運行管理者(貨物)貨物自動車運送事業法の頻出ポイント【数字で整理】
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貨物自動車運送事業法関係は、運行管理者試験(貨物)30問のうち8問を占める最重要分野です。出題の中心は運行管理者制度と輸送安全規則(点呼・記録・過労防止)で、問われるのはほぼ「数字」。この記事では、選任数の30両、資格者証の3か月、保存期間の1年と3年、事故報告の30日と24時間といった頻出数値を表で整理します。
※最新情報は運行管理者試験センターでご確認ください。
この分野の位置づけ
合格基準は総得点60%以上に加えて分野別足切りがあり、この分野でも1問以上の正解が必要です。8問という配点は5分野中最多で、ここで6問前後を取れると合格が大きく近づきます。しかも点呼や記録類の知識は「実務上の知識及び能力」(7問)でも重ねて問われるため、実質的な影響は8問以上と考えて優先的に固めましょう。
事業許可と運行管理者制度
- 許可制:一般貨物自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければなりません。「登録」「届出」に置き換えた誤りの選択肢が定番です。
- 運行管理者の選任数:事業用自動車30両ごとに1人を加算します。具体的には、車両数を30で割った数(1未満の端数は切り捨て)に1を加えた人数以上の選任が必要で、29両までは1人、30両になると2人です。
- 運行管理者資格者証:試験に合格した者は、合格日から3か月以内に資格者証の交付を申請します。この「3か月」は期限を変えた出題が多い数字です。
点呼は3種類——実施方法と報告事項
輸送安全規則7条が定める点呼は、この分野と実務分野の両方で最頻出のテーマです。対面実施が原則で、アルコール検知器を用いた酒気帯び確認は全点呼に共通します。
| 種類 | 主な確認・報告事項 |
|---|---|
| 業務前点呼 | 酒気帯びの有無/疾病・疲労・睡眠不足などの状況/日常点検の実施またはその確認——のうえで安全確保に必要な指示を行う |
| 中間点呼(業務途中) | 業務前・業務後のいずれも対面等で行えない業務の場合に実施。酒気帯びの有無、疾病・疲労・睡眠不足などの状況を確認 |
| 業務後点呼 | 自動車・道路・運行の状況の報告/交替した運転者への通告内容/酒気帯びの有無 |
「業務後点呼でも酒気帯び確認が必要か」(必要です)、「日常点検の確認はどの点呼か」(業務前)という形で、事項の入れ替えが狙われます。
記録の保存期間は「1年」と「3年」で整理
保存期間はこの分野の得点源です。原則1年、事故・台帳・教育関係だけ3年、と覚えると迷いません。
| 保存期間 | 対象となる記録 |
|---|---|
| 1年 | 点呼の記録/業務記録/運行記録計の記録/運行指示書 |
| 3年 | 事故の記録/運転者等台帳(運転者等でなくなった日から)/指導監督(教育)の記録 |
「点呼の記録は3年」「事故の記録は1年」のように期間を入れ替えるのが誤り選択肢の典型パターンです。
7トン・4トンと8トン・5トンの区別
似た重量区分が2つあり、混同を誘う出題が繰り返されています。
| 義務 | 対象車両 |
|---|---|
| 運行記録計による記録 | 車両総重量7トン以上または最大積載量4トン以上 |
| 業務記録への貨物の積載状況の記載 | 車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上 |
「運行記録計は機械が7・4、積載状況の記録は8・5」とセットで暗記してください。
事故の「報告」と「速報」の対比
| 区分 | 期限 | 内容 |
|---|---|---|
| 事故報告書の提出 | 事故があった日から30日以内 | 報告対象となる事故について報告書を提出 |
| 速報 | 24時間以内にできる限り速やかに | 特に重大な事故について、電話などでその概要を報告 |
「30日」と「24時間」を入れ替えるほか、「速報をすれば報告書は不要」とする誤りも出ます。速報をした場合でも報告書の提出は必要です。
輸送安全規則の頻出テーマ
| テーマ | 押さえるポイント |
|---|---|
| 過労防止 | 改善基準告示(2024年4月改正)の遵守。休息期間は継続11時間以上を基本とし9時間を下回らない、連続運転4時間以内など |
| 点呼(7条) | 3種類の実施方法・報告事項・アルコール検知器の使用。記録は1年保存 |
| 業務記録・運行記録計 | 重量区分(8・5と7・4)の使い分け。記録はいずれも1年保存 |
| 運行指示書 | 作成対象となる運行と記載事項。1年保存 |
| 運転者への指導監督 | 指導監督の記録は3年保存 |
仕上げは数字の反復で
この分野は「数字を正確に覚えているか」がすべてです。表の内容を一通り理解したら、当サイトの一問一答で30両・3か月・1年/3年・7と4・8と5・30日・24時間を繰り返し確認しましょう。あわせて出題される数字分野として、道路交通法・車両法の頻出数値まとめも整理しています。学習全体の進め方はテキストの使い方【1冊を回す独学法】をご覧ください。
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