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登録日本語教員(日本語教員試験)「言語と教育」の一問一答

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📖 登録日本語教員(日本語教員試験)「言語と教育」の全75問と解説(一覧)

登録日本語教員(日本語教員試験)の言語と教育に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.GTM(文法訳読法)は20世紀後半にCLT(コミュニカティブ・アプローチ)から派生した教授法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは19世紀ヨーロッパで古典語教育(ラテン語等)から発展した伝統的教授法。CLT派生ではない。文法規則と母語訳が中心。

  2. 問2.ALM(オーディオ・リンガル・メソッド)は生成文法と認知心理学を理論的基盤とする。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは構造言語学(Bloomfield)と行動主義心理学(Skinner)が理論的基盤。生成文法・認知心理学ではない。

  3. 問3.CLT(コミュニカティブ・アプローチ)は文法形式重視で1920年代から発展した。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは1970年代以降Hymesのコミュニケーション能力概念を背景に発展。意味・場面・機能重視。形式重視・1920年代ではない。

  4. 問4.TBLT(タスクベース言語教授法)は文法規則のドリル反復を通じて言語習得を促進する教授法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは意味中心のタスク遂行で言語習得を促進する教授法(Prabhu・Long・Ellis等)。文法ドリルではない。

  5. 問5.直接法は学習者の母語を主たる媒介語として教える教授法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは媒介語を使わず目標言語のみで教える教授法。Berlitz普及・山口喜一郎が日本で発展。母語使用ではない。

  6. 問6.サジェストペディアはGattegnoが開発した、教師が極力沈黙する教授法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはサジェストペディアはLozanov開発、リラックス環境と暗示効果を活用する。教師が沈黙するのはサイレントウェイ(Gattegno)。

  7. 問7.TPR(全身反応教授法)はGattegnoが開発した、教師の沈黙と色棒で学習する教授法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはAsherが開発、命令文と身体動作の連鎖で習得を促進。色棒・沈黙はGattegnoのサイレントウェイ。

  8. 問8.コースデザインの一般的手順は『教材選定→目標設定→ニーズ分析→評価』の順である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはニーズ分析→目標設定→シラバス設計→教材選定→評価の手順(Brown のコースデザイン)。教材選定が最初ではない。

  9. 問9.ニーズ分析は学習者の現在の言語能力と目標到達点とのギャップを把握するための分析である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。客観的ニーズ・主観的ニーズの両面から把握する。

  10. 問10.シラバスの類型には構造シラバスのみで、機能・タスク等の類型は存在しない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは構造・場面・機能概念・タスク・話題等の多様な類型がある。構造シラバスのみではない。教授法の発展に対応。

  11. 問11.JF日本語教育スタンダードはCEFRに準拠し『言語能力』と『言語活動』を相互的に捉える。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。木の樹形図で能力と活動の関係を表現。Can-do記述で能力を表現。

  12. 問12.形成的評価はコース最終時に成績判定するための評価である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは学習過程途中で指導改善目的のフィードバックを行う評価。最終成績判定は総括的評価。Bloomらが両者を区別。

  13. 問13.プレースメントテストはコース修了時に到達度を最終判定するための評価である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはコース開始時のレベル振り分け評価。修了時の到達度判定はachievement test(達成度テスト)。

  14. 問14.achievement test は特定コースで教えた内容の習熟度を測るテストで、proficiency test と区別される。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。achievement=コース内容、proficiency=総合的言語能力。JLPTはproficiency test。

  15. 問15.妥当性(validity)と難易度(difficulty)はテストの良し悪しを判断する2大基準である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは妥当性と信頼性が2大基準。難易度ではない。妥当性=測りたいものを測る、信頼性=結果の安定性。

  16. 問16.ルーブリック評価は採点者の感覚で総合的に判定する評価方法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは評価基準と達成レベルを明示した評価表。感覚的総合判定とは対立し、評価者間ばらつきを軽減する目的を持つ。

  17. 問17.『みんなの日本語』はジャパンタイムズ発行で、上級学習者向け教材として開発された。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはスリーエーネットワーク発行の代表的な初級教科書。ジャパンタイムズ発行・上級向けではない。1998年初版、構造シラバス型の代表。

  18. 問18.『げんき』はジャパンタイムズ発行で、英語話者向けに開発された初級日本語教科書である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。米国の大学日本語教育で広く採用。

