測量士「地形測量・写真測量」の一問一答
📖 測量士「地形測量・写真測量」の全75問と解説(一覧)
測量士の地形測量・写真測量に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.地形図において、計曲線は主曲線2本ごとに描かれる太い等高線であり、縮尺1/25,000の地形図では標高20mごとに描かれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは計曲線は主曲線5本ごと(1/25,000では50m間隔)に描かれる太線の等高線です。2本ごと・20m間隔ではありません。
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問2.1/50,000地形図における主曲線の間隔は10mである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは1/50,000地形図の主曲線は20m間隔で、計曲線は100m間隔です。1/25,000では主曲線10m・計曲線50mです。
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問3.補助曲線は、主曲線では地形の表現が不十分な緩傾斜地などで用いられ、主曲線間隔の1/2または1/4の間隔で破線等により表示される。
正解:○(正しい)
解説:補助曲線(間曲線・助曲線)は緩傾斜地や微地形を表現する補助的な等高線で、主曲線の1/2(間曲線)や1/4(助曲線)間隔で短破線等で表示されます。
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問4.等高線は同一の標高を結ぶ閉曲線であり、地表面上で必ず閉合する。ただし図郭外で閉じる場合や崖等で省略される場合がある。
正解:○(正しい)
解説:等高線は同一標高を結ぶ閉曲線で原理的に閉合します。図郭内で閉じない場合は図郭外で閉合し、急崖・人工構造物の箇所では崖記号で代替表現されます。
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問5.等高線同士は互いに交わることがないが、垂直に切り立った断崖においては複数の等高線が一致して見える場合がある。
正解:○(正しい)
解説:等高線は標高が異なる以上交差しません。ただし垂直崖では水平投影上で複数の等高線が一線に重なって見えるため、崖記号で別途表現します。
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問6.細部測量におけるトータルステーション(TS)を用いた現地測量では、放射法により基準点から地形・地物の位置を測定する方法は採用できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは細部測量においてTSによる放射法(極座標法)は標準的な手法であり、基準点から方向角と距離を観測して地物点座標を求めます。
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問7.電子平板(電子野帳)を用いた細部測量では、取得した観測データは事務所に戻ってからのみ図化処理ができ、現地での図形確認はできない仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは電子平板は現地でTS等の観測値を即時に画面上で図化し、現地で図形確認・補測が可能なシステムです。事務所処理限定ではありません。
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問8.GNSS測量による細部測量では、上空視界が確保できなくても建物の影や樹冠下において常に高精度な観測が可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはGNSSは衛星からの電波受信が必要なため、建物の影・樹冠下・トンネル内では受信不良となり、TSや他手法との併用が必要です。
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問9.DEM(数値標高モデル)は地表面の標高値を格子状に配列したデータであり、建物や樹木などの地物高は含まない。
正解:○(正しい)
解説:DEMは地表面(グラウンド)のみの標高を表すモデルです。建物・樹木の表面高を含むのはDSM(数値表層モデル)であり区別されます。
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問10.DSM(数値表層モデル)は地表面のみの標高を表すモデルであり、建物・樹木の高さは除外されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはDSMは建物・樹木等の地物上面を含む表層の標高モデルで、地物を除いた地表面のみを表すのはDEMです。両者の差からDHM(地物高)を得ます。
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問11.TIN(不整三角網)は不規則に分布する標高点を頂点とする三角形の集合で地表面を近似する手法であり、地形の急変部の表現に適している。
正解:○(正しい)
解説:TINは不規則三角網で地表面をモデル化し、点密度を地形特性に応じて変えられるため、稜線・谷線等の急変部表現に向きます。グリッドDEMの代替として用いられます。
