色彩検定UC級 全分野の一問一答
📖 色彩検定UC級「全分野」の全176問と解説(一覧)
色彩検定UC級の全分野に関する一問一答(全176問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.色覚の多様性(特に1型・2型)で最も見分けにくくなるとされる代表的な色の組み合わせはどれか。
- ア.黒と白
- イ.赤と緑
- ウ.青と黄
- エ.赤と青
正解:イ.赤と緑
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、1型と2型では一部の赤と緑と茶色、黄赤及び黄と黄緑等の色相の区別が難しいとしている。東京都のガイドラインも「赤と緑」を区別しにくい例に挙げ、黄色と青色を見分けしやすい例としている。JIS は、2色覚でも同じ混同色線上で明るさが同じ色はほぼ同じに見える一方、明度が明確に異なって感じられる色は識別できるとしている(JC.1・JC.2)。白と黒は明るさが大きく違い、見分けやすい。赤と青は、ガイドラインが区別しやすいとする「緑~赤」と「紫~青」の範囲どうしの組合せに当たる。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類、JC.2 安全標識に対する色領域の効果(同一の混同色線上であっても明度が明確に異なって感じられる色ならば識別できる) / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章2③「具体的な例」(P型・D型で区別しにくい組合せ)、第三章1(1)②「文字に色をつけるときは背景色との組合せに配慮する」(見分けしにくい色・見分けしやすい色の例)/第二章2②「見分けやすい色」
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問2.1型・2型の色覚の人にとって、緑と区別しにくいとされる色はどれか。
- ア.白
- イ.茶色
- ウ.青
- エ.紫
正解:イ.茶色
解説:東京都のガイドラインは、色の見え方に違いがある人の大半を占める1型・2型の色覚(ガイドラインの呼び方ではP型・D型)では「緑と茶色」が区別しにくいとし、緑は赤や茶色と間違えやすいとしている。JIS Z 9103 附属書JCも、1型と2型では一部の赤と緑と茶色の色相の区別が難しいとしている。一方、ガイドラインは「紫~青」の範囲の色と「緑~赤」の範囲の色との対照は区別しやすいとしており、緑と青・緑と紫はこれに当たる。白と緑は、見分けしやすい色の例に挙げられている。
根拠: Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章2②「見分けやすい色」(「紫~青」の範囲の色と「緑~赤」の範囲の色との対照は区別しやすい)・③「具体的な例」(区別しにくい例「緑と茶色」)、第三章1(1)①「緑を使うときは、青みが強い緑を使う」(緑は赤や茶色と間違えやすい)、第三章1(1)②の図(見分けしやすい色の例:白と緑) / JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類、JC.2 安全標識に対する色領域の効果(同一の混同色線上であっても明度が明確に異なって感じられる色ならば識別できる)
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問3.1型・2型の色覚の人にとって、区別しにくいとされる色の組み合わせはどれか。
- ア.白と青
- イ.青と紫
- ウ.黄と青
- エ.黄と黒
正解:イ.青と紫
解説:東京都のガイドラインは、1型・2型の色覚(ガイドラインの呼び方ではP型・D型)の人には紫から青までがほぼ同じような色に見えるため、青と紫の区別が難しくなるとし、区別しにくい例に「青と紫」を挙げている。白と青・黄と青・黄と黒は、同じガイドラインが見分けしやすい色の例に挙げている組み合わせである。
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問4.1型・2型の色覚の人にとって、同じような色に見えて区別しにくいとされる、淡い色どうしの組み合わせはどれか。
- ア.ピンクと灰色
- イ.赤と緑
- ウ.黒と黄
- エ.青と緑
正解:ア.ピンクと灰色
解説:東京都のユニバーサルデザインガイドラインは、1型・2型(P型・D型)の色覚の人にとって、彩度の低い色(白や黒を含む色)は区別がしにくく、「水色とピンク」「灰色と水色」「灰色とピンク」が同じように見えるとしている。赤と緑も区別しにくい組み合わせだが、淡い色どうしではない。黒と黄は、見分けやすい組み合わせの例に挙げられている。
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問5.1型の色覚の人にとって、暗い色どうしで混同しやすいとされる組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア.赤と黒
- イ.黄と白
- ウ.水色と白
- エ.緑と青
正解:ア.赤と黒
解説:JIS Z 9103 の附属書JCによると、1型の色覚ではL錐体を欠くため赤を暗く感じ、黒と誤認することがある。東京都のガイドラインも、1型(ガイドラインの呼び方ではP型)の人には濃い赤がほとんど黒と同じように見えるとしている。黄と白は、高齢者や3型の色覚の人が区別しにくいとされる組み合わせで、暗い色どうしではない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(1型では赤を暗く感じ黒と誤認することがある。3型は黄と白などの違いが分かりにくい。高齢者は黄と白とが区別しにくくなる) / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章 色の見え方(P型色覚の人は、濃い赤はほとんど黒と同じように見えている)
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問6.1型・2型の色覚で混同しやすいとされる色の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア.黄と青
- イ.白と青
- ウ.白と黒
- エ.黄緑と橙(オレンジ)
正解:エ.黄緑と橙(オレンジ)
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、1型と2型では黄赤及び黄と黄緑等の色相の区別が難しいとしている。東京都のガイドラインも、黄緑色とオレンジ色や茶色は区別しづらいとし、黄色と青色・白色と青色は見分けしやすい例に挙げている。白と黒は明るさの差が大きく見分けやすい。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類 / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第三章1(1)①「緑を使うときは、青みが強い緑を使う」(黄緑色とオレンジ色や茶色は区別しづらい)/第二章2③「具体的な例」(P型・D型で区別しにくい組合せ)、第三章1(1)②「文字に色をつけるときは背景色との組合せに配慮する」(見分けしにくい色・見分けしやすい色の例)
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問7.1型・2型の色覚の人にとって、水色と混同しやすいとされる色の組み合わせとして適切なものはどれか。
- ア.水色と黒
- イ.水色と赤
- ウ.水色とピンク・グレー
- エ.水色と黄
正解:ウ.水色とピンク・グレー
解説:東京都のユニバーサルデザインガイドラインは、1型・2型(P型・D型)の色覚の人にとって、彩度の低い色は区別がしにくく、「水色とピンク」「灰色と水色」が同じように見えるとしている。JIS Z 9103 の附属書JCも、混同色線の上にあって明るさが同じ色はほぼ同じ色に見え、同じ混同色線の上でも明度がはっきり違えば区別できるとしている。水色と黒、水色と黄は明るさの差が大きい組み合わせである。
根拠: Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章3 色覚の違いによるバリア例(P型・D型の方には、彩度の低い色は識別が困難。「水色とピンク」「灰色と水色」「灰色とピンク」が同じように見える) / JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1(混同色線上に乗る明るさが同じ色はほぼ同じ色に見える)・JC.2(同一の混同色線上であっても明度が明確に異なって感じられる色ならば識別できる)
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問8.色を見分けにくくする条件として、適切でないものはどれか。
- ア.明度差が大きい
- イ.明度が近い
- ウ.彩度が近い
- エ.面積が小さい
正解:ア.明度差が大きい
解説:明度差が大きいと色は見分けやすくなる。混同を招くのは明度・彩度が近い場合である。
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問9.同じ色の組み合わせでも、より見分けにくくなる条件として適切なものはどれか。
- ア.面積が大きい
- イ.明度差が大きい
- ウ.面積が小さい・線が細い
- エ.色相が大きく離れている
正解:ウ.面積が小さい・線が細い
解説:面積が小さい・線が細いと色の情報量が減り、色の違いが知覚しにくくなる。
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問10.2色の見分けやすさについて、隣接の有無が与える影響として正しいものはどれか。
- ア.隣接していないほど見分けやすい
- イ.隣接していないと見分けにくい
- ウ.隣接の有無は無関係
- エ.離れているほど色が鮮やかに見える
正解:イ.隣接していないと見分けにくい
解説:色は隣接して比較できると違いに気づきやすく、離れていると比較できず見分けにくくなる。
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問11.見分けにくい配色を改善する方法のうち、一般に最も効果が高いとされるものはどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.面積を小さくする
- ウ.明度差をつける
- エ.色相をそろえる
正解:ウ.明度差をつける
解説:明度差をつけることは色覚タイプを問わず有効で、配色改善で最も基本かつ効果的な手段である。
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問12.色だけに頼らない情報提示の原則を満たす工夫として、適切でないものはどれか。
- ア.形やパターンを加える
- イ.色相だけを変える
- ウ.文字やラベルを添える
- エ.位置や順序で区別する
正解:イ.色相だけを変える
解説:色味だけを変えても色覚タイプによっては区別できない。形・位置・文字など色以外の手がかりが必要。
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問13.グラフの折れ線を色だけで区別している場合、改善策として適切なものはどれか。
- ア.線の種類やマーカーの形で区別する
- イ.線をすべて細くする
- ウ.彩度をそろえる
- エ.凡例を削除する
正解:ア.線の種類やマーカーの形で区別する
解説:線の種類(実線・破線)やマーカーの形など色以外の手がかりを加えると、色に頼らず区別できる。
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問14.隣り合う色どうしの境界を見やすくする工夫として、最も適切なものはどれか。
- ア.白や黒の縁取りを入れる
- イ.両方の色の彩度を下げる
- ウ.塗る面積を小さくする
- エ.両方の色の明度をそろえる
正解:ア.白や黒の縁取りを入れる
解説:隣り合う色の境界に白や黒などの縁取り(セパレーション)を入れると、色どうしが接する部分がはっきりし、境界を見分けやすくなる。色の違いが分かりにくい人にも、境界に線を入れると区別しやすくなる。逆に、彩度の低いパステル調の色どうしを組み合わせると色の違いが分かりにくくなるので、両方の彩度を下げるのは逆効果である。色の見分けは面積が小さいほど難しくなり、面積を広くしたほうが違いが分かりやすい。明度は明るい色と暗い色を組み合わせると見分けやすくなるので、明度をそろえるのも逆効果である。
根拠: 鳥取県「カラーユニバーサルデザイン ガイドブック」 p9 1.(1) 彩度・明度の組合せ、(2) 明暗の差、p10 2.(1) 面積、p14 改善例「境界に線を入れました」
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問15.セパレーションカラー(区切り色)として一般に用いられるのはどれか。
- ア.鮮やかな赤
- イ.淡いピンク
- ウ.黄緑
- エ.白や黒などの無彩色
正解:エ.白や黒などの無彩色
解説:白や黒、灰などの無彩色は色相に左右されず境界を明確にするため、セパレーションに適する。
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問16.塗り分けた領域を色だけでなく模様でも区別する手法を何というか。
- ア.グラデーション
- イ.セパレーション
- ウ.コントラスト
- エ.ハッチング(パターン)
正解:エ.ハッチング(パターン)
解説:斜線や点などのハッチング(パターン)を加えると、色が判別しにくくても領域を区別できる。
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問17.カラーユニバーサルデザインで重視される「色だけに頼らない」原則の説明として正しいものはどれか。
- ア.情報を色以外の手がかりでも伝える
- イ.色を使わずモノクロにする
- ウ.鮮やかな色だけを使う
- エ.色数を最大限増やす
正解:ア.情報を色以外の手がかりでも伝える
解説:色は補助とし、形・位置・文字など色以外の手がかりを併用することが基本原則である。
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問18.赤と緑で示された地図の塗り分けを改善する方法として、適切でないものはどれか。
- ア.明度差をつける
- イ.赤と緑のまま彩度だけ上げる
- ウ.パターンを加える
- エ.ラベルや文字を添える
正解:イ.赤と緑のまま彩度だけ上げる
解説:赤と緑のまま彩度を上げても混同は解消しにくい。明度差・パターン・ラベルなどの併用が有効。
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問19.見分けやすい配色を考える際、暖色と寒色を組み合わせる狙いとして適切なものはどれか。
