色彩検定UC級「色のユニバーサルデザインとは」の一問一答
📖 色彩検定UC級「色のユニバーサルデザインとは」の全44問と解説(一覧)
色彩検定UC級の色のユニバーサルデザインとはに関する一問一答(全44問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.ユニバーサルデザイン(UD)の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.障害のある人だけを対象に特別な配慮を行う考え方
- イ.年齢・能力・状況にかかわらず、はじめから誰もが使えるように設計する考え方
- ウ.高齢者専用の製品を別に用意する考え方
- エ.健常者の使いやすさを最優先する考え方
正解:イ.年齢・能力・状況にかかわらず、はじめから誰もが使えるように設計する考え方
解説:UDは年齢・能力・状況にかかわらず、はじめからできるだけ多くの人が使えるように設計するという考え方。特定の人に限定したり、後から障壁を取り除いたりするものではない。
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問2.バリアフリーとユニバーサルデザインの違いとして正しいものはどれか。
- ア.バリアフリーもUDも全く同じ意味である
- イ.バリアフリーは障壁を除去、UDははじめから誰もが使える設計をする
- ウ.UDは障壁を除去し、バリアフリーは新規設計を指す
- エ.UDは高齢者専用、バリアフリーは子ども専用である
正解:イ.バリアフリーは障壁を除去、UDははじめから誰もが使える設計をする
解説:バリアフリーは既にある障壁(バリア)を取り除く考え方、UDははじめから誰もが使えるように設計する考え方であり、出発点が異なる。
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問3.カラーユニバーサルデザイン(CUD)の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.できるだけ鮮やかで派手な色を多用すること
- イ.モノクロ印刷だけで情報を伝えること
- ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が伝わる配色にすること
- エ.色を一切使わずに情報を伝えること
正解:ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が伝わる配色にすること
解説:CUDは色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が正しく伝わるように配色や情報提示を工夫する考え方である。
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問4.色覚の見え方について、ユニバーサルデザインで用いるべき適切な表現はどれか。
- ア.色覚異常という劣った状態
- イ.色覚の多様性・見え方の個人差
- ウ.欠陥のある見え方
- エ.治すべき障害
正解:イ.色覚の多様性・見え方の個人差
解説:JIS Z 9103 の附属書JCは、一般の人と異なる色覚は色覚異常や色覚障害と呼ばれることもあるが、血液型などと同じように、人類がもつ多様性の一つと考えられているとしている。そのため、ユニバーサルデザインでは「色覚の多様性」「見え方の個人差」のように、違いを優劣で決めつけない言い方を使う。「色覚異常」という語は日本眼科学会やUC級テキストでも使う用語で、誤りの選択肢が適切でないのは「劣った」「欠陥」と決めつけているからである。また、先天色覚異常は現代の医学では治療できないとされており、「治すべき障害」と決めつけるのも適切でない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(一般の人と異なる色覚は色覚異常又は色覚障害と呼ばれることもあるが、多様性の一つと考えられている) / 色彩検定協会「UC級公式テキスト 改訂版 項目」(2022年改訂版の目次) 2-6 色覚の多様性・4-2 色覚異常の人が混同しやすい色 / 日本眼科学会「先天色覚異常」(一般の皆さまへ・病気の解説) 原因(X連鎖性遺伝。日本人男性の約5%・女性の0.2%。1型・2型・3型色覚)・治療(現代の医学では治療することはできない)
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問5.カラーユニバーサルデザインが必要とされる主な理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色の見え方には個人差があり、配色によって情報が伝わりにくい人がいるため
- イ.派手な色のほうが目立って売れるから
- ウ.印刷コストを下げるため
- エ.流行のデザインに合わせるため
正解:ア.色の見え方には個人差があり、配色によって情報が伝わりにくい人がいるため
解説:色の見え方には個人差があり、特定の配色では情報が一部の人に伝わりにくいことがあるため、より多くの人に伝わる配色が求められる。
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問6.ユニバーサルデザインの対象となる人について、正しい考え方はどれか。