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問12.グリッド形式のDEMでは、格子間隔(メッシュサイズ)が小さいほど地形表現精度は高いが、データ量も増加するためファイルサイズが大きくなる。
正解:○(正しい)
解説:格子間隔を細かくするほど微地形まで表現できますが、点数は格子間隔の二乗に反比例して増加し、データ量・処理時間が増加します。用途に応じた選択が必要です。
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問13.等高線の補間において、隣接する2本の等高線間に位置する任意の点の標高は、両等高線の標高を地形の傾斜に応じて非線形補間で求めるのが原則である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは等高線間の任意点の標高は両等高線の標高に対する水平距離比による直線(線形)補間が原則です。等高線間は均一傾斜と仮定します。
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問14.航空写真測量における中心投影では、地表面の起伏により写真上で像のずれ(起伏変位)が生じ、高い地物ほど写真主点に向かって内側に変位して写る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは中心投影では高い地物は写真主点から放射方向に外側へ、低い地物は内側へ変位します。高い地物が内側に変位するのは誤りです。
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問15.航空写真の主点(写真主点)とは、レンズの主点から撮像面に下ろした垂線の足の位置であり、写真の中央付近に位置する。
正解:○(正しい)
解説:写真主点はレンズ中心から撮像面への垂線の足で、空中写真ではほぼ中央に位置するように指標(フィデューシャルマーク)で規定されます。標定の基準点です。
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問16.航空写真測量における基線高度比(B/H)は撮影高度Hに対する撮影基線長Bの比であり、値が小さいほど高さ精度が高くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはB/Hが大きいほど視差差が大きく高さ精度が高くなります。B/Hが小さいと立体視は容易ですが高さ方向の精度は低下します。
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問17.ステレオ視は左右2枚の重複写真を観察することで人間の両眼視差を利用して立体的に地形を把握する手法であり、重複部分のオーバーラップは通常60%程度確保される。
正解:○(正しい)
解説:ステレオ視には同一地点を別位置から撮影した2枚が必要で、同コース内の重複(オーバーラップ)は標準60%、隣接コース間(サイドラップ)は標準30%です。
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問18.航空写真測量における同一コース内の隣接写真の重複(オーバーラップ)は標準30%、隣接コース間(サイドラップ)は標準60%で計画する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは同コース内のオーバーラップが60%、隣接コース間のサイドラップが30%が標準です。設問は両者が入れ替わっています。
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問19.内部標定は撮影時のカメラ内部の幾何条件(焦点距離・主点位置・レンズ歪み)を再現する作業であり、カメラキャリブレーションデータに基づいて行う。
正解:○(正しい)
解説:内部標定はカメラの主点位置・焦点距離・レンズ歪み等のカメラ内部標定要素を写真座標系に組み込む処理で、事前のキャリブレーション値が必要です。
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問20.相互標定は左右2枚の写真の相対的な位置関係を復元する作業であり、これにより縮尺と方位が定まった3次元モデルが直接得られる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは相互標定では相対モデル(モデル座標系)が得られるのみで、実寸の縮尺・方位・標高は対地標定(絶対標定)により地上基準点を用いて与えます。
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問21.絶対標定(対地標定)は相互標定で得られた相対モデルを、地上基準点(GCP)を用いて地理空間座標系に変換する作業である。
正解:○(正しい)
解説:絶対標定は地上基準点(標定点・GCP)の地上座標とモデル座標を用いて、相対モデルに縮尺・回転・並進を与え、地理空間座標系に整合させる作業です。
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問22.空中三角測量は撮影した写真1枚ごとに4点以上の地上基準点(GCP)を必要とし、写真枚数と同数のGCP組合せを観測することが必須の手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは空中三角測量は少数のGCPから多数写真の標定要素を一括決定する手法で、写真枚数と同数のGCP組合せは不要です。基準点削減が主目的です。
