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2025年度下期(令和7年度下期) 第二種電気工事士 学科試験
50問 ・ 目安 正答率60% ・ 2025年10月26日実施
第二種電気工事士の2025年度下期(令和7年度下期) 学科試験で実際に出題された全50問を、1問ずつその場で答え合わせしながら演習できます。2025年10月26日実施・合否の目安は正答率60%(演習の目安)。各問に正解と、なぜその選択肢になるのかの解説を付けています。
本試験の合格基準:学科試験の合格基準点は60点(第二種電気工事士試験委員会が決定。各回の結果公表は「60点以上」)。
この回:令和7年度下期:合格基準(60点以上)。
出典:令和7年度第二種電気工事士下期学科試験の結果について。このページの「目安 正答率60%」は演習の目安で、本試験の採点方法とは異なります。
この回は 一般財団法人 電気技術者試験センター が公開する本試験問題を、当サイトがその場で答え合わせできる一問一答形式に再編し、公式には付いていない「正解の根拠・各選択肢の解き方」の解説を追記したものです。原題の出典は各問に明記しています。
過去問の解答結果は学習記録・段位には反映されません。過去問は出題当時の法令・制度にもとづく問題を含むため、段位は継続して最新化している一問一答・模擬試験だけで判定しています。過去問を解かなくても段位で不利になることはありませんので、実力試しとして気軽にお使いください。
この試験の配線図(問題番号で指定された箇所を参照)
問 1
図のような回路で、端子a-b間の合成抵抗〔Ω〕は。
正解:ロ
中央の2本の6Ωは並列で 6×6÷(6+6)=3Ω。これと右の3Ωが直列で 3+3=6Ω。この6Ωと上側の3Ωが端子a-b間で並列になり、3×6÷(3+6)=2Ω。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 2
抵抗R〔Ω〕に電圧V〔V〕を加えると、電流I〔A〕が流れ、P〔W〕の電力が消費される場合、抵抗R〔Ω〕を示す式として、誤っているものは。
正解:イ
抵抗Rは、オームの法則より R = V / I(ニ)。電力の関係 P = VI、P = I²R、P = V²/R から、R = P / I²(ロ)、R = V² / P(ハ)はいずれも正しい。イの PI / V は、P = VI を代入すると PI/V = I² となり抵抗Rを表さない。よって誤りはイ。(選択肢の分数式は原題の表記を文章に再編しています。)
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問2
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 3
電熱器により、60kgの水の温度を20K上昇させるのに必要な電力量〔kW·h〕は。ただし、水の比熱は4.2kJ/(kg·K)とし、熱効率は100%とする。
正解:ハ
必要な熱量 Q = 比熱 × 質量 × 温度上昇 = 4.2 × 60 × 20 = 5040kJ。1kW·h = 3600kJ なので、5040 ÷ 3600 = 1.4kW·h。熱効率100%より必要な電力量も1.4kW·h。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問3
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 4
図のような正弦波交流回路の電源電圧vに対する電流iの波形として、正しいものは。
正解:イ
コイル(インダクタンスL)だけの交流回路では、電流iは電源電圧vより位相が90°遅れる。よってiがvより90°遅れる波形のイが正しい。(選択肢の波形は原本から切り出したもの。文章は図の内容の補助です。)
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問4
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 5
図のような三相負荷に三相交流電圧を加えたとき、各線に20Aの電流が流れた。線間電圧E〔V〕は。
正解:ハ
Y(スター)結線なので線電流=相電流=20A。各相の抵抗6Ωにかかる相電圧は 20×6=120V。線間電圧Eは相電圧の√3倍で E=√3×120=1.73×120≒208V。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問5
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 6
図のような三相3線式回路について、図中の×印の箇所で断線した場合、負荷の全消費電力〔kW〕は。ただし、負荷の抵抗は30Ωとし、配線の抵抗は無視し、電源電圧は一定とする。
正解:ニ
負荷はデルタ結線で各辺30Ω、線間電圧200V。×印で1線が断線すると、断線した頂点につながる2つの30Ωが直列(60Ω)となって残りの線間電圧200Vに接続され、もう1つの30Ωは200Vに直接接続される。消費電力は 200²÷60 + 200²÷30 = 667W + 1333W = 2000W = 2.0kW。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問6
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 7
図のような単相3線式回路において、電線1線当たりの抵抗が0.2Ωのとき、a-b間の電圧〔V〕は。
正解:ハ
上下の抵抗負荷はともに10Aで平衡しているため中性線の電流は0。a-b間の電圧は、電源の半分104Vから外側線の電圧降下(10×0.2=2V)を引き、中性線の電圧降下は0Vなので、104-2=102V。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問7
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 8
低圧屋内配線の合成樹脂管工事で、管内に直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)を4本収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下とする。
正解:ハ
直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線の許容電流は35A。管内に4本収める場合の電流減少係数は0.63なので、35×0.63=22.05≒22A。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問8
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 9
図のように定格電流50Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して、7mの位置に過電流遮断器を施設するとき、a-b間の電線の許容電流の最小値〔A〕は。
正解:ロ
分岐点から分岐回路の過電流遮断器までの距離が3mを超え8m以下の場合、分岐電線の許容電流は幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上であればよい。50A×0.35=17.5A。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問9