- ア.年齢や能力、状況にかかわらず誰もが対象である
- イ.障害者だけが対象である
- ウ.高齢者だけが対象である
- エ.外国人だけが対象である
正解:ア.年齢や能力、状況にかかわらず誰もが対象である
解説:UDは特定の人だけでなく、年齢・能力・状況の異なる誰もが対象であるという前提に立つ。
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問7.「色以外の情報を併用する」工夫として適切でないものはどれか。
- ア.形や記号を加える
- イ.色の彩度をできるだけ上げる
- ウ.文字やラベルを添える
- エ.位置や並び順で区別する
正解:イ.色の彩度をできるだけ上げる
解説:色以外の情報の併用とは、形・位置・文字・模様などを加えること。色の彩度を上げるのは色だけに頼った工夫であり、色以外の情報の併用ではない。
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問8.ユニバーサルデザインという考え方が広まった社会的背景として適切なものはどれか。
- ア.色の種類が減ったから
- イ.印刷技術が衰退したから
- ウ.デザインが不要になったから
- エ.高齢化や多様な人々の増加で誰もが使いやすい設計が求められた
正解:エ.高齢化や多様な人々の増加で誰もが使いやすい設計が求められた
解説:高齢化の進展や多様な人々が暮らす社会で、誰もが使いやすい環境づくりが求められるようになったことが背景にある。
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問9.カラーユニバーサルデザイン(CUD)で、誰にでも見分けやすい配色にするための工夫として、最も適切なものはどれか。
- ア.暖色系と寒色系のそれぞれの側から交互に色を選ぶ
- イ.明るさをそろえ、色相を変えることで塗り分ける
- ウ.彩度の低いパステルカラー同士を組み合わせる
- エ.赤と組み合わせる緑には、黄みの強い緑を使う
正解:ア.暖色系と寒色系のそれぞれの側から交互に色を選ぶ
解説:CUDは、人の色覚が多様であることをふまえ、誰にでも情報が正確に伝わるよう配色や形などを調整するデザインである。複数の色を使うときは、赤から緑の暖色系と緑から青の寒色系のそれぞれの側から交互に選ぶと、色の違いが分かりやすくなる。同じ明るさで色相だけを替えた配色は見分けにくく、明るさの差を大きくするのがよい。彩度の低いパステルカラー同士は避ける。赤と組み合わせる緑は、黄みではなく青みの強い緑にする。
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問10.次のうち、バリアフリーの考え方を最もよく表しているものはどれか。
- ア.はじめから誰もが使える設計をする
- イ.既存の段差などの障壁を取り除いて使いやすくする
- ウ.色を一切使わない
- エ.若者専用の設計をする
正解:イ.既存の段差などの障壁を取り除いて使いやすくする
解説:バリアフリーは、すでに存在する段差や障壁などのバリアを取り除いて使いやすくする考え方である。
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問11.「色覚バリアフリー」や「カラーバリアフリー」という言葉が指す内容として最も適切なものはどれか。
- ア.色を鮮やかにして装飾性を高める
- イ.色の数を制限してコストを下げる
- ウ.色の見え方の違いによる情報の伝わりにくさを減らす
- エ.色を使わずに白黒だけにする
正解:ウ.色の見え方の違いによる情報の伝わりにくさを減らす
解説:色覚バリアフリー・カラーバリアフリーは、色の見え方の違いによって情報が伝わりにくい状況(バリア)を減らし、多くの人に伝わるようにする考え方である。
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問12.公共空間や案内表示でカラーユニバーサルデザインが特に重要とされる理由はどれか。
- ア.関係者だけが利用するため
- イ.色は重要ではないため
- ウ.利用者が限定されているため
- エ.不特定多数の多様な人が利用し、誰にでも情報を伝える必要があるため
正解:エ.不特定多数の多様な人が利用し、誰にでも情報を伝える必要があるため
解説:公共空間は不特定多数の多様な人が利用するため、色だけに頼らず誰にでも情報が伝わる工夫が特に重要となる。
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問13.ユニバーサルデザインを実践する際の基本姿勢として最も適切なものはどれか。
- ア.一部の人だけに合わせる
- イ.作り手の好みを最優先する
- ウ.誰もが当たり前に使える環境をはじめから目指す
- エ.完成後に問題が出たら対応する
正解:ウ.誰もが当たり前に使える環境をはじめから目指す
解説:UDは、特別扱いではなく、誰もが当たり前に使える環境を最初から目指す姿勢が基本である。
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問14.色だけで情報を区別する設計が問題になりやすい理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色は誰にでも同じに見えるため
