色彩検定UC級「見分けにくい色と配色の工夫」の一問一答
📖 色彩検定UC級「見分けにくい色と配色の工夫」の全49問と解説(一覧)
色彩検定UC級の見分けにくい色と配色の工夫に関する一問一答(全49問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.色覚の多様性(特に1型・2型)で最も見分けにくくなるとされる代表的な色の組み合わせはどれか。
- ア.黒と白
- イ.赤と緑
- ウ.青と黄
- エ.赤と青
正解:イ.赤と緑
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、1型と2型では一部の赤と緑と茶色、黄赤及び黄と黄緑等の色相の区別が難しいとしている。東京都のガイドラインも「赤と緑」を区別しにくい例に挙げ、黄色と青色を見分けしやすい例としている。JIS は、2色覚でも同じ混同色線上で明るさが同じ色はほぼ同じに見える一方、明度が明確に異なって感じられる色は識別できるとしている(JC.1・JC.2)。白と黒は明るさが大きく違い、見分けやすい。赤と青は、ガイドラインが区別しやすいとする「緑~赤」と「紫~青」の範囲どうしの組合せに当たる。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類、JC.2 安全標識に対する色領域の効果(同一の混同色線上であっても明度が明確に異なって感じられる色ならば識別できる) / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章2③「具体的な例」(P型・D型で区別しにくい組合せ)、第三章1(1)②「文字に色をつけるときは背景色との組合せに配慮する」(見分けしにくい色・見分けしやすい色の例)/第二章2②「見分けやすい色」
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問2.1型・2型の色覚の人にとって、緑と区別しにくいとされる色はどれか。
- ア.白
- イ.茶色
- ウ.青
- エ.紫
正解:イ.茶色
解説:東京都のガイドラインは、色の見え方に違いがある人の大半を占める1型・2型の色覚(ガイドラインの呼び方ではP型・D型)では「緑と茶色」が区別しにくいとし、緑は赤や茶色と間違えやすいとしている。JIS Z 9103 附属書JCも、1型と2型では一部の赤と緑と茶色の色相の区別が難しいとしている。一方、ガイドラインは「紫~青」の範囲の色と「緑~赤」の範囲の色との対照は区別しやすいとしており、緑と青・緑と紫はこれに当たる。白と緑は、見分けしやすい色の例に挙げられている。
根拠: Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章2②「見分けやすい色」(「紫~青」の範囲の色と「緑~赤」の範囲の色との対照は区別しやすい)・③「具体的な例」(区別しにくい例「緑と茶色」)、第三章1(1)①「緑を使うときは、青みが強い緑を使う」(緑は赤や茶色と間違えやすい)、第三章1(1)②の図(見分けしやすい色の例:白と緑) / JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類、JC.2 安全標識に対する色領域の効果(同一の混同色線上であっても明度が明確に異なって感じられる色ならば識別できる)
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問3.1型・2型の色覚の人にとって、区別しにくいとされる色の組み合わせはどれか。
- ア.白と青
- イ.青と紫
- ウ.黄と青
- エ.黄と黒
正解:イ.青と紫
解説:東京都のガイドラインは、1型・2型の色覚(ガイドラインの呼び方ではP型・D型)の人には紫から青までがほぼ同じような色に見えるため、青と紫の区別が難しくなるとし、区別しにくい例に「青と紫」を挙げている。白と青・黄と青・黄と黒は、同じガイドラインが見分けしやすい色の例に挙げている組み合わせである。
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問4.1型・2型の色覚の人にとって、同じような色に見えて区別しにくいとされる、淡い色どうしの組み合わせはどれか。
- ア.ピンクと灰色
- イ.赤と緑
- ウ.黒と黄
- エ.青と緑
正解:ア.ピンクと灰色
解説:東京都のユニバーサルデザインガイドラインは、1型・2型(P型・D型)の色覚の人にとって、彩度の低い色(白や黒を含む色)は区別がしにくく、「水色とピンク」「灰色と水色」「灰色とピンク」が同じように見えるとしている。赤と緑も区別しにくい組み合わせだが、淡い色どうしではない。黒と黄は、見分けやすい組み合わせの例に挙げられている。
