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2025年度上期(令和7年度上期) 第二種電気工事士 学科試験
50問 ・ 目安 正答率60% ・ 2025年5月25日実施
第二種電気工事士の2025年度上期(令和7年度上期) 学科試験で実際に出題された全50問を、1問ずつその場で答え合わせしながら演習できます。2025年5月25日実施・合否の目安は正答率60%(演習の目安)。各問に正解と、なぜその選択肢になるのかの解説を付けています。
本試験の合格基準:学科試験の合格基準点は60点(第二種電気工事士試験委員会が決定。各回の結果公表は「60点以上」)。
この回:令和7年度上期:合格基準(60点以上)。
出典:令和7年度第二種電気工事士上期学科試験の結果について。このページの「目安 正答率60%」は演習の目安で、本試験の採点方法とは異なります。
この回は 一般財団法人 電気技術者試験センター が公開する本試験問題を、当サイトがその場で答え合わせできる一問一答形式に再編し、公式には付いていない「正解の根拠・各選択肢の解き方」の解説を追記したものです。原題の出典は各問に明記しています。
過去問の解答結果は学習記録・段位には反映されません。過去問は出題当時の法令・制度にもとづく問題を含むため、段位は継続して最新化している一問一答・模擬試験だけで判定しています。過去問を解かなくても段位で不利になることはありませんので、実力試しとして気軽にお使いください。
この試験の配線図(問題番号で指定された箇所を参照)
問 1
図のような回路で、スイッチS₁を閉じ、スイッチS₂を開いたときの、端子a-b間の合成抵抗〔Ω〕は。
正解:ロ
S₁を閉じると、S₁と並列に接続された上側の30Ωが短絡される。S₂を開くと、その先の枝(30Ω+S₂)には電流が流れず切り離される。したがって電流経路は、端子aからの30Ω→短絡部→端子bへ至る縦の30Ω、の直列となり、30+30=60Ω。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問1
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 2
直径1.6mm、長さ8mの軟銅線と電気抵抗が等しくなる長さ32mの軟銅線の直径〔mm〕は。ただし、軟銅線の抵抗率は同一とする。
正解:ハ
抵抗 R=ρL/A(断面積Aは直径の2乗に比例)。抵抗が等しい条件は L₁/d₁²=L₂/d₂²。8/1.6²=32/d²より、d²=32×1.6²/8=10.24、d=3.2mm。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問2
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 3
電線の接続不良により、接続点の接触抵抗が0.2Ωとなった。この電線に10Aの電流が流れると、接続点から1時間に発生する熱量〔kJ〕は。ただし、接触抵抗の値は変化しないものとする。
正解:イ
発生熱量 Q=I²Rt=10²×0.2×(1×3600秒)=100×0.2×3600=72000J=72kJ。よってイ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問3
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 4
図のような交流回路で、電源電圧102V、抵抗の両端の電圧が90V、リアクタンスの両端の電圧が48Vであるとき、負荷の力率〔%〕は。
正解:ハ
抵抗とリアクタンスの直列回路では、電源電圧V=√(V_R²+V_X²)=√(90²+48²)=√10404=102V。力率=V_R/V=90/102≒0.88=88%。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問4
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 5
図のような三相3線式回路に流れる電流I〔A〕は。(各相に抵抗8Ωと誘導性リアクタンス6Ωが直列に接続されたY(スター)結線に、線間電圧200Vの対称三相交流を加えるものとする。)
正解:ロ
Y結線では相電圧=線間電圧/√3=200/1.73≒115.5V。1相のインピーダンスZ=√(8²+6²)=√100=10Ω。線電流=相電流=相電圧/Z=115.5/10≒11.6A。よってロ。(選択肢は原題の図の値を保ったまま、回路構成を文章に再編しています。)
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 6
図のような単相2線式回路(1φ2W 200V電源)において、配線の長さは100m、負荷電流は10Aで、抵抗負荷が接続されている。配線の電圧降下(V_s−V_r)を4V以内にするための電線の最小太さ(断面積)〔mm²〕は。ただし、電線の1km当たりの導体抵抗は、5.5mm²=3.33Ω/km、8mm²=2.31Ω/km、14mm²=1.30Ω/km、22mm²=0.82Ω/km とする。
正解:ハ
単相2線式の電圧降下 e=2×I×r×L。電線長100m=0.1kmなので e=2×10×r×0.1=2r(rは1km当たりの抵抗値)。5.5mm²ではe=6.66V、8mm²では4.62V、14mm²では2.60V、22mm²では1.64V。4V以内となる最小の太さは14mm²。よってハ。(原題の抵抗表と図を文章に再編しています。)
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問6
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 7
図のような単相3線式回路において、電線1線当たりの抵抗が0.1Ωのとき、a-b間の電圧〔V〕は。
正解:ロ
上側の負荷電流20A、下側の負荷電流10Aなので、中性線には差の10Aが流れる。a-b間の電圧は、電源電圧103Vから上側外側線の電圧降下(20×0.1=2V)と中性線の電圧降下(10×0.1=1V)を差し引いて、103−2−1=100V。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問7
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 8
合成樹脂製可とう電線管(PF管)による低圧屋内配線工事で、管内に断面積5.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)3本を収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.70とする。
正解:ロ
断面積5.5mm²の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の許容電流は49A。管内に3本収めるときの電流減少係数0.70を乗じて、49×0.70=34.3≒34A。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問8
