいだと不調和になりやすいことを裏返しに示す原理はどれか。
- ア.秩序の原理
- イ.なじみの原理
- ウ.明瞭性(非あいまい性)の原理
- エ.類似性の原理
正解:ウ.明瞭性(非あいまい性)の原理
解説:明瞭性の原理(非あいまい性)は、色の差が小さすぎず明確であることが調和につながり、あいまいさは不調和を招くとする。
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問15.白・黒・純色の混合比によって色立体を構築し、それに基づく独自の調和論を展開したドイツの化学者は誰か。
- ア.シュヴルール
- イ.ジャッド
- ウ.オストワルト
- エ.ムーン&スペンサー
正解:ウ.オストワルト
解説:オストワルトは白・黒・純色の混合比による表色系を構築し、その規則性に基づく色彩調和論を提唱した。ノーベル化学賞受賞者でもある。
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問16.オストワルト表色系で、一つの色を構成する要素として正しい組み合わせはどれか。
- ア.赤量・緑量・青量
- イ.明度・彩度・色相
- ウ.シアン・マゼンタ・イエロー
- エ.白色量・黒色量・純色量
正解:エ.白色量・黒色量・純色量
解説:オストワルトの色は白色量(W)・黒色量(B)・純色量(C)の三者の混合比で表され、W+B+C=100となる。
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問17.オストワルト表色系で、同一色相の色を白・黒・純色の三角形に配置した図を何と呼ぶか。
- ア.等価値色環
- イ.等色相三角形
- ウ.色相環
- エ.色立体断面の正方形
正解:イ.等色相三角形
解説:等色相三角形は、頂点に白・黒・純色を置き、同一色相内のすべての色をその内部に位置づけた三角形である。
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問18.オストワルトの調和論で、等色相三角形の中で白色量と黒色量が等しい色をすべての色相について集めた環を何と呼ぶか。
- ア.等白系列
- イ.等黒系列
- ウ.等価値色環
- エ.等純系列
正解:ウ.等価値色環
解説:等価値色環は、白色量・黒色量が等しく見えの価値が等しい色を全色相にわたって環状に並べたもので、これらは調和するとされる。
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問19.オストワルトの調和論において、等色相三角形の中で白色量が等しい色を結んだ系列を何と呼ぶか。
- ア.等白系列
- イ.等黒系列
- ウ.等純系列
- エ.等価値系列
正解:ア.等白系列
解説:等白系列は、含まれる白色量が一定の色の系列であり、純色側から黒側へ向かう一群として調和するとされる。
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問20.オストワルトの調和論において、含まれる黒色量が等しい色を結んだ系列を何と呼ぶか。
- ア.等白系列
- イ.等純系列
- ウ.等価値色環
- エ.等黒系列
正解:エ.等黒系列
解説:等黒系列は、黒色量が一定の色の系列で、白側から純色側へ向かう一群を成し、これらは調和するとされる。
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問21.オストワルトの調和論において、純色量(含む純色の割合)が等しい色を結んだ系列を何と呼ぶか。
- ア.等白系列
- イ.等純系列
- ウ.等黒系列
- エ.等価値色環
正解:イ.等純系列
解説:等純系列は、純色量が一定の色の系列であり、等色相三角形上で純色頂点から平行に走る系列として調和するとされる。
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問22.オストワルトの調和論で「秩序ある色は調和する(Harmony is order)」という考え方が示す内容として最も適切なものはどれか。
- ア.規則的な秩序に従って選ばれた色は調和する
- イ.暖色だけを集めると調和する
- ウ.彩度が高いほど調和する
- エ.明度差が大きいほど調和する
正解:ア.規則的な秩序に従って選ばれた色は調和する
解説:オストワルトは表色系の規則的な秩序に沿って選ばれた色は調和すると考え、これは後にジャッドの秩序の原理にも通じる。
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問23.オストワルト表色系の色相環は、何色を基本(基準)として分割・構成されているか。
- ア.赤・緑・青の3色
- イ.黄・赤・青・緑の4色
- ウ.赤・黄・青の3色
- エ.シアン・マゼンタ・イエローの3色
正解:イ.黄・赤・青・緑の4色
解説:オストワルトの色相環はヘリングの反対色説に基づく黄・赤・青・緑の4原色(心理4原色)を基準に構成されている。
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問24.オストワルト表色系の色相環は全部で何分割されているか。
- ア.20色相
- イ.10色相
- ウ.24色相
- エ.40色相
正解:ウ.24色相
解説:オストワルトの色相環は、心理4原色を基にそれぞれを細分し、合計24色相に分割されている。
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問25.色彩調和論に「あいまいの領域」という概念を導入したのは、次のうち誰か(誰の理論か)。
- ア.ムーン&スペンサー
- イ.シュヴルール
- ウ.オストワルト
- エ.ジャッド
正解:ア.ムーン&スペンサー
解説:ムーン&スペンサーは、調和でも明確な対比でもない中途半端な関係を「あいまいの領域」と呼び、不調和になりやすいとした。
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問26.ムーン&スペンサーの色彩調和論で、調和する領域として挙げられていないものはどれか。
- ア.同一の領域
- イ.類似の領域
- ウ.あいまいの領域
- エ.対比の領域
正解:ウ.あいまいの領域
解説:調和の領域は同一・類似・対比の3つである。あいまいは調和ではなく不調和になりやすい領域として区別される。
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問27.ムーン&スペンサーの理論で、ほとんど同じ色どうしの調和を指す領域はどれか。
- ア.同一の領域
- イ.類似の領域
- ウ.対比の領域
- エ.第1あいまい域
正解:ア.同一の領域
解説:同一の領域は、ごく近い差しかないほぼ同じ色どうしの組み合わせで、安定した調和を生む領域である。
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問28.ムーン&スペンサーの理論で、ほどよく似た色どうしの調和を指す領域はどれか。
- ア.同一の領域
- イ.対比の領域
- ウ.類似の領域
- エ.第2あいまい域
正解:ウ.類似の領域
解説:類似の領域は、適度に共通性をもつ似た色どうしの組み合わせで、穏やかな調和を生む領域である。
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問29.ムーン&スペンサーの理論で、差が明確に大きい色どうしの調和を指す領域はどれか。
- ア.類似の領域
- イ.同一の領域
- ウ.第1あいまい域
- エ.対比の領域
正解:エ.対比の領域
解説:対比の領域は、はっきりと差のある色どうしの組み合わせで、明快で力強い調和を生む領域である。
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問30.ムーン&スペンサーの理論で、同一の領域と類似の領域の間に位置し、不調和になりやすい領域を何と呼ぶか。
- ア.第2あいまい域
- イ.対比の領域
- ウ.同一の領域
- エ.第1あいまい域
正解:エ.第1あいまい域
解説:第1あいまい域は、同一とも類似とも言い切れない中途半端な差の領域で、不調和になりやすいとされる。
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問31.ムーン&スペンサーの理論で、類似の領域と対比の領域の間に位置し、不調和になりやすい領域を何と呼ぶか。
- ア.第1あいまい域
- イ.第2あいまい域
- ウ.類似の領域
- エ.対比の領域
正解:イ.第2あいまい域
解説:第2あいまい域は、類似とも対比とも言い切れない中途半端な差の領域で、不調和になりやすいとされる。
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問32.ムーン&スペンサーが、調和の度合いを定量的に評価するために導入した指標を何と呼ぶか。
- ア.色差
- イ.彩度
- ウ.演色性
- エ.美度
正解:エ.美度
解説:美度(aesthetic measure)は、配色の美しさ・調和の度合いを数値で表すために導入された指標である。
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問33.ムーン&スペンサーの美度の式 M=O/C において、Mが表すものはどれか。
- ア.色相の数
- イ.明度差
- ウ.面積比
- エ.美度(美しさの度合い)
正解:エ.美度(美しさの度合い)
解説:Mは美度(measure)を表し、配色の美しさの度合いを示す。O(秩序)が大きくC(複雑さ)が小さいほど美度は高い。
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問34.ムーン&スペンサーの美度の式 M=O/C において、Oが表すものはどれか。
- ア.秩序の要素
- イ.複雑さの要素
- ウ.面積の要素
- エ.明度の要素
正解:ア.秩序の要素
解説:Oは秩序の要素(order)を表し、配色がもつ規則性・調和的な秩序の度合いを示す。
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問35.ムーン&スペンサーの美度の式 M=O/C において、Cが表すものはどれか。
- ア.秩序の要素
- イ.複雑さの要素
- ウ.色温度の要素
- エ.彩度の要素
正解:イ.複雑さの要素
解説:Cは複雑さの要素(complexity, コンプレキシティ)を表し、配色に用いた色数や関係の複雑さを示す。
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問36.ムーン&スペンサーの美度の式 M=O/C から導かれる、美度を高める配色の方向性として正しいものはどれか。
- ア.秩序を小さく複雑さを大きくする
- イ.秩序も複雑さも大きくする
- ウ.秩序を大きく複雑さを小さくする
- エ.秩序も複雑さも小さくする
正解:ウ.秩序を大きく複雑さを小さくする
解説:美度Mは O/C なので、秩序Oが大きく複雑さCが小さいほど高くなる。少ない色数で秩序ある配色が美度が高いとされる。
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問37.ムーン&スペンサーが色の関係を幾何学的に扱うために設定した、色を立体的に配置した空間を何と呼ぶか。
- ア.オメガ空間
- イ.色域空間
- ウ.等色相空間
- エ.アルファ空間
正解:ア.オメガ空間
解説:オメガ空間は、マンセル系を基にした均等な色空間で、色間の幾何学的な距離・角度から調和を扱うために設定された。
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問38.ムーン&スペンサーのオメガ空間が基礎としている表色系はどれか。
- ア.オストワルト表色系
- イ.XYZ表色系
- ウ.マンセル表色系
- エ.PCCS
正解:ウ.マンセル表色系
解説:オメガ空間はマンセル表色系を基に色相・明度・彩度を均等な尺度に変換した空間であり、色間の距離評価に用いられる。
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問39.ムーン&スペンサーの理論で、配色に無彩色や面積差を加えるとあいまいさが解消され調和に向かう、という考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.色数を増やすほど必ず調和する
- イ.彩度を上げれば必ず調和する
- ウ.あいまいさは解消できない
- エ.無彩色の介在や面積調整で関係を明確化できる
正解:エ.無彩色の介在や面積調整で関係を明確化できる
解説:あいまいな関係でも無彩色の介在や面積比の工夫により関係が明確化され、不調和を避け調和に近づけられるとされる。
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問40.PCCS(日本色研配色体系)で、明度と彩度を一つにまとめた色の調子を表す概念を何と呼ぶか。
- ア.トーン
- イ.色相
- ウ.純度
- エ.彩度のみ
正解:ア.トーン
解説:トーン(色調)は、明度と彩度を複合した色の調子の概念で、PCCSの配色技法の基礎となる。
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問41.PCCSで、同一トーンの中で色相だけを変化させて配色する技法を何と呼ぶか。
- ア.トーンオントーン配色
- イ.ドミナントカラー配色
- ウ.トーンイントーン配色
- エ.トーナル配色
正解:ウ.トーンイントーン配色
解説:トーンイントーン配色は、トーンをそろえたまま色相を変えることで、色相に変化をもたせつつ全体の調子を統一する技法である。
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問42.PCCSで、同一色相の中で明度差を大きくとり、トーンの差で配色する技法を何と呼ぶか。
- ア.トーンイントーン配色
- イ.トーナル配色
- ウ.カマイユ配色
- エ.トーンオントーン配色
正解:エ.トーンオントーン配色
解説:トーンオントーン配色は、色相をそろえトーン(主に明度)の差を大きくとることで、まとまりと変化を両立させる技法である。
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問43.PCCSで、中明度・中彩度の濁った(ダル)トーンを中心にまとめる、落ち着いた配色技法を何と呼ぶか。
- ア.ビビッド配色
- イ.トーンオントーン配色
- ウ.トーナル配色
- エ.ドミナントカラー配色
正解:ウ.トーナル配色
解説:トーナル配色は、ダルトーンを中心とした中明度・中彩度の濁色でまとめる、穏やかで落ち着いた印象の配色技法である。
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問44.配色全体を一つの色相で支配してまとまりを出すPCCSの技法を何と呼ぶか。
- ア.ドミナントカラー配色
- イ.ドミナントトーン配色
- ウ.トーナル配色
- エ.セパレーション配色
正解:ア.ドミナントカラー配色
解説:ドミナントカラー配色は、全体を一つの色相で支配することで統一感を生む技法で、シュヴルールの支配の調和に対応する。
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問45.配色全体を一つのトーンで支配してまとまりを出すPCCSの技法を何と呼ぶか。
- ア.ドミナントトーン配色
- イ.ドミナントカラー配色
- ウ.カマイユ配色
- エ.ビコロール配色
正解:ア.ドミナントトーン配色
解説:ドミナントトーン配色は、色相は変えながらもトーンを一つにそろえることで全体の調子を統一する技法である。
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問46.ごく近い色相・トーンの色を組み合わせ、ぼんやりと一色のように見える微妙な配色技法を何と呼ぶか。
- ア.カマイユ配色
- イ.フォカマイユ配色
- ウ.ビコロール配色
- エ.トリコロール配色
正解:ア.カマイユ配色
解説:カマイユ配色は、色相差・トーン差をごく小さくとり、ほとんど一色に見えるあいまいで繊細な配色技法である。
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問47.カマイユ配色よりわずかに色相・トーンの差を大きくした配色技法を何と呼ぶか。
- ア.カマイユ配色
- イ.トーナル配色
- ウ.トリコロール配色
- エ.フォカマイユ配色
正解:エ.フォカマイユ配色
解説:フォカマイユ配色は「偽のカマイユ」の意で、カマイユよりやや差を広げ、わずかな色味の違いを感じさせる配色である。
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問48.明度・色相・彩度を段階的に少しずつ変化させ、連続的な階調をつくる配色技法を何と呼ぶか。
- ア.セパレーション配色
- イ.グラデーション配色
- ウ.ビコロール配色
- エ.アクセントカラー配色
正解:イ.グラデーション配色
解説:グラデーション配色は、色の属性を一定方向に少しずつ変化させて連続的な階調をつくる技法で、秩序ある調和を生む。
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問49.隣り合う色の境界に無彩色などを挟み、色どうしの干渉を弱めたり引き締めたりする配色技法を何と呼ぶか。
- ア.グラデーション配色
- イ.ドミナントトーン配色
- ウ.トーナル配色
- エ.セパレーション配色
正解:エ.セパレーション配色
解説:セパレーション配色は、色と色の境界に分離色(多くは無彩色)を挟み、なじみすぎや対立を調整する技法である。
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問50.全体に対し小面積で目立つ色を加え、配色を引き締める技法を何と呼ぶか。
- ア.セパレーション配色
- イ.アクセントカラー配色
- ウ.ドミナントカラー配色
- エ.カマイユ配色
正解:イ.アクセントカラー配色
解説:アクセントカラー配色は、全体と対照的な色を小面積で加え、単調さを破って配色全体を引き締める技法である。
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問51.色相環上で隣接する3〜4色程度の近い色を組み合わせる配色を一般に何と呼ぶか。
- ア.補色配色
- イ.類似色相配色
- ウ.ダイアード配色
- エ.トライアド配色
正解:イ.類似色相配色
解説:類似色相配色(アナログ配色)は、色相環上で近接する色を組み合わせる配色で、まとまりのある穏やかな調和を生む。
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問52.色相環をほぼ三等分する位置にある3色を組み合わせる配色技法を何と呼ぶか。
- ア.ダイアード配色
- イ.テトラード配色
- ウ.スプリットコンプリメンタリー配色
- エ.トライアド配色
正解:エ.トライアド配色
解説:トライアド配色は、色相環を3等分する位置の3色による配色で、バランスのよい変化に富んだ調和を生む。
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問53.色相環を4等分する位置にある4色を組み合わせる配色技法を何と呼ぶか。
- ア.トライアド配色
- イ.テトラード配色
- ウ.ダイアード配色
- エ.ペンタード配色
正解:イ.テトラード配色
解説:テトラード配色は、色相環を4等分する位置の4色(補色対の2組)による配色で、変化に富んだ華やかな調和を生む。
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問54.色相環で正反対に位置する2色(補色)を組み合わせる配色を何と呼ぶか。
- ア.トライアド配色
- イ.テトラード配色
- ウ.ダイアード配色
- エ.アナロガス配色
正解:ウ.ダイアード配色
解説:ダイアード配色は、色相環で180度離れた補色2色による配色で、強い対比による明快な調和を生む。
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問55.ある色とその補色の両隣の2色を組み合わせる、補色配色をやや和らげた技法を何と呼ぶか。
- ア.ダイアード配色
- イ.トライアド配色
- ウ.スプリットコンプリメンタリー配色
- エ.テトラード配色
正解:ウ.スプリットコンプリメンタリー配色
解説:スプリットコンプリメンタリー配色は、補色そのものではなくその両隣の2色を用い、対比を保ちつつ和らげた配色である。
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問56.自然界の光の当たり方に倣い、黄み寄りの色を明るく・青紫み寄りの色を暗くした調和を何と呼ぶか。
- ア.コンプレックスハーモニー
- イ.ダイアードハーモニー
- ウ.ナチュラルハーモニー
- エ.セパレーションハーモニー
正解:ウ.ナチュラルハーモニー
解説:ナチュラルハーモニーは、自然の見え方に沿って黄に近い色相ほど明るく、青紫に近い色相ほど暗くした配色で、自然な調和を生む。
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問57.ナチュラルハーモニーと明暗の関係が逆になり、不自然だが新鮮・複雑な印象を与える調和を何と呼ぶか。
- ア.コンプレックスハーモニー
- イ.ナチュラルハーモニー
- ウ.トーナルハーモニー
- エ.ドミナントハーモニー
正解:ア.コンプレックスハーモニー
解説:コンプレックスハーモニーは、黄み寄りを暗く・青紫み寄りを明るくするなど自然と逆の明暗関係をとり、複雑で新鮮な印象を生む。
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問58.ナチュラルハーモニーで、黄に近い色相の扱い方として正しいものはどれか。
- ア.暗く扱う
- イ.明るく扱う
- ウ.彩度を下げる
- エ.無彩色化する
正解:イ.明るく扱う
解説:ナチュラルハーモニーでは、黄に近い色相を明るく扱う。自然光の下で黄系が明るく見えることに倣った調和である。
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問59.ナチュラルハーモニーで、青紫に近い色相の扱い方として正しいものはどれか。
- ア.暗く扱う
- イ.明るく扱う
- ウ.彩度を上げる
- エ.白を加える
正解:ア.暗く扱う
解説:ナチュラルハーモニーでは、青紫に近い色相を暗く扱う。自然界で青紫系が暗く見えることに倣った調和である。
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問60.コンプレックスハーモニーで、黄に近い色相の扱い方として正しいものはどれか。
- ア.暗く扱う
- イ.明るく扱う
- ウ.面積を最大にする
- エ.そのままにする
正解:ア.暗く扱う
解説:コンプレックスハーモニーは自然と逆の明暗関係をとるため、本来明るい黄に近い色相をあえて暗く扱う。
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問61.シュヴルール・ジャッド・オストワルト・ムーン&スペンサーらの調和論に共通して見られる基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.彩度の最大化のみ
- イ.暖色の使用のみ
- ウ.統一(共通性・秩序)と変化(対比)の両立
- エ.色数を増やすことのみ
正解:ウ.統一(共通性・秩序)と変化(対比)の両立
解説:いずれの理論も、共通性(類似)や秩序による統一と、変化(対比)による明確さの両立を調和の基礎としている点が共通する。
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問62.ムーン&スペンサーの理論で美度を計算する際、複雑さCを構成する要素として最も関係が深いものはどれか。
- ア.光源の色温度
- イ.観察距離
- ウ.配色に用いた色の数や関係の多さ
- エ.用紙の白色度
正解:ウ.配色に用いた色の数や関係の多さ
解説:複雑さCは配色に用いた色(色相・明度・彩度の点)の数や関係の多さに関係し、色数が増えるほどCは大きくなる傾向がある。
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問63.ジャッドが4原理を導いた方法として最も適切なものはどれか。
- ア.新しい表色系を独自に発明した
- イ.色覚異常の研究から導いた
- ウ.過去の諸調和論を分析し共通原理を抽出した
- エ.印刷インクの調合から導いた
正解:ウ.過去の諸調和論を分析し共通原理を抽出した
解説:ジャッドは過去のさまざまな調和論を比較分析し、それらに共通する原理を抽出・整理して4原理にまとめた。
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問64.オストワルトの調和論が後世に与えた影響として最も適切なものはどれか。
- ア.補色対比を否定した
- イ.色覚の三色説を確立した
- ウ.美度の数式を初めて提唱した
- エ.秩序による調和の考えが後の体系に影響した
正解:エ.秩序による調和の考えが後の体系に影響した
解説:オストワルトの「秩序ある色は調和する」という考えは、ジャッドの秩序の原理など後の体系的調和論に影響を与えた。
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問65.シュヴルールの調和論が後世に与えた影響として最も適切なものはどれか。
- ア.PCCSを直接考案した
- イ.オメガ空間を定義した
- ウ.ICCプロファイルを考案した
- エ.近代色彩学と印象派絵画などに影響を与えた
正解:エ.近代色彩学と印象派絵画などに影響を与えた
解説:シュヴルールの同時対照・隣接や対比の調和の考えは印象派の絵画や後の調和論に影響を与え、近代色彩学の基礎となった。
-
問66.ムーン&スペンサーの理論で、調和とされる「同一・類似・対比」に共通して言えることとして最も適切なものはどれか。
- ア.必ず補色を含む
- イ.必ず無彩色を含む
- ウ.色数が多いほどよい
- エ.色どうしの関係が明確であいまいでない
正解:エ.色どうしの関係が明確であいまいでない
解説:同一・類似・対比はいずれも色どうしの関係が明確であり、あいまいでないために調和すると説明される。
-
問67.オストワルト表色系で、白色量・黒色量・純色量の合計はいくつになるか。
- ア.10
- イ.255
- ウ.360
- エ.100
正解:エ.100