- ア.彩度をそろえるため
- イ.面積を小さくするため
- ウ.色相の差を大きくするため
- エ.色数を減らすため
正解:ウ.色相の差を大きくするため
解説:東京都のユニバーサルデザインガイドラインは、複数の色を選ぶときに、赤〜緑(暖色系)と緑〜青(寒色系)のそれぞれの側から交互に選ぶと、色の違いが分かりやすくなるとしている。色相の差を大きくして見分けやすくするための工夫である。ただし、暖色と寒色の組み合わせでも、明るさが近いと見分けにくいことがある。同じガイドラインは、明るさの差を大きくつけることもあわせて勧めている。
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問20.カラーユニバーサルデザインの配色セットを選ぶ際の基本的な考え方として正しいものはどれか。
- ア.色覚タイプで混同しにくい配色を選ぶ
- イ.流行色を優先する
- ウ.彩度の高い色のみ使う
- エ.似た色相でまとめる
正解:ア.色覚タイプで混同しにくい配色を選ぶ
解説:多様な色覚タイプで混同しにくいよう検証された配色を選び、明度差も確保することが基本である。
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問21.赤を強調表示に使う場合の配慮として、最も適切なものはどれか。
- ア.赤の彩度を最大にする
- イ.面積を小さくする
- ウ.周囲を緑にする
- エ.太字や記号など色以外の強調も併用する
正解:エ.太字や記号など色以外の強調も併用する
解説:赤は暗く沈んで見えるタイプがあるため、太字・下線・記号など色以外の強調を併用するとよい。
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問22.小さな凡例の色だけで系列を区別しているグラフの問題点として正しいものはどれか。
- ア.色が鮮やかすぎる
- イ.色面積が小さく色を見分けにくい
- ウ.明度差が大きすぎる
- エ.文字が多すぎる
正解:イ.色面積が小さく色を見分けにくい
解説:凡例の色面積が小さいと色の違いが分かりにくく、面積が小さいほど混同しやすくなる。
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問23.塗り分け地図で隣接する似た色を見分けやすくする工夫として、最も直接的なものはどれか。
- ア.色相をそろえる
- イ.彩度を下げる
- ウ.境界に白い線(セパレーション)を入れる
- エ.面積を小さくする
正解:ウ.境界に白い線(セパレーション)を入れる
解説:境界に白などのセパレーションを入れると隣接色のにじみが抑えられ、領域の境界が明確になる。
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問24.黄と黄緑が並ぶグラフを改善する方法として、適切でないものはどれか。
- ア.どちらかの明度を大きく変える
- イ.パターンを加える
- ウ.ラベルを添える
- エ.両色の彩度をそろえる
正解:エ.両色の彩度をそろえる
解説:黄と黄緑は色相が近く混同しやすい。明度差・パターン・ラベルが有効で、彩度をそろえると逆効果。
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問25.ピンクと白の文字・背景の組み合わせで起こりやすい問題はどれか。
- ア.明度差が大きすぎる
- イ.彩度が高すぎる
- ウ.面積が大きすぎる
- エ.明度差が小さく判読しにくい
正解:エ.明度差が小さく判読しにくい
解説:ピンクと白は明度が近く、色覚タイプによっては文字と背景の区別がつきにくくなる。
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問26.配色のコントラスト確保について、正しい説明はどれか。
- ア.色相だけ離せば十分
- イ.彩度を最大にすれば十分
- ウ.明度のコントラストも確保する
- エ.面積を小さくすれば十分
正解:ウ.明度のコントラストも確保する
解説:色相だけでなく明度のコントラストを十分にとることで、色覚タイプを問わず読み取りやすくなる。
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問27.「赤いボタンを押してください」という色名のみの指示の問題点はどれか。
- ア.文字が長すぎる
- イ.ボタンが小さい
- ウ.色を識別しにくい人に伝わらない
- エ.彩度が低い
正解:ウ.色を識別しにくい人に伝わらない
解説:色名だけの指示は赤を識別しにくい人に伝わらない。位置・形・ラベルなど色以外の手がかりが必要。
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問28.色のユニバーサルデザインで「色以外の手がかり」に該当しないものはどれか。
- ア.形
- イ.色相の変更
- ウ.位置
- エ.文字やラベル
正解:イ.色相の変更
解説:形・位置・パターン・文字などが色以外の手がかり。色相の変更は色の手がかりであり該当しない。
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問29.緑と茶(オレンジ)が混同しやすい場面の改善策として、最も適切なものはどれか。
- ア.両色の明度をそろえる
- イ.明度差をつけパターンやラベルを併用する
- ウ.面積を小さくする
- エ.彩度だけ下げる
正解:イ.明度差をつけパターンやラベルを併用する
解説:明度差を大きくしたうえでパターンやラベルを併用すると、緑と茶の混同を補える。
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問30.細い罫線を色だけで区別している表の改善策として、適切なものはどれか。
- ア.線をさらに細くする
- イ.色数を増やす
- ウ.彩度をそろえる
- エ.線の太さや種類・明度差で区別する
正解:エ.線の太さや種類・明度差で区別する
解説:線が細いと色を識別しにくいため、線の太さや種類、明度差を変えると区別しやすくなる。
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問31.青と紫で塗り分けた領域を見分けやすくする方法として、適切でないものはどれか。
- ア.明度差をつける
- イ.パターンを加える
- ウ.ラベルを添える
- エ.色相をより近づける
正解:エ.色相をより近づける
解説:青と紫は混同しやすいので、明度差・パターン・ラベルが有効。色相を近づけると逆効果になる。
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問32.信号機の色を識別しにくい人への配慮として、設計上有効とされるものはどれか。
- ア.赤の彩度を上げる
- イ.灯を小さくする
- ウ.灯の位置や形など色以外の手がかりを使う
- エ.緑を青みに寄せるだけにする
正解:ウ.灯の位置や形など色以外の手がかりを使う
解説:灯の位置(並び順)を一定にする、形を変えるなど色以外の手がかりで意味を伝えることが有効である。
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問33.赤と黒で文字色を使い分けた資料が、1型の色覚の人にとって問題になる点として正しいものはどれか。
- ア.黒の文字が明るく見えすぎる
- イ.赤の文字の彩度が高すぎる
- ウ.赤の文字の面積が大きすぎる
- エ.赤の文字が黒と区別しにくい
正解:エ.赤の文字が黒と区別しにくい
解説:JIS Z 9103 の附属書JCによると、1型の色覚では長波長の光を受けるL錐体を欠くため、赤を暗く感じ、黒と誤認することがある。東京都のガイドラインも、強調に赤を使うと一部の人には黒い文字と同じように見えるとして、赤ではなく赤橙を使い、文字の大きさや太さを変えるなど別の方法と組み合わせるよう勧めている。赤と黒の色分けだけでは、強調が伝わらないことがある。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(1型では長波長の光を受けるLすい体を欠くため、赤を暗く感じ、黒と誤認することがある) / Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第三章1(1)色の工夫(P型色覚の方には濃い赤は黒く見える。赤橙やオレンジを使う)・同(2)強調表現(強調の赤は一部の方には黒い文字と同じように見える。赤橙にし、文字の大きさ・太さ・フォントを変えるなど別の方法と組み合わせる)
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問34.「色分けに加えて記号を併記する」工夫が有効な理由として正しいものはどれか。
- ア.色の彩度が上がるから
- イ.色に依存しない手がかりになるから
- ウ.面積が小さくなるから
- エ.色数を増やせるから
正解:イ.色に依存しない手がかりになるから
解説:記号は色の見え方に依存しないため、色を識別しにくい人でも情報を読み取れる手がかりになる。
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問35.明度差を確保した配色の利点として、最も適切なものはどれか。
- ア.色数を増やせる
- イ.彩度が高く見える
- ウ.面積を小さくできる
- エ.多様な見え方でも区別しやすい
正解:エ.多様な見え方でも区別しやすい
解説:明度差は色覚タイプやモノクロ印刷でも保たれやすく、幅広い見え方で区別できる利点がある。
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問36.隣接していない2色を見分けにくくしている要因を補う工夫として適切なものはどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.面積を小さくする
- ウ.色相を近づける
- エ.明度差を大きくしラベルを添える
正解:エ.明度差を大きくしラベルを添える
解説:離れた色は比較しにくいので、明度差を大きくしたりラベルを添えたりして識別を助けるとよい。
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問37.色のユニバーサルデザインにおける「推奨配色」の役割として正しいものはどれか。
- ア.混同しにくいと検証された配色の指針
- イ.流行を反映した配色
- ウ.彩度が最も高い配色
- エ.色数が最も多い配色
正解:ア.混同しにくいと検証された配色の指針
解説:推奨配色は多様な色覚で混同しにくいよう検証された組み合わせで、迷ったときの指針として使える。
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問38.白背景に黄色の文字を置いた場合の問題点として正しいものはどれか。
- ア.彩度が高すぎる
- イ.面積が大きすぎる
- ウ.明度差が小さく読みにくい
- エ.色相が離れすぎている
正解:ウ.明度差が小さく読みにくい
解説:黄と白は明度が近く、明度コントラストが不足して文字が読みにくくなる。
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問39.塗りつぶしの色に加えて輪郭線を付けることの効果として正しいものはどれか。
- ア.彩度が上がる
- イ.面積が小さくなる
- ウ.境界が明確になり形を捉えやすくなる
- エ.色数が増える
正解:ウ.境界が明確になり形を捉えやすくなる
解説:輪郭線(縁取り)は隣接色との境界を明確にし、色の混同があっても形を捉えやすくする。
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問40.見分けにくい配色の代表例として、適切でない組み合わせはどれか。
- ア.黒と白
- イ.赤と緑
- ウ.青と紫
- エ.黄緑と黄
正解:ア.黒と白
解説:黒と白は明度差が大きく見分けやすい。赤緑・青紫・黄緑黄などが混同しやすい代表例である。
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問41.色のユニバーサルデザインで「面積効果」に関する配慮として正しいものはどれか。
- ア.重要な情報ほど面積を小さくする
- イ.面積は識別に関係しない
- ウ.重要な情報は十分な面積・太さを確保する
- エ.面積を小さくすると鮮やかになる
正解:ウ.重要な情報は十分な面積・太さを確保する
解説:小さい面積では色を識別しにくいため、重要な情報は十分な面積や太さを確保するとよい。
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問42.グラフの系列を色相の違いだけで区別した資料をモノクロ印刷したときの見え方として、適切なものはどれか。
- ア.明度の近い色どうしは似た濃さの灰色になり、系列を見分けにくくなる
- イ.色相の離れた色どうしは違う濃さの灰色になり、系列の区別は保たれる
- ウ.明度の差が大きい色どうしでも同じ濃さの灰色になり、区別できなくなる
- エ.暖色と寒色の違いが灰色の濃淡の違いとして残り、系列を見分けられる
正解:ア.明度の近い色どうしは似た濃さの灰色になり、系列を見分けにくくなる
解説:モノクロ印刷では色相の違いは残らず、色の明るさ(明度)の差が灰色の濃淡として残る。そのため、色相が違っても明度の近い色どうしは似た灰色になり、色だけで区別していた系列は見分けにくくなる。逆に明度の差が大きい色どうしは濃淡の差として残るので区別できる。色相が離れていることや暖色と寒色の違いだけでは、濃淡の差があるとは限らない。白黒でも伝わるよう、明度差をつけたうえで線種・模様・文字なども併用するのが色のユニバーサルデザインの基本である。
根拠: W3C「Understanding Success Criterion 1.4.1: Use of Color」(WCAG 2.2) Intent(モノクロの表示では色だけで示した情報を受け取れない・色相と明度の両方が違う薄い緑と濃い赤は明度の差で区別できる) / 川崎市「カラーユニバーサルデザインガイド」 p.10〜11(線種・模様・位置の違いの併用は白黒コピーでも有効)・p.12(色相を変えずに明度を変えることも見やすくなり白黒コピーの際にも有効)・p.24 チェックリスト(白黒でも内容を識別できるようにする)
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問43.水色とグレーが混同しやすい資料の改善策として、適切でないものはどれか。
- ア.両色の彩度をそろえる
- イ.明度差をつける
- ウ.パターンを加える
- エ.ラベルを添える
正解:ア.両色の彩度をそろえる