- イ.色の見え方に個人差があり、色だけでは一部の人に伝わらないため
- ウ.色は印刷できないため
- エ.色は美しくないため
正解:イ.色の見え方に個人差があり、色だけでは一部の人に伝わらないため
解説:色の見え方には個人差があるため、色だけに頼ると一部の人に情報が伝わらないおそれがある。だから色以外の手がかりの併用が推奨される。
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問15.カラーユニバーサルデザインにおいて推奨される情報提示の工夫はどれか。
- ア.色のみで全ての情報を区別する
- イ.色を使わず文章だけにする
- ウ.色を毎回ランダムに変える
- エ.色に加えて文字や形などの手がかりも併せて示す
正解:エ.色に加えて文字や形などの手がかりも併せて示す
解説:色に加えて文字・形・位置・模様などの手がかりを併用することで、色の見え方に左右されず情報が伝わりやすくなる。
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問16.ユニバーサルデザインとバリアフリーの関係についての説明として正しいものはどれか。
- ア.両者は完全に無関係である
- イ.UDはバリアフリーの一部の色版にすぎない
- ウ.目的は近いが、バリアフリーは障壁の除去、UDははじめからの設計という違いがある
- エ.バリアフリーはUDより新しい概念である
正解:ウ.目的は近いが、バリアフリーは障壁の除去、UDははじめからの設計という違いがある
解説:両者は誰もが使いやすい社会を目指す点で関連するが、バリアフリーは障壁の除去、UDははじめからの普遍的設計という出発点の違いがある。
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問17.ユニバーサルデザインの考え方が「特別な人のための特別な配慮」と異なる点はどれか。
- ア.特定の人だけを優遇する点
- イ.対象を狭く限定する点
- ウ.完成後に修正する点
- エ.誰もが使える普遍的な設計をはじめから目指す点
正解:エ.誰もが使える普遍的な設計をはじめから目指す点
解説:UDは特定の人だけのための特別対応ではなく、誰もが使える普遍的な設計を最初から目指す点が特徴である。
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問18.ユニバーサルデザインにおける「状況にかかわらず使える」とは、どのような意味として最も適切か。
- ア.周囲の明るさや混雑が変わっても、使いやすさが変わらないこと
- イ.年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが同じ手段で使えること
- ウ.使う人の好みや利き手に合わせて、使い方を選べること
- エ.経験や知識、言語にかかわらず、使い方がすぐ分かること
正解:ア.周囲の明るさや混雑が変わっても、使いやすさが変わらないこと
解説:「状況にかかわらず使える」とは、周囲の明るさや混雑など、使う場面の条件が変わっても使いやすいことを指す。ユニバーサルデザインの原則でも、周囲の条件や使う人の感覚の能力にかかわらず必要な情報が伝わることが挙げられている。年齢や障害の有無にかかわらず同じ手段で使えることは公平性、好みや利き手に合わせて使い方を選べることは柔軟性、経験や知識にかかわらず使い方が分かることは単純さ・直感性の考え方で、いずれも使う人の違いへの配慮である。
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問19.色覚の多様性に配慮した配色を考えるとき、最も望ましい態度はどれか。
- ア.多数派の見え方だけを基準にする
- イ.見え方には個人差があるという前提でより多くの人に伝わる配色を目指す
- ウ.少数派は考えなくてよいとする
- エ.色は誰でも同じだと決めつける
正解:イ.見え方には個人差があるという前提でより多くの人に伝わる配色を目指す
解説:特定の見え方を否定せず、見え方には個人差があるという前提で、より多くの人に伝わる配色を目指す態度が望ましい。
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問20.ユニバーサルデザインの効果として最も適切なものはどれか。
- ア.多くの人にとって使いやすくなり、後からの改修も減る
- イ.特定の人だけが便利になる
- ウ.コストが必ず上がるだけで利点はない
- エ.利用者が減る
正解:ア.多くの人にとって使いやすくなり、後からの改修も減る
解説:はじめから誰もが使えるように設計することで、結果として多くの人にとって使いやすく、後からの改修の必要も減る。
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問21.カラーユニバーサルデザインで「色以外の情報」を加える主な目的はどれか。
- ア.色の見え方に関わらず情報が伝わるようにするため
- イ.見た目を派手にするため
- ウ.印刷コストを上げるため
- エ.情報量を減らすため
正解:ア.色の見え方に関わらず情報が伝わるようにするため