解説:オストワルトの色はW+B+C=100(%)として規定され、三者の比率で一つの色が定まる。
-
問68.PCCSのトーンを活用した配色で、明清色(白寄り)のトーンどうしを集めて統一感を出す配色の効果として最も適切なものはどれか。
- ア.明るく軽やかで統一感のある印象
- イ.重く沈んだ印象のみ
- ウ.けばけばしく雑然とした印象
- エ.暗く濁った印象のみ
正解:ア.明るく軽やかで統一感のある印象
解説:ライトやペールなど明清色トーンでまとめると、明るく軽やかで清潔感のある統一された印象の調和が得られる。
-
問69.色相を共通にしてトーンに差をつけるトーンオントーン配色が生み出す主な効果として正しいものはどれか。
- ア.色相をばらばらにして派手にする
- イ.無彩色のみで構成する
- ウ.彩度を極端に高める
- エ.統一感を保ちつつ明度差で変化を出す
正解:エ.統一感を保ちつつ明度差で変化を出す
解説:トーンオントーンは色相が共通なので統一感があり、トーン(明度)差により変化と立体感のある落ち着いた調和を生む。
-
問70.ジャッドの「秩序の原理」と最も関係が深い既存の調和論はどれか。
- ア.シュヴルールの同時対照
- イ.オストワルトの調和論
- ウ.色名による分類
- エ.演色性評価
正解:イ.オストワルトの調和論
解説:ジャッドの秩序の原理は、色立体の規則性に基づいて調和を説いたオストワルトの考え方と密接に関係する。
-
問71.ジャッドの「なじみ(親近性)の原理」を最もよく体現する配色の例はどれか。
- ア.彩度を最大にした原色だけの配色
- イ.無作為に選んだ多色配色
- ウ.補色を機械的に並べた配色
- エ.空の青と雲の白などの自然の配色
正解:エ.空の青と雲の白などの自然の配色
解説:なじみの原理は自然界で見慣れた色関係に基づく。空の青と雲の白、木々の緑と土の茶など自然の配色がその例である。
-
問72.ムーン&スペンサーの理論で、美度Mが同じ複雑さCのもとで高くなるのはどのような場合か。
- ア.秩序Oが小さいほど
- イ.色温度が高いほど
- ウ.秩序Oが大きいほど
- エ.面積が大きいほど
正解:ウ.秩序Oが大きいほど
解説:M=O/Cより、Cが一定ならば秩序Oが大きいほど美度Mは高くなる。規則性・調和性の高い配色ほど評価が高い。
-
問73.色相環で隣り合う近い色相どうしを用いるアナロガス(類似色相)配色の調和は、ジャッドの4原理のうち主にどれに対応するか。
- ア.類似性(共通性)の原理
- イ.明瞭性の原理
- ウ.なじみの原理
- エ.美度の原理
正解:ア.類似性(共通性)の原理
解説:近い色相は色相という属性に共通点をもつため、ジャッドの類似性(共通性)の原理によって調和すると説明できる。
-
問74.補色どうしのダイアード配色のように差が明確な配色がもつ調和は、ジャッドの4原理のうち主にどれに対応するか。
- ア.類似性の原理
- イ.明瞭性(非あいまい性)の原理
- ウ.なじみの原理
- エ.秩序の原理
正解:イ.明瞭性(非あいまい性)の原理
解説:補色配色は色の関係が明確であいまいでないため、ジャッドの明瞭性(非あいまい性)の原理によって調和すると説明できる。
-
問75.シュヴルールの「隣接の調和」とオストワルトの「等価値色環」に共通する考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.必ず補色だけを用いる
- イ.無彩色のみで構成する
- ウ.共通性のある色を組み合わせて統一する
- エ.彩度を最大化する
正解:ウ.共通性のある色を組み合わせて統一する
解説:いずれも共通性のある近い色や同価値の色を組み合わせて統一感を出す、類似による調和の考え方に立脚している。
-
問76.CIE標準イルミナントAは、白熱電球に近い光を規定したもので、その色温度として最も近いのは次のうちどれか。
- ア.約2856K
- イ.約5000K
- ウ.約6504K
- エ.約4000K
正解:ア.約2856K
解説:標準イルミナントAは白熱電球(タングステン電球)に相当する光で、色温度は約2856K(厳密には2855.54K)と規定されている。やや赤みを帯びた光である。
-
問77.CIE標準イルミナントD65が表す光として最も適切なものはどれか。
- ア.白熱電球の光
- イ.平均的な昼光
- ウ.ろうそくの炎
- エ.低圧ナトリウムランプの光
正解:イ.平均的な昼光
解説:D65は相関色温度約6504Kの平均的な昼光(北窓昼光に近い自然昼光)を代表する標準イルミナントで、紫外域を含む分光分布が定義されている。
-
問78.標準イルミナントD50の相関色温度として最も近いものはどれか。
- ア.約2856K
- イ.約6504K
- ウ.約5000K
- エ.約7500K
正解:ウ.約5000K
解説:D50は相関色温度約5000K(厳密には約5003K)の昼光で、印刷・グラフィックアーツ分野の観察光源として広く用いられる。
-
問79.「標準イルミナント」と「標準光源」の関係について正しい説明はどれか。
- ア.両者は完全に同じ意味である
- イ.標準光源は分光分布、標準イルミナントは実体のランプである
- ウ.標準イルミナントは色温度のみで定義される
- エ.標準イルミナントは分光分布で定義された光、標準光源はそれを実現する具体的なランプである
正解:エ.標準イルミナントは分光分布で定義された光、標準光源はそれを実現する具体的なランプである
解説:標準イルミナントは分光分布で定義された“光(the standard illuminant)”であり、それを実現する具体的なランプ等の“光源”が標準光源である。両者は区別される。
-
問80.黒体(完全放射体)の温度を上げていったとき、放射される光の色みの変化として正しいものはどれか。
- ア.赤み→黄白→白→青白へ変化する
- イ.青白→白→赤みへ変化する
- ウ.常に白色のままである
- エ.緑→赤→青へ変化する
正解:ア.赤み→黄白→白→青白へ変化する
解説:完全放射体は温度上昇に伴い、赤→黄白→白→青白へと変化する。色温度が低いほど赤み、高いほど青みを帯びる。
-
問81.色温度(K:ケルビン)の定義として最も適切なものはどれか。
- ア.光源の明るさを示す絶対温度
- イ.完全放射体がある温度で放つ光の色に対応する黒体の絶対温度
- ウ.光源の演色性を示す指数
- エ.物体表面の反射率を示す値
正解:イ.完全放射体がある温度で放つ光の色に対応する黒体の絶対温度
解説:色温度とは、完全放射体(黒体)をある温度に熱したときに放射される光の色と一致する、その黒体の絶対温度(K)で表したものである。
-
問82.完全放射体の軌跡(黒体軌跡)からわずかに外れた光源の色みを、最も近い黒体の色温度で表すために用いられる量はどれか。
- ア.分光反射率
- イ.平均演色評価数
- ウ.相関色温度
- エ.比視感度
正解:ウ.相関色温度
解説:蛍光ランプなど黒体軌跡上に正確に乗らない光源には、色度図上で最も近い黒体軌跡上の点の色温度を用いる相関色温度(CCT)を使う。
-
問83.色温度が高い光源ほど、その光の色みはどうなるか。
- ア.赤みがかった光になる
- イ.緑がかった光になる
- ウ.紫がかった光になる
- エ.青みがかった光になる
正解:エ.青みがかった光になる
解説:色温度が高いほど青みがかった光(青白い光)になり、低いほど赤みがかった光になる。日常の暖色・寒色の感覚とは逆である点に注意。
-
問84.演色性を評価する指標である「平均演色評価数」を表す記号はどれか。
- ア.Ra
- イ.Ri
- ウ.Td
- エ.Lv
正解:ア.Ra
解説:平均演色評価数はRaで表され、8種類の試験色(R1〜R8)の特殊演色評価数を平均して求める。Raが100に近いほど演色性がよい。
-
問85.平均演色評価数Raの最大値(基準光と完全に一致するときの値)はいくつか。
- ア.80
- イ.100
- ウ.60
- エ.255
正解:イ.100
解説:Raは基準光のもとで見た色と試料光源で見た色が完全に一致するとき100となる。値が小さいほど色の見え方のずれが大きい。
-
問86.演色性とは何を評価するものか。最も適切な説明はどれか。
- ア.光源の明るさの度合い
- イ.光源が消費する電力の効率
- ウ.光源で物体を見たときの色の見え方が基準光にどれだけ近いか
- エ.物体表面の光沢の度合い
正解:ウ.光源で物体を見たときの色の見え方が基準光にどれだけ近いか
解説:演色性とは、ある光源で物体を照らしたときの色の見え方が、基準光で照らしたときの色の見え方にどれだけ近いか(忠実性)を示す光源の性質である。
-
問87.特殊演色評価数Riに関する説明として正しいものはどれか。
- ア.8色の平均を取った演色評価数
- イ.色温度を補正した値
- ウ.照度を示す値
- エ.特定の試験色ごとに個別に評価した演色評価数
正解:エ.特定の試験色ごとに個別に評価した演色評価数
解説:特殊演色評価数Riは、特定の試験色(R9〜R15など、鮮やかな赤・黄・緑・青や肌色・葉の色等)ごとに個別に評価した演色評価数である。
-
問88.演色評価数を求める際、試料光源の見え方と比較するために用いるのは何か。
- ア.試料光源と同じ色温度をもつ基準光
- イ.常にD65のみ
- ウ.常に白熱電球の光のみ
- エ.観測者の主観
正解:ア.試料光源と同じ色温度をもつ基準光
解説:演色評価数は、試料光源と同じ色温度(相関色温度)をもつ基準光のもとでの色の見え方と比較して算出する。色温度に応じて黒体放射または昼光が基準光となる。
-
問89.光源の演色性が高い(Raが100に近い)ほど、物体の色はどのように見えるか。
- ア.常に鮮やかに誇張されて見える
- イ.基準光に近く自然で忠実な色に見える
- ウ.すべて灰色に見える
- エ.赤だけが強調される
正解:イ.基準光に近く自然で忠実な色に見える
解説:Raが高い光源ほど、基準光のもとで見た色に近く、自然で忠実な色再現が得られる。値が低いと特定の色が沈んだり変わって見える。
-
問90.分光分布(分光放射)とは何を表すものか。最も適切な説明はどれか。
- ア.物体の反射率の平均値
- イ.観測者の比視感度
- ウ.波長ごとの放射エネルギーの分布
- エ.照度の時間変化
正解:ウ.波長ごとの放射エネルギーの分布
解説:分光分布は、光が含む各波長の放射エネルギーの大きさを波長ごとに示したもので、光源の色や演色性を決める基礎となる。
-
問91.物体の「分光反射率」とは何を表すか。
- ア.物体が放射する熱量
- イ.光源の色温度
- ウ.透過光の総量のみ
- エ.各波長の光を反射する割合の波長ごとの分布
正解:エ.各波長の光を反射する割合の波長ごとの分布
解説:分光反射率は、物体表面が各波長の光をどれだけの割合で反射するかを波長ごとに示したもので、物体色を決定する要因となる。
-
問92.透明体や半透明体の色を決める基礎となる、波長ごとの透過の割合を示すものはどれか。
- ア.分光透過率
- イ.分光反射率
- ウ.相関色温度
- エ.比視感度曲線
正解:ア.分光透過率
解説:分光透過率は、物体(フィルターやガラスなど)が各波長の光をどれだけ透過させるかを示し、透過によって生じる物体色を決定する。
-
問93.光源色は分光分布で、物体色(不透明物体)は主に何によって規定されるか。
- ア.色温度のみ
- イ.分光反射率
- ウ.明所視比視感度のみ
- エ.透過率のみ
正解:イ.分光反射率
解説:不透明物体の物体色は、照明光の分光分布と物体の分光反射率の積によって決まる。物体自身の特性としては分光反射率が要因となる。
-
問94.標準的な明所視(昼間など明るい状態の視覚)で、最も明るく感じる光の波長として最も近いものはどれか。
- ア.約400nm
- イ.約700nm
- ウ.約555nm
- エ.約507nm
正解:ウ.約555nm
解説:明所視(錐体が働く)の標準比視感度は約555nm(黄緑付近)で最大となる。等エネルギーの単色光でもこの波長が最も明るく感じられる。
-
問95.暗所視(暗い状態での視覚)で最も明るく感じる光の波長(暗所視比視感度のピーク)として最も近いものはどれか。
- ア.約555nm
- イ.約650nm
- ウ.約450nm
- エ.約507nm
正解:エ.約507nm
解説:暗所視(桿体が働く)では比視感度のピークが約507nm(青緑付近)に移動する。これがプルキンエ現象の数値的根拠となる。
-
問96.明るさが低下していくにつれ、赤い花より青い花のほうが相対的に明るく見えるようになる現象を何というか。
- ア.プルキンエ現象
- イ.マッハバンド
- ウ.色順応
- エ.ベツォルト効果
正解:ア.プルキンエ現象
解説:明所視から暗所視へ移行すると比視感度のピークが短波長側(507nm)へずれるため、赤が暗く青緑が明るく感じられる。これをプルキンエ現象という。
-
問97.標準比視感度曲線(分光視感効率)とは何を表すか。
- ア.物体の反射率分布
- イ.波長ごとの明るさの感じやすさの相対分布
- ウ.光源の色温度の分布
- エ.錐体の数の分布
正解:イ.波長ごとの明るさの感じやすさの相対分布
解説:比視感度曲線は、各波長の光に対して人間の目が感じる明るさ(視感度)の相対的な大きさを波長ごとに示したもので、明所視では555nmでピークをもつ。
-
問98.明所視で主に働き、色の識別を担う網膜の視細胞はどれか。
- ア.桿体
- イ.双極細胞
- ウ.錐体
- エ.水晶体
正解:ウ.錐体
解説:明るい場所では錐体(cone)が働き、色を識別する。錐体には分光感度の異なるL・M・Sの3種があり、これが色覚の基礎となる。
-
問99.暗い場所で主に働き、色は識別しないが弱い光に敏感な網膜の視細胞はどれか。
- ア.錐体
- イ.虹彩
- ウ.角膜
- エ.桿体
正解:エ.桿体
解説:暗所視では桿体(rod)が働く。桿体は感度が高く弱光下でも反応するが1種類のため色は識別できず、明暗のみを捉える。
-
問100.3種類の錐体(L・M・S)の分光感度の違いに関する説明として正しいものはどれか。
- ア.L・M・Sはそれぞれ長・中・短波長に感度ピークをもつ
- イ.3種とも同じ波長に感度をもつ
- ウ.S錐体だけが明所視を担う
- エ.L錐体は青に最も感度が高い
正解:ア.L・M・Sはそれぞれ長・中・短波長に感度ピークをもつ
解説:錐体はL(長波長=赤付近に感度が高い)、M(中波長=緑付近)、S(短波長=青付近)の3種があり、それぞれ感度ピーク波長が異なることで三色性の色覚が成立する。
-
問101.S錐体が最も感度を持つのは、おおよそどの波長域か。
- ア.長波長(赤)域
- イ.短波長(青)域
- ウ.中波長(緑)域
- エ.赤外域
正解:イ.短波長(青)域
解説:S錐体(短波長感受性錐体)は青付近(おおよそ420〜440nm付近)に感度ピークをもつ。L・M・Sの順に長・中・短波長に対応する。
-
問102.光が含む全波長の放射量を、人間の目の比視感度で重みづけして評価した量を総称して何というか。
- ア.放射量(物理量のみ)
- イ.色度
- ウ.測光量
- エ.分光反射率
正解:ウ.測光量
解説:光束・光度・照度・輝度などは、放射量を標準比視感度で重みづけした“測光量”である。物理的な放射量とは区別される。
-
問103.光源から放射され、人間の目に感じられる光の量の総量を表す測光量はどれか。単位はlm(ルーメン)である。
- ア.照度
- イ.輝度
- ウ.光度
- エ.光束
正解:エ.光束
解説:光束(luminous flux)は、放射束を比視感度で評価した目に感じる光の量の総量で、単位はlm(ルーメン)。光源の総合的な明るさの指標である。
-
問104.光源からある方向へ向かう光の強さ(単位立体角あたりの光束)を表す測光量はどれか。単位はcd(カンデラ)である。
- ア.光度
- イ.光束
- ウ.照度
- エ.輝度
正解:ア.光度
解説:光度(luminous intensity)は、光源からある方向への単位立体角あたりの光束で、単位はcd(カンデラ)。光源そのものの指向的な強さを示す。
-
問105.単位面積あたりに入射する光束で表され、面がどれだけ照らされているかを示す測光量はどれか。単位はlx(ルクス)である。
- ア.光度
- イ.照度
- ウ.輝度
- エ.光束
正解:イ.照度
解説:照度(illuminance)は、面に入射する単位面積あたりの光束で、単位はlx(ルクス=lm/m²)。机上面などの明るさの度合いを示す。
-
問106.観測者から見た面の“明るさ”の感覚に最も対応し、単位面積・単位立体角あたりの光度で表される測光量はどれか。単位はcd/m²である。
- ア.照度
- イ.光束
- ウ.輝度
- エ.色温度
正解:ウ.輝度
解説:輝度(luminance)は、ある方向から見た単位面積あたりの光度で、単位はcd/m²。光源面や物体面の見かけの明るさに対応し、ディスプレイ等の明るさ指標になる。
-
問107.照度の単位として正しいものはどれか。
- ア.cd(カンデラ)
- イ.lm(ルーメン)
- ウ.cd/m²
- エ.lx(ルクス)
正解:エ.lx(ルクス)
解説:照度の単位はlx(ルクス)で、1lx=1lm/m²である。光束はlm、光度はcd、輝度はcd/m²と区別する。
-
問108.光度の単位として正しいものはどれか。
- ア.cd(カンデラ)
- イ.lx(ルクス)
- ウ.lm(ルーメン)
- エ.K(ケルビン)
正解:ア.cd(カンデラ)
解説:光度の単位はcd(カンデラ)で、SI基本単位の一つ。単位立体角あたりの光束を表す。光束はlm、照度はlx、輝度はcd/m²。
-
問109.光束の単位として正しいものはどれか。
- ア.cd(カンデラ)
- イ.lm(ルーメン)
- ウ.lx(ルクス)
- エ.cd/m²
正解:イ.lm(ルーメン)
解説:光束の単位はlm(ルーメン)。光源が放つ目に感じる光の総量を表す。1cdの点光源が単位立体角(1sr)に放つ光束が1lmである。
-
問110.輝度の単位として正しいものはどれか。
- ア.lx(ルクス)
- イ.lm(ルーメン)
- ウ.cd/m²
- エ.K(ケルビン)
正解:ウ.cd/m²
解説:輝度の単位はcd/m²(カンデラ毎平方メートル)。ある方向から見た単位面積あたりの光度を表し、見かけの明るさに対応する。
-
問111.複数の色光を重ね合わせるほど明るくなり、すべてを適量重ねると白(ないし明るい色)に近づく混色を何というか。
- ア.減法混色
- イ.回転混色
- ウ.沈線混色
- エ.加法混色
正解:エ.加法混色
解説:加法混色は色光(光)を重ねる混色で、重ねるほど明るくなる。赤・緑・青(RGB)を適量重ねると白色になる。テレビやディスプレイの原理である。
-
問112.加法混色の三原色(光の三原色)として正しい組み合わせはどれか。
- ア.赤・緑・青
- イ.シアン・マゼンタ・イエロー
- ウ.赤・黄・青
- エ.白・黒・灰
正解:ア.赤・緑・青
解説:加法混色の三原色は赤(R)・緑(G)・青(B)。これらを適量重ねると白になり、ディスプレイや舞台照明の発色原理となる。
-
問113.色料(インクや絵の具)を重ねるほど暗くなり、理論上すべてを重ねると黒に近づく混色を何というか。
- ア.加法混色
- イ.減法混色
- ウ.併置加法混色
- エ.中間混色
正解:イ.減法混色
解説:減法混色は色料による混色で、各色料が特定波長を吸収するため重ねるほど暗くなる。シアン・マゼンタ・イエローを重ねると黒に近づく。印刷や絵の具の原理。
-
問114.減法混色の三原色(色料の三原色)として正しい組み合わせはどれか。
- ア.赤・緑・青
- イ.赤・黄・青
- ウ.シアン・マゼンタ・イエロー
- エ.オレンジ・緑・紫
正解:ウ.シアン・マゼンタ・イエロー
解説:減法混色の三原色はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)。これらを重ねると暗くなり、理論上は黒に近づく。カラー印刷の基本となる。
-
問115.加法混色でG(緑)とB(青)の光を重ねたときに得られる色はどれか。
- ア.イエロー
- イ.マゼンタ
- ウ.黒
- エ.シアン
正解:エ.シアン
解説:加法混色では緑+青=シアン(C)、赤+青=マゼンタ(M)、赤+緑=イエロー(Y)となる。これらは減法混色の三原色に一致する。
-
問116.加法混色でR(赤)とG(緑)の光を重ねたときに得られる色はどれか。
- ア.イエロー
- イ.シアン
- ウ.マゼンタ
- エ.白
正解:ア.イエロー
解説:加法混色では赤+緑=イエロー(Y)になる。光を足し合わせると明るくなり、両者の中間より明るい黄色が得られる。
-
問117.減法混色でシアン(C)とイエロー(Y)の色料を重ねたとき、理論上得られる色はどれか。
- ア.赤
- イ.緑
- ウ.青
- エ.白
正解:イ.緑
解説:減法混色ではシアン+イエロー=緑(G)、マゼンタ+イエロー=赤(R)、シアン+マゼンタ=青(B)になる。各色料の吸収で残った波長が見える。
-
問118.細かい色の点や線を密に並べ、離れて見ると混ざって見える混色を何というか。テレビの画素やモザイク画がこれにあたる。
- ア.減法混色
- イ.透過混色
- ウ.併置混色(併置加法混色)
- エ.重畳減法混色
正解:ウ.併置混色(併置加法混色)
解説:併置混色(併置加法混色)は、微小な色面を並べて目の中で混ざる中間混色の一種で、加法混色的に振る舞う。点描画やテレビ画素が代表例。
-
問119.色の付いた円板を高速に回転させると色が混ざって見える現象を利用した混色を何というか。
- ア.減法混色
- イ.重畳減法混色
- ウ.沈降混色
- エ.回転混色(継時加法混色)
正解:エ.回転混色(継時加法混色)
解説:回転混色(継時加法混色)は、色を時間的に交替して提示することで網膜上で平均化され混ざって見える中間混色で、加法混色的に振る舞う。マクスウェルの回転板が代表例。
-
問120.併置混色や回転混色のように、混色後の明るさが元の色の平均的な明るさになる混色を総称して何というか。
- ア.中間混色
- イ.減法混色
- ウ.補色混色
- エ.二次混色
正解:ア.中間混色
解説:併置混色・回転混色は混色後の明るさが元の色の平均(中間)になるため、まとめて中間混色と呼ばれる。原理的には加法混色に分類される。
-
問121.回転混色で得られる色の明るさについて、正しい説明はどれか。
- ア.元の色を足し合わせて最も明るくなる
- イ.元の色の中間(平均)の明るさになる
- ウ.必ず黒くなる
- エ.元の色より必ず暗くなる
正解:イ.元の色の中間(平均)の明るさになる
解説:回転混色は混色した色の明るさが元の各色の中間(平均)になる。加法混色のように足し合わせて明るくなるのではなく平均化される点が特徴である。
-
問122.テレビやスマートフォンのカラーディスプレイが採用している混色の原理はどれか。
- ア.減法混色(CMYの色料)
- イ.回転混色のみ
- ウ.加法混色(RGBの併置・発光)
- エ.補色残像の利用
正解:ウ.加法混色(RGBの併置・発光)
解説:ディスプレイはRGBの微小な発光素子を並べ、加法混色(特に併置加法混色)で色を作る。素子を強く光らせるほど明るくなり、全点灯で白になる。
-
問123.一般的なカラー印刷(オフセット印刷など)で色を再現する基本原理はどれか。
- ア.加法混色(RGB発光)
- イ.回転混色
- ウ.補色混色のみ
- エ.減法混色(CMYインクによる)
正解:エ.減法混色(CMYインクによる)
解説:印刷はシアン・マゼンタ・イエロー(+ブラック)の色料インクを用いる減法混色が基本で、網点による併置混色も併用される。重ねるほど暗くなる。
-
問124.完全放射体(黒体)が放射する光の分光分布は、何によって一意に決まるか。
- ア.温度(絶対温度)
- イ.表面の色
- ウ.周囲の照度
- エ.観測者の比視感度
正解:ア.温度(絶対温度)
解説:完全放射体の分光分布は、その温度(絶対温度K)のみによって一意に決まる(プランクの放射則)。これが色温度の概念の基礎となる。
-
問125.色温度2700K前後の電球色(暖かい白)の照明と、5000K前後の昼白色の照明を比べたとき、より赤みを帯びて感じられるのはどちらか。
- ア.5000K前後の昼白色
- イ.2700K前後の電球色
- ウ.両者とも同じ
- エ.6500Kの昼光色
正解:イ.2700K前後の電球色
解説:色温度が低いほど赤みを帯びる。2700Kの電球色は赤みがかった暖かい光、5000K前後はより白くニュートラルな光に感じられる。
-
問126.標準イルミナントDシリーズ(D50・D65など)が代表しているのはどのような光か。
- ア.白熱電球の光
- イ.低圧ナトリウムランプの光
- ウ.平均的な昼光(自然光)
- エ.ろうそくの光
正解:ウ.平均的な昼光(自然光)
解説:Dシリーズは紫外域を含む平均的な昼光(自然昼光)を相関色温度別に代表する標準イルミナントで、D50は約5000K、D65は約6500Kである。
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問127.演色評価数の算出で、相関色温度が約5000Kを超える試料光源に対して用いる基準光はどれか。
- ア.常に白熱電球
- イ.常にD65固定
- ウ.観測者の主観
- エ.同じ色温度の昼光(CIE昼光)
正解:エ.同じ色温度の昼光(CIE昼光)
解説:演色評価では、相関色温度が約5000K未満なら黒体放射、約5000K以上なら昼光(Dシリーズ相当)を、試料と同じ色温度で基準光として用いる。
-
問128.光源の「効率」を表す指標で、消費電力に対してどれだけ多くの光束を出すかを示すものはどれか。単位はlm/Wである。
- ア.発光効率(lm/W)
- イ.平均演色評価数Ra
- ウ.相関色温度(K)
- エ.輝度(cd/m²)
正解:ア.発光効率(lm/W)
解説:光源の効率(発光効率・ランプ効率)は、消費電力1Wあたりに放出する光束(lm)で表され、単位はlm/W。演色性とは別の指標である。
-
問129.加法混色において、ある色光と重ね合わせると白(無彩色)になる色光どうしの関係を何というか。
- ア.類似色
- イ.補色
- ウ.同系色
- エ.純色
正解:イ.補色
解説:加法混色で重ねると白色(無彩色)になる二色光の関係を補色という。物理補色とも呼ばれ、色相環上でほぼ反対側に位置する。
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問130.減法混色において、絵の具やインクが特定の波長の光を吸収する性質を最も適切に説明したものはどれか。
- ア.色料が光を発する
- イ.色料が全波長を均等に反射する
- ウ.色料が特定波長を吸収し残りの波長が色として見える
- エ.色料が波長を長くする
正解:ウ.色料が特定波長を吸収し残りの波長が色として見える
解説:減法混色では、色料が特定波長の光を吸収(減算)し、残った波長が反射・透過して色として見える。色料を重ねるほど吸収が増え暗くなる。
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問131.網膜上で桿体だけが働く暗所視において、人が色を識別できない主な理由はどれか。
- ア.桿体が3種類あるため
- イ.桿体が色温度を感知するため