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問5.1型の色覚の人にとって、暗い色どうしで混同しやすいとされる組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア.赤と黒
- イ.黄と白
- ウ.水色と白
- エ.緑と青
正解:ア.赤と黒
解説:JIS Z 9103 の附属書JCによると、1型の色覚ではL錐体を欠くため赤を暗く感じ、黒と誤認することがある。東京都のガイドラインも、1型(ガイドラインの呼び方ではP型)の人には濃い赤がほとんど黒と同じように見えるとしている。黄と白は、高齢者や3型の色覚の人が区別しにくいとされる組み合わせで、暗い色どうしではない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(1型では赤を暗く感じ黒と誤認することがある。3型は黄と白などの違いが分かりにくい。高齢者は黄と白とが区別しにくくなる) / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章 色の見え方(P型色覚の人は、濃い赤はほとんど黒と同じように見えている)
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問6.1型・2型の色覚で混同しやすいとされる色の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア.黄と青
- イ.白と青
- ウ.白と黒
- エ.黄緑と橙(オレンジ)
正解:エ.黄緑と橙(オレンジ)
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、1型と2型では黄赤及び黄と黄緑等の色相の区別が難しいとしている。東京都のガイドラインも、黄緑色とオレンジ色や茶色は区別しづらいとし、黄色と青色・白色と青色は見分けしやすい例に挙げている。白と黒は明るさの差が大きく見分けやすい。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類 / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第三章1(1)①「緑を使うときは、青みが強い緑を使う」(黄緑色とオレンジ色や茶色は区別しづらい)/第二章2③「具体的な例」(P型・D型で区別しにくい組合せ)、第三章1(1)②「文字に色をつけるときは背景色との組合せに配慮する」(見分けしにくい色・見分けしやすい色の例)
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問7.1型・2型の色覚の人にとって、水色と混同しやすいとされる色の組み合わせとして適切なものはどれか。
- ア.水色と黒
- イ.水色と赤
- ウ.水色とピンク・グレー
- エ.水色と黄
正解:ウ.水色とピンク・グレー
解説:東京都のユニバーサルデザインガイドラインは、1型・2型(P型・D型)の色覚の人にとって、彩度の低い色は区別がしにくく、「水色とピンク」「灰色と水色」が同じように見えるとしている。JIS Z 9103 の附属書JCも、混同色線の上にあって明るさが同じ色はほぼ同じ色に見え、同じ混同色線の上でも明度がはっきり違えば区別できるとしている。水色と黒、水色と黄は明るさの差が大きい組み合わせである。
根拠: Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章3 色覚の違いによるバリア例(P型・D型の方には、彩度の低い色は識別が困難。「水色とピンク」「灰色と水色」「灰色とピンク」が同じように見える) / JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1(混同色線上に乗る明るさが同じ色はほぼ同じ色に見える)・JC.2(同一の混同色線上であっても明度が明確に異なって感じられる色ならば識別できる)
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問8.色を見分けにくくする条件として、適切でないものはどれか。
- ア.明度差が大きい
- イ.明度が近い
- ウ.彩度が近い
- エ.面積が小さい
正解:ア.明度差が大きい
解説:明度差が大きいと色は見分けやすくなる。混同を招くのは明度・彩度が近い場合である。
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問9.同じ色の組み合わせでも、より見分けにくくなる条件として適切なものはどれか。
- ア.面積が大きい
- イ.明度差が大きい
- ウ.面積が小さい・線が細い