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 10
低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。
正解:ハ
分岐回路は配線用遮断器の定格電流に応じて電線の太さとコンセントの定格が定められている。30A超40A以下の分岐回路では、電線は断面積8mm²以上、コンセントは定格30A以上40A以下と決められている。ハは40A・8mm²・30Aコンセントですべて条件を満たす。イは20A遮断器に30Aコンセント(過大)で不適、ロは30A遮断器に2.0mm電線(細すぎ)で不適、ニは30A遮断器に15Aコンセント(過小)で不適。よってハ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問10
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 11
金属線ぴ工事に使用する金属製線ぴに関する記述として、正しいものは。
正解:イ
金属線ぴ(1種=メタルモール、2種=レースウェイ)は、壁や天井の表面に固定し、その中に絶縁電線を収める配線材料である。屋外用ビニル絶縁電線(OW)は収められない。イが正しい。ロ(コンクリート埋込)は線ぴを埋設できず不可、ハは本体と導体が一体のライティングダクトの説明、ニはケーブルラックの説明で、いずれも金属線ぴの説明ではない。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問11
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 12
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形の絶縁物の最高許容温度〔℃〕は。
正解:ロ
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形(EM-EEF、エコ電線)の絶縁物(ポリエチレン)の最高許容温度は75℃である。一般の600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(VVF)の60℃より高い。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問12
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 13
ねじなし電線管の曲げ加工に使用する工具は。
正解:ニ
ねじなし電線管(E管)などの金属管の曲げ加工には、パイプベンダ(ヒッキー等)を用いる。イのトーチランプは硬質塩化ビニル電線管の曲げ加工に使う加熱器具、ロのディスクグラインダは切断・研削用、ハのパイプレンチは管の締付け用である。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問13
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 14
必要に応じ、スターデルタ始動を行う電動機は。
正解:イ
スターデルタ始動は、始動時に固定子巻線をスター(Y)結線にして始動電流を抑え、運転時にデルタ(Δ)結線へ切り換える始動方法で、一般用の三相かご形誘導電動機に用いられる。巻線形(ロ)は二次抵抗始動、直流分巻(ハ)・単相誘導(ニ)はスターデルタ始動の対象ではない。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問14
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 15
系統連系型の小出力太陽光発電設備において、使用される機器は。
正解:ニ
系統連系型の太陽光発電設備では、太陽電池が発電する直流を交流に変換し、商用電力系統と協調して運転するためにパワーコンディショナ(パワコン)を用いる。調光器(イ)・低圧進相コンデンサ(ロ)・自動点滅器(ハ)は太陽光発電設備に固有の機器ではない。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問15
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 16
写真に示す材料の名称は。
正解:ロ
写真は、金属管(厚鋼・薄鋼電線管)の配管経路を直角に曲げるために用いる継手で、ノーマルベンドである。ユニバーサル(イ)は露出配管の直角部に使う別形状の継手、ベンダ(ハ)は管を曲げる工具、カップリング(ニ)は管どうしをまっすぐ接続する継手。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問16
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 17
写真に示す器具の用途は。
正解:ロ
写真は、人体から出る熱線(赤外線)を検知して自動的に負荷を入り切りする熱線式自動スイッチ(人感センサ付スイッチ)である。人の接近によって動作するのでロが正しい。周囲の明るさで街路灯を点滅させるのは自動点滅器(ニ)で、これとは別物である。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問17
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 18
写真に示す工具の用途は。
正解:ニ
写真は、電線をつかんで引っ張り、架空電線のたるみ(張り)を調整する張線器(シメラー)である。支線(イ)や電線の曲げ(ロ)、電線管のすべり止め(ハ)には用いない。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問18
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 19
低圧屋内配線工事で、600Vビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブ(E形)を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組合せで、不適切なものは。
正解:ハ
リングスリーブ(E形)は電線の組合せごとに使用する大きさと圧着マーク(刻印)が定められている。直径2.0mm2本の接続は、断面積の合計から「小スリーブ・刻印小」が正しく、ハの「中スリーブ・刻印中」は不適切。イ(2.0mm3本→中・中)、ロ(1.6mm3本→小・小)、ニ(1.6mm1本+2.0mm2本→中・中)はいずれも適切な組合せである。よって不適切なものはハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問19
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 20
単相3線式100/200Vの電力が供給されている2階建て木造住宅の低圧屋内配線工事として、不適切なものは。
正解:ロ