- ウ.桿体が透過率を測るため
- エ.桿体が1種類しかなく波長を区別できないため
正解:エ.桿体が1種類しかなく波長を区別できないため
解説:桿体は1種類しかなく分光感度が一つに定まるため、波長の違いを区別できず明暗のみを捉える。色覚には分光感度の異なる複数種の錐体が必要である。
-
問132.明るい場所から暗い場所へ移ると、徐々に弱い光でも見えるようになる現象を何というか。
- ア.暗順応
- イ.明順応
- ウ.色順応
- エ.プルキンエ現象
正解:ア.暗順応
解説:暗順応は、暗所で桿体の感度が時間をかけて高まり、弱い光でも見えるようになる視覚の適応現象である。逆に明所への適応は明順応という。
-
問133.光が当たる物体の見かけの色(物体色)が決まる要因として、最も適切な組み合わせはどれか。
- ア.物体の重さと温度
- イ.照明光の分光分布と物体の分光反射率
- ウ.光源の消費電力
- エ.観測者の身長
正解:イ.照明光の分光分布と物体の分光反射率
解説:物体色は、照明光の分光分布と物体の分光反射率(透過率)の積、さらに観測者の色覚(等色関数)によって決まる。光と物体と観測者の3要素が関わる。
-
問134.光源が異なると、同じ物体でも色が違って見えることがある。これは主に何が異なるためか。
- ア.物体の重さが変わるため
- イ.観測者の視力が変わるため
- ウ.光源の分光分布が異なるため
- エ.気温が変わるため
正解:ウ.光源の分光分布が異なるため
解説:光源ごとに分光分布が異なるため、物体の分光反射率との積(反射光の分光分布)が変わり、見える色が変化する。演色性の差として現れる。
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問135.ある2つの色が、特定の光源下では同じ色に見えても別の光源下では違う色に見える現象を何というか。
- ア.演色性
- イ.プルキンエ現象
- ウ.色順応
- エ.条件等色(メタメリズム)
正解:エ.条件等色(メタメリズム)
解説:条件等色(メタメリズム)は、分光分布の異なる2つの色刺激がある観測条件で等色するが、光源や観測者が変わると等色が崩れる現象である。色再現で重要となる。
-
問136.分光分布の形が異なる2色が、ある観測条件で同じ色に見える「条件等色」が起こりうる理由として正しいものはどれか。
- ア.3種の錐体応答(刺激値)が一致すれば同色に見えるため
- イ.物体の温度が同じだから
- ウ.照度が同じだから
- エ.透過率が0だから
正解:ア.3種の錐体応答(刺激値)が一致すれば同色に見えるため
解説:人の色覚はL・M・Sの3種の錐体応答の組み合わせで色を判断するため、分光分布が違っても3つの錐体応答が一致すれば同じ色に見える。
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問137.低圧ナトリウムランプ(橙黄色のほぼ単色光)のように、特定波長に偏った分光分布をもつ光源の演色性に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.演色性が常に100で理想的である
- イ.演色性が非常に悪く多くの色を正しく再現できない
- ウ.色温度が必ず6500Kになる
- エ.物体色の見え方に影響しない
正解:イ.演色性が非常に悪く多くの色を正しく再現できない
解説:分光分布が特定波長に偏った光源は多くの物体色を正しく再現できず、Raが極めて低くなる(演色性が悪い)。トンネル照明など効率優先の用途で使われる。
-
問138.標準比視感度(明所視)の説明として誤っているものはどれか。
- ア.明所視では錐体が働く
- イ.ピークは約555nmにある
- ウ.ピークは青の約450nmにある
- エ.波長ごとの明るさの感じやすさを示す
正解:ウ.ピークは青の約450nmにある
解説:誤り。正しくは、明所視の比視感度のピークは約555nm(黄緑)であり、青(450nm付近)が最大なのではない。明所視では錐体が働き555nmが最も明るく感じる。
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問139.光束1lmとは、どのように定義される量か。最も適切なものはどれか。
- ア.1m²の面が受ける全放射
- イ.1Wの電力
- ウ.1Kの温度差
- エ.1cdの点光源が1srの立体角に放つ光束
正解:エ.1cdの点光源が1srの立体角に放つ光束
解説:1lm(ルーメン)は、1cdの点光源が単位立体角(1ステラジアン)内に放つ光束として定義される。光度cdと立体角srから光束lmが導かれる。
-
問140.机上面の明るさ(明るさの基準として設計に用いる量)を測るのに最も適した測光量はどれか。
- ア.照度(lx)
- イ.光度(cd)
- ウ.色温度(K)
- エ.演色評価数Ra
正解:ア.照度(lx)
解説:作業面の明るさは照度(lx)で評価する。JISの照度基準など、室内の明るさ設計は単位面積あたりの入射光束である照度で規定される。
-
問141.ディスプレイ画面やサインの「見かけの明るさ」を比較するのに最も適した測光量はどれか。
- ア.照度(lx)
- イ.輝度(cd/m²)
- ウ.光束(lm)
- エ.色温度(K)
正解:イ.輝度(cd/m²)
解説:見かけの明るさは輝度(cd/m²)で評価する。輝度は観測方向から見た単位面積あたりの光度で、面光源の明るさ比較に用いられる。
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問142.昼光(自然の昼の光)の色みが、天候や時刻、空の状態によって変化することと関連する量はどれか。
- ア.演色評価数Ra
- イ.照度の絶対値のみ
- ウ.相関色温度
- エ.輝度の絶対値のみ
正解:ウ.相関色温度
解説:昼光は時刻・天候により相関色温度が変化する(青空の日陰は高色温度、夕方は低色温度など)。Dシリーズはその平均的昼光を代表する。
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問143.加法混色と減法混色の本質的な違いを最も適切に説明したものはどれか。
- ア.両者とも重ねるほど明るくなる
- イ.両者とも重ねるほど暗くなる
- ウ.加法は色料、減法は光を扱う
- エ.加法は光を足して明るく、減法は色料が光を吸収して暗くなる
正解:エ.加法は光を足して明るく、減法は色料が光を吸収して暗くなる
解説:加法混色は色光(光そのもの)を足し合わせるため重ねるほど明るくなり、減法混色は色料が光を吸収する(引く)ため重ねるほど暗くなる。
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問144.印刷の網点や織物の細かな色糸のように、微小な色面の併置で生じる混色の見え方について正しいものはどれか。
- ア.離れて見ると目の中で混ざり中間の色に見える
- イ.近づくほど色が混ざる
- ウ.常に黒くなる
- エ.色料の吸収で必ず暗くなる
正解:ア.離れて見ると目の中で混ざり中間の色に見える
解説:併置混色は、微小な色面が離れて見ると目の中で混ざり、加法混色的に中間の色・明るさに見える。近づくと個々の色が分離して見える。
-
問145.プルキンエ現象が示すのは、明るさのレベルによって何が変化することか。
- ア.物体の反射率が変わること
- イ.比視感度のピーク波長が短波長側へ移ること
- ウ.光源の色温度が上がること
- エ.錐体の数が増えること
正解:イ.比視感度のピーク波長が短波長側へ移ること
解説:プルキンエ現象は、明所視から暗所視へ移るにつれ比視感度のピーク波長が約555nmから約507nmへ短波長側に移ることを示し、赤が暗く青緑が明るく見えるようになる。
-
問146.完全放射体軌跡(黒体軌跡)と昼光軌跡について、演色評価の基準光の選び方として正しいものはどれか。
- ア.常に黒体放射のみを基準光にする
- イ.常に昼光のみを基準光にする
- ウ.低色温度では黒体放射、高色温度では昼光を基準光にする
- エ.基準光は使わず主観で判断する
正解:ウ.低色温度では黒体放射、高色温度では昼光を基準光にする
解説:演色評価では、試料光源の相関色温度が約5000K未満なら黒体放射、約5000K以上なら昼光(CIE昼光)を、同じ色温度で基準光とする。
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問147.光源の明るさを表す測光量のうち、「面ではなく光源から特定方向への光の強さ」を表すものはどれか。
- ア.照度
- イ.輝度
- ウ.分光反射率
- エ.光度
正解:エ.光度
解説:光度(cd)は、光源からある方向への単位立体角あたりの光束で、方向ごとの光の強さを表す。面が受ける量は照度、面の見え方は輝度である。
-
問148.白色LEDなどの照明を選ぶ際、「色温度」と「演色性」が表す内容として正しい組み合わせはどれか。
- ア.色温度は光の色み、演色性は色の再現の忠実さを表す
- イ.両者とも明るさを表す
- ウ.色温度は再現性、演色性は色みを表す
- エ.両者とも同じ意味である
正解:ア.色温度は光の色み、演色性は色の再現の忠実さを表す
解説:色温度(K)は光の色み(暖色か寒色か)を、演色性(Ra)は物体色をどれだけ忠実に再現できるかを表す。両者は独立した別の指標である。
-
問149.光の三原色(RGB)と色料の三原色(CMY)の関係について正しい説明はどれか。
- ア.RGBとCMYは無関係である
- イ.RGBの二色の加法混色がCMYの各色になる
- ウ.CMYを加法混色するとRGBになる
- エ.RGBとCMYは同じ三色である
正解:イ.RGBの二色の加法混色がCMYの各色になる
解説:加法混色の二色を混ぜた結果(赤+緑=Y、緑+青=C、赤+青=M)が減法混色の三原色になり、互いに補色の関係で対応している。
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問150.暗い夜道で、赤い看板より青緑の看板のほうが相対的に明るく目立って見えやすいのはなぜか。
- ア.赤の色温度が高いため
- イ.青の反射率が常に高いため
- ウ.暗所視で比視感度が青緑側にずれるため(プルキンエ現象)
- エ.錐体が暗所で活発になるため
正解:ウ.暗所視で比視感度が青緑側にずれるため(プルキンエ現象)
解説:暗所視では桿体が働き比視感度のピークが約507nm(青緑)へ移るため、赤は暗く青緑は明るく感じる。これはプルキンエ現象による。
-
問151.カラーマネジメントシステム(CMS)の基本的な目的として最も適切なものはどれか。
- ア.デバイス間で色の見えをできるだけ一致させる
- イ.画像のファイル容量を圧縮する
- ウ.色数を強制的に256色に減らす
- エ.印刷のインクを節約する
正解:ア.デバイス間で色の見えをできるだけ一致させる
解説:CMSは入力・表示・出力など異なるデバイス間で色の見えをできる限り一致させることを目的とする。色域や特性の違いを補正する。
-
問152.ICCプロファイルが記述している主な内容として正しいものはどれか。
- ア.画像の撮影日時の情報
- イ.デバイスの色特性とPCSとの対応関係
- ウ.印刷用紙の価格情報
- エ.ディスプレイの消費電力
正解:イ.デバイスの色特性とPCSとの対応関係
解説:ICCプロファイルはデバイスの色特性と、デバイス色とPCS(デバイス非依存色)との対応関係を記述したデータである。
-
問153.ICCプロファイルにおけるPCS(プロファイル接続空間)として用いられる色空間の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.sRGB または Adobe RGB
- イ.CMYK または RGB
- ウ.CIE XYZ または CIE L*a*b*
- エ.HSV または HLS
正解:ウ.CIE XYZ または CIE L*a*b*
解説:PCSにはデバイス非依存色であるCIE XYZまたはCIE L*a*b*が用いられ、各デバイスの色をいったんこの共通空間に変換する。
-
問154.デバイス依存色とデバイス非依存色の説明として正しいものはどれか。
- ア.RGB・CMYKはデバイス非依存色、XYZ・Labはデバイス依存色
- イ.すべてデバイス依存色である
- ウ.すべてデバイス非依存色である
- エ.RGB・CMYKはデバイス依存色、XYZ・Labはデバイス非依存色
正解:エ.RGB・CMYKはデバイス依存色、XYZ・Labはデバイス非依存色
解説:RGBやCMYKは機器の特性に依存するデバイス依存色、XYZやLabは機器に依存せず色を一意に表すデバイス非依存色である。
-
問155.ディスプレイによる色再現で用いられる混色方式として正しいものはどれか。
- ア.加法混色
- イ.減法混色
- ウ.中間混色(回転混色)
- エ.併置混色のみ
正解:ア.加法混色
解説:ディスプレイはRGBの光を重ねて色を作る加法混色である。光を重ねるほど明るくなり、3色がそろうと白になる。
-
問156.印刷による色再現の基本となる混色方式として正しいものはどれか。
- ア.加法混色
- イ.減法混色
- ウ.継時加法混色
- エ.回転混色
正解:イ.減法混色
解説:印刷はCMYのインクが光を吸収して色を作る減法混色が基本である。インクを重ねるほど暗くなる。
-
問157.色光の三原色(加法混色の三原色)の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.シアン・マゼンタ・イエロー
- イ.赤・黄・青
- ウ.赤(R)・緑(G)・青紫(B)
- エ.白・灰・黒
正解:ウ.赤(R)・緑(G)・青紫(B)
解説:色光の三原色はR(赤)・G(緑)・B(青紫)で、これらを加法混色するとさまざまな色や白色光が得られる。
-
問158.色料(色の)三原色の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.赤・緑・青
- イ.赤・黄・青
- ウ.黒・白・灰
- エ.シアン・マゼンタ・イエロー
正解:エ.シアン・マゼンタ・イエロー
解説:色料の三原色はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)で、減法混色の基本となる。印刷のプロセスカラーの基礎。
-
問159.加法混色でR(赤)とG(緑)の光を等量で重ねたときに得られる色として正しいものはどれか。
- ア.黄
- イ.シアン
- ウ.マゼンタ
- エ.黒
正解:ア.黄
解説:加法混色では赤+緑=黄、緑+青=シアン、青+赤=マゼンタとなる。赤と緑の光を重ねると黄になる。
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問160.プロセスカラー印刷で一般に用いられる4色の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.赤・緑・青・白
- イ.シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック
- ウ.シアン・マゼンタ・イエロー・白
- エ.赤・緑・青・黒
正解:イ.シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック
解説:プロセスカラーはC・M・Yの3色に、引き締めと黒の再現のためにK(ブラック)を加えた4色(CMYK)が標準である。
-
問161.網点(ハーフトーン)による階調表現の原理として正しいものはどれか。
- ア.インクの種類を多数切り替える
- イ.紙の厚さを変える
- ウ.点の大小・密度で濃淡を表現する
- エ.インクの温度を変える
正解:ウ.点の大小・密度で濃淡を表現する
解説:網点印刷では点の大小や密度で各色の濃淡を表現し、視覚的に階調や中間色を再現する。これは併置混色的な見えを利用する。
-
問162.印刷におけるスクリーン線数(lpi)が表すものとして正しいものはどれか。
- ア.用紙の白色度
- イ.インクの粘度
- ウ.印刷速度
- エ.1インチあたりの網点の列数(細かさ)
正解:エ.1インチあたりの網点の列数(細かさ)
解説:スクリーン線数は1インチあたりの網点の列数を表し、線数が高いほど網点が細かく精細な再現になる。一般印刷では175lpi前後が多い。
-
問163.色域(ガマット)の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.デバイスや色空間が再現できる色の範囲
- イ.色の明るさの段階数
- ウ.画素の総数
- エ.色温度の範囲
正解:ア.デバイスや色空間が再現できる色の範囲
解説:色域(ガマット)とは、あるデバイスや色空間で再現できる色の範囲を指す。デバイスごとに再現できる範囲は異なる。
-
問164.一般に、ディスプレイ(RGB)と印刷(CMYK)の色域を比較したときの傾向として正しいものはどれか。
- ア.印刷の色域は常にディスプレイを完全に含む
- イ.両者の色域は完全には一致せず、互いに再現できない色がある
- ウ.ディスプレイの色域は常に印刷を完全に含む
- エ.両者の色域は完全に一致する
正解:イ.両者の色域は完全には一致せず、互いに再現できない色がある
解説:多くの場合、ディスプレイは鮮やかな高彩度色まで表示でき、印刷では再現できない色がある。逆に印刷でしか出ない色域もあり、両者は完全には一致しない。
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問165.ガマットマッピングが必要となる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.画像サイズを小さくするため
- イ.ファイルを暗号化するため
- ウ.出力デバイスの色域外の色を色域内に対応づける必要があるため
- エ.解像度を上げるため
正解:ウ.出力デバイスの色域外の色を色域内に対応づける必要があるため
解説:出力デバイスの色域に元の色が収まらない場合、色域外の色を色域内に対応づける必要があるためガマットマッピングを行う。
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問166.分光測色計(分光測色器)の特徴として正しいものはどれか。
- ア.色名を音声で読み上げるだけの機器
- イ.色を塗布する装置
- ウ.画像を印刷する装置
- エ.波長ごとの分光反射率を測定し測色値を算出する
正解:エ.波長ごとの分光反射率を測定し測色値を算出する
解説:分光測色計は波長ごとの反射率(分光分布)を測定し、そこから三刺激値やL*a*b*を算出する。高精度な測色が可能。
-
問167.色彩計(三刺激値型測色計)の特徴として正しいものはどれか。
- ア.フィルタを介して三刺激値を直接測定する
- イ.波長ごとの分光分布をすべて記録する
- ウ.色を発光させる装置である
- エ.印刷の網点を作る装置である
正解:ア.フィルタを介して三刺激値を直接測定する
解説:色彩計は人間の3種の錐体に近いフィルタを通して三刺激値を直接測定する。分光測色計に比べ簡便だが分光データは得られない。
-
問168.デジタル画像における「ビット深度」が表すものとして正しいものはどれか。
- ア.画像の物理的な大きさ
- イ.1画素あたりの色を表す段階数(階調の細かさ)
- ウ.画素の総数(解像度)
- エ.ファイルの圧縮率
正解:イ.1画素あたりの色を表す段階数(階調の細かさ)
解説:ビット深度は1画素あたりの色情報の段階数を決める。例えば各色8ビットなら256段階、深いほど階調を細かく表現できる。
-
問169.各色(RGB各チャンネル)が8ビットの画像で表現できる1チャンネルあたりの階調数として正しいものはどれか。
- ア.128
- イ.512
- ウ.256
- エ.1024
正解:ウ.256
解説:8ビットは2の8乗=256段階を表す。RGB各8ビットなら約1677万色(256×256×256)を表現できる。
-
問170.ガンマ(ガンマ特性)の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.画像の物理サイズを表す値
- イ.インクの乾燥時間
- ウ.用紙の反射率
- エ.入力信号と出力輝度の非線形な対応関係を表す特性
正解:エ.入力信号と出力輝度の非線形な対応関係を表す特性
解説:ガンマは入力信号と出力輝度との非線形な対応関係を表す。ディスプレイの入出力特性や画像の階調調整に関わる。
-
問171.色の恒常性(色恒常性)の説明として正しいものはどれか。
- ア.照明光が変化しても物体色をほぼ一定に知覚する働き
- イ.暗所で色が見えにくくなる現象
- ウ.明るさで瞳孔が変化する反応
- エ.残像が見える現象
正解:ア.照明光が変化しても物体色をほぼ一定に知覚する働き
解説:色の恒常性とは、照明光の色が変化しても物体の色をほぼ一定に知覚する視覚の働きである。屋外と室内で白い紙が白く見えるのはこの例。
-
問172.sRGBについての説明として最も適切なものはどれか。
- ア.印刷専用のCMYK色空間
- イ.Webや一般機器で広く標準採用される標準RGB色空間
- ウ.XYZを直接表す測色用空間
- エ.白黒画像専用の色空間
正解:イ.Webや一般機器で広く標準採用される標準RGB色空間
解説:sRGBは一般的なディスプレイやWeb、家庭用機器で広く標準採用されている標準的なRGB色空間で、比較的狭めの色域を持つ。
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問173.Adobe RGBとsRGBの色域を比較した説明として正しいものはどれか。
- ア.Adobe RGBはsRGBより色域が狭い
- イ.両者の色域は完全に同一である
- ウ.Adobe RGBはsRGBより色域が広い
- エ.Adobe RGBはモノクロ専用である
正解:ウ.Adobe RGBはsRGBより色域が広い
解説:Adobe RGBはsRGBよりも色域が広く、特に緑〜シアン方向の鮮やかな色を多く含む。印刷適性を意識して設計されている。
-
問174.レンダリングインテント(色域変換の意図)に「知覚的(Perceptual)」を選ぶ場合の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.色域内の色を厳密にそのまま保持し外は単純切り捨て
- イ.白色点を無視して変換する
- ウ.彩度を最大化することのみを優先する
- エ.色域全体を圧縮し色の関係や階調の自然さを保つ
正解:エ.色域全体を圧縮し色の関係や階調の自然さを保つ
解説:知覚的インテントは色域全体を圧縮して色相互の関係や階調のなめらかさを保つ。写真など色域外の色が多い画像に向く。
-
問175.CMYK印刷で4色目にK(ブラック)を加える主な理由として正しいものはどれか。
- ア.CMYだけでは締まった黒が得にくいため
- イ.白を表現するため
- ウ.紙を白くするため
- エ.加法混色を行うため
正解:ア.CMYだけでは締まった黒が得にくいため
解説:CMYの重ね合わせだけでは引き締まった黒が出にくく、墨版(K)を加えることで深い黒や文字の鮮明さ、インク量の節約が得られる。
-
問176.加法混色でR・G・Bの光をすべて等量で重ねたときに得られる色として正しいものはどれか。
- ア.黒
- イ.白
- ウ.灰
- エ.茶
正解:イ.白
解説:加法混色では色光の三原色をすべて重ねると白色光になる。光が足し合わされて明るくなる性質による。
-
問177.減法混色でシアン・マゼンタ・イエローの色材を理想的にすべて重ねたときに近づく色として正しいものはどれか。
- ア.白
- イ.赤
- ウ.黒(暗い色)
- エ.緑
正解:ウ.黒(暗い色)
解説:減法混色では色料の三原色をすべて重ねると光が吸収されて黒(暗い色)に近づく。実際の印刷ではKを併用する。
-
問178.モニタプロファイルを作成する「ディスプレイのキャリブレーション」の目的として最も適切なものはどれか。
- ア.画面の解像度を上げる
- イ.消費電力を下げる
- ウ.画像を圧縮する
- エ.ディスプレイの色特性を基準に合わせて調整し正しく表示する
正解:エ.ディスプレイの色特性を基準に合わせて調整し正しく表示する
解説:キャリブレーションはディスプレイの色や輝度・ガンマを基準に合わせて調整し、その特性をプロファイル化することで正確な色表示を実現する。
-
問179.デバイス非依存色であるCIE L*a*b*の説明として正しいものはどれか。
- ア.L*が明度、a*が赤緑、b*が黄青を表すデバイス非依存色
- イ.R・G・Bの光の強さを表すデバイス依存色
- ウ.C・M・Y・Kのインク量を表す色
- エ.色温度のみを表す尺度
正解:ア.L*が明度、a*が赤緑、b*が黄青を表すデバイス非依存色
解説:L*a*b*はCIEが定めたデバイス非依存の均等色空間で、L*が明度、a*が赤緑、b*が黄青方向を表す。色差計算にも用いられる。
-
問180.CMSにおいてプロファイルを相互変換する処理を担う中核モジュールを一般に何と呼ぶか。
- ア.ハーフトーンスクリーン
- イ.カラーマネジメントモジュール(CMM)
- ウ.ガンマカーブ
- エ.スポットカラー
正解:イ.カラーマネジメントモジュール(CMM)
解説:カラーマネジメントモジュール(CMM)は、ソースとデスティネーションのICCプロファイルを参照し、PCSを介して色変換を行うエンジンである。
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問181.ディスプレイ表示と印刷出力で同じ色が完全には一致しにくい根本的な理由として最も適切なものはどれか。
- ア.画素数がまったく同じだから
- イ.どちらもCMYKを使うため
- ウ.混色方式(加法・減法)や色域が異なるため
- エ.照明が常に同じだから
正解:ウ.混色方式(加法・減法)や色域が異なるため
解説:ディスプレイは加法混色の発光、印刷は減法混色の反射であり、混色方式も色域も異なるため完全一致は難しい。CMSで近づける。
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問182.観察光源を統一するために産業界で色評価に用いられる標準的な光源・観察条件の考え方として正しいものはどれか。
- ア.照明は明るければ何でもよい
- イ.必ず白熱電球の下で観察する
- ウ.暗室で観察する
- エ.標準光源など条件管理された照明下で観察する
正解:エ.標準光源など条件管理された照明下で観察する
解説:色を正しく比較するには、標準光源(例:D50やD65)など条件管理された照明下で観察する必要がある。照明が違うと色の見えが変わるため。
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問183.sRGBやAdobe RGBのように、特定のRGB値が表す色を一意に定めるために色空間に定義されている要素として正しいものはどれか。
- ア.原色の色度座標・白色点・ガンマなど
- イ.用紙サイズと枚数
- ウ.ファイル名と保存日時