- エ.色相が大きく離れている
正解:ウ.面積が小さい・線が細い
解説:面積が小さい・線が細いと色の情報量が減り、色の違いが知覚しにくくなる。
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問10.2色の見分けやすさについて、隣接の有無が与える影響として正しいものはどれか。
- ア.隣接していないほど見分けやすい
- イ.隣接していないと見分けにくい
- ウ.隣接の有無は無関係
- エ.離れているほど色が鮮やかに見える
正解:イ.隣接していないと見分けにくい
解説:色は隣接して比較できると違いに気づきやすく、離れていると比較できず見分けにくくなる。
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問11.見分けにくい配色を改善する方法のうち、一般に最も効果が高いとされるものはどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.面積を小さくする
- ウ.明度差をつける
- エ.色相をそろえる
正解:ウ.明度差をつける
解説:明度差をつけることは色覚タイプを問わず有効で、配色改善で最も基本かつ効果的な手段である。
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問12.色だけに頼らない情報提示の原則を満たす工夫として、適切でないものはどれか。
- ア.形やパターンを加える
- イ.色相だけを変える
- ウ.文字やラベルを添える
- エ.位置や順序で区別する
正解:イ.色相だけを変える
解説:色味だけを変えても色覚タイプによっては区別できない。形・位置・文字など色以外の手がかりが必要。
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問13.グラフの折れ線を色だけで区別している場合、改善策として適切なものはどれか。
- ア.線の種類やマーカーの形で区別する
- イ.線をすべて細くする
- ウ.彩度をそろえる
- エ.凡例を削除する
正解:ア.線の種類やマーカーの形で区別する
解説:線の種類(実線・破線)やマーカーの形など色以外の手がかりを加えると、色に頼らず区別できる。
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問14.隣り合う色どうしの境界を見やすくする工夫として、最も適切なものはどれか。
- ア.白や黒の縁取りを入れる
- イ.両方の色の彩度を下げる
- ウ.塗る面積を小さくする
- エ.両方の色の明度をそろえる
正解:ア.白や黒の縁取りを入れる
解説:隣り合う色の境界に白や黒などの縁取り(セパレーション)を入れると、色どうしが接する部分がはっきりし、境界を見分けやすくなる。色の違いが分かりにくい人にも、境界に線を入れると区別しやすくなる。逆に、彩度の低いパステル調の色どうしを組み合わせると色の違いが分かりにくくなるので、両方の彩度を下げるのは逆効果である。色の見分けは面積が小さいほど難しくなり、面積を広くしたほうが違いが分かりやすい。明度は明るい色と暗い色を組み合わせると見分けやすくなるので、明度をそろえるのも逆効果である。
根拠: 鳥取県「カラーユニバーサルデザイン ガイドブック」 p9 1.(1) 彩度・明度の組合せ、(2) 明暗の差、p10 2.(1) 面積、p14 改善例「境界に線を入れました」
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問15.セパレーションカラー(区切り色)として一般に用いられるのはどれか。
- ア.鮮やかな赤
- イ.淡いピンク
- ウ.黄緑
- エ.白や黒などの無彩色
正解:エ.白や黒などの無彩色
解説:白や黒、灰などの無彩色は色相に左右されず境界を明確にするため、セパレーションに適する。
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問16.塗り分けた領域を色だけでなく模様でも区別する手法を何というか。
- ア.グラデーション
- イ.セパレーション
- ウ.コントラスト
- エ.ハッチング(パターン)
正解:エ.ハッチング(パターン)
解説:斜線や点などのハッチング(パターン)を加えると、色が判別しにくくても領域を区別できる。
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問17.カラーユニバーサルデザインで重視される「色だけに頼らない」原則の説明として正しいものはどれか。
- ア.情報を色以外の手がかりでも伝える
- イ.色を使わずモノクロにする
- ウ.鮮やかな色だけを使う
- エ.色数を最大限増やす
