介護福祉士を活かせる職種と年収【就職・転職ガイド】
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介護福祉士を活かせる職種・年収・キャリアパスを紹介します。特別養護老人ホーム・グループホーム・訪問介護・通所介護等、介護・福祉業界の幅広い分野で活躍できる資格です。
※受験料・試験日程・合格基準・法令の数値は改定される場合があります。最新情報は必ず公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの公式サイトでご確認ください。
主な活躍フィールド
1. 特別養護老人ホーム(特養)
介護リーダー・ユニットリーダー・サービス提供責任者等として活躍。要介護3以上の重度者が中心で、介護福祉士の配置基準があります。
2. 介護老人保健施設(老健)
在宅復帰を目指す利用者へのリハビリ+介護。医療・リハビリ・介護のチームケアで多職種と連携します。
3. グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
認知症の方の少人数共同生活支援。パーソン・センタード・ケアを実践し、認知症ケアの専門性が高まります。
4. 訪問介護(ホームヘルパー)・サービス提供責任者
利用者宅で身体介護・生活援助。サービス提供責任者(サ責)には介護福祉士の資格が必要です。
5. 通所介護(デイサービス)・通所リハビリ
日帰りで食事・入浴・レクリエーション・機能訓練を提供。家族のレスパイトケアにも役立つ仕事です。
6. 病院(医療ソーシャルワーク補助)
急性期・回復期病棟で看護師と協働、医療現場ならではの介護スキルが身につきます。
キャリアアップに有効な組合せ資格
- ケアマネジャー - 介護福祉士+実務経験5年で受験可。ケアマネジメント業務へキャリアアップできる
- 第一種衛生管理者 - 介護施設の労務管理。施設管理職・人事担当へ
- 登録販売者 - 医薬品の専門知識で利用者の服薬支援に強くなる
- FP3級 - 介護保険・公的年金・医療保険の知識でライフプラン助言
- 認定介護福祉士 - 介護福祉士の上位資格、後輩指導・教育役として活躍
転職・就職活動のポイント
- 介護福祉士+実務経験5年でケアマネジャーの受験ができる
- 大手介護事業者(ニチイ・SOMPO・ベネッセ等)では資格手当を設けていることが多い
- 具体的な勉強法は勉強法・参考書を参照
国の統計で見る給与
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和7年)の職種別の値です。 介護福祉士として働く人は、統計では施設の「介護職員」または「訪問介護従事者」に数えられます。資格の有無で分けた値は、下の介護従事者処遇状況等調査を見てください。
介護職員(医療・福祉施設等)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 推定年収(※) | 388万円 |
| 毎月の給与(きまって支給する現金給与額) | 277,700円 |
| 年間賞与その他特別給与額 | 547,800円 |
| 平均年齢/平均勤続年数 | 45.3歳/9年 |
勤め先の規模で差があります(推定年収)。
| 企業規模 | 推定年収 |
|---|---|
| 1,000人以上 | 400万円 |
| 100〜999人 | 397万円 |
| 10〜99人 | 368万円 |
経験年数による違い(所定内給与額×12+年間賞与で計算。残業代は含みません)。
| 経験年数 | 年収の目安 |
|---|---|
| 0年 | 268万円 |
| 1〜4年 | 329万円 |
| 5〜9年 | 358万円 |
| 10〜14年 | 382万円 |
| 15年以上 | 414万円 |
訪問介護従事者
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 推定年収(※) | 382万円 |
| 毎月の給与(きまって支給する現金給与額) | 281,600円 |
| 年間賞与その他特別給与額 | 439,700円 |
| 平均年齢/平均勤続年数 | 51.2歳/8.8年 |
勤め先の規模で差があります(推定年収)。
| 企業規模 | 推定年収 |
|---|---|
| 1,000人以上 | 404万円 |
| 100〜999人 | 367万円 |
| 10〜99人 | 381万円 |
経験年数による違い(所定内給与額×12+年間賞与で計算。残業代は含みません)。
| 経験年数 | 年収の目安 |
|---|---|
| 0年 | 291万円 |
| 1〜4年 | 349万円 |
| 5〜9年 | 362万円 |
| 10〜14年 | 363万円 |
| 15年以上 | 386万円 |
※推定年収=毎月の給与(6月分・残業代などを含む)×12+前年1年間の賞与。当サイトで計算した値で、厚生労働省の公表値そのものではありません。 対象は一般労働者(短時間労働者を除く)・企業規模10人以上の事業所です。その職種で働く人全体の値で、この資格を持っている人だけの平均ではありません。 出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和7年 (e-Stat 職種別の表)
介護職員の平均給与額(保有資格別)
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(令和6年9月)。対象:介護職員等処遇改善加算Ⅰ〜Ⅴを取得している事業所の介護職員(月給・常勤の者)。
| 区分 | 月額(円) |
|---|---|
| 全体 | 338,200円 |
| 介護福祉士 | 350,050円 |
| 社会福祉士 | 397,620円 |
| 介護支援専門員 | 388,080円 |
| 実務者研修 | 327,260円 |
| 介護職員初任者研修 | 324,830円 |
| 保有資格なし | 290,620円 |
平均給与額=基本給(月額)+手当+一時金(4〜9月支給金額の1/6)。介護職員として働く人を、持っている資格で分けた値です(ケアマネジャーとして働く人の給与ではありません)。 出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(概要 p.17『介護職員の平均給与額の状況(月給・常勤の者、保有資格別)』(統計表第89表))
介護事業所で働く人の平均給与額(職種別)
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(令和6年9月)。対象:介護職員等処遇改善加算Ⅰ〜Ⅴを取得している事業所(月給・常勤の者)。
| 区分 | 月額(円) |
|---|---|
| 介護職員 | 338,200円 |
| 看護職員 | 384,620円 |
| 生活相談員・支援相談員 | 353,950円 |
| 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士又は機能訓練指導員 | 362,800円 |
| 介護支援専門員 | 375,410円 |
| 事務職員 | 317,620円 |
| 調理員 | 272,240円 |
| 管理栄養士・栄養士 | 323,810円 |
平均給与額=基本給(月額)+手当+一時金(4〜9月支給金額の1/6)。 出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(概要 p.13『介護従事者等の平均給与額の状況(月給・常勤の者、職種別)』(統計表第70表))
資格手当
資格手当の有無や金額は会社ごとに決まり、資格ごとの公的な統計はありません。国の調査では、技能手当・技術(資格)手当を出している企業は全体の48.5%、 支給された人の平均は月21,500円でした(令和6年11月分)。この資格が手当の対象になるか、いくらかは、応募先の求人票や就業規則で確かめてください。
| 企業規模 | 手当がある企業の割合(※) | 支給された人の平均(月額) |
|---|---|---|
| 1,000人以上 | 53.1% | 20,900円 |
| 300〜999人 | 57.5% | 19,100円 |
| 100〜299人 | 56.9% | 20,500円 |
| 30〜99人 | 51.3% | 25,000円 |
※何らかの手当を出している企業のうち、技能手当・技術(資格)手当を出している企業の割合。「技能手当・技術(資格)手当」は特定の技能、検査資格などを有する者に対して支給する賃金(調査の定義)。対象は常用労働者30人以上の民営企業。 出典:厚生労働省「令和7年就労条件総合調査」(概況 第17表(支給企業割合)・第18表(支給された労働者1人平均支給額))
業界動向:超高齢社会で需要拡大
2025年問題(団塊世代が全員75歳以上)と少子化により、介護福祉士の需要は中長期的に大きく拡大。給与水準も処遇改善加算等で改善傾向。「枯れない介護系国家資格」として安定した職業選択肢です。
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