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 9
図のように定格電流100Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して、6mの位置に過電流遮断器を施設するとき、a-b間の電線の許容電流の最小値〔A〕は。
正解:ロ
分岐点から分岐回路の過電流遮断器までの距離が3mを超え8m以下の場合、分岐電線の許容電流は幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上であればよい。100A×0.35=35A。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問9
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 10
低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。
正解:ニ
20A(配線用遮断器)の分岐回路は、電線1.6mm以上・コンセント20A以下と定められている。ニは20A・2.0mm・20Aコンセントですべて条件を満たす。イは30A遮断器に2.0mm電線(30A分岐は2.6mm=5.5mm²以上が必要)で不適、ロは20A遮断器に30Aコンセント(過大)で不適、ハは30A遮断器に15Aコンセント(過小)で不適。よってニ。(選択肢は原題の図を、内容を保ったまま文章に再編しています。)
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問10
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 11
金属管工事に使用される「ねじなしボックスコネクタ」に関する記述として、誤っているものは。
正解:ハ
ねじなしボックスコネクタは、止めネジをネジの頭部がねじ切れるまで締め付けて固定する。「ネジの頭部をねじ切らないように締め付ける」は誤り。イ(接地用端子)・ロ(電線管とボックスの接続)・ニ(絶縁ブッシングの取付)は正しい。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問11
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 12
許容電流から判断して、公称断面積1.25mm²のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。ただし、電熱器具の定格電圧は100Vで、周囲温度は30℃以下とする。
正解:ロ
公称断面積1.25mm²のゴムコードの許容電流は12A。定格100Vでは使用できる最大電力は12×100=1200W。よって1200W以下で最も大きい1000Wのオーブントースター(ロ)が使用できる。1500W(15A)・2000W(20A)は許容電流を超え使用できない。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問12
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 13
電気工事の種類と、その工事に使用する工具との組合せで、適切なものは。
正解:ハ
金属管工事では、管を曲げるためにパイプベンダを使用する(ハ)。イのリード型ねじ切り器は金属管のねじ切り用、ロの合成樹脂管用カッタはライティングダクトには使わない、ニのボルトクリッパは太い電線等の切断用で金属線ぴ工事の工具ではない。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問13
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 14
極数6の一般用三相かご形誘導電動機を周波数50Hzで使用するとき、最も近い回転速度〔min⁻¹〕は。
正解:ロ
同期速度 Ns=120f/p=120×50/6=1000min⁻¹。実際の回転速度はすべりの分だけこれよりわずかに低いが、最も近い値は1000min⁻¹。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問14
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 15
組み合わせて使用する機器で、その組合せとして、明らかに誤っているものは。
正解:ハ
ネオン変圧器はネオン管を点灯させる機器で、メタルハライドランプには専用の安定器(点灯装置)を用いる。したがってネオン変圧器とメタルハライドランプの組合せは誤り。イ・ロ・ニは正しい組合せ。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問15
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 16
写真に示す材料の用途は。
正解:イ
写真は硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)どうしをまっすぐ接続するためのカップリング(TSカップリング)である。よってイ。合成樹脂製可とう電線管(PF管)用や異種管接続用のものとは形状が異なる。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問16
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 17
写真に示す器具の名称は。
正解:ハ
写真は3極の配線用遮断器(電動機保護兼用のMCCB)である。漏電を検出するテストボタンや零相変流器を備えておらず、過負荷・短絡保護を行う。よってハ。漏電遮断器(ニ)はテストボタンを備える点で異なる。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問17
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 18
写真に示す工具の電気工事における用途は。
正解:イ
写真はトーチランプ(ガストーチ)で、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)を加熱して軟らかくし、曲げ加工するのに用いる。よってイ。金属管はパイプベンダで曲げるため加熱は行わない。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問18
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 19
単相100Vの屋内配線工事における絶縁電線相互の接続で、次のような箇所があった。a〜dのうちから適切なものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。