- エ.印刷インクの価格
正解:ア.原色の色度座標・白色点・ガンマなど
解説:RGB色空間は原色(RGB三原色)の色度座標、白色点、ガンマ(トーンカーブ)などを規定することで、RGB値と実際の色を対応づける。
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問184.分光測色計が色彩計(三刺激値型)に対して持つ利点として最も適切なものはどれか。
- ア.測定が必ず安価で簡単になる
- イ.異なる光源条件での測色値を計算でき条件等色評価にも使える
- ウ.色を発光表示できる
- エ.印刷物を出力できる
正解:イ.異なる光源条件での測色値を計算でき条件等色評価にも使える
解説:分光測色計は波長ごとの反射率が得られるため、異なる観察光源・視野での測色値を計算でき、条件等色(メタメリズム)の評価などにも対応できる。
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問185.デジタル画像で階調が不足したとき、グラデーション部分に段差状の縞が見える現象を何と呼ぶか。
- ア.モアレ
- イ.フレア
- ウ.バンディング(トーンジャンプ)
- エ.残像
正解:ウ.バンディング(トーンジャンプ)
解説:ビット深度(階調数)が不足すると、なめらかな濃淡が段差になって見えるバンディング(トーンジャンプ)が生じる。階調を増やすと軽減する。
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問186.印刷の網点が規則的なパターンどうしで干渉して生じる、好ましくない縞模様を何と呼ぶか。
- ア.バンディング
- イ.ガマット
- ウ.プロファイル
- エ.モアレ
正解:エ.モアレ
解説:網点の角度や周期の干渉によって生じる縞模様をモアレという。各版のスクリーン角度を適切に設定して抑制する。
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問187.色を数値で正確に管理・伝達するうえで「デバイス非依存色」を用いる利点として最も適切なものはどれか。
- ア.機器に依存せず色を共通の基準で表現・伝達できる
- イ.ファイルサイズが必ず小さくなる
- ウ.印刷インクが不要になる
- エ.画像が自動で鮮やかになる
正解:ア.機器に依存せず色を共通の基準で表現・伝達できる
解説:XYZやLabなどのデバイス非依存色は機器に依存せず色を一意に表せるため、異なる機器間で色を共通の基準でやり取りできる。
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問188.加法混色でG(緑)とB(青紫)の光を等量で重ねたときに得られる色として正しいものはどれか。
- ア.マゼンタ
- イ.シアン
- ウ.黄
- エ.白
正解:イ.シアン
解説:加法混色では緑+青=シアンとなる。色光の二次色はシアン・マゼンタ・イエローであり、これらは色料の三原色に一致する。
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問189.加法混色でB(青紫)とR(赤)の光を等量で重ねたときに得られる色として正しいものはどれか。
- ア.シアン
- イ.黄
- ウ.マゼンタ
- エ.黒
正解:ウ.マゼンタ
解説:加法混色では青+赤=マゼンタとなる。RGBの二次色が色料の三原色C・M・Yに対応する関係は色再現の基礎である。
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問190.CMYKの「プロセスカラー」に対して、あらかじめ調合された特色インクを何と呼ぶか。
- ア.プロセスカラー
- イ.加法混色
- ウ.補色
- エ.スポットカラー(特色)
正解:エ.スポットカラー(特色)
解説:スポットカラー(特色)はプロセス4色では再現しにくい色や指定色を、専用に調合したインクで刷る方式。コーポレートカラー等に用いる。
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問191.色域外の色を出力する際の処理として、白色点を保ち色度を相対的に変換する一般的なインテントを何と呼ぶか。
- ア.相対的な色域を保持(Relative Colorimetric)
- イ.知覚的(Perceptual)のみ
- ウ.彩度(Saturation)のみ
- エ.白色点無視の絶対変換のみ
正解:ア.相対的な色域を保持(Relative Colorimetric)
解説:相対的な色域を保持(Relative Colorimetric)は、白色点を出力メディアの白に合わせ、色域内の色は保ったまま色域外のみ近い色に置き換える。
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問192.ディスプレイの色再現で、各画素がRGBの3つの発光素子(サブピクセル)で構成される理由として最も適切なものはどれか。
- ア.減法混色を行うため
- イ.RGBを加法混色してさまざまな色を表現するため
- ウ.インクを節約するため
- エ.白色のみを表示するため
正解:イ.RGBを加法混色してさまざまな色を表現するため
解説:RGB各色の発光を画素内で並べて加法混色させ、さまざまな色を表現するためである。微小なため視覚的に混ざって1つの色に見える。
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問193.印刷物の色を測色する際に「分光反射率」を測定する意義として最も適切なものはどれか。
- ア.インクの匂いを測定できる
- イ.紙の厚みを測定できる
- ウ.任意の光源条件で色を計算・評価できる
- エ.印刷速度を上げられる
正解:ウ.任意の光源条件で色を計算・評価できる
解説:分光反射率を測ると任意の光源・等色関数の条件で三刺激値を計算でき、光源が変わったときの色の見え(条件等色)まで評価できる。
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問194.カラーマネジメントで「ソースプロファイル」と「出力(デスティネーション)プロファイル」を用いる変換の流れとして正しいものはどれか。
- ア.出力色→PCS→ソース色の順に固定で変換する
- イ.PCSを介さず直接RGB→CMYKの数値を流用する
- ウ.常にsRGBを経由して変換する
- エ.ソース色→PCS→出力色の順に変換する
正解:エ.ソース色→PCS→出力色の順に変換する
解説:ソースプロファイルでデバイス色をPCS(XYZ/Lab)に変換し、出力プロファイルでPCSから出力デバイス色に変換する。PCSを介して橋渡しする。
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問195.色再現において「色域外の色(out of gamut)」とは何を指すか。
- ア.対象デバイスの再現範囲に収まらない色
- イ.明度が中間の色すべて
- ウ.無彩色のこと
- エ.補色関係にある色
正解:ア.対象デバイスの再現範囲に収まらない色
解説:色域外の色とは、対象デバイスや色空間の再現範囲に収まらない色を指す。これらはガマットマッピングで色域内に置き換える必要がある。
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問196.デジタル画像のビット深度を8ビットから16ビットに増やす主な利点として最も適切なものはどれか。
- ア.画素数が自動的に増える
- イ.階調が細かくなり編集時の劣化やバンディングを抑えられる
- ウ.色域そのものが必ず広がる
- エ.解像度が2倍になる
正解:イ.階調が細かくなり編集時の劣化やバンディングを抑えられる
解説:ビット深度を上げると階調段階が大幅に増え、編集時のトーンジャンプ(バンディング)を抑え、なめらかな階調再現が可能になる。
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問197.ガンマ補正を行う一般的な目的として最も適切なものはどれか。
- ア.画像を必ず明るくするため
- イ.色域を狭くするため
- ウ.デバイス特性や視覚に合わせ階調を適切に配分するため
- エ.画素数を減らすため
正解:ウ.デバイス特性や視覚に合わせ階調を適切に配分するため
解説:ガンマ補正は人の視覚特性やデバイスの非線形な入出力特性に合わせ、階調を適切に配分して自然な明るさ・コントラストで表示・記録するために行う。
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問198.二つの色が、ある光源下では同じ色に見えても別の光源下では異なって見える現象を何と呼ぶか。
- ア.色の恒常性
- イ.補色残像
- ウ.同化現象
- エ.条件等色(メタメリズム)
正解:エ.条件等色(メタメリズム)
解説:条件等色(メタメリズム)は、分光分布が異なる二色が特定条件下で等色して見える現象。色管理では光源条件の統一が重要となる理由でもある。
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問199.色評価に用いる照明の演色性が重要となる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.演色性が低いと物体色が正しく見えず色評価を誤るため
- イ.演色性は明るさだけを表すため
- ウ.演色性が高いほど暗くなるため
- エ.演色性は色域と無関係だから
正解:ア.演色性が低いと物体色が正しく見えず色評価を誤るため
解説:演色性が低い照明では物体本来の色が正しく見えず色評価を誤る。色管理では演色性の高い基準光源で観察することが望ましい。
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問200.sRGBが家庭用ディスプレイやWebコンテンツで広く採用されてきた背景として最も適切なものはどれか。
- ア.印刷の色域を完全に含むから
- イ.一般的ディスプレイ特性を想定した標準で互換性が高いから
- ウ.XYZと完全に同一だから
- エ.モノクロ専用だから
正解:イ.一般的ディスプレイ特性を想定した標準で互換性が高いから
解説:sRGBは一般的なCRT/液晶ディスプレイの平均的特性を想定した標準として策定され、機器間互換性が高く広く普及した。
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問201.印刷で「総インク量(TAC、総量規制)」を制限する主な理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色域を広げるため
- イ.白を再現するため
- ウ.インク過多による乾燥不良・裏移りなどを防ぐため
- エ.解像度を上げるため
正解:ウ.インク過多による乾燥不良・裏移りなどを防ぐため
解説:CMYKの合計インク量が多すぎると乾きにくく裏移りやトラブルの原因になるため、印刷条件に応じて総インク量を制限する。色管理プロファイルでも考慮される。
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問202.色の三属性のうち、デジタル画像の階調(ビット深度)が直接細かく表す段階に最も関係するものはどれか。
- ア.色相の名称の数
- イ.用紙の白色度
- ウ.印刷の線数
- エ.明度(明るさ)方向を含む濃淡の段階
正解:エ.明度(明るさ)方向を含む濃淡の段階
解説:ビット深度は各チャンネルの値の段階数を決め、結果として明るさ(明度)方向を含む濃淡の細かさに直接効く。段階が多いほどなめらか。
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問203.ディスプレイのキャリブレーションで一般に「白色点」を設定する意味として最も適切なものはどれか。
- ア.画面の白の色味(基準となる色温度)を定める
- イ.画面の物理サイズを決める
- ウ.解像度を決める
- エ.消費電力を決める
正解:ア.画面の白の色味(基準となる色温度)を定める
解説:白色点は画面の白の色味(色温度)の基準を定めるもので、これを揃えることで複数環境や印刷との見え合わせがしやすくなる。
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問204.RGBデータからCMYKデータへ変換する処理(色分解)でCMSが行う本質的な処理として正しいものはどれか。
- ア.RGB値をそのままCMYK値にコピーする
- イ.プロファイルに基づき色を対応づけてCMYKへ変換する
- ウ.常に階調を半分に減らす
- エ.白色点を無視して変換する
正解:イ.プロファイルに基づき色を対応づけてCMYKへ変換する
解説:色分解ではRGB(加法混色のデバイス色)をPCSなどを介し、出力プロファイルに基づきCMYK(減法混色のデバイス色)へ色を対応づける。単純な数値置換ではない。
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問205.プロファイルが正しく埋め込まれていない画像(プロファイルなし)を扱う際に生じやすい問題として最も適切なものはどれか。
- ア.ファイルが必ず開けなくなる
- イ.画素数が減る
- ウ.環境ごとに色の解釈が変わり一貫した色再現ができない
- エ.必ずモノクロになる
正解:ウ.環境ごとに色の解釈が変わり一貫した色再現ができない
解説:プロファイルがないとRGB値がどの色を意味するか確定できず、表示・出力環境ごとに色が変わってしまう。色管理にはプロファイルが不可欠。
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問206.加法混色(RGB)と減法混色(CMY)の関係について正しいものはどれか。
- ア.RGBとCMYは無関係である
- イ.CMYはRGBの明るい版である
- ウ.両者はまったく同じ色である
- エ.RGBの補色がC・M・Yであり両者は補色関係で結びつく
正解:エ.RGBの補色がC・M・Yであり両者は補色関係で結びつく
解説:色光の三原色RGBの二次色(補色)がC・M・Yであり、これらが色料の三原色になる。加法と減法は補色関係で結びついている。
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問207.色管理における「キャラクタライゼーション(特性評価)」とは何を行うことか。
- ア.デバイスの色特性を測色しプロファイルとして記述すること
- イ.画素数を測ること
- ウ.用紙の重さを測ること
- エ.印刷速度を測ること
正解:ア.デバイスの色特性を測色しプロファイルとして記述すること
解説:キャラクタライゼーションは、調整済みデバイスの色特性を測色して把握し、その対応関係をプロファイルとして記述すること。キャリブレーション後に行う。
-
問208.分光測色計と色彩計(三刺激値型)の最も本質的な違いとして正しいものはどれか。
- ア.両者はまったく同じ原理である
- イ.分光測色計は分光分布を得るが色彩計は三刺激値を直接測る
- ウ.色彩計の方が分光分布を詳細に得られる
- エ.分光測色計は色を発光させる
正解:イ.分光測色計は分光分布を得るが色彩計は三刺激値を直接測る
解説:分光測色計は波長ごとの反射率(分光分布)を得るのに対し、色彩計はフィルタで三刺激値を直接測る。前者は光源変更計算や分光情報が得られる点が異なる。
-
問209.印刷のスクリーン線数を高く(細かく)した場合に一般に期待できる効果として正しいものはどれか。
- ア.必ず色域が広がる
- イ.インクが不要になる
- ウ.精細でなめらかな再現になりやすい
- エ.階調が必ず段差になる
正解:ウ.精細でなめらかな再現になりやすい
解説:線数を高くすると網点が細かくなり、より精細でなめらかな階調再現が可能になる。ただし用紙や印刷条件の制約も受ける。
-
問210.デバイス非依存色のCIE XYZの説明として正しいものはどれか。
- ア.RGB機器の発光量を表すデバイス依存色
- イ.CMYKインク量を表す色
- ウ.色温度のみを表す尺度
- エ.等色実験に基づくデバイス非依存の三刺激値の色空間
正解:エ.等色実験に基づくデバイス非依存の三刺激値の色空間
解説:CIE XYZは等色実験に基づくデバイス非依存の三刺激値で、すべての色を正の値で表せるよう定められた基礎的な色空間。Labやxy色度図の基礎になる。
-
問211.カラーマネジメントによって実現したいことを一言で表したものとして最も適切なものはどれか。
- ア.入力から出力まで色の見えの一貫性を保つこと
- イ.画像を必ず鮮やかにすること
- ウ.ファイルを圧縮すること
- エ.印刷速度を上げること
正解:ア.入力から出力まで色の見えの一貫性を保つこと
解説:CMSの狙いは、入力から表示・出力まで一連の工程で色の見えの一貫性を保つことである。デバイスやメディアが変わっても狙いの色を保つ。
-
問212.加法混色で色光をすべて取り除いた(光がない)状態の見えとして正しいものはどれか。
- ア.白
- イ.黒
- ウ.灰
- エ.赤
正解:イ.黒
解説:加法混色は光を足し合わせる方式なので、光がまったくない状態は黒として知覚される。逆に三原色をすべて足すと白になる。
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問213.色域(ガマット)を二次元的に視覚化する際によく用いられる図として最も適切なものはどれか。
- ア.折れ線グラフ
- イ.円グラフ
- ウ.xy色度図上の三角形による表示
- エ.棒グラフ
正解:ウ.xy色度図上の三角形による表示
解説:xy色度図(CIE色度図)上に各デバイスの三原色を頂点とする三角形を描くと、その内側がおおよその再現色域を示す。色域比較によく使われる。
-
問214.ディスプレイの色温度(白色点の設定)を変えると見えがどう変わるか、最も適切なものはどれか。
- ア.色温度は色の見えと無関係
- イ.高くすると赤みがかる
- ウ.解像度が変わる
- エ.高くすると白が青みがかり低くすると赤みがかる
正解:エ.高くすると白が青みがかり低くすると赤みがかる
解説:色温度を高くすると白が青みがかり、低くすると赤み(黄み)がかって見える。色評価では用途に応じて白色点を統一する。
-
問215.画像編集で広い色域の色空間(例:Adobe RGB)で作業する利点として最も適切なものはどれか。
- ア.鮮やかな色を保持したまま編集でき出力先に応じ変換できる
- イ.ファイルが必ず小さくなる
- ウ.画素数が増える
- エ.色が必ずモノクロになる
正解:ア.鮮やかな色を保持したまま編集でき出力先に応じ変換できる
解説:広色域空間で作業すると、印刷など色域の広い出力先で再現できる鮮やかな色を保持したまま編集できる。最終出力に応じた変換は別途行う。
-
問216.印刷の網点が視覚的に中間の濃度や色に見える理由として最も適切なものはどれか。
- ア.インクの色が物理的に薄まるため
- イ.細かい点と紙白が視覚的に混ざって中間に見えるため
- ウ.紙が色を発光するため
- エ.点が動いているため
正解:イ.細かい点と紙白が視覚的に混ざって中間に見えるため
解説:細かい網点は離れて見ると個々を分離できず、点と地(紙白)が視覚的に混ざって(併置加法的に)中間の見えになる。これが網点階調の原理。
-
問217.CMSで「色の見え(アピアランス)」を合わせるうえで観察環境の管理が重要なのはなぜか。最も適切なものを選べ。
- ア.環境は色の見えと無関係だから
- イ.暗ければ正確に見えるから
- ウ.照明や周囲によって色の見えが変わるため
- エ.明るさだけ揃えれば十分だから
正解:ウ.照明や周囲によって色の見えが変わるため
解説:同じ色でも照明や周囲の明るさ・色によって見えが変わるため、観察環境を統一しないと正しく色を比較・評価できない。色管理は環境込みで考える。
-
問218.色再現工程で「入力(スキャナ・カメラ)プロファイル」が果たす役割として正しいものはどれか。
- ア.印刷インク量を決める
- イ.用紙を選ぶ
- ウ.解像度を上げる
- エ.入力機器のRGB値を実際の色(PCS)へ対応づける
正解:エ.入力機器のRGB値を実際の色(PCS)へ対応づける
解説:入力プロファイルは、入力機器が出すデバイス依存のRGB値を、実際の色(PCS=XYZ/Lab)へ正しく対応づけるための特性記述である。
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問219.デバイス依存色の代表であるRGBとCMYKに共通する性質として正しいものはどれか。
- ア.同じ数値でも機器により再現される色が変わる
- イ.機器が違っても常に同じ色になる
- ウ.必ずデバイス非依存である
- エ.色を一意に確定できる
正解:ア.同じ数値でも機器により再現される色が変わる
解説:RGBもCMYKも、同じ数値でも機器やインク・発光特性により実際に再現される色が変わる。だからこそプロファイルで実際の色に対応づける必要がある。
-
問220.色管理において「プロファイルの埋め込み」を行う意義として最も適切なものはどれか。
- ア.ファイルを暗号化するため
- イ.値が示す色を受け手が正しく解釈できるようにするため
- ウ.画素数を増やすため
- エ.印刷を速くするため
正解:イ.値が示す色を受け手が正しく解釈できるようにするため
解説:画像にプロファイルを埋め込むと、そのRGB/CMYK値がどの色を意味するかを受け手が解釈でき、別環境でも意図した色に再現できる。
-
問221.加法混色の特徴として正しいものはどれか。
- ア.混ぜるほど暗くなる
- イ.明度が変化しない
- ウ.混ぜるほど明るくなり三原色で白に近づく
- エ.必ず黒になる
正解:ウ.混ぜるほど明るくなり三原色で白に近づく
解説:加法混色は光を足し合わせるため、混ぜるほど明るく(高明度に)なり、三原色をすべて足すと白に近づく。テレビ・ディスプレイの原理。
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問222.減法混色の特徴として正しいものはどれか。
- ア.重ねるほど明るくなる
- イ.明度が変化しない
- ウ.必ず白になる
- エ.重ねるほど暗くなり三原色で黒に近づく
正解:エ.重ねるほど暗くなり三原色で黒に近づく
解説:減法混色は色材が光を吸収するため、重ねるほど暗く(低明度に)なり、三原色を重ねると黒に近づく。印刷・絵の具の原理。
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問223.色域変換のレンダリングインテントで「彩度(Saturation)」を選ぶのに適した用途として最も適切なものはどれか。
- ア.グラフや図表など鮮やかさを優先したいコンテンツ
- イ.色精度を最優先する高品位写真
- ウ.白黒文書
- エ.測色目的の厳密再現
正解:ア.グラフや図表など鮮やかさを優先したいコンテンツ
解説:彩度インテントは色のあざやかさを優先して保つため、グラフやビジネス図表など色の鮮明さが重要なコンテンツに向く。写真には不向きなことが多い。
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問224.ディスプレイのRGB値と印刷のCMYK値を直接同じ数値でやり取りしてはいけない理由として最も適切なものはどれか。
- ア.数値の桁数が違うだけだから
- イ.両者はデバイス依存色で混色方式も色域も異なるため
- ウ.RGBは常に暗くなるから
- エ.CMYKは加法混色だから
正解:イ.両者はデバイス依存色で混色方式も色域も異なるため
解説:RGBとCMYKはどちらもデバイス依存色で、混色方式も色域も異なるため、数値をそのまま流用しても同じ色にはならない。プロファイルを介した変換が必要。
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問225.色管理ワークフローを正しく機能させるための前提として最も適切なものはどれか。
- ア.高価な機器を多数そろえること
- イ.画素数を最大化すること
- ウ.各機器の調整・正しいプロファイル・観察条件の管理が整っていること
- エ.常にsRGBだけを使うこと
正解:ウ.各機器の調整・正しいプロファイル・観察条件の管理が整っていること
解説:各デバイスが適切に調整(キャリブレーション)され正しいプロファイルを持ち、観察条件が管理されていることが、色管理が機能する前提となる。
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問226.JIS安全色において「赤」が表す主な意味として正しいものはどれか。
- ア.注意
- イ.安全状態・避難
- ウ.指示・誘導
- エ.防火・禁止・停止
正解:エ.防火・禁止・停止
解説:JISの安全色では赤は防火・禁止・停止・高度の危険を表し、消火栓や禁止標識などに用いられる。最も注意を要する色である。
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問227.JIS安全色において「黄」が表す主な意味として正しいものはどれか。
- ア.禁止・停止
- イ.注意
- ウ.安全・進行
- エ.放射能
正解:イ.注意
解説:黄は注意を表し、つまずきや衝突などへの警告に用いられる。黒との組み合わせで縞模様として注意喚起されることが多い。
-
問228.JIS安全色において「緑」が表す主な意味として正しいものはどれか。
- ア.高度の危険
- イ.注意
- ウ.安全状態・避難・救護
- エ.指示
正解:ウ.安全状態・避難・救護
解説:緑は安全状態・進行・避難を表し、非常口や救護所の表示に用いられる。安心して進める状態を示す。
-
問229.JIS安全色において「青」が表す主な意味として正しいものはどれか。
- ア.防火・禁止
- イ.注意
- ウ.安全・避難
- エ.指示・誘導
正解:エ.指示・誘導
解説:青は指示・誘導を表し、保護具の着用などの指示や案内に用いられる。義務的な行動を促す色として位置づけられる。
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問230.JIS安全色において「赤紫(赤むらさき)」が表す主な意味として正しいものはどれか。
- ア.放射能
- イ.防火
- ウ.避難
- エ.注意
正解:ア.放射能
解説:赤紫は放射能を表す安全色として規定されており、放射線管理区域などの表示に用いられる。特殊な危険を示す色である。
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問231.JIS安全色において「黄赤(オレンジ)」が表す主な意味として正しいものはどれか。
- ア.安全
- イ.危険
- ウ.指示
- エ.放射能
正解:イ.危険
解説:黄赤は危険を表し、機械の危険部位や航海・航空の保安施設などに用いられる。赤に次ぐ危険警告の色である。
-