解説:色だけに依存せず、形・文字・位置などの手がかりを加えることで、色の見え方に関わらず情報が伝わるようにするため。
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問22.次のうち、ユニバーサルデザインの考え方に最も近い具体例はどれか。
- ア.はじめから段差をなくし、色と文字や記号で案内する
- イ.完成後に困った人だけ別対応する
- ウ.若者向けだけに最適化する
- エ.関係者専用の表示にする
正解:ア.はじめから段差をなくし、色と文字や記号で案内する
解説:はじめから段差をなくし、色だけでなく文字や記号でも案内する設計は、誰もが使えることを最初から目指すUDの例である。
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問23.カラーユニバーサルデザインの普及において大切な考え方はどれか。
- ア.一部の人だけにこっそり配慮すること
- イ.目立たないように隠すこと
- ウ.関係者だけで完結させること
- エ.誰もが対象という前提で社会全体に広めること
正解:エ.誰もが対象という前提で社会全体に広めること
解説:CUDは一部の人だけのためではなく、誰もが対象という前提で社会全体に広めることが大切である。
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問24.ユニバーサルデザインで「能力にかかわらず使える」とは、どのような配慮を指すか。
- ア.能力の高い人だけが使えるようにする
- イ.操作を複雑にする
- ウ.一つの感覚だけに頼らせる
- エ.能力に差があっても無理なく使えるよう複数の手がかりを用意する
正解:エ.能力に差があっても無理なく使えるよう複数の手がかりを用意する
解説:身体的な力・視覚・聴覚などの能力に差があっても使えるよう、無理のない操作や複数の手がかりを用意する配慮を指す。
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問25.色のユニバーサルデザインにおいて避けるべき設計はどれか。
- ア.色に加えて文字も添える
- イ.形でも区別する
- ウ.重要な情報を色の違いだけで区別する
- エ.位置でも区別する
正解:ウ.重要な情報を色の違いだけで区別する
解説:重要な情報を色の違いだけで区別すると、色の見え方によっては伝わらない人がいるため避けるべきである。
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問26.ユニバーサルデザインの考え方が目指す社会として最も適切なものはどれか。
- ア.誰もが暮らしやすく参加しやすい社会
- イ.一部の人だけが便利な社会
- ウ.効率だけを優先する社会
- エ.多数派だけの社会
正解:ア.誰もが暮らしやすく参加しやすい社会
解説:UDは、年齢や能力、状況の違いにかかわらず、誰もが暮らしやすく参加しやすい社会を目指す。
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問27.カラーユニバーサルデザインを検討する際、最初に意識すべきことはどれか。
- ア.とにかく色数を増やすこと
- イ.流行色に合わせること
- ウ.色の見え方には個人差があることを前提に考える
- エ.コスト削減を最優先すること
正解:ウ.色の見え方には個人差があることを前提に考える
解説:色の見え方には個人差があることをまず意識し、その前提で配色や情報提示を考えることが出発点となる。
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問28.ユニバーサルデザインの「はじめから」という考え方が重要な理由はどれか。
- ア.後からのほうが必ず安くなるから
- イ.はじめは配慮しないほうがよいから
- ウ.設計段階で配慮すれば後からの改修の手間や費用を抑えられる
- エ.設計とは無関係だから
正解:ウ.設計段階で配慮すれば後からの改修の手間や費用を抑えられる
解説:設計段階から誰もが使えるよう配慮すれば、後から障壁を取り除く手間や費用を抑えられ、より多くの人に行き渡る。
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問29.色覚の多様性に関する説明として、UDの観点から最も適切なものはどれか。
- ア.全員の色の見え方は同一である
- イ.少数派の見え方は無視してよい
- ウ.見え方の違いは存在しない
- エ.人によって色の見え方に違いがあり、それを尊重して配慮する
正解:エ.人によって色の見え方に違いがあり、それを尊重して配慮する
解説:人によって色の見え方には違いがあり、それは多様性の一つとして尊重し、配慮の対象とするのがUDの観点である。
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問30.カラーユニバーサルデザインにおける「配色を選ぶ」工夫として適切なものはどれか。
- ア.多くの人が区別しやすい配色を選ぶ
- イ.似た明るさの色を多用する
- ウ.区別しにくい組み合わせを優先する
- エ.色の差を小さくする
正解:ア.多くの人が区別しやすい配色を選ぶ