a:電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆した。
b:電線の引張強さが10%減少した。
c:電線の電気抵抗が5%増加した。
d:電線の電気抵抗を増加させなかった。
正解:ニ
電線の接続では、①接続部を絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので被覆する(a○)、②電線の引張強さを20%以上減少させない(b=10%減少はOK○)、③電気抵抗を増加させない(d○。c=5%増加は不可×)ことが求められる。適切なものはa・b・dで、ニ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問19
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 20
低圧屋内配線工事(臨時配線工事の場合を除く)で、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事の施工方法として、適切なものは。
正解:ニ
ケーブルの屈曲部の内側の半径は、原則としてケーブル仕上り外径の6倍以上とする。8倍はこれを満たすので適切(ニ)。イは、造営材の側面に沿って垂直に取り付け接触防護措置を施す場合でも支持点間距離は6m以下(通常は2m以下)で、8mはこれを超え不可、ロは弱電流電線と同一管に収めることはできず不可、ハはVVFの直接埋設は不可。よってニ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問20
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 21
住宅の屋内に三相200Vのルームエアコンを施設した。工事方法として、適切なものは。ただし、三相電源の対地電圧は200Vで、ルームエアコン及び配線は簡易接触防護措置を施すものとする。
正解:ハ
対地電圧150Vを超える(200V)三相ルームエアコンでは、専用の開閉器・過電流遮断器に加えて漏電遮断器を施設する必要がある。ハは配線用遮断器と漏電遮断器を備えて直接接続しており適切。イ・ニは漏電遮断器がなく、かつコンセント接続で(対地電圧150Vを超える機器は直接接続が必要)不適、ロは過電流遮断器(配線用遮断器)が示されていない。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問21
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 22
特殊場所とその場所に施工する低圧屋内配線工事の組合せで、不適切なものは。
正解:ロ
危険物(石油等)の存在する場所でケーブル工事を行う場合、ケーブルは損傷のおそれがないように防護装置(管等)に収めて施設する必要がある。「防護装置に収めないで使用」は不適切(ロ)。イ・ハ・ニは適切。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問22
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 23
三相3線式200V回路の屋内配線を金属管工事により施設した場合に、適切なものは。
正解:イ
太さ2.0mmの600Vビニル絶縁電線3本を19mmの薄鋼電線管に収めるのは、電線の断面積と管径の関係から適切(イ)。ロは金属管の曲げ半径は管内径の6倍以上が必要で5倍は不可、ハは屋外用ビニル絶縁電線(OW)は屋内配線に使用できない、ニは対地電圧200Vの金属管でD種接地を省略できるのは管長4m以下(乾燥)で6mは不可。よってイ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問23
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 24
アナログ式回路計(電池内蔵)の回路抵抗測定に関する記述として、誤っているものは。
正解:ハ
抵抗測定の0Ω調整(ゼロオーム調整)は、赤と黒のテストリードを短絡(接触)させて指針が0Ωを指すように行う。「テストリードを開放して0Ωに調整」は誤り(開放時は∞Ωを指す)。イ・ロ・ニは正しい。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問24
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 25
選択肢の各図のうち、アナログ式絶縁抵抗計の表示部として、正しいものは。(下図のイ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
絶縁抵抗計(メガー)の目盛は、無限大(∞)から0まで、高抵抗側が広く低抵抗側が詰まった非直線目盛で、単位はMΩである。∞の表示があり100〜0MΩを非直線に配したハが正しい。ロは目盛にLEAD/LAGがあり力率計、イ・ニは直線的な目盛で絶縁抵抗計の表示部ではない。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問25
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 26
接地抵抗計(電池式)に関する記述として、誤っているものは。
正解:ロ
接地抵抗計の零点(0Ω)調整は、端子間を短絡して行う。「端子間を開放して測定し零点調整する」は誤り。イ(電池の確認)・ハ(地電圧の確認)・ニ(補助極の配置)は正しい。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問26
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 27
直動式指示電気計器の目盛板に図のような記号がある。記号の意味及び測定できる回路で、正しいものは。
正解:イ
図の左の記号は永久磁石可動コイル形計器を、右の「—」は目盛板を水平に置いて使用することを表す。永久磁石可動コイル形は直流回路の測定に用いる。よって「永久磁石可動コイル形・水平・直流回路」のイが正しい。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問27
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 28
「電気工事士法」に関する記述として、誤っているものは。
正解:ハ
電気工事士は、電気工事の作業に従事するときは電気工事士免状を携帯していなければならない。「事務所に保管していなければならない」は誤り。イ(定義)・ロ(技術基準適合義務)・ニ(都道府県知事の報告徴収)は正しい。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問28
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 29