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問23.デジタル写真測量ワークステーション(DPW)では、ステレオ視による図化はソフトウェア上で行われ、専用の偏光メガネ・液晶シャッターメガネ等で立体視を実現する。
正解:○(正しい)
解説:DPWは数値画像を扱う図化機で、ソフトウェア処理によりステレオ画像を表示し、偏光・液晶シャッター方式等で立体視を実現します。アナログ図化機の後継です。
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問24.SfM(Structure from Motion)は複数の写真から自動的に対応点を抽出し、撮影位置と3次元形状を同時に推定する手法で、UAV写真測量で広く利用される。
正解:○(正しい)
解説:SfMは画像処理により対応点(特徴点)を自動マッチングし、カメラ位置・姿勢と被写体の3次元形状を同時推定する技術で、UAV写真測量・近接写真測量に普及しています。
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問25.写真判読において、針葉樹林と広葉樹林の区別は、樹冠の形状・大きさ・色調・テクスチャ等から判断するが、季節(葉の状態)の影響は受けない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは樹冠形状・テクスチャに加え季節(落葉期かどうか)の影響を強く受けます。冬期に葉が残るのが針葉樹、落葉する広葉樹を区別する重要要素です。
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問26.オルソ画像は中心投影である航空写真を正射投影に変換した画像で、地図と同じ縮尺・方位を持ち長さや面積の計測に直接利用できる。
正解:○(正しい)
解説:オルソ画像はDEM等の地形データを用い起伏変位を補正した正射画像で、写真でありながら地図と同じ幾何特性を持ち、距離・面積計測に直接利用できます。
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問27.オルソモザイク作成において、複数のオルソ画像を接合する際には色調補正は行わず、隣接画像との境界線で明確に色調差が残るようにする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはモザイク時には隣接画像間の色調差を解消するヒストグラム調整等の色調補正を行い、接合部が目立たないよう均質化するのが原則です。
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問28.UAV写真測量における地上画素寸法(GSD)は、カメラの焦点距離・撮像面の画素サイズ・撮影高度から幾何学的に算出され、撮影高度が低いほど小さい(高分解能)。
正解:○(正しい)
解説:GSD=(画素サイズ×撮影高度)/焦点距離で表され、撮影高度が低いほどGSDは小さくなり、地上分解能が高くなります。UAV撮影計画の基本諸元です。
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問29.UAV写真測量では一般に有人航空機の航空写真測量に比べ、コース内ラップ率・サイドラップ率を低めに設定するのが標準で、有人機の60%/30%より小さい値とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはUAVは低高度・狭画角のため、SfM処理の対応点確保の観点からオーバーラップ約80%・サイドラップ約60%等、有人機よりも高いラップ率を設定します。
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問30.UAV写真測量で取得した画像の標定では、地上基準点(GCP)を用いず、UAV搭載のGNSS情報のみで十分な位置精度が得られるため標定点は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはUAV搭載GNSSのみでは標定精度が不足し、高精度な位置決めには地上基準点(GCP)の配置・観測が必須です。RTK-UAV併用時も検証点は必要です。
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問31.モバイルマッピングシステム(MMS)は車両にレーザスキャナ・GNSS/IMU・カメラ等を搭載し、走行しながら周辺の3次元データを取得する移動計測システムである。
正解:○(正しい)
解説:MMSは車両等の移動体にレーザスキャナ・GNSS・IMU・デジタルカメラ等を統合搭載し、走行軌跡を基準に周辺地物の3次元点群と画像を一体的に取得します。
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問32.MMSにおいてGNSSの受信が不良となるトンネル内や高層市街地では、IMU(慣性計測装置)による相対的な位置・姿勢の保持により計測を継続できる。
正解:○(正しい)
解説:GNSS受信不良時はIMU(ジャイロ・加速度計)の慣性航法による相対位置保持で計測継続できます。ただしIMU単独では時間とともに位置誤差が累積します。
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問33.航空レーザ測量はパルスレーザを地上に照射し、その反射往復時間から距離を計測する手法で、樹冠と地表面の両方の標高を取得できる。
正解:○(正しい)
解説:航空レーザ測量はパルスレーザの飛行時間(TOF)から距離を測定し、ファーストパルス(樹冠等)とラストパルス(地表面)の双方を取得できる利点があります。