正解:ア.情報を色以外の手がかりでも伝える
解説:色は補助とし、形・位置・文字など色以外の手がかりを併用することが基本原則である。
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問18.赤と緑で示された地図の塗り分けを改善する方法として、適切でないものはどれか。
- ア.明度差をつける
- イ.赤と緑のまま彩度だけ上げる
- ウ.パターンを加える
- エ.ラベルや文字を添える
正解:イ.赤と緑のまま彩度だけ上げる
解説:赤と緑のまま彩度を上げても混同は解消しにくい。明度差・パターン・ラベルなどの併用が有効。
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問19.見分けやすい配色を考える際、暖色と寒色を組み合わせる狙いとして適切なものはどれか。
- ア.彩度をそろえるため
- イ.面積を小さくするため
- ウ.色相の差を大きくするため
- エ.色数を減らすため
正解:ウ.色相の差を大きくするため
解説:東京都のユニバーサルデザインガイドラインは、複数の色を選ぶときに、赤〜緑(暖色系)と緑〜青(寒色系)のそれぞれの側から交互に選ぶと、色の違いが分かりやすくなるとしている。色相の差を大きくして見分けやすくするための工夫である。ただし、暖色と寒色の組み合わせでも、明るさが近いと見分けにくいことがある。同じガイドラインは、明るさの差を大きくつけることもあわせて勧めている。
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問20.カラーユニバーサルデザインの配色セットを選ぶ際の基本的な考え方として正しいものはどれか。
- ア.色覚タイプで混同しにくい配色を選ぶ
- イ.流行色を優先する
- ウ.彩度の高い色のみ使う
- エ.似た色相でまとめる
正解:ア.色覚タイプで混同しにくい配色を選ぶ
解説:多様な色覚タイプで混同しにくいよう検証された配色を選び、明度差も確保することが基本である。
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問21.赤を強調表示に使う場合の配慮として、最も適切なものはどれか。
- ア.赤の彩度を最大にする
- イ.面積を小さくする
- ウ.周囲を緑にする
- エ.太字や記号など色以外の強調も併用する
正解:エ.太字や記号など色以外の強調も併用する
解説:赤は暗く沈んで見えるタイプがあるため、太字・下線・記号など色以外の強調を併用するとよい。
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問22.小さな凡例の色だけで系列を区別しているグラフの問題点として正しいものはどれか。
- ア.色が鮮やかすぎる
- イ.色面積が小さく色を見分けにくい
- ウ.明度差が大きすぎる
- エ.文字が多すぎる
正解:イ.色面積が小さく色を見分けにくい
解説:凡例の色面積が小さいと色の違いが分かりにくく、面積が小さいほど混同しやすくなる。
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問23.塗り分け地図で隣接する似た色を見分けやすくする工夫として、最も直接的なものはどれか。
- ア.色相をそろえる
- イ.彩度を下げる
- ウ.境界に白い線(セパレーション)を入れる
- エ.面積を小さくする
正解:ウ.境界に白い線(セパレーション)を入れる
解説:境界に白などのセパレーションを入れると隣接色のにじみが抑えられ、領域の境界が明確になる。
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問24.黄と黄緑が並ぶグラフを改善する方法として、適切でないものはどれか。
- ア.どちらかの明度を大きく変える
- イ.パターンを加える
- ウ.ラベルを添える
- エ.両色の彩度をそろえる
正解:エ.両色の彩度をそろえる
解説:黄と黄緑は色相が近く混同しやすい。明度差・パターン・ラベルが有効で、彩度をそろえると逆効果。
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問25.ピンクと白の文字・背景の組み合わせで起こりやすい問題はどれか。
- ア.明度差が大きすぎる
- イ.彩度が高すぎる
- ウ.面積が大きすぎる
- エ.明度差が小さく判読しにくい
正解:エ.明度差が小さく判読しにくい
解説:ピンクと白は明度が近く、色覚タイプによっては文字と背景の区別がつきにくくなる。
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問26.配色のコントラスト確保について、正しい説明はどれか。