解説:水色とグレーは明度が近く混同しやすい。明度差・パターン・ラベルが有効で、彩度をそろえると逆効果。
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問44.カラーユニバーサルデザインで配色を決めた後に行うべきこととして適切なものはどれか。
- ア.彩度をさらに上げる
- イ.多様な色覚で混同しないか検証する
- ウ.色数を増やす
- エ.面積を小さくする
正解:イ.多様な色覚で混同しないか検証する
解説:決めた配色が多様な色覚で混同しないか、シミュレーションや当事者確認などで検証することが重要。
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問45.「色+形」「色+位置」のように手がかりを重ねる設計の利点として正しいものはどれか。
- ア.色数を減らせる
- イ.手がかりを補い合い多くの人に伝わる
- ウ.面積を小さくできる
- エ.彩度を高くできる
正解:イ.手がかりを補い合い多くの人に伝わる
解説:複数の手がかりを重ねると、いずれかが伝わりにくくても他で補え、より多くの人に情報が伝わる。
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問46.ピンクと白で区別したシールの問題を補う工夫として、最も適切なものはどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.文字や記号を加える
- ウ.面積を小さくする
- エ.色相を近づける
正解:イ.文字や記号を加える
解説:ピンクと白は明度が近いため、文字や記号を加えると色に頼らず区別でき判別しやすくなる。
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問47.色覚の多様性に配慮した配色で、最も基本となる考え方はどれか。
- ア.情報を色だけに頼らない
- イ.色だけで多くの情報を伝える
- ウ.彩度を最大にする
- エ.色数を増やす
正解:ア.情報を色だけに頼らない
解説:情報を色だけに頼らず、明度差や色以外の手がかりを併用するのがカラーUDの最も基本的な考え方。
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問48.赤緑の混同が問題になる地図で、明度差をつけてもなお区別が不十分な場合の追加策はどれか。
- ア.パターンやラベルを併用する
- イ.色相をそろえる
- ウ.面積を小さくする
- エ.彩度をそろえる
正解:ア.パターンやラベルを併用する
解説:明度差に加えてパターン(ハッチング)やラベルを併用すると、色に頼らず確実に区別できる。
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問49.見やすい配色をつくる際、暖色寒色を組み合わせるとともに行うべき配慮はどれか。
- ア.彩度をそろえる
- イ.面積を小さくする
- ウ.色相を近づける
- エ.明度差を確保する
正解:エ.明度差を確保する
解説:暖色寒色の組み合わせに加え、明度差を確保すると色覚タイプを問わずより見分けやすくなる。
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問50.色の三属性に含まれないものはどれか。
- ア.色相
- イ.色温度
- ウ.明度
- エ.彩度
正解:イ.色温度
解説:色の三属性は、色相(赤・黄・緑・青などの色みの種類)・明度(明るさの度合い)・彩度(色みの強さ、鮮やかさ)の3つで、この3つで色を体系的に表す。マンセル表色系では、色相をヒュー(Hue)、明度をバリュー(Value)、彩度をクロマ(Chroma)で表す。色温度は、光源の光の色を、それと色度が等しい光を出す黒体の温度(単位K)で表した量で、色の三属性には含まれない。
根拠: JIS Z 8105:2000 色に関する用語(2000年版の本文で確認。現行は2022年改正版) 3016 色相・3011 明度・3023 彩度・3025 マンセル表色系(マンセルヒュー=色相、バリュー=明度、クロマ=彩度)・2078 色温度 / 色彩検定協会「受検案内」(程度と内容) 3級「色の分類と三属性」・UC級「色の表し方」
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問51.無彩色について正しい説明はどれか。
- ア.明度がなく色相だけを持つ
- イ.色相と彩度がなく明度だけを持つ
- ウ.三属性すべてを持つ
- エ.彩度が最も高い色
正解:イ.色相と彩度がなく明度だけを持つ
解説:無彩色は白・灰・黒など色みを持たない色で、色相と彩度がなく明度のみで区別されます。これに対し赤や青など色みのある色を有彩色と呼びます。
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問52.色相環で正反対の位置にある、混ぜると無彩色に近づく関係の色を何と呼ぶか。
- ア.類似色
- イ.補色
- ウ.中性色
- エ.同系色
正解:イ.補色
解説:色相環上で向かい合う位置にある色どうしを補色といいます。補色を混色すると彩度が下がり灰色(無彩色)に近づき、並べると互いに鮮やかに見えます。
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問53.色の鮮やかさの度合いを表す属性はどれか。
- ア.彩度
- イ.明度
- ウ.色相
- エ.色温度
正解:ア.彩度
解説:彩度は色の鮮やかさ・あざやかさの度合いを示す属性です。彩度が高いほど鮮やかで、低いほどくすんで無彩色に近づきます。
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問54.明度について正しい説明はどれか。
- ア.色の明るさの度合い
- イ.色の鮮やかさの度合い
- ウ.色みの種類
- エ.光の波長の長さそのもの
正解:ア.色の明るさの度合い
解説:明度は色の明るさの度合いを表します。最も高い明度が白、最も低い明度が黒で、有彩色にも明度の高低があります。
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問55.日本で生まれた表色系で、色相とトーン(色調)の概念を用いて色を体系化したものはどれか。
- ア.RGB
- イ.CMYK
- ウ.Lab
- エ.PCCS
正解:エ.PCCS
解説:PCCS(日本色研配色体系)は色相とトーンの概念で色を整理した表色系で、配色学習に広く使われます。トーンは明度と彩度を複合した色の調子です。
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問56.PCCSの「トーン」は何を複合的に表した概念か。
- ア.色相と明度
- イ.色相と彩度
- ウ.明度と彩度
- エ.面積と形
正解:ウ.明度と彩度
解説:PCCSのトーン(色調)は明度と彩度を複合した色の調子を表す概念です。ビビッド・ペール・ダークなどがあり、色相が違っても同じトーンならまとまった印象になります。
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問57.暖色・寒色・中性色の説明として正しいものはどれか。
- ア.赤系が暖色、青系が寒色、緑や紫が中性色
- イ.青系が暖色、赤系が寒色
- ウ.白が暖色、黒が寒色
- エ.彩度の高い色が暖色、低い色が寒色
正解:ア.赤系が暖色、青系が寒色、緑や紫が中性色
解説:赤・橙・黄など温かみを感じる色を暖色、青・青緑など冷たさを感じる色を寒色、緑や紫などどちらにも偏らない色を中性色といいます。
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問58.対象が見つけやすい・人目を引きやすい程度を表す性質はどれか。
- ア.明視性
- イ.誘目性
- ウ.可読性
- エ.演色性
正解:イ.誘目性
解説:誘目性は対象が人の注意を引きやすい度合いで、赤やオレンジなど高彩度の暖色が高い傾向です。注意喚起や警告表示に活用されます。
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問59.背景との関係で図や文字が見分けやすい・はっきり見える度合いを表す性質はどれか。
- ア.誘目性
- イ.進出性
- ウ.明視性
- エ.恒常性
正解:ウ.明視性
解説:明視性は対象が背景に対してはっきり見分けられる度合いで、明度差(コントラスト)が大きいほど高くなります。サインや表示の読み取りやすさに直結します。
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問60.遠くからでも対象の存在を確認できる度合い(見つけやすさ)を主に表す性質はどれか。
- ア.演色性
- イ.視認性
- ウ.恒常性
- エ.面積効果
正解:イ.視認性
解説:視認性は対象の存在が確認しやすい度合いで、背景との明度差・彩度差が大きいほど高まります。標識や非常口表示などで重視されます。
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問61.カラーユニバーサルデザイン(色のUD)の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.色の数を増やし、色の違いで細かく区別できるようにする
- イ.色による区別を避け、白黒の濃淡で表す
- ウ.一般的な色覚の人の見え方を基準に配色を決める
- エ.色の違いに加えて、形や文字でも区別できるようにする
正解:エ.色の違いに加えて、形や文字でも区別できるようにする
解説:色のUD(カラーユニバーサルデザイン)は、色の見え方が人によって違う(色覚の多様性)ことを前提に、できるだけ多くの人に情報が正確に伝わるよう配色や表示を工夫する考え方。基本は、分かりやすい色を選んだうえで色だけに頼らず、形・文字・記号・線の違いなどでも区別できるようにし、白黒にしても情報が伝わるようにすること。色の数を増やして色の違いだけで細かく分けると、色の区別がつきにくい人には伝わらない。色による区別が必要なときは、色の数をむしろ少なくする。色を使うこと自体を避ける必要はない。一般的な色覚の人の見え方だけでなく、1型・2型など異なる色覚の見え方でも確かめて配色を決める。
根拠: 色彩検定協会「各級の目安」UC級 UC級:色のユニバーサルデザイン(公共のデザインやサービスにおける必要性)・誰にでも判別、理解できるような配色に改善する/公式テキストUC級の説明「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い」 / 東京都福祉局「TOKYO ユニバーサルデザインガイドライン 視覚情報版」(令和7年3月発行) PDF 3ページ(第1章「ガイドラインの使い方」):CUD=人間の多様な色覚型に対応し情報が正確に伝わるよう配色等を調整したデザイン/PDF 4ページ:一般色覚(C型)・P型強度・D型強度の3タイプによるチェックが望ましい/PDF 11ページ(第3章 10ページ):わかりやすい色にした上で色だけに頼るのではなく、白黒でも情報が伝わる内容にする/PDF 34ページ(チェックリスト):色に頼らなくても情報が得られるようにする(形状の違い、文字や記号の併用など)、色による区別が必要な場合は色相を少なくする
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問62.路線図や案内地図で複数路線を色分けする際、色のUDとして最も望ましい工夫はどれか。
- ア.似た色を多用して統一感を出す
- イ.色に加えて線種・記号・番号などの手がかりも併用する
- ウ.色だけで全路線を区別する
- エ.彩度を全体的に下げて目立たなくする
正解:イ.色に加えて線種・記号・番号などの手がかりも併用する
解説:色の違いだけに頼ると見分けにくい人がいるため、線種・記号・番号・文字ラベルなど色以外の手がかりを併用します。これで誰にとっても判別しやすくなります。
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問63.配布資料やグラフで色分けする際に推奨される配慮はどれか。
- ア.凡例だけで色を区別させる
- イ.似た色を隣接させて配置する
- ウ.パターンや直接のラベルを併用する
- エ.背景と同系色で線を引く
正解:ウ.パターンや直接のラベルを併用する
解説:グラフは色だけで区別せず、パターン(ハッチング)・形・直接ラベル付けなどを併用すると、白黒コピーや色覚多様性のある人にも伝わります。
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問64.JIS Z 9103(安全色)の附属書JCは、1型の色覚の人が、赤色の表示灯が点灯していることに気付かないことがあるとしている。その理由と対策の組み合わせとして、同附属書の説明に合うものはどれか。
- ア.M錐体を欠き、長波長側の赤が見えにくいため、短波長側の赤色光を使う
- イ.L錐体を欠き、短波長側の赤が見えにくいため、長波長側の赤色光を使う
- ウ.L錐体を欠き、長波長側の赤が見えにくいため、短波長側の赤色光を使う
- エ.M錐体を欠き、短波長側の赤が見えにくいため、長波長側の赤色光を使う
正解:ウ.L錐体を欠き、長波長側の赤が見えにくいため、短波長側の赤色光を使う
解説:附属書JC の JC.2 によると、長波長の光を検知するL錐体を欠く1型の色覚の人には、赤色光のうち長波長側の範囲は光として視認できず、点灯に気付かないことがあるので、短波長側の赤色光を使うことが望ましいとされている。M錐体を欠くのは2型で、2型はL錐体をもつため赤は明るく感じられる。同じ箇所では、S錐体を欠く3型、ロービジョン、高齢者及び白内障の人には、青色光の短波長側が見えにくいので長波長側の青色光を使うことが望ましいともしており、赤と逆向きになる点に注意する。
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問65.Webページで文字を読みやすくするための基本原則として正しいものはどれか。
- ア.文字色と背景色を近い色にする
- イ.彩度の高い色だけで本文を組む
- ウ.文字を背景と同系色にする
- エ.文字色と背景色のコントラストを十分に確保する
正解:エ.文字色と背景色のコントラストを十分に確保する
解説:文字と背景には十分な明度差(コントラスト比)を確保するのが基本です。コントラストが低いと読みづらく、特に高齢者や弱視の人に負担となります。
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問66.Webのリンクを色だけで示すことの問題点を避けるための工夫はどれか。
- ア.リンクを薄い灰色だけで示す
- イ.本文と同じ色で示す