問232.JIS安全色で用いられる「対比色(補助色)」として規定されている色の組み合わせはどれか。
- ア.赤と青
- イ.黄と緑
- ウ.白と黒
- エ.紫と橙
正解:ウ.白と黒
解説:安全色を引き立て見やすくするための対比色として白と黒が規定されている。文字や図記号、縞模様に用いられる。
-
問233.安全標識において「禁止」を表す図記号の地色として、JISで一般に用いられる安全色はどれか。
- ア.緑
- イ.青
- ウ.黄
- エ.赤
正解:エ.赤
解説:禁止標識は赤を基調とし、白地に赤い縁取りと斜線で禁止行為を示すのが一般的である。赤は停止・禁止を象徴する。
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問234.国際流行色委員会(インターカラー)の役割として最も適切なものはどれか。
- ア.国際的な流行色を選定・提案する
- イ.染料の安全基準を定める
- ウ.繊維製品の関税を決める
- エ.色名のJIS規格を制定する
正解:ア.国際的な流行色を選定・提案する
解説:インターカラーは加盟各国の代表が集まり、シーズンに先立って国際的な流行色(インターカラー)を選定・提案する国際機関である。
-
問235.インターカラーが流行色を選定するのは、実際にその色が市場に出回るおおよそどのくらい前とされるか。
- ア.約2か月前
- イ.約半年前
- ウ.約2年前
- エ.約10年前
正解:ウ.約2年前
解説:インターカラーは実シーズンの約2年前に選定するとされる。素材・糸・生地・製品へと流通段階を経るため早期の方向づけが必要となる。
-
問236.日本で流行色情報の調査・提案を行う団体として知られる「JAFCA」の名称として正しいものはどれか。
- ア.日本色彩研究所
- イ.日本規格協会
- ウ.日本塗料工業会
- エ.日本流行色協会
正解:エ.日本流行色協会
解説:JAFCAは日本流行色協会の略称で、国内向けの流行色情報の提案やカラートレンド調査を行う団体である。
-
問237.ファッションにおける「シーズンカラー」の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.信号機に使う色のこと
- イ.印刷の基準色のこと
- ウ.季節ごとに展開される色の傾向
- エ.国旗に使われる色のこと
正解:ウ.季節ごとに展開される色の傾向
解説:シーズンカラーは春夏・秋冬など季節ごとに提案・展開される色の傾向を指す。季節感や気候に合わせた色計画の基礎となる。
-
問238.色のユニバーサルデザイン(カラーユニバーサルデザイン)の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.できるだけ多くの人に色情報が正しく伝わるよう配慮する
- イ.派手な色を多用して目立たせる
- ウ.白黒のみで表現する
- エ.流行色だけを使う
正解:ア.できるだけ多くの人に色情報が正しく伝わるよう配慮する
解説:CUDは色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が正しく伝わるよう配色する考え方である。色だけに頼らない工夫も含む。
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問239.色覚の型を表す記号として、一般に「P型」が指すものはどれか。
- ア.L錐体に関連する型
- イ.色を全く感じない状態のみ
- ウ.夜盲の状態
- エ.視力の低下
正解:ア.L錐体に関連する型
解説:P型はL錐体(赤に関わる長波長感受)の特性に関連する型を指す表記である。CUDではP型・D型などの色覚特性に配慮する。
-
問240.カラーユニバーサルデザインで一般に「見分けにくい」とされやすい色の組み合わせはどれか。
- ア.白と黒
- イ.赤と緑
- ウ.黄と紺
- エ.白と青
正解:イ.赤と緑
解説:赤と緑は代表的に区別が難しくなりやすい組み合わせとされる。CUDでは明度差や形・文字の併用で識別性を補う配慮が求められる。
-
問241.色に頼った情報伝達を補うCUDの工夫として最も適切なものはどれか。
- ア.色数をできるだけ増やす
- イ.彩度を最大にする
- ウ.形・文字・パターンを併用する
- エ.全ての色を同じ明度にする
正解:ウ.形・文字・パターンを併用する
解説:色の違いだけでなく、形・文字・パターン・位置などを併用すると色覚特性によらず情報が伝わりやすくなる。色だけに依存しない設計が基本である。
-
問242.ロービジョンや高齢者への色彩配慮として適切でないものはどれか。
- ア.文字と背景に十分な明度差をつける
- イ.重要情報は明度差を確保する
- ウ.サインに大きめの文字を使う
- エ.背景と文字の明度差を小さくする
正解:エ.背景と文字の明度差を小さくする
解説:見やすさには明度差(コントラスト)の確保が重要であり、明度差の小さい配色は避けるべきである。十分な明度差は識別を助ける。
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問243.加齢に伴う水晶体の変化により、高齢者に見分けにくくなりやすいとされる色の傾向はどれか。
- ア.青系の色の見分けがつきにくくなりやすい
- イ.赤がまったく見えなくなる
- ウ.明度差が大きいほど見にくくなる
- エ.黄が黒に見える
正解:ア.青系の色の見分けがつきにくくなりやすい
解説:加齢で水晶体が黄変するため、青系や青と黒の区別など短波長側の見分けがつきにくくなりやすいとされる。サイン計画で配慮される。
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問244.インテリアの配色計画における「ベースカラー」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.空間で最も大きな面積を占める基調色
- イ.最も小さな面積で目立たせる色
- ウ.家具に少しだけ使う差し色
- エ.照明の色温度のこと
正解:ア.空間で最も大きな面積を占める基調色
解説:ベースカラーは床・壁・天井など空間で最も大きな面積を占める基調色で、一般に70%程度を占めるとされる。落ち着いた色が選ばれやすい。
-
問245.インテリアの配色計画における「アソートカラー(メインカラー)」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.床や壁の最大面積の色
- イ.ベースに次ぐ面積でインテリアの主印象を作る色
- ウ.ごく小面積の差し色
- エ.天井のみに使う色
正解:イ.ベースに次ぐ面積でインテリアの主印象を作る色
解説:アソートカラーはベースに次いで面積を占める従属色で、ソファやカーテンなどに用いられ、部屋の主たる印象を方向づける。25%程度とされる。
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問246.インテリアの配色計画における「アクセントカラー」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.最大面積の基調色
- イ.二番目に大きい面積の色
- ウ.小面積で空間を引き締める強調色
- エ.壁全体に塗る色
正解:ウ.小面積で空間を引き締める強調色
解説:アクセントカラーは小面積に用いて空間を引き締めたり変化を与える強調色で、クッションや小物などに使われる。一般に5%程度とされる。
-
問247.インテリアの配色でベース・アソート・アクセントの面積比として一般によく挙げられる目安はどれか。
- ア.30:30:40
- イ.50:40:10
- ウ.33:33:34
- エ.70:25:5
正解:エ.70:25:5
解説:おおよそベース70%・アソート25%・アクセント5%が目安としてよく示される。あくまで一般的な指針で厳密な規定ではない。
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問248.暖色系を多用した住空間の心理的効果として一般に説明されるものはどれか。
- ア.温かみや活発さを感じさせやすい
- イ.必ず冷たく感じさせる
- ウ.空間を実際より広く感じさせる効果しかない
- エ.眠気を完全になくす
正解:ア.温かみや活発さを感じさせやすい
解説:暖色系は温かみや活発さ・近接感を与えやすいとされる。リビングなど団らんの空間で用いられることがある。あくまで一般的傾向である。
-
問249.寝室など休息の空間で一般に好まれやすい色の傾向として適切なものはどれか。
- ア.高彩度の原色を全面に使う
- イ.落ち着いた低彩度の色を用いる
- ウ.蛍光色を多用する
- エ.強い補色対比を全面に使う
正解:イ.落ち着いた低彩度の色を用いる
解説:落ち着きやリラックスを促す目的では、低彩度や寒色・中性色など穏やかな色が好まれやすい。用途に応じた色選択が基本である。
-
問250.インテリアにおける照明の色温度について、一般に「電球色」が与える印象として適切なものはどれか。
- ア.青白く緊張感のある印象
- イ.無彩色で印象が出ない
- ウ.温かみがありくつろいだ印象
- エ.緑がかった印象
正解:ウ.温かみがありくつろいだ印象
解説:電球色は色温度が低くオレンジがかった温かみのある光で、くつろぎや落ち着きの演出に向くとされる。住空間で広く用いられる。
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問251.照明の色温度が「高い」光の一般的な見え方として正しいものはどれか。
- ア.オレンジがかって温かい
- イ.赤みが強い
- ウ.緑がかって暗い
- エ.青白くすっきりした印象
正解:エ.青白くすっきりした印象
解説:色温度が高い光は青白く、すっきりと活動的な印象を与えやすいとされる。事務空間などで用いられることがある。
-
問252.景観に関する基本的な法律として、まちなみや自然景観の保全・形成を目的に制定されたものはどれか。
- ア.景観法
- イ.建築基準法のみ
- ウ.道路交通法
- エ.電波法
正解:ア.景観法
解説:景観法は良好な景観の形成を目的とした基本的な法律で、自治体による景観計画の策定などの根拠となる。色彩の誘導にも関係する。
-
問253.自治体が良好なまちなみを形成するために定め、建築物の色彩や形態の基準を示すことがある計画はどれか。
- ア.都市計画税の計画
- イ.景観計画
- ウ.防災備蓄計画
- エ.上下水道計画
正解:イ.景観計画
解説:景観計画は景観法に基づき自治体が定めるもので、地域ごとに建築物の色彩・高さ・形態などの方針や基準を示すことがある。
-
問254.屋外広告物に関する規制の主な目的として最も適切なものはどれか。
- ア.広告料金を統一するため
- イ.広告の文字数を増やすため
- ウ.良好な景観の保全や危害防止のため
- エ.夜間の照度を最大化するため
正解:ウ.良好な景観の保全や危害防止のため
解説:屋外広告物規制は良好な景観の保全や危害の防止を目的とし、広告物の色彩・大きさ・掲出場所などを制限することがある。
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問255.景観に配慮した外壁色の一般的な誘導方針として適切なものはどれか。
- ア.高彩度の原色を推奨する
- イ.蛍光色を推奨する
- ウ.色彩を全く規定しない
- エ.低彩度で落ち着いた色に誘導する
正解:エ.低彩度で落ち着いた色に誘導する
解説:まちなみの調和のためには、外壁を高彩度の派手な色ではなく、低彩度で落ち着いた色に誘導することが多い。背景となる自然や周囲との調和を重視する。
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問256.環境色彩計画における「地域の色(ローカルカラー)」の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.その土地の風土に根ざした色を尊重する
- イ.全国で同じ色に統一する
- ウ.最新の流行色だけを採用する
- エ.色は使わず無彩色にする
正解:ア.その土地の風土に根ざした色を尊重する
解説:地域の色は、その土地の土や植生・伝統的な建材などに由来する色を尊重し、まちなみの個性や調和を生かす考え方である。風土性を重視する。
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問257.色彩心理における「色の恒常性(色恒常)」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.色が時間とともに退色する現象
- イ.二つの色が混ざって見える現象
- ウ.照明が変わっても物の色をほぼ一定に知覚する働き
- エ.明るさだけを感じる働き
正解:ウ.照明が変わっても物の色をほぼ一定に知覚する働き
解説:色の恒常性は、照明条件が変化しても物の色をほぼ同じ色として知覚する働きである。視覚系の補正によって安定した色認識が保たれる。
-
問258.ある色の周囲に置いた色の影響で、その色が反対方向に強調されて見える現象を何というか。
- ア.色の同化
- イ.色の対比
- ウ.色の恒常
- エ.色の順応
正解:イ.色の対比
解説:色の対比は隣接・周囲の色の影響で差が強調されて見える現象で、色相対比・明度対比・彩度対比・補色対比などがある。
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問259.細い線や小さな面積で、隣接色に近づいて見える現象を何というか。
- ア.色の対比
- イ.色の恒常
- ウ.色の同化
- エ.色の残像
正解:ウ.色の同化
解説:色の同化は対比とは逆に、隣接色に近づいて見える現象で、細かい模様や狭い面積で起こりやすい。フォン・ベゾルト効果とも関連する。
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問260.強い色を見つめた後、視線を移すと反対色(補色)が見える現象を何というか。
- ア.色の同化
- イ.色の恒常
- ウ.色の対比
- エ.補色残像(陰性残像)
正解:エ.補色残像(陰性残像)
解説:補色残像(陰性残像)は、ある色を見続けた後に補色が知覚される現象である。視細胞の順応によって生じるとされる。
-
問261.色の心理的効果として、暖色が一般に与えるとされる距離感の傾向はどれか。
- ア.必ず後退して見える
- イ.距離感に全く影響しない
- ウ.常に同じ距離に見える
- エ.進出して近く見えやすい
正解:エ.進出して近く見えやすい
解説:暖色は近くに進出して見えやすい進出色とされ、寒色は後退して見えやすい後退色とされる。あくまで一般的傾向である。
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問262.同じ大きさでも、一般に「膨張して大きく見えやすい」とされる色の傾向はどれか。
- ア.明度が低く暗い色
- イ.明度が高く明るい色
- ウ.無彩色のみ
- エ.彩度が0の色のみ
正解:イ.明度が高く明るい色
解説:明度が高い色や暖色は膨張して見えやすく、明度が低い色や寒色は収縮して見えやすいとされる。明度の影響が大きいとされる。
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問263.色の心理的効果のうち、時間の経過を実際より長く感じさせやすいとされる傾向はどれか。
- ア.寒色系の環境
- イ.無彩色の環境
- ウ.暖色系の環境
- エ.色は時間感覚に無関係
正解:ウ.暖色系の環境
解説:一般に暖色系の環境は時間を長く感じさせやすく、寒色系は短く感じさせやすいといわれる。これは経験則的な傾向として紹介される。
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問264.ファッションの色彩計画で、肌・髪・瞳などの個人の色特徴に合う色を考える基本的な考え方として適切なものはどれか。
- ア.流行色だけを最優先する
- イ.個人の肌・髪・瞳との調和を考える
- ウ.常に無彩色を選ぶ
- エ.色は考慮しない
正解:イ.個人の肌・髪・瞳との調和を考える
解説:着る人の肌・髪・瞳などとの調和を考え、似合う色を選ぶことが計画の基本となる。個人の特徴と色の関係を踏まえる。
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問265.ファッションにおける「トーン・オン・トーン配色」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.同系色相で明度差をつける配色
- イ.正反対の色相を強く対比させる配色
- ウ.無彩色だけの配色
- エ.色相をばらばらにする配色
正解:ア.同系色相で明度差をつける配色
解説:トーン・オン・トーンは同一またはごく近い色相でトーン(明度・彩度)に差をつけた配色で、まとまりがありつつ濃淡の変化を出せる。
-
問266.ファッション素材の質感と色の関係について、一般に正しいとされる説明はどれか。
- ア.素材が違っても色の見え方は完全に同じ
- イ.素材の質感によって同じ色でも見え方が変わる
- ウ.色は素材より重さで決まる
- エ.光沢の有無は色に無関係
正解:イ.素材の質感によって同じ色でも見え方が変わる
解説:同じ色でも素材の光沢や織り・起毛など質感によって見え方や印象が変わる。光沢素材は色が冴えて見え、マット素材は柔らかく見えやすい。
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問267.産業分野の色彩管理において、製品の色を一定に保つために重要なこととして最も適切なものはどれか。
- ア.色は担当者の好みで決める
- イ.毎回違う色にする
- ウ.色管理は不要
- エ.基準色を定め測色で管理する
正解:エ.基準色を定め測色で管理する
解説:製品色のばらつきを抑えるには、基準色(標準色)を定め測色などで管理し、許容差を設けて品質を保つことが重要である。
-
問268.医療・福祉施設のサイン計画で色彩を用いる目的として最も適切なものはどれか。
- ア.装飾性だけを高める
- イ.経路や区域の識別性・誘導性を高める
- ウ.色数を最大化する
- エ.壁を派手にする
正解:イ.経路や区域の識別性・誘導性を高める
解説:施設のサインでは、診療科や経路を色で区別し誘導性や識別性を高める。利用者が迷わず移動できるよう配慮することが目的である。
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問269.ビジュアル・メディアにおける配色で、画面の情報を見やすくするための基本として適切なものはどれか。
- ア.背景と文字の明度差をなくす
- イ.彩度だけを高める
- ウ.文字と背景に十分な明度差を確保する
- エ.全要素を同じ色にする
正解:ウ.文字と背景に十分な明度差を確保する
解説:文字や図と背景に十分な明度差(コントラスト)を確保することが可読性の基本である。色覚特性への配慮も合わせて行う。
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問270.色の三属性のうち、色みの種類を表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.彩度
- ウ.光沢
- エ.色相
正解:エ.色相
解説:色相は赤・黄・緑・青などの色みの種類を表す属性である。明度は明るさ、彩度は鮮やかさを表す。応用分野でも基礎として用いられる。
-
問271.安全色彩を用いるうえでの基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.色だけでなく形や文字と組み合わせて意味を伝える
- イ.色は装飾なので自由に変えてよい
- ウ.毎回違う色を割り当てる
- エ.目立てばどんな色でもよい
正解:ア.色だけでなく形や文字と組み合わせて意味を伝える
解説:安全色は色だけでなく形(標識の形状)や文字と組み合わせ、誰にでも意味が伝わるようにすることが重要である。識別性と統一性が求められる。
-
問272.カラーバリアフリーの観点から、表やグラフを作るときの配慮として適切でないものはどれか。
- ア.凡例にラベルや記号も付ける
- イ.線種やマーカーを変える
- ウ.区別を色だけに頼る
- エ.明度差を確保する
正解:ウ.区別を色だけに頼る
解説:区別を色だけに依存すると伝わりにくい人がいる。線種・マーカー・ラベルなどを併用するのが望ましく、赤緑のみの色分けは避ける配慮が必要である。
-
問273.環境色彩において、屋外の大きな構造物や工作物の色を選ぶ際の一般的な考え方として適切なものはどれか。
- ア.とにかく高彩度で目立たせる
- イ.白黒の縞模様を必ず使う
- ウ.周囲との調和を重視し低彩度の色を選ぶ
- エ.色は周囲を無視して決める
正解:ウ.周囲との調和を重視し低彩度の色を選ぶ
解説:大規模構造物は周囲の自然や空・まちなみとの調和を重視し、低彩度で目立ちすぎない色を選ぶことが多い。圧迫感の軽減にもつながる。
-
問274.色彩計画における「景観色彩」で、外壁などに用いる色を表すために使われることが多い属性の組み合わせはどれか。
- ア.色相・明度・彩度
- イ.価格・重さ・大きさ
- ウ.明るさ・音・温度
- エ.幅・高さ・奥行きのみ
正解:ア.色相・明度・彩度
解説:景観の色彩誘導では色相・明度・彩度(マンセル値など)を用い、特に彩度を抑える基準が示されることが多い。客観的指標で誘導する。
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問275.ファッションの流行色情報が、糸・生地・製品へと段階的に展開していく流れの説明として最も適切なものはどれか。
- ア.製品が先で糸が最後に決まる
- イ.素材は色と無関係に作られる
- ウ.川上の素材段階から川下の製品段階へ展開する
- エ.全工程が同時に色を決める
正解:ウ.川上の素材段階から川下の製品段階へ展開する
解説:流行色は早期に方向づけされ、糸・素材から生地・製品へと時間をかけて川上から川下へ展開する。先行選定はこの流通段階を見越したものである。
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問276.高齢者やロービジョンに配慮したサインで、特に確保すべき要素として最も重要なものはどれか。
- ア.文字と背景の明度差(コントラスト)
- イ.色数の多さ
- ウ.彩度の最大化
- エ.装飾の華やかさ
正解:ア.文字と背景の明度差(コントラスト)
解説:見やすさには文字と背景の十分な明度差(コントラスト)が最も重要とされる。彩度や色相の違いだけでは見分けにくい場合がある。
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問277.色のユニバーサルデザインで「T型」が一般に関連づけられる錐体はどれか。
- ア.L錐体
- イ.M錐体
- ウ.S錐体
- エ.錐体とは無関係
正解:ウ.S錐体
解説:T型はS錐体(短波長感受)の特性に関連する型を指す表記とされ、頻度は比較的少ないとされる。CUDでは各型に配慮する。
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問278.色彩心理における「色の面積効果」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.面積が大きいほど明るく鮮やかに見えやすい
- イ.面積に関係なく色は同じに見える
- ウ.面積が大きいほど無彩色に見える
- エ.小面積ほど明るく見える
正解:ア.面積が大きいほど明るく鮮やかに見えやすい
解説:面積効果は、同じ色でも面積が大きいと明度・彩度が高く鮮やかに見えやすい現象である。塗装やインテリアの色選びで注意が必要とされる。
-
問279.インテリアで天井を明るい色、床を暗い色にすると一般に得られやすい印象として適切なものはどれか。
- ア.天井が下がって圧迫感だけが出る
- イ.上が広がり安定感のある印象になりやすい
- ウ.必ず狭く感じる
- エ.色は印象に無関係
正解:イ.上が広がり安定感のある印象になりやすい
解説:天井を明るく床を暗くすると、上方が広がり下方が安定して落ち着いた印象になりやすいとされる。色の明度配置で空間印象を調整できる。
-
問280.屋外広告物の色彩規制で、景観配慮のため一般に抑制が求められやすいものはどれか。
- ア.低彩度で控えめな色
- イ.小さな案内サイン
- ウ.高彩度で過度に大きい広告
- エ.地色を抑えた表示
正解:ウ.高彩度で過度に大きい広告
解説:けばけばしい高彩度色や過度に大きな広告は景観を損ねやすく、彩度や面積の抑制が求められることがある。地域により基準は異なる。
-
問281.色彩心理における「明視性(視認のしやすさに関わる性質の一つ)」を高める基本的な要素として最も重要なものはどれか。
- ア.図と地の明度差
- イ.色数の多さ
- ウ.光沢の強さ
- エ.彩度の低さのみ
正解:ア.図と地の明度差
解説:図と地(背景)の明度差が大きいほど明視性は高まりやすい。標識や表示の読み取りやすさの基礎となる考え方である。
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問282.ファッションで「シーズンカラー」とともに用いられる「ベーシックカラー」の一般的な意味として適切なものはどれか。
- ア.毎シーズン大きく変わる流行色
- イ.流行に左右されにくい定番の色
- ウ.安全標識専用の色
- エ.印刷の校正用の色
正解:イ.流行に左右されにくい定番の色
解説:ベーシックカラーは流行に左右されにくく長く使える定番色(黒・紺・白・ベージュなど)を指すことが多い。シーズンカラーと組み合わせて計画される。
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問283.JIS安全色の運用において、色だけでは伝わりにくい人にも配慮する近年の考え方として適切なものはどれか。
- ア.色だけに依存して伝える
- イ.形や文字を排除する
- ウ.色覚の多様性に配慮し識別しやすさを高める
- エ.彩度を上げれば配慮は不要
正解:ウ.色覚の多様性に配慮し識別しやすさを高める
解説:近年は色覚の多様性に配慮し、安全色でも明度差の確保や形・文字の併用など識別しやすさを高める方向で見直しが進められている。
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問284.色彩心理における「軽い・重い」という色の感情効果に最も強く影響する属性はどれか。
- ア.色相
- イ.彩度
- ウ.光沢
- エ.明度
正解:エ.明度
解説:軽い・重いの感じには明度の影響が大きく、明度が高い色は軽く、低い色は重く感じられやすいとされる。一般的な傾向として紹介される。
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問285.地域の色(ローカルカラー)を生かす環境色彩計画の進め方として最も適切なものはどれか。