低圧の屋内電路に使用する次のもののうち、特定電気用品の組合せとして、正しいものは。
A:定格電圧100V、定格電流20Aの漏電遮断器
B:定格電圧100V、定格消費電力25Wの換気扇
C:定格電圧600V、導体の太さ(直径)2.0mmの3心ビニル絶縁ビニルシースケーブル
D:内径16mmの合成樹脂製可とう電線管(PF管)
正解:ロ
特定電気用品は危険・障害の発生するおそれが多い電気用品で、A(漏電遮断器)とC(定格600V以下で一定の太さ・線心以下の絶縁電線・ケーブル)が該当する。B(換気扇)とD(PF管)は特定電気用品以外の電気用品。よってA・Cの組合せのロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問29
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 30
一般用電気工作物に関する記述として、誤っているものは。ただし、発電設備は電圧600V以下とする。
正解:イ
出力10kW未満の内燃力を原動力とする火力発電設備は小規模発電設備に該当し、同一構内に施設しても一般用電気工作物となり得る。出力8kW(10kW未満)は一般用電気工作物となるため、「一般用電気工作物とならない」とするイは誤り。ロ・ハ・ニは正しい。よってイ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問30
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 31※上の配線図を参照
①で示す引込線取付点の地表上の高さの最低値〔m〕は。ただし、引込線は道路を横断せず、技術上やむを得ない場合で、交通に支障がないものとする。
正解:ロ
低圧引込線の取付点の高さは、原則として地表上4m以上だが、技術上やむを得ない場合で交通に支障がないときは2.5m以上まで下げることができる。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問31
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 32※上の配線図を参照
②で示す部分の配線工事にEM電線を使用した場合、使用できない電線の記号(種類)は。
正解:ニ
②で示す部分はFEP管(波付硬質合成樹脂管)に収める地中等の配線で、ケーブルを使用する箇所である。EM-EEF・EM-CE・EM-EEはいずれもケーブルだが、EM-IEは600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線(単なる絶縁電線)であり、この部分には使用できない。よってニ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問32
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 33※上の配線図を参照
③で示す図記号の器具の種類は。
正解:ロ
③の図記号は点滅器に傍記「H」が付いたもので、位置表示灯(消灯時に点灯し暗い場所でもスイッチの位置がわかるパイロットランプ)を内蔵する点滅器である。よってロ。確認表示灯内蔵(負荷の入り時に点灯、傍記L)とは異なる。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問33
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 34※上の配線図を参照
④で示す図記号の名称は。
正解:ニ
④の図記号は、電磁開閉器用押しボタンに確認表示灯(ランプ)を付したもので、確認表示灯付電磁開閉器用押しボタンである。よってニ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問34
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 35※上の配線図を参照
⑤で示す図記号の機器は。
正解:イ
⑤の図記号は電磁開閉器(マグネットスイッチ)で、制御配線からの信号(押しボタン等)によって主回路を開閉する開閉器である。よってイ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問35
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 36※上の配線図を参照
⑥で示す機器の定格電流の最大値〔A〕は。
正解:ロ
⑥で示す分岐回路に施設する配線用遮断器の定格電流の最大値は、その分岐回路の電線の太さ・コンセントの条件から20Aである。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問36
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 37※上の配線図を参照
⑦で示す部分の接地工事における接地抵抗の許容される最大値〔Ω〕は。なお、引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない。
正解:ロ
⑦で示す部分は使用電圧300V以下の機器の接地でD種接地工事となる。地絡を生じたときに自動的に電路を遮断する装置(地絡遮断装置)が設置されていないため、500Ωへの緩和は適用されず、接地抵抗の許容最大値は100Ω以下である。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問37
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 38※上の配線図を参照
⑧で示す図記号の器具の名称は。
正解:ロ
⑧の図記号は、水位を検出するための電極(レベルスイッチの電極)で、フロートレススイッチ電極である。受水槽等の水位制御に用いる。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問38
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 39※上の配線図を参照
⑨で示す部分の最少電線本数(心線数)は。
正解:イ
⑨で示す部分を複線図に展開して電線本数を数えると、最少で2本(心線数2)となる。よってイ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問39
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 40※上の配線図を参照
⑩で示す部分は引掛形のコンセントである。その図記号の傍記表示は。
正解:ハ
引掛形コンセントの傍記表示は「T」である。よってハ。ELは漏電遮断器付、LKは抜け止め形の傍記で異なる。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問40