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問34.航空レーザ測量におけるファーストパルスは地表面で反射した最後のパルスを、ラストパルスは樹冠等で反射した最初のパルスを意味する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはファーストパルスが最初に反射した点(樹冠等)、ラストパルスが最後に反射した点(地表面に到達したパルス)で、設問は両者が入れ替わっています。
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問35.航空レーザ測量のグラウンド点抽出(フィルタリング)処理では、原データからファーストパルスのみを残し、ラストパルス・中間パルスは除外する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはフィルタリング処理ではラストパルスを中心に地表面と判定される点(グラウンド点)を抽出し、樹冠・建物等の点を除外してDEMを生成します。
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問36.地上レーザスキャナ(TLS)は構造物・地形の3次元点群を高密度・高精度で取得できるが、計測点の絶対座標を得るには標的(ターゲット)の設置やGNSS観測等が必要である。
正解:○(正しい)
解説:TLS単体ではスキャナ局所座標系の点群が得られるのみで、絶対座標化には既知点に設置した標的(ターゲット)の観測やGNSS/TS併用による標定が必要です。
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問37.地上レーザスキャナによる3次元点群計測では、計測距離が長くなるほど点間隔(点密度)は密になり計測精度も向上する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは計測距離が長くなるほど点間隔は粗くなり(角度分解能一定のため)、距離精度も低下します。近距離ほど高密度・高精度になります。
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問38.航空レーザ測量の点群密度は機器仕様・撮影高度・飛行速度・スキャン角等で決まり、密度が高いほど微地形・小規模地物の抽出能力が向上する。
正解:○(正しい)
解説:点群密度は撮影高度・パルス周波数・走査角・飛行速度等で決まり、高密度ほど微地形(崩壊地・断層崖等)や小規模地物の抽出・モデル化が容易です。
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問39.1/25,000地形図において、計曲線が描かれる標高間隔として正しいものはどれか。
- ア.50mごと
- イ.20mごと
- ウ.10mごと
- エ.100mごと
正解:ア.50mごと
解説:1/25,000地形図では主曲線は10m間隔、その5本ごと(50m間隔)に太線の計曲線が描かれ、判読の手掛かりとされます。
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問40.1/50,000地形図における主曲線の標高間隔として正しいものはどれか。
- ア.5m
- イ.20m
- ウ.10m
- エ.50m
正解:イ.20m
解説:1/50,000地形図の主曲線は20m間隔、計曲線は100m間隔です。縮尺が小さくなるほど主曲線間隔は大きくなります。
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問41.等高線において、主曲線では地形が表現できない緩傾斜地などで主曲線間隔の1/2の間隔で補助的に描かれる等高線を何というか。
- ア.助曲線
- イ.計曲線
- ウ.間曲線
- エ.稜線
正解:ウ.間曲線
解説:間曲線は主曲線間隔の1/2で描かれる補助曲線で、緩傾斜地等で微地形を表現します。1/4間隔で描かれるのが助曲線です。
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問42.数値地形モデルのうち、建物や樹木等の地物高を含まず地表面(グラウンド)のみの標高を表すものはどれか。
- ア.TIN
- イ.DSM
- ウ.DHM
- エ.DEM
正解:エ.DEM
解説:DEM(Digital Elevation Model・数値標高モデル)は地表面のみの標高モデルです。DSMは地物上面を含み、DHM=DSM−DEMで地物高となります。
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問43.建物や樹木などの地物の上面標高を含み、地表の表層を表す数値モデルはどれか。
- ア.DSM
- イ.DTM
- ウ.コンター
- エ.DEM
正解:ア.DSM
解説:DSM(Digital Surface Model・数値表層モデル)は建物・樹木等の地物上面を含む表層モデルです。地表面のみはDEMです。
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問44.不規則に分布する標高点を頂点とする三角形群で地表面を近似する数値地形モデルの形式はどれか。
- ア.グリッドDEM
- イ.TIN
- ウ.等高線データ
- エ.ラスタDEM
正解:イ.TIN