- ア.現地の色を調査し地域の色傾向を踏まえる
- イ.他地域の色をそのまま移植する
- ウ.色調査はせず流行で決める
- エ.全て同一の色に統一する
正解:ア.現地の色を調査し地域の色傾向を踏まえる
解説:現地調査で土・植生・既存建物などの色を把握し、その地域の色の傾向を踏まえて計画することが基本である。風土に根ざした色を尊重する。
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問286.産業製品(自動車・家電など)の色彩計画で、流行色が果たす役割として適切なものはどれか。
- ア.流行色は工業製品には全く関係しない
- イ.市場の嗜好や流行色が色選定に影響することがある
- ウ.製品色は必ず安全色で決める
- エ.色は機能と無関係なので考慮しない
正解:イ.市場の嗜好や流行色が色選定に影響することがある
解説:工業製品でも市場の嗜好や流行色が色の方向づけに影響を与えることがある。ただし定番色も併せて計画されるのが一般的である。
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問287.サイン計画における「色のコーディング」の目的として最も適切なものはどれか。
- ア.全てを同じ色にして統一する
- イ.色を暗号化して読めなくする
- ウ.色をランダムに割り当てる
- エ.区域や系統を色で対応づけて分かりやすくする
正解:エ.区域や系統を色で対応づけて分かりやすくする
解説:色のコーディングは、区域・系統・分類などを色で対応づけて分かりやすく示す手法である。色だけに頼らず文字併用も推奨される。
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問288.インテリア空間で補色対比を強く使った配色の一般的な傾向として適切なものはどれか。
- ア.互いを引き立て活気が出やすい
- イ.必ず落ち着いた印象になる
- ウ.色が見えなくなる
- エ.明度差が必ずなくなる
正解:ア.互いを引き立て活気が出やすい
解説:補色対比は互いを引き立て活気や緊張感が出やすい。広い面積で多用すると刺激が強くなりやすいため、面積やトーンの調整が望まれる。
-
問289.色彩心理における「進出色・後退色」について、一般に後退して見えやすいとされる色の傾向はどれか。
- ア.暖色系の明るい色
- イ.寒色系の色
- ウ.高彩度の赤
- エ.明度の高い黄
正解:イ.寒色系の色
解説:寒色系や明度の低い色は後退して見えやすいとされる。進出色は暖色系や明度の高い色とされる。空間演出に応用される。
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問290.ファッションの配色で、無彩色(白・黒・グレー)が果たす役割として適切なものはどれか。
- ア.他の色を引き立て配色を整える
- イ.必ず派手さを加える
- ウ.彩度を上げる
- エ.色相を増やす
正解:ア.他の色を引き立て配色を整える
解説:無彩色は他の色を引き立てたり、まとめ役として配色を整える働きがある。コーディネートの調整役として広く用いられる。
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問291.カラーユニバーサルデザインの観点から、地図やグラフで赤と緑を隣接させる場合の望ましい工夫はどれか。
- ア.彩度をそろえて目立たせる
- イ.境界線やラベルを併用して区別しやすくする
- ウ.両方を同じ明度にする
- エ.凡例を省く
正解:イ.境界線やラベルを併用して区別しやすくする
解説:赤緑は区別しにくい人がいるため、明度差をつける・縁取りや境界線を入れる・記号やラベルを併用するなどの工夫が望ましい。色だけに頼らないことが基本である。
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問292.景観における「まちなみの調和」を目的とした色彩誘導で、避けられやすい状態はどれか。
- ア.低彩度でまとまった配色
- イ.周囲と連続する色調
- ウ.周囲から突出する派手な配色
- エ.落ち着いた外壁色
正解:ウ.周囲から突出する派手な配色
解説:周囲から突出する高彩度・高明度差の派手な配色は調和を乱しやすく避けられやすい。背景や隣接建物との連続性を重んじる。
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問293.色彩心理における「興奮・沈静」の感情効果について、一般に興奮を促しやすいとされる色の傾向はどれか。
- ア.低彩度の寒色
- イ.無彩色のグレー
- ウ.明度の高い水色
- エ.高彩度の暖色(赤など)
正解:エ.高彩度の暖色(赤など)
解説:高彩度の暖色(赤など)は興奮を促しやすく、寒色や低彩度は沈静的とされる。あくまで一般的傾向で個人差や文脈がある。
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問294.産業・公共空間における安全色彩の運用で、最も重視されるべきことはどれか。
- ア.装飾の華やかさ
- イ.色数の多さ
- ウ.毎回の色変更
- エ.意味の統一性と識別性
正解:エ.意味の統一性と識別性
解説:安全色は意味の統一性と識別性が最重要で、規格に沿って一貫して用いることで誤認を防ぎ安全性を高める。装飾性より機能性を優先する。
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問295.ファッションにおける「フォカマイユ配色」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.正反対の色相を強く対比させる配色
- イ.ごく近い色相・トーンで微妙な差をつける配色
- ウ.無彩色だけの配色
- エ.原色を等間隔に並べる配色
正解:イ.ごく近い色相・トーンで微妙な差をつける配色
解説:フォカマイユ配色はごく近い色相・トーンでわずかな差をつけたあいまいで上品な配色を指す。微妙なニュアンスを生かす配色である。
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問296.インテリアにおける照明と色の関係で注意すべき点として最も適切なものはどれか。
- ア.照明が変わっても色は同じに見える
- イ.光源の色温度や演色性で色の見えが変わる
- ウ.照明は色に無関係
- エ.演色性は色と関係しない
正解:イ.光源の色温度や演色性で色の見えが変わる
解説:光源の色温度や演色性によって室内の色の見え方が変わるため、実際の照明下で色を確認することが望ましい。昼光と人工光でも見えは異なる。
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問297.色覚の多様性に配慮した配色を行う際、最初に意識すべき基本原則として最も適切なものはどれか。
- ア.重要情報を色の違いだけで区別させない
- イ.色数を最大限に増やす
- ウ.似た色を多用する
- エ.明度差をなくす
正解:ア.重要情報を色の違いだけで区別させない
解説:重要な情報は色の違いだけで区別させないことが基本原則である。明度差・形・文字・パターンを併用し、誰にでも伝わる設計を目指す。
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問298.色彩心理における「視認性」を高める標識の配色として、一般に効果的とされる組み合わせの考え方はどれか。
- ア.図と地の明度差を大きくする
- イ.図と地を同じ色にする
- ウ.明度差をなくす
- エ.彩度だけを上げる
正解:ア.図と地の明度差を大きくする
解説:視認性は図と地の明度差が大きいほど高まりやすく、黒地に黄などコントラストの高い組み合わせが用いられる。遠くからの判読に有効とされる。
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問299.環境色彩計画における外壁色の彩度に関する一般的な指針として、最も適切なものはどれか。
- ア.彩度をできるだけ高くする
- イ.彩度を抑えめにして調和を図る
- ウ.彩度は色に影響しない
- エ.彩度より明度を最大にする
正解:イ.彩度を抑えめにして調和を図る
解説:景観配慮では外壁の彩度を抑えめにする指針が示されることが多く、自然や周囲との調和を保ちやすくする。地域や用途で基準は異なる。
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問300.色彩心理における「色の連想」について、一般に「赤」から連想されやすいものとして挙げられる傾向はどれか。
- ア.冷静・沈静・清潔
- イ.誠実・知性・冷たさ
- ウ.成長・安らぎ・自然
- エ.火・情熱・危険
正解:エ.火・情熱・危険
解説:赤は火・血・情熱・危険などが連想されやすいとされる。色の連想には具体的連想と抽象的連想があり、文化や個人差もあるが一般的傾向として紹介される。
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問301.JIS Z 8102「物体色の色名」で規定される色名の体系は、大きく3つに分類される。その3分類として正しいものはどれか。
- ア.基本色名・系統色名・慣用色名(固有色名)
- イ.原色名・補色名・混色名
- ウ.暖色名・寒色名・中性色名
- エ.有彩色名・無彩色名・金属色名
正解:ア.基本色名・系統色名・慣用色名(固有色名)
解説:JIS Z 8102では色名を「基本色名」「系統色名」「慣用色名(固有色名)」の3つに体系づけている。基本色名と系統色名で物体色を秩序立てて表し、慣用色名は個別の名称である。
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問302.JIS Z 8102における「基本色名」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.動物や植物に由来する個別の色名
- イ.色を表す最も基本的な色名で、有彩色10色と無彩色からなる
- ウ.明度・彩度の修飾語を付けた色名
- エ.外国語をカタカナ表記した色名
正解:イ.色を表す最も基本的な色名で、有彩色10色と無彩色からなる
解説:基本色名は色を表現するための基本となる色名で、有彩色10種(赤・黄赤・黄・黄緑・緑・青緑・青・青紫・紫・赤紫)と無彩色(白・灰色・黒)が規定されている。
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問303.JIS Z 8102で規定される有彩色の基本色名は何種類か。
- ア.5種類
- イ.7種類
- ウ.10種類
- エ.12種類
正解:ウ.10種類
解説:有彩色の基本色名は、赤・黄赤・黄・黄緑・緑・青緑・青・青紫・紫・赤紫の10種類が規定されている。これらに無彩色(白・灰色・黒)が加わる。
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問304.JIS Z 8102の有彩色の基本色名に含まれないものはどれか。
- ア.黄赤
- イ.青緑
- ウ.赤紫
- エ.茶
正解:エ.茶
解説:基本色名(有彩色)は赤・黄赤・黄・黄緑・緑・青緑・青・青紫・紫・赤紫の10種。「茶」は系統色名・慣用色名では使うが、基本色名10種には含まれない。
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問305.「系統色名」の構成として正しいものはどれか。
- ア.基本色名に明度・彩度・色相の修飾語を付けて表す
- イ.動植物名をそのまま用いる
- ウ.顔料名を必ず含める
- エ.数値座標のみで表す
正解:ア.基本色名に明度・彩度・色相の修飾語を付けて表す
解説:系統色名は、基本色名に明度・彩度に関する修飾語や色相に関する修飾語を組み合わせて、色を系統的に表す色名である。例として「明るい黄みの赤」などがある。
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問306.系統色名で無彩色を表す場合に用いられる修飾語として適切なものはどれか。
- ア.彩度に関する修飾語(鮮やか・くすんだ)
- イ.明度に関する修飾語(明るい・暗いなど)
- ウ.色相に関する修飾語(赤みの・青みの)
- エ.金属に関する修飾語
正解:イ.明度に関する修飾語(明るい・暗いなど)
解説:無彩色の系統色名は、明度に関する修飾語(明るい・暗い等)を白・灰色・黒に付けて表す。彩度がないため色相名や彩度の修飾語は用いない。
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問307.系統色名における「鮮やかな」「くすんだ」などの修飾語は、主にどの属性に関するものか。
- ア.明度
- イ.色相
- ウ.彩度
- エ.色温度
正解:ウ.彩度
解説:「鮮やかな」「くすんだ」「つよい」などは彩度(鮮やかさ)に関する修飾語である。明度については「明るい」「暗い」などを用いる。
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問308.「慣用色名(固有色名)」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.基本色名10種のこと
- イ.明度修飾語付きの色名
- ウ.国際的に統一された色名
- エ.慣用的に使われてきた個別固有の色名
正解:エ.慣用的に使われてきた個別固有の色名
解説:慣用色名(固有色名)は、動植物・鉱物・染料・地名・人名などに由来し、慣用的に親しまれてきた個別の色名である。茜色・桜色・空色などが該当する。
-
問309.和色名「茜」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.あかね・赤系
- イ.あかね・青系
- ウ.せん・緑系
- エ.あか・黄系
正解:ア.あかね・赤系
解説:茜は「あかね」と読み、アカネ科の植物の根を染料とした、やや暗い黄みを帯びた赤系の色である。古来から染色に用いられてきた代表的な赤系色名。
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問310.和色名「緋(ひ)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.緑系
- イ.赤系
- ウ.青系
- エ.紫系
正解:イ.赤系
解説:緋は「ひ」と読み、鮮やかな黄みの赤(赤系)を指す。緋色は冴えた赤として知られ、平安時代の高位の色としても用いられた。
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問311.和色名「朱(しゅ)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.黄緑系
- ウ.赤橙系
- エ.青紫系
正解:ウ.赤橙系
解説:朱は「しゅ」と読み、やや黄みを帯びた赤、すなわち赤橙系の色である。朱肉や鳥居の色として親しまれ、硫化水銀(辰砂)に由来する。
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問312.和色名「紅(くれない/べに)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.黄系
- イ.緑系
- ウ.青系
- エ.赤系
正解:エ.赤系
解説:紅は「くれない」または「べに」と読み、ベニバナの色素から得られる鮮やかな赤系の色である。口紅の語源ともなった代表的な赤系色名。
-
問313.和色名「臙脂」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.えんじ・赤系
- イ.えんじ・青系
- ウ.えんし・緑系
- エ.あぶら・黄系
正解:ア.えんじ・赤系
解説:臙脂は「えんじ」と読み、やや暗く深みのある赤系の色である。中国の臙脂(紅花や臙脂虫由来の染料)に由来する色名。
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問314.和色名「桜(さくら)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.鮮やかな青系
- イ.淡い赤系
- ウ.暗い緑系
- エ.濃い紫系
正解:イ.淡い赤系
解説:桜は「さくら」と読み、桜の花のような淡い赤(薄紅・淡赤)系の色である。明度が高く彩度の低い、柔らかな赤系色名。
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問315.和色名「桃(もも)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.黄緑系
- イ.青系
- ウ.淡い赤系
- エ.茶系
正解:ウ.淡い赤系
解説:桃は「もも」と読み、桃の花のような淡い赤(ピンク系)の色である。桜よりやや濃いとされることもある、淡赤系の代表色名。
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問316.和色名「珊瑚」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.さんご・青緑系
- イ.さんこ・黄系
- ウ.しゃんご・紫系
- エ.さんご・赤橙系
正解:エ.さんご・赤橙系
解説:珊瑚は「さんご」と読み、赤珊瑚に由来する明るい赤橙系の色である。コーラルピンクなどとも関連づけられる動物由来の色名。
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問317.和色名「橙」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.だいだい・橙系
- イ.だいだい・緑系
- ウ.とう・青系
- エ.とう・紫系
正解:ア.だいだい・橙系
解説:橙は「だいだい」と読み、ダイダイ(柑橘)の果実の色に由来する橙系の色である。オレンジに相当する代表的な橙系色名。
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問318.和色名「山吹」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.やまぶき・緑系
- イ.やまぶき・黄系
- ウ.さんすい・青系
- エ.やまふき・赤系
正解:イ.やまぶき・黄系
解説:山吹は「やまぶき」と読み、ヤマブキの花のような、赤みを帯びた鮮やかな黄系の色である。山吹色は黄系の代表的な慣用色名。
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問319.和色名「黄土(おうど)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.赤紫系
- ウ.黄茶系
- エ.鮮やかな緑系
正解:ウ.黄茶系
解説:黄土は「おうど」と読み、黄土(顔料イエローオーカー)に由来する、くすんだ黄〜黄茶系の色である。土・鉱物由来の色名。
-
問320.和色名「萌黄」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.もえぎ・赤系
- イ.ほうおう・青系
- ウ.もえき・紫系
- エ.もえぎ・黄緑系
正解:エ.もえぎ・黄緑系
解説:萌黄は「もえぎ」と読み、芽吹いた若葉のような黄緑系の色である。萌え出る草木の色を表す、植物由来の黄緑系色名。
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問321.和色名「若草(わかくさ)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.黄緑系
- イ.青系
- ウ.赤系
- エ.紫系
正解:ア.黄緑系
解説:若草は「わかくさ」と読み、若い草のような明るい黄緑系の色である。春の新芽を思わせる、植物由来の黄緑系色名。
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問322.和色名「鶸」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.ひわ・青系
- イ.ひわ・黄緑系
- ウ.つる・赤系
- エ.じゃく・紫系
正解:イ.ひわ・黄緑系
解説:鶸は「ひわ」と読み、ヒワ(鳥)の羽の色に由来する黄緑系の色である。鶸色は動物(鳥)由来の代表的な黄緑系色名。
-
問323.和色名「青磁」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.せいじ・赤系
- イ.あおじ・黄系
- ウ.せいじ・淡い緑系
- エ.しょうじ・紫系
正解:ウ.せいじ・淡い緑系
解説:青磁は「せいじ」と読み、青磁器の釉薬のような淡い緑(青みの緑)系の色である。鉱物・陶磁器に由来する淡い緑系色名。
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問324.和色名「浅葱」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.あさぎ・赤系
- イ.せんそう・黄系
- ウ.あさねぎ・紫系
- エ.あさぎ・青緑〜青系
正解:エ.あさぎ・青緑〜青系
解説:浅葱は「あさぎ」と読み、薄い葱(ねぎ)の葉のような青緑〜青系の色である。藍染の浅い色合いを指し、青緑系の代表色名。
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問325.和色名「縹」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.はなだ・青系
- イ.はなだ・緑系
- ウ.ひょう・赤系
- エ.はなた・黄系
正解:ア.はなだ・青系
解説:縹は「はなだ」と読み、藍染による青系の色である。古くから用いられた染料由来の青系色名で、明るめの青を指す。
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問326.和色名「群青」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.ぐんじょう・緑系
- イ.ぐんじょう・青系
- ウ.むらあお・赤系
- エ.ぐんせい・黄系
正解:イ.ぐんじょう・青系
解説:群青は「ぐんじょう」と読み、藍銅鉱(アズライト)等を原料とする鮮やかで深い青系の色である。日本画顔料に由来する鉱物系の青色名。
-
問327.和色名「瑠璃」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.るり・緑系
- イ.りゅうり・赤系
- ウ.るり・青系
- エ.ろり・紫系
正解:ウ.るり・青系
解説:瑠璃は「るり」と読み、宝石ラピスラズリ(瑠璃)に由来する濃く鮮やかな青系の色である。鉱物・宝石由来の青系色名。
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問328.和色名「紺(こん)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.明るい黄系
- イ.鮮やかな赤系
- ウ.淡い緑系
- エ.暗い青系
正解:エ.暗い青系
解説:紺は「こん」と読み、藍染を濃く重ねて得られる暗い青系の色である。紺色は青系の中でも明度の低い、暗い青を指す代表色名。
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問329.和色名「藍(あい)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.赤系
- ウ.黄系
- エ.緑系
正解:ア.青系
解説:藍は「あい」と読み、アイ(タデ科植物)を染料とする青系の色である。ジャパンブルーとも呼ばれる、染料由来の代表的な青系色名。
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問330.和色名「藤」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.ふじ・赤系
- イ.ふじ・青紫系
- ウ.とう・黄系
- エ.ふし・緑系
正解:イ.ふじ・青紫系
解説:藤は「ふじ」と読み、フジの花のような淡い青紫系の色である。植物(藤の花)に由来する、明るく柔らかな青紫系色名。
-
問331.和色名「菫」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.すみれ・赤系
- イ.きん・青系
- ウ.すみれ・紫系
- エ.すみと・緑系
正解:ウ.すみれ・紫系
解説:菫は「すみれ」と読み、スミレの花のような紫系の色である。バイオレットに相当する、植物由来の紫系色名。
-
問332.和色名「葡萄(えび/ぶどう)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.黄系
- イ.青系
- ウ.緑系
- エ.紫系
正解:エ.紫系
解説:葡萄は「えび」または「ぶどう」と読み、ブドウの実のような赤みを帯びた紫系の色である。植物由来の紫系色名で、古くは「えび色」と称された。
-
問333.和色名「利休鼠」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.りきゅうねずみ・緑みの灰系
- イ.りきゅうねずみ・鮮やかな赤系
- ウ.りきゅうそ・青系
- エ.りきゅうねず・黄系
正解:ア.りきゅうねずみ・緑みの灰系
解説:利休鼠は「りきゅうねずみ」と読み、緑みを帯びた灰色(鼠色)である。茶人千利休に由来するとされる、低彩度の灰系色名。
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問334.和色名「鶯」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.うぐいす・鮮やかな赤系
- イ.うぐいす・暗い黄緑系
- ウ.おう・青系
- エ.うくいす・紫系
正解:イ.うぐいす・暗い黄緑系
解説:鶯は「うぐいす」と読み、ウグイスの羽のような暗い黄緑系の色である。動物(鳥)由来の、くすんだ黄緑系色名。
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問335.和色名「鳶」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.とび・鮮やかな青系
- イ.えん・黄緑系
- ウ.とび・暗い赤茶系
- エ.とんび・紫系
正解:ウ.とび・暗い赤茶系
解説:鳶は「とび」と読み、トビ(鳥)の羽のような暗い赤茶系の色である。鳶色は動物(鳥)由来の、暗い赤褐色系の色名。