  19. 問19.『まるごと 日本のことばと文化』は国際交流基金開発のJF日本語教育スタンダード準拠教科書である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。CEFR A1-B2準拠、Can-doベースのコミュニカティブ教材。

  20. 問20.4技能の伝統的分類で、聞く・読むは産出技能、話す・書くは受容技能に分類される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは聞く・読むが受容技能(インプット側)、話す・書くが産出技能(アウトプット側)。分類が逆転している。

  21. 問21.反転授業(flipped classroom)は教師と学習者の役割を完全に交代する学習形態である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは授業前に動画等で予習し、対面授業で応用・協働活動を行う形態。教師・学習者の役割交代ではない。Bergmann・Sams提唱。

  22. 問22.eラーニング・オンライン日本語教育はコロナ禍以降急速に普及した。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Zoom等での同期型、Moodle等での非同期型、ハイブリッド型が並立。

  23. 問23.学習者中心アプローチでは教師が授業の主役で、学習者は受動的に教師の説明を聞く。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは学習者中心では学習者が学習の主体となり、教師はファシリテーターとして支援する。教師中心とは対立する立場。

  24. 問24.自律学習(learner autonomy)はKrashenが提唱した、学習者が学習を管理する能力概念である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはHolec(1981)が提唱。学習者の自己モニタリング・自己評価能力を含む概念。Krashenではない。

  25. 問25.ポートフォリオ評価は1回限りの客観式試験のみで判定する評価方法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは制作物・学習記録を体系的に蓄積する評価方法。1回限り客観式とは対極で、プロセス評価・自己評価に親和的。

  26. 問26.CLIL(内容言語統合型学習)は教科内容と言語学習を統合する教授法である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Content and Language Integrated Learning。欧州で発展、4Cs(Content・Communication・Cognition・Culture)。

  27. 問27.教師の発問でDOK(Depth of Knowledge)レベル4は分析・統合等の高次思考を求める発問である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Webb の DOK 分類。レベル1(記憶)→2(理解)→3(応用)→4(拡張思考)。

  28. 問28.教育実習は登録日本語教員の登録要件である『実践研修』の中核を成す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。登録日本語教員の実践研修(45単位時間以上、1単位時間45分)で授業見学・教壇実習・指導等を実施する。

  29. 問29.教材分析の観点には『シラバス・対象学習者・難易度・到達目標・練習形態』等が含まれる。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。教材選定・補助教材作成の前提として体系的分析が必要。

  30. 問30.PPP(Presentation-Practice-Production)モデルは伝統的な3段階授業構成である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。提示→練習→産出の流れ。CLT・TBLTからは批判的観点もある。

  31. 問31.ピアラーニング(peer learning)は学習者同士が相互に学び合う学習形態である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。ピアレスポンス・ピア推敲・ジグソー学習等。社会構成主義に基盤。

  32. 問32.Krashen の自然順序仮説によれば、学習者は母語に関わらず一定の順序で文法形態素を習得する。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Dulay・Burtの形態素研究が基礎。教授順序通りには習得されないとする。

  33. 問33.コーパス言語学を活用した教材作成は実際の使用頻度に基づく語彙・文型選定を可能にする。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。BCCWJ(現代日本語書き言葉均衡コーパス)・CSJ(日本語話し言葉コーパス)等が利用可。

  34. 問34.意味交渉(negotiation of meaning)は誤解が生じた際の確認・繰り返し・言い換え等の相互作用を指す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Long のインタラクション仮説で重要。インプットを理解可能にする。

  35. 問35.リキャスト(recast)は学習者の誤用を会話の流れを止めずに正しい形で言い直すフィードバックである。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Long が定義。暗示的訂正フィードバックの代表。

  36. 問36.明示的フィードバックは『これは間違いです』と明示する訂正で、暗示的フィードバック(リキャスト等)と対比される。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Lyster・Ranta の訂正フィードバック類型に含まれる。

  37. 問37.教師の役割は『情報提供者』のみで、ファシリテーター・コーチ等の役割は教師の役割に含まれない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは教師は情報提供者・ファシリテーター・カウンセラー・モデル等多様な役割を担う。CLT以降、ファシリテーター役割が重視される。

  38. 問38.ティーチャートークは教師が学習者に向けて使う調整された言語のことを指す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。発話速度・語彙・統語構造を学習者レベルに調整する。