- ア.色相だけ離せば十分
- イ.彩度を最大にすれば十分
- ウ.明度のコントラストも確保する
- エ.面積を小さくすれば十分
正解:ウ.明度のコントラストも確保する
解説:色相だけでなく明度のコントラストを十分にとることで、色覚タイプを問わず読み取りやすくなる。
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問27.「赤いボタンを押してください」という色名のみの指示の問題点はどれか。
- ア.文字が長すぎる
- イ.ボタンが小さい
- ウ.色を識別しにくい人に伝わらない
- エ.彩度が低い
正解:ウ.色を識別しにくい人に伝わらない
解説:色名だけの指示は赤を識別しにくい人に伝わらない。位置・形・ラベルなど色以外の手がかりが必要。
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問28.色のユニバーサルデザインで「色以外の手がかり」に該当しないものはどれか。
- ア.形
- イ.色相の変更
- ウ.位置
- エ.文字やラベル
正解:イ.色相の変更
解説:形・位置・パターン・文字などが色以外の手がかり。色相の変更は色の手がかりであり該当しない。
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問29.緑と茶(オレンジ)が混同しやすい場面の改善策として、最も適切なものはどれか。
- ア.両色の明度をそろえる
- イ.明度差をつけパターンやラベルを併用する
- ウ.面積を小さくする
- エ.彩度だけ下げる
正解:イ.明度差をつけパターンやラベルを併用する
解説:明度差を大きくしたうえでパターンやラベルを併用すると、緑と茶の混同を補える。
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問30.細い罫線を色だけで区別している表の改善策として、適切なものはどれか。
- ア.線をさらに細くする
- イ.色数を増やす
- ウ.彩度をそろえる
- エ.線の太さや種類・明度差で区別する
正解:エ.線の太さや種類・明度差で区別する
解説:線が細いと色を識別しにくいため、線の太さや種類、明度差を変えると区別しやすくなる。
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問31.青と紫で塗り分けた領域を見分けやすくする方法として、適切でないものはどれか。
- ア.明度差をつける
- イ.パターンを加える
- ウ.ラベルを添える
- エ.色相をより近づける
正解:エ.色相をより近づける
解説:青と紫は混同しやすいので、明度差・パターン・ラベルが有効。色相を近づけると逆効果になる。
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問32.信号機の色を識別しにくい人への配慮として、設計上有効とされるものはどれか。
- ア.赤の彩度を上げる
- イ.灯を小さくする
- ウ.灯の位置や形など色以外の手がかりを使う
- エ.緑を青みに寄せるだけにする
正解:ウ.灯の位置や形など色以外の手がかりを使う
解説:灯の位置(並び順)を一定にする、形を変えるなど色以外の手がかりで意味を伝えることが有効である。
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問33.赤と黒で文字色を使い分けた資料が、1型の色覚の人にとって問題になる点として正しいものはどれか。
- ア.黒の文字が明るく見えすぎる
- イ.赤の文字の彩度が高すぎる
- ウ.赤の文字の面積が大きすぎる
- エ.赤の文字が黒と区別しにくい
正解:エ.赤の文字が黒と区別しにくい
解説:JIS Z 9103 の附属書JCによると、1型の色覚では長波長の光を受けるL錐体を欠くため、赤を暗く感じ、黒と誤認することがある。東京都のガイドラインも、強調に赤を使うと一部の人には黒い文字と同じように見えるとして、赤ではなく赤橙を使い、文字の大きさや太さを変えるなど別の方法と組み合わせるよう勧めている。赤と黒の色分けだけでは、強調が伝わらないことがある。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(1型では長波長の光を受けるLすい体を欠くため、赤を暗く感じ、黒と誤認することがある) / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第三章1(1)色の工夫(P型色覚の方には濃い赤は黒く見える。赤橙やオレンジを使う)・同(2)強調表現(強調の赤は一部の方には黒い文字と同じように見える。赤橙にし、文字の大きさ・太さ・フォントを変えるなど別の方法と組み合わせる)