解説:見分けにくくなりやすい色の組み合わせを避け、できるだけ多くの人が区別しやすい配色を選ぶことが工夫の一つである。
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問31.ユニバーサルデザインの考え方を表す説明として誤っているものはどれか。
- ア.特定の障害者だけを対象にした設計である
- イ.誰もが使えることを目指す
- ウ.はじめから配慮して設計する
- エ.年齢や状況にかかわらず使える
正解:ア.特定の障害者だけを対象にした設計である
解説:UDは特定の人だけを対象にするものではない。年齢・能力・状況にかかわらず誰もが使えることを目指すのが正しい。
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問32.色だけに頼らない情報伝達の例として最も適切なものはどれか。
- ア.色の濃さだけで段階を示す
- イ.色合いだけで種類を分ける
- ウ.色に加えて位置や形、文字を併用する
- エ.色のグラデーションだけで量を示す
正解:ウ.色に加えて位置や形、文字を併用する
解説:信号や案内で、色に加えて位置・形・文字を併用すると、色の見え方に左右されにくく多くの人に伝わる。
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問33.東京都「TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)」(2025年)による、メディアユニバーサルデザイン(MUD)の説明として、正しいものはどれか。
- ア.色、文字の大きさや形、レイアウト、図表、イラストなど、視覚情報を構成する要素に広く配慮したデザイン
- イ.人間の多様な色覚型に対応して情報が正確に伝わるよう、強調や分類に使う配色・形状などを調整したデザイン
- ウ.既にある案内サインや施設の段差などの障壁を、完成した後から取り除いて使いやすくするデザイン
- エ.主に印刷物の読みやすさのため、文字の書体と大きさを統一することに配慮したデザイン
正解:ア.色、文字の大きさや形、レイアウト、図表、イラストなど、視覚情報を構成する要素に広く配慮したデザイン
解説:東京都のガイドライン(令和7年3月発行)は、メディアユニバーサルデザインを、色、文字の大きさや形、レイアウト、図表、ピクトグラム、イラストなど視覚情報を構成する全てに配慮したデザインと説明している。多様な色覚型に対応して強調・分類などに使う配色・形状他の視覚要素を調整したデザインは、同ガイドラインがカラーユニバーサルデザインに当てている説明で、MUD はそれより広く文字やレイアウトまで含む。既にある障壁を後から取り除くのはバリアフリーの考え方であり、文字の書体や大きさだけでなく、色やレイアウト、図表なども含むので、文字の統一に絞ったデザインでもない。
根拠: 東京都福祉局「TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)」令和7(2025)年3月発行(テキスト版) 第1章 2「誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して」・2ページ「カラーユニバーサルデザインとメディアユニバーサルデザインの概念図」(MUD と CUD の説明)・3「ガイドラインの使い方」(印刷物・ホームページ・案内サイン) / 東京都 報道発表「『TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)』の作成」(2025年3月31日・福祉局) 活用場面(印刷物、ホームページ、新設する案内サイン等)
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問34.カラーユニバーサルデザインで重要な「確認」のプロセスとして適切なものはどれか。
- ア.見え方の違いも踏まえ、多くの人に伝わるか確認して改善する
- イ.担当者の感覚だけで判断する
- ウ.確認は不要である
- エ.色数を増やして確認に代える
正解:ア.見え方の違いも踏まえ、多くの人に伝わるか確認して改善する
解説:配色や表示が多くの人に正しく伝わるかを、見え方の違いも踏まえて確認し、必要があれば改善することが重要である。
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問35.ユニバーサルデザインを取り入れた情報デザインの利点はどれか。
- ア.一部の人だけに伝わる
- イ.情報が減って分かりにくくなる
- ウ.多くの人にとって状況に左右されず情報が伝わりやすい
- エ.色の見え方が同じ人にしか伝わらない
正解:ウ.多くの人にとって状況に左右されず情報が伝わりやすい
解説:色だけでなく複数の手がかりを使うことで、色の見え方の違いだけでなく、明るさや状況に左右されにくくなり、多くの人に伝わりやすい。
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問36.色のユニバーサルデザインの考え方として誤っているものはどれか。
- ア.見分けやすい配色を選ぶ
- イ.色数を多くすることがそのまま目的である
- ウ.色以外の情報を併用する
