測量士「基準点測量」の一問一答
📖 測量士「基準点測量」の全75問と解説(一覧)
測量士の基準点測量に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.日本の測量の基準として現在採用されている測地系は、世界測地系に準拠した日本測地系2011(JGD2011)である。
正解:○(正しい)
解説:東日本大震災後の地殻変動を反映するため2011年10月にJGD2011へ移行しました。東日本ではJGD2000から座標値が大きく改定されています(測量法施行令2条)。
根拠:測量法施行令 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問2.日本測地系2011(JGD2011)は、ベッセル楕円体を準拠楕円体として採用している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはJGD2011はGRS80楕円体を採用しています。ベッセル楕円体は旧日本測地系(Tokyo Datum)で用いられた楕円体で、世界測地系移行に伴い廃止されました。
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問3.平面直角座標系は全国を19の系(系番号I〜XIX)に区分し、各系の原点で経度・緯度から平面座標に投影変換する座標系である。
正解:○(正しい)
解説:平面直角座標系はガウス・クリューゲル図法(横メルカトル)に基づき19系で構成。原点での縮尺係数は0.9999と定められています(平成14年国土交通省告示9号)。
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問4.平面直角座標系では、X軸を東西方向に、Y軸を南北方向にとり、東方向を正とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはX軸が南北方向(北が正)、Y軸が東西方向(東が正)です。数学座標系とは軸の取り方が逆である点に注意が必要です。
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問5.UTM座標系は全世界を経度6度ごとの帯(ゾーン)に分割し、各帯ごとに横メルカトル図法で投影する座標系であり、日本では国土地理院の2万5千分1地形図に採用されている。
正解:○(正しい)
解説:UTM座標系は経度6度幅60ゾーンで構成され、日本は第51〜56帯に含まれます。中央経線の縮尺係数は0.9996で、地形図の図郭に使用されています。
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問6.UTM座標系の各帯における中央経線の縮尺係数は0.9999であり、平面直角座標系の原点の縮尺係数と一致する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはUTM座標系の中央経線の縮尺係数は0.9996です。平面直角座標系の0.9999と混同しやすいため数値の区別が重要です。帯幅もUTMが6度、平面直角は約2度です。
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問7.日本における標高の基準は、東京湾平均海面(TP:Tokyo Peil)であり、日本水準原点(東京都千代田区永田町)の標高はその基準から定められている。
正解:○(正しい)
解説:東京湾平均海面(明治6〜12年の検潮平均)が基準で、日本水準原点の標高は2011年に24.3900mに改定されました(東日本大震災による地盤沈下を反映)。
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問8.GNSS測量で得られる楕円体高は、ジオイド高を加えることで標高(正標高)に変換できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは標高=楕円体高-ジオイド高の関係で、ジオイド高は「差し引く」のが正解です。国土地理院のGSIGEO2011等のジオイド・モデルを用いて換算します。
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問9.閉合トラバースとは、出発点と異なる既知点に結合させるトラバース測量であり、観測精度を点検しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。問題文は結合トラバースの説明です。正しくは閉合トラバースは出発点に戻る多角測量で、出発点=終点となる方式を指します。両者の区別に注意が必要です。
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問10.開放トラバースは、出発点のみが既知で終点が未知のトラバースであり、観測誤差の点検ができないため精度を必要とする基準点測量には用いられない。
正解:○(正しい)
