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色彩検定3級「慣用色名」の一問一答

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📖 色彩検定3級「慣用色名」の全27問と解説(一覧)

色彩検定3級の慣用色名に関する一問一答(全27問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.「茜色」「サーモンピンク」のように、植物・動物・染料・地名などにちなんで、古くから特定の色を指して使われてきた色名を何というか。

    • ア.和色名
    • イ.外来色名
    • ウ.慣用色名
    • エ.トーン名

    正解:ウ.慣用色名

    解説:特定の色を指して慣用的に呼ばれてきた色名を慣用色名という(JIS Z 8102「慣用的な呼び方で表した色名」)。茜色は和色名、サーモンピンクは外来色名で、どちらも慣用色名に含まれる。公式テキストも慣用色名を和色名と外来色名に分けて扱う。和色名・外来色名だけでは2つをまとめて呼べない。トーン名は PCCS のトーン(ペール・ビビッドなど)の呼び名で、個々の色の名前ではない。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名(2020年確認) 3 定義 b) 慣用色名「慣用的な呼び方で表した色名」/付表1 慣用色名(色名1 は「読み方」、色名2 は「対応英語」の列を持つ) / 色彩検定協会 色彩検定3級 新旧公式テキスト項目比較表 2020年改訂版テキスト 大項目「慣用色名」中項目「慣用色名(JISの慣用色名より)」小項目「和色名」「外来色名」

  2. 問2.「茜色(あかねいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.青系
    • イ.黄系
    • ウ.赤系
    • エ.緑系

    正解:ウ.赤系

    解説:茜色は茜という植物の根から得られる染料に由来し、やや暗く深みのある赤系の色をいう。植物由来の代表的な和色名である。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.13 茜色(あかねいろ):4R 3.5/11、系統色名「こい赤」(基本色名 赤)

  3. 問3.「朱色(しゅいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.黄赤系
    • イ.赤紫系
    • ウ.黄系
    • エ.赤系

    正解:エ.赤系

    解説:JIS慣用色名(JIS Z 8102)で朱色は6R 5.5/14、系統色名は「あざやかな黄みの赤」で、基本色名は赤である。黄みを帯びるが黄赤(橙)の系統ではなく、同じJISの「赤橙」「柿色」が黄赤の系統にあたる。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.15 朱色(しゅいろ):6R 5.5/14、系統色名「あざやかな黄みの赤」(基本色名 赤)

  4. 問4.「山吹色(やまぶきいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.黄系
    • イ.青系
    • ウ.緑系
    • エ.紫系

    正解:ア.黄系

    解説:山吹色は山吹の花に由来する、赤みを帯びた鮮やかな黄系の色をいう。植物由来の和色名で、小判の色のたとえにも使われる。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.54 山吹色(やまぶきいろ):10YR 7.5/13、系統色名「あざやかな赤みの黄」(基本色名 黄) / #日常に色彩を COLOR YOUR LIFE 2022 Spring(色彩検定協会) 春のテーマ色「山吹色(やまぶきいろ)」の解説

  5. 問5.「萌黄」の読みと系統の組み合わせとして正しいものはどれか。

    • ア.もえぎ・黄緑系
    • イ.ほうおう・赤系
    • ウ.もえぎ・青系
    • エ.ばんりょく・暗い緑系

    正解:ア.もえぎ・黄緑系

    解説:萌黄は「もえぎ」と読み、春に芽吹く若葉のような冴えた黄緑系の色をいう。植物の芽生えに由来する和色名である。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.74 萌黄(もえぎ):4GY 6.5/9、系統色名「つよい黄緑」(基本色名 黄緑)

  6. 問6.「浅葱色(あさぎいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.赤系
    • イ.青緑〜青系
    • ウ.黄系
    • エ.紫系