合成樹脂製可とう電線管のCD管は自己消火性がなく、原則として直接コンクリートに埋め込んで施設する用途に限られる。天井裏など隠ぺい場所への配管には使用できないため、ロが不適切。イ(乾燥した天井ふところのVVFケーブル工事)、ハ(湿気の多い床下の硬質塩化ビニル電線管VE工事)、ニ(展開した乾燥した居間のライティングダクト工事)はいずれも適切。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問20
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 21
使用電圧200Vの三相電動機回路の施工方法で、不適切なものは。
正解:イ
1種金属製可とう電線管は、原則として展開した場所または点検できる隠ぺい場所で、かつ乾燥した場所にしか施設できない。湿気の多い場所には使用できないため、イが不適切。ロ(VVFケーブルの支持点間2m以下)、ハ(金属管工事に600Vビニル絶縁電線を使用)、ニ(乾燥した場所の管長4m以下の金属管でD種接地省略)はいずれも適切。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問21
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 22
D種接地工事を省略できないものは。ただし、電路には定格感度電流30mA、動作時間が0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器が取り付けられているものとする。
正解:イ
漏電遮断器による接地省略の条件は「定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下」であり、設問の漏電遮断器(30mA)はこれを満たさない。したがって各選択肢は他の省略条件で判断する。ロは乾燥した木製の床(絶縁性のもの)の上で取り扱うため省略可、ハは対地電圧150V以下・乾燥した場所・管長8m以下(7m)の金属管で省略可、ニは乾燥した場所・管長4m以下(3m)の金属管で省略可。イは対地電圧200V(150V超)の誘導電動機の鉄台をコンクリート床(絶縁性でない)に施設するもので、どの省略条件にも当てはまらず省略できない。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問22
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 23
電磁的不平衡を生じないように、電線を金属管に挿入する方法として、適切なものは。(適切なものを下図のイ〜ニから選ぶ)
正解:イ
電磁的不平衡(電線の往復電流による磁束が打ち消されず、金属管が発熱・うなりを生じる現象)を防ぐには、同一回路の電線(行き帰りの電線すべて)を1本の金属管に一括して収める必要がある。イは各回路の電線がすべて同一管にまとめて収められており適切。他は1回路の電線が別々の管に分かれて収められており、電磁的不平衡を生じる。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問23
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 24
次の①〜④は、一般用電気工作物の低圧屋内配線工事が完了したときの検査の内容を示したものである。空欄(A)、(B)及び(C)に当てはまるものの組合せとして、適切なものは。
① 目視点検:目視で電気設備が適切に設置されているか確認する。
② 絶縁抵抗の測定:(A)ごとに、所定の抵抗値以上であることを確認する。
③ 接地抵抗の測定:(B)が、所定の抵抗値以下であることを確認する。
④ 導通試験:(C)や導通チェッカーで配線の断線や、誤接続などがないか確認する。
正解:イ
②絶縁抵抗の測定は、電源を切った無充電状態の回路(電路)ごとに、所定の抵抗値以上であることを確認する(A=無充電状態の回路)。③接地抵抗の測定は、測定対象である測定接地極の抵抗が所定値以下であることを確認する(B=測定接地極。補助接地極は測定を補助する極で、抵抗値の合否を見る対象ではない)。④導通試験は、回路計(テスタ)や導通チェッカーで断線・誤接続の有無を確認する(C=回路計)。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問24
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 25
絶縁抵抗測定が困難なので、単相100/200Vの分電盤の各分岐回路に対し、使用電圧が加わった状態で、クランプ形漏れ電流計を用いて、漏えい電流を測定した。その測定結果は、使用電圧100VのA回路は0.5mA、使用電圧200VのB回路は1.5mA、使用電圧100VのC回路は3mAであった。絶縁性能が「電気設備の技術基準の解釈」に適合している回路は。
正解:ハ
絶縁抵抗の測定が困難な場合、使用電圧を加えた状態でクランプ形漏れ電流計により漏えい電流を測定してもよく、漏えい電流が1mA以下であれば絶縁性能に適合しているとみなす。A回路0.5mA(≦1mA)は適合、B回路1.5mA・C回路3mAはいずれも1mAを超え不適合。したがって適合しているのはA回路のみで、ハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問25
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 26
直読式接地抵抗計(アーステスタ)を使用して直読で接地抵抗を測定する場合、補助接地極(2箇所)の配置として、適切なものは。
正解:イ
直読式接地抵抗計(アーステスタ)で測定するときは、被測定接地極(E)を一端とし、そこから一直線上に2箇所の補助接地極(P・C)を順次約10m程度の間隔で配置する。よってイ。間隔が短すぎる配置(ハの1m程度)や正三角形配置(ニ)、中央配置(ロ)では正しい測定ができない。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問26
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 27
直読式指示電気計器の目盛板に図のような記号があった。記号の意味として正しいものは。
正解:ニ
図の左の記号は可動鉄片形計器を表し、右の⊥は目盛板を鉛直に立てて使用することを表す。したがって「可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて使用する」ニが正しい。永久磁石可動コイル形(イ・ロ)や誘導形(ハ)は別の記号で表される。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問27
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 28
電気の保安に関する法令についての記述として、誤っているものは。
正解:ニ
「一般用電気工作物等」や「自家用電気工作物」を定義しているのは電気事業法であり、電気用品安全法ではない。よってニが誤り。イ(電気工事士法=作業従事者の資格・義務)、ロ(電気設備技術基準=電気事業法に基づく経済産業省令)、ハ(電気用品安全法=電気用品の製造・販売等を規制し安全性を確保)はいずれも正しい。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問28
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 29