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 41※上の配線図を参照
⑪で示す図記号の機器は。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
⑪で示す部分は単相3線式(1φ3W)電灯回路の主開閉器となる漏電遮断器で、中性線欠相保護を備えたものである。1φ3W用(3極2素子)の漏電遮断器に該当する写真ロが正しい。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問41
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 42※上の配線図を参照
⑫で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とし、写真に示すリングスリーブ中央の○、小、中は刻印を表す。また、地下1階へ至る配線の電線本数(心線数)は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
⑫のボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数(VVF1.6)を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ4個となり、その圧着マーク(刻印)の組合せは写真ロのとおりとなる。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問42
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 43※上の配線図を参照
⑬で示す地下1階のポンプ室内で使用されていないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ニ
⑬のポンプ室は金属管工事で施工され、アウトレットボックスやフロートレススイッチ電極等が用いられる。写真ニ(表示灯付の埋込スイッチ)はこのポンプ室の施工では使用されていない。よってニ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問43
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 44※上の配線図を参照
⑭で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし、心線数は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
⑭で示す部分の配線に必要な最少心線数を複線図から求めると、2心のケーブル2本(写真ハ)が必要となる。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問44
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 45※上の配線図を参照
⑮で示す部分の工事で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:イ
⑮で示す部分はねじなし電線管による金属管工事で、管にねじを切る必要がないため、ねじ切り用の工具(写真イ)は使用されない。他の工具(パイプバイス・金切りのこ・パイプベンダ)は使用する。よってイ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問45
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 46※上の配線図を参照
⑯で示す部分の工事で、一般的に使用されることのないものは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
⑯で示す部分はねじなし電線管による金属管工事で、管をねじ込んで接続する通常のカップリング(写真ロ)は使用されない(ねじなし電線管には専用の継手を用いる)。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問46
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 47※上の配線図を参照
⑰で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とする場合、使用するリングスリーブの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とし、地下1階へ至る配線の電線本数(心線数)は最少とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
⑰のボックス内の接続を複線図に展開して電線本数を数えると、リングスリーブは最少で小スリーブ5個となる。写真ハが正しい。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問47
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 48※上の配線図を参照
⑱で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
⑱のボックス内の接続を複線図に展開し、各接続点の電線本数から必要な差込形コネクタ(2本用・3本用・4本用)の種類と個数を最少で求めると、写真ロの組合せとなる。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問48
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 49※上の配線図を参照
この配線図の図記号から、この工事で使用されているコンセントは。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ロ
この配線図に用いられている接地極付コンセントの図記号に対応するのは、写真ロの接地極付コンセントである。よってロ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問49
報告ありがとうございました。内容を確認します。
問 50※上の配線図を参照
この配線図の図記号から、この工事で使用されていないスイッチは。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。(下の写真イ〜ニから選ぶ)
正解:ハ
写真下の接点構成図から各スイッチの種類を判別すると、写真ハは3路スイッチ(端子0・1・3)である。この配線図には3路スイッチは用いられておらず、ハが使用されていないスイッチである。よってハ。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問50
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