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問336.和色名「煤竹」の読みと系統色として正しい組み合わせはどれか。
- ア.すすたけ・鮮やかな緑系
- イ.ばいちく・青系
- ウ.すすだ・赤系
- エ.すすたけ・暗い茶系
正解:エ.すすたけ・暗い茶系
解説:煤竹は「すすたけ」と読み、煤(すす)で燻された竹のような暗い茶系の色である。自然現象・素材に由来する、暗い茶系色名。
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問337.和色名「胡桃(くるみ)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.茶系
- イ.青系
- ウ.緑系
- エ.紫系
正解:ア.茶系
解説:胡桃は「くるみ」と読み、クルミの殻や実で染めたような茶系の色である。植物(樹木・果実)由来の茶系色名。
-
問338.外来色名「バーミリオン(vermilion)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.緑系
- イ.赤系
- ウ.青系
- エ.黄系
正解:イ.赤系
解説:バーミリオンは鮮やかな黄みの赤、すなわち赤系(朱に近い)の色である。硫化水銀(辰砂)の顔料に由来する赤系外来色名。
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問339.外来色名「スカーレット(scarlet)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.青系
- イ.黄系
- ウ.赤系
- エ.緑系
正解:ウ.赤系
解説:スカーレットは鮮やかな赤(やや黄みの赤)系の色である。緋色に近い、冴えた赤を指す代表的な赤系外来色名。
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問340.外来色名「カーマイン(carmine)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.緑系
- イ.青系
- ウ.黄系
- エ.赤系
正解:エ.赤系
解説:カーマインはやや紫みを帯びた濃い赤、すなわち赤系の色である。コチニール(臙脂虫)由来の染料・顔料に基づく赤系外来色名。
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問341.外来色名「クリムソン(crimson)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.赤系
- イ.黄系
- ウ.青系
- エ.緑系
正解:ア.赤系
解説:クリムソンは深く濃い、やや紫みの赤、すなわち赤系の色である。カーマインと同様にコチニール系の濃い赤を指す外来色名。
-
問342.外来色名「マゼンタ(magenta)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.赤紫系
- ウ.黄緑系
- エ.橙系
正解:イ.赤紫系
解説:マゼンタは鮮やかな赤紫系の色である。色料の三原色(CMY)の一つでもあり、赤と青紫の中間の赤紫を指す外来色名。
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問343.外来色名「ローズ(rose)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.黄系
- ウ.赤紫系
- エ.緑系
正解:ウ.赤紫系
解説:ローズはバラの花のような赤紫みを帯びた赤(赤紫系)の色である。植物(バラ)に由来する赤紫系の外来色名。
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問344.外来色名「モーブ(mauve)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.緑系
- イ.橙系
- ウ.黄系
- エ.紫系
正解:エ.紫系
解説:モーブは淡く灰みを帯びた紫系の色である。1856年パーキンが合成した世界初の合成染料モーブに由来する、紫系の外来色名。
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問345.外来色名「コバルトブルー(cobalt blue)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.赤系
- エ.黄系
正解:ア.青系
解説:コバルトブルーは鮮やかで明るい青系の色である。コバルト化合物の顔料に由来する、鉱物・金属系の青色外来色名。
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問346.外来色名「セルリアンブルー(cerulean blue)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.赤系
- イ.青系
- ウ.黄系
- エ.紫系
正解:イ.青系
解説:セルリアンブルーは空のような明るい青(やや緑みの青)系の色である。ラテン語caelum(空)に由来する青系外来色名。
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問347.外来色名「プルシャンブルー(Prussian blue)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.緑系
- イ.赤系
- ウ.青系
- エ.橙系
正解:ウ.青系
解説:プルシャンブルーは暗く深い青系の色である。18世紀ドイツ(プロイセン)で合成された顔料に由来する、青系の外来色名。
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問348.外来色名「ウルトラマリン(ultramarine)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.緑系
- イ.黄系
- ウ.赤系
- エ.青系
正解:エ.青系
解説:ウルトラマリンは鮮やかで深い青(やや紫みの青)系の色である。ラピスラズリを原料とした青色顔料に由来する、鉱物系の青色外来色名。
-
問349.外来色名「ターコイズ(turquoise)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.赤系
- ウ.黄系
- エ.紫系
正解:ア.青緑系
解説:ターコイズはトルコ石のような青緑系の色である。鉱物(宝石)に由来する青緑系の外来色名で、明るく冴えた青緑を指す。
-
問350.外来色名「エメラルドグリーン(emerald green)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.赤系
- エ.黄系
正解:イ.緑系
解説:エメラルドグリーンはエメラルド(宝石)のような冴えた緑系の色である。鉱物・宝石に由来する、鮮やかな緑系の外来色名。
-
問351.外来色名「ビリジアン(viridian)」の系統色として正しいものはどれか。
- ア.赤系
- イ.青紫系
- ウ.緑系
- エ.黄系
正解:ウ.緑系
解説:ビリジアンは青みを帯びた深い緑系の色である。酸化クロム系の顔料に由来する、緑系の外来色名。
-
問352.外来色名「オリーブ(olive)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.鮮やかな赤系
- イ.明るい青系
- ウ.淡い紫系
- エ.暗い黄緑〜緑系
正解:エ.暗い黄緑〜緑系
解説:オリーブはオリーブの実のような暗い黄緑〜緑系の色である。植物(オリーブ)に由来する、くすんだ緑系の外来色名。
-
問353.外来色名「モスグリーン(moss green)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.緑系
- イ.青系
- ウ.赤系
- エ.紫系
正解:ア.緑系
解説:モスグリーンは苔(moss)のような、やや黄みを帯びた暗い緑系の色である。植物(苔)に由来する緑系の外来色名。
-
問354.外来色名「オーカー(ochre/オー色)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.黄〜黄茶系
- ウ.赤紫系
- エ.鮮やかな青系
正解:イ.黄〜黄茶系
解説:オーカー(黄土)は土に由来する、くすんだ黄〜黄茶系の色である。イエローオーカーは黄土色に相当する、鉱物・土由来の外来色名。
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問355.外来色名「カーキ(khaki)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.赤紫系
- ウ.黄〜茶系
- エ.鮮やかな緑系
正解:ウ.黄〜茶系
解説:カーキは土埃のような、黄みを帯びた茶(黄茶)系の色である。ヒンディー語で「土ぼこり」を意味する語に由来する、黄〜茶系の外来色名。
-
問356.外来色名「アンバー(amber)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.緑系
- ウ.紫系
- エ.黄〜茶系
正解:エ.黄〜茶系
解説:アンバーは琥珀(こはく)のような黄〜茶系の色である。鉱物(琥珀)に由来する、黄みを帯びた茶系の外来色名。
-
問357.外来色名「セピア(sepia)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.茶系
- イ.青系
- ウ.緑系
- エ.赤系
正解:ア.茶系
解説:セピアはイカ墨に由来する、暗い黄みの茶系の色である。古い写真の色調として知られる、動物由来の茶系外来色名。
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問358.外来色名「バフ(buff)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青系
- イ.黄〜茶系
- ウ.緑系
- エ.紫系
正解:イ.黄〜茶系
解説:バフは、なめした皮革(バフ革)のような、淡くくすんだ黄〜茶系の色である。素材に由来する、淡い黄茶系の外来色名。
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問359.外来色名「ラベンダー(lavender)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.緑系
- イ.橙系
- ウ.紫系
- エ.黄系
正解:ウ.紫系
解説:ラベンダーはラベンダーの花のような、淡く青みを帯びた紫系の色である。植物(ハーブ)に由来する紫系の外来色名。
-
問360.外来色名「ライラック(lilac)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青緑系
- イ.黄系
- ウ.赤系
- エ.紫系
正解:エ.紫系
解説:ライラックはライラック(リラ)の花のような、淡い紫系の色である。植物(花)に由来する、明るく柔らかな紫系の外来色名。
-
問361.外来色名「アイボリー(ivory)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.黄みの白系
- イ.青みの白系
- ウ.鮮やかな黄系
- エ.灰系
正解:ア.黄みの白系
解説:アイボリーは象牙(ivory)のような、わずかに黄みを帯びた白系の色である。動物(象牙)に由来する、黄みの白系外来色名。
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問362.外来色名「クリーム(cream)」の系統色として最も適切なものはどれか。
- ア.青みの白系
- イ.黄みの白系
- ウ.鮮やかな赤系
- エ.緑系
正解:イ.黄みの白系
解説:クリームは乳製品のクリームのような、淡く黄みを帯びた白系の色である。食品に由来する、黄みの白系外来色名。
-
問363.慣用色名「桜色」「桃色」「藤色」に共通する由来分類はどれか。
- ア.鉱物に由来する
- イ.人名に由来する
- ウ.植物に由来する
- エ.自然現象に由来する
正解:ウ.植物に由来する
解説:桜・桃・藤はいずれも植物(花)に由来する慣用色名である。慣用色名は由来によって動物・植物・鉱物・染料・人名・地名などに分類される。
-
問364.慣用色名「鶯色」「鳶色」「鶸色」に共通する由来分類はどれか。
- ア.植物に由来する
- イ.地名に由来する
- ウ.染料に由来する
- エ.動物(鳥)に由来する
正解:エ.動物(鳥)に由来する
解説:鶯・鳶・鶸はいずれも鳥(動物)に由来する慣用色名である。動物由来の色名は鳥獣や虫などの体色にちなんで名づけられる。
-
問365.慣用色名「瑠璃色」「群青色」「青磁色」に共通する由来分類として最も適切なものはどれか。
- ア.鉱物・鉱物質に由来する
- イ.動物に由来する
- ウ.人名に由来する
- エ.自然現象に由来する
正解:ア.鉱物・鉱物質に由来する
解説:瑠璃(宝石ラピスラズリ)・群青(鉱物アズライトの顔料)・青磁(陶磁器の釉薬で、その青緑色は釉中の鉄分=鉱物成分の発色による)は、いずれも鉱物・鉱物質に関連する由来をもつ色名。動物・人名・自然現象由来ではないため、最も適切なのは「鉱物・鉱物質に由来する」。
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問366.慣用色名「藍色」「紅色」「縹色」に共通する由来分類はどれか。
- ア.鉱物に由来する
- イ.染料に由来する
- ウ.人名に由来する
- エ.地名に由来する
正解:イ.染料に由来する
解説:藍・紅・縹はいずれも染料(藍・紅花など)に由来する色名である。染料・顔料由来の色名は染色文化と深く結びついている。
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問367.慣用色名「利休鼠」「利休茶」のように、茶人にちなむとされる色名の分類はどれか。
- ア.植物に由来する
- イ.鉱物に由来する
- ウ.人名に由来する
- エ.自然現象に由来する
正解:ウ.人名に由来する
解説:利休鼠・利休茶は茶人千利休にちなむとされる、人名由来の色名に分類される。慣用色名には人名に由来するものも存在する。
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問368.外来色名の中には、地名に由来するものがある。次のうち地名に由来するとされる色名はどれか。
- ア.アイボリー
- イ.セピア
- ウ.ラベンダー
- エ.マゼンタ
正解:エ.マゼンタ
解説:マゼンタはイタリアの地名マジェンタ(マジェンタの戦い)に由来する地名由来の色名である。アイボリーは象牙、セピアはイカの墨、ラベンダーは植物の名に由来し、地名由来ではない。
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問369.色名の由来分類のうち「セピア」「カーマイン」が属するものはどれか。
- ア.動物に由来する
- イ.鉱物に由来する
- ウ.地名に由来する
- エ.人名に由来する
正解:ア.動物に由来する
解説:セピアはイカ墨、カーマインはコチニール(臙脂虫)という動物に由来する色名である。動物由来の色名には虫や軟体動物にちなむものもある。
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問370.基本色名と系統色名の関係について正しい説明はどれか。
- ア.基本色名は系統色名に修飾語を加えたものである
- イ.系統色名は基本色名に修飾語を加えて構成される
- ウ.両者は無関係に定められている
- エ.系統色名は必ず外来語で表す
正解:イ.系統色名は基本色名に修飾語を加えて構成される
解説:系統色名は基本色名を土台とし、それに明度・彩度・色相の修飾語を加えて系統的に色を表す。基本色名は系統色名の核となる色名である。
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問371.慣用色名(固有色名)が基本色名・系統色名と比べて持つ特徴として正しいものはどれか。
- ア.数値で厳密に定義され個人差がない
- イ.必ず明度・彩度の修飾語を含む
- ウ.親しみやすいが、指す色に個人差が生じやすい
- エ.JISでは一切規定されていない
正解:ウ.親しみやすいが、指す色に個人差が生じやすい
解説:慣用色名は親しみやすく文化的背景を伝える一方、人により色のイメージに幅が生じやすい。基本色名・系統色名は秩序立てて伝達でき、共通理解を得やすい。
-
問372.系統色名で「明るい」「暗い」という修飾語が表すのは主にどの色の属性か。
- ア.彩度
- イ.色相
- ウ.光沢
- エ.明度
正解:エ.明度
解説:「明るい」「暗い」は明度に関する修飾語である。系統色名では明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)の修飾語を組み合わせて色を表現する。
-
問373.和色名「茜色」と外来色名「ターコイズ」について、系統色の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.茜色=赤系、ターコイズ=青緑系
- イ.茜色=青系、ターコイズ=赤系
- ウ.茜色=緑系、ターコイズ=黄系
- エ.茜色=紫系、ターコイズ=橙系
正解:ア.茜色=赤系、ターコイズ=青緑系
解説:茜色は赤系、ターコイズはトルコ石に由来する青緑系である。和色名と外来色名はいずれも慣用色名(固有色名)に分類される。
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問374.次のうち「紫系」に分類される色名の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.茜・緋・朱
- イ.菫・葡萄・ラベンダー
- ウ.群青・瑠璃・紺
- エ.萌黄・若草・鶸
正解:イ.菫・葡萄・ラベンダー
解説:菫(すみれ)・葡萄(えび)・ラベンダーはいずれも紫系に分類される慣用色名である。藤は青紫、瑠璃は青系であり区別が必要。
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問375.次のうち「赤系(赤・赤橙を含む)」に分類される和色名の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.浅葱・縹・群青
- イ.萌黄・若草・鶸
- ウ.茜・緋・朱・紅
- エ.藤・菫・葡萄
正解:ウ.茜・緋・朱・紅
解説:茜・緋・朱・紅はいずれも赤〜赤橙系に分類される和色名である。浅葱は青緑〜青、萌黄は黄緑、藤は青紫であり、赤系には含まれない。
-
問376.CIE XYZ表色系における三刺激値X・Y・Zのうち、視感反射率(明るさ)に対応する値はどれか。
- ア.X
- イ.Z
- ウ.Y
- エ.X+Z
正解:ウ.Y
解説:Y値は等色関数ȳ(λ)が標準分光視感効率V(λ)に一致するよう定められており、明るさ(視感反射率・輝度に相当する明度情報)を表す。XとZは色味の情報を担う。
-
問377.CIE XYZ表色系の等色関数として正しい組み合わせはどれか。
- ア.x̄・ȳ・z̄
- イ.r̄・ḡ・b̄
- ウ.L*・a*・b*
- エ.H・V・C
正解:ア.x̄・ȳ・z̄
解説:XYZ表色系では実在のRGB原刺激の負の値を避けるため仮想原刺激を用い、その等色関数をx̄(λ)・ȳ(λ)・z̄(λ)で表す。すべて正の値をとるよう定義されている。
-
問378.xy色度図において、x・yの色度座標は三刺激値からどのように求められるか。x座標の式として正しいものはどれか。
- ア.x=X/Y
- イ.x=X/(Y+Z)
- ウ.x=(X-Y)/(X+Y+Z)
- エ.x=X/(X+Y+Z)
正解:エ.x=X/(X+Y+Z)
解説:色度座標はx=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)、z=Z/(X+Y+Z)で求められ、x+y+z=1が成り立つため2次元のxy平面で色を表せる。
-
問379.xy色度図上で、色度座標x・y・zの和(x+y+z)はいくつになるか。
- ア.0
- イ.1
- ウ.100
- エ.X+Y+Z
正解:イ.1
解説:x=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)、z=Z/(X+Y+Z)であり、3つを足すと分子の和が分母に等しくなるため必ず1になる。よってzはx・yから決まる。
-
問380.xy色度図の外周を描く、単色光(スペクトル)の色度点を連ねた曲線を何と呼ぶか。
- ア.純紫軌跡
- イ.黒体軌跡
- ウ.等色温度線
- エ.スペクトル軌跡
正解:エ.スペクトル軌跡
解説:可視スペクトルの各波長の単色光の色度点を結んだ曲線をスペクトル軌跡(スペクトル軌跡線)という。最も彩度の高い色が並び、色域の限界を示す。
-
問381.xy色度図でスペクトル軌跡の両端(赤端と青紫端)を直線で結んだ部分を何と呼ぶか。
- ア.スペクトル軌跡
- イ.純紫軌跡
- ウ.白色軌跡
- エ.等彩度線
正解:イ.純紫軌跡
解説:可視スペクトルにない赤紫~紫の色は、長波長端(赤)と短波長端(青紫)を結ぶ直線上に位置する。この直線を純紫軌跡(純紫線)という。
-
問382.xy色度図において、彩度が最も低い無彩色(白色点)が位置するのはおおよそどこか。
- ア.色度図の中央付近
- イ.スペクトル軌跡上
- ウ.純紫軌跡上
- エ.図の右下隅
正解:ア.色度図の中央付近
解説:白色点(無彩色点)は色度図のほぼ中央付近に位置し、ここから外周のスペクトル軌跡に近づくほど彩度が高くなる。標準光により白色点の位置は異なる。
-
問383.xy色度図上で、ある色度点と白色点を結んだ直線をスペクトル軌跡まで延長して得られる波長を何と呼ぶか。
- ア.主波長
- イ.補色主波長
- ウ.中心波長
- エ.ピーク波長
正解:ア.主波長
解説:色度点と白色点を結び外周(スペクトル軌跡)と交わる点の波長を主波長(dominant wavelength)と呼び、その色の心理的な色相に対応する概念である。
-
問384.CIE XYZ表色系は、色を混色の原理に基づいて数値化する。この体系の分類として正しいものはどれか。
- ア.混色系
- イ.顕色系
- ウ.感色系
- エ.減法系
正解:ア.混色系
解説:XYZ表色系は光(刺激)の混合量で色を表すため混色系に分類される。一方マンセルやNCSのように色票(見えの三属性)で表すものは顕色系である。
-
問385.次のうち、混色系の表色系に分類されるものはどれか。
- ア.マンセル表色系
- イ.NCS
- ウ.PCCS
- エ.オストワルト表色系
正解:エ.オストワルト表色系
解説:CIE XYZ表色系やオストワルト表色系は混色の量で色を規定する混色系。マンセル・NCS・PCCSは色票の見えの属性で表す顕色系に分類される。
-
問386.次のうち、顕色系の表色系に分類されるものはどれか。
- ア.CIE XYZ表色系
- イ.オストワルト表色系
- ウ.RGB表色系
- エ.マンセル表色系
正解:エ.マンセル表色系
解説:マンセル表色系は色票(実際の色の見え=色相・明度・彩度)に基づく顕色系。XYZやオストワルトは混色量で表す混色系である。
-
問387.顕色系(マンセル等)と混色系(XYZ等)の違いの説明として最も適切なものはどれか。
- ア.顕色系は混合量、混色系は見えで表す
- イ.両者とも光の混合量で表す
- ウ.両者とも色票の見えで表す
- エ.顕色系は色票の見え、混色系は混合量で表す
正解:エ.顕色系は色票の見え、混色系は混合量で表す
解説:顕色系は色票の見え(色の三属性)を基準に体系化し、混色系は光や原刺激の混合量で色を定量化する。両者は色を捉える原理が異なる。
-
問388.CIELAB(L*a*b*)表色系のL*が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相角
- ウ.彩度(クロマ)
- エ.色温度
正解:ア.明度
解説:L*は明度(lightness)を表し、0が黒、100が白に対応する。a*・b*は色味(色度)を表す座標で、L*とは独立して明るさを示す。
-
問389.CIELAB表色系において、a*が正に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.緑
- イ.赤
- ウ.黄
- エ.青
正解:イ.赤
解説:a*軸は赤―緑方向を表し、正(+)側が赤、負(−)側が緑に対応する。a*が正に大きいほど赤みが強い色を意味する。
-
問390.CIELAB表色系において、a*が負に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.赤
- イ.緑
- ウ.黄
- エ.青
正解:イ.緑
解説:a*軸は赤(+)―緑(−)方向を表す。a*が負に大きいほど緑みが強い色を表す。赤緑はa*、黄青はb*が担当する。
-
問391.CIELAB表色系において、b*が正に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.黄
- イ.赤
- ウ.緑
- エ.青
正解:ア.黄
解説:b*軸は黄―青方向を表し、正(+)側が黄、負(−)側が青に対応する。b*が正に大きいほど黄みが強い色を表す。
-
問392.CIELAB表色系において、b*が負に大きくなると強まる色はどれか。
- ア.赤
- イ.青
- ウ.緑
- エ.黄
正解:イ.青
解説:b*軸は黄(+)―青(−)方向を表す。b*が負に大きいほど青みが強い色を表す。赤緑方向はa*が担当する。
-
問393.CIELABのa*軸とb*軸が表す色味方向の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.a*=黄青/b*=赤緑
- イ.a*=赤緑/b*=黄青
- ウ.a*=明度/b*=彩度
- エ.a*=色相/b*=明度
正解:イ.a*=赤緑/b*=黄青
解説:a*軸は赤(+)―緑(−)、b*軸は黄(+)―青(−)を表す。L*が明度で、a*b*の平面が色味(色度)を表現する。
-
問394.CIELAB表色系で、a*=0かつb*=0となる色はどのような色か。
- ア.最も鮮やかな赤
- イ.無彩色(グレー軸)
- ウ.最も鮮やかな青
- エ.黄緑色
正解:イ.無彩色(グレー軸)
解説:a*もb*も0は色味がない状態を意味し、無彩色(白~灰~黒)を表す。明度はL*の値で決まり、L*=100で白、L*=0で黒となる。
-
問395.CIELAB表色系が「均等色空間」と呼ばれる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色度図が円形だから
- イ.明度のみで色を表すから