「電気用品安全法」の適用を受ける次の電気用品のうち、特定電気用品は。
正解:イ
特定電気用品は、構造や使用方法から危険又は障害の発生するおそれが多い電気用品で、配線用遮断器(定格100A以下)はこれに該当する。換気扇(ロ)・金属製の電線管(ハ)・電気ストーブ(ニ)は特定電気用品以外の電気用品である。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問29
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 30
「電気設備に関する技術基準を定める省令」に関する記述として、誤っているものは。
正解:ハ
電気設備に関する技術基準を定める省令(電技省令)では、「電線」を強電流電気の伝送に使用する電気導体等と定義しており、「電気使用場所において施設する電線」のように場所を限定してはいない。ハの記述は屋内配線等の限定的な定義に近く、電技省令の「電線」の定義としては誤り。イ(電圧の種別)、ロ(危害・損傷防止の施設義務)、ニ(電気機械器具の定義)はいずれも正しい。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問30
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 31※上の配線図を参照
①で示す部分の工事方法として、適切なものは。
正解:ハ
①で示す部分は引込口から屋内へ至る配線を示す。この部分には600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)を用いたケーブル工事が適切である。金属線ぴ工事(ロ)は乾燥した展開・点検できる屋内に限られ、この部分には適さない。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問31
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 32※上の配線図を参照
②で示す図記号の器具の種類は。
正解:ロ
②で示す図記号は、傍記「ET」が付いた接地端子付コンセントである。接地極付コンセントは「E」、接地極付接地端子付コンセントは「EET」、漏電遮断器付コンセントは別の傍記で表されるため、②とは異なる。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問32
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 33※上の配線図を参照
③で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値〔V〕は。
正解:ニ
小勢力回路とは、電磁開閉器の操作回路や呼鈴・チャイム等に使う、最大使用電圧60V以下の回路をいう。③で使用できる電圧の最大値は60Vである。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問33
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 34※上の配線図を参照
④で示す部分の配線で(VE28)とあるのは。
正解:イ
配線図の(VE28)の「VE」は硬質ポリ塩化ビニル電線管を表し、数値「28」は管の呼び方(内径に近い呼び径)を示す。したがって「内径28mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管」のイが正しい。合成樹脂製可とう電線管はPF管・CD管で表され、VEとは異なる。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問34
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 35※上の配線図を参照
⑤で示す図記号の名称は。
正解:ロ
⑤で示す図記号は傍記「EM-CE」で、600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルを表す(エコ電線の一つ)。よってロ。イ(EM-IE=600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線)、ニ(EM-EEF=600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形)とは異なる。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問35
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 36※上の配線図を参照
⑥で示す図記号の名称は。
正解:ハ
⑥で示す図記号(□で示すボックス)はVVF用ジョイントボックスを表す。ジョイントボックス(ロ)は○の記号、ジャンクションボックス(イ)・プルボックス(ニ)は用途・記号が異なる。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問36
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 37※上の配線図を参照
⑦で示す部分の最少電線本数(心線数)は。
正解:ロ
⑦で示す部分を複線図に展開して電線本数を数えると、最少で3本(心線数3)となる。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問37
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 38※上の配線図を参照
⑧で示す図記号の名称は。
正解:ニ
⑧で示す図記号はワイドハンドル形の点滅器を表す。一般形調光器(イ)・ワイド形調光器(ロ)・一般形点滅器(ハ)とは図記号(傍記)が異なる。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問38
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 39※上の配線図を参照
⑨で示す部分の電路と大地間の絶縁抵抗として、許容される最小値〔MΩ〕は。
正解:イ
⑨で示す部分は単相200Vのルームエアコン回路だが、単相3線式(1φ3W)方式のため対地電圧は100V(150V以下)である。電路と大地間の絶縁抵抗の最小値は、対地電圧150V以下で0.1MΩと定められている。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問39
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 40※上の配線図を参照
⑩で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値〔Ω〕の組合せとして、正しいものは。
正解:ニ
⑩で示す部分は分電盤の接地で、使用電圧300V以下のためD種接地工事となる。回路には動作時間0.5秒以内(本設問では0.1秒以下)の漏電遮断器が施設されているので、接地抵抗の許容最大値は通常の100Ω以下から500Ω以下に緩和される。よってニ(D種接地工事・500Ω)。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問40