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問34.「色分けに加えて記号を併記する」工夫が有効な理由として正しいものはどれか。
- ア.色の彩度が上がるから
- イ.色に依存しない手がかりになるから
- ウ.面積が小さくなるから
- エ.色数を増やせるから
正解:イ.色に依存しない手がかりになるから
解説:記号は色の見え方に依存しないため、色を識別しにくい人でも情報を読み取れる手がかりになる。
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問35.明度差を確保した配色の利点として、最も適切なものはどれか。
- ア.色数を増やせる
- イ.彩度が高く見える
- ウ.面積を小さくできる
- エ.多様な見え方でも区別しやすい
正解:エ.多様な見え方でも区別しやすい
解説:明度差は色覚タイプやモノクロ印刷でも保たれやすく、幅広い見え方で区別できる利点がある。
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問36.隣接していない2色を見分けにくくしている要因を補う工夫として適切なものはどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.面積を小さくする
- ウ.色相を近づける
- エ.明度差を大きくしラベルを添える
正解:エ.明度差を大きくしラベルを添える
解説:離れた色は比較しにくいので、明度差を大きくしたりラベルを添えたりして識別を助けるとよい。
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問37.色のユニバーサルデザインにおける「推奨配色」の役割として正しいものはどれか。
- ア.混同しにくいと検証された配色の指針
- イ.流行を反映した配色
- ウ.彩度が最も高い配色
- エ.色数が最も多い配色
正解:ア.混同しにくいと検証された配色の指針
解説:推奨配色は多様な色覚で混同しにくいよう検証された組み合わせで、迷ったときの指針として使える。
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問38.白背景に黄色の文字を置いた場合の問題点として正しいものはどれか。
- ア.彩度が高すぎる
- イ.面積が大きすぎる
- ウ.明度差が小さく読みにくい
- エ.色相が離れすぎている
正解:ウ.明度差が小さく読みにくい
解説:黄と白は明度が近く、明度コントラストが不足して文字が読みにくくなる。
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問39.塗りつぶしの色に加えて輪郭線を付けることの効果として正しいものはどれか。
- ア.彩度が上がる
- イ.面積が小さくなる
- ウ.境界が明確になり形を捉えやすくなる
- エ.色数が増える
正解:ウ.境界が明確になり形を捉えやすくなる
解説:輪郭線(縁取り)は隣接色との境界を明確にし、色の混同があっても形を捉えやすくする。
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問40.見分けにくい配色の代表例として、適切でない組み合わせはどれか。
- ア.黒と白
- イ.赤と緑
- ウ.青と紫
- エ.黄緑と黄
正解:ア.黒と白
解説:黒と白は明度差が大きく見分けやすい。赤緑・青紫・黄緑黄などが混同しやすい代表例である。
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問41.色のユニバーサルデザインで「面積効果」に関する配慮として正しいものはどれか。
- ア.重要な情報ほど面積を小さくする
- イ.面積は識別に関係しない
- ウ.重要な情報は十分な面積・太さを確保する
- エ.面積を小さくすると鮮やかになる
正解:ウ.重要な情報は十分な面積・太さを確保する
解説:小さい面積では色を識別しにくいため、重要な情報は十分な面積や太さを確保するとよい。
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問42.グラフの系列を色相の違いだけで区別した資料をモノクロ印刷したときの見え方として、適切なものはどれか。
- ア.明度の近い色どうしは似た濃さの灰色になり、系列を見分けにくくなる
- イ.色相の離れた色どうしは違う濃さの灰色になり、系列の区別は保たれる
- ウ.明度の差が大きい色どうしでも同じ濃さの灰色になり、区別できなくなる
- エ.暖色と寒色の違いが灰色の濃淡の違いとして残り、系列を見分けられる
正解:ア.明度の近い色どうしは似た濃さの灰色になり、系列を見分けにくくなる