- エ.伝わるか確認する
正解:イ.色数を多くすることがそのまま目的である
解説:色数を増やすこと自体が目的ではない。多くの人に見分けやすく、色以外の手がかりも併用して確実に伝えることが目的である。
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問37.高齢化が進む社会でユニバーサルデザインが求められる理由はどれか。
- ア.高齢者が減っているため
- イ.色が不要になるため
- ウ.若者だけが利用するため
- エ.加齢で見え方や使いやすさが変わる人が増えるため
正解:エ.加齢で見え方や使いやすさが変わる人が増えるため
解説:加齢により見え方や使いやすさの感じ方が変わるため、誰もが使いやすい設計が一層求められるようになっている。
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問38.カラーユニバーサルデザインにおける適切な配慮の姿勢はどれか。
- ア.目立つように特別扱いとして示す
- イ.誰もが対象という前提で自然な形で取り入れる
- ウ.一部の人を区別して扱う
- エ.隠して行う
正解:イ.誰もが対象という前提で自然な形で取り入れる
解説:配慮は差別的・特別扱い的に行うのではなく、誰もが対象という前提で自然な形で取り入れることが望ましい。
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問39.バリアフリーの限界を補うものとしてユニバーサルデザインが注目される理由はどれか。
- ア.バリアフリーが不要になるため
- イ.はじめから障壁が生じにくい設計を目指し、より広く対応できるため
- ウ.色を使わなくなるため
- エ.対象を狭められるため
正解:イ.はじめから障壁が生じにくい設計を目指し、より広く対応できるため
解説:バリアフリーは生じた障壁への後追い対応になりがちだが、UDははじめから障壁が生じにくい設計を目指すため、より広く対応できる。
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問40.カラーユニバーサルデザインを学ぶ意義として最も適切なものはどれか。
- ア.派手な配色の技術を身につける
- イ.色を使わない技術を学ぶ
- ウ.少数派を除外する方法を学ぶ
- エ.多くの人に情報が伝わる配色や情報提示を実践できるようになる
正解:エ.多くの人に情報が伝わる配色や情報提示を実践できるようになる
解説:色の見え方の多様性を理解し、より多くの人に情報が伝わる配色や情報提示を実践できるようになることに意義がある。
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問41.ユニバーサルデザインの考え方に基づく表示の改善例として最も適切なものはどれか。
- ア.色をより鮮やかにするだけにする
- イ.文字を減らして色だけにする
- ウ.色だけの区別に文字や記号を加えて区別しやすくする
- エ.区別の手がかりを一つに絞る
正解:ウ.色だけの区別に文字や記号を加えて区別しやすくする
解説:色だけで区別していた表示に、文字や記号、模様などを加えて、色の見え方に関わらず区別できるようにするのが改善例である。
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問42.カラーユニバーサルデザインの前提となる「色の見え方」についての正しい理解はどれか。
- ア.色の見え方は全員同じである
- イ.色の見え方は無視してよい
- ウ.色の見え方は配色と無関係である
- エ.色の見え方は人によって異なる場合がある
正解:エ.色の見え方は人によって異なる場合がある
解説:色の見え方は人によって異なる場合があり、その多様性を前提に配色を考えることがCUDの基本である。
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問43.ユニバーサルデザインを実現するうえで最も大切な前提はどれか。
- ア.全員が同じ条件だと考えること
- イ.人には多様性があるという前提に立つこと
- ウ.多数派だけを基準にすること
- エ.作り手の都合を優先すること
正解:イ.人には多様性があるという前提に立つこと
解説:人には年齢・能力・状況・見え方などに多様性があるという前提に立ち、誰もが使える設計を目指すことが最も大切である。
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問44.次のうち、カラーユニバーサルデザインの目的を正しく述べているものはどれか。
- ア.一部の人だけに伝わる配色にすること
- イ.色を装飾としてのみ使うこと
- ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報を正しく伝えること
- エ.情報を一部の人に限定すること
正解:ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報を正しく伝えること
解説:CUDの目的は、色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が正しく・公平に伝わるようにすることである。