- ウ.幾何的距離と知覚的色差が対応するよう設計されているから
- エ.波長と座標が比例するから
正解:ウ.幾何的距離と知覚的色差が対応するよう設計されているから
解説:CIELABは空間内の幾何的距離が人間が感じる色の差(知覚色差)にできるだけ対応するよう設計された均等色空間で、これにより色差を距離で評価できる。
-
問396.CIELABを円筒座標で表現したCIELCh表色系の3つの値の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.L*・C*・h°
- イ.X・Y・Z
- ウ.H・V・C
- エ.x・y・Y
正解:ア.L*・C*・h°
解説:CIELChはL*(明度)、C*(クロマ=彩度)、h°(色相角)で表す。a*b*の直交座標を極座標に変換したもので、色相・彩度を直感的に扱える。
-
問397.CIELCh表色系における「C*」が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相角
- ウ.白色度
- エ.クロマ(彩度)
正解:エ.クロマ(彩度)
解説:C*はクロマ(彩度に相当)で、a*b*平面上の原点(無彩色軸)からの距離 C*=√(a*²+b*²) で求められる。値が大きいほど鮮やかになる。
-
問398.CIELCh表色系における「h°」が表すものはどれか。
- ア.明度
- イ.色相角
- ウ.彩度
- エ.色温度
正解:イ.色相角
解説:h°は色相角(hue angle)で、a*b*平面における角度として表される。0°付近が赤、90°付近が黄、180°付近が緑、270°付近が青に対応する。
-
問399.CIELChのクロマC*は、a*とb*からどのように求められるか。
- ア.C*=a*+b*
- イ.C*=a*×b*
- ウ.C*=|a*−b*|
- エ.C*=√(a*²+b*²)
正解:エ.C*=√(a*²+b*²)
解説:クロマC*はa*b*平面の原点からの距離で、C*=√(a*²+b*²)で計算する。無彩色軸からの離れ具合が彩度の大きさを表す。
-
問400.CIELChの色相角h°について、a*が正でb*が0付近のとき(およそh°=0°)に対応する色はどれか。
- ア.黄
- イ.緑
- ウ.青
- エ.赤
正解:エ.赤
解説:h°=0°付近はa*が正・b*≈0の方向で、赤に対応する。約90°が黄、約180°が緑、約270°が青となり、角度が色相を表す。
-
問401.CIELChの色相角h°が約180°付近のとき、対応する色はどれか。
- ア.緑
- イ.赤
- ウ.黄
- エ.青
正解:ア.緑
解説:h°は0°が赤、90°が黄、180°が緑、270°が青に対応する。180°付近はa*が負・b*≈0方向で緑を表す。
-
問402.CIELAB空間における2つの色の色差ΔE*ab(ΔE*)は、どのように定義されるか。
- ア.√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²)
- イ.ΔL*+Δa*+Δb*
- ウ.|ΔL*|×|Δa*|×|Δb*|
- エ.√(Δa*²+Δb*²)のみ
正解:ア.√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²)
解説:ΔE*ab=√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²)で、2色のL*a*b*座標間のユークリッド距離として定義される。値が大きいほど色の違いが大きい。
-
問403.CIELABの色差ΔE*abが「ユークリッド距離」で表せるのは、CIELABがどのような色空間だからか。
- ア.円筒座標だから
- イ.混色系だから
- ウ.明度のみで構成されるから
- エ.均等色空間に近い設計だから
正解:エ.均等色空間に近い設計だから
解説:CIELABは知覚的に均等な(均等色空間に近い)設計であるため、空間内の直線距離(ユークリッド距離)で色差を近似的に評価できる。
-
問404.色差ΔE*abの値が大きいことは、2つの色について何を意味するか。
- ア.色が似ている
- イ.明度が等しい
- ウ.色相が同じ
- エ.色の違いが大きい
正解:エ.色の違いが大きい
解説:ΔE*abは2色のL*a*b*座標間の距離で、値が大きいほど人が感じる色の違い(色の隔たり)が大きいことを意味する。
-
問405.色差を求める式 ΔE*ab=√((ΔL*)²+(Δa*)²+(Δb*)²) で、ΔL*が表すものはどれか。
- ア.2色の色相の差
- イ.2色の彩度の差
- ウ.2色の波長の差
- エ.2色の明度の差
正解:エ.2色の明度の差
解説:ΔL*は2色の明度L*の差を表す。Δa*はa*の差(赤緑方向)、Δb*はb*の差(黄青方向)で、これらの二乗和の平方根が総合的な色差ΔE*abとなる。
-
問406.マンセル表色系で色を表記する際の三属性HV/Cの順序として正しいものはどれか。
- ア.明度V・色相H・彩度C
- イ.色相H・明度V・彩度C
- ウ.彩度C・色相H・明度V
- エ.色相H・彩度C・明度V
正解:イ.色相H・明度V・彩度C
解説:マンセル表色系はH(Hue:色相)、V(Value:明度)、C(Chroma:彩度)の三属性で表し、表記はHV/C(例:5R 4/14)の形式をとる。
-
問407.マンセル表色系の「H」が表す属性はどれか。
- ア.明度
- イ.色相
- ウ.彩度
- エ.光沢
正解:イ.色相
解説:Hはヒュー(Hue=色相)を表す。マンセルでは色相を環状に配置し、基本5色相(R・Y・G・B・P)と中間5色相の計10色相を基準とする。
-
問408.マンセル表色系の「V」が表す属性はどれか。
- ア.色相
- イ.彩度
- ウ.色温度
- エ.明度
正解:エ.明度
解説:Vはバリュー(Value=明度)を表し、理想的な黒を0、理想的な白を10とする尺度で表される。数値が大きいほど明るい。
-
問409.マンセル表色系の「C」が表す属性はどれか。
- ア.色相
- イ.明度
- ウ.彩度
- エ.明度差
正解:ウ.彩度
解説:Cはクロマ(Chroma=彩度)を表す。無彩色を0とし、外側へ向かうほど数値が大きく鮮やかになる。彩度の上限は色相・明度により異なる。
-
問410.マンセル表色系の明度(Value)の尺度について、正しい記述はどれか。
- ア.黒0・白10の尺度
- イ.黒10・白0の尺度
- ウ.黒1・白100の尺度
- エ.黒−128・白127の尺度
正解:ア.黒0・白10の尺度
解説:マンセル明度は理想的な黒を0、理想的な白を10とし、その間を知覚的にほぼ等間隔となるよう段階づけた尺度である。
-
問411.マンセル表色系で無彩色(ニュートラル)を表す記号はどれか。
- ア.N
- イ.W
- ウ.K
- エ.Z
正解:ア.N
解説:無彩色はNeutralの頭文字Nで表し、N+明度(例:N5)の形式で記す。彩度Cは0で色相は持たない。
-
問412.マンセル色立体において、彩度(Chroma)は色立体のどの方向に対応するか。
- ア.上下方向(垂直軸)
- イ.円周に沿った方向
- ウ.中心から外周への水平方向
- エ.立体の対角方向
正解:ウ.中心から外周への水平方向
解説:マンセル色立体では中心の無彩色軸(明度軸)から外側へ向かう水平方向が彩度に対応する。中心ほど無彩色、外側ほど高彩度となる。
-
問413.マンセル色立体において、明度(Value)は色立体のどの方向に対応するか。
- ア.中心から外周への方向
- イ.円周に沿った方向
- ウ.上下方向(垂直軸)
- エ.斜め45度方向
正解:ウ.上下方向(垂直軸)
解説:マンセル色立体では中心の無彩色軸(垂直方向)の上下が明度に対応し、下が黒、上が白となる。水平方向が彩度、円周方向が色相である。
-
問414.マンセル色立体において、色相(Hue)は色立体のどの方向に対応するか。
- ア.円周方向(回転)
- イ.上下方向
- ウ.中心からの距離
- エ.立体の高さの2乗
正解:ア.円周方向(回転)
解説:マンセル色立体では円周(水平面の回転方向)に沿って色相が配置される。垂直軸が明度、中心からの距離が彩度を表す。
-
問415.マンセル表色系の基本5色相として正しい組み合わせはどれか。
- ア.R・O・Y・G・B
- イ.R・Y・G・B・P
- ウ.C・M・Y・K・W
- エ.赤・橙・黄・緑・青
正解:イ.R・Y・G・B・P
解説:マンセルの基本5色相はR(赤)・Y(黄)・G(緑)・B(青)・P(紫)で、これに中間のYR・GY・BG・PB・RPを加えた10色相を基準とする。
-
問416.マンセル表記「5R 4/14」のうち、「14」が表すものはどれか。
- ア.色相
- イ.明度
- ウ.彩度
- エ.明度と彩度の和
正解:ウ.彩度
解説:HV/C表記では/(スラッシュ)の後がクロマ(彩度)。5R 4/14は色相5R・明度4・彩度14を意味し、14は鮮やかさの度合いを示す。
-
問417.マンセル表記「5R 4/14」のうち、「4」が表すものはどれか。
- ア.色相番号
- イ.彩度
- ウ.色温度
- エ.明度
正解:エ.明度
解説:HV/C表記でスラッシュの前の数値が明度(Value)。5R 4/14は明度4を意味し、黒0~白10の尺度上での明るさを示す。
-
問418.マンセル彩度(Chroma)の最大値が色相や明度によって異なる理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色相ごと明度ごとに到達可能な最高彩度が異なるから
- イ.明度軸が傾いているから
- ウ.色相が無限にあるから
- エ.彩度に上限がないから
正解:ア.色相ごと明度ごとに到達可能な最高彩度が異なるから
解説:実在する色材で表現できる最高彩度は色相・明度ごとに異なるため、マンセル色立体は球形ではなく凹凸のある不規則な立体(いびつな形)になる。彩度の上限が一定でない。
-
問419.マンセル色立体の形が、各色相・明度で彩度の上限が異なるため、規則的な球体にならず不規則な立体になることを何と表現するか。
- ア.完全な球体になる
- イ.正立方体になる
- ウ.円錐になる
- エ.いびつな(不規則な)立体になる
正解:エ.いびつな(不規則な)立体になる
解説:マンセル色立体は色相・明度ごとに最高彩度が異なるため、いびつな(凹凸のある不規則な)立体形状になる。これは実在色材の彩度限界を反映している。
-
問420.マンセル表色系とCIE XYZ表色系の関係についての説明として正しいものはどれか。
- ア.両者は全く対応づけられない
- イ.変換表等により相互に対応づけられている
- ウ.マンセルは波長と直接一致する
- エ.XYZにはマンセルの色相がない
正解:イ.変換表等により相互に対応づけられている
解説:マンセル値(HV/C)と三刺激値XYZ(xy色度・Y)は変換表や換算式により相互に対応づけられている。顕色系と混色系を結びつける関係が整備されている。
-
問421.マンセル表色系が日本でJIS規格として採用される際の名称として正しいものはどれか。
- ア.JIS規格には存在しない
- イ.オストワルト規格
- ウ.JIS Z 8721(三属性による色の表示)
- エ.NCS規格
正解:ウ.JIS Z 8721(三属性による色の表示)
解説:日本ではマンセル表色系がJIS Z 8721(三属性による色の表示方法)として採用されており、HV/C表記による色の標準的な表示方法を規定している。
-
問422.オストワルト表色系で、色を構成する3要素として正しい組み合わせはどれか。
- ア.色相・明度・彩度
- イ.L*・a*・b*
- ウ.純色量・白色量・黒色量
- エ.赤・緑・青の量
正解:ウ.純色量・白色量・黒色量
解説:オストワルト表色系は純色量・白色量・黒色量の3要素の混合比で色を表し、3つの和を一定(100%)とする混色系である。マンセルとは構成原理が異なる。
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問423.オストワルト表色系において、純色量・白色量・黒色量の3つの量の和はどうなるよう定められているか。
- ア.色相ごとに変わる
- イ.常に一定(100%)
- ウ.明度に比例する
- エ.和は0になる
正解:イ.常に一定(100%)
解説:オストワルト表色系では純色量+白色量+黒色量=100%(一定)となるよう定められ、混合比で色を表現する。これが混色系としての特徴である。
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問424.オストワルト表色系は色をどのような原理で表すか。表色系の分類として正しいものはどれか。
- ア.顕色系
- イ.感色系
- ウ.混色系
- エ.減法系
正解:ウ.混色系
解説:オストワルト表色系は純色・白・黒の量の混合比で色を規定する混色系に分類される。マンセルやNCSのような色票の見えに基づく顕色系とは異なる。
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問425.PCCS(日本色研配色体系)で用いられる、色相と色調(トーン)による色の体系について、トーンが組み合わせる2つの属性はどれか。
- ア.色相と色温度
- イ.色相と波長
- ウ.白色量と黒色量
- エ.明度と彩度を複合した概念
正解:エ.明度と彩度を複合した概念
解説:PCCSのトーン(色調)は明度と彩度を複合した概念で、色相とトーンの2軸で色を体系化する。これにより配色が扱いやすくなっている。
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問426.PCCSにおいて、明度と彩度を複合的にまとめた色の調子を表す概念を何と呼ぶか。
- ア.ヒュー
- イ.トーン(色調)
- ウ.クロマ
- エ.バリュー
正解:イ.トーン(色調)
解説:PCCSでは明度と彩度を複合した概念を「トーン(色調)」と呼び、色相とトーンの組み合わせで色を整理する。配色教育やイメージ表現に適している。
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問427.PCCSの色相環は、心理四原色(赤・黄・緑・青)を基礎に何色相で構成されているか。
- ア.10色相
- イ.20色相
- ウ.24色相
- エ.100色相
正解:ウ.24色相
解説:PCCSの色相環は心理四原色を基礎に等間隔感を重視して構成され、24色相からなる。色相番号1~24で表される。
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問428.PCCSにおける色の三属性のうち「色相」を表す記号や呼称として用いられるものはどれか。
- ア.ヒュー(Hue)
- イ.バリュー(Value)
- ウ.クロマ(Chroma)
- エ.トーン
正解:ア.ヒュー(Hue)
解説:PCCSでは色相をHue(ヒュー)と呼び、24色相を色相番号で表す。明度はLightness、彩度はSaturationの語で扱われる。
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問429.色を「見えの三属性」で体系化する顕色系の代表例として、マンセル以外に挙げられる体系はどれか。
- ア.CIE XYZ
- イ.オストワルト
- ウ.RGB表色系
- エ.NCS
正解:エ.NCS
解説:NCS(ナチュラル・カラー・システム)は人の知覚に基づく顕色系で、白・黒・赤・黄・緑・青の6基本色を基準に色を記述する。混色系のXYZとは原理が異なる。
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問430.「均等色空間」という概念が目指している性質として、最も適切なものはどれか。
- ア.波長と座標が比例すること
- イ.明度のみで色を区別できること
- ウ.空間内の距離が知覚色差に比例すること
- エ.彩度を無視できること
正解:ウ.空間内の距離が知覚色差に比例すること
解説:均等色空間は、色空間内で同じだけ離れていれば、どの位置でも人が感じる色の差(知覚色差)がほぼ等しくなることを目指す。CIELABはその代表である。
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問431.xy色度図の長所と短所について、短所として正しい指摘はどれか。
- ア.明るさを表せること
- イ.彩度を表せないこと
- ウ.図上の距離が知覚色差と一致しないこと
- エ.色相を表せないこと
正解:ウ.図上の距離が知覚色差と一致しないこと
解説:xy色度図は色度(色味)を平面で表せる利点があるが、図上の距離が知覚的な色差と一致しない(均等でない)という短所がある。これを改善する一つがCIELAB等である。
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問432.CIE XYZ表色系で、白色点を定める際に基準となるものとして適切なものはどれか。
- ア.CIE標準光(標準イルミナント)
- イ.観察者の年齢
- ウ.色票の枚数
- エ.彩度の上限
正解:ア.CIE標準光(標準イルミナント)
解説:白色点はCIE標準光(標準イルミナント。例:D65・D50・A・C等)によって定まる。光源が変われば色度図上の白色点の位置も変化する。
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問433.CIE XYZの三刺激値のうち、X・Zが主に担っている情報はどれか。
- ア.明るさの情報
- イ.色味(色度)の情報
- ウ.光沢の情報
- エ.テクスチャの情報
正解:イ.色味(色度)の情報
解説:Yが明るさ(視感反射率)を担うのに対し、XとZは主に色味(色度)の情報を担う。三刺激値全体で色を一意に表す。
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問434.CIELAB表色系で、L*が100に近づくほど、また0に近づくほど、それぞれどのような明度になるか。
- ア.L*=100が黒、L*=0が白
- イ.L*=100が赤、L*=0が緑
- ウ.L*=100が白、L*=0が黒
- エ.L*はどちらも灰色
正解:ウ.L*=100が白、L*=0が黒
解説:L*は0が黒、100が白を表す明度指標で、値が大きいほど明るい。a*b*が0であればL*の値に応じた灰色~白黒の無彩色になる。
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問435.CIELChとCIELABの関係についての説明として正しいものはどれか。
- ア.全く別の色空間である
- イ.CIELChは明度を持たない
- ウ.CIELChは混色系である
- エ.CIELABの直交座標を極座標で表したものである
正解:エ.CIELABの直交座標を極座標で表したものである
解説:CIELChはCIELABのa*b*直交座標を極座標(C*とh°)に変換したもので、L*は共通。直交座標と円筒座標という同じ空間の異なる表現である。
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問436.色差ΔE*abにおいて、L*の差のみが大きくa*・b*の差が0の場合、2つの色はどのように異なるか。
- ア.色相だけが異なる
- イ.明度だけが異なる
- ウ.彩度だけが異なる
- エ.全く同じ色である
正解:イ.明度だけが異なる
解説:Δa*・Δb*が0でΔL*のみ大きい場合、色味(色相・彩度)は同じで明度だけが異なる。すなわち明るさの違いだけが生じている。
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問437.CIELChの色相角h°について、約90°付近に対応する色はどれか。
- ア.黄
- イ.赤
- ウ.緑
- エ.青
正解:ア.黄
解説:h°は0°が赤、90°が黄、180°が緑、270°が青に対応する。90°付近はb*が正・a*≈0方向で黄を表す。
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問438.CIELChの色相角h°について、約270°付近に対応する色はどれか。
- ア.青
- イ.赤
- ウ.黄
- エ.緑
正解:ア.青
解説:h°は0°が赤、90°が黄、180°が緑、270°が青に対応する。270°付近はb*が負・a*≈0方向で青を表す。
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問439.マンセル表色系で、ある色の彩度Cが0であるとき、その色はどのような色か。
- ア.最も鮮やかな有彩色
- イ.黄色
- ウ.純色
- エ.無彩色
正解:エ.無彩色
解説:彩度C=0は色味を持たない状態を意味し、無彩色(明度に応じた白~灰~黒)となる。Nに明度を添えて表記される。
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問440.マンセル表色系の特徴として、明度・彩度の各尺度が目指して設計されている性質はどれか。
- ア.波長に正比例
- イ.知覚的にほぼ等間隔(等歩度)
- ウ.光のエネルギーに正比例
- エ.彩度は対数尺度のみ
正解:イ.知覚的にほぼ等間隔(等歩度)
解説:マンセルは明度・彩度の各段階が知覚的にほぼ等間隔(等歩度)に感じられるよう設計されている。これにより視覚的に均等な色の体系を実現している。
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問441.CIE XYZ表色系における等色関数ȳ(λ)は、ある視覚特性と一致するよう定められている。その特性はどれか。
- ア.標準分光視感効率V(λ)
- イ.暗順応特性
- ウ.色相弁別特性
- エ.光沢知覚特性
正解:ア.標準分光視感効率V(λ)
解説:ȳ(λ)は明所視の標準分光視感効率V(λ)に一致するよう定義されている。これによりY値が明るさ(視感反射率)を表す根拠となっている。
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問442.x・y・Yの3つで色を表す「xyY表色系」において、Yが担う役割はどれか。
- ア.色相
- イ.彩度
- ウ.明るさ(視感反射率)
- エ.色温度
正解:ウ.明るさ(視感反射率)
解説:xyY表色系ではx・yが色度(色味)、Yが明るさ(視感反射率)を担う。XYZ三刺激値をxy色度と明るさYに分けて表現したものである。
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問443.CIELAB色空間で「鮮やかな赤」を表すおおよその座標として最も適切なものはどれか。
- ア.a*が大きな負・b*が大きな負
- イ.a*=0・b*=0
- ウ.a*が大きな正・b*はやや正
- エ.L*=0・a*=0・b*=0
正解:ウ.a*が大きな正・b*はやや正
解説:鮮やかな赤はa*が大きな正の値、b*はやや正、L*は中程度となる(例:a*>0が大)。a*が赤緑、b*が黄青を担うため、赤はa*正方向で表される。
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問444.CIELAB色空間で「鮮やかな青」を表すおおよその座標として最も適切なものはどれか。
- ア.b*が大きな正
- イ.a*が大きな正
- ウ.b*が大きな負
- エ.L*=100
正解:ウ.b*が大きな負
解説:鮮やかな青はb*が大きな負の値(青方向)、a*はやや負~0付近となる。b*軸が黄(+)青(−)を担うため、青はb*負方向で表される。
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問445.顕色系・混色系という分類において、CIELAB(L*a*b*)はどちらに位置づけられるか。
- ア.顕色系
- イ.減色系
- ウ.混色系(CIE系)
- エ.感色系
正解:ウ.混色系(CIE系)
解説:CIELABはXYZ三刺激値(混色系)から数式変換で導かれる均等色空間であり、混色系(CIE系)の体系に属する。色票の見えに基づく顕色系とは異なる。
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問446.マンセル表色系の表記「N5」が表す色はどれか。
- ア.色相5の赤
- イ.明度5の灰色(無彩色)
- ウ.彩度5の青
- エ.明度0の黒
正解:イ.明度5の灰色(無彩色)
解説:Nは無彩色(Neutral)を表し、続く数値は明度。N5は明度5の中間的な灰色(ミディアムグレー)を意味する。色相・彩度は持たない。
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問447.色差の概念を用いる目的として最も適切なものはどれか。
- ア.色の違いを数値で客観的に評価するため
- イ.波長を測定するため
- ウ.光沢を測定するため
- エ.明度のみを測るため
正解:ア.色の違いを数値で客観的に評価するため
解説:色差ΔE*abは2色の違いを数値で客観的に評価する指標で、品質管理(色の合否判定)や色の再現精度の管理などに用いられる。
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問448.CIE xy色度図上で、ある色度点が白色点に近いほど、その色はどのような傾向になるか。
- ア.彩度が高い
- イ.明度が0になる
- ウ.彩度が低い
- エ.色相が消える
正解:ウ.彩度が低い
解説:白色点に近いほど無彩色に近く彩度が低い。逆に外周のスペクトル軌跡に近づくほど彩度が高くなる。色相は白色点からの方向で示される。
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問449.CIELAB・CIELChを定めるCIEの目的として最も適切なものはどれか。
- ア.絵の具を製造するため
- イ.色を国際的に標準化して測定・伝達するため
- ウ.印刷インキを販売するため
- エ.照明器具を設計するためのみ
正解:イ.色を国際的に標準化して測定・伝達するため
解説:CIE(国際照明委員会)は色を測定・伝達するための国際的な標準体系を定めることを目的とし、XYZ・CIELAB・CIELch等の測色の基盤を整備している。
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問450.マンセル表色系・オストワルト表色系・CIE XYZ表色系を顕色系と混色系に分類した場合、混色系に属するものの組み合わせはどれか。
- ア.マンセルとオストワルト
- イ.マンセルとCIE XYZ
- ウ.CIE XYZとオストワルト
- エ.マンセルのみ
正解:ウ.CIE XYZとオストワルト
解説:混色系は混合量で色を表すCIE XYZとオストワルト。マンセルは色票の見え(三属性)に基づく顕色系である。よって混色系はXYZとオストワルト。