登録日本語教員(日本語教員試験)「言語と社会」の一問一答
📖 登録日本語教員(日本語教員試験)「言語と社会」の全17問と解説(一覧)
登録日本語教員(日本語教員試験)の言語と社会に関する一問一答(全17問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.コードスイッチングとは単一言語話者が方言と共通語を切り替える現象のみを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは複数言語話者が会話中に言語間を切り替える現象。方言↔共通語切替に限定されない。文間・文内スイッチング等の類型がある。
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問2.ダイグロシアとは複数言語社会で公用語の使い分けが法的に定められた状況をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは一つの言語社会で機能的に異なる二つの言語変種(H変種・L変種)が併用される状況。法定使い分けではない。ファーガソンが提唱。
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問3.バイリンガリズムは2言語を母語話者と同等に運用できる場合に限定して用いられる用語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは2言語に程度の差はあれ運用能力がある状態を広く指す。均衡バイリンガル・偏重バイリンガル等の類型がある。
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問4.リンガフランカとは異なる母語話者間の共通語として用いられる言語を指す。
正解:○(正しい)
解説:正しい。現代国際社会では英語がリンガフランカ。日本語もアジア地域で限定的に機能。
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問5.ピジン語は接触言語であり、母語話者を持たない簡略化された言語形式である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。複数言語接触から生まれる補助言語。母語化するとクレオール語となる。
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問6.言語接触により2言語の特徴が混合する現象を『言語転移』という。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは言語転移は学習者の母語が目標言語学習に影響する現象。言語混合・干渉とは区別する。
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問7.日本語の地域方言は東日本方言・西日本方言・九州方言・琉球方言の4大区分が一般的である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。東条操の分類が代表的。琉球方言は独立性が高い。
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問8.共通語と方言は社会言語学的にHigh varietyとLow varietyの関係でダイグロシア状況にある。
正解:○(正しい)
解説:正しい。公的場面で共通語、私的場面で方言の使い分けが多い。
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問9.ロールシフトとは話者が異なる役割を演じ分けて言語使用を切り替える現象である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。手話言語学で発達した概念。引用・視点の切り替えで使われる。
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問10.近代日本語の標準語は明治政府が東京山の手の言葉を基礎に人為的に整備したものである。
正解:○(正しい)
解説:正しい。上田万年らが主導、国語審議会の前身で標準語政策推進。
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問11.次のうち、ダイグロシアを提唱した社会言語学者はどれか。
- ア.ファーガソン
- イ.ラボフ
- ウ.ハイムズ
正解:ア.ファーガソン
解説:正答は1。チャールズ・ファーガソンが1959年に提唱。
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問12.次のうち、ピジン語がその集団の母語として習得されることで成立する言語はどれか。
- ア.クレオール語
- イ.リンガフランカ
- ウ.コイネー
正解:ア.クレオール語
解説:正答は1。クレオール語はピジン語が母語化したもの。文法的にも豊富化する。
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問13.次のうち、東条操の方言区分で独立性が最も高い方言はどれか。
- ア.東北方言
- イ.琉球方言
- ウ.九州方言
正解:イ.琉球方言
解説:正答は2。琉球方言は他の日本語方言と古くに分岐、独立言語とみなす立場もある。
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問14.次のうち、コードスイッチングの説明として最も適切なものはどれか。
- ア.母語干渉による誤用現象
- イ.複数言語話者が言語を切り替える現象
- ウ.新しい言語が形成される過程
正解:イ.複数言語話者が言語を切り替える現象
解説:正答は1。複数言語話者が会話中に言語間で切り替える現象。文間・文内スイッチング等の類型あり。
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問15.次のうち、上田万年が主導した近代日本語政策の中心テーマはどれか。
- ア.標準語の確立
- イ.方言の保護
- ウ.外国語の排除
正解:ア.標準語の確立
解説:正答は0。標準語の確立を中心に近代国語政策を主導。
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問16.次のうち、リンガフランカの説明として正しいものはどれか。
- ア.国の公用語
- イ.異なる母語話者間の共通語
- ウ.宗教儀礼用の古典語
正解:イ.異なる母語話者間の共通語
解説:正答は1。異なる母語話者間の共通語。現代では英語が代表。
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問17.次のうち、社会言語学の代表的研究者で言語変異研究で知られる人物はどれか。
- ア.ファーガソン
- イ.ラボフ
- ウ.サピア
正解:イ.ラボフ
解説:正答は1。ウィリアム・ラボフが言語変異と社会階層の関係を研究。