- ウ.下線など色以外の手がかりも付ける
- エ.色を変えるだけで十分とする
正解:ウ.下線など色以外の手がかりも付ける
解説:リンクを色だけで示すと色覚多様性のある人に区別されにくいため、下線や太字など色以外の視覚的手がかりを併用します。色だけに頼らない原則です。
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問67.「色だけに頼らない(色を唯一の手がかりにしない)」原則の具体例として最も適切なものはどれか。
- ア.エラーを赤い文字色だけで知らせる
- イ.重要項目を彩度の差だけで示す
- ウ.必須項目を色に加えて「必須」の文字やマークでも示す
- エ.色覚正常者だけを想定して赤緑で区別する
正解:ウ.必須項目を色に加えて「必須」の文字やマークでも示す
解説:必須入力欄を赤色だけで示すのではなく、アスタリスクや「必須」の文字、アイコンを併記します。色を見分けにくい人にも情報が伝わります。
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問68.JIS Z 9103(安全色)の附属書では、黒い背景の上に表示・設置する場合、本来は赤で示す禁止標識や緊急停止ボタンなどに、輝度差を確保するため別の安全色を用いる例を挙げている。その色はどれか。
- ア.黄赤
- イ.黄
- ウ.赤紫
- エ.白
正解:ア.黄赤
解説:JIS Z 9103 の附属書JB の表JB.1 では、黄赤の意味に「明示(輝度差確保)」があり、黒背景の上に標示・設置する場合の、本来は赤で標示すべき禁止標識や緊急停止ボタンが例に挙げられている。附属書JC では、塗料などの一般材料の赤は低輝度であり、1型の色覚の人は赤を暗く感じて黒と誤認することがあるとしている。黒い背景に赤を置くと明るさの差が小さく、見分けにくくなるおそれがあるためである。
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問69.案内サインの文字を見やすくするために最も重要な配慮はどれか。
- ア.文字と背景を同じ明度にする
- イ.文字と背景の明度差を大きくとる
- ウ.彩度だけで区別する
- エ.文字を小さくして情報量を増やす
正解:イ.文字と背景の明度差を大きくとる
解説:文字と地(背景)の明度差を大きくとることが、見分けやすさ(明視性)の基本です。明度差が小さいと色覚や視力に関わらず読み取りにくくなります。
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問70.色覚の多様性をふまえた配色を確認するための方法として最も適切なものはどれか。
- ア.自分の見え方だけで判断する
- イ.彩度を最大にすれば確認不要
- ウ.色数を増やせば確認は不要
- エ.色覚シミュレーションやグレースケールで見え方を確認する
正解:エ.色覚シミュレーションやグレースケールで見え方を確認する
解説:多様な色覚での見え方をシミュレーションできるツールやグレースケール表示で確認すると、色だけに頼った箇所や判別しにくい配色を発見できます。
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問71.印刷物を白黒コピーされる可能性をふまえた色分けの工夫として正しいものはどれか。
- ア.同じ明度の色で色分けする
- イ.色相差だけに頼る
- ウ.薄い色どうしで区別する
- エ.明度差を確保しパターンも併用する
正解:エ.明度差を確保しパターンも併用する
解説:白黒化すると色の違いは明度差にしか残らないため、明度差を確保しパターンやラベルを併用すると、モノクロでも区別できます。
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問72.教育教材で図やグラフを作る際、色のUDとして避けたいものはどれか。
- ア.直接ラベルを付ける
- イ.パターンを併用する
- ウ.凡例頼みで似た色を多用する
- エ.明度差を確保する
正解:ウ.凡例頼みで似た色を多用する
解説:凡例だけで色を対応させ、本体は似た色で塗り分けると判別が難しくなります。直接ラベルやパターンを使い、見分けにくい色の組み合わせを避けます。
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問73.色のUDで「グレー(無彩色)の活用」が有効とされる理由はどれか。
- ア.最も鮮やかに見えるから
- イ.誘目性が最も高いから
- ウ.色覚に関係なく明度として認識されやすいから
- エ.必ず赤と混同されるから
正解:ウ.色覚に関係なく明度として認識されやすいから
解説:無彩色のグレーは色覚に関係なく明度として認識されるため、区切り線・補助線・背景などに使うと多くの人に安定して伝わります。
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問74.信号機の色分けを補完するUDの工夫として実際に用いられている例はどれか。
- ア.赤と緑を隣接させて並べる
- イ.彩度を下げて目立たなくする
- ウ.色だけで全情報を伝える
- エ.点灯位置を固定して位置でも判断できるようにする
正解:エ.点灯位置を固定して位置でも判断できるようにする
解説:赤と緑(青)は見分けにくい人がいるため、配置の固定(位置)や形状の工夫で色以外の手がかりを与えます。位置で判断できることが重要です。
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問75.可読性(読みやすさ)を高めるための配色として最も適切なものはどれか。
- ア.文字と背景を同系色にする
- イ.明度差の大きい文字色と背景色を選ぶ
- ウ.高彩度どうしを重ねる
- エ.明度差を小さくする
正解:イ.明度差の大きい文字色と背景色を選ぶ
解説:可読性は文字の読みやすさで、文字と背景の明度差・コントラストが大きいほど高まります。背景と近い色の文字は読みにくくなります。
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問76.ピクトグラム(絵記号)が公共空間で重視される理由として、色のUDの観点から最も適切なものはどれか。
- ア.色だけで意味を伝えられる
- イ.彩度が高く誘目性のみを担う
- ウ.明度差が不要になる
- エ.形で意味を伝え色に頼らず情報を伝えられる
正解:エ.形で意味を伝え色に頼らず情報を伝えられる
解説:ピクトグラムは形で意味を伝えるため、色を見分けにくい人や言語が異なる人にも情報が伝わります。色以外の手がかりとして有効です。
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問77.「同じ色相でもトーン(明度・彩度)を変えて区別する」配色が色のUDで注意を要する理由はどれか。
- ア.色弱者には、彩度の高い色ほど見分けにくくなるため
- イ.濃淡の差は、色弱者には区別の手がかりにならないため
- ウ.同じ色相の色は、色弱者には同じ色に見えてしまうため
- エ.明暗の差が小さいと、色弱者には見分けにくくなるため
正解:エ.明暗の差が小さいと、色弱者には見分けにくくなるため
解説:同じ色相の中でトーンだけを変える配色は、明るさの差(明暗の差)が十分でないと、色弱者には色の違いが分かりにくくなる。同色系でも濃淡や明暗の差をはっきりつければ見分けやすくなるので、明度差を十分にとり、文字や形の違いも併用するのがよい。彩度については、白や黒を含む彩度の低い色のほうが見分けにくく、彩度の高い色ほど見分けにくいわけではない。濃淡の差は区別の助けになり、同じ色相の色がすべて同じ色に見えるわけでもない。
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問78.プレゼン資料で赤い文字を強調に使う際の色のUD上の配慮として正しいものはどれか。
- ア.暗い赤の文字を、黒や紺などの暗い背景に重ねて目立たせる
- イ.強調は赤い文字の色だけで表し、太さや書体は変えない
- ウ.濃い赤を避けて赤橙にし、文字を太くするなどの工夫も加える
- エ.赤の彩度を最大にすれば、ほかの工夫は要らない
正解:ウ.濃い赤を避けて赤橙にし、文字を太くするなどの工夫も加える
解説:東京都のガイドラインは、強調に赤を使うと、1型の色覚の人(ガイドラインの呼び方ではP型色覚)には濃い赤が黒く見えてしまうため、濃い赤ではなく赤橙やオレンジを使い、文字の大きさや太さ、書体を変えるなど別の方法と組み合わせるとしている。黒・青・緑などの背景に赤で書かれた文字は読みづらいともしている。赤い色だけで強調するのは、色だけに頼る表し方で、彩度を上げても赤であることに変わりはない。
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問79.色のUDで推奨される「カラーユニバーサルデザイン推奨配色」の考え方はどれか。
- ア.鮮やかな色を無制限に使う
- イ.似た色を多く並べる
- ウ.多くの色覚で見分けやすい色を選んだ組み合わせを使う
- エ.色名を一切示さない
正解:ウ.多くの色覚で見分けやすい色を選んだ組み合わせを使う
解説:多様な色覚でも互いに見分けやすいよう選ばれた色の組み合わせ(推奨配色セット)を使うことで、判別しにくい組み合わせを避けられます。色名併記も推奨されます。
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問80.屋外の案内表示で「白地に濃い色の文字」が読みやすい主な理由はどれか。
- ア.明度差が大きく見分けやすいから
- イ.彩度が低く目立たないから
- ウ.色相が同じだから
- エ.面積が小さくなるから
正解:ア.明度差が大きく見分けやすいから
解説:白地と濃い文字は明度差(コントラスト)が大きく、明視性・可読性が高まります。距離や視力・色覚に左右されにくい配色です。
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問81.色だけでなく「文字・記号・配置」も使って情報を伝える設計を何と呼ぶか(色のUDの基本姿勢)。
- ア.彩度の最大化
- イ.色数の最小化のみ
- ウ.情報伝達の多重化(色以外の手がかりの併用)
- エ.明度の統一
正解:ウ.情報伝達の多重化(色以外の手がかりの併用)
解説:色を唯一の手段にせず、文字・記号・形・配置など複数の手段で情報を冗長に伝える「多重化(冗長化)」が色のUDの基本です。一つが伝わらなくても他で補えます。
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問82.高齢者の色の見え方の一般的傾向として正しいものはどれか。
- ア.水晶体の黄変で青や紫が見分けにくくなる傾向がある
- イ.赤がまったく見えなくなる
- ウ.明度差が不要になる
- エ.彩度が上がって見える
正解:ア.水晶体の黄変で青や紫が見分けにくくなる傾向がある
解説:加齢で水晶体が黄変し、青や紫が見分けにくくなったり全体に黄ばんで見えたりする傾向があります。青系の細かな区別に頼らない配慮が有効です。
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問83.色のUDの観点から、Webフォームのエラー表示として最も望ましいものはどれか。
- ア.色に加えてアイコンと文字メッセージで知らせる
- イ.入力欄の枠を赤にするだけにする
- ウ.文字色を薄い灰色にする
- エ.色だけで成否を示す
正解:ア.色に加えてアイコンと文字メッセージで知らせる
解説:エラーを赤枠の色だけで示すと色覚多様性のある人に伝わりにくいため、アイコンとエラーメッセージ(文字)も併記します。色以外でも内容が分かります。
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問84.彩度の高い色どうしを隣り合わせると起こりやすい現象はどれか。
- ア.必ず読みやすくなる
- イ.境界がちらつくハレーションが起きやすい
- ウ.明度差が自動的に大きくなる
- エ.色相が消える
正解:イ.境界がちらつくハレーションが起きやすい
解説:高彩度色を補色関係などで隣接させると、境界がちらついて見えるハレーション(眩しさ・不安定さ)が起き、文字が読みにくくなります。明度差や無彩色の縁取りで緩和します。
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問85.色のUDで「色名や数値を併記する」ことが有効な理由はどれか。
- ア.彩度が上がるから
- イ.色が見分けにくくても文字情報で識別できるから
- ウ.色数を増やせるから
- エ.明度差が不要になるから
正解:イ.色が見分けにくくても文字情報で識別できるから
解説:グラフや路線図で色名・記号・数値を添えると、色が見分けにくくても文字情報で識別できます。色以外の手がかりを与える具体策です。
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問86.色のUDを取り入れた地図やグラフで「直接ラベル方式」が推奨される理由はどれか。
- ア.凡例と色を照合せず色に頼らず対応が分かるから
- イ.色数を増やせるから
- ウ.彩度が上がるから
- エ.面積効果が消えるから
正解:ア.凡例と色を照合せず色に頼らず対応が分かるから
解説:凡例と色を照合させる方式は色を見分けにくい人に負担です。各要素のそばに直接名称を書く直接ラベル方式なら、色に頼らず対応がわかります。
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問87.色のUDの考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.はじめから多様な人に伝わるよう設計する
- イ.特定の人だけを後から個別対応する
- ウ.晴眼の若者だけを基準にする
- エ.美観だけを最優先する
正解:ア.はじめから多様な人に伝わるよう設計する
解説:色のUDは特定の人だけを特別扱いするのではなく、はじめから多様な人に伝わるよう配色や表示を設計する考え方です。後から個別対応するより包括的です。
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問88.明度差を確保したうえで、さらに色の境界に白や黒の縁取りを入れる手法の主な効果はどれか。
- ア.彩度が必ず下がる
- イ.色相が反転する
- ウ.面積効果が強まる
- エ.境界が明確になりハレーションを抑えられる
正解:エ.境界が明確になりハレーションを抑えられる
解説:隣接色の間に白・黒など無彩色の縁取り(セパレーション)を入れると、ハレーションが抑えられ境界が明確になり、見分けやすさが向上します。
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問89.光が眼に入って最初に通過する、眼の表面にある透明な膜を何というか。