解説:開放トラバースは閉合差を求められないため誤差の点検ができません。正規の基準点測量では結合または閉合トラバースを用いるのが原則です(作業規程の準則)。
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問11.トラバース測量の閉合差は、緯距の合計の二乗と経距の合計の二乗の和の平方根で求められる。
正解:○(正しい)
解説:閉合差=√((ΔX合計)² + (ΔY合計)²)で表されます。閉合比=閉合差/全周長で精度を評価し、級別に許容値が定められています。
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問12.コンパス法則は、緯距・経距の誤差を各測線の長さに比例して配分する閉合誤差調整法であり、距離観測と角観測の精度が同程度のときに用いる。
正解:○(正しい)
解説:コンパス法則は距離と角の精度が同等のときに採用される一般的な調整法です。距離精度の方が高い場合はトランシット法則(緯距・経距絶対値に比例配分)を用います。
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問13.トランシット法則による誤差配分は、各測線の長さに比例して緯距・経距の誤差を配分する方法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。トランシット法則は緯距・経距の絶対値に比例して配分する方法です。正しくは「長さに比例配分」はコンパス法則であり、両者を取り違えないよう注意が必要です。
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問14.トータルステーション(TS)は、電子セオドライトと光波測距儀を一体化した観測機器で、角度と距離を同時に観測できる。
正解:○(正しい)
解説:TSは角度(水平角・鉛直角)と斜距離を同時測定し、内蔵プログラムで座標を算出できます。現代の基準点測量・地形測量の主力機器です。
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問15.光波測距儀による距離観測では、気温・気圧の影響で光速が変化するため、気象補正を行う必要がある。
正解:○(正しい)
解説:大気の屈折率は気温・気圧・湿度により変化し、光速の見かけの値が変わります。観測時刻の気象要素を測定し、ppm単位の気象補正を距離に加える必要があります。
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問16.光波測距儀の気象補正において、湿度の影響は気温・気圧の影響と比較して非常に大きいため、湿度測定を最も優先する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光波測距では湿度の影響は気温・気圧に比べて非常に小さく、通常無視できます。正しくは「気温・気圧の影響が大きく、湿度は小さい」です。
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問17.TS観測における正反観測(正位・反位の平均)は、視準軸誤差や水平軸誤差を消去するために行われる。
正解:○(正しい)
解説:正位・反位(望遠鏡の正反)の平均をとることで、視準軸誤差・水平軸誤差・鉛直軸の指標差等の機械誤差を消去できます。基本的な観測手順です。
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問18.TS観測の正反観測(望遠鏡正反の平均)によって、鉛直軸の傾斜(鉛直軸誤差)も自動的に消去できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは鉛直軸誤差(器械の鉛直軸そのものの傾斜)は正反観測では消去できません。視準軸誤差・水平軸誤差は消去できますが、鉛直軸は整準で対処します。
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問19.直接水準測量では、レベルと標尺(スタッフ)を用いて2点間の高低差を直接観測する方式で、高い精度が得られる。
正解:○(正しい)
解説:直接水準測量は水平視準線と鉛直に立てた標尺で高低差を読み取る方式。1級水準測量では往復観測差が許容範囲内に収まる必要があり、最高精度の高さ測量です。
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問20.間接水準測量は、トータルステーションによる鉛直角と斜距離から三角関数で高低差を算出する方法で、直接水準測量より高精度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。間接水準測量は鉛直角誤差が累積するため、直接水準測量より精度が低くなります。正しくは「直接水準測量の方が高精度」で、用途に応じ使い分けます。
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問21.水準測量の往復観測において、往路と復路の較差が許容値以内であれば、その平均値を観測値として採用する。