解説:TIN(Triangulated Irregular Network・不整三角網)は不規則三角形により地表面を近似する形式で、地形の急変部の表現に適しています。
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問45.航空写真測量において、同一コース内の隣接写真の重複(オーバーラップ)の標準的な値として最も適切なものはどれか。
- ア.30%
- イ.40%
- ウ.60%
- エ.80%
正解:ウ.60%
解説:航空写真測量では同コース内オーバーラップは標準60%、隣接コース間サイドラップは標準30%で計画します。立体視確保が目的です。
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問46.航空写真測量における隣接コース間の重複(サイドラップ)の標準的な値として最も適切なものはどれか。
- ア.10%
- イ.80%
- ウ.60%
- エ.30%
正解:エ.30%
解説:サイドラップは標準30%です。コース間の連続性確保と整合のため設けます。同コース内オーバーラップの60%と区別が必要です。
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問47.レンズの主点から撮像面に下ろした垂線の足を、空中写真上で何と呼ぶか。
- ア.写真主点
- イ.鉛直点
- ウ.像主点
- エ.等角点
正解:ア.写真主点
解説:写真主点はレンズ主点から撮像面への垂線の足で、写真ほぼ中央にあります。鉛直点(鉛直線が交わる点)とは厳密には区別されます。
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問48.撮影高度Hに対する撮影基線長Bの比(B/H)を何というか。
- ア.オーバーラップ率
- イ.基線高度比
- ウ.サイドラップ率
- エ.撮影縮尺
正解:イ.基線高度比
解説:B/Hは基線高度比と呼ばれ、ステレオモデルにおける高さ方向の精度を支配する重要パラメータです。値が大きいほど高さ精度が高くなります。
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問49.中心投影の航空写真をDEM等を用いて正射投影に変換し、地図と同じ縮尺・方位を持たせた画像を何というか。
- ア.モノクロ画像
- イ.パンクロ画像
- ウ.オルソ画像
- エ.デジタルモザイク
正解:ウ.オルソ画像
解説:オルソ画像はDEMで起伏変位等を補正した正射画像で、地図と同じ幾何特性を持ち、距離・面積計測が直接可能です。GISの背景画像として広く利用されます。
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問50.航空写真の標定のうち、カメラ内部の焦点距離・主点位置・レンズ歪みを再現する作業はどれか。
- ア.絶対標定
- イ.相互標定
- ウ.対地標定
- エ.内部標定
正解:エ.内部標定
解説:内部標定はカメラ内部標定要素(焦点距離・主点位置・レンズ歪み)を写真座標系に取り込む処理で、事前のカメラキャリブレーションが前提です。
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問51.左右2枚の写真の相対的な位置関係を復元してモデル座標系を作る作業はどれか。
- ア.相互標定
- イ.内部標定
- ウ.絶対標定
- エ.空中三角測量
正解:ア.相互標定
解説:相互標定では左右写真の相対モデルを構築します。実スケール・方位を与えるには地上基準点を用いた絶対標定が別途必要です。
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問52.相互標定で得た相対モデルを、地上基準点を用いて地理空間座標系に変換する作業はどれか。
- ア.内部標定
- イ.絶対標定
- ウ.相互標定
- エ.図化標定
正解:イ.絶対標定
解説:絶対標定(対地標定)は地上基準点(GCP)を用い、相対モデルに縮尺・回転・並進を与えて地理空間座標系に整合させる作業です。
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問53.少数の地上基準点から多数の写真の標定要素を一括して決定する手法を何というか。
- ア.水準測量
- イ.三辺測量
- ウ.空中三角測量
- エ.細部測量
正解:ウ.空中三角測量
解説:空中三角測量は多数の写真の標定要素を一括解析する手法で、現在はバンドル調整法(光束法)による最小二乗解析が標準です。
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問54.空中三角測量において、撮影中心・像点・地上点を結ぶ光束を未知数として最小二乗法で一括解析する手法はどれか。
- ア.独立モデル法
- イ.ストリップ法
- ウ.ポリゴン法
- エ.バンドル調整法
正解:エ.バンドル調整法
解説:バンドル調整法は撮影中心・像点・地上点を結ぶ光束(バンドル)に条件式を立て、最小二乗で最確値を求める手法で、現代の空中三角測量の主流です。
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問55.複数の写真から特徴点の自動対応付けにより撮影位置とカメラ姿勢、3次元形状を同時に推定する手法はどれか。
- ア.SfM
- イ.ICP
- ウ.RANSAC
- エ.RTK-GNSS
正解:ア.SfM
解説:SfM(Structure from Motion)は対応点抽出からカメラ姿勢と3次元形状を同時推定する手法で、UAV写真測量・近接写真測量で標準化しています。