- ア.網膜
- イ.角膜
- ウ.水晶体
- エ.虹彩
正解:イ.角膜
解説:角膜は眼球の最前面にある透明な膜で、光を屈折させて取り込む入口となり、光の屈折のおよそ3分の2を担う。
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問90.眼の中でカメラのレンズのように厚みを変えてピント調節を行う器官はどれか。
- ア.角膜
- イ.水晶体
- ウ.網膜
- エ.瞳孔
正解:イ.水晶体
解説:水晶体は厚みを変化させて屈折力を調整し、遠近のピントを合わせる。加齢で硬くなると近くが見えにくい老視が生じる。
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問91.光を受け取り、光の刺激を信号に変換する視細胞が並んでいる眼の組織はどれか。
- ア.角膜
- イ.網膜
- ウ.強膜
- エ.結膜
正解:イ.網膜
解説:網膜は眼球の奥にあり、視細胞が光を電気信号に変換する。カメラでいうフィルムや撮像素子にあたる部分である。
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問92.網膜にある視細胞のうち、主に色を感じる働きを担うのはどれか。
- ア.錐体細胞
- イ.桿体細胞
- ウ.神経節細胞
- エ.色素上皮細胞
正解:ア.錐体細胞
解説:錐体細胞は明るい場所で働き、色を感じる視細胞である。複数種類の錐体の反応の組み合わせで多様な色を識別できる。
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問93.網膜にある視細胞のうち、主に明暗を感じ、暗い場所で働く感度の高い細胞はどれか。
- ア.桿体細胞
- イ.錐体細胞
- ウ.双極細胞
- エ.水平細胞
正解:ア.桿体細胞
解説:桿体細胞は感度が高く、暗い場所での明暗の知覚を担う。色の識別はほとんどできず、暗所では色が分かりにくくなる。
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問94.明るい場所で主に働く色覚を支える視機能を何というか。
- ア.暗所視
- イ.薄明視
- ウ.周辺視
- エ.明所視
正解:エ.明所視
解説:明所視は明るい環境で錐体細胞が中心に働く状態で、色をはっきり感じ取れる。逆に暗所視は桿体中心で色が分かりにくい。
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問95.暗い場所で主に桿体細胞が働き、色がほとんど分からなくなる視機能を何というか。
- ア.明所視
- イ.中心視
- ウ.暗所視
- エ.立体視
正解:ウ.暗所視
解説:暗所視は暗い環境で桿体細胞が主に働く状態。桿体は色を区別しにくいため、暗所では物の形は分かっても色が分かりにくくなる。
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問96.一般的に、色を感じる錐体細胞には何種類のタイプがあるとされているか。
- ア.3種類
- イ.1種類
- ウ.2種類
- エ.4種類
正解:ア.3種類
解説:錐体は主にL錐体・M錐体・S錐体の3種類があるとされ、それぞれ感度の高い波長が異なる。3種の反応の組み合わせで色を感じる。
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問97.長波長の光(赤付近)に最もよく反応する錐体細胞はどれか。
- ア.M錐体
- イ.S錐体
- ウ.L錐体
- エ.桿体
正解:ウ.L錐体
解説:L錐体は長波長(Long)に感度が高く、主に赤付近の光によく反応する。M・S錐体との反応のバランスで色が決まる。
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問98.中波長の光(緑付近)に最もよく反応する錐体細胞はどれか。
- ア.L錐体
- イ.M錐体
- ウ.S錐体
- エ.桿体
正解:イ.M錐体
解説:M錐体は中波長(Medium)に感度が高く、主に緑付近の光によく反応する。L錐体と感度域が近いのも特徴である。
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問99.短波長の光(青付近)に最もよく反応する錐体細胞はどれか。
- ア.L錐体
- イ.M錐体
- ウ.S錐体
- エ.桿体
正解:ウ.S錐体
解説:S錐体は短波長(Short)に感度が高く、主に青付近の光によく反応する。数は3種の錐体の中で比較的少ないとされる。
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問100.「L錐体」のLが表している波長の特徴として正しいものはどれか。
- ア.中波長(Medium)
- イ.長波長(Long)
- ウ.短波長(Short)
- エ.低照度(Low)
正解:イ.長波長(Long)
解説:LはLong(長い)を意味し、L錐体は長波長の光に感度が高い。M=Medium(中)、S=Short(短)と覚えると整理しやすい。
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問101.「S錐体」のSが表している波長の特徴として正しいものはどれか。
- ア.短波長(Short)
- イ.長波長(Long)
- ウ.中波長(Medium)
- エ.強光(Strong)
正解:ア.短波長(Short)
解説:SはShort(短い)を意味し、S錐体は短波長(青付近)の光に感度が高い。L・M・Sは反応する波長の長短で区別される。
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問102.私たちが多様な色を感じることができる主な仕組みの説明として、最も適切なものはどれか。
- ア.3種類の錐体の反応の組み合わせによる
- イ.1種類の錐体だけで決まる
- ウ.桿体細胞の数で決まる
- エ.角膜の色によって決まる
正解:ア.3種類の錐体の反応の組み合わせによる
解説:色は単独の細胞で決まるのではなく、L・M・S 3種類の錐体の反応の強さの組み合わせ(バランス)を脳が処理して感じ取られる。
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問103.暗い場所で色が分かりにくくなる主な理由として正しいものはどれか。
- ア.水晶体が透明になるため
- イ.角膜が厚くなるため
- ウ.瞳孔が小さくなるため
- エ.色を担う錐体が働きにくく桿体が主に働くため
正解:エ.色を担う錐体が働きにくく桿体が主に働くため
解説:暗所では色を担う錐体細胞が十分に働かず、明暗中心の桿体細胞が主に働くため、形は分かっても色の区別がつきにくくなる。
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問104.L錐体の特性に関連した色覚の型はどれか。
- ア.2型
- イ.1型
- ウ.3型
- エ.1色覚
正解:イ.1型
解説:1型はL錐体の特性が一般と異なる色覚の型である。JIS Z 9103 附属書JCでは、Lすい体を欠くものを1型2色覚、Lすい体の吸収特性が一般と異なるものを1型3色覚と呼ぶ。Mすい体の特性が異なるのは2型、Sすい体の特性が異なるのは3型である。1色覚は、すい体細胞を1種類しかもたないか全くもたず、明るさ以外の色の違いが判別できない色覚で、特定の1種類のすい体の特性による型ではない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類
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問105.M錐体の特性に関連した色覚の型はどれか。
- ア.1型
- イ.3型
- ウ.2型
- エ.1色覚
正解:ウ.2型
解説:2型はM錐体の特性が一般と異なる色覚の型である。JIS Z 9103 附属書JCでは、中波長の光に主に反応するMすい体を欠くものを2型2色覚、Mすい体の吸収特性が一般と異なるものを2型3色覚と呼ぶ。Lすい体の特性が異なるのは1型、Sすい体の特性が異なるのは3型である。1色覚は、すい体細胞を1種類しかもたないか全くもたず、明るさ以外の色の違いが判別できない色覚で、特定の1種類のすい体の特性による型ではない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類
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問106.S錐体の特性に関連した色覚の型はどれか。
- ア.3型
- イ.1型
- ウ.1色覚
- エ.2型
正解:ア.3型
解説:3型はS錐体の特性が一般と異なる色覚の型である。JIS Z 9103 附属書JCでは、短波長の光に主に反応するSすい体を欠くものを3型2色覚、吸収特性が一般と異なるものを3型3色覚と呼び、先天性の3型はまれ(数百から数万人に1人)としている。Lすい体の特性が異なるのは1型、Mすい体の特性が異なるのは2型である。1色覚は、すい体細胞を1種類しかもたないか全くもたず、明るさ以外の色の違いが判別できない色覚で、特定の1種類のすい体の特性による型ではない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類
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問107.JIS Z 9103(安全色)の附属書JCの説明で、2型の色覚にあてはまるものはどれか。
- ア.赤を暗く感じ、赤と黒を取り違えやすい
- イ.明暗以外の色の違いがほとんど分からない
- ウ.青を暗く感じ、青と黒を取り違えやすい
- エ.赤を明るく感じ、赤と黄赤の区別が難しい
正解:エ.赤を明るく感じ、赤と黄赤の区別が難しい
解説:附属書JC の JC.1 によると、2型はM錐体を欠くが長波長の光を受けるL錐体はもっているため、赤は明るく感じられ、赤と黒の誤認は生じない。その反面、赤から黄にかけての色の間の輝度の差を感じにくく、赤と黄赤、黄赤と黄の識別が難しい。赤を暗く感じて黒と誤認することがあるのは、L錐体を欠く1型の説明である。黒と青の違いが分かりにくいのは3型(水晶体が黄変した高齢者も似た見え方になる)の説明、明るさ以外の色の違いが判別できないのは1色覚の説明である。
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問108.人によって色の見え方が異なることを述べるとき、UC級で推奨される中立的な言い方はどれか。
- ア.色覚異常で劣っている
- イ.見えない人
- ウ.欠陥のある色覚
- エ.色覚の多様性
正解:エ.色覚の多様性
解説:JIS Z 9103 の附属書JCは、一般の人と異なる色覚は色覚異常や色覚障害と呼ばれることもあるが、血液型などと同じように、人類がもつ多様性の一つと考えられているとしている。UC級テキストも「色覚の多様性」という項目を立てている。一方、「色覚異常」は日本眼科学会も使う医学の用語で、UC級テキストの見出しにも使われており、使ってはいけない言葉ではない。誤りの選択肢は、「劣っている」「欠陥」「見えない」のように、見え方の違いを優劣や欠けたものとして決めつけている点が適切でない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(一般の人と異なる色覚は色覚異常又は色覚障害と呼ばれることもあるが、血液型などと同様に人類が獲得した多様性の一つと考えられている) / 色彩検定協会「UC級公式テキスト 改訂版 項目」(2022年改訂版の目次) 2-6 色覚の多様性・4-2 色覚異常の人が混同しやすい色 / 日本眼科学会「先天色覚異常」(一般の皆さまへ・病気の解説) 原因(X連鎖性遺伝。日本人男性の約5%・女性の0.2%。1型・2型・3型色覚)・治療(現代の医学では治療することはできない)
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問109.生まれつき持っている色覚の特性を表す語として正しいものはどれか。
- ア.後天的なもの
- イ.一時的なもの
- ウ.治療によるもの
- エ.先天的なもの
正解:エ.先天的なもの
解説:生まれつきの色覚の特性は「先天的」なものと呼ばれる。これに対し、病気や加齢などで後から変化するものは「後天的」と区別される。
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問110.病気や加齢など、後から生じる色覚や見え方の変化を表す語はどれか。
- ア.先天的なもの
- イ.遺伝的なもの
- ウ.後天的なもの
- エ.固定的なもの
正解:ウ.後天的なもの
解説:後から生じる色覚・見え方の変化は「後天的」なものと呼ばれる。白内障や網膜の病気、加齢などが要因となりうる。
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問111.先天的な1型・2型の色覚の頻度について、日本人男性ではおおよそどの程度と言われているか。
- ア.約50%程度と言われる
- イ.約0.2%程度と言われる
- ウ.約5%程度と言われる
- エ.約20%程度と言われる
正解:ウ.約5%程度と言われる
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、1型・2型の合計の出現率を、男性ではアジア人で約5%、女性では1%以下としている。東京都のガイドラインも、色の見え方に違いがある人(ガイドラインの「しきじゃくしゃ」。代表的なタイプは赤と緑の判別が苦手なタイプ)の割合を、日本人の男性の20人に1人(約5%)、女性の500人に1人(約0.2%)としている。約0.2%は女性の割合で、約20%・約50%という数字は示されていない。
根拠: Tokyoユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-(東京都福祉局 生活福祉部企画課、令和7(2025)年3月発行)テキスト版 第二章1「色が見える仕組み」(日本人の男性の20人に1人、女性の500人に1人)/第二章2③〈区別しにくい例〉(「しきじゃくしゃ」の大半を占めるP型色覚・D型色覚) / JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類
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問112.加齢に伴い、水晶体に起こる変化として一般的に知られているものはどれか。
- ア.完全に透明になる
- イ.黄色みがかってくる(黄変)
- ウ.赤色に変化する
- エ.厚みがなくなり消える
正解:イ.黄色みがかってくる(黄変)