正解:○(正しい)
解説:往復観測の較差が許容範囲内のとき、平均値を最確値として採用します。較差が許容値を超える場合は再観測が必要となります(作業規程の準則)。
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問22.水準測量における前視・後視の距離を等しくとる主目的は、標尺自体のゼロ点誤差(標尺定数)を消去するためである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは前後視距離を等しくする目的は、視準線誤差・球差・気差の消去です。標尺ゼロ点誤差は標尺の入れ替え(往復で前後逆配置)等で対処する別問題です。
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問23.気差(大気差)は、地球の曲率により遠方の標尺が低く見える現象であり、その補正量は距離の二乗に比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。気差は大気の屈折で標尺が高く見える現象で、球差(地球曲率)と区別されます。正しくは「球差が低く見える現象」で、両差は球差と気差を合わせた補正です。
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問24.両差(球差から気差を差し引いた補正=球差−気差)の補正量は、距離をD(km)とすると約0.0675×D²(m)で表され、距離の二乗に比例する。
正解:○(正しい)
解説:正しい。両差(球差−気差)の補正量は距離の二乗に比例し、D(km)に対して約0.0675×D²(m)で概算できます(例: 100mで約0.7mm)。
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問25.1級水準測量は国家基準点である一等水準点を結ぶ最高精度の水準測量で、往復観測較差の許容範囲は2.5mm√S(Sはkm単位の片道距離)である。
正解:○(正しい)
解説:1級水準測量の往復較差許容値は2.5mm√Sと作業規程の準則に規定。2級は5mm√S、3級は10mm√S、4級は20mm√Sで級が下がるほど緩くなります。
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問26.1級水準測量においては、レベルと標尺の組合せに特別な精度要件はなく、3級水準測量と同じ機材を用いることができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは1級水準測量では1級レベルとインバール標尺(または同等の高精度標尺)が必須です。3級レベル・木製標尺は精度不足で1級水準測量には使用できません。
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問27.GNSS(全球測位衛星システム)には、米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州のGalileoのほか、日本の準天頂衛星「みちびき(QZSS)」も含まれる。
正解:○(正しい)
解説:GNSSは複数の衛星測位システムの総称。みちびき(QZSS)はGPS補完・補強衛星で、日本上空に長時間留まる準天頂軌道を採用しています。
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問28.GNSS干渉測位のキネマティック法は、1点ごとの観測時間が数秒と短く、長基線のスタティック法より高い精度(mm級)が得られる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは長基線で最高精度(mm級)が得られるのはスタティック法であり、キネマティック法は短時間観測で機動性は高い一方、精度はスタティック法に劣ります。
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問29.RTK-GNSS(リアルタイムキネマティック)は、後処理で基線解析を行う方式で、現地で即座に座標を得ることはできない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RTKは無線通信で補正情報をリアルタイム伝送し、現地で即時に座標を得る方式です。正しくは「現地で即座に座標が得られる」で、後処理はPPKの方式です。
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問30.ネットワーク型RTK-GNSSは、複数の電子基準点から得られる補正データを利用するため、観測者は移動局のみで作業できる。
正解:○(正しい)
解説:VRS方式・FKP方式等のネットワーク型RTKは電子基準点網からの補正情報を活用し、利用者は移動局のみで観測可能。3級・4級基準点測量で広く採用されています。
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問31.GNSS観測でサイクルスリップが発生すると、搬送波位相の整数値バイアスが不連続となるため、基線解析時に検出・修復が必要となる。