  39. 問39.授業観察(授業見学)では『観察視点を絞る』『記録方法を決める』『観察後の振り返り』が重要である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。漫然とした観察ではなく、目的的観察が教師力向上に有効。

  40. 問40.アクションリサーチは教師が自らの実践を計画・実行・観察・省察で改善する研究方法である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。Kemmis らが体系化。教師の専門性向上に有効。

  41. 問41.次のうち、CLT(コミュニカティブ・アプローチ)の理論的背景となった概念はどれか。

    • ア.コミュニケーション能力(Hymes)
    • イ.普遍文法(Chomsky)
    • ウ.行動主義(Skinner)

    正解:ア.コミュニケーション能力(Hymes)

    解説:正答は0。Hymes のコミュニケーション能力(communicative competence)概念がCLTの中核。

  42. 問42.次のうち、TPR(全身反応教授法)を開発した研究者はどれか。

    • ア.Gattegno
    • イ.Asher
    • ウ.Lozanov

    正解:イ.Asher

    解説:正答は1。Asher が開発、命令文と身体動作で習得を促進。

  43. 問43.次のうち、サイレントウェイを開発した研究者はどれか。

    • ア.Krashen
    • イ.Lozanov
    • ウ.Gattegno

    正解:ウ.Gattegno

    解説:正答は2。Gattegno が開発、教師が極力沈黙し学習者の自発を促す教授法。

  44. 問44.次のうち、サジェストペディアを開発した研究者はどれか。

    • ア.Gattegno
    • イ.Lozanov
    • ウ.Prabhu

    正解:イ.Lozanov

    解説:正答は1。Lozanov が開発、リラックス環境と暗示効果を活用。

  45. 問45.次のうち、TBLT(タスクベース言語教授法)の中心概念はどれか。

    • ア.文法ドリル
    • イ.意味中心のタスク遂行
    • ウ.母語訳読

    正解:イ.意味中心のタスク遂行

    解説:正答は1。意味中心のタスク遂行を通じて言語習得を促進。文法練習中心ではない。

  46. 問46.次のうち、CEFRが提案する4つの言語活動分類に含まれないものはどれか。

    • ア.受容
    • イ.やり取り
    • ウ.翻訳

    正解:ウ.翻訳

    解説:正答は2。CEFR の4活動は受容・産出・やり取り・仲介。翻訳は仲介に含まれる下位活動。

  47. 問47.次のうち、ニーズ分析の対象として最も適切でないものはどれか。

    • ア.学習者の現在の言語能力
    • イ.学習者の学習目標
    • ウ.教師の趣味

    正解:ウ.教師の趣味

    解説:正答は2。ニーズ分析は学習者の現在能力・目標・学習動機等を対象とする。教師の趣味は対象外。

  48. 問48.次のうち、シラバスの類型に含まれないものはどれか。

    • ア.構造シラバス
    • イ.タスクシラバス
    • ウ.文化シラバス

    正解:ウ.文化シラバス

    解説:正答は2。シラバス類型は構造・場面・機能概念・タスク・話題等。文化シラバスは独立類型として一般的でない。

  49. 問49.次のうち、形成的評価の説明として正しいものはどれか。

    • ア.コース最終時に成績判定する評価
    • イ.学習過程で指導改善のために行う評価
    • ウ.入学時にレベル分けする評価

    正解:イ.学習過程で指導改善のために行う評価

    解説:正答は1。学習過程の途中で行う、指導改善のためのフィードバック目的の評価。

  50. 問50.次のうち、achievement test と proficiency test の違いとして正しいものはどれか。

    • ア.achievement は事前評価、proficiency は事後評価
    • イ.achievement はコース内容、proficiency は総合言語能力
    • ウ.両者は同じ意味

