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色彩検定3級「光と色」の出題ポイント解説

実際の色味の見分けは図版を伴うため、本ページでは用語・理論を中心に解説します。色の識別は公式テキスト併用を推奨します。色彩検定3級の「光と色」は、色がなぜ見えるのかという仕組みを問う章です。光・物体・眼(視覚)の3要素、眼の構造と視細胞、可視光と波長、光源色と物体色、そして加法混色・減法混色の違いが頻出ポイントです。色彩学全体の土台になるので、用語を正確に押さえましょう。

※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず色彩検定協会(AFT) 公式情報でご確認ください。

色が見える3つの要素

私たちが色を感じるには、次の3つがそろっている必要があります。どれか一つでも欠けると色は見えません。

眼の構造と視細胞

網膜にある視細胞が光を受け取ります。タイプによって役割が異なります。

視細胞はたらき特徴
錐体(すいたい)色を感じるL錐体(長波長・赤)・M錐体(中波長・緑)・S錐体(短波長・青)の3種。明るい所ではたらく
桿体(かんたい)明暗を感じる色は感じないが感度が高く、暗い所ではたらく

明るい場所で錐体がはたらく見え方を明所視、暗い場所で桿体が中心になる見え方を暗所視といいます。暗くなるにつれ、赤が暗く青緑が明るく見えるように相対的な明るさが変化する現象をプルキンエ現象といいます。

可視光と波長

人が色として感じられる光を可視光(可視放射)といい、波長はおよそ380nm〜780nmの範囲です。波長の長短で色みが変わります。

波長(おおよそ)見える色
長い(約700nm前後)
中ぐらい(約500〜600nm)黄・緑
短い(約450nm前後)青・紫

白色光をプリズムで分けると、波長順に色が並ぶ帯(スペクトル)が現れます。380nmより短い光は紫外線、780nmより長い光は赤外線で、いずれも目には見えません。

光源色と物体色

光源の色みは色温度で表され、単位はケルビン(K)です。色温度が低いほど赤みのある光(電球色など)、高いほど青みのある光(昼光色など)になります。

3種類の混色

色を混ぜると別の色ができます。混ぜ方によって明るさの変化が異なるのが重要なポイントです。

混色三原色特徴
加法混色赤(R)・緑(G)・青(B)光を重ねる混色。混ぜるほど明るくなり、3色すべてで白になる。テレビ・ディスプレイ・舞台照明など
減法混色シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)色料(絵の具・インク)を混ぜる混色。混ぜるほど暗くなり、3色すべてで黒に近づく。印刷・絵の具など
中間混色混ぜた色の中間の明るさに見える。回転混色(回転円板)と併置加法混色(細かい点の集合)がある

この章を覚えるコツ

用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。基礎を押さえたら、色の表示(PCCS)の章に進みましょう。

この章の理解を問題で確認しよう!
→ この章の一問一答50問に挑戦

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