正解:○(正しい)
解説:サイクルスリップは衛星信号の一時的遮断で位相の整数アンビギュイティが飛ぶ現象。樹木・建物の遮蔽で起こりやすく、解析時に検出・修復処理が行われます。
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問32.GNSS基線解析において、L1・L2の2周波観測を行えば、対流圏遅延の影響は線形結合により完全に消去できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは2周波で消去できるのは電離層遅延であり、対流圏遅延は周波数依存性がないため消去できません。対流圏はモデル補正または推定パラメータで対応します。
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問33.三角測量における図形強度は、三角形の内角が60度に近いほど良好となる。
正解:○(正しい)
解説:正三角形(内角60度)に近いほど図形強度が高く、座標決定の精度が向上します。極端に細長い三角形は強度が悪く、誤差が増大するため避けられます。
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問34.三角測量で三角形の3内角を実測した場合、その内角の和は理論値180度と必ず一致する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。観測誤差により内角の和は厳密には180度になりません。正しくは「球面三角形では球過量分大きく、平面でも観測誤差で差が生じる」ため誤差調整が必要です。
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問35.方位角は真北を基準に時計回りに測った角度で、方向角は座標系のX軸(北)を基準に時計回りに測った角度であり、両者は子午線収差量だけ異なる。
正解:○(正しい)
解説:方位角(真北基準)と方向角(座標北基準)は子午線収差量(投影による偏差)だけ差があります。広域では収差量が大きくなるため区別が重要です。
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問36.座標法による面積計算は、各境界点の平面直角座標を底辺・高さに分解して三角形を構成し合計するため、本質的には三斜法と同一の計算手順である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは座標法はΣ(Xi×(Yi+1-Yi-1))/2のガウス公式で多角形面積を直接算出する手法で、三斜法(三角形分割と底辺×高さ)とは計算手順が異なります。
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問37.偶然誤差は観測者の不注意や機器の調整不足により系統的に発生する誤差であり、繰り返し観測しても平均化されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。偶然誤差は確率的にランダムに発生する誤差で、繰り返し観測すれば平均化され減少します。正しくは「不注意・調整不足によるのは過失誤差や系統誤差」です。
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問38.最小二乗法は、観測値の残差の絶対値の和を最小にするように最確値を求める手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最小二乗法は残差の二乗和を最小にする手法です。正しくは「残差の二乗和を最小化」で、ガウスが導入した手法であり、誤差の正規分布を仮定しています。
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問39.現在、日本で測量の基準として採用されている測地系JGD2011は、どの準拠楕円体に基づいているか。
- ア.クラーク1866楕円体
- イ.ベッセル楕円体
- ウ.WGS72楕円体
- エ.GRS80楕円体
正解:エ.GRS80楕円体
解説:JGD2011はGRS80(Geodetic Reference System 1980)楕円体に基づき、ITRF2008座標系に整合した世界測地系です。長半径a=6378137m、扁平率f=1/298.257222101が定義値です。
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問40.平面直角座標系の各系の座標原点における縮尺係数として正しいものはどれか。
- ア.0.9999
- イ.1.0000
- ウ.0.9996
- エ.0.9990
正解:ア.0.9999
解説:平面直角座標系では原点の縮尺係数を0.9999と定め、原点から東西約90kmで縮尺係数が1.0となります(横メルカトル図法の特性)。UTMの0.9996と区別が必要です。