解説:加齢により水晶体は黄色みを帯びる(黄変する)傾向がある。そのため青系の色が見えにくくなるなど、色の見え方に影響が出やすい。
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問113.加齢で水晶体が黄変すると、特に見分けにくくなりやすい色はどれか。
- ア.赤と橙
- イ.白と灰の中間
- ウ.緑と黄緑
- エ.青と黒
正解:エ.青と黒
解説:水晶体の黄変により青系の光が通りにくくなるため、青と黒、白と黄色などが見分けにくくなる傾向があるとされる。
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問114.水晶体が白く濁り、視界がかすんだりまぶしく感じたりする加齢に伴う代表的な眼の病気はどれか。
- ア.緑内障
- イ.結膜炎
- ウ.ものもらい
- エ.白内障
正解:エ.白内障
解説:白内障は水晶体が濁る病気で、加齢で多くみられる。かすみ・まぶしさ・色のコントラスト低下などが起こりやすい。
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問115.コントラスト感度の低下とは、どのような状態を指すか。
- ア.遠くだけが見えにくい
- イ.赤だけが見えにくい
- ウ.明暗や色の差が小さいものを見分けにくい
- エ.暗闇だけ見える
正解:ウ.明暗や色の差が小さいものを見分けにくい
解説:コントラスト感度の低下は、明暗や色の差が小さいものの違いを感じ取りにくくなる状態。淡い色どうしや薄い文字が読みにくくなる。
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問116.高齢者の見え方への配慮として、文字や図の見やすさを高める方法はどれか。
- ア.淡い色どうしを多用する
- イ.文字を小さく薄くする
- ウ.背景と文字を同系色にする
- エ.明暗のコントラストを十分にとる
正解:エ.明暗のコントラストを十分にとる
解説:コントラスト感度が低下しても見やすいよう、明暗差(コントラスト)を十分に確保することが有効。淡い色どうしの組み合わせは避けるとよい。
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問117.視力が低く、矯正しても十分な見え方が得られにくい状態を指す語はどれか。
- ア.色覚の多様性
- イ.ロービジョン(弱視)
- ウ.明所視
- エ.老視
正解:イ.ロービジョン(弱視)
解説:ロービジョン(弱視)は、眼鏡などで矯正しても十分な視機能が得られにくい状態を指す。見え方の程度や特性には個人差がある。
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問118.ロービジョンの人の見え方に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- ア.全員が全く見えない
- イ.全員が同じ見え方をする
- ウ.必ず色だけが分からない
- エ.見え方は人によって大きく異なる
正解:エ.見え方は人によって大きく異なる
解説:ロービジョンの見え方は一様ではなく、見えにくさの程度や、視野の欠けやかすみなど特性は人によって大きく異なる。個人差を前提に配慮する。
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問119.視細胞のうち桿体細胞が主に担う働きとして正しいものはどれか。
- ア.赤緑青の色の識別
- イ.ピント調節
- ウ.光の屈折
- エ.暗い場所での明暗の知覚
正解:エ.暗い場所での明暗の知覚
解説:桿体細胞は感度が高く、暗い場所での明暗の知覚を主に担う。色の識別はほとんど錐体細胞が担当している。
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問120.網膜のうち、ほぼ錐体だけが密集し、最もはっきりと物を見ることができる部分を何というか。
- ア.中心窩
- イ.網膜色素上皮
- ウ.神経節細胞層
- エ.視神経乳頭
正解:ア.中心窩
解説:中心窩は、網膜の中心にある薄くくぼんだ部分で、ほぼ錐体だけを含み、最もはっきりと物が見える(視力が最もよく、色も細かく見分けられる)。中心窩は、黄色い色素を含む網膜の中心の部位である黄斑の中にある。網膜色素上皮は網膜のいちばん外側にあって視細胞の働きを支える層、神経節細胞層は視細胞からの信号を視神経へ送る神経細胞の層で、どちらも錐体が密集して見る中心となる部分ではない。視神経乳頭は視神経が網膜につながる部分で、視細胞が無いため盲点になる。
根拠: CIE S 017:2020 ILV(国際照明委員会 国際照明用語集 e-ILV。JIS Z 8105:2022 の基)17-22-006 fovea(中心窩) 網膜の中心の薄くくぼんだ部分で、ほぼ錐体だけを含み、最も鮮明な視覚が得られる部位 / CIE S 017:2020 ILV(国際照明委員会 国際照明用語集 e-ILV。JIS Z 8105:2022 の基)17-22-004 macula lutea(黄斑) 網膜の中心の、色素を含む部位・Note 1(中心窩を含み、黄色く見える) / CIE S 017:2020 ILV(国際照明委員会 国際照明用語集 e-ILV。JIS Z 8105:2022 の基)17-22-005 blind spot(盲点) 視神経が網膜につながる部位で、視細胞が無い / コトバンク「網膜」 世界大百科事典(網膜は外側から色素上皮層・視細胞層…神経節細胞層・神経繊維層など10層。色素上皮層は視細胞の機能・代謝に関係・錐状体は黄斑部に分布し色覚と視力をつかさどる・眼球と視神経の接続点が視神経乳頭)
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問121.暗い場所から明るい場所に移ったとき、まぶしさが徐々に和らいで見えるようになる現象を何というか。
- ア.暗順応
- イ.残像
- ウ.明順応
- エ.錯視
正解:ウ.明順応
解説:明るさに眼が慣れる現象を明順応という。逆に明所から暗所へ移って徐々に見えるようになるのは暗順応で、桿体の働きが関わる。
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問122.明るい場所から急に暗い場所に入ったとき、時間をかけて少しずつ見えるようになる現象を何というか。
- ア.明順応
- イ.色順応
- ウ.暗順応
- エ.近視化
正解:ウ.暗順応
解説:暗順応は暗い環境に眼が慣れていく現象で、桿体細胞の感度が高まることで起こる。完全に慣れるには時間がかかる。
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問123.S錐体(短波長)の数について、3種の錐体と比べた一般的な傾向はどれか。
- ア.L・M錐体より少ないとされる
- イ.3種で最も多い
- ウ.桿体より多い
- エ.存在しない
正解:ア.L・M錐体より少ないとされる
解説:S錐体はL・M錐体に比べて数が少ないとされる。これは青付近の細かな分解能がやや低いことにも関係するといわれる。
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問124.色覚の多様性に配慮した情報提供で大切な考え方として、最も適切なものはどれか。
- ア.色の違いだけで全てを区別する
- イ.赤と緑だけで区別する
- ウ.色以外の手がかりも併せて使う
- エ.薄い色のみで表現する
正解:ウ.色以外の手がかりも併せて使う
解説:色の違いだけに頼らず、形・位置・文字・パターンなど色以外の手がかりも併用することで、多様な見え方の人に情報が伝わりやすくなる。
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問125.後天的に色の見え方が変化する原因として挙げられるものはどれか。
- ア.白内障など眼の病気や加齢
- イ.生まれつきの錐体の種類
- ウ.部屋の照明の色だけ
- エ.モニターの設定だけ
正解:ア.白内障など眼の病気や加齢
解説:白内障など眼の病気や加齢、網膜の疾患などにより、後天的に色の見え方が変化することがある。これは先天的な型とは区別される。
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問126.先天性の3型の色覚の頻度に関する傾向として、適切なものはどれか。
- ア.1型・2型より多く、男性に多い
- イ.1型・2型より少なく、男性に多い
- ウ.1型・2型より多く、男女差はない
- エ.1型・2型より少なく、男女差はない
正解:エ.1型・2型より少なく、男女差はない
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、先天性の3型はまれ(数百から数万人に1人)で、出現率に男女差はないとしている。これに対し1型・2型は、L・Mすい体を決定する遺伝子がX染色体に載っているため出現率に男女差があり、その合計は男性ではアジア人で約5%、女性では1%以下である。したがって3型は1型・2型より少なく、男女差はない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類
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問127.カラーユニバーサルデザインの前提となる「色覚の多様性」の考え方として、最も適切なものはどれか。
- ア.正しい見え方は一つだけである
- イ.人により見え方は異なり多様であるととらえる
- ウ.多数派の見え方だけが基準である
- エ.見え方の違いは存在しない
正解:イ.人により見え方は異なり多様であるととらえる
解説:色の見え方は人により異なり、どの見え方も多様性の一部と捉える。優劣ではなく、多様な人に伝わる配色や工夫を考える前提となる。
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問128.眼に入る光の量を調節するため、瞳孔の大きさを変える働きをする部分はどれか。
- ア.網膜
- イ.虹彩
- ウ.水晶体
- エ.視神経
正解:イ.虹彩
解説:虹彩は瞳孔の大きさを変えて眼に入る光の量を調節する。明るいと瞳孔が小さく、暗いと大きくなり、カメラの絞りに相当する。
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問129.明所視で色がよく見え、暗所視で色が分かりにくくなる理由を説明した組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.明所=桿体中心/暗所=錐体中心
- イ.明所=錐体中心/暗所=桿体中心
- ウ.どちらも桿体のみ
- エ.どちらも錐体のみ
正解:イ.明所=錐体中心/暗所=桿体中心
解説:明るい場所では色を担う錐体が働き色がよく見え、暗い場所では明暗中心の桿体が主に働くため色が分かりにくい、というのが基本の仕組みである。
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問130.加齢により青系の色が見えにくくなる主な理由として、最も適切なものはどれか。
- ア.水晶体の黄変で青系の光が通りにくくなる
- イ.角膜が青く染まるため
- ウ.S錐体が増えすぎるため
- エ.瞳孔が常に開くため
正解:ア.水晶体の黄変で青系の光が通りにくくなる
解説:水晶体が黄変すると黄色フィルターのように働き、短波長(青)の光が通りにくくなるため、青系の色が見えにくくなる傾向がある。
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問131.色覚の多様性のある人や高齢者など、さまざまな見え方の人に配慮する配色設計の考え方を何と呼ぶか。
- ア.カラーユニバーサルデザイン
- イ.モノクロ印刷
- ウ.色覚補正レンズ
- エ.パーソナルカラー診断
正解:ア.カラーユニバーサルデザイン
解説:多様な色覚や見え方に配慮し、できるだけ多くの人に情報が伝わるよう工夫した配色設計をカラーユニバーサルデザイン(色のUD)という。
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問132.JIS Z 9103 の附属書JCで、すい体細胞を1種類しかもたないか全くもたず、明るさ以外の色の違いが判別できない人の色覚は何と呼ばれるか。
- ア.1色覚
- イ.1型2色覚
- ウ.3型2色覚
- エ.2型3色覚
正解:ア.1色覚
解説:JIS Z 9103 附属書JCは、すい体細胞を1種類しかもたないか、すい体細胞を全くもたずかん体細胞だけしかもたない人もまれに(10万人に1人程度)存在し、明るさ以外の色の違いが判別できず1色覚と呼ばれ、視力低下も併発する場合が多いとしている。1型2色覚はLすい体を、3型2色覚はSすい体を欠くもの、2型3色覚は3種のすい体をもつがMすい体の吸収特性が一般と異なるものである。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法(JISC で現行版を確認) 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類
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問133.ユニバーサルデザイン(UD)の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.障害のある人だけを対象に特別な配慮を行う考え方
- イ.年齢・能力・状況にかかわらず、はじめから誰もが使えるように設計する考え方
- ウ.高齢者専用の製品を別に用意する考え方
- エ.健常者の使いやすさを最優先する考え方
正解:イ.年齢・能力・状況にかかわらず、はじめから誰もが使えるように設計する考え方
解説:UDは年齢・能力・状況にかかわらず、はじめからできるだけ多くの人が使えるように設計するという考え方。特定の人に限定したり、後から障壁を取り除いたりするものではない。
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問134.バリアフリーとユニバーサルデザインの違いとして正しいものはどれか。
- ア.バリアフリーもUDも全く同じ意味である
- イ.バリアフリーは障壁を除去、UDははじめから誰もが使える設計をする
- ウ.UDは障壁を除去し、バリアフリーは新規設計を指す
- エ.UDは高齢者専用、バリアフリーは子ども専用である
正解:イ.バリアフリーは障壁を除去、UDははじめから誰もが使える設計をする
解説:バリアフリーは既にある障壁(バリア)を取り除く考え方、UDははじめから誰もが使えるように設計する考え方であり、出発点が異なる。