    正解:イ.achievement はコース内容、proficiency は総合言語能力

    解説:正答は1。achievement=特定コースの教授内容、proficiency=総合的言語能力。JLPTはproficiency。

  51. 問51.次のうち、テストの妥当性(validity)の説明として正しいものはどれか。

    • ア.結果が安定しているか
    • イ.測りたいものを測れているか
    • ウ.実施が簡便か

    正解:イ.測りたいものを測れているか

    解説:正答は1。測りたいものを測れているかの基準。信頼性(結果の安定性)と区別される。

  52. 問52.次のうち、『みんなの日本語』の発行元はどれか。

    • ア.スリーエーネットワーク
    • イ.ジャパンタイムズ
    • ウ.国際交流基金

    正解:ア.スリーエーネットワーク

    解説:正答は0。スリーエーネットワーク。1998年初版の構造シラバス型代表教科書。

  53. 問53.次のうち、『まるごと 日本のことばと文化』の発行元はどれか。

    • ア.国際交流基金
    • イ.凡人社
    • ウ.くろしお出版

    正解:ア.国際交流基金

    解説:正答は0。国際交流基金がJF日本語教育スタンダード準拠で開発。

  54. 問54.次のうち、Holec が提唱した概念はどれか。

    • ア.学習者の自律
    • イ.意味交渉
    • ウ.リキャスト

    正解:ア.学習者の自律

    解説:正答は0。学習者の自律(learner autonomy)。1981年の定義が古典。

  55. 問55.次のうち、CLIL の4Cs に含まれないものはどれか。

    • ア.Content
    • イ.Cognition
    • ウ.Creativity

    正解:ウ.Creativity

    解説:正答は2。CLIL の4Cs は Content・Communication・Cognition・Culture。Creativity は含まれない。

  56. 問56.次のうち、PPPモデルの3段階として正しいものはどれか。

    • ア.Plan-Predict-Perform
    • イ.Presentation-Practice-Production
    • ウ.Prepare-Process-Produce

    正解:イ.Presentation-Practice-Production

    解説:正答は1。Presentation(提示)→Practice(練習)→Production(産出)の流れ。

  57. 問57.次のうち、Lyster・Ranta の訂正フィードバック類型でリキャストの分類として正しいものはどれか。

    • ア.明示的訂正
    • イ.暗示的訂正
    • ウ.メタ言語的フィードバック

    正解:イ.暗示的訂正

    解説:正答は1。リキャストは暗示的訂正フィードバック。会話を止めず正しい形で言い直す。

  58. 問58.次のうち、反転授業(flipped classroom)の説明として正しいものはどれか。

    • ア.対面と遠隔を逆転する
    • イ.授業前予習+対面で応用活動
    • ウ.教師と学習者の役割を逆転する

    正解:イ.授業前予習+対面で応用活動

    解説:正答は1。授業前に動画等で予習し、対面授業では応用・協働活動を中心とする学習形態。

  59. 問59.次のうち、ALM(オーディオ・リンガル・メソッド)の理論的基盤として正しいものはどれか。

    • ア.生成文法と認知心理学
    • イ.構造言語学と行動主義
    • ウ.機能言語学と社会構成主義

    正解:イ.構造言語学と行動主義

    解説:正答は1。構造言語学(Bloomfield)と行動主義心理学(Skinner)が理論的基盤。

  60. 問60.次のうち、ポートフォリオ評価の特徴として正しいものはどれか。

    • ア.1回限りの試験で判定
    • イ.学習記録を体系的に蓄積し評価
    • ウ.客観式問題のみで評価

    正解:イ.学習記録を体系的に蓄積し評価

    解説:正答は1。学習者の制作物・学習記録を体系的に蓄積、プロセス評価・自己評価に親和的。

  61. 問61.次のうち、ジグソー学習の説明として正しいものはどれか。

    • ア.教師が一方的に説明
    • イ.情報を分担して持ち寄り全体を完成
    • ウ.個別ドリル学習

    正解:イ.情報を分担して持ち寄り全体を完成

    解説:正答は1。各メンバーが情報の一部を持ち寄って全体像を完成させる協働学習法。

  62. 問62.次のうち、コースデザインの第一段階として最も適切なものはどれか。

    • ア.ニーズ分析
    • イ.教材選定
    • ウ.評価設計

    正解:ア.ニーズ分析

    解説:正答は0。ニーズ分析から始め、目標設定・シラバス設計・教材選定・評価へと進む。

  63. 問63.次のうち、教師による訂正フィードバックの『明示的訂正』の例として正しいものはどれか。

    • ア.『え?』と聞き返す(明確化要求)
    • イ.『それは間違いです、正しくは〜』と明示
    • ウ.正しい形でさらりと言い直す(リキャスト)