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問41.UTM座標系における各帯の中央経線の縮尺係数として正しいものはどれか。
- ア.1.0000
- イ.0.9996
- ウ.0.9999
- エ.0.9990
正解:イ.0.9996
解説:UTMは中央経線の縮尺係数を0.9996と定め、帯幅6度の両端付近で1.0となります。国土地理院の2万5千分1地形図に採用されている座標系です。
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問42.日本水準原点の現在の標高として正しいものはどれか。
- ア.24.4140 m
- イ.24.4000 m
- ウ.24.3900 m
- エ.24.4500 m
正解:ウ.24.3900 m
解説:東日本大震災(2011年)の地盤沈下24mmを反映し、日本水準原点の標高は24.4140mから24.3900mに改定されました。所在地は東京都千代田区永田町です。
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問43.GNSS測量により得られる楕円体高Hと標高(正標高)h、ジオイド高Nの関係として正しいものはどれか。
- ア.h = H × N
- イ.h = H + N
- ウ.h = N − H
- エ.h = H − N
正解:エ.h = H − N
解説:標高h=楕円体高H-ジオイド高Nの関係です。GNSSは楕円体高を直接観測するため、標高を得るには国土地理院のジオイド・モデル(GSIGEO2011等)が必要です。
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問44.閉合トラバース(多角形)の内角の総和が(n−2)×180度になるべきところ、観測値の総和との差を何と呼ぶか。
- ア.測角閉合差
- イ.距離閉合差
- ウ.座標閉合差
- エ.緯距閉合差
正解:ア.測角閉合差
解説:内角の理論値と観測値の差は測角閉合差(角閉合差)と呼ばれ、各観測角に均等配分して調整します。距離・座標の閉合差は別の概念です。
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問45.トラバース測量の閉合誤差調整法のうち、距離観測と角観測の精度がほぼ等しい場合に用いる方法はどれか。
- ア.トランシット法則
- イ.コンパス法則
- ウ.最小二乗法
- エ.三斜法
正解:イ.コンパス法則
解説:コンパス法則(Bowditch法)は距離・角度の精度が同等のときに用い、緯距・経距の誤差を測線長に比例して配分します。距離が高精度ならトランシット法則を選びます。
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問46.トラバース測量で出発点と終点が異なる既知点に結合する方式を何と呼ぶか。
- ア.開放トラバース
- イ.閉合トラバース
- ウ.結合トラバース
- エ.網平均トラバース
正解:ウ.結合トラバース
解説:結合トラバースは始終端ともに既知点に結合する方式で、最も信頼性が高く基準点測量で広く採用されます。閉合は始終同一点、開放は終点未知の方式です。
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問47.光波測距儀による距離観測の気象補正で、最も影響の大きい要素はどれか。
- ア.標高
- イ.湿度
- ウ.風速
- エ.気温
正解:エ.気温
解説:光波測距では大気の屈折率変化が距離測定に直接影響し、特に気温の影響が支配的(次いで気圧)。湿度の影響は極めて小さいため通常無視されます。電波測距では湿度影響が大きい点と区別。
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問48.TS(トータルステーション)による角観測において、視準軸誤差や水平軸誤差を消去するために行う観測法はどれか。
- ア.正反観測(望遠鏡正反の平均)
- イ.片面観測
- ウ.繰り返し法
- エ.方向法
正解:ア.正反観測(望遠鏡正反の平均)
解説:正反観測(望遠鏡を反転して再観測)の平均をとることで、視準軸誤差・水平軸誤差・指標差等の機械的誤差が消去されます。基準点測量の標準手順です。
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問49.1級水準測量における往復観測の較差の許容範囲として正しいものはどれか(Sは片道距離km)。
- ア.5 mm √S
- イ.2.5 mm √S
- ウ.10 mm √S
- エ.20 mm √S
正解:イ.2.5 mm √S
解説:1級水準測量の往復較差許容値は2.5mm√S(作業規程の準則)。2級5mm√S、3級10mm√S、4級20mm√Sで級により異なります。最高精度の水準観測です。
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問50.水準測量で前視と後視の距離を等しくとる主な目的として、最も適切なものはどれか。