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問135.カラーユニバーサルデザイン(CUD)の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.できるだけ鮮やかで派手な色を多用すること
- イ.モノクロ印刷だけで情報を伝えること
- ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が伝わる配色にすること
- エ.色を一切使わずに情報を伝えること
正解:ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が伝わる配色にすること
解説:CUDは色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が正しく伝わるように配色や情報提示を工夫する考え方である。
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問136.色覚の見え方について、ユニバーサルデザインで用いるべき適切な表現はどれか。
- ア.色覚異常という劣った状態
- イ.色覚の多様性・見え方の個人差
- ウ.欠陥のある見え方
- エ.治すべき障害
正解:イ.色覚の多様性・見え方の個人差
解説:JIS Z 9103 の附属書JCは、一般の人と異なる色覚は色覚異常や色覚障害と呼ばれることもあるが、血液型などと同じように、人類がもつ多様性の一つと考えられているとしている。そのため、ユニバーサルデザインでは「色覚の多様性」「見え方の個人差」のように、違いを優劣で決めつけない言い方を使う。「色覚異常」という語は日本眼科学会やUC級テキストでも使う用語で、誤りの選択肢が適切でないのは「劣った」「欠陥」と決めつけているからである。また、先天色覚異常は現代の医学では治療できないとされており、「治すべき障害」と決めつけるのも適切でない。
根拠: JIS Z 9103:2018 図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法 附属書JC(参考)JC.1 色覚の分類(一般の人と異なる色覚は色覚異常又は色覚障害と呼ばれることもあるが、多様性の一つと考えられている) / 色彩検定協会「UC級公式テキスト 改訂版 項目」(2022年改訂版の目次) 2-6 色覚の多様性・4-2 色覚異常の人が混同しやすい色 / 日本眼科学会「先天色覚異常」(一般の皆さまへ・病気の解説) 原因(X連鎖性遺伝。日本人男性の約5%・女性の0.2%。1型・2型・3型色覚)・治療(現代の医学では治療することはできない)
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問137.カラーユニバーサルデザインが必要とされる主な理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色の見え方には個人差があり、配色によって情報が伝わりにくい人がいるため
- イ.派手な色のほうが目立って売れるから
- ウ.印刷コストを下げるため
- エ.流行のデザインに合わせるため
正解:ア.色の見え方には個人差があり、配色によって情報が伝わりにくい人がいるため
解説:色の見え方には個人差があり、特定の配色では情報が一部の人に伝わりにくいことがあるため、より多くの人に伝わる配色が求められる。
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問138.ユニバーサルデザインの対象となる人について、正しい考え方はどれか。
- ア.年齢や能力、状況にかかわらず誰もが対象である
- イ.障害者だけが対象である
- ウ.高齢者だけが対象である
- エ.外国人だけが対象である
正解:ア.年齢や能力、状況にかかわらず誰もが対象である
解説:UDは特定の人だけでなく、年齢・能力・状況の異なる誰もが対象であるという前提に立つ。
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問139.「色以外の情報を併用する」工夫として適切でないものはどれか。
- ア.形や記号を加える
- イ.色の彩度をできるだけ上げる
- ウ.文字やラベルを添える
- エ.位置や並び順で区別する
正解:イ.色の彩度をできるだけ上げる
解説:色以外の情報の併用とは、形・位置・文字・模様などを加えること。色の彩度を上げるのは色だけに頼った工夫であり、色以外の情報の併用ではない。
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問140.ユニバーサルデザインという考え方が広まった社会的背景として適切なものはどれか。
- ア.色の種類が減ったから
- イ.印刷技術が衰退したから
- ウ.デザインが不要になったから
- エ.高齢化や多様な人々の増加で誰もが使いやすい設計が求められた
正解:エ.高齢化や多様な人々の増加で誰もが使いやすい設計が求められた
解説:高齢化の進展や多様な人々が暮らす社会で、誰もが使いやすい環境づくりが求められるようになったことが背景にある。
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問141.カラーユニバーサルデザイン(CUD)で、誰にでも見分けやすい配色にするための工夫として、最も適切なものはどれか。
- ア.暖色系と寒色系のそれぞれの側から交互に色を選ぶ
- イ.明るさをそろえ、色相を変えることで塗り分ける
- ウ.彩度の低いパステルカラー同士を組み合わせる
- エ.赤と組み合わせる緑には、黄みの強い緑を使う
正解:ア.暖色系と寒色系のそれぞれの側から交互に色を選ぶ
解説:CUDは、人の色覚が多様であることをふまえ、誰にでも情報が正確に伝わるよう配色や形などを調整するデザインである。複数の色を使うときは、赤から緑の暖色系と緑から青の寒色系のそれぞれの側から交互に選ぶと、色の違いが分かりやすくなる。同じ明るさで色相だけを替えた配色は見分けにくく、明るさの差を大きくするのがよい。彩度の低いパステルカラー同士は避ける。赤と組み合わせる緑は、黄みではなく青みの強い緑にする。
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問142.次のうち、バリアフリーの考え方を最もよく表しているものはどれか。
- ア.はじめから誰もが使える設計をする
- イ.既存の段差などの障壁を取り除いて使いやすくする
- ウ.色を一切使わない
- エ.若者専用の設計をする
正解:イ.既存の段差などの障壁を取り除いて使いやすくする
解説:バリアフリーは、すでに存在する段差や障壁などのバリアを取り除いて使いやすくする考え方である。
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問143.「色覚バリアフリー」や「カラーバリアフリー」という言葉が指す内容として最も適切なものはどれか。
- ア.色を鮮やかにして装飾性を高める
- イ.色の数を制限してコストを下げる
- ウ.色の見え方の違いによる情報の伝わりにくさを減らす
- エ.色を使わずに白黒だけにする
正解:ウ.色の見え方の違いによる情報の伝わりにくさを減らす
解説:色覚バリアフリー・カラーバリアフリーは、色の見え方の違いによって情報が伝わりにくい状況(バリア)を減らし、多くの人に伝わるようにする考え方である。
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問144.公共空間や案内表示でカラーユニバーサルデザインが特に重要とされる理由はどれか。
- ア.関係者だけが利用するため
- イ.色は重要ではないため
- ウ.利用者が限定されているため
- エ.不特定多数の多様な人が利用し、誰にでも情報を伝える必要があるため
正解:エ.不特定多数の多様な人が利用し、誰にでも情報を伝える必要があるため
解説:公共空間は不特定多数の多様な人が利用するため、色だけに頼らず誰にでも情報が伝わる工夫が特に重要となる。
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問145.ユニバーサルデザインを実践する際の基本姿勢として最も適切なものはどれか。
- ア.一部の人だけに合わせる
- イ.作り手の好みを最優先する
- ウ.誰もが当たり前に使える環境をはじめから目指す
- エ.完成後に問題が出たら対応する
正解:ウ.誰もが当たり前に使える環境をはじめから目指す
解説:UDは、特別扱いではなく、誰もが当たり前に使える環境を最初から目指す姿勢が基本である。
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問146.色だけで情報を区別する設計が問題になりやすい理由として最も適切なものはどれか。
- ア.色は誰にでも同じに見えるため
- イ.色の見え方に個人差があり、色だけでは一部の人に伝わらないため
- ウ.色は印刷できないため
- エ.色は美しくないため
正解:イ.色の見え方に個人差があり、色だけでは一部の人に伝わらないため
解説:色の見え方には個人差があるため、色だけに頼ると一部の人に情報が伝わらないおそれがある。だから色以外の手がかりの併用が推奨される。
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問147.カラーユニバーサルデザインにおいて推奨される情報提示の工夫はどれか。
- ア.色のみで全ての情報を区別する
- イ.色を使わず文章だけにする
- ウ.色を毎回ランダムに変える
- エ.色に加えて文字や形などの手がかりも併せて示す
正解:エ.色に加えて文字や形などの手がかりも併せて示す
解説:色に加えて文字・形・位置・模様などの手がかりを併用することで、色の見え方に左右されず情報が伝わりやすくなる。
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問148.ユニバーサルデザインとバリアフリーの関係についての説明として正しいものはどれか。
- ア.両者は完全に無関係である
- イ.UDはバリアフリーの一部の色版にすぎない
- ウ.目的は近いが、バリアフリーは障壁の除去、UDははじめからの設計という違いがある
- エ.バリアフリーはUDより新しい概念である
正解:ウ.目的は近いが、バリアフリーは障壁の除去、UDははじめからの設計という違いがある
解説:両者は誰もが使いやすい社会を目指す点で関連するが、バリアフリーは障壁の除去、UDははじめからの普遍的設計という出発点の違いがある。
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問149.ユニバーサルデザインの考え方が「特別な人のための特別な配慮」と異なる点はどれか。
- ア.特定の人だけを優遇する点
- イ.対象を狭く限定する点
- ウ.完成後に修正する点
- エ.誰もが使える普遍的な設計をはじめから目指す点
正解:エ.誰もが使える普遍的な設計をはじめから目指す点
解説:UDは特定の人だけのための特別対応ではなく、誰もが使える普遍的な設計を最初から目指す点が特徴である。
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問150.ユニバーサルデザインにおける「状況にかかわらず使える」とは、どのような意味として最も適切か。
- ア.周囲の明るさや混雑が変わっても、使いやすさが変わらないこと
- イ.年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが同じ手段で使えること
- ウ.使う人の好みや利き手に合わせて、使い方を選べること
- エ.経験や知識、言語にかかわらず、使い方がすぐ分かること
正解:ア.周囲の明るさや混雑が変わっても、使いやすさが変わらないこと
解説:「状況にかかわらず使える」とは、周囲の明るさや混雑など、使う場面の条件が変わっても使いやすいことを指す。ユニバーサルデザインの原則でも、周囲の条件や使う人の感覚の能力にかかわらず必要な情報が伝わることが挙げられている。年齢や障害の有無にかかわらず同じ手段で使えることは公平性、好みや利き手に合わせて使い方を選べることは柔軟性、経験や知識にかかわらず使い方が分かることは単純さ・直感性の考え方で、いずれも使う人の違いへの配慮である。
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問151.色覚の多様性に配慮した配色を考えるとき、最も望ましい態度はどれか。
- ア.多数派の見え方だけを基準にする
- イ.見え方には個人差があるという前提でより多くの人に伝わる配色を目指す
- ウ.少数派は考えなくてよいとする
- エ.色は誰でも同じだと決めつける
正解:イ.見え方には個人差があるという前提でより多くの人に伝わる配色を目指す
解説:特定の見え方を否定せず、見え方には個人差があるという前提で、より多くの人に伝わる配色を目指す態度が望ましい。
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問152.ユニバーサルデザインの効果として最も適切なものはどれか。
- ア.多くの人にとって使いやすくなり、後からの改修も減る
- イ.特定の人だけが便利になる
- ウ.コストが必ず上がるだけで利点はない
- エ.利用者が減る
正解:ア.多くの人にとって使いやすくなり、後からの改修も減る
解説:はじめから誰もが使えるように設計することで、結果として多くの人にとって使いやすく、後からの改修の必要も減る。
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問153.カラーユニバーサルデザインで「色以外の情報」を加える主な目的はどれか。
- ア.色の見え方に関わらず情報が伝わるようにするため
- イ.見た目を派手にするため
- ウ.印刷コストを上げるため
- エ.情報量を減らすため
正解:ア.色の見え方に関わらず情報が伝わるようにするため
解説:色だけに依存せず、形・文字・位置などの手がかりを加えることで、色の見え方に関わらず情報が伝わるようにするため。
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問154.次のうち、ユニバーサルデザインの考え方に最も近い具体例はどれか。
- ア.はじめから段差をなくし、色と文字や記号で案内する
- イ.完成後に困った人だけ別対応する
- ウ.若者向けだけに最適化する
- エ.関係者専用の表示にする
正解:ア.はじめから段差をなくし、色と文字や記号で案内する
解説:はじめから段差をなくし、色だけでなく文字や記号でも案内する設計は、誰もが使えることを最初から目指すUDの例である。