解説:モノクロ印刷では色相の違いは残らず、色の明るさ(明度)の差が灰色の濃淡として残る。そのため、色相が違っても明度の近い色どうしは似た灰色になり、色だけで区別していた系列は見分けにくくなる。逆に明度の差が大きい色どうしは濃淡の差として残るので区別できる。色相が離れていることや暖色と寒色の違いだけでは、濃淡の差があるとは限らない。白黒でも伝わるよう、明度差をつけたうえで線種・模様・文字なども併用するのが色のユニバーサルデザインの基本である。
根拠: W3C「Understanding Success Criterion 1.4.1: Use of Color」(WCAG 2.2) Intent(モノクロの表示では色だけで示した情報を受け取れない・色相と明度の両方が違う薄い緑と濃い赤は明度の差で区別できる) / 川崎市「カラーユニバーサルデザインガイド」 p.10〜11(線種・模様・位置の違いの併用は白黒コピーでも有効)・p.12(色相を変えずに明度を変えることも見やすくなり白黒コピーの際にも有効)・p.24 チェックリスト(白黒でも内容を識別できるようにする)
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問43.水色とグレーが混同しやすい資料の改善策として、適切でないものはどれか。
- ア.両色の彩度をそろえる
- イ.明度差をつける
- ウ.パターンを加える
- エ.ラベルを添える
正解:ア.両色の彩度をそろえる
解説:水色とグレーは明度が近く混同しやすい。明度差・パターン・ラベルが有効で、彩度をそろえると逆効果。
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問44.カラーユニバーサルデザインで配色を決めた後に行うべきこととして適切なものはどれか。
- ア.彩度をさらに上げる
- イ.多様な色覚で混同しないか検証する
- ウ.色数を増やす
- エ.面積を小さくする
正解:イ.多様な色覚で混同しないか検証する
解説:決めた配色が多様な色覚で混同しないか、シミュレーションや当事者確認などで検証することが重要。
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問45.「色+形」「色+位置」のように手がかりを重ねる設計の利点として正しいものはどれか。
- ア.色数を減らせる
- イ.手がかりを補い合い多くの人に伝わる
- ウ.面積を小さくできる
- エ.彩度を高くできる
正解:イ.手がかりを補い合い多くの人に伝わる
解説:複数の手がかりを重ねると、いずれかが伝わりにくくても他で補え、より多くの人に情報が伝わる。
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問46.ピンクと白で区別したシールの問題を補う工夫として、最も適切なものはどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.文字や記号を加える
- ウ.面積を小さくする
- エ.色相を近づける
正解:イ.文字や記号を加える
解説:ピンクと白は明度が近いため、文字や記号を加えると色に頼らず区別でき判別しやすくなる。
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問47.色覚の多様性に配慮した配色で、最も基本となる考え方はどれか。
- ア.情報を色だけに頼らない
- イ.色だけで多くの情報を伝える
- ウ.彩度を最大にする
- エ.色数を増やす
正解:ア.情報を色だけに頼らない
解説:情報を色だけに頼らず、明度差や色以外の手がかりを併用するのがカラーUDの最も基本的な考え方。
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問48.赤緑の混同が問題になる地図で、明度差をつけてもなお区別が不十分な場合の追加策はどれか。
- ア.パターンやラベルを併用する
- イ.色相をそろえる
- ウ.面積を小さくする
- エ.彩度をそろえる
正解:ア.パターンやラベルを併用する
解説:明度差に加えてパターン(ハッチング)やラベルを併用すると、色に頼らず確実に区別できる。
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問49.見やすい配色をつくる際、暖色寒色を組み合わせるとともに行うべき配慮はどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.面積を小さくする
- ウ.色相を近づける
- エ.明度差を確保する
正解:エ.明度差を確保する
解説:暖色寒色の組み合わせに加え、明度差を確保すると色覚タイプを問わずより見分けやすくなる。