- ア.観測時間の短縮
- イ.標尺ゼロ点誤差の消去
- ウ.視準線誤差・球差・気差の消去
- エ.三脚の沈下防止
正解:ウ.視準線誤差・球差・気差の消去
解説:前後視距離を等しくすると、視準線誤差(コリメーション誤差)・地球曲率(球差)・大気差(気差)の影響が消去されます。標尺誤差は別の処理が必要です。
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問51.次のGNSS干渉測位法のうち、最も高い精度(mm級)が得られる観測法はどれか。
- ア.シングルポイント測位
- イ.短縮スタティック法
- ウ.キネマティック法
- エ.スタティック法
正解:エ.スタティック法
解説:スタティック法は長時間の同時観測により搬送波位相を高精度に解析でき、mm級の精度が得られます。1〜2級基準点測量の長基線で標準的に採用される方式です。
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問52.GNSS観測中、樹木や建物の陰になり衛星信号が一時的に遮断されることで、搬送波位相の整数アンビギュイティが不連続となる現象を何と呼ぶか。
- ア.サイクルスリップ
- イ.ジオイド誤差
- ウ.DOP低下
- エ.マルチパス
正解:ア.サイクルスリップ
解説:サイクルスリップは衛星信号一時遮断で位相整数値が飛ぶ現象。基線解析時に検出・修復が必要で、修復困難な場合は再観測になります。観測環境の確保が重要です。
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問53.GNSS基線解析において、L1・L2の2周波観測により消去できる誤差要因はどれか。
- ア.対流圏遅延
- イ.電離層遅延
- ウ.マルチパス誤差
- エ.受信機クロック誤差
正解:イ.電離層遅延
解説:電離層遅延は周波数の二乗に反比例するため、L1・L2の線形結合で消去可能。対流圏遅延は周波数依存性がないため2周波観測では消去できず、モデル補正します。
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問54.日本の準天頂衛星「みちびき」のシステム名称として正しいものはどれか。
- ア.GLONASS
- イ.Galileo
- ウ.QZSS
- エ.BeiDou
正解:ウ.QZSS
解説:みちびきはQZSS(Quasi-Zenith Satellite System:準天頂衛星システム)。日本上空に長時間留まる8の字軌道でGPSを補完・補強し、サブメータ級・センチメータ級測位サービスを提供します。
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問55.三角測量における図形強度を最も高くする三角形の形状として適切なものはどれか。
- ア.細長い二等辺三角形
- イ.鈍角三角形
- ウ.直角三角形
- エ.正三角形(3内角がほぼ60度)
正解:エ.正三角形(3内角がほぼ60度)
解説:正三角形(内角60度)が最も図形強度が高く、座標決定精度が最良となります。細長い二等辺三角形や直角三角形は強度が低く、観測網に避けるのが原則です。
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問56.座標系のX軸(北方向)から時計回りに測った角度を何と呼ぶか。
- ア.方向角
- イ.方位角
- ウ.真方位角
- エ.水平角
正解:ア.方向角
解説:方向角は座標北(X軸)からの時計回り角、方位角は真北からの時計回り角で、両者は子午線収差量だけ異なります。トラバース計算では方向角を使用します。
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問57.次の面積計算法のうち、各境界点の平面直角座標が既知のときに最も標準的に用いられる方法はどれか。
- ア.三斜法
- イ.座標法
- ウ.三辺法(ヘロンの公式)
- エ.プラニメータ法
正解:イ.座標法
解説:座標法は|Σ(Xi×(Yi+1-Yi-1))|/2の公式で多角形面積を算出。座標精度がそのまま面積精度に反映され、地籍測量・公共測量で標準的な手法です。
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問58.観測者の不注意や読み間違い等により発生する誤差を何と呼ぶか。
- ア.偶然誤差
- イ.系統誤差
- ウ.過失誤差
- エ.標準誤差
正解:ウ.過失誤差
解説:過失誤差(錯誤)は人為的ミスで生じる誤差で、再観測により除去すべきもの。偶然誤差は確率的ランダム誤差、系統誤差は機器・環境の偏った誤差で、それぞれ性質が異なります。
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問59.独立な観測量X、Yの和Z=X+Yに関する標準偏差σZの表現として、誤差伝播の法則上正しいものはどれか。
- ア.σZ = σX + σY
- イ.σZ = σX × σY
- ウ.σZ = (σX + σY) / 2