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問56.UAV写真測量における地上画素寸法(GSD)の算出に直接関係しないものはどれか。
- ア.カメラの焦点距離
- イ.オーバーラップ率
- ウ.撮影高度
- エ.撮像面の画素サイズ
正解:イ.オーバーラップ率
解説:GSD=(画素サイズ×撮影高度)/焦点距離で計算されます。オーバーラップ率はGSDではなく撮影計画のラップ条件に関係します。
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問57.UAV写真測量の標定精度を高めるため、地上に配置して観測する基準点を何と呼ぶか。
- ア.DPW
- イ.VRS
- ウ.GCP
- エ.MMS
正解:ウ.GCP
解説:GCP(Ground Control Point・地上基準点)は標定点とも呼ばれ、UAV写真測量で対地標定・SfM処理の絶対精度を担保するために必須です。
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問58.車両にレーザスキャナ・GNSS/IMU・カメラ等を搭載し走行しながら3次元計測を行うシステムはどれか。
- ア.DPW
- イ.TIN
- ウ.DSM
- エ.MMS
正解:エ.MMS
解説:MMS(Mobile Mapping System・モバイルマッピングシステム)は車両搭載型の3次元計測システムで、道路・市街地の3次元データ取得に活用されます。
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問59.MMSにおいてGNSS受信不良時に車両の位置・姿勢を保持する装置はどれか。
- ア.IMU
- イ.EDM
- ウ.TS
- エ.DPW
正解:ア.IMU
解説:IMU(Inertial Measurement Unit・慣性計測装置)はジャイロ・加速度計を備え、GNSS受信不良時に短時間の相対位置を保持します。誤差累積に注意が必要です。
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問60.航空レーザ測量において、樹冠等で反射する最初のパルスを何というか。
- ア.ラストパルス
- イ.ファーストパルス
- ウ.シングルパルス
- エ.ミドルパルス
正解:イ.ファーストパルス
解説:ファーストパルスは最初に反射したパルスで、樹冠・建物上面等に対応します。地表面到達のラストパルスと区別して取得されます。
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問61.航空レーザ測量において、地表面のDEM作成に主に利用されるパルスはどれか。
- ア.ファーストパルス
- イ.送信パルス
- ウ.ラストパルス
- エ.拡散パルス
正解:ウ.ラストパルス
解説:ラストパルスは樹冠等を通過し地表面に到達したパルスで、フィルタリング処理によりグラウンド点を抽出してDEMを作成します。
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問62.航空レーザ測量で取得した点群から、地表面の点(グラウンド点)と地物点とを分離する処理はどれか。
- ア.オルソ補正
- イ.モザイク
- ウ.リサンプリング
- エ.フィルタリング
正解:エ.フィルタリング
解説:フィルタリングはレーザ点群からグラウンド点と地物点(建物・樹木等)を判別・分離する処理で、DEM生成の前段として不可欠です。
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問63.地上レーザスキャナで取得した点群を、既知座標系に変換するために設置する反射標識を何というか。
- ア.ターゲット
- イ.GCP
- ウ.プリズム
- エ.ミラー
正解:ア.ターゲット
解説:ターゲット(標的)は地上レーザスキャナ計測で既知点に設置する反射標識で、スキャナ局所座標を地理空間座標に変換(標定)するために用います。
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問64.細部測量においてトータルステーション(TS)を基準点に据え、方向角と距離を観測して地物点座標を求める手法はどれか。
- ア.前方交会法
- イ.放射法
- ウ.後方交会法
- エ.閉合トラバース
正解:イ.放射法
解説:放射法(極座標法)は基準点から方向角と距離を観測して点位置を求める手法で、TSによる細部測量の基本手法です。
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問65.電子平板を用いた現地測量の特徴として、最も適切なものはどれか。
- ア.GNSS観測のみで完結する
- イ.観測データを事務所に戻ってから入力する
- ウ.現地で観測値を即時に図化し確認できる
- エ.等高線は自動描画されない
正解:ウ.現地で観測値を即時に図化し確認できる
解説:電子平板はTS等の観測値を現地で即時に画面上に図化し、足りない箇所をその場で補測できる利点があります。アナログ平板の電子化版です。
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問66.航空写真測量における起伏変位の方向として正しい記述はどれか。
- ア.高い地物は写真主点に向かって変位する
- イ.起伏変位は標高に関係なく一定方向に生じる
- ウ.低い地物は写真主点から外側に変位する
- エ.高い地物は写真主点から外側に変位する
正解:エ.高い地物は写真主点から外側に変位する