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 41※上の配線図を参照
⑪で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
⑪のボックス内の接続を複線図に表し、各接続点の電線本数から必要な差込形コネクタ(2本用・3本用など)の種類と個数を最少で求めると、写真ハの組合せとなる。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問41
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 42※上の配線図を参照
⑫で示す図記号のものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
⑫で示す図記号はアウトレットボックス(ジョイントボックス)を表す。これに該当するのは、ノックアウト(管を接続する打抜き穴)を備えた金属製アウトレットボックスの写真ロである。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問42
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 43※上の配線図を参照
⑬で示す図記号の器具は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
⑬で示す部分は単相200Vのルームエアコン用コンセントである。200V(250V)用の接地極付コンセントに該当する写真ハが正しい。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問43
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 44※上の配線図を参照
⑭で示す図記号の器具は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:イ
⑭で示す部分は単相200V回路の配線用遮断器である。単相200V(1φ3W間)は2線とも電圧線となるため、過電流引外し素子が2極2素子(2P2E)のものを用いる。写真イが2P2Eの配線用遮断器で、これが該当する。ロ・ハは漏電遮断器、ニは2P1Eのため異なる。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問44
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 45※上の配線図を参照
⑮で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし、使用するケーブルの心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
⑮で示す部分の配線に必要な最少心線数のケーブルは、3心(白・赤・黒)の600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)1本である。写真ロが該当する。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問45
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問 46※上の配線図を参照
⑯で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。また、写真に示すリングスリーブ中央の○、小、中は刻印を表す。なお、ボックスからスイッチ(ク、ケ、コ)に至るケーブルの心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:イ
⑯のボックス内の接続を複線図に表し、各接続点の電線本数を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ5個(刻印○が3個、刻印小が2個)となる。写真イが正しい。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問46
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問 47※上の配線図を参照
⑰で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ニ
⑰のボックス内の接続を複線図に表し、各接続点の電線本数を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ2個・中スリーブ1個となる。写真ニが正しい。よってニ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問47
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問 48※上の配線図を参照
この配線図で、使用されていないスイッチは。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:イ
写真下の接点構成図を手がかりに各スイッチの種類を判別すると、この配線図で使用されていないスイッチは写真イである。ロは遅れ機構付きのスイッチ(遅延スイッチ)、ハ・ニは3路スイッチで、いずれも図中に用いられている。よってイ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問48
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問 49※上の配線図を参照
この配線図の2階部分の施工で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
この配線図の2階部分は600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事で施工される。写真ロののこぎりは主に木材や硬質塩化ビニル管の切断に用いる工具で、2階部分の施工では一般に使用しない。リングスリーブ用圧着工具(イ)・ケーブルカッター(ハ)・電工ナイフ(ニ)はいずれもケーブル工事で使用する工具である。よってロ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問49
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問 50※上の配線図を参照
この配線図の施工で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
この配線図は屋内をVVFケーブル工事、引込口等を硬質塩化ビニル電線管(VE)で施工しており、ねじなし金属電線管は使用していない。写真ハはねじなし電線管用のカップリング(止めねじ付き)で、この配線図の施工では一般に使用しない。イ(合成樹脂製スイッチボックス)・ロ(ステープル)・ニ(合成樹脂製可とう電線管用の付属品)は使用する。よってハ。
出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問50
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