- エ.σZ = √(σX² + σY²)
正解:エ.σZ = √(σX² + σY²)
解説:独立量の和の分散は分散の和に等しいため、σZ=√(σX²+σY²)。トラバース閉合差や水準路線の精度評価の基本式で、線形和に一般化されます。
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問60.最小二乗法により最確値を求める際、最小化する量として正しいものはどれか。
- ア.残差の二乗の和
- イ.残差の絶対値の和
- ウ.残差の最大値
- エ.残差の平均
正解:ア.残差の二乗の和
解説:最小二乗法は残差(観測値-最確値)の二乗和を最小にする手法。重み付きの場合は重み×残差²の総和を最小化します。観測網の同時調整に標準的に用いられます。
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問61.水準測量の重み付き平均において、各観測値に与える重みの取り方として一般的に正しいものはどれか。
- ア.路線長に比例
- イ.路線長に反比例
- ウ.観測高低差に比例
- エ.観測時間に反比例
正解:イ.路線長に反比例
解説:水準測量では路線長Lに反比例する重み(w=1/L)を用います。長い路線ほど誤差が累積するため小さい重みとし、短路線・高精度観測ほど大きい重みを与えます。
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問62.1級基準点測量においてGNSS観測で基線解析を行う場合、最も標準的な観測方法はどれか。
- ア.シングルポイント測位
- イ.短縮スタティック法
- ウ.スタティック法(2周波)
- エ.ネットワーク型RTK
正解:ウ.スタティック法(2周波)
解説:1級基準点測量はスタティック法(長時間同時観測)を採用し、2周波受信機で電離層遅延を消去しmm級精度を確保します。RTKは精度上3〜4級向けです。
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問63.GNSS観測の精度劣化を表す指標DOP(Dilution of Precision)について、観測精度が良好となるDOP値の範囲として最も適切なものはどれか。
- ア.DOP ≧ 10
- イ.DOP は精度と無関係
- ウ.DOP は値が大きいほど良い
- エ.DOP ≦ 6
正解:エ.DOP ≦ 6
解説:DOPは衛星配置の幾何学的強度を示し、値が小さいほど精度が良好。一般にPDOP≦6が許容範囲、3以下で良好とされます。衛星が天頂集中だとDOPが大きくなります。
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問64.2点A、B間の方向角TABが既知のとき、B点で前点A方向を後視→次点C方向を観測した左回り測角βからBC方向角TBCを求める一般式として正しいものはどれか。
- ア.TBC = TAB + 180° + β(±360°)
- イ.TBC = TAB − β
- ウ.TBC = TAB × β
- エ.TBC = TAB + β
正解:ア.TBC = TAB + 180° + β(±360°)
解説:結合トラバースの方向角伝搬式:TBC=TAB+180°+β(必要に応じ±360°補正)。逐次計算で各測線の方向角を確定する基本式で、測角閉合差の計算にも用います。
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問65.距離Lと方向角Tから経距ΔY、緯距ΔXを求める式として正しいものはどれか。
- ア.ΔX = L sinT, ΔY = L cosT
- イ.ΔX = L cosT, ΔY = L sinT
- ウ.ΔX = L tanT, ΔY = L cotT
- エ.ΔX = L / cosT, ΔY = L / sinT
正解:イ.ΔX = L cosT, ΔY = L sinT
解説:平面直角座標系ではX=北、Y=東のため、ΔX=L cosT(北方向成分)、ΔY=L sinT(東方向成分)。数学座標系と軸定義が逆である点に注意が必要です。
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問66.次のGNSS測位手法のうち、後処理によりキネマティック観測データを解析する方式はどれか。
- ア.RTK
- イ.DGPS
- ウ.PPK
- エ.SBAS
正解:ウ.PPK
解説:PPK(Post-Processing Kinematic)は後処理キネマティックで、現地観測後にPCで基線解析を行う方式。RTKよりも安定した精度が得られるためUAV写真測量等で利用されます。
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問67.GNSS基線解析において、観測値からまず取り除くべき大気起源の誤差要因として最も大きいものはどれか。
- ア.マルチパス
- イ.受信機ノイズ
- ウ.アンテナ位相中心変動
- エ.対流圏遅延
正解:エ.対流圏遅延