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問155.カラーユニバーサルデザインの普及において大切な考え方はどれか。
- ア.一部の人だけにこっそり配慮すること
- イ.目立たないように隠すこと
- ウ.関係者だけで完結させること
- エ.誰もが対象という前提で社会全体に広めること
正解:エ.誰もが対象という前提で社会全体に広めること
解説:CUDは一部の人だけのためではなく、誰もが対象という前提で社会全体に広めることが大切である。
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問156.ユニバーサルデザインで「能力にかかわらず使える」とは、どのような配慮を指すか。
- ア.能力の高い人だけが使えるようにする
- イ.操作を複雑にする
- ウ.一つの感覚だけに頼らせる
- エ.能力に差があっても無理なく使えるよう複数の手がかりを用意する
正解:エ.能力に差があっても無理なく使えるよう複数の手がかりを用意する
解説:身体的な力・視覚・聴覚などの能力に差があっても使えるよう、無理のない操作や複数の手がかりを用意する配慮を指す。
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問157.色のユニバーサルデザインにおいて避けるべき設計はどれか。
- ア.色に加えて文字も添える
- イ.形でも区別する
- ウ.重要な情報を色の違いだけで区別する
- エ.位置でも区別する
正解:ウ.重要な情報を色の違いだけで区別する
解説:重要な情報を色の違いだけで区別すると、色の見え方によっては伝わらない人がいるため避けるべきである。
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問158.ユニバーサルデザインの考え方が目指す社会として最も適切なものはどれか。
- ア.誰もが暮らしやすく参加しやすい社会
- イ.一部の人だけが便利な社会
- ウ.効率だけを優先する社会
- エ.多数派だけの社会
正解:ア.誰もが暮らしやすく参加しやすい社会
解説:UDは、年齢や能力、状況の違いにかかわらず、誰もが暮らしやすく参加しやすい社会を目指す。
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問159.カラーユニバーサルデザインを検討する際、最初に意識すべきことはどれか。
- ア.とにかく色数を増やすこと
- イ.流行色に合わせること
- ウ.色の見え方には個人差があることを前提に考える
- エ.コスト削減を最優先すること
正解:ウ.色の見え方には個人差があることを前提に考える
解説:色の見え方には個人差があることをまず意識し、その前提で配色や情報提示を考えることが出発点となる。
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問160.ユニバーサルデザインの「はじめから」という考え方が重要な理由はどれか。
- ア.後からのほうが必ず安くなるから
- イ.はじめは配慮しないほうがよいから
- ウ.設計段階で配慮すれば後からの改修の手間や費用を抑えられる
- エ.設計とは無関係だから
正解:ウ.設計段階で配慮すれば後からの改修の手間や費用を抑えられる
解説:設計段階から誰もが使えるよう配慮すれば、後から障壁を取り除く手間や費用を抑えられ、より多くの人に行き渡る。
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問161.色覚の多様性に関する説明として、UDの観点から最も適切なものはどれか。
- ア.全員の色の見え方は同一である
- イ.少数派の見え方は無視してよい
- ウ.見え方の違いは存在しない
- エ.人によって色の見え方に違いがあり、それを尊重して配慮する
正解:エ.人によって色の見え方に違いがあり、それを尊重して配慮する
解説:人によって色の見え方には違いがあり、それは多様性の一つとして尊重し、配慮の対象とするのがUDの観点である。
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問162.カラーユニバーサルデザインにおける「配色を選ぶ」工夫として適切なものはどれか。
- ア.多くの人が区別しやすい配色を選ぶ
- イ.似た明るさの色を多用する
- ウ.区別しにくい組み合わせを優先する
- エ.色の差を小さくする
正解:ア.多くの人が区別しやすい配色を選ぶ
解説:見分けにくくなりやすい色の組み合わせを避け、できるだけ多くの人が区別しやすい配色を選ぶことが工夫の一つである。
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問163.ユニバーサルデザインの考え方を表す説明として誤っているものはどれか。
- ア.特定の障害者だけを対象にした設計である
- イ.誰もが使えることを目指す
- ウ.はじめから配慮して設計する
- エ.年齢や状況にかかわらず使える
正解:ア.特定の障害者だけを対象にした設計である
解説:UDは特定の人だけを対象にするものではない。年齢・能力・状況にかかわらず誰もが使えることを目指すのが正しい。
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問164.色だけに頼らない情報伝達の例として最も適切なものはどれか。
- ア.色の濃さだけで段階を示す
- イ.色合いだけで種類を分ける
- ウ.色に加えて位置や形、文字を併用する
- エ.色のグラデーションだけで量を示す
正解:ウ.色に加えて位置や形、文字を併用する
解説:信号や案内で、色に加えて位置・形・文字を併用すると、色の見え方に左右されにくく多くの人に伝わる。
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問165.東京都「TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)」(2025年)による、メディアユニバーサルデザイン(MUD)の説明として、正しいものはどれか。
- ア.色、文字の大きさや形、レイアウト、図表、イラストなど、視覚情報を構成する要素に広く配慮したデザイン
- イ.人間の多様な色覚型に対応して情報が正確に伝わるよう、強調や分類に使う配色・形状などを調整したデザイン
- ウ.既にある案内サインや施設の段差などの障壁を、完成した後から取り除いて使いやすくするデザイン
- エ.主に印刷物の読みやすさのため、文字の書体と大きさを統一することに配慮したデザイン
正解:ア.色、文字の大きさや形、レイアウト、図表、イラストなど、視覚情報を構成する要素に広く配慮したデザイン
解説:東京都のガイドライン(令和7年3月発行)は、メディアユニバーサルデザインを、色、文字の大きさや形、レイアウト、図表、ピクトグラム、イラストなど視覚情報を構成する全てに配慮したデザインと説明している。多様な色覚型に対応して強調・分類などに使う配色・形状他の視覚要素を調整したデザインは、同ガイドラインがカラーユニバーサルデザインに当てている説明で、MUD はそれより広く文字やレイアウトまで含む。既にある障壁を後から取り除くのはバリアフリーの考え方であり、文字の書体や大きさだけでなく、色やレイアウト、図表なども含むので、文字の統一に絞ったデザインでもない。
根拠: 東京都福祉局「TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)」令和7(2025)年3月発行(テキスト版) 第1章 2「誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して」・2ページ「カラーユニバーサルデザインとメディアユニバーサルデザインの概念図」(MUD と CUD の説明)・3「ガイドラインの使い方」(印刷物・ホームページ・案内サイン) / 東京都 報道発表「『TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)』の作成」(2025年3月31日・福祉局) 活用場面(印刷物、ホームページ、新設する案内サイン等)
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問166.カラーユニバーサルデザインで重要な「確認」のプロセスとして適切なものはどれか。
- ア.見え方の違いも踏まえ、多くの人に伝わるか確認して改善する
- イ.担当者の感覚だけで判断する
- ウ.確認は不要である
- エ.色数を増やして確認に代える
正解:ア.見え方の違いも踏まえ、多くの人に伝わるか確認して改善する
解説:配色や表示が多くの人に正しく伝わるかを、見え方の違いも踏まえて確認し、必要があれば改善することが重要である。
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問167.ユニバーサルデザインを取り入れた情報デザインの利点はどれか。
- ア.一部の人だけに伝わる
- イ.情報が減って分かりにくくなる
- ウ.多くの人にとって状況に左右されず情報が伝わりやすい
- エ.色の見え方が同じ人にしか伝わらない
正解:ウ.多くの人にとって状況に左右されず情報が伝わりやすい
解説:色だけでなく複数の手がかりを使うことで、色の見え方の違いだけでなく、明るさや状況に左右されにくくなり、多くの人に伝わりやすい。
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問168.色のユニバーサルデザインの考え方として誤っているものはどれか。
- ア.見分けやすい配色を選ぶ
- イ.色数を多くすることがそのまま目的である
- ウ.色以外の情報を併用する
- エ.伝わるか確認する
正解:イ.色数を多くすることがそのまま目的である
解説:色数を増やすこと自体が目的ではない。多くの人に見分けやすく、色以外の手がかりも併用して確実に伝えることが目的である。
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問169.高齢化が進む社会でユニバーサルデザインが求められる理由はどれか。
- ア.高齢者が減っているため
- イ.色が不要になるため
- ウ.若者だけが利用するため
- エ.加齢で見え方や使いやすさが変わる人が増えるため
正解:エ.加齢で見え方や使いやすさが変わる人が増えるため
解説:加齢により見え方や使いやすさの感じ方が変わるため、誰もが使いやすい設計が一層求められるようになっている。
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問170.カラーユニバーサルデザインにおける適切な配慮の姿勢はどれか。
- ア.目立つように特別扱いとして示す
- イ.誰もが対象という前提で自然な形で取り入れる
- ウ.一部の人を区別して扱う
- エ.隠して行う
正解:イ.誰もが対象という前提で自然な形で取り入れる
解説:配慮は差別的・特別扱い的に行うのではなく、誰もが対象という前提で自然な形で取り入れることが望ましい。
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問171.バリアフリーの限界を補うものとしてユニバーサルデザインが注目される理由はどれか。
- ア.バリアフリーが不要になるため
- イ.はじめから障壁が生じにくい設計を目指し、より広く対応できるため
- ウ.色を使わなくなるため
- エ.対象を狭められるため
正解:イ.はじめから障壁が生じにくい設計を目指し、より広く対応できるため
解説:バリアフリーは生じた障壁への後追い対応になりがちだが、UDははじめから障壁が生じにくい設計を目指すため、より広く対応できる。
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問172.カラーユニバーサルデザインを学ぶ意義として最も適切なものはどれか。
- ア.派手な配色の技術を身につける
- イ.色を使わない技術を学ぶ
- ウ.少数派を除外する方法を学ぶ
- エ.多くの人に情報が伝わる配色や情報提示を実践できるようになる
正解:エ.多くの人に情報が伝わる配色や情報提示を実践できるようになる
解説:色の見え方の多様性を理解し、より多くの人に情報が伝わる配色や情報提示を実践できるようになることに意義がある。
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問173.ユニバーサルデザインの考え方に基づく表示の改善例として最も適切なものはどれか。
- ア.色をより鮮やかにするだけにする
- イ.文字を減らして色だけにする
- ウ.色だけの区別に文字や記号を加えて区別しやすくする
- エ.区別の手がかりを一つに絞る
正解:ウ.色だけの区別に文字や記号を加えて区別しやすくする
解説:色だけで区別していた表示に、文字や記号、模様などを加えて、色の見え方に関わらず区別できるようにするのが改善例である。
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問174.カラーユニバーサルデザインの前提となる「色の見え方」についての正しい理解はどれか。
- ア.色の見え方は全員同じである
- イ.色の見え方は無視してよい
- ウ.色の見え方は配色と無関係である
- エ.色の見え方は人によって異なる場合がある
正解:エ.色の見え方は人によって異なる場合がある
解説:色の見え方は人によって異なる場合があり、その多様性を前提に配色を考えることがCUDの基本である。
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問175.ユニバーサルデザインを実現するうえで最も大切な前提はどれか。
- ア.全員が同じ条件だと考えること
- イ.人には多様性があるという前提に立つこと
- ウ.多数派だけを基準にすること
- エ.作り手の都合を優先すること
正解:イ.人には多様性があるという前提に立つこと
解説:人には年齢・能力・状況・見え方などに多様性があるという前提に立ち、誰もが使える設計を目指すことが最も大切である。
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問176.次のうち、カラーユニバーサルデザインの目的を正しく述べているものはどれか。
- ア.一部の人だけに伝わる配色にすること
- イ.色を装飾としてのみ使うこと
- ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報を正しく伝えること
- エ.情報を一部の人に限定すること
正解:ウ.色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報を正しく伝えること
解説:CUDの目的は、色覚の多様性に配慮し、できるだけ多くの人に情報が正しく・公平に伝わるようにすることである。