解説:中心投影の特性により、高い地物は写真主点から放射状に外側へ、低い地物は内側へ変位します。オルソ補正ではこの変位をDEMで補正します。
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問67.オルソ画像作成のために必要となるデータの組合せとして適切なものはどれか。
- ア.航空写真と標定要素とDEM
- イ.航空写真とGNSS基線データ
- ウ.航空写真とTIN色彩データ
- エ.航空写真と気象データ
正解:ア.航空写真と標定要素とDEM
解説:オルソ画像は航空写真の各画素を、標定要素(外部・内部)とDEMを用いて正射位置に投影して作成します。3要素の組合せが必須です。
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問68.UAV写真測量において、SfM処理を安定させるためにオーバーラップ・サイドラップを高めに設定する代表的な値はどれか。
- ア.オーバーラップ40%・サイドラップ20%
- イ.オーバーラップ80%・サイドラップ60%
- ウ.オーバーラップ60%・サイドラップ30%
- エ.オーバーラップ95%・サイドラップ95%
正解:イ.オーバーラップ80%・サイドラップ60%
解説:UAV写真測量では低高度・狭画角のため、SfM処理の対応点確保のためオーバーラップ約80%・サイドラップ約60%程度に高めて設定するのが標準的です。
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問69.航空レーザ測量の点群密度を高くする効果として最も適切なものはどれか。
- ア.撮影高度が高くなる
- イ.GNSSの受信感度が向上する
- ウ.微地形や小規模地物の抽出能力が向上する
- エ.ラストパルスが取得できなくなる
正解:ウ.微地形や小規模地物の抽出能力が向上する
解説:点群密度が高いほど崩壊地・断層崖・側溝等の微地形・小規模地物を表現できます。データ量増加と引き換えに地形解析精度が向上します。
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問70.地上レーザスキャナ計測において、計測距離が長くなる場合の影響として正しいものはどれか。
- ア.点間隔は密に・距離精度は向上する
- イ.点間隔・距離精度ともに変化しない
- ウ.点間隔は密に・距離精度は低下する
- エ.点間隔は粗く・距離精度は低下する
正解:エ.点間隔は粗く・距離精度は低下する
解説:角度分解能一定のため計測距離が長くなると点間隔は粗く、距離精度も低下します。複数局からの計測で死角と精度を確保します。
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問71.数値地形図データの作成手順として、航空レーザ測量による標準的な流れはどれか。
- ア.計画→レーザ計測→フィルタリング→DEM生成
- イ.計画→TS観測→電子平板入力→等高線描画
- ウ.計画→UAV撮影→図化機標定→数値図化
- エ.計画→撮影→空中三角測量→オルソ作成
正解:ア.計画→レーザ計測→フィルタリング→DEM生成
解説:航空レーザ測量では、撮影計画→飛行・レーザ計測→点群フィルタリング(グラウンド点抽出)→DEM生成という流れが標準です。
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問72.写真判読において、市街地と森林地とを最も区別しやすい特徴はどれか。
- ア.気温
- イ.テクスチャ(パターン)・色調
- ウ.撮影時刻
- エ.焦点距離
正解:イ.テクスチャ(パターン)・色調
解説:写真判読では地物の形状・大きさ・色調・テクスチャ・パターン・陰影・周囲との関係等を総合判断します。市街地と森林地はテクスチャと色調が大きく異なります。
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問73.MMSや航空レーザで取得した点群から建物・道路等の地物を抽出し3次元モデル化する作業に最も関係する技術はどれか。
- ア.気圧補正
- イ.ジオイド補正
- ウ.点群分類・特徴抽出
- エ.潮汐補正
正解:ウ.点群分類・特徴抽出
解説:点群からの地物抽出では点群分類(地表面・建物・植生等)と特徴抽出(平面・稜線等)の処理を行い3次元モデルを生成します。CIM・BIM等で活用されます。
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問74.UAV写真測量で取得した数値地形モデル(DSM・DEM)の精度を検証するために、計測対象範囲内に設置する点を何というか。
- ア.標定点(GCP)
- イ.再現点
- ウ.基線点
- エ.検証点(チェックポイント)
正解:エ.検証点(チェックポイント)
解説:検証点(チェックポイント)はGCPと別に設置し、標定後の成果と独立に観測した既知座標との差で精度を評価します。GCPと役割を区別します。
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問75.航空レーザ測量における点群密度を決定する撮影パラメータとして最も直接的に関係しないものはどれか。
- ア.撮影レンズの被写界深度
- イ.走査角(スキャン角)
- ウ.飛行高度
- エ.パルス発射周波数
正解:ア.撮影レンズの被写界深度
解説:点群密度はパルス発射周波数・走査角・飛行高度・飛行速度等に依存しますが、レンズの被写界深度は写真撮影の概念であり航空レーザの点群密度には直接関係しません。