解説:対流圏遅延は天頂方向で約2.3m、低高度では10m超に達し、大気誤差で最大要因。電離層遅延は時間変動が大きく2周波で消去可能ですが、対流圏は周波数非依存です。
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問68.三角測量における三角形閉合差(観測内角の和-180°)の調整法として最も簡便かつ標準的なものはどれか。
- ア.3角に均等配分(各1/3)
- イ.配分は不要
- ウ.最大角に全量配分
- エ.最小角に全量配分
正解:ア.3角に均等配分(各1/3)
解説:三角形閉合差は3内角に均等配分(1/3ずつ補正)するのが標準。観測精度に差がある場合は重み付き配分とし、最終的には網平均計算で全体調整を行います。
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問69.ネットワーク型RTK-GNSS(VRS等)の特徴として正しいものはどれか。
- ア.観測者が独自に基準局を設置する必要がある
- イ.電子基準点網の補正情報を移動局単独で利用できる
- ウ.後処理解析が必須である
- エ.1周波受信機でmm級精度が得られる
正解:イ.電子基準点網の補正情報を移動局単独で利用できる
解説:ネットワーク型RTKは電子基準点網からの補正情報を利用し、移動局単独で観測可能。携帯通信網で補正データを受信し、現地で即時に高精度座標が得られる方式です。
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問70.4級基準点測量で許容される、結合トラバースの水平位置の閉合差の概略許容値として作業規程の準則上正しいものはどれか。
- ア.ΣS × 1/100000
- イ.ΣS × 1/10000
- ウ.ΣS × 1/3000
- エ.ΣS × 1/500
正解:ウ.ΣS × 1/3000
解説:4級基準点測量の水平位置閉合差の許容値はΣS×(1/3000)程度(級により異なる)で、ΣSが2kmなら約60cmが目安。1級・2級ほど厳しく、4級は最も緩和されています。
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問71.電子レベル(デジタルレベル)の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.標尺値を肉眼で読定する必要がある
- イ.GNSSにより標高を直接観測する
- ウ.光波測距で高低差を求める
- エ.バーコード標尺を画像処理で自動読定する
正解:エ.バーコード標尺を画像処理で自動読定する
解説:電子レベルはバーコード標尺の画像解析により標尺値と距離を自動読み取り、読定誤差を排除し作業効率を向上させます。1級水準測量にも採用される標準機器です。
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問72.次のうち、トラバース測量における座標閉合差の許容値判定で用いる「閉合比」の定義として正しいものはどれか。
- ア.閉合差 / 路線全長
- イ.路線全長 / 閉合差
- ウ.閉合差 ² / 路線全長
- エ.閉合差 × 路線全長
正解:ア.閉合差 / 路線全長
解説:閉合比=閉合差/路線全長で定義し、1/n(例:1/10000)の形で表します。級別に許容閉合比が定められており、許容値を超えると再観測または再計算が必要です。
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問73.次の面積計算法のうち、三角形の3辺の長さのみから面積を求める計算法として正しいものはどれか。
- ア.座標法
- イ.三辺法(ヘロンの公式)
- ウ.プラニメータ法
- エ.三斜法
正解:イ.三辺法(ヘロンの公式)
解説:ヘロンの公式 S=√(s(s-a)(s-b)(s-c))(s=(a+b+c)/2)により3辺長から面積を直接算出できます。GNSS等で距離のみが既知のときに有用で、三辺法とも呼ばれます。
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問74.GNSS干渉測位において、停止して10〜20分程度の短時間観測で高精度を得る方式として、近距離基線で採用されるものはどれか。
- ア.シングルポイント測位
- イ.RTK
- ウ.短縮スタティック法
- エ.PPK
正解:ウ.短縮スタティック法
解説:短縮スタティック法は基線長10km以下で観測時間を短縮(10〜20分)した方式。3級・4級基準点測量で広く採用され、スタティック法より効率的に作業可能です。
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問75.次の測量機器のうち、水平方向の角度を磁針により直接観測する機器はどれか。
- ア.光波測距儀
- イ.セオドライト
- ウ.電子レベル
- エ.コンパス
正解:エ.コンパス
解説:コンパス(磁針)測量は磁北を基準に方位角を直接読み取る機器・手法。地球磁場による磁針指示で簡易だが、磁気偏角・局所磁気の影響を受けるため精度は低く補助的用途に留まります。