    正解:イ.青緑〜青系

    解説:浅葱色は「あさぎいろ」と読み、薄いネギの葉のような青緑から青系のさわやかな色をいう。新選組の羽織の色としても知られる。

    根拠: デジタル大辞泉「浅葱」(コトバンク) 浅葱 語義1

  7. 問7.「群青(ぐんじょう)」はどの系統の色か。

    • ア.赤系
    • イ.黄系
    • ウ.青系
    • エ.緑系

    正解:ウ.青系

    解説:群青は鉱物の藍銅鉱(アズライト)に由来する、あざやかで深い青系の色をいう。日本画の顔料として古くから重んじられた。

  8. 問8.「藍色(あいいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.赤系
    • イ.緑系
    • ウ.青系
    • エ.紫系

    正解:ウ.青系

    解説:藍色は藍という植物染料に由来する、暗く深い青系の色をいう。植物由来の代表的な和色名で、いわゆるジャパンブルーの基調である。

    根拠: 色名がわかる辞典(講談社)「藍色」/デジタル大辞泉(小学館)/コトバンク 「藍色」の項

  9. 問9.「桜色(さくらいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.濃い赤系
    • イ.黄系
    • ウ.青系
    • エ.淡い赤系

    正解:エ.淡い赤系

    解説:桜色は桜の花びらのような、ごく淡く明るい赤系(淡いピンク)の色をいう。植物由来の和色名で、春を象徴する柔らかな色である。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.3 桜色(さくらいろ):10RP 9/2.5、系統色名「ごくうすい紫みの赤」(基本色名 赤)

  10. 問10.色名の由来による分類で、「茜色」「萌黄」「桜色」に共通する由来はどれか。

    • ア.動物由来
    • イ.植物由来
    • ウ.鉱物由来
    • エ.地名由来

    正解:イ.植物由来

    解説:茜色はアカネ(アカネ科の植物)の根から採った染料の色、萌黄は草木の若い芽が萌え出るような黄緑、桜色はヤマザクラの花のような淡い紅色を表す色名で、いずれも植物に由来する。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名(茜色・萌黄・桜色) / コトバンク『色名がわかる辞典』「茜色」 アカネ科アカネの根から採った染料の染色 / コトバンク『色名がわかる辞典』「萌黄」 草木の若い芽が萌えいずるような、わずかに青みがかった黄緑 / コトバンク『色名がわかる辞典』「桜色」 バラ科ヤマザクラの花が咲き誇る姿のような、淡い紅色を表す伝統色名

  11. 問11.色名の由来による分類で、「鴇色」「鶯色」に共通する由来はどれか。

    • ア.植物由来
    • イ.自然現象由来
    • ウ.染料由来
    • エ.動物由来

    正解:エ.動物由来

    解説:鴇色(トキ)も鶯色(ウグイス)も鳥の羽の色に由来する。これらは動物由来の和色名に分類される。

    根拠: Highlighting Japan 2020年4月号「佐渡の空を舞うトキ」(政府広報オンライン) 本文(トキの羽の色と「鴇色」)

  12. 問12.色名の由来による分類で、「群青」「朱色」のように、もとになった材料に由来する分類はどれか。

    • ア.人名由来
    • イ.地名由来
    • ウ.植物由来
    • エ.鉱物・顔料由来

    正解:エ.鉱物・顔料由来

    解説:群青は藍銅鉱、朱色は辰砂という鉱物(顔料)に由来する。これらは鉱物・顔料由来の色名に分類される。

  13. 問13.外来色名「バーミリオン(vermilion)」はどの系統の色か。

    • ア.緑系
    • イ.青系
    • ウ.赤系
    • エ.紫系

    正解:ウ.赤系

    解説:バーミリオンはやや黄みを帯びた鮮やかな赤系の色で、和名の朱色に近い。鉱物の辰砂(朱)に由来する顔料名でもある。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.166 バーミリオン:6R 5.5/14、系統色名「あざやかな黄みの赤」(基本色名 赤) / 色彩検定 x すけぶ交流会「色の参考にしてみよう」(3級の慣用色・2級の慣用色) 外来色名の一覧(バーミリオン vermilion E15F48、RGB 225/95/72)