    正解:イ.『それは間違いです、正しくは〜』と明示

    解説:正答は1。『これは間違いです、正しくは〜』と明示するのが明示的訂正。

  64. 問64.次のうち、コーパス言語学で利用される代表的な日本語話し言葉コーパスはどれか。

    • ア.BCCWJ
    • イ.CSJ
    • ウ.NINJAL-LWP

    正解:イ.CSJ

    解説:正答は1。CSJ(日本語話し言葉コーパス)。BCCWJは書き言葉。

  65. 問65.次のうち、登録日本語教員の実践研修の最低時間として正しいものはどれか。

    • ア.30時間以上
    • イ.45単位時間以上
    • ウ.100時間以上

    正解:イ.45単位時間以上

    解説:登録日本語教員の実践研修は45単位時間以上が要件(1単位時間=45分)。授業見学・授業準備・教壇実習・振り返り等を含む。

  66. 問66.次のうち、4技能の受容技能に分類されるものはどれか。

    • ア.聞く・読む
    • イ.話す・書く
    • ウ.話す・読む

    正解:ア.聞く・読む

    解説:正答は0。聞く・読むが受容、話す・書くが産出。

  67. 問67.次のうち、ティーチャートークの特徴として正しくないものはどれか。

    • ア.発話速度を遅くする
    • イ.語彙を平易にする
    • ウ.専門用語を多用する

    正解:ウ.専門用語を多用する

    解説:正答は2。ティーチャートークは学習者向けに調整された言語。専門用語多用は不適切。

  68. 問68.次のうち、自然順序仮説の根拠となった研究はどれか。

    • ア.Chomsky の生成文法研究
    • イ.Dulay・Burt の形態素研究
    • ウ.Pienemann の処理可能性研究

    正解:イ.Dulay・Burt の形態素研究

    解説:正答は1。Dulay・Burt の形態素習得順序研究が基礎。母語に関わらず一定順序とする。

  69. 問69.次のうち、アクションリサーチのサイクルとして正しいものはどれか。

    • ア.仮説→検証→結論→出版
    • イ.計画→実行→観察→省察
    • ウ.観察→分析→記述→比較

    正解:イ.計画→実行→観察→省察

    解説:正答は1。計画→実行→観察→省察のサイクルで実践改善を目指す。

  70. 問70.次のうち、教材分析の観点として最も適切でないものはどれか。

    • ア.対象学習者のレベル
    • イ.シラバス型
    • ウ.教材の物理的重さ

    正解:ウ.教材の物理的重さ

    解説:正答は2。教材分析の観点は対象学習者・シラバス・到達目標等。教材の重さは観点として一般的でない。

  71. 問71.次のうち、CEFR Can-do記述の例として正しいものはどれか。

    • ア.『簡単な指示を理解することができる』
    • イ.『活用形を覚える』
    • ウ.『漢字を100字書ける』

    正解:ア.『簡単な指示を理解することができる』

    解説:正答は0。『〜ができる』形式で能力を行動的に記述するのが Can-do の特徴。

  72. 問72.次のうち、ピアレスポンスの説明として正しいものはどれか。

    • ア.教師同士で作品を批評
    • イ.学習者同士で作品を読み合いコメント
    • ウ.AIによる自動評価

    正解:イ.学習者同士で作品を読み合いコメント

    解説:正答は1。学習者同士で作文等の作品を読み合いコメントし合うピアラーニング技法。

  73. 問73.次のうち、シラバス設計で語の使用頻度・実用性を重視するアプローチはどれか。

    • ア.コーパスベースシラバス
    • イ.翻訳シラバス
    • ウ.音韻シラバス

    正解:ア.コーパスベースシラバス

    解説:正答は0。コーパス言語学に基づくシラバスは語の使用頻度・実用性を統計的に確認して項目を選定するアプローチで、伝統的教材の語順とは異なる結果になる場合がある。

  74. 問74.次のうち、学習者中心アプローチで教師に期待される主たる役割はどれか。

    • ア.権威的な知識伝達者
    • イ.成績判定の審判官
    • ウ.学習を支援するファシリテーター

    正解:ウ.学習を支援するファシリテーター

    解説:正答は2。学習者中心アプローチでは教師は学習を支援するファシリテーターの役割を担い、知識を一方的に伝える存在ではない。学習者が学習過程の主体となる。

  75. 問75.次のうち、CEFRの3区分(A・B・C)レベルでBレベルが指す段階はどれか。

    • ア.熟達段階
    • イ.基礎段階
    • ウ.自立段階

    正解:ウ.自立段階

    解説:正答は2。Aは基礎段階の言語使用者、Bは自立した言語使用者、Cは熟達した言語使用者を指す。B1・B2は中級層に相当しビジネス・留学で頻繁に求められる水準。