  14. 問14.外来色名「スカーレット(scarlet)」はどの系統の色か。

    • ア.青系
    • イ.赤系
    • ウ.黄系
    • エ.緑系

    正解:イ.赤系

    解説:スカーレットは、JIS Z 8102 の慣用色名で「あざやかな黄みの赤」(7R 5/14)とされる外来色名で、基本色名は赤である。やや黄みを帯びた、あざやかな赤系の色である。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名(2020年確認) 付表1 慣用色名 no.167 スカーレット

  15. 問15.外来色名「カーマイン(carmine)」はどの系統の色か。

    • ア.青系
    • イ.赤系
    • ウ.黄系
    • エ.緑系

    正解:イ.赤系

    解説:カーマインはコチニールという昆虫から得られる染料に由来する外来色名。JIS慣用色名(JIS Z 8102)では4R 4/14、系統色名は「あざやかな赤」で、基本色名は赤である。

    根拠: 色名がわかる辞典「カーマイン」の解説(講談社、コトバンク掲載) 「カーマイン【carmine】」の項

  16. 問16.外来色名「マゼンタ(magenta)」はどの系統の色か。

    • ア.赤紫系
    • イ.青緑系
    • ウ.黄緑系
    • エ.青系

    正解:ア.赤紫系

    解説:マゼンタは鮮やかな赤紫系の色で、色の三原色(CMY)のひとつでもある。地名(イタリアのマジェンタ)に由来する色名である。

  17. 問17.外来色名「エメラルドグリーン(emerald green)」はどの系統の色か。

    • ア.緑系
    • イ.青緑系
    • ウ.黄緑系
    • エ.青系

    正解:ア.緑系

    解説:エメラルドグリーンは宝石のエメラルドに由来する外来色名で、JIS慣用色名(JIS Z 8102)の系統色名は「つよい緑」、基本色名は緑である。青みや黄みを帯びた青緑・黄緑の系統ではない。

    根拠: コトバンク「エメラルドグリーン」(辞典の用語解説) エメラルドグリーン【emerald green】の項

  18. 問18.外来色名「オリーブ(olive)」はどの系統の色か。

    • ア.黄緑系
    • イ.黄系
    • ウ.緑系
    • エ.黄赤系

    正解:イ.黄系

    解説:JIS慣用色名(JIS Z 8102)でオリーブは7.5Y 3.5/4、系統色名は「暗い緑みの黄」で、基本色名は黄である。緑みを帯びて見えるが黄の系統の色で、名前の似たオリーブグリーン(暗い灰みの黄緑)は黄緑の系統に入る。

    根拠: 色名がわかる辞典「オリーブ」(コトバンク) 「オリーブ【olive】」の項 / 色名がわかる辞典「オリーブグリーン」(コトバンク) 「オリーブグリーン【olive green】」の項

  19. 問19.外来色名「カーキ(khaki)」はどのような色か。

    • ア.鮮やかな赤系
    • イ.純白に近い色
    • ウ.明るい青系
    • エ.くすんだ黄〜茶系

    正解:エ.くすんだ黄〜茶系

    解説:カーキはくすんだ黄から茶系の色で、土ぼこりを意味する語に由来する。軍服の色として広まった、落ち着いた中間色である。

    根拠: デジタル大辞泉「カーキ色」(コトバンク) カーキ色の用語解説

  20. 問20.外来色名「ベージュ(beige)」はどのような色か。

    • ア.鮮やかな緑系
    • イ.明るい灰みの黄系
    • ウ.濃い青系
    • エ.暗い紫系

    正解:イ.明るい灰みの黄系

    解説:ベージュは、明るい灰みを帯びた黄系の色である。JIS の慣用色名では 10YR 7/2.5、系統色名は「明るい灰みの赤みを帯びた黄」で、基本色名は黄である。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名 No.193 ベージュ:10YR 7/2.5、系統色名「明るい灰みの赤みを帯びた黄」(基本色名 黄)

  21. 問21.外来色名「セピア(sepia)」はどの系統の色か。

    • ア.茶系
    • イ.青系
    • ウ.緑系
    • エ.紫系

    正解:ア.茶系

    解説:セピアは暗い茶系の色をいう。もとはイカ墨に由来する顔料名で、古写真の色合いとして知られる。動物由来の色名でもある。

    根拠: コトバンク「セピア」(デジタル大辞泉、精選版 日本国語大辞典、色名がわかる辞典〔講談社〕) 「セピア」の項(デジタル大辞泉・色名がわかる辞典)

  22. 問22.外来色名「サーモンピンク(salmon pink)」はどの系統の色か。

    • ア.青みの淡い色
    • イ.黄みを帯びた淡い赤系
    • ウ.緑みの淡い色
    • エ.純粋な紫系

    正解:イ.黄みを帯びた淡い赤系

    解説:サーモンピンクは鮭の身のような、やや黄みを帯びた淡い赤系(オレンジがかったピンク)の色をいう。動物由来の色名である。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 11.1、付表1 慣用色名(外来色名にサーモンピンクが載っている)

  23. 問23.「藍色」「縹色」「浅葱色」に共通する由来として最も適切なものはどれか。

    • ア.金属由来
    • イ.動物由来
    • ウ.人名由来
    • エ.染料由来

    正解:エ.染料由来

    解説:藍色・縹色・浅葱色はいずれも藍染による青系の色で、染料(藍)に由来する色名である。濃淡の違いでそれぞれ呼び分けられた。

    根拠: 藍色(アイイロ) - コトバンク(精選版 日本国語大辞典/デジタル大辞泉/色名がわかる辞典) 「藍色」の項 / 縹色(ハナダイロ) - コトバンク(精選版 日本国語大辞典/デジタル大辞泉/色名がわかる辞典) 「縹色」の項

  24. 問24.「利休鼠」のように、特定の人物にちなんで呼ばれることがある色名の由来分類はどれか。

    • ア.地名由来
    • イ.人名由来
    • ウ.自然現象由来
    • エ.鉱物由来

    正解:イ.人名由来

    解説:利休鼠の「利休」は茶人千利休にちなむとされ、人名にゆかりのある色名とされる。色名の由来には人名にちなむものもある。

    根拠: 利休鼠(コトバンク:デジタル大辞泉・日本大百科全書・色名がわかる辞典) 「利休鼠」の項

  25. 問25.「プルシャンブルー」のように、地名・国名に由来する外来色名として最も適切なものはどれか。

    • ア.セピア
    • イ.マゼンタ
    • ウ.アイボリー
    • エ.サーモンピンク

    正解:イ.マゼンタ

    解説:マゼンタはイタリアの地名マジェンタ(1859年のマジェンタの戦い)に由来する地名由来の色名。プルシャンブルーもプロイセン(地名・国名)に由来する。一方、セピアはイカの墨、アイボリーは象牙、サーモンピンクは鮭の身の色で、いずれも生物・物質に由来する色名である。

    根拠: マゼンタとは(色名がわかる辞典・デジタル大辞泉) - コトバンク マゼンタ の項 / セピアとは(デジタル大辞泉・色名がわかる辞典) - コトバンク セピア の項

  26. 問26.「瑠璃色(るりいろ)」はどの系統の色か。

    • ア.赤系
    • イ.紫みの青系
    • ウ.黄緑系
    • エ.茶系

    正解:イ.紫みの青系

    解説:瑠璃色は宝石の瑠璃(ラピスラズリ)に由来する和色名で、濃い紫みの青を指します。群青や藍色と同じく青系の色名です。

  27. 問27.次の和色名のうち、青系ではないものはどれか。

    • ア.山吹色
    • イ.群青
    • ウ.藍色
    • エ.縹色

    正解:ア.山吹色

    解説:藍色・群青・縹色はいずれも青系の和色名である。一方、山吹色は赤みを帯びた鮮やかな黄系で、青系には含まれない。

    根拠: JIS Z 8102:2001 物体色の色名 付表1 慣